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JP2009080884A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置 Download PDF

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JP2009080884A JP2007248493A JP2007248493A JP2009080884A JP 2009080884 A JP2009080884 A JP 2009080884A JP 2007248493 A JP2007248493 A JP 2007248493A JP 2007248493 A JP2007248493 A JP 2007248493A JP 2009080884 A JP2009080884 A JP 2009080884A
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Abstract

【課題】製造工程に起因して突発的に発生する書込み及び消去の遅いEEPROMセルを救済し製造歩留を向上させる。
【解決手段】少なくとも1つのメモリセルを含むメモリセルアレイ1と、アドレス情報を含むアドレス記憶部8と、入力アドレスと前記アドレス記憶部内のアドレス情報との一致を判定しその結果を出力するアドレス判定回路9と、前記メモリセルへの書込み又は消去電圧発生回路4とを有する。前記書込み又は消去電圧発生回路4は、前記アドレス判定回路9からの出力結果を受けて、書込み又は消去電圧を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置に関し、特に製造工程中の異常ビットを救済する技術に関するものである。
電気的に書換えが可能な不揮発性半導体記憶装置の1つとして、フラッシュEEPROMが知られている。フラッシュEEPROMは、複数のメモリセルを同時に消去することで消去時間を短くでき、メモリカード等に広く使用されている。
フラッシュEEPROMにおけるEEPROMセルの書込み、消去時間にはばらつきがある。そこで、ある従来技術によれば、メモリセルアレイ内の位置により、設定する閾値電圧を可変にすることで、メモリセルの配置場所による特性のばらつきを低減し、以て半導体記憶装置の信頼性及び書込み速度の向上を図る(特許文献1参照)。
一方、フラッシュEEPROMは大容量化が進み製造工程中の要因により、正常なEEPROMセルに比べ、特定のEEPROMセルが消去、書込み時間が長い製品が存在する。この製品は出荷前の検査工程で不良となるため、歩留低下するという課題が発生する。
そこで、製造歩留を向上させるために冗長回路を設ける技術が用いられている。この冗長技術は、通常のメモリセルアレイ(正規のメモリセルアレイ)とは別に、正規のメモリセルアレイの例えば不良行を救済するための予備のメモリセルアレイ及びこの予備のメモリセルアレイの行選択を行うための予備アドレスデコーダ(プログラマブルデコーダ)を同一の半導体チップ上に設けておき、製造段階における検査工程で発見された正規メモリセルアレイの不良セルを救済するものである。
特開2007−87526号公報
上記のようにしてメモリセルの配置場所による特性のばらつきを低減したとしても、製造工程に起因して突発的に発生する書込み時間及び消去時間が遅いEEPROMセルが存在する場合は、製品規格を満足できず不良化させる必要があり、製造歩留が低下するという課題がある。
これを解決するための冗長回路を設けると、冗長用メモリセルアレイを必要とするため回路規模が大きくなり、不揮発半導体記憶装置のチップ面積が大きくなりコストが高くなるという課題があった。
上記課題を解決するため、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置のように、少なくとも1つのメモリセルを含むメモリセルアレイと、アドレス情報を含むアドレス記憶部と、入力アドレスと前記アドレス記憶部内のアドレス情報との一致を判定しその結果を出力するアドレス判定部と、前記メモリセルへの書込み又は消去の条件を制御する制御部とを有し、前記制御部は、前記アドレス判定部からの出力結果を受けて、書込み又は消去条件を変更することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置である。
