[go: up one dir, main page]

JP2009107706A - ピンチグリップ式ボトル型容器 - Google Patents

ピンチグリップ式ボトル型容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009107706A
JP2009107706A JP2007283753A JP2007283753A JP2009107706A JP 2009107706 A JP2009107706 A JP 2009107706A JP 2007283753 A JP2007283753 A JP 2007283753A JP 2007283753 A JP2007283753 A JP 2007283753A JP 2009107706 A JP2009107706 A JP 2009107706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
container
pinch grip
type bottle
grip type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007283753A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5280037B2 (ja
Inventor
Ko Sugisaki
巧 杉崎
Masaaki Sasaki
正昭 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2007283753A priority Critical patent/JP5280037B2/ja
Publication of JP2009107706A publication Critical patent/JP2009107706A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5280037B2 publication Critical patent/JP5280037B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Abstract

【課題】手首にかかる負担を軽減し、特に注ぎ始めに内容物を注ぎ易くすること。
【解決手段】ボトル軸Lに沿って口部2、肩部3、胴部4及び底部5が一体的に成形された容器であって、胴部のうち、ボトル軸を径方向に沿って間に挟むように互いに対向する側面領域E1に、それぞれ形成された一対の指当て用凹部10と、胴部のうち、一対の指当て用凹部間に位置する背面領域E2に形成され、口部側から底部側に向かってボトル軸に対して傾斜する方向に延在したグリップ面11と、を備え、一対の指当て用凹部が、口部側から底部側に向かってグリップ面の延在方向に沿って平行に延在しているピンチグリップ式ボトル型容器1を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ピンチグリップ式ボトル型容器に関するものである。
ペットボトルに代表されるような合成樹脂製の容器は、軽量で取り扱いが容易であること、透明性を確保しつつガラス製の容器に比較して遜色のない外観を呈することに加え、コスト的にも安価であることから、主に飲料用の容器として多用されている。
また、近年では、ごみの削減やリサイクルを図る観点から、容器1個当たりに使用される樹脂材料の削減化が求められている。このようなニーズに応えるために、容器の胴部を掴んで内容物を抽出するタイプの容器、いわゆるピンチグリップ式ボトル型容器(特許文献1参照)が提供されている。
このピンチグリップ式ボトル型容器は、使用者が容器の胴部を掴み易いように、胴部の側面領域に指あて用の凹部が形成されているのが一般的である。そのため、内容物を注ぎ易く、使用者にとっては使い易い容器である。よって、この種の容器は、様々な内容物(例えば、醤油、油、焼酎等のアルコール類)を入れる容器として使用されており、最近では内容量が多い(例えば、2.7リットル超)大型のものも提供されている。
特開2003−165518号公報
しかしながら、上述した従来のピンチグリップ式ボトル型容器には、まだ以下の課題が残されていた。
即ち、ピンチグリップ式ボトル型容器は、上述したように、胴部に指あて用の凹部等が形成されているので、グリップ性が良く持ち易い構造になっているが、内容物を注ぐ際には依然として注意を要するものであった。つまり、内容物を注ぐ際に、注意しないと零してしまう可能性があった。
