JP2009185723A - 可変動弁機構の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】アクチュエータの異物噛み込みの判定精度を向上させることを目的とする。
【解決手段】本発明は、エンジンの運転状態に応じて油圧コントロールバルブを制御して、クランクシャフトに対するカムシャフトの相対位相角である変換角を変位させる可変動弁機構の制御装置であって、前記変換角と、前記エンジンの運転状態に応じて設定される目標変換角と、の差分である変換角偏差を検出する変換角偏差検出手段(S1)と、前記変換角偏差の積分値を検出する積分値検出手段(S3)と、前記積分値が第1の所定値より大きいときは、前記油圧コントロールバルブを一時的に往復振動させて、その油圧コントロールバルブの不整動作を解除する不整動作解除手段(S6)と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図5
【解決手段】本発明は、エンジンの運転状態に応じて油圧コントロールバルブを制御して、クランクシャフトに対するカムシャフトの相対位相角である変換角を変位させる可変動弁機構の制御装置であって、前記変換角と、前記エンジンの運転状態に応じて設定される目標変換角と、の差分である変換角偏差を検出する変換角偏差検出手段(S1)と、前記変換角偏差の積分値を検出する積分値検出手段(S3)と、前記積分値が第1の所定値より大きいときは、前記油圧コントロールバルブを一時的に往復振動させて、その油圧コントロールバルブの不整動作を解除する不整動作解除手段(S6)と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図5
Description
本発明は可変動弁機構の制御装置に関する。
可変動弁機構の制御装置は、内燃機関のクランクシャフトに対するカムシャフトの相対位相角(以下「変換角」という)に基づいて、可変動弁機構のアクチュエータ(ソレノイドバルブ)を所定の演算周期でフィードバック制御している。
ここで、可変動弁機構は一般的に油圧によって駆動されており、その油圧はソレノイドバルブのスリーブ内を往復移動するスプール弁によって調整されている。そのため、スリーブとスプール弁との間に作動油中に混入した異物等が噛み込むと、ソレノイドバルブが固着することがある。
そこで、従来の可変動弁機構の制御装置は、このような異物噛み込みの有無を検出して、異物噛み込みが発生していると判断したときには、スプール弁を一時的に往復移動させて、異物を除去していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−222034号公報
しかしながら、従来の可変動弁機構の制御装置は、ソレノイドバルブの制御デューティが一定時間以上、異常値を示していたときに異物噛み込みが発生していると判定していた。そのため、異物噛み込みが発生していても異常値を示さない場合、例えば異物は噛み込んでいるものの、微小量の油圧が可変動弁機構に供給されている場合などに、異物噛み込みを検出することができなかった。そうすると、可変動弁機構の制御時間が長くなり、運転性能の悪化につながることになる。
本発明はこのような異物噛み込みの判定精度の低さに起因する問題点に着目してなされたものであり、異物噛み込みの判定精度を向上させることを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段によって前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
本発明は、エンジンの運転状態に応じて油圧コントロールバルブ(100)を制御して、クランクシャフトに対するカムシャフト(11)の相対位相角である変換角を変位させる可変動弁機構(10)の制御装置(1)であって、前記変換角と、前記エンジンの運転状態に応じて設定される目標変換角と、の差分である変換角偏差を検出する変換角偏差検出手段(S1)と、前記変換角偏差の積分値を検出する積分値検出手段(S3)と、前記積分値が第1の所定値より大きいときは、前記油圧コントロールバルブ(100)を一時的に往復振動させて、その油圧コントロールバルブ(100)の不整動作を解除する不整動作解除手段(S6)と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、演算周期ごとに変換角偏差を算出して積分値を更新し、その積分値をNGクライテリア(第1の所定値)と比較することで油圧コントロールバルブの不整動作の有無を判定している。これにより、変換角偏差が小さい場合、特に異物噛み込みによる不整動作が発生している場合であって、微小量の油圧が可変動弁機構に供給されているときでも、確実に異物噛み込みの有無を判定することができる。したがって、異物噛み込み等の不整動作の判定の精度を向上させることができる。