請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置のように、前記制御部は前記メモリセルアレイへの書込み電圧又は消去電圧を制御することを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置である。
請求項3記載の不揮発性半導体記憶装置のように、前記制御部で制御される電圧が前記メモリセルアレイの基板電圧であることを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置である。
請求項4記載の不揮発性半導体記憶装置のように、前記制御部で制御される電圧が前記メモリセルアレイのワード線電圧であることを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置である。
請求項5記載の不揮発性半導体記憶装置のように、前記制御部で制御される電圧が前記メモリセルアレイのビット線電圧であることを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置である。
請求項6記載の不揮発性半導体記憶装置のように、前記制御部は前記メモリセルアレイへの書込みパルス時間又は消去パルス時間を制御することを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置である。
請求項7記載の不揮発性半導体記憶装置のように、前記制御部で制御される書込みパルス時間又は消去パルス時間は前記メモリセルアレイの基板電位へ印加される時間であることを特徴とする請求項6記載の不揮発性半導体記憶装置である。
請求項8記載の不揮発性半導体記憶装置のように、前記制御部で制御される書込みパルス時間又は消去パルス時間は前記メモリセルアレイのワード線電位へ印加される時間であることを特徴とする請求項6記載の不揮発性半導体記憶装置である。
請求項9記載の不揮発性半導体記憶装置のように、前記制御部で制御される書込みパルス時間又は消去パルス時間は前記メモリセルアレイのビット線電位へ印加される時間であることを特徴とする請求項6記載の不揮発性半導体記憶装置である。
請求項10記載の不揮発性半導体記憶装置のように、前記アドレス記憶部には書込み時間の長いアドレス又は消去時間の長いアドレスを記憶することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置である。
請求項11記載の不揮発性半導体記憶装置のように、前記アドレス記憶部には書込みパルス数が所定値を超えたアドレスを登録することを特徴とする請求項10記載の不揮発性半導体記憶装置である。
請求項12記載の不揮発性半導体記憶装置のように、前記アドレス記憶部には一定パルス印加して前記メモリセルの閾値電圧が所定値に達しないアドレスを登録することを特徴とする請求項10記載の不揮発性半導体記憶装置である。
請求項13記載の不揮発性半導体記憶装置のように、前記アドレス記憶部は、書き込み条件変更有無の情報と消去条件変更有無の情報とを記憶し、前記アドレス判定部の結果と更に書込み動作時は前記書き込み条件変更有無の情報に応じて書込み条件を変更し、消去動作時は前記消去条件変更有無の情報に応じて消去条件を変更することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置である。
請求項14記載の不揮発性半導体記憶装置のように、前記制御部は書込み又は消去条件を3つ以上有し、前記アドレス記憶部は前記制御部の書込み又は消去条件の1つを選択する情報を有することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置である。
請求項15記載の不揮発性半導体記憶装置のように、更に、少なくとも1つの冗長置換用メモリセルアレイを有し、前記アドレス記憶部は、アドレス情報に対して前記冗長置換用メモリセルアレイと置換するか、前記制御部の書込み又は消去の条件を変更するかの選択情報を有することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置である。
製造工程中に発生した欠陥セルをアドレス記憶部に登録し、書込み、消去アドレスと一致した場合は、書込み、消去電圧を通常のアドレス時と異なる電圧を印加することで高速に書込むことができる。冗長救済回路を設けずに救済できるため、チップ面積の増加を抑え、かつ歩留向上が可能となる。
また、書込み及び消去が極端に遅いEEPROMセルは冗長置換し、書込み及び消去が少し遅いEEPROMセルは書込み及び消去条件を変更することで、従来例で冗長置換するより、予備セルアレイのビットサイズを小さくできるのでチップサイズの縮小化が可能である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す実施の形態によって本発明の技術的範囲が限定されるものではない。
