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JP2009135977A - 画像配信方法 - Google Patents

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JP2009060827A
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Akiyoshi Jin
昭義 神
Takeshi Ishikawa
健 石川
Fumihiko Yokoyama
文彦 横山
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

【課題】高品質の静止画データを、ネットワークを介して要求元のクライアントへ配信し得る画像配信方法を提供する。
【解決手段】ステップS1,S2にて、ネットワークを介して接続されたクライアントから動画再生要求を受信する。ステップS5にて、動画再生要求に応答して、記録媒体に記録された動画像信号を再生してネットワークを介してクライアントに送信する。ステップS6にて、クライアントから、所定のタイミングにおける動画像信号の時間情報を含む静止画像作成要求を受信する。ステップS7にて、時間情報に対応する時間位置の動画像信号を再生して静止画像を作成する。ステップS8にて、静止画像をクライアントに送信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ネットワークを介して画像データをクライアントに配信する像配信方法に関する。
インターネット等のネットワークを介してクライアントへ画像データを配信するネットワーク対応カメラが従来より知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。特許文献1には、カメラで撮影して得たリアルタイム動画データを、動画データ配信部により圧縮して送信できるデータに変換し、変換後のデータを移動体端末から基地局を介してサーバに送信し、さらにサーバからネットワークを介して複数のクライアントへ配信する構成が開示されている。
一方、特許文献2には、インターレース出力の撮像手段により得られるインターレース画像からノンインターレースフレーム画像を生成する際に、上記撮像手段からの画像データに基づいて、動体検出手段により被写体の動体検出を行い、画像データ選択手段により動体検出手段による検出出力に基づいて、撮像手段から供給される画像データが静止画の画像データであるか動画の画像データであるかを判定し、被写体が静止物か動体かに応じてフレーム画像とフィールド画像を自動的に切り替える構成のネットワーク対応カメラが開示されている。
特開2002−027452号公報 特開2003−259175号公報
しかるに、特許文献1記載の従来のカメラでは、画像データを伝送するネットワークの容量以上の画質の画像データは伝送できず、特にクライアントからの静止画要求に対応して高画質の静止画データを送信することができない。
また、特許文献2記載の従来のカメラでは、動画像データと静止画データを選択してネットワークを介してクライアントへ配信することができ、静止画データを配信するときにはフレーム画像データを選択することでフィールド画像データを伝送するときよりも高画質で伝送するようにしているが、フレーム画像以上の高画質の静止画データを伝送することができない。
さらに、上記の特許文献1及び2記載の従来のカメラでは、いずれもサーバ機能を有するカメラからネットワークを介してクライアントへ配信された動画像データの中の、クライアントが希望する任意の一場面を、静止画ファイルとしてカメラから配信することができない。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、クライアントの要求に応じてクライアントが配信された動画像に基づいて自身で静止画像信号を生成するよりも高品質の静止画データを、ネットワークを介して要求元のクライアントへ配信し得る画像配信方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、クライアントに動画像データを配信し、その動画像データを受信したクライアントから要求のあった動画像の一場面を静止画像ファイルとして配信し得る画像配信方法を提供することにある。