以下、図面等を参照して本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態による可変動弁機構(Variable valve Timing Control;以下「VTC」という)10を備えたバルブタイミング制御装置1のシステム図である。
図1は本発明の第1実施形態による可変動弁機構(Variable valve Timing Control;以下「VTC」という)10を備えたバルブタイミング制御装置1のシステム図である。
VTC10は、吸排気バルブを開閉するカムシャフト11の一端部に設けられる。
カムシャフト11は、一端部に設けられたカムシャフト駆動用スプロケット12を介して、図示しないベルトやチェーンでエンジンのクランクシャフトと連係され、クランクシャフトに連動して軸周りに回転する。カムシャフト11には、カムシャフト11と一体となって回転する数枚のベーン13が接続される。ベーン13は、カムシャフト駆動用スプロケット12の内部に同軸的に配置され、所定の回転角の範囲で相対的に回転可能となっている。
カムシャフト駆動用スプロケット12は、内部に油圧室を有する。この油圧室は、ベーン13によって進角油圧室14と遅角油圧室15とに区切られる。
進角油圧室14は進角油路21を介して、遅角油圧室15は遅角油路22を介して、それぞれ通路切り換え用のソレノイドバルブ100に接続される。ソレノイドバルブ100には、進角油路21及び遅角油路22のほかに、オイルパン23の作動油を供給するオイル供給路24と、オイルパン23に作動油を戻すドレン通路25と、が接続される。オイル供給路24の途中にはオイルパン23の作動油を圧送するオイルポンプ26が配設される。
バルブタイミング制御装置1は、このソレノイドバルブ100をON−OFF駆動(デューティ制御)し、運転状態に応じてデューティ比を変化させて通路を切り替えることで、進角油圧室14及び遅角油圧室15への油圧を適宜変更、保持し、変換角を変更、保持する。これにより、VTC10は、図示しない吸気バルブ又は排気バルブのバルブタイミング(開閉時期)を連続的に変化させる。
コントローラ30には、クランク角センサ31と、カム角センサ32と、水温センサ33と、が接続される。クランク角センサ31は、クランクシャフトの角度信号を出力するとともに、クランクシャフトの基準回転位置で基準クランク位置信号を出力する。カム角センサ32は、カムシャフト11の基準回転位置で基準カム位置信号を出力する。水温センサ33は、エンジン水温を出力する。
コントローラ30は、上記センサ31,32によって検出されたクランクシャフトとカムシャフト11との基準回転位置のずれ角に基づいてVTC10の現在の変換角(以下「実変換角」という)θnowを算出する。そして、この実変換角θnowが、エンジンの運転条件に基づいて設定される目標変換角(規範応答)θtrgに追従するように、ソレノイドバルブ100への通電量をフィードバック制御する。
図2は、ソレノイドバルブ100の詳細を示す断面図である。
ソレノイドバルブ100は、筒状のスリーブ101と、スリーブ内を往復移動するスプール弁102と、スプール弁102を初期位置の方向(図中右側)に付勢するリターンスプリング103と、スプール弁102を駆動するアーマチュア104と、アーマチュア104に駆動力を与えるソレノイド105と、を備える。
スリーブ101の所定位置には、スプール弁102によって開閉される5個のポート101a〜101eが形成される。各ポートについて説明すると、ポート101aは、進角油路21と連通する給排ポートであり、同じくポート101bは、遅角油路22と連通する給排ポートである。ポート101cは、オイル供給路24と連通するオイル供給ポートである。ポート101d及び101eは、ドレン通路25と連通するドレンポートである。