《実施形態1》
本発明の実施形態1について、図1の不揮発性半導体記憶装置のブロック図を用いて各部の動作を説明する。なお、本発明の実施形態1は、書込みの遅いアドレスに対して書込み電圧を他のアドレスに比べて高い電圧に設定することで、書込み時間を短くすることを目的にしている。
図1において、1はメモリセルアレイ、2はメモリセルアレイ1のワード線の選択及びワード線電圧を制御するロウ制御回路、3はメモリセルアレイ1のビット線及びソース線の選択、センスアンプ及びビット線電圧/ソース電圧を制御するカラム制御回路、4は書込み電圧を発生する書込み電圧発生回路、5は書込み及び消去パルス時間を制御するタイマー、7はアドレス入力端子、8はアドレス記憶部、9はアドレス入力端子7から入力されるアドレスとアドレス記憶部8に登録されているアドレスとを比較し一致/不一致情報を出力するアドレス判定回路、10はコマンド入力端子、11はコマンド入力端子10より入力されたコマンドを受けて書込み及び消去動作を制御する動作制御回路、12はデータ入出力端子、13は入出力回路、14は消去電圧を発生する消去電圧発生回路、15はベリファイ電圧を発生するベリファイ電圧発生回路である。
図2は、図1中のメモリセルアレイ1で使用されているEEPROMセルの一例の断面構造を示している。図2のEEPROMセル207は、ゲート絶縁膜中に電荷蓄積層として浮遊ゲート電極が形成された積層ゲート構造を有する電界効果トランジスタからなる。ここで、200はP型の半導体基板、201及び202はこの半導体基板200の表面に選択的に設けられたN型の不純物拡散層で構成されたソース領域及びドレイン領域、204は上記半導体基板上のソース・ドレイン間上でゲート絶縁膜203を介して設けられた浮遊ゲート、206は上記浮遊ゲート上に層間絶縁膜205を介して設けられた制御ゲート電極である。
このようなメモリセルは、ファウラー・ノルトハイム(Fowler-Nordheim)・トンネリングやホット・キャリア(例えばホット・エレクトロン)によるトンネリングなどにより浮遊ゲート204やソース領域201、ドレイン領域203又はチャネル領域又はバックゲートからゲート絶縁膜203中にトンネル電流を流し、浮遊ゲート204に対する電荷の注入・放出を行うことによって、データの書込みや消去によりメモリセルの閾値電圧を変化させる。
図3は、図2のEEPROMセル207を含むメモリセルアレイ1の主要部を示す。図3のとおり、EEPROMセル207をマトリクス状に配置し、制御ゲート電極206をワード線210に、ソース領域201をソース線211に、ドレイン領域202をビット線212にそれぞれ接続している。
一般に、EEPROMセル207を書込みする場合は、基板200の電圧を0V、選択ワード線を10V程度の正側高電圧を印加し、選択ビット線には5V、選択ソース線に0Vを印加する。これにより、EEPROMセル207のソース領域にホットエレクトロンが発生し、浮遊ゲート204へ電子が注入されEEPROMセル207の閾値電圧が高くなる。また、同一ワード線に接続された非選択のビット線電圧をソース電圧と同じ電圧5Vに設定することで、ソース・ドレイン間は電流が流れないため、書込みはされない。
また、EEPROMセル207を消去する場合は、選択ワード線を−10V程度の負側高電圧を印加し、基板200の電圧を+5V印加する。これにより、浮遊ゲート204に蓄えられた電子がファウラー・ノルトハイム(Fowler-Nordheim)・トンネリングによりゲート絶縁膜203中をトンネルリングして引き抜かれることになり、EEPROMセル207の閾値電圧は低くなる。
図1中の消去電圧発生回路14は、消去時におけるEEPROMセルのワード線、ビット線、基板に印加する電圧を発生する。ベリファイ電圧発生回路15は、書き込み動作及び消去時動作におけるベリファイ時のEEPROMセルのワード線、ビット線、基板に印加する電圧を発生する。
書込み電圧発生回路4は、書き込み時におけるEEPROMセルのワード線、ビット線、基板に印加する電圧を発生する。書込み電圧発生回路4にはアドレス判定回路9の出力結果が入力されており、アドレス判定回路9の出力結果に応じて、書込み電圧を変更できるように構成されている。
EEPROMセルは書込み電圧が高いほど書込み時間は短くなる。そこで、アドレス判定回路9の結果がアドレス一致の場合は、通常より高い電圧で書込みを実施し、アドレス不一致の場合は通常の電圧で書込みを実施する。表1に書込み電圧の一例を示す。
