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JP2009170342A - 燃料電池 - Google Patents

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JP2009170342A JP2008009100A JP2008009100A JP2009170342A JP 2009170342 A JP2009170342 A JP 2009170342A JP 2008009100 A JP2008009100 A JP 2008009100A JP 2008009100 A JP2008009100 A JP 2008009100A JP 2009170342 A JP2009170342 A JP 2009170342A
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fuel
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富夫 宮▲崎▼
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Abstract

【課題】燃料ガスや酸化剤ガスのシール性を良好に維持するとともに、電解質・電極接合体に必要以上の荷重が付与されることがなく、長期間にわたって所望の耐久性を確保することを可能にする。
【解決手段】セパレータ38は、電解質・電極接合体36を挟持するとともに、燃料ガス通路52及び酸化剤ガス通路56が個別に設けられる挟持部46と、燃料ガスを前記燃料ガス通路52に供給するための燃料ガス供給連通孔40が積層方向に形成される燃料ガスマニホールド部42と、前記燃料ガス供給連通孔40の外周縁に対応して配置されるシール部材66とを備える。シール部材66は、燃料ガスをシールするために互いに積層される第1シール部66a及び第2シール部66bを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、固体酸化物型電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体が、セパレータ間に積層される燃料電池に関する。
通常、固体酸化物型燃料電池(SOFC)は、電解質に酸化物イオン導電体、例えば、安定化ジルコニアを用いており、この電解質の両側にアノード電極及びカソード電極を配設した電解質・電極接合体(MEA)を、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持している。この燃料電池は、通常、電解質・電極接合体とセパレータとが、所定数だけ積層されることにより、燃料電池スタックとして使用されている。
この種の燃料電池では、アノード電極に供給される燃料ガス及びカソード電極に供給される酸化剤ガスを、互いに良好にシールする必要がある。このため、例えば、特許文献1に開示されている低温作動固体酸化物形燃料電池用シール材では、熱膨張係数が8.0〜14.0×10-6-1、軟化点が500〜1200℃、接合温度が750〜1200℃のガラスからなるか、当該ガラスにセラミックス粉又は金属粉を混合してなるガラスからなることを特徴としている。
また、特許文献2に開示されている固体酸化物形燃料電池用シール材は、構成元素にケイ素を含むガラス粉と酸化マグネシウム粉とマグネシウムのケイ酸塩粉とを混合した混合粉からなることを特徴としている。
さらに、特許文献3に開示されている固体電解質型燃料電池のガスシール構造では、固体電解質板の片面に燃料極を、また反対面に空気極を設けた単電池とセパレータとを交互に積層して固体電解質型燃料電池を形成するに際し、固体電解質板の周縁外側に、該固体電解質板より少々厚肉のセラミックスファイバを周設するとともに、該セラミックスファイバの上下面に位置してニッケル箔を固体電解質板とセパレータとの間に介設し、セパレータとセラミックスファイバとにより挟圧している。
また、特許文献4に開示されている固体酸化物型燃料電池では、固体電解質層及び燃料極セパレータ間の燃料極シール部材が、燃料給排通路と外気とを遮断し、固体電解質層及び空気極セパレータ間の空気極シール部材が、空気給排通路と外気とを遮断するとともに、燃料極シール部材及び空気極シール部材は、合金製のシール本体の両面に、ガラス製材料及び希釈材料の混合体により構成された一対の粘性ガラス体が塗布されている。
さらに、特許文献5に開示されている固体酸化物型燃料電池セル板では、固体酸化物型燃料電池セルを支持するとともに、燃料ガスと空気とを分離するセル支持体と、固体酸化物型燃料電池セルとセル支持体とを接着するための接合部とを備え、セル支持体は、金属製リングと、金属製リング表面をガラスにて被覆した保護被膜層とを備え、接合部は、電解質層に接着された第1のガラス層と、保護被膜層と第1のガラス層との間に配置され、両者を接着する第2のガラス層とを備えている。
特開2004−39573号公報 特開2007−149430号公報 特開平10−199555号公報 特開2002−141083号公報 特開2007−115481号公報
しかしながら、上記の特許文献1では、ガラスシール材が軟化することによってシール性を発揮するものの、セパレータの積層方向に荷重が付与されるため、この軟化したガラスシール材が飛散し易くなり、耐久性が低下するという問題がある。
また、上記の特許文献2では、シール材の主成分がガラスであるため、熱膨張収縮や積層方向の荷重によって耐久性が低下するという問題がある。
さらに、上記の特許文献3では、セパレータの積層方向に対しガスシール性を維持するための荷重が付与されることにより、ガスシール材やニッケル箔が劣化し易いという問題がある。
さらにまた、上記の特許文献4では、合金製のシール本体と粘性ガラス体とを組合せており、セパレータ間には、ガスシール性を高めるために比較的大きな荷重が付与されている。このため、セパレータ間に挟持されている燃料極集電体及び空気極集電体には、集電に必要な荷重以上に大きな荷重が付与され、損傷し易いという問題がある。
また、上記の特許文献5では、ガスシール性を保つためにセル支持体及び接合体を備えているものの、積層方向に荷重が付与される際、MEAに対しても必要以上に大きな荷重が付与されてしまい、該MEAの損傷が惹起されるおそれがある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、燃料ガスや酸化剤ガスのシール性を良好に維持するとともに、電解質・電極接合体に必要以上の荷重が付与されることがなく、長期間にわたって所望の耐久性を確保することが可能な燃料電池を提供することを目的とする。
本発明は、固体酸化物型電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体が、セパレータ間に積層される燃料電池に関するものである。
