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JP2009102647A - 感圧性接着シート - Google Patents

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JP2009102647A
JP2009102647A JP2008318587A JP2008318587A JP2009102647A JP 2009102647 A JP2009102647 A JP 2009102647A JP 2008318587 A JP2008318587 A JP 2008318587A JP 2008318587 A JP2008318587 A JP 2008318587A JP 2009102647 A JP2009102647 A JP 2009102647A
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Hitoshi Takahira
等 高比良
Masahiro Oura
正裕 大浦
Takao Yoshikawa
孝雄 吉川
Hiroaki Kishioka
宏昭 岸岡
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Nitto Denko Corp
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Nitto Denko Corp
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Abstract

【課題】透明性、耐発泡性、低アウトガス性、耐変色性(耐熱性、耐候性)にすぐれる感圧性接着シートを提供する。
【解決手段】a)アルキル基の炭素数が2〜14個である(メタ)アクリル酸アルキルエステル70〜100重量%と、これと共重合可能なモノエチレン性不飽和単量体30〜0重量%とからなる単量体100重量部、b)ラジカル連鎖禁止剤0.1〜5重量部、c)交叉結合剤としての多官能(メタ)アクリレート0.02〜5重量部、d)光重合開始剤0.005〜1重量部、e)シランカップリング剤0.01〜10重量部を含む組成物の光重合物からなり、ヘイズ値が1%以下、全光線透過率が90%以上である感圧性接着剤の層を有し、この感圧性接着剤の層が、厚さが25〜125μmのプラスチックフィルムからなる離型処理フィルム上に形成されてなる感圧性接着シート。
【選択図】なし

Description

本発明は、光重合したアクリル系の感圧性接着剤の層を有するシート状やテープ状などの感圧性接着シートに関する。

アクリル系の感圧性接着シートは、接着力、凝集力などにすぐれ、電子部品の固定用テープやマスキングテープなどに使用されている。

この種の感圧性接着シートは、通常、(メタ)アクリル酸アルキルエステルと必要によりアクリル酸などの他の単量体を有機溶剤中で溶液重合し、これに粘着付与樹脂や架橋剤などを配合して感圧性接着剤を調製し、これを基材や剥離ライナに塗工したのち、有機溶剤を加熱除去する方法で製造されている。

このように製造されるアクリル系の感圧性接着シートは、架橋剤などの配合成分の影響によるためか、高温雰囲気や屋外暴露下で黄変などの変色を起こしやすかったり、感圧性接着剤の層中に有機溶剤が残存して、これが接着界面において気泡の原因となったり、またディスプレイなどの電子機器に適用したときに、電子部品の腐食などを引き起こすおそれがあった。

これに対し、近年、アクリル系の感圧性接着シートを光重合により得る方法が検討されている。これは、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主体とした単量体に光重合開始剤を加えた組成物を基材または剥離ライナに塗布したのち、紫外線などを照射して光重合させることにより、有機溶剤を使わずに感圧性接着剤の層を形成するものである(特許文献1参照)。

この方法で製造される感圧性接着シートには、有機溶剤の残存に起因した気泡や腐食などの問題が本質的になく、安全や環境衛生上の点からも好ましいものとして、期待されている。
特開平5−271624号公報
しかし、光重合型の感圧性接着シートは、ディスプレイなどの保護板として用いられるポリカーボネート板などの極性の低い被着体に対する密着性に劣り、被着体などから発生する水分などの影響で接着界面に気泡が発生し、外観や視認性を低下させる問題があった。また、重合率を上げるため、光重合開始剤を多く用いると、これが光重合物中に残存して高温雰囲気下などで変色の原因となり、逆に少なく使用すると、光重合物中に未反応単量体が多く残存し、これが接着界面で気泡の原因となったり、電子部品の腐食などを引き起こすおそれがあった。さらに、光重合物からなる感圧性接着剤の層を設けるべき基材や剥離ライナの表面状態などにより、透明性が大きく損なわれることもあった。

