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JP2009116727A - 画像入力表示装置 - Google Patents

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JP2009116727A
JP2009116727A JP2007290704A JP2007290704A JP2009116727A JP 2009116727 A JP2009116727 A JP 2009116727A JP 2007290704 A JP2007290704 A JP 2007290704A JP 2007290704 A JP2007290704 A JP 2007290704A JP 2009116727 A JP2009116727 A JP 2009116727A
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Tadashi Ueda
直史 上田
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Abstract

【課題】タッチ入力が可能な大型表示画面を利用して、プレゼンターが情報の入出力を行っているときに、聴衆者から見てプレゼンターの陰になった部分の視認性を向上させる画像入力表示装置を提供する。
【解決手段】表示画面に位置センサを備え、該画面上でのタッチ操作により画面表示の操作が可能な画像入力表示装置において、入力者に遮られて聴衆者が見えない前記表示画面上の視認妨害領域を自動設定し、前記聴衆者から視認可能な位置に別画面を生成して、該視認妨害領域に該当する表示画面の内容を該別画面上に表示する。この前記視認妨害領域や前記別画面には、該画面の表示領域を囲む枠を付加するようにして、入力者や聴衆者にとって視認性を向上させている。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像入力表示装置に関し、特に、タッチ入力が可能な大型表示画面を利用して情報を入出力する技術に関するものであり、複数の人々に対して説明するプレゼンテーションや会議、教育等に用いて好適である。
プレゼンテーションや会議、教育等、複数の人に対して情報を伝達・説明する際に、PCのモニタ出力端子に大型ディスプレイを接続し、PCの入力装置としてはキーボードやマウス等から文字や図形等を入力できる画像入出力システムがある。
また、特許文献1には、ホワイトボードを利用した会議において、直接入力手段(例えば、タッチペン)を用いて大型表示画面上に議事内容を自由な書式で直接的に書き込み、これらの議事内容を全て電子化することにより、会議終了後の文書管理、参加者への配布、そして内容の加工などが簡単に実行できる電子会議システムが提案されている。
特開2000−56747号公報
このような大型表示画面上に直接入力手段を使ってプレゼンターが入力を行う場合、プレゼンター自身が表示画面と聴衆者との中間に位置したときに、聴衆者が表示画面を視認するのを妨げたり、入力している文字・図形を見づらくしている場合が生じてくる。
このため、プレゼンターが、音声と直接入力手段を使って入力しながら説明している場合、聴衆者にとって音声と表示内容との同期が取りづらい状態となり、理解の妨げとなっている。
本発明は、上述のような実情を考慮してなされたものであって、タッチ入力が可能な大型表示画面を利用して、プレゼンターが情報の入出力を行っているときに、聴衆者から見てプレゼンターの陰になった部分の視認性を向上させる画像入力表示装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の画像入力表示装置は、表示画面に位置センサを備え、該画面上でのタッチ操作により画面表示の操作が可能な画像入力表示装置において、入力者に遮られて聴衆者が見えない前記表示画面上の視認妨害領域を自動設定し、前記聴衆者から視認可能な位置に別画面を生成して、該視認妨害領域に該当する表示画面の内容を該別画面上に表示するものである。
この前記別画面や前記視認妨害領域は、該画面の表示領域を囲む枠を付加する、あるいは、前記表示画面の背景色と異ならせるようにして、視認性を向上させるようにしてもよい。
また、前記別画面の表示期間を、前記入力者が前記視認妨害領域に入力を開始した時点から入力が完了するまでの期間としたり、前記視認妨害領域への未入力の状態が継続し、且つ、予め設定された未入力時間が経過するまでの期間として、前記別画面の点滅状態を減らすようにして、聴衆者の視認性を向上させる。
また、前記別画面の表示位置の複数の候補と、該複数の候補から別画面の表示位置を選択する条件とを予め設定可能としておき、前記別画面を生成するときに、前記視認妨害領域の位置と前記選択条件とから別画面の表示位置を決定するようにし、聴衆者にできるだけ見易くなるようにした。
また、前記別画面を移動可能とすることによって、前記別画面の背後にある文字や図形等を聴衆者に見せることができる。
