JP2009147493A - 印刷装置、複合機、印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザにより指定された用紙サイズでコピーを実行できない場合でも、コピーの結果を出力する。
【解決手段】画像読み取り機能を備える印刷装置1において、コピー制御部100は、原稿サイズ検出部110が検出した原稿サイズと、用紙サイズ検出部120が検出した給紙カセットに給紙されている用紙の用紙サイズとを比較し、一致しない場合、給紙されている他の用紙の用紙サイズを選択し、その後、読取処理部160に原稿を読み取らせ、印刷処理部170に、選択した用紙サイズで印刷を実行させる。
【選択図】図2
【解決手段】画像読み取り機能を備える印刷装置1において、コピー制御部100は、原稿サイズ検出部110が検出した原稿サイズと、用紙サイズ検出部120が検出した給紙カセットに給紙されている用紙の用紙サイズとを比較し、一致しない場合、給紙されている他の用紙の用紙サイズを選択し、その後、読取処理部160に原稿を読み取らせ、印刷処理部170に、選択した用紙サイズで印刷を実行させる。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像読み取り機能を備える印刷装置(コピー機、複合機)に関する。
従来から、コピー機、複合機などの印刷装置では、ユーザは操作パネルなどを操作して、コピー倍率や用紙サイズを指定することができる。この場合、コピー機は、指定されたコピー倍率や用紙サイズに従って、スキャナで読み込んだ画像データを加工して、プリンタで印刷する。
また、特許文献1には、入力された印刷データの中に含まれる用紙サイズと、プリンタに装填(給紙)されている用紙の用紙サイズとが異なる場合に、プリンタに装填されている用紙サイズに合わせて、自動的に印刷データを縮小もしくは拡大して印刷するプリンタが記載されている。
ところで、従来のコピー機は、ユーザがコピー倍率や用紙サイズを指定した場合に、指定されたコピー倍率で印刷可能なサイズの用紙や、指定されたサイズの用紙が給紙されていないことを検出すると、当該サイズの用紙でコピーを実行できない旨を、操作パネルなどに表示してユーザに通知する。
しかしながら、上記のコピー機は、指定されたサイズの用紙が給紙カセットに補充されない限り、コピー処理を継続し、コピー結果を出力することができない。そのため、急いでコピーの結果を得たいユーザの要望に応えることができない。特に、デフォルトのコピー倍率(例えば、100%)のままコピーを行いたいユーザにとって、再度、コピー倍率や用紙サイズの設定を行うのは煩わしい。
本発明は、上記の要望に応えるべくなされたものであり、ユーザにより指定された用紙サイズでコピーを実行できない場合でも、コピーの結果を出力するための技術を提供することを目的としている。
上記の要望に応える印刷装置に係る発明は、画像読み取り機能を備える印刷装置であって、原稿の用紙サイズを検出する原稿サイズ検出手段と、給紙カセットに装填されている印刷用紙の用紙サイズを検出する用紙サイズ検出手段と、前記原稿の用紙サイズと前記印刷用紙の用紙サイズを比較し、前記原稿の用紙サイズと一致する印刷用紙の用紙サイズがないと判定した場合、前記原稿の用紙サイズと異なる印刷用紙の用紙サイズと、当該用紙サイズで印刷するための印刷倍率とを設定し、前記原稿の用紙サイズと一致する印刷用紙の用紙サイズがあると判定した場合、当該印刷用紙の用紙サイズと、当該用紙サイズで印刷するための印刷倍率とを設定する、印刷設定手段と、前記印刷設定手段が印刷用紙の用紙サイズと印刷倍率とを設定した後に、前記原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記画像データを、前記印刷設定手段が設定した前記印刷倍率の画像データに変更して、前記印刷設定手段が設定した前記用紙サイズの印刷用紙に印刷する印刷手段と、を備えること、を特徴とする。
