JP2009181987A - セラミック多層基板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】脱バインダー性が良好であって、基板表面からのビアホール導体の突出が抑制された、寸法精度の高いセラミック多層基板の製造方法を提供する。
【解決手段】ビアホール導体用ペースト22が充填された貫通孔21を有する最外のセラミックグリーンシート上に、セラミックグリーンシート積層体1の焼成収縮終了温度では焼成収縮を開始しない厚み5μm〜70μmの未焼結の第1拘束層31と、セラミックグリーンシート積層体1の脱バインダー後であってセラミックグリーンシート積層体1の焼成収縮開始前に焼成収縮を終了する未焼結の第2拘束層32をこの順に積層して複合積層体5を作製する工程と、複合積層体5を、第2拘束層32およびセラミックグリーンシート積層体1が焼結し、かつ第1拘束層31が焼結しない温度で焼成する。
【選択図】図2
【解決手段】ビアホール導体用ペースト22が充填された貫通孔21を有する最外のセラミックグリーンシート上に、セラミックグリーンシート積層体1の焼成収縮終了温度では焼成収縮を開始しない厚み5μm〜70μmの未焼結の第1拘束層31と、セラミックグリーンシート積層体1の脱バインダー後であってセラミックグリーンシート積層体1の焼成収縮開始前に焼成収縮を終了する未焼結の第2拘束層32をこの順に積層して複合積層体5を作製する工程と、複合積層体5を、第2拘束層32およびセラミックグリーンシート積層体1が焼結し、かつ第1拘束層31が焼結しない温度で焼成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、平面方向の焼成収縮を抑制して寸法精度を良好なものとしたセラミック多層基板の製造方法に関する。
従来、移動体通信分野などで使用されるセラミック多層基板において、配線層の材料として導電率の高い金、銀、銅、アルミニウムあるいはそれらの混合物を用い、絶縁層の材料として配線層の材料の融点よりも低い温度で焼成が可能なガラスセラミックスを用いたセラミック多層基板が広く用いられている。
このセラミック多層基板は、複数の配線層間がビアホール導体により電気的に接続されている。製造に際しては、焼成後に絶縁層となるセラミックグリーンシートに貫通孔を形成し、その貫通孔に焼成後にビアホール導体となる導体材料を充填するとともに、貫通孔に導体材料の充填されたセラミックグリーンシートの主面に配線層となる導体材料を塗布する。そのようにして準備したセラミックグリーンシートを複数枚積層して焼成することにより、配線層間がビアホール導体により接続されたセラミック多層基板が得られる。
ここで、セラミック絶縁層の材料としてガラスセラミックスを用いたセラミック多層基板は、焼結前のセラミックグリーンシート積層体の状態から焼結により体積が40〜50%程度収縮する。このとき、セラミック多層基板の主面と平行な方向(平面方向)における収縮率は1方向において平均15〜20%程度ばらついており、この収縮率のばらつきが配線層の位置ばらつきにつながり、セラミック多層基板の寸法精度(セラミック多層基板の表面に形成されたパッド間距離の精度)が悪くなっていた。なお、ここでいう収縮率とは、焼結前の寸法から焼結後の寸法を減じた値を焼結前の寸法で除した値で定義されるものである。
そこで、セラミック多層基板の寸法精度を向上させる方法として、セラミックグリーンシート積層体の上下面に該セラミックグリーンシート積層体の焼結温度では焼結しないシート状拘束物を圧着し、これを前記セラミックグリーンシート積層体の焼結温度で焼成した後、前記シート状拘束物を除去してセラミック多層基板を製造する方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
一方、セラミックグリーンシート積層体の焼結温度よりも高い融点を持つセラミック粉末を塗布したセラミック敷板をセラミックグリーンシート積層体の上下面に圧着し、セラミックグリーンシート積層体とセラミック敷板とを同時に焼成した後、セラミック敷板を分離する方法も提案されている(例えば、特許文献2を参照。)。
特許第3229540号公報
特開2000−26167号公報
特許文献1に記載の方法では、セラミックグリーンシート積層体の平面方向の収縮は当該セラミックグリーンシート積層体の焼成収縮(焼結)終了温度では焼成収縮(焼結)を開始しないシート状拘束物により抑制される。したがって、このセラミックグリーンシート積層体の垂直方向(積層方向)の収縮が大きくなる。