本発明は上記の目的を達成するため、ネットワークを介して接続されたクライアントから動画再生要求を受信する第1の受信ステップと、前記受信ステップにて受信した前記動画再生要求に応答して、記録媒体に記録された動画像信号を再生して前記ネットワークを介して前記クライアントに送信する第1の送信ステップと、前記第1の送信ステップにて前記クライアントに送信されて前記クライアント側で表示された動画像信号の所定のタイミングにおける静止画像を作成することが要求された場合に、前記クライアントから、前記所定のタイミングにおける前記動画像信号の時間情報を含む静止画像作成要求を受信する第2の受信ステップと、前記第2の受信ステップにて受信した前記静止画像作成要求に応答して、前記時間情報に対応する時間位置の前記動画像信号を再生する再生ステップと、前記再生ステップにて再生された前記動画像信号に基づいて静止画像を作成する静止画像作成ステップと、前記静止画像作成ステップにて作成された静止画像を、前記ネットワークを介して前記クライアントに送信する第2の送信ステップとを含むことを特徴とする画像配信方法を提供する。
本実施の形態のビデオカメラは、ネットワークに接続可能なサーバ機能と、撮影して得た動画像信号の記録媒体への記録機能と、記録媒体の再生機能とを有するビデオカメラであって、ネットワークを介してクライアントに接続して、クライアントの間で双方向通信可能状態とする接続手段と、接続手段によりクライアントからの動画配信要求を受信したときは、その動画配信要求に従い記録媒体から再生した動画像信号又は撮影している動画像信号を、接続手段を介してクライアントへ送信する動画像送信手段と、接続手段によりクライアントからの静止画配信要求を受信したときは、その静止画配信要求に従い記録媒体から再生した動画像信号又は撮影している動画像信号に基づいて静止画像信号を作成して、接続手段を介してクライアントへ送信する静止画像作成及び送信手段とを有する構成である。
本実施の形態では、ネットワークを介してクライアントから静止画配信要求があったときには、その静止画配信要求が記録媒体に記録されている動画像信号に基づく静止画配信要求であるときには、記録媒体から再生した動画像信号から静止画像信号を作成してクライアントへ送信し、また、その静止画配信要求が撮影している動画像信号に基づく静止画配信要求であるときには、撮影している動画像信号から静止画像信号を作成してクライアントへ送信することができる。
また、本実施の形態は、上記の静止画像作成及び送信手段が、静止画配信要求に付加されている記録媒体の記録位置情報を検出する検出手段と、記録媒体を再生して得た記録位置情報が検出手段により検出した記録位置情報と一致する記録媒体の記録位置を検索する記録位置検索手段と、記録位置検索手段により検索した記録位置から記録媒体の記録動画像信号の再生を開始する再生手段と、再生手段により再生された動画像信号に基づいて静止画像を作成する静止画像作成手段と、作成した静止画像を接続手段に供給してクライアントへ送信させる送信手段とを有する。
本実施の形態では、配信された記録媒体の再生動画像をクライアントが見て任意の一画面の動画像の静止画を要求した場合には、その静止画配信要求に記録媒体の記録位置情報が含まれているので、その記録位置情報を検出したときには、記録媒体の再生開始位置を検出した記録位置情報が示す位置とする頭出し検索を行い、記録媒体の頭出し検索した記録位置から再生した動画像信号に基づいて作成した静止画像信号をクライアントへ送信することができる。
本発明によれば、クライアントからの静止画配信要求に基づき、動画像信号から作成した静止画信号をクライアントへ送信するようにしたため、クライアントが配信された動画像信号に基づいて自身で静止画像信号を作成する場合よりも、高画質の静止画をクライアントに提供することができる。
また、本発明によれば、配信された記録媒体の再生動画像をクライアントが見て任意の一画面の動画像の静止画を要求した場合には、その静止画配信要求に記録媒体の記録位置情報が含まれているので、その記録位置情報を検出したときは記録媒体の頭出し検索を行い、記録媒体の頭出し検索した記録位置から再生した動画像信号に基づいて作成した静止画像信号をクライアントへ送信するようにしたため、動画像中のクライアントが要求した任意の一画面の静止画像信号を送信することができ、クライアントが任意に選択した一画面の静止画を高品質でクライアントに視聴させることができる。
一実施の形態のビデオカメラを示すブロック図である。 画像配信システムの一例のシステム構成図である。 一実施の形態の動作説明用フローチャートである。 動画像受信時のクライアントの画面の一例を示す図である。 静止画受信時のクライアントの画面の一例を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態について図面と共に説明する。図1は本発明の画像配信方法を実現するビデオカメラの一実施の形態のブロック図、図2は本発明になるビデオカメラが適用される画像配信システムの一例のシステム構成図を示す。まず、図2の画像配信システムについて説明する。本実施の形態のビデオカメラ1は、ネットワーク4に接続可能なWebサーバ機能と、撮影して得たビデオ信号を記録する記録媒体とを有するカメラ一体型VTRであり、経路選択を行うルータ2及び変復調動作を行うモデム3を介してインターネット等のネットワーク4に接続され、さらにネットワーク4から変復調動作を行うモデム5及び経路選択を行うルータ6を介してパーソナルコンピュータ(以下、PCと略す)7に双方向接続される。
