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JP2009142266A - 新規乳酸菌 - Google Patents

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JP2009142266A
JP2009142266A JP2008293367A JP2008293367A JP2009142266A JP 2009142266 A JP2009142266 A JP 2009142266A JP 2008293367 A JP2008293367 A JP 2008293367A JP 2008293367 A JP2008293367 A JP 2008293367A JP 2009142266 A JP2009142266 A JP 2009142266A
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Yoshiro Tategaki
愛郎 立垣
Toyoteru Watanabe
豊輝 渡邊
和也 ▲濱▼田
Kazuya Hamada
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Kaneka Corp
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Abstract

【課題】今や国民病とされているアレルギーの予防・改善に有効(抗アレルギー機能を有する)かつ、安全性が高い乳酸菌及びその含有物を提供する事にある。さらには、抗アレルギー機能に加えて、抗自己免疫疾患機能、抗糖尿病機能、中性脂肪低減効果などを少なくとも1つは併せ持つ安全性が高い乳酸菌及びその含有物を提供すること。
【解決手段】ラクトバチルス属デルブリッキー種亜種ラクティスの乳酸菌、エンテロコッカス・デュランス KR−211株(受託番号:NITE P−397)又はその変異体、乳酸菌であるロイコノストック・メセントロイデス・サブスピーシーズ・メセントロイデス KLAB−2株(受託番号:NITE P−393)又はその変異体、それらの乳酸菌株由来の成分を摂取すること。
【選択図】なし

Description

本発明は、抗アレルギー機能を有する新規乳酸菌に関する。
近年食生活の欧米化、住居環境、運動不足、過度のストレス等、生活環境の変化により、アレルギーやメタボリックシンドロームと言った、国民病の患者数並びにその予備軍数は年々増加傾向にある。
アレルギー疾患、なかでも花粉症やアトピー性皮膚炎は、患者数が年々増加傾向にあり、患者のQOLの観点からも、治療・予防策が求められている。花粉症やアトピー性皮膚炎などのI型にグループ分けされるアレルギー性疾患は、生体内に侵入した物質をアレルゲンと認識し、IgE抗体産生を誘導する事から始まる。再度アレルゲンが浸入すると、肥満細胞や顆粒球上のレセプター分子と結合したIgE抗体とアレルゲンが結合、その結果、肥満細胞や顆粒球より過剰なヒスタミンやロイコトリエンなどのケミカルメディエーターが放出され、喘息・皮膚炎・鼻水などのアレルギー症状を呈する。
現在では、これらケミカルメディエーターの遊離を抑えることでアレルギー症状を緩和する抗アレルギー剤、ケミカルメディエーターが末梢神経に情報伝達するのを阻害する抗ヒスタミン剤、炎症を抑えるステロイド剤などがあるが、これらの薬剤には副作用が認められ、使用方法や長期にわたる使用では安全性にも問題があるのが現状である。
また、糖尿病・高脂血症・高血圧などのいわゆる生活習慣病の患者数もまた、増加の一途をたどっている。これら疾患の原因は、食べ過ぎ、偏った食生活、運動不足、飲酒や喫煙等の好ましくない生活習慣の積み重ねで悪玉コレステロールが増えたり、善玉コレステロールが減ったり、血中の中性脂肪が増えたりすること等に起因すると考えられている。これら疾患の治療・予防方法として食事療法及び運動療法が有効な手段とされているが、療法を根気良く続ける事は難しく、心理的、肉体的苦痛を伴うことなく治療・予防する方法が求められている。
一方、乳酸菌を用いた発酵食品の中には、整腸作用や生活習慣病予防効果、免疫賦活効果などの健康効果を示すものがあり注目されている。例えば、ヨーグルトでは、発酵に用いた乳酸菌体や、発酵乳中の乳ペプチドがこれら健康機能を示す事が報告されている。現在では、乳酸菌や発酵食品の抗アレルギー機能(例えば特許文献1)、血中中性脂肪低減を含む抗高脂血症機能(特許文献2)、抗糖尿病機能(特許文献3)などが注目されている。それらの中でも、特に抗アレルギー機能が高いものとして特許文献4に記載のラクトバチルス・パラカゼイ・KW3110株(受託番号:FERM BP−08634)が挙げられる。しかし、何れの乳酸菌の抗アレルギー機能はもとより他の機能もまだ充分なものとは言えない。
特開平9−2959号公報 特開平10−298083号公報 特開平10−7577号公報 特許第3585487号公報
本発明の目的は、今や国民病とされているアレルギーの予防・改善に有効(抗アレルギー機能を有する)かつ、安全性が高い乳酸菌及びその含有物を提供する事にある。さらには、抗アレルギー機能に加えて、抗自己免疫疾患機能、抗糖尿病機能、中性脂肪低減機能などを少なくとも1つは併せ持つ安全性が高い乳酸菌及びその含有物を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、ラクトバチルス属デルブリッキー種亜種ラクティスの乳酸菌、並びにエンテロコッカス・デュランス KR−211株、ロイコノストック・メセントロイデス・サブスピーシーズ・メセントロイデス KLAB−2株が抗アレルギー機能並びに、抗自己免疫疾患機能、抗糖尿病機能、中性脂肪低減機能など少なくとも1つは併せ持つことを発見し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の第一は、ラクトバチルス属デルブリッキー種亜種ラクティスの乳酸菌に関する。好ましい実施態様は、乳酸菌がラクトバチルス・デルブリッキー・サブスピーシーズ・ラクティス KR−037株(受託番号:NITE BP−395)またはその変異体である上記記載の乳酸菌に関する。同じく別の好ましい実施態様は、乳酸菌がラクトバチルス・デルブリッキー・サブスピーシーズ・ラクティス KR−188株(受託番号:NITE P−396)またはその変異体である上記記載の乳酸菌に関する。