JP2009104459A - 音声信号出力装置、プログラムの更新方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】プログラムの更新をより容易に行う音声信号出力装置を提供する。
【解決手段】
受信システム1は、STB2、アンテナ3を備える。STB2は、その背面に音声出力端子23R,23L、映像出力端子22、内部にメインチップ、ハイパスフィルタ(HPF)、DAコンバータ、アンプを備える。メインチップでデコードした映像信号、音声信号をDAコンバータによりアナログ信号に変換し、アンプで増幅して、映像信号、音声信号(第1信号)を端子23R,23Lから出力する。STB2は、所定の入力を受けて、プログラム更新モードに入る。その後、外部の電子機器から、更新プログラムのデータを含む音声信号を再生し、STB2は、音声出力端子23R,23Lを介して、音声信号(第2信号)を入力する。HPFは、各チャンネル音声信号の高周波からデジタルデータを抽出し、更新プログラムのデータをメインチップに伝送する。
【選択図】図1
【解決手段】
受信システム1は、STB2、アンテナ3を備える。STB2は、その背面に音声出力端子23R,23L、映像出力端子22、内部にメインチップ、ハイパスフィルタ(HPF)、DAコンバータ、アンプを備える。メインチップでデコードした映像信号、音声信号をDAコンバータによりアナログ信号に変換し、アンプで増幅して、映像信号、音声信号(第1信号)を端子23R,23Lから出力する。STB2は、所定の入力を受けて、プログラム更新モードに入る。その後、外部の電子機器から、更新プログラムのデータを含む音声信号を再生し、STB2は、音声出力端子23R,23Lを介して、音声信号(第2信号)を入力する。HPFは、各チャンネル音声信号の高周波からデジタルデータを抽出し、更新プログラムのデータをメインチップに伝送する。
【選択図】図1
Description
本発明は、内蔵プログラムの更新を行う音声信号出力装置に関する。
従来、音声信号出力装置において、専用の特別な入力端子がなくても、内蔵プログラムの更新を行う更新方法が開示されている(特許文献1、2等)。特許文献1には、音声信号を入力する入力端子、出力端子のいずれかから更新プログラムを入力して、プログラムの更新を行う旨の記載がある(段落31、34等)。この文献には、ユーザからの操作に応じて、通信フォーマットを変更して、プログラムの更新を受け入れる状態にする旨の記載がある。
特許文献2には、音声信号の入力端子を介して、プログラムのデータを入力する旨が開示されている。この文献には、マルチプレクサ等の切換部により、信号入力を切り換えて、内蔵プログラムの更新を行う旨が開示されている。また、この信号入力の切換に当たっては、操作入力を受け付ける方法と、ファイルの冒頭を検出する方法が開示されている。
特開2007−4307公報
特開2003−99275公報
しかしながら、特許文献2のように入力端子を用いて内蔵プログラムの更新を行う方法は、入力端子を備えていない再生専用の装置に対して使用できなかった。特許文献1、2のように、データを送信する方法では、互いに通信を取り決めておく必要がある。送信側がこのような取り決めに従うためには、それほど頻繁にプログラムを更新するのではないにもかかわらず、プログラムをインストールするというわずらわしい操作が必要になるおそれがあった。また、このようなプログラムをインストールするにも、パソコンが必要になり、かつ、それを起動するという手間が必要であった。
そこで、本発明は、プログラムの更新時に必要な機器の制約を軽減することにより、この更新をより容易に行う音声信号出力装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、以下の構成を備えることができる。
(1) 第1の音声信号を出力する出力部と、
前記第1の音声信号を外部に出力する音声出力端子と、を備える音声信号出力装置において、
前記音声信号出力装置に用いるプログラムの更新を行うプログラム更新部を備え、
前記プログラム更新部は、前記出力端子から、プログラムの更新のデータを含む第2の音声信号を入力する。