本発明は、このような事情に照らして、ディスプレイのプラスチック保護板やガラス板の貼り合わせなどに好適に用いられる光重合型の感圧性接着シートとして、接着界面において外観や視認性を低下させる発泡現象が起こりにくく、また電子部品の腐食などを引き起こす未反応単量体などの揮発性成分の少ない、耐発泡性および低アウトガス性にすぐれ、しかも高温雰囲気や屋外暴露下で黄変などの変色が起こりにくい、耐変色性(耐熱性、耐候性)にすぐれ、さらに透明性にもすぐれる感圧性接着シートを提供することを目的としている。

本発明者らは、上記の目的を達成するため、鋭意検討した結果、アクリル系単量体と光重合開始剤を含む組成物において、光重合開始剤の使用量を光重合に支障をきたさない少量に抑え、かつこれに特定量のラジカル連鎖禁止剤、交叉結合剤およびシランカップリング剤を加え、この組成物を剥離ライナとして特定厚さのプラスチックフィルムからなる表面平滑性の良好な離型処理フィルム上に塗布して、光重合させたときに、耐発泡性、低アウトガス性、耐変色性(耐熱性、耐候性)および透明性にすぐれる感圧性接着剤の層を形成できることを知り、本発明を完成するに至った。

すなわち、本発明は、つぎのa〜e五成分;

a)アルキル基の炭素数が2〜14個である(メタ)アクリル酸アルキルエステル70〜100重量%と、これと共重合可能なモノエチレン性不飽和単量体30〜0重量%とからなる単量体100重量部

b)ラジカル連鎖禁止剤0.1〜5重量部

c)交叉結合剤としての多官能(メタ)アクリレート0.02〜5重量部

d)光重合開始剤0.005〜1重量部

e)シランカップリング剤0.01〜10重量部

を含む組成物の光重合物からなり、ヘイズ値が1%以下、全光線透過率が90%以上である感圧性接着剤の層を有し、この感圧性接着剤の層が、厚さが25〜125μmのプラスチックフィルムからなる離型処理フィルム上に形成されてなるシート状やテープ状などの感圧性接着シートに係るものである。

本発明において、上記構成の感圧性接着シートは、厚さが25〜125μmのプラスチックフィルムからなる表面平滑性の良好な離型処理フィルム上に、上記のa〜e五成分を含む組成物を塗布し、これを光重合処理して、ヘイズ値が1%以下、全光線透過率が90%以上である感圧性接着剤の層を形成することにより、とくに上記の表面平滑性の良好な離型処理フィルムとして、その中心線平均粗さRaが0.2μm以下、最大高さRmaxが0.6μm以下であるものを用いることにより、製造することができる。

このように、本発明では、光重合開始剤の使用量を少量に抑えて、かつラジカル連鎖禁止剤を含ませたことにより、光重合後に高温雰囲気や屋外暴露下に晒されても黄変などの変色が起こりにくい、改善された耐変色性(耐熱性、耐候性)が得られる。また、光重合開始剤を少量とはいえ、光重合に支障をきたさない程度の量とし、かつ交叉結合剤を含ませたことにより、未反応単量体などの揮発性成分の少ない、凝集力や接着力を満足する光重合物を形成でき、しかもこれにシランカップリング剤を含ませたことにより、プラスチック保護板などに対する密着性に好結果が得られて、結局、接着界面において外観や視認性を低下させる発泡現象が起こりにくく、かつ電子部品の腐食などを引き起こす心配のない、すぐれた耐発泡性および低アウトガス性を得ることができる。

さらに、本発明では、上記のように、アクリル系単量体に特定量の光重合開始剤、ラジカル連鎖禁止剤、交叉結合剤およびシランカップリング剤を含ませた組成物を光重合させるにあたり、この光重合を表面平滑性の良好な離型処理フィルム上で行うことにより、表面平滑性に劣る紙製剥離ライナ上などで光重合させる場合に不可避とされていた、光重合物からなる感圧性接着剤の層のヘイズ値の上昇という問題がなくなり、ヘイズ値が1%以下と小さく、全光線透過率が90%以上と高い感圧性接着剤の層を形成することができ、これにより透明性ひいては視認性などの大幅な改善をはかることができる。

