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JP2009134107A - 撮像装置 - Google Patents

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JP2009134107A
JP2009134107A JP2007310509A JP2007310509A JP2009134107A JP 2009134107 A JP2009134107 A JP 2009134107A JP 2007310509 A JP2007310509 A JP 2007310509A JP 2007310509 A JP2007310509 A JP 2007310509A JP 2009134107 A JP2009134107 A JP 2009134107A
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flash light
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JP2007310509A
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Munetaka Nishikawa
宗孝 西川
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Sony Corp
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    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
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  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】電力消費の低減を図るとともに、フラッシュ発光部の収容時において当該フラッシュ発光部を確実にロックすることが可能な技術を提供する。
【解決手段】撮像装置1は、フラッシュ発光部を発光位置に向けて付勢する付勢手段と、フラッシュ発光部の移動動作に伴って移動する被係止部材26と、フラッシュ発光部が収容位置に存在する状態において被係止部材26を係止する係止手段32(33,34)とを備える。係止状態が解除されている状態であって可動部43が位置P1へと復帰したにもかかわらずフラッシュ発光部が未だ発光位置に存在する状態において収容操作が行われる場合には、当該収容操作に伴って被係止部材26が第2部材34に接触しながら下降し、被係止部材26から第2部材34に伝達される力によって第2部材34が第1の軸35とは異なる第2の軸33bを中心に揺動して、係止手段32が被係止部材26を再び係止する。
【選択図】図15

Description

本発明は、デジタルカメラなどの撮像装置に関する。
一眼レフタイプの撮像装置等においては、ポップアップ式の内蔵フラッシュを備えたものが存在する(特許文献1等参照)。
このようなポップアップ式内蔵フラッシュの発光部(フラッシュ発光部)は、測光結果等に基づいてフラッシュ発光が必要であると判定されると、収容位置(下側位置)から発光位置(上側位置)へと自動的に上昇して発光が可能な状態になる。その後、フラッシュ発光が不要であると撮影者が判断すると、撮影者によって当該フラッシュフラッシュ発光部は収容位置へと押し下げられ、カメラの本体と一体化された状態で収容される。
このような内蔵フラッシュにおいては、フラッシュ発光部を常に発光位置側に移動させようとする付勢力が付与されている。そして、フラッシュ発光部が収容位置へと押し下げられた状態では、所定のロック機構によりフラッシュ発光部がポップアップしないように保持されている。すなわち、フラッシュ発光部がロックされた状態(ロック状態)になっている。また、フラッシュ発光が必要であると判定されると、駆動部によって所定の可動部が駆動されてロック機構によるロック状態が解除される。
特開昭62−121428号公報
ところで、内蔵フラッシュのロック状態を自動的に解除する際には、電磁石を含む駆動手段が用いられることが多い。具体的には、電磁石による電磁力を調整して駆動手段の可動部の位置を変更し、当該可動部に接続された所定のロック機構を移動させることによって、ロック状態が解除される。
電磁石による引力は、電磁石と対象物体との距離が小さいほど大きくなる。したがって、電磁石と可動部との距離が比較的小さい場合に、電磁石は比較的大きな力を可動部に作用させることができる。
しかしながら、特許文献1のような構成においては、ロック解除時には、比較的離れた位置に存在する可動部を電磁石によって引き寄せる動作が実行される。そのため、十分に大きな力を作用させるためには、比較的大きな電流を供給することが求められる。一方、消費電力低減の観点からは、電流は比較的小さいことが好ましい。
そこで、本願発明者は、次のような参考例を案出した。この参考例では、特許文献1とは逆に、比較的近くに存在する可動部を電磁石によって離反させる(引き離す)動作が行われる。すなわち、電磁石等(固定部)から遠ざかる向きに可動部を移動させる動作が行われる。
具体的には、当該参考例に係る撮像装置100は、図19の縦断面図に示すようなロック機構132等を有するフラッシュ機構を備える。このフラッシュ機構においては、フラッシュ発光部(不図示)が収容位置と発光位置との間を昇降移動することが可能であり、フラッシュ発光部側に接続されたロックピン126が当該昇降移動に伴って昇降移動する。フラッシュ発光部はポップアップバネによって発光位置に向けて付勢されており、後述するようにロックピン126の係止が解除されるとフラッシュ発光部はポップアップバネによる付勢力によって発光位置へと移動する。一方、フラッシュ発光部の収容時には、図19に示すようにロックピン126はロック機構132(詳細には凹部132u)によって係止され、フラッシュ発光部の位置変動(上昇)が抑止される。
ロック機構132の上部側には、略U字状の凹部132uが設けられる。この凹部132uは、ロックピン126を係止するフック部分132fと、下降してくるロックピン126と接触する受け部132rとを有している。ロック機構132は、所定軸AX1周りに回動し、当該ロック機構132の一部には、駆動手段の可動部143が接続される。また、可動部143が近側位置P1(次述)に存在する状態において、ロックピン126がフック部分132fによって係止される。
また、図19のような係止状態、すなわち可動部143が近側位置P1に存在する状態において、電磁石に対して通電が行われることによって、フラッシュ発光部のポップアップ動作が実現される。
具体的には、図20に示すように、電磁石(ソレノイドコイル)に対する通電によって、可動部(可動鉄心)143は、当該電磁石に比較的近い位置(「近側位置」とも称する)P1(図19)から当該電磁石から比較的遠い位置(「遠側位置」)P2(図20)へと移動する。この移動に伴って、ロック機構132が所定軸AX1を中心に時計回りに回転し、ロック機構の先端のフック部分132fに係止されていたロックピン126が外れ、ロック機構132によるロック状態(係止状態)が解除される。その結果、ポップアップバネによって上側に付勢されているフラッシュ発光部が所定位置(発光位置)にまで上昇する。なお、この時点では、可動部143は引き続き「遠側位置」P2に存在する。また、電磁石に対する通電は、係止解除のための短時間(例えば0.5秒)の通電期間のみに行われ、その他の期間においては、電磁石は非通電状態である。
