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JP2009177556A - 車両接地形アンテナアセンブリ - Google Patents

車両接地形アンテナアセンブリ Download PDF

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JP2009177556A JP2008014477A JP2008014477A JP2009177556A JP 2009177556 A JP2009177556 A JP 2009177556A JP 2008014477 A JP2008014477 A JP 2008014477A JP 2008014477 A JP2008014477 A JP 2008014477A JP 2009177556 A JP2009177556 A JP 2009177556A
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Abstract

【課題】車両接地形アンテナアセンブリにおいて、簡便な構造によって車両に固定された接地ボルトと車両用外装品に固定されたアンテナエレメントとの間の距離の変化を吸収する。
【解決手段】アンテナアセンブリ20は、一端がアンテナエレメント22に接続され、他端がエアスポイラ10を固定するボルト102とエアスポイラ10の長手方向に異なる位置にある接地ボルト48によって車両に取り付けられる接地用ブラケット41を備え、接地用ブラケット41の一端と他端との間にエアスポイラ10の長手方向に伸縮する金属製の板ばね42を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両接地形アンテナアセンブリの構造に関する。
車両にはラジオ、テレビ、無線等の多くの受信装置が搭載されており、これらの受信装置それぞれの周波数に応じたアンテナが車両に装備されている。一般の乗用車において、アンテナを車外に設置することによってこれらの電波を受信することは美観、スペースの点から好ましくなく、車両に取り付けられているエアスポイラや車両用バンパー等の樹脂製外装品の内部空間にアンテナを設置することによりスペースの共用化並びに車両外観の向上を図っている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の図10、11に記載された様にエアスポイラの内部には、受信対象メディアに対応する複数のフィルム状のアンテナエレメントを配置したアンテナが設けられ、アンテナのフィーダがエアスポイラ、車体を貫通して車内へ配線されている。そして、フィーダからは、車両に接地するためのアース線が接続されており、そのアース線の先端はビスにより車体のインナーパネルに固定されている。
しかし、このように構成された車載用アンテナにあっては、車両側ケーブルとの配索作業が面倒なうえ、車両内外両方での固定作業を必要とするなど、接地作業が煩雑化するといった問題があった。
そこで、例えば、特許文献1の図8に記載される様に、樹脂製のエアスポイラに金属製のブラケットを一体成形し、一つの取り付けボルトによってエアスポイラの車両への組み付けとエアスポイラに組み込んだアンテナエレメントの接地とを同時に行うことができるような車両用アンテナが提案されている。
特開2003−309413号公報
上記のエアスポイラのように、車両用外装品は樹脂成形によって製造される場合が多いが、車両全幅に設けられるエアスポイラのような大型の車両用外装品では、金属製である車両との間に車両幅方向の熱膨張差が発生することがある。このため、特許文献1に記載された従来技術のように、エアスポイラの車両への固定とアンテナエレメントの接地とを1つの取り付けボルトで行おうとする場合には、熱膨張によるエアスポイラと車両とのずれが発生しないように、固定ボルトは車両とエアスポイラの熱膨張の起点、例えば、車両の幅方向の中央部に設けることが必要であった。
一方、エアスポイラの内部に多くの車両接地形アンテナを組み込もうとすると、エアスポイラを車両に固定するボルトとアンテナエレメントを接地するためのボルトの位置を離して設けることが必要となってくる。このような場合に特許文献1に記載されたような金属製ブラケットとボルトによってアンテナエレメントの接地を行おうとすると、車両とエアスポイラの間の熱膨張差によって接地ボルトとエアスポイラに固定されたアンテナエレメントとの間の距離が変化し、これによってブラケットのはんだ付け部などが損傷してしまうという問題があった。
