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JP2009186800A - 表示装置および表示装置のフリッカ判定方法。 - Google Patents

表示装置および表示装置のフリッカ判定方法。 Download PDF

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JP2009186800A
JP2009186800A JP2008027289A JP2008027289A JP2009186800A JP 2009186800 A JP2009186800 A JP 2009186800A JP 2008027289 A JP2008027289 A JP 2008027289A JP 2008027289 A JP2008027289 A JP 2008027289A JP 2009186800 A JP2009186800 A JP 2009186800A
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JP2008027289A
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English (en)
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Toru Fukui
徹 福井
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Epson Imaging Devices Corp
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Epson Imaging Devices Corp
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Publication date
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Abstract


【課題】 輝度の不均一と輝度の変化を定量化してフリッカ判定する。
【解決手段】 Nフレーム中にK階調の補正をN1フレーム行い、K+1階調の補正をN
−N1フレーム行い、1ブロックをA個のサブ画素とし、1周期のNフレームでK階調の
補正とK+1階調の補正を行う順序を定めた配置番号を1からNまで設定し、緑色のサブ
画素の輝度は赤色のサブ画素と青色のサブ画素の輝度のL倍として計算し、判定対象のサ
ブ画素とその近接サブ画素の数が合計Bとなるグループを1ブロック内に設定し、1ブロ
ックの全サブ画素の補正はK階調の補正をN−1フレーム行い、K+1階調の補正を1フ
レーム行うと仮定したとき、1ブロックの全サブ画素に、1グループの1サブ画素の平均
輝度が1ブロックにおける1サブ画素の平均輝度と略同じになるときがNフレーム中に少
なくとも1回はある、配置番号の1ブロックへの割り当てパターンとする。
【選択図】 図20

Description

本発明は、2つの個別画像を視方向により夫々判別可能な画面を同一画面に表示する表
示装置に関し、特に1階調未満のクロストーク補正を行う表示装置および表示装置のフリ
ッカ判定方法に関する。
従来より、液晶表示装置や有機EL表示装置は、テレビ受像機や情報機器等に搭載される
表示装置として、広く使用されている。これらの表示装置のカラーの画素はRGB3つの
サブ画素で構成される。夫々のサブ画素はデジタルの階調データを有し、ドライバは階調
データをアナログの駆動電圧に変換し、この駆動電圧に応じた輝度でサブ画素が発光する
。このように、サブ画素の輝度を指定する階調データは整数である。
したがって、表示装置に入力される画像の階調データは整数であるが、クロストーク補
正やフリッカ処理などで階調データを演算すると、小数になることがある。このために、
小数を整数にする分、所望する輝度と誤差が生じるという問題があった。
そこで、その誤差を低減させるために、FRC(Frame Rate Control)が考えられた(
特許文献参照、特許文献2参照)。FRCは、異なる階調の複数のフレームを1周期とす
ることにより、残像を利用して見かけ上、整数未満の階調表示を行うものである。例えば
、20階調を3フレーム、21階調を1フレームで繰り返すと残像により20.25階調
に見える。
しかしながら、FRCでは画像が静止している部分であっても輝度が周期的に変化する
ために、フリッカ(ちらつき)が生じるという課題があった。そこで、輝度が高くなるフ
レームのタイミングをサブ画素配列に均等配分することが考えられた(特許文献1、特許
文献2参照)。
特開2003−5695号公報 特開2005−10520号公報
しかしながら、輝度が高くなるフレームのタイミングをサブ画素配列に均等配分するレ
イアウトは複数あり、均等配分であってもレイアウトによってフリッカの低減効果には差
があった。どのレイアウトが優れているかを判定する従来の方法は、そのレイアウトを実
際に表示させて目視でフリッカを判定するものであった。このために、判定に時間が掛か
るという問題があった。また、客観的な判定ではなく、判定に個人差があるという問題が
あった。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、フリッカの要素である輝度の不均一
と輝度の変化を独自の方法で定量化し、客観的にフリッカ判定を行うものである。
上記課題を解決するために、本発明の表示装置は、1画素を赤色緑色青色の3つのサブ
画素で構成し、該サブ画素の輝度の階調表示が設定され、補正対象のサブ画素の階調をそ
の隣接サブ画素の階調に基づいて補正するクロストーク補正部とを備え、
前記クロストーク補正部はN(Nは2以上の正整数)フレーム中にK(Kは整数)階調
の前記補正をN1(N1はN未満の正整数)フレーム行い、K+1階調の前記補正をN−
N1フレーム行い、前記サブ画素を1ブロックがM1個とした複数のブロックで構成し、