ここで、上記の印刷装置は、ユーザの操作を受け付けるユーザ操作受付手段と、前記ユーザ操作受付手段を介してユーザが指定する印刷用紙の指定用紙サイズを検出する指定用紙サイズ検出手段と、を備え、前記印刷設定手段は、前記指定用紙サイズ検出手段が指定用紙サイズを検出した場合、当該指定用紙サイズと前記印刷用紙の用紙サイズを比較し、前記指定用紙サイズと一致する印刷用紙の用紙サイズがないと判定した場合、前記指定用紙サイズと異なる印刷用紙の用紙サイズと、当該用紙サイズで印刷するための印刷倍率とを設定し、前記指定用紙サイズと一致する印刷用紙の用紙サイズがあると判定した場合、当該印刷用紙の用紙サイズと、当該印刷用紙の用紙サイズで印刷するための印刷倍率とを設定すること、を特徴とするものであってもよい。
また、上記の印刷装置であって、前記印刷設定手段は、前記指定用紙サイズと一致する印刷用紙の用紙サイズがないと判定した場合、前記指定用紙サイズと異なる印刷用紙の用紙サイズをユーザに指定させるための画面を表示すること、を特徴とするものであってもよい。
また、上記の印刷装置であって、前記読取手段は、前記ユーザ操作受付手段を介してユーザの指示を受け付けた場合に、前記原稿の読み取りを開始すること、を特徴とするものであってもよい。
上記の要望に応える複合機に係る発明は、上記のいずれかの印刷装置を備える複合機である。
上記の要望に応える印刷方法に係る発明は、画像読み取り機能を備える印刷装置における印刷方法であって、前記印刷装置は、原稿の用紙サイズを検出する原稿サイズ検出ステップと、給紙カセットに装填されている印刷用紙の用紙サイズを検出する用紙サイズ検出ステップと、前記原稿の用紙サイズと前記印刷用紙の用紙サイズを比較し、前記原稿の用紙サイズと一致する印刷用紙の用紙サイズがないと判定した場合、前記原稿の用紙サイズと異なる印刷用紙の用紙サイズと、当該用紙サイズで印刷するための印刷倍率とを設定し、前記原稿の用紙サイズと一致する印刷用紙の用紙サイズがあると判定した場合、当該印刷用紙の用紙サイズと、当該用紙サイズで印刷するための印刷倍率とを設定する、印刷設定ステップと、前記印刷設定ステップが印刷用紙の用紙サイズと印刷倍率とを設定した後に、前記原稿を読み取って画像データを生成する読取ステップと、前記画像データを、前記印刷設定ステップが設定した前記印刷倍率の画像データに変更して、前記印刷設定ステップが設定した前記用紙サイズの印刷用紙に印刷する印刷ステップ、とを行うこと、を特徴とする。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用した印刷装置のハードウェア構成の概要を示すブロック図である。
本図に示すように、印刷装置1は、制御部10と、通信インタフェース部20と、ユーザインタフェース部30と、スキャナ部40と、プリンタ部50とから構成される。もちろん、印刷装置1の構成はこれに限られない。例えば、印刷データを記憶する記憶手段として、ハードディスクやメモリーカード等の不揮発性の記憶装置を備えていてもよい。
制御部10は、上記の各部を制御し、印刷装置1の様々な処理を行う中心的ユニットである。制御部10は、各種演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)12と、実行するプログラムや必要なデータを格納するRAM(Random Access Memory)14やROM(Read Only Memory)16等を備える。制御部10は、例えば、ユーザインタフェース部20を介してユーザからコピーの指示を受け付けて、原稿の読み込みをスキャナ部40に実行させ、読み込まれた画像データの印刷をプリンタ部50に実行させる。また、制御部10は、通信インタフェース部30を介して印刷対象の画像データを受け付けて、受け付けた画像データの印刷をプリンタ部50に実行させる。
通信インタフェース部20は、LANなどのネットワーク上の外部装置と通信を行うための通信装置であり、例えば、ネットワークアダプタやNIC(Network Interface Card)などである。
