JP2009095139A - Electric motor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電動式のモータに関する。 The present invention relates to an electric motor.
永久磁石を有するロータ部が環状の電機子の内側に配置されて回転するインナロータ型の電動式モータでは、小型化を図る様々な技術が提案されている。特に、自動車の電動式スライドドアに搭載されるモータのように狭い空間内に配置されることを前提としたモータでは、軸方向に対して薄型化することが求められる。 Various techniques for reducing the size of an inner rotor type electric motor in which a rotor portion having a permanent magnet is disposed inside a ring-shaped armature and rotates have been proposed. In particular, a motor that is assumed to be disposed in a narrow space, such as a motor mounted on an electric slide door of an automobile, is required to be thin in the axial direction.
なお、特許文献1では、磁石の温度上昇に伴う特性低下を防止するために、回転子のハブが、回転軸の中央部から径方向外側に向かって延在する延在部を有し、延在部の外縁部に磁石を収納する円筒部が設けられることにより、回転子の内側が冷却通風部である空洞部とされる車両用交流発電機が開示されている。この車両用交流発電機では軸受部の一部が回転子の空洞部の内部に配置される。
ところで、自動車の電動式スライドドアに用いられるモータでは、モータが配置される空間が限定されることから設計の柔軟性を向上するためにさらなる薄型化、軽量化および低コスト化が求められる。 By the way, in a motor used for an electric slide door of an automobile, a space in which the motor is arranged is limited. Therefore, in order to improve design flexibility, further reduction in thickness, weight, and cost are required.
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、モータを軸方向に対して薄型化することを主たる目的としている。 The present invention has been made in view of the above problems, and has as its main object to make the motor thinner in the axial direction.
請求項1に記載の発明は、電動式のモータであって、環状の電機子と、前記電機子内に挿入されるロータ部と、前記ロータ部を前記電機子に対して前記電機子の中心軸を中心に回転可能に支持する軸受機構と、前記電機子の下面を覆うとともに前記軸受機構の少なくとも一部を保持する軸受保持部を有する下カバーとを備え、前記ロータ部が、前記軸受機構に支持されるシャフトと、前記シャフトに固定され、下部の中央に凹部を有するロータコアと、前記ロータコアの外周に取り付けられた界磁用磁石とを備え、前記下カバーがプレス加工により成形されており、前記下カバーの前記軸受保持部の一部または全体が前記ロータ部の前記凹部内に位置する。
The invention according to
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータであって、前記下カバーが前記電機子の外側面の少なくとも下部を覆う側壁部を有する略有底円筒状であり、前記下カバーの前記側壁部が、プレス加工にて形成されて内側に突出する複数の突出部を有し、前記電機子のコアの下面が前記複数の突出部に当接する。
The invention according to
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のモータであって、前記電機子の上面を覆うとともに前記軸受機構の一部を保持する軸受保持部を有する上カバーと、前記ロータ部の回転位置を検出するセンサとをさらに備え、前記ロータ部が、前記ロータコアの上部に取り付けられ、前記センサに対向する環状の着磁面を有する環状のセンサ用磁石をさらに備え、前記上カバーの前記軸受保持部の一部または全体が前記ロータ部の前記センサ用磁石の内側に位置する。
The invention according to claim 3 is the motor according to
請求項4に記載の発明は、電動式のモータであって、環状の電機子と、前記電機子内に挿入されるロータ部と、前記ロータ部を前記電機子に対して前記電機子の中心軸を中心に回転可能に支持する軸受機構と、前記電機子の上面を覆うとともに前記軸受機構の少なくとも一部を保持する軸受保持部を有する上カバーと、前記ロータ部の回転位置を検出するセンサとを備え、前記ロータ部が、前記軸受機構に支持されるシャフトと、前記シャフトに固定されるロータコアと、前記ロータコアの外周に取り付けられた界磁用磁石と、前記ロータコアの上部に取り付けられ、前記センサに対向する環状の着磁面を有する環状のセンサ用磁石とを備え、前記上カバーの前記軸受保持部の一部または全体が前記ロータ部の前記センサ用磁石の内側に位置する。 The invention according to claim 4 is an electric motor, which is an annular armature, a rotor portion inserted into the armature, and the rotor portion with respect to the armature. A bearing mechanism that rotatably supports an axis, an upper cover that covers the upper surface of the armature and has a bearing holding portion that holds at least a part of the bearing mechanism, and a sensor that detects the rotational position of the rotor portion The rotor part is attached to the upper part of the rotor core, a shaft supported by the bearing mechanism, a rotor core fixed to the shaft, a field magnet attached to the outer periphery of the rotor core, An annular sensor magnet having an annular magnetized surface facing the sensor, and a part or the whole of the bearing holding portion of the upper cover is positioned inside the sensor magnet of the rotor portion. That.
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載のモータであって、前記電機子と前記上カバーとの間に位置する略板状の樹脂プレートと、前記樹脂プレートの前記電機子側の面に固定され、前記センサが取り付けられる回路基板とをさらに備え、前記樹脂プレートが、厚肉領域と、前記厚肉領域よりも前記電機子から離れている薄肉領域とを有し、前記回路基板が前記薄肉領域に取り付けられる。
The invention according to
請求項6に記載の発明は、請求項3または4に記載のモータであって、前記電機子と前記上カバーとの間に位置する略板状の樹脂プレートと、前記電機子上に配置されて前記電機子への駆動電流の供給路となり、前記樹脂プレートに覆われる配線部とをさらに備え、前記樹脂プレートが、厚肉領域と、前記厚肉領域よりも前記電機子から離れている薄肉領域とを有し、前記薄肉領域が、前記配線部の前記電機子と接続される内部接続部と重なる。 The invention according to claim 6 is the motor according to claim 3 or 4, wherein the motor is disposed on the armature and a substantially plate-shaped resin plate positioned between the armature and the upper cover. And a wiring portion covered with the resin plate, wherein the resin plate is further away from the armature than the thick region. The thin-walled region overlaps with an internal connection portion connected to the armature of the wiring portion.