同じくまた別の好ましい実施態様は、乳酸菌がラクトバチルス・デルブリッキー・サブスピーシーズ・ラクティス KLAB4株(受託番号:NITE BP−394)またはその変異体である請求項1記載の乳酸菌に関する。本発明の第二は、乳酸菌であるエンテロコッカス・デュランス KR−211株(受託番号:NITE P−397)またはその変異体に関する。本発明の第三は、乳酸菌であるロイコノストック・メセントロイデス・サブスピーシーズ・メセントロイデス KLAB−2株(受託番号:NITE P−393)またはその変異体に関する。本発明の第四は、上記記載の乳酸菌株由来の成分に関する。好ましい実施態様は、乳酸菌株由来の成分が、乳酸菌を煮沸水で抽出した残渣であることを特徴とする上記記載の乳酸菌株由来の成分に関する。本発明の第五は、抗アレルギー機能を有する上記記載の乳酸菌或いは乳酸菌株由来の成分を含有することを特徴とする飲食品に関する。好ましい実施態様は、乳酸菌或いは乳酸菌株由来の成分を飲食品全体中0.00001〜100重量%含有することを特徴とする上記記載の飲食品に関する。
本発明によれば、今や国民病とされているアレルギーの予防・改善に有効(抗アレルギー機能を有する)かつ、安全性が高い乳酸菌及びその含有物を提供できる。さらには、抗アレルギー機能に加えて、抗自己免疫疾患機能、抗糖尿病機能、中性脂肪低減機能などを少なくとも1つは併せ持つ安全性が高い乳酸菌及びその含有物を提供できる。
以下、本発明につき、さらに詳細に説明する。本発明の乳酸菌またはその変異体或いは該乳酸菌株由来の成分は、基本的に抗アレルギー機能を有し、そのレベルが非常に高いことが特徴である。さらにまた、該機能に加えて抗自己免疫疾患機能、抗糖尿病機能、中性脂肪低減機能などを少なくとも1つは併せ持つことが特徴である。また、該乳酸菌の変異体とは、自然突然変異によるもの、もしくは放射線や突然変異誘導物質などで人為的に突然変異を誘導させることで得られる菌体のことをいい、その変異体の内、上記乳酸菌の機能と同等の機能を有するものを意味する。
本発明における抗アレルギー機能とは、インターロイキン12(IL−12)産生促進活性並びにインターロイキン4(IL−4)産生抑制活性し、IgE抗体産生の抑制を示すことで、肥満細胞のヒスタミン遊離を抑制し、抗アレルギー効果が発揮される事を意味する。これらの機能を有する乳酸菌は、例えば、卵白アルブミン(OVA)を抗原として免疫したBALB/cマウスの脾細胞を、OVAならびに被検菌とを添加した培地で培養し、脾細胞の産生したサイトカインを測定することで選別することが出来る。BALB/cマウスは、OVAを免疫することによりI型アレルギー反応を示すマウスであり、OVA免疫したBALB/cマウスより分離された脾細胞は、OVAを添加した培養液で培養すると、Th2型サイトカインであるIL−4を産生、Th1型サイトカインであるIL−12を産生しないといったTh2型優位な免疫応答を示す。それに対して、上記培養液に乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を添加すると、OVA刺激に対してTh1型サイトカインであるIL−12の産生量が促進され、Th2型サイトカインであるIL−4の産生が抑制されるといった、Th1型優位な免疫応答を示す。このようにして、Th2型に傾いた生体内免疫系において、抗原刺激に対する免疫応答をTh1型免疫応答に変えることで抗原特異的IgEの産生量を抑えることが期待される乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を選別することが出来る。
更に、乳酸菌の抗アレルギー機能は、乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を配合飼料全量中好ましくは0.0001重量%〜10.0重量%になるように混合、更に好ましくは0.03重量%〜0.1重量%になるように混合させた配合飼料を与えたマウスにOVAを免疫、2週間毎に免疫を続け、8週から10週間後の血中総IgE量を測定することで評価でき、IgEの産生量を抑える乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分をさらに選別することが出来る。
本発明の抗自己免疫疾患機能は、通常の方法に準じて、以下のように評価できる。まず、コラーゲン誘発関節炎モデルマウス(DBA/1Jマウス)をウシII型コラーゲンで免疫し、関節炎を誘発したマウスに乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を経口投与する。そして、乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を投与していないマウスの関節炎の発症率に対し、乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を経口投与したマウスは、関節炎の発症率が低減していることを確認できるか否かで評価できる。即ち、乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を投与していないマウスは40〜45日後にかけて関節炎を高確率で発症するのに対して、前記乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を経口投与したマウスは、関節炎の発症率が低減していることを確認できるか否かで評価でき、抗自己免疫疾患機能を有する乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を選別することができる。
また、上記マウスの病態変化を観察する事で、乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分の更なる抗自己免疫機能を評価することができる。即ち、乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を投与していないマウスは、関節炎病態スコアが上昇し続けるのに対し、前記乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を経口投与したマウスは、病態スコアが上昇せずに安定しているか否かで評価でき、上記評価と同様に抗自己免疫疾患機能を有する乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を選別することができる。