1周期のNフレームにおいて前記K階調の補正と前記K+1階調の補正を行う順序を定め
た配置番号を1からNまで設定し、1ブロックのサブ画素に割り当てる前記配置番号の1
からNまでの個数が同じになるようにし、同一階調において緑色のサブ画素の輝度は赤色
のサブ画素と青色のサブ画素の輝度に対して略L倍の輝度を有する表示装置であって、
緑色のサブ画素の輝度は赤色のサブ画素と青色のサブ画素の輝度のL倍として計算し、
判定対象のサブ画素とその近接サブ画素の数が合計M2となるグループを1ブロック内に
設定し、
前記1ブロックの全サブ画素の補正は前記K階調の補正をN−1フレーム行い、前記K
+1階調の補正を1フレーム行うものとしたときに、1ブロックの全サブ画素に、1グル
ープにおける1サブ画素の平均輝度が1ブロックにおける1サブ画素の平均輝度と略同じ
になるときがNフレーム中に少なくとも1回はある、前記配置番号の1ブロックへの割り
当てパターンである。
このように、判定対象のサブ画素とその近接サブ画素を含むグループを設定し、1グル
ープにおける1サブ画素の平均輝度がブロックにおける1サブ画素の平均輝度と略同じに
なるようにし、また、輝度が高い緑色を考慮しているので、フリッカを軽減したパターン
を得ることができる。
また、1画素を赤色緑色青色の3つのサブ画素で構成し、該サブ画素の輝度の階調表示
が設定され、補正対象のサブ画素の階調をその隣接サブ画素の階調に基づいて補正するク
ロストーク補正部とを備え、
前記クロストーク補正部はN(Nは2以上の正整数)フレーム中にK(Kは整数)階調
の前記補正をN1(N1はN未満の正整数)フレーム行い、K+1階調の前記補正をN−
N1フレーム行い、前記サブ画素を1ブロックがM1個とした複数のブロックで構成し、
1周期のNフレームにおいて前記K階調の補正と前記K+1階調の補正を行う順序を定め
た配置番号を1からNまで設定し、1ブロックのサブ画素に割り当てる前記配置番号の1
からNまでの個数が同じになるようにした表示装置であって、
前記1ブロックの全サブ画素の補正は前記K階調の補正をN−1フレーム行い、前記K
+1階調の補正を1フレーム行うものとしたときに、1ブロックの全サブ画素が、判定対
象のサブ画素の第1隣接画素の同色のサブ画素がK+1階調となるフレーム順番と、判定
対象のサブ画素がK+1階調となるフレーム順番と、判定対象のサブ画素の第2隣接画素
の同色のサブ画素がK+1階調となるフレーム順番の3つの順番が連番になっていない、
前記配置番号の1ブロックへの割り当てパターンである。
このように、同色の高い輝度のサブ画素のフレーム変化移動を制限するので、フリッカ
を軽減したパターンを得ることができる。
上記課題を解決するために、本発明の表示装置のフリッカ判定方法は、緑色のサブ画素
の輝度は赤色のサブ画素と青色のサブ画素の輝度のL倍として計算し、判定対象のサブ画
素とその近接サブ画素の数が合計M2となるグループを1ブロック内に設定し、
前記1ブロックの全サブ画素の補正は前記K階調の補正をN−1フレーム行い、前記K
+1階調の補正を1フレーム行うものとしたときに、1ブロックの全サブ画素に、1グル
ープにおける1サブ画素の平均輝度が1ブロックにおける1サブ画素の平均輝度と略同じ
になるときにポイントアップし、ポイントが高い程フリッカ低減のパターンであると判定
する。
このように平均輝度に基づいて定量化するので、輝度の不均一によるフリッカの判定を
行うことができる。また、輝度が高い緑色を考慮しているので精度が高い定量化を行うこ
とができる。この定量化の判定によってフリッカを軽減したパターンを得ることができる
また、前記1ブロックの全サブ画素の補正は前記K階調の補正をN−1フレーム行い、
前記K+1階調の補正を1フレーム行うものとしたときに、1ブロックの全サブ画素が、
判定対象のサブ画素の第1隣接画素の同色のサブ画素がK+1階調となるフレーム順番と
、判定対象のサブ画素がK+1階調となるフレーム順番と、判定対象のサブ画素の第2隣
接画素の同色のサブ画素がK+1階調となるフレーム順番の3つの順番が連番になってい
ないときにポイントアップし、ポイントが高い程フリッカ低減のパターンであると判定す
る。
このように、同色の高い輝度のサブ画素のフレーム変化移動を定量化するので、輝度の
変化によるフリッカを判定することができる。この定量化の判定によってフリッカを軽減
したパターンを得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態
は、本発明の技術思想を具体化するための表示装置を例示するものであって、本発明をこ
れらに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形
態のものにも等しく適応し得るものである。
図1は本実施形態の表示装置の要部を示すブロック図である。図1の実線は表示装置1
を示し、破線は表示装置1が組み込まれるナビゲーション装置40を示す。図2は図1の
液晶表示部2の要部を示すブロック図であり、図3は図2のソースドライバ21の要部を
示すブロック図であり、図4は図3の正極DA変換回路の要部を示す図である。
図1の破線の構成において、ナビゲーション装置40はナビゲーション部41と、DV
D再生部42と、画面切替回路43を有する。ナビゲーション装置40は内部のHDD(
図示せず)より地図情報を読み出して、内部のGPS(Global Positioning System)受
信部(図示せず)より受信した位置情報や登録された経路を地図情報に重畳した地図画像
を出力する。DVD再生部はDVDよりDVD画像を読み出してこれを出力する。ナビゲ
ーション装置40は左視方向(日本車の助手席方向)も右視方向(日本車の運転席方向)
も同じ画像を視認する1画面モードと、異なる画像を視認する2画面モードを有する。1
画面モードのときは右視方向も左視方向もナビゲーション画像のみかDVD画像のみを視
認し、2画面モードのときは、画面切替回路43は、右視方向でナビゲーション画像を視
認し左視方向でDVD画像を視認するか、右視方向でDVD画像を視認し左視方向でナビ
ゲーション画像を視認する。使用者の操作によってこれら4つの画面の切り替えが行われ