セパレータは、電解質・電極接合体を挟持するとともに、アノード電極の電極面に沿って燃料ガスを供給する燃料ガス通路及びカソード電極の電極面に沿って酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス通路が個別に設けられる挟持部と、前記燃料ガスを前記燃料ガス通路に又は前記酸化剤ガスを前記酸化剤ガス通路に供給するための反応ガス供給連通孔が積層方向に形成されるマニホールド部と、前記セパレータと前記セパレータに隣接する他のセパレータとの間に、前記反応ガス供給連通孔の外周縁に対応して配置されるシール部材とを備えている。
そして、シール部材は、燃料ガス又は酸化剤ガスをシールするために互いに積層される第1シール部及び第2シール部を有している。
また、第1シール部の厚さは、第2シール部の厚さより大きく設定されるとともに、前記第1シール部は、耐熱合金又はセラミック材あるいはこれらの複合材で構成されることが好ましい。このため、第2シール部を良好に薄肉化することができ、しかも第1シール部を介してガスシール性及び耐久性の向上を図ることが可能になる。
さらに、第2シール部は、第1シール部より柔軟性を有する材料で構成されることが好ましい。従って、第2シール部は、応力緩和機能を有することができ、積層方向の荷重を有効に低減させることが可能になる。
さらにまた、本発明では、少なくともセパレータ又は前記セパレータに隣接する他のセパレータのいずれかには、反応ガス供給連通孔を囲繞して積層方向に突出する突起部が形成されるとともに、前記突起部には、燃料ガス又は酸化剤ガスをシールするためのシール部材が配設されている。
また、シール部材の厚さは、突起部の高さより小さく設定されることが好ましい。このため、シール部材の薄肉化が容易に図られる。
さらに、セパレータは、挟持部とマニホールド部とを連結する橋架部を有し、前記橋架部は、燃料ガスを燃料ガス通路に又は酸化剤ガスを酸化剤ガス通路に供給するための反応ガス供給通路が形成されることが好ましい。これにより、橋架部によって積層方向の荷重を緩和することができ、シール部材と電解質・電極接合体とに、それぞれ所望の荷重を確実に付与することが可能になる。従って、シール部材は、高精度なガスシール機能を有するとともに、電解質・電極接合体は、良好な集電機能を有し且つ損傷の発生を阻止することができる。
本発明では、電解質・電極接合体を挟持する挟持部と、反応ガス供給連通孔が積層方向に形成されるマニホールド部とを備えるとともに、前記反応ガス供給連通孔の外周縁に対応してシール部材が配置されている。このため、電解質・電極接合体とシール部材とに、それぞれ積層方向の荷重を個別に付与することができる。従って、電解質・電極接合体に必要以上の荷重が付与されることがなく、前記電解質・電極接合体の損傷を可及的に阻止することが可能になる。
しかも、シール部材は、互いに積層される第1シール部及び第2シール部を有している。これにより、第1シール部と第2シール部とは、異なる機能を有することができ、ガスシール性、柔軟性、耐熱性及び耐久性を良好に向上させることが可能になる。特に、第2シール部は、大幅に薄肉化を図ることができ、この第2シール部の露出面積が可及的に削減され、前記第2シール部の耐久性を高めることが可能になる。
また、セパレータには、反応ガス供給連通孔を囲繞して突起部が設けられるとともに、この突起部にシール部材が配設されている。このため、シール部材を良好に薄肉化することができ、前記シール部材は、露出面積が大幅に削減されて耐久性を高めることが可能になる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池20が、矢印A方向に複数積層された燃料電池スタック22の概略斜視説明図である。
燃料電池20は、固体酸化物型燃料電池であり、定置用の他、車載用等の種々の用途に用いられている。燃料電池20は、図2及び図3に示すように、例えば、安定化ジルコニア等の酸化物イオン導電体で構成される電解質(電解質板)30の両面に、カソード電極32及びアノード電極34が設けられた電解質・電極接合体36を備える。電解質・電極接合体36は、円板状に形成される。
セパレータ38は、例えば、Fe系合金(SUS)等の金属プレートで構成される。図2に示すように、セパレータ38は、中央部に積層方向(矢印A方向)に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔(反応ガス供給連通孔)40を形成する燃料ガスマニホールド部42を有する。この燃料ガスマニホールド部42から外方に等角度間隔ずつ離間して放射状に延在する8本の橋架部44が設けられるとともに、各橋架部44には、円板状の挟持部46が一体的に設けられる。
各挟持部46は、電解質・電極接合体36と略同一寸法に設定されており、燃料ガスを供給するための燃料ガス導入口48が、例えば、前記挟持部46の中心又は中心に対して酸化剤ガスの流れ方向上流側に偏心した位置に設定される。挟持部46同士は、切り欠き50を介して分離されている。
図2及び図4に示すように、各挟持部46のアノード電極34に接触する面46a上には、前記アノード電極34の電極面に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス通路52を形成する複数の突起部54が設けられる。各挟持部46のカソード電極32に接触する面46b上には、前記カソード電極32の電極面に沿って酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス通路56を形成する複数の突起部58が設けられる。
セパレータ38のカソード電極32に対向する面には、通路蓋部材60が、例えば、ろう付けやレーザ溶接等により固着される。通路蓋部材60は、平板状に構成されるとともに、中央部に燃料ガス供給連通孔40を形成する燃料ガスマニホールド部62を備える。燃料ガスマニホールド部62から放射状に8本の橋架部64が延在するとともに、各橋架部64は、セパレータ38の橋架部44から挟持部46の面にわたり燃料ガス導入口48を覆って固着される。橋架部44、64間には、燃料ガス供給連通孔40から燃料ガス導入口48に連通する燃料ガス供給通路65が形成される。
各セパレータ38間には、燃料ガス供給連通孔40の外周縁に対応してシール部材66が配置される。図4に示すように、シール部材66は、略リング状の第1シール部66aと、前記第1シール部66aの両面に積層される第2シール部66bとを有する。第1シール部66aの厚さ(積層方向の寸法)は、第2シール部66bの厚さ(h)よりも相当に大きく設定される。