そして、フラッシュ発光部が発光位置に存在した状態でフラッシュ発光動作を伴う撮影動作が行われた後、適宜のタイミングでフラッシュ発光部が収容される。
具体的には、フラッシュ発光部の収容時においては、操作者によってフラッシュ発光部を押し下げる操作が行われ、フラッシュ発光部が下降する。図21に示すように、このフラッシュ発光部の下降に伴って、フラッシュ発光部側に設けられたロックピン126が下降し、当該ロックピン126がロック機構132の受け部132rに接触しつつさらに下降するとロック機構132が軸AX1を中心に反時計回りに回転する。ロック機構132の回転に伴って、ロックピン126は、受け部132rに接触しつつ凹部の内側(底側)へ向けて挿入され、ロック機構132のフック部分132fで再び係止される。また、このロック機構132の回転に伴って、可動部143は元の位置(近側位置)P1に戻る(図19参照)。
以上のように、可動部143が近側位置P1に存在するときに電磁石に対する通電が行われて可動部143は遠側位置P2に移動する(図20)。また、可動部143が遠側位置P2に存在するときに、操作者の押し下げ操作に伴って、ロックピン126が下降しつつ凹部132uに挿入され、ロック機構132が回転する。そして、ロック機構132の回転に伴って、ロックピン126がフック部132fに再び係止され且つ可動部143が再び近側位置P1に戻る(図21)。すなわち、「近側位置P1」は、ロックピンを係止する係止位置として機能する。また、「遠側位置P2」は、ロックピンの係止を解除する係止解除位置として機能するとともに、ロックピンを再び受け入れる受入位置としても機能する。このように、ロックピン126の係止状態と係止解除状態とが、可動部143の2つの位置P1,P2に応じて選択的に切り替えられる。
しかしながら、このような構成を有するフラッシュ機構において、カメラに対して衝撃が加わるなどの何らかの事情によって、フラッシュ発光部が未だ発光位置に存在するにもかかわらず、駆動手段の可動部143が遠側位置P2(図20参照)から元の位置(近側位置)P1(図19参照)に戻ってしまうことがある。そして、この場合には、当該可動部143の近側位置P1への復帰に伴って、ロック機構132もロック軸135を中心に反時計回りに回転して元の位置に戻っている。このとき、図22に示すように、フラッシュ発光部の下降に伴ってロックピン126が下降しても、ロック機構132は反時計回りに回動することができず、当該ロックピン126がロック機構132の凹部(係止部)132uに嵌入することができない。これは、可動部143が最も後端側(図の右側)にまで復帰しており更なる移動ができないこと、および、ロックピン26からロック機構132に伝達される伝達力は主にロック軸135に向かう成分で構成されるため、当該伝達力のうちロック軸135周りの回転に寄与する成分が比較的小さいこと、などに起因する。
この場合、「近側位置」(P1)は、ロックピン126を再びロック機構132の凹部132uに受け入れる受け入れ位置として機能せず、ロックピン126を凹部132uで係止することができない。その結果、フラッシュ発光部を収容位置に保持できない、という問題が生じる。
そこで、この発明は、電力消費の低減を図るとともに、フラッシュ発光部の収容時において当該フラッシュ発光部を確実にロックすることが可能な技術を提供することを課題とする。
本発明の第1の側面は、撮像装置であって、収容位置と発光位置との間を移動するフラッシュ発光部と、前記フラッシュ発光部を前記発光位置に向けて付勢する付勢手段と、前記フラッシュ発光部の移動動作に伴って移動する被係止部材と、前記フラッシュ発光部が前記収容位置に存在する状態において前記被係止部材を係止し、前記付勢手段による付勢力に抗して前記フラッシュ発光部の位置変動を抑止する係止手段であって、第1部材と第2部材とを有する係止手段と、電磁石と当該電磁石に対して移動する可動部とを有する係止解除手段であって、前記電磁石に通電することにより前記可動部を第1の位置から第2の位置へと前記電磁石から遠ざかる向きに移動させるとともに前記係止手段を第1の軸を中心に回動させることによって、前記係止手段による前記被係止部材の係止状態を解除する係止解除手段とを備え、前記係止解除手段によって前記被係止部材の前記係止状態が解除される場合には、前記付勢手段による前記付勢力によって前記フラッシュ発光部が前記発光位置へと移動し、前記係止状態が解除されている状態であって前記可動部が前記第2の位置に存在する状態である第1の状態において前記フラッシュ発光部の収容操作が行われる場合には、当該収容操作に伴って前記被係止部材が前記第1部材に接触しながら下降し、前記被係止部材から前記第1部材に伝達される力によって前記係止手段が前記第1の軸を中心に回動するとともに前記可動部が前記第2の位置から前記第1の位置へと復帰して、前記係止手段が前記被係止部材を再び係止し、前記係止状態が解除されている状態であって前記係止手段が前記第1の軸を中心に回動し前記可動部が前記第2の位置から前記第1の位置へと復帰したにもかかわらず前記フラッシュ発光部が未だ前記発光位置に存在する状態である第2の状態において前記フラッシュ発光部の収容操作が行われる場合には、当該収容操作に伴って前記被係止部材が前記第2部材に接触しながら下降し、前記被係止部材から前記第2部材に伝達される力によって前記第2部材が前記第1の軸とは異なる第2の軸を中心に揺動して、前記係止手段が前記被係止部材を再び係止するものである。
本発明の第2の側面は、撮像装置であって、収容位置と発光位置との間を移動するフラッシュ発光部と、前記フラッシュ発光部を前記発光位置に向けて付勢する付勢手段と、前記フラッシュ発光部の移動動作に伴って移動する被係止部材と、前記フラッシュ発光部が前記収容位置に存在する状態において前記被係止部材を係止し、前記付勢手段による付勢力に抗して前記フラッシュ発光部の位置変動を抑止する係止手段であって、第1部材と第2部材とを有する係止手段と、電磁石と当該電磁石に対して移動する可動部とを有する係止解除手段であって、前記可動部を第1の位置から第2の位置へと前記電磁石から遠ざかる向きに移動させるとともに前記係止手段を第1の軸を中心に回動させることによって、前記係止手段による前記被係止部材の係止状態を解除する係止解除手段とを備え、前記係止解除手段によって前記被係止部材の前記係止状態が解除される場合には、前記付勢手段による前記付勢力によって前記フラッシュ発光部が前記発光位置へと移動し、前記係止状態が解除されている状態であって前記係止手段が前記第1の軸を中心に回動し前記可動部が前記第2の位置から前記第1の位置へと復帰したにもかかわらず前記フラッシュ発光部が未だ前記発光位置に存在する状態において前記フラッシュ発光部の収容操作が行われる場合には、当該収容操作に伴って前記被係止部材が前記第2部材に接触しながら下降し、前記被係止部材から前記第2部材に伝達される力によって前記第2部材が前記第1の軸とは異なる第2の軸を中心に前記第1の部材に対して揺動して、前記係止手段が前記被係止部材を再び係止するものである。
