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JP2009113512A - 電動パワーステアリング装置の制御装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置の制御装置 Download PDF

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JP2009113512A
JP2009113512A JP2007285216A JP2007285216A JP2009113512A JP 2009113512 A JP2009113512 A JP 2009113512A JP 2007285216 A JP2007285216 A JP 2007285216A JP 2007285216 A JP2007285216 A JP 2007285216A JP 2009113512 A JP2009113512 A JP 2009113512A
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Atsushi Kojima
篤 小嶋
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NSK Ltd
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Abstract

【課題】ハンドルの重心ズレによる操舵トルクの変動を補償すると共に、重心ズレの利点をハンドルの操舵状態に合わせて利用することにより、より操舵フィーリングを改善した電動パワーステアリング装置の制御装置を提供する。
【解決手段】ハンドルの重心ズレによる操舵トルク変動を打ち消すような操舵トルク変動補償値を演算し、操舵トルク変動補償値を電流指令値に付与して、操舵トルク変動を補償する操舵トルク変動補償演算手段と、センサからの検出値に基づいて補償調整値を演算し、操舵トルク変動補償値を補償調整値により調整する補償調整手段とを具備した。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のステアリング装置にモータによる操舵補助力を付与するようにした電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、特にハンドルの回転中心点と重心点とのオフセット量により発生する操舵トルク変動を補償する電動パワーステアリング装置の制御装置に関する。
車両のステアリング装置をモータの回転力で補助負荷付勢する電動パワーステアリング装置は、モータの駆動力を減速機を介してギア又はベルト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラック軸に補助負荷付勢するようになっている。かかる従来の電動パワーステアリング装置は、アシストトルク(操舵補助力)を正確に発生させるため、モータ電流のフィードバック制御を行っている。フィードバック制御は、電流指令値とモータ電流検出値との差が小さくなるようにモータ印加電圧を調整するものであり、モータ印加電圧の調整は、一般的にPWM(パルス幅変調)制御のデュ−ティ比の調整で行っている。
ここで、電動パワーステアリング装置の一般的な構成を図9に示して説明すると、ハンドル1のコラム軸2は減速ギア3、ユニバーサルジョイント4a及び4b、ピニオンラック機構5を経て操向車輪のタイロッド6に連結されている。コラム軸2には、ハンドル1の操舵トルクを検出するトルクセンサ10が設けられており、ハンドル1の操舵力を補助するモータ20が、減速ギア3を介してコラム軸2に連結されている。パワーステアリング装置を制御するコントロールユニット30には、バッテリ14から電力が供給されると共に、イグニッションキー11を経てイグニッション信号が入力され、コントロールユニット30は、トルクセンサ10で検出された操舵トルクTと車速センサ12で検出された車速Vとに基づいてアシスト指令の操舵補助指令値Iの演算を行い、演算された操舵補助指令値Iに基づいてモータ20に供給する電流を制御する。