このように、本発明においては、アクリル系単量体と光重合開始剤を含む光重合用の組成物において、光重合開始剤の使用量を光重合に支障をきたさない少量に抑えて、これに特定量のラジカル連鎖禁止剤、交叉結合剤およびシランカップリング剤を加えるとともに、この組成物を剥離ライナとして特定厚さのプラスチックフィルムからなる表面平滑性の良好な離型処理フィルム上に塗布して、光重合させることにより、本来の接着特性に加えて、耐発泡性、低アウトガス性、耐変色性(耐熱性、耐候性)および透明性にすぐれる感圧性接着シートを提供することができる。

本発明の組成物に用いられる(メタ)アクリル酸アルキルエステルは、a成分としての単量体の主成分となるものであって、好ましくは非ターシャリーアルキルアルコールの単官能不飽和(メタ)アクリレートが用いられ、アルキル基の炭素数が平均2〜14個のものから選ばれる。このような単量体には、たとえば、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソアミル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレートなどがあり、これらのうちの1種または2種以上を使用する。

この(メタ)アクリル酸アルキルエステルと共重合可能なモノエチレン性不飽和単量体は、上記の(メタ)アクリル酸アルキルエステルと共重合させることにより、官能基や極性基の導入による耐熱性や接着性の改善,改質のために用いられる。具体的には、アクリル酸、イタコン酸、スルホプロピルアクリレート、ヒドロキシアルキルアクリレート、シアノアルキルアクリレート、アクリルアミド、置換アクリルアミド、N−ビニルカプロラクタム、アクリロニトリル、2−メトキシエチルアクリレート、アクリル酸グリシジル、酢酸ビニルなどが挙げられ、目的に応じて1種または2種以上を使用する。

上記の(メタ)アクリル酸アルキルエステルとこれと共重合可能なモノエチレン性不飽和単量体との使用割合としては、主成分となる(メタ)アクリル酸アルキルエステルが70〜100重量%、好ましくは85〜95重量%で、これと共重合可能なモノエチレン性不飽和単量体が30〜0重量%、好ましくは15〜5重量%となるようにするのがよく、このような範囲で使用することにより接着性や接着性などのバランスをうまくとることができる。

本発明の組成物に用いられるb成分としてのラジカル連鎖禁止剤としては、トリエチレングリコール−ビス〔3−(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、1,6−ヘキサンジオール−ビス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、2,4−ビス−(n−オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−1,3,5−トリアジン、ペンタエリスリチル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、2,2−チオ−ジエチレンビス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、N,N′−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナムアミド、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジルフォスフォネート−ジエチルエステル、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホン酸エチル)カルシウム、トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−イソシアヌレイト、オクチル化ジフェニルアミン、2,4−ビス〔(オクチルチオ)メチル〕−o−クレゾール、N,N′−ビス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル〕ヒドラジン、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン、ポリ(2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン)、6−エトキシ−1,2−ジヒドロ−2,2,4−トリメチルキノリン、テトラビスメチレン−3−(3′−5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネートメタン、フェニル−1−ナフチルアミン、ジフェニルアミン、4,4′−ビス(α,α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン、p−(p−トルエンスルホニルアミド)ジフェニルアミン、N,N′−ジ−2−ナフチル−p−フェニレンジアミン、N,N′−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−(1,3−ジメチルブチル)−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N′−(3−メタクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロピル)−p−フェニレンジアミン、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノール、(α−メチルベンジル)フェノール、ジ−(α−メチルベンジル)フェノール、トリ−(α−メチルベンジル)フェノール、2,2′−メチレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4′−ブチリデンビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,5−ジ−t−ブチルヒドロキノン、2,5−ジ−t−アミルハイドロキノン、2−メルカプトベンヅイミダゾール、2−メルカプトメチルベンヅイミダゾール、ビス(2−メルカプトベンヅイミダゾール)ジンク、ビス(2−メルカプトメチルベンヅイミダゾール)ジンク、ジエチルチオカルバミン酸ニッケル、ジブチルジチオカルバミン酸ニッケル、1,3−ビス(ジメチルアミノプロピル)−2−チオ尿素、トリブチルチオ尿素、トリス(ノニルフェニル)ホスファイト、チオジプロピオン酸ジラウリル、1,1,3−トリス(3−t−ブチル−6−メチル−4−ヒドロキシフェニル)ブタン、3,9−ビス{2−〔3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ〕−1,1−ジメチルエチル}−2,4,8,10−テトラオキサスピロ〔5,5〕ウンデカン、ビス(ノニルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ−ホスファイト、ビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ−ホスファイト、ビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ−ホスファイト、2,2−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)オクチルホスファイト、トリスフェニルホスファイト、テトラキス〔メチレン−3−(ドデシルチオ)プロピオネート〕メタンなどがある。