第1シール部66aは、ガスシール性及び耐久性に優れる、例えば、セラミックス製リングやSUS等の金属製リング(セパレータ38に近似する熱膨張係数)が採用される。第2シール部66bは、少なくとも柔軟性を有する材料で構成されており、例えば、粘土鉱物及び有機高分子からなる複合部材やガラス材等の薄膜状シールが用いられる。
第2シール部66bは、燃料ガス供給連通孔40を流通する燃料ガスに直接接触する面積を狭小化することが望ましい。第2シール部66bは、相当に薄肉化される一方、比較的肉厚な第1シール部66aは、各セパレータ38間の空隙調整が可能な厚さに設定される。第2シール部66bとして、例えば、(独)産業技術総合研究所によるクレースト(登録商標)を使用することができる。
燃料電池20には、図2〜図4に示すように、挟持部46の外方に位置して積層方向(矢印A方向)に沿って酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス供給通路68が設けられる一方、燃料ガスマニホールド部42の周囲には、使用済みの燃料ガス及び酸化剤ガスを排出する排ガス通路70が形成される。
図1に示すように、燃料電池スタック22は、複数の燃料電池20の積層方向両端にエンドプレート74a、74bを配置する。エンドプレート74aは、略円板状を有しており、中央部には、燃料ガス供給連通孔40に対応して孔部76が設けられる。孔部76の周囲には、排ガス通路70に対応して複数の孔部78が設けられる。エンドプレート74a、74b間は、ねじ孔80に螺合する図示しないボルトにより矢印A方向に締め付けられている。
このように製造される燃料電池20を組み込む燃料電池スタック22の動作について、以下に説明する。
図1に示すように、エンドプレート74aの孔部76から燃料ガス(例えば、水素含有ガス)が供給されるとともに、燃料電池20の外周側に設けられた酸化剤ガス供給通路68から酸化剤ガスである酸素含有ガス(以下、空気ともいう)が供給される。
燃料ガスは、図4に示すように、燃料ガスマニホールド部42から橋架部44内の燃料ガス供給通路65に沿って移動し、挟持部46に形成された燃料ガス導入口48から複数の突起部54により形成された燃料ガス通路52に導入される。燃料ガス導入口48は、各電解質・電極接合体36のアノード電極34の略中心位置に設定されている。このため、燃料ガスは、燃料ガス導入口48からアノード電極34の略中心に供給され、燃料ガス通路52に沿って該アノード電極34の外周部に向かって移動する。
一方、酸化剤ガスは、電解質・電極接合体36の外側周端部と挟持部46の外側周端部との間から矢印B方向に流入し、酸化剤ガス通路56に送られる。酸化剤ガス通路56では、電解質・電極接合体36のカソード電極32の外側周端部(セパレータ38の外側周端部)側から内側周端部(セパレータ38の中央部)側に向かって酸化剤ガスが流動する。
従って、電解質・電極接合体36では、アノード電極34の電極面の中心側から周端部側に向かって燃料ガスが供給されるとともに、カソード電極32の電極面の一方向(矢印B方向)に向かって酸化剤ガスが供給される。その際、酸化物イオンが電解質30を通ってアノード電極34に移動し、化学反応により発電が行われる。なお、各電解質・電極接合体36の外周部に排出される排ガスは、排ガス通路70を介して積層方向に移動し、燃料電池スタック22から排出される。
この場合、第1の実施形態では、図2及び図4に示すように、セパレータ38が、橋架部44を介して電解質・電極接合体26を挟持する挟持部46と、燃料ガス供給連通孔40を形成する燃料ガスマニホールド部42とを有するとともに、この燃料ガスマニホールド部42には、前記燃料ガス供給連通孔40の外周縁に対応してシール部材66が配置されている。
このため、橋架部44により積層方向の荷重を分離することができることから、電解質・電極接合体26とシール部材66とには、それぞれ積層方向の荷重を個別に付与することができる。従って、シール部材66に対してガスシールに必要なシール荷重が付与される際に、電解質・電極接合体36には、必要以上の荷重を付与することがなく、前記電解質・電極接合体36の損傷を可及的に阻止することが可能になる。
しかも、シール部材66は、第1シール部66a及び第2シール部66bを有し、前記第1シール部66aは、セラミックス製リング又は金属製リングで構成される一方、前記第2シール部66bは、柔軟性材料で構成されている。これにより、第1シール部66aと第2シール部66bとは、それぞれ異なる機能を有することができ、ガスシール性、柔軟性、耐熱性及び耐久性を良好に向上させることが可能になるという効果が得られる。
さらに、第1シール部66aの両面に第2シール部66bが配置されており、前記第2シール部66bは、大幅に薄肉化を図ることができる。従って、第2シール部66bが、熱膨張収縮により劣化し易い材料や吸湿性及び膨潤性を有する材料であっても、燃料ガスに曝される面積を大幅に削減することが可能になる。図4に示すように、第2シール部66bの厚さ(h)が可及的に短尺化され、前記燃料ガスに接する内周面積が大幅に削減されるからである。このため、第2シール部66bは、特に、水蒸気改質後の水分比率の高い、且つ高温の燃料ガスに曝されても、熱膨張収縮や膨潤の発生が抑制され、耐久性を有効に高めることが可能となるという効果が得られる。
また、セパレータ38は、挟持部46と燃料ガスマニホールド部42との間に橋架部44を設けている。これにより、橋架部44を介して積層方向の荷重を緩和することができ、シール部材66は、高精度なガスシール機能を有するとともに、電解質・電極接合体36は、良好な集電機能を有し、且つ損傷の発生を阻止することが可能になるという利点がある。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池100が、矢印A方向に複数積層された燃料電池スタック102の概略斜視説明図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池20と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3〜第6の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
燃料電池100は、各セパレータ103間に8個の電解質・電極接合体36が、このセパレータ103の中心部である燃料ガス供給連通孔40と同心円上に配列される。
セパレータ103は、中央部に燃料ガス供給連通孔40を形成する燃料ガスマニホールド部104を有する。この燃料ガスマニホールド部104から外方に等角度間隔ずつ離間して放射状に延在する複数の第1橋架部106を介し、比較的大径な挟持部108が一体的に設けられる。燃料ガスマニホールド部104と各挟持部108との中心間距離は、同一距離に設定される。
