JP2009153042A - WiMAXGW基地局装置及びWiMAXハンドオーバ制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】移動端末がハンドオーバする際に生じるパケットロスを最小限に抑えることが可能なWiMAXGW基地局装置及びWiMAXハンドオーバ制御システムを提供する。
【解決手段】WiMAXハンドオーバ制御システム10におけるWiMAXGW基地局装置36は、移動端末12と無線接続する基地局32aと、CSN18と基地局32aとを接続するASNGW34aと、を備え、移動端末12が基地局22aから基地局32aへ無線接続を変更するときのハンドオーバを制御する。基地局22aと、基地局22aに接続されるASNGW24aとが属するASN20は、基地局32aと、基地局32aに接続されるASNGW34aとが属するASN30とは異なり、移動端末12が基地局22aから基地局32aへハンドオーバした後の移動端末12とCSN18との通信経路を、ASNGW24aとASNGW34a間の通信経路を含んで確立する。
【選択図】図2
【解決手段】WiMAXハンドオーバ制御システム10におけるWiMAXGW基地局装置36は、移動端末12と無線接続する基地局32aと、CSN18と基地局32aとを接続するASNGW34aと、を備え、移動端末12が基地局22aから基地局32aへ無線接続を変更するときのハンドオーバを制御する。基地局22aと、基地局22aに接続されるASNGW24aとが属するASN20は、基地局32aと、基地局32aに接続されるASNGW34aとが属するASN30とは異なり、移動端末12が基地局22aから基地局32aへハンドオーバした後の移動端末12とCSN18との通信経路を、ASNGW24aとASNGW34a間の通信経路を含んで確立する。
【選択図】図2
Description
本発明は、移動端末が基地局間でハンドオーバする際の制御をするゲートウェイ及び基地局を備えたWiMAXGW基地局装置及びWiMAXハンドオーバ制御システムに関する。
次世代の高速移動体通信方式としてWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)が国際的に注目を集めている。
図4は、一般的なWiMAXの全体のシステムの説明図である。図4に示すWiMAXシステム100は、移動端末(MS)12と、AAAサーバ14と、HA(Home Agent)16と、前記AAAサーバ14及びHA16が接続されるCSN(Connectivity Service Network)18と、前記CSN18に接続するASN(Access Service Network)20とASN120とを備えている。
移動端末12、12a、12bは、通信機能を有するコンピュータや携帯電話等であり、AAAサーバ14は、移動端末12のネットワークサービスに対する認証(Authentication)、承認(Authorization)、課金(Accounting)を行うサーバであり、HA16は、移動端末12が識別符号として有するホームアドレスと移動端末12の位置情報とを関連付けた登録、管理を行うサーバである。
ASN20は、基地局(BS)22a、22bと、ASNGW(Access Service Network Gateway)24a、24bとを備え、ASN120は、基地局32a、32bと、ASNGW124a、124bとを備える。基地局22a、22b、32a、32bは、移動端末12と無線通信するための無線装置であり、ASNGW24a、24b、124a、124bは、基地局の管理、基地局とCSN18との接続を制御し、ASNGW24aは、CSN18と基地局22aとの接続を制御し、ASNGW24bは、CSN18と基地局22bとの接続を制御し、ASNGW124aはCSN18と基地局32aとの接続を制御し、ASNGW124bはCSN18と基地局32bとの接続を制御をする。
移動端末12が例えば、インターネット接続するためには、基地局22aと無線接続して、ASNGW24a、CSN18を介して、AAAサーバ14で認証等を行うとともに、HA16に対して、移動端末12のホームアドレス及び移動端末12がASN20の配下に存在することを示す位置情報が登録される。