ところが、ビアホール導体を形成する導体材料が最外のセラミックグリーンシートを貫通する貫通孔に充填されている場合、ビアホール導体を形成する導体材料の垂直方向の収縮量がセラミックグリーンシートの垂直方向の収縮量に比べて小さいことによって、焼結後の基板表面からビアホール導体が大きく突出してしまう。特に、ビアホール導体が複数層に直接接続されるとともに平面方向に近接している部位においては、基板表面が変形して平坦度(コプラナリティ)が悪くなり、結果的に表面実装部品の実装性が低下してしまう。これは、シート状拘束物がセラミックグリーンシート積層体の焼成収縮(焼結)終了後に除去される必要があるため、セラミックグリーンシート積層体の焼成収縮(焼結)終了後においても完全に焼結させずに生の柔らかい状態を維持させるようになっているからである。
特許文献2に記載の方法では、セラミックグリーンシート積層体の平面方向の収縮を抑制するために焼結体である固いセラミック敷板を用いていることから、ビアホール導体の基板表面からの突出や基板表面の変形を抑制することができる。
ところが、セラミックグリーンシート積層体がセラミック敷板に挟持された構造であるため、焼成時にセラミックグリーンシート積層体から有機バインダーを除去する、いわゆる脱バインダーが不十分となり、焼成後のセラミック多層基板にクラックやデラミネーションが発生してしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、脱バインダー性が良好であって、基板表面からのビアホール導体の突出が抑制された、寸法精度の高いセラミック多層基板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、(1)少なくともガラス粉末とセラミック粉末と有機バインダーとを含むセラミックグリーンシートを上下に複数積層してなり、上側および下側の少なくともいずれか一方にある最外のセラミックグリーンシートが貫通孔を有するとともに該貫通孔にビアホール導体用ペーストが充填されたセラミックグリーンシート積層体を作製する工程と、(2)前記ビアホール導体用ペーストが充填された貫通孔を有する最外のセラミックグリーンシート上に、前記セラミックグリーンシート積層体の焼成収縮終了温度では焼成収縮を開始しない厚み5μm〜70μmの未焼結の第1拘束層と、前記セラミックグリーンシート積層体の脱バインダー後であって前記セラミックグリーンシート積層体の焼成収縮開始前に焼成収縮を終了する未焼結の第2拘束層をこの順に積層して複合積層体を作製する工程と、(3)前記複合積層体を、前記第2拘束層および前記セラミックグリーンシート積層体が焼結し、かつ前記第1拘束層が焼結しない温度で焼成する工程と、(4)焼成された前記複合積層体より前記第1拘束層および前記第2拘束層を除去する工程とを有することを特徴とするセラミック多層基板の製造方法である。
本発明のセラミック多層基板の製造方法によれば、ビアホール導体用ペーストが充填された貫通孔を有する最外のセラミックグリーンシート上に、セラミックグリーンシート積層体の焼成収縮終了温度では焼成収縮を開始しない厚み5μm〜70μmの未焼結の第1拘束層と、セラミックグリーンシート積層体の脱バインダー後であってセラミックグリーンシート積層体の焼成収縮開始前に焼成収縮を終了する未焼結の第2拘束層をこの順に積層して複合積層体を作製し、次いで、第2拘束層およびセラミックグリーンシート積層体が焼結し、かつ第1拘束層が焼結しない温度で焼成するので、クラックやデラミネーションの発生が抑制されるとともに基板表面からのビアホール導体の突出が抑制されたセラミック多層基板を得ることができる。また、本発明のセラミック多層基板の製造方法により得られるセラミック多層基板は、外形寸法精度が高く、結果として基板表面に形成されたパッド間距離の精度が高いものとなる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2は、本発明のセラミック多層基板の製造方法の一実施形態を示す概略断面図であって、図1はセラミックグリーンシート積層体の上側および下側にそれぞれ第1拘束層および第2拘束層を積層する前の状態を示していて、図2はセラミックグリーンシート積層体の上側および下側にそれぞれ第1拘束層および第2拘束層を積層した後の状態を示している。