本発明によれば、タッチ入力が可能な大型表示画面を利用して、プレゼンターが情報の入出力を行っているときに、聴衆者から見てプレゼンターの陰になった部分の視認性を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。
実施形態としては、インタラクティブ・ホワイトボード機能を有する大型表示画面の画像入力表示装置を例にして説明する。この画像入力表示装置は、コンピュータのデスクトップを表示する2次元表面型のデバイスであり、インタラクティブ・ホワイトボード機能では、
(1)ユーザがその表面上に行った文字や図の書き込みや表示された対象(例えば、表示されたウィンドウ、文字、図や画像等)の編集操作をコンピュータに入力する編集可モード、
(2)もともと表示されているデータをそのまま表示させ、その上の書き込みなどをコンピュータに入力する編集不可モード、および、
(3)コンピュータの表示デバイスとして使用するボードOFFモード、
を備えており、電子黒板としての利用も可能であるが、より汎用的な対話型コンピュータスクリーンとして使用可能なものである。
このインタラクティブ・ホワイトボード機能による利用場面としては、学校、ビジネスでのプレゼンテーション、共同作業などが考えられる。
表示画面は、横長の表示画面を用いて説明するが、縦長のものであっても構わない。
図1に示すように、表示画面の全体領域は、表示画面領域と、システム領域とから構成され、それぞれの領域は、左下隅を原点、右水平方向をX軸の正方向、垂直上方向をY軸の正方向とみなしたXY座標系で表されるものとする。
ここで、表示画面領域は、横のサイズLx、縦のサイズLyであるものとする。このサイズの単位は、画素単位であっても、m単位であっても構わない。
システム領域は、制御プログラムやアプリケーションプログラム等が使う入力モード選択、編集モードやそれらのパラメータの入力等の操作メニューや電源ON・OFF等の操作指示に使われる領域であり、表示画面の右下隅に表示されるものとする。しかし、システム領域を設けずに、情報表示装置の画面外にボタン等を設けて操作するようにしても構わない。また、システム領域自体も必要に応じて表示画面領域中に表示させるようにしても構わない。
<実施形態1>
まず、本実施形態1の表示画面の操作概要について説明する。
例えば、図2のように、プレゼンター(以下、入力者ともいう)102が大型表示画面101に指示手段(例えば、電子ペン、指や棒等)103を用いて文字や図形等を書き込んでおり、それを1人以上の聴衆者104が見ている場合について考える。
この場合、領域105に書かれた文字や図形等は、聴衆者104の位置から、入力者102の陰になって見えなくなっている。
このように、入力者102の陰になって見えなくなる聴衆者104がいる場合を検出して、これらの聴衆者104から見える位置の領域106に領域105に表示されている内容(文字や図形等)を表示する。
これにより、入力者の陰になり視認できない場合でも、入力者の陰にならない部分に自動的に表示されるため、聴衆者はその表示を確認できることになり視認性が向上する。
次に、本実施形態1に係る画像入力表示装置のハードウェア構成について説明する。
図3は、本実施形態1に係る画像入力表示装置のハードウェア構成を表すブロック図であり、同図において、画像入力表示装置10は、画像表示部11、位置センサ12、主制御部13、記憶部14とからなっている。この画像入力表示装置10では、画像表示部11と位置センサ12とからなる表示装置と、主制御部13、記憶部14とからなる情報処理装置とを一体型の装置で構成するものとして説明するが、これらの装置を別々の装置で構成しても構わない。
記憶部14は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などで構成され、主制御部13で実行される制御プログラム、各種アプリケーションプログラム、これらのプログラムによって使用されるデータを格納したり、これらのプログラムの実行途中で一時的に発生するデータを格納するバッファとしても使用する。アプリケーションプログラムとしては、例えば、電子黒板システムがある。
画像表示部11は、大型表示画面を有する液晶ディスプレイ等で構成され、制御プログラムや各種アプリケーションプログラムによって実行された結果のデータが表示される。
入力部20は、表示画面の位置(座標値)を指示可能な指示手段(ポインティングデバイス)である。この指示手段は、例えば、人間の指、鉛筆、電子ペンや棒等が考えられる。
位置センサ12は、画像表示部11の表示画面上に設けられ、例えば、赤外線センサや感圧あるいは静電容量の変化により、入力部20の接触位置と接触状況とからなる位置情報を主制御部13へ送信する。
ここで、接触状況とは、「接触状態」または「非接触状態」のことを言う。「接触状態」は、入力部20が表示画面へ接触したままの状態のことであり、「非接触状態」は、1度接触したクリック、2度接触したダブルクリック、あるいは、接触状態から入力部20を離した状態のことを言う。
接触位置とは、入力部20が表示画面に接触したときの座標値か、あるいは、非接触となったときの座標値のことを言い、表示画面の座標系で表される。