前記第1の音声信号を外部に出力する音声出力端子と、を備える音声信号出力装置において、
前記音声信号出力装置に用いるプログラムの更新を行うプログラム更新部を備え、
前記プログラム更新部は、前記出力端子から、プログラムの更新のデータを含む第2の音声信号を入力する。
プログラム更新部は、音声信号出力装置が当然に備えている音声信号の出力端子から更新プログラムを音声信号として入力する。したがって、更新プログラムの送信側の装置は、なんらの通信の取り決めが必要でなく、送信側の装置は、単に、音声信号を再生する構成と、再生した音声信号を出力する端子があればよいし、受信側の音声信号出力装置は、端子類として出力端子を備えていればよい。その結果、プログラムの更新時に、データの送信側、受信側の装置の端子面での制約や、機能面での制約が少ない。したがって、容易にプログラムの更新を行うことができる。
(2) 前記プログラム更新部と前記出力端子との間に、第2の音声信号のうち、所定周波数成分を抽出し、前記プログラム更新部へ出力するフィルタを設けるようにしてもよい。
(3) 前記出力部は、前記第1の音声信号として、複数チャンネルの信号を出力し、
前記音声出力端子は、前記チャンネルに対応してそれぞれ設けられ、
前記第2の音声信号は、前記チャンネルのいずれか2以上に対応するものであり、
前記プログラム更新部は、前記第2の音声信号の各チャンネルから、同時にプログラムの更新のデータを入力する。
前記音声出力端子は、前記チャンネルに対応してそれぞれ設けられ、
前記第2の音声信号は、前記チャンネルのいずれか2以上に対応するものであり、
前記プログラム更新部は、前記第2の音声信号の各チャンネルから、同時にプログラムの更新のデータを入力する。
これによれば、音声信号出力装置は、チャンネルの数に比例して、更新プログラムのデータを含む音声信号を同時に入力することができる。したがって、モノラルで入力するに比べてより高速に更新プログラムの伝送ができ、更新プログラムを含む音声信号の再生時間を短縮できる。したがって、ユーザは、プログラムの更新時に、待ち時間を短縮できる。
(4) 前記出力部は、さらに映像信号を出力するものであって、
前記映像信号を外部に接続する映像出力端子が設けられ、
前記プログラム更新部は、前記映像出力端子から前記第2の音声信号のうちの1チャンネルを入力することにより、このチャンネルからも、前記プログラムの更新のデータを同時に入力する。
前記映像信号を外部に接続する映像出力端子が設けられ、
前記プログラム更新部は、前記映像出力端子から前記第2の音声信号のうちの1チャンネルを入力することにより、このチャンネルからも、前記プログラムの更新のデータを同時に入力する。
この構成では、映像信号の端子からも、同時に音声信号を入力するから、より高速に更新プログラムを伝送できる。これによれば、更新プログラムを含む音声信号の再生時間を短縮でき、ユーザは、更新時に待ち時間を短縮できる。
(5) 電子機器から、音声信号出力装置へ更新プログラムのデータを転送して前記音声信号出力装置内部に記録されたプログラムを更新する、プログラムの更新方法において、
ネットワークから前記電子機器へ、複数チャンネルの音声信号のファイル形式の所定の更新プログラムをダウンロードして、メモリに格納するステップ1と、
前記電子機器と、音声信号出力装置の出力端子とを音声ケーブルを介して接続するステップ2と、
前記音声信号出力装置を、その出力端子から音声信号を入力する状態に設定するステップ3と、
前記ステップ1〜ステップ3の後、前記電子機器で前記音声信号を再生するステップ4と、
前記音声出力機器が、前記音声信号の各チャンネルの音声信号を、各々デジタルデータに変換し、前記音声出力機器のプログラムを更新するステップ5と、を実行する。
ネットワークから前記電子機器へ、複数チャンネルの音声信号のファイル形式の所定の更新プログラムをダウンロードして、メモリに格納するステップ1と、
前記電子機器と、音声信号出力装置の出力端子とを音声ケーブルを介して接続するステップ2と、
前記音声信号出力装置を、その出力端子から音声信号を入力する状態に設定するステップ3と、
前記ステップ1〜ステップ3の後、前記電子機器で前記音声信号を再生するステップ4と、