第1の工程として、図1に示すように、少なくともガラス粉末とセラミック粉末と有機バインダーとを含むセラミックグリーンシート11、12、13、14を上下に複数積層してなり、上側および下側の少なくともいずれか一方にある最外のセラミックグリーンシート11、14が貫通孔21を有するとともに該貫通孔21にビアホール導体用ペースト22が充填されたセラミックグリーンシート積層体1を作製する。
具体的には、まず焼成後に絶縁層となる複数のセラミックグリーンシート11、12、13、14を形成する。セラミックグリーンシート11、12、13、14を形成する原料としては、ガラス粉末40〜90質量%、セラミック粉末10〜60質量%の割合で調合したものを用いることが好ましい。
ガラス粉末としては、少なくともSiO2を含み、Al2O3、B2O3、ZnO、PbO、アルカリ土類金属酸化物、アルカリ金属酸化物のうちの少なくとも1種以上を含有したものであって、例えば、SiO2−B2O3系、SiO2−B2O3−Al2O3系−MO系(但し、MはCa、Sr、Mg、BaまたはZnを示す)等のホウケイ酸ガラス、アルカリ珪酸ガラス、Ba系ガラス、Pb系ガラス、Bi系ガラス等が挙げられる。これらのガラスとしては、誘電特性の点では焼成後にディオプサイド、ハーディストナイト、セルシアン、ウィレマイト、フォルステライトが析出するのが望ましく、強度の点では焼成後にディオプサイド、セルシアン、コージェライト、アノーサイトが析出するのが望ましく、さらには誘電特性と強度の点では焼成後にディオプサイド、セルシアンが析出するのが望ましい。焼結後に結晶化せずに残留する残留ガラス量は、10体積%以下、特に5体積%以下であることが、平面方向の収縮抑制効果や基板の曲げ強度、誘電損失の観点から望ましい。残留ガラス量は、XRD回折パターンからリートベルト解析により決定することができる。ガラスの定量については、試料とZnO(標準試料)を所定の比率で混合し、試料に形成される全ての結晶相とZnO標準試料を考慮したプログラム解析より求めることができる。
また、セラミック粉末としては、Al2O3、SiO2、MgTiO3、CaZrO3、CaTiO3、Mg2SiO4、BaTi4O9、ZrTiO4、SrTiO3、BaTiO3、TiO2、AlN、Si3N4などを例示できる。これらの中でも、特に誘電特性の点でAl2O3、MgTiO3、CaZrO3、CaTiO3、Mg2SiO4、BaTi4O9が望ましく、強度の点でAl2O3、AlN、Si3N4が望ましく、さらには誘電特性と強度の点でAl2O3が望ましい。
例えば、セラミックグリーンシート11、12、13、14の形成材料としては、10〜30質量%のSiO2、1〜9質量%のAl2O3、5〜30質量%のMgO、21〜35質量%のBaO、10〜30質量%のB2O3、0〜20質量%のY2O3,CaO,SrO,ZnO,TiO2,Na2O,SnO2,P2O5,ZrO2およびLi2Oから選ばれる少なくとも1種からなるガラス40〜90質量%と、Al2O3,SiO2,MgTiO3,CaZrO3,CaTiO3,BaTi4O9,SrTiO3,ZrO2,TiO2,AlNおよびSi3N4から選ばれる少なくとも1種からなるセラミックス10〜60質量%とから構成される材料が採用される。このような材料を採用することで、Cu、Ag、Auなどの低抵抗導体との同時焼成(1000℃以下での低温焼成)が可能となる。
上述した原料粉末を所定量秤量し、さらに焼成過程で容易に揮発する有機バインダーおよび有機溶剤、また所望により可塑剤等を加えてスラリーを調製した後、ドクターブレード法、圧延法、プレス法等の周知の成形法によりシート状に成形し、所定寸法に切断して厚さ10〜500μmのセラミックグリーンシート11、12、13、14を作製する。
そして、複数のセラミックグリーンシート11、12、13、14のうち少なくとも最外層に配置されるセラミックグリーンシート11、14に貫通孔21をレーザー、マイクロドリル、パンチングなどで、直径60〜200μm程度に形成する。なお、図1および図2に示す形態では、すべてのセラミックグリーンシート11、12、13、14に貫通孔21が形成されている。
その後、焼成後にビアホール導体となるビアホール導体用ペースト22を貫通孔21に充填する。