Figure 2009080884
図4は、出荷検査時に書込みの遅いEEPROMセルを検出し、そのアドレスをアドレス記憶部8に登録するフローを示す。図4において、101はEEPROMセルに対して書込み電圧をある一定時間印加する書込みパルス印加ステップ、102はEEPROMセルの閾値電圧が所定の電圧に達したかを確認するベリファイステップ、103は書込みパルス回数を計数するステップ、104は書込みパルス回数が所定回数以下かどうかを確認するステップ、105はアドレス記憶部8にアドレス登録するステップである。
次に、不揮発性半導体記憶装置に書込みを実施する場合の動作を説明する。書込みを行う場合、コマンド入力端子10より、書込みコマンドを入力するとともに、書込み実施するアドレスをアドレス入力端子7より、書込みデータをデータ入出力端子12より入力を行う。
アドレス入力端子7から入力されたアドレスは、アドレス判定回路9にてアドレス記憶部8に登録されているアドレス情報と比較される。その比較結果は書込み電圧発生回路4に入力される。書込み電圧発生回路4は、アドレス判定回路9の結果がアドレス一致の場合は、通常より高い電圧で書込み電圧を発生し、アドレス不一致の場合は通常の書込み電圧を発生する。
一般に、フラッシュEEPROMでは、書込み及び消去後のEEPROMセルの閾値電圧を一定の範囲に収めるために、書込み動作時は書込みパルス印加後に書込みベリファイ動作、消去動作時は消去パルス印加後に消去ベリファイ動作を行う。
図5は、書込み動作及び書込みベリファイ動作のフローを示す。301はメモリセルへの書込みパルス印加動作を行うステップ、302はメモリセルの閾値が所定の値に移動したかを確認するベリファイ動作を行うステップ、303は書込みパルス回数を計数するステップを示す。
図5によれば、書込みパルスを印加し、ベリファイ動作により、所定の閾値に移動したかを確認する。所定の閾値に達していない場合は、再度書込み電圧を印加、ベリファイ動作を繰り返し所定の閾値に達するまで行う。繰り返す回数が多いほど、書込み時間が長くなることになり、繰り返し回数を少なくすることが望ましい。
図6は、フラッシュEEPROMにおけるEEPROMセルの閾値Vtの分布を示す。横軸はEEPROMセルの閾値、縦軸はビット数で表す。
消去及び書込み動作においては上記のように、ベリファイ動作を行うことで、閾値をある範囲に収めることができる。本例では、消去動作時はVeの電圧でベリファイ動作を実施しており、Veより低い電圧のある範囲に閾値を収めることができる。また、書込み動作時は、Vpの電圧でベリファイ動作を実施しており、Vpより高い電圧のある範囲に閾値を収めることができる。
図5のフローはアドレス判定回路9の結果がアドレス一致の場合も不一致の場合も同じであるが、EEPROMセルに印加される電圧が、アドレス一致の場合と不一致の場合とで異なり、通常電圧で書込みの遅いアドレスに対しては、通常より高い電圧で書き込み実施されるので、通常のアドレスと同じ程度まで書込みを速くすることができるのである。
以上の本発明の実施形態1により、書込みの遅いEEPROMセルに対しては通常EEPROMセルよりも高い電圧で書込みを実施することで、通常EEPROMセルと同等の書込み時間で書込みを実施することができるようになる。
本実施形態1では書込みについて説明したが、消去時も同様に実施することができる。
《実施形態2》
本発明の実施形態2について、図7の不揮発性半導体記憶装置のブロック図を用いて各部の動作を説明する。図7において、メモリセルアレイ1、ロウ制御回路2、カラム制御回路3、アドレス入力端子7、アドレス記憶部8、アドレス判定回路9、コマンド入力端子10、動作制御回路11、データ入出力端子12、入出力回路13、消去電圧発生回路14、ベリファイ電圧発生回路15は、図1と同じである。16は書込みパルス時間を制御する書込みタイマー、17は書込み電圧発生回路である。
書込みタイマー16は、EEPROMセルのワード線、ビット線、ソース線、基板に対して書込み電圧を印加するパルス時間を制御する。書込みタイマー16にはアドレス判定回路9の出力結果が入力されており、アドレス判定回路9の出力結果に応じて、書込みパルス時間を変更できるように構成されている。
EEPROMセルの書込みは、消去状態を表す低い閾値から閾値の高い状態へ移行させるときに、書込みパルス時間を長くすることで閾値の変動量は大きくなる。しかし、パルス時間を長くしすぎると、閾値電圧のばらつきが大きくなるため、書込みパルス時間を最適化することが重要である。