、その画面切替信号を出力する。
図1の実線の構成において、表示装置1は液晶表示部2と、ナビゲーション装置40か
らの2つのソース画像(ナビゲーション画像、DVD画像)を2画面合成処理とクロスト
ーク補正し液晶表示部2に出力する信号処理回路3と、信号処理回路3の動作に必要な種
々のデータを記憶するEEPROM4と、液晶表示部2に電源を供給する電源供給回路5
を備えている。信号処理回路3は2画面モードのときに2つのソース画像を合成する2画
面合成部6と、1画面モード/2画面モードの夫々に対応したクロストーク補正を行うク
ロストーク補正部7と、クロストーク補正部7で補正された信号を液晶表示部2で表示で
きるように極性やタイミングを制御する出力信号生成部8と、EEPROM4の入出力を
制御するEEPROMコントローラ9を備えている。
クロストーク補正部7は前処理部10と補正データ送出部11と演算部12を備える。
前処理部10は2画面合成部6からの画像信号より必要なデータを補正データ送出部11
と演算部12に送出する。補正データ送出部11はEEPROMコントローラ9からの補
正テーブルを記憶するLUT(ルックアップテーブル)13と、LUT13には無いデー
タを補間するデータ補間部14を備えて補正データを求める。演算部12は前処理部10
からの画像に補正データ送出部11の補正データに対応する補正階調を加算したり、1画
面モード/2画面モードの夫々に対応したFRC処理を行う。FRC処理とは、4フレー
ムを1周期とし、補正データ送出部11からの補正データに対応する補正階調の小数値に
基づいた所定のフレームの所定のサブ画素に−2階調、−1階調、+1階調、+2階調の
いずれかを加算することである。これにより、残像を利用して見かけ上、整数未満の階調
表示を行うものであり、詳しくは後述する。
図2において、液晶表示部2は液晶パネル20と、複数のソースドライバ21と、複数
のゲートドライバ22を有する。液晶パネル20は図示しないゲートラインとソースライ
ンに対応してマトリクス状に整列したサブ画素(図5参照)を備えており、ゲートライン
に印加されるサブ画素の液晶層をソースラインに印加される電圧に基づいた透過率にする
。ソースドライバ21は信号処理回路3から出力されるRGB信号の階調データに基づく
電圧を液晶パネル20のソースラインに印加する。ゲートドライバ22は信号処理回路3
から出力される同期信号に基づいて液晶パネル20のゲートラインにゲートラインを選択
するための走査信号を出力する。
図3において、ソースドライバ21はシフトレジスタ30、ラッチ31、サンプリング
メモリ32、ホールドメモリ33、レベルシフタ34、基準電源回路35、DA変換回路
36、出力バッファ39を備えている。ラッチ31は信号処理回路3から出力されるRG
B信号の階調信号を時分割でラッチする。サンプリングメモリ32はラッチされた階調デ
ータを記憶する。ホールドメモリ33は同期信号に同期してサンプリングメモリ32の階
調データを取り込み、レベルシフタ34に出力すると共に、次の同期信号が入力されるま
で階調データを保持する。レベルシフタ34はホールドメモリ33からの階調データをD
A変換回路36に適合するように昇圧などで変換する。
DA変換回路36は正極側の電圧を出力する正極DA変換回路37と負極側の電圧を出
力する負極DA変換回路38を備えている。正極と負極の選択は信号処理回路3から出力
される同期信号に基づいて行われる。レベルシフタ34からの階調データに対応した電圧
を出力する。出力バッファ39は差動増幅回路からなり、安定した電圧を液晶パネル20
に出力する。
図4において、正極DA変換回路37は基準電源回路35からの印加電圧V0(電圧1
2V)とV63(電圧6.2V)の間に63個の抵抗を直列に備えている。V0は入力6
ビット000000(0階調)、V63は入力6ビット111111(63階調)に対応
する。夫々の抵抗の接続端子V0〜V63はガンマ2.2に適応する抵抗値になっている
。そして、図4に示す如く、V0〜V63の端子を選択するスイッチが6段のトーナメン
ト形式状に配列され、各段を入力の6ビットが夫々ON/OFF制御する。これにより入
力6ビット000000〜111111に対応してV0〜V63が出力される。
図5は液晶パネル20の画素を示す図である。液晶パネル20はカラーのWVGAであ
り、ゲートライン方向(横方向)に800画素、ソースライン方向(縦方向)に480画
素ある。1画素はRGBの3つのサブ画素から成る。液晶パネル20はサブ画素の遮光パ
ターンが市松模様(チェス盤の白黒模様。図6のR/L参照)の遮光バリア20bを備え
ている。図7に示す如く、この遮光バリア20bにより、サブ画素の市松模様の一方が右
方向(日本の運転席方向)からのみ視認することができ、他方が左方向(日本の助手席方
向)からのみ視認することができる。例えば、図8に示す如く、運転席からはナビゲーシ
ョンの画像を視認し、助手席からはDVDの画像を視認することができる。入力画像のサ
ブ画素の階調データは6ビットであり、RGBの輝度は0階調〜63階調の64種類とな
る。液晶パネル20の輝度の駆動制御は1階調単位である。即ち、整数でない階調データ
を指定することはできない。1画面(800画素×480画素)の周期、即ちフレーム周
期は60Hzである。
図9はEEPROM4やLUT13に記憶される補正データテーブルを示す。64種類
の階調データは0階調〜63階調であり、この補正データテーブルは補正対象のサブ画素
データ及びその右隣のサブ画素データについて夫々偶数階調(0階調、2階調、4階調、
・・・62階調の1階調置き)に対応する(64/2)×(64/2)=32×32のマ
トリクスに、ダミーの補助階調(64階調)の補正データに加えて33×33のマトリク
スにしている。これは、最終の階調(63階調)を後述の補間計算で求めるためである。
それぞれのマトリクスには、補正対象のサブ画素データと右隣のサブ画素データとから
実験的に定められた補正データが整数の階調の4ビット(ビット3を符号ビットとし、ビ