移動端末12が接続している基地局22aとの間で無線通信ができなくなる場所に移動した場合に、引き続きインターネット接続するためには、無線通信の接続先を基地局22aから他の基地局、例えば、基地局32aに変更する必要がある。この移動端末12が現在、無線接続されている基地局から、他の基地局に無線接続先を変更することをハンドオーバという(非特許文献1参照)。
WiMAX FORUM 「WiMAX Forum Network Architecture」 2007年3月28日 p.151-192
しかしながら、ASN20の基地局22aからASN120の基地局32aと異なるASNを跨いで移動端末12がハンドオーバする場合には、CSNとASNGWとの通信経路であるR3通信経路を、具体的には、ASNGW24aとCSN18間のR3通信経路をASNGW124aとCSN18間のR3通信経路に変更する必要がある。R3通信経路の変更を伴うハンドオーバをする際には、移動端末12は、AAAサーバ14に対して再認証が必要であり、また、HA16に対しては再度の位置情報の登録が必要となる。
移動端末12は、AAAサーバ14、HA16に対する再認証や位置情報の登録が完了するまでの間、最大数秒間、通信不能となる。その結果、移動端末12から送信されたデータがインターネットに対して送信されずに、いわゆるパケットロスが生じてしまう。特に、ビデオ・オン・デマンド(VOD:Video On Demand)による動画データの配信や、IP電話に代表されるVoIP(Voice over Internet Protocol)における音声データの送受信においては、僅かなパケットロスにより使い勝手が低下するために、パケットロスの少ないハンドオーバが望まれている。
本発明は、上記の課題を考慮してなされたものであって、移動端末がハンドオーバする際に生じるパケットロスを最小限に抑えることが可能なWiMAXGW基地局装置及びWiMAXハンドオーバ制御システムを提供することを目的とする。
本発明に係るWiMAXGW基地局装置は、移動端末と無線接続する基地局と、コネクティビティサービスネットワーク(CSN)と前記基地局とを接続するゲートウェイ(GW)と、を備え、前記移動端末が一の基地局から他の基地局へ無線接続を変更するときのハンドオーバを制御するWiMAXGW基地局装置であって、前記一の基地局と、前記一の基地局に接続される一のGWとが属する一のアクセスサービスネットワーク(ASN)は、前記他の基地局と、前記他の基地局に接続される他のGWとが属する他のASNとは異なり、前記移動端末が前記一の基地局から前記他の基地局へハンドオーバした後の前記移動端末と前記CSNとの通信経路を、前記一のGWと前記他のGW間の通信経路を含んで確立することを特徴とする。
本発明に係るWiMAXGW基地局装置では、前記移動端末が前記一の基地局から前記他の基地局へハンドオーバした後に前記一のGWと前記他のGW間で通信経路を確立することにより、ハンドオーバによって生じるパケットロスの発生を大幅に抑えることができる。
また、前記他のGWは、前記他のASNに属する前記他のGWを含む1又は複数のGWの識別符号と、前記他のGWを含む1又は複数のGWに接続される基地局に無線接続されている他の移動端末の識別符号と、を含む関連情報を格納し、前記一の基地局から前記他の基地局へハンドオーバしてきた前記移動端末の識別符号と、前記関連情報とを照合し、その結果に基づき前記一のGWとの間の前記通信経路を確立する。
さらに、本発明に係るWiMAXGW基地局装置では、前記一のGWとの間で前記通信経路を確立した前記他のGWは、前記他の基地局、前記他のGW、前記CSNを経由する通信経路をさらに確立した後に、前記一のGWとの間で確立した前記通信経路を開放し、前記移動端末と前記CSNとの通信経路を切り換える。
前記移動端末と前記CSNとの通信経路の切り換えは、前記移動端末、前記他の基地局、前記他のGWのいずれかのデータ処理量が所定のデータ処理量以下であることを検知したとき、前記CSNに接続され前記移動端末の認証を行うAAAサーバに対して、前記移動端末が認証を要求するとき、あるいは、前記CSNに接続され前記移動端末の位置情報の登録を行うホームエージェントに対して、前記移動端末が位置情報の登録を要求するときのいずれかのときに行うのが好ましい。