また、位置センサ12は、入力部20が接触したままとなった場合には、所定の間隔で接触状況を監視し、接触位置と接触状況とからなる位置情報を逐次主制御部13へ送信する。
主制御部13は、例えば、CPU(中央処理ユニット)等で構成され、記憶部14に記憶された制御プログラムや各種アプリケーションプログラムを実行することによって、当該装置10の全体を制御する。
この制御プログラムは、当該装置の全体を制御するプログラムであり、該制御プログラムあるいはアプリケーションプログラムで指示された描画命令や描画結果を表示画面へ出力する画像出力部も含まれている。
次に、本実施形態1に係る画像入力表示装置10の制御機能構成について、図4のブロック図に基づいて説明する。同図において、画像入力表示装置10の制御機能は、制御部31、視認妨害領域特定部32、別画面生成部33、別画面消滅部34、画像出力部35を含んで構成されている。また、これらを動作させるために、画面管理テーブル36を用いる。
制御部31は、制御プログラムの一部として構成され、ここでは、視認妨害領域特定部32、別画面生成部33、別画面消滅部34、画像出力部35を制御するとともに、アプリケーションプログラム40の実行管理を行うものである。
まず、表示画面に表示される種々のウィンドウを管理するための画面管理テーブル36について説明する。この画面管理テーブル36は、記憶部14に記録されており、図5に例示したようなデータ項目がある。
画面区分:表示画面、妨害領域、別画面のいずれかを示す区分データを記憶する。
表示位置:画面区分で区分される画面(領域)の左下隅の位置を表す座標値を記憶する。表示画面の場合は、表示画面の原点に固定されるが、妨害領域の場合には、入力者と聴衆者との位置関係で可変であり、別画面の場合は、既定値または入力者による設定により可変である。
画面の大きさ:画面区分で区分される画面(領域)の大きさを幅と高さで記憶する。ここでは、表示画面の場合は、固定の幅Lx、高さLyであり、妨害領域の場合は、入力者と聴衆者との位置関係と入力者の体の大きさにより可変であるが、幅lx、高さlyとする。別画面の場合は、妨害領域の大きさと同じであり、幅lx、高さlyとする。
さて、制御プログラムやアプリケーションプログラムは、描画命令を実行することによって、表示画面用の画像データを生成して、記憶部14に確保されているメインバッファメモリへ出力する。
次に、画像出力部35は、メインバッファメモリが更新されたり、画面管理テーブル36が更新された場合に呼び出される。
画像出力部35は、画面管理テーブル36に妨害領域の表示位置が設定されていなければ、メインバッファメモリの画像データを記憶部14に確保されている画像メモリへ書き出す。
また、画像出力部35は、画面管理テーブル36に妨害領域の表示位置が設定されていれば、妨害領域が視認できる領域と区別できるように、メインバッファメモリに記憶されている画像データの妨害領域に枠を描画して、記憶部14に確保されている表示画像バッファへ出力する。
これと同時に、メインバッファメモリから妨害領域に対応する画像データを取り出して、別画面用の画像データとして記憶部14に確保されている別画面バッファメモリへ出力する。
そして、画像出力部35は、表示画面バッファメモリに記憶されている表示画面の画像データに、別画面バッファメモリに出力された別画面の画像データを別画面の表示位置へ上書き合成して、記憶部14に確保されている画像メモリへ書き出す。
このようにして、画像出力部35は、画像メモリが書き換わると、書き換わった画像メモリの内容を画像表示部11へ送って、大型表示画面に表示画面および別画面の画像を表示させる。
視認妨害領域特定部32は、入力者によって視認を妨げられている聴衆者がいるか否かを判断し、そのような聴衆者がいる場合には、入力部20が接触した座標位置(位置センサ12から制御部31が受け取った位置情報)が、既に設定されている妨害領域中にあるか否かを調べる。この既存の妨害領域は、画面管理テーブル36の妨害領域の表示位置と大きさから求められる。
入力部20が接触した座標位置が既存の妨害領域内にない場合には、視認を妨げられている表示画面上の領域を特定して、妨害領域の表示画面上の位置と大きさを算出して、妨害領域の表示画面上の位置と大きさと妨害ありという情報を制御部31へ戻す。この妨害領域は、入力者の陰になる部分を四辺形領域とし、その位置を表示画面上の左下隅の座標値とし、大きさを妨害領域の幅と高さで表すものとする。
また、入力部20が接触した座標位置が既存の妨害領域内にあった場合には、妨害領域中にあるという情報を制御部31へ戻す。
また、視認を妨害されている聴衆者がいないときには、妨害なしという情報を制御部31へ戻す。
ここで、視認を妨害されている聴衆者がいるかいないかを判定するための条件パラメータおよび妨害領域は、聴衆者と画像入力表示装置10との距離や、聴衆者から画像入力表示装置10を見たときの上下左右の角度が予め設定されているか、画像入力表示装置10からの聴衆者の相対的位置を検出することでパラメータを決定することができる。
