JP2009196605A - 車両用シート - Google Patents
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Abstract
【課題】乗員の着座状態でも使用することを可能にするとともに、乗員に違和感を与えることなく小物を収容できる収納スペースを可能にする。
【解決手段】乗員が着座するシートクッション21と、乗員の背中を支持するシートバック22とからなるシート体17を有し、このシート体17の側面に設けられ、シート体17と車体壁16との空間を埋めるサイドボルスター24,25を備えた車両用シート20において、サイドボルスター24は、内部を中空とした基材31と、この基材31を覆う表皮材33から構成され、基材31の前面に、中空の内部と連通する連通孔35が設けられ、表皮材33に、連通孔35に臨ます開口部44が設けられた。
【選択図】図2
【解決手段】乗員が着座するシートクッション21と、乗員の背中を支持するシートバック22とからなるシート体17を有し、このシート体17の側面に設けられ、シート体17と車体壁16との空間を埋めるサイドボルスター24,25を備えた車両用シート20において、サイドボルスター24は、内部を中空とした基材31と、この基材31を覆う表皮材33から構成され、基材31の前面に、中空の内部と連通する連通孔35が設けられ、表皮材33に、連通孔35に臨ます開口部44が設けられた。
【選択図】図2
Description
本発明は、物品を収納することができる収納部を備えた車両用シートに関するものである。
車両用シートとして、シートバックと、シートクッションとから構成された車両後部シートが知られている。
この種の車両用シートは、シートバックにアームレストが収納自在に設けられたり、この収納したアームレストの後部にトランクスルーとなる扉を設けることがあった。
この種の車両用シートは、シートバックにアームレストが収納自在に設けられたり、この収納したアームレストの後部にトランクスルーとなる扉を設けることがあった。
このような車両用シートとして、シートバックに小物収納部が設けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−333780公報
特許文献1の車両用シートは、シートバックと、シートクッションとから構成され、シートバックを、シート表面側に且つ着座した乗員の背中に相当する部位に凹部が形成されたシート本体部と、このシート本体部に車体上下方向に開閉可能なヒンジが設けられ、このヒンジを介して回転自在に取付けられ、凹部を覆うとともに裏面に小物収納部が設けられたサブシートとから構成し、シート本体部からサブシートを引き出したときに、車室内に小物収納部が露出されるようにしたものである。
しかし、車両用シートでは、小物収納部が着座した乗員の背中に相当する部位に設けられるものであり、乗員の着座状態では小物収納部を開口することはできない。従って、小物収納部の使い勝手が損なわれることがあった。
また、車両用シートでは、小物収納部が車体上下方向のヒンジを介して開閉自在に取付けられたものであり、小物収納部の開閉のためのスペースを大きく必要であり、乗員に違和感を与えることもあった。
また、車両用シートでは、小物収納部が車体上下方向のヒンジを介して開閉自在に取付けられたものであり、小物収納部の開閉のためのスペースを大きく必要であり、乗員に違和感を与えることもあった。
本発明は、乗員の着座状態でも使用することができるとともに、乗員に違和感を与えることなく小物を収容できる収納スペースを備えた車両用シートを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、乗員が着座するシートクッションと、乗員の背中を支持するシートバックとからなるシート体を有し、このシート体の側面に設けられ、シート体と車体壁との空間を埋めるサイドボルスターを備えた車両用シートにおいて、サイドボルスターは、内部を中空とした基材と、この基材を覆う表皮材から構成され、基材の前面に、中空の内部と連通する連通孔が設けられ、表皮材に、連通孔に臨ます開口部が設けられたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、表皮材に、開口部と連通した袋体が設けられ、この袋体を基材の中空の内部に収納したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、表皮材が、シート体側に設けられるシート側表皮部と、このシート側表皮部に縫合され、シート体の対向側に設けられる側壁側表皮部とからなり、これらのシート側表皮部及び側壁側表皮部の縫合された部位に開口部が設けられたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、車両用シートが、乗員の背中を支持するシートバックとからなるシート体を有し、このシート体の側面に設けられ、シート体と車体壁との空間を埋めるサイドボルスターを備える。さらに、サイドボルスターは、内部を中空とした基材と、この基材を覆う表皮材から構成される。