本発明の組成物においては、上記の各種化合物の中からその1種または2種以上を、b成分のラジカル連鎖禁止剤として使用する。その使用量は、a成分の単量体100重量部に対して、0.1〜5重量部、好ましくは0.5〜1重量部である。0.1重量部より少ないと、耐変色性(耐熱性、耐候性)の改善に劣る。また、5重量部より多いと、全光線透過率が小さくなって透明性が低下したり、重合を阻害して未反応単量体が多く残存し、接着界面での気泡発生の原因となったり、電子部品の腐食の原因となったりする。

本発明の組成物に用いられるc成分の交叉結合剤は、感圧性接着剤の凝集力などを高めて剪断強さを増加させための成分であり、分子内に(メタ)アクリロイル基からなる官能基を2個以上有する多官能(メタ)アクリレートとして、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、1,2−エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレートなどが用いられる。

これらの多官能(メタ)アクリレートは、a成分の単量体100重量部に対して、0.02〜5重量部、好ましくは0.1〜3重量部の範囲で用いられる。この範囲内において、2官能の場合は多く、3官能やそれ以上の官能基数の場合は少なくすることができるが、0.02重量部より少ないと、光重合後の架橋度が低くなり、接着界面において気泡が発生しやすくなり、また、5重量部より多いと、接着力の低下をきたし、膨れなどが発生しやすい。

本発明の組成物に用いられるd成分としての光重合開始剤には、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテルなどのベンゾインエーテル類、アニゾインメチルエーテルなどの置換ベンゾインエーテル類、2,2−ジエトキシアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェノンアセトフェノンなどの置換アセトフェノン類、2−メチル−2−ヒドロキシプロピオフェノンなどの置換−α−ケトール類、2−ナフタレンスルホニルクロリドなどの芳香族スルホニルクロリド類、1−フェノン−1,1−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)オキシムなどの光活性オキシム類がある。

これらの光重合開始剤は、a成分の単量体100重量部に対して、0.005〜1重量部、好ましくは0.05〜0.5重量部の割合で用いられる。0.005重量部より少ないと、光重合後に未反応単量体が多く残存して、接着界面において気泡の発生などを生じやすい。また、1重量部より多いと、光重合物中にこの光重合開始剤が残存して、黄変などの原因となりやすい。

本発明の組成物に用いられるe成分としてのシランカップリング剤は、分子中に2個以上の異なった反応基を持つ有機珪素単量体であり、2個の反応基の一つは無機質と化学結合する反応基であり、もう一つは有機材料と化学結合する反応基である。

無機質と化学結合する反応基としては、メトキシ基、エトキシ基、シラノール基などがあり、有機材料と化学結合する反応基としては、ビニル基、エポキシ基、メタクリル基、アミノ基、メルカプト基などがある。

このようなシランカップリング剤としては、ビニルトリクロルシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシランなどが挙げられる。これらの中から、1種または2種以上を選択使用するが、その選択は、組成物との相溶性、増粘性、ゲル化の有無などを考慮して、決定すればよい。

これらのシランカップリング剤は、a成分の単量体100重量部に対し、0.01〜10重量部、好ましくは0.5〜1重量部の割合で用いられる。0.01重量部より少ないと、ポリカーボネート板などへの密着性改善効果に乏しく、接着界面での気泡の発生を防止できず、また10重量部より多いと、感圧性接着剤の凝集力が高くなりすぎて、接着力の低下などの不都合を生じやすい。