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載のモータであって、自動車の内壁と外壁との間の間隙に搭載される。
The invention according to claim 7 is the motor according to any one of
請求項1、4、5および6に記載の発明では、モータの軸方向の高さを低く抑えることができる。また、請求項2に記載の発明では、電気子の軸方向の位置を容易に固定することができ、請求項3に記載の発明では、モータの軸方向の高さをさらに低く抑えることができる。
In the first, fourth, fifth and sixth aspects of the invention, the axial height of the motor can be kept low. Further, in the invention described in
図1は本発明の第1の実施の形態に係る電動式のモータ1(以下、「モータ1」という。)の縦断面図であり、断面より奥側の構成の一部も示している。また、断面を平行斜線を付すことなく示している。モータ1は自動車に搭載される電動スライドドアの駆動源として用いられるモータであり、自動車の内壁と外壁との間の間隙に搭載され、車内空間を広く確保するために中心軸J1方向の高さが外径に比べて小さい薄型構造となっている。図1に示すようにモータ1はインナロータ型のモータであり、中心軸J1を中心とする環状の電機子2、電機子2内に挿入される略円柱状のロータ部3、シャフト31を介してロータ部3を電機子2に対して中心軸J1(電機子2の中心軸でもある。)を中心に回転可能に支持する軸受機構4、ロータ部3の回転位置を検出するセンサ部5、電機子2を覆うカバー部10、および、電機子2の上面に位置する略板状の樹脂プレート11を備える。また、樹脂プレート11の一部はカバー部10の外部に突出して、外部の電源と電気的に接続するための端子を有するコネクタ部12の一部となっている。
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of an electric motor 1 (hereinafter referred to as “
カバー部10は電機子2の側面および下面(すなわち、樹脂プレート11とは反対側の面)を覆う略有底円筒状の下カバーであるステータカバー13、および、ステータカバー13上に取り付けられて樹脂プレート11を覆う略板状の上カバー14を備え、電機子2および樹脂プレート11を収納する。以下の説明では、便宜上、中心軸J1に沿って上カバー14側を上側、ステータカバー13側を下側として説明するが、中心軸J1は必ずしも重力方向に一致する必要はない。
The
電機子2は複数の薄板状の珪素鋼板を積層して形成されたコア21、コア21を覆うインシュレータ22、および、インシュレータ22の上から巻回されたコイル23を有する。電機子2上には、電機子2への駆動電流の供給路となる配線部である複数のバスバー24が配置され、バスバー24は樹脂プレート11に覆われる。軸受機構4は、中心軸J1に沿って配列された一対の玉軸受41,42であり、ステータカバー13の中央に設けられた軸受保持部1313、および、上カバー14の中央に設けられた軸受保持部143に保持される。センサ部5は回路基板51およびホール素子等の磁界検出素子であるセンサ52を有し、センサ52がロータ部3に取り付けられているセンサ用磁石34に対向して磁界を検出することにより、ロータ部3の電機子2に対する回転位置が検出される。
The
図2はカバー部10のステータカバー13の底面図であり、図3は図2中の矢印Aにて示す位置での縦断面図である。図2および図3に示すように、ステータカバー13は円板状の底部131、底部131の外縁から上方に伸びる円筒状の側壁部132、および、側壁部132の上端から中心軸J1に垂直な方向に外側に広がるフランジ部133を有する。底部131は中央に図1のシャフト31が挿入される穴部1311、および、穴部1311の周囲にて中心軸J1を中心として上方に突出する環状凸部1312を有し、環状凸部1312の内側の部位は、図1に示す軸受機構4の玉軸受41を保持する軸受保持部1313となっている。
FIG. 2 is a bottom view of the
図3に示すように、電機子2の外側面を覆う側壁部132にはコネクタ部12が配置される位置に図1の樹脂プレート11、および、バスバー24を通過させるための切欠1321が形成されており、さらに、内側に僅かに突出する複数の突出部1322が周方向に均等な4箇所に設けられる。図1に示すように、電機子2はステータカバー13に圧入により固定され(必要に応じて接着剤が併用されてもよい。)、電機子2のコア21の下面が複数の突出部1322に当接することにより電機子2が位置決めされるとともに支持される。これにより、電機子2の軸方向の位置を容易に固定することができ、電機子2の振動のカバー部10への伝播を抑制することも実現される。
As shown in FIG. 3, the
図2に示すように、フランジ部133は三角形の3つの角が丸められた形状を有し、図1の上カバー14を固定するためのネジ穴1331を3つの角部に有する。また、コネクタ部12が配置される位置にてフランジ部133の一部が側壁部132の切欠1321と共に切り取られている。なお、ステータカバー13は薄い板状部材のプレス加工により安価に成形され、薄い板材を使用することによりモータ1の軸方向の高さが低く抑えられ、複数の突出部1322もプレス加工により側壁部132の一部を破断させて内側に湾曲させることにより容易に形成される。
As shown in FIG. 2, the
図4は電機子2の上面を覆う上カバー14を示す平面図であり、図5は図4中の矢印Bにて示す位置での上カバー14の断面図である。上カバー14は図2のステータカバー13のフランジ部133と同じ略三角形であり、穴部144がステータカバー13のネジ穴1331に対応する3箇所に形成されている。また、上カバー14は中央に図1のシャフト31が挿入される穴部141、および、穴部141の周囲にて中心軸J1を中心として下方に突出する環状凸部142を有し、環状凸部142の内側の部位は図1に示す軸受機構4の玉軸受42を保持する軸受保持部143となっている。
4 is a plan view showing the
図6は電機子2およびバスバー24a,24b,24cを示す平面図であり、図7は電機子2の環状のコア21を示す図であり、図8はコア21に2種類のインシュレータ22a,22bが取り付けられた様子を示す図である(図1の符号22はこれらのインシュレータを区別することなく示している。)。コア21は図7に示すように中心軸J1を中心としてロータ部3(図1参照)の周囲にて放射状に配置される複数(本実施の形態では9本)のティース211、および、中心軸J1とは反対側にて複数のティース211にそれぞれ接続された略円弧状の複数のコアバック要素212を有する。各ティース211と1つのコアバック要素212とは分割コア21aを形成し、複数の分割コア21aが環状に配列されることにより、ティース211の先端が図1のロータ部3へと向けられ、コアバック要素212が複数のティース211の外側を磁気的に連結する環状のコアバック210を形成する。図8に示すように、各分割コア21aのティース211およびコアバック要素212の一部は第1インシュレータ22aまたは第2インシュレータ22bにより覆われる。