本発明の抗糖尿病機能は、2型糖尿病モデルマウス(KK−Ayマウス)の糖負荷試験による血糖値の経時的推移を測定することで評価する事ができる。即ち、乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分の代わりに水を経口投与したマウスは、糖負荷試験により上昇した血糖値の経時的降下が鈍いのに対して、前記乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を経口投与したマウスは、糖負荷試験により上昇した血糖値が速やかに低下することを確認できるか否かで評価でき、抗糖尿病機能を有する乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を選別することができる。
本発明の中性脂肪低減機能は、2型糖尿病モデルマウス(KK−Ayマウス)に乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を経口投与したマウスの血液中中性脂質量を測定する事で評価できる。即ち、通常食を与えたマウス血液中中性脂肪量と比べ、乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を混合した混合食を与えたマウスの血液中中性脂肪量は有意に低下していることを確認できるか否かで評価する事ができ、中性脂肪低減機能を有する乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を選別することができる。
本発明において、ラクトバチルス・デルブリッキー・サブスピーシーズ・ラクティス KR−037株(Lactobacillus delbrueckii subsp. lactis KR-037)は、ラクトバチルス属デルブリッキー種亜種ラクティスに属する乳酸菌の中でも優れた抗アレルギー機能を有し、それに加えて中性脂肪低減機能を有しているため好ましい。該株は、発酵乳より分離された乳酸菌であり、NITE BP−395(受託番号)として独立行政法人製品評価技術基盤機構(日本国千葉県木更津市かずさ鎌足2−5−8)に、ブダペスト条約に基づいて国際寄託されている。また、KR−037株の変異体も同等の機能を有する限り、本発明の技術範囲に属する。さらには、KR−037株又はその変異体由来の成分も同等の機能を有する限り、本発明の技術範囲に属する。なお、本発明においてKR−037株の同定は、乳酸菌株の16s rRNA遺伝子の5’末端の塩基より544番目の塩基までについてシーケンスし、ラクトバチルス属デルブリッキー種亜種ラクティス標準株と90%以上の相同性があれば、KR−037株はラクトバチルス属デルブリッキー種亜種ラクティスと同定できる。
本発明において、ラクトバチルス・デルブリッキー・サブスピーシーズ・ラクティス KR−188株(Lactobacillus delbrueckii subsp. lactis KR-188)は、ラクトバチルス属デルブリッキー種亜種ラクティスに属する乳酸菌の中でも優れた抗アレルギー機能を有し、それに加えて中性脂肪低減機能を有しているため好ましい。該株は、発酵乳より分離された乳酸菌であり、NITE P−396(受託番号)として独立行政法人製品評価技術基盤機構(日本国千葉県木更津市かずさ鎌足2−5−8)に寄託されている。また、KR−188株の変異体も同等の機能を有する限り、本発明の技術範囲に属する。さらには、KR−188株又はその変異体由来の成分も同等の機能を有する限り、本発明の技術範囲に属する。なお、本発明において乳酸菌株の同定は、乳酸菌株の16s rRNA遺伝子の5’末端の塩基より544番目の塩基までについてシーケンスし、ラクトバチルス属デルブリッキー種亜種ラクティス標準株と90%以上の相同性があれば、KR−188株はラクトバチルス属デルブリッキー種亜種ラクティスと同定できる。
本発明において、ラクトバチルス・デルブリッキー・サブスピーシーズ・ラクティス KLAB−4株(Lactobacillus delbrueckii subsp. lactis KLAB-4)は、ラクトバチルス属デルブリッキー種亜種ラクティスに属する乳酸菌の中でも優れた抗アレルギー機能を有し、それに加えて優れた抗自己免疫疾患機能と抗糖尿病機能を有しているため好ましい。該株は、パン種より分離された乳酸菌であり、NITE BP−394(受託番号)として独立行政法人製品評価技術基盤機構(日本国千葉県木更津市かずさ鎌足2−5−8)に、ブダペスト条約に基づいて国際寄託されている。また、KLAB−4株の変異体も同等の機能を有する限り、本発明の技術範囲に属する。さらには、KLAB−4株又はその変異体由来の成分も同等の機能を有する限り、本発明の技術範囲に属する。なお、本発明において乳酸菌株の同定は、乳酸菌株の16s rRNA遺伝子の5’末端の塩基より544番目の塩基までについてシーケンスし、ラクトバチルス属デルブリッキー種亜種ラクティス標準株と90%以上の相同性があれば、KLAB4株はラクトバチルス属デルブリッキー種亜種ラクティスと同定できる。
本発明の乳酸菌であるエンテロコッカス・デュランス KR−211株(Enterococcus durans KR-211)は、優れた抗アレルギー機能を有している。該株は、発酵乳より分離された乳酸菌であり、NITE P−397(受託番号)として独立行政法人製品評価技術基盤機構(日本国千葉県木更津市かずさ鎌足2−5−8)に寄託されている。また、KR−211株の変異体も同等の機能を有する限り、本発明の技術範囲に属する。さらには、KR−211株又はその変異体由来の成分も同等の機能を有する限り、本発明の技術範囲に属する。なお、本発明において乳酸菌株の同定は、乳酸菌株の16s rRNA遺伝子の5’末端の塩基より536番目の塩基までについてシーケンスし、エンテロコッカス属デュランス種標準株と90%以上の相同性があれば、KR−211株はエンテロコッカス属デュランス種と同定できる。