ここで、ビデオカメラ1、ルータ2及びモデム3は、例えば家庭内等の任意の場所に配置され、モデム5、ルータ6及びPC7は、家庭外の任意の場所に設置されている。この画像配信システムについて簡単に説明するに、ビデオカメラ1から動画像データをクライアントであるPC7へ、ルータ2、モデム3、ネットワーク4、モデム5及びルータ6を介して配信して動画像を表示させ、PC7の画面に表示される動画像の中の任意の一画面をクライアントに選択させる。クライアントであるPC7は選択したその一画面の静止画要求を、ルータ6、モデム5、ネットワーク4、モデム3及びルータ2を介してビデオカメラ1へ送信する。
すると、ビデオカメラ1は、受信した静止画要求に基づき、クライアントが選択した一画面の静止画ファイルを作成して、ネットワーク4等を介してPC7へ配信する。これにより、PC7では、受信した動画像データに基づいて自身が作成した静止画よりも、高品質の静止画を閲覧することができる。
次に、本発明になるビデオカメラの一実施の形態の構成について、図1と共に詳細に説明する。まず、カメラで撮影した動画像の記録時の動作について説明する。動きのある被写体からの入射光は光学系11を経て撮像素子12に結像され、ここで光電変換されて例えば1つの画面を2分割したときの各分割画面に対応する計2チャンネルの撮像信号に変換された後、AFEブロック13に供給され、ここでチャンネル毎にそれぞれ相関2重サンプリング(CDS)によるS/Nの改善と、自動利得制御動作によるレベル調整と、A/D変換動作によるA/D変換などの処理が施されてからディジタル映像信号として画像処理回路14に供給されて1画面の画像に合成される。
また、画像処理回路14は、発振器(OSC)15により発振出力された一定周波数のクロック信号が供給され、このクロック信号に基づいてAFEブロック13のCDSやA/D変換で用いるクロックを発生してAFEブロック13に供給し、また、撮像素子12で必要な垂直ドライブ信号を発生して撮像素子12に供給する。撮像素子12の水平ドライブ信号は、AFEブロック13から供給される。
画像処理回路14から出力された、1画面のディジタル映像信号(ビデオ信号)は、カメラ/JPEGエンコーダ16に供給され、ここで所定のカメラ信号処理が施されて、最終的にディジタルビデオカメラ(DVC)規格に合致する有効画素の動画像に画像サイズを変換されて出力される。ビデオエンコーダ/デコーダ17は、カメラ/JPEGエンコーダ16から供給されたビデオ信号をそのまま出力してDVコーデック18に供給する。
DVコーデック18は、入力ビデオ信号に対してDV規格に基づいた圧縮処理やシャフリング処理を施すと共に、トラッキング情報、タイムコード、日時情報等の各種制御データを付加し、また音声セレクタ/マイクアンプ19から入力される音声信号をA/D変換して付加し、さらに誤り訂正符号を付加してDVフォーマット信号を生成した後、記録に適した信号形態に変調してからDVCデッキ20に供給し、ここで回転ヘッドを用いた公知のヘリカルスキャニング方式の記録再生機構に基づき磁気テープに記録する。
このとき、ビデオエンコーダ/デコーダ17において、その入力ビデオ信号に対して機器操作に必要となる文字をオンスクリーンディスプレイ(OSD)21から出力し、内部で合成後に標準方式(NTSC方式等)の映像信号に変調して、本体表示用の表示器(ビューファインダ、液晶表示装置など)22に出力すると共に、ビデオ信号として外部に出力する。また、マイク23で収音された音声は、マイク23で音響−電気変換された後、音声セレクタ/マイクアンプ19でゲイン調整後にDVコーデック18に供給され、前述したように動画像と一緒にDVCデッキ20により磁気テープに記録される。
システムCPU(中央処理装置)24は、操作スイッチ、センサなどのユーザインタフェース(UI)25からのデータ、時計回路(RTC)26からの時計信号に基づいて、電源回路(REG)27の制御信号や、マイコン(DSC)28の制御信号や、図示しない信号線により、他のブロックを統括的に制御する。