6 is a plan view showing the
図9および図10は2種類のインシュレータ部品220a,220bを示す斜視図であり、第1インシュレータ22aはインシュレータ部品220aの下にインシュレータ部品220bの上下を反転して組み合わせることにより構成され、第2インシュレータ22bは2つのインシュレータ部品220bを上下に組み合わせることにより構成される。
FIG. 9 and FIG. 10 are perspective views showing two types of
図8に示すように、9個のティース211をそれぞれ覆う9個のインシュレータのうちの4つが第1インシュレータ22aであり、残りの5つが第2インシュレータ22bなっている。インシュレータ部品220aは、図9に示すように上方(すなわち、図1の樹脂プレート11側)に突出する3つの突起225を有し、インシュレータ部品220bは突起225を有しない点以外はインシュレータ部品220aと同様の形状である。
As shown in FIG. 8, four of the nine insulators that respectively cover the nine
図11は第1インシュレータ22a、すなわち、インシュレータ部品220aおよびインシュレータ部品220bにより上面、下面および側面の大部分が覆われた分割コア21aを示す断面図である。なお、第2インシュレータ22bでは、上面、下面および側面は2つのインシュレータ部品220bによりほぼ覆われる。図9ないし図11に示すように、インシュレータ部品220aおよびインシュレータ部品220bは、ティース211の先端から図8に示す中心軸J1に平行に突出する内壁部222、および、ティース211のコアバック要素212側にて中心軸J1に平行に突出する外壁部223を有し、内壁部222は中心軸J1を中心とする円筒面状となっており、外壁部223は中心軸J1に平行な板状となっている。内壁部222と外壁部223との間には、ティース211の上面または下面を覆う底部224、および、ティース211の側面を覆う側部226が設けられ、外壁部223の外側に2つの溝221が平行に並ぶように設けられる。なお、図9および図10では2つの溝221のうち一方が外壁部223に隠れている。
FIG. 11 is a cross-sectional view showing the
図9および図11に示すように、突起225は溝221のさらに外側にて溝221に平行に並び、図8に示すように、インシュレータ22a,22bが放射状に配列されることにより、2つの溝221が、環状に並ぶコアバック要素212の上面に沿って径方向に垂直(すなわち、略周方向)に伸びるとともに、径方向に配列される。以上のように、全てのインシュレータ22a,22bが径方向に垂直な2つの溝221を有しており、多くのインシュレータにおいて形状が共通化されることにより、モータ1の製造コストが削減される。なお、図11中に二点鎖線にて示すように、コイル23を形成する導線はインシュレータ22a,22b上の内壁部222と外壁部223との間に巻回され、2つの溝221の位置は複数のコイル23の外側とされる。
As shown in FIGS. 9 and 11, the
図12は3つの配線部材であるバスバー24a,24b,24c(図1では符号24を付している。)の配置を示す図であり、コア21およびコネクタ部12の輪郭を二点鎖線にて示している。バスバー24a,24b,24cはそれぞれU相用、V相用およびW相用のバスバーである。図13はU相用のバスバー24aを示す斜視図である。バスバー24aは、一端が外部の電源と接続される駆動用接続部である外部接続端子241となっており、他端が電機子2に電流を供給する内部接続部である内部接続端子242となっている(図12参照)。樹脂プレート11(図1参照)に平行に伸びる外部接続端子241は平らな端子支持部243により支持され、端子支持部243と内部接続端子242とは、折線状に折り曲げられた腕部245により接続される。端子支持部243は、穴部244が設けられるとともに外部接続端子241よりも幅が広くされており、これにより、穴部244を設けることによる端子支持部243の電気抵抗の上昇が防止される。他のバスバー24b,24cも基本構造はバスバー24aと同様となっている。
FIG. 12 is a diagram showing the arrangement of
図6に示すようにU相用のバスバー24aの外部接続端子241は図6において最も上に位置する1つの第1インシュレータ22a(インシュレータ部品220a)上に配置され、図9に示すインシュレータ部品220aの突起225の1つが穴部244に挿入され、突起225が溶融される熱溶着により固定される。バスバー24aの腕部245は時計回りに隣接する第2インシュレータ22b(インシュレータ部品220b)の2本ある溝221のうち外側の溝221に保持され、次の第1インシュレータ22aの内側の溝221に保持され、外部接続端子241の位置から周方向に3つ目の第2インシュレータ22bでは内側の溝221に内部接続端子242近傍の部位が保持される。
As shown in FIG. 6, the
V相用のバスバー24bの外部接続端子241はバスバー24aの外部接続端子241と同じ第1インシュレータ22a上に配置され、バスバー24aと同様に中央の突起225に熱溶着により固定される。バスバー24bの腕部245は時計回りに隣接する第2インシュレータ22bへと伸び、内部接続端子242近傍の部位が第2インシュレータ22bの内側の溝221に保持される。
The
W相用のバスバー24cの外部接続端子241はバスバー24a,24bと同じ第1インシュレータ22aに配置され、突起225の1つが穴部244に挿入され、熱溶着により固定される。バスバー24cの腕部245はバスバー24aと左右対称であり、バスバー24cの内部接続端子242は、外部接続端子241が配置されるインシュレータ22aから反時計回りに3つ目のインシュレータ22b上に配置される。
The
以上のように、バスバー24a〜24cは複数のコイル23の外側にて複数のインシュレータ22a,22b上に配置され、各インシュレータにおいて径方向に配列された2つの溝221を利用して保持される。3つのバスバー24a〜24cのうち、バスバー24cは、電機子2の外縁部の外側に設けられた外部接続部であるコネクタ部12から周方向反時計回りの方向に伸び、バスバー24aおよびバスバー24bは、径方向に並びつつコネクタ部12から周方向時計回りの方向に伸びる。さらに、バスバー24cがバスバー24aおよびバスバー24bのいずれとも径方向において重ならないように配置され、径方向に並ぶバスバーの数は最大でも2とされる。その結果、電機子2の外径を小さくし、モータ1を小型化することが実現される。また、インシュレータの溝221を利用してバスバーを保持することにより、電機子2のさらなる小型化も実現される。もちろん、バスバーを支持する専用の部材が不要になるとともにバスバーは軸方向に重ならないため、モータ1の高さも抑えられる。
