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JP2009134241A - 液体現像剤搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

液体現像剤搬送装置及び画像形成装置 Download PDF

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JP2009134241A JP2008127067A JP2008127067A JP2009134241A JP 2009134241 A JP2009134241 A JP 2009134241A JP 2008127067 A JP2008127067 A JP 2008127067A JP 2008127067 A JP2008127067 A JP 2008127067A JP 2009134241 A JP2009134241 A JP 2009134241A
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Kazuhiro Nishiyama
和宏 西山
Tsutomu Sasaki
努 佐々木
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Abstract

【課題】液体キャリアが濾過部により液体現像剤から分液されて再利用され、前記濾過部の濾過性能が長期間維持される液体現像剤搬送装置と、当該液体現像剤搬送装置を備える画像形成装置を提供する。
【解決手段】液体現像剤搬送装置が、液体現像剤を分配する流路切替部と、前記流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第1流路と、前記第1流路に配されるとともに、前記第1流路を流動する液体現像剤を濾過する濾過部と、前記第1流路に接続されるとともに、前記濾過部で濾過された液体現像剤を貯蔵する第1貯蔵部と、前記流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第2流路と、前記第2流路に接続されるとともに、前記第2流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第2貯蔵部を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体現像剤から液体キャリアを分液する液体現像剤搬送装置、及び、当該液体現像剤搬送装置を備える、ファクシミリ、プリンタ、複写機等の画像形成装置に関する。
液体キャリア中に固体成分からなるトナー粒子が分散された高粘度の液体現像剤が用いられて静電潜像が現像され、静電潜像が可視化される湿式画像形成装置が提案されてきた。湿式画像形成装置で用いられる現像剤は、シリコーンオイル、鉱物油、植物油等の電気絶縁性の有機溶剤からなる液体キャリアと、液体キャリアに分散された固体成分からなるトナー粒子を含んでいる。当該トナー粒子の粒子径は1μm程度である。一方、乾式画像形成装置で使用される粉体トナー粒子の粒子径は7μm程度である。従って、湿式画像形成装置で形成される画像の画質は、乾式画像形成装置で形成される画像の画質より高い。
湿式画像形成装置で用いられる現像剤の液体キャリアは、粒子径1μm程度のトナー粒子の飛散を防止し、現像及び転写工程におけるトナー粒子の電界作用による移動を容易にしている。従って、液体キャリアは、液体現像剤の保存、液体現像剤の搬送、現像工程及び転写工程で必要な成分である。しかしながら、液体キャリアは、非画像領域にも付着し、現像後の過剰な液体キャリアは、転写乱れ等の画像形成に不都合な現象を起こす。そこで、感光体上及び転写体上の液体現像剤の液体キャリアは除去(スクイーズ)回収される。更に、転写工程後に感光体上及び転写体上に残存している液体現像剤も除去回収される。
回収された液体現像剤の再利用のため、クリーニング手段で除去され回収された液体現像剤が、電界が作用する発泡体を含む濾過手段を通過させられ、液体現像剤から液体キャリアが分離抽出される画像形成装置が検討された(例えば、特許文献1参照)。図1は、従来の単色画像形成装置の実施態様を示している。液体現像剤容器31内に貯蔵された液体現像剤は、攪拌タンク53へ送液される。液体現像剤容器31内に貯蔵された液体現像剤のトナー粒子濃度が少なくなった場合、高濃度液体現像剤が、ポンプ553により、補給液体現像剤タンク54から攪拌タンク53に送液され、更に、液体キャリアが、液体キャリアタンク57から攪拌タンク53に送液され、攪拌タンク53に貯蔵される液体画像現像剤中のトナー粒子濃度が一定になるように調整される。液体現像剤のトナー粒子濃度が高くなった場合、液体キャリアが、液体キャリアタンク57から攪拌タンク53に送液される。トナー粒子濃度が一定に調製された液体現像剤は、ポンプ551により液体現像剤容器31へ送液される。クリーニングブレード17及び液体現像剤回収部18からなる感光体クリーニング装置により回収された液体現像剤は、感光体バッファタンク51に貯蔵され、その後、濾過ユニット56へ送液される。クリーニングブレード46及び液体現像剤回収部47からなる中間転写体クリーニング装置により回収された液体現像剤も、濾過ユニット56へ送液される。濾過ユニット46で濾過された液体現像剤から液体キャリアが分液され、液体キャリアは液体キャリアタンク57に貯蔵され、再利用される。
図2は、従来のカラー画像形成装置の実施態様を示している。液体現像剤容器31Y、M、C、K内に貯蔵された液体現像剤は、攪拌タンク53Y、M、C、Kへ送液される。液体現像剤容器31Y、M、C、K内に貯蔵された液体現像剤のトナー粒子濃度が少なくなった場合、高濃度液体現像剤が、ポンプ553Y、M、C、Kにより、補給液体現像剤タンク54Y、M、C、Kから攪拌タンク53Y、M、C、Kに送液され、更に、液体キャリアが、液体キャリアタンク57から攪拌タンク53Y、M、C、Kに送液され、攪拌タンク53Y、M、C、Kに貯蔵される液体画像現像剤中のトナー粒子濃度が一定になるように調整される。液体現像剤のトナー粒子濃度が高くなった場合、液体キャリアが、液体キャリアタンク57から攪拌タンク53Y、M、C、Kに送液される。トナー粒子濃度が一定に調製された液体現像剤は、ポンプ551Y、M、C、Kにより液体現像剤容器31Y、M、C、Kへ送液される。クリーニングブレード17Y、M、C、K及び液体現像剤回収部18Y、M、C、Kからなる感光体クリーニング装置により回収された液体現像剤は、感光体バッファタンク51Y、M、C、Kに貯蔵され、その後、濾過ユニット56へ送液される。クリーニングブレード46及び液体現像剤回収部47からなる中間転写体クリーニング装置により回収された液体現像剤も、濾過ユニット56へ送液される。濾過ユニット46で濾過された液体現像剤から液体キャリアが分液され、液体キャリアは液体キャリアタンク57に貯蔵され、再利用される。
従来の画像形成装置は、回収された液体現像剤中の固形成分が、濾過手段に組み込まれている発泡体に残存し、濾過手段の性能が直ぐに低下する欠点を有している。
特開2000−89578号公報
本発明が解決しようとする課題は、液体キャリアが濾過部により液体現像剤から分液されて再利用され、前記濾過部の濾過性能が長期間維持される液体現像剤搬送装置と、当該液体現像剤搬送装置を備える画像形成装置の提供である。