スプール弁102は、スリーブ101の内径に略一致する外径を有し、所定の間隔で形成された3つのランド部102a〜102cと、そのランド部の間に形成されるシャフト部102d、102eを備える。また、一端側(図中右側)のランド部102cには、シャフト部102eの反対側に、軸径よりも大きい外径を有するバネ受け部102fが形成される。スプール弁102は、スリーブ101に摺動自在に支持される。スプール弁102は、軸方向に変位して、ランド部102a〜102cでスリーブ101のポート101a〜101eを開閉する。
リターンスプリング103は、スプール弁102のランド部102cとバネ受け部102fとを接続する軸102gの外周に取り付けられる。リターンスプリング103は、バネ受け部102fの図中左側の端面に当接して、スプール弁102を図中右側に常時付勢する。
アーマチュア104は、スリーブ101に接続するハウジング106に軸方向へ摺動自在に収容される。アーマチュア104には、スプール弁102のバネ受け部102fの図中右側の端面に当接するシャフト107が接続される。
ソレノイド105は、磁性体金属であり、ボビンに巻着された状態でハウジング106の内部に収容される。ソレノイド105には、ソレノイド105に接続された電源端子108から制御電流が供給される。ソレノイド105に制御電流を供給すると、アーマチュア104が電磁力によって図中軸方向左側へ移動する。これにより、シャフト107を介してスプール弁102が図中左側に押され、リターンスプリング103の付勢力に抗してスプール弁102が図中左側へと移動する。
図3は、デューティ比が100パーセントのとき、50パーセントのとき及び0パーセントのときの、ソレノイドバルブ100の状態を示した図である。
まず図3(A)を参照して、デューティ比が100パーセントのときのソレノイドバルブ100の状態について説明する。
ソレノイドバルブ100への通電量を増大させて、デューティ比を100パーセントにしたときは、アーマチュア104が電磁力によって図中軸方向左側へ移動する。これにより、シャフト107を介してスプール弁102が図中左側に押され、リターンスプリング103の付勢力に抗してスプール弁102が図中左側へと移動して、このとき最も左側へ移動した状態(進角状態)となる。
その結果、進角油路21と連通する給排ポート101aとオイル供給路24と連通するオイル供給ポート101cとが連通した状態となる。一方で、遅角油路22と連通する給排ポート101bとドレンポート101eとが連通した状態となる。
つまり、図1でソレノイドバルブ100の通路が通路Aに切り替わった状態となり、オイルパン23内の作動油が、進角油路21を通って進角油圧室14に供給される状態となる。一方で、遅角油圧室15の作動油が、遅角油路22及びドレン通路25を通ってオイルパン23に排出される状態となる。これにより、進角油圧室14の油圧が相対的に高くなり、ベーン13が遅角油圧室15の方向に移動する。その結果、変換角が変化し、バルブタイミングが進角する。
次に図3(B)を参照して、デューティ比が0パーセントのときのソレノイドバルブ100の状態について説明する。
ソレノイドバルブ100への通電量を減少させて、デューティ比を0パーセントにしたときは、アーマチュア104は電磁力を受けない。したがって、リターンスプリング103の付勢力によって、スプール弁102は図中右側へと移動して、このとき最も右側へ移動した状態(遅角状態)となる。
その結果、遅角油路22と連通する給排ポート101bとオイル供給路24と連通するオイル供給ポート101cとが連通した状態となる。一方で、進角油路21と連通する給排ポート101aとドレンポート101dとが連通した状態となる。
つまり、図1でソレノイドバルブ100の通路が通路Bに切り替わった状態となり、オイルパン23内の作動油が、遅角油路22を通って遅角油圧室15に供給される状態となる。一方で、進角油圧室14の作動油が、進角油路21及びドレン通路25を通ってオイルパン23に排出される状態となる。これにより、遅角油圧室15の油圧が相対的に高くなり、ベーン13が進角油圧室14の方向に移動する。その結果、変換角が、ソレノイドバルブ100への通電量を増大させたときと反対方向に変化し、バルブタイミングが遅角する。
最後に図3(C)を参照して、デューティ比が50パーセントのときのソレノイドバルブ100の状態について説明する。