この場合、接地ボルトの位置をエアスポイラの熱膨張の起点となる車両幅方向の中央部に配置して、アンテナエレメント端部から接地ボルトまでの間をフィーダで接続する方法もあるが、アンテナエレメントの近傍で接地できないことによるアンテナ性能の低下や接地フィーダの組立の手間がかかってしまうという問題があった。
本発明は、車両接地形アンテナアセンブリにおいて、簡便な構造によって車両に固定された接地ボルトと車両用外装品に固定されたアンテナエレメントとの間の距離の変化を吸収する接地用ブラケットを提供することを目的とする。
本発明の車両接地形アンテナアセンブリは、絶縁体の車両用外装品を車両に固定する第1のボルトと、車両用外装品に固定されたアンテナエレメントと、一端がアンテナエレメントに接続され、他端が第1のボルトと車両外装品の長手方向に異なる位置にある第2のボルトによって車両に取り付けられ、アンテナエレメントを車両に接地する接地用ブラケットと、を備える車両接地形アンテナアセンブリであって、接地用ブラケットは、一端と他端との間に設けられ、車両外装品の長手方向に伸縮する導電性の弾性部材を備えること、を特徴とする。
本発明の車両接地形アンテナアセンブリにおいて、接地用ブラケットの弾性部材は、第1のボルトと第2のボルトとを結ぶ方向に伸縮すること、としても好適であるし、接地用ブラケットは、アンテナエレメントに接続される導電性のアンテナエレメント接続板と、ボルトが取り付けられる導電性のボルト取り付け板と、を含み、弾性部材は、アンテナエレメント接続板とボルト取り付け板とを接続する導電性のばねであること、としても好適であるし、ばねは、アンテナエレメント接続板とボルト取り付け板とを接続する導電性の薄板を折り曲げた板ばねであること、としても好適であるし、接地用ブラケットは、アンテナエレメント接続板と、ボルト取り付け板と、板ばねとを一体成形した金属板であること、としても好適である。
本発明は、車両接地形アンテナアセンブリにおいて、簡便な構造によって車両に固定された接地ボルトと車両用外装品に固定されたアンテナエレメントとの間の距離の変化を吸収する接地用ブラケットを提供することができるという効果を奏する。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、車両用アンテナ内蔵外装品であるエアスポイラ10は車両100の後部の天井板101に続くように取り付けられている。エアスポイラ10は車両幅方向が長手方向で、樹脂成形で製造された絶縁体の上半ケーシング11と下半ケーシング12とを接着などによって接続して組み立てられている。
図2に示すように、エアスポイラ10は下半ケーシング12の車両100の前方側の3点でボルト102,103によって車両100の天井板101に取り付けられている。車両100の中央のボルト102は車両中心線110の上に設けられた完全固定点であり、温度が上昇した際にエアスポイラ10の下半ケーシング12の熱伸びの起点となる点である。車両100の両側のボルト103は、車両100の天井板101と下半ケーシング12との車両幅方向の熱伸び差を吸収することができるように下半ケーシング12に設けられた車両幅方向に延びる長孔13を介して車両100に取り付けられている。
図2に示すように、エアスポイラ10の内部には長手方向である車両幅方向に延びる車両接地形のアナログラジオ用のアンテナアセンブリ20が取り付けられている。アンテナアセンブリ20は、平板状のアンテナエレメント基板21と、アンテナエレメント基板21に取り付けられた薄板状のアンテナエレメント22と、アンテナエレメント22からの信号を出力する出力基板26とを備え、出力基板26には同軸ケーブル27が接続されている。アンテナエレメント基板21は車両前方向に向かって延びる複数の取り付け用フランジ23を備え、各取り付け用フランジ23は取り付けボルト24によって下半ケーシング12に固定されている。また、各取り付け用フランジ23は、アンテナエレメント基板21を下半ケーシング12に固定する際の位置決め基準25を備えている。位置決め基準25は、例えば、下半ケーシング12に設けられた位置決め用のリブに嵌る孔であっても良いし、位置決め用のリブに接してアンテナエレメント基板21の位置を決めることのできる突起でもよい。