本発明の組成物の調製においては、まず、a成分の単量体とd成分の光重合開始剤とを混合し、このプレミックスを部分的に重合して、粘度が約500〜5,000センチポイズのコーティング可能なシロップ状にする。

つぎに、b成分のラジカル連鎖禁止剤、c成分の交叉結合剤としての多官能(メタ)アクリレートおよびe成分のシランカップリング剤と必要により追加の光重合開始剤を混合することにより、光重合用の組成物を調製する。

この組成物には、光重合性や透明性などを損なわない限り、充てん剤、顔料、老化防止剤などの公知の各種の添加剤を、必要により添加することができる。

本発明においては、このようにして調製される組成物を、剥離ライナとしての表面平滑性の良好な離型処理フィルム上に塗布し、紫外線の照射による光重合処理を施して、光重合物とする。

光重合処理は、窒素ガスなどの不活性ガスで置換した酸素のない雰囲気中で行うか、あるいは紫外線透過性のフィルムによる被覆で空気を遮断した状態で行うのが望ましい。

紫外線は、波長範囲が約180〜460nm(ナノメートル)の電磁放射性であるが、これより長波長または短波長の電磁放射性でもよい。

紫外線源には、水銀アーク、炭素アーク、低圧水銀ランプ、中・高圧水銀ランプ、メタルハライドランプなどの照射装置が用いられる。紫外線の強度は、被照射体までの距離や電圧の調節により適宜設定できる。照射時間(生産性)との兼ね合いで、通常は、0.1〜7mw(ミリワット)/cm2 の弱い光を用いるのが望ましい。

離型処理フィルムは、ポリエステルフィルムなどの厚さが通常25〜125μmのプラスチックフィルムの表面にシリコーン処理などの離型処理を施した、表面平滑性の良好なものが用いられる。表面平滑性の程度は、中心線平均粗さRaが0.2μm以下、好ましくは0.1μm以下で、最大高さRmaxが0.6μm以下、好ましくは0.4μm以下となる程度である。表面平滑性が悪いと、光重合物のヘイズ値が上昇し、光の散乱により透明性が低下する。

このような光重合処理により得られる光重合物は、十分に高い分子量を有し、かつc成分の交叉結合剤で内部架橋されて、適度な架橋度を有しており、これに含まれる未反応単量体などの揮発性成分は僅かである。

微量に残存する揮発性成分をさらに低減したいと望むなら、光重合処理後に、加熱乾燥処理を施してもよい。加熱乾燥処理は、乾燥炉、とくに遠赤外ヒータを有する熱風循環乾燥炉を用いて行うのが好ましい。

遠赤外ヒータによる内部からの加熱と、表面からの循環熱風による拡散により、短時間で効率の良い乾燥を行えるためである。乾燥炉の能力によっても異なるが、通常は100〜130℃で数10秒〜数分の処理時間とすればよい。加熱温度を高くしすぎると、離型処理フィルムの収縮が起こり、光重合物の光学むらの原因となりやすい。

本発明の感圧性接着シートは、このようにして製造される厚さが通常10〜100μmの光重合物を感圧性接着剤の層としたものであり、この層のヘイズ値が1%以下、好ましくは0.5%以下、全光線透過率が90%以上、好ましくは92%以上であることを特徴とする。

上記ヘイズ値および全光線透過率により、透明性にすぐれ、また上記光重合物を構成するa〜e五成分の相互作用により、本来の接着力や凝集力に加えて、耐発泡性および低アウトガス性にすぐれ、また耐変色性(耐熱性、耐候性)にもすぐれている。

このため、本発明の感圧性接着シートは、ディスプレイのプラスチック保護板やガラス板の貼り合わせなどの用途に対して、好適に使用することができる。

また、電子機器内部の接合用途にも、低アウトガス性により、電子部品の腐食などをきたすことなく、使用できる。

その他、透明性、耐変色性、耐発泡性および低アウトガス性が望まれる種々の用途に使用でき、さらに一般の固定用テープやマスキングテープなどの用途にも使用することができる。