特に、内容物が容器内に十分に入っている場合には、容器の口部付近まで内容物が満たされているので、注ぎ始めに零してしまう可能性が高かった。また、内容量が多い容器の場合には、重量があるので容器を注ぐ際に微妙な傾き調整を安定して行うことが難しく、零し易くなってしまう。しかも、重量があるので、容器を傾ける際に手首にかかる負担が大きかった。そのため、子供や年配の方等にとっては、扱い難いものであった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、手首にかかる負担を軽減したうえで、特に注ぎ始めに内容物を注ぎ易いピンチグリップ式ボトル型容器を提供することである。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明に係るピンチグリップ式ボトル型容器は、ボトル軸に沿って口部、肩部、胴部及び底部が一体的に成形されたピンチグリップ式ボトル型容器であって、前記胴部のうち、前記ボトル軸を径方向に沿って間に挟むように互いに対向する側面領域に、それぞれ形成された一対の指当て用凹部と、前記胴部のうち、前記一対の指当て用凹部間に位置する背面領域に形成され、前記口部側から前記底部側に向かって前記ボトル軸に対して傾斜する方向に延在したグリップ面と、を備え、前記一対の指当て用凹部は、前記口部側から前記底部側に向かって、前記グリップ面の延在する方向に沿って平行に延在していることを特徴とするものである。
この発明に係るピンチグリップ式ボトル型容器においては、胴部の背面領域にボトル軸に対して傾斜する方向に延在したグリップ面が形成されている。そのため、グリップ面に手の平を当てた状態で容器を掴むと、鉛直軸に対して容器が自然と傾いた状態となる。しかも、掴んだときに、指先を当てる一対の指当て用凹部も、口部側から底部側に向かってグリップ面と略平行な方向に延在している。そのため、手の平による効果に加え、指先を指当て用凹部に引っ掛けたことによる効果によって、持ち上げられた容器は自然と傾いた状態となる。
つまり使用者は、例えば台上に置かれた容器を通常の感覚で掴み、そのまま持ち上げるだけで、容器を鉛直軸に対して自然と所定角度傾けることができる。よって、従来のものに比べて、内容物を容易に注ぐことができ、内容物を零し難い。特に、内容量が多いほど、その効果が顕著である。また、容器が予め傾いているので、注ぐ際に手首をそれほど傾ける必要がない。従って、手首にかかる負担を軽減することができ、子供や年配の方であっても、安心して使用することができる。
また、本発明に係るピンチグリップ式ボトル型容器は、上記本発明のピンチグリップ式ボトル型容器において、前記グリップ面が、前記口部側から前記底部側に向かって前記ボトル軸から漸次離間するように傾斜していることを特徴とするものである。
この発明に係るピンチグリップ式ボトル型容器においては、グリップ面が口部側から底部側に向かってボトル軸から漸次離間するように傾斜していると共に、該傾斜に合わせて指当て用凹部も傾いている。そのため、容器を掴んだ際に、注ぐ側である前面領域側に口部を予め傾けることができる。従って、使い始め等、内容物が口部付近まで十分に入っていたとしても、非常に注ぎ易く、内容物を零し難くなる。
また、本発明に係るピンチグリップ式ボトル型容器は、上記本発明のピンチグリップ式ボトル型容器において、前記グリップ面が、前記口部側から前記底部側に向かって前記ボトル軸に対して漸次接近するように傾斜していることを特徴とするものである。
この発明に係るピンチグリップ式ボトル型容器においては、グリップ面が口部側から底部側に向かってボトル軸に対して漸次接近するように傾斜していると共に、該傾斜に合わせて指当て用凹部も傾いている。そのため、容器を掴んだ際に、注ぐ側とは反対側の背面領域側に口部を予め傾けることができる。そのため、容器を掴む際に、手首を腕部に対して立てた状態(手の平を腕部の方向に対してできるだけ直交させた状態)で掴むことができる。従って、内容物を注ぐ際に、手首自体をそれほど回転させずに、腕自体の傾きによって注ぐことが可能となる。よって、手首への負担をより軽減することができる。また、グリップ面及び指当て用凹部を水平にした際に、口部が下方を向いた状態となるので、内容物の残量が少なくなったときに、内容物をより注ぎ易くなる。
また、本発明に係るピンチグリップ式ボトル型容器は、上記本発明のピンチグリップ式ボトル型容器において、前記指当て用凹部が、前記底部側が前記グリップ面に接近するように湾曲していることを特徴とするものである。
この発明に係るピンチグリップ式ボトル型容器においては、口部から底部に向かって形成された指当て用凹部のうち、底部側がグリップ面に接近するように湾曲している。そのため、容器を掴む際に、他の指に比べて長さの短い小指を確実に指当て用凹部に引っ掛けることができる。従って、グリップ性を向上することができ、容器をより安定して掴むことができる。