アンテナエレメント基板21の車両右側には車両前方に基板取り付け用フランジ28が延び、基板取り付け用フランジ28の上には出力基板26が取り付けられ、アンテナエレメント22と出力基板26とは接続線或いは接続パターンによって接続されている。
接地用ブラケット41は一端が取り付けピン61によって出力基板26に固定され、アンテナエレメント22と接続されると共に、出力基板26から車両の前方に向かって延びた後、車両中央に向かうように車両幅方向に延びるL字形部分を含むアンテナエレメント接続板47と、アンテナエレメント接続板47のL字形部分に接続され、車両中央に向かって車両幅方向に延びる板ばね42と、板ばね42に接続され、車両中央に向かって車両幅方向に伸び、接地ボルト48が溶接によって固定されているボルト取り付け板43と、を備えている。接地ボルト48は、エアスポイラ10の下半ケーシング12のボルト102の設けられている車両中心線110とエアスポイラ10の長手方向である車両幅方向の距離がDだけ離れた位置の天井板101に設けられた孔に嵌まり込み、車両側からねじ込まれたナットによって天井板101に固定されている。
図3に示すように、接地用ブラケット41は、薄い金属板を折り曲げて一体として成形したもので、板ばね42は、アンテナエレメント接続板47のL字形部分とボルト取り付け板43との間に設けられた一山の折板ばねとなっている。板ばね42はエアスポイラ10の長手方向である車両幅方向に伸縮する。出力基板26に取り付けられた同軸ケーブル27の内部導体は出力基板26の信号パターンに接続され、外部導体は出力基板26の接地パターンに接続されている。
図4に示すように、接地ボルト48は段付ボルトであって、接地用ブラケット41のボルト取り付け板43に溶接52によって取り付けられる頭部48aと、ナット49がねじ込まれるねじ部48bと、ねじ部48bの直径と略同一の直径のストレート部48cと、ストレート部48cと頭部48aとの間にあり、ストレート部48cよりも直径の大きな段部48dとを備えている。段部48dのねじ部48b側にはストレート部48cの直径と略同一の内径を持つワッシャ54が取り付けられている。また、天井板101にはストレート部48cの直径よりも若干大きな内径を持つ孔105が設けられている。接地ボルト48はねじ部48bから孔105に挿入され、天井板101と段部48dとの間にワッシャ54を挟みこみ、ねじ部48bにナット49をねじ込むことによって、ワッシャ54とナット49との間に天井板101を挟みこんで固定する。接地ボルト48の位置は車両中心線110から車両の幅方向にDだけ離れた位置となっている。
接地ボルトの頭部48aに溶接されている接地用ブラケット41と天井板101との間には、段部48dの厚さとワッシャ54の厚さとの合計厚さ分だけの隙間ができる。この隙間の大きさは、下半ケーシング12の板厚よりも大きくなっている。また、下半ケーシング12は段部48dの直径よりも大きな内径を持つ孔14を備えている。このため、下半ケーシング12は天井板101或いは天井板101に固定された接地ボルト48との間で天井板101の面に沿った方向に移動することができるように構成されている。なお、本実施形態では、孔14の大きさは接地ボルト48、ワッシャ54の組立を考慮して、ワッシャ54の外径よりも大きな内径を持つように構成されている。
図5を参照しながら、天井板101に固定された接地ボルト48とエアスポイラ10に固定されたアンテナエレメント22との間の距離の変化を吸収する動作について説明する。図5はアンテナエレメント22が固定されたエアスポイラ10が天井板101に取り付けられた状態を示す模式図であって、図5(a)はエアスポイラ10の組み付け状態を示し、図5(b)はエアスポイラ10が天井板101に対して熱膨張差αを持つ状態を示している。
図5(a)に示すように、アンテナエレメント22はアンテナエレメント基板21に固定され、アンテナエレメント基板21は下半ケーシング12に固定されていることから、アンテナエレメント22は下半ケーシング12に固定されている。また、接地用ブラケット41のアンテナエレメント接続板47は出力基板26に固定され、出力基板26はアンテナエレメント基板21に固定され、アンテナエレメント基板21は下半ケーシング12に固定されていることから、接地用ブラケット41のアンテナエレメント接続板47は、出力基板26、アンテナエレメント基板21を介して下半ケーシング12に固定されている。接地用ブラケット41のボルト取り付け板43は接地ボルト48に溶接によって固定され、接地ボルト48は天井板101にナット49によって締め付け固定されている。下半ケーシング12はボルト102によって天井板101の車両中心線110上に固定され、車両100の幅方向に向かって摺動することができるよう天井板101に取り付けられている。接地ボルト48と固定用のボルト102との間の車両幅方向の距離はDである。