前記音声出力機器が、前記音声信号の各チャンネルの音声信号を、各々デジタルデータに変換し、前記音声出力機器のプログラムを更新するステップ5と、を実行する。
この方法では、ネットワークに接続された電子機器から、音声信号のファイルをダウンロードして、電子機器がこの音声信号を再生し、音声ケーブルを介して、音声出力機器に出力する。したがって、電子機器としては、ネットワークに接続されていること、更新プログラムを再生する構成があればよく、特別の端子や、音声信号出力装置との通信の取り決めも要しない。したがって、送信側の電子機器の制約を少なくすることができる。また、音声信号出力装置は、当然に備えている出力端子から音声信号を入力するので、制約が少ない。その結果、プログラムの更新時に、データの送信側、受信側の装置の端子面での制約や、機能面での制約が少ない。したがって、容易にプログラムの更新を行うことができる。また、音声を複数チャンネルから入力するから、高速でデータを転送できるから、ユーザは、更新時に待ち時間を短縮できる。
(6) 前記電子機器は、音声データを受信する受信部を備えた音声再生機器であるとしてもよい。
なお、この音声再生機器には、音楽再生可能な携帯電話機を含む。
なお、この音声再生機器には、音楽再生可能な携帯電話機を含む。
本発明によれば、プログラムの更新時に、データの送信側、受信側の装置の端子面での制約や、機能面での制約が少ない。したがって、容易にプログラムの更新を行うことができる。
図1を用いて本発明の実施形態の受信システム1の構成について説明する。図1(A)は、受信システム1の正面図、図1(B)は、受信システム1の背面図である。受信システム1は、セットトップボックス2(以下「STB2」と略する。)、アンテナ3を備えている。STB2の前面には、表示部201、操作ボタン202、203、電源ボタン204が並んでいる。表示部201は、STB2の状態を表示する。操作ボタン202、203は、STB2の操作を受け付ける。電源ボタン204により、STB2の電源のオン、オフを切り換える。アンテナ3は、放送信号をSTB2に入力する。電源プラグ25は、商用電源をSTB2に入力する。
図1(B)に示すように、STB2の背面には、アンテナ3を接続するFコネクタ21、映像出力端子22、音声出力端子23R,23Lが設けられている。STB2は、放送信号から映像信号を抽出して、映像出力端子22から映像信号を出力する。STB2は、放送信号から左右チャンネルの音声信号を抽出して、音声出力端子23R,23Lから、2チャンネルのアナログ形式の音声信号を出力する。
また、プログラムの更新時には、操作ボタン202、203や、図示しないリモコンからの所定の操作に応じて、STB2は、STB2内部のCPUで実行するプログラムを更新する更新モードに設定する。このとき、STB2とは別の音声出力装置(例えば、パソコン101、MP3プレーヤ102、携帯電話機103)から、音声出力端子R、音声出力端子Lを介して、更新するプログラムのデータが記録された音声信号を入力する。
次に、図2を用いて、STB2の内部について説明する。STB2は、メインチップ(プログラム更新部)41、DAコンバータ42、アンプ43、端子44を備えている。また、アナログ信号の外部への信号の伝送のために前述した音声出力端子23R,23Lを備えている。
メインチップ41は、システムIC、例えばクロマICである。メインチップ41は、少なくとも、マイコン(またはCPU)のコアを含んでいる。また、メインチップ41は、映像信号、音声信号を生成、加工するコア、その他専門的な処理を行うコアを内蔵する。
マイコンのコアには、内部に計算結果を一時的に記憶するRAMを内蔵している。また、マイコンのCPUは、マイコン内部または外部に設けたフラッシュメモリと接続されている。フラッシュメモリには、メインチップ41を制御するプログラムを更新する、更新モードに設定するプログラムが記録されている。
メインチップ41を動作させるプログラムは、フラッシュメモリに記録されている。そのプログラムのサブプログラムには、プログラム更新モードに設定する、更新処理プログラムを含んでいる。更新処理プログラムは、ユーザの所定の操作により起動し、メインチップ41のプログラムを更新する。このプログラムの詳細は後述する。