次に、磁気テープの記録信号の再生動作について説明する。DVCデッキ20において磁気テープから再生された信号は、DVコーデック18にて復調、誤り訂正され、再生動画像信号はDV規格に基づき伸張処理やデシャフリング処理された後、カメラ/JPEGエンコーダ16に一旦出力される。再生音声信号は、DVコーデック18にてD/A変換された後、音声セレクタ/マイクアンプ19に供給されて増幅された後、スピーカ29により電気−音響変換されて音声として発音される。
カメラ/JPEGエンコーダ16は、入力された再生動画像信号に対して、必要に応じてズーム、スチル処理などを行ってからビデオエンコーダ/デコーダ17に出力し、これよりカメラで撮影した動画像のテープ録画モードと同様に表示器22や外部に出力されて画像閲覧される。
なお、カメラ動画像のテープ録画モードと同じ動作をしている時やテープ再生時には、SDカード(メモリカード)31への動画像及び音声信号の記録も可能である。例えば、カメラ動画像のテープ録画モードでは、カメラ/JPEGエンコーダ16から、DSC28に対して動画像信号が出力される。また、音声信号が音声セレクタ/マイクアンプ19から音声用ADC/DAC30に対して入力され、ここでA/D変換された後DSC28へ出力される。
DSC28は、動画像信号に対してはPCのツールで対応可能な所定のサイズ/フレームレートに変換後にMPEG4等の動画圧縮を行い、音声信号に対しても同様にPC上のツールで対応可能なサンプリングレート、ビット数に変換後圧縮を行った後、それらの圧縮した動画像データと音声データを一つのファイルにまとめ、SDカード31へ書き込む。この時、DSC28に接続されるリード・オンリ・メモリ(ROM)32はプログラムコード、シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(SDRAM)33は、画像バッファ、作業領域として使用される。
SDカード31の再生時は、SDカード31に記録された動画像データ及び音声データは、DSC28で分離及び伸長後に、動画像信号はビデオエンコーダ/デコーダ17を経由して表示器22で表示するか又は外部へ出力し、音声信号は、音声用ADC/DAC30でD/A変換後に音声セレクタ/マイクアンプ19を介してスピーカ29より発音させる。
また、カメラ動画像のテープ録画モードと同じ動作をしている時やテープ再生時には、SDカード31への静止画像の記録も可能である。例えば、カメラ動画像のテープ録画モードと同様にカメラ/JPEGエンコーダ16にビデオ信号を取り込み、ここでJPEG圧縮を行う。その後JPEG圧縮データを外部バスを介して画像処理回路14に転送し、さらに、これより高速シリアル転送でDSC28に送信する。そして、DSC28では受け取ったJPEGデータをファイル化してSDカード31に記録する。
SDカード31から静止画を再生するときには、SDカード31から読み出したJPEGデータに対して、DSC28でJPEG伸張を行った後、標準方式のテレビ規格に合うようにサイズを変換してから、ビデオエンコーダ/デコーダ17を経由して表示器22に表示したり、ビデオ信号として外部へ出力したりする。
次に、以上の記録再生動作を行う本実施の形態のビデオカメラ1を用いて、ネットワークを介して接続されたクライアントに動画像を提示し、さらにクライアントが任意に選択したその動画像の一場面の静止画データをクライアントに提示する動作について、図3のフローチャート等を併せ参照して詳細に説明する。
まず、DSC28のSDIOインタフェース(I/F)に接続されているSDカード31に替えて、図1に示すように無線LANカード34をSDIOインタフェース(I/F)に接続すると、外部のPC35(図1ではPC7に相当)にネットワークを介してビデオカメラ1が接続される(図3のステップS1)。DSC28内には、TCP/IPプロトコルスタック、Webサーバが搭載されており、PC35(7)からのアクセスによって、ビデオカメラ1を制御することが可能となる。
この状態において、クライアントであるPC7から任意のタイミングでビデオカメラ1のネットワーク4上のURL(Uniform Resource Locator)とユーザ名、パスワードを入力し、モデム5、ルータ6及びネットワーク4、さらにモデム3及びルータ2を介してビデオカメラ1にアクセスする。
これにより、PC7(35)のディスプレイの画面41には、図4に示すように、受信した画像を表示するストリーミング表示部42と、ビデオカメラ1を遠隔制御するためのカメラ操作部43と、画面内容を示す表示部44と、動画像のサイズ表示部45と、ビットレート表示部46などの、図1のDSC28に接続されたROM32に記憶されているWebページが表示される。また、カメラ操作部43は、停止ボタン431、巻き戻しボタン432、再生ボタン433、早送りボタン434、表示する動画像がビデオカメラ1で撮影したものを要求するボタン435、表示する動画像がビデオカメラ1でテープから再生したものを要求するボタン436、静止画出力を要求するボタン437などからなる。