また、本発明に係るピンチグリップ式ボトル型容器は、上記本発明のピンチグリップ式ボトル型容器において、前記指当て用凹部が、複数の凹部から形成されていることを特徴とするものである。
この発明に係るピンチグリップ式ボトル型容器においては、指当て用凹部が単なる1つの凹部ではなく、指先(人差し指、中指等)がそれぞれ嵌り込む複数の凹部から形成されている。そのため、容器を掴む際に、指先を各凹部にしっかり嵌め込むことができ、グリップ性をより向上することができる。
また、本発明に係るピンチグリップ式ボトル型容器は、上記本発明のピンチグリップ式ボトル型容器において、前記肩部のうち、前記ボトル軸を間にして前記背面領域に対向する前面領域には、平坦面又は内方に突出した湾曲面が形成されていることを特徴とするものである。
この発明に係るピンチグリップ式ボトル型容器においては、口部と胴部との間に位置する肩部のうち、内容物を注ぐ側である前面領域側に平坦面又は内方に突出した湾曲面が形成されている。よって、内容物を注ぐ際に、該内容物が常にこの平坦面上又は湾曲面上を通過した際に口部に達し、その後、注がれていく。通常、外方に湾曲している一般的な肩部の場合には、内容物の残量が少なくなると、肩部の部分に内容物が溜まってしまい、容器を過度に傾けない限り完全に内容物を排出することが難しい場合が多々ある。しかしながら、上述したように、肩部の一部が平坦面或いは内方に突出した湾曲面となっているので、残量が少なくなった場合であっても、肩部に内容物が溜まってしまうことがない。従って、容器を過度に傾けなくても、完全に内容物を排出することができる。
この発明に係るピンチグリップ式ボトル型容器によれば、手首にかかる負担を軽減したうえで、特に注ぎ始めに内容物を注ぎ易くすることができる。よって、内容量が多く、重量がある場合であっても、子供や年配の方に関係なく誰でも安心して使用することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明に係るピンチグリップ式ボトル型容器の第1実施形態について、図1から図5を参照して説明する。
なお、図1はピンチグリップ式ボトル型容器の側面図であり、図2はピンチグリップ式ボトル型容器の正面図であり、図3は図1に示す断面矢視A−A図であり、図4はピンチグリップ式ボトル型容器を持ち上げた状態を示す図であり、図5は持ち上げたピンチグリップ式ボトル型容器を若干傾けて内容物Wを注いでいる状態を示す図である。
本実施形態のピンチグリップ式ボトル型容器1は、図1から図3に示すように、ボトル軸Lに沿って口部2、肩部3、胴部4及び底部5が、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の合成樹脂により一体的に成形されたボトルである。胴部4は、底部5の上方に連設されており、ボトル軸Lを中心に略円筒状に形成された部分である。また、肩部3は、胴部4の上端側から上方に向けて漸次縮径された部分である。また、口部2は、肩部3の上端部に連設され、上方に向けて延在した部分である。なおこの口部2には、図示しないキャップが嵌合する嵌合突起2aが外周に亘って形成されている。
ところで、胴部4のうち、ボトル軸Lを径方向(図2及び図3に示す矢印X方向)に沿って間に挟むように互いに対向する側面領域E1には、一対の指当て用凹部10がそれぞれ形成されている。また、胴部4のうち、図1から図3に示すように、これら一対の指当て用凹部10間に位置する背面領域E2には、口部2側から底部5側に向かってボトル軸Lに対して傾斜する方向に延在したグリップ面11が形成されている。
このグリップ面11を含む背面領域E2全体は、ピンチグリップ式ボトル型容器1を掴む際に、手の平が接触するグリップ部となる部分であり、図3に示すように、全体的に湾曲したなだらかな曲面とされている。
但し、グリップ面11に関しては、図1に示すように側面から見たときに、上述したようにボトル軸Lに対して傾斜する方向に延在、即ち、所定角度θ1だけ傾斜した状態となっている。具体的に説明すると、グリップ面11は、口部2側から底部5側に向かってボトル軸Lから漸次離間するように傾斜するように形成されている。この際、グリップ面11は、水平面に対して略60°〜85°程度の角度θ2だけ傾くように調整すると好ましい。
上記一対の指当て用凹部10は、図1から図3に示すように、ピンチグリップ式ボトル型容器1の内方に凹んだ長尺な凹部であり、口部2側から底部5側に向かってグリップ面11の延在する方向に沿って平行に延在している。つまり、一対の指当て用凹部10は、グリップ面11と略平行な長手方向(図1に示す矢印M方向)に沿って形成され、ボトル軸Lに対してグリップ面11と略同一角度θ1だけ傾斜した状態で形成されている。
また、一対の指当て用凹部10は、共に同じ形状に形成されている。この際、その長さは、例えば、人差し指、中指、薬指及び小指を真っ直ぐにしてくっつけた際に、人差し指から小指までの平均的な横幅よりも若干長くなるように設計されている。
