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JP2009174924A - 診断装置、診断システム、診断方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

診断装置、診断システム、診断方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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JP2009174924A
JP2009174924A JP2008012017A JP2008012017A JP2009174924A JP 2009174924 A JP2009174924 A JP 2009174924A JP 2008012017 A JP2008012017 A JP 2008012017A JP 2008012017 A JP2008012017 A JP 2008012017A JP 2009174924 A JP2009174924 A JP 2009174924A
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Takashi Hiraguchi
貴士 平口
Hironori Mizuta
浩典 水田
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract


【課題】 自動車に搭載されるディスプレイが故障した場合も含めて、熟練度の高くない技術者が機器故障の原因を確実にかつ簡単に指摘することができる診断装置、診断システム、診断方法、プログラムおよび記録媒体を提供する。
【解決手段】 制御部12は、技術者がメインメニュー画面41で部位を選択し、現象メニュー画面で現象を選択すると、選択された部位および現象の診断画面を表示部14に表示する。技術者が、診断画面43の「開始」ボタン431を操作すると、制御部12は、その処理のコマンドをオーディオナビ機器20に送信してコマンドを実行させる。制御部12は、「OK」ボタンが操作されると、次の未処理の処理を実行する。「NG」ボタンが操作されると、解説画面を表示部14に表示する。技術者は、解説画面に表示される手順に従って、故障のある部位および原因を特定することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車に搭載される機器の故障を診断する診断装置、診断システム、診断方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
に関する。
自動車は、駆動および運転操作に係る機器のほかに、目的地までの経路を案内するナビゲーション機器、音楽を聴くためのオーディオ機器、および映像を映すビデオ機器、あるいはこれらが一体化されたオーディオナビゲーションシステム機器(以下「オーディオナビ機器」という)を搭載している。
自動車の利用者は、これらに機器が故障した場合、あるいは動作がおかしく故障しているのではないかと感じた場合に、自動車を自動車の販売店あるいはサービス工場に持ち込んで、原因究明および対策を依頼する。自動車の販売店あるいはサービス工場では、自動車の技術者は、故障を診断し修理するための車両修理書などの故障診断修理マニュアルに従って原因究明を行う。
オーディオナビ機器は、ナビゲーション機器、オーディオ機器およびビデオ機器など複数の機器から構成され、さらに各機器も高機能化かつ複雑化しており、故障診断修理マニュアルは、数千ページ以上に及ぶ膨大なマニュアルから構成されている。しかも、オーディオナビ機器の故障診断画面に表示される情報などは、各機器内の信号、制御情報および故障の部位などがコード化されており、上述の故障診断修理マニュアルを見ないと意味さえ分らないだけでなく、熟練した技術者でないと、故障の原因を誤って指摘する場合、あるいは故障の原因を絞りこむことができない場合がある。
故障の原因を誤って指摘した場合、誤って指摘した原因に対応する部品の交換あるいは修理を行うが、本当の故障の原因に対応する部品の交換あるいは修理は行われないので、同じ故障が再発し、自動車の利用者から強いクレームを受けることになる。あるいは、故障の原因を絞り込むことができない場合、故障の原因があると思われるすべての部位の部品を交換して対処する。この場合、故障の原因に対応する部位の部品は交換されているので、自動車の故障は修理することはできる。しかしながら、故障していない部品も交換しているので、交換された部品の中から、故障の原因がある部品を特定する作業を行う必要がある。この作業は、さらに熟練した技術者あるいは設計者などの専門家が行うことになるが、これらの技術者あるいは専門家の数は限られているので、原因究明に時間が掛かってしまう。
サービス工場などに出向くことなく、車両の故障診断および検査を行なうことを可能にした従来の技術として、遠隔故障診断用サーバがある。この遠隔故障診断用サーバは、故障個所を特定するための故障個所特定プログラムを車両に送信し、車両に搭載されている車載コンピュータにその故障個所特定プログラムを実行させる。故障個所特定プログラムは、車両に搭載されている車載ディスプレイに、車両の利用者に故障診断を誘導する画面を順次表示し、利用者が各画面に表示される項目の中から該当する項目を選択していくことによって、故障の原因を究明する(たとえば特許文献1参照)。
特開2002−331884号公報
上述した従来の技術は、車両に搭載されている車載ディスプレイに故障診断を誘導する画面を表示する。しかしながら、車載ディスプレイの表示に係る故障の症状が発生すると、故障診断を誘導する画面が表示されなくなり、故障診断ができず、またディスプレイが故障したと思い込み、ディスプレイまたは関連機器をすべて交換する処置を実施してしまう技術者が多い。さらに、サービス工場では、従来の技術は、自動車の技術者が、膨大な故障診断修理マニュアルに従って原因究明を行うことになり、故障の原因を間違って指摘したり、故障の原因を絞りこむことができない場合があるという問題がある。
本発明の目的は、自動車に搭載されるディスプレイが故障した場合も含めて、熟練度の高くない技術者が機器の故障の原因を確実にかつ簡単に指摘することができる診断装置、診断システム、診断方法、プログラムおよび記録媒体を提供することである。
本発明(1)は、各部位を動作させるための命令に応答して動作する複数の部位から構成される診断対象である被診断装置を診断する診断装置であって、
前記命令からなり、各部位を診断するための一連の処理を表す処理情報と、各部位に生じる故障の現象を表す現象情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶される現象情報が示す現象の中から、実際に発生している現象の現象情報を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された現象情報に対応付けられている処理情報を表示する表示手段と、
前記表示手段によって表示される処理情報が示す一連の処理の命令の実行を1つずつ順次指示する指示手段と、
前記指示手段によって、前記表示手段によって表示される処理情報が示す一連の処理のうちの1つの処理の実行が指示されると、指示された処理の命令を前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信し、送信した命令を前記被診断装置に実行させる実行手段と、