ット2〜ビット0の3ビットを補正データとした−7〜0〜+7)の補正データが格納さ
れている。4フレーム周期のFRCであるので、補正データに対応する補正階調は補正デ
ータの1/4である。例えば、補正データが+1のときは0.25階調加算し、補正デー
タが+2のときは0.5階調加算し、補正データが+4のときは1階調加算する。補正デ
ータは実験的に求められたデータを0.25階調単位に換算して格納される。
図9において符号「0」が記入されている箇所は、補正対象のサブ画素データと右隣の
画素データとが同じ値であって水平方向クロストークは生じないために補正が不要な部分
と、補正対象のサブ画素の階調データが最小値の「0」又は最大値の「63」であって右
隣の画素データの如何にかかわらず水平クロストークが生じないために補正が不要な部分
である。尚、図9においては、上述した水平方向クロストークが生じないために補正が不
要な部分以外の補正データは全て省略してあるが、−7〜0〜+7の何れかの整数値が入
る。
そして、EEPROM4には、図9において記入されている符号「0」の部分を除くデ
ータ、すなわち、(33×33−33×3+2)×4ビット=992×4ビットのデータ
が格納されている。この予め実験的に定められ、EEPROM4に格納されていたデータ
は、電源スイッチがオンにされるとEEPROM4からLUT13に読み込まれて、図9
に示したように展開される。
上述の構成における表示装置の画像処理について説明する。
ナビゲーション装置40のナビゲーション部41から出力されるナビゲーション画像と
、DVD再生部32から出力されるDVD画像は、図5に示す如く、液晶パネルの画素配
列と同じ800画素×480画素のデータになっている。ナビゲーション装置40の画面
切替回路43が出力する信号は、左視方向(日本車の助手席方向)と右視方向(日本車の
運転席方向)の両方でナビゲーション画像を視認する信号NN、左視方向と右視方向の両
方でDVD画像を視認する信号DD、左視方向でDVD画像を視認し、右視方向でナビゲ
ーション画像を視認する信号DN、左視方向でナビゲーション画像を視認し、右視方向で
DVD画像を視認する信号NDの4種類がある。信号NNと信号DDは1画面モードであ
り、信号DNと信号NDは2画面モードである。
2画面合成部6は、画面切替信号が1画面モードであるNNのときは、ナビゲーション
装置40から入力されたナビゲーション画像とDVD画像のうちナビゲーション画像のみ
をクロストーク補正部7に出力する。画面切替信号がもうひとつの1画面モードであるD
Dのときは、ナビゲーション装置40から入力されたナビゲーション画像とDVD画像の
うちDVD画像のみをクロストーク補正部7に出力する。
画面切替信号が2画面モードであるDNあるいはNDのときは、図6の如く、800画
素×480画素のナビゲーション画像と800画素×480画素のDVD再生部32を市
松模様に取捨選択して、1つの800画素×480画素の画像を合成する。
クロストーク補正部7の前処理部10は2画面合成部6から入力された合成画像より補
正対象のサブ画素データを補正データ送出部11と演算部12に出力し、右隣のサブ画素
データを補正データ送出部11と演算部12に出力する。
補正データ送出部11では、表示装置1に電源が供給開始されると同時にEEPROM
4に記憶されていた補正データテーブルがEEPROMコントローラ9を介してLUT1
3に読み込まれる。
補正データ送出部11は、補正対象のサブ画素の階調データとその右隣のサブ画素の階
調データから対応する補正データをLUT13から読み出す。このとき補正データテーブ
ルの行と列は1階調置きであるので、間(奇数階調)の場合はデータ補間部14において
補正データを補間する。
この補正データ送出部11のデータ補間部14の動作は次のとおりである。すなわち、
図9のZ部分の4箇所のデータが、例えば図10に示したようにLU、RU、LD、RD
である場合、補正データがLUとRUとの間に該当する場合は(LU+RU)/2として
、補正データがLUとLDとの間に該当する場合は(LU+LD)/2として、補正デー
タがRUとRDとの間に該当する場合は(RU+RD)/2として、補正データがLDと
RDとの間に該当する場合は(LD+RD)/2として、更には、補正データがLUとR
Dとの間に該当する場合は(LU+RU+LD+RD)/4として求めることができる。
LUT13に全階調毎のデータを展開しておいても構わないが、このような構成を採用す
ると、EEPROM4に記憶するデータ量を少なくできる。
上述の補間計算はLU、RU、LD、RDの加算を2や4で除算するので、補間で求め
た補正データは−7〜+7の整数(0.25単位の階調)となるように補正される。
演算部12は補正対象のサブ画素の階調データに右隣のサブ画素の階調データを加算す
る。ところが、補正データは0.25単位の階調に対応しているので、液晶パネル20の
駆動は整数の階調でなければならないので、4フレームの周期で見かけ上の0.25単位
となるようにFRC処理を行う。このFRC処理について説明する。
1(周期)÷0.25(単位)=4(フレーム)であるから、演算部12は4フレーム
を周期としてK(Kは整数)階調の補正とK+1階調の補正を混入させる。また、1フレ
ーム中のサブ画素を全てK+1階調にするとフリッカ(ちらつき)が生じ易くなるので、
図11の如く、K+1階調の補正を行うサブ画素の配置を1,2,3,4の4種類に区分
し、4つのフレームに均等分布させる。
例えば、補間計算された補正データが5の1.25階調の場合、4フレーム中の1フレ
ーム目(4n−3フレーム目)のサブ画素の配置1について2階調の補正を行い、配置2
,3,4について1階調の補正を行う。4フレーム中の2フレーム目(4n−2フレーム
目)のサブ画素の配置2について2階調の補正を行い、配置1,3,4について1階調の
補正を行う。4フレーム中の3フレーム目(4n−1フレーム目)のサブ画素の配置3に
ついて2階調の補正を行い、配置1,2,4について1階調の補正を行う。4フレーム中
の4フレーム目(4nフレーム目)のサブ画素の配置4について2階調の補正を行い、配