本発明の第3の側面は、撮像装置であって、収容位置と発光位置との間を昇降移動するフラッシュ発光部と、前記フラッシュ発光部を前記発光位置に向けて付勢する第1の付勢部材と、前記フラッシュ発光部の昇降動作に伴って移動するロックピンと、前記フラッシュ発光部が収容位置に存在する状態において前記ロックピンを係止し前記フラッシュ発光部の位置変動を抑止するロック機構であって、第1部材と第2部材とを有するロック機構と、前記ロック機構を第1の軸を中心にして所定の向きに回転させるように付勢する第2の付勢部材と、前記ロック機構に接続され電磁石に対して移動する可動部とを有し、前記電磁石に通電することにより前記可動部を第1の位置から第2の位置へと前記電磁石から遠ざかる向きに移動させるとともに前記ロック機構を前記第1の軸を中心に回動させる駆動部とを備え、前記可動部が前記第1の位置から前記第2の位置へと移動する場合には、前記第2の付勢部材による付勢力によって、前記第1部材と前記第2部材とが前記第1の軸を中心に回動して前記ロックピンの係止が解除され、前記第1の付勢部材の付勢力によって前記フラッシュ発光部が上昇して前記発光位置へと移動し、前記ロックピンの係止が解除されている状態であって前記可動部が前記第2の位置に存在する状態である第1の状態において前記フラッシュ発光部の収容操作が行われる場合には、当該収容動作に伴って前記ロックピンが前記第1部材に接触しながら下降し、前記ロックピンから前記第1部材に伝達される力によって前記第1部材と前記第2部材とが前記第1の軸を中心に回動するとともに、前記可動部が前記第2の位置から前記第1の位置へと移動して、前記ロック機構が前記ロックピンを再び係止し、前記ロックピンの係止が解除されている状態であって前記第1部材と前記第2部材とが前記第1の軸を中心に回動し前記可動部が前記第2の位置から前記第1の位置へと復帰したにもかかわらず前記フラッシュ発光部が未だ前記発光位置に存在する状態である第2の状態において前記フラッシュ発光部の収容操作が行われる場合には、当該収容動作に伴って前記ロックピンが前記第2部材に接触しながら下降するとともに、前記ロックピンから伝達される力によって前記第2部材が第2の軸を中心に回動して前記ロックピンから遠ざかる向きに移動し、その後、前記第2部材は前記第2の付勢部材の付勢力によって逆向きに回動して移動し前記ロック機構が前記ロックピンを再び係止するものである。
本発明によれば、電力消費の低減を図るとともに、フラッシュ発光部の収容時において当該フラッシュ発光部を確実にロックすることが可能である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.全体構成>
図1は、本発明に係る撮像装置1の外観構成を示す斜視図である。撮像装置1は、レンズ交換式一眼レフレックスタイプのデジタルカメラとして構成されている。
図1に示すように、撮像装置1は、カメラ本体部(カメラボディ)2を備えている。このカメラ本体部2に対して、交換式の撮影レンズユニット(交換レンズ)3が着脱可能である。なお、図示の都合上、図1は、撮影レンズユニット3が外された状態を示しているが、撮像装置1は実際の撮影時には撮影レンズユニット3が装着された状態で使用される。
また、カメラ本体部2のグリップ部の上面には露光開始を指示するためのレリーズボタン11が設けられている。
レリーズボタン11は、半押し状態(S1状態)と全押し状態(S2状態)の2つの状態を検出可能な2段階検出ボタンである。レリーズボタン11が半押しされS1状態になると、被写体に関する記録用静止画像(本撮影画像)を取得するための準備動作(例えば、AE制御動作およびAF制御動作等)が行われる。また、レリーズボタン11がさらに押し込まれてS2状態になると、当該本撮影画像の撮影動作(撮像素子を用いて被写体像(被写体の光像)に関する露光動作を行い、その露光動作によって得られた画像信号に所定の画像処理を施す一連の動作)が行われる。
カメラ本体部2の上面側にはポップアップ式のフラッシュ機構20が収容可能に設けられている。フラッシュ機構20は、被写体の輝度不足時等に利用されるフラッシュ発光部21(図2)を有している。撮像装置1は、カメラ本体部2に内蔵されるフラッシュ制御回路および全体制御部等によって、フラッシュ発光部21の発光を制御する。
フラッシュ機構20は、フラッシュ発光部21が収容された状態(収容状態)(図1参照)とフラッシュ発光部21がポップアップされた状態(ポップアップ状態)(図2参照)とを切り替え可能となるように、構成されている。換言すれば、フラッシュ機構20は、カメラ本体部2に対してフラッシュ発光部21を昇降移動させること、より詳細には、収容位置PG10(図1参照)と発光位置PG20(図2参照)との間でフラッシュ発光部21を昇降移動させることが可能である。
特に、撮像装置1は、図2の状態となるようにフラッシュ機構20のフラッシュ発光部21を自動的にポップアップさせることが可能である。具体的には、レリーズボタン11が半押し状態(S1状態)にされてAE制御動作が実行され、フラッシュ発光が必要であると判定される場合には、フラッシュ機構20のフラッシュ発光部21が自動的にポップアップする。そして、レリーズボタン11が全押し状態(S2状態)にされると、フラッシュ発光部21が発光して被写体が照明されるとともに、本撮影動作(露光動作)が実行される。また、ポップアップ状態のフラッシュ発光部21は、操作者による押し下げ操作によって収容状態へと移行され、カメラ本体部2の上部に収容される。これらの動作については後に詳述する。
<2.フラッシュ機構>
図3は、撮像装置1のフラッシュ機構20付近の内部構造を示す斜視図である。また、図4は、図3の一部を拡大して示す斜視図である。なお、各図においては、図示の簡略化のため、構成部品が適宜省略されている。
図3に示すように、このフラッシュ機構20は、フラッシュ発光部21とベースカバー22とアーム部23とポップアップバネ24と押さえ板25とロックピン26と軸部材27とを備えている。
フラッシュ発光部21はベースカバー22の前方部分に固定されており、押さえ板25はカメラ本体部2の上部に固定されている。
アーム部23は、ベースカバー22と押さえ板25とを接続する接続部材である。アーム部23は、その一端側(押さえ板側)に円筒部23bを有している。円筒部23bの円筒内には軸部材23rが貫通して設けられており、当該軸部材23rは押さえ板25の軸受部25bに軸支されている。アーム部23は、軸部材23rの中心軸を中心に回動可能である。また、アーム部23の他端側(ベースカバー側)、換言すれば、回動可能なアーム部23の外周側においては、ロックピン26と軸部材27とがアーム部23に固定されている。
軸部材27は、ベースカバー22の軸受け部22bに軸支されている。また、ベースカバー22の更に後端側には案内ピン22cが設けられており、カメラ本体部2の上部の案内ピン22cに対峙する位置には、当該案内ピン22cを案内する案内溝2d(不図示)が刻設されている。