ビアホール導体用ペースト22に用いる金属粉末としては、Cu、Ag、Auなどからなる粉末が低抵抗という点で好ましい。低抵抗導体を用いることで、高速伝送を実現できる。なお、金属粉末の焼結開始温度を調節する目的で、アルミナ、シリカ等の無機酸化物でコーティングされた金属粉末を使用してもよい。さらに、焼結挙動の調整や、セラミックグリーンシート11、12、13、14が焼結してなる絶縁層とビアホール導体用ペースト22が焼結してなるビアホール導体との接着強度の向上、セラミックグリーンシート11、12、13、14とビアホール導体用ペースト22との熱膨張差の低減のために、ガラス粉末が含まれていてもよい。
ガラス粉末としては、ホウケイ酸系ガラス、ホウケイ酸亜鉛系ガラス、およびホウケイ酸鉛系ガラス等を例示できる。特に、800〜1100℃での金属粉末との同時焼成性に優れ、接着強度を向上させることができるという点で、SiO2−Al2O3−BaO−CaO−B2O3系ガラスが好ましい。また、金属粉末、ガラス粉末以外にも、アルミナ、シリカ等のフィラー成分や、樹脂ビーズ等の有機成分を添加することにより、焼結挙動を調整することも可能である。上記の粉末等に有機バインダーや有機溶剤を加えて、3本ロールで混練して、ビアホール導体用ペースト22を調整する。ビアホール導体用ペースト22の粘度としては、貫通孔21への充填性を考慮して、100〜350Pa・sであることが好ましい。
充填法としては、ビアホール導体形成位置に一致する箇所に穿孔されたメタルマスク、あるいは、エマルジョンメッシュスクリーンマスクを用いて、スクリーン印刷する方法を用いる。このとき、マスクを通してビアホール導体用ペースト22を押し出す方法として、通常のポリウレタン製等の板状(あるいは剣状)のスキージを用いる方法でもよく、ペースト押し出し式のスキージヘッドを用いて、ビアホール導体用ペースト22を貫通孔21に加圧注入する方法でもよい。また、ビアホール導体用ペースト22の粘度や印刷条件を調整して、充填したビアホール導体用ペースト22が貫通孔21上でセラミックグリーンシート積層体1の表面から突出するように過充填し、その後、突出したビアホール導体用ペースト22をプレスして、貫通孔21に押し込んでもよい。なお、ビアホール導体用ペースト22と同じペーストを用いて、ビアホール導体用ペースト22の貫通孔21への充填とともに配線導体4も被着形成される。
なお、貫通孔21の形成およびビアホール導体用ペースト22の充填は、上側および下側の少なくともいずれか一方にある最外のセラミックグリーンシート11またはセラミックグリーンシート14に限定されるものではなく、図に示すように上側おのセラミックグリーンシート11および下側のセラミックグリーンシート14に加え、セラミックグリーンシート12、13に施されていてもよい。
このようにして得られたセラミックグリーンシートを所定の積層順序にて複数積層し、セラミックグリーンシート積層体1を形成する。セラミックグリーンシート11、12、13、14の積層には、積み重ねられたセラミックグリーンシート11、12、13、14に熱と圧力を加えて熱圧着する方法、有機バインダー、可塑剤および溶剤等からなる接着剤をセラミックグリーンシート11、12、13、14間に塗布して熱圧着する方法等が採用可能である。
次に、第2の工程として、図2に示すように、ビアホール導体用ペースト22が充填された貫通孔21を有する最外のセラミックグリーンシート11、14上に、セラミックグリーンシート積層体1の焼成収縮終了温度では焼成収縮を開始しない厚み5μm〜70μmの未焼結の第1拘束層31と、セラミックグリーンシート積層体1の脱バインダー後であってセラミックグリーンシート積層体1の焼成収縮開始前に焼成収縮を終了する未焼結の第2拘束層32をこの順に積層して複合積層体5を作製する。
第1拘束層31および第2拘束層32は、セラミックグリーンシート積層体1の平面方向の収縮を抑制するために積層されるものである。そして、第1拘束層31および第2拘束層32を、ビアホール導体用ペースト22が充填された貫通孔21を有する最外のセラミックグリーンシート11、14上に配置し積層することで、セラミックグリーンシート積層体1の平面方向の収縮を抑制するとともに、後述の基板表面からのビアホール導体の突出を抑制するとともに、表面実装部品の実装性を良好なものとするという効果を発現するものである。なお、拘束の効果を十分に発揮するためには、図に示すように上側および下側に積層するのが好ましい。