次に、このように構成されたピンチグリップ式ボトル型容器1に充填された内容物Wを注ぐ場合について、以下に説明する。
まず、このピンチグリップ式ボトル型容器1には、胴部4の背面領域E2にグリップ面11が形成されている。そのため、グリップ面11に手の平を当てた状態でピンチグリップ式ボトル型容器1を掴むと、図4に示すように、鉛直軸Zに対してピンチグリップ式ボトル型容器1が自然と傾いた状態となる。しかも、指先を引っ掛ける一対の指当て用凹部10もグリップ面11と略平行な長手方向(M方向)に沿って形成されて、ボトル軸Lに対して略同じ角度θ1だけ傾斜している。そのため、手の平による効果に加え、指先で引っ掛けたことによる効果によって、持ち上げられたピンチグリップ式ボトル型容器1は自然と傾いた状態となる。
つまり、使用者は、例えば台上に置かれたピンチグリップ式ボトル型容器1を通常の感覚で掴み、そのまま持ち上げるだけで、ピンチグリップ式ボトル型容器1を鉛直軸Zに対して自然と傾けることができる。よって、従来のものに比べて、内容物Wを容易に注ぐことができる。特に、内容量が多いほど、その効果が顕著である。また、ピンチグリップ式ボトル型容器1が予め傾いているので、注ぐ際に手首をそれほど傾ける必要がない。従って、手首にかかる負担を軽減することができ、子供や年配の方であっても、安心して使用することができる。
しかも、本実施形態では、グリップ面11が口部2側から底部5側に向かってボトル軸Lから漸次離間するように傾斜していると共に、該傾斜に合わせて指当て用凹部10も傾いている。そのため、ピンチグリップ式ボトル型容器1を掴んだ際に、注ぐ側である前面領域E3側に口部2を予め傾けることができる。従って、図5に示すように、使い始め等、特に内容物Wが口部2の付近まで十分に入っていたとしても、非常に注ぎ易くなる。
上述したように、本実施形態のピンチグリップ式ボトル型容器1によれば、手首にかかる負担を軽減したうえで、特に注ぎ始めに内容物Wを注ぎ易くすることができる。よって、内容量が多く、重量がある場合であっても、子供や年配の方に関係なく安心して使用することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係るピンチグリップ式ボトル型容器の第2実施形態を、図6から図8を参照して説明する。なお、図6はピンチグリップ式ボトル型容器の側面図であり、図7はピンチグリップ式ボトル型容器の正面図であり、図8はピンチグリップ式ボトル型容器を水平に傾けた状態を示す図である。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、グリップ面11及び指当て用凹部10の傾斜方向が異なる点である。
即ち、本実施形態のピンチグリップ式ボトル型容器20は、図6及び図7に示すように、グリップ面11が、口部2側から底部5側に向かってボトル軸Lに対して漸次接近するように所定角度θ1だけ傾斜している。同様に、本実施形態の指当て用凹部10も同様に、グリップ面11と平行になるように第1実施形態とは逆方向に傾いている。
このように構成されたピンチグリップ式ボトル型容器20においては、ピンチグリップ式ボトル型容器20を掴んだ際に、注ぐ側とは反対側の背面領域E2側に口部2を予め傾けることができる。そのため、ピンチグリップ式ボトル型容器20を掴んだ際に、手首を腕部に対して立てた状態(手の平を腕部の方向に対してできるだけ直交させた状態)で掴むことができる。従って、内容物Wを注ぐ際に、手首自体をそれほど回転させずに、腕自体の傾きによって注ぐことが可能となる。よって、手首への負担をより軽減することができる。
また、グリップ面11及び指当て用凹部10を水平にしたときに、図8に示すように、口部2が自然と下方を向いた状態となるので、内容物Wの残量が少なくなったときに、該内容物Wをより注ぎ易くなる。
なお、上記第2実施形態において、図9に示すように、指当て用凹部10のうち底部5側をグリップ面11により接近するように湾曲させても構わない。
こうすることで、ピンチグリップ式ボトル型容器20を掴む際に、他の指に比べて長さの短い小指を確実に指当て用凹部10に引っ掛けることができる。従って、グリップ性を向上することができ、ピンチグリップ式ボトル型容器20をより安定した状態で掴むことができる。
なお、第2実施形態に適用した場合を例に挙げて説明したが、第1実施形態のピンチグリップ式ボトル型容器1に適用しても構わない。
また、上記第2実施形態において、図10に示すように、指当て用凹部10を、単なる1つの凹部ではなく、指先(人差し指、中指等)がそれぞれ嵌り込む複数の凹部10aが長手方向に沿って間欠的に連なるように形成しても構わない。