ソレノイドバルブ100への通電量を上記2つの中間にしたとき、すなわちデューティ比を50パーセントにしたときは、アーマチュア104が電磁力によって図中軸方向左側へ移動する。これにより、シャフト107を介してスプール弁102が図中左側に押され、リターンスプリング103の付勢力に抗してスプール弁102が図中左側へと移動して、上記進角状態と遅角状態との中間位置に移動した状態となる。
ソレノイドバルブ100への通電量を上記2つの中間にしたとき、すなわちデューティ比を50パーセントにしたときは、アーマチュア104が電磁力によって図中軸方向左側へ移動する。これにより、シャフト107を介してスプール弁102が図中左側に押され、リターンスプリング103の付勢力に抗してスプール弁102が図中左側へと移動して、上記進角状態と遅角状態との中間位置に移動した状態となる。
つまり、図1でソレノイドバルブ100の通路が通路Cに切り替わった状態となり、オイル供給ポート101cとドレンポート101d,101eが、ランド部102a〜102cによってそれぞれ閉じられた状態となる。これにより、進角油圧室14又は遅角油圧室15への作動油の供給が遮断される。その結果、変換角が変化せず、カムシャフト11とカムシャフト駆動用スプロケット12との相対位置がそのまま保持される。
次に図4を参照して、例えばスリーブ101とのスプール弁102のランド部102bとの間に作動油中に混入した鉄粉等の異物110が噛み込み、スプール弁102が固着したときの問題点について説明する。
図4(A)は、進角制御時にスリーブ101とランド部102bとの間に異物110が噛み込み、スプール弁102がこれ以上図中左側に進むことができず、スプール弁102が固着してしまった状態を示す図である。
この状態で固着すると、オイル供給ポート101cがランド部102bによって閉じられたままとなって、進角油圧室14に作動油を供給することができない。また、ドレンポート101eがランド部102aによって閉じられたままとなって、遅角油圧室15から作動油を排出することができない。そのため、変換角が変化せず、バルブタイミングを進角させることができなくなる。
ただし、この状態で固着したときは、デューティ制御が終了すると、リターンスプリング103の付勢力によって、スプール弁102は図中右側に移動して初期状態に戻ることができる。したがって、自然にスリーブ101とランド部102bとの間に噛み込んだ異物110を除去するができる。
図4(B)は、遅角制御時にスリーブ101とランド部102bとの間に異物110が噛み込み、スプール弁102がこれ以上図中右側に戻ることができず、スプール弁102が固着してしまった状態を示す図である。
この状態で固着すると、オイル供給ポート101cがランド部102bによって閉じられたままとなって、遅角油圧室15に作動油を供給することができない。また、ドレンポート101dがランド部102cによって閉じられたままとなって、進角油圧室14から作動油を排出することができない。そのため、変換角が変化せず、バルブタイミングを遅角させることができなくなる。
そして、この状態で固着したときは、デューティ制御が終了しても、スリーブ101とランド部102bとの間に異物110が噛み込んだままとなって、スプール弁102が図中右側に移動できず初期状態に戻ることができない。
そこで、本実施形態では、このような異物を除去するために、高精度な異物噛み込みの有無判定を実施し、異物110の噛み込みがあると判定したときは、スプール弁102を一時的に往復移動させて異物110を除去する。以下、その異物除去制御について説明する。
図5は、ソレノイドバルブ100の異物除去制御について説明するフローチャートである。コントローラは、このルーチンを所定の演算周期で繰り返し実行する。
ステップS1において、コントローラは、実変換角θnowと目標変換角θtrgとの差分である変換角偏差Δθを算出する。変換角偏差Δθは、目標変換角θtrgが遅角側に設定されたときは正の値となり、目標変換角θtrgが進角側に設定されたときは負の値となる。
ステップS2において、コントローラは、変換角偏差Δθが所定誤差の範囲内か否かを判定する。変換角偏差Δθが所定誤差の範囲内であれば、実変換角θnowと目標変換角θtrgが一致しているとみなし、今回の処理を終了する。一方で、変換角偏差Δθが所定誤差の範囲を超えていれば、異物噛み込みの可能性があるとして、ステップS3に処理を移行する。