第1拘束層31は、セラミックグリーンシート積層体1の焼成収縮終了温度では焼成収縮を開始しない未焼結のものである。セラミックグリーンシート積層体1の焼成収縮(焼結)終了後に第1拘束層31および第2拘束層32が容易に除去できるように、また脱バインダーの障壁とならないように、あえて焼成工程において焼結させないようにしたものである。
このように、第1拘束層31がセラミックグリーンシート積層体1の焼成収縮終了温度では焼成収縮を開始しないようにするために、第1拘束層31がアルミナ、マグネシア、シリカ、ムライト、ジルコニアおよびそれらの複合物からなるセラミック粉末に有機バインダーや有機溶剤等が混合され、あるいはこれを100質量部としたときにさらに1〜30質量部、好ましくは5〜20質量部のガラス粉末または低融点の金属酸化物を含むグリーンシート状またはペースト状のものが採用される。後述する積極的な第1拘束層31および第2拘束層32の剥離工程までは剥離しないようにその強度が保持できていれば特に限定はない。
例えば、第1拘束層31の形成材料としては、20〜60質量%のSiO2、10〜25質量%のAl2O3、8〜35質量%のMgO、10〜20質量%のBaO、0〜20質量%のB2O3,Y2O3,CaO,SrO,Na2O,SnO2,P2O5,ZrO2およびLi2Oから選ばれる少なくとも1種からなるガラス0〜40質量%と、Al2O3,SiO2,MgTiO3,CaZrO3,CaTiO3,BaTi4O9,SrTiO3,ZrO2,TiO2,AlN,Si3N4から選ばれる少なくとも1種を含むセラミックス60〜100質量%とから構成される材料が採用される。
一方、第2拘束層32は、セラミックグリーンシート積層体1の脱バインダー後であってセラミックグリーンシート積層体1の焼成収縮開始前に焼成収縮を終了するものである。
第2拘束層32がセラミックグリーンシート積層体1の脱バインダー後に焼成収縮を終了するのは、焼成時のセラミックグリーンシート積層体1からの脱バインダーが不十分で焼成後のセラミック多層基板にクラックおよびデラミネーションが発生してしまうのを防止するためである。
また、第2拘束層32がセラミックグリーンシート積層体1の焼成収縮開始前に焼成収縮を終了するのは、セラミックグリーンシート積層体1の焼成収縮終了後の基板表面からビアホール導体が突出するのを抑制するとともに基板表面の変形を抑制するためである。すなわち、セラミックグリーンシート積層体1の積層方向の収縮量とビアホール導体用ペースト22の積層方向の収縮量とが異なることから、焼成後に基板表面からビアホール導体が突出してしまうことになるが、セラミックグリーンシート積層体1の焼成収縮開始前に第2拘束層32が焼成収縮を終了していることで、この第2拘束層32が硬質層として機能し、焼成後の基板表面からのビアホール導体の突出および基板表面の変形を抑制するものである。
このように、第2拘束層32がセラミックグリーンシート積層体1の脱バインダー後であってセラミックグリーンシート積層体1の焼成収縮開始前に焼成収縮を終了するために、第2拘束層32はセラミックグリーンシート11、12、13、14と同様にガラス粉末およびセラミック粉末を含み、これに有機バインダーや有機溶剤等が混合されていて、第2拘束層32に含まれるガラス粉末の結晶化温度が、有機バインダーの分解される温度よりも高く、セラミックグリーンシート積層体1に含まれるガラス粉末の軟化温度よりも低くなるように設定されたグリーンシート状のものである。このように設定するための方法としては、セラミックグリーンシート積層体1と第2拘束層32のガラス組成を異ならせることにより、ガラスの軟化温度を異ならせる方法がもっとも簡便な方法である。その他、ガラスとフィラーの量比を異ならせてもよく、TiO2、CeO2、SnOなどの核形成剤を添加してセラミックグリーンシート積層体1と第2拘束層32の焼成収縮開始温度を異ならせてもよい。
例えば、第2拘束層32の形成材料としては、20〜60質量%のSiO2、10〜25質量%のAl2O3、8〜35質量%のMgO、10〜20質量%のBaO、0〜20質量%のB2O3,Y2O3,CaO,SrO,Na2O,SnO2,P2O5,ZrO2およびLi2Oから選ばれる少なくとも1種からなるガラス30〜100質量%と、Al2O3,SiO2,MgTiO3,CaZrO3,CaTiO3,BaTi4O9,SrTiO3,ZrO2,TiO2,AlN,Si3N4から選ばれる少なくとも1種を含むセラミックス0〜70質量%とから構成される材料が採用される。