別画面生成部33は、制御部31から起動され、渡された妨害領域の表示位置と大きさ(幅と高さ)から、別画面の表示位置と大きさを決定して画面管理テーブル36に書き込んで、制御部31へ処理を戻す。ここで、別画面は、例えば、妨害領域の表示位置から離れた画面位置に設定される。例えば、妨害領域が表示画面の左にあれば、別画面を表示画面の右上に設定する。
実際の別画面の表示は、ここで書き換えられた画面管理テーブル36を参照して、画像出力部35にて行われる。
別画面消滅部34は、制御部31から起動され、画面管理テーブル36の妨害領域と別画面の表示位置と大きさを初期化して、データが存在しないということを表す状態にし、制御部31へ処理を戻す。実際の妨害領域と別画面の削除表示は、ここで書き換えられた画面管理テーブル36を参照して、画像出力部35にて行われる。
制御部31は、聴衆者が視認妨害される領域があるか無いかで、別画面を表示するか否かを制御する。入力部20を使用して入力するときに、入力者は入力部20を表示画面に接触させたり離したりすることになる。このため、入力者が妨害領域に入力するたびに、別画面が表示画面に点滅状態で表示されることになり、非常に見難くなる。
これを回避するために、本実施形態1では、同じ妨害領域において予め定めた所定時間が経過するまでは、別画面を同じ場所に表示させ、所定の時間が経過したときには、別画面の表示を中止するようにしている。
この処理の流れを図6のフローチャートを用いて説明する。
位置センサ12から受信した位置情報を取得し(ステップS1)、現在の時刻を取得して一時保存しておく(ステップS2)。
視認妨害領域特定部32を起動して、取得した位置情報のうち接触座標を渡す(ステップS3)。
視認妨害領域特定部32から「妨害あり」または「妨害領域中」の情報が戻されたときには(ステップS4/YES)、ステップS5へ進む。
一方、視認妨害領域特定部32から「妨害なし」の情報が戻されたときには(ステップS4/NO)、ステップS10へ進む。
視認妨害領域特定部32から「妨害あり」の情報が戻されたときに(ステップS5/NO)、未だ妨害開始時間が設定されていなければ(ステップS6/「なし」)、先に一時保存しておいた時刻を妨害開始時間に記憶させ(ステップS7)、別画面生成部33を起動して、別画面の表示位置と大きさを設定し(ステップS8)、位置情報をアプリケーション40へ渡して(ステップS13)、処理を終了する。
一方、既に妨害開始時間が設定されていた場合(ステップS6/「あり」)、別画面生成部33を起動して、別画面の表示位置と大きさを設定し(ステップS8)、位置情報をアプリケーション40へ渡して(ステップS13)、処理を終了する。
他方、視認妨害領域特定部32から「妨害領域中」の情報が戻されたときには(ステップS5/YES)、一時的に保存していた時刻が妨害開始時間から予め定めておいた時間を経過していれば(ステップS9/YES)、ステップS11へ進み、未だ所定時間が経過していないときには(ステップS9/NO)、ステップS13へ進む。
視認妨害領域特定部32から「妨害なし」の情報が戻されたときには(ステップS4/NO)、既に妨害開始時間が設定されていれば(ステップS10/「あり」)、別画面消滅部34を起動して、別画面と妨害領域とを初期化し(ステップS11)、妨害開始時間の設定を解除し(ステップS12)、位置情報をアプリケーション40へ渡して(ステップS13)、処理を終了する。
未だに、妨害開始時間が設定されていなければ(ステップS10/「なし」)、位置情報をアプリケーション40へ渡して(ステップS13)、処理を終了する。
本実施形態1を以上のような構成にすることによって、入力者の陰になり視認できない入力領域を、入力者の影にならない部分に自動的に表示するため、聴衆者はその入力領域の内容を知ることができる。
上述の実施形態1では、所定の時間が経過するまでは、同じ妨害領域に対する別画面を消滅させないようにしていたが、入力部20からの入力が停止したことを判断してから、別画面を消滅するようにしてもよい。
また、上記の実施形態1では、図7のように妨害領域105と別画面106が表示されるが、入力者102が妨害領域105に指示手段103で入力を行った場合、別画面106が表示された周辺に既に文字や図形が表示されている場合、聴衆者には今入力者が入力したものか既に表示されているものなのかの区別がつきにくい。
そのため、図8に例示するように、明滅させたり、背景色を変えたり、図9に例示するように枠107をつけたり、これらを組み合わせて、別画面を表示画面の表示とは異なるようにする。
これにより、別画面が入力している妨害領域の部分の表示であることが明確になり、聴衆者に対して視認性を向上させることができる。
さらに、上記の実施形態1では、入力者は、妨害領域と表示画面との境界が不明確なため、大画面表示になればなるほど、入力者から見て別画面への角度が大きくなり、確認が困難になり、入力者自身が妨害領域を作ってしまったことや、どの部分が妨害領域となっているのかを知ることができない。
これを解決するため、別画面と同様に、図10に例示するように、妨害領域の表示に対しても枠108を表示するようにする。
これにより、妨害領域が表示画面上のどの部分であるかが入力者に明確に認識できるので、聴衆者ばかりでなく入力者に対しても視認性を向上させることができる。