本発明に係るWiMAXGW基地局装置を含むWiMAXハンドオーバ制御システムは、前記移動端末と、前記一のASNと、前記他のASNと、前記CSNと、前記CSNに接続された前記AAAサーバと前記ホームエージェントとを、備えたことを特徴とする。
本発明によれば、前記移動端末が前記一の基地局から前記他の基地局へハンドオーバした後に前記一のGWと前記他のGW間で通信経路を確立することにより、ハンドオーバによって生じるパケットロスの発生を大幅に抑えることができる。また、前記一のGWとの間で前記通信経路を確立した前記他のGWは、前記他の基地局、前記他のGW、前記CSNを経由した通信経路をさらに確立した後に、前記一のGWとの間で確立した前記通信経路を開放し、前記移動端末と前記CSNとの通信経路を切り換えることにより、R3通信経路を確立する際に発生するパケットロスを最小限に抑えることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係るWiMAXハンドオーバ制御システム10の説明図であり、図2は、移動端末12がハンドオーバした後に、R4通信経路を確立した状態の説明図である。なお、図4に示したWiMAXシステム100と同一の構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図1に示すWiMAXハンドオーバ制御システム10は、WiMAXシステム100のASN120の代わりにASN30を備える。ASN30は、基地局32a、32bと、ASNGW34a、34bとを備え、ASNGW34a、34bは、移動端末12がハンドオーバした際に発生するパケットロスを最小限に抑える機能を備えるゲートウェイである。また、基地局32aとASNGW34aとからWiMAXGW基地局装置36が構成される。
移動端末12が、CSN18を介して例えば、インターネット接続する場合には、上述したように基地局22aと無線接続して、ASNGW24a、CSN18を介して、AAAサーバ14で認証等を行うとともに、HA16に対して、移動端末12の識別符号であるホームアドレス及び移動端末12がASN20の配下に存在することを示す位置情報が登録される。
また、同一のASN内、即ち、ASN20内ではASNGW24aとASNGW24bとでGWグループ40aを形成し、ASN30内ではASNGW34aとASNGW34bとでGWグループ40bを形成する。ASNGW24aの識別符号をGW1、ASNGW24bの識別符号をGW2、ASNGW34aの識別符号をGW3、ASNGW34bの識別符号をGW4とすると、ASNGW24a、24bはGWグループ40aに属することから、各々GWグループ識別符号として「GW1、GW2」を有し、ASNGW34a、34bはGWグループ40bに属することから、各々GWグループ識別符号「GW3、GW4」を有する。さらに、ASNGW24a、24b、34a、34bの各々の配下に移動端末12、12a、12bが存在する場合には、GWグループ識別符号と移動端末12、12a、12bのホームアドレスとを関連付けた関連情報を格納する。例えば、ASNGW24aに接続する基地局22aの配下に移動端末12が存在する場合には、ASNGW24aはGWグループ識別符号GW1、GW2と移動端末12のホームアドレスとを関連付けた関連情報を格納する。さらにまた、ASN20内に移動端末12以外の他の移動端末12aがASNGW24bに接続する基地局22bの配下に存在する場合には、ASNGW24a、24bには、GWグループ識別符号GW1、GW2と移動端末12、12aの各ホームアドレスとが関連付けられ関連情報として格納される。
次に、移動端末12が基地局22aから基地局32aへハンドオーバした場合の通信経路の確立について説明する。
移動端末12が基地局22aから基地局32aへハンドオーバすると、基地局32aと無線接続して、移動端末12のホームアドレスが基地局32aを介して、ASNGW34aに通知される。ASNGW34aが格納する関連情報は、GWグループ識別符号GW3、GW4と基地局32a、32bの配下に存在する移動端末12bのホームアドレスとを関連付けた情報である。従って、ASNGW34aが格納する関連情報と通知された移動端末12のホームアドレスとを照合した結果、前記関連情報には、移動端末12のホームアドレスが含まれないために、移動端末12は、ASN30とは異なるASN20の配下の基地局22a、22bからハンドオーバしてきたことを検知することができる。