本発明の第1の実施態様は、液体現像剤を分配する流路切替部と、前記流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第1流路と、前記第1流路に配されるとともに、前記第1流路を流動する液体現像剤を濾過する濾過部と、前記第1流路に接続されるとともに、前記濾過部で濾過された液体現像剤を貯蔵する第1貯蔵部と、前記流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第2流路と、前記第2流路に接続されるとともに、前記第2流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第2貯蔵部とを有する液体現像剤搬送装置である。当該液体現像剤搬送装置は、液体現像剤から液体キャリアを分液し、再利用し得る。更に、当該液体現像剤搬送装置は、トナー粒子濃度が高い液体現像剤を第1流路にある濾過部へ流入させず、第2流路にある第2貯蔵部へ廃棄し得るから、前記濾過部は長期間目詰まりし難くなり得る。
当該液体現像剤搬送装置は、液体現像剤が第1流路又は第2流路へ分配される工程、第1流路に分配された液体現像剤が濾過され、濃縮された液体現像剤と液体キャリアに分液されると共に前記液体キャリアが第1貯蔵部に貯蔵される工程、第2流路に分配された液体現像剤が第2貯蔵部に貯蔵される工程を実施し得る。
前記濾過部はクロスフロー濾過器であり得る。クロスフロー濾過器は、目詰まりを起こし難いから、濾過部がクロスフロー濾過器である液体現像剤搬送装置は、濾過部のフィルター交換なしで長期間運転され得る。
上記液体現像剤搬送装置は、前記第1貯蔵部から前記濾過部へ前記濾過部で濾過された液体現像剤を搬送する液体キャリア搬送部を有し得る。前記第1貯蔵部から前記濾過部へ前記濾過部で濾過された液体現像剤を搬送する液体キャリア搬送部を有する液体現像剤搬送装置は、液体現像剤から分液された液体キャリアを利用し、濾過部を洗浄し得る。濾過部の洗浄は、濾過部のフィルターの寿命を長くし得る。
前記流路切替部は三方弁であり得る。前記流路切替部が三方弁である液体現像剤搬送装置は、三方弁の切替により、液体現像剤の第1流路又は第2流路への分配の切替を容易に実施し得る。
前記流路切替部は2つのポンプを備え得る。前記流路切替部が2つのポンプを備える液体現像剤搬送装置は、2つのポンプのON/OFFにより、液体現像剤の第1流路又は第2流路への分配の切替を容易に実施し得る。
本発明の第2の実施態様は、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体上の液体現像剤を回収するクリーニング部と、前記クリーニング部で回収された液体現像剤を分配する流路切替部と、前記流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第1流路と、前記第1流路に配されるとともに、前記第1流路を流動する液体現像剤を濾過する濾過部と、前記第1流路に接続されるとともに、前記濾過部で濾過された液体現像剤を貯蔵する第1貯蔵部と、前記流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第2流路と、前記第2流路に接続されるとともに、前記第2流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第2貯蔵部と、を有する画像形成装置である。
当該画像形成装置は、トナー像が像担持体上に形成される工程、前記像担持体上の液体現像剤が回収される工程、回収された液体現像剤が第1流路又は第2流路へ分配される工程、第1流路に分配された液体現像剤が濾過され、濃縮された液体現像剤と液体キャリアに分液されると共に前記液体キャリアが第1貯蔵部に貯蔵される工程、第2流路に分配された液体現像剤が第2貯蔵部に貯蔵される工程を実施し得る。
本発明の第3の実施態様は、トナー像を担持する像担持体と、像担持体上のトナー像が転写される転写部材と、前記転写部材の液体現像剤を回収するクリーニング部と、前記クリーニング部で回収された液体現像剤を分配する流路切替部と、前記流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第1流路と、前記第1流路に配されるとともに、前記第1流路を流動する液体現像剤を濾過する濾過部と、前記第1流路に接続されるとともに、前記濾過部で濾過された液体現像剤を貯蔵する第1貯蔵部と、前記流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第2流路と、前記第2流路に接続されるとともに、前記第2流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第2貯蔵部を有する画像形成装置である。
当該画像形成装置は、トナー像が像担持体上に形成される工程、像担持体上のトナー像が転写部材に転写される工程、前記転写部材上の液体現像剤が回収される工程、回収された液体現像剤が第1流路又は第2流路へ分配される工程、第1流路に分配された液体現像剤が濾過され、濃縮された液体現像剤と液体キャリアに分液されると共に前記液体キャリアが第1貯蔵部に貯蔵される工程、第2流路に分配された液体現像剤が第2貯蔵部に貯蔵される工程を実施し得る。
前記第2及び第3の実施態様の画像形成装置は、液体現像剤から液体キャリアを分液し、再利用し得る。更に、当該画像形成装置は、トナー粒子濃度が高い液体現像剤を第1流路に配された濾過部へ流入させず、第2流路に配された第2貯蔵部へ廃棄し得るから、前記濾過部は長期間目詰まりし難くなり得る。
前記濾過部はクロスフロー濾過器であり得る。クロスフロー濾過器は、目詰まりを起こし難いから、前記濾過部がクロスフロー濾過器である画像形成装置は、濾過部のフィルター交換なしで長期間運転され得る。
上記画像形成装置は、前記第1貯蔵部から前記濾過部へ前記濾過部で濾過された液体現像剤を搬送する液体キャリア搬送部を有し得る。前記第1貯蔵部から前記濾過部へ前記濾過部で濾過された液体現像剤を搬送する液体キャリア搬送部を有する画像形成装置は、液体現像剤から分液された液体キャリアを利用し、濾過部を洗浄し得る。濾過部の洗浄は、濾過部のフィルターの寿命を長くし得る。
前記画像形成装置の前記流路切替部は三方弁であり得る。前記流路切替部が三方弁である画像形成装置は、三方弁の切替により、液体現像剤の第1流路又は第2流路への分配の切替を容易に実施し得る。
前記画像形成装置の前記流路切替部は2つのポンプを備え得る。前記流路切替部が2つのポンプを備える画像形成装置は、2つのポンプのON/OFFにより、液体現像剤の第1流路又は第2流路への分配の切替を容易に実施し得る。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。図3は、本発明の液体現像剤搬送装置の実施態様の模式図である。本実施態様の液体現像剤搬送装置は、液体現像剤を第1流路1又は第2流路2へ分配する流路切替部3を有している。第1流路1は、分配された液体現像剤を濾過し、濃縮された液体現像剤と液体キャリアに分液する濾過部4を有している。前記液体キャリアを貯蔵する第1貯蔵部5が第1流路1に接続されている。分配された液体現像剤を貯蔵する第2貯蔵部6が第2流路2に接続されている。
第1貯蔵部5に貯蔵されている液体キャリアは再利用され得る。液体現像剤に含まれるトナー粒子の濃度が高い場合、液体現像剤は流路切替部3の切替により第2流路2へ流入され、第2貯蔵部6に貯蔵され得る。第2貯蔵部6に貯蔵された液体現像剤は廃棄され得る。