図5(b)に示すように、天井板101とエアスポイラ10の温度が上昇し、天井板101とエアスポイラ10との間に熱膨張差αが生じると、エアスポイラ10は、固定点となっているボルト102から車両幅方向に向かって熱膨張差αだけ移動する。アンテナエレメント22、アンテナエレメント基板21、アンテナエレメント接続板47は全てエアスポイラ10の下半ケーシング12に固定されていることから、エアスポイラ10と天井板101との間に熱膨張差αが生じると、それぞれ天井板101に対して車両幅方向に向かって熱膨張差αだけ移動することとなる。一方、ボルト取り付け板43は天井板101にナット49によって締め付け固定されている接地ボルト48に溶接されていることから、ボルト取り付け板43は天井板101に対して移動しない。このため、エアスポイラ10と天井板101との間に熱膨張差αが生じると、接地ボルト48とアンテナエレメント22との間には熱膨張差αだけの距離の差が生じ、アンテナエレメント22と同様に下半ケーシング12に固定されているアンテナエレメント接続板47とボルト取り付け板43との間にも熱膨張差αだけの距離の差が生じることとなる。
この距離の差によって、アンテナエレメント接続板47とボルト取り付け板43との間には力が掛かり、この力によってアンテナエレメント接続板47とボルト取り付け板43との間に設けられている板ばね42が縮み、熱膨張差αだけの距離の差を吸収する。板ばね42が縮むと熱膨張差αだけの距離の差によって生じる力が低減され、接地用ブラケット41の取り付け部分或いははんだ付け部分にかかる力が低減され、損傷が抑制される。
以上述べたように、本実施形態では、車両100とエアスポイラ10との間に熱膨張差が発生し、車両100に固定された接地ボルト48とエアスポイラ10に固定されたアンテナエレメント22との間の距離が変化した場合には、この距離の差を効果的に吸収することができ、アンテナアセンブリ20各部の損傷を抑制することができるという効果を奏する。
本実施形態では、接地用ブラケット41のアンテナエレメント接続板47とボルト取り付け板43との間には、金属製の薄板を折り曲げた板ばね42を設けて熱膨張差αだけの距離の差を吸収することとして説明したが、伸縮して距離の差を吸収できれば板ばね42に限らず、別部品としたコイルスプリングを設けてもよいし、導電性ゴムなどの導電性の弾性部材によって構成してもよい。板ばね或いはコイルスプリングなどの部材は1つ或いは一箇所だけ設けてもよいし、複数個所に設けるよう構成してもよい。また、複数のアンテナアセンブリ20をエアスポイラ10の中に組み込む場合には、各アンテナアセンブリ20の接地ブラケット41に板ばね42或いは弾性部材を取り付けるようにしてもよい。
図6、図7を参照しながら本発明の他の実施形態について説明する。先に説明した実施形態と同様の部位には同様の符号を付して説明は省略する。
図6に示すように、本実施形態は、接地用ブラケット41の板ばね42の伸縮方向である長手方向がボルト102と接地ボルト48とを結ぶ線aの方向となるように構成することによって、車両100に固定された接地ボルト48とエアスポイラ10に固定されたアンテナエレメント22との間の斜め方向の距離の変化を吸収できるように構成したものである。
図6に示すように、ボルト102は車両中心線110の上に設けられた完全固定点であり、温度が上昇した際にエアスポイラ10の下半ケーシング12の熱伸びの起点となる点であり、接地ボルト48は、エアスポイラ10の下半ケーシング12のボルト102の設けられている車両中心線110とエアスポイラ10の長手方向である車両幅方向に距離Dだけ離れた位置であって、ボルト102よりも車両後方側に寄った位置に固定されている。接地用ブラケット41のアンテナエレメント接続板47のL字形部は接地ボルト48とボルト102とを結ぶ線aの方向に向かって延び、アンテナエレメント接続板47のL字形部分に接続される板ばね42及び板ばね42に接続されるボルト取り付け板43も線aの方向に延びている。このように、本実施形態では、接地用ブラケット41の板ばね42の伸縮方向が車両の幅方向に対して斜めになっている線aの方向となるように構成されている。また、線aに沿ったボルト102と接地ボルト48との距離はEである。
