JP2009124529A - 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ノイズに基づく記録データの品質低下を防止する構成を提供する。
【解決手段】ハードディスクのようにスピンドルやヘッド制御、サーボ制御などを行なう必要のある記録媒体に対してデータ記録を行う装置において、実行処理が記録であるか再生であるかを判別し、再生である場合には待機モードから動作モードへ一段階でのモード変更を実行し、記録処理である場合には、待機モードから中間モードへ移行した後、中間モードから動作モードへ移行する。あるいは、記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合に、待機モードから動作モードへ一段階でのモード変更を実行し、音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合に、待機モードから中間モードへ移行した後、中間モードから動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する。
【選択図】図2
【解決手段】ハードディスクのようにスピンドルやヘッド制御、サーボ制御などを行なう必要のある記録媒体に対してデータ記録を行う装置において、実行処理が記録であるか再生であるかを判別し、再生である場合には待機モードから動作モードへ一段階でのモード変更を実行し、記録処理である場合には、待機モードから中間モードへ移行した後、中間モードから動作モードへ移行する。あるいは、記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合に、待機モードから動作モードへ一段階でのモード変更を実行し、音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合に、待機モードから中間モードへ移行した後、中間モードから動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する。
【選択図】図2
Description
本発明は、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。さらに詳細には、ハードディスクやDVDなどの記録メディアを有する装置においてノイズを低減させたデータ記録を可能とする情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
例えばデジタルビデオカメラやその他の情報処理機器において、様々な記録メディアが利用されている。このような記録メディアを利用した装置において、例えば、ハードディスクやDVDなど、ディスクの回転やヘッドのシークなどのメカニカルな動作を必要とするメディアに対する記録を行う構成では、これらの動作音がノイズとして、本来の記録データに混入してメディアに記録される場合があり、結果として記録データの品質を低下させるという問題が発生する。
すなわち、ハードディスクやDVDなどの記録メディアは、例えば記録ヘッドのロード処理やアンロード処理、ディスクの回転開始、停止などの様々なメカニカルな動きが必要であり、さらにメディアドライブのサーボ制御や、ヘッドやスピンドルなどの動作切り替え制御をデータ記録処理時に実行すると、これらに起因するノイズがメディアに記録され記録データの品質が低下する。
このようなノイズ記録を防止する技術として、例えば特許文献1(特開2006−338824号公報)に記載の構成がある。特許文献1では、音声情報をディスク型記録媒体に記録する構成において、記録データとして入力する音声情報に含まれる騒音レベルを検出し、騒音レベルが大きいときは、ノイズが目立たないと判断して記録ディスク回転数を高くした第1モードで記録処理を行い、騒音レベルが小さいときは、ノイズが目立つと判断してノイズを抑えるためにディスク回転数を低くした第2モードで記録処理を行う構成を開示している。
しかし、この手法は、騒音レベルに応じて動的にディスクの回転速度を変更するという特殊な制御が必要となり、制御の複雑化や、制御構成を実現するためのコストアップが発生するという問題がある。
特開2006−338824号公報
本発明は、記録メディアがハードディスクやDVDなどのようにヘッドのシーク、ディスク回転などのメカニカルな動作を行なうメディアを利用した装置において、ディスク回転数の変更といった複雑な制御を行うことなく簡略化した制御により、メカニカルノイズの記録を低減させて、記録データの品質向上を可能とした情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、
ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録または再生を行う情報処理装置であり、
前記記録媒体を適用したデータ記録またはデータ再生処理を行う場合に、省電力モード対応の待機モードからモード変更を実行してデータ記録または再生処理を実行する動作モードに移行させるモード変更制御を行う制御部を有し、
前記制御部は、
実行予定の処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別し、
データ再生処理である場合には、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行し、
データ記録処理である場合には、前記待機モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行することを特徴とする情報処理装置にある。
ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録または再生を行う情報処理装置であり、
前記記録媒体を適用したデータ記録またはデータ再生処理を行う場合に、省電力モード対応の待機モードからモード変更を実行してデータ記録または再生処理を実行する動作モードに移行させるモード変更制御を行う制御部を有し、
前記制御部は、
実行予定の処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別し、
データ再生処理である場合には、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行し、
データ記録処理である場合には、前記待機モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行することを特徴とする情報処理装置にある。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記待機モードから前記中間モードへのモード変更処理は、スピンドル停止状態から駆動状態への移行処理、またはヘッドのロード処理、またはサーボオフ状態からオン状態への移行処理、これらの処理の少なくともいずれかの処理を伴うモード変更処理であり、前記中間モードから前記動作モードへの変更処理は、スピンドル停止状態から駆動状態への移行処理、およびヘッドのロード処理、およびサーボオフ状態からオン状態への移行処理、これらの処理のいずれの処理も伴わないモード変更処理であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、さらに、動作モードから待機モードへの復帰に際して、実行処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別し、データ再生処理である場合には、前記動作モードから前記待機モードへ一段階でのモード変更を実行し、データ記録処理である場合には、前記動作モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記待機モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記待機モードは、APM(Advanced Power Management)に規格に対応する低電力消費モードであり、前記動作モードは高電力消費モード、前記中間モードは、中間的な電力消費モードであることを特徴とする。
さらに、本発明の第2の側面は、
ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録処理を行う情報処理装置であり、
前記記録媒体を適用したデータ記録処理を行う場合に、省電力モード対応の待機モードからモード変更を実行してデータ記録処理を実行する動作モードに移行させるモード変更制御を行う制御部と、
記録データの音声レベルを検出する音声レベル検出部を有し、
前記制御部は、
前記音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別し、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合には、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行し、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合には、前記待機モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行することを特徴とする情報処理装置にある。
ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録処理を行う情報処理装置であり、
前記記録媒体を適用したデータ記録処理を行う場合に、省電力モード対応の待機モードからモード変更を実行してデータ記録処理を実行する動作モードに移行させるモード変更制御を行う制御部と、
記録データの音声レベルを検出する音声レベル検出部を有し、
前記制御部は、
前記音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別し、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合には、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行し、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合には、前記待機モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行することを特徴とする情報処理装置にある。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、さらに、動作モードから待機モードへの復帰に際して、前記音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別し、記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合には、前記動作モードから前記待機モードへ一段階でのモード変更を実行し、記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合には、前記動作モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記待機モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、実行予定の処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別し、データ再生処理である場合には、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行し、データ記録処理である場合には、さらに、前記音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別する処理を実行して判別結果に応じたモード変更処理を行うことを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、さらに、動作モードから待機モードへの復帰に際して、実行処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別し、データ再生処理である場合には、前記動作モードから前記待機モードへ一段階でのモード変更を実行し、データ記録処理である場合には、前記動作モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記待機モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記待機モードから前記中間モードへのモード変更処理は、スピンドル停止状態から駆動状態への移行処理、またはヘッドのロード処理、またはサーボオフ状態からオン状態への移行処理、これらの処理の少なくともいずれかの処理を伴うモード変更処理であり、前記中間モードから前記動作モードへの変更処理は、スピンドル停止状態から駆動状態への移行処理、およびヘッドのロード処理、およびサーボオフ状態からオン状態への移行処理、これらの処理のいずれの処理も伴わないモード変更処理であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記待機モードは、APM(Advanced Power Management)に規格に対応する低電力消費モードであり、前記動作モードは高電力消費モード、前記中間モードは、中間的な電力消費モードであることを特徴とする。
さらに、本発明の第3の側面は、
ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録または再生を行う情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
制御部が、前記記録媒体を適用したデータ記録またはデータ再生処理を行う場合に、省電力モード対応の待機モードからモード変更を実行してデータ記録または再生処理を実行する動作モードに移行させる処理を行うモード変更制御ステップを有し、
前記モード変更制御ステップは、
実行予定の処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別するステップと、
データ再生処理である場合に、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行する第1のモード変更処理と、
データ記録処理である場合に、前記待機モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する第2のモード変更処理のいずれかのモード変更処理を選択的に実行するモード変更ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法にある。
ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録または再生を行う情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
制御部が、前記記録媒体を適用したデータ記録またはデータ再生処理を行う場合に、省電力モード対応の待機モードからモード変更を実行してデータ記録または再生処理を実行する動作モードに移行させる処理を行うモード変更制御ステップを有し、
前記モード変更制御ステップは、
実行予定の処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別するステップと、
データ再生処理である場合に、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行する第1のモード変更処理と、
データ記録処理である場合に、前記待機モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する第2のモード変更処理のいずれかのモード変更処理を選択的に実行するモード変更ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法にある。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記待機モードから前記中間モードへのモード変更処理は、スピンドル停止状態から駆動状態への移行処理、またはヘッドのロード処理、またはサーボオフ状態からオン状態への移行処理、これらの処理の少なくともいずれかの処理を伴うモード変更処理であり、前記中間モードから前記動作モードへの変更処理は、スピンドル停止状態から駆動状態への移行処理、およびヘッドのロード処理、およびサーボオフ状態からオン状態への移行処理、これらの処理のいずれの処理も伴わないモード変更処理であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記制御部は、さらに、動作モードから待機モードへの復帰に際して、実行処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別し、データ再生処理である場合には、前記動作モードから前記待機モードへ一段階でのモード変更を実行し、データ記録処理である場合には、前記動作モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記待機モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記待機モードは、APM(Advanced Power Management)に規格に対応する低電力消費モードであり、前記動作モードは高電力消費モード、前記中間モードは、中間的な電力消費モードであることを特徴とする。
さらに、本発明の第4の側面は、
ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録処理を行う情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
音声レベル検出部が、記録データの音声レベルを検出する音声レベル検出ステップと、
制御部が、前記記録媒体を適用したデータ記録処理を行う場合に、省電力モード対応の待機モードからモード変更を実行してデータ記録処理を実行する動作モードに移行させる処理を行うモード変更制御ステップを有し、
前記モード変更制御ステップは、
前記音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別するステップと、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合に、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行する第1のモード変更処理と、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合に、前記待機モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する第2のモード変更処理のいずれかのモード変更処理を選択的に実行するモード変更ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法にある。
ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録処理を行う情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
音声レベル検出部が、記録データの音声レベルを検出する音声レベル検出ステップと、
制御部が、前記記録媒体を適用したデータ記録処理を行う場合に、省電力モード対応の待機モードからモード変更を実行してデータ記録処理を実行する動作モードに移行させる処理を行うモード変更制御ステップを有し、
前記モード変更制御ステップは、
前記音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別するステップと、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合に、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行する第1のモード変更処理と、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合に、前記待機モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する第2のモード変更処理のいずれかのモード変更処理を選択的に実行するモード変更ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法にある。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記制御部は、さらに、動作モードから待機モードへの復帰に際して、前記音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別し、記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合には、前記動作モードから前記待機モードへ一段階でのモード変更を実行し、記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合には、前記動作モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記待機モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記制御部は、さらに、実行予定の処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別し、データ再生処理である場合には、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行し、データ記録処理である場合には、さらに、前記音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別する処理を実行して判別結果に応じたモード変更処理を行うことを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記制御部は、さらに、動作モードから待機モードへの復帰に際して、実行処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別し、データ再生処理である場合には、前記動作モードから前記待機モードへ一段階でのモード変更を実行し、データ記録処理である場合には、前記動作モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記待機モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記待機モードから前記中間モードへのモード変更処理は、スピンドル停止状態から駆動状態への移行処理、またはヘッドのロード処理、またはサーボオフ状態からオン状態への移行処理、これらの処理の少なくともいずれかの処理を伴うモード変更処理であり、前記中間モードから前記動作モードへの変更処理は、スピンドル停止状態から駆動状態への移行処理、およびヘッドのロード処理、およびサーボオフ状態からオン状態への移行処理、これらの処理のいずれの処理も伴わないモード変更処理であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記待機モードは、APM(Advanced Power Management)に規格に対応する低電力消費モードであり、前記動作モードは高電力消費モード、前記中間モードは、中間的な電力消費モードであることを特徴とする。
さらに、本発明の第5の側面は、
ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録または再生を行う情報処理装置においてモード変更制御を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
制御部に、前記記録媒体を適用したデータ記録またはデータ再生処理を行う場合に、省電力モード対応の待機モードからモード変更を実行してデータ記録または再生処理を実行する動作モードに移行する処理を行わせるモード変更制御ステップを有し、
前記モード変更制御ステップは、
実行予定の処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別させるステップと、
データ再生処理である場合に、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行する第1のモード変更処理と、
データ記録処理である場合に、前記待機モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する第2のモード変更処理のいずれかのモード変更処理を選択的に実行させるモード変更ステップと、
を有することを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録または再生を行う情報処理装置においてモード変更制御を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
制御部に、前記記録媒体を適用したデータ記録またはデータ再生処理を行う場合に、省電力モード対応の待機モードからモード変更を実行してデータ記録または再生処理を実行する動作モードに移行する処理を行わせるモード変更制御ステップを有し、
前記モード変更制御ステップは、
実行予定の処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別させるステップと、
データ再生処理である場合に、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行する第1のモード変更処理と、
データ記録処理である場合に、前記待機モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する第2のモード変更処理のいずれかのモード変更処理を選択的に実行させるモード変更ステップと、
を有することを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
さらに、本発明の第6の側面は、
ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録処理を行う情報処理装置においてモード変更制御を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
音声レベル検出部に、記録データの音声レベルを検出させる音声レベル検出ステップと、
制御部に、前記記録媒体を適用したデータ記録処理を行う場合に、省電力モード対応の待機モードからモード変更を実行してデータ記録処理を実行する動作モードに移行する処理を行わせるモード変更制御ステップを有し、
前記モード変更制御ステップは、