前記実行手段によって実行された命令の実行結果が正常であったか否かを表す正否情報を入力する入力手段とを含み、
前記実行手段は、前記入力手段によって入力された正否情報が正常であることを示していると、前記入力手段によって入力される正否情報が正常でないことを示すまで、または前記一連の処理のすべての命令の実行が完了するまで、前記一連の処理の次の命令を前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信し、送信した命令を前記被診断装置に実行させ、
前記表示手段は、前記入力手段によって入力された正否情報が正常でないことを示していると、その正常でない実行結果を解説する解説情報をさらに表示することを特徴とする診断装置である。
また本発明(2)は、各部位を動作させるための命令に応答して動作する複数の部位から構成される診断対象である被診断装置と、その被診断装置を診断する診断装置とを含む診断システムであって、
前記診断装置は、
前記命令からなり、各部位を診断するための一連の処理を表す処理情報と、各部位に生じる故障の現象を表す現象情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶される現象情報が示す現象の中から、実際に発生している現象の現象情報を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された現象情報に対応付けられている処理情報を表示する表示手段と、
前記表示手段によって表示される処理情報が示す一連の処理の命令の実行を1つずつ順次指示する指示手段と、
前記指示手段によって、前記表示手段によって表示される処理情報が示す一連の処理のうちの1つの処理の実行が指示されると、指示された処理の命令を前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信し、送信した命令を前記被診断装置に実行させる実行手段と、
前記実行手段によって実行された命令の実行結果が正常であったか否かを表す正否情報を入力する入力手段とを含み、
前記実行手段は、前記入力手段によって入力された正否情報が正常であることを示していると、前記入力手段によって入力される正否情報が正常でないことを示すまで、または前記一連の処理のすべての命令の実行が完了するまで、前記一連の処理の次の命令を前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信し、送信した命令を前記被診断装置に実行させ、
前記表示手段は、前記入力手段によって入力された正否情報が正常でないことを示していると、その正常でない実行結果を解説する解説情報をさらに表示することを特徴とする診断システムである。
また本発明(3)は、各部位を動作させるための命令に応答して動作する複数の部位から構成される診断対象である被診断装置を診断する診断方法であって、
前記命令からなり、各部位を診断するための一連の処理を表す処理情報と、各部位に生じる故障の現象を表す現象情報とを対応付けて記憶する記憶部に記憶される現象情報が示す現象の中から、実際に発生している現象の現象情報を選択する選択ステップと、
前記選択ステップで選択された現象情報に対応付けられている処理情報を表示する第1の表示ステップと、
前記第1の表示ステップで表示された処理情報が示す一連の処理の命令の実行を1つずつ順次指示する指示ステップと、
前記指示ステップで、前記第1の表示ステップで表示された処理情報が示す一連の処理のうちの1つの処理の実行が指示されると、指示された処理の命令を前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信し、送信した命令を前記被診断装置に実行させる実行ステップと、
前記実行ステップで実行された命令の実行結果が正常であったか否かを表す正否情報を入力する入力ステップと、
前記入力ステップで入力された正否情報が正常でないことを示していると、その正常でない実行結果を解説する解説情報を表示する第2の表示ステップとを含み
前記実行ステップでは、前記入力ステップで入力された正否情報が正常であることを示していると、前記入力ステップで入力される正否情報が正常でないことを示すまで、または前記一連の処理のすべての命令の実行が完了するまで、前記一連の処理の次の命令を前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信し、送信した命令を前記被診断装置に実行させることを特徴とする診断方法である。
また本発明(4)は、診断対象である被診断装置を構成する複数の部位のそれぞれの部位を動作させる命令からなり、各部位を診断するための一連の処理を表す処理情報と、各部位に生じる故障の現象を表す現象情報とを対応付けて記憶する記憶部に記憶される現象情報が示す現象の中から、実際に発生している現象の現象情報を選択する選択ステップと、
前記選択ステップで選択された現象情報に対応付けられている処理情報を表示する第1の表示ステップと、
前記第1の表示ステップで表示された処理情報が示す一連の処理の命令の実行を1つずつ順次指示する指示ステップと、
前記指示ステップで、前記第1の表示ステップで表示された処理情報が示す一連の処理のうちの1つの処理の実行が指示されると、指示された処理の命令を前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信し、送信した命令を前記被診断装置に実行させる実行ステップと、
前記実行ステップで実行された命令の実行結果が正常であったか否かを表す正否情報を入力する入力ステップと、
前記入力ステップで入力された正否情報が正常でないことを示していると、その正常でない情報が示す実行結果を解説する解説情報を表示する第2の表示ステップとを、コンピュータに実行せるためのプログラムであって、
前記実行ステップでは、前記入力ステップで入力された正否情報が正常であることを示していると、前記入力ステップで入力される正否情報が正常でないことを示すまで、または前記一連の処理のすべての命令の実行が完了するまで、前記一連の処理の次の命令を前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信し、送信した命令を前記被診断装置に実行させることを特徴とするプログラムである。
また本発明(5)は、前記プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
本発明(1)によれば、各部位を動作させるための命令に応答して動作する複数の部位から構成される診断対象である被診断装置を診断するにあたって、記憶手段によって、前記命令からなり、各部位を診断するための一連の処理を表す処理情報と、各部位に生じる故障の現象を表す現象情報とが対応付けて記憶され、選択手段によって、前記記憶手段に記憶される現象情報が示す現象の中から、実際に発生している現象の現象情報が選択される。
そして、表示手段によって、前記選択手段によって選択された現象情報に対応付けられている処理情報が表示され、指示手段によって、前記表示手段によって表示される処理情報が示す一連の処理の命令の実行が1つずつ順次指示され、実行手段によって、前記指示手段によって、前記表示手段によって表示される処理情報が示す一連の処理のうちの1つの処理の実行が指示されると、指示された処理の命令が前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信され、送信された命令が前記被診断装置によって実行される。