クライアントは、このPC7(35)のディスプレイの画面41中の「テープ」と表示されたボタン436をクリックし、ビデオカメラ1の入力ソースをカメラ信号入力からテープ信号入力に切り替える制御コマンドを発行した後、再生ボタン433をクリックすると、動画再生要求がネットワーク4を介してビデオカメラ1へ送信される(図3のステップS2)。
ビデオカメラ1は動画再生要求を受信すると、DSC28からシステムCPU24へテープ再生動画モードのコマンドを出力し、これによりシステムCPU24がDVCデッキ20に磁気テープが装填されているかどうか判定し(図3のステップS3)、磁気テープが装填されていなければ、クライアントへテープ無しを示す通知を行うが(図3のステップS4)、磁気テープが装填されているときには、DVCデッキ20により前述した再生動作を行わせる(図3のステップS5)。
すなわち、DVCデッキ20において磁気テープから例えば10秒間再生された信号は、DVコーデック18にて復調、誤り訂正され、再生動画像信号がDV規格に基づき伸張処理やデシャフリング処理された後、カメラ/JPEGエンコーダ16に一旦出力され、その後DSC28に入力される。DSC28は、入力された再生動画像信号を、Webページで設定されたサイズで圧縮し、コーデック種類、画像サイズ、ビットレートなどの補助情報と共に、SDRAM33をバッファとして用いてPC35(7)に対して動画ストリームとして送り出す。
PC35(7)は、受信した動画ストリームを動画ソフトを用いて再生し、図4に示すように、そのディスプレイの画面41のストリーミング表示部42に、ビデオカメラ1から送信された動画ストリームの動画像を表示する。PC35(7)のユーザがこのストリーミング再生動画像を見て、静止画として気に入った一場面の画像があるときには、その任意の一場面のタイミングで、例えばボタン437にカーソルを合わせてクリックするなどの方法で静止画を指定すると、PC7(35)はその指定時点の動画部分から時間情報を取得し、その取得した時間情報を付加した静止画作成要求を生成してネットワーク4を介してビデオカメラ1へ送信する(図3のステップS6)。なお、上記の時間情報は、動画ストリームパケットのペイロード上にビデオ信号、オーディオ信号とは別に付加されパケッタイズされたデータを指す。
ビデオカメラ1は上記の静止画作成要求を受信すると、DSC28がそれに含まれる上記の時間情報をシステムCPU24に通知し、システムCPU24がDVCデッキ20を制御して、受信した時間情報と磁気テープから再生したタイムコードとを比較しながら、磁気テープを巻き戻して、受信した時間情報の直前まで磁気テープの再生位置を進め、受信した時間情報の位置から磁気テープの再生を開始する。
磁気テープから再生されたビデオ信号は、DVコーデック18にて復調、誤り訂正され、さらにDV規格に基づき伸張処理やデシャフリング処理された後、カメラ/JPEGエンコーダ16に取り込まれて、JPEG圧縮される。その後、JPEG圧縮データが外部バスを介して画像処理回路14に転送され、さらに、高速シリアル転送でDSC28に送信される。そして、DSC28は受け取ったJPEGデータをファイル化した静止画を作成し(図3のステップS7)、その静止画ファイルをSDRAM33をバッファとして用いて無線LANカード34及びネットワーク4を介してクライアントであるPC35(7)へ送信する(図3のステップS8)。
これにより、図5に示すように、PC7(35)のディスプレイの画面41の大部分を占める静止画表示部51には、受信した静止画像が表示される。なお、画面41には、静止画であることを示す表示部52、静止画像のサイズ表示部53などの、図1のDSC28に接続されたROM32に記憶されているWebページも表示される。上記の静止画表示後は、ビデオカメラ1は、図5のPC7(35)のディスプレイの画面41の更新ボタン54又は動画切替ボタン55をクリックすることで行われるクライアントからの、静止画更新又は動画に切り替えるかの次の要求を待つ(図3のステップS9)。