前記音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別させるステップと、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合に、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行する第1のモード変更処理と、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合に、前記待機モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する第2のモード変更処理のいずれかのモード変更処理を選択的に実行させるモード変更ステップと、
を有することを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録処理を行う情報処理装置においてモード変更制御を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
音声レベル検出部に、記録データの音声レベルを検出させる音声レベル検出ステップと、
制御部に、前記記録媒体を適用したデータ記録処理を行う場合に、省電力モード対応の待機モードからモード変更を実行してデータ記録処理を実行する動作モードに移行する処理を行わせるモード変更制御ステップを有し、
前記モード変更制御ステップは、
前記音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別させるステップと、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合に、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行する第1のモード変更処理と、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合に、前記待機モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する第2のモード変更処理のいずれかのモード変更処理を選択的に実行させるモード変更ステップと、
を有することを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
なお、本発明のコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本発明の一実施例構成によれば、ハードディスクやDVDのようにスピンドルやヘッドの制御、さらにサーボ制御などを行なう必要のある記録媒体に対するデータ記録を行う装置において、省電力モードに対応した待機モードからデータ記録や再生処理を実行する動作モードに移行させるためのモード変更制御を行う場合に、実行予定の処理がデータ記録であるか再生であるかを判別し、再生処理である場合には待機モードから動作モードへ一段階でのモード変更を実行し、記録処理である場合には、待機モードから中間モードへ移行した後、中間モードから動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する。あるいは、記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合に、待機モードから動作モードへ一段階でのモード変更を実行し、音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合に、待機モードから中間モードへ移行した後、中間モードから動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する。このような構成とすることで、モード変更時の動作音のメディアに対する記録を防止してノイズ混在による記録データの品質低下を防ぐことが可能になる。
以下、図面を参照しながら、本発明の情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムの詳細について説明する。本発明は、ヘッドのシーク動作、ロード処理、ディスクの回転など、メカニカルな動作を必要とする記録メディアを利用してデータ記録を行う様々な装置において適用可能である。具体的には、例えばハードディスクやDVDなど、ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録処理や再生処理を行う情報処理装置において適用可能である。
以下、本発明に係る情報処理装置の1つの実施例として、データ記録メディアとしてハードディスク(HDD)を利用した撮像装置の構成および処理について説明する。
ハードディスクを利用したデータ記録に際しては、ヘッドのシーク動作、ロード処理、ディスクの回転など、メカニカルな動作が必要となる。一般に、ハードディスクは、異なる動作状態に対応する複数のモードを有しており、予め設定されたシーケンスに従って各モードが切り替えられる。モードの種類の一例について、図1を参照して説明する。
図1に示す例では、ハードディスク(HDD)の設定可能なモードとして6つのモードを示している。例えばデータ記録、再生を実行中に設定される[モード1]〜スリープ状態に対応する[モード6]まで、6段階のモードがあり、各モードにおいて、IDEインタフェース、スピンドル、ヘッド、サーボ、RF回路における状態設定が異なる設定とされている。
なお、モード1〜6の区分は、以下の説明において、
モード1=動作モード、
モード2〜3=中間モード、
モード4〜6=待機モード、
として説明する。
なお、モード1〜6の区分は、以下の説明において、
モード1=動作モード、
モード2〜3=中間モード、
モード4〜6=待機モード、
として説明する。
例えば、モード3の「アクティブアイドル」の場合、RF回路が停止、サーボも停止状態にあるが、その他は動作中といった状態になる。消費電力は、モード1→モード2→・・・→モード6と進むほど、低消費電力となる。この設定は、電源管理に関する規格であるAPM(Advanced Power Management)に規格に対応するモード設定となっている。図1に示すモード1〜6は、APMの3種類の設定[High],[Mid],[Low]にそれぞれ対応し、
APM=[High]:モード1(動作モード)、
APM=[Mid]:モード2〜3(中間モード)、
APM=[Low]:モード4〜6(待機モード)、
上記のような対応関係にある。
APM=[High]:モード1(動作モード)、
APM=[Mid]:モード2〜3(中間モード)、
APM=[Low]:モード4〜6(待機モード)、
上記のような対応関係にある。
各モードの切り替えは、制御部の制御によって行なわれる。モードの切り替え時には、例えば様々なメカニカルな動作が発生する場合があり、このような動作に基づく動作ノイズが発生することがある。例えば、モード1またはモード2とモード3〜6の切り替えに際しては、サーボのオン状態とオフ状態との切り替え処理が実行され、このサーボ切り替え処理に伴うノイズが発生する。
また、モード1〜3とモード4〜6間の切り替えに際しては、ヘッドのロードまたはアンロード処理が実行され、ヘッドのロードまたはアンロード処理およびパーキング処理に伴うノイズが発生する。
また、モード1〜4とモード5〜6間の切り替えに際しては、スピンドルの回転開始または停止動作が発生し、このスピンドル動作に伴うノイズが発生する。
記録メディアに対するデータ記録を実行している期間内において、このようなノイズが発生すると、ノイズが記録信号中に混入し、記録信号の品質を低下させることになる。
図1に示すモード設定構成を持つ記録メディアを利用した一般的なデータ記録再生シーケンスについて、図2に示すフローチャートを参照して説明する。図2に示すフローは、例えばビデオカメラやスチルカメラなどの撮像装置、その他記録メディアを利用したデータ記録/再生シーケンスにおけるモードの切り替え制御を説明するシーケンスである。
例えばビデオカメラやスチルカメラなどの撮像装置において、ステップS101において、ユーザによる電源投入がなされ、撮影開始や再生開始などのユーザからの操作情報を入力すると、ステップS102において、装置の制御部(CPU)は、これらの操作情報に応じて予め決められたAPMの設定を行う。例えば記録処理を実行する場合には、APM=[High]に設定する。なお、フローにおいて、APMを[High]、[Mid]、[Low]の3種類に区分して処理を決定するシーケンスとしているが、これらのAPM区分と、図1に示すモード1〜6との対応は、先に説明した通り以下の対応関係となっている。
APM=[High]:モード1(動作モード)、
APM=[Mid]:モード2〜3(中間モード)、
APM=[Low]:モード4〜6(待機モード)、
APM=[High]:モード1(動作モード)、
APM=[Mid]:モード2〜3(中間モード)、
APM=[Low]:モード4〜6(待機モード)、
ステップS102におけるAPM設定の後、ステップS103においてAPMが[High]であるか否かが判定され、[High]である場合には、ステップS104に進み、パワーモード=1(動作モード)の設定を実行する。すなわち、図1に示すモード1の設定、具体的には、
IDE I/F:Enable(動作状態)、
スピンドル:Rotating(回転状態)、
ヘッド:Load(ロード状態)、
サーボ:ON、
RF:Enable(動作状態)、
これらの状態設定を行い、ステップS108に進む。
IDE I/F:Enable(動作状態)、
スピンドル:Rotating(回転状態)、
ヘッド:Load(ロード状態)、
サーボ:ON、
RF:Enable(動作状態)、
これらの状態設定を行い、ステップS108に進む。
一方、ステップS103においてAPMが[High]でないと判定した場合は、ステップS105に進み、ステップS105においてAPMが[Mid]であるか否かを判定する。APM=[Mid]である場合には、ステップS106に進み、パワーモード=2または3(中間モード)の設定を実行する。
なお、パワーモード=2または3のいずれに設定するかは、ユーザの操作情報に応じて決定する。ステップS106では、IDE I/F、スピンドル、ヘッド、サーボ、RF、これらの各機構の状態を図1に示すモード2または3の設定状態に設定する処理を実行し、その後、ステップS108に進む。
一方、ステップS105においてAPMが[Mid]でないと判定した場合は、ステップS107に進み、パワーモード=4〜6(待機モード)のいずれかの設定を実行する。なお、パワーモード=4〜6のいずれに設定するかは、ユーザの操作情報に応じて決定する。ステップS107では、IDE I/F、スピンドル、ヘッド、サーボ、RF、これらの各機構の状態を図1に示すモード4〜6のいずれかの設定状態に設定する処理を実行し、その後、ステップS108に進む。
ステップS108では、記録メディアに対するデータ記録あるいは再生処理が開始されたか否かを判定し、記録または再生処理が開始されたと判定すると、ステップS109に進む。ステップS109では、パワーモード=1(動作モード)の設定処理を行う。なお、既にパワーモード=1の設定がなされている場合はこのステップS109の処理は省略される。すなわち、ステップS109の処理は、ステップS104の処理が実行されている場合は省略され、その他のステップS106、またはステップS107の処理が行われ、パワーモード=2〜6(中間モードまたは待機モード)のいずれかの状態にある場合に実行されることになる。
その後、ステップS110で、データの記録処理または再生処理が終了したか否かが判定され、終了した場合は、ステップS111に進み、パワーオフが実行されたか否かを判定する。パワーオフが実行されていない場合は、ステップS103に戻り、APMの設定判定移行の処理を繰り返し実行する。ステップS111においてパワーオフが実行されたと判定した場合は処理を終了する。
この処理シーケンスにおいて、ステップS103において、APM=[High]と判定され、ステップS104において、モード1の設定が実行された後、ステップS108に進み、データ記録または再生が開始された場合、モード1の設定状態のままデータ記録、再生が実行されることになるので、図1に示すモード1の設定、具体的には、
IDE I/F:Enable(動作状態)、
スピンドル:Rotating(回転状態)、
ヘッド:Load(ロード状態)、
サーボ:ON、
RF:Enable(動作状態)、
これらの状態設定がデータ記録開始前に行われることになるので、先に説明したモード間の遷移によるノイズが発生することなく、記録データにノイズが混入することはない。ただし、この場合にはモード1が継続することになり、消費電力は最大になる。なお、このときドライブは間欠アクセスを行わないモードとなる。
IDE I/F:Enable(動作状態)、
スピンドル:Rotating(回転状態)、
ヘッド:Load(ロード状態)、
サーボ:ON、
RF:Enable(動作状態)、
これらの状態設定がデータ記録開始前に行われることになるので、先に説明したモード間の遷移によるノイズが発生することなく、記録データにノイズが混入することはない。ただし、この場合にはモード1が継続することになり、消費電力は最大になる。なお、このときドライブは間欠アクセスを行わないモードとなる。
一方、電源ONの後、APM=[Low]である場合、すなわち、ステップS104,S105の判定がいずれも[No]である場合、ステップS107において、モードは4〜6のいずれかの設定となり、その後、データ記録または再生開始の判定に基づいてステップS109でモード1への遷移が実行される。さらに、データ記録や再生が終了した場合に、元のモード4〜6に戻ることになる(ステップS110→S111→S103→S105→S107)。