ユーザインタフェース部30は、ユーザの指示をユーザの操作により受け付けるためのユニットである。ユーザインタフェース部30は、例えば、ディスプレイと、ディスプレイの表示面側に搭載され表示画面を透過するいわゆるタッチパネルから構成される(図示しない)。タッチパネルは、例えば、感圧式または静電式の入力検出素子などにより構成される。また、ユーザインタフェース部30は、各種機能を実行するためのボタン(例えば、コピースタートボタン)や、キーボードなどのハードスイッチを備える(図示しない)。ユーザインタフェース部30は、タッチパネル上のユーザのタッチ操作を検出し、タッチ位置とともに制御部10に出力する。また、ハードスイッチ上のユーザの操作を検出し、制御部10に出力する。
スキャナ部40は、ガラス台(図示しない)に載せられた原稿を読み取り、画像データを生成するユニットである。スキャナ部40は、画像データ変換部42と、読取エンジン44とを備える。画像データ変換部42は、読取エンジン44のCCD(Charge Coupled Device)センサが読み取った赤(R)、緑(G)、青(B)それぞれについての濃淡のアナログ情報をデジタル信号化して画像データとして出力する。読取エンジン44は、光源、キャリッジ、走査用モータ、レンズ、CCD(Charge Coupled Device)センサ(いずれも図示しない)、原稿センサ46などから構成され、ガラス台に載せられた原稿に光を当てながら走査し、その反射光をRGBのフィルタをかけたCCDセンサに導く。原稿センサ46は、ガラス台に原稿が載せられているか否か、また、原稿の用紙サイズ(原稿サイズ)を検出して出力する。もちろん、スキャナ部40の構成は上記に限られない。
プリンタ部50は、スキャナ部40や制御部10から送られた画像データを印刷する。プリンタ部50は、画像処理部52と、印刷エンジン54とを備える。画像処理部52は、受け付けた画像データに基づいて印刷エンジン54が印刷可能なイメージデータを生成する処理を行う。印刷エンジン54は、複数のサイズの印刷用紙を装填するための複数の給紙カセット、給紙カセットに装填された印刷用紙を1枚ずつ取り出して転写ユニットへと送り出す給排紙ユニット、各色のトナーを収めたトナーカートリッジ、感光体上に静電潜像を形成してトナーを付着させる感光体ユニット、感光体に付着したトナー像を給排紙ユニットから送られた印刷用紙に転写する転写ユニット、印刷用紙上に転写されたトナー像を熱と圧力とで印刷用紙に定着する定着ユニット(いずれも図示しない)、給紙センサ56などから構成され、印刷用紙等の印刷媒体に印刷を行う。給紙センサ56は、給紙カセットに印刷用紙が装填されているか否か、給紙カセットに装填される印刷用紙の用紙サイズを検出して出力する。もちろん、プリンタ部50は、上記のようなレーザ方式のページプリンタに限られず、インクジェット方式のプリンタであってもよい。
図2は、本発明を適用した印刷装置の機能構成を示すブロック図である。
本図に示すように、印刷装置1は、コピー制御部100と、原稿サイズ検出部110と、用紙サイズ検出部120と、指定用紙サイズ検出部130と、表示処理部140と、ユーザ操作受付部と150と、読取処理部160と、印刷処理部170とを備える。これらの各機能部は、CPU12がROM16上に予め記憶されている所定のプログラムをRAM14上にロードして実行することにより、制御部10上に構築される。
コピー制御部100は、上記の各機能部を含む印刷装置1全体の動作を制御する。コピー制御部100は、例えば、ユーザ操作解析部150を介して、コピーを実行するためのユーザの指示を受け付けて、読み取りを実行するように読取処理部160に指示したり、読み取られた画像データについて印刷を実行するように印刷処理部170に指示したりする。また、ユーザ操作解析部150を介して、コピー部数、両面印刷などの設定情報を受け付けた場合、これらの設定情報に従って印刷処理を行うように印刷処理部170に指示する。また、コピー制御部100は、原稿サイズ検出部110から原稿サイズを、用紙サイズ検出部120から給紙カセットに装填されている印刷用紙の用紙サイズを、指定用紙サイズ検出部130からユーザが指定した用紙サイズ(指定用紙サイズ)を取得し、原稿サイズ若しくは指定用紙サイズと同じサイズの用紙で印刷を実行可能か否かを判断する。