アーム部23が(反時計回りに)回転し軸部材27が上昇すると、ベースカバー22の案内ピン22cがカメラ本体側の案内溝2dに対して前方向にスライドするとともにベースカバー22が軸部材27の中心軸を中心に(時計回りに)回動する。このようにしてフラッシュ発光部21のポップアップ動作時には、ベースカバー22の後端側が前方に移動しつつフラッシュ発光部21が上昇する。案内ピン22cが案内溝2dの前側端部に到達すると、フラッシュ発光部21が所定の高さの位置にまで上昇して上昇動作が停止する。フラッシュ発光部21のこの停止位置(PG20)は、フラッシュ発光部21の発光が行われる位置であり、発光位置(PG20)とも称される。
なお、逆向きの動作が行われる場合、すなわち、アーム部23が逆向き(時計回り)に回転し軸部材27が下降する場合には、ベースカバー22が軸部材27の中心軸を中心に逆向き(反時計回りに)に回動しつつ案内ピン22cが案内溝2dに対して逆向き(後ろ向き)にスライドする。これにより、ベースカバー22の後端側が後方に移動しつつフラッシュ発光部21が下降する。そして、フラッシュ発光部21は、所定位置PG10にまで下降し、後述するロック機構32等によってロックされた状態で収容される。
ロックピン26は、ベースカバー22に干渉しないように軸部材27よりも下側の位置に設けられている。このロックピン26は、アーム部23の回動動作(昇降動作)、換言すれば、フラッシュ発光部21の昇降動作、に伴って移動する。ロックピン26は、フラッシュ発光部21の収容位置PG10(図1参照)においては、ロック機構32によって係止される。これによって、フラッシュ発光部21の位置変動が抑止され、フラッシュ発光部21の収容状態が維持される。すなわち、ロック機構32は、フラッシュ発光部21が収容位置PG10に存在する状態において、ロックピン26を係止しフラッシュ発光部21の位置変動を抑止する。そのため、ロックピン26は被係止部材であるとも称され、ロック機構32は、被係止部材26を係止する係止部であるとも称される。
また、アーム部23と押さえ板25との間には、ポップアップバネ24が設けられている。ポップアップバネ24は、フラッシュ発光部21を常に発光位置PG20(図2)に向けて付勢している。換言すれば、アーム部23には、常に、ポップアップバネ24の弾性力によって、上向き(図11の矢印AZ参照)の付勢力が付与されている。
フラッシュ発光部21の収容状態においては、ロック機構32は、ロックピン26を係止しており、ポップアップバネ24による付勢力に抗してフラッシュ発光部21の位置変動を抑止する(図10参照)。一方、ロック機構32によるロックが解除された場合(ロックピン26の係止状態が解除された場合)には、ポップアップバネ24による付勢力によってロックピン26および軸部材27が矢印AZ(図11参照)の向きに上昇する。
また、フラッシュ機構20は、ロックホルダ31とロック機構32とロック軸35とバネ36と駆動部40とをさらに備えている(図4参照)。ロック機構32は、2つの部材、具体的にはロックレバーアーム33とロックレバー34とを有している。
ロックホルダ31は、カメラ本体部2に対して固定されている。このロックホルダ31には、主にその内部空間において、ロックレバーアーム33とロックレバー34とバネ36と駆動部40とが収容されている。また、ロックホルダ31の上部には開口部31pが設けられている。
ロックホルダ31は、当該開口部31pの左右方向(X方向)の両端側に軸受部31bを有している。そして、開口部31pを跨ぐように左右方向に延びるロック軸35が、これら2つの軸受部31bに軸支されている。また、ロック軸35はロックレバーアーム33とロックレバー34とをそれぞれ貫通しており、ロックレバーアーム33とロックレバー34とはロック軸35の中心軸を中心に回動することが可能である。
図5は、ロック機構32を中心に示す斜視図である。また、図6は、ロックレバーアーム33を示す斜視図であり、図7は、ロックレバー34を示す斜視図である。
図5および図6に示すように、ロックレバーアーム33は、左右の側壁部33c,33dの間隙部として構成される凹部33eにロックレバー34を挟み込む形状を有している。詳細には、ロックレバーアーム33は、上面視において、カメラ背面側(+Y側)に凹部を有する略U字形状を有している。また、ロックレバーアーム33は、下面視において、カメラ前面側からカメラ背面側に至るまで左右の側壁部33c,33dが所定の間隙を空けて配置された形状を有している。
側壁部33c,33dは、カメラ前面側上部の接続部33fにおいて互いに接続されている。また、側壁部33c,33dは、下部の軸部33b(図6)においても互いに接続されている。軸部33bは、ロックレバーアーム33の下側間隙部において、左右方向(X方向)に延びるように設けられ、当該側壁部33c,33dを互いに接続している。
また、ロックレバーアーム33の側壁部33dの外側には略球状の突出部33gが設けられている。この突出部33gは、後述する駆動部40の可動鉄心43の先端に設けられた孔43h(図8参照)を貫通する。突出部33gの直径は、孔43hの前後方向の長さとほぼ同じであり、突出部33gは、孔43hの前後方向において位置決めされた状態で配置される。そして、後述するように、突出部33gは、可動鉄心43の移動に合わせて前後方向に移動する。
図7に示すように、ロックレバー34は、その下端側、より詳細には、ロックレバーアーム33の軸部33b付近において、当該軸部33bを部分的に包囲する鉤針状の包囲部34kを有している。組み立て後においては、ロックレバーアーム33の軸部33bはロックレバー34の包囲部34kに嵌合した状態で構成され、ロックレバー34はロックレバーアーム33の軸部33bの中心軸BXを中心に回動することも可能である(図17および図18参照)。なお、ロック軸35は、ロックレバー34に設けられた長孔状の案内孔34nを貫通しており、軸部33bを中心とする回動動作が行われる際には、ロック軸35は、案内孔(長孔)34nに沿って、ロックレバー34に対して相対移動する。この案内孔34nは、ロックレバー34において、軸部33bの中心軸を中心とする所定半径r1の円弧に沿う位置に設けられている。
また、ロックホルダ31のバネ固定部31cとロックレバー34の所定位置PT(図10参照)との間にはバネ(詳細には、ねじりバネ)36が設けられている。位置PTは、ロック軸35よりも下側且つ軸部33bよりも上側の位置、すなわち、ロック軸35と軸部33bとの間の位置である。バネ36の一端はバネ固定部31cに固定され、バネ36の他端はロックレバー34の位置PTに固定されている。ロックレバー34には、バネ36によって(詳細にはバネ36の弾性力によって)、当該ロックレバー34をバネ固定部31cから遠ざける向き(図の左向き)の付勢力が付与されている。この付勢力によって、ロック機構32(具体的には、ロックレバーアーム33およびロックレバー34)は、ロック軸35の中心軸AXを中心に(時計回りに)回転しようとする。
なお、後述するように、ロックレバー34がカメラの背面側(+Y側)へと移動する際には、バネ36は、ロックレバー34をカメラの前面側(−Y側)へと復帰させる力をロックレバー34に付与する(図18参照)。換言すれば、バネ36は、ロックレバー34に対して軸部33bの中心軸BXを中心に(反時計回りに)回転する力をも付与する。