このようなモード遷移、すなわち、
モード4〜6→モード1→モード4〜6、
このようなモード遷移が発生すると、図1に示す表から明らかなように、[スピンドル]、[ヘッド]、[サーボ]これらの各状態の少なくともいずれかの状態遷移が行われ、その結果ノイズが発生して発生ノイズがメディアに記録される可能性がある。ただしこのモード4〜6とモード1間の状態遷移を行う場合、記録メディアの駆動を行うドライブは、モード1→モード4〜6→モード1を繰り返す間欠アクセスを行うことになるため、消費電力は、先に説明したモード1(APM=[High])の場合より少ないAPM=[Low]となる。
モード4〜6→モード1→モード4〜6、
このようなモード遷移が発生すると、図1に示す表から明らかなように、[スピンドル]、[ヘッド]、[サーボ]これらの各状態の少なくともいずれかの状態遷移が行われ、その結果ノイズが発生して発生ノイズがメディアに記録される可能性がある。ただしこのモード4〜6とモード1間の状態遷移を行う場合、記録メディアの駆動を行うドライブは、モード1→モード4〜6→モード1を繰り返す間欠アクセスを行うことになるため、消費電力は、先に説明したモード1(APM=[High])の場合より少ないAPM=[Low]となる。
ステップS106において、モード3の設定が実行された後、ステップS109においてモード1へのモード変更が行われる場合も、図1に示す表から理解されるように、サーボのON/OFF切り替えが発生し、ノイズが記録されてしまう可能性がある。なお、モード2〜3の設定とモード1との状態遷移を行う場合、記録メディアの駆動を行うドライブは、モード1→モード2〜3→モード1を繰り返す間欠アクセスを行うことになるため、消費電力は、先に説明したモード1(APM=[High])の場合より少ないAPM=[Mid]となる。
このように、消費電力を低減させるためには、
モード1→モード2〜3→モード1、または、
モード1→モード4〜6→モード1、
このようなモード遷移により間欠記録を行うことが有効であるが、このような処理を実行すると、図1に示す表から明らかなように、[スピンドル]、[ヘッド]、[サーボ]これらの各状態の少なくともいずれかの状態遷移が行われ、その結果ノイズが発生して発生ノイズがメディアに記録され、記録データの品質低下を発生させてしまう。
モード1→モード2〜3→モード1、または、
モード1→モード4〜6→モード1、
このようなモード遷移により間欠記録を行うことが有効であるが、このような処理を実行すると、図1に示す表から明らかなように、[スピンドル]、[ヘッド]、[サーボ]これらの各状態の少なくともいずれかの状態遷移が行われ、その結果ノイズが発生して発生ノイズがメディアに記録され、記録データの品質低下を発生させてしまう。
本発明の装置では、このようなモード遷移に伴うノイズの記録を防止した制御を行う。以下、本発明の3つの実施例として、
(1)モード遷移をデータ記録および再生処理に応じて変更する制御例
(2)モード遷移を記録データのレベル(Sound Level)に応じて変更する制御例
(3)モード遷移をデータ記録および再生処理と、記録データのレベル(Sound Level)に応じて変更する制御例
これらの3種類の制御例について実施例1〜3として説明する。
(1)モード遷移をデータ記録および再生処理に応じて変更する制御例
(2)モード遷移を記録データのレベル(Sound Level)に応じて変更する制御例
(3)モード遷移をデータ記録および再生処理と、記録データのレベル(Sound Level)に応じて変更する制御例
これらの3種類の制御例について実施例1〜3として説明する。
[実施例1]
(1)モード遷移をデータ記録および再生処理に応じて変更する制御例
まず、モード遷移をデータ記録および再生処理に応じて変更する制御例について説明する。図3に本実施例に係る撮像装置の主要構成を説明するブロック図を示す。なお、図3は、本実施例を説明するために必要となる主要構成を示すブロック図であり、詳細な装置構成については、後段で説明する。撮像装置は、図3に示すように、撮像部101と、音声入力部102、信号処理部103、制御部104、操作部105を有し、ハードディスクやDVDなどからなる記録メディア111を有する。
(1)モード遷移をデータ記録および再生処理に応じて変更する制御例
まず、モード遷移をデータ記録および再生処理に応じて変更する制御例について説明する。図3に本実施例に係る撮像装置の主要構成を説明するブロック図を示す。なお、図3は、本実施例を説明するために必要となる主要構成を示すブロック図であり、詳細な装置構成については、後段で説明する。撮像装置は、図3に示すように、撮像部101と、音声入力部102、信号処理部103、制御部104、操作部105を有し、ハードディスクやDVDなどからなる記録メディア111を有する。
撮像部101は、光学系、撮像素子等からなり画像データを撮影する。音声入力部102は、マイクを有し、音声情報を取得する。信号処理部103は、撮像部101において取得された画像信号、および音声入力部102において取得された音声信号を記録メディア111に対して記録するデータ態様に変換、例えば圧縮処理、フォーマット生成処理などを実行する。制御部104は、データの記録制御、記録メディアの動作制御など、装置において実行される各種処理の制御を行なう。
操作部105は、ユーザによって操作されるボタン、スイッチ等からなり、撮影の開始、停止、さらに、記録メディアの選択情報などを入力する。撮像部101において取得された画像信号、および音声入力部102において取得された音声信号は、制御部104の制御の下で記録メディア111に記録される。なお、記録メディア111は、先に図1を参照して説明したように、異なるモードに設定可能な記録メディアである。
次に、本実施例のモード制御シーケンス、すなわち、モード遷移をデータ記録および再生処理に応じて変更する制御シーケンスについて図4に示すフローチャートを参照して説明する。
図4に示すフローは、図2のフローと同様、例えばビデオカメラやスチルカメラなどの撮像装置、その他記録メディアを利用したデータ記録/再生シーケンスにおけるモードの切り替え制御を説明するシーケンスである。ステップS201において、ユーザによる電源投入がなされると、ステップS202において、装置の制御部(CPU)は、APM=[Low]の設定を行い、ステップS203において、図1に示すモード4〜6のいずれかのモード(待機モード)に設定する。いずれの状態にするかはユーザ操作情報に従って決定するか、あるいは予め設定したいずれかの状態とする。なお、モード4〜6(待機モード)はAPM=[Low]に対応する低消費電力モードである。
次に、ステップS204において、例えばユーザ操作情報に基づいて、データ記録(REC)モードを開始するか否かを判定する。記録(REC)モードの場合はステップS209に進み、記録(REC)モードでない場合は、ステップS205に進む。
ステップS205では、例えばユーザの操作情報が、再生(Read)のスタート要求であるか否かを判定する。Noである場合は、ステップS204に戻る。すなわち、記録または再生のいずれかのユーザ操作要求を待機する。再生要求があったと判定すると、ステップS206に進み、モード=1(動作モード)の設定を実行する。すなわち、図1に示すモード1(動作モード)の設定、具体的には、
IDE I/F:Enable(動作状態)、
スピンドル:Rotating(回転状態)、
ヘッド:Load(ロード状態)、
サーボ:ON、
RF:Enable(動作状態)、
これらの状態設定を行い、ステップS207に進む。
IDE I/F:Enable(動作状態)、
スピンドル:Rotating(回転状態)、
ヘッド:Load(ロード状態)、
サーボ:ON、
RF:Enable(動作状態)、
これらの状態設定を行い、ステップS207に進む。
ステップS207では、再生終了判定を行い、再生が終了した場合は、ステップS208に進み、パワーOFFがなされたか否かを判定し、パワーOFFがなされた場合には処理を終了する。パワーOFFがなされていない場合は、ステップS203に戻り、モード4〜6(待機モード)のいずれかに復帰し、ステップS203以下の処理を繰り返す。
一方、ステップS204において、例えばユーザ操作情報に基づいて、データ記録(REC)モードを開始すると判定した場合は、ステップS209に進み、ここで、中間的な電力消費レベルであるAPM=[Mid]の設定を行い、ステップS210において図1に示すモード2または3(中間モード)の状態を設定する。いずれの状態にするかはユーザ操作情報に従って決定するか、あるいは予め設定したいずれか一方の状態とする。
次に、ステップS211に進み、例えばユーザの操作情報により記録開始されたか否かを判定する。Noである場合は待機し、Yesである場合は、ステップS212に進み、モード=1(動作モード)の設定を実行する。すなわち、図1に示すモード1の設定、具体的には、
IDE I/F:Enable(動作状態)、
スピンドル:Rotating(回転状態)、
ヘッド:Load(ロード状態)、
サーボ:ON、
RF:Enable(動作状態)、
これらの状態設定を行い、ステップS213に進む。
IDE I/F:Enable(動作状態)、
スピンドル:Rotating(回転状態)、
ヘッド:Load(ロード状態)、
サーボ:ON、
RF:Enable(動作状態)、
これらの状態設定を行い、ステップS213に進む。
ステップS213では記録が終了したか否かを判定し、記録終了の判定がなされた場合は、ステップS214に進む。ステップS214では、記録終了後に記録(Rec)モードを維持するか否かを判定する。本発明の装置では、実際のデータ記録が終了した場合において、記録(Rec)モードを維持する設定、および記録(Rec)モードを終了する設定のいずれかを設定可能な構成としている。
データ記録が終了した場合において、記録(Rec)モードを維持する場合には、ステップS214からステップS210に戻り、モード1(動作モード)からモード2または3(中間モード)へのモード遷移を行う。この処理により、APMは[High]から[Mid]に遷移することになり、消費電力を低減できる。
一方、実際のデータ記録が終了した場合において、記録(Rec)モードを維持しない場合には、ステップS214からステップS215に進み、例えばユーザ操作によるパワーオフがなされたか否かを判定し、パワーオフがなされない場合は、ステップS202に戻り、APM=[Low]の低消費電力モードに移行する。一方、ステップS215においてパワーオフがなされたと判定した場合は、処理を終了する。
この処理シーケンスではステップS201の電源ON処理の後、必ずAPM=Lowに設定して、モードは4〜6(待機モード)いずれかの設定とする。例えばモード=5に設定するといった処理を行う。このモードは低消費電力モードである。
その後、ユーザ操作情報に基づいて、データの記録を実行するのか再生を実行するのかを判断(S204〜S205)し、データ再生の場合には、
モード4〜6(待機モード)→モード1(動作モード)
このモード変更処理を行う。
このモード変更処理に際しては、図1に示すデータから理解されるように、[スピンドル]、[ヘッド]、[サーボ]これらの各状態の少なくともいずれかの状態遷移が行われ、その結果ノイズが発生するが、再生モードではノイズが発生しても記録されることはない。
モード4〜6(待機モード)→モード1(動作モード)
このモード変更処理を行う。
このモード変更処理に際しては、図1に示すデータから理解されるように、[スピンドル]、[ヘッド]、[サーボ]これらの各状態の少なくともいずれかの状態遷移が行われ、その結果ノイズが発生するが、再生モードではノイズが発生しても記録されることはない。
一方、データ記録を行う場合は、ステップS210において、
モード4〜6(待機モード)→モード2〜3(中間モード)
このモード変更がなされた後、実際のデータ記録の開始時点で、ステップS212のモード1(動作モード)へのモード変更を行う設定としている。
すなわち、データ記録を行う場合には、
(a)モード4〜6(待機モード)→モード2〜3(中間モード)、
(b)モード2〜3(中間モード)→モード1(動作モード)、
これら(a),(b)の2段階のモード変更を実行する構成としている。
モード4〜6(待機モード)→モード2〜3(中間モード)
このモード変更がなされた後、実際のデータ記録の開始時点で、ステップS212のモード1(動作モード)へのモード変更を行う設定としている。
すなわち、データ記録を行う場合には、
(a)モード4〜6(待機モード)→モード2〜3(中間モード)、
(b)モード2〜3(中間モード)→モード1(動作モード)、
これら(a),(b)の2段階のモード変更を実行する構成としている。
(a)モード4〜6(待機モード)→モード2〜3(中間モード)のモード変更時には、図1に示すデータから理解されるように、[スピンドル]、[ヘッド]、[サーボ]これらの各状態の少なくともいずれかの状態遷移が行われ、その結果ノイズが発生するが、このモード変更時点では、データ記録は実行されておらず、ノイズが発生しても記録されることはない。
その後、データ記録の開始時点で、(b)モード2〜3(中間モード)→モード1(動作モード)のモード変更が行われる。このモード変更においては、図1に示すデータから理解されるように、
例えば、モード2(中間モード)→モード1(動作モード)のモード変更に際しては、[スピンドル]、[ヘッド]、[サーボ]これらの各状態の状態遷移はなく、その結果ノイズが発生することなく、このモード変更時にノイズが記録される可能性はない。