さらに、入力手段によって、前記実行手段によって実行された命令の実行結果が正常であったか否かを表す正否情報が入力され、前記実行手段によって、前記入力手段によって入力された正否情報が正常であることを示していると、前記入力手段によって入力される正否情報が正常でないことを示すまで、または前記一連の処理のすべての命令の実行が完了するまで、前記一連の処理の次の命令が前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信され、送信された命令が前記被診断装置によって実行され、前記表示手段によって、前記入力手段によって入力された正否情報が正常でないことを示していると、その正常でない実行結果を解説する解説情報がさらに表示される。
したがって、自動車に搭載されるディスプレイが故障した場合も含めて、熟練度の高くない技術者を誘導して診断することができ、AVC−LANに接続される機器の故障の原因を確実にかつ簡単に指摘することができる。
また本発明(2)によれば、各部位を動作させるための命令に応答して動作する複数の部位から構成される診断対象である被診断装置を、記憶手段、選択手段、表示手段、指示手段、実行手段および入力手段を含む診断装置によって診断するにあたって、記憶手段によって、前記命令からなり、各部位を診断するための一連の処理を表す処理情報と、各部位に生じる故障の現象を表す現象情報とが対応付けて記憶され、選択手段によって、前記記憶手段に記憶される現象情報が示す現象の中から、実際に発生している現象の現象情報が選択される。
そして、表示手段によって、前記選択手段によって選択された現象情報に対応付けられている処理情報が表示され、指示手段によって、前記表示手段によって表示される処理情報が示す一連の処理の命令の実行が1つずつ順次指示され、実行手段によって、前記指示手段によって、前記表示手段によって表示される処理情報が示す一連の処理のうちの1つの処理の実行が指示されると、指示された処理の命令が前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信され、送信された命令が前記被診断装置によって実行される。
さらに、入力手段によって、前記実行手段によって実行された命令の実行結果が正常であったか否かを表す正否情報が入力され、前記実行手段によって、前記入力手段によって入力された正否情報が正常であることを示していると、前記入力手段によって入力される正否情報が正常でないことを示すまで、または前記一連の処理のすべての命令の実行が完了するまで、前記一連の処理の次の命令が前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信され、送信された命令が前記被診断装置によって実行され、前記表示手段によって、前記入力手段によって入力された正否情報が正常でないことを示していると、その正常でない実行結果を解説する解説情報がさらに表示される。
したがって、自動車に搭載されるディスプレイが故障した場合も含めて、熟練度の高くない技術者を誘導して診断することができ、AVC−LANに接続される機器の故障の原因を確実にかつ簡単に指摘することができる。
また本発明(3)によれば、各部位を動作させるための命令に応答して動作する複数の部位から構成される診断対象である被診断装置を診断するにあたって、選択ステップでは、前記命令からなり、各部位を診断するための一連の処理を表す処理情報と、各部位に生じる故障の現象を表す現象情報とを対応付けて記憶する記憶部に記憶される現象情報が示す現象の中から、実際に発生している現象の現象情報を選択する。
第1の表示ステップでは、前記選択ステップで選択された現象情報に対応付けられている処理情報を表示する。指示ステップでは、前記第1の表示ステップで表示された処理情報が示す一連の処理の命令の実行を1つずつ順次指示する。実行ステップでは、前記指示ステップで、前記第1の表示ステップで表示された処理情報が示す一連の処理のうちの1つの処理の実行が指示されると、指示された処理の命令を前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信し、送信した命令を前記被診断装置に実行させる。
入力ステップでは、前記実行ステップで実行された命令の実行結果が正常であったか否かを表す正否情報を入力する。第2の表示ステップでは、前記入力ステップで入力された正否情報が正常でないことを示していると、その正常でない実行結果を解説する解説情報を表示する。そして、前記実行ステップでは、前記入力ステップで入力された正否情報が正常であることを示していると、前記入力ステップで入力される正否情報が正常でないことを示すまで、または前記一連の処理のすべての命令の実行が完了するまで、前記一連の処理の次の命令を前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信し、送信した命令を前記被診断装置に実行させる。
したがって、本発明に係る診断方法を適用すれば、自動車に搭載されるディスプレイが故障した場合も含めて、熟練度の高くない技術者を誘導して診断することができ、AVC−LANに接続される機器の故障の原因を確実にかつ簡単に指摘することができる。
また本発明(4)によれば、本発明に係る診断方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供することができる。
また本発明(5)によれば、本発明に係る診断方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体として提供することができる。
図1は、本発明の実施の一形態である診断システム1のシステム構成を示すブロック図である。診断システム1は、診断ツール10、オーディオナビゲーションシステム機器(以下「オーディオナビ機器」という)20、およびAVC-LAN(Audio Visual Communication-Loc al Area Network)30によって構成される。本発明に係る診断方法は、診断装置である診断ツール10によって実行される。
AVC-LAN30は、予め定める通信回線であり、たとえばAVC-LANによって構成され、診断ツール10とオーディオナビ機器20とを接続し、診断ツール10およびオーディオナビ機器20間での情報の送受信を可能にする。
被診断装置であるオーディオナビ機器20は、複数の部位、たとえば画面系機器201、オーディオ系機器202、アンプ系機器203、図示しないスピーカおよび図示しない接続部などによって構成される。接続部は、たとえばコネクタおよび信号線である。
これらの部位のうち接続部を除く残余の部位、たとえば画面系機器201、オーディオ系機器202、アンプ系機器203、図示しないスピーカは、各部位を動作させるための命令であるコマンドに応答して、個々に動作可能である。オーディオナビ機器20は、オーディオナビ機器20が有する表示画面から指示され、かつオーディオナビ機器20を診断する被診断装置診断コマンドを実行可能であるが、各部位を動作させるためのコマンドは、被診断装置診断コマンドよりも細かいレベルのコマンド、すなわち被診断装置診断コマンドによる複数の動作の1つ1つの動作を実行することができるコマンドである。