妨害領域や別画面に対して、このような枠、背景色や明滅の表示を行うためには、図11に例示するように、画面管理テーブル36に妨害領域と別画面に表示属性を記憶させておく。この表示属性は、枠つき、背景色、明滅つき等を組み合わせたもので構成する。
そして、画像出力部35は、画面管理テーブル36を参照して、妨害領域および別画面に対して表示属性にあった画像を生成するようにする。
<実施形態2>
本実施形態2は、別画面の消滅するタイミングを入力者の指示によって行うようにしたものである。このため、本実施形態2では、図12に例示するように、妨害領域の枠に入力終了ボタンを設けるようにする。図12(A)は、表示画面の全体を表示するものであり、(B)は妨害領域の枠の部分を拡大したものである。
この枠108には、入力終了ボタン109が設けられており、妨害領域105に入力を終えたとき、入力者がこの入力終了ボタン109を押下すると、別画面106の表示が終了する。
本実施形態2と上述の実施形態とでは、ハードウェア構成については、図3と同じであり、制御機能構成については、図4と同じであるが、別画面の終了処理を行う制御部31のみが相違している。
制御部31は、図13に示すフローチャートのような流れによって処理が行われる。
位置センサ12から受信した位置情報を取得し(ステップS21)、取得した位置情報が入力終了ボタンを押下したものと判断したときに(ステップS22/YES)、ステップS28に進む。
一方、入力終了ボタンを押下したものではないときには(ステップS22/NO)、視認妨害領域特定部32を起動して、取得した位置情報のうち接触座標を渡す(ステップS23)。
視認妨害領域特定部32から「妨害あり」または「妨害領域中」の情報が戻されたときには(ステップS24/YES)、ステップS25へ進む。
一方、視認妨害領域特定部32から「妨害なし」の情報が戻されたときには、(ステップS24/NO)、ステップS28へ進む。
視認妨害領域特定部32から「妨害あり」の情報が戻されたときには(ステップS25/NO)、別画面生成部33を起動して、別画面の表示位置と大きさを設定し(ステップS26)、位置情報をアプリケーション40へ渡して(ステップS27)、処理を終了する。
他方、視認妨害領域特定部32から「妨害領域中」の情報が戻されたときには(ステップS25/YES)、位置情報をアプリケーション40へ渡して(ステップS27)、処理を終了する。
入力終了ボタンが押下されたとき(ステップS22/YES)、画面管理テーブル36を参照して、妨害領域が設定されていれば(ステップS28/「あり」)、別画面消滅部34を起動して、別画面と妨害領域とを初期化し(ステップS29)、位置情報をアプリケーション40へ渡して(ステップS27)、処理を終了する。
未だに、妨害領域が設定されていなければ(ステップS28/「なし」)、位置情報をアプリケーション40へ渡して(ステップS27)、処理を終了する。
本実施形態2では、妨害領域の枠部に入力終了ボタンを設けるようにしたが、これに限らず、入力部20の入力動作の一連の動きを解析して入力終了と判定してもよいし(いわゆるジェスチャー操作による入力)、単に入力部20に物理的なスイッチを設けて、その信号を制御部31に伝える方式等でもかまわない。
<実施形態3>
上述の実施形態1,2では、別画面が予め決定された位置に表示されるようになっていた。本実施形態3は、上述した実施形態1,2の機能に追加し、別画面の表示位置を入力者に設定可能としたものである。
したがって、本実施形態3のハードウェア構成および制御機能構成は、実施形態1,2で説明したものと同じであるから、以下では追加・相違点についてのみ説明する。
まず、入力者が別画面の表示位置を設定するときの操作方法の概略について説明する。
入力者は、聴衆者へのプレゼンテーションを行う前に、画像入力表示装置の表示画面のシステム領域に設けられた設定ボタンを押下する。
画像入力表示装置では、図14に例示したように、表示画面の縮小画面201を入力者の近傍に表示し、この縮小画面201には、少なくとも1つの別画面の縮小枠202が表示される。
この縮小画面201の大きさは、1つ以上の別画面の縮小枠202が表示され、入力部20を用いて移動操作が可能な大きさであれば、特に限定するものではない。
また、別画面の縮小枠202は、縮小画面201の右上隅の位置(適宜設定可能)に表示し、縮小枠202の大きさも、入力部20を用いて移動操作が可能な大きさであれば、特に限定するものではない。
入力者が入力部20を用いて別画面の縮小枠202をドラッグして離したところ(縮小枠203〜206)を別画面の表示位置として確定する。別画面の表示位置は、縮小枠の左下隅の座標値を表示画面の座標値に変換したものとする。
別画面の表示位置を複数設定したいときには、画像入力表示装置の表示画面のシステム領域に設けられた繰返ボタンを押下することによって、別画面の新たな縮小枠が表示されるので、今までと同じ操作によって新たな別画面の表示位置を確定する。
そして、確定した1つ乃至複数の別画面の表示位置を設定登録するときには、画像入力表示装置の表示画面のシステム領域に設けられた登録ボタンを押下する。