ステップS3において、コントローラは、変換角偏差Δθの積算値である積分値θを算出する。具体的には、前回の処理までの変換角偏差Δθの積分値θに、今回の処理で算出した変換角偏差Δθを積算する。
ステップS4において、コントローラは、積分値θが所定のNGクライテリアより大きいか否かを判定する。コントローラは、積分値θがNGクライテリアより大きければ、異物噛み込みが発生していると判定してステップS5に処理を移行する。一方で、NGクライテリアより小さければ、今回の処理を終了する。
ステップS5において、コントローラは、積分値θをリセットして初期値0に戻す。
ステップS6において、コントローラは、異物を除去するために、ソレノイドバルブ100のスプール弁102を一時的に往復移動させる。具体的には、所定時間の間、デューティ比を所定の周期で0パーセントと100パーセントとに切り替える。この異物除去動作の往復周期は、吸排気弁のバルブタイミングが不用意に変動することのないように、VTC10の応答時間に対して十分に短い周期(例えば10ヘルツ程度)に設定される。
図6は、本実施形態によるソレノイドバルブ100の異物除去制御の動作を示すタイムチャートである。なお、図5のフローチャートとの対応を明確にするため、フローチャートのステップ番号を併記して説明する。
時刻t1で、目標変換角θtrgが遅角側に設定されると(図6(A))、コントローラは、実変換角θnowをその目標変換角θtrgに一致させるべく、ソレノイドバルブ100への通電量を減少させてデューティ比を0パーセントにする(図6(B))。これにより、正常時であれば、実変換角θnowが目標変換角θtrgに追従していく。しかし、異物噛み込みが発生すると、スプール弁102が固着してしまって実変換角θnowが変化せず、実変換角θnowを目標変換角θtrgに追従させることができない(図6(A))。
そこで本実施形態では、異物噛み込みの有無を判定するため、演算周期ごとに実変換角θnowと目標変換角θtrgとの差分である変換角偏差Δθを算出している(S1)。時刻t1で変換角偏差Δθが算出されると、変換角偏差Δθが所定の誤差範囲を超えているか否かが判定される(S2)。基本的に実変換角θnowと目標変換角θtrgとが略一致していれば、変換角偏差Δθが所定の誤差範囲内であると判定される。
時刻t1において、実変換角θnowと目標変換角θtrgとが一致していないので(図6(A))、コントローラは、変換角偏差Δθが所定の誤差範囲を超えていると判定する(S2でYes)。変換角偏差Δθが所定の誤差範囲を超えていると判定したときは、その後、積分値θの前回値に今回算出した変換角偏差Δθを積算して、積分値θを更新する(図6(C);S3)。そして、更新した積分値θと所定のNGクライテリアとの大小を比較する(S4)。時刻t1において、積分値θはNGクライテリアを超えていないので、異物噛み込みが発生しているとは判定せず、そのまま処理を終了する(図6(C);S4でNo)。
時刻t2及び時刻t3で、さらに目標変換角θtrgが遅角側に設定されるが(図6(A))、異物噛み込みが発生してスプール弁102が固着しているので、依然として実変換角θnowを目標変換角θtrgに追従させることができない(図6(A)。しかし、この間もコントローラは、演算周期ごとに変換角偏差Δθを算出し、積分値θを更新している(S1,S2でYes,S3)。そして、更新した積分値θと所定のNGクライテリアとの大小を比較している(S4)。時刻t2及び時刻t3においても、積分値θはNGクライテリアを超えていないので、異物噛み込みが発生しているとは判定せず、そのまま処理を終了する(図6(C);S4でNo)。
時刻t4で、積分値θが所定のNGクライテリアを超えると、コントローラは異物噛み込みが発生していると判定する(S4でYes)。そして、積分値θを0にリセットした後(S5)、時刻t5までの所定時間の間、デューティ比を所定の周期で0パーセントと100パーセントとに切り替える。これにより、ソレノイドバルブ100のスプール弁102を一時的に往復移動させて、スリーブ101とスプール弁102とに間に噛み込んだ異物を除去する(S6)。