本発明の乳酸菌であるロイコノストック・メセントロイデス・サブスピーシーズ・メセントロイデス KLAB−2株(Leuconostoc mesenteroides subsp. mesenteroides KLAB-2)は、優れた抗アレルギー機能を有し、それに加えて優れた抗自己免疫疾患機能を有しているため好ましい。該株は、発酵乳より分離された乳酸菌であり、NITE P−393(受託番号)として独立行政法人製品評価技術基盤機構(日本国千葉県木更津市かずさ鎌足2−5−8)に寄託されている。また、KLAB−2株の変異体も同等の機能を有する限り、本発明の技術範囲に属する。さらには、KLAB−2株又はその変異体由来の成分も同等の機能を有する限り、本発明の技術範囲に属する。なお、本発明において乳酸菌株の同定は、乳酸菌株の16s rRNA遺伝子の5’末端の塩基より535番目の塩基までについてシーケンスし、ロイコノストック属メセントロイデス種亜種メセントロイデス標準株と90%以上の相同性があれば、KLAB−2株はロイコノストック属メセントロイデス種亜種メセントロイデスと同定できる。
本発明の乳酸菌又はその変異体の培養には、それらが生育可能な培地であればいかなる培地を使用してもよく、培養方法については、試験管培養、フラスコ培養、発酵槽による培養等により培養することができ、特に制限されるものではないが、たとえば乳酸菌培養に一般的に使用されているMRS培地を用い、一般的な条件で通常の乳酸菌培養を行えばよい。
本発明の乳酸菌は、それらを摂取することで、前記の各機能が発揮されるが、乳酸菌またはその変異体としては生菌でもいいし、死滅菌でもよく、そのまま直接摂取する事もできるし、飲食品に混合、添加して摂取する事もできる。飲食品としては、特に限定はしないが例えば、食用油脂組成物、調理油類、スプレー油類、バター類、マーガリン類、ショートニング類、ホイップクリーム類、濃縮乳類、ホワイトナー類、ドレッシング類、ピックル液類、パン類、ケーキ類、パイ類、クッキー類、和菓子類、スナック菓子類、油菓子類、チョコレート及びチョコレート菓子類、米菓類、ルウ類、ソース類、たれ類、トッピング類、塩などの調味料類、氷菓類、うどんなどの麺類、ベーカリーミックス類、フライ食品類、ハンバーグ,ハムなどの加工肉製品類、サラダ、こんにゃく、豆腐などの加工食品、かまぼこなどの水産練り製品類、冷凍アントレ類、畜産冷凍食品、農産冷凍食品などの冷凍食品類、米飯類、ジャム類、チーズ、チーズフード、チーズ様食品、ガム類、キャンディー類、発酵乳類、缶詰類、ジュース,アルコール飲料,インスタントコーヒーなどの飲料類を含む一般食品形態の他、カプセル剤や錠剤などのサプリメント形態で、特定保健用食品、栄養機能食品などの保健機能食品や、健康食品、栄養補助食品などの機能性食品などが挙げられる。また本発明の乳酸菌を飲食品に利用する場合、栄養強化を目的として、ビタミンA、C、D、Eなどの各種ビタミン類やミネラル類を添加、併用して用いることもできる。ここで生菌とは、生きたままの乳酸菌のことであり、死滅菌とは、加熱、加圧、薬物処理などにより殺菌処理をした菌体のことであり、菌体処理物とは、磨砕や破砕、抽出などによる液状物化、濃縮、ペースト化、乾燥(スプレードライ、凍結乾燥、真空乾燥、ドラム乾燥から選ばれる少なくとも一つ)、希釈から選ばれる少なくとも一つの処理を施した処理物のことである。本発明の乳酸菌或いは乳酸菌株由来の成分を含有することを特徴とする飲食品においては、乳酸菌或いは乳酸菌株由来の成分を飲食品全体中0.00001〜100重量%含有することが好ましく、より好ましくは0.1〜100重量%、さらに好ましくは10〜100重量%である。
本発明の効果は、乳酸菌株由来の成分、即ち乳酸菌の抽出残渣を用いても上記乳酸菌またはその変異体と同様の効果を得ることができるが、ここで抽出残渣とは、菌体を煮沸水などで処理し、菌体からエキスを抽出した後の残渣を遠心分離により回収した沈殿物のことである。この抽出残渣を、上記と同様にそのまま直接摂取する事もできるし、飲食品に混合、添加して摂取することもできる。
以下に実施例を示し、本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
<抗アレルギー機能の評価>
乳酸菌の抗アレルギー機能は、OVAを抗原として免疫したアレルギーマウス(BALB/cマウス)の脾細胞をOVAと乳酸菌で共培養した際に産生されるサイトカインを測定し、IL−4の産生を抑制し、IL−12産生を促進することができているか否かで評価した。
更に、乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分の抗アレルギー機能は、乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を経口投与したマウスにOVAを経時的に免疫し、血清中IgEを測定し、乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を投与していないマウスの血清中IgE量は、経時的に増加するのに対して、乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を経口投与したマウスの血清中IgE量は、経時的増加が見られるか否かで評価した。
<アトピー性皮膚炎改善機能の評価>
乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を経口投与したアトピー性皮膚炎モデルマウス(Nc/Nga系SPF雄性マウス)に、ピクリルクロライドを背部および左右の耳介(内外両側)に塗布することでマウスにアトピー性皮膚炎を誘発させ、皮膚炎スコアならびに耳介厚を調べた。乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を投与していないマウスは、皮膚炎スコアならびに耳介厚が経時的に増加するのに対して、乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を経口投与したマウスの皮膚炎スコアならびに耳介厚の経時的増加が見られるか否かで評価した。
<抗自己免疫疾患機能の評価>
乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分の抗自己免疫疾患機能は、コラーゲン誘発関節炎モデルマウス(DBA/1Jマウス)をウシII型コラーゲンで免疫し、関節炎を誘発したマウスに乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を経口投与し、40〜45日後の関節炎の発症率を調べた。乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を投与していないマウスは、40〜45日後にかけて関節炎を100%に近い高確率で発症するのに対して、上記乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を経口投与したマウスは、関節炎の発症率が明らかに低減しているか否かで評価した。
また、上記マウスの病態スコアの経時変化を観察することで、乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分の更なる抗自己免疫疾患機能を評価した。乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を投与していないマウスは、関節炎病態スコアが上昇しつづけるのに対し、乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を経口投与したマウスの病態スコアは、上昇しないか、上昇してもその程度が低いか否かで評価した。
<抗糖尿病機能の評価>
乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分の抗糖尿病機能は、2型糖尿病モデルマウス(KK−Ayマウス)の糖負荷試験による血糖値の経時的推移を測定することで評価した。即ち、乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分の代わりに水を経口投与したマウスは、糖負荷試験により上昇した血糖値の経時的降下が鈍いのに対して、上記乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を経口投与したマウスは、糖負荷試験により上昇した血糖値が速やかに低下するか否かで評価した。
<中性脂肪低減機能の評価>
乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分の中性脂肪低減機能は、2型糖尿病モデルマウス(KK−Ayマウス)の血液中中性脂質量を測定することで評価した。即ち、乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分の代わりに水を経口投与したマウスの血液中中性脂質量と比べて、上記乳酸菌或いは乳酸菌株由来成分を経口投与したマウスの血液中中性脂肪量は有意に低下しているか否かで評価した。
(実施例1〜5) 各乳酸菌の調製
表1に記載の乳酸菌はそれぞれ、MRS培地(MRSブイヨン(関東化学社製)52gを1Lの水に溶解し、121℃、15分オートクレーブ滅菌したもの)で48時間培養し、細胞を滅菌した蒸留水で3回洗浄後、凍結乾燥した。凍結乾燥菌体は、1mg/mlになるようにPBS(−)(商品名:Phosphate buffer saline、Sigma社製)で懸濁、沸騰浴中で10分間殺菌後遠心分離して得られた残渣を再びPBS(−)に懸濁、乳酸菌液1〜5(数字は実施例番号に対応)を調製した。
Figure 2009142266
(実施例6〜10) in vitro試験による乳酸菌群の抗アレルギー機能(IL−4産生抑制ならびにIL−12産生促進)の測定
本実験には、5週齢の雌性BALB/cマウスを1週間の馴化飼育後用いた。アレルギーモデルマウスは、100μgのOVAと2mgの水酸化アルミニウムゲルを混合し、生理食塩水で200μlとした抗原液を、腹腔内に免疫(一次免疫)、一週間後更に同量の抗原液を腹腔内に免疫(二次免疫)することで作製した。二次免疫より1週間後、OVA特異的IgE抗体価をELISA法により測定、抗体価の確認を行った。抗体価の上昇が確認されたマウスより脾細胞を調製後、2.0×106cells/mlになるように10%牛胎児血清含有RPMI1640培地(商品名:RPMI1640、Sigma社製)に懸濁、抗原刺激としてOVA(1mg/ml)、表1にある5種の各乳酸菌(1μg/ml)を加えた。脾細胞は、37℃、5%CO2インキュベーターで培養、7日間培養後の上清を回収し、上清に含まれるIL−4ならびにIL−12をELISA法(製品名:Quantikine R&D Systems社)にて測定し、その測定値を評価値とした。それらの結果は表1に示した。
(比較例1) in vitro試験による乳酸菌群の抗アレルギー機能(IL−4産生抑制ならびにIL−12産生促進)の測定
ネガティブコントロールとして、乳酸菌を添加せず、PBS(−)を用いたこと以外は、実施例6〜10と同様にして抗アレルギー機能の測定を行った。結果は表1にまとめた。
(比較例2) in vitro試験による乳酸菌群の抗アレルギー機能(IL−4産生抑制ならびにIL−12産生促進)の測定
ポジティブコントロールとして、乳酸菌を添加せず、Th1活性化能を有する免疫賦活剤ピシバニール(中外製薬社製)1μg/mlを用いた以外は、実施例6〜10と同様にして抗アレルギー機能の測定を行った。結果は表1にまとめた。
(比較例3) in vitro試験による乳酸菌群の抗アレルギー機能(IL−4産生抑制ならびにIL−12産生促進)の測定
特許第3585487号と比較するために、乳酸菌を用いたポジティブコントロールとして、実施例1〜5の乳酸菌の代わりに、抗アレルギー活性を有するとされる乳酸菌ラクトバチルス・カゼイ・L14株(乳業技術協会、ラクトバチルス・パラカゼイ・KW3110、FERM BP−08634と同一)を用いた以外は、実施例6〜10と同様にして抗アレルギー機能の測定を行った。なお、L14株は、実施例1〜5と同様の方法で調製したものを用いた。結果は表1にまとめた。
表1は、アレルギーモデルマウス脾細胞のOVAと乳酸菌の共培養に対するIL−4、IL−12の産生量を示したものである。乳酸菌を添加しなかった比較例1において、アレルギーモデルマウス脾細胞はOVA刺激に対して、IL−4の産生を誘導し、IL−12の産生量は検出限界以下と、強いTh2型免疫応答を示した。一方、ピシバニールを用いた比較例2において、アレルギーモデルマウス脾細胞は、OVA刺激に対して、IL−4の産生抑制、IL−12の産生誘導を示す、Th1型免疫応答を示した。また、L14株を用いた比較例3の乳酸菌において、比較例2と同様Th1型免疫応答を示した。実施例6〜10における各乳酸菌群の中では、IL−4の産生抑制、IL−12の産生誘導を示した。このことから、実施例6〜10の乳酸菌には、Th1型免疫応答を誘導する強い抗アレルギー活性を有していた。また、比較例3の乳酸菌と比較して、IL−12の産生活性は約2倍、IL−4の産生も同程度から2分の1であることより、抗アレルギー活性レベルが高いことがわかった。