コントロールユニット30は主としてCPU(MPUやMCUを含む)で構成されるが、そのCPU内部においてプログラムで実行される一般的な機能を示すと図10のようになる。
図10を参照してコントロールユニット30の機能及び動作を説明すると、トルクセンサ10で検出された操舵トルクTは操舵補助指令値演算部32に入力される。又、車速センサ12で検出された車速Vも操舵補助指令値演算部32に入力される。操舵補助指令値演算部32は、入力された操舵トルクT及び車速Vに基づいて、メモリ33に記憶されているアシストマップを参照してモータ20に供給する電流の制御目標値である操舵補助指令値Iを決定する。操舵補助指令値Iは減算部30Aに入力されると共に、応答速度を高めるためのフィードフォワード系の微分補償部34に入力され、減算部30Aの偏差(I−i)は比例演算部35に入力されると共に、フィードバック系の特性を改善するための積分演算部36に入力され、その比例出力は加算部30Bに入力される。微分補償部34及び積分補償部36の出力も加算部30Bに加算入力され、加算部30Bでの加算結果である電流制御値Eが、モータ駆動信号としてモータ駆動回路37に入力される。モータ駆動回路37にはバッテリ14から電力が供給され、モータ20のモータ電流値iはモータ電流検出部38で検出され、モータ電流値iは減算部30Aに入力されてフィードバックされる。
このような電動パワーステアリング装置では、ドライバがハンドル1を操作して車両がカーブを通過するとき、タイヤが路面から受ける反力によって中立点(0度)、つまり直線走行状態に戻るような力を受ける。このため、車両がカーブを通過し終えたとき、ドライバがハンドル1から手を離すと(手放し状態)、ステアリング装置は路面から受ける反力により自然に中立点に復帰し、ハンドル1が逆方向に回転するような力が、ドライバの操作するハンドル1に働く。このような動作は一般的に「ハンドル戻し」と呼ばれている。
また、このような車両に搭載される電動パワーステアリング装置のハンドルには、衝突事故等が起きたときの安全を考慮して、ドライバを保護するためのエアーバッグ等のセーフティシステムや、車両の速度や車間距離を制御するような走行支援システム等の部品が取り付けられる。ハンドルは、ドライバにとって最も重要なインタフェース部の1つであり、今後、様々なシステムが搭載される事が予想される。しかしながら、ハンドルに搭載される上述したようなシステムを構成する部品等、例えばエアーバッグシステムはハンドルと比較して非常に重量があるため、ハンドルの回転中心点(コラム軸)と重心点とが一致せず、重心ズレ(オフセット)が発生する問題がある。
ここで、ハンドル1に発生する重心ズレを図11を参照して説明する。
図11(a)は、コラム軸2に固定されたハンドル1の回転中心点Rcと、ハンドル1に搭載されたエアーバッグ等の重量により偏った重心点Wcとの位置を示すと共に、回転中心点Rcと重心点Wcとの差をオフセット量rとして示す。また、図11(b)は、回転中心点Rcを軸としてハンドル1が180度回転した様子を示している。
次に、図12及び図13を参照して、重心ズレを持つハンドルに発生する操舵トルクTの変動をハンドル角との関係で説明する。図12に示すハンドル回転位置(a)〜(d)はそれぞれ図13の舵角0度(a)〜舵角270度(d)に対応している。例えばハンドル位置が図12の(a)及び図13の(a)の状態にある場合、ハンドルは中立の状態(0度)にあり、操舵トルクTは図13(a)のようにTとなっており、この状態からハンドル1を図12(b)の位置へ回転操舵を行う場合に、ハンドル1の重心点Wcを上側に移動するようになるため、図13に示すように操舵トルクTは次第に大きくなり、ハンドル操舵は徐々に重く感じるようになる。そして、図12(b)のように90度回転した状態で、操舵トルクTは最大トルク値Tとなる。また、図12(b)の位置から図12(c)の位置に回転操舵を行う場合も同様に重心点Wcを上側に移動するようになるが、重心点Wcが180度に近づくにつれて操舵トルクTの大きさは図13に示すように次第に小さくなり、舵角が180度となったとき(図12(c))に、舵角0度と対称になるために、操舵トルクTは舵角0度と同じTとなる。さらに、図12(c)の位置から図12(d)の位置に回転操舵を行う場合、重心点Wcが上側にある状態から下側に回転するようになるので、図13に示すように操舵トルクTは次第に小さくなり、ハンドル操舵は徐々に軽く感じられるようになり、舵角が270度となったとき(図12(d))に、操舵トルクTは最小トルク値Tとなる。さらに、図12(d)の位置から360度の方向、つまり図12(a)の位置方向に回転操舵を行う場合も同様に重心点Wcが下側に移動するが、360度に近づくにつれて操舵トルクTは次第に大きくなる。