本発明の感圧性接着シートは、一般には、上記の光重合物からなる感圧性接着剤の層をこれ単独でシート状やテープ状などとして使用する。

しかしながら、上記層の透明性などが損なわれない限り、ポリイミドフィルム、ポリエステルフィルム、ポリテトラフルオロエチレンフィルム、ポリエーテルエーテルケトンフィルム、ポリエーテルサルフォンフィルムなどの透明フィルム基材を使用して、この基材の片面または両面に上記の感圧性接着剤の層を貼り合わせた構造の基材付きの感圧性接着シートとすることもできる。

つぎに、本発明の実施例を記載して、より具体的に説明する。なお、以下において、部とあるのは重量部を意味するものとする。

実施例1
イソオクチルアクリレート70部、ブチルアクリレート20部、アクリル酸10部、光重合開始剤としての2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン(チバガイギーコーポレーション製の「イルガキュア651」)0.5部を用いて、プレミックスを調製した。これを窒素雰囲気中で紫外線に暴露して部分的に光重合させ、粘度が約5,000センチポイズのコーティング可能なシロップとした。

この部分重合したシロップ100部に、ラジカル連鎖禁止剤としてのテトラビスメチレン−3−(3′−5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネートメタン1部と、交叉結合剤としてのトリメチロールプロパントリアクリレート0.2部と、シランカップリング剤としてのγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン0.5部を加えて、組成物とした。

この組成物を、剥離ライナとしてシリコーン離型処理した厚さが50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムからなる離型処理フィルム(中心線平均粗さRaが0.06μm、最大高さRmaxが0.3μm)上に塗布したのち、窒素ガス雰囲気下、光強度5mw/cm2 の高圧水銀ランプにより、900mj/cm2 の紫外線を照射して光重合させることにより、厚さが50μmの光重合物からなる感圧性接着剤の層を形成して、感圧性接着シートとした。

実施例2
シランカップリング剤として、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン0.5部に代えて、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン2部を使用するようにした以外は、実施例1と同様にして、感圧性接着シートを作製した。

実施例3
2−エチルヘキシルアクリレート90部、アクリル酸10部、イルガキュア651(前出の光重合開始剤)0.5部を用い、実施例1と同様にして、粘度が約5,000センチポイズのコーテイング可能なシロップとした。

この部分重合したシロップ100部に、ラジカル連鎖禁止剤としてのテトラビスメチレン−3−(3′−5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネートメタン2部と、交叉結合剤としての1,6−ヘキサンジオールジアクリレート0.5部と、シランカップリング剤としてのγ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン0.2部を加えて、組成物とした。

この組成物を、シリコーン離型処理した厚さが50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムからなる離型処理フィルム(中心線平均粗さRaが0.06μm、最大高さRmaxが0.3μm)上に塗布したのち、窒素ガス雰囲気下、光強度5mw/cm2 の高圧水銀ランプにより、900mj/cm2 の紫外線を照射して光重合させることにより、厚さが50μmの光重合物からなる感圧性接着剤の層を形成して、感圧性接着シートとした。

実施例4
厚さが50μmの光重合物からなる感圧性接着剤の層を形成したのち、熱風循環乾燥機中、120℃で7分間加熱乾燥するようにした以外は、実施例3と同様にして、感圧性接着シートを作製した。

比較例1
シランカップリング剤(γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン)を用いなかった以外は、実施例1と同様にして、感圧性接着シートを作製した。

比較例2
剥離ライナとして、シリコーン離型処理したポリエチレンテレフタレートフィルムからなる離型処理フィルムに代え、両面をポリエチレンでラミネートした紙(中心線平均粗さRaが0.89μm、最大高さRmaxが5.36μm)をシリコーン離型処理したものを用いるようにした以外は、実施例1と同様にして、感圧性接着シートを作製した。

比較例3
光重合開始剤である「イルガキュア651」を、0.5部から5部に変更した以外は、実施例1と同様にして、感圧性接着シートを作製した。

比較例4
光重合開始剤である「イルガキュア651」を、0.5部から0.002部に変更した以外は、実施例1と同様にして、感圧性接着シートを作製した。

比較例5
ラジカル連鎖禁止剤であるテトラビスメチレン−3−(3′−5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネートメタンを、2部から10部に変更した以外は、実施例1と同様にして、感圧性接着シートを作製した。