各挟持部108のアノード電極34に接触する面108aには、前記アノード電極34の電極面に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス通路52が形成される。面108aには、燃料ガス通路52を通って使用された燃料ガスを排出する燃料ガス排出通路110と、アノード電極34に接触するとともに、前記燃料ガスが燃料ガス導入口48から前記燃料ガス排出通路110に直線状に流れることを阻止する迂回路形成用の円弧状壁部112とが設けられる。
円弧状壁部112は、第1橋架部106の端部から二股に分岐する略馬蹄形状を有し、その先端側内部に燃料ガス導入口48が配置される一方、その基端部側(第1橋架部106側)に燃料ガス排出通路110が設けられる。面108aには、燃料ガス通路52側に突出してアノード電極34の外周縁部に接触する外縁周回用凸部114と、前記アノード電極34に接触する複数の突起部54とが設けられる。
凸部114は、燃料ガス排出通路110に対応して一部が切り欠かれた略リング状を有するとともに、突起部54は、面108aに、例えば、エッチングにより形成される中実部、又はプレスにより形成される中空部で構成される。
円弧状壁部112、凸部114及び突起部54は、燃料ガス通路52における燃料ガスの圧力損失が燃料ガスマニホールド部104における前記燃料ガスの圧力損失よりも小さくなるように、高さ寸法が設定される。
各挟持部108のカソード電極32に接触する面108bは、略平坦面に形成されるとともに、燃料ガスマニホールド部104には、燃料ガス供給連通孔40を周回して複数の燃料ガス絞り口116が形成される。燃料ガス絞り口116の開口径は、燃料ガス導入口48の開口径よりも小径に設定される。
セパレータ103のカソード電極32に対向する面には、通路蓋部材120が、例えば、ろう付け、拡散接合やレーザ溶接等により固着される。通路蓋部材120は、平板状に構成されるとともに、中央部に燃料ガス供給連通孔40を形成する燃料ガスマニホールド部62を備える。燃料ガスマニホールド部62から放射状に8本の第2橋架部64が延在するとともに、各第2橋架部64は、セパレータ103の第1橋架部106から挟持部108の面108bに燃料ガス導入口48を覆って固着される(図8参照)。
燃料ガスマニホールド部62から第2橋架部64には、燃料ガス供給連通孔40から燃料ガス導入口48に連通する燃料ガス供給通路65が形成される。燃料ガス供給通路65は、例えば、エッチングにより形成される。燃料ガスマニホールド部62には、燃料ガス供給連通孔40を囲繞してリング状凸部122が設けられる。この凸部122は、燃料ガス供給連通孔40を燃料ガス供給通路65に対してシールする。
挟持部108の面108bには、カソード電極32の電極面に沿って酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス通路56を形成し且つ前記カソード電極32に密着する変形可能な弾性通路部、例えば、導電性メッシュ部材124が配設される。
メッシュ部材124は、例えば、ステンレス鋼(SUS材)の線材で構成され、円板状を有する。このメッシュ部材124は、積層方向(矢印A方向)の荷重に対して所望の弾性変形が可能な厚さに設定されて挟持部108の面108bに直接接触するとともに、通路蓋部材120を避けるために切り欠き部124aを設ける(図6及び図8参照)。
図8に示すように、メッシュ部材124に設けられる酸化剤ガス通路56は、電解質・電極接合体36の内側周端部と挟持部108の内側周端部との間から矢印C方向に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給通路68に連通する。この酸化剤ガス供給通路68は、各挟持部108の内方と第1橋架部106との間に位置して積層方向(矢印A方向)に延在している。
各セパレータ103間には、燃料ガス絞り口116を囲繞するとともに、燃料ガス供給連通孔40の外周縁に対応してシール部材66が配置される。このシール部材66は、第1の実施形態で使用されたシール部材66と同一に構成されている。
燃料電池100には、挟持部108の外方に位置して排ガス通路70が形成される。図8に示すように、燃料電池100が積層される際に、各セパレータ103間には、燃料ガス供給連通孔40から分岐してセパレータ面方向(矢印C方向)へ向かう分岐通路126が設けられる。分岐通路126と燃料ガス供給通路65とは、積層方向(矢印A方向)に連通する燃料ガス絞り口116を介して連通する。
図5に示すように、燃料電池スタック102は、複数の燃料電池100の積層方向両端に略円板状のエンドプレート130a、130bを配置する。エンドプレート130aの中央部には、燃料ガス供給連通孔40に対応して孔部76が設けられるとともに、前記孔部76の周囲には、酸化剤ガス供給通路68に対応して複数の孔部132が設けられる。
このように構成される燃料電池スタック102の動作について、以下に説明する。
図5に示すように、エンドプレート130aの孔部76から燃料ガス供給連通孔40に燃料ガスが供給されるとともに、孔部132から酸化剤ガス供給通路68に空気が供給される。
図8に示すように、燃料ガスは、燃料電池スタック102の燃料ガス供給連通孔40に沿って積層方向(矢印A方向)に移動しながら、各燃料電池100に設けられる分岐通路126に分岐供給される。このため、燃料ガスは、積層方向からセパレータ面方向(矢印C方向)に分岐した後、燃料ガス絞り口116を通って一旦前記積層方向に向かい、さらに前記燃料ガス絞り口116に連通する燃料ガス供給通路65に沿って前記セパレータ面方向に移動する。
燃料ガスは、燃料ガス供給通路65から挟持部108に形成された燃料ガス導入口48を通って燃料ガス通路52に導入される。このため、燃料ガスは、燃料ガス導入口48からアノード電極34の略中心に供給された後、燃料ガス通路52に沿って前記アノード電極34の外周部に向かって移動する。
その際、図6に示すように、セパレータ103を構成する挟持部108の面108aには、燃料ガス導入口48と燃料ガス排出通路110とを結ぶ経路上に、第1橋架部106の端部から二股に分岐する円弧状壁部112が設けられており、この円弧状壁部112は、電解質・電極接合体36のアノード電極34に接触している。
従って、燃料ガス導入口48から燃料ガス通路52に供給される燃料ガスは、円弧状壁部112に阻止されて前記燃料ガス導入口48から燃料ガス排出通路110に直線状に流れることがない。燃料ガス通路52に供給された使用済みの燃料ガスは、燃料ガス排出通路110から酸化剤ガス供給通路68に(矢印B方向に)排出される。このため、酸化剤ガス供給通路68では、使用済みの排ガスに含まれる燃料ガスと使用前の酸化剤ガスの一部とが反応することによって、使用前の他の酸化剤ガスが加熱される。