図8および図9等に示すように、駆動部40は、電磁石(ソレノイドコイル)41と永久磁石42と可動鉄心43とを有している。可動鉄心43は、先端部43cと当該先端部からカメラ背面側(+Y側)に延びる2本の脚部43fとを有しており、当該2本の脚部43fはそれぞれ電磁石(ソレノイドコイル)41の空洞内に挿入されている。可動鉄心43は、電磁石41に対する通電状態に応じて、駆動部40における磁力等とバネ36による付勢力との大小関係に従ってカメラの略前後方向に移動する。なお、可動鉄心43は、駆動部40の可動部であるとも表現される。逆に、電磁石41および永久磁石42などは、固定部であるとも表現される。
また、可動鉄心43の先端側には孔43hが設けられており、当該孔43hにはロックレバーアーム33の突出部33gが略上下方向の移動が許容された状態で嵌合している。突出部33gおよび孔43hが接続機能を果たし、可動鉄心43はロックレバーアーム33と接続されている。そして、可動鉄心43とロックレバーアーム33とは連動して動作する。具体的には、可動鉄心43の略前後方向における進退動作と、ロック機構32(ロックレバーアーム33およびロックレバー34)のロック軸35を中心とする回動動作とは連動して行われる。
可動鉄心43は、電磁石41の非通電状態においては、永久磁石42の磁力(吸着力)によって、バネ36による付勢力に抗して、比較的後方の位置(後方位置とも称する)P1(図8参照)に固定される。
また、電磁石41への通電が行われ永久磁石42と逆向きの磁界が生成されると、可動鉄心43に対する引きつけ力(可動鉄心43を永久磁石42側に引き寄せる力)が低下し、バネ36による付勢力に抗する力が低下する。そして、バネ36の付勢力が可動鉄心43に対する引きつけ力よりも相対的に大きくなる。そのため、ロック機構32がロック軸35を中心に時計回りに回動するとともに、可動鉄心43が、電磁石41および永久磁石42から遠ざかる向きに移動する(図11参照)。より詳細には、ロックレバーアーム33とロックレバー34とが一体的にロック軸35を中心に時計回りに回動し、ロックレバーアーム33の突出部33gが前方に移動するとともに、可動鉄心43が比較的前方の位置(前方位置とも称する)P2(図9)にまで前方に移動する。この状態においては、ロック機構32によるロックピン26の係止状態が解除され、フラッシュ発光部21がポップアップバネ24による付勢力によって発光位置へと移動(上昇)する。そのため、電磁石41等を有する駆動部40は、係止解除部であるとも表現される。
なお、可動鉄心43の後方位置P1は、電磁石41に比較的近い位置であることから、「近側位置」とも称される。また、可動鉄心43の前方位置P2は、電磁石41から比較的遠い位置であることから「遠側位置」とも称される。
<3.動作>
つぎに、フラッシュ機構20の動作について、図10〜図18等を参照しながら詳細に説明する。図10は、フラッシュ発光部21の収容状態、換言すれば、フラッシュ機構20がロックされた状態(ロック状態とも称する)を示す側断面図である。また、図11は、ロックが解除されフラッシュ発光部21がポップアップされた状態(ポップアップ状態)を示す側断面図である。また、図12は、フラッシュ発光部21の通常の収容動作を示す図であり、図13〜図16は、フラッシュ機構20の異常時におけるフラッシュ発光部21の収容動作を示す図である。なお、図13〜図16では、フラッシュ発光部21およびベースカバー22等の図示を省略している。さらに、図17は図14に対応する一部断面図であり、図18は図15に対応する一部断面図である。図17および図18は、YZ平面に平行な平面における、ロックレバーアーム33の接続部33fおよび軸部33b、ならびにロックレバー34の各断面を示している(斜線部参照)。
<3−1.ポップアップ動作>
まず、図10および図11を参照しながら、フラッシュ発光部21をポップアップさせる動作について説明する。
図10(および図1)のロック状態において、レリーズボタン11が半押し状態(S1状態)にされてAE制御動作(自動露出制御動作)が実行され、フラッシュ発光が必要であると判定されると、次のような動作によってフラッシュ機構20のフラッシュ発光部21が自動的にポップアップする。
具体的には、可動鉄心43が後方位置P1に存在する状態で電磁石に通電することにより、ポップアップ動作が実現される。まず、電磁石(ソレノイドコイル)41への通電が行われ永久磁石42の磁界の逆向きの磁界が生成されると、駆動部40全体としての可動鉄心43に対する引力、具体的には、可動鉄心43を永久磁石42側に引き付ける力、が弱くなる。そのため、バネ36の付勢力が駆動部40による引き付け力よりも相対的に大きくなり、図11に示すように、ロック機構32が矢印ARの向き(時計回り)に回動するとともに、可動鉄心43が矢印AYの向きに後方位置P1から前方位置P2(図9参照)に移動する。詳細には、ロックレバーアーム33がロックレバー34と一体的にロック軸35を中心に時計回りに回動し、ロックレバーアーム33の突出部33gが前方に移動する。また、突出部33gの前方への移動に伴って、可動鉄心43が前方位置P2にまで前方に移動する。
そして、このようなロック機構32の回動動作等に伴って、ロックピン26の係止状態が解除される。具体的には、図11の矢印AZに示されるように、ロックレバーアーム33とロックレバー34とに(主にロックレバー34のフック部34fに)係止されていたロックピン26の係止状態が解除され、ポップアップバネ24の上向きの付勢力によってロックピン26が上昇する。
このような動作がほぼ同時に行われることによって、フラッシュ発光部21がポップアップ状態(図2参照)に遷移する。また、カメラ本体部2がポップアップ状態に遷移した直後には電磁石41の通電は終了している。ポップアップ状態では、可動鉄心43は永久磁石42から大きく離れた位置(P2)に移動しているため、可動鉄心43が永久磁石42から受ける引力は、比較的弱く、バネ36による付勢力よりも小さい。そのため、通常は、可動鉄心43は後方位置P1に復帰せず、前方位置P2に存在したままである。
なお、電磁石に対する通電は、係止解除のための短時間(例えば0.5秒)の通電期間のみに行われる。当該通電期間以外の期間においては、電磁石は非通電状態である。
また、このポップアップ動作においては、電磁石41の比較的近くに存在する可動部を電磁石41に対する通電により、電磁石41から離反させる(引き離す)動作が行われるため、比較的小さな電流を供給すれば足り、消費電力を低減することができる。
<3−2.通常の収容動作>
さて、その後、例えば上記ポップアップ状態でのフラッシュ発光を伴う撮影が終了すると、ポップアップ状態のフラッシュ発光部21は、操作者による押し下げ操作によって収容状態へと移行し、カメラ本体部2の上部に収容される。次に、この収容動作について説明する。なお、ここでは、まず通常の収容動作について図12を参照しながら説明する。
操作者がフラッシュ発光部21による発光が不要であると判断したとき(撮影終了時等)には、操作者は、フラッシュ発光部21を格納するため、ポップアップバネ24の上向きの付勢力に対抗する力を付与して、上部カバー部材(ベースカバー22、および当該ベースカバー22を覆うように設けられるトップカバー(不図示)など)を押し下げる操作(ひいてはフラッシュ発光部21を押し下げる操作)を行う。この押し下げ操作に伴って、ベースカバー22が下降するとともに、アーム部23およびロックピン26もそれぞれ下降する(矢印AZ2参照)。