一方、書込み動作では、図5のように、閾値電圧をある範囲に収めるために、書込みパルスとベリファイ動作を交互に実施するが、表2のように書込み電圧とベリファイ電圧が異なるため、ワード線、ビット線、ソース線の電圧変更に数100マイクロ秒程度のセットアップ時間を要する。これは、書込みパルス時間1マイクロ秒に比べて大きな値であり、書込みパルス時間を2倍程度に増やしても、書込み時間への影響は殆どない。
Figure 2009080884
本実施形態2によれば、書込みの遅いEEPROMセルが存在した場合、書込みパルス時間を長く設定することで、書込みパルス印加、ベリファイ動作の繰り返し回数を削減することができるので、書込み時間を短くすることができる。
本実施形態2では書込みについて説明したが、消去時も同様に実施することができる。
《実施形態3》
本発明の実施形態3について、図8の不揮発性半導体記憶装置のブロック図を用いて各部の動作を説明する。図8において、メモリセルアレイ1、ロウ制御回路2、カラム制御回路3、書込み電圧発生回路4、タイマー5、アドレス入力端子7、コマンド入力端子10、動作制御回路11、データ入出力端子12、入出力回路13、ベリファイ電圧発生回路15は、図1と同じである。18はアドレス情報と、消去条件変更フラグと、書込み条件変更フラグとを記憶するアドレス記憶部、19はアドレス入力端子7からの入力アドレスとアドレス記憶部18のアドレス情報とを比較し、更に動作制御回路11からの動作モードとアドレス記憶部18の消去条件変更フラグ及び書込み条件変更フラグとを比較するアドレス/動作判定回路、20は消去電圧発生回路である。
アドレス記憶部18には、アドレス情報と各アドレスに対して書込み条件変更フラグと消去条件変更フラグとを登録し、各アドレスに対して書込み時に書込み電圧を変更する場合には書込み条件変更フラグにデータ“1”を、変更しない場合には書込み条件変更フラグにデータ“0”をそれぞれ登録し、各アドレスに対して消去時に消去電圧を変更する場合には消去条件変更フラグにデータ“1”を、変更しない場合には消去条件変更フラグにデータ“0”をそれぞれ登録する。これらは、出荷検査時に書込みの遅いEEPROMセル及び消去の遅いEEPROMセルを検出し、そのアドレスをアドレス記憶部18に登録するとともに、書込みが遅い場合には書込み条件変更フラグを、消去が遅い場合には消去条件変更フラグをそれぞれ登録する。
消去電圧発生回路20は、消去時におけるEEPROMセルのワード線、ビット線、基板に印加する電圧を発生する。消去電圧発生回路20にはアドレス/動作判定回路19の出力結果が入力されており、アドレス/動作判定回路19の出力結果に応じて、消去電圧が変更されるように構成されている。
次に、不揮発性半導体記憶装置に書込みを実施する場合の動作を説明する。書込みを行う場合、コマンド入力端子10より、書込みコマンドを入力するとともに、書込み実施するアドレスをアドレス入力端子7より、書込みデータをデータ入出力端子12より入力を行う。
アドレス入力端子7から入力されたアドレスは、アドレス/動作判定回路19にてアドレス記憶部18に登録されているアドレス情報と比較されるとともに、動作制御回路11の動作モードと書込み条件変更フラグとが照合される。
アドレスが一致、かつ書込み条件変更フラグが“1”データの場合には、アドレス/動作判定回路19から、書込み電圧発生回路4に対してアドレス一致の信号が出力される。書込み電圧発生回路4は表1のアドレス一致時の電圧を発生し、ワード線、ビット線、ソース線、基板に書込み電圧を印加する。
アドレスが不一致、又は、アドレスが一致かつ書込み条件変更フラグが“0”データの場合には、アドレス/動作判定回路19から、書込み電圧発生回路4に対してアドレス不一致の信号が出力される。書込み電圧発生回路4は表1のアドレス不一致時の電圧を発生し、ワード線、ビット線、ソース線、基板に書込み電圧を印加する。
消去を行う場合、コマンド入力端子10より、消去コマンドを入力するとともに、消去実施するアドレスをアドレス入力端子7より入力を行う。
アドレス入力端子7から入力されたアドレスは、アドレス/動作判定回路19にてアドレス記憶部18に登録されているアドレス情報と比較されるとともに、動作制御回路11の動作モードと消去条件変更フラグとが照合される。
アドレスが一致、かつ消去条件変更フラグが“1”データの場合には、アドレス/動作判定回路19から、消去電圧発生回路20に対してアドレス一致の信号が出力される。消去電圧発生回路20は表3のアドレス一致時の電圧を発生し、ワード線、ビット線、ソース線、基板に消去電圧を印加する。