なお、本実施形態のSTB2がプログラムの更新を行う限りでは、メインチップ41は、少なくとも、マイコンの構成とSTB2を更新モードに設定する更新処理プログラムを備えていればよく、その他の構成は要しない。
DAコンバータ42は、メインチップ41から出力されるデジタル音声信号をアナログ信号に変換する。アンプ43は、DAコンバータ42の出力を増幅する。これにより、音声信号45(以下、「第1信号45」と称する。)を音声出力端子23R,23Lから出力する。
音声信号出力装置(パソコン101、MP3プレーヤ102、携帯電話機103)は、端子23R,23Lとケーブルで接続されており、更新モード時に音声信号47(以下、「第2信号47」と称する。)を出力する。
なお、図2では、端子23R,23Lは、まとめて書いているが、実際には、DAコンバータ42、アンプ43は、チャンネルR,L毎に信号を処理し、各々の端子に出力する。
端子44は、STB2内部に設けられている。端子44は、端子R,L、アンプ43、およびHPF46と接続されている。通常時には、第1信号45の出力を端子R、Lに通す。
プログラム更新モード時には、アンプ43をミュート状態または停止状態にする。更新モードの時には、端子23R,23Lから入力した第2信号47は、ハイパスフィルタ(HPF)46に入力される。
この第2信号は、アナログの音声信号である。例えば、mp3やwavファイルで記録された音声信号を外部のパソコン101等で再生したものである。第2信号(音声信号)には、所定の周波数に乗せて、プログラムのデータが記録されている。この周波数は、おおむね、音声として認識可能な上限の帯域以上(たとえば15kヘルツ)から、その音声信号のフォーマットの最大周波数(例えば20kヘルツとすることができる。
第2信号47にデータを乗せる方法としては、この周波数帯域で形成できる矩形波を音声ファイルに記録してもよいし、周波数変調、振り幅変調された信号を記録してもよい。以下では、矩形波を音声ファイルに記録するものとして説明する。
第2信号47に乗せるデータには、ヘッダ、プログラム本体のデータ、誤り補正のためのデータ、終了端を表わすデータなどを含めることができる。ヘッダには、データの先頭であることが記述されると共に、ファイルシステムが記録されている。誤り補正のデータには、入力したデータの誤り補正のためのデータが含まれている。
HPF46は、第2信号47から、更新プログラムのデータが記録された周波数領域を選択し、メインチップ41に出力する。HPF46から出力される音声信号(第2信号)47は、完全な矩形波ではないもののHI,LOWの矩形波のデジタル信号であって、メインチップ41は、所定の閾値でこの信号をスライスし、デジタルデータに変換する。
以上を踏まえて、上記更新処理プログラムについて説明する。更新処理プログラムは、以下の4つのステップを実行する。
<第1ステップ>アンプ43をミュート状態にして、第2信号のヘッダ部を受信するまで待機する。
<第2ステップ>第2信号のデータ部を受信したら、HPF46の出力データを解析して、デジタルデータを取り出す。
<第3ステップ>誤り訂正を行って、更新プログラムを抽出する。
<第4ステップ>更新プログラムに基づいて、フラッシュメモリの内容を書き換えることにより、メインチップ41のプログラムを更新する。
<第1ステップ>アンプ43をミュート状態にして、第2信号のヘッダ部を受信するまで待機する。
<第2ステップ>第2信号のデータ部を受信したら、HPF46の出力データを解析して、デジタルデータを取り出す。
<第3ステップ>誤り訂正を行って、更新プログラムを抽出する。
<第4ステップ>更新プログラムに基づいて、フラッシュメモリの内容を書き換えることにより、メインチップ41のプログラムを更新する。
以上のとおり、メインチップ41のプログラムを更新するには、音声信号をパソコン101、MP3プレーヤ102で再生し、それをSTB2に入力すればよい。第2信号(音声信号)は、例えば、ユーザが、メーカのサイトのサポートのページから、パソコン、携帯端末を介してダウンロードすることにより、ユーザに提供することができる。