As described above, the bus bars 24a to 24c are disposed on the plurality of
図6に示すように、電機子2におけるティース211およびコイル23の数はそれぞれ9であり、3つのティース211が連続して並ぶ3組のコイル群のそれぞれにおいて、巻回方向を反転しつつ1本の導線が3つのティース211に巻回される(例えば、中心軸J1から径方向外側を向いて見た場合に、1つ目のコイル23から順に時計回り、反時計回り、時計回りの向きで巻回される)。これにより、U相、V相およびW相に対応する3つのコイル群が形成される。また、電機子2では、コイル群の導線の両端が異なる相の2つのバスバーの内部接続端子242に接続されることにより、3組のコイル群がいわゆるデルタ結線にて接続される。換言すれば、隣り合うコイル群の導線の端部が1つのバスバーの内部接続端子242の位置に重なって配置され、各内部接続端子242間に3つのコイル23が連続に接続されている。これにより、各バスバーの内部接続端子242とコイル23とを容易に結線することができる。
As shown in FIG. 6, the number of the
図14はロータ部3近傍の拡大図であり、ロータ部3は、軸受機構4(玉軸受41,42)に支持される円柱状のシャフト31、シャフト31に固定されるロータコア32、ロータコア32の外周に取り付けられた界磁用磁石33、ロータコア32の上部に取り付けられた環状のセンサ用磁石34、並びに、界磁用磁石33およびセンサ用磁石34を覆う略円筒状の磁石カバー35を備え、電機子2(図1参照)と界磁用磁石33との間に発生するトルクにより、中心軸J1を中心として回転する。なお、図14ではロータ部3の左右を異なる位置での断面にて示している。界磁用磁石33は、それぞれが中心軸J1に平行な略板状の複数の界磁用磁石要素(いわゆるセグメントマグネット)の集合であり、周方向に沿ってロータコア32の外周面上に配列され、ロータ部3の磁極数は8となっている。界磁用磁石要素としては、例えば、ネオジウムを含む焼結体が利用される。
FIG. 14 is an enlarged view of the vicinity of the rotor unit 3. The rotor unit 3 includes a
図15はロータコア32の図14における下面を上方に向けた斜視図である。ロータコア32は複数の板状部材を中心軸J1方向に積層して形成されており、図14および図15に示すように、ロータコア32は外周部である磁石保持部321、中央部であるシャフト固定部322、および、磁石保持部321とシャフト固定部322との間を連結する連結部324を有する。磁石保持部321は中心軸J1を中心とする略円筒状であり、シャフト固定部322も中心軸J1を中心とする略円筒状である。連結部324はシャフト固定部322の外側面と磁石保持部321の内側面とを接続するリブ状となっており、隣り合う連結部324の間は中心軸J1方向に平行な貫通穴323となっており、周方向の4箇所に位置する。換言すれば、複数の貫通穴323の間の4つの部位が連結部324となっている。図14に示すように、磁石保持部321は外側面に界磁用磁石33を保持し、シャフト固定部322にはシャフト31が挿入されて固定され、シャフト31の一端(上端)は上カバー14から突出する。
15 is a perspective view of the
図15に示すように、磁石保持部321は外周が正八角形状であり、角部は径方向外側に突出するとともに中心軸J1に平行な方向に伸びるリブ状となっている。そして、角部が界磁用磁石33の両側と当接することにより、界磁用磁石33の周方向への移動が防止される。磁石保持部321の内周は円筒面状となっており、ロータコア32の図14における下部(図15では上部)の中央に凹部325が形成され、図14の中心軸J1の右側に示すように、連結部324の中心軸J1方向の高さは磁石保持部321の中心軸J1方向の高さより小さくなっている。
As shown in FIG. 15, the
また、図15に示すように、磁石保持部321の連結部324近傍の部分が凹部325の内側に凸部3231として突出している。すなわち、連結部324の磁石保持部321近傍の部分が中心軸J1方向の全体において磁石保持部321と径方向に連続している。これにより、磁石保持部321は凸部3231の近傍にて径方向の幅が大きくされ、複数の板状部材をカシメ固定するパンチのための厚さが確保される。その結果、磁石保持部321の径方向の幅を小さくしつつ凸部3231の近傍の位置にて複数の板状部材をカシメにより接合することが実現される。
Further, as shown in FIG. 15, a portion in the vicinity of the connecting
図16はセンサ用磁石34の図14における下側を上方に向けた斜視図である。センサ用磁石34は、図14に示すセンサ52に対向する環状部341、および、環状部341の内縁部から下方(図16の上方)に突出する複数の係止部342を有し、図14における上面は、多極着磁された中心軸J1に垂直なセンサ52に対向する環状の着磁面となっている。複数の係止部342は図14(の中心軸J1の左側)および図15に示すロータコア32の貫通穴323にそれぞれ挿入され、貫通穴323内において中心軸J1を中心とする周方向全体に連続して存在する円弧状の凸部となっている。
FIG. 16 is a perspective view of the
連結部324により係止部342が周方向に関して係止されることにより、回転時にセンサ用磁石34の位置が周方向にずれることが防止される。また、センサ用磁石34の係止部342が貫通穴323内にて周方向全体に連続していることにより、周方向両端にのみ突起が設けられる場合と比べて係止部342の強度を向上することができる。さらに、全ての貫通穴323に係止部342が嵌合することにより、センサ用磁石34の回り止めの信頼性を向上することができる。また、ロータコア32の貫通穴323にセンサ用磁石34の係止部342が係止されることにより、ロータ部3では簡単な構造にてロータコア32の軽量化とセンサ用磁石34の周方向への回り止めとが実現される。ロータコア32に複数の貫通穴323、および、凹部325が形成されることにより、ロータコア32の重量をさらに低減することができ、慣性モーメントを低減してモータ1の応答特性を向上することができる。これにより、自動車のスライドドアの開閉が指示されてからのタイムラグの抑制が実現される。