一方、酸化剤ガス供給通路68に供給された空気は、電解質・電極接合体36の内側周端部と挟持部108の内側周端部との間から矢印C方向に流入し、メッシュ部材124に形成された酸化剤ガス通路56に送られる。酸化剤ガス通路56では、電解質・電極接合体36のカソード電極32の内側周端部(セパレータ103の中央部)側から外側周端部(セパレータ103の外側周端部側)に向かって空気が流動する。
従って、電解質・電極接合体36では、アノード電極34の電極面の中心側から周端部側に向かって燃料ガスが供給されるとともに、カソード電極32の電極面の一方向(矢印C方向)に向かって空気が供給される。その際、酸化物イオンが電解質30を通ってアノード電極34に移動し、化学反応により発電が行われる。
なお、各電解質・電極接合体36の外周部に排出される主に発電反応後の空気を含む排ガスは、オフガスとして排ガス通路70を介して燃料電池スタック102から排出される(図5参照)。
この場合、第2の実施形態では、各セパレータ103間には、燃料ガス絞り口116を囲繞するとともに、燃料ガス供給連通孔40の外周縁に対応してシール部材66が配置されている。従って、この第2の実施形態では、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
図9は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池140が、矢印A方向に複数積層された燃料電池スタック142の概略斜視説明図である。
燃料電池140は、図10及び図11に示すように、単一の電解質・電極接合体36を挟持するセパレータ144を備える。セパレータ144は、第1及び第2プレート146、148と、前記第1及び第2プレート146、148間に配設される第3プレート150とを備える。第1〜第3プレート146、148及び150は、例えば、ステンレス合金等の板金で構成され、前記第3プレート150の両面に、前記第1プレート146と前記第2プレート148とが、例えば、ろう付けにより接合される。
図10に示すように、第1プレート146は、積層方向(矢印A方向)に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔40が形成される第1燃料ガスマニホールド部152を備え、この第1燃料ガスマニホールド部152には、幅狭な第1橋架部154を介して比較的大径な第1挟持部156が一体的に設けられる。第1挟持部156は、電解質・電極接合体36のアノード電極34と略同一寸法に設定されている。
第1挟持部156のアノード電極34に接触する面には、燃料ガス通路52を形成するための多数の突起部54が外周縁部近傍から中心部にわたって設けられるとともに、前記第1挟持部156の外周縁部には、略リング状突起部157が設けられる。突起部54及び略リング状突起部157は、集電部を構成する。
第1挟持部156の中央には、アノード電極34の略中央部に向かって燃料ガスを供給するための燃料ガス導入口48が形成される。なお、突起部54は、略リング状突起部157と同一平面内に複数の凹部を形成することによって構成してもよい。
第2プレート148は、積層方向(矢印A方向)に沿って酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔68aが形成される第1酸化剤ガスマニホールド部158を備える。この第1酸化剤ガスマニホールド部158には、幅狭な第2橋架部160を介して比較的大径な第2挟持部162が一体的に設けられる。
第2挟持部162は、電解質・電極接合体36のカソード電極32に接する面に、酸化剤ガス通路56を形成するための複数の突起部58が面内全面にわたって形成される(図12参照)。第2挟持部162の中央部には、酸化剤ガスをカソード電極32の略中央部に向かって供給するための酸化剤ガス導入口164が形成される。
第3プレート150は、燃料ガス供給連通孔40が形成される第2燃料ガスマニホールド部166と、酸化剤ガス供給連通孔68aが形成される第2酸化剤ガスマニホールド部168とを備える。第2燃料ガスマニホールド部166及び第2酸化剤ガスマニホールド部168は、幅狭な第3及び第4橋架部170、172を介して比較的大径な第3挟持部174と一体的に構成される。第3挟持部174は、第1及び第2挟持部156、162と同一直径に設定される。
第3プレート150の第1プレート146に向かう面において、第2燃料ガスマニホールド部166には、燃料ガス供給連通孔40に連通する複数のスリット状通路176が放射状に形成される。燃料ガス供給連通孔40から通路176を介して第3橋架部170及び第3挟持部174の面内に燃料ガス供給通路65が形成される。第3挟持部174には、複数の突起部178が形成され、この突起部178は、燃料ガス供給通路65の一部を構成する。
第3プレート150の第2プレート148に接する面において、第2酸化剤ガスマニホールド部168には、酸化剤ガス供給連通孔68aに連通する複数のスリット状通路180が放射状に形成される。酸化剤ガス供給連通孔68aから通路180を介して第3挟持部174には、酸化剤ガス供給通路182が形成され、この酸化剤ガス供給通路182は、前記第3挟持部174の周縁部によって閉塞される。
第1プレート146が第3プレート150の一方の面にろう付けされることにより、第1及び第3プレート146、150間には、燃料ガス供給連通孔40に連通する燃料ガス供給通路65が設けられる。この燃料ガス供給通路65は、第1及び第3挟持部156、174間に該第1挟持部156を挟んでアノード電極34の電極面を覆い、且つ燃料ガスが供給されることにより前記第1挟持部156を前記アノード電極34に圧接可能な燃料ガス圧力室186を構成する(図12参照)。電解質・電極接合体36の外周外方には、使用済みの燃料ガス及び酸化剤ガスを排出する排ガス通路70が設けられる。
第2プレート148が第3プレート150にろう付けされることにより、第2及び第3プレート148、150間には、酸化剤ガス供給連通孔68aに連通する酸化剤ガス供給通路182が形成される。この酸化剤ガス供給通路182は、第2及び第3挟持部162、174間に該第2挟持部162を挟んでカソード電極32の電極面を覆い、且つ酸化剤ガスが供給されることにより前記第2挟持部162を前記カソード電極32に圧接可能な酸化剤ガス圧力室188を構成する(図12参照)。
セパレータ144は、第1プレート146の第1挟持部156と、第2プレート148の第2挟持部162と、第3プレート150の第3挟持部174とが接合されることにより、円板状の挟持部190を構成する。挟持部190には、第1及び第3橋架部154、170が接合されて構成される橋架部192と、第2及び第4橋架部160、172が接合されて構成される橋架部194とが連結される。
橋架部192には、第1燃料ガスマニホールド部152と第2燃料ガスマニホールド部166とが接合されて形成される燃料ガスマニホールド部196が連結される。橋架部194には、第1酸化剤ガスマニホールド部158と第2酸化剤ガスマニホールド部168とが接合されて形成される酸化剤ガスマニホールド部198が連結される。