比較例6
2−エチルヘキシルアクリレート90部、アクリル酸10部、酢酸エチル210部、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル0.4部をフラスコに仕込み、系内を十分に窒素ガスで置換したのち、60〜80℃に加熱撹拌して溶液重合を行い、粘度が120ポイズ、重合率が99重量%のポリマー溶液を得た。

これに、ポリマー100部に対し、架橋剤としての多官能イソシアネート化合物2部と、シランカップリング剤としてのγ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン0.2部を加えて、感圧性接着剤溶液とした。

この感圧性接着剤溶液を、シリコーン離型処理した厚さが50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムからなる離型処理フィルム(実施例1と同じもの)上に塗布したのち、熱風循環乾燥機中、40℃で5分間乾燥した。その後、さらに120℃で7分間加熱乾燥して、感圧性接着シートを作製した。

上記の実施例1〜4および比較例1〜6の各感圧性接着シートについて、以下の方法により、感圧性接着剤の層のヘイズ値および全光線透過率を調べ、また、接着力試験、耐変色性(耐熱性)試験、耐発泡性試験、低アウトガス性試験を行った。これらの結果は、表1に示されるとおりであった。

<ヘイズ値および全光線透過率>
感圧性接着シートをスライドガラスに貼り合わせ、剥離ライナを引き剥がしたのち、ヘイズ値および全光線透過率を、濁度計により測定した。

<接着力試験>
JIS Z−0237に準じ、被着体としてポリカーボネート板を使用して、180度剥離接着力(g/20mm幅)を測定した。

<耐変色性(耐熱性)試験>
感圧性接着シートをスライドガラスに貼り合わせ、剥離ライナを引き剥がしたのち、100℃の熱風循環乾燥機中に7日間放置し、感圧性接着剤の層の色の変化を、目視により観察した。評価基準として、黄変などの変化が全くみられないものを○、上記変化がみられるものを×、とした。

<耐発泡性試験>
感圧性接着シートをポリカーボネート板に貼り合わせ、剥離ライナを引き剥がしたのち、厚さが125μmのポリエステルフィルムを貼り合わせ、80℃の熱風循環乾燥機中に24時間放置し、感圧性接着剤の層の接着界面における発泡の有無を目視により観察した。評価基準として、発泡が全くみられないものを○、発泡がみられるものを×、とした。

<低アウトガス性試験>
感圧性接着シートから感圧性接着剤が1gとなる量採取し、85℃で1時間加熱し、加熱状態のガス1mlをガスクロマトグラフィーに注入し、ガス量を測定した。カラムはDB−FFAP1.0μm、キャリアガスはHe、装置はHEWLETT PACKARD HP6890(GC)とした。

Figure 2009102647
上記の表1から明らかなように、本発明の実施例1〜4の各感圧性接着シートは、ヘイズ値が0.4、全光線透過率が約93%となる高い透明性を有し、また本来の接着力に加え、耐変色性、耐発泡性および低アウトガス性のいずれも満足していることがわかる。

これに対して、本発明とは異なる比較例1〜6の各感圧性接着シートは、上記特性のいずれかに劣っている。

Claims (1)

  1. つぎのa〜e五成分;

    a)アルキル基の炭素数が2〜14個である(メタ)アクリル酸アルキルエステル70〜100重量%と、これと共重合可能なモノエチレン性不飽和単量体30〜0重量%とからなる単量体100重量部

    b)ラジカル連鎖禁止剤0.1〜5重量部

    c)交叉結合剤としての多官能(メタ)アクリレート0.02〜5重量部

    d)光重合開始剤0.005〜1重量部

    e)シランカップリング剤0.01〜10重量部

    を含む組成物の光重合物からなり、ヘイズ値が1%以下、全光線透過率が90%以上である感圧性接着剤の層を有し、この感圧性接着剤の層が、厚さが25〜125μmのプラスチックフィルムからなる離型処理フィルム上に形成されてなる感圧性接着シート。

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