濾過部4は、クロスフロー濾過器であり得る。図4は、クロスフロー濾過の概略図である。分離膜が、固体粒子を含む液体の流れ(矢印a)と平行に設置され、分離膜を透過した透過液は、液体の流れと垂直方向(矢印b)に流れ出す。固体粒子からなる境界層が分離膜上に形成され、境界層に蓄積されなかった固体粒子は液体と共に流れ出していくので、クロスフロー濾過を通過した液体中の固体粒子濃度は大きくなり、クロスフロー濾過により、固体粒子を含む液体が濃縮される。クロスフロー濾過は目詰まりを起こし難く、クロスフロー濾過における分離膜の交換は、長期間不要である。従って、クロスフロー濾過器を備える液体現像剤搬送装置は、濾過部のフィルター交換なしで長期間運転され得る。
上記液体現像剤搬送装置は、第1貯蔵部5から濾過部4へ濾過部4で濾過された液体現像剤を搬送する液体キャリア搬送部7を有し得る。図5は、当該液体キャリア搬送部7を備える液体現像剤搬送装置の実施態様を示す模式図である。第1貯蔵部5に貯蔵されている液体キャリアは、第1貯蔵部5から濾過部4へ液体キャリアを搬送する液体キャリア搬送部7を経て濾過部4に送液され、濾過部4の濾材が洗浄され得る。
流路切替部3は三方弁であり得る。図6は、流路切替部3が三方弁3aである液体現像剤搬送装置の実施態様を示す模式図である。三方弁3aの切替により、液体現像剤の第1流路1又は第2流路2への分配の切替を容易に実施し得る。
前記流路切替部3は2つのポンプを備え得る。図7は、流路切替部3が2つのポンプ3b、3cを備える液体現像剤搬送装置の実施態様を示す模式図である。2つのポンプ3b、3cの一方が作動し、他方は停止する。第1流路1に接続されたポンプ3bが作動し、第2流路2に接続されたポンプ3cが停止している場合、液体現像剤は第1流路1へ分配される。第1流路1に接続されたポンプ3bが停止し、第2流路2に接続されたポンプ3cが作動している場合、液体現像剤は第2流路2へ分配される。従って、流路切替部3が2つのポンプ3b、3cを備える液体現像剤搬送装置は、2つのポンプ3b、3cのON/OFFにより、液体現像剤の第1流路1又は第2流路2への分配の切替を容易に実施し得る。
図8は、本発明の画像形成装置の実施態様を示す模式図である。本実施態様の単色画像形成装置の画像形成部は、トナー像を担持する像担持体である感光体10の外周の回転方向(移動方向)に沿って、潜像イレーサ(不図示)、感光体10のクリーニングブレード17及び現像剤回収部18からなり、像担持体上の液体現像剤を回収するクリーニング部であるクリーニング装置、帯電ローラ(不図示)、露光ユニット(不図示)、現像ユニットの現像ローラ20、感光体スクイーズローラ13とその付属構成であるクリーニングブレード14及び現像剤回収部15からなるクリーニング装置を含む。現像ユニットは、現像ローラ20の外周に、クリーニングブレード(不図示)、アニロックスローラを用いた現像剤供給ローラ32とその現像剤供給量を規制する規制ブレード(不図示)を含む。現像剤を一様分散状態に攪拌する現像剤攪拌ローラ(不図示)が、液体現像剤が収容された液体現像剤容器(リザーバ)31の中に配置されている。一次転写部の一次転写ローラ(不図示)が、像担持体上の液体現像剤が転写される転写部材である中間転写体40を介して感光体10と対向する位置に配置されている。中間転写体スクイーズ装置(不図示)が、中間転写体40に沿ってその移動方向下流側に配置されている。
液体現像剤容器31に収容される液体現像剤は、高濃度、高粘度で、常温で不揮発性の溶剤を液体キャリアとする。すなわち、本実施形態における液体現像剤は、熱可塑性樹脂中へ顔料等の着色剤が分散された平均粒径1μmの固形粒子が、有機溶媒、シリコーンオイル、鉱物油、食用油等の液体溶媒中へ分散剤とともに添加され、トナー固形分濃度が約25質量%とされた高粘度(30〜10000mPa・s程度)の液体現像剤である。本発明の画像形成装置は、従来一般的に使用されている、Isopar(商標:エクソン)が液体キャリアとされる、低濃度(トナー固形分濃度1〜2質量%程度)、低粘度で、常温で揮発性の液体現像剤を使用しない。
画像形成部及び現像ユニットでは、帯電ローラ(不図示)が感光体10を一様に帯電させる。入力された画像信号に基づく変調されたレーザ光が、半導体レーザ、ポリゴンミラー、F−θレンズ等の光学系を有する露光ユニット(不図示)から照射され、静電潜像が帯電された感光体10上に形成される。そして、現像剤供給ローラ32が、液体現像剤を貯蔵する現像剤容器31から現像ローラ20に液体現像剤を供給し、感光体10上に形成された静電潜像が現像される。
中間転写体40は、エンドレスの弾性ベルト部材であり、駆動ローラ41とテンションローラ42との間に巻き掛けて張架され、一次転写部で感光体10と当接しながら駆動ローラ41により回転駆動される。一次転写部では、一次転写ローラ(不図示)が中間転写体40を介して感光体10と対向配置されている。現像された感光体10上のトナー像が、感光体10と中間転写体40の当接位置を転写位置として、中間転写体40上に転写され、トナー像が形成される。感光体10に形成されたトナー像が、中間転写体40に一次転写され、記録媒体に二次転写される。記録媒体表面が、繊維質などの平滑でない材質であっても、非平滑な記録媒体表面に倣って二次転写がなされるため、中間転写体40として弾性ベルト部材が採用されている。
二次転写ユニット60では、二次転写ローラ61が中間転写体40を介してベルト駆動ローラ41と対向配置され、さらに二次転写ローラ61のクリーニングブレード(不図示)、現像剤回収部(不図示)からなるクリーニング装置が配置される。二次転写ユニット60では、中間転写体40上に形成されたトナー画像が、二次転写ユニット60の転写位置に到達するタイミングに合せて記録媒体搬送経路から搬送、供給される用紙、フィルム、布等の記録媒体に二次転写される。記録媒体搬送経路の前方には、定着ユニット(不図示)が配置され、記録媒体上に二次転写された単色のトナー像が記録媒体に熱融着により定着される。記録媒体表面が、繊維質などの平滑でない材質であっても、非平滑な記録媒体表面に倣って二次転写がなされるため、二次転写ローラ61は、表面が弾性体で被覆された弾性ローラである。
クリーニングブレード46及び液体現像剤回収部47からなり、中間転写体40の液体現像剤を回収するクリーニング装置が、ベルト駆動ローラ41と共に中間転写体40を張架するテンションローラ42側に配置されている。二次転写ユニット60を通過した中間転写体40は、テンションローラ42の巻きかけ部へと進み、クリーニングブレード46により中間転写体40上のクリーニングが行われ、中間転写体40は、再び、一次転写部へと向かう。液体現像剤回収部47に回収された液体現像剤は、第2貯蔵部として液体現像剤を貯蔵する廃液タンク48に回収される。
液体現像剤中のトナー粒子は、液体現像剤容器31中でプラスの電荷を有し、撹拌ローラ(不図示)により撹拌されて一様に分散状態になる。液体現像剤は、現像剤供給ローラ32の回転により、液体現像剤容器31から汲み上げられ、現像ローラ20に供給される。最初、液体現像剤容器31内に貯蔵された液体現像剤中のトナー粒子は、25質量%程度の濃度で一様分散されている。画線率が高い現像の場合、トナー粒子の消費量が多く、逆に画線率が低い現像の場合、トナー粒子の消費量が少なくなる。即ち、液体現像剤容器31内に貯蔵された液体現像剤のトナー粒子濃度は、感光体10への現像にともなって刻々と変化し、常時この変化を監視して概略トナー粒子濃度25質量%程度に維持される必要がある。