置1,2,3について1階調の補正を行う。
これにより、4フレームの補正順序が、配置1については1,0,0,0となり、配置
2については0,1,0,0,0となり、配置3については0,0,1,0となり、配置
4については0,0,0,1となって、いずれもK+1階調補正のタイミングが異なる。
フレーム周期は60Hzであるので、このようにN(Nは2以上の正整数)周期のフレー
ム中にK階調の補正とK+1階調の補正を混在させることで、網膜残像効果による見かけ
上の1階調未満単位の補正を行うことができる。尚、小数点以下が0.5階調の補正の場
合は、配置1と配置3及び配置2と配置4のK+1階調補正のタイミングが同じになる。
このように、1つのフレームに配置1,2,3,4となるサブ画素が均等に分布するこ
とにより、フリッカを低減することになる。しかしながら、配置1〜配置4の分布パター
ンによりフリッカの低減の度合いが微妙に異なる。本願発明はこの微妙なフリッカの度合
いの判定を定量化することにより客観的に行うものである。
フリッカの要素として、フレーム内の輝度の不均一とフレーム内の輝度の変化がある。
輝度が片寄らずに均一に分散している方がフリッカを生じにくい。また、動画の如く、輝
度が高いサブ画素がフレームの変化に伴って移動するように見えない方がフリッカを生じ
にくい。
[1画面モード(輝度の均一)]
1画面モードと2画面モードでは演算部12のFRC処理の方法が異なる。まず、1画
面モードにおけるFRC処理の輝度の均一について説明する。尚、演算部12はナビゲー
ション装置40からの画面切替信号がNNかDDであれば1画面モードと判定し、画面切
替信号がDNかNDであれば2画面モードと判定する。
1フレーム(1画面)の同一最小構成であるブロックとして、3×4=12個のサブ画
素のブロックを設定する。「3」はゲートライン方向(横方向)であり、1画素のサブ画
素の数である。「4」はソースライン方向(縦方向)であり、1周期のフレーム数である
。このブロックを複数組み合わせると1フレームになる。このように、配置1,2,3,
4の分布のパターンは複数のブロック構成ことにより、均一に分布され、フリッカの発生
をより低減させることができる。輝度判定の1グループとして、補正対象のサブ画素と、
その近接する8個のサブ画素の合計9個を設定する。
補正データ送出部11からの補正データに対応する補正階調は、図11の如く、小数点
以下の値が0,0.25,0.5,0.75の4種類であるが、フリッカ判定のために、
全ての補正データに対応する補正階調の小数点以下の値が0.25であるとする。また、
ここでは補正データに対応する補正階調の整数値を20(K=20)として例示する。即
ち、1周期の平均階調(見かけ上の階調)は20.25であり、図12に示す如く、1周
期の4フレームの全サブ画素が、配置1では1フレーム目に21階調で他は20階調とな
り、配置2では2フレーム目に21階調で他は20階調となり、配置3では3フレーム目
に21階調で他は20階調となり、配置4では4フレーム目に21階調で他は20階調と
なる。
図13はフリッカを低減すると判定される配置1,2,3,4の分布のパターンである
。1画素は正方形であるので、サブ画素は長方形となる。右上がりの斜線はR(赤色)、
約10%(薄い方)の網掛けはG(緑色)、約20%(濃い方)の網掛けはB(青色)を
示す。図13の1〜4の数字は図12の配置番号である。例えば、図13で2のサブ画素
は2フレーム目に輝度が高い21階調となる。
図14の階調―輝度曲線に示す如く、同一階調において、赤色と青色の輝度は略同一で
あり、緑色は赤色と青色の約4倍の輝度がある。緑色は人が輝度を高く感じる色であるこ
とから、液晶パネルが明るく感じるように、同一階調において緑色の輝度が赤色、青色よ
りも高く設定される。フリッカ判定の定量化では、同一階調において、赤色と青色の輝度
は同一であり、緑色は赤色や青色の4倍の輝度として計算する。
ここで、1グループの20.25階調の輝度が20階調と比較して高くなる輝度の値を
計算する。図13は1フレーム目の輝度差を示す図である。20.25階調は、1フレー
ム目〜4フレーム目のいずれも21階調が赤色、緑色、青色夫々1つずつある。赤色の2
1階調と20階調の輝度の差をAとすれば、いずれのフレームも20.25階調の1ブロ
ックの輝度は1A(赤色)+4A(緑色)+1A(青色)=6Aとなる。
そこで、1グループにおける1サブ画素の平均輝度が1ブロックにおける1サブ画素の
平均輝度と同じになる値を求めると、1ブロックのサブ画素の数は12個で1グループの
サブ画素の数は9であるので、6A÷12×9=4.5Aとなる。フリッカ判定の計算は
整数であるので、1グループにおける1サブ画素の平均輝度が1ブロックにおける1サブ
画素の平均輝度と略同じになる値を5Aとし、5Aになったときに、フリッカを低減する
パターンであるとしてポイントアップする。
図15は輝度均一によるフリッカ判定の計算方法の例を示す図である。図15に示す9
個のサブ画素は図13のブロックの上方の9個のサブ画素であり、1グループを示す。中
央の配置1のサブ画素が判定対象である。1フレーム目は4A(G)+A(B)=5A、
2フレーム目はA(R)+A(B)=2A、3フレーム目はA(R)+4A(G)+A(
B)=6A、4フレーム目はA(R)+4A(G)=5Aとなる。5Aが2つあるので、
このサブ画素については2ポイントである。
このような方法で1ブロックについて4フレーム×12サブ画素の48のポイントを求
める。その合計のポイントが大きい程、輝度の不均一によるフリッカが生じにくいと判定
する。
このように、判定対象のサブ画素とその近接サブ画素を含むグループを設定し、1グル
ープにおける1サブ画素の平均輝度がブロックにおける1サブ画素の平均輝度と略同じと
きに加算のポイントとし、このポイントを1ブロック内の全サブ画素について求め、更に
ポイントを4フレームについて求めて合計する。このように平均輝度に基づいて定量化す
るので、輝度の不均一によるフリッカの判定を行うことができる。また、輝度が高い緑色