また、送信側の装置101〜103は、単に音楽ファイルを再生すればよいだけだから、これらの装置は、通信方法を取り決めるなどの必要がなく、特別の装置や、新たなプログラムを要しない。例えば、携帯電話機103から更新プログラムをダウンロードする場合に、電話機103が出力端子としてイヤホン端子等しかないなどの制約があっても、端子L、Rへ市販の変換ケーブルを介して接続することが可能である。
一般の再生機器では必ずしも入力端子がない場合があるが、この実施形態では、どのような再生機器でも備えている出力端子から、第2信号(音声信号)を入力するので、機器の接続の制約をより軽減することができる。
図3のフロー図を用い、図1を参照しつつ、携帯電話機103を用いたプログラムの更新処理について説明する。前提として、携帯電話機103は、データ通信のネットワークに接続されており、音声信号を出力できるものとする。その出力端子は、イヤホン端子など、どのようなものでもよい。
ST1では、ユーザが、音楽データ形式(例えばmp3)の更新プログラムを、STB2のメーカのサイトから携帯電話機103にダウンロードする。ST2では、携帯電話機103のイヤホン端子と音声出力装置の出力端子とを、音声ケーブルを介して接続する。ST3では、上記のプログラム更新モードに設定する。具体的には、STB2のアンプ43を休止状態(電源オフ状態またはミュート状態)にする。また、メインチップ41、HPF46を音声出力端子R,Lから音声信号を入力する状態に設定する。
なお、以上のST1〜ST3のステップはいずれが先でもよい。
ST4では、以上のST1〜ST3の後、ユーザは、携帯電話機103を用いて、前記音声信号を再生し、イヤホン端子、ケーブルを介して、STB2に出力する。音声信号の各チャンネルには、更新プログラムのデータが含まれている。
ST5では、HPF46が、同時に各チャンネルについて、各チャンネルの音声信号を、各々デジタルデータに変換する。これにより、同時にデジタルデータをメインチップ41に伝送でき、モノラルで伝送するよりも高速で伝送することができる。メインチップ41は、上記更新処理プログラムにより、このデータから更新プログラムを抽出し、メインチップ41のプログラムを更新する。
以上の実施形態について補足する。
プログラム更新モードの時も、第2信号をL、Rから独立に入力して、HPF46がそれぞれの信号系統を処理するのが望ましい。このようにすれば、同時に複数のデジタル信号を入力できるので、多重化するなどして、高速にデータをメインチップ41に伝送できる。
図2には図示していないが、メインチップ41は、映像出力を映像出力端子から出力する。メインチップ41は、映像出力端子からも、プログラムの第2信号(音声信号)を入力してもよい。この場合には、HPF46は、音声出力端子R、Lの音声信号とは独立に第2信号を処理する。このようにすれば、データをより一層、高速にメインチップ41に伝送できる。
以上の実施形態では、音声信号として2チャンネルしか用意していないが、1チャンネルでも良く、また、3チャンネル以上であってもよい。以上の説明のとおり、プログラム更新モード時には、出力する信号の端子数に比例して第2信号を入力するようにSTB2を構成できる。したがって、端子数が多いほど、高速で伝送することができる。
また、以上の実施形態では、音声出力端子23R,23Lから、アナログの音声信号を出力するとしたが、STB2は、デジタルの音声信号をこれらの端子から外部へ出力するものであってもよい。また、以上の実施形態では、音声出力端子23R,23Lから、アナログの音声信号を入力するとしたが、STB2は、デジタルの音声信号をこれらの端子から外部へ出力するものであってもよい。また、図2の端子44の代わりに、音声信号45、47を切り換える信号切換部として構成してもよい。