原稿サイズ検出部110は、スキャナ部40の原稿センサ46から、原稿がガラス台にセットされているか否かを示す情報や、原稿サイズを示す情報を取得する。
用紙サイズ検出部120は、プリンタ部50の給紙センサ56から、給紙カセットに用紙が装填されているか否かを示す情報や、給紙カセットに装填されている印刷用紙の用紙サイズを示す情報を取得する。
指定用紙サイズ検出部130は、ユーザ操作解析部150を介して、ユーザが指定したコピー倍率や用紙サイズ(指定用紙サイズ)を取得する。なお、ユーザが指定したコピー倍率で印刷可能な用紙のサイズを指定用紙サイズとしてもよい。
表示処理部140は、他の機能部の指示を受け付け、ユーザインタフェース部30に画面を表示させるための描画コマンドを生成して出力する。例えば、コピーの各種設定を受け付けるためのメニュー画面や設定画面を表示するための描画コマンドを生成する。
ユーザ操作受付部150は、ユーザインタフェース部30を介して入力されたユーザの操作を受け付け、その操作内容を解析して、その操作内容に対応する処理が実行されるように他の機能部を制御する。例えば、コピーを実行するためのユーザ操作を受け付けて、読取処理と印刷処理とを実行するようにコピー制御部100に要求する。また、コピー倍率や用紙サイズを指定するユーザ操作を受け付けて、コピー倍率と用紙サイズとを指定用紙サイズ検出部130に送る。
読取処理部160は、スキャナ部40を制御して、セットされた原稿の読取処理を実行させる。また、スキャナ部40で生成された画像データを取得する。
印刷処理部170は、スキャナ部40から取得した画像データを、コピー制御部100から指定されたコピー倍率の画像データになるように変換する。また、プリンタ部50を制御して、コピー制御部100から指定された用紙サイズの印刷用紙に、画像データの印刷処理を行わせる。
次に、上記のハードウェアおよび機能部により実行される印刷装置1の特徴的な動作について、図3、4を参照して説明する。図3は、本発明を適用した印刷装置において実行されるコピー処理の流れを示すフロー図である。図4は、ユーザインタフェース部に表示される画面の具体例を示す図である。
図3に示されるフローは、印刷装置1が起動されると開始される。
印刷装置1が起動されると、原稿サイズ検出部110は、原稿がガラス台にセットされたか否かを監視する(S100)。具体的には、原稿サイズ検出部110は、原稿がガラス台にセットされているか否かを示す情報と原稿サイズを示す情報が、原稿センサ46から送られてきたか否かを監視する。そして、原稿がセットされたことと原稿サイズを示す情報とを受け付けた場合(S100でYES)、これらの情報を保持し、S110に進む。一方、それらの情報が送られてこない場合(S100でNO)、監視を継続する。
原稿が検出されると(S100でYES)、用紙サイズ検出部120は、給紙状態を検出する(S110)。具体的には、用紙サイズ検出部120は、給紙センサ56から、給紙カセットに用紙が装填されているか否かを示す情報と、給紙カセットの印刷用紙の用紙サイズを示す情報とを取得し、これらの情報を給紙カセットごとに保持する。そして、S120へ進む。
給紙状態が検出されると(S110)、コピー制御部100は、設定されているコピーモードを判定する(S120)。ここで、コピーモードとは、例えば、用紙サイズやコピー倍率の設定を自動的に行う自動モードや、これらの設定をユーザが手動で行う手動モードを示す情報である。コピー制御部100は、このコピーモードに関する情報を保持している。なお、ここでは、デフォルトは、自動モードに設定されているものとする。具体的には、コピー制御部100は、ユーザ操作受付部130を介して、コピーモードを手動モードに変更するユーザの操作、例えば、コピー倍率や用紙サイズを指定する操作、があったか否かを判定する。そして、自動モードであると判定した場合(S120でYES)、S130に進む。一方、手動モードであると判定した場合(S120でNO)、S150に進む。