このような重心ズレによる操舵トルクTの変動は、ドライバの操舵フィーリングを損なう原因となる。つまり、重心ズレを含むハンドルを操作する際、重心点Wcの位置によりハンドル1の操舵トルクTが変わってしまうため、ドライバに不快感を与えることになる。
かかる問題を解決する手段として、例えば特許第2579381号公報(特許文献1)に示される車両の操舵力制御装置がある。特許文献1に記載の装置では、ハンドルの操舵トルクが重く感じられるような場合には、操舵補助力を増大方向に補正して体感操舵力を軽減する一方、操舵トルクが軽く感じられるような場合には、操舵補助力を減少方向に補正して体感操舵力を増大するようにしている。即ち、少なくともハンドルの舵角を1つのパラメータとして、パワーステアリングの操舵補助力を増減制御する車両の操舵力制御装置において、ハンドルの質量及びハンドルの回転中心点から重心点までのオフセット量に基づいて操舵トルク変動量を求め、この操舵トルク変動量を打ち消すようにパワーステアリングの操舵補助力の増減制御値を補正している。
つまり、図13の(b)のような最大トルク値Tの近辺で、電動パワーステアリング装置の操舵補助力を増やし、図13の(d)のような最小トルク値Tの近辺で、操舵補助力を減らすようにすることで、ハンドルの重心ズレによる操舵トルク変動を補償するようにしている。
特許第2579381号公報
しかしながら、特許文献1の装置では、操舵トルクの変動量を補償する補償値を車速及び舵角のみによって設定しているため、状況によっては不必要な補償を行う場合があり、ハンドル戻しを悪化させてしまう問題がある。また、ハンドルの重心ズレによってもたらされる利点、例えばハンドルの戻り感を利用することができないという問題がある。
ここで、ハンドル戻しを悪化させてしまう例を、図12を参照して説明する。例えば車速30km/h、カーブからの立ち上がりで、ドライバはハンドル戻しを意識して「手放し状態」にあり、ハンドルの舵角が90度で図12(b)の状態である場合、特許文献1の装置では「手放し状態」を判別することができず、操舵トルク変動を調整するためにハンドル戻しを妨げる方向にアシストトルクを出力してしまうため、ハンドル戻しを悪化させることになる。
次に、図11を参照して、ハンドルの重心ズレがあった場合の利点を説明する。例えばハンドル1の舵角が中立の状態(0度)で、コラム軸の回転中心点Rcよりも重心点Wcを下側に設計することにより、ハンドル戻しの改善、中高車速領域での操舵感が改善される。例えば、図11(a)のようなハンドル1の舵角が中立状態(0度)であるときは、ハンドル1の重心点Wcが回転中心点Rcの下側にあるため、操舵トルクが大きくなり(重くなり)、中立状態での安定感が増すことでトルクビルドアップ感を改善できる。また、図11(b)のようなハンドル1の舵角が180度回転した状態にあるときは、ハンドル1の重心点Wcが回転中心点Rcの上側にあるため、操舵トルクが小さくなり(軽くなり)、ハンドル操舵をし易くなると共に、タイヤが路面から受ける反力によって、コーナリングから中立状態に戻るようなハンドルの戻り感を改善できる。このように、ハンドルの重心ズレは操舵フィーリングを損なうだけではなく、上述したような条件にあっては操舵フィーリングを改善することができる。
本発明は上述のような事情によりなされたものであり、本発明の目的は、ハンドルの重心ズレによる操舵トルクの変動を補償すると共に、重心ズレの利点をハンドルの操舵状態に合わせて利用することにより、より操舵フィーリングを改善するようにした電動パワーステアリング装置の制御装置を提供することにある。