ここで、図6(D)に示す従来例のように、変換角偏差ΔθとNGクライテリアとを比較して異物噛み込みを判定しようとすると、過渡的に変換角偏差ΔθがNGクライテリアを超えた場合などを除外して誤判定を防止するために、変換角偏差ΔθがNGクライテリアを超えてから一定時間経過したことを確認する必要があった。
また、従来例の場合、変換角偏差ΔθがNGクライテリアを超えなければ、異物噛み込みが発生していると判定することができない。そのため、異物噛み込みが発生していても、変換角偏差Δθが小さければ、異物噛み込みが発生していると判定することができなかった。特に、異物噛み込みが発生している場合であっても、作動油が微小にリークして遅角油圧室15に供給されているときなどは、変換角偏差Δθが小さくなりがちである。
これに対して本実施形態では、演算周期ごとに変換角偏差Δθを算出して積分値θを更新し、その積分値θをNGクライテリアと比較することで異物噛み込みの有無を判定している。そのため、従来例のように一定時間の経過を確認する必要がなく、積分値θがNGクライテリアを超えた時点で異物噛み込みの判定ができる。したがって、異物噛み込みの発生を判定するのに必要な時間を短くすることができる。
また、変換角偏差Δθが小さい場合であっても、演算周期ごとに積算して積分値θに反映させているので、積分値θがNGクライテリアを超えたときは、確実に異物噛み込みの発生を判定できる。これにより、高精度な異物噛み込みの発生判定ができる。
さらに、従来例のように、変換角偏差ΔθがNGクライテリアを超えているか否かを択一的に判定して異物噛み込みを判定する場合には、過渡的な応答により誤検出のおそれがあるが、本実施形態のように、積分値θを検出することで、変換角偏差Δθの時間的変化をみることができるので、誤検出を防止できる。
以上説明した本実施形態によれば、演算周期ごとに変換角偏差Δθを算出して積分値θを更新し、その積分値θをNGクライテリアと比較することで異物噛み込みの有無を判定することとした。
これにより、変換角偏差Δθが小さい場合、特に異物噛み込みが発生している場合であって、作動油が微小にリークして遅角油圧室15に供給されているときなどにおいても、確実に異物噛み込みの有無を判定することができる。したがって、異物噛み込みの判定の精度を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態によるソレノイドバルブ100の異物除去制御について説明する。本発明の第2実施形態は、異物噛み込みの誤検出手段を追加した点で、第1実施形態と相違する。以下、その相違点について説明する。なお、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を用いて重複する説明を適宜省略する。
次に、本発明の第2実施形態によるソレノイドバルブ100の異物除去制御について説明する。本発明の第2実施形態は、異物噛み込みの誤検出手段を追加した点で、第1実施形態と相違する。以下、その相違点について説明する。なお、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を用いて重複する説明を適宜省略する。
図7は、本発明の第2実施形態によるソレノイドバルブ100の異物除去制御について説明するフローチャートである。
ステップS21において、コントローラは、積算値θに今回算出した変換角偏差Δθを積算すると、積算値θの絶対値が小さくなるか否かを判定する。コントローラは、積算値θの絶対値が小さくなると判定したときは今回の処理を終了し、大きくなると判定したときはステップS3に処理を移行する。
ステップS22において、コントローラは、VTC10の作動が許可されているか否かを判定する。VTC10の作動が許可される条件としては、クランク角センサ31やカム角センサ32などのVTC10の制御に使用される数値等を検出するセンサ類が故障していないこと、VTC10を実際に駆動するアクチュエータ類が故障していなこと、又は動弁制御を禁止したい運転領域でないこと、などが挙げられる。コントローラは、VTC10の作動が許可されているときはステップS23に処理を移行し、VTC10の作動が禁止されているときはステップS24に処理を移行する。
ステップS23において、コントローラは、所定値tempの値をaに設定し、所定時間temp2の値をt1に設定する。
ステップS24において、コントローラは、所定値tempの値をb(>a)に設定し、所定時間temp2の値をt2(>t1)に設定する。