現像剤容器31における液体現像剤中のトナー粒子濃度制御のため、トナー粒子の濃度を検知する透過型フォトセンサ、液体現像剤攪拌ローラの攪拌トルクを検知するトルク検知手段、液体現像剤容器31内の液体現像剤液面を検知する反射型のフォトセンサ等のトナー粒子濃度を検知する手段が、現像ユニットに設けられる。液体現像剤容器31内に貯蔵された液体現像剤は、攪拌タンク53へ送液される。液体現像剤容器31内に貯蔵された液体現像剤のトナー粒子濃度が少なくなった場合、トナー粒子濃度35〜55質%程度の高濃度液体現像剤が、ポンプ553により補給液体現像剤タンク54から攪拌タンク53に送液され、更に、液体キャリアが、ポンプ558により、第1貯蔵部として液体キャリアを貯蔵する液体キャリアタンク57から攪拌タンク53に送液され、攪拌タンク53に貯蔵される液体画像現像剤中のトナー粒子濃度が25質量%程度になるように調整される。液体現像剤容器31内に貯蔵された液体現像剤のトナー粒子濃度が高くなった場合、液体キャリアが、ポンプ558により液体キャリアタンク57から第2の液体キャリア搬送部59B、三方弁60を順次を経て攪拌タンク53に送液される。トナー粒子濃度が25質量%程度に調製された液体現像剤は、ポンプ551により液体現像剤容器31へ送液される。
クリーニングブレード17及び現像剤回収部18からなり、感光体10上の液体現像剤を回収するクリーニング部であるクリーニング装置が、感光体10の回転方向に対して一次転写部より下流側に配置されている。一次転写後に感光体10上に残留している液体現像剤は、クリーニングブレード17によりクリーニングされる。クリーニングブレード17によりクリーニングされた液体現像剤は、現像剤回収部18に回収される。現像剤回収部18に回収された液体現像剤は、液体現像剤緩衝貯蔵部である感光体バッファタンク(PCバッファタンク)51に貯蔵される。感光体バッファタンク51に貯蔵された液体現像剤は、ポンプ52により、濾過フィルタ56又は廃液タンク48に分配する三方弁58aを経て、濾過フィルタ56又は廃液タンク48へ送液される。三方弁58aは、像担持体上の液体現像剤を回収するクリーニング部で回収された液体現像剤を分配する流路切替部である。濾過フィルタ56は、流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第1流路に配されるとともに第1流路を流動する液体現像剤を濾過する濾過部である。液体キャリアタンク57は、第1流路に接続されるとともに第1流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第1貯蔵部である。廃液タンク48は、流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第2流路に接続されるとともに第2流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第2貯蔵部である。
三方弁58aの切替に使用される信号の具他例は、感光体バッファタンク51内の液体現像剤に含まれるトナー粒子の濃度(現像剤濃度)、三方弁58aから濾過フィルタ56へ送液される液体現像剤の圧力、印刷された記録媒体の枚数、印刷終了時の信号である。図9は、感光体バッファタンク51内の液体現像剤に含まれるトナー粒子の濃度が、三方弁58aの切替に使用される信号である場合の本実施形態の単色画像形成装置による画像形成のフローチャートである。
まず、感光体バッファタンク51内の液体現像剤に含まれるトナー粒子の濃度が、当該トナー粒子の濃度を検知する透過型フォトセンサ、感光体バッファタンク51内に設けられた攪拌翼の攪拌トルクを検知するトルク検知手段、感光体バッファタンク51内の液体現像剤液面を検知する反射型のフォトセンサ等のトナー粒子濃度を検知する手段により測定される。
当該トナー粒子濃度が予め設定されている所定の濃度以下である場合、感光体バッファタンク51から濾過フィルタ56の送液路が解放され、かつ感光体バッファタンク51から廃液タンク48への送液路が閉鎖されるように三方弁58aが切り換えられ、感光体バッファタンク51に貯蔵された液体現像剤は、ポンプ52により、濾過フィルタ56へ送液されている。そして、濾過フィルタ56で濃縮された液体現像剤は、感光体バッファタンク51へ送液される。濾過フィルタ56で液体現像剤から分液された液体キャリアは、濾過フィルタ56から液体キャリア貯蔵部に液体キャリアを搬送する液体キャリア搬送部59Aを経由して液体キャリアタンク57へ送液され、貯蔵される。
感光体バッファタンク51内の液体現像剤中のトナー粒子濃度が予め設定されている所定の濃度より大きい場合、感光体バッファタンク51から濾過フィルタ56への送液路が閉鎖され、かつ感光体バッファタンク51から廃液タンク48への送液路が解放されるように三方弁58aが切り替えられ、感光体バッファタンク51に貯蔵された液体現像剤は、ポンプ52により、廃液タンク48へ送液され、貯蔵される。その結果、トナー粒子濃度が高い液体現像剤が濾過フィルタ56へ流入せず、濾過フィルタ56は長期間目詰まりしない。
更に、液体キャリアタンク57から攪拌タンク53への送液路が閉鎖され、かつ液体キャリアタンク57から濾過フィルタ56への送液路が解放されるように三方弁60aが切り替えられ、液体キャリアタンク57に貯蔵された液体キャリアは、ポンプ558により、液体キャリア搬送部59B、三方弁60aを順次経て濾過フィルタ56へ送液される(逆流シーケンス)。その結果、濾過フィルタ56を通過した液体キャリアは、濾過フィルタ56の分離膜上に蓄積されたトナー粒子等の固形分と共に感光体バッファタンク51を経て廃液タンク48へ廃棄される。逆流シーケンスによる濾過フィルタの洗浄は、濾過フィルタの寿命を長くする。
画像信号を管理するコントローラ(CPU)が、出力画像の画線率に応じて現像剤容器31内の液体現像剤中のトナー粒子濃度及び感光体バッファタンク51内の液体現像剤中のトナー粒子濃度を予測し、補給液体現像剤タンク54及び液体キャリアタンク57からの補充と濾過フィルタ56による液体現像剤の濃縮が予測制御され得る。当該予測制御によりコントロール応答性と信頼性が高められる。
一次転写部では、感光体10と中間転写体40が等速度で移動して、感光体10に現像された現像剤像が一次転写ローラにより中間転写体40へ転写され、中間転写体40の回転及び移動の駆動負荷が軽減されるとともに、感光体10の顕像トナー像への外乱作用が抑制されている。
中間転写体40上のトナー像が記録媒体に二次転写され、図示省略された定着行程段階で、好ましい二次転写機能及び定着機能が発揮されるために、トナー粒子の望ましい濃度は40〜60質量%程度である。トナー粒子が定着工程段階で望ましい分散状態に至っていない場合、中間転写体スクイーズ装置(不図示)は、中間転写体40から更に余剰キャリアを除去する手段として設けられている。中間転写体スクイーズ装置は、顕像内のトナー粒子比率を上げると共に、本来不要なカブリトナーを回収する機能も有する。上述される中間転写体スクイーズ行程上流側の一次転写部位の感光体10によるスクイーズ能力が充分な場合、中間転写体スクイーズ装置が、一次転写行程より中間転写体40の移動方向下流側に設けられる必要はない。