こうすることで、ピンチグリップ式ボトル型容器20を掴む際に、各指先を各凹部10aにしっかりと嵌め込むことができ、やはりグリップ性を向上することができる。
また、図示しないが、指当て用凹部10を、例えば、並列又は縦列に複数形成して、手の大きさやピンチグリップ式ボトル型容器20の重心に合わせて指をあてがう指当て用凹部10の位置を選択できるようにしても構わない。こうすることで、注ぎ易さとグリップ性とを共に向上させることもできる。
なお、上述したいずれの場合も第2実施形態に適用した場合を例に挙げて説明したが、第1実施形態のピンチグリップ式ボトル型容器1に適用しても構わない。
更に、上記第2実施形態において、図11に示すように、口部2と胴部4との間の肩部3のうち、ボトル軸Lを間にして背面領域E2に対向する前面領域E3に平坦面3aを形成しても構わない。
このように、内容物Wを注ぐ側である前面領域E3側に平坦面3aを形成することで、内容物Wを注ぐ際に、該内容物Wが常にこの平坦面3a上を通過して口部2に達し、その後、注がれることになる。
ここで、通常、外方に湾曲している一般的な肩部3の場合には、内容物Wの残量が少なくなると、肩部3の部分に内容物Wが溜まってしまい、ピンチグリップ式ボトル型容器20を過度に傾けない限り完全に内容物Wを排出することが難しい場合が多々ある。しかしながら、上述したように、肩部3の一部が平坦面3aとなっているので、残量が少なくなった場合であっても、肩部3に内容物Wが溜まってしまうことがない。従って、ピンチグリップ式ボトル型容器20を過度に傾けなくても、完全に内容物Wを排出させることができる。但し、肩部3の一部が平坦面3aではなく、図12に示すように、肩部3の一部が内方に突出した湾曲面3bとしても構わない。この場合であっても、平坦面3aの場合と同様の作用効果を奏することができる。
なお、上述したいずれの場合も第2実施形態に適用した場合を例に挙げて説明したが、第1実施形態のピンチグリップ式ボトル型容器1に適用しても構わない。
なお、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、ピンチグリップ式ボトル型容器は、PET等の熱可塑性樹脂を二軸延伸ブロー成形によって成形できるが、その製造方法は特に限定されるのではない。また、ピンチグリップ式ボトル型容器の充填容量は、特定の量に限定されるものではない。例えば、2.7リットルや2.7リットル超の大容量タイプ、或いは、1.8リットルや1リットル程度の容量でも構わない。
また、図13及び図14に示すように、指当て用凹部10に滑り止め用リブ10bを形成しても構わない。こうすることで、指当て用凹部10に指先をあてたときに、より滑り難くなるので、グリップ性をさらに向上することができる。
なお、図13及び図14では、滑り止め用リブ10bを指当て用凹部10の長手方向に沿って間隔を空けて6つ形成した場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。滑り止め用リブ10bの形状や数等は、自由に設計して構わない。また、突起状の滑り止め用リブ10bを例に挙げたが、凹み状の滑り止め用リブ10bとしても構わない。
本発明に係る第1実施形態のピンチグリップ式ボトル型容器の側面である。 図1に示すピンチグリップ式ボトル型容器の正面図である。 図1に示す断面矢視A−A図である。 図1に示すピンチグリップ式ボトル型容器を掴んで持ち上げた状態を示す図である。 図4に示す状態から、ピンチグリップ式ボトル型容器を若干傾けて内容物を注いでいる状態を示す図である。 本発明に係る第2実施形態のピンチグリップ式ボトル型容器の側面である。 図6に示すピンチグリップ式ボトル型容器の正面図である。 図6に示すピンチグリップ式ボトル型容器を水平に傾けた状態を示す図である。 図6に示すピンチグリップ式ボトル型容器の変形例を示す図であって、指当て用凹部の一部が湾曲している例を示す図である。 図6に示すピンチグリップ式ボトル型容器の変形例を示す図であって、複数の凹部が連なることで指当て用凹部が構成されている例を示す図である。 図6に示すピンチグリップ式ボトル型容器の変形例を示す図であって、肩部の一部に平坦面が形成されている示す図である。 図6に示すピンチグリップ式ボトル型容器の変形例を示す図であって、肩部の一部に湾曲面が形成されている示す図である。 図1に示すピンチグリップ式ボトル型容器の変形例を示す側面図であって、指当て用凹部に滑り止め用リブが形成されている面である。 図13に示すピンチグリップ式ボトル型容器の正面図である。
符号の説明
L…ボトル軸
M…長手方向
1、20…ピンチグリップ式ボトル型容器
2…口部
3…肩部
3a…平坦面
3b…湾曲面
4…胴部
5…底部
10…指当て用凹部
10a…複数の凹部
11…グリップ面