図10及び図12に示すように、各セパレータ144間には、燃料ガス供給連通孔40の外周縁に対応してシール部材197が配置されるとともに、酸化剤ガス供給連通孔68aの外周縁に対応してシール部材199が配置される。
シール部材197、199は、第1の実施形態に用いられているシール部材66と同様に、例えば、セラミックス製リングや金属製リングで構成される第1シール部197a、199aと、前記第1シール部197a、199aの両面に配置される第2シール部197b、199bを有する(図12参照)。第2シール部197b、199bは、相当に薄肉状に構成されており、ガラス材又は粘土鉱物及び有機高分子からなる複合部材等で構成される。
図9に示すように、燃料電池スタック142は、複数の燃料電池140の積層方向両端にエンドプレート200a、200bを配置する。エンドプレート200a又はエンドプレート200bは、締付手段202と電気的に絶縁される。エンドプレート200aには、燃料電池140の燃料ガス供給連通孔40に連通する第1配管204と、酸化剤ガス供給連通孔68aに連通する第2配管206とが接続される。エンドプレート200a、200bには、電解質・電極接合体36よりも燃料ガス供給連通孔40及び酸化剤ガス供給連通孔68aに近接する位置に、矢印A方向に積層された電解質・電極接合体36とセパレータ144とに積層方向に締付荷重を付与する締付手段202が配設される。
締付手段202は、燃料ガス供給連通孔40の両側及び酸化剤ガス供給連通孔68aの両側に位置してエンドプレート200a、200bに形成されるボルト孔208を備える。各ボルト孔208に締付ボルト210が挿入されるとともに、各締付ボルト210の先端にナット212が螺合することによって、燃料電池スタック142が締め付け保持される。
このように構成される燃料電池スタック142の動作について、以下に説明する。
図9に示すように、エンドプレート200aに接続されている第1配管204から燃料ガス供給連通孔40に燃料ガスが供給されるとともに、前記エンドプレート200aに接続された第2配管206から酸化剤ガス供給連通孔68aに酸化剤ガスが供給される。
燃料ガス供給連通孔40に供給された燃料ガスは、図12に示すように、積層方向(矢印A方向)に移動しながら、各燃料電池140を構成するセパレータ144内の燃料ガス供給通路65に供給される。燃料ガスは、燃料ガス供給通路65に沿って第1及び第3挟持部156、174間に形成された燃料ガス圧力室186に導入され、複数の突起部178間を移動して第1挟持部156の中央部に形成される燃料ガス導入口48に導入される。
燃料ガス導入口48は、各電解質・電極接合体36のアノード電極34の中心位置に対応して設けられている。このため、燃料ガスは、燃料ガス導入口48から燃料ガス通路52に供給され、アノード電極34内を中心部から外周部に向かって流動する。
一方、酸化剤ガス供給連通孔68aに供給される酸化剤ガスは、セパレータ144内の酸化剤ガス供給通路182を移動し、第2及び第3挟持部162、174間に形成された酸化剤ガス圧力室188に供給される。さらに、酸化剤ガスは、第2挟持部162の中心位置に設けられる酸化剤ガス導入口164に導入される。
酸化剤ガス導入口164は、各電解質・電極接合体36のカソード電極32の中心位置に対応して設けられている。このため、酸化剤ガスは、酸化剤ガス導入口164から酸化剤ガス通路56に供給され、カソード電極32の中心部から外周部に向かって流動する。
従って、各電解質・電極接合体36では、アノード電極34の中心部から外周部に向かって燃料ガスが供給されるとともに、カソード電極32の中心部から外周部に向かって酸化剤ガスが供給され、発電が行われる。そして、発電に使用された燃料ガス及び酸化剤ガスは、排ガスとして挟持部190の外周部から排気される。
この場合、第3の実施形態では、図12に示すように、各セパレータ144間には、燃料ガス供給連通孔40の外周縁に対応してシール部材197が配置されるとともに、酸化剤ガス供給連通孔68aの外周縁に対応してシール部材199が配置されている。そして、シール部材197、199は、それぞれ異なる機能を有する第1シール部197a、199aと、第2シール部197b、199bとを有している。このため、第3の実施形態では、上記の第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られる。
図13は、本発明の第4の実施形態に係る燃料電池220の分解斜視説明図である。
燃料電池220は、第1セパレータ222a及び第2セパレータ222b間に複数、例えば、2個の電解質・電極接合体36が挟持される。第1セパレータ222a及び第2セパレータ222bは、同一形状のセパレータ構造体を互いに180°反転させることにより構成される。
第1セパレータ222aは、例えば、ステンレス等の板金で構成される第1プレート224a及び第2プレート226aを有する。第1プレート224a及び第2プレート226aは、互いに拡散接合、レーザ溶接又はろう付け等により接合される。
第1プレート224aは、略平板状に形成されるとともに、積層方向(矢印A方向)に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔40が形成される第1燃料ガスマニホールド部228を有する。この第1燃料ガスマニホールド部228から外方に延在する2つの第1橋架部230a、230bを介して第1挟持部232a、232bが一体に設けられる。
第1挟持部232a、232bは、電解質・電極接合体36と略同一寸法に設定されるとともに、前記第1挟持部232a、232bのアノード電極34に接する面には、それぞれ複数の突起部234a、234bが設けられる。突起部234a、234bは、アノード電極34の電極面に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス通路52a、52bを形成するとともに、集電機能を有する。第1挟持部232a、232bの略中央部には、アノード電極34の略中央部に向かって燃料ガスを供給するための燃料ガス導入口48a、48bが形成される。
第2プレート226aは、燃料ガス供給連通孔40が形成される第2燃料ガスマニホールド部236を有する。この第2燃料ガスマニホールド部236から外方に延在する2つの第2橋架部238a、238bを介して第2挟持部240a、240bが一体に設けられる。第2プレート226aの外周を周回して第1プレート224a側に突出する周回突起部242が設けられ、この周回突起部242に前記第1プレート224aが接合される。