Since the locking
図14に示すように、界磁用磁石33およびセンサ用磁石34を覆うカバー部材である磁石カバー35は非磁性のステンレス鋼で形成されており、センサ用磁石34の上面の外縁部、センサ用磁石34の外側面、界磁用磁石33の外側面、および、界磁用磁石33の下面を覆う。磁石カバー35は、上側カバー35aおよび下側カバー35bから構成され、上側カバー35aは環状の上部と上部の外縁から下方に伸びる円筒状の側部とを有し、下側カバー35bは環状の下部と下部の外縁から上方に伸びる円筒状の側部とを有する。上側カバー35aはロータコア32、界磁用磁石33およびセンサ用磁石34の組立体に上方から圧入され、下側カバー35bは下方から圧入されて固定される。これにより、界磁用磁石33およびセンサ用磁石34のロータコア32からの軸方向および径方向への分離を容易に防止することができる。
As shown in FIG. 14, a
モータ1では、図14に示すように、モータ1の軸方向の高さを低く抑え、薄型化を実現するために、ステータカバー13の軸受保持部1313の上部がロータコア32の凹部325内に位置する。一方、上カバー14の軸受保持部143の下部もロータ部3のセンサ用磁石34の内側に位置し、これにより、モータ1の軸方向の高さをさらに低く抑えることが実現されている。すなわち、軸受保持部1313の上部とロータコア32の外周部とが径方向において重なり、軸受保持部143の下部とセンサ用磁石34とが径方向において重なることにより、モータ1が薄型化されている。さらに、ステータカバー13および上カバー14が薄板部材のプレス成形にて形成されることにより(例えば、アルミダイキャスト等により形成される場合と比べて)モータ1が薄型化される。
In the
図17は図1に示す電機子2と上カバー14との間に位置する樹脂プレート11を示す斜視図であり、図18は樹脂プレート11の底面図である。樹脂プレート11は中央に図1のシャフト31が挿入される開口部1111を有する円板部111、円板部111の外縁の3箇所に配置される円弧状の溶着部112、円板部111の外縁の3箇所に配置される脚部113、および、円板部111から連続するように形成されてカバー部10(図1参照)の外側に突出する平板状の端子配置部114を備える。
FIG. 17 is a perspective view showing the
図17に示すように、溶着部112は、円板部111の外縁から下方に伸びる側部と、側部の下端から径方向外側に広がる略円弧状の溶着平板部1123とを有し、図17および図18に示すように、溶着平板部1123には周方向に並ぶ3つの貫通孔である穴部1121が形成され、溶着平板部1123の外縁には下方に突出する脚部1122が設けられる。
As shown in FIG. 17, the welded
溶着部112を介して図9に示す第1インシュレータ22aの上部であるインシュレータ部品220aは樹脂プレート11と接合可能とされており、穴部1121にインシュレータ部品220aの突起225が挿入され、インシュレータ部品220aの突起225が溶融されて溶着部112に熱溶着されることにより、第1インシュレータ22aに樹脂プレート11が容易に接合される。そして、インシュレータ22a,22bの溝221にバスバー24a〜24cが確実に固定されることにより、バスバー24a〜24cが径方向に占める幅を低減することができ、その結果、樹脂プレート11をバスバー24の外側にて容易に第1インシュレータ22aと接合することができ、電機子2およびバスバー24が周囲の部材から容易に絶縁される。さらに、第1インシュレータ22aとの熱溶着による樹脂プレート11の接合により、樹脂プレート11が電機子2上に高い信頼性にて容易かつ確実に固定される。
The
既述のように第1インシュレータ22aのインシュレータ部品220a上の突起225は、熱溶着によるバスバー24a〜24c(図6参照)との接合にも利用され、インシュレータ22の種類が樹脂プレート11と接合可能な第1インシュレータ22aと他の第2インシュレータ22bとの2種類のみに限定される(これにより、インシュレータ部品も2種類に限定される。)ことにより、モータ1の製造コストを削減することができる。
As described above, the
溶着部112に設けられる脚部1122は図6に示す電機子2のコアバック要素212に設けられた切欠2121の位置でコアバック要素212の外縁部と係合し、図1および図3に示すステータカバー13の側壁部132とコアバック要素212との間に挟まれる。他の脚部113も脚部1122と同様にコアバック要素212の外縁部に係合して側壁部132とコアバック要素212との間に挟まれ、これにより、円板部111の電機子2からの高さが固定され、切欠2121により樹脂プレート11が周方向に対しても位置決めされる。樹脂プレート11では、電機子2上に固定される溶着部112に脚部1122が設けられることにより、全ての脚部を溶着部112から独立して設けるよりも樹脂プレート11の構造が簡素化される。
The
樹脂プレート11の上面は凹凸のない平面であり、下面は図18に示す厚肉領域115と、厚肉領域115よりも電機子2(図1参照)から中心軸J1方向に関して離れている薄肉領域116とを有し、図18では薄肉領域116に平行斜線を付すとともに、回路基板51の外形を二点鎖線で示している。また、樹脂プレート11の下面(すなわち、電機子2側の面)では、センサ52(図14参照)を有する回路基板51が配置される(すなわち、回路基板51と重なる)基板配置領域1161が円板部111および端子配置部114に跨って存在し、基板配置領域1161上に形成された複数の突起1162が回路基板51の貫通孔に挿入されて溶融される熱溶着により回路基板51が基板配置領域1161に固定される。
The upper surface of the
基板配置領域1161は全体が薄肉領域116に含まれ、これにより、回路基板51と樹脂プレート11とが重なる部位の軸方向の厚さを薄くすることができ、モータ1が薄型化される。また、電機子2と接続されるバスバー24a,24bの内部接続端子242(図12参照)と重なる部位である、図18の左下および右下の脚部113も薄肉領域116に含まれることにより、モータ1が薄型化可能とされる。以上のように、樹脂プレート11では必要な部分のみ薄肉領域116とし、他を厚肉領域115とすることにより、樹脂プレート11の強度が確保されている。
The entire
図19は図18中の矢印Cにて示す位置での端子配置部114の断面を示す図であり、回路基板51の図19における下面(図1の電機子2側の面)にはセンサ52(図1参照)からの信号を外部へと出力する信号用接続部であるコネクタ511が取り付けられ、コネクタ511の接合端子5111が回路基板51を貫通して回路基板51の樹脂プレート11側の面にて半田等で接合されている。
19 is a view showing a cross section of the