基材の前面に、中空の内部と連通する連通孔が設けられ、表皮材に、連通孔に臨ます開口部が設けられたので、表皮材の開口部から連通孔を介して基材内部に小物(収納品)を挿入することができる。
すなわち、基材の前面に、中空の内部と連通する連通孔が設けられ、表皮材に、連通孔に臨ます開口部が設けられたので、乗員の着座状態でも表皮材の開口部を使用することができる。また、サイドボルスターは車体壁側に設けられるので、乗員に違和感を与えることなく、例えば、収納スペースを形成することができる。
基材の前面に、中空の内部と連通する連通孔が設けられ、表皮材に、連通孔に臨ます開口部が設けられたので、表皮材の開口部から連通孔を介して基材内部に小物(収納品)を挿入することができる。
すなわち、基材の前面に、中空の内部と連通する連通孔が設けられ、表皮材に、連通孔に臨ます開口部が設けられたので、乗員の着座状態でも表皮材の開口部を使用することができる。また、サイドボルスターは車体壁側に設けられるので、乗員に違和感を与えることなく、例えば、収納スペースを形成することができる。
請求項2に係る発明では、表皮材に、開口部と連通した袋体が設けられ、この袋体を基材の中空の内部に収納したので、開口部から袋体に小物物品を収納することができる。
請求項3に係る発明では、表皮材が、シート体側に設けられるシート側表皮部と、このシート側表皮部に縫合され、シート体の対向側に設けられる側壁側表皮部とから構成される。
シート側表皮部及び側壁側表皮部の縫合された部位に開口部が設けられたので、開口部が目立ちにくく、小物収納部を見栄えよく形成することができる。
シート側表皮部及び側壁側表皮部の縫合された部位に開口部が設けられたので、開口部が目立ちにくく、小物収納部を見栄えよく形成することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両用シートを採用した車室の斜視図である。
車両10は、車体11の略中央に車室12が設けられる。
車室12は、運転者のための運転席シート14と、乗員のための助手席シート15と、これらの運転席シート14及び助手席シート15の後方にシート体(後部シート)17とが設けられる。
図1は本発明に係る車両用シートを採用した車室の斜視図である。
車両10は、車体11の略中央に車室12が設けられる。
車室12は、運転者のための運転席シート14と、乗員のための助手席シート15と、これらの運転席シート14及び助手席シート15の後方にシート体(後部シート)17とが設けられる。
シート体(後部シート)17は、乗員が着座するシートクッション21と、乗員の背中を支持するシートバック22とから構成される。
シートバック22の側面にシートバック22と車体壁16(図2参照)との空間を埋める左右のサイドボルスター24,25を備える。
すなわち、シートクッション21及びシートバック22で構成されるシート体(後部シート)17と、左右のサイドボルスター24,25で車両用シート20が構成される。
シートバック22の側面にシートバック22と車体壁16(図2参照)との空間を埋める左右のサイドボルスター24,25を備える。
すなわち、シートクッション21及びシートバック22で構成されるシート体(後部シート)17と、左右のサイドボルスター24,25で車両用シート20が構成される。
「ボルスター」は、長まくら、まくらばりや受け台など支持物を意味する用語であり、左右のサイドボルスター24,25は、シートバック22と車体壁16との空間を埋める部材である。
図2は図1の2−2線断面図であり、図3は図1の3−3線断面図であり、図4は図1に示された車両用シートのサイドボルスター主要部品の分解斜視図である。なお、図2〜図4において、白抜き矢印Lは車両10(図1参照)の左側を示し、白抜き矢印Rは車両の右側を示す。
左のサイドボルスター24(以下、「サイドボルスター24」と記載する)は、詳細には、シートバック22の側方に設けられる部材であり、車体壁16に支持される基材31と、この基材31にクッション材32を介して取付けられ、基材31を覆う表皮材33とからなる。
左のサイドボルスター24(以下、「サイドボルスター24」と記載する)は、詳細には、シートバック22の側方に設けられる部材であり、車体壁16に支持される基材31と、この基材31にクッション材32を介して取付けられ、基材31を覆う表皮材33とからなる。