本発明は、操舵トルク及び車速に基づいて演算された電流指令値により、ハンドルに操舵補助力を付与するモータを駆動制御する電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、本発明の上記目的は、前記ハンドルの重心ズレによる操舵トルク変動を打ち消すような操舵トルク変動補償値を演算し、前記操舵トルク変動補償値を前記電流指令値に付与して、前記操舵トルク変動を補償する操舵トルク変動補償演算手段と、センサからの検出値に基づいて補償調整値を演算し、前記操舵トルク変動補償値を前記補償調整値により調整する補償調整手段とを具備したことにより達成される。
また、本発明の上記目的は、前記補償調整手段が、前記車速に対応してゲインを算出する車速感応ゲイン手段からの入力値に基づいて前記補償調整値を演算するようになっていることにより、或いは前記補償調整手段が、角速度センサからの検出値に対応してゲインを算出する角速度感応ゲイン手段からの入力値に基づいて前記補償調整値を演算するようになっていることにより、或いは前記補償調整手段が、前記操舵トルクに対応してゲインを算出する操舵トルク感応ゲイン手段からの入力値に基づいて前記補償調整値を演算するようになっていることにより、或いは前記補償調整手段が、舵角センサからの検出値に対応してゲインを算出する舵角感応ゲイン手段からの入力値に基づいて前記補償調整値を演算するようになっていることにより、或いは前記ハンドルの手放し状態或いは操舵状態を検出する手放し判定手段と、前記手放し判定手段からの検出値に対応してゲインを算出する手放し判定ゲイン手段を備え、前記補償調整手段が、前記手放し判定ゲイン手段からの入力値に基づいて前記補償調整値を演算するようになっていることにより、或いは前記操舵トルク変動補償演算手段が、前記ハンドルの質量及び前記ハンドルの回転中心点から重心点のオフセット量に基づいて前記操舵トルク変動補償値を演算するようになっていることにより、或いは前記手放し判定手段が、前記トルクセンサ、前記角速度センサ及び前記舵角センサからの検出値に基づいて、前記ハンドルの操舵状態を検出するようになっていることにより、より効果的に達成される。
本発明の電動パワーステアリング装置の制御装置によれば、ハンドルの回転中心点から重量若しくは質量の重心点までのオフセット量に基づいて算出される操舵トルク変動補償値により、ハンドルの重心ズレによる操舵トルクの変動を補償すると共に、検出されるハンドルの操舵状況、操舵トルク、舵角、角速度及び車速に基づいて、操舵トルク変動補償値を調整するようにしているので、ハンドルの重心ズレによる操舵フィーリングを改善すると共に、重心ズレによるコーナリングからのハンドル戻し感や中立点付近での安定感を得ることができる。
本発明に係る電動パワーステアリング装置の制御装置は、操舵トルク変動補償演算手段により、操舵トルク変動を補償する操舵トルク変動補償値を算出する。そして、手放し判定手段により、ハンドルが「手放し状態」であるか或いは「通常操舵状態」であるかを判定すると共に、その判定結果を補償調整手段に入力する。補償調整手段は、各センサからの検出値のゲインを調整する各感応ゲイン手段からの入力値及び手放し判定手段の判定結果に基づいて、操舵トルク変動補償値を調整する補償調整値を算出する。即ち、本発明の補償調整手段は、手放し判定手段の判定結果と各感応ゲイン手段からの入力値とに基づき操舵トルク変動補償値の調整を行うため、ハンドルの操舵状況に合わせて操舵トルク変動を補償することができ、ハンドルの重心ズレによる利点を利用することができる。
先ず、重心ズレに基づく操舵トルクの変動量を補償する操舵トルク変動補償値の演算方法の例を、図1及び図2を参照して説明する。
図1(a)はハンドル1の重心点Wcが回転中心点Rcから距離rだけ偏心し、ハンドル1の半径がrwである様子を示している。つまり、ハンドル1の質量mが距離rだけオフセットしている状態を示す図であり、エアバック等を格納したハンドル1に相当するモデル図である。
このようなモデルにおける操舵トルク変動量Fvは、図1(b)に示すようにハンドル1を舵角θ〜(θ+Δθ)まで操舵したときのエネルギーの釣合い式により、下記(1)式の様に求めることができる。

Fv・rw・Δθ=m・g・r{−[cos(θ+Δθ)]−[−cosθ]}

=m・g・r{−cosθ・cos(Δθ)+sinθ・sin(Δθ)+cosθ}

・・・(1)