この照合結果を受けて、ASNGW34aは、ASNGW同士の通信経路であるR4通信経路をASNGW24aとの間で確立する(図2参照)。移動端末12が基地局22aから基地局32aへハンドオーバする直前では、ASNGW24aとCSN18との間ではR3通信経路が確立されていたために、前記R4通信経路を確立することにより、移動端末12は、基地局32a、ASNGW34a、ASNGW24a、CSN18の順番で通信経路を確立し、インターネット接続が可能となる。従って、移動端末12は、R3通信経路を変更せずに、異なるASNであるASN20、ASN30を跨いだハンドオーバが可能となる。
以上説明したように、WiMAXGW基地局装置36を含むWiMAXハンドオーバ制御システム10は、移動端末12と、ASN20と、ASN30と、CSN18と、CSN18に接続されたAAAサーバ14とHA16とを備える。
WiMAXハンドオーバ制御システム10におけるWiMAXGW基地局装置36は、移動端末12と無線接続する基地局32aと、CSN18と基地局32aとを接続するASNGW34aと、を備え、移動端末12が基地局22aから基地局32aへ無線接続を変更するときのハンドオーバを制御する。基地局22aと、基地局22aに接続されるASNGW24aとが属するASN20は、基地局32aと、基地局32aに接続されるASNGW34aとが属するASN30とは異なり、移動端末12が基地局22aから基地局32aへハンドオーバした後の移動端末12とCSN18との通信経路を、ASNGW24aとASNGW34a間の通信経路を含んで確立する。
ASNGW34aは、ASN30に属するASNGW34a、34bの識別符号GW3、GW4と、ASNGW34a、34bに接続される基地局32a、32bに無線接続されている移動端末12bのホームアドレスと、を含む関連情報を格納し、基地局22aから基地局32aへハンドオーバしてきた移動端末12のホームアドレスと、前記関連情報とを照合し、その結果に基づきASNGW24aとの間のR4通信経路を確立する。
WiMAXハンドオーバ制御システム10では、移動端末12が基地局22aから基地局32aの配下に移動して、ASNGW34aとASNGW24aとの間のR4通信経路の確立するために最大で数十ミリ秒程度を要する。このR4通信経路の確立により通信不能時間は発生するが、従来のR3通信経路の変更を伴うハンドオーバの際に発生していた通信不能時間と比較すると大幅に短縮され、その結果、パケットロスの発生も大幅に抑えることができる。
上述したR4ハンドオーバでは、ASNGW34aとCSN18との間で直接、R3通信経路を確立せずに、ASNGW34aとASNGW24aとの間でR4通信経路を確立し、さらにASNGW24aとCSN18との間でR3通信経路を確立している。そのために、ASNGW24aは、基地局22aの配下に移動端末が存在する場合には、このCSN18を介した前記移動端末に関するデータ通信の他に、ASNGW34aとの間でR4通信経路が確立されているために、移動端末12に関するデータ通信の処理をする必要がある。従って、ASNGW24aの処理負荷が通常よりも増大するおそれがあるので、当該処理負荷を軽減するために、ASNGW34aとCSN18との接続をASNGW24aを介さずに、直接、CSN18との間でR3通信経路を確立する方が好ましい。
しかしながら、R3通信経路を確立する場合には、最大数秒間程度の通信不能時間が発生し、パケットロスが発生するのでこのパケットロスの発生を最小限に抑えつつ、ASNGW34aとCSN18との間でR3通信経路を確立する必要がある。
パケットロスの発生を最小限に抑えながら、適切にASNGW34aとCSN18との間でR3通信経路を確立する方法について説明する。図3は、ASNGW34aとCSN18との間でR3通信経路を確立した状態の説明図である。
ASNGW34aは、CSN18との間のR3通信経路を、移動端末12、基地局32a、ASNGW34a自体のデータ処理量が所定のデータ処理量以下である場合に確立する。ASNGW34aは、移動端末12のデータ処理量として、移動端末12が送受信する通信データのデータ通信量を監視し、前記データ通信量が予め設定したデータ通信量の閾値以下の場合に、CSN18との間のR3通信経路を確立する。その後、ASNGW34aは、図2に示すASNGW34aとASNGW24aとの間に確立したR4通信経路を開放する。