基材31は、樹脂で形成されるとともに内部が中空に形成された部材であり、表皮材33の構成部品を臨ます連通孔35と、表皮材33の上を係止するとともに車体壁16に取付けられる上部取付部36Aと、表皮材33の下を係止するとともに車体壁16に取付けられる下部取付部36Bと、表皮材33に左の上部及び左の中央を係止する左係止凸部38A,38Aと、表皮材33に左の下部を係止する左係止凹部38Bと、表皮材33に右の上部及び右の中央を係止する左係止凸部39Aと、表皮材33に右の下部を係止する右係止凹部39Bと、車体壁16に当接させる第1〜第3の当接ボス37a〜37cとが設けられる。
クッション材32は、基材31に沿わせて形成された部材であり、連通孔35に沿わせた逃げ孔部41が形成される。
表皮材33は、シートバック22側に設けられるシート側表皮部42と、このシート側表皮部42に縫合され、シートバック22の対向側に設けられる側壁側表皮部43と、これらのシート側表皮部42と側壁側表皮部43との間に設けられるとともに、基材31の連通孔35の臨ました開口部44と、この開口部44に連通するとともに、基材31の連通孔35を介して基材31の中空の内部に収納する袋体45と、開口部44に設けられ、開口部44を開放する若しくは閉鎖するファスナ46と、シート側表皮部42及び側壁側表皮部43の上部に渡って延出される上延出部50Aと、この上延出部50Aに開けられ、上部取付部36Aに係止される上係止孔47Aと、シート側表皮部42及び側壁側表皮部43の下部に渡って延出される下延出部50Bと、この下延出部50Bに開けられ、下部取付部36Bに係止される下係止孔47Bと、側壁側表皮部43のサイドエッジ43aの上部及び中央に設けられ、左係止凸部38A,38Aに係止される左枠体48A,48Aと、側壁側表皮部43のサイドエッジ43aの下部に設けられ、左係止凸部39Aに係止される左爪体49Aと、シート側表皮部42のサイドエッジ42aに設けられ、右係止凸部38B,38Bに係止される右枠体48B,48B、シート側表皮部42のサイドエッジ42aの下部に設けられ、右係止凸部39Bに係止される右爪体49Bととからなる。
シート側表皮部42及び側壁側表皮部43は布地にて形成される。
袋体45は、布地にて形成されシート側表皮部42及び側壁側表皮部43に縫合される。また、袋体45は好ましくは、防水加工を施されたものがよい。
袋体45は、布地にて形成されシート側表皮部42及び側壁側表皮部43に縫合される。また、袋体45は好ましくは、防水加工を施されたものがよい。
爪体47,47は、シート側表皮部42及び側壁側表皮部43の上下に縫合されるものである。
左枠体48A,48A及び左爪体49Aは、側壁側表皮部43に縫合される。右枠体48B,48B及び右爪体49Bは、シート側表皮部42に縫合される。左・右枠体48A,48A,48B,48Bは、同一形状の部材であり、左・右爪体49A,49Bは、同一形状の部材である。
左枠体48A,48A及び左爪体49Aは、側壁側表皮部43に縫合される。右枠体48B,48B及び右爪体49Bは、シート側表皮部42に縫合される。左・右枠体48A,48A,48B,48Bは、同一形状の部材であり、左・右爪体49A,49Bは、同一形状の部材である。
ファスナ46は、前述の通り開口部44に設けられるものであって、シート側表皮部42及び側壁側表皮部43に縫合される。
なお、シート側表皮部42、側壁側表皮部43、開口部44、袋体45及びファスナ46で小物収納部26が構成される。
なお、シート側表皮部42、側壁側表皮部43、開口部44、袋体45及びファスナ46で小物収納部26が構成される。
図5(a),(b)は図1に示された車両用シートのサイドボルスターへ小物を収納する開始時の作用説明図である。
(a)において、ファスナ46を矢印a1の如く引く。
(b)において、開放した開口部44に収納品(取扱マニュアル)51を矢印a2の如く臨ます。
(a)において、ファスナ46を矢印a1の如く引く。
(b)において、開放した開口部44に収納品(取扱マニュアル)51を矢印a2の如く臨ます。
図6(a),(b)は図1に示された車両用シートのサイドボルスターへ小物を収納する終了時の作用説明図である。
(a)において、開口部44から袋体45(図3参照)に収納品51を矢印a3の如く押し込む。
(b)において、ファスナ46を矢印a4の如く締め、収納品51の収納を完了する。
(a)において、開口部44から袋体45(図3参照)に収納品51を矢印a3の如く押し込む。
(b)において、ファスナ46を矢印a4の如く締め、収納品51の収納を完了する。
図7(a)〜(e)は図1に示された車両用シートのサイドボルスターへ収納する収納品の例示の説明図である。