ここで、第1拘束層31の厚みは5μm〜70μmとなっている。5μm以上であるのは、セラミックグリーンシート積層体1の焼成収縮開始時に焼成収縮を終了している第2拘束層32が、セラミックグリーンシート積層体1と接合して後の工程において剥離できなくなってしまうのを防止するためである。また、70μm以下であるのは、第2拘束層32が焼結して硬質層として機能したとしても、第1拘束層31が厚すぎてしまうとビアホール導体が第1拘束層31に食い込むように突出してしまうとともに基板表面の変形を十分に抑制することができなくなってしまうからである。
以上述べた第1拘束層31および第2拘束層32をセラミックグリーンシート積層体1の上側および下側の少なくとも一方に順に積層して複合積層体5を作製する。なお、ここでいう順に積層とは、セラミックグリーンシート積層体1に第1拘束層31を積層した後に第2拘束層32を積層することのみを意味するものではなく、第2拘束層32にペースト状の第1拘束層31をスクリーン印刷法などによって被着形成したもの(複合拘束シート)をセラミックグリーンシート積層体1に圧着する方法、第2拘束層32にグリーンシート状の第1拘束層31を貼り合わせたもの(複合拘束シート)をセラミックグリーンシート積層体1に圧着する方法なども含むことを意味する。この後、所望の形状に切断および面取りなどがなされる。
なお、ここでいう焼成収縮の開始温度とは、対象とする材料を単独で焼成した時に、0.5%体積収縮するときの温度で定義されるものである。また、ここでいう焼成収縮の終了温度とは、焼成前の状態から焼成終了後の状態までの収縮量に対し90%以上体積収縮したときの温度をいう。なお、体積収縮はTMA(熱機械分析)の線収縮から体積収縮に換算して決定される。
次に、第3の工程として、複合積層体5を、第2拘束層32およびセラミックグリーンシート積層体1が焼結し、かつ第1拘束層31が焼結しない温度で焼成する。
焼成にあたっては、複合積層体5はそのまま電気炉に入れられる。約500℃までの焼成過程でセラミックグリーンシート積層体1中の有機バインダーや有機溶剤の分解と燃焼が起こり、脱バインダーが行なわれる。なお、有機バインダーとして分解温度の低いものを採用する場合には分解温度付近で一旦保持するいわゆる多段焼成は必要ないが、分解温度が第2拘束層32の焼成収縮開始温度に近い場合には、分解温度付近で所望のキープ時間保持するいわゆる多段焼成を行なうのが好ましく、これにより脱バインダー不足が解消される。
焼成中、第2拘束層32が先に焼成収縮(焼結)を開始するが、この際セラミックグリーンシート積層体1はまだ焼成収縮を開始しておらず、第2拘束層32は平面方向の収縮が抑制されているため、積層方向にのみ収縮し、第2拘束層32は焼結を完了する。その後、セラミックグリーンシート積層体1が焼成収縮を開始するが、この際第2拘束層32が焼結を完了しているため、セラミックグリーンシート積層体1は平面方向の収縮が抑制され、積層方向にのみ焼成収縮し、セラミックグリーンシート積層体1は焼結を完了する。
最後に、第4の工程として、焼成された複合積層体5より第1拘束層31および第2拘束層32を除去する。除去には、研磨、剥離と研磨を併用等の方法が用いられる。
なお、この後、必要に応じて基板表面にAg、Ag/Pd、Au、Ag/Cu、Cu等の導体ペーストを用いて配線パターンをスクリーン印刷し、これを1000℃以下で焼成して配線導体を形成してもよい。
セラミックグリーンシートの形成材料として、43.3質量%のSiO2、12.9質量%のAl2O3、18.0質量%のMgO、14.1質量%のBaO、7.5質量%のB2O3、1.0質量%のY2O3、1.7質量%のCaO、0.5質量%のSrO、1.0質量%のZrO2からなるガラス60質量%と、Al2O340質量%とから構成されるガラスセラミック材料を用意した。
また、第2拘束層32の形成材料として、23.8質量%のSiO2、8.4質量%のAl2O3、15.4質量%のMgO、26.5質量%のBaO、17.9質量%のB2O3、4.9質量%のCaO、0.4質量%のSrO、1.0質量%のSnO2、1.7質量%のZrO2からなるガラス60質量%と、Al2O340質量%とから構成されるガラスセラミック材料を用意した。