自動モードである場合(S120でYES)、コピー制御部100は、スタート操作が行われた否かを監視する(S130)。具体的には、コピー制御部100は、ユーザ操作受付部を介して、ユーザインタフェース部30のスタートボタンが押下されたか否かを監視する。そして、スタート操作を受け付けた場合(S130でYES)、S140に進む。一方、スタート操作を受け付けていない場合(S130でNO)、監視を継続する。
スタート操作を受け付けた場合(S130でYES)、コピー制御部100は、用紙サイズの選択と、コピー倍率の算出とを行い、設定する(S140)。具体的には、コピー制御部100は、まず、原稿サイズ検出部110から原稿サイズを、用紙サイズ検出部120から給紙カセットの用紙サイズと用紙の装填の有無とを取得する。そして、用紙が装填されている状態の給紙カセットのうち、原稿サイズと一致する用紙サイズの給紙カセットを検索する。原稿サイズと一致する用紙サイズがあると判定した場合、その用紙サイズを印刷に使用する用紙サイズとして設定する。また、コピー倍率を100%(等倍)として設定する。一方、原稿サイズと一致する用紙サイズがないと判定した場合、予め定めた順序にしたがって、他の用紙サイズを印刷に使用する用紙サイズとして設定する。例えば、原稿サイズより一段階大きいサイズから順に、用紙サイズを選択するようにすることができる。また、設定した用紙サイズに合わせて、コピー倍率を算出して設定する。例えば、原稿サイズより大きい用紙サイズを設定した場合、コピー倍率を100%若しくは100%以上に設定し、原稿サイズより小さい用紙サイズを設定した場合、コピー倍率を100%より小さく設定する。
一方、手動モードである場合(S120でNO)、指定用紙サイズ検出部130は、ユーザ操作解析部150を介して、ユーザが指定したコピー倍率や用紙サイズ(指定用紙サイズ)を取得し、保持する(S150)。
それから、コピー制御部100は、指定用紙サイズと給紙カセットの用紙サイズとが一致するか否か判定する(S160)。具体的には、コピー制御部100は、まず、用紙サイズ検出部120から給紙カセットの用紙サイズと用紙の装填の有無とを、指定用紙サイズ検出部130から指定用紙サイズを取得する。そして、用紙が装填されている状態の給紙カセットのうち、指定用紙サイズと一致する用紙サイズの給紙カセットを検索する。指定用紙サイズと一致する用紙サイズがあると判定した場合(S160でYES)、S170に進む。一方、指定用紙サイズと一致する用紙サイズがないと判定した場合(S160でNO)、S190に進む。
指定用紙サイズと一致する用紙サイズがある場合(S160でYES)、コピー制御部100は、スタート操作が行われた否かを監視する(S170)。そして、スタート操作を受け付けた場合(S170でYES)、S180に進む。一方、スタート操作を受け付けていない場合(S170でNO)、監視を継続する。
スタート操作を受け付けた場合(S170でYES)、コピー制御部100は、用紙サイズと、コピー倍率とを設定する(S180)。具体的には、コピー制御部100は、まず、指定用紙サイズ検出部130から、ユーザが指定したコピー倍率と指定用紙サイズとを取得する。そして、取得したコピー倍率を印刷に使用するコピー倍率として、取得した指定用紙サイズを印刷に使用する用紙サイズとしてそれぞれ設定する。
一方、指定用紙サイズと一致する用紙サイズがない場合(S160でNO)、コピー制御部100は、メッセージを表示する(S190)。具体的には、コピー制御部100は、表示処理部140に指示して、図4に示すような操作画面を、ユーザインタフェース部30のディスプレイに表示させる。