また、モード3(中間モード)→モード1(動作モード)のモード変更に際しては、[スピンドル]、[ヘッド]の各状態の状態遷移はなく、[サーボ]のみの状態遷移による低減されたノイズのみとなり、モード変更時のノイズの記録可能性を低減させることができる。
例えば、モード2(中間モード)→モード1(動作モード)のモード変更に際しては、[スピンドル]、[ヘッド]、[サーボ]これらの各状態の状態遷移はなく、その結果ノイズが発生することなく、このモード変更時にノイズが記録される可能性はない。
また、モード3(中間モード)→モード1(動作モード)のモード変更に際しては、[スピンドル]、[ヘッド]の各状態の状態遷移はなく、[サーボ]のみの状態遷移による低減されたノイズのみとなり、モード変更時のノイズの記録可能性を低減させることができる。
さらに、データ記録が終了した場合(ステップS213でYes)に、記録(REC)モードを維持する場合は、モード2〜3(中間モード)のAPM=[Mid]状態に遷移し、記録(REC)モードを維持しない場合は、モード4〜6(待機モード)のAPM=[Low]状態に遷移する構成であり、消費電力を高いまま、すなわちAPM=[High]に維持する設定ではないので、消費電力を低減させることが可能となる。
例えばデータ再生処理においては、
APM[Low](モード4〜6(待機モード))とAPM[High](モード1(動作モード))、
データ記録処理においては、
APM[Low](モード4〜6(待機モード))とAPM[Mid(モード2〜3(中間モード))と、APM[High](モード1(動作モード))、
これらのモード遷移を繰り返す間欠アクセスとなり、常時APM[High]に保持する設定に比較して消費電力を低減することが可能となる。
APM[Low](モード4〜6(待機モード))とAPM[High](モード1(動作モード))、
データ記録処理においては、
APM[Low](モード4〜6(待機モード))とAPM[Mid(モード2〜3(中間モード))と、APM[High](モード1(動作モード))、
これらのモード遷移を繰り返す間欠アクセスとなり、常時APM[High]に保持する設定に比較して消費電力を低減することが可能となる。
なお、本実施例において、動作モードから待機モードへの復帰に際して、制御部104は実行処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別し、データ再生処理である場合には、動作モードから待機モードへ一段階でのモード変更を実行し、データ記録処理である場合には、動作モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから待機モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する。
[実施例2]
(2)モード遷移を記録データのレベル(Sound Level)に応じて変更する制御例
次に、モード遷移を記録データのレベル(Sound Level)に応じて変更する制御例について説明する。図5に本実施例に係る撮像装置の主要構成を説明するブロック図を示す。撮像装置は、図5に示す構成は、先に図3を参照して説明した撮像装置の構成に、音声レベル検出部151を追加した構成である。撮像部101と、音声入力部102、信号処理部103、制御部104、操作部105、ハードディスクやDVDなどからなる記録メディア111は、実施例1と同様である。
(2)モード遷移を記録データのレベル(Sound Level)に応じて変更する制御例
次に、モード遷移を記録データのレベル(Sound Level)に応じて変更する制御例について説明する。図5に本実施例に係る撮像装置の主要構成を説明するブロック図を示す。撮像装置は、図5に示す構成は、先に図3を参照して説明した撮像装置の構成に、音声レベル検出部151を追加した構成である。撮像部101と、音声入力部102、信号処理部103、制御部104、操作部105、ハードディスクやDVDなどからなる記録メディア111は、実施例1と同様である。
撮像部101は、光学系、撮像素子等からなり画像データを撮影する。音声入力部102は、マイクを有し、音声情報を取得する。信号処理部103は、撮像部101において取得された画像信号、および音声入力部102において取得された音声信号を記録メディア111に対して記録するデータ態様に変換、例えば圧縮処理、フォーマット生成処理などを実行する。制御部104は、データの記録制御、記録メディアの動作制御など、装置において実行される各種処理の制御を行なう。
操作部105は、ユーザによって操作されるボタン、スイッチ等からなり、撮影の開始、停止、さらに、記録メディアの選択情報などを入力する。撮像部101において取得された画像信号、および音声入力部102において取得された音声信号は、制御部104の制御の下で記録メディア111に記録される。なお、記録メディア111は、先に図1を参照して説明したように、異なるモードに設定可能な記録メディアである。
音声レベル検出部151は、音声入力部102から入力する記録データである音声のレベルを検出する。制御部104は、この検出レベル情報を利用したモード変更処理を実行する。
本実施例のモード制御シーケンス、すなわち、モード遷移を記録データのレベル(Sound Level)に応じて変更する制御シーケンスについて図6に示すフローチャートを参照して説明する。
図6に示すフローは、図2、図4のフローと同様、例えばビデオカメラやスチルカメラなどの撮像装置、その他記録メディアを利用したデータ記録/再生シーケンスにおけるモードの切り替え制御を説明するシーケンスである。ステップS301において、例えばユーザによる電源投入がなされると、ステップS302において、装置の音声レベル検出部が、記録データの音声レベル(SL:Sound Level)を検出する。
次に、装置の制御部(CPU)は、検出した記録データの音声レベル[SL]と、予め設定された閾値[TH]を比較し、さらに実行する処理がデータ記録処理であるかを判定する。
記録データの音声レベル[SL]が閾値[TH]未満、すなわち、
SL<TH
上記式が成立し、かつデータ記録が行われる場合には、ステップS304に進む。
一方、
SL<TH
上記式が成立しない場合、あるいはデータ記録が行われない場合には、ステップS311に進む。
SL<TH
上記式が成立し、かつデータ記録が行われる場合には、ステップS304に進む。
一方、
SL<TH
上記式が成立しない場合、あるいはデータ記録が行われない場合には、ステップS311に進む。
SL<THが成立し、かつデータ記録が行われる場合には、ステップS304に進み、中間的な電力消費レベルであるAPM=[Mid]の設定を行い、ステップS305において図1に示すモード2または3(中間モード)の状態を設定する。いずれの状態にするかはユーザ操作情報に従って決定するか、あるいは予め設定したいずれか一方の状態とする。
次に、ステップS306に進み、例えばユーザの操作情報によりデータの記録または再生処理が開始されたか否かを判定する。なお、ステップS303→S304→S305→S306の各ステップの流れの場合は、記録データの音声レベルが低い(SL<TH)場合のデータ記録処理が行われることになる。
データ記録が開始される直前に、ステップS307においてモード=1の設定を実行する。すなわち、図1に示すモード1(動作モード)の設定、具体的には、
IDE I/F:Enable(動作状態)、
スピンドル:Rotating(回転状態)、
ヘッド:Load(ロード状態)、
サーボ:ON、
RF:Enable(動作状態)、
これらの状態設定を行い、ステップS308に進む。
IDE I/F:Enable(動作状態)、
スピンドル:Rotating(回転状態)、
ヘッド:Load(ロード状態)、
サーボ:ON、
RF:Enable(動作状態)、
これらの状態設定を行い、ステップS308に進む。
ステップS308ではデータ記録または再生が終了したか否かを判定し、終了の判定がなされた場合は、ステップS309に進む。ステップS309では、例えばユーザ操作によるパワーオフがなされたか否かを判定し、パワーオフがなされない場合は、ステップS302に戻り、音声レベル検出処理以下の処理を繰り返し実行する。
一方、ステップS302において、記録データの音声レベルが閾値以上(SL≧TH)でのデータ記録、またはデータ再生が行われると判定された場合には、ステップS311に進み、APM=[Low]の低消費電力モードに移行し、ステップS312において、図1に示すモード4〜6(待機モード)のいずれかのモードに設定する。いずれの状態にするかはユーザ操作情報に従って決定するか、あるいは予め設定したいずれかの状態とする。なお、モード4〜6(待機モード)はAPM=[Low]に対応する低消費電力モードである。
その後、ステップS306に進み、例えばユーザの操作情報によりデータの記録または再生処理が開始されたか否かを判定する。なお、ステップS303→S311→S312→S306の各ステップの流れの場合は、記録データの音声レベルが高い(SL≧TH)場合のデータ記録処理、またはデータ再生処理が行われることになる。
データ記録または再生処理が開始される直前に、ステップS307においてモード=1の設定を実行する。すなわち、図1に示すモード1(動作モード)の設定、具体的には、
IDE I/F:Enable(動作状態)、
スピンドル:Rotating(回転状態)、
ヘッド:Load(ロード状態)、
サーボ:ON、
RF:Enable(動作状態)、
これらの状態設定を行い、ステップS308に進む。
IDE I/F:Enable(動作状態)、
スピンドル:Rotating(回転状態)、
ヘッド:Load(ロード状態)、
サーボ:ON、
RF:Enable(動作状態)、
これらの状態設定を行い、ステップS308に進む。
ステップS308ではデータ記録または再生が終了したか否かを判定し、終了の判定がなされた場合は、ステップS309に進む。ステップS309では、例えばユーザ操作によるパワーオフがなされたか否かを判定し、パワーオフがなされない場合は、ステップS302に戻り、音声レベル検出処理以下の処理を繰り返し実行する。
この図6に従ったフローにおいては、
(a)記録データの音声レベル[SL]が閾値[TH]未満、すなわち、
SL<TH
上記式が成立し、かつデータ記録が行われる場合のモード変更は、
モード2or3(中間モード)→モード1(動作モード)、
のモード変更制御となる。
(a)記録データの音声レベル[SL]が閾値[TH]未満、すなわち、
SL<TH
上記式が成立し、かつデータ記録が行われる場合のモード変更は、
モード2or3(中間モード)→モード1(動作モード)、
のモード変更制御となる。
一方、
(b)記録データの音声レベル[SL]が閾値[TH]以上、すなわち、
SL≧TH
上記式が成立するデータ記録か、またはデータ再生が行われる場合のモード変更は、
モード4〜5(待機モード)→モード1(動作モード)、
のモード変更制御となる。
(b)記録データの音声レベル[SL]が閾値[TH]以上、すなわち、
SL≧TH
上記式が成立するデータ記録か、またはデータ再生が行われる場合のモード変更は、
モード4〜5(待機モード)→モード1(動作モード)、
のモード変更制御となる。
(a)モード2or3(中間モード)→モード1(動作モード)のモード変更時には、図1に示すデータから理解されるように、
例えば、モード2(中間モード)→モード1(動作モード)のモード変更に際しては、[スピンドル]、[ヘッド]、[サーボ]これらの各状態の状態遷移はなく、その結果ノイズが発生することなく、このモード変更時にノイズが記録される可能性はない。
また、モード3(中間モード)→モード1(動作モード)のモード変更に際しては、[スピンドル]、[ヘッド]の各状態の状態遷移はなく、[サーボ]のみ状態遷移が発生するが、その発生ノイズは低減され、このモード変更時のノイズが記録される可能性も低減させることができる。
例えば、モード2(中間モード)→モード1(動作モード)のモード変更に際しては、[スピンドル]、[ヘッド]、[サーボ]これらの各状態の状態遷移はなく、その結果ノイズが発生することなく、このモード変更時にノイズが記録される可能性はない。
また、モード3(中間モード)→モード1(動作モード)のモード変更に際しては、[スピンドル]、[ヘッド]の各状態の状態遷移はなく、[サーボ]のみ状態遷移が発生するが、その発生ノイズは低減され、このモード変更時のノイズが記録される可能性も低減させることができる。
(a)記録データの音声レベル[SL]が閾値[TH]未満(SL<TH)で、かつデータ記録が行われる場合、メカニカルノイズが記録データ中に混在すると、ノイズが目立つ可能性が高いが、上記シーケンスのように、
モード2or3(中間モード)→モード1(動作モード)のモード変更
を実行する構成とすることで、発生するノイズを0または減少させることで、記録データ中にノイズが含まれる可能性を低減している。
モード2or3(中間モード)→モード1(動作モード)のモード変更
を実行する構成とすることで、発生するノイズを0または減少させることで、記録データ中にノイズが含まれる可能性を低減している。
一方、
(b)記録データの音声レベル[SL]が閾値[TH]以上、すなわち、
SL≧TH
上記式が成立するデータ記録か、またはデータ再生が行われる場合のモード変更は、
モード4〜5(待機モード)→モード1(動作モード)、