(a)において、収納品としての車両10(図1参照)の取扱マニュアル51が示され、後部シート20に着座した乗員は車両10の走行中でも必要に応じて確認したい事項を即座に調べることができる。
(b)において、収納品としての財布52が示され、例えば、駐車場から出庫するときに即座に運転者に小銭を提供することや、ドライブスルーでの支払い等も財布の収納場所に迷うこともない。
(a)において、収納品としての車両10(図1参照)の取扱マニュアル51が示され、後部シート20に着座した乗員は車両10の走行中でも必要に応じて確認したい事項を即座に調べることができる。
(b)において、収納品としての財布52が示され、例えば、駐車場から出庫するときに即座に運転者に小銭を提供することや、ドライブスルーでの支払い等も財布の収納場所に迷うこともない。
(c)において、収納品としての車両用リモコン53が示され、後部シート20に着座した乗員の手元に車両用リモコンを保持しておくことができる。
(d)において、収納品としてのゲーム機54が示され、後部シート20に着座した乗員は渋滞時等にゲームを楽しむことができる。
(e)において、収納品としてのタオル55が示され、その他、紙おむつなどの子供連れの乗員は子供の世話をするための用品を収納することもできる。
なお、袋体45(図2参照)に防水加工を施したもととする場合には、例えば、折り畳み傘などのぬれた物などを収納することもできる。
(d)において、収納品としてのゲーム機54が示され、後部シート20に着座した乗員は渋滞時等にゲームを楽しむことができる。
(e)において、収納品としてのタオル55が示され、その他、紙おむつなどの子供連れの乗員は子供の世話をするための用品を収納することもできる。
なお、袋体45(図2参照)に防水加工を施したもととする場合には、例えば、折り畳み傘などのぬれた物などを収納することもできる。
図1〜図3に示されたように、後部シート(シート体)17は、乗員が着座するシートクッション21と、乗員の背中を支持するシートバック22とから構成される。シートバック22の側面に、シートバック22と車体壁16との空間を埋めるサイドボルスター24を備える。さらに、サイドボルスター24は、内部を中空とした基材31と、この基材31を覆う表皮材33から構成される。
基材31の前面に、中空の内部と連通する連通孔35が設けられ、表皮材33に、連通孔35に臨ます開口部44が設けられたので、表皮材33の開口部44から連通孔35を介して基材31内部に小物(収納品)を挿入することができる。
すなわち、基材31の前面に、中空の内部と連通する連通孔35が設けられ、表皮材33に、連通孔35に臨ます開口部44が設けられたので、乗員の着座状態でも表皮材33の開口部44を使用することができる。また、サイドボルスターは車体壁16側に設けられるので、乗員に違和感を与えることなく、例えば、小物収納部(収納スペース)を形成することができる。
車両用シート20では、表皮材33に、開口部44と連通した袋体45が設けられ、この袋体45を基材31の中空の内部に収納したので、開口部44から袋体45に小物(収納品)を収納することができる。
車両用シート20では、表皮材33が、シートバック22側に設けられるシート側表皮部42と、このシート側表皮部42に縫合され、シートバック22の対向側に設けられる側壁側表皮部43とから構成される。
シート側表皮部42及び側壁側表皮部43の縫合された部位に開口部44が設けられたので、開口部44が目立ちにくく、小物収納部26を見栄えよく形成することができる。
シート側表皮部42及び側壁側表皮部43の縫合された部位に開口部44が設けられたので、開口部44が目立ちにくく、小物収納部26を見栄えよく形成することができる。
図8は本発明に係る第2実施例の車両用シートの斜視図である。なお、後部シート(車両用シート)20に使用した部品と同一の部品は同一の符号を用い詳細な説明は省略する。
車両用シート60は、シートクッション(不図示)及びシートバック62を有するシート体67と、左のサイドボルスター64及び右のサイドボルスター(不図示)とから構成される。
車両用シート60は、シートクッション(不図示)及びシートバック62を有するシート体67と、左のサイドボルスター64及び右のサイドボルスター(不図示)とから構成される。
左のサイドボルスター64及び右のサイドボルスター(不図示)は、シートバック62の側方に配置され、シートバック62と車体壁16(図2参照)との空間を埋める。
サイドボルスター64は、図2に示された車両用シート20と略同一構成の部材であり、基材(不図示)と、表皮材73とからなる。