を考慮しているので精度が高い定量化を行うことができる。この定量化の判定によってフ
リッカを軽減したパターンを得ることができる。
[1画面モード(輝度の変化)]
次に輝度の変化について説明する。図16、図17は悪いパターンの例を示す図である
。図16、図17では同色のフレーム番号が下方に1ずつ増加しており、フレームの変化
に伴い下に向かって波打つように見える。
そこで、上隣接画素の同色サブ画素と下隣接画素の同色サブ画素(図17の位置を参照
)の配置番号が判定対象の配置番号を中央の位置にして3つの連番を形成する番号となれ
ばポイントを0にし、3つの連番とならなければフリッカを生じにくいものとしてポイン
トを1にする。ここで、隣接画素とは、図5の配置において、上下左右と斜めの8つの画
素をいう。また、3つの連番は昇順と降順のいずれでもよく、1と4は連番とする。
1ブロックについて12サブ画素の12のポイント(輝度変化)を求める。その合計の
ポイントが大きい程、輝度の変化によるフリッカが生じにくいと判定する。
このように、判定対象のサブ画素の上の画素の同色のサブ画素が21階調となるフレー
ム順番と、判定対象のサブ画素が21階調となるフレーム順番と、判定対象のサブ画素の
下の画素の同色のサブ画素が21階調となるフレーム順番の3つの順番が連番になってい
ないときに加算のポイントとする。即ち、同色の高い輝度のサブ画素のフレーム変化移動
を定量化するので、輝度の変化によるフリッカを判定することができる。この定量化の判
定によってフリッカを軽減したパターンを得ることができる。尚、上述の移動方向は昇順
、降順の2種類、即ち上隣接、判定対象、下隣接の配置番号が1,2,3の昇順ときは上
隣接を基準として下から下へ移動し、上隣接、判定対象、下隣接の配置番号が3,2,1
の降順ときは下隣接を基準として上から上へ移動する。しかしながら、移動方向は他の方
向でもよい。即ち、フレーム変化によって2連続で隣接の画素(上下左右と斜めの8画素
)へ移動することがない配置のときに加算のポイントにしてもよい。
48の輝度均一のポイントと12の輝度変化のポイントを合計する。その合計のポイン
トが大きい程、総合的なフリッカが生じにくいと判定する。
図18はポイントの合計が大きいパターンの例を示す図である。このパターンでは同一
グループ内に緑色が1つとなるように配設され、また、隣接する同色の配置番号が連番3
つにならないように配設される。図18に示す如く、各サブ画素の輝度均一のポイントは
2、輝度変化はポイント1となり、ポイントの合計は36となる。
[2画面モード(輝度の均一)]
次に2画面モードの輝度の均一について説明する。2画面モードでは個別画像が隣接す
るために大きなクロストークとなる。そして、2画面モードでは見えるサブ画素が市松模
様に配列しているために、隣接あるいは近接サブ画素の位置が1画面モードとは異なる。
図19は2画面モードにおける1ブロックを示す図である。1ブロックは、一方の視方
向から視認されるサブ画素が3×4=12個になっている。「3」はゲートライン方向(
横方向)であり、「4」はソースライン方向(縦方向)である。
図20は2画面モードにおける1グループを示す図である。1グループとなるサブ画素
は、判定対象と、その左、右、左上、右上、左下、右下の近傍サブ画素6個を含めた7個
である。サブ画素は長方形(RGB3つのサブ画素で正方形)である。したがって、上下
隣接のサブ画素は判定対象のサブ画素から離れているのでグループには含まない。
1画面と同様、赤色の21階調と20階調の輝度の差をAとすれば、いずれのフレーム
も20.25階調の1ブロックの輝度は1A(赤色)+4A(緑色)+1A(青色)=6
Aとなる。
1ブロックのサブ画素の数は12個で1グループのサブ画素の数は7であるので、6A
÷12×7=3.5Aとなる。フリッカ判定の計算は整数であるので、1グループにおけ
る1サブ画素の平均輝度が1ブロックにおける1サブ画素の平均輝度と略同じになる値を
4Aとし、4Aになったときに、フリッカを低減するパターンであるとしてポイントアッ
プする。
図20は輝度均一によるフリッカ判定の計算方法の例を示す図である。図20に示す7
個のサブ画素は図19のブロックの左上方の7個のサブ画素であり、1グループを示す。
中央の配置1のサブ画素が判定対象である。1フレーム目はA(R)+4A(G)=5A
、2フレーム目はA(R)+A(B)=2A、3フレーム目は4A(G)=4A、4フレ
ーム目は4A(G)+A(B)=5Aとなる。4Aが1つあるので、このサブ画素につい
ては1ポイントである。
このような方法で1ブロックについて4フレーム×12サブ画素の48のポイントを求
める。その合計のポイントが大きい程、輝度の不均一によるフリッカが生じにくいと判定
する。
[2画面モード(輝度の変化)]
次に輝度の変化について説明する。右上隣接画素の同色サブ画素と右下隣接画素の同色
サブ画素(図19の位置を参照)の配置番号が判定対象の配置番号を中央の位置にして3
つの連番を形成する番号となればポイントを0にし、3つの連番とならなければフリッカ
を生じにくいものとしてポイントを1にする。ここで、隣接画素とは、図2の配置におい
て、上下左右と斜めの8つの画素をいう。また、3つの連番は昇順と降順のいずれでもよ
く、1と4は連番とする。
1ブロックについて12サブ画素の12のポイント(輝度変化)を求める。その合計の
ポイントが大きい程、輝度の変化によるフリッカが生じにくいと判定する。
48の輝度均一のポイントと12の輝度変化のポイントを合計する。その合計のポイン
トが大きい程、総合的なフリッカが生じにくいと判定する。
図21はポイントの合計が大きいパターンの例を示す図である。このパターンでは同一
グループ内に緑色が1つとなるように配設され、また、隣接する同色の配置番号が連番3
つにならないように配設される。図21に示す如く、各サブ画素の輝度均一のポイントは
1、輝度変化はポイント1となり、ポイントの合計は24となる。
上述の実施例は4フレーム中の1フレームが1階調高い、小数0.25階調のFRCで
あったが、これを小数0.5階調や小数0.75階調に適用することができる。小数0.