通常のデータ通信をしている状態のデータ通信量よりも少ないデータ通信量の値をデータ通信量の閾値として設定することにより、データ通信量が少ない状態でR3通信経路に切り換えることが可能となり、その結果、パケットロスを最小限に抑えることが可能となる。
この場合、ASNGW34aは、データ通信量の閾値を単位時間当たりのデータ通信量として設定してもよい。ASNGW34aは、通信データの種類に応じてデータ通信量の閾値を設定してもよい。通信データの種類の識別は、通信データが通過するポート番号に基づいて識別することが可能であり、また、通信データに含まれる識別子に基づいて識別することも可能である。なお、ASNGW34aが識別した通信データがVoIPパケットやVODで配信される動画データ等のリアルタイムアプリケーションである場合には、パケットロスが許されないのでR3通信経路を確立せずに、R4通信経路を維持したままとしてもよい。
また、ASNGW34aは、基地局32aのデータ処理量として、基地局32aが移動端末12やASNGW34aとの相互通信のために制御処理するデータ制御処理量を監視し、当該データ制御処理量が予め設定した閾値以下の場合にCSN18との間のR3通信経路を確立してもよい。さらに、ASNGW34aは、ASNGW34a自体のデータ処理量として、基地局32aやCSN18との相互通信のために制御処理するデータ制御処理量を監視し、当該データ制御処理量が予め設定した閾値以下の場合にCSN18との間のR3通信経路を確立してもよい。
また、データ処理量の監視によらずに、移動端末12がAAAサーバ14に対して周期的に要求する再認証要求を監視し、当該再認証要求がされた場合や、HA16に対して周期的に要求する位置情報の再登録要求を監視し、当該再認証要求がされた場合にCSN18との間のR3通信経路を確立してもよい。再認証要求や再登録要求の際に移動端末12とCSN18との間で送受信されるデータ通信量は比較的少ないために、パケットロスを小さくすることができる。
WiMAXハンドオーバ制御システム10のWiMAXGW基地局装置36では、ASNGW24aとの間で前記通信経路を確立したASNGW34aは、基地局32a、ASNGW34a、CSN18を経由する通信経路をさらに確立した後に、ASNGW24aとの間で確立したR4通信経路を開放し、移動端末12とCSN18との通信経路を切り換える。
移動端末12とCSN18との通信経路を切り換えは、移動端末12、基地局32a、ASNGW34aのいずれかのデータ処理量が所定のデータ処理量以下であることを検知したとき、CSN18に接続され移動端末12の認証を行うAAAサーバ14に対して、移動端末12が認証を要求するとき、CSN18に接続され移動端末12の位置情報の登録を行うHA16に対して、移動端末12が位置情報の登録を要求するときのいずれかの場合に行うことが好ましい。
このように、ASNGW34aが、移動端末12とCSN18との通信経路から、ASNGW34aとASNGW24a間の通信経路を開放し、所定の条件下で、移動端末12とCSN18との通信経路を移動端末12が基地局32a、ASNGW34a、CSN18を経由して確立する通信経路に切り換えることにより、R3通信経路を確立する際に発生するパケットロスを最小限に抑えることができる。
また、移動端末12が基地局22aから基地局32aへハンドオーバする場合のR4通信経路の確立では、ASNGW34aが保有する関連情報を用いているが、この方法に限定されるものではない。例えば、ASNGW34aが、HA16に対して問い合わせて入手した移動端末12の位置登録情報を用いて、移動端末12がASN20からASN30にハンドオーバしてきたことを検知して、ASNGW34aとASNGW24a間でR4通信経路の確立をしてもよい。
さらに、移動端末12がCSN18を介しての接続はインターネット接続に限定されるものではなく、例えば、アプリケーションサービスプロバイダ(ASP:Application Service Provider)や公衆電話網との接続であってもよい。