のモード変更制御となり、この場合は、図1に示すデータから理解されるように、[スピンドル]、[ヘッド]、[サーボ]これらの各状態の少なくともいずれかの状態遷移が行われ、その結果ノイズが発生するが、このモード変更が行われる場合は、記録データの音声レベル[SL]が閾値[TH]以上(SL≧TH)の場合のデータ記録か、またはデータ再生が行われる場合であり、ノイズの記録がなされても目立たないことになり記録データの品質を大きく低下させることはない。
(b)記録データの音声レベル[SL]が閾値[TH]以上、すなわち、
SL≧TH
上記式が成立するデータ記録か、またはデータ再生が行われる場合のモード変更は、
モード4〜5(待機モード)→モード1(動作モード)、
のモード変更制御となり、この場合は、図1に示すデータから理解されるように、[スピンドル]、[ヘッド]、[サーボ]これらの各状態の少なくともいずれかの状態遷移が行われ、その結果ノイズが発生するが、このモード変更が行われる場合は、記録データの音声レベル[SL]が閾値[TH]以上(SL≧TH)の場合のデータ記録か、またはデータ再生が行われる場合であり、ノイズの記録がなされても目立たないことになり記録データの品質を大きく低下させることはない。
また、本実施例においても、データ記録終了後にステップS309においてパワーオフがなされない場合は、ステップS302に戻り記録データの音声レベル検出後に、ステップS304〜S305、またはステップS311〜S312の処理が実行され、
*APM=Midに対応するモード2〜3(中間モード)の設定、または、
*APM=Lowに対応するモード4〜6(待機モード)の設定、
これらのモード変更が実行され、その後、再度データ記録または再生が実行される場合にはモード1(動作モード)へ変更するモード遷移処理が実行されることになり、
APM[Mid](モード2〜3(中間モード))とAPM[High](モード1(動作モード))、または、
APM[Low](モード4〜6(待機モード))とAPM[High](モード1(動作モード))、
これらのいずれかのモード遷移を繰り返す間欠アクセスとなり、常時APM[High]に保持する設定に比較して消費電力を低減することが可能となる。
*APM=Midに対応するモード2〜3(中間モード)の設定、または、
*APM=Lowに対応するモード4〜6(待機モード)の設定、
これらのモード変更が実行され、その後、再度データ記録または再生が実行される場合にはモード1(動作モード)へ変更するモード遷移処理が実行されることになり、
APM[Mid](モード2〜3(中間モード))とAPM[High](モード1(動作モード))、または、
APM[Low](モード4〜6(待機モード))とAPM[High](モード1(動作モード))、
これらのいずれかのモード遷移を繰り返す間欠アクセスとなり、常時APM[High]に保持する設定に比較して消費電力を低減することが可能となる。
なお、本実施例において、動作モードから待機モードへの復帰に際して、制御部104は、音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別し、記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合には、動作モードから前記待機モードへ一段階でのモード変更を実行し、記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合には、動作モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから待機モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する。
[実施例3]
(3)モード遷移をデータ記録および再生処理と、記録データのレベル(Sound Level)に応じて変更する制御例
次に、モード遷移をデータ記録および再生処理と、記録データのレベル(Sound Level)に応じて変更する制御例について説明する本実施例3は、先に実施例2の構成として説明した図5のブロック図の構成と同様の構成で実現可能である。
(3)モード遷移をデータ記録および再生処理と、記録データのレベル(Sound Level)に応じて変更する制御例
次に、モード遷移をデータ記録および再生処理と、記録データのレベル(Sound Level)に応じて変更する制御例について説明する本実施例3は、先に実施例2の構成として説明した図5のブロック図の構成と同様の構成で実現可能である。
本実施例のモード制御シーケンスについて図7に示すフローチャートを参照して説明する。
図7に示すフローは、図2、図4、図6のフローと同様、例えばビデオカメラやスチルカメラなどの撮像装置、その他記録メディアを利用したデータ記録/再生シーケンスにおけるモードの切り替え制御を説明するシーケンスである。ステップS401において、例えばユーザによる電源投入がなされると、ステップS402において、装置の制御部(CPU)は、APM=[Low]の設定を行い、ステップS403において、図1に示すモード4〜6のいずれかのモードに設定する。いずれの状態にするかはユーザ操作情報に従って決定するか、あるいは予め設定したいずれかの状態とする。なお、モード4〜6はAPM=[Low]に対応する低消費電力モードである。
次に、ステップS404において、例えばユーザ操作情報に基づいて、データ記録(REC)モードを開始するか否かを判定する。記録(REC)モードの場合はステップS409に進み、記録(REC)モードでない場合は、ステップS405に進む。
ステップS405では、例えばユーザの操作情報が、再生(Read)のスタート要求であるか否かを判定する。Noである場合は、ステップS404に戻る。すなわち、記録または再生のいずれかのユーザ操作要求を待機する。再生要求があったと判定すると、ステップS406に進み、モード=1の設定を実行する。すなわち、図1に示すモード1(動作モード)の設定、具体的には、
IDE I/F:Enable(動作状態)、
スピンドル:Rotating(回転状態)、
ヘッド:Load(ロード状態)、
サーボ:ON、
RF:Enable(動作状態)、
これらの状態設定を行い、ステップS407に進む。
IDE I/F:Enable(動作状態)、
スピンドル:Rotating(回転状態)、
ヘッド:Load(ロード状態)、
サーボ:ON、
RF:Enable(動作状態)、
これらの状態設定を行い、ステップS407に進む。
ステップS407では、再生終了判定を行い、再生が終了した場合は、ステップS408に進み、パワーOFFがなされたか否かを判定し、パワーOFFがなされた場合には処理を終了する。パワーOFFがなされていない場合は、ステップS403に戻り、モード4〜6(待機モード)のいずれかに復帰し、ステップS403以下の処理を繰り返す。
一方、ステップS404において、例えばユーザ操作情報に基づいて、データ記録(REC)モードを開始すると判定した場合は、ステップS409に進み、ステップS409において、装置の音声レベル検出部が、記録データの音声レベル(SL:Sound Level)を検出する。
次に、装置の制御部(CPU)は、ステップS410において、検出した記録データの音声レベル[SL]と、予め設定された閾値[TH]を比較する。すなわち、
記録データの音声レベル[SL]が閾値[TH]未満、
SL<TH
上記式が成立するか否かを判定する。
記録データの音声レベル[SL]が閾値[TH]未満、
SL<TH
上記式が成立するか否かを判定する。
上記式が成立する場合、すなわち、記録データの音声レベル[SL]が小さく、閾値[TH]未満であると判定した場合は、ステップS411に進み、中間的な電力消費レベルであるAPM=[Mid]の設定を行い、ステップS412において図1に示すモード2または3(中間モード)の状態を設定する。いずれの状態にするかはユーザ操作情報に従って決定するか、あるいは予め設定したいずれか一方の状態とする。その後、ステップS415に進む。
一方、ステップS410において、記録データの音声レベル[SL]が大きく、閾値[TH]未満(SL<TH)でないと判定した場合は、ステップS413に進み、低電力消費レベルであるAPM=[Low]の設定を行い、ステップS414において図1に示すモード4〜6(待機モード)いずれかの状態を設定する。いずれの状態にするかはユーザ操作情報に従って決定するか、あるいは予め設定したいずれかの状態とする。その後、ステップS415に進む。
ステップS415では、例えばユーザの操作情報によりデータの記録または再生処理が開始されたか否かを判定する。データ記録が開始される直前に、ステップS416においてモード=1(動作モード)の設定を実行する。すなわち、図1に示すモード1の設定、具体的には、
IDE I/F:Enable(動作状態)、
スピンドル:Rotating(回転状態)、
ヘッド:Load(ロード状態)、
サーボ:ON、
RF:Enable(動作状態)、
これらの状態設定を行い、ステップS417に進む。
IDE I/F:Enable(動作状態)、
スピンドル:Rotating(回転状態)、
ヘッド:Load(ロード状態)、
サーボ:ON、
RF:Enable(動作状態)、
これらの状態設定を行い、ステップS417に進む。
ステップS417ではデータ記録が終了したか否かを判定し、終了の判定がなされた場合は、ステップS418に進む。ステップS418では、記録終了後に記録(Rec)モードを維持するか否かを判定する。本発明の装置では、実際のデータ記録が終了した場合において、記録(Rec)モードを維持する設定、および記録(Rec)モードを終了する設定のいずれかを設定可能な構成としている。
データ記録が終了した場合において、記録(Rec)モードを維持する場合には、ステップS418からステップS409に戻り、音声レベルの検出処理以下の処理を繰り返す。検出された音声レベルに応じて、モード1(動作モード)からモード2または3(中間モード)へのモード変更、またはモード1(動作モード)からモード4〜6(待機モード)へのモード変更を行う。この処理により、APMは[High]から[Mid]または[Low]に遷移することになり、消費電力を低減できる。
一方、実際のデータ記録が終了した場合において、記録(Rec)モードを維持しない場合には、ステップS418からステップS419に進み、例えばユーザ操作によるパワーオフがなされたか否かを判定し、パワーオフがなされない場合は、ステップS402に戻り、APM=[Low]の低消費電力モードに移行する。一方、ステップS419においてパワーオフがなされたと判定した場合は、処理を終了する。
この図7に従ったフローにおいては、
(a)データ再生処理の場合は、
モード4〜6(待機モード)とモード1(動作モード)間のモード変更、
(b)データ記録の場合、
(b1)記録データの音声レベル[SL]が閾値[TH]未満(SL<TH)の場合は、
モード4〜6(待機モード)とモード2〜3(中間モード)とモード1(動作モード)間のモード変更、
(b2)記録データの音声レベル[SL]が閾値[TH]以上(SL≧TH)の場合は、
モード4〜6(待機モード)とモード1(動作モード)間のモード変更、
これらの異なるモード変更処理が実行される。
(a)データ再生処理の場合は、
モード4〜6(待機モード)とモード1(動作モード)間のモード変更、
(b)データ記録の場合、
(b1)記録データの音声レベル[SL]が閾値[TH]未満(SL<TH)の場合は、
モード4〜6(待機モード)とモード2〜3(中間モード)とモード1(動作モード)間のモード変更、
(b2)記録データの音声レベル[SL]が閾値[TH]以上(SL≧TH)の場合は、
モード4〜6(待機モード)とモード1(動作モード)間のモード変更、
これらの異なるモード変更処理が実行される。
これら(a),(b1),(b2)の処理においてメカニカルノイズが問題となるのは、
(b1)記録データの音声レベル[SL]が閾値[TH]未満(SL<TH)の場合、
であるが、この場合、記録処理時のモード1(動作モード)の直前のモードはモード2または3(中間モード)であり、モード2(中間モード)→モード1(動作モード)のモード変更に際しては、[スピンドル]、[ヘッド]、[サーボ]これらの各状態の状態遷移はなく、その結果ノイズが発生することなく、また、モード3(中間モード)→モード1(動作モード)のモード変更に際しては、[スピンドル]、[ヘッド]の各状態の状態遷移はなく、[サーボ]のみの状態遷移による低減されたノイズのみとなり、モード変更時のノイズの記録可能性を低減させることができる。
(b1)記録データの音声レベル[SL]が閾値[TH]未満(SL<TH)の場合、
であるが、この場合、記録処理時のモード1(動作モード)の直前のモードはモード2または3(中間モード)であり、モード2(中間モード)→モード1(動作モード)のモード変更に際しては、[スピンドル]、[ヘッド]、[サーボ]これらの各状態の状態遷移はなく、その結果ノイズが発生することなく、また、モード3(中間モード)→モード1(動作モード)のモード変更に際しては、[スピンドル]、[ヘッド]の各状態の状態遷移はなく、[サーボ]のみの状態遷移による低減されたノイズのみとなり、モード変更時のノイズの記録可能性を低減させることができる。
さらに、本例においてもデータ記録が終了した場合に、記録(REC)モードを維持する場合は、モード2〜3(中間モード)のAPM=[Mid]状態またはモード4〜6(待機モード)のAPM=[Low]いずれかに遷移し、記録(REC)モードを維持しない場合は、モード4〜6(待機モード)のAPM=[Low]状態に遷移する構成であり、消費電力を高いまま、すなわちAPM=[High]に維持する設定ではないので、消費電力を低減させることが可能となる。