ここで、Δθは微小であるから、cosΔθ≒1、sinΔθ≒Δθであり、上記(1)式は下記(2)式のようになる。

Fv・rw・Δθ=m・g・r・sinθ・Δθ ・・・(2)

上記(2)式の両辺のΔθを消去すると下記(3)式になり、さらに(4)式のように「質量mが距離rだけオフセットした場合の操舵トルク変動量Fv」の演算式を得ることができる。

Fv・rw=m・g・r・sinθ ・・・(3)

Fv=m・g・r/rw・sinθ ・・・(4)

このように、上記(4)式により得られた操舵トルク変動量Fvを打ち消すような成分の補償値(電流値)を用いて電流指令値若しくは操舵補助指令値を補正することで、操舵トルク変動を補償することができる。また、操舵トルク変動量Fvは、上記(4)式から図2に示すような特性となる。
以下に本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図3は本発明の構成例を部分的に示すブロック図であり、本発明の電動パワーステアリング装置の制御装置は、操舵トルク変動補償演算手段50において、上記(3)式若しくは(4)式で算出される操舵トルク変動補償値Fvが乗算器51に入力され、補償調整手段60により算出される補償調整値ct(G又はG)は、最大値の制限を与える制限部52を介して乗算器51に入力され、その乗算結果である操舵トルク変動補償出力値が、操舵トルク変動に対する補償値として電流指令値若しくは操舵補助指令値に印加される。
車速センサ61からの車速Vは車速感応ゲイン手段62に入力され、車速Vに対応したゲインGが補償調整手段60に入力され、トルクセンサ63からの操舵トルクTはトルク感応ゲイン手段64に入力され、操舵トルクTに対応したゲインGが補償調整手段60に入力される。角速度センサ65からの角速度ωは角速度感応ゲイン手段66に入力され、角速度ωに対応したゲインGが補償調整手段60に入力され、舵角センサ67からの舵角θは舵角感応ゲイン手段68に入力され、舵角θに対応したゲインGが補償調整手段60に入力される。また、手放し判定手段70には操舵トルクT、角速度ω及び舵角θが入力され、手放し判定手段70からの手放し判定信号hsは、補償調整手段60に入力されると共に、手放し判定ゲイン手段71によりゲイン調整されたゲインGが補償調整手段60に入力される。
また、補償調整手段60は、手放し判定手段70から入力される手放し判定信号hsに基づき、「手放し状態」又は「通常操舵状態」の演算処理を行う。「手放し状態」の場合は、ゲインG、G、G、G及びGをそれぞれ乗算処理して補償調整値ctとしてG(=G・G・G・G・G)を出力する。また、「通常操舵状態」の場合にはゲインG、G、G及びGをそれぞれ乗算処理して補償調整値ctとしてG(=G・G・G・G)を出力する。
このような補償調整手段60の構成は、例えば図4に示すようになっている。先ず、車速感応ゲイン手段62からのゲインGが乗算器601に入力され、トルク感応ゲイン手段64からのゲインGが乗算器601に入力され、乗算結果であるCM1は乗算器602に入力される。乗算器602は、乗算結果CM1と角速度感応ゲイン手段66から入力されるゲインGとの乗算結果CM2を乗算器603に入力する。乗算器603は、乗算結果CM2と舵角感応ゲイン手段68から入力されるゲインGとの乗算結果CM3を切替手段610の接点611及び乗算器604に入力する。乗算器604は、乗算結果CM3と手放し判定ゲイン手段71から入力されるゲインGとの乗算結果CM4を切替手段610の接点612に入力する。切替手段610は、手放し判定手段70からの判定信号hsに基づいて接点611又は接点612を切替制御し、補償調整値ctを制限部52へ出力する。つまり、切替手段610は、手放し判定手段70からの手放し判定信号hsに基づいて、乗算結果CM4のG(=G・G・G・G・G)又は乗算結果CM3のG(=G・G・G・G)を切替えて補償調整値ctとして出力する。
このような構成において、その動作例を図5のフローチャートを参照して説明する。