図2は、診断ツール10の構成を示すブロック図である。診断ツール10は、記憶部11、制御部12、通信部13、表示部14および操作部15を含んで構成される。記憶部11は、たとえば半導体メモリによって構成され、必要に応じてハードディスク装置などの大容量の記憶装置を含んで構成してもよい。
記憶手段である記憶部11は、診断ツール10を制御するための制御プログラム、および診断ツール10を制御するために用いられるデータを記憶する。記憶部11に記憶されるデータは、前記複数の部位を表す部位情報と、前記コマンドからなり、各部位を診断するための一連の処理を表す処理情報と、各部位に生じる故障の現象を表す現象情報と、前記コマンドの正常でない実行結果を解説する解説情報とを含み、処理情報は、現象情報に対応付けられて記憶される。
処理情報が示す各部位を診断するための一連の処理は、たとえば従来の技術で故障を診断し修理するための車両修理書などの故障診断修理マニュアルに記載されている確認手順に沿った処理であり、より詳細に診断するためのコマンドによる処理が追加されている。現象情報および解説情報は、故障診断修理マニュアルに記載されている情報を含み、より詳細に診断するためのコマンドを実行することによる情報も追加されている。
記憶部11に記憶される制御プログラムは、オーディオナビ機器20を診断するための診断機能を実現する診断プログラムである。この診断プログラムは、記憶部11に記憶される処理情報が示す一連の処理を行うコマンドを、オーディオナビ機器20に送信して実行させるプログラムである。制御部12は、たとえば中央処理装置(Central Processing Unit;以下「CPU」という)によって構成され、記憶部11に記憶される診断プログラムをCPUで実行することによって、通信部13、表示部14および操作部15を制御し、オーディオナビ機器20に対する診断機能を実現する。
通信部13は、AVC−LANに接続され、AVC−LANに接続されるオーディオナビ機器20と情報の送受信を行う。具体的には、通信部13は、制御部12から指示されるコマンド、たとえば各機器間の通信のための規格であるAVC−LANの規格、または各機器内部の通信の規格であるTABIIあるいはATAPIなどの規格によって定義されるコマンドをAVC−LANに接続されるオーディオナビ機器20に送信する。表示部14は、たとえば液晶ディスプレイなどの表示装置によって構成され、制御部12から指示される情報を表示する。入力手段、指示手段および第2の選択手段である操作部15は、情報を入力するための装置、たとえばキーボードおよびマウスなどによって構成され、入力された情報を制御部12に送る。制御部12、表示部14および操作部15は、選択手段であり、制御部12および表示部14は、表示手段および第2の表示手段であり、制御部12および通信部13は、実行手段である。
図3は、表示部14に表示されるメインメニュー画面41の一例を示す図である。メインメニュー画面41は、診断プログラムが起動されると、制御部12によって表示部14に表示される画面である。メインメニュー画面41には、タイトル「オーディオ・ナビシステム診断ツール」411が表示され、「画面系診断」ボタン412、「音声・オーディオ系診断」ボタン413、「操作コマンドパネル」ボタン414、「AVC−LANモニタ」ボタン415および「診断終了」ボタン416が設けられる。
「画面系診断」ボタン412は、診断対象の部位として、画面系の部位を選択するための操作ボタンである。「音声・オーディオ系診断」ボタン413は、音声・オーディオ系の部位を選択するための操作ボタンである。画面系の部位としては、たとえば画面系機器201であり、音声・オーディオ系の部位は、たとえばオーディオ系機器202およびアンプ系機器203であるが、これらは、明確に分類されるものではなく、他の部位の機器の一部を含むこともある。図3に示した例では、選択可能な部位として、画面系の部位と音声・オーディオ系の部位とを選択するための2つの操作ボタンを示したが、2つの部位に限定されるものではなく、他の部位があれば、その部位に対応する操作ボタンを設けてもよい。
「画面系診断」ボタン412を操作すると、画面系の部位で発生する故障の現象を選択するための図4に示すクレーム現象メニュー画面42が表示される。「音声・オーディオ系診断」ボタン413を操作すると、音声・オーディオ系の部位で発生する故障の現象を選択するための図示しないクレーム現象メニュー画面が表示される。操作ボタンの操作は、たとえば画面に表示されるポインタを操作ボタンの位置に移動し、マウスを左クリックすることによって操作することができる。
「操作コマンドパネル」ボタン414は、オーディオナビ機器20に実行させるコマンドを選択的に指示するための画面を開く操作ボタンである。「AVC−LANモニタ」ボタン415は、過去に診断を行った際に実行したコマンドおよび実行結果などの履歴情報を表示するため画面を開く操作ボタンである。「診断終了」ボタン416は、メインメニュー画面41を閉じるための操作ボタンである。
このように、前記現象情報は、各部位を表す部位情報ごとに対応付けられており、制御部12および表示部14によって、オーディオナビ機器20を構成する複数の部位の部位情報が表示され、操作部15によって、制御部12および表示部14によって表示された部位情報が示す部位の中から、実際に発生している現象に係る部位の部位情報が選択され、制御部12および表示部14によって、制御部12および表示部14によって表示された部位情報が示す部位のうち、操作部15によって選択された部位情報が示す部位の故障の現象に対応付けられている処理情報が示す一連の処理が表示されるので、故障の現象を部位ごとに絞り込むことができる。
図4は、表示部14に表示される現象メニュー画面42の一例を示す図である。現象メニュー画面42は、メインメニュー画面41で「画面系診断」ボタン412が操作されたときに、制御部12によって表示部14に表示される画面である。現象メニュー画面42には、タイトル「クレーム現象メニュー」421が表示され、「黒画・画面色の異常」ボタン422、無名の操作ボタン423〜426、および「戻る」ボタン427が設けられる。
「黒画・画面色の異常」ボタン422および無名の操作ボタン423〜426は、実際に発生している現象と同じ現象を選択するための操作ボタンであり、図4に示した例では、「黒画・画面色の異常」ボタン422にのみ現象が付記されている。無名の操作ボタン423〜426には、それぞれ対応する現象が付記されるが、図4では省略している。「黒画・画面色の異常」ボタン422は、画面に関する異常な現象、たとえば画面が黒い画面になって表示内容が分らないという現象、画面にノイズがのる現象、画面がフリーズする現象、タッチパネルの操作が効かないという現象などの画面に関する異常な現象を選択するための操作ボタンである。「戻る」ボタン427は、現象メニュー画面42を閉じて、メインメニュー画面41に戻るための操作ボタンである。
画面系の部位以外の他の部位についての図示しないクレーム現象メニュー画面は、現象を選択するための操作ボタンが異なることを除いて、現象メニュー画面42と同様の構成である。