コネクタ部12は、図19の3本のバスバー24a〜24cの外部接続端子241、並びに、樹脂プレート11の端子配置部114および回路基板51のコネクタ511近傍の部位から構成され、図1に示すように、コネクタ部12はステータカバー13の外部に位置する。図19にて二点鎖線にて示すように、端子配置部114の下面側は、底部が平板状であって側壁部を有する略トレイ状のコネクタカバー121で覆われており、コネクタカバー121により、図3に示すステータカバー13の切欠1321が閉塞され、モータ1内に異物が侵入することが防止される。
The
図17に示すように、端子配置部114には、回路基板51側からみて凹状であり反対側にて凸状になる凹部1141が設けられ、図19に示すように、凹部1141によりコネクタ511の接合部が覆われる。端子配置部114はカバー部10(図1参照)から外部に突出し、端子配置部114上には上カバー14は存在しないことから、上カバー14の厚さを考慮することなく樹脂プレート11に凹部1141を設けることができ、モータ1を薄型化することができる。また、図18および図19に示すように、端子配置部114には外縁部から下方(すなわち、外部接続端子241側)に突出する外縁リブ1142が設けられ、外縁リブ1142により、樹脂プレート11の薄肉領域116に含まれるカバー部10より外の部位の強度が向上される。さらに、端子配置部114は下面(電機子2側の面)に3つの外部接続端子241の間に向かって突出する2つの隔離リブ1143を有し、隔離リブ1143により外部接続端子241同士の接触が妨げられる。
As shown in FIG. 17, the
コネクタ部12では、回路基板51のコネクタ511とバスバー24a〜24cの外部接続端子241とが隣接することにより、コネクタ511および外部接続端子241に対する接続作業を行う際にモータ1の向きを作業者に対して変更する工程を省略することができ、外部の各種配線とモータ1との接続作業を容易に行うことができる。また、コネクタ部12がカバー部10の外側に位置するため、モータ1の組み立て後においてもモータ1への各種配線を容易に行うことができる。
In the
図20は本発明の第2の実施の形態に係る電動式のモータ1aの縦断面図である。図20では断面より奥側の構成の一部も示し、断面を平行斜線を付すことなく示している。モータ1aは図1に示すモータ1と同様に自動車に搭載される電動スライドドアの駆動源として用いられるモータであり、自動車の内壁と外壁との間の間隙に搭載される。インナロータ型であるモータ1aは、環状の電機子2a、電機子2a内に挿入されるロータ部3、ロータ部3を電機子2aに対して回転可能に支持する軸受機構4、ロータ部3の回転位置を検出するセンサ部5、電機子2aを覆うカバー部10、電機子2aの上面に位置するバスバーユニット15、および、外部の電源や電気回路と接続するためのコネクタ部12を備える。なお、コネクタ部12の内部はバスバーユニット15の一部となっている。
FIG. 20 is a longitudinal sectional view of an
モータ1aは図1のモータ1と比べ、バスバー24および樹脂プレート11に代えてバスバーユニット15が設けられ、電機子2aの構造が図1の電機子2と異なっており、その他の部分についてはほぼ同様となっている。カバー部10のステータカバー13は電機子2aの側面および下面を覆い、ステータカバー13および上カバー14により電機子2aおよびバスバーユニット15が収納される。以下の説明では、便宜上、中心軸J1に沿って上カバー14側を上側、ステータカバー13側を下側として説明するが、中心軸J1は必ずしも重力方向に一致する必要はない。
The
ステータカバー13は、図2および図3に示す第1の実施の形態に係るステータカバー13と同様に、底部の環状凸部1312の内側の部位が、軸受機構4の玉軸受41を保持する軸受保持部1313となっている。電機子2aの外側面を覆う側壁部132には、内側に僅かに突出する複数の突出部1322が設けられ、電機子2aのコア21の下面が複数の突出部1322に当接して電機子2aが支持されることにより、電機子2aの軸方向の位置が容易に固定される。また、ステータカバー13は薄い板状部材のプレス加工により安価に成形され、これにより、モータ1aの軸方向の高さが低く抑えられる。
As in the
ロータ部3は図14に示すモータ1のロータ部3と比べ、全体の径がやや大きくされる点以外は同様の構造である。図15と同様に、モータ1aのロータ部3のロータコア32は、下部に凹部325を有し、ステータカバー13の軸受保持部1313の上部が凹部325内に位置することにより、モータ1aの軸方向の高さが低く抑えられる。
The rotor portion 3 has the same structure as the rotor portion 3 of the
モータ1aのセンサ用磁石の形状は第1の実施の形態(図16参照)と同様であり、係止部の強度が高く、センサ用磁石の回り止めに対して高い信頼性を有する。また、モータ1aの磁石カバーも第1の実施の形態と同様であり、界磁用磁石およびセンサ用磁石のロータコアからの分離が容易に防止される。
The shape of the sensor magnet of the
図21は電機子2aを示す平面図であり、電機子2aは、図6ないし図8に示す電機子2に比べ、ティース211の数が12とされ、インシュレータ22cの形状が異なっており、その他は同様となっている。インシュレータ22cは図9および図10に示すインシュレータ部品220a,220bから溝221および突起225が省略された形状となっており、図21中で二点鎖線にて示すコイル23は、各インシュレータ22cに1本の導線が巻回されて形成されている。
FIG. 21 is a plan view showing the
図22はバスバーユニット15を示す斜視図である。バスバーユニット15は、中央部にシャフト31が挿入される開口を有する円板部151、および、円板部151の外周部の5箇所に設けられた脚部152を備える。脚部152は径方向において外側に伸びるとともに下方へ突出し、図21の電機子2aのコアバック要素212に設けられた切欠2121と係合する。円板部151の下面の一部は電機子2aとの間の中心軸J1方向の距離が大きくされる薄肉領域156となっており、薄肉領域156上にセンサ部5の回路基板51が配置され、回路基板51の一部がコネクタ511が接合される端子配置部512として円板部151から外側に突出する。
FIG. 22 is a perspective view showing the