5階調は小数0.25階調の2倍と考えて配置番号4を2に、3を1に変更すればよく、
小数0.75階調は小数0.25階調の正負逆と考えてそのまま適用すればよい。
このように、演算部13はFRC処理を行って、前処理部11から送出された補正対象
のサブ画素データに補正データ送出部12から送出された補正データに対応する補正階調
を加算し、この補正後のサブ画素データを出力信号生成部7に送出する。出力信号生成部
7はクロストーク補正部6で補正された信号を液晶パネル2で表示できるように極性やタ
イミングを制御して、液晶パネル2に出力する。このようなサブ画素のデータの補正は全
てのサブ画素データに対して1サブ画素ずつ順次右方向に行われる。
尚、上述のグループはRGBサブ画素の個数とフレーム周期の数の積(3×4)であっ
たが、これに限定するものではなく、任意に設定することができる。また、グループの設
定は判定サブ画素に近接サブ画素を加えたものであり、その個数も任意に設定することが
できる。
上述の遮光パターンは市松模様であったが、ストライブ(縦縞)模様など種々の模様に
本願発明を適用させることができる。
また、上述の実施例は液晶パネルであったが、本発明の駆動方法に適合するものであれ
ば、有機EL(エレクトロルミネッセンス)装置やプラズマディスプレイなどの電気光学
装置にも適用可能である。
実施例の表示装置の要部を示すブロック図である。 図1の液晶表示部の要部を示すブロック図である。 図2のソースドライバの要部を示すブロック図である。 図3の正極DA変換回路の要部を示すブロック図である。 液晶パネルの画素配列を示す図である。 2つの視方向に対する個別の画像の合成および市松模様のサブ画素配列を示す図である。 遮光バリアのスリットによる2画面の原理を示す図である。 2つの視方向に対する個別の画像の表示を示す図である。 補正データテーブルを示す図である。 補正データテーブルには格納されていない階調補正データを補間計算する方法を示す図である。 4フレームを1周期とするFRCの各フレーム階調差を示す図である。 フリッカ判定の量子化のために仮定する階調を示すブロック図である。 1画面モードにおけるブロックを示す図である。 緑色の輝度が高いことを示す階調値―輝度の線図である。 1画面モードにおけるグループを示す図である。 1画面モードにおける輝度の変化によるフリッカが生じ易い例を示す図である。 図16をフレーム番号で示す図である。 1画面モードにおけるポイントの計算結果を示す図である。 2画面モードにおけるブロックを示す図である。 2画面モードにおけるグループを示す図である。 2画面モードにおけるポイントの計算結果を示す図である。
符号の説明
1 表示装置
2 液晶表示部
3 信号処理回路
4 EEPROM
5 電源供給回路
6 2画面合成部
7 クロストーク補正部
8 出力信号生成部
9 EEPROMコントローラ
10 前処理部
11 補正データ送出部
12 演算部
13 LUT
14 データ補間部
20 液晶パネル
21 ソースドライバ
22 ゲートドライバ
36 DA変換回路
37 正極DA変換回路
38 負極DA変換回路
40 ナビゲーション装置
41 ナビゲーション部
42 DVD再生部
43 画面切替回路

Claims (4)

  1. 1画素を赤色緑色青色の3つのサブ画素で構成し、該サブ画素の輝度の階調表示が設定
    され、補正対象のサブ画素の階調をその隣接サブ画素の階調に基づいて補正するクロスト
    ーク補正部とを備え、
    前記クロストーク補正部はN(Nは2以上の正整数)フレーム中にK(Kは整数)階調
    の前記補正をN1(N1はN未満の正整数)フレーム行い、K+1階調の前記補正をN−
    N1フレーム行い、前記サブ画素を1ブロックがM1個とした複数のブロックで構成し、
    1周期のNフレームにおいて前記K階調の補正と前記K+1階調の補正を行う順序を定め
    た配置番号を1からNまで設定し、1ブロックのサブ画素に割り当てる前記配置番号の1
    からNまでの個数が同じになるようにし、同一階調において緑色のサブ画素の輝度は赤色
    のサブ画素と青色のサブ画素の輝度に対して略L倍の輝度を有する表示装置であって、
    緑色のサブ画素の輝度は赤色のサブ画素と青色のサブ画素の輝度のL倍として計算し、
    判定対象のサブ画素とその近接サブ画素の数が合計M2となるグループを1ブロック内に
    設定し、
    前記1ブロックの全サブ画素の補正は前記K階調の補正をN−1フレーム行い、前記K
    +1階調の補正を1フレーム行うものとしたときに、1ブロックの全サブ画素に、1グル
    ープにおける1サブ画素の平均輝度が1ブロックにおける1サブ画素の平均輝度と略同じ
    になるときがNフレーム中に少なくとも1回はある、前記配置番号の1ブロックへの割り