画像入力表示装置では、確定した1つ乃至複数の別画面の表示位置を記録する。
次に、本実施形態3の制御機能構成について説明する。
図15は、本実施形態3に係る画像入力表示装置の制御機能構成を示すブロック図であり、同図において画像入力表示装置10の制御機能は、制御部31、視認妨害領域特定部32、別画面生成部33、別画面消滅部34、画像出力部35、別画面表示位置設定部37を含んで構成されている。また、これらを動作させるために、画面管理テーブル36、別画面表示位置テーブル38を用いる。図15において、図4と同じ機能については同じ符号を付してある。
別画面表示位置設定部37は、位置センサ12からの位置情報をもとに、設定ボタンが押下されたことを検出すると、表示画面の縮小画面を入力者の近傍に表示する。
この入力者の近傍は、画面管理テーブル36に記憶された妨害領域の表示位置と同じ座標値かあるいは所定の距離だけ移動した座標値として算定可能である。
また、縮小画面の大きさは、1つ以上の別画面の縮小枠が表示でき、入力部20を用いて移動操作が可能な大きさであれば、特に限定するものではない。さらに、この縮小画面には、少なくとも1つの別画面の縮小枠を表示し、縮小枠の位置は、縮小画面の右上隅とし、その大きさも、入力部20を用いて移動操作が可能な大きさであれば、特に限定するものではない。
別画面表示位置設定部37は、入力者が入力部20を用いて別画面の縮小枠をドラッグして離したことを検出すると、離した場所に表示された縮小枠の左下隅の座標値を表示画面の座標値に変換し、この座標値を別画面の表示位置として確定する。
別画面表示位置設定部37は、入力者によって繰返ボタンが押下されたことを検出すると、表示画面の縮小画面に新たな別画面の縮小枠を表示させて、縮小枠の確定を検出するか、登録ボタンの押下を検出するまで待つ。
別画面表示位置設定部37が繰返ボタンの押下を検出すると、上記同様に、ドラッグして離した場所に表示された縮小枠の左下隅の座標値を表示画面の座標値に変換し、この座標値を別画面の表示位置として確定する。
そして、別画面表示位置設定部37が登録ボタンの押下を検出すると、確定した1つ乃至複数の別画面の表示位置を別画面表示位置テーブル38に記録する。
このように予め設定された別画面の表示位置は、別画面生成部33において別画面の表示位置を決定するために使用する。
別画面生成部33は、妨害領域の内容を表示する別画面の表示位置を別画面表示位置テーブル38から取得し、別画面の大きさを画面管理テーブル36の妨害領域の大きさと同じにして、画面管理テーブル36にそれぞれ設定する。
ここで、別画面表示位置テーブル38に複数の表示位置がある場合、複数の別画面の表示位置に予め優先順位を付けておき、この優先順位の次候補の表示位置に表示させるものとしても、あるいは、予め設定された下記のような条件(複数選択可)によって選択しても構わない。
(1)入力者が入力を行っている領域(妨害領域)に重ならない表示位置とする。
(2)入力者の周辺の聴衆者から見て、視認性が低減する領域と重ならない表示位置とする。
(3)聴衆者の視線移動をできるだけ少なくなるような表示位置とする。
(4)別画面の表示位置が聴衆者に予期しやすいような、予め定めた領域に表示する。
(5)予め定めた領域のうち、妨害領域に近い領域を表示位置とする。
(6)既に入力された文字図形等の表示が、別画面表示することにより上書きされる領域が最小となる表示位置とする。即ち、未入力部分を優先的に別画面の表示位置とする。
しかし、妨害領域と重ならない表示位置が存在しないときには、妨害領域と重ならない別画面の表示位置を画像入力表示装置側で設定するものとする。
上記のような選択条件を予め設定するには、入力者が聴衆者へのプレゼンテーションを行う前に、画像入力表示装置の表示画面のシステム領域に設けられた選択条件設定ボタンを押下する。
画像入力表示装置が選択条件設定ボタンの押下を検出したときに、上記の選択条件を表示し、条件が選択され、確定ボタンの押下を検出したとき、選択された条件を記憶部14に記憶しておく。
別画面生成部33は、これらの記憶された条件によって、適確な別画面の表示位置を決定する。
本実施形態3のように、入力者がプレゼンテーションを行うにあたり、プレゼンテーションで表示される原稿や、書き込みを元に判断して、別画面の表示位置を予め設定しておくことにより、聴衆者には表示画面に表示された内容が見やすくなるとともに、入力者にはプレゼンテーション中の別画面の設定負担が軽減される。
<実施形態4>
上述の実施形態では、別画面が一旦表示されると、その別画面を移動できないため、この別画面の背後にある文字や図形等について説明できない。
本実施形態4は、このように一旦表示された別画面を消すことなく移動可能にしたものである。
このために、図16に例示するように、妨害領域301に枠307を表示させ、その枠307に移動ボタン308を配置し、この枠307の幅は、移動ボタン308が表示可能な幅とする。
入力者が移動ボタン308を押すと、この移動ボタン308の近傍あるいは入力者の近傍に、表示画面の縮小画面301が表示される。この縮小画面301には、表示画面の表示内容の縮小画像と、妨害領域の縮小領域302と、別画面の縮小303とが表示される。