中間転写体40上のトナー像が二次転写部位に到達するタイミングに合わせて記録媒体が供給され、トナー画像が記録媒体に二次転写された後、記録媒体上の最終的な画像形成が定着行程で終了される。ジャムなどの記録媒体供給トラブルが発生した場合、全てのトナー画像が二次転写ロールに転写されて回収されず、一部のトナー画像は中間転写体40上に残る。通常の二次転写行程における中間転写体40上のトナー像は、100%二次転写されて記録媒体に移行されず、数パーセントの二次転写残りが発生する。特に、ジャムなどの記録媒体供給トラブルが発生した場合、記録媒体が介在しない状態で中間転写体40上のトナー画像が二次転写ローラ61に接して二次転写され、記録媒体裏面汚れが発生する。これら中間転写体40上の不要トナー像に対し、液体現像剤のトナー粒子を中間転写体40側に押しつける方向のバイアス、つまり、トナー粒子の帯電極性と同極性のバイアスが印加される。ジャム等のトラブルが発生した場合に印加される当該バイアスは、二次転写ローラ61、中間転写体スクイーズローラのいずれかに印加される。当該バイアスの印加により、中間転写体40に残った液体現像剤のトナー粒子が中間転写体40側に押しつけられ、二次転写ローラ61側に液体キャリアが回収され、中間転写体40のクリーニングブレード46による中間転写体40上のクリーニング、二次転写ローラのクリーニングブレード(不図示)による二次転写ローラ61のクリーニングが効率よく行われる。
図10は、本発明の画像形成装置の別の実施態様を示す模式図である。図10で示される実施態様の単色画像形成装置は、図8で示される実施態様の単色画像形成装置の三方弁58a、60に代えて、それぞれ、第1の一対のポンプ(58b、58c)、第2の一対のポンプ(60b、60c)を有している。液体現像剤の分配は、像担持体上の液体現像剤を回収するクリーニング部で回収された液体現像剤を分配する流路切替部である第1の一対のポンプ(58b、58c)のON/OFFにより切り替えられ、液体キャリアの分配は、第2の一対のポンプ(60b、60c)のON/OFFにより切り替えられる。第1の一対のポンプ(58b、58c)及び第2の一対のポンプ(60b、60c)のON/OFFに使用される信号の具他例は、感光体バッファタンク51内の液体現像剤に含まれるトナー粒子の濃度(現像剤濃度)、第1の一対のポンプ(58b、58c)から濾過フィルタ56へ送液される液体現像剤の圧力、印刷された記録媒体の枚数、印刷終了時の信号である。以下、感光体バッファタンク51内の液体現像剤に含まれるトナー粒子の濃度が上記信号として使用される例を説明する。
まず、感光体バッファタンク51内の液体現像剤に含まれるトナー粒子の濃度が、当該トナー粒子の濃度を検知する透過型フォトセンサ、感光体バッファタンク51内に設けられた攪拌翼の攪拌トルクを検知するトルク検知手段、感光体バッファタンク51内の液体現像剤液面を検知する反射型のフォトセンサ等のトナー粒子濃度を検知する手段により測定される。
当該トナー粒子濃度が予め設定されている所定の濃度以下である場合、感光体バッファタンク51から濾過フィルタ56へ送液するポンプ58bが作動され、かつ感光体バッファタンク51から廃液タンク48へ送液するポンプ58cが停止され、感光体バッファタンク51に貯蔵された液体現像剤は、ポンプ58bにより、濾過フィルタ56へ送液されている。そして、濾過フィルタ56で濃縮された液体現像剤は、感光体バッファタンク51へ送液される。濾過フィルタ56で液体現像剤から分液された液体キャリアは、濾過フィルタ56から液体キャリアを搬送する液体キャリア搬送部59Aを経由して第1貯蔵部である液体キャリアタンク57へ送液され、貯蔵される。濾過フィルタ56は、流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第1流路に配されるとともに第1流路を流動する液体現像剤を濾過する濾過部である。液体キャリアタンク57は、第1流路に接続されるとともに第1流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第1貯蔵部である。廃液タンク48は、流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第2流路に接続されるとともに第2流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第2貯蔵部である。
感光体バッファタンク51内の液体現像剤中のトナー粒子濃度が予め設定されている所定の濃度より大きい場合、感光体バッファタンク51から濾過フィルタ56へ送液するポンプ58bが停止され、かつ感光体バッファタンク51Yから廃液タンク48へ送液するポンプ58cが作動され、感光体バッファタンク51に貯蔵された液体現像剤は、ポンプ58cにより、廃液タンク48へ送液され、貯蔵される。その結果、トナー粒子濃度が高い液体現像剤が濾過フィルタ56へ流入せず、濾過フィルタ56は長期間目詰まりしない。
更に、液体キャリアタンク57から攪拌タンク53へ送液するポンプ60bが停止され、かつ液体キャリアタンク57から濾過フィルタ56へ送液するポンプ60cが作動され、液体キャリアタンク57に貯蔵された液体キャリアは、ポンプ60cにより、液体キャリア搬送部59Bを経て濾過フィルタ56へ送液される(逆流シーケンス)。その結果、濾過フィルタ56を通過した液体キャリアは、濾過フィルタ56の分離膜上に蓄積されたトナー粒子等の固形分と共に感光体バッファタンク51を経て廃液タンク48へ廃棄される。
図11は、本発明の画像形成装置の別の実施態様を示す模式図である。図11において、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対し、同じ構成要素に付される番号は同一である。以下、イエロー(Y)に関する液体現像剤搬送装置が説明される。マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色に関する液体現像剤搬送装置は、イエロー(Y)に関する液体現像剤搬送装置と同様である。
三方弁58Yの切替に使用される信号の具他例は、感光体バッファタンク51Y内の液体現像剤に含まれるトナー粒子の濃度、三方弁58Yから濾過フィルタ56Yへ送液される液体現像剤の圧力、印刷された記録媒体の枚数、印刷終了時の信号である。以下、三方弁58Yから濾過フィルタ56Yへ送液される液体現像剤の圧力が、三方弁58Yの切替に使用される信号である場合の本実施形態のカラー画像形成装置による画像形成が説明される。
まず、三方弁58Yから濾過フィルタ56Yへ送液される液体現像剤の圧力が、圧力検知手段62Yにより測定される。
当該圧力が予め設定されている所定の圧力以下である場合、感光体バッファタンク51Yから濾過フィルタ56Yの送液路が解放され、かつ感光体バッファタンク51Yから第2貯蔵部である廃液タンク48への送液路が閉鎖されるように三方弁58Yが切り換えられ、感光体バッファタンク51Yに貯蔵された液体現像剤は、ポンプ52Yにより、濾過フィルタ56Yへ送液されている。そして、濾過フィルタ56Yで濃縮された液体現像剤は、感光体バッファタンク51Yへ送液される。濾過フィルタ56Yで液体現像剤から分液された液体キャリアは、濾過フィルタ56Yから液体キャリアを搬送する液体キャリア搬送部59YAを経由して第1貯蔵部である液体キャリアタンク57へ送液され、貯蔵される。