なお、本実施例において、動作モードから待機モードへの復帰に際して、制御部104は、音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別し、記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合には、動作モードから前記待機モードへ一段階でのモード変更を実行し、記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合には、動作モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから待機モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する。さらに、実行処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別し、データ再生処理である場合には、動作モードから待機モードへ一段階でのモード変更を実行し、データ記録処理である場合には、動作モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから待機モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する。
次に、上述した処理を実行する情報処理装置のシステム構成例について説明する。上述した情報記録媒体に対するデータ記録および情報記録媒体からのデータ再生処理は、例えばデジタルビデオカメラ、PCなどの情報処理装置のCPUによる所定のデータ処理プログラムの実行によって行なわれる。
すなわち、図8に示すように、ハードディスク等の情報記録媒体204に対してデータを記録したり、記録媒体に記録されているデータを読み出して利用したりする場合には、ユーザとの窓口となるアプリケーションプログラム201の下層に情報記録媒体204上のファイルを管理するためのファイルシステム(ファイル管理プログラム)202とファイルシステムからの情報に基づいて情報記録媒体204を制御するデバイスドライバ203とが存在する。
情報記録媒体204に対してデータを記録、または情報記録媒体204からデータを再生する場合には、ファイルシステム202、デバイスドライバ203の機能によりデータの書き込み、再生が実行される。従来と同様の処理によって、ファイルシステム⇔デバイスドライバ⇔記録媒体(ハードディスク)といった構成で処理は行なわれる。
次に、上述した処理を実行する情報処理装置の構成例として、撮像装置としてのデジタルビデオカメラの装置構成例について、図9を参照して説明する。
デジタルビデオカメラは、画像および音声情報を取得し、画像データおよび音声データを、ドライブ432を介して磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等の各種情報記録媒体に記録する。
メディアに対するデータ記録処理には、動画を撮像すると共に、これと同時に収音するようにした音声とを記録媒体に記録する動画撮像モードと、静止画を撮像する静止画撮像モードとがある。また、再生モード時においては、記録ボタンスイッチなどによって構成される操作入力部420を操作することにより供給されるデータの記録が行われるようにされ、再生ボタンスイッチを操作することにより記録媒体に記録されている目的とするデータを再生することができる。
図9に示すように、デジタルビデオカメラは、光学レンズ部411、光電変換部412、カメラ機能制御部402、画像信号処理部413、画像入出力部414、液晶ディスプレイ415、音声入出力部416、音声信号処理部417、通信部431、制御部(CPU)401、内蔵メモリ(RAM)418、内蔵メモリ(ROM)419、操作入力部420、情報記録媒体に対するドライブ432、さらに、各構成部に対する電力供給を行なう電源441、さらに音声レベル検出部451を備えたものである。
制御部(CPU)401は、ROM419に格納された各種の処理プログラムに従って処理を実行する。RAM418は、各処理において途中結果を一時記憶するなど、主に作業領域として用いられる。
操作入力部401は、動画撮影モード、静止画撮影モード、VTRモードなどの動作モードを切り換えるモード切り換えキー、静止画の撮影のためのシャッターキー、動画を撮影するための撮影開始キー、録画キー、再生キー、停止キー、早送りキー、早戻しキーなどの種々の操作キーや機能キーなどを備え、ユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けた操作入力に応じた電気信号を制御部(CPU)401に供給する。
制御部(CPU)401は、ユーザからの操作入力に応じて、目的とする処理を行うためのプログラムをROM419から読み出して実行し、各部を制御することによって、ユーザからの指示に応じた処理の制御を行う。デジタルビデオカメラは、情報記録媒体として、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等の各種情報記録媒体を装着可能であり、これらの情報記録媒体にドライブ432を介して各種の情報を記録し、また、これらの情報記録媒体に記録された情報を再生する。
なお、図9に示す情報処理装置の構成例は、装置の一例であり、情報処理装置は、図9に示す構成に限らず、上述した実施例において説明した処理を実行可能な構成であればよい。
また、上述の実施例では、メカニカルな動作を必要とする記録メディア、すなわちメカニカル動作実行メディアの例として、ハードディスクを代表して説明したが、その他の記録メディア、例えばDVDなどのディスク型メディアなど、ピックアップのシーク動作やディスクの回転などのメカニカルノイズの発生可能性のあるメディアについても、上述の実施例において説明したと同様の処理が適用可能であり、本発明の適用によって、記録データの品質向上が実現可能である。
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
また、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。例えば、プログラムは記録媒体に予め記録しておくことができる。記録媒体からコンピュータにインストールする他、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介してプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本発明の一実施例構成によれば、ハードディスクやDVDのようにスピンドルやヘッドの制御、さらにサーボ制御などを行なう必要のある記録媒体に対するデータ記録を行う装置において、省電力モードに対応した待機モードからデータ記録や再生処理を実行する動作モードに移行させるためのモード変更制御を行う場合に、実行予定の処理がデータ記録であるか再生であるかを判別し、再生処理である場合には待機モードから動作モードへ一段階でのモード変更を実行し、記録処理である場合には、待機モードから中間モードへ移行した後、中間モードから動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する。あるいは、記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合に、待機モードから動作モードへ一段階でのモード変更を実行し、音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合に、待機モードから中間モードへ移行した後、中間モードから動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する。このような構成とすることで、モード変更時の動作音のメディアに対する記録を防止してノイズ混在による記録データの品質低下を防ぐことが可能になる。
101 撮像部
102 音声入力部
103 信号処理部
104 制御部
105 操作部
111 記録メディア
151 音声レベル検出部
201 アプリケーション
202 ファイルシステム
203 デバイスドライバ
204 情報記録媒体
401 制御部(CPU)
402 カメラ機能制御部
411 光学レンズ部
412 光電変換部
413 画像信号処理部
414 画像入出力部
415 液晶ディスプレイ
416 音声入出力部
417 音声処理部
418 内蔵メモリ(RAM)
419 内蔵メモリ(ROM)
420 操作入力部
431 通信部
432 ドライブ
441 電源
451 音声レベル検出部
102 音声入力部
103 信号処理部
104 制御部
105 操作部
111 記録メディア
151 音声レベル検出部
201 アプリケーション
202 ファイルシステム
203 デバイスドライバ
204 情報記録媒体
401 制御部(CPU)
402 カメラ機能制御部
411 光学レンズ部
412 光電変換部
413 画像信号処理部
414 画像入出力部
415 液晶ディスプレイ
416 音声入出力部
417 音声処理部
418 内蔵メモリ(RAM)
419 内蔵メモリ(ROM)
420 操作入力部
431 通信部
432 ドライブ
441 電源
451 音声レベル検出部
Claims (22)
- ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録または再生を行う情報処理装置であり、
前記記録媒体を適用したデータ記録またはデータ再生処理を行う場合に、省電力モード対応の待機モードからモード変更を実行してデータ記録または再生処理を実行する動作モードに移行させるモード変更制御を行う制御部を有し、
前記制御部は、
実行予定の処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別し、
データ再生処理である場合には、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行し、
データ記録処理である場合には、前記待機モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行することを特徴とする情報処理装置。 - 前記待機モードから前記中間モードへのモード変更処理は、スピンドル停止状態から駆動状態への移行処理、またはヘッドのロード処理、またはサーボオフ状態からオン状態への移行処理、これらの処理の少なくともいずれかの処理を伴うモード変更処理であり、
前記中間モードから前記動作モードへの変更処理は、スピンドル停止状態から駆動状態への移行処理、およびヘッドのロード処理、およびサーボオフ状態からオン状態への移行処理、これらの処理のいずれの処理も伴わないモード変更処理であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、さらに、動作モードから待機モードへの復帰に際して、
実行処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別し、
データ再生処理である場合には、前記動作モードから前記待機モードへ一段階でのモード変更を実行し、
データ記録処理である場合には、前記動作モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記待機モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記待機モードは、APM(Advanced Power Management)に規格に対応する低電力消費モードであり、前記動作モードは高電力消費モード、前記中間モードは、中間的な電力消費モードであることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の情報処理装置。
- ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録処理を行う情報処理装置であり、
前記記録媒体を適用したデータ記録処理を行う場合に、省電力モード対応の待機モードからモード変更を実行してデータ記録処理を実行する動作モードに移行させるモード変更制御を行う制御部と、
記録データの音声レベルを検出する音声レベル検出部を有し、
前記制御部は、
前記音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別し、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合には、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行し、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合には、前記待機モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行することを特徴とする情報処理装置。 - 前記制御部は、さらに、動作モードから待機モードへの復帰に際して、
前記音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別し、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合には、前記動作モードから前記待機モードへ一段階でのモード変更を実行し、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合には、前記動作モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記待機モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、