(実施例11)in vivo試験による乳酸菌群の抗アレルギー機能(IgE抗体産生抑制)の測定
まず、実施例1で調製したKR−037株の凍結乾燥菌体を0.05重量部とと賦形剤(商品名:パインデックス#2 松谷化学社製)0.45重量部を予め良く混合し、製剤を作製した。作製した製剤0.5重量部と、粉末マウス飼料(製品名:CE−2 オリエンタル酵母社製)99.5重量部を混合し、KR−037株の含有量が0.05%の乳酸菌混合飼料を調製した。
5週齢の雌性BALB/cマウス(日本チャールズリバー)を1週間の馴化飼育した後、上記調製乳酸菌混合飼料の投与を開始し(平均約1.5mg/日の乳酸菌を自由摂取)、その開始日より1週間後(Day7)に100μgのOVAと2mgの水酸化アルミニウムゲルを混合し、生理食塩水で200μlとした抗原液を、腹腔内に免疫した。同様にして、2週間後(Day14)、4週間後(Day28)、6週間後(Day42)、8週間後(Day56)にOVA抗原液を免疫した。そして、血中総IgE量測定のために、3週間後(Day21)、5週間後(Day35)、7週間後(Day49)、9週間後(Day63)にマウス頸静脈より採血した。採血した血液を遠心分離により血清を回収し、免疫グロブリンE/EIAキット「ヤマサ」(ヤマサ醤油社製)を用いて血清中に含まれる総IgE量を測定した。各測定値は表2に示した。
Figure 2009142266
(実施例12)in vivo試験による乳酸菌群の抗アレルギー機能(IgE抗体産生抑制)の測定
実施例2で調製したKR−188株の凍結乾燥菌体を用いた以外は、実施例11と同様にして、回収した血清中に含まれる総IgE量を測定した。各測定値は表2に示した。
(実施例13)in vivo試験による乳酸菌群の抗アレルギー機能(IgE抗体産生抑制)の測定
実施例3で調製したKR−211株の凍結乾燥菌体を用いた以外は、実施例11と同様にして、回収した血清中に含まれる総IgE量を測定した。各測定値は表2に示した。
(実施例14)in vivo試験による乳酸菌群の抗アレルギー機能(IgE抗体産生抑制)の測定
実施例4で調製したKLAB−2株の凍結乾燥菌体を用いた以外は、実施例11と同様にして、回収した血清中に含まれる総IgE量を測定した。各測定値は表2に示した。
(実施例15)in vivo試験による乳酸菌群の抗アレルギー機能(IgE抗体産生抑制)の測定
実施例5で調製したKLAB−4株の凍結乾燥菌体を用いた以外は、実施例11と同様にして、回収した血清中に含まれる総IgE量を測定した。各測定値は表2に示した。
(比較例4)in vivo試験による乳酸菌群の抗アレルギー機能(IgE抗体産生抑制)の測定
乳酸菌の凍結乾燥菌体を添加しない粉末マウス飼料(製品名:CE−2 オリエンタル酵母社製)を用いた以外は、実施例11と同様にして、回収した血清中に含まれる総IgE量を測定した。各測定値は表2に示した。
(比較例5)in vivo試験による乳酸菌群の抗アレルギー機能(IgE抗体産生抑制)の測定
乳酸菌の変わりにラクトバチルス・パラカゼイ・KW3110株からなる健康補助食品(製品名:ノアレカプセル、キリンヤクルトネクストステージ株式会社製)0.075重量部と粉末マウス飼料99.925重量部とを混合した乳酸菌混合飼料を用いた以外は、実施例11と同様にして、回収した血清中に含まれる総IgE量を測定した。各測定値は表2に示した。
なお、実施例11〜15、比較例4〜5の実験間における、マウスの体重、総摂餌量に差は認められなかった。
表2の結果より、以下のことがわかった。飼料に乳酸菌を混合していないコントロール群(比較例4)と比べて、Day63の時点で比較例5の飼料を与えたマウスの血中総IgE量は減少していた。また、同様に実施例11〜15のマウスの血中総IgE量も同様に、比較例4のコントロールと比べて、Day63時点での血中総IgE量が減少していた。また、比較例5と実施例11〜15の間に明らかな有意差は見られなかったことから、実施例1〜5の乳酸菌群は、比較例5の乳酸菌同様、抗アレルギー活性の高い乳酸菌であることが確認できた。なお本実験における総IgE量の変化は、OVA特異的IgE量の変化と考えられることから、本発明の乳酸菌群の抗アレルギー効果が認められたことを示しているといえる。
(実施例16)in vivo試験による乳酸菌群の抗アレルギー(抗アトピー性皮膚炎)機能の測定
まず、実施例1で調製したKR−037株の凍結乾燥菌体0.33重量部と粉末マウス飼料(製品名:CE−2 日本クレア社製)99.67重量部を混合し、調整した上記乳酸菌の含有量が0.33重量%の乳酸菌混合飼料を調製した。
7週齢のNc/Nga系SPF雄性マウス(日本チャールズリバー)を1週間の馴化飼育した後、上記乳酸菌混合飼料の投与を開始(平均10mg/日の乳酸菌を自由摂取)、開始日より1日後(Day1)にマウスをイソフラン麻酔し、剃毛した腹部および足蹠に感作用PiCl溶液(5%(w/v)PiCl溶液(エタノール/アセトン=4:1))、150μlを塗布した。アトピー性皮膚炎の誘発は感作後4日(Day5)にマウスの背部および左右の耳介(内外両側)に誘発用PiCl溶液(0.8%(w/v)PiCl溶液(オリーブ油))、150μlを塗布することで行った。このアトピー性皮膚炎誘発操作を1週間毎に7回実施した。感作開始日(Day1)より週2回、皮膚の状態を観察し、ヒトのアトピー性皮膚炎の臨床状評価基準に基づき、掻痒症、発赤・出血、浮腫、擦傷・組織欠損、痂皮形成・乾燥の5項目に関して、無症状(0点)、軽度(1点)、中等度(2点)、高度(3点)と点数化し、加算したものを皮膚炎トータルスコアとして評価した。また、試験開始日(Day0)より、週1回、マイクロメーターを用いて耳介厚の測定を行った。各測定結果を図1、図2に示した。
(比較例6)in vivo試験による乳酸菌群の抗アレルギー(抗アトピー性皮膚炎)機能の測定