三方弁58Yは、像担持体上の液体現像剤を回収するクリーニング部で回収された液体現像剤を分配する流路切替部である。濾過フィルタ56Yは、流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第1流路に配されるとともに第1流路を流動する液体現像剤を濾過する濾過部である。液体キャリアタンク57は、第1流路に接続されるとともに第1流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第1貯蔵部である。廃液タンク48は、流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第2流路に接続されるとともに第2流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第2貯蔵部である。
液体現像剤中のトナー粒子の濃度が高くなり、当該圧力が予め設定されている所定の圧力より大きい場合、感光体バッファタンク51Yから濾過フィルタ56Yへの送液路が閉鎖され、かつ感光体バッファタンク51Yから廃液タンク48への送液路が解放されるように三方弁58Yが切り替えられ、感光体バッファタンク51Yに貯蔵された液体現像剤は、ポンプ52Yにより、廃液タンク48へ送液され、貯蔵される。その結果、トナー粒子濃度が高い液体現像剤が濾過フィルタ56Yへ流入せず、濾過フィルタ56は長期間目詰まりしない。
更に、液体キャリアタンク57から攪拌タンク53Yへの送液路が閉鎖され、かつ液体キャリアタンク57から濾過フィルタ56Yへの送液路が解放されるように三方弁60Yが切り替えられ、液体キャリアタンク57に貯蔵された液体キャリアは、ポンプ558Yにより、液体キャリア搬送部59BY、三方弁60Yを順次経て濾過フィルタ56Yへ送液される(逆流シーケンス)。その結果、濾過フィルタ56Yを通過した液体キャリアは、濾過フィルタ56Yの分離膜上に蓄積されたトナー粒子等の固形分と共に感光体バッファタンク51Yを経て廃液タンク48へ廃棄される。逆流シーケンスによる濾過フィルタの洗浄は、濾過フィルタの寿命を長くする。
図12は、本発明の画像形成装置の別の実施態様を示す模式図である。本実施形態の単色画像形成装置は、像担持体上のトナー像が転写される転写部材である中間転写体40から、クリーニングブレード46及び液体現像剤回収部47からなり、転写部材の液体現像剤を回収するクリーニング部であるクリーニング装置で回収された液体現像剤に対する液体現像剤搬送装置を有する。液体現像剤回収部47に回収された液体現像剤は、ベルトクリーニングバッファタンク51aに貯蔵される。ベルトクリーニングバッファタンク51aに貯蔵された液体現像剤は、ポンプ52により、濾過フィルタ56又は廃液タンク48に液体現像剤を分配する三方弁58を経て、濾過フィルタ56又は廃液タンク48へ送液される。三方弁58は、転写部材の液体現像剤を回収するクリーニング部で回収された液体現像剤を分配する流路切替部である。濾過フィルタ56は、流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第1流路に配されるとともに第1流路を流動する液体現像剤を濾過する濾過部である。液体キャリアタンク57は、第1流路に接続されるとともに第1流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第1貯蔵部である。廃液タンク48は、流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第2流路に接続されるとともに第2流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第2貯蔵部である。
三方弁58の切替に使用される信号の具他例は、ベルトクリーニングバッファタンク(ベルトCLバッファタンク)51a内の液体現像剤に含まれるトナー粒子の濃度(現像剤濃度)、三方弁58から濾過フィルタ56へ送液される液体現像剤の圧力、印刷された記録媒体の枚数、印刷終了時の信号である。図13は、ベルトクリーニングバッファタンク51a内の液体現像剤に含まれるトナー粒子の濃度が、三方弁58の切替に使用される信号である場合の本実施形態の画像形成装置による画像形成のフローチャートである。
まず、ベルトクリーニングバッファタンク51a内の液体現像剤に含まれるトナー粒子の濃度が、当該トナー粒子の濃度を検知する透過型フォトセンサ、ベルトクリーニングバッファタンク51a内に設けられた攪拌翼の攪拌トルクを検知するトルク検知手段、ベルトクリーニングバッファタンク51a内の液体現像剤液面を検知する反射型のフォトセンサ等のトナー粒子濃度を検知する手段により測定される。
当該トナー粒子濃度が予め設定されている所定の濃度以下である場合、ベルトクリーニングバッファタンク51aから濾過フィルタ56の送液路が解放され、かつベルトクリーニングバッファタンク51aから廃液タンク48への送液路が閉鎖されるように三方弁58が切り換えられ、ベルトクリーニングバッファタンク51aに貯蔵された液体現像剤は、ポンプ52により、濾過フィルタ56へ送液されている。そして、濾過フィルタ56で濃縮された液体現像剤は、ベルトクリーニングバッファタンク51aへ送液される。濾過フィルタ56で液体現像剤から分液された液体キャリアは、濾過フィルタ56から液体キャリア貯蔵部に液体キャリアを搬送する液体キャリア搬送部59Aを経由して液体キャリアタンク57へ送液され、貯蔵される。
ベルトクリーニングバッファタンク51a内の液体現像剤中のトナー粒子濃度が予め設定されている所定の濃度より大きい場合、ベルトクリーニングバッファタンク51aから濾過フィルタ56への送液路が閉鎖され、かつベルトクリーニングバッファタンク51aから廃液タンク48への送液路が解放されるように三方弁58が切り替えられ、ベルトクリーニングバッファタンク51aに貯蔵された液体現像剤は、ポンプ52により、廃液タンク48へ送液され、貯蔵される。その結果、トナー粒子濃度が高い液体現像剤が濾過フィルタ56へ流入せず、濾過フィルタ56は長期間目詰まりしない。
更に、液体キャリアタンク57から攪拌タンク53への送液路が閉鎖され、かつ液体キャリアタンク57から濾過フィルタ56への送液路が解放されるように三方弁60が切り替えられ、液体キャリアタンク57に貯蔵された液体キャリアは、ポンプ558により、液体キャリア搬送部59B、三方弁60を順次経て濾過フィルタ56へ送液される(逆流シーケンス)。その結果、濾過フィルタ56を通過した液体キャリアは、濾過フィルタ56の分離膜上に蓄積されたトナー粒子等の固形分と共にベルトクリーニングバッファタンク51aを経て廃液タンク48へ廃棄される。逆流シーケンスによる濾過フィルタの洗浄は、濾過フィルタの寿命を長くする。