図5は、表示部14に表示される診断画面43の一例を示す図である。診断画面43は、現象メニュー画面42で現象を選択するための操作ボタンが操作されたときに、制御部12によって表示部14に表示される画面である。診断画面43には、「開始」ボタン431、処理表示欄433、「OK/次へ」ボタン(以下「OK」ボタンという)434、「NG」ボタン435、コメント欄437および「戻る」ボタン438が設けられ、コメント432,436が表示されている。
「開始」ボタン431は、処理表示欄433に表示される一連の処理のうち、状態が「未処理」である先頭の処理の実行を指示するための操作ボタンであり、コメント「<−押すと検査が始まります」432が付記されている。処理表示欄433は、「処理」および「状態」の2つの欄を含み、「処理」欄には、現象メニュー画面42で現象を選択するための操作ボタンで選択された現象の故障の原因を究明するための一連の処理が、実行される順序で示される。「状態」欄は、「処理」欄に表示される各処理の実行状態を示しており、「未処理」は、その処理がまだ実行されていないことを示し、「処理済」は、その処理がすでに実行されたことを示す。処理表示欄433に一連の処理が表示しきれない場合は、処理表示欄433の右側にスクロールボタンが表示され、そのスクロールボタンを操作することによって表示されていない処理を表示することができる。
「OK」ボタン434は、「開始」ボタン431を操作したことによって、オーディオナビ機器20で実行された処理の結果を、技術者がオーディオナビ機器20で確認し、処理の結果が正常である場合に、実行結果が正常であったこと示す正否情報を制御部12に送るための操作ボタンである。「NG」ボタン435は、「開始」ボタン431を操作したことによって、オーディオナビ機器20で実行された処理の結果を、技術者がオーディオナビ機器20で確認し、処理の結果が正常でない場合に、実行結果が正常でないことを示す正否情報を制御部12に送るための操作ボタンであり、コメント「<−検査中に異常があった場合、押してください」436が付記されている。
コメント欄437は、次に実行する未処理の処理を実行したとき、技術者に確認させる確認事項を示すコメント、たとえば、「画面に白い画像が表示されたか否かを確認してください」、あるいは「スピーカから音が出たか否かを確認してください」というコメントを表示するための表示欄である。「戻る」ボタン438は、診断画面43を閉じて、現象メニュー画面42に戻るための操作ボタンである。
図5に示した処理表示欄433の「処理」欄には、「黒画・画面色の異常」ボタン422が操作されたときの一連の処理が表示されており、「検査モードへ移行」、「白画表示」、「-----[一時停止]-----」、「黒画表示」、「-----[一時停止]-----」、「赤画表示」、「-----[一時停止]-----」、「緑画表示」、「-----[一時停止]-----」、「青画表示」、「-----[一時停止]-----」、「検査モード終了」、「-----[一時停止]-----」、「情報画面表示」および「-----[一時停止]-----」の処理が示され、いずれの「状態」欄も「未処理」である。たとえば、「検査モードへ移行」は、オーディオナビ機器20を検査モードに切り換えるためのコマンドをオーディオナビ機器20に送信して、オーディオナビ機器20を検査モードに切り換える処理である。「白画表示」は、画面に白い画像を表示する処理である。「-----[一時停止]-----」は、「-----[一時停止]-----」という処理の次の処理の実行を、「開始」ボタン431が操作されるまで、一時停止する処理である。「-----[一時停止]-----」という処理がない場合は、一時停止することなく次の処理が実行される。
図6は、表示部14に表示される解説画面44の一例を示す図である。解説画面44は、診断画面43で「NG」ボタン435が操作されたときに、制御部12によって表示部14に表示される画面である。制御部12は、記憶部11に記憶される解説情報のうち、実行したコマンドの正常でない実行結果についての解説情報を解説画面44に表示する。解説画面44には、タイトル「確認項目」441およびコメント「Check!!」442が表示され、確認項目表示欄443、部位表示欄444、信号表示欄445およびOKボタン446が設けられる。
確認項目表示欄443は、技術者に確認させる項目を表示する欄である。部位表示欄444は、技術者に確認させる部位を回路図などで表示する欄である。信号表示欄445は、技術者に確認させる信号の端子、および信号波形・確認点などの図あるいは写真などの情報を表示する欄である。OKボタン446は、確認が完了し、解説画面44を閉じて、診断画面43に戻るための操作ボタンである。
図6に示した確認項目表示欄443には、「音は出ているが、映像が画面に映らず黒画になっている場合−>オーディオH/Uからの出力がディスプレイに伝わっていない可能性があります。NTSCのラインを確認してください。」という項目と、「音が出ず、映像も画面に映らず黒画になっている場合−>オーディオH/Uからの出力が映像・音声とも届いていない可能性があります。コネクタが確実に勘合しているか、オーディオH/Uの電源(BU/ACC)が正常化か、オーディオがDVDを再生できているかを確認してください。」という項目の2つの確認項目が一例として表示されている。図6に示した回路表示欄444には、NTSCのラインに関連する回路が示され、確認すべき部位が角の丸い矩形によって囲まれて示されている。信号表示欄445には、NTSC信号の端子が表示されている。信号表示欄445に表示される信号波形・確認点の図あるいは写真などは、正しい信号波形の図あるいは写真などの情報が表示され、技術者は実際の信号波形と比較することによって異常の有無を判断することができる。
図7は、診断ツール10、オーディオナビ機器20および技術者が行う処理の処理手順を示すシーケンス図である。記憶部11に記憶される診断プログラムが起動されると、シーケンスS1から処理が開始される。
シーケンスS1では、診断ツール10は、メインメニュー画面41を表示部14に表示する。シーケンスS2では、技術者は、メインメニュー画面41に表示される部位を選択する操作ボタンの中から、該当する部位、つまり実際に発生している現象に係る部位に対応する操作ボタンを選択して操作する。シーケンスS3では、診断ツール10の操作部15は、メインメニュー画面41に表示される操作ボタンのうち操作された操作ボタンの画面上の位置を制御部12に知らせる。制御部12は、操作部15から知らされた位置にある操作ボタンに対応する部位の現象メニュー画面を表示部14に表示する。たとえば、メインメニュー画面41で「画面系診断」ボタン412が操作されたときは、現象メニュー画面42が表示される。
シーケンスS4では、技術者は、現象メニュー画面に表示される現象を選択する操作ボタンの中から、該当する現象、つまり実際に発生している現象に対応する操作ボタンを選択して操作する。シーケンスS5では、診断ツール10の操作部15は、現象メニュー画面に表示される操作ボタンのうち操作された操作ボタンの画面上の位置を制御部12に知らせる。制御部12は、操作部15から知らされた位置にある操作ボタンに対応する現象の診断画面を表示部14に表示する。たとえば、現象メニュー画面42で「黒画・画面色の異常」ボタン422が操作されたときは、診断画面43が表示され、診断画面43の処理表示欄433に「黒画・画面色の異常」ボタン422に係る現象の故障を診断するための一連の処理が表示される。シーケンスS6では、技術者は、診断画面43の処理表示欄433に表示されている一連の処理のうち実行される処理を確認し、「開始」ボタン431を操作する。