図4(A)は、原稿サイズがA3、指定用紙サイズがA3であって、用紙サイズがA3の用紙が給紙カセットに装填されていない場合に表示される操作画面を示している。操作画面310は、「A3の用紙がないため、等倍(100%)でコピーをできません。他のサイズの用紙でコピーを継続しますか?」などとユーザの操作を促すためのメッセージ320と、他の用紙サイズの用紙を選択するためのボタン330とから構成される。ここでは、A3以外の用紙サイズの用紙、例えば、B4、A4、B5を選択するためのボタンが表示されている。また、A3を選択するためのボタンは、グレーアウトされており、A3用紙が給紙カセットに補充されるまで、操作できないようになっている。また、各ボタン330には、指定用紙サイズとボタンに割り当てられた用紙サイズとを比べてコピー倍率がどのように変化するのか、すなわち、縮小となるのか拡大となるのかが表示される。
図4(B)は、原稿サイズがA4、指定用紙サイズがA4であって、用紙サイズがA4の用紙が給紙カセットに装填されていない場合に表示される操作画面を示している。操作画面310は、「A4の用紙がないため、等倍(100%)でコピーをできません。他のサイズの用紙でコピーを継続しますか?」などとユーザの操作を促すためのメッセージ320と、他の用紙サイズの用紙を選択するためのボタン330とから構成される。ここでは、A4以外の用紙サイズの用紙、例えば、A3、B4、A5を選択するためのボタンが表示されている。また、A4を選択するためのボタンは、グレーアウトされており、A4用紙が給紙カセットに補充されるまで、操作できないようになっている。また、各ボタン330には、指定用紙サイズとボタンに割り当てられた用紙サイズとを比べてコピー倍率がどのように変化するのか、すなわち、縮小となるのか拡大となるのかが表示される。
図3に戻って、上記のような操作画面を表示すると(S190)、コピー制御部100は、指定用紙サイズの変更を受け付けたか否かを判定する(S200)。具体的には、コピー制御部100は、上記のような操作画面上のボタンの押下をユーザ操作解析部30を介して受け付け、指定用紙サイズが変更されたか否かを判定する。そして、指定用紙サイズが変更されたと判定した場合(S200でYES)、S210に進む。一方、指定用紙サイズが変更されていない、すなわち、用紙サイズ検出部120を介して現在の指定用紙サイズの用紙が給紙カセットに補充されたと判定した場合(S200でNO)、S170に進む。
指定用紙サイズの変更があった場合(S200でYES)、指定用紙サイズ検出部130は、ユーザ操作解析部150を介して、ユーザが指定した指定用紙サイズを取得し、保持する(S210)。また、指定用紙サイズに合わせてコピー倍率を算出して保持する。例えば、原稿サイズより大きい指定用紙サイズが指定された場合、コピー倍率を100%若しくは100%以上にし、小さいサイズが指定された場合、コピー倍率を100%より小さくする。
それから、コピー制御部100は、スタート操作が行われた否かを監視する(S220)。そして、スタート操作を受け付けた場合(S220でYES)、S230に進む。一方、スタート操作を受け付けていない場合(S220でNO)、監視を継続する。
スタート操作を受け付けた場合(S220でYES)、コピー制御部100は、用紙サイズと、コピー倍率とを設定する(S230)。具体的には、コピー制御部100は、まず、指定用紙サイズ検出部130から、コピー倍率と指定用紙サイズとを取得する。そして、取得したコピー倍率を印刷に使用するコピー倍率として、取得した指定用紙サイズを印刷に使用する用紙サイズとしてそれぞれ設定する。