図7を参照しながら、天井板101に固定された接地ボルト48とエアスポイラ10に固定されたアンテナエレメント22との間の図6に示す線aの方向の距離の変化を吸収する動作について説明する。図7は図5(b)と同様、アンテナエレメント22が固定されたエアスポイラ10が天井板101に取り付けられた状態を示す模式図であって、エアスポイラ10が天井板101に対して図6に示す線aの方向に熱膨張差βを持つ状態を示している。
図7に示すように、天井板101とエアスポイラ10の温度が上昇し、天井板101とエアスポイラ10との間に示す熱膨張差が生じると、エアスポイラ10は、固定点となっているボルト102を中心に車両幅方向及び車両前後方向に向かって熱膨張差分だけ移動する。この際、接地ボルト48とボルト102との間は、図6に示す接地ボルト48とボルト102とを結ぶ方向の線aの方向に向かって熱膨張差βが生じる。アンテナエレメント22、アンテナエレメント基板21、アンテナエレメント接続板47は全てエアスポイラ10の下半ケーシング12に固定されていることから、接地ボルト48とボルト102との間に熱膨張差が生じると、それぞれ天井板101に対して図6に示す線aの方向に向かって熱膨張差βだけ移動することとなる。一方、ボルト取り付け板43は天井板101にナット49によって締め付け固定されている接地ボルト48に溶接されていることから、ボルト取り付け板43は天井板101に対して移動しない。このため、エアスポイラ10と天井板101との間に図6に示す線aの方向に熱膨張差βが生じると、接地ボルト48とアンテナエレメント22との間には線aの方向に熱膨張差βだけの距離の差が生じ、アンテナエレメント22と同様に下半ケーシング12に固定されているアンテナエレメント接続板47とボルト取り付け板43との間にも線aの方向に熱膨張差βだけの距離の差が生じることとなる。
この距離の差によって、アンテナエレメント接続板47とボルト取り付け板43との間には図6に示す線aの方向の力が掛かり、この力によってアンテナエレメント接続板47とボルト取り付け板43との間に設けられている板ばね42が線aの方向に縮み、熱膨張差βだけの距離の差を吸収する。板ばね42が縮むと熱膨張差βだけの距離の差によって生じる力が低減され、接地用ブラケット41の取り付け部分或いははんだ付け部分にかかる力が低減され、損傷が抑制される。
本実施形態のアンテナアセンブリ20は、接地用ブラケット41の板ばね42の伸縮方向がボルト102と接地ボルト48とを結ぶ線aの方向であることから、エアスポイラ10と車両100との間の車両幅方向の熱膨張差及び車両前後方向の熱膨張差によって発生する車両100に固定された接地ボルト48とエアスポイラ10に固定されたアンテナエレメント22との間の車両幅方向に対して斜め方向の距離が変化した場合にも、距離の差を効果的に吸収することができ、アンテナアセンブリ20各部の損傷をより効果的に抑制することができるという効果を奏する。
図8から図10を参照しながら本発明の他の実施形態について説明する。先に説明した実施形態と同様の部位には同様の符号を付して説明は省略する。
図8に示すように、本実施形態のアンテナアセンブリ20は、アンテナエレメント基板21にブラケット取り付けベース31を取り付け、このブラケット取り付けベース31によって接地用ブラケット41を保持するように構成したものである。図8に示すように、ボルト102は車両中心線110の上に設けられた完全固定点であり、温度が上昇した際にエアスポイラ10の下半ケーシング12の熱伸びの起点となる点であり、接地ボルト48は、エアスポイラ10の下半ケーシング12のボルト102の設けられている車両中心線110とエアスポイラ10の長手方向である車両幅方向に距離Dだけ離れた位置の天井板101に設けられた孔に嵌まり込み、車両側からねじ込まれたナットによって天井板101に固定されている。アンテナエレメント基板21の車両右側端部に取り付けられたブラケット取り付けベース31は、保持する接地用ブラケット41の伸縮方向である接地用ブラケット41の長手方向が線aの方向となるように構成されている。また、線aに沿ったボルト102と接地ボルト48との距離はEである。ブラケット取り付けベース31には、同軸ケーブル27からの出力を車両内部から延びる図示しない信号線と接続する出力ブラケット32と、アンテナエレメント22に電気的に接続され、アンテナエレメント22の一端を車両に接地する接地用ブラケット41とが取り付けられている。