シーケンスS7では、診断ツール10は、診断画面43の処理表示欄433に表示した未処理の処理のうち先頭の処理のコマンドをオーディオナビ機器20に送信する。シーケンスS8では、オーディオナビ機器20は、診断ツール10から送信されたコマンドを受信する。シーケンスS9では、オーディオナビ機器20は、受信したコマンドをオーディオナビ機器20内部の部位のうちコマンドに対応する部位にコマンドを送って実行させる。
シーケンスS10では、技術者は、シーケンスS6で確認した処理がオーディオナビ機器20で正常に実行されたか否かをを確認する。そして、確認した結果に応じて、診断画面43に表示される「OK」ボタン434または「NG」ボタン435を操作する。すなわち、実行結果が正常であれば、「OK」ボタン434を操作し、実行結果が正常でなければ、「NG」ボタン435を操作する。シーケンスS11では、診断ツール10は、診断画面43で「OK」ボタン434が操作されたので、実行した処理の「状態」欄を「処理済」にして、次の未処理の処理を実行するためにシーケンスS7に戻る。
シーケンスS12では、診断ツール10は、診断画面43で「NG」ボタン435が操作されたので、実行したコマンドの正常でない実行結果についての解説画面44を表示部14に表示する。シーケンスS13では、技術者は、解説画面44に表示される手順で、診断を実行する。異常がなければ、解説画面44に表示される「OK」ボタン446を操作し、異常があると、シーケンスS15に進む。シーケンスS14では、診断ツール10は、解説画面44で「OK」ボタン446が操作されたので、実行した処理の「状態」欄を「処理済」にして、次の未処理の処理を実行するためにシーケンスS7に戻る。シーケンスS15では、技術者は、異常のある部位および原因を特定する。シーケンスS16では、技術者は、特定した部位の部品を交換する。
図8は、制御部12が行う診断処理の処理手順を示すフローチャートである。記憶部11に記憶される診断プログラムが起動されると、ステップA1に移る。
ステップA1では、メインメニュー画面41を表示部14に表示する。ステップA2では、メインメニュー画面41に表示される部位を選択する操作ボタンのうちのいずれかの操作ボタンが操作されたか否かを判定する。いずれかの操作ボタンが操作されると、ステップA3に進み、いずれの操作ボタンも操作されないと、ステップA2に戻る。ステップA3では、操作された操作ボタンに対応する部位の現象メニュー画面を表示部14に表示する。
選択ステップであるステップA4では、現象メニュー画面に表示される現象を選択する操作ボタンのうちのいずれかの操作ボタンが操作されたか否かを判定する。いずれかの操作ボタンが操作されると、ステップA5に進み、いずれの操作ボタンも操作されないと、ステップA4に戻る。第1の表示ステップであるステップA5では、操作された操作ボタンに対応する現象の診断画面43を表示部14に表示する。指示ステップであるステップA6では、診断画面43の「開始」ボタン431が操作されたか否かを判定する。「開始」ボタン431が操作されると、ステップA7に進み、「開始」ボタン431が操作されないと、ステップA6に戻る。
実行ステップであるステップA7では、診断画面43の処理表示欄433に表示した未処理の処理のうち先頭の処理のコマンドをオーディオナビ機器20に送信する。入力ステップであるステップA8では、診断画面43に表示される「OK」ボタン434または「NG」ボタン435が操作されたか否かを判定する。「OK」ボタン434および「NG」ボタン435のうちのいずれも操作されないと、ステップA8に戻る。「OK」ボタン434が操作されると、ステップA9に進み、「NG」ボタン435が操作されると、ステップA10に進む。
ステップA9では、実行した処理の「状態」欄を「処理済」にして、次の未処理の処理を実行するために、ステップA7に戻る。第2の表示ステップであるステップA10では、実行したコマンドの正常でない実行結果についての解説画面44を表示部14に表示する。ステップA11では、解説画面44に表示される「OK」ボタン446が操作されたか否かを判定する。「OK」ボタン446が操作されないと、ステップA11に戻り、「OK」ボタン446が操作されると、ステップA9に進む。
このように、各部位を動作させるためのコマンドに応答して動作する複数の部位から構成される診断対象であるオーディオナビ機器20を診断するにあたって、記憶部11によって、前記コマンドからなり、各部位を診断するための一連の処理を表す処理情報と、各部位に生じる故障の現象を表す現象情報とが対応付けて記憶され、制御部12、表示部14および操作部15によって、記憶部11に記憶される現象情報が示す現象の中から、実際に発生している現象の現象情報が選択される。
そして、制御部12および表示部14によって、制御部12、表示部14および操作部15によって選択された現象情報に対応付けられている処理情報が表示され、操作部15によって、制御部12および表示部14によって表示される処理情報が示す一連の処理のコマンドの実行が1つずつ順次指示され、制御部12および通信部13によって、操作部15によって、制御部12および表示部14によって表示される処理情報が示す一連の処理のうちの1つの処理の実行が指示されると、指示された処理のコマンドがオーディオナビ機器20に予め定める通信回線を介して送信され、送信されたコマンドがオーディオナビ機器20によって実行される。
さらに、操作部15によって、制御部12および通信部13によって実行されたコマンドの実行結果が正常であったか否かを表す正否情報が入力され、制御部12および通信部13によって、操作部15によって入力された正否情報が正常であることを示していると、操作部15によって入力される正否情報が正常でないことを示すまで、または前記一連の処理のすべてのコマンドの実行が完了するまで、前記一連の処理の次のコマンドがオーディオナビ機器20に予め定める通信回線を介して送信され、送信されたコマンドがオーディオナビ機器20によって実行され、制御部12および表示部14によって、操作部15によって入力された正否情報が正常でないことを示していると、その正常でない実行結果を解説する解説情報がさらに表示される。
したがって、自動車に搭載されるディスプレイが故障した場合も含めて、熟練度の高くない技術者を誘導して診断することができ、AVC−LANに接続される機器の故障の原因を確実にかつ簡単に指摘することができる。
さらに、各部位を動作させるためのコマンドに応答して動作する複数の部位から構成される診断対象であるオーディオナビ機器20を、記憶部11、制御部12、通信部13、表示部14および操作部15を含む診断ツール10によって診断するにあたって、記憶部11によって、前記コマンドからなり、各部位を診断するための一連の処理を表す処理情報と、各部位に生じる故障の現象を表す現象情報とが対応付けて記憶され、制御部12、表示部14および操作部15によって、記憶部11に記憶される現象情報が示す現象の中から、実際に発生している現象の現象情報が選択される。