用紙サイズとコピー倍率とが設定されると(S140、S180、S230)、コピー制御部100は、キャリッジを動作させ、コピー処理を実行する(S240)。具体的には、コピー制御部100は、まず、読取処理部160に指示して原稿の読み取りを行わせる。読取処理部160は、スキャナ部40を制御してキャリッジを動作させ、原稿の画像データを出力させる。そして、読取処理部160は、取得した画像データを印刷処理部170に送る。また、これと同時に、コピー制御部100は、設定されたコピー倍率と用紙サイズと(S140、S180、S230)を印刷処理部170に送り、印刷を指示する。印刷処理部170は、受け付けた画像データを、指示されたコピー倍率の画像データに変換し、指示された用紙サイズとともにプリンタ部50に送る。そして、印刷処理部170は、プリンタ部50を制御して、指示された用紙サイズの用紙に、画像データを印刷させる。
以上のようにして、コピー処理が実行される。
以上、本発明の一実施形態について説明した。本実施形態によれば、ユーザにより指定された用紙サイズでコピーを実行できない場合でも、コピーの結果を出力することができる。すなわち、ユーザが指定した用紙サイズの用紙が給紙カセットに給紙されていない場合でも、ワンタッチの操作で、給紙されている他の用紙サイズの用紙を指定することができるため、コピーの結果を即座に出力させることができる。また、他の用紙サイズを指定しても、そのサイズに合わせて拡大・縮小が行われるため最適なコピー結果が得られる。
さらに、本実施形態によれば、キャリッジが動作する前に、ユーザが指定した用紙サイズの用紙が給紙カセットに給紙されていないことをユーザに通知することができる。すなわち、従来は、通知が行われるためには、コピー開始の操作を行ってキャリッジを動作させる必要があったが、本実施形態によれば、通知を行うためにキャリッジを動作させる必要がなくなり、キャリッジの動作に必要な消費電力(例えば、24V)を削減することができる。
以上、本発明について、例示的な実施形態と関連させて記載した。多くの代替物、修正および変形例が当業者にとって明らかであることは明白である。したがって、上に記載の本発明の実施形態は、本発明の要旨と範囲を例示することを意図し、限定するものではない。
1・・・印刷装置、10・・・制御部、12・・・CPU、14・・・RAM、16・・・ROM、20・・・通信インタフェース部、30・・・ユーザインタフェース部、40・・・スキャナ部、42・・・画像データ変換部、44・・・読取エンジン、46・・・原稿センサ、50・・・プリンタ部、52・・・画像処理部、54・・・印刷エンジン、56・・・給紙センサ、
100・・・コピー制御部、110・・・原稿サイズ検出部、120・・・用紙サイズ検出部、130・・・指定用紙サイズ検出部、140・・・表示処理部、150・・・ユーザ操作受付部、160・・・読取処理部、170・・・印刷処理部、
310・・・操作画面、320・・・メッセージ、330・・・ボタン
100・・・コピー制御部、110・・・原稿サイズ検出部、120・・・用紙サイズ検出部、130・・・指定用紙サイズ検出部、140・・・表示処理部、150・・・ユーザ操作受付部、160・・・読取処理部、170・・・印刷処理部、
310・・・操作画面、320・・・メッセージ、330・・・ボタン
Claims (6)
- 画像読み取り機能を備える印刷装置であって、
原稿の用紙サイズを検出する原稿サイズ検出手段と、
給紙カセットに装填されている印刷用紙の用紙サイズを検出する用紙サイズ検出手段と、
前記原稿の用紙サイズと前記印刷用紙の用紙サイズを比較し、前記原稿の用紙サイズと一致する印刷用紙の用紙サイズがないと判定した場合、前記原稿の用紙サイズと異なる印刷用紙の用紙サイズと、当該用紙サイズで印刷するための印刷倍率とを設定し、前記原稿の用紙サイズと一致する印刷用紙の用紙サイズがあると判定した場合、当該印刷用紙の用紙サイズと、当該用紙サイズで印刷するための印刷倍率とを設定する、印刷設定手段と、
前記印刷設定手段が印刷用紙の用紙サイズと印刷倍率とを設定した後に、前記原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、