図14は、本発明の画像形成装置の別の実施形態を示す模式図である。本実施形態のカラー画像形成装置は、1色目の液体現像剤搬送装置を有さず、クリーニングブレード46及び液体現像剤回収部47からなり、転写部材の液体現像剤を回収するクリーニング部であるクリーニング装置で、像担持体上のトナー像が転写される転写部材である中間転写体40から回収された液体現像剤に対する液体現像剤搬送装置を有する。液体現像剤回収部47に回収された液体現像剤は、ベルトクリーニングバッファタンク51aに貯蔵される。ベルトクリーニングバッファタンク51aに貯蔵された液体現像剤は、ポンプ52により、液体現像剤を濾過フィルタ56又は廃液タンク48に分配する三方弁58を経て、濾過フィルタ56又は廃液タンク48へ送液される。三方弁58は、転写部材の液体現像剤を回収するクリーニング部で回収された液体現像剤を分配する流路切替部である。濾過フィルタ56は、流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第1流路に配されるとともに第1流路を流動する液体現像剤を濾過する濾過部である。液体キャリアタンク57は、第1流路に接続されるとともに第1流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第1貯蔵部である。廃液タンク48は、流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第2流路に接続されるとともに第2流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第2貯蔵部である。
三方弁58の切替に使用される信号の具他例は、ベルトクリーニングバッファタンク(ベルトCLバッファタンク)51a内の液体現像剤に含まれるトナー粒子の濃度(現像剤濃度)、三方弁58から濾過フィルタ56へ送液される液体現像剤の圧力、印刷された記録媒体の枚数、印刷終了時の信号である。以下、ベルトクリーニングバッファタンク51a内の液体現像剤に含まれるトナー粒子の濃度が、三方弁58の切替に使用される信号である場合の本実施形態のカラー画像形成装置による画像形成が説明される。
まず、ベルトクリーニングバッファタンク51a内の液体現像剤に含まれるトナー粒子の濃度が、当該トナー粒子の濃度を検知する透過型フォトセンサ、ベルトクリーニングバッファタンク51a内に設けられた攪拌翼の攪拌トルクを検知するトルク検知手段、ベルトクリーニングバッファタンク51a内の液体現像剤液面を検知する反射型のフォトセンサ等のトナー粒子濃度を検知する手段により測定される。
当該トナー粒子濃度が予め設定されている所定の濃度以下である場合、ベルトクリーニングバッファタンク51aから濾過フィルタ56の送液路が解放され、かつベルトクリーニングバッファタンク51aから廃液タンク48への送液路が閉鎖されるように三方弁58が切り換えられ、ベルトクリーニングバッファタンク51aに貯蔵された液体現像剤は、ポンプ52により、濾過フィルタ56へ送液されている。そして、濾過フィルタ56で濃縮された液体現像剤は、ベルトクリーニングバッファタンク51aへ送液される。濾過フィルタ56で液体現像剤から分液された液体キャリアは、濾過フィルタ56から液体キャリアを搬送する液体キャリア搬送部59Aを経由して第1貯蔵部である液体キャリアタンク57へ送液され、貯蔵される。
ベルトクリーニングバッファタンク51a内の液体現像剤中のトナー粒子濃度が予め設定されている所定の濃度より大きい場合、ベルトクリーニングバッファタンク51aから濾過フィルタ56への送液路が閉鎖され、かつベルトクリーニングバッファタンク51aから廃液タンク48への送液路が解放されるように三方弁58が切り替えられ、ベルトクリーニングバッファタンク51aに貯蔵された液体現像剤は、ポンプ52により、廃液タンク48へ送液され、貯蔵される。その結果、トナー粒子濃度が高い液体現像剤が濾過フィルタ56へ流入せず、濾過フィルタ56は長期間目詰まりしない。
図14において、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対し、同じ構成要素に付される番号は同一である。本実施形態のカラー画像形成装置は、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色に関する液体現像剤搬送装置を有している。以下、マゼンタ(M)に関する液体現像剤搬送装置が説明される。シアン(C)及びブラック(K)の各色に関する液体現像剤搬送装置は、マゼンタ(M)に関する液体現像剤搬送装置と同様である。
像担持体上の液体現像剤を回収するクリーニング部で回収された液体現像剤を分配する流路切替部である三方弁58Mの切替に使用される信号の具他例は、感光体バッファタンク51M内の液体現像剤に含まれるトナー粒子の濃度、三方弁58Mから濾過フィルタ56Mへ送液される液体現像剤の圧力、印刷された記録媒体の枚数、印刷終了時の信号である。以下、感光体バッファタンク51内の液体現像剤に含まれるトナー粒子の濃度が、三方弁58Mの切替に使用される信号である場合の本実施形態のカラー画像形成装置による画像形成が説明される。
まず、感光体バッファタンク51M内の液体現像剤に含まれるトナー粒子の濃度が、当該トナー粒子の濃度を検知する透過型フォトセンサ、感光体バッファタンク51M内に設けられた攪拌翼の攪拌トルクを検知するトルク検知手段、感光体バッファタンク51M内の液体現像剤液面を検知する反射型のフォトセンサ等のトナー粒子濃度を検知する手段により測定される。
当該トナー粒子濃度が予め設定されている所定の濃度以下である場合、感光体バッファタンク51Mから濾過フィルタ56Mの送液路が解放され、かつ感光体バッファタンク51Mから第2貯蔵部である廃液タンク48への送液路が閉鎖されるように三方弁58Mが切り換えられ、感光体バッファタンク51Mに貯蔵された液体現像剤は、ポンプ52Mにより、濾過フィルタ56Mへ送液されている。そして、濾過フィルタ56Mで濃縮された液体現像剤は、感光体バッファタンク51Mへ送液される。濾過フィルタ56Mで液体現像剤から分液された液体キャリアは、濾過フィルタ56Mから液体キャリアを搬送する液体キャリア搬送部59Aを経由して第1貯蔵部である液体キャリアタンク57へ送液され、貯蔵される。濾過フィルタ56Mは、像担持体上の液体現像剤を回収するクリーニング部で回収された液体現像剤を分配する流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第1流路に配されるとともに前記第1流路を流動する液体現像剤を濾過する濾過部である。液体キャリアタンク57は、前記第1流路に接続されるとともに前記第1流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第1貯蔵部でもある。廃液タンク48は、前記流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第2流路に接続されるとともに前記第2流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第2貯蔵部でもある。
感光体バッファタンク51M内の液体現像剤中のトナー粒子濃度が予め設定されている所定の濃度より大きい場合、感光体バッファタンク51Mから濾過フィルタ56Mへの送液路が閉鎖され、かつ感光体バッファタンク51Mから廃液タンク48への送液路が解放されるように三方弁58Mが切り替えられ、感光体バッファタンク51Mに貯蔵された液体現像剤は、ポンプ52Mにより、廃液タンク48へ送液され、貯蔵される。その結果、トナー粒子濃度が高い液体現像剤が濾過フィルタ56Mへ流入せず、濾過フィルタ56Mは長期間目詰まりしない。
更に、液体キャリアタンク57から攪拌タンク53Mへの送液路が閉鎖され、かつ液体キャリアタンク57から濾過フィルタ56Mへの送液路が解放されるように三方弁60Mが切り替えられ、液体キャリアタンク57に貯蔵された液体キャリアは、ポンプ558Mにより、液体キャリア搬送部59BM、三方弁60Mを順次経て濾過フィルタ56Mへ送液される(逆流シーケンス)。その結果、濾過フィルタ56Mを通過した液体キャリアは、濾過フィルタ56Mの分離膜上に蓄積されたトナー粒子等の固形分と共に感光体バッファタンク51Mを経て廃液タンク48へ廃棄される。逆流シーケンスによる濾過フィルタ56Mの洗浄は、濾過フィルタ56Mの寿命を長くする。