Claims (6)

  1. ボトル軸に沿って口部、肩部、胴部及び底部が一体的に成形されたピンチグリップ式ボトル型容器であって、
    前記胴部のうち、前記ボトル軸を径方向に沿って間に挟むように互いに対向する側面領域に、それぞれ形成された一対の指当て用凹部と、
    前記胴部のうち、前記一対の指当て用凹部間に位置する背面領域に形成され、前記口部側から前記底部側に向かって前記ボトル軸に対して傾斜する方向に延在したグリップ面と、を備え、
    前記一対の指当て用凹部は、前記口部側から前記底部側に向かって、前記グリップ面の延在する方向に沿って平行に延在していることを特徴とするピンチグリップ式ボトル型容器。
  2. 請求項1に記載のピンチグリップ式ボトル型容器において、
    前記グリップ面は、前記口部側から前記底部側に向かって前記ボトル軸から漸次離間するように傾斜していることを特徴とするピンチグリップ式ボトル型容器。
  3. 請求項1に記載のピンチグリップ式ボトル型容器において、
    前記グリップ面は、前記口部側から前記底部側に向かって前記ボトル軸に対して漸次接近するように傾斜していることを特徴とするピンチグリップ式ボトル型容器。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のピンチグリップ式ボトル型容器において、
    前記指当て用凹部は、前記底部側が前記グリップ面に接近するように湾曲していることを特徴とするピンチグリップ式ボトル型容器。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のピンチグリップ式ボトル型容器において、
    前記指当て用凹部は、複数の凹部から形成されていることを特徴とするピンチグリップ式ボトル型容器。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のピンチグリップ式ボトル型容器において、
    前記肩部のうち、前記ボトル軸を間にして前記背面領域に対向する前面領域には、平坦面又は内方に突出した湾曲面が形成されていることを特徴とするピンチグリップ式ボトル型容器。
JP2007283753A 2007-10-31 2007-10-31 ピンチグリップ式ボトル型容器 Active JP5280037B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007283753A JP5280037B2 (ja) 2007-10-31 2007-10-31 ピンチグリップ式ボトル型容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007283753A JP5280037B2 (ja) 2007-10-31 2007-10-31 ピンチグリップ式ボトル型容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009107706A true JP2009107706A (ja) 2009-05-21
JP5280037B2 JP5280037B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=40776667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007283753A Active JP5280037B2 (ja) 2007-10-31 2007-10-31 ピンチグリップ式ボトル型容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5280037B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011063302A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Kirin Brewery Co Ltd プラスチックボトル及びそれを用いた飲料製品
JP2013236870A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Kai R & D Center Co Ltd かみそり
JP7629314B2 (ja) 2021-02-22 2025-02-13 日清オイリオグループ株式会社 容器