そして、ロックピン26が或る程度下降すると、図12に示すように、ロックピン26はロックレバーアーム33の先端部33r(図17も参照)に接触する。このロックレバーアーム33の先端部33rは、下降するロックピン26を受ける受け部として機能する。
さらに、操作者の押し下げ操作が継続され、ロックピン26がロックレバーアーム33に接触しながらさらに下降しようとすると、操作者による操作力がロックピン26からロックレバーアーム33に伝達される。そして、ロックレバーアーム33に伝達された力に応じてロックピン26と受け部33rとの接触点に作用する(ロック軸35の中心軸AX周りの)回転モーメントが、バネ36の付勢力による(ロック軸35周りの)回転モーメントよりも大きくなる。その結果、ロックレバーアーム33がロック軸35の中心軸AXを中心に反時計回りに(矢印AR2の向きに)回動する。また、この際、ロックレバー34もロックレバーアーム33と一体的にロック軸35を中心に反時計回りに回動する。このロック機構32の回動に伴って、ロックピン26は、受け部33rに接触しつつ、凹部32u(図5参照)の内側(奥側)へ向けて挿入されるように移動する。凹部32uは、ロックレバーアーム33の受け部33rとロックレバー34のフック部34fとに挟まれる部分に構成される間隙部である。このとき、ロックレバーアーム33の回動動作に伴って突出部33gが後方に(矢印AY2の向きに)移動するとともに、当該突出部33gの後方への移動に伴って可動鉄心43が後方位置P1(図8)に復帰する。
そして、このようなロック機構32の反時計回りの回動動作等に伴って、ロックピン26が再びロック機構32に係止される(図10参照)。具体的には、ロックピン26は、ロックレバーアーム33とロックレバー34とによって(主にロックレバー34のフック部34fの内側の係止部によって)係止される。このとき、フラッシュ発光部21は再び所定位置に収容された状態(収容状態)になる。
なお、ポップアップ動作時および通常の動作時には、ロック軸35がロックレバー34の案内孔34nの一端側(詳細には後端側)の位置(図17参照)に存在した状態で、ロックレバー34がロック軸35の中心軸AXを中心として回動する。また、このとき、ロック軸35が案内孔34nの後端に位置しているため、ロックレバー34は、前方側への更なる移動ができないように規制されている。
通常の収容動作においては、以上のようにしてフラッシュ発光部21が再び収容状態に復帰し、フラッシュ発光部21がロックされた状態になる。
<3−3.異常時における収容動作>
ところで、フラッシュ発光部21が発光位置PG20に存在する場合には、通常は、図11に示すように可動鉄心43が前方位置P2に存在する。そして、上述したような収容動作が実行される。
しかしながら、撮像装置1が外部から衝撃を受けた場合(あるいは操作者がロックレバーアーム33あるいはロックレバー34に触れた場合)などにおいては、当該衝撃等によって、図13に示すように、(図11と同様に)フラッシュ発光部21が未だ発光位置PG20に存在するにもかかわらず、可動鉄心43が前方位置P2から後方位置P1へと復帰してしまうことがある。この際には、ロックレバーアーム33およびロックレバー34はロック軸35の中心軸AXを中心に反時計回りに回動して、ロックレバーアーム33およびロックレバー34は、図10と同様の状態に復帰している。
そして、この状態(図13参照)において、操作者がフラッシュ発光部21の収容動作を行うためにフラッシュ発光部21を押し下げる操作を行う状況を想定する。この状況においては、当該押し下げ操作に伴ってロックピン26が下降すると、ロックレバーアーム33ではなく「ロックレバー34」に接触する(図14参照)。
ここにおいて仮に、ロックレバーアーム33とロックレバー34とが完全に一体化されてロック機構32が構成される場合(すなわちロックレバーアーム33とロックレバー34とが相対移動できない場合)をさらに想定する。なお、このような構成は、上述の参考例に相当する。
この場合には、ロック機構32が回動して突出部33gがその可動範囲の最も後方側の位置に復帰するとともに、可動鉄心43が最も後方側の位置P1に既に復帰している。このとき、可動鉄心43は後方側への更なる移動ができないように規制されている。また、ロックピン26からロックレバー34に伝達される力のうち、ロック軸35へ向かう方向の成分は比較的大きいが、ロック軸35へ向かう方向に垂直な方向の成分(すなわちロック軸35周りの回転に寄与する成分)は比較的小さい。
このような復帰状態では、ロックピン26の下降に応じてロック機構32はロック軸35を中心に回動しようとしても、ロック軸35を中心に回動することができない。換言すれば、ロック機構32のロックレバーアーム33とロックレバー34とに挟まれるように構成される凹部(係止部)32uに対して、ロックピン26が進入することができない。したがって、フラッシュ発光部21の下降に伴ってロックピン26が下降しても、ロックピン26を再びロック機構32によって係止することが困難である。すなわち、フラッシュ発光部21を収容位置に保持できない。なお、駆動部40へ電気的信号を付与して可動鉄心43を前方位置P2に再度移動して当該状態を回避することも考えられるが、駆動部40への電気的信号を付与するための操作が必要になり、操作が煩雑になってしまう。
これに対して、この実施形態においては、ロックレバーアーム33とロックレバー34とは完全に一体化されておらず、上述のようにロックレバー34が軸部33b(図6)の中心軸BX(図17および図18も参照)を中心に回動可能となるように構成されている。換言すれば、ロックレバー34は、ロックレバーアーム33に対して、ロック軸35の中心軸AXとは異なる軸(軸部33bの中心軸BX)を中心に回動することも可能である。
そして、操作者によるフラッシュ発光部21の収容動作に伴って、図14(図17も参照)に示すようにロックピン26がロックレバー34に接触しながら下降すると、ロックピン26からロックレバー34に対して伝達力が作用する。この伝達力がロックレバー34に加わると、図15(図18も参照)に示すように、ロックレバー34が軸部33b(詳細には軸部33bの中心軸BX)を中心に時計回りに(矢印AY10の向きに)回動する。このとき、ロックピン26とロックレバー34との接触点で作用する伝達力のうち、当該接触点と軸部33bの中心軸BXとを結ぶ直線に垂直な成分(「垂直成分」とも称する)が回転動作に寄与する。特に、軸部33bがロック軸35よりも下方に存在することもあり、伝達力のうちロック軸35へ向かう成分は、主に当該垂直成分として機能し、軸部33bを中心とする回動動作が生じる。これにより、ロックピン26は、回動するロックレバー34のフック部34fの外側曲面(上側曲面)に沿ってさらに下降することが可能である。端的に言えば、ロックレバー34がカメラの背面側(+Y側)に「逃げる」ことによって、(電気的に可動鉄心43を駆動することなく、)ロックピン26の更なる下降が可能になる。