乳酸菌の凍結乾燥菌体を添加しない粉末マウス飼料を用いた以外は、実施例16と同様にして、トータルスコア、耳介厚を測定した。各測定結果は図1、図2に示した。
なお、実施例16、比較例6の実験間における、マウスの体重、総摂餌量に差は認められなかった。
図1、図2の結果より、以下のことがわかった。飼料に乳酸菌を混合していないコントロール群(比較例6)は、4回目のアトピー性皮膚炎誘発以降トータルスコアならびに耳介厚が上昇していくのに対して、KR−037株の乳酸菌を混合した飼料を与えた群(実施例16)のマウスにおいて、トータルスコア、耳介厚とも上昇は抑えられ、トータルスコアでは5回目のアトピー性皮膚炎誘発以降で、耳介厚ではDay35以降で有意に上昇を抑制した。以上の結果から、本発明の乳酸菌の抗アトピー性皮膚炎効果が認められたことを示しているといえる。
(実施例17)in vivo試験による乳酸菌群の抗自己免疫疾患機能の測定
コラーゲン誘発関節炎モデルマウスであるDBA/1Jマウス(8週齢 雄性)を本実験に用いた。関節炎誘発には、ウシII型コラーゲン(コスモバイオ社製)を0.05M酢酸に溶解して2.7mg/mlに調製し、容量換算で同量のFreund’s complete adjubant(和光純薬工業社製)を混合した関節炎誘発用コラーゲン液150μlを背皮内注射(Day0)し、14日後(Day14)に、Day0と同様の関節炎誘発用コラーゲン液150μlを尾根部皮内へ免疫する事で、関節炎発症を誘発した。7日後(Day7)より、実施例4の乳酸菌(KLAB−2株)を、4.0×108cell/mouse/dayになるようにPBS(−)に懸濁し、プラスチック製マウス用経口ゾンデ及び、1mLツベルクリン注射筒を用いて強制投与した。
関節炎病態の指標は、関節炎病態スコアで評価した。関節炎病態スコアは、前後左右の肢の病態を4段階で評点化(0:変化なし、1:足指の腫脹、2:足指および足裏の腫脹、3:足全体の腫脹、4:重度の腫脹)して加算、更に骨変性の有る場合には1を加算して評価した。上記評価を、44日後(Day44),46日後(Day46),48日後(Day48)に行い、結果を表3に示した。
Figure 2009142266
(実施例18)in vivo試験による乳酸菌群の抗自己免疫疾患機能の測定
強制投与した乳酸菌を実施例5の乳酸菌(KLAB−4株)に変えた以外は、実施例17と同様にして、関節炎病態を関節炎病態スコアで評価し、上記評価を、44日後(Day44),46日後(Day46),48日後(Day48)に行い、結果を表3に示した。
(比較例7)in vivo試験による乳酸菌群の抗自己免疫疾患機能の測定
乳酸菌を投与せず、PBS(−)のみ強制投与した以外は、実施例17と同様にして、関節炎病態を関節炎病態スコアで評価し、上記評価を、44日後(Day44),46日後(Day46),48日後(Day48)に行い、結果を表3に示した。
コラーゲン誘発関節炎マウスにおける関節炎の発症率の経時変化(表3)より、乳酸菌は投与せずにPBS(−)のみを強制投与した比較例7マウス(n=6)は、44日後(Day44)で66%のマウスの肢に腫脹が確認され、46日後(Day46)で全てのマウスで関節炎の発症が確認された。一方、実施例17(n=6)のマウスにおいて、44日後(Day44)での発症率は33%、48日後(Day48)においても発症率は33%であった。また、実施例18のマウス(n=5)において、46日後(Day46)で初めて発症が確認され、その発症率は、20%であり、48日後(Day48)においても20%であった。これらより、実施例4、実施例5の乳酸菌には、抗自己免疫疾患効果を有していることがわかった。
また表4には、各群におけるマウスの病態スコアの変化を示した。比較例7のマウスの平均スコアは44日後(Day44)で、1.3であったが、4日後の48日後(Day48)には、2.5まで上昇した。また、実施例17のマウスでは、病態スコアは、0.4(44日後(Day44))から2.5(48日後(Day48))まで上昇していた。実施例18のマウスでは、病態スコアが46日後(Day46)で0.2、48日後(Day48)においても0.2と病態スコアの上昇は見られなかった。以上より、特に実施例18の乳酸菌は、関節炎の発症抑制機能並びに病態の進行を遅らせる機能を有していた。
Figure 2009142266
(実施例19)in vivo試験による乳酸菌の抗糖尿病機能の測定
まず、実施例5で調製したKLAB−4株の凍結乾燥菌体を0.1重量部と脱脂粉乳4.9重量部、粉末マウス飼料(製品名:MF オリエンタル酵母社製)を95重量部混合し、KLAB−4株の含有量が混合飼料全体中0.1重量%の乳酸菌混合飼料を調製した。次いで遺伝的に2型糖尿病を自然発症するKK−Ayマウス(6週齢、オス 日本クレア社製)を1週間の馴化飼育した後、上記調製乳酸菌混合飼料の投与を開始し(平均約3mg/日の乳酸菌を自由摂取)、その開始日より4週間後に糖負荷試験によるマウスの糖尿病評価を行った。糖尿病の評価は、18時間絶食後、採血を行い(0分)、0.3g/mlに調製したマルトース水溶液をマウス当たり100μl経口投与し、15、30、60、90、及び120分後に採血を行い、各々の血液サンプル中の血糖値を簡易式血糖測定器(商品名:グルテストエース 三和化学研究所社製)を用いて測定した。各測定値は図3に示した。
(実施例20)in vivo試験による発酵乳の抗糖尿病機能の測定
乳酸菌KLAB−4株を用いて調製した発酵乳粉末5重量部と、粉末マウス飼料(製品名:MF オリエンタル酵母社製)95重量部を混合して乳酸菌混合飼料を調製した以外は、実施例19と同様にして評価した。なお上記発酵乳粉末は、以下の方法で作製した。10%還元脱脂乳を90℃達温殺菌、37℃になるまで冷却後、予め10%還元脱脂乳で培養していた乳酸菌KLAB4株を、1重量%添加、37℃で48時間発酵させ発酵乳を作成した。作製した発酵乳は、菌数測定用寒天培地(商品名:BCP加プレートカウントアガール、日水製薬株式会社製)を用いて菌数測定をし、重曹でpHを6.8付近に調整し、凍結乾燥した。
(比較例8)in vivo試験による乳酸菌の抗糖尿病機能の測定
乳酸菌を混合しない粉末マウス飼料(製品名:MF オリエンタル酵母社製)を用いた以外は、実施例19と同様にして評価した。
(比較例9)in vivo試験による乳酸菌の抗糖尿病機能の測定