これらのガラスセラミック材料に、アクリル有機バインダー、可塑剤、有機溶剤を添加して、スラリーを作製し、ドクターブレード法により薄層化し、セラミックグリーンシート積層体を構成するセラミックグリーンシートと第2拘束層とを作製した。
このとき、セラミックグリーンシートの厚みは、焼成後に50μmとなるように作製した。また、第2拘束層32の厚みは焼成後に100μm、200μm、300μmとなるように作製した。
次に、第1拘束層31の形成材料として、43.3質量%のSiO2、12.9質量%のAl2O3、18.0質量%のMgO、14.1質量%のBaO、7.5質量%のB2O3、1.0質量%のY2O3、1.7質量%のCaO、0.5質量%のSrO、1.0質量%のZrO2からなるガラス10質量%と、Al2O390質量%とから構成される無機粉末に、有機ビヒクルを添加して攪拌した後、無機粉末及び有機バインダーの凝集体がなくなるまで3本ロールミルで混合してペースト化し、第1拘束層となるセラミックペーストを作製した。
そして、グリーンシート状の第2拘束層に、ペースト状の第1拘束層をスクリーン印刷法により塗布形成し、複合拘束シートを作製した。第1拘束層の厚みは、3μm、5μm、8μm、10μm、15μm、20μm、30μm、40μm、50μm、60μm、70μm、80μm、90μm、100μmとなるように形成した。厚みの変更は印刷回数とスクリーン製版の厚みによりコントロールした。
次に、銀粉末に、β石英、バリウムホウ珪酸ガラス及び有機ビヒクルを添加し、これらを攪拌した後、銀粉末及び有機バインダーの凝集体がなくなるまで3本ロールミルで混合してペースト化し、ビアホール導体用ペーストを作製した。有機ビヒクルは、有機バインダーとして、エチルセルロースを5質量部、有機溶剤としてα−テルピネオールを95質量部とから構成し、この有機ビヒクルを、銀粉末100質量部に対して15質量部添加した。
次に、上記のセラミックグリーンシートにビアホール導体を形成すべく、レーザーによって貫通孔を形成し、ビアホール導体用ペーストをこの貫通孔に充填した。ビアホール導体用ペーストの充填には、ペースト押出式のヘッドを備えたオンコンタクト印刷機を用いた。その後、表面配線及び内部配線となる配線パターンをスクリーン印刷により形成し、これらのセラミックグリーンシートを位置合わせした後、14層積層して焼成後の厚みが0.7mmとなるようなセラミックグリーンシート積層体を作製した。
その後、このセラミックグリーンシート積層体の両面(上面および下面)に、先ほど作製した複合拘束シートを第1拘束層がセラミックグリーンシート積層体と接する側となるように積層(圧着)して、複合積層体を作製した。
この後、所望の形状に切断した後、これを大気中400℃で脱バインダー処理し、さらに大気中900℃で焼成して、焼成後、基板表面に付着した第1拘束層と第2拘束層により形成された拘束複合シートを研磨等により除去し、セラミック多層基板を作製した。
このように作製されたセラミック多層基板において、基板表面の凹凸を3次元レーザー変位計で測定した。測定領域は、セラミック多層基板表面のうち、基板端部の稜線を含む5mm×5mmとした。このとき、得られた測定データのうち、基板端部の稜線以外の基板表面における最低点と最高点との差をコプラナリティ(変形量)と定義して測定した。その結果を表1に示す。なお、表1には5つの基板を測定した結果におけるコプラナリティ(変形量)の最高値を記した。
表1は第1拘束層と第2拘束層(焼成後)の厚みを変化させた際、焼成後の複合拘束シート除去後の基板表面のコプラナリティ、表面実装部品の実装性、寸法精度がどのようになるか、複合拘束シートが容易に除去できるかについて検討した結果である。
試料No.1〜28は、第1拘束層と第2拘束層(焼成後)の厚みを変化させたものであり、試料No.29〜31は第1拘束層のみを積層したものである。
まず、第2拘束層の厚みを200μmに固定して、第1拘束層の厚みを変化させた試料No.2〜11においてコプラナリティの最大値が25μmと、例えば第2拘束層のみを厚み200μmで積層した本発明範囲外の試料No.30のコプラナリティの最大値38μmに比べ、良好な値を示すことを確認した。
第1拘束層の厚みが薄くなると、コプラナリティの最大値が低下する傾向が見られるが、第1拘束層の厚みを3μmと薄くした本発明範囲外の試料No.1においては、焼成後の複合拘束シートの除去が容易にできなくなった。