前記画像データを、前記印刷設定手段が設定した前記印刷倍率の画像データに変更して、前記印刷設定手段が設定した前記用紙サイズの印刷用紙に印刷する印刷手段と、を備えること、
を特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置であって、
ユーザの操作を受け付けるユーザ操作受付手段と、
前記ユーザ操作受付手段を介してユーザが指定する印刷用紙の指定用紙サイズを検出する指定用紙サイズ検出手段と、を備え、
前記印刷設定手段は、
前記指定用紙サイズ検出手段が指定用紙サイズを検出した場合、当該指定用紙サイズと前記印刷用紙の用紙サイズを比較し、前記指定用紙サイズと一致する印刷用紙の用紙サイズがないと判定した場合、前記指定用紙サイズと異なる印刷用紙の用紙サイズと、当該用紙サイズで印刷するための印刷倍率とを設定し、前記指定用紙サイズと一致する印刷用紙の用紙サイズがあると判定した場合、当該印刷用紙の用紙サイズと、当該印刷用紙の用紙サイズで印刷するための印刷倍率とを設定すること、
を特徴とする印刷装置。 - 請求項2に記載の印刷装置であって、
前記印刷設定手段は、
前記指定用紙サイズと一致する印刷用紙の用紙サイズがないと判定した場合、前記指定用紙サイズと異なる印刷用紙の用紙サイズをユーザに指定させるための画面を表示すること、
を特徴とする印刷装置。 - 請求項3に記載の印刷装置であって、
前記読取手段は、
前記ユーザ操作受付手段を介してユーザの指示を受け付けた場合に、前記原稿の読み取りを開始すること、
を特徴とする印刷装置。 - 請求項1〜4のいずれかの印刷装置を備える複合機。
- 画像読み取り機能を備える印刷装置における印刷方法であって、
前記印刷装置は、
原稿の用紙サイズを検出する原稿サイズ検出ステップと、
給紙カセットに装填されている印刷用紙の用紙サイズを検出する用紙サイズ検出ステップと、
前記原稿の用紙サイズと前記印刷用紙の用紙サイズを比較し、前記原稿の用紙サイズと一致する印刷用紙の用紙サイズがないと判定した場合、前記原稿の用紙サイズと異なる印刷用紙の用紙サイズと、当該用紙サイズで印刷するための印刷倍率とを設定し、前記原稿の用紙サイズと一致する印刷用紙の用紙サイズがあると判定した場合、当該印刷用紙の用紙サイズと、当該用紙サイズで印刷するための印刷倍率とを設定する、印刷設定ステップと、
前記印刷設定ステップが印刷用紙の用紙サイズと印刷倍率とを設定した後に、前記原稿を読み取って画像データを生成する読取ステップと、
前記画像データを、前記印刷設定ステップが設定した前記印刷倍率の画像データに変更して、前記印刷設定ステップが設定した前記用紙サイズの印刷用紙に印刷する印刷ステップ、とを行うこと、
を特徴とする印刷方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007320480A JP2009147493A (ja) | 2007-12-12 | 2007-12-12 | 印刷装置、複合機、印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018186336A (ja) * | 2017-04-24 | 2018-11-22 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2020091448A (ja) * | 2018-12-07 | 2020-06-11 | コニカミノルタ株式会社 | 音声操作システム、音声操作方法および音声操作プログラム |
JP2021093737A (ja) * | 2021-02-10 | 2021-06-17 | ブラザー工業株式会社 | 画像処理装置および画像処理方法 |
-
2007
- 2007-12-12 JP JP2007320480A patent/JP2009147493A/ja not_active Withdrawn
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