図9に示すように、ブラケット取り付けベース31は樹脂成形によって構成され、出力ブラケット32が取り付けられる出力ブラケット取り付け部31aと接地用ブラケット41が取り付けられる接地用ブラケット取り付け部31bとを含んでいる。各取り付け部31a,31bは並列で一体に製造されている。
接地用ブラケット41は、薄い金属帯板を折り曲げ成形したもので、ブラケット取り付けベース31に取り付けピン61によって取り付けられ、アンテナエレメント22に電気的に接続されるアンテナエレメント接続板47と、車両100の天井板101に固定される接地ボルト48が溶接によって取り付けられたボルト取り付け板43とを含んでいる。ボルト取り付け板43とアンテナエレメント接続板47との間には金属板をクランク状に折り曲げた板ばね42を備えている。ボルト取り付け板43には接地ボルト48の取り付けられている面からブラケット取り付けベース31に向かって折り曲げられ、接地用ブラケット41の長手方向に延びるリブ44が設けられ、ボルト取り付け板43の端部には接地ボルト48の取り付け面からブラケット取り付けベース31に向かってカギ形に折り曲げられたブラケット浮き上がり防止爪45が設けられている。また、接地ボルト48と板ばね42との間のボルト取り付け板43にはブラケット取り付けベース31に設けられた樹脂製のピン34が嵌まり込む長孔46が設けられている。長孔46は接地用ブラケット41の長手方向に延びる孔である。
図10に示すように、接地用ブラケット41は板ばね42がブラケット取り付けベース31に設けられたカバー33に入り込み、リブ44がブラケット取り付けベース31に設けられ、接地用ブラケット41の長手方向に延びる溝35に嵌まり込み、ブラケット取り付けベース31に設けられ、接地用ブラケット41の厚さ方向に開口幅を有するスリット36にブラケット浮き上がり防止爪45の先端が差し込まれ、ブラケット取り付けベース31のピン34の中心が接地用ブラケット41に設けられた長孔46の中央に嵌まり込むように組み付けられる。アンテナエレメント接続板47は、取り付けピン61によってブラケット取り付けベース31に取り付けられ、図示しない接続金物によってアンテナエレメント22と電気的に接続されている。溝35は接地用ブラケット41の長手方向の移動をガイドし、長手方向と直角方向の移動を制限する。スリット36は、その長さがブラケット浮き上がり防止爪45の幅よりも長く、その幅はブラケット浮き上がり防止爪45の板厚よりも少しだけ広くなっており、ブラケット浮き上がり防止爪45の接地用ブラケット41の長手方向の移動をガイドし、厚み方向の移動を制限する。また、カバー33の内面寸法は板ばね42の外形寸法よりも大きく、熱膨張の吸収の際に板ばね42が弾性変形することができる隙間をそなえている。板ばね42の変形による熱膨張差の吸収の動作については、図7を参照して説明した実施形態と同様である。
本実施形態のアンテナアセンブリ20は、図6、図7を参照して説明した実施形態と同様、車両100に固定された接地ボルト48とエアスポイラ10に固定されたアンテナエレメント22との間の車両幅方向に対して斜め方向の距離が変化した場合にも、距離の差を効果的に吸収することができ、アンテナアセンブリ20各部の損傷をより効果的に抑制することができるという効果を奏する。
また、接地用ブラケット41がブラケット取り付けベース31に組み付けられると、ボルト取り付け板43は接地用ブラケット41の長手方向及び長手方向と直角方向及び厚み方向への移動が制限される。つまり、接地用ブラケット41のボルト取り付け板43は、ボルト取り付け板43とアンテナエレメント接続板47との間に形状が容易に変形する板ばね42があるにもかかわらず、ブラケット取り付けベース31に対するXYZの3軸方向の各移動が制限されることとなり、ブラケット取り付けベース31との相対位置を略組み付け位置に保持することができる。