また、第1拘束層の厚みが80μm以上の試料No.12〜14では、例えば第2拘束層のみを厚み200μmで積層した本発明範囲外の試料No.30のコプラナリティの最大値38μmに比べ、改善は見られるものの、表面実装部品の実装性が悪化していることがわかる。
また、第2拘束層の厚みを100μm、300μmと変化させて、さらに第1拘束層の厚みを変化させた試料No.15〜26においてコプラナリティの最大値が25μmと第2拘束層のみを施した本発明範囲外の試料No.29〜31のコプラナリティの最大値40μmに比べ、良好な値となることを確認した。
以上のことから、第2拘束層の厚みでは、コプラナリティの最大値は大きく変化しないことを確認した。
これまでの結果より、第1拘束層の厚みを薄くするとコプラナリティの値は確実に良好な値となることがわかる。しかしながら、第1拘束層の厚みを3μmと薄くした際に、焼成後の複合拘束シートの除去が容易にできなくなった。したがって、コプラナリティの改善効果に加え、この焼成後の複合拘束シートの除去の観点からも、第1拘束層の厚みは5μm〜70μmの範囲とすることが重要であることがわかる。
なお、焼成前のセラミックグリーンシート積層体と焼成後のセラミック多層基板に対して、所定のポイント間の長さを測定して、面方向の収縮率を測定した。なお、各試料についてそれぞれ収縮率を測定し、収縮率の最大値と最小値の差を収縮バラツキとして評価したところ、本発明の試料はいずれも、0.2%以下の優れた収縮バラツキを示すものであり、寸法精度が良好であることがわかった。
1・・・セラミックグリーンシート積層体
11、12、13、14・・・セラミックグリーンシート
21・・・貫通孔
22・・・ビアホール導体用ペースト
31・・・第1拘束層
32・・・第2拘束層
4・・・配線導体
5・・・複合積層体
11、12、13、14・・・セラミックグリーンシート
21・・・貫通孔
22・・・ビアホール導体用ペースト
31・・・第1拘束層
32・・・第2拘束層
4・・・配線導体
5・・・複合積層体
Claims (1)
- (1)少なくともガラス粉末とセラミック粉末と有機バインダーとを含むセラミックグリーンシートを上下に複数積層してなり、上側および下側の少なくともいずれか一方にある最外のセラミックグリーンシートが貫通孔を有するとともに該貫通孔にビアホール導体用ペーストが充填されたセラミックグリーンシート積層体を作製する工程と、(2)前記ビアホール導体用ペーストが充填された貫通孔を有する最外のセラミックグリーンシート上に、前記セラミックグリーンシート積層体の焼成収縮終了温度では焼成収縮を開始しない厚み5μm〜70μmの未焼結の第1拘束層と、前記セラミックグリーンシート積層体の脱バインダー後であって前記セラミックグリーンシート積層体の焼成収縮開始前に焼成収縮を終了する未焼結の第2拘束層をこの順に積層して複合積層体を作製する工程と、(3)前記複合積層体を、前記第2拘束層および前記セラミックグリーンシート積層体が焼結し、かつ前記第1拘束層が焼結しない温度で焼成する工程と、(4)焼成された前記複合積層体より前記第1拘束層および前記第2拘束層を除去する工程とを有することを特徴とするセラミック多層基板の製造方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2008017246A JP2009181987A (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | セラミック多層基板の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9380699B2 (en) | 2010-07-29 | 2016-06-28 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Ceramic multilayer substrate and method for manufacturing the same |
JP2017109894A (ja) * | 2015-12-15 | 2017-06-22 | 株式会社村田製作所 | セラミック焼成体の製造方法 |
-
2008
- 2008-01-29 JP JP2008017246A patent/JP2009181987A/ja active Pending
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