バスバーユニット15は、3相に対応する3つのバスバー25を樹脂モールドにより一体としたものであり、端子配置部512の側方にてバスバー25の外部接続端子251が3つ並んで突出し、これにより、組み立て時の結線作業が簡素化される。なお、図20に示すように、端子配置部512および外部接続端子251はコネクタ部12のコネクタカバー121,122により上下から覆われる。バスバー25の内部接続端子252は円板部151の外側面から径方向の外側に突出しており、内部接続端子252は各相につき4つ設けられる。U,V,W相のバスバー25が軸方向に重なり、各相の内部接続端子252が周方向に順番に(例えば、図21の中心軸J1を中心に時計回りにU,V,Wの順になるように)配置される。各コイル23を形成する導線の両端が隣り合う2つの内部接続端子252に接続され、各コイル23はU−V間、V−W間、W−U間のいずれかに接続されて電流が供給される。
The
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、また、上記実施の形態では様々な変更が可能である。 As mentioned above, although embodiment of this invention has been described, this invention is not limited to the said embodiment, In addition, various changes are possible in the said embodiment.
例えば、図16のセンサ用磁石34の係止部342は円弧状である必要はなく、直線状(すなわち、平板状)であってもよい。また、一部の貫通穴323のみにセンサ用磁石34の係止部342が係合してもよい。図7に示すコア21はティース211がそれぞれ個別に形成された分割コア21aの集合には限定されず、例えば3つのティース211が一組とされる分割コアの集合であってもよく、また、全体が一体的な1つのコア21とされてもよい。
For example, the locking
図3のステータカバー13の突出部1322は3箇所以上であれば周方向におよそ均等にいくつ設けられてもよく、軸受保持部1313,143の形状も上記実施の形態に示したものには限定されない。軸受保持部1313,143の全体がロータコア32の凹部325やセンサ用磁石34の内側に位置してもよく、軸受機構4は玉軸受41,42以外のものが採用されてもよい。また、カバー部10では上カバー14が電機子2の外側面を覆い、ステータカバー13に代えて板状の下カバーが設けられてもよい。
As long as the number of
図15に示すロータコア32の貫通穴323はロータコア32をほぼ貫通するのであれば完全に貫通している必要はなく、例えば、センサ用磁石34の反対側や中心軸J1方向に関して中央にて貫通穴323が板状部材等で塞がれていてもよい。磁石保持部321の径方向の幅が十分に確保される場合は、ロータコア32の連結部324の中心軸J1方向の高さは連結部324の全体において外周部である磁石保持部321の高さよりも小さくされてもよい。
The through-
また、図14に示す磁石カバー35はロータ部3の外側面、上面および下面を全て覆う必要はなく、少なくともセンサ用磁石34の着磁面の外周部および界磁用磁石33のセンサ用磁石34側の部位を覆うことにより、これらの磁石をまとめて効率よく保持することができる。さらに、センサ用磁石34の外側面が着磁面となっていてもよく、この場合、センサ52はセンサ用磁石34の外側面に対向するように設けられる。
Further, the
図6および図8に示すインシュレータ22a,22bはティース211毎に個別に設けられる必要はなく、複数のティース211に対して一体化されたインシュレータが設けられてもよい。また、第1インシュレータ22aに設けられた突起225の数は4以上でもよい。樹脂プレート11の溶着部112に形成された穴部1121は、インシュレータ部品220a(図9参照)上の突起225が挿入されて熱溶着されるのであれば切欠でもよい。
The
外部接続部であるコネクタ部12は、電機子2の外縁部の外側ではなく、電機子2の外縁部上に位置してもよく、外部接続端子241やコネクタ511の形状や構造として様々なものが採用されてよい。
The
モータ1は自動車の電動スライドドアとしての用途には限定されず、パワーウィンドウまたは電動ルーフの駆動源として用いられてもよい。モータ1は自動車用としてではなく、他の用途に用いられてもよい。
The
1,1a モータ
2,2a 電機子
3 ロータ部
4 軸受機構
11 樹脂プレート
13 ステータカバー
14 上カバー
21 コア
24,25 バスバー
31 シャフト
32 ロータコア
33 界磁用磁石
34 センサ用磁石
51 回路基板
52 センサ
115 厚肉領域
116 薄肉領域
132 側壁部
143 軸受保持部
325 凹部
1313 軸受保持部
1322 突出部
J1 中心軸
DESCRIPTION OF
Claims (7)
環状の電機子と、
前記電機子内に挿入されるロータ部と、
前記ロータ部を前記電機子に対して前記電機子の中心軸を中心に回転可能に支持する軸受機構と、
前記電機子の下面を覆うとともに前記軸受機構の少なくとも一部を保持する軸受保持部を有する下カバーと、
を備え、
前記ロータ部が、
前記軸受機構に支持されるシャフトと、
前記シャフトに固定され、下部の中央に凹部を有するロータコアと、
前記ロータコアの外周に取り付けられた界磁用磁石と、
を備え、
前記下カバーがプレス加工により成形されており、
前記下カバーの前記軸受保持部の一部または全体が前記ロータ部の前記凹部内に位置することを特徴とするモータ。 An electric motor,
An annular armature,
A rotor portion inserted into the armature;
A bearing mechanism that rotatably supports the rotor portion with respect to the armature around a central axis of the armature;
A lower cover having a bearing holding portion that covers a lower surface of the armature and holds at least a part of the bearing mechanism;
With
The rotor part is
A shaft supported by the bearing mechanism;
A rotor core fixed to the shaft and having a recess in the center of the lower part;
A field magnet attached to the outer periphery of the rotor core;
With
The lower cover is formed by press work,
A motor, wherein a part or the whole of the bearing holding portion of the lower cover is located in the concave portion of the rotor portion.