先ず、操舵トルク変動補償演算手段50により、ハンドルの重心ズレによる操舵トルク変動補償値Fvを前記(4)式に従って演算して乗算器51に入力する(ステップS10)。次に、車速センサ61により検出された車速Vが、車速感応ゲイン手段62に入力され、車速Vに対応したゲインGが算出されて補償調整手段60に入力される(ステップS11)。また、トルクセンサ63により検出された操舵トルクTが、トルク感応ゲイン手段64に入力され、操舵トルクTに対応したゲインGが算出されて補償調整手段60に入力される(ステップS12)。角速度センサ65により検出された角速度ωが、角速度感応ゲイン手段66に入力され、角速度ωに対応したゲインGが算出されて補償調整手段60に入力され(ステップS13)、舵角センサ67により検出された舵角θが、舵角感応ゲイン手段68に入力され、舵角θに対応したゲインGが算出されて補償調整手段60に入力される(ステップS14)。なお、ゲインG〜Gの算出の順番は任意であり、補償調整手段60に入力する順番も任意である。
そして、操舵トルクT、角速度ω及び舵角θに基づいて、手放し判定手段70により検出される手放し判定信号hsは、手放し判定ゲイン手段71に入力され、手放し判定信号hsに対応したゲインGが算出されて補償調整手段60に入力される(ステップS15)。
ここで、補償調整手段60は、手放し判定手段70から入力される手放し判定信号hsに基づいて、「手放し状態」又は「通常操舵状態」を切り替えて制御を行う。手放し判定手段70により「手放し状態」と判定されると、「手放し状態」の手放し判定信号hsが補償調整手段60に入力され、手放し状態のステップS17へ移行する。即ち、切替手段610の接点が“612”となる。一方、手放し判定手段70により「通常操舵状態」と判定されると、「通常操舵状態」の手放し判定信号hsが補償調整手段60に入力され、通常操舵状態のステップS18へ移行する(ステップS16)。即ち、切替手段610の接点が“611”となる。
補償調整手段60は、「手放し状態」の手放し判定信号hsが入力されると、G(=G・G・G・G・G)を算出し、補償調整値ctとして制限部52を介して乗算器51に入力する(ステップS17)。また、補償調整手段60は、「通常操舵状態」の手放し判定信号hsが入力されるとG(=G・G・G・G)を算出し、補償調整値ctとして制限部52を介して乗算器51に入力する(ステップS18)。そして、乗算器51では操舵トルク変動補償値Fvと補償調整値G又はGとの乗算処理を行い、乗算結果である操舵トルク変動補償出力値が、操舵トルク変動に対する電流指令値若しくは操舵補助指令値の補償値として出力される。
ここで、上述した図3の操舵トルク変動補償値Fvを増減設定可能にする車速感応ゲイン手段62、トルク感応ゲイン手段64、角速度感応ゲイン手66、舵角感応ゲイン手段68及び手放し判定ゲイン手段71におけるゲインの設定例をそれぞれ説明する。
先ず、車速感応ゲイン手段62による車速Vに対応したゲインGについて、例えば車両が停車している状態では、ハンドル1の重心ズレによる変動を感じ易いため、ゲインを“1”と設定する。一方、車両が高速領域で走行している状態では、操舵トルク変動補償値Fvを小さくするようにゲインGを設定することで、操舵トルクTのビルドアップ感を改善する。
トルク感応ゲイン手段64による操舵トルクTに対応したゲインGについて、ハンドル1の操舵トルクTが大きい状態では、操舵トルク変動補償出力値による操舵トルク変動補償により、アシストトルクの出力不足がさらに悪化する可能性があるため、ゲインGを低くするように設定する。一方、操舵トルクTが小さい状態では、ドライバがハンドル1の重心ズレによる操舵トルク変動を感じやすくなるため、ゲインGを高くするように設定する。
角速度感応ゲイン手段66による角速度ωに対応したゲインGについて、角速度ωが速い状態(緊急回避時等)では、操舵トルク変動補償出力値により転追性悪化の原因となる可能性があるため、ゲインGを低くするように設定する。一方、角速度ωが遅い状態では、操舵トルク変動を感じにくいため、操舵トルク変動補償を行わなくても良い場合も考慮して大きく設定する。
舵角感応ゲイン手段68による舵角θに対応したゲインGについて、舵角θが大きい領域では、ゲインGを低くするように設定することにより、ラックエンド付近でのアシストトルクの出力不足を改善する。また、舵角θに対するゲインの設定を細かく行うため舵角θが小さい領域では、操舵トルクTが重くなる時のみを補償或いは操舵トルクTが軽くなる時のみを補償するように大きく設定する。