第2燃料ガスマニホールド部236、第2橋架部238a、238b及び第2挟持部240a、240bの第1プレート224aに向かう面には、前記第1プレート224aに接して積層方向の荷重に対する潰れ防止機能を有する複数の突起部243が形成される。
第1及び第2橋架部230a、238a間と第1及び第2橋架部230b、238b間には、燃料ガス供給連通孔40に連通する燃料ガス供給通路65a、65bが形成される。燃料ガス供給通路65a、65bは、第1及び第2挟持部232a、240a間と第1及び第2挟持部232b、240b間に形成される燃料ガス充填室248a、248bを介して燃料ガス導入口48a、48bに連通する。
第2セパレータ222bは、第1セパレータ222aと同一形状に構成されており、第1プレート224a及び第2プレート226aに対応する第1プレート224b及び第2プレート226bを有する。第1及び第2プレート224b、226bは、積層方向に沿って酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔68aが形成される第1及び第2酸化剤ガスマニホールド部250、252を有する。
第1及び第2プレート224b、226bは、第1及び第2酸化剤ガスマニホールド部250、252から外方に突出する2つの第1橋架部254a、254b及び第2橋架部256a、256bを介して第1挟持部258a、258b及び第2挟持部260a、260bが一体に設けられる。
第1挟持部258a、258bのカソード電極32に接触する面には、複数の突起部234a、234bを介し前記カソード電極32の電極面に沿って酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス通路56a、56bが形成される。第1挟持部258a、258bの略中央部には、カソード電極32の略中央部に向かって酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス導入口164a、164bが形成される。
第2プレート226b内には、第1プレート224bが接合されることにより酸化剤ガス供給連通孔68aに連通する酸化剤ガス供給通路182a、182bが、第1橋架部254a、254bと第2橋架部256a、256bとの間に対応して形成される。
第2挟持部260a、260b内には、酸化剤ガス供給連通孔68aと酸化剤ガス供給通路182a、182bを介して連通する酸化剤ガス充填室266a、266bが形成される。
図15に示すように、各燃料電池220間には、燃料ガス供給連通孔40の外周縁に対応してシール部材197が配置されるとともに、酸化剤ガス供給連通孔68aの外周縁に対応してシール部材199が配置される。
このように構成される燃料電池220の動作について、以下に説明する。
燃料ガスは、積層方向(矢印A方向)に移動しながら各燃料電池220を構成する第1セパレータ222aに形成された燃料ガス供給通路65a、65bに導入される(図14及び図15参照)。
燃料ガスは、燃料ガス供給通路65a、65bに沿って移動し、一旦、燃料ガス充填室248a、248bに充填される。さらに、燃料ガスは、燃料ガス導入口48a、48bから燃料ガス通路52a、52bに導入される。その際、燃料ガス導入口48a、48bは、各電解質・電極接合体36のアノード電極34の略中央位置に設定されている。このため、燃料ガスは、アノード電極34の略中心から燃料ガス通路52a、52bに沿って前記アノード電極34の外周部に向かって移動する。
一方、空気は、各燃料電池220の酸化剤ガス供給連通孔68aに供給される。図14及び図15に示すように、酸化剤ガス供給連通孔68aに供給された空気は、酸化剤ガス供給通路182a、182bに沿って移動し、一旦、酸化剤ガス充填室266a、266bに充填される。さらに、酸化剤ガスは、酸化剤ガス導入口164a、164bから酸化剤ガス通路56a、56bに導入される。
酸化剤ガス導入口164a、164bは、各電解質・電極接合体36のカソード電極32の略中央位置に設定されている。このため、酸化剤ガスは、酸化剤ガス通路56a、56bに沿ってカソード電極32の略中央位置から外周部に向かって移動する。
燃料ガス通路52a、52bを移動した使用済みの燃料ガス、及び酸化剤ガス通路56a、56bを移動した使用済みの空気は、各電解質・電極接合体36の外周部から排ガス通路70に導出され、この排ガス通路70で混合されて比較的高温の排ガスとして排出される。
この場合、第4の実施形態では、図15に示すように、各燃料電池220間には、燃料ガス供給連通孔40の外周縁に対応してシール部材197が配置されるとともに、酸化剤ガス供給連通孔68aの外周縁に対応してシール部材199が配置される。従って、第4の実施形態では、上記の第3の実施形態と同様の効果が得られる。
図16は、本発明の第5の実施形態に係る燃料電池280の分解斜視説明図である。
燃料電池280は、2個の電解質・電極接合体36を挟持するセパレータ282を備える。セパレータ282は、第3の実施形態に用いられるセパレータ144と同様に3枚のプレート(図示せず)により構成される。セパレータ282は、それぞれ電解質・電極接合体36を挟持する円板状の第1挟持部190aと第2挟持部190bとを備える。
第1挟持部190a及び第2挟持部190bには、橋架部192a、192bを介して燃料ガスマニホールド部196が連結されるとともに、橋架部194a、194bを介して酸化剤ガスマニホールド部198に連結される。橋架部192a、192b内には、燃料ガス供給通路65a、65bが形成されるとともに、橋架部194a、194b内には、酸化剤ガス供給通路182a、182bが形成される。
第1挟持部190aと電解質・電極接合体36との間には、燃料ガス通路52a及び酸化剤ガス通路56aが形成される一方、第2挟持部190bと前記電解質・電極接合体36との間には、燃料ガス通路52b及び酸化剤ガス通路56bが形成される。
各セパレータ282では、燃料ガスマニホールド部196に燃料ガス供給連通孔40の外周縁に対応してシール部材197が配置されるとともに、酸化剤ガスマニホールド部198に酸化剤ガス供給連通孔68aの外周縁に対応してシール部材199が配置される。
このように構成される第5の実施形態では、上記の各実施形態と同様の効果を有する。
上記の第1から第5の実施形態では、シール部材66、197及び199が、それぞれ第1シール部66a、197a及び199aと、第2シール部66b、197b及び199bとを有しているが、これに限定されるものではない。
例えば、第1の実施形態に係る燃料電池20に対応して構成される第6の実施形態に係る燃料電池290は、図17に示すように、セパレータ292を備えている。
セパレータ292は、燃料ガス供給連通孔40を形成する燃料ガスマニホールド部294に、前記燃料ガス供給連通孔40を囲繞して積層方向(矢印A方向)に突出する突起部296が形成される。突起部296と隣合う他のセパレータ292との間には、シール部材298が介装される。