この際には、図17および図18に示すように、ロックレバー34の回転動作に伴って、ロックレバー34とロック軸35とが相対移動する。具体的には、軸部材であるロック軸35が案内孔34nの一端側(後端側)(+Y側)から案内孔34nの他端側(前端側)(−Y側)へと案内孔34nに沿って相対的に移動する。すなわち、ロックピン26から伝達される力によってロックレバー34が軸部33bの中心軸BXを中心に時計回りに回動してロックピン26から遠ざかる向きに移動する。また、ロックレバー34の時計回りの回動動作によって、凹部32uの先端部はさらに大きく開口する。
その後、ロックピン26がロックレバー34に接触しながら所定位置(凹部32u付近の位置)にまで下降すると、ロックピン26とロックレバー34との接触方向が変化し、軸部33bの回転軸BXを中心とする回転モーメントが変化する。具体的には、今度は、バネ36の弾性力による回転モーメントが、ロックピン26からの伝達力による回転モーメントより相対的に大きくなる。そのため、図16に示すように、ロックレバー34の位置PTに固定されたバネ36による付勢力、すなわちロックレバー34を前方側(−Y側)に復帰させる力、が大きく作用する。そして、このバネ36の付勢力によって、ロックレバー34は、軸部33bの中心軸BXを中心に逆向き(反時計回り)(図16の矢印AY20の向き)に回動して、元の位置に復帰する。より詳細には、ロックピン26は下降しながら、ロック機構32のロックレバーアーム33とロックレバー34とに挟まれるように構成される凹部32uに対して相対的に進入する。
この際、ロックレバー34とロック軸35とは、今度は、直前の移動動作と逆の相対移動動作を行う。詳細には、ロック軸35は、案内孔34nの他端側(前端側)(−Y側)(図18参照)から案内孔34nの一端側(後端側)(+Y側)(図17参照)へと案内孔34nに沿って相対的に移動する。
このように、可動鉄心43の異常復帰状態(図13参照)からフラッシュ発光部21が収容される場合には、ロックピン26がロックレバー34に接触しながら下降し(図14参照)、ロックレバー34が軸部33bを中心にロックレバーアーム33に対して揺動する(図15および図16参照)。
そして、ロックピン26は、再びロック機構32によって係止される。具体的には、ロックピン26は、ロックレバーアーム33とロックレバー34とによって(主にロックレバー34のフック部34fによって)係止される。
以上のように、この実施形態に係る撮像装置1によれば、操作者によるフラッシュ発光部21の押し下げ操作に伴ってフラッシュ発光部21を収容状態に適切に復帰させて、フラッシュ発光部21を適切にロックすることができる。特に、フラッシュ発光部21が未だ発光位置PG20に存在するにもかかわらず、図13に示すように衝撃等によって可動鉄心43が前方位置P2から後方位置P1へと復帰してしまった場合であっても、フラッシュ発光部の収容時において当該フラッシュ発光部を確実にロックすることが可能である。また、この場合、ロックピン26がロックレバー34に接触しながら下降し、ロックピン26からロックレバー34に伝達される力によってロックレバー34が(ロック軸35とは異なる)軸部33bを中心に揺動して、ロック機構32がロックピン26を再び係止する。すなわち、ロックレバー34が若干逃げるだけで、ロックピン26の係止動作が実現される。したがって、撮像装置(特にフラッシュ機構20)をコンパクトに構成することも可能である。
<4.その他>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記実施形態においては、バネ36によってロックレバー34に付勢力が付与されている場合を例示しているが、これに限定されず、他の弾性手段等によって同様の付勢力が付与されてもよい。
また、上記実施形態においては、バネ36によってロックレバー34に付勢力が付与されるとともに、ロックレバー34を介してロックレバーアーム33にも付勢力が伝達されている。換言すれば、バネ36は、ロック機構32(ロックレバーアーム33およびロックレバー34)をロック軸35を中心に回転するための付勢力を付与するとともに、ロックレバー34を軸部33bを中心に回転するための付勢力をも付与する。これによれば、単一のバネ36で2つの部材に異なる種類の付勢力を付与することが可能である。したがって、効率的である。ただし、これに限定されず、例えば、これら2種類の付勢力を異なるバネで付与するようにしてもよい。
撮像装置の外観構成を示す斜視図である。 撮像装置の外観構成を示す斜視図である(ポップアップ状態)。 フラッシュ機構付近の内部構造を示す斜視図である。 図3の一部を示す拡大図である。 ロック機構を示す斜視図である。 ロックレバーアームを示す斜視図である。 ロックレバーを示す斜視図である。 可動鉄心が後退位置に存在する状態を示す図である。 可動鉄心が前方位置に存在する状態を示す図である。 フラッシュ発光部の収容状態を示す側断面図である。 フラッシュ発光部のポップアップ状態を示す側断面図である。 フラッシュ発光部の通常の収容動作を示す側断面図である。 フラッシュ機構の異常状態を示す側断面図である。 図13の状態においてロックピンが下降する様子を示す図である。 図14の状態からロックピンが更に下降する様子を示す図である。 図15の状態からロックピンが更に下降する様子を示す図である。 図14に対応する一部断面図である。 図15に対応する一部断面図である。 参考例を示す図である。 参考例を示す図である。 参考例を示す図である。 参考例を示す図である。
符号の説明
1 撮像装置
2 カメラ本体部
20 フラッシュ機構
21 フラッシュ発光部
22 ベースカバー
23 アーム部
24 ポップアップバネ
26 ロックピン
32 ロック機構
33 ロックレバーアーム
33b 軸部
34 ロックレバー
35 ロック軸
36 バネ
40 駆動部
41 電磁石
42 永久磁石
43 可動鉄心
43h 孔

Claims (6)

  1. 撮像装置であって、
    収容位置と発光位置との間を移動するフラッシュ発光部と、
    前記フラッシュ発光部を前記発光位置に向けて付勢する付勢手段と、
    前記フラッシュ発光部の移動動作に伴って移動する被係止部材と、
    前記フラッシュ発光部が前記収容位置に存在する状態において前記被係止部材を係止し、前記付勢手段による付勢力に抗して前記フラッシュ発光部の位置変動を抑止する係止手段であって、第1部材と第2部材とを有する係止手段と、
    電磁石と当該電磁石に対して移動する可動部とを有する係止解除手段であって、前記電磁石に通電することにより前記可動部を第1の位置から第2の位置へと前記電磁石から遠ざかる向きに移動させるとともに前記係止手段を第1の軸を中心に回動させることによって、前記係止手段による前記被係止部材の係止状態を解除する係止解除手段と、
    を備え、
    前記係止解除手段によって前記被係止部材の前記係止状態が解除される場合には、前記付勢手段による前記付勢力によって前記フラッシュ発光部が前記発光位置へと移動し、
    前記係止状態が解除されている状態であって前記可動部が前記第2の位置に存在する状態である第1の状態において前記フラッシュ発光部の収容操作が行われる場合には、当該収容操作に伴って前記被係止部材が前記第1部材に接触しながら下降し、前記被係止部材から前記第1部材に伝達される力によって前記係止手段が前記第1の軸を中心に回動するとともに前記可動部が前記第2の位置から前記第1の位置へと復帰して、前記係止手段が前記被係止部材を再び係止し、