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59181073U (ja) * 1983-05-19 1984-12-03 第一石鹸株式会社 定量注出容器
JPS63102644U (ja) * 1986-12-23 1988-07-04
JPH0393187A (ja) * 1989-09-05 1991-04-18 Toagosei Chem Ind Co Ltd 把手付きプラスチックボトルの製造方法
JPH11277615A (ja) * 1998-03-31 1999-10-12 Kyoraku Co Ltd 取手付容器およびその製造方法
JP2000281154A (ja) * 1999-03-30 2000-10-10 Createchnic Ag 分配用瓶
JP2001146237A (ja) * 1999-11-18 2001-05-29 Lion Corp 取っ手付き容器
JP3134790U (ja) * 2007-06-13 2007-08-23 ライオン株式会社 ボトル容器

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59181073U (ja) * 1983-05-19 1984-12-03 第一石鹸株式会社 定量注出容器
JPS63102644U (ja) * 1986-12-23 1988-07-04
JPH0393187A (ja) * 1989-09-05 1991-04-18 Toagosei Chem Ind Co Ltd 把手付きプラスチックボトルの製造方法
JPH11277615A (ja) * 1998-03-31 1999-10-12 Kyoraku Co Ltd 取手付容器およびその製造方法
JP2000281154A (ja) * 1999-03-30 2000-10-10 Createchnic Ag 分配用瓶
JP2001146237A (ja) * 1999-11-18 2001-05-29 Lion Corp 取っ手付き容器
JP3134790U (ja) * 2007-06-13 2007-08-23 ライオン株式会社 ボトル容器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011063302A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Kirin Brewery Co Ltd プラスチックボトル及びそれを用いた飲料製品
JP2013236870A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Kai R & D Center Co Ltd かみそり
JP7629314B2 (ja) 2021-02-22 2025-02-13 日清オイリオグループ株式会社 容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP5280037B2 (ja) 2013-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4046989B2 (ja) ピンチグリップ式ボトル型容器
EP2042438B1 (en) Synthetic resin bottle
JP6055675B2 (ja) ボトル
JP2005088973A (ja) 容器
JP5280037B2 (ja) ピンチグリップ式ボトル型容器
JP4254268B2 (ja) 容器
JP5377239B2 (ja) ボトル型容器
JP5606047B2 (ja) ボトル型容器
JP5470013B2 (ja) ボトル
JP4786416B2 (ja) ピンチグリップ式ボトル型容器
JP2004001847A (ja) 樹脂製薄肉ボトル
JP5618523B2 (ja) ボトル型容器
JP2005112383A (ja) 容器
JP5177389B2 (ja) ピンチグリップ式ボトル型容器
JP4692749B2 (ja) ピンチグリップ式ボトル型容器
JP4873222B2 (ja) ピンチグリップ式ボトル型容器
JP5470012B2 (ja) ボトル型容器
JP5071864B2 (ja) ピンチグリップ式ボトル型容器
JP4096447B2 (ja) 薄肉ブローボトル
JP2008213855A (ja) 取手
JP5891066B2 (ja) 合成樹脂製液体容器
JP5820228B2 (ja) 容器および物品
JP6018770B2 (ja) プラスチックボトル用のハンドル
JP5820227B2 (ja) 容器および物品
JP6709703B2 (ja) ボトル型容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100506

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120323

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120605

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120822

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130522

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5280037

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150