そして、別画面の縮小303を入力部20によってドラッグすることによって、別画面の表示位置を305や306の位置へ移動させ、別画面の縮小303の背後にある文字や図形304を見られる状態にすることができる。
本実施形態4のハードウェア構成は、実施形態1,2,3で説明した図3と同じであり、また、本実施形態4の制御機能構成は、図17に示したブロック図の構成となる。
図17において画像入力表示装置10の制御機能は、制御部31、視認妨害領域特定部32、別画面生成部33、別画面消滅部34、画像出力部35、別画面表示位置設定部37、別画面表示位置移動部39を含んで構成されている。また、これらを動作させるために、画面管理テーブル36、別画面表示位置テーブル38を用いる。図17において、図15と同じ機能については同じ符号を付してある。
別画面表示位置移動部39は、位置センサ12からの位置情報をもとに、別画面の表示期間中に移動ボタンが押下されたことを検出すると、表示画面の縮小画面を入力者の近傍あるいは移動ボタンの近傍に表示する。
この入力者の近傍は、画面管理テーブル36に記憶された妨害領域の表示位置と同じ座標値かあるいは所定の距離だけ移動した座標値として算定可能である。
表示画面の縮小画面には、表示画面に表示されている内容の縮小画像と、妨害領域の縮小領域と、現在表示されている別画面の縮小枠が表示される。このとき、妨害領域の縮小領域は、表示画面の縮小画面と、別画面の縮小枠とは区別可能に表示する。
また、縮小画面の大きさは、1つ以上の別画面の縮小枠が表示でき、指示手段を用いて移動操作が可能な大きさであれば、特に限定するものではない。妨害領域の縮小領域および別画面の縮小枠の縮小率は、表示画面の縮小画面の縮小率と同じものとする。
別画面表示位置移動部39は、入力者が入力部20を用いて別画面の縮小303をドラッグして離したことを検出すると、離した場所に一番近い別画面の縮小305または306の左下隅の座標値を表示画面の座標値に変換し、この座標値を別画面の表示位置として確定する(図16参照)。
別画面表示位置移動部39は、確定した別画面の表示位置を別画面表示位置テーブル38に記録する。
以上により、別画面を入力者が意図する場所である未入力領域や、現状の説明に不要な領域に移動することができるので、別画面の背後にあった文字や図形を聴衆者が見られるようになる。
あるいは、別画面表示位置移動部39を次のように構成してもよい。
別画面表示位置移動部39は、位置センサ12からの位置情報をもとに、別画面の表示期間中に移動ボタンが押下されたことを検出すると、表示画面の縮小画面を入力者の近傍あるいは移動ボタンの近傍に表示する。
表示画面の縮小画面には、表示画面に表示されている内容の縮小画像と、妨害領域の縮小領域と、別画面表示位置テーブル38に記憶した複数の別画面に対応する別画面の縮小枠が表示される。このとき、妨害領域の縮小領域は、表示画面の縮小画面と別画面の縮小枠とは区別可能に表示する。妨害領域の縮小領域および別画面の縮小枠の縮小率は、表示画面の縮小画面の縮小率と同じものとする。
別画面表示位置移動部39は、入力者が入力部20を用いて、複数の別画面の縮小枠の中から所望の別画面の縮小枠がタッチによって選択されると、その縮小枠の左下隅の座標値を表示画面の座標値に変換し、この座標値を別画面の表示位置として確定する(図16参照)。
別画面表示位置移動部39は、確定した別画面の表示位置を別画面表示位置テーブル38に記録する。
以上により、入力者が予め設定していた複数の別画面の表示位置から簡便に選択することができるので、別画面の背後にあった文字や図形を聴衆者が見られるようになる。
<実施形態5>
上述の実施形態では、表示画面に入力するのは、すべて指等の入力部から行い、その位置情報を位置センサによって検出していた。
本実施形態5では、この位置センサに加えて、表示画面上の位置を他の入力機器によって指示可能にした場合、位置センサからの位置情報の入力に限って別画面を表示させ、他の位置情報の入力機器については別画面表示しないものである。
本実施形態5では、位置情報の入力機器をデジタイザとして説明するが、位置情報を入力するときに、入力者の陰になって見えない領域が生じない入力機器であれば、同様に適用可能である。
本実施形態5のハードウェア構成は、図18に例示したような構成となる。この図18は、図3と同じ機能には同じ符号を付してあり、同じ符号の構成要素については説明を省略する。
デジタイザ15は、スタイラスペンのような入力部20が接触したときの位置情報を主制御部13へ送信する。
この位置情報には、位置情報を入力した機器の区別、入力部20の接触位置、接触状況が含まれる。機器の区別は、デジタイザまたは位置センサを区別する情報である。また、接触位置は、デジタイザ上の座標値を表示画面上の座標値に変換したものとする。
また、位置センサ12は、位置情報を入力した機器の区別を位置センサとした位置情報を主制御部13へ送信するようにする。
また、本実施形態5の機能構成は、上述の実施形態の機能構成と同じである。