    前記係止状態が解除されている状態であって前記係止手段が前記第1の軸を中心に回動し前記可動部が前記第2の位置から前記第1の位置へと復帰したにもかかわらず前記フラッシュ発光部が未だ前記発光位置に存在する状態である第2の状態において前記フラッシュ発光部の収容操作が行われる場合には、当該収容操作に伴って前記被係止部材が前記第2部材に接触しながら下降し、前記被係止部材から前記第2部材に伝達される力によって前記第2部材が前記第1の軸とは異なる第2の軸を中心に揺動して、前記係止手段が前記被係止部材を再び係止することを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記係止解除手段は、
    前記可動部を前記第1の位置から前記第2の位置に移動させる向きに作用する第2の付勢力を付与する付与手段、
    をさらに有し、
    前記フラッシュ発光部の収容動作に伴って前記被係止部材が前記第2部材に接触しながら下降する場合には、前記第2部材は、前記第2の軸を中心に第1の向きに移動した後、前記付与手段による第2の付勢力によって前記第1の向きとは逆向きの第2の向きに移動して、前記被係止部材が再び係止されることを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項2に記載の撮像装置において、
    前記係止解除手段は、
    永久磁石、
    をさらに有し、
    前記電磁石の非通電状態においては、前記可動部は前記永久磁石の磁力によって前記第2の付勢力に抗して前記第1の位置に固定され、
    前記電磁石の通電状態においては、前記電磁石が前記永久磁石の磁界とは逆向きの磁界を生成して前記第2の付勢力に抗する力が低下することによって、前記可動部が前記第2の位置に移動することが可能であることを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記第2部材は、前記第1の軸を含む軸部材が貫通する長孔であって前記第2の軸を中心とする円弧部分に沿って設けられる長孔である案内孔を有しており、
    前記係止解除手段によって前記被係止部材の前記係止状態が解除される場合には、前記軸部材が前記案内孔の一端側に存在する状態で、前記第1の部材および前記第2の部材が前記第1の軸を中心に回動して、前記可動部が前記第1の位置から前記第2の位置へと移動し、
    前記第2の状態において前記フラッシュ発光部の収容操作が行われる場合には、前記第2部材の前記第2の軸を中心とする揺動動作時において、前記第2部材は、前記軸部材を前記案内孔の前記一端側から前記案内孔の他端側へと前記案内孔に沿って相対的に移動させた後に前記軸部材を前記他端側から前記一端側へと戻し、前記被係止部材を再び係止することを特徴とする撮像装置。
  5. 撮像装置であって、
    収容位置と発光位置との間を移動するフラッシュ発光部と、
    前記フラッシュ発光部を前記発光位置に向けて付勢する付勢手段と、
    前記フラッシュ発光部の移動動作に伴って移動する被係止部材と、
    前記フラッシュ発光部が前記収容位置に存在する状態において前記被係止部材を係止し、前記付勢手段による付勢力に抗して前記フラッシュ発光部の位置変動を抑止する係止手段であって、第1部材と第2部材とを有する係止手段と、
    電磁石と当該電磁石に対して移動する可動部とを有する係止解除手段であって、前記可動部を第1の位置から第2の位置へと前記電磁石から遠ざかる向きに移動させるとともに前記係止手段を第1の軸を中心に回動させることによって、前記係止手段による前記被係止部材の係止状態を解除する係止解除手段と、
    を備え、
    前記係止解除手段によって前記被係止部材の前記係止状態が解除される場合には、前記付勢手段による前記付勢力によって前記フラッシュ発光部が前記発光位置へと移動し、
    前記係止状態が解除されている状態であって前記係止手段が前記第1の軸を中心に回動し前記可動部が前記第2の位置から前記第1の位置へと復帰したにもかかわらず前記フラッシュ発光部が未だ前記発光位置に存在する状態において前記フラッシュ発光部の収容操作が行われる場合には、当該収容操作に伴って前記被係止部材が前記第2部材に接触しながら下降し、前記被係止部材から前記第2部材に伝達される力によって前記第2部材が前記第1の軸とは異なる第2の軸を中心に前記第1の部材に対して揺動して、前記係止手段が前記被係止部材を再び係止することを特徴とする撮像装置。
  6. 撮像装置であって、
    収容位置と発光位置との間を昇降移動するフラッシュ発光部と、
    前記フラッシュ発光部を前記発光位置に向けて付勢する第1の付勢部材と、
    前記フラッシュ発光部の昇降動作に伴って移動するロックピンと、
    前記フラッシュ発光部が収容位置に存在する状態において前記ロックピンを係止し前記フラッシュ発光部の位置変動を抑止するロック機構であって、第1部材と第2部材とを有するロック機構と、
    前記ロック機構を第1の軸を中心にして所定の向きに回転させるように付勢する第2の付勢部材と、
    前記ロック機構に接続され電磁石に対して移動する可動部とを有し、前記電磁石に通電することにより前記可動部を第1の位置から第2の位置へと前記電磁石から遠ざかる向きに移動させるとともに前記ロック機構を前記第1の軸を中心に回動させる駆動部と、
    を備え、
    前記可動部が前記第1の位置から前記第2の位置へと移動する場合には、前記第2の付勢部材による付勢力によって、前記第1部材と前記第2部材とが前記第1の軸を中心に回動して前記ロックピンの係止が解除され、前記第1の付勢部材の付勢力によって前記フラッシュ発光部が上昇して前記発光位置へと移動し、
    前記ロックピンの係止が解除されている状態であって前記可動部が前記第2の位置に存在する状態である第1の状態において前記フラッシュ発光部の収容操作が行われる場合には、当該収容動作に伴って前記ロックピンが前記第1部材に接触しながら下降し、前記ロックピンから前記第1部材に伝達される力によって前記第1部材と前記第2部材とが前記第1の軸を中心に回動するとともに、前記可動部が前記第2の位置から前記第1の位置へと移動して、前記ロック機構が前記ロックピンを再び係止し、
    前記ロックピンの係止が解除されている状態であって前記第1部材と前記第2部材とが前記第1の軸を中心に回動し前記可動部が前記第2の位置から前記第1の位置へと復帰したにもかかわらず前記フラッシュ発光部が未だ前記発光位置に存在する状態である第2の状態において前記フラッシュ発光部の収容操作が行われる場合には、当該収容動作に伴って前記ロックピンが前記第2部材に接触しながら下降するとともに、前記ロックピンから伝達される力によって前記第2部材が第2の軸を中心に回動して前記ロックピンから遠ざかる向きに移動し、その後、前記第2部材は前記第2の付勢部材の付勢力によって逆向きに回動して移動し前記ロック機構が前記ロックピンを再び係止することを特徴とする撮像装置。
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