ステップS25において、コントローラは、変換角偏差Δθが所定値tempより大きいか否かを判定する。コントローラは、変換角偏差Δθが所定値tempより大きければ
ステップS27に処理を移行し、小さければステップS26に処理を移行する。
ステップS27に処理を移行し、小さければステップS26に処理を移行する。
ステップS26において、コントローラは、カウントタイマT_countが所定時間temp2より大きいか否かを判定する。カウントタイマT_countは演算周期ごとに、その演算周期が加算されていった値であり、カウントタイマT_countが0に設定されてからの経過時間を表すものである。コントローラは、カウントタイマT_countが所定時間temp2より大きければステップS27に処理を移行し、小さければ今回の処理を終了する。
ステップS27において、コントローラは、積分値θをリセットして初期値0に戻す。
ステップS28において、コントローラは、カウントタイマT_countをリセットして初期値0に戻す。
このように、本実施形態では、変換角偏差Δθが所定値(temp)以内の状態が一定時間(temp2)以上継続したときは(S25でNo,S26でYes)、積分値θをリセットして初期値0に戻す(S27)。ここでいう所定値tempは、ステップS2の所定誤差よりは大きい値であるが、異物噛み込みは発生していないと判断できる程度の小さい値である。
しかし、変換角偏差Δθが所定値tempより小さい場合であっても、このような状態が長く続けば、いずれは積分値θがNGクライテリアを超えてしまい、異物噛み込みが発生していると誤検出をしてしまう。したがって、このような状態が一定時間以上続いた場合には、積分値θをリセットして初期値0に戻すことで、異物噛み込みの誤検出を防止できる。
また、前記所定値tempと、所定時間temp2の値を、VTC10の作動が許可されているときと(S23)、禁止されているときと(S24)、で別設定している。ここでコントローラは、本制御とは別に、所定の運転状態のときにカムシャフト11を基準位置まで回転させて、そのときのカム角センサ32の出力を基準出力として学習する学習制御を行っている。VTC10の作動が禁止されているときは、誤学習が行われる可能性がある。そこで、本実施形態のように、VTC10の作動が禁止されているときは、許可されているときよりも、所定値tempと、所定時間temp2をやや大きめに設定してマージンを設けることで、異物噛み込みの誤検出を防止できる。
以上説明した本実施形態によれば、第1実施形態よりも一層異物噛み込みの判定の精度を向上させることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
例えば、ソレノイドバルブ100の不整動作は、異物噛み込みによって発生する固着に限らず、スプール弁102のスティックや、ソレノイド105の電磁力不足によって発生する固着等であってもよい。
10 可変動弁機構
11 カムシャフト
100 ソレノイドバルブ(油圧コントロールバルブ)
101 スリーブ
102 スプール弁
103 リターンスプリング
104 アーマチュア
105 ソレノイド
S1 変換角偏差検出手段
S3 積分値検出手段
S6 異物除去手段
11 カムシャフト
100 ソレノイドバルブ(油圧コントロールバルブ)
101 スリーブ
102 スプール弁
103 リターンスプリング
104 アーマチュア
105 ソレノイド
S1 変換角偏差検出手段
S3 積分値検出手段
S6 異物除去手段
Claims (7)
- エンジンの運転状態に応じて油圧コントロールバルブを制御して、クランクシャフトに対するカムシャフトの相対位相角である変換角を変位させる可変動弁機構の制御装置であって、
前記変換角と、前記エンジンの運転状態に応じて設定される目標変換角と、の差分である変換角偏差を検出する変換角偏差検出手段と、
前記変換角偏差の積分値を検出する積分値検出手段と、
前記積分値が第1の所定値より大きいときは、前記油圧コントロールバルブを一時的に往復振動させて、その油圧コントロールバルブの不整動作を解除する不整動作解除手段と、
を備えることを特徴とする可変動弁機構の制御装置。 - 一定時間以上、前記変換角偏差が第2の所定値よりも小さかったときは、前記積分値を初期値0に戻す