制御部31では、上述のような位置情報を位置センサ12やデジタイザ15から受信したときに、位置情報の入力機器の区分を参照して、位置センサ12のときには、上述の実施形態と同様な処理を行う。また、入力機器の区分がデジタイザ15の場合には、位置情報をアプリケーション40へ引き渡すのみとする。
以上の構成により、複数の入力により表示出力を行うことが可能な画像入力表示装置であっても、表示入力装置自体の表示画面上で入力する場合においてのみ、別画面を使用した入力を実現し、他の入力機器を使用した際に不要な別画面の表示をしなくてもすむ。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で各種の変形、修正が可能であるのは勿論である。
表示画面および座標軸を説明する図である。 画像入力表示装置の表示画面の操作概要を説明する図である。 実施形態1に係る画像入力表示装置のハードウェア構成を表すブロック図である。 実施形態1に係る画像入力表示装置の制御機能構成を示すブロック図である。 実施形態1における画面管理テーブルのデータ構造例である。 実施形態1の制御部の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態1における別画面の表示例である。 実施形態1における別画面の表示例である。 実施形態1における別画面の表示例である。 実施形態1における妨害領域の表示例である。 実施形態1における画面管理テーブルの他のデータ構造例である。 実施形態2における入力終了ボタンの設置位置を示した例である。 実施形態2の制御部の処理手順を示すフローチャートである。 複数の別画面の表示位置を設定するときの説明図である。 実施形態3に係る画像入力表示装置の制御機能構成を示すブロック図である。 実施形態4における移動ボタンの設置位置を示した例である。 実施形態4に係る画像入力表示装置の制御機能構成を示すブロック図である。 実施形態5に係る画像入力表示装置のハードウェア構成を表すブロック図である。
符号の説明
10…画像入力表示装置、11…画像表示部、12…位置センサ、13…主制御部、14…記憶部、15…デジタイザ、20…入力部、31…制御部、32…視認妨害領域特定部、33…別画面生成部、34…別画面消滅部、35…画像出力部、36…画面管理テーブル、37…別画面表示位置設定部、38…別画面表示位置テーブル、39…別画面表示位置移動部、40…アプリケーション、101…大型表示画面、102…入力者、103…指示手段(入力部)、104…聴衆者、105…妨害領域、106…別画面、107…別画面の枠、108…妨害領域の枠、109…入力終了ボタン、201…縮小画面、202〜206…縮小枠、301…縮小画面、301…妨害領域、302…妨害領域の縮小領域、303,305,306…別画面の縮小、304…別画面の背後に隠れた文字や図形、307…妨害領域の枠、308…移動ボタン。

Claims (7)

  1. 表示画面に位置センサを備え、該画面上でのタッチ操作により画面表示の操作が可能な画像入力表示装置において、入力者に遮られて聴衆者が見えない前記表示画面上の視認妨害領域を自動設定し、前記聴衆者から視認可能な位置に別画面を生成して、該視認妨害領域に該当する表示画面の内容を該別画面上に表示することを特徴とする画像入力表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像入力表示装置において、前記別画面は、該画面の表示領域を囲む枠を付加する、あるいは、前記表示画面の背景色と異ならせることを特徴とする画像入力表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像入力表示装置において、前記視認妨害領域を囲む枠を付加することを特徴とする画像入力表示装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の画像入力表示装置において、前記別画面の表示期間は、前記入力者が前記視認妨害領域に入力を開始した時点から入力が完了するまでの期間であることを特徴とする画像入力表示装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載の画像入力表示装置において、前記別画面の表示期間は、前記視認妨害領域への未入力の状態が継続し、且つ、予め設定された未入力時間が経過するまでの期間であることを特徴とする画像入力表示装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の画像入力表示装置において、前記別画面の表示位置の複数の候補と、該複数の候補から別画面の表示位置を選択する条件とを予め設定可能とし、前記別画面を生成するときに、前記視認妨害領域の位置と前記選択条件とから別画面の表示位置を決定することを特徴とする画像入力表示装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の画像入力表示装置において、前記別画面を移動可能としたことを特徴とする画像入力表示装置。
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