    当てパターンであることを特徴とする表示装置。
  2. 1画素を赤色緑色青色の3つのサブ画素で構成し、該サブ画素の輝度の階調表示が設定
    され、補正対象のサブ画素の階調をその隣接サブ画素の階調に基づいて補正するクロスト
    ーク補正部とを備え、
    前記クロストーク補正部はN(Nは2以上の正整数)フレーム中にK(Kは整数)階調
    の前記補正をN1(N1はN未満の正整数)フレーム行い、K+1階調の前記補正をN−
    N1フレーム行い、前記サブ画素を1ブロックがM1個とした複数のブロックで構成し、
    1周期のNフレームにおいて前記K階調の補正と前記K+1階調の補正を行う順序を定め
    た配置番号を1からNまで設定し、1ブロックのサブ画素に割り当てる前記配置番号の1
    からNまでの個数が同じになるようにした表示装置であって、
    前記1ブロックの全サブ画素の補正は前記K階調の補正をN−1フレーム行い、前記K
    +1階調の補正を1フレーム行うものとしたときに、1ブロックの全サブ画素が、判定対
    象のサブ画素の第1隣接画素の同色のサブ画素がK+1階調となるフレーム順番と、判定
    対象のサブ画素がK+1階調となるフレーム順番と、判定対象のサブ画素の第2隣接画素
    の同色のサブ画素がK+1階調となるフレーム順番の3つの順番が連番になっていない、
    前記配置番号の1ブロックへの割り当てパターンであることを特徴とする表示装置。
  3. 1画素を赤色緑色青色の3つのサブ画素で構成し、該サブ画素の輝度の階調表示が設定
    され、補正対象のサブ画素の階調をその隣接サブ画素の階調に基づいて補正するクロスト
    ーク補正部とを備え、
    前記クロストーク補正部はN(Nは2以上の正整数)フレーム中にK(Kは整数)階調
    の前記補正をN1(N1はN未満の正整数)フレーム行い、K+1階調の前記補正をN−
    N1フレーム行い、前記サブ画素を1ブロックがM1個とした複数のブロックで構成し、
    1周期のNフレームにおいて前記K階調の補正と前記K+1階調の補正を行う順序を定め
    た配置番号を1からNまで設定し、1ブロックのサブ画素に割り当てる前記配置番号の1
    からNまでの個数が同じになるようにし、同一階調において緑色のサブ画素の輝度は赤色
    のサブ画素と青色のサブ画素の輝度に対して略L倍の輝度を有する表示装置のフリッカ判
    定方法であって、
    緑色のサブ画素の輝度は赤色のサブ画素と青色のサブ画素の輝度のL倍として計算し、
    判定対象のサブ画素とその近接サブ画素の数が合計M2となるグループを1ブロック内に
    設定し、
    前記1ブロックの全サブ画素の補正は前記K階調の補正をN−1フレーム行い、前記K
    +1階調の補正を1フレーム行うものとしたときに、1ブロックの全サブ画素に、1グル
    ープにおける1サブ画素の平均輝度が1ブロックにおける1サブ画素の平均輝度と略同じ
    になるときにポイントアップし、ポイントが高い程フリッカ低減のパターンであると判定
    することを特徴とする表示装置のフリッカ判定方法。
  4. 1画素を赤色緑色青色の3つのサブ画素で構成し、該サブ画素の輝度の階調表示が設定
    され、補正対象のサブ画素の階調をその隣接サブ画素の階調に基づいて補正するクロスト
    ーク補正部とを備え、
    前記クロストーク補正部はN(Nは2以上の正整数)フレーム中にK(Kは整数)階調
    の前記補正をN1(N1はN未満の正整数)フレーム行い、K+1階調の前記補正をN−
    N1フレーム行い、前記サブ画素を1ブロックがM1個とした複数のブロックで構成し、
    1周期のNフレームにおいて前記K階調の補正と前記K+1階調の補正を行う順序を定め
    た配置番号を1からNまで設定し、1ブロックのサブ画素に割り当てる前記配置番号の1
    からNまでの個数が同じになるようにした表示装置であって、
    前記1ブロックの全サブ画素の補正は前記K階調の補正をN−1フレーム行い、前記K
    +1階調の補正を1フレーム行うものとしたときに、1ブロックの全サブ画素が、判定対
    象のサブ画素の第1隣接画素の同色のサブ画素がK+1階調となるフレーム順番と、判定
    対象のサブ画素がK+1階調となるフレーム順番と、判定対象のサブ画素の第2隣接画素
    の同色のサブ画素がK+1階調となるフレーム順番の3つの順番が連番になっていないと
    きにポイントアップし、ポイントが高い程フリッカ低減のパターンであると判定すること
    を特徴とする表示装置のフリッカ判定方法。
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