手放し判定ゲイン手段71による手放し判定信号hsに対応したゲインGについて、ハンドル戻し制御(アクティブリターン制御)等が搭載されている電動パワーステアリング装置では、ハンドル1の重心ズレによるハンドル戻しの改善の必要がないため、ゲインを“1”と設定する。一方、操舵トルク変動補償調整を“0”にすることによって、「手放し状態」でハンドル1の動きが不自然になる可能性があるため、「手放し状態」の場合でもゲインの設定をできるようにする。
このように、各感応ゲイン手段により、様々な状態に合わせて操舵トルクTの変動を補償することができる。
次に、ハンドル1の「手放し状態」或いは「通常操舵状態」を検出する手放し判定手段70の判定方法の例を、図6のフローチャート及び図7の特性図を参照して説明する。
先ず、手放し判定手段70は、ハンドル1の操舵入力に伴ってトルクセンサ63により検出される操舵トルクTと所定値との比較判定を行う。操舵トルクTが所定値より小さい場合は、十分なハンドル操舵入力が認められない状態としてステップS51に移行する。一方、操舵トルクTが所定値以上の場合には、十分なハンドル操舵入力が認められる通常の操舵状態としてステップS53に移行し、「通常操舵状態」と判定される(ステップS50)。次に、ステップS51で行われるハンドル戻し状態の判定方法は、図7の特性判定図に示すように、図中斜線部をハンドル戻し状態として判別する例を示している。つまり、舵角センサ67により検出される舵角θに対する角速度センサ65により検出される角速度ωを比較することにより判定する。例えば、ハンドル1の舵角θがプラス(右きり操舵)状態で、ハンドル1の角速度ωがマイナス(左転舵)領域にある場合は、ハンドル戻し状態として「手放し状態」であるステップS52に移行する。一方、舵角θがマイナス(左切り操舵)状態で、角速度ωがマイナス(左転舵)領域にある場合は、操舵中であるとして「通常操舵状態」であるステップS53に移行する。このように、手放し判定された判定結果は、手放し判定信号hsとして補償調整手段60及び手放し判定ゲイン手段70に出力される。
ここで、本発明に係る実施例として、ハンドル操舵が重くなる舵角範囲のみを補償するように、舵角感応ゲイン手段68のゲインGを設定した場合の一例を図8に示すと共に、前述した図12及び図13とを参照して説明する。
図8に示す例では、操舵トルク変動を全て補償するような操舵トルク変動補償出力値を実線で示し、ハンドル操舵が重くなる時のみを補償するような操舵トルク変動補償出力値を一点差線にて示している。また、前述したように図12(a)〜(d)及び図13(a)〜(d)はそれぞれのハンドルの舵角を示すと共に、図8の舵角と対応して示している。
例えば0度〜180度までの操舵トルク変動のみを補償し、180度〜360度まで補償しないようにする。つまり、重心ズレによる操舵トルク変動をハンドル操舵が重たく感じる舵角範囲、図12の(a)〜(c)、図13の(a)〜(c)までを補償し、図12の(c)〜(d)そして(a)まで、図13の(c)〜(d)そして360度までの舵角範囲では補償しないようにすることで、ドライバは重心ズレを感じることなく、ハンドル操舵を行うことができる。
なお、本説明ではCW方向の操舵例を主として説明したが、CCW方向においても同様の方法で同等の効果が得られる。また、ハンドル操舵が重くなる場合のみを操舵トルク変動補償出力値により補償する例を説明したが、操舵トルク変動補償値Fvは、補償調整手段60の補償調整値ctにより増減設定が可能であり、ハンドルが軽くなる時のみを補償することも可能である。また、各センサ及び各感応ゲイン手段は、上述したセンサ以外にも所定のセンサ及び所定の感応ゲイン手段を用いて操舵トルク変動補償値Fvに関連付けることにより同様の効果が得られる。