そして、制御部12および表示部14によって、制御部12、表示部14および操作部15によって選択された現象情報に対応付けられている処理情報が表示され、操作部15によって、制御部12および表示部14によって表示される処理情報が示す一連の処理のコマンドの実行が1つずつ順次指示され、制御部12および通信部13によって、操作部15によって、制御部12および表示部14によって表示される処理情報が示す一連の処理のうちの1つの処理の実行が指示されると、指示された処理のコマンドがオーディオナビ機器20に予め定める通信回線を介して送信され、送信されたコマンドがオーディオナビ機器20によって実行される。
さらに、操作部15によって、制御部12および通信部13によって実行されたコマンドの実行結果が正常であったか否かを表す正否情報が入力され、制御部12および通信部13によって、操作部15によって入力された正否情報が正常であることを示していると、操作部15によって入力される正否情報が正常でないことを示すまで、または前記一連の処理のすべてのコマンドの実行が完了するまで、前記一連の処理の次のコマンドがオーディオナビ機器20に予め定める通信回線を介して送信され、送信されたコマンドがオーディオナビ機器20によって実行され、制御部12および表示部14によって、操作部15によって入力された正否情報が正常でないことを示していると、その正常でない実行結果を解説する解説情報がさらに表示される。
したがって、自動車に搭載されるディスプレイが故障した場合も含めて、熟練度の高くない技術者を誘導して診断することができ、AVC−LANに接続される機器の故障の原因を確実にかつ簡単に指摘することができる。
さらに、図8に示したフローチャートにおいて、各部位を動作させるためのコマンドに応答して動作する複数の部位から構成される診断対象であるオーディオナビ機器20を診断するにあたって、ステップA4では、前記コマンドからなり、各部位を診断するための一連の処理を表す処理情報と、各部位に生じる故障の現象を表す現象情報とを対応付けて記憶する記憶部11に記憶される現象情報が示す現象の中から、実際に発生している現象の現象情報を選択する。
ステップA5では、ステップA4で選択された現象情報に対応付けられている処理情報を表示する。ステップA6では、ステップA5で表示された処理情報が示す一連の処理のコマンドの実行を1つずつ順次指示する。ステップA7では、ステップA6で、ステップA5で表示された処理情報が示す一連の処理のうちの1つの処理の実行が指示されると、指示された処理のコマンドをオーディオナビ機器20に予め定める通信回線を介して送信し、送信したコマンドをオーディオナビ機器20に実行させる。
ステップA8では、ステップA7で実行されたコマンドの実行結果が正常であったか否かを表す正否情報を入力する。ステップA10では、ステップA8で入力された正否情報が正常でないことを示していると、その正常でない実行結果を解説する解説情報を表示する。そして、ステップA7では、ステップA8で入力された正否情報が正常であることを示していると、ステップA8で入力される正否情報が正常でないことを示すまで、または前記一連の処理のすべてのコマンドの実行が完了するまで、前記一連の処理の次のコマンドをオーディオナビ機器20に予め定める通信回線を介して送信し、送信したコマンドをオーディオナビ機器20に実行させる。
したがって、本発明に係る診断方法を適用すれば、自動車に搭載されるディスプレイが故障した場合も含めて、熟練度の高くない技術者を誘導して診断することができ、AVC−LANに接続される機器の故障の原因を確実にかつ簡単に指摘することができる。
さらに、本発明に係る診断方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供することができる。
さらに、上述した実施の形態では、本発明に係る診断方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムつまり診断プログラムは、診断ツール10の記憶部11に記憶されるが、この診断プログラムは、着脱可能な記録媒体に記録されていてもよいし、インターネットなどによってホームページからダウンロード可能としてもよい。着脱可能な記録媒体は、たとえばオーディオナビ装置20を販売するメーカから配布される。診断プログラムは、販売店あるいはサービス工場のパソコンにインストールされることによって、そのパソコンを診断ツール10として機能させることができる。診断プログラムをインストールすると、そのパソコンの画面に、診断プログラムを起動するためのアイコンが表示される。このアイコンをマウスでクリックすることによって、診断プログラムを起動することができる。
着脱可能な記録媒体は、たとえばフレキシブルディスク/ハードディスクなどの磁気ディスクもしくはCD(Compact Disk)/DVD(Digital Versatile Disk)/ブルーレイディスクなどの光ディスクのディスク系の記録媒体、あるいはIC(Integrated Circuit)カード/メモリカードなどのカード系の記録媒体である。
したがって、本発明に係る診断方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体として提供することができる。
本発明の実施の一形態である診断システム1のシステム構成を示すブロック図である。 診断ツール10の構成を示すブロック図である。 表示部14に表示されるメインメニュー画面41の一例を示す図である。 表示部14に表示される現象メニュー画面42の一例を示す図である。 表示部14に表示される診断画面43の一例を示す図である。 表示部14に表示される解説画面44の一例を示す図である。 診断ツール10、オーディオナビ機器20および技術者が行う処理の処理手順を示すシーケンス図である。 制御部12が行う診断処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 診断システム
10 診断ツール
11 記憶部
12 制御部
13 通信部
14 表示部
15 操作部
20 オーディオナビ機器
30 AVC−LAN
41 診断ツールメインメニュー画面
42 クレーム現象メニュー
43 診断画面
44 解説画面
201 画面系機器
202 オーディオ系機器
203 アンプ系機器

Claims (6)

  1. 各部位を動作させるための命令に応答して動作する複数の部位から構成される診断対象である被診断装置を診断する診断装置であって、
    前記命令からなり、各部位を診断するための一連の処理を表す処理情報と、各部位に生じる故障の現象を表す現象情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶される現象情報が示す現象の中から、実際に発生している現象の現象情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された現象情報に対応付けられている処理情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段によって表示される処理情報が示す一連の処理の命令の実行を1つずつ順次指示する指示手段と、
    前記指示手段によって、前記表示手段によって表示される処理情報が示す一連の処理のうちの1つの処理の実行が指示されると、指示された処理の命令を前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信し、送信した命令を前記被診断装置に実行させる実行手段と、
    前記実行手段によって実行された命令の実行結果が正常であったか否かを表す正否情報を入力する入力手段とを含み、