このため、本実施形態は、先に説明した実施形態と同様の効果に加えて、エアスポイラ10を天井板101に組み付ける際に、ボルト取り付け板43がブラケット取り付けベース31から大きく離れることが無く、その位置が安定するので、接地ボルト48を車両100の天井板101に容易に組み付けることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態の車両接地形アンテナアセンブリが組み付けられたエアスポイラが車両に取り付けられた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態の車両接地形アンテナアセンブリがエアスポイラの下半ケーシングに取り付けられた状態を示す平面図である。 本発明の実施形態の車両接地形アンテナアセンブリにおける接地用ブラケットを示す斜視図である。 本発明の実施形態の車両接地形アンテナアセンブリにおける接地用ボルトの天井板への固定部分を示す断面図である。 本発明の実施形態の車両接地形アンテナアセンブリの組み付けられたエアスポイラを天井板に取り付けた状態と、熱膨張差が発生した状態とを示す概念図である。 本発明の他の実施形態の車両接地形アンテナアセンブリがエアスポイラの下半ケーシングに取り付けられた状態を示す平面図である。 本発明の他の実施形態の車両接地形アンテナアセンブリの組み付けられたエアスポイラと天井板との間に熱膨張差が発生した状態を示す概念図である。 本発明の他の実施形態の車両接地形アンテナアセンブリがエアスポイラの下半ケーシングに取り付けられた状態を示す平面図である。 本発明の他の実施形態の車両接地形アンテナアセンブリにおける接地用ブラケットとブラケット取り付けベースとを示す斜視図である。 本発明の他の実施形態の車両接地形アンテナアセンブリにおける接地用ブラケットとブラケット取り付けベースとをボルト側から見た斜視図である。
符号の説明
10 エアスポイラ、11 上半ケーシング、12 下半ケーシング、13 長孔、14,105 孔、20 アンテナアセンブリ、21 アンテナエレメント基板、22 アンテナエレメント、23 取り付け用フランジ、24,102,103 ボルト、26 出力基板、27 同軸ケーブル、28 基板取り付け用フランジ、31 ブラケット取り付けベース、31a 出力ブラケット取り付け部、31b 接地用ブラケット取り付け部、32 出力ブラケット、33 カバー、34 ピン、35 溝、36 スリット、41 接地用ブラケット、43 ボルト取り付け板、47 アンテナエレメント接続板、48 接地ボルト、48a 頭部、48b ねじ部、48c ストレート部、48d 段部、49 ナット、52 溶接、54 ワッシャ、61 取り付けピン、100 車両、101 天井板、110車両中心線、D,E 距離、α,β 熱膨張差。

Claims (5)

  1. 絶縁体の車両用外装品を車両に固定する第1のボルトと、
    車両用外装品に固定されたアンテナエレメントと、
    一端がアンテナエレメントに接続され、他端が第1のボルトと車両外装品の長手方向に異なる位置にある第2のボルトによって車両に取り付けられ、アンテナエレメントを車両に接地する接地用ブラケットと、を備える車両接地形アンテナアセンブリであって、
    接地用ブラケットは、一端と他端との間に設けられ、車両外装品の長手方向に伸縮する導電性の弾性部材を備えること、
    を特徴とする車両接地形アンテナアセンブリ。
  2. 請求項1に記載の車両接地形アンテナアセンブリであって、
    接地用ブラケットの弾性部材は、第1のボルトと第2のボルトとを結ぶ方向に伸縮すること、
    を特徴とする車両接地形アンテナアセンブリ。
  3. 請求項1または2に記載の車両接地形アンテナアセンブリであって、
    接地用ブラケットは、アンテナエレメントに接続される導電性のアンテナエレメント接続板と、ボルトが取り付けられる導電性のボルト取り付け板と、を含み、
    弾性部材は、アンテナエレメント接続板とボルト取り付け板とを接続する導電性のばねであること、
    を特徴とする車両接地形アンテナアセンブリ。
  4. 請求項3に記載の車両接地形アンテナアセンブリであって、
    ばねは、アンテナエレメント接続板とボルト取り付け板とを接続する導電性の薄板を折り曲げた板ばねであること、
    を特徴とする車両接地形アンテナアセンブリ。
  5. 請求項3または4に記載の車両接地形アンテナアセンブリであって、
    接地用ブラケットは、アンテナエレメント接続板と、ボルト取り付け板と、板ばねとを一体成形した金属板であること、
    を特徴とする車両接地形アンテナアセンブリ。
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