実行予定の処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別し、
データ再生処理である場合には、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行し、
データ記録処理である場合には、さらに、前記音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別する処理を実行して判別結果に応じたモード変更処理を行うことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、さらに、動作モードから待機モードへの復帰に際して、
実行処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別し、
データ再生処理である場合には、前記動作モードから前記待機モードへ一段階でのモード変更を実行し、
データ記録処理である場合には、前記動作モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記待機モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記待機モードから前記中間モードへのモード変更処理は、スピンドル停止状態から駆動状態への移行処理、またはヘッドのロード処理、またはサーボオフ状態からオン状態への移行処理、これらの処理の少なくともいずれかの処理を伴うモード変更処理であり、
前記中間モードから前記動作モードへの変更処理は、スピンドル停止状態から駆動状態への移行処理、およびヘッドのロード処理、およびサーボオフ状態からオン状態への移行処理、これらの処理のいずれの処理も伴わないモード変更処理であることを特徴とする請求項5または7に記載の情報処理装置。 - 前記待機モードは、APM(Advanced Power Management)に規格に対応する低電力消費モードであり、前記動作モードは高電力消費モード、前記中間モードは、中間的な電力消費モードであることを特徴とする請求項5〜9いずれかに記載の情報処理装置。
- ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録または再生を行う情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
制御部が、前記記録媒体を適用したデータ記録またはデータ再生処理を行う場合に、省電力モード対応の待機モードからモード変更を実行してデータ記録または再生処理を実行する動作モードに移行させる処理を行うモード変更制御ステップを有し、
前記モード変更制御ステップは、
実行予定の処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別するステップと、
データ再生処理である場合に、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行する第1のモード変更処理と、
データ記録処理である場合に、前記待機モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する第2のモード変更処理のいずれかのモード変更処理を選択的に実行するモード変更ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - 前記待機モードから前記中間モードへのモード変更処理は、スピンドル停止状態から駆動状態への移行処理、またはヘッドのロード処理、またはサーボオフ状態からオン状態への移行処理、これらの処理の少なくともいずれかの処理を伴うモード変更処理であり、
前記中間モードから前記動作モードへの変更処理は、スピンドル停止状態から駆動状態への移行処理、およびヘッドのロード処理、およびサーボオフ状態からオン状態への移行処理、これらの処理のいずれの処理も伴わないモード変更処理であることを特徴とする請求項11に記載の情報処理方法。 - 前記制御部は、さらに、動作モードから待機モードへの復帰に際して、
実行処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別し、
データ再生処理である場合には、前記動作モードから前記待機モードへ一段階でのモード変更を実行し、
データ記録処理である場合には、前記動作モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記待機モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行することを特徴とする請求項11に記載の情報処理方法。 - 前記待機モードは、APM(Advanced Power Management)に規格に対応する低電力消費モードであり、前記動作モードは高電力消費モード、前記中間モードは、中間的な電力消費モードであることを特徴とする請求項11〜13いずれかに記載の情報処理方法。
- ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録処理を行う情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
音声レベル検出部が、記録データの音声レベルを検出する音声レベル検出ステップと、
制御部が、前記記録媒体を適用したデータ記録処理を行う場合に、省電力モード対応の待機モードからモード変更を実行してデータ記録処理を実行する動作モードに移行させる処理を行うモード変更制御ステップを有し、
前記モード変更制御ステップは、
前記音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別するステップと、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合に、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行する第1のモード変更処理と、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合に、前記待機モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する第2のモード変更処理のいずれかのモード変更処理を選択的に実行するモード変更ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - 前記制御部は、さらに、動作モードから待機モードへの復帰に際して、
前記音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別し、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合には、前記動作モードから前記待機モードへ一段階でのモード変更を実行し、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合には、前記動作モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記待機モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行することを特徴とする請求項15に記載の情報処理方法。 - 前記制御部は、さらに、
実行予定の処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別し、
データ再生処理である場合には、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行し、
データ記録処理である場合には、さらに、前記音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別する処理を実行して判別結果に応じたモード変更処理を行うことを特徴とする請求項15に記載の情報処理方法。 - 前記制御部は、さらに、動作モードから待機モードへの復帰に際して、
実行処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別し、
データ再生処理である場合には、前記動作モードから前記待機モードへ一段階でのモード変更を実行し、
データ記録処理である場合には、前記動作モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記待機モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行することを特徴とする請求項15に記載の情報処理方法。 - 前記待機モードから前記中間モードへのモード変更処理は、スピンドル停止状態から駆動状態への移行処理、またはヘッドのロード処理、またはサーボオフ状態からオン状態への移行処理、これらの処理の少なくともいずれかの処理を伴うモード変更処理であり、
前記中間モードから前記動作モードへの変更処理は、スピンドル停止状態から駆動状態への移行処理、およびヘッドのロード処理、およびサーボオフ状態からオン状態への移行処理、これらの処理のいずれの処理も伴わないモード変更処理であることを特徴とする請求項15または17に記載の情報処理方法。 - 前記待機モードは、APM(Advanced Power Management)に規格に対応する低電力消費モードであり、前記動作モードは高電力消費モード、前記中間モードは、中間的な電力消費モードであることを特徴とする請求項15〜19いずれかに記載の情報処理方法。
- ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録または再生を行う情報処理装置においてモード変更制御を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
制御部に、前記記録媒体を適用したデータ記録またはデータ再生処理を行う場合に、省電力モード対応の待機モードからモード変更を実行してデータ記録または再生処理を実行する動作モードに移行する処理を行わせるモード変更制御ステップを有し、
前記モード変更制御ステップは、
実行予定の処理がデータ記録処理であるかデータ再生処理であるかを判別させるステップと、
データ再生処理である場合に、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行する第1のモード変更処理と、
データ記録処理である場合に、前記待機モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する第2のモード変更処理のいずれかのモード変更処理を選択的に実行させるモード変更ステップと、
を有することを特徴とするコンピュータ・プログラム。 - ディスク型の記録媒体を適用したデータ記録処理を行う情報処理装置においてモード変更制御を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
音声レベル検出部に、記録データの音声レベルを検出させる音声レベル検出ステップと、
制御部に、前記記録媒体を適用したデータ記録処理を行う場合に、省電力モード対応の待機モードからモード変更を実行してデータ記録処理を実行する動作モードに移行する処理を行わせるモード変更制御ステップを有し、
前記モード変更制御ステップは、
前記音声レベル検出部の検出した記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大であるか否かを判別させるステップと、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大である場合に、前記待機モードから前記動作モードへ一段階でのモード変更を実行する第1のモード変更処理と、
記録データの音声レベルが予め定めた閾値より大でない場合に、前記待機モードから中間モードへ移行した後、該中間モードから前記動作モードへ移行する複数段階のモード変更処理を実行する第2のモード変更処理のいずれかのモード変更処理を選択的に実行させるモード変更ステップと、
を有することを特徴とするコンピュータ・プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007297549A JP2009124529A (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007297549A JP2009124529A (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009124529A true JP2009124529A (ja) | 2009-06-04 |
Family
ID=40816185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007297549A Pending JP2009124529A (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009124529A (ja) |
-
2007
- 2007-11-16 JP JP2007297549A patent/JP2009124529A/ja active Pending
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