重心点位置が回転中心点より偏心したハンドルの動作を説明するための図である。 舵角に対する操舵トルクの変動成分の一例を示す特性図である。 本発明に係る電動パワーステアリング装置の制御装置の構成例の一部を示すブロック図である。 本発明に係る補償調整値を演算する構成例を示すブロック図である。 本発明に係る電動パワーステアリング装置の制御装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明に係る手放し判定手段の動作例を示すフローチャートである。 本発明に係る手放し判定手段による判定方法を説明するための特性図である。 本発明に係る操舵トルク変動補償値の調整例を示す図である。 一般的な電動パワーステアリング装置の概略構成を示す図である。 従来の制御系の構成例を示すブロック図である。 ハンドルの回転中心点と重心点とのオフセット量を示す図である。 ハンドルと回転位置の一例を示す図である。 舵角と操舵トルク変動の関係の一例を示す特性図である。
符号の説明
1 ハンドル
2 コラム軸
20 モータ
50 操舵トルク変動補償演算手段
51 乗算器
52 制限部
60 補償調整手段
61 車速センサ
62 車速感応ゲイン手段
63 トルクセンサ
64 トルク感応ゲイン手段
65 角速度センサ
66 角速度感応ゲイン手段
67 舵角センサ
68 舵角感応ゲイン手段
70 手放し判定手段
71 手放し判定ゲイン手段
610 切替手段

Claims (8)

  1. 操舵トルク及び車速に基づいて演算された電流指令値により、ハンドルに操舵補助力を付与するモータを駆動制御する電動パワーステアリング装置の制御装置において、前記ハンドルの重心ズレによる操舵トルク変動を打ち消すような操舵トルク変動補償値を演算し、前記操舵トルク変動補償値を前記電流指令値に付与して、前記操舵トルク変動を補償する操舵トルク変動補償演算手段と、センサからの検出値に基づいて補償調整値を演算し、前記操舵トルク変動補償値を前記補償調整値により調整する補償調整手段とを具備したことを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
  2. 前記補償調整手段が、前記車速に対応してゲインを算出する車速感応ゲイン手段からの入力値に基づいて前記補償調整値を演算するようになっている請求項1に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  3. 前記補償調整手段が、角速度センサからの検出値に対応してゲインを算出する角速度感応ゲイン手段からの入力値に基づいて前記補償調整値を演算するようになっている請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  4. 前記補償調整手段が、前記操舵トルクに対応してゲインを算出する操舵トルク感応ゲイン手段からの入力値に基づいて前記補償調整値を演算するようになっている請求項1乃至3のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  5. 前記補償調整手段が、舵角センサからの検出値に対応してゲインを算出する舵角感応ゲイン手段からの入力値に基づいて前記補償調整値を演算するようになっている請求項1乃至4のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  6. 前記ハンドルの手放し状態或いは操舵状態を検出する手放し判定手段と、前記手放し判定手段からの検出値に対応してゲインを算出する手放し判定ゲイン手段を備え、前記補償調整手段が、前記手放し判定ゲイン手段からの入力値に基づいて前記補償調整値を演算するようになっている請求項1乃至5のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  7. 前記操舵トルク変動補償演算手段が、前記ハンドルの質量及び前記ハンドルの回転中心点から重心点のオフセット量に基づいて前記操舵トルク変動補償値を演算するようになっている請求項1乃至6のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  8. 前記手放し判定手段が、前記トルクセンサ、前記角速度センサ及び前記舵角センサからの検出値に基づいて、前記ハンドルの操舵状態を検出するようになっている請求項6に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
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