サイドボルスター64では、表皮材73に設けられる開口部74がスリット状に形成され、ファスナなどの止着部を設けなくしている。これにより、収納品51〜55(図7(a)〜(e)参照)の出し入れを頻繁に行うときの利便性が向上する。
サイドボルスター64では、表皮材73に設けられる開口部74がスリット状に形成され、ファスナなどの止着部を設けなくしている。これにより、収納品51〜55(図7(a)〜(e)参照)の出し入れを頻繁に行うときの利便性が向上する。
図9(a),(b)は本発明に係る第3実施例の車両用シートの斜視図である。なお、後部シート(車両用シート)20に使用した部品と同一の部品は同一の符号を用い詳細な説明は省略する。
車両用シート80は、シートクッション(不図示)及びシートバック82を有するシート体87と、左のサイドボルスター84及び右のサイドボルスター(不図示)とから構成される。
車両用シート80は、シートクッション(不図示)及びシートバック82を有するシート体87と、左のサイドボルスター84及び右のサイドボルスター(不図示)とから構成される。
左のサイドボルスター84及び右のサイドボルスター(不図示)は、シートバック82の側方に配置され、シートバック82と車体壁16(図2参照)との空間を埋める。
図9(a),(b)に示されたように、サイドボルスター84は、図2に示された車両用シート20と略同一構成の部材であり、基材(不図示)と、表皮材93とからなる。
サイドボルスター84では、表皮材93に設けられる開口部94に、袋体95を覆うカバー体96が設けられる。カバー体96は、表皮材93に複数の面ファスナ97で係止される。
サイドボルスター84では、表皮材93に設けられる開口部94に、袋体95を覆うカバー体96が設けられる。カバー体96は、表皮材93に複数の面ファスナ97で係止される。
図9(b)に示されたように、カバー体96を矢印b1の如く持ち上げることで、収納品51〜55(図7(a)〜(e)参照)の確認が容易に行うことができる。
尚、本発明に係る車両用シート20は、図1に示すように、開口部44をファスナ46で開放若しくは閉鎖するように形成し、図8に示すように、開口部74をポケット状に形成し、図9に示すように、開口部94(袋体95)をカバー体96で覆うようにしたが、これらは例示であり、適宜、組合わせることを妨げるものではない。
本発明に係る車両用シートは、図1に示すように、左のサイドボルスター24に開口部44が設けられたが、これに限るものではなく、右のサイドボルスター25に設けられるものであってもよい。
本発明に係る車両用シートは、図1に示すように、車両用シートは後部シート20であったが、これに限るものではなく、サイドボルスターが設けられる部位の車両用シートであればよい。
また、本発明に係る車両用シートは、シートバック22の側面にサイドボルスター24を設けた構成としたが、シートクッションの側面にサイドボルスターを設ける場合においても、シートバックと同様に収納スペースを設けることができる。
また、本発明に係る車両用シートは、シートバック22の側面にサイドボルスター24を設けた構成としたが、シートクッションの側面にサイドボルスターを設ける場合においても、シートバックと同様に収納スペースを設けることができる。
本発明に係る車両用シートは、セダンなどの乗用車に採用するのに好適である。
16…車体壁、17…シート体、20…車両用シート(後部シート)、21…シートクッション、24…サイドボルスター、26…小物収納部、31…基材、33…表皮材、35…連通孔、42…シート側表皮部、43…側壁側表皮部、44…開口部。
Claims (3)
- 乗員が着座するシートクッションと、乗員の背中を支持するシートバックとからなるシート体を有し、このシート体の側面に設けられ、シート体と車体壁との空間を埋めるサイドボルスターを備えた車両用シートにおいて、
前記サイドボルスターは、内部を中空とした基材と、この基材を覆う表皮材から構成され、
前記基材の前面に、中空の内部と連通する連通孔が設けられ、前記表皮材に、前記連通孔に臨ます開口部が設けられたことを特徴とする車両用シート。 - 前記表皮材に、前記開口部と連通した袋体が設けられ、この袋体を前記基材の中空の内部に収納したことを特徴とする請求項1記載の車両用シート。
- 前記表皮材は、前記シート体側に設けられるシート側表皮部と、このシート側表皮部に縫合され、前記シート体の対向側に設けられる側壁側表皮部とからなり、これらのシート側表皮部及び側壁側表皮部の縫合された部位に前記開口部が設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用シート。
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