前記下カバーが前記電機子の外側面の少なくとも下部を覆う側壁部を有する略有底円筒状であり、
前記下カバーの前記側壁部が、プレス加工にて形成されて内側に突出する複数の突出部を有し、
前記電機子のコアの下面が前記複数の突出部に当接することを特徴とするモータ。 The motor according to claim 1,
The lower cover has a substantially bottomed cylindrical shape having a side wall covering at least the lower part of the outer surface of the armature;
The side wall portion of the lower cover has a plurality of protruding portions that are formed by pressing and protrude inward,
A motor, wherein a lower surface of a core of the armature is in contact with the plurality of protrusions.
前記電機子の上面を覆うとともに前記軸受機構の一部を保持する軸受保持部を有する上カバーと、
前記ロータ部の回転位置を検出するセンサと、
をさらに備え、
前記ロータ部が、前記ロータコアの上部に取り付けられ、前記センサに対向する環状の着磁面を有する環状のセンサ用磁石をさらに備え、
前記上カバーの前記軸受保持部の一部または全体が前記ロータ部の前記センサ用磁石の内側に位置することを特徴とするモータ。 The motor according to claim 1 or 2,
An upper cover having a bearing holding portion that covers the upper surface of the armature and holds a part of the bearing mechanism;
A sensor for detecting a rotational position of the rotor part;
Further comprising
The rotor portion further includes an annular sensor magnet attached to an upper portion of the rotor core and having an annular magnetized surface facing the sensor;
A motor, wherein a part or all of the bearing holding portion of the upper cover is located inside the sensor magnet of the rotor portion.
環状の電機子と、
前記電機子内に挿入されるロータ部と、
前記ロータ部を前記電機子に対して前記電機子の中心軸を中心に回転可能に支持する軸受機構と、
前記電機子の上面を覆うとともに前記軸受機構の少なくとも一部を保持する軸受保持部を有する上カバーと、
前記ロータ部の回転位置を検出するセンサと、
を備え、
前記ロータ部が、
前記軸受機構に支持されるシャフトと、
前記シャフトに固定されるロータコアと、
前記ロータコアの外周に取り付けられた界磁用磁石と、
前記ロータコアの上部に取り付けられ、前記センサに対向する環状の着磁面を有する環状のセンサ用磁石と、
を備え、
前記上カバーの前記軸受保持部の一部または全体が前記ロータ部の前記センサ用磁石の内側に位置することを特徴とするモータ。 An electric motor,
An annular armature,
A rotor portion inserted into the armature;
A bearing mechanism that rotatably supports the rotor portion with respect to the armature around a central axis of the armature;
An upper cover that covers a top surface of the armature and has a bearing holding portion that holds at least a part of the bearing mechanism;
A sensor for detecting a rotational position of the rotor part;
With
The rotor part is
A shaft supported by the bearing mechanism;
A rotor core fixed to the shaft;
A field magnet attached to the outer periphery of the rotor core;
An annular sensor magnet attached to an upper portion of the rotor core and having an annular magnetized surface facing the sensor;
With
A motor, wherein a part or all of the bearing holding portion of the upper cover is located inside the sensor magnet of the rotor portion.
前記電機子と前記上カバーとの間に位置する略板状の樹脂プレートと、
前記樹脂プレートの前記電機子側の面に固定され、前記センサが取り付けられる回路基板と、
をさらに備え、
前記樹脂プレートが、厚肉領域と、前記厚肉領域よりも前記電機子から離れている薄肉領域とを有し、前記回路基板が前記薄肉領域に取り付けられることを特徴とするモータ。 The motor according to claim 3 or 4,
A substantially plate-shaped resin plate positioned between the armature and the upper cover;
A circuit board fixed to the armature side surface of the resin plate and to which the sensor is attached;
Further comprising
The motor according to claim 1, wherein the resin plate has a thick region and a thin region farther from the armature than the thick region, and the circuit board is attached to the thin region.
前記電機子と前記上カバーとの間に位置する略板状の樹脂プレートと、
前記電機子上に配置されて前記電機子への駆動電流の供給路となり、前記樹脂プレートに覆われる配線部と、
をさらに備え、
前記樹脂プレートが、厚肉領域と、前記厚肉領域よりも前記電機子から離れている薄肉領域とを有し、前記薄肉領域が、前記配線部の前記電機子と接続される内部接続部と重なることを特徴とするモータ。 The motor according to claim 3 or 4,
A substantially plate-shaped resin plate positioned between the armature and the upper cover;
A wiring portion disposed on the armature and serving as a drive current supply path to the armature, and covered with the resin plate;
Further comprising
The resin plate has a thick region and a thin region farther from the armature than the thick region, and the thin region is connected to the armature of the wiring portion; A motor characterized by overlapping.
自動車の内壁と外壁との間の間隙に搭載されることを特徴とするモータ。 The motor according to any one of claims 1 to 6,
A motor mounted in a gap between an inner wall and an outer wall of an automobile.
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