本発明の画像形成装置は、上記実施の形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、本発明の画像形成装置は、各色のいずれか1色〜3色及び/又は中間転写体のクリーニング装置に対する液体キャリア回収システムを有するタンデム型カラー画像形成装置であり得る。本発明の画像形成装置は、円筒状の回転支持体に各現像色に対応する複数の画像形成部が支持され、回転支持体の回転によりそれぞれの画像形成部が中間転写体の転写位置に順次移動されて各色のトナー画像が順次重ねて転写されるロータリー型のカラー画像形成装置でもあり得る。さらに、中間転写ドラムが本発明の画像形成装置の実施形態で用いられ得る。中間転写ドラムが本発明の画像形成装置の実施形態で用いられる場合、中間転写体上に設けられる中間転写体クリーニングブレードは、画像形成部から中間転写体へトナー画像が転写される一次転写プロセス中、さらに中間転写体から記録媒体に転写されるフルカラーのトナー画像又は単色のトナー画像が通過するまでの間、中間転写体から離間され、その後、所謂印字動作終了後、中間転写体にエッジ当接され押圧摺接される。
従来の単色画像形成装置の実施形態を示す模式図 従来のカラー画像形成装置の実施形態を示す模式図 液体現像剤搬送装置の実施態様の模式図 クロスフロー濾過の概略図 液体キャリア搬送部を備える液体現像剤搬送装置の実施態様を示す模式図 三方弁を備える液体現像剤搬送装置の実施態様を示す模式図 2つのポンプを備える液体現像剤搬送装置の実施態様を示す模式図 単色画像形成装置の実施態様を示す模式図 単色画像形成装置による画像形成のフローチャート 単色画像形成装置の実施態様を示す模式図 カラー画像形成装置の実施態様を示す模式図 単色画像形成装置の実施態様を示す模式図 単色画像形成装置による画像形成のフローチャート カラー画像形成装置の実施態様を示す模式図
符号の説明
1…第1流路、2…第2流路、3…流路切替部、4…濾過部、5…第1貯蔵部、6…第2貯蔵部、7…液体キャリア搬送部、10…感光体、13…感光体スクイーズローラ、14…クリーニングブレード、15…液体現像剤回収部、17…クリーニングブレード、18…液体現像剤回収部、20…現像ローラ、31…現像剤容器、32…現像剤供給ローラ、40…中間転写体、41…駆動ローラ、42…テンションローラ、46…クリーニングブレード、47…液体現像剤回収部、48…廃液タンク、51…バッファタンク、53…攪拌タンク、54…補給液体現像剤タンク、56…濾過フィルタ、57…液体キャリアタンク、58…流路切替部、59…液体キャリア搬送部、60…流路切替部、61…二次転写ローラ、62…圧力検知手段

Claims (15)

  1. 液体現像剤を分配する流路切替部と、
    前記流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第1流路と、
    前記第1流路に配されるとともに、前記第1流路を流動する液体現像剤を濾過する濾過部と、
    前記第1流路に接続されるとともに、前記濾過部で濾過された液体現像剤を貯蔵する第1貯蔵部と、
    前記流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第2流路と、
    前記第2流路に接続されるとともに、前記第2流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第2貯蔵部と、
    を有することを特徴とする液体現像剤搬送装置。
  2. 前記濾過部はクロスフロー濾過器である請求項1に記載された液体現像剤搬送装置。
  3. 前記第1貯蔵部から前記濾過部へ前記濾過部で濾過された液体現像剤を搬送する液体キャリア搬送部を有する請求項1又は2に記載された液体現像剤搬送装置。
  4. 前記流路切替部は三方弁である請求項1〜3のいずれか1項に記載された液体現像剤搬送装置。
  5. 前記流路切替部は2つのポンプを備える請求項1〜3のいずれか1項に記載された液体現像剤搬送装置。
  6. トナー像を担持する像担持体と、
    前記像担持体上の液体現像剤を回収するクリーニング部と、
    前記クリーニング部で回収された液体現像剤を分配する流路切替部と、
    前記流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第1流路と、
    前記第1流路に配されるとともに、前記第1流路を流動する液体現像剤を濾過する濾過部と、
    前記第1流路に接続されるとともに、前記濾過部で濾過された液体現像剤を貯蔵する第1貯蔵部と、
    前記流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第2流路と、
    前記第2流路に接続されるとともに、前記第2流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第2貯蔵部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記濾過部はクロスフロー濾過器である請求項6に記載された画像形成装置。
  8. 前記第1貯蔵部から前記濾過部へ前記濾過部で濾過された液体現像剤を搬送する液体キャリア搬送部を有する請求項6又は7に記載された画像形成装置。
  9. 前記流路切替部は三方弁である請求項6〜8のいずれか1項に記載された画像形成装置。
  10. 前記流路切替部は2つのポンプを備える請求項6〜8のいずれか1項に記載された画像形成装置。
  11. トナー像を担持する像担持体と、
    像担持体上のトナー像が転写される転写部材と、
    前記転写部材の液体現像剤を回収するクリーニング部と、
    前記クリーニング部で回収された液体現像剤を分配する流路切替部と、
    前記流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第1流路と、
    前記第1流路に配されるとともに、前記第1流路を流動する液体現像剤を濾過する濾過部と、
    前記第1流路に接続されるとともに、前記濾過部で濾過された液体現像剤を貯蔵する第1貯蔵部と、
    前記流路切替部で分配された液体現像剤を流動させる第2流路と、
    前記第2流路に接続されるとともに、前記第2流路を流動する液体現像剤を貯蔵する第2貯蔵部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記濾過部はクロスフロー濾過器である請求項11に記載された画像形成装置。
  13. 前記第1貯蔵部から前記濾過部へ前記濾過部で濾過された液体現像剤を搬送する液体キャリア搬送部を有する請求項11又は12に記載された画像形成装置。
  14. 前記流路切替部は三方弁である請求項11〜13のいずれか1項に記載された画像形成装置。
  15. 前記流路切替部は2つのポンプを備える請求項11〜13のいずれか1項に記載された画像形成装置。
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