以上の実施形態では、本発明の実施形態として、セットトップボックス(STB)2として説明し、音声出力端子23R,23LをRCA端子として説明した。しかし、STB2をMP3プレーヤなどの音楽プレーヤとし、RCA端子の代わりにイヤホン端子とすることもできる。この場合、上記の説明で、携帯電話機103から音声信号を伝送する場合、STB2、携帯電話機103の端子をイヤホン端子とすることができる。また、図3では、携帯電話機103を例にとり説明したが、音声ファイルをダウンロードできる環境の携帯端末機器であって音声を再生できるものであれば、以上の説明において、携帯電話機103をこの機器に置き換えて、以上の実施形態を適用できる。例えば、ネットワーク受信機能を備えた携帯式音楽再生機などを利用できる。
また、以上の実施形態では、音声ファイルをインタネットからダウンロードするとした。しかし、デジタル放送の放送信号に含まれる音声データをダウンロードしてもよい。また、第2信号としては、必ずしも音楽、声などの音声を記録した信号でなくても良く、音声ファイルに記録されているものを再生した信号であればればよい。
1−受信システム、 2−STB、 201−表示部、
202,203−操作ボタン、 204−電源ボタン、
21−Fコネクタ、 22−映像出力端子、
23R−音声出力端子、 23L−音声出力端子、 25−電源プラグ、
3−アンテナ、 41−メインチップ(プログラム更新部)、
42−DAコンバータ、
43−アンプ、 44−信号切換部、 45−音声信号(第1信号)、
46−HPF、 47−音声信号(第2信号)、
101−パソコン、 102−MP3プレーヤ
202,203−操作ボタン、 204−電源ボタン、
21−Fコネクタ、 22−映像出力端子、
23R−音声出力端子、 23L−音声出力端子、 25−電源プラグ、
3−アンテナ、 41−メインチップ(プログラム更新部)、
42−DAコンバータ、
43−アンプ、 44−信号切換部、 45−音声信号(第1信号)、
46−HPF、 47−音声信号(第2信号)、
101−パソコン、 102−MP3プレーヤ
Claims (6)
- 第1の音声信号を出力する出力部と、
前記第1の音声信号を外部に出力する音声出力端子と、を備える音声信号出力装置において、
前記音声信号出力装置に用いるプログラムの更新を行うプログラム更新部を備え、
前記プログラム更新部は、前記出力端子から、プログラムの更新のデータを含む第2の音声信号を入力する音声信号出力装置。 - 前記プログラム更新部と前記出力端子との間に、第2の音声信号のうち、所定周波数成分を抽出し、前記プログラム更新部へ出力するフィルタを設けた請求項1に記載の音声出力装置。
- 前記出力部は、前記第1の音声信号として、複数チャンネルの信号を出力し、
前記音声出力端子は、前記チャンネルに対応してそれぞれ設けられ、
前記第2の音声信号は、前記チャンネルのいずれか2以上に対応するものであり、
前記プログラム更新部は、前記第2の音声信号の各チャンネルから、同時にプログラムの更新のデータを入力する請求項1または請求項2のいずれかに記載の音声出力装置。 - 前記出力部は、さらに映像信号を出力するものであって、
前記映像信号を外部に接続する映像出力端子が設けられ、
前記プログラム更新部は、前記映像出力端子から前記第2の音声信号のうちの1チャンネルを入力することにより、このチャンネルからも、前記プログラムの更新のデータを同時に入力する請求項3に記載の音声出力装置。 - 電子機器から、音声信号出力装置へ更新プログラムのデータを転送して前記音声信号出力装置内部に記録されたプログラムを更新する、プログラムの更新方法において、
ネットワークから前記電子機器へ、複数チャンネルの音声信号のファイル形式の所定の更新プログラムをダウンロードして、メモリに格納するステップ1と、
前記電子機器と、音声信号出力装置の出力端子とを音声ケーブルを介して接続するステップ2と、
前記音声信号出力装置を、その出力端子から音声信号を入力する状態に設定するステップ3と、
前記ステップ1〜ステップ3の後、前記電子機器で前記音声信号を再生するステップ4と、
前記音声出力機器が、前記音声信号の各チャンネルの音声信号を、各々デジタルデータに変換し、前記音声出力機器のプログラムを更新するステップ5と、を実行するプログラムの更新方法。 - 前記電子機器は、音声データを受信する受信部を備えた音声再生機器である請求項5に記載のプログラムの更新方法。
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