ことを特徴とする請求項1に記載の可変動弁機構の制御装置。 - 前記可変動弁機構の作動許可判定手段を備え、
前記作動許可判定手段が前記可変動弁機構の作動を許可しているときの前記第2の所定値は、前記作動許可判定手段が前記可変動弁機構の作動を禁止しているときの前記第2の所定値よりも小さい
ことを特徴とする請求項2に記載の可変動弁機構の制御装置。 - 前記可変動弁機構の作動許可判定手段を備え、
前記作動許可判定手段が前記可変動弁機構の作動を許可しているときの前記一定時間は、前記作動許可判定手段が前記可変動弁機構の作動を禁止しているときの前記一定時間よりも小さい
ことを特徴とする請求項2に記載の可変動弁機構の制御装置。 - 前記不整動作解除手段は、所定時間デューディ比を所定の周期で大小変化させることで、前記油圧コントロールバルブを一時的に往復振動させて、その油圧コントロールバルブの不整動作を解除する
ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1つに記載の可変動弁機構の制御装置。 - 前記所定の周期は、前記可変動弁機構の応答時間に対して十分短い時間である
ことを特徴とする請求項5に記載の可変動弁機構の制御装置。 - 前記油圧コントロールバルブは、
筒状のスリーブと、
前記スリーブ内を往復移動するスプール弁と、
前記スプール弁を初期位置に付勢するリターンスプリングと、
前記リターンスプリングの付勢力に抗してスプール弁を駆動するアーマチュアと、
前記アーマチュアに駆動力を備えるソレノイドと、
を備えることを特徴とする請求項1から6までのいずれか1つに記載の可変動弁機構の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008027538A JP2009185723A (ja) | 2008-02-07 | 2008-02-07 | 可変動弁機構の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008027538A JP2009185723A (ja) | 2008-02-07 | 2008-02-07 | 可変動弁機構の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009185723A true JP2009185723A (ja) | 2009-08-20 |
Family
ID=41069207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008027538A Pending JP2009185723A (ja) | 2008-02-07 | 2008-02-07 | 可変動弁機構の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009185723A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011117317A (ja) * | 2009-12-01 | 2011-06-16 | Denso Corp | バルブタイミング調整装置 |
JP2014101981A (ja) * | 2012-11-22 | 2014-06-05 | Bosch Corp | 変速機制御装置 |
JP2014194161A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-09 | Fuji Heavy Ind Ltd | エンジンのバルブタイミング制御装置 |
JP2020106056A (ja) * | 2018-12-26 | 2020-07-09 | ナブテスコ株式会社 | 流体圧駆動装置及び流量制御弁の駆動方法 |
-
2008
- 2008-02-07 JP JP2008027538A patent/JP2009185723A/ja active Pending
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JP7249775B2 (ja) | 2018-12-26 | 2023-03-31 | ナブテスコ株式会社 | 流体圧駆動装置及び流量制御弁の駆動方法 |
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