乳酸菌の代わりに脱脂粉乳5重量部と粉末マウス飼料(製品名:MF オリエンタル酵母社製)95重量部を混合して用いた以外は、実施例19と同様にして評価した。
糖尿病モデルマウスにおける糖負荷試験の結果を図3に示した。飼料に乳酸菌を混合していないコントロール群(比較例7)や、飼料に脱脂粉乳を混合したコントロール群(比較例9)と比べて、実施例19、実施例20のマウス血糖値は経時的に降下しており、糖負荷後20〜40分で最大血糖値を示すも、120分での血糖値は、0分での血糖値(空腹時血糖)レベルまで降下していた。
本実験で用いたKK−Ayマウスは自然発症的に糖尿病を発病するマウスで、比較例8〜9のマウスでは、マルトース負荷により上昇した血糖値の経時的降下が見られなかったのに対して、実施例19〜20のマウスはマルトース負荷120分後の血糖値は空腹時血糖まで降下していたことから、乳酸菌KLAB−4株の抗糖尿病効果が認められたことを示しているといえる。
(実施例21) in vivo試験による乳酸菌の中性脂肪低減機能の測定
乳酸菌の中性脂肪低減機能は、2型糖尿病モデルマウスであるKK−Ayマウスを6週齢で購入し、マウス飼料(製品名:CE−2 オリエンタル酵母社製)と滅菌水を自由摂取で2週間馴化飼育し、8週齢で実験に用いた。実験開始日より3週間、実施例1で調製した乳酸菌KR−037株の凍結乾燥菌体を6.67重量%になるように蒸留水で調製した乳酸菌液を毎日マウス体重1kg当たり7.5mlになるよう、プラスチック製マウス用経口ゾンデ及び、1mLツベルクリン注射筒を用いて強制投与した(平均約20mg/日の乳酸菌を強制投与)。また、実験期間中マウスはマウス用飼料(製品名:CE−2 オリエンタル酵母社製)ならびに滅菌水を自由摂取とした。2週間の連続強制投与後、血液を回収、血清中中性脂肪を測定キット(トリグリセライトE−テストワコー 和光純薬工業社製)を用いた測定した。測定値は表5に示した。
Figure 2009142266
(実施例22)in vivo試験による乳酸菌の中性脂肪低減機能の測定
強制投与に用いる乳酸菌を実施例2で調製した乳酸菌KR−188株の凍結乾燥菌体を用いた以外は実施例21と同様にして、回収した血清中に含まれる中性脂肪量を測定した。測定値は表5に示した。
(実施例23)in vivo試験による乳酸菌の中性脂肪低減機能の測定
強制投与に用いる乳酸菌を実施例3で調製した乳酸菌KR−211株の凍結乾燥菌体を用いた以外は、実施例21と同様にして、回収した血清中に含まれる中性脂肪量を測定した。測定値は表5に示した。
(比較例10)in vivo試験による乳酸菌の中性脂肪低減機能の測定
強制投与に乳酸菌を混合していない蒸留水を用いた以外は、実施例21と同様にして、回収した血清中に含まれる中性脂肪量を測定した。測定値は表5に示した。
(比較例11)in vivo試験による乳酸菌の中性脂肪低減機能の測定
強制投与に用いる乳酸菌の代わりに、インスリン抵抗性改善薬であり、血中中性脂肪を下げる効果のある、ピオグリタゾン(武田薬品工業社製)が0.4重量%になるように蒸留水で調製したものを用いた以外は実施例21と同様にして、回収した血清中に含まれる中性脂肪量を測定した。測定値は表5に示した。
(比較例12)in vivo試験による乳酸菌の中性脂肪低減機能の測定
乳酸菌の変わりにラクトバチルス・パラカゼイ・KW3110株からなる健康補助食品(製品名:ノアレカプセル、キリンヤクルトネクストステージ株式会社製)を10重量%になるように蒸留水で調製した乳酸菌液を用いた以外は実施例21と同様にして回収した血清中に含まれる中性脂肪量を測定した。測定値は表5に示した。
なお、実施例21〜23、比較例10〜12いずれの実験においても、マウスの体重、総摂餌量に差は認められなかった。
表5の結果より、以下のことがわかった。乳酸菌を投与していない比較例10のマウスの血中中性脂肪と比べて、中性脂肪低減効果を有するピオグリタゾンを強制投与した比較例11のマウス血中中性脂肪は、低下しており、ピオグリタゾンの中性脂肪低減作用が確認された。また、実施例1の乳酸菌を強制投与した実施例21のマウス、実施例2の乳酸菌を強制投与した実施例22のマウスにおいても、比較例11のマウス同様、血中中性脂肪量は低下していた。一方、実施例23のマウス血中中性脂肪は低下していなかった。また、比較例12のマウスの血中中性脂肪量も低下していなかった。
こられの結果より、実施例1と実施例2の乳酸菌の中性脂肪低減効果が認められたことを示しているといえる。
アトピー性皮膚炎を誘発したマウスの皮膚炎トータルスコアの経時変化。 アトピー性皮膚炎を誘発したマウスの耳介厚の経時変化。 マルトース水溶液を経口投与してから15、30、60、90、及び120分後の血糖値。

Claims (10)

  1. ラクトバチルス属デルブリッキー種亜種ラクティスの乳酸菌。
  2. 乳酸菌がラクトバチルス・デルブリッキー・サブスピーシーズ・ラクティス KR−037株(受託番号:NITE BP−395)又はその変異体である請求項1記載の乳酸菌。
  3. 乳酸菌がラクトバチルス・デルブリッキー・サブスピーシーズ・ラクティス KR−188株(受託番号:NITE P−396)又はその変異体である請求項1記載の乳酸菌。
  4. 乳酸菌がラクトバチルス・デルブリッキー・サブスピーシーズ・ラクティス KLAB−4株(受託番号:NITE BP−394)又はその変異体である請求項1記載の乳酸菌。
  5. 乳酸菌であるエンテロコッカス・デュランス KR−211株(受託番号:NITE P−397)又はその変異体。
  6. 乳酸菌であるロイコノストック・メセントロイデス・サブスピーシーズ・メセントロイデス KLAB−2株(受託番号:NITE P−393)又はその変異体。
  7. 請求項1〜6何れかに記載の乳酸菌株由来の成分。
  8. 乳酸菌株由来の成分が、乳酸菌を煮沸水で抽出した残渣であることを特徴とする請求項7記載の乳酸菌株由来の成分。
  9. 抗アレルギー機能を有する請求項1〜8何れかに記載の乳酸菌或いは乳酸菌株由来の成分を含有することを特徴とする飲食品。
  10. 乳酸菌或いは乳酸菌株由来の成分を飲食品全体中0.00001〜100重量%含有することを特徴とする請求項9記載の飲食品。
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