シール部材298は、薄膜状に構成されるとともに、例えば、ガラス材や粘土鉱物及び有機高分子からなる複合部材等により構成されており、実質的に第1シール部66b、197b及び199bと同一に構成される。
従って、第6の実施形態では、セパレータ292自体に突起部296が形成されており、シール部材298を良好に薄肉化することができる。これにより、シール部材298は、燃料ガスに接する露出面積が大幅に削減され、前記シール部材298の耐久性を高めることが可能になる等、上記の第1〜第5の実施形態と同様の効果が得られる。なお、シール部材298は、第2〜第5の実施形態においても、適応することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池が複数積層された燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池の分解斜視図である。 前記燃料電池のガス流れ状態を示す一部分解斜視説明図ある。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池が積層された燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池のガス流れ状態を示す一部分解斜視説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池が複数積層された燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池の分解斜視図である。 前記燃料電池のガス流れ状態を示す一部分解斜視説明図ある。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池のガス流れ状態を示す一部分解斜視説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第5の実施形態に係る燃料電池の分解斜視説明図である。 本発明の第6の実施形態に係る燃料電池の概略断面説明図である。
符号の説明
20、100、140、220、280、290…燃料電池
22、102、142…燃料電池スタック
30…電解質 32…カソード電極
34…アノード電極 36…電解質・電極接合体
38、103、144、222a、222b、282、292…セパレータ
40…燃料ガス供給連通孔
42、62、104、152、166、196、228、236、294…燃料ガスマニホールド部
44、64、106、154、160、170、172、192、192a、192b、194、194a、194b、230a、230b、238a、238b、254a、254b、256a、256b…橋架部
46、108、156、162、174、190、190a、190b、232a、232b、240a、240b、258a、258b、260a、260b…挟持部
48…燃料ガス導入口 52…燃料ガス通路
56…酸化剤ガス通路 60…通路蓋部材
65、65a、65b…燃料ガス供給通路
66、197、199、298…シール部材
66a、66b、197a、197b、199a、199b…シール部
70…排ガス通路 110…燃料ガス排出通路
146、148、150、224a、224b、226a、226b…プレート
158、168、198、250、252…酸化剤ガスマニホールド部
186…燃料ガス圧力室 188…酸化剤ガス圧力室
248a、248b、266a、266b…燃料ガス充填室

Claims (6)

  1. 固体酸化物型電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体が、セパレータ間に積層される燃料電池であって、
    前記セパレータは、前記電解質・電極接合体を挟持するとともに、前記アノード電極の電極面に沿って燃料ガスを供給する燃料ガス通路及び前記カソード電極の電極面に沿って酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス通路が個別に設けられる挟持部と、
    前記燃料ガスを前記燃料ガス通路に又は前記酸化剤ガスを前記酸化剤ガス通路に供給するための反応ガス供給連通孔が積層方向に形成されるマニホールド部と、
    前記セパレータと前記セパレータに隣接する他のセパレータとの間に、前記反応ガス供給連通孔の外周縁に対応して配置されるシール部材と、
    を備え、
    前記シール部材は、前記燃料ガス又は前記酸化剤ガスをシールするために互いに積層される第1シール部及び第2シール部を有することを特徴とする燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池において、前記第1シール部の厚さは、前記第2シール部の厚さより大きく設定されるとともに、
    前記第1シール部は、耐熱合金又はセラミック材あるいはこれらの複合材で構成されることを特徴とする燃料電池。
  3. 請求項2記載の燃料電池において、前記第2シール部は、前記第1シール部より柔軟性を有する材料で構成されることを特徴とする燃料電池。
  4. 固体酸化物型電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体が、セパレータ間に積層される燃料電池であって、
    前記セパレータは、前記電解質・電極接合体を挟持するとともに、前記アノード電極の電極面に沿って燃料ガスを供給する燃料ガス通路及び前記カソード電極の電極面に沿って酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス通路が個別に設けられる挟持部と、
    前記燃料ガスを前記燃料ガス通路に又は前記酸化剤ガスを前記酸化剤ガス通路に供給するための反応ガス供給連通孔が積層方向に形成されるマニホールド部と、
    を備え、
    少なくとも前記セパレータ又は前記セパレータに隣接する他のセパレータのいずれかには、前記反応ガス供給連通孔を囲繞して積層方向に突出する突起部が形成されるとともに、
    前記突起部には、前記燃料ガス又は前記酸化剤ガスをシールするためのシール部材が配設されることを特徴とする燃料電池。
  5. 請求項4記載の燃料電池において、前記シール部材の厚さは、前記突起部の高さより小さく設定されることを特徴とする燃料電池。
  6. 請求項1又は4記載の燃料電池において、前記セパレータは、前記挟持部と前記マニホールド部とを連結する橋架部を有し、
    前記橋架部は、前記燃料ガスを前記燃料ガス通路に又は前記酸化剤ガスを前記酸化剤ガス通路に供給するための反応ガス供給通路が形成されることを特徴とする燃料電池。
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