    前記実行手段は、前記入力手段によって入力された正否情報が正常であることを示していると、前記入力手段によって入力される正否情報が正常でないことを示すまで、または前記一連の処理のすべての命令の実行が完了するまで、前記一連の処理の次の命令を前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信し、送信した命令を前記被診断装置に実行させ、
    前記表示手段は、前記入力手段によって入力された正否情報が正常でないことを示していると、その正常でない実行結果を解説する解説情報をさらに表示することを特徴とする診断装置。
  2. 前記現象情報は、各部位を表す部位情報ごとに対応付けられており、
    前記被診断装置を構成する複数の部位の部位情報を表示する第2の表示手段と、
    前記第2の表示手段によって表示された部位情報が示す部位の中から、実際に発生している現象に係る部位の部位情報を選択する部位選択手段とをさらに含み、
    前記表示手段は、前記第2の表示手段によって表示された部位情報が示す部位のうち、前記部位選択手段によって選択された部位情報が示す部位の故障の現象に対応付けられている処理情報が示す一連の処理を表示することを特徴とする請求項1に記載の診断装置。
  3. 各部位を動作させるための命令に応答して動作する複数の部位から構成される診断対象である被診断装置と、その被診断装置を診断する診断装置とを含む診断システムであって、
    前記診断装置は、
    前記命令からなり、各部位を診断するための一連の処理を表す処理情報と、各部位に生じる故障の現象を表す現象情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶される現象情報が示す現象の中から、実際に発生している現象の現象情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された現象情報に対応付けられている処理情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段によって表示される処理情報が示す一連の処理の命令の実行を1つずつ順次指示する指示手段と、
    前記指示手段によって、前記表示手段によって表示される処理情報が示す一連の処理のうちの1つの処理の実行が指示されると、指示された処理の命令を前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信し、送信した命令を前記被診断装置に実行させる実行手段と、
    前記実行手段によって実行された命令の実行結果が正常であったか否かを表す正否情報を入力する入力手段とを含み、
    前記実行手段は、前記入力手段によって入力された正否情報が正常であることを示していると、前記入力手段によって入力される正否情報が正常でないことを示すまで、または前記一連の処理のすべての命令の実行が完了するまで、前記一連の処理の次の命令を前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信し、送信した命令を前記被診断装置に実行させ、
    前記表示手段は、前記入力手段によって入力された正否情報が正常でないことを示していると、その正常でない実行結果を解説する解説情報をさらに表示することを特徴とする診断システム。
  4. 各部位を動作させるための命令に応答して動作する複数の部位から構成される診断対象である被診断装置を診断する診断方法であって、
    前記命令からなり、各部位を診断するための一連の処理を表す処理情報と、各部位に生じる故障の現象を表す現象情報とを対応付けて記憶する記憶部に記憶される現象情報が示す現象の中から、実際に発生している現象の現象情報を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された現象情報に対応付けられている処理情報を表示する第1の表示ステップと、
    前記第1の表示ステップで表示された処理情報が示す一連の処理の命令の実行を1つずつ順次指示する指示ステップと、
    前記指示ステップで、前記第1の表示ステップで表示された処理情報が示す一連の処理のうちの1つの処理の実行が指示されると、指示された処理の命令を前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信し、送信した命令を前記被診断装置に実行させる実行ステップと、
    前記実行ステップで実行された命令の実行結果が正常であったか否かを表す正否情報を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップで入力された正否情報が正常でないことを示していると、その正常でない実行結果を解説する解説情報を表示する第2の表示ステップとを含み
    前記実行ステップでは、前記入力ステップで入力された正否情報が正常であることを示していると、前記入力ステップで入力される正否情報が正常でないことを示すまで、または前記一連の処理のすべての命令の実行が完了するまで、前記一連の処理の次の命令を前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信し、送信した命令を前記被診断装置に実行させることを特徴とする診断方法。
  5. 診断対象である被診断装置を構成する複数の部位のそれぞれの部位を動作させる命令からなり、各部位を診断するための一連の処理を表す処理情報と、各部位に生じる故障の現象を表す現象情報とを対応付けて記憶する記憶部に記憶される現象情報が示す現象の中から、実際に発生している現象の現象情報を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された現象情報に対応付けられている処理情報を表示する第1の表示ステップと、
    前記第1の表示ステップで表示された処理情報が示す一連の処理の命令の実行を1つずつ順次指示する指示ステップと、
    前記指示ステップで、前記第1の表示ステップで表示された処理情報が示す一連の処理のうちの1つの処理の実行が指示されると、指示された処理の命令を前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信し、送信した命令を前記被診断装置に実行させる実行ステップと、
    前記実行ステップで実行された命令の実行結果が正常であったか否かを表す正否情報を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップで入力された正否情報が正常でないことを示していると、その正常でない情報が示す実行結果を解説する解説情報を表示する第2の表示ステップとを、コンピュータに実行せるためのプログラムであって、
    前記実行ステップでは、前記入力ステップで入力された正否情報が正常であることを示していると、前記入力ステップで入力される正否情報が正常でないことを示すまで、または前記一連の処理のすべての命令の実行が完了するまで、前記一連の処理の次の命令を前記被診断装置に予め定める通信回線を介して送信し、送信した命令を前記被診断装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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