さらにまた、移動端末12のホームアドレス、ASNGW24a、24b、34a、34bの識別符号は、個々を識別することができれば特に限定されるものではなく、例えば、IPアドレス、MACアドレスを用いることができる。
本発明は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…WiMAXハンドオーバ制御システム 12、12a、12b…移動端末
14…AAAサーバ 16…HA
18…CSN 20、30、120…ASN
22a、22b、32a、32b…基地局
24a、24b、34a、34b、124a、124b…ASNGW
36…WiMAXGW基地局装置 40a、40b…GWグループ
100…WiMAXシステム
14…AAAサーバ 16…HA
18…CSN 20、30、120…ASN
22a、22b、32a、32b…基地局
24a、24b、34a、34b、124a、124b…ASNGW
36…WiMAXGW基地局装置 40a、40b…GWグループ
100…WiMAXシステム
Claims (7)
- 移動端末と無線接続する基地局と、コネクティビティサービスネットワーク(CSN)と前記基地局とを接続するゲートウェイ(GW)と、を備え、前記移動端末が一の基地局から他の基地局へ無線接続を変更するときのハンドオーバを制御するWiMAXGW基地局装置であって、
前記一の基地局と、前記一の基地局に接続される一のGWとが属する一のアクセスサービスネットワーク(ASN)は、前記他の基地局と、前記他の基地局に接続される他のGWとが属する他のASNとは異なり、
前記移動端末が前記一の基地局から前記他の基地局へハンドオーバした後の前記移動端末と前記CSNとの通信経路を、前記一のGWと前記他のGW間の通信経路を含んで確立する
ことを特徴とするWiMAXGW基地局装置。 - 請求項1記載のWiMAXGW基地局装置において、
前記他のGWは、
前記他のASNに属する前記他のGWを含む1又は複数のGWの識別符号と、前記他のGWを含む1又は複数のGWに接続される基地局に無線接続されている他の移動端末の識別符号と、を含む関連情報を格納し、
前記一の基地局から前記他の基地局へハンドオーバしてきた前記移動端末の識別符号と、前記関連情報とを照合し、その結果に基づき前記一のGWとの間の前記通信経路を確立する
ことを特徴とするWiMAXGW基地局装置。 - 請求項1又は2記載のWiMAXGW基地局装置において、
前記一のGWとの間で前記通信経路を確立した前記他のGWは、
前記他の基地局、前記他のGW、前記CSNを経由する通信経路をさらに確立した後に、前記一のGWとの間で確立した前記通信経路を開放し、前記移動端末と前記CSNとの通信経路を切り換える
ことを特徴とするWiMAXGW基地局装置。 - 請求項3記載のWiMAXGW基地局装置において、
前記他のGWは、
前記移動端末と前記CSNとの通信経路の切り換えを、前記移動端末、前記他の基地局、前記他のGWのいずれかのデータ処理量が所定のデータ処理量以下であることを検知したときに行う
ことを特徴とするWiMAXGW基地局装置。 - 請求項3記載のWiMAXGW基地局装置において、
前記他のGWは、
前記移動端末と前記CSNとの通信経路の切り換えを、前記CSNに接続され前記移動端末の認証を行うAAAサーバに対して、前記移動端末が認証を要求するときに行う
ことを特徴とするWiMAXGW基地局装置。 - 請求項3記載のWiMAXGW基地局装置において、
前記他のGWは、
前記移動端末と前記CSNとの通信経路の切り換えを、前記CSNに接続され前記移動端末の位置情報の登録を行うホームエージェントに対して、前記移動端末が位置情報の登録を要求するときに行う
ことを特徴とするWiMAXGW基地局装置。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載のWiMAXGW基地局装置を含むWiMAXハンドオーバ制御システムであって、
前記移動端末と、前記一のASNと、前記他のASNと、前記CSNと、前記CSNに接続された前記AAAサーバと前記ホームエージェントとを、
備えたことを特徴とするWiMAXハンドオーバ制御システム。
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