このように、本実施の形態では、ビデオカメラ1がクライアントの要求に従って作成した高品質の静止画データをクライアントが受信するようにしたため、クライアントが受信した動画像データに基づいて自身が作成した静止画よりも、高品質の静止画を閲覧することができると共に、受信動画像中からクライアントが指定した任意の一場面の静止画を視聴することができる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えばカメラで撮影中の動画配信とそれに基づく静止画要求を行うことも可能である。この場合、撮影中の動画像をクライアントのPCの画面に表示中、任意に選択された一場面の静止画作成要求がクライアントからあったときは、DSC28を介してその静止画作成要求がシステムCPU24に供給されると、システムCPU24は現在カメラ撮影中の動画像信号をクライアントに出力中であることから、前述したカメラ動画像のテープ録画モードと同じ動作をしている時にSDカード31へ静止画像を記録したときの動作と同様に、静止画作成要求受信時点の撮影中のビデオ信号をカメラ/JPEGエンコーダ16に取り込み、ここでJPEG圧縮を行わせることにより得られたJPEG圧縮データを、外部バスを介して画像処理回路14に転送し、さらに、これより高速シリアル転送でDSC28に送信する。
DSC28は受け取ったJPEGデータをファイル化した静止画を作成し、その静止画ファイルをSDRAM33をバッファとして用いて無線LANカード34及びネットワーク4を介してクライアントへ送信する。
ところで、クライアントが静止画要求をする際、静止画要求直後である静止画作成期間中に被写体をアップにしたい、あるいは背景も含めた画像にしたいという要求から画角を変化させることが想定される。この場合、ズーム途中の画像が送信されることやズーム途中の画像から静止画を作成することにより、品位の低い画像を作成してしまうことが考えられる。これらを回避するため、クライアントから静止画要求がきた直後の所定期間中にズームが行われた場合、ズーム動作終了後静止画を作成するように構成してもよい。さらには、予め撮影画角を複数種類用意しておき、その中から所望の画角を選択し、その画角の位置にビデオカメラを設定した後静止画を作成する構成としてもよい。
また、PC7、モデム5及びルータ6に替えて携帯電話端末あるいはPDA(簡易型携帯情報端末)を使用してもよい。さらに、本発明では、ビデオカメラ1で撮影中の画像信号やビデオカメラ1の外部入力映像信号をクライアントの要求により送信することも可能である。また、上記の実施の形態では、被写体を撮影して得られたビデオ信号(動画像信号)を磁気テープあるいはSDカードに記録するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、それ以外の光ディスク、磁気ディスク、半導体メモリ等の映像情報を記録再生可能ないずれの記録媒体にも、記録し再生することができる。
1 ビデオカメラ
2,6 ルータ
3,5 モデム
4 ネットワーク
7,35 パーソナルコンピュータ(PC)
11 光学系
12 撮像素子
14 画像処理回路
16 カメラ/JPEGエンコーダ
17 ビデオエンコーダ/デコーダ
18 DVコーデック
19 音声セレクタ/マイクアンプ
20 DVCデッキ
23 マイク
24 システムCPU(中央処理装置)
28 DSC(マイコン)
29 スピーカ
30 音声用ADC/DAC
31 SDカード
32 Webページを記憶しているROM
34 無線LANカード

Claims (2)

  1. ネットワークを介して接続されたクライアントから動画再生要求を受信する第1の受信ステップと、
    前記受信ステップにて受信した前記動画再生要求に応答して、記録媒体に記録された動画像信号を再生して前記ネットワークを介して前記クライアントに送信する第1の送信ステップと、
    前記第1の送信ステップにて前記クライアントに送信されて前記クライアント側で表示された動画像信号の所定のタイミングにおける静止画像を作成することが要求された場合に、前記クライアントから、前記所定のタイミングにおける前記動画像信号の時間情報を含む静止画像作成要求を受信する第2の受信ステップと、
    前記第2の受信ステップにて受信した前記静止画像作成要求に応答して、前記時間情報に対応する時間位置の前記動画像信号を再生する再生ステップと、
    前記再生ステップにて再生された前記動画像信号に基づいて静止画像を作成する静止画像作成ステップと、
    前記静止画像作成ステップにて作成された静止画像を、前記ネットワークを介して前記クライアントに送信する第2の送信ステップと
    を含むことを特徴とする画像配信方法。
  2. 前記記録媒体に記録された動画像信号は圧縮処理が施された動画像信号であり、
    前記再生ステップは、前記時間情報に対応する時間位置の前記動画像信号に伸張処理を施すステップを含み、
    前記静止画像作成ステップは、前記再生ステップにて伸張処理を施した動画像信号に基づいて静止画像を作成する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像配信方法。
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