アドレスが不一致、又は、アドレスが一致かつ消去条件変更フラグが“0”データの場合には、アドレス/動作判定回路19から、消去電圧発生回路20に対してアドレス不一致の信号が出力される。消去電圧発生回路20は表3のアドレス不一致時の電圧を発生し、ワード線、ビット線、ソース線、基板に書込み電圧を印加する。
Figure 2009080884
以上の本発明の実施形態3により、書込みの遅いEEPROMセルに対しては通常EEPROMセルよりも高い電圧で書込みを実施することで、通常EEPROMセルと同等の書込み時間で書込みを実施するとともに、消去の遅いEEPROMセルに対しても通常EEPROMセルよりも高い電圧で消去を実施することで、通常EEPROMセルと同等の消去時間で消去を実施することができる。
《実施形態4》
次に、本発明の実施形態4について説明する。実施形態1〜3では、書込みが遅いEEPROMセルと通常のEEPROMセルとの2種類に分けたが、本発明の実施形態4は書込み時間の3つのランクに対して対応する。
本発明の実施形態4について、図9の不揮発性半導体記憶装置のブロック図を用いて各部の動作を説明する。図9において、メモリセルアレイ1、ロウ制御回路2、カラム制御回路3、タイマー5、アドレス入力端子7、コマンド入力端子10、動作制御回路11、データ入出力端子12、入出力回路13、消去電圧発生回路14、ベリファイ電圧発生回路15は、図1と同じである。21はアドレス情報と書込み条件選択情報を記憶するアドレス記憶部、22はアドレス入力端子7からの入力アドレスとアドレス記憶部21のアドレス情報とを比較し、更に書込み条件選択情報を読み出すアドレス/条件判定回路、23は書込み電圧発生回路であり3種類の書込み電圧を発生できる。
アドレス記憶部21には、アドレス情報と各アドレスに対して書込み条件選択情報とを登録する。書込み条件選択情報は、例えば、ランク1はデータ“0”を、ランク2はデータ“1”をそれぞれ登録する。
書込み電圧発生回路23は、書込み時におけるEEPROMセルのワード線、ビット線、基板に印加する電圧を発生する。書込み電圧発生回路23にはアドレス/条件判定回路22の出力結果が入力されており、アドレス/条件判定回路22の出力結果に応じて、3種類の書込み電圧の1つを発生するように構成されている。
次に不揮発性半導体記憶装置に書込みを実施する場合の動作を説明する。書込みを行う場合、コマンド入力端子10より、書込みコマンドを入力するとともに、書込み実施するアドレスをアドレス入力端子7より、書込みデータをデータ入出力端子12より入力を行う。
アドレス入力端子7から入力されたアドレスは、アドレス/条件判定回路22にてアドレス記憶部21に登録されているアドレス情報と比較されるとともに、書込み条件選択情報が確認される。
アドレスが一致、かつ書込み条件選択情報が“1”データの場合には、アドレス/条件判定回路22から、書込み電圧発生回路23に対してアドレス一致の信号が出力されるとともにランク2の電圧を選択する信号が出力さる。書込み電圧発生回路23は表4のアドレス一致(ランク2)の電圧を発生し、ワード線、ビット線、ソース線、基板に書込み電圧を印加する。
アドレスが一致、かつ書込み条件選択情報が“0”データの場合には、アドレス/条件判定回路22から、書込み電圧発生回路23に対してアドレス一致の信号が出力されるとともにランク1の電圧を選択する信号が出力さる。書込み電圧発生回路23は表4のアドレス一致(ランク1)の電圧を発生し、ワード線、ビット線、ソース線、基板に書込み電圧を印加する。
アドレスが不一致の時はアドレス/条件判定回路22から、書込み電圧発生回路23に対してアドレス不一致の信号が出力される。書込み電圧発生回路23は表4のアドレス不一致時の電圧を発生し、ワード線、ビット線、ソース線、基板に書込み電圧を印加する。
Figure 2009080884
以上の本発明の実施形態4により、書込みが遅いEEPROMセルに対してランク付けをすることができるため、書込みの遅いEEPROMセルに対して書込み時間を短くするとともに、書き込み後の閾値電圧をある範囲以内に収めることの両立が可能となる。
なお、本実施形態4では書込みについて説明したが、消去時も同様に実施することができる。
《実施形態5》
次に、本発明の実施形態5について説明する。実施形態5は、予備セルアレイへの冗長置換と、メモリセルアレイへの書込み電圧変更の両方を選択的に使用できる。
本発明の実施形態5について、図10の不揮発性半導体記憶装置のブロック図を用いて各部の動作を説明する。図10において、メモリセルアレイ1、ロウ制御回路2、カラム制御回路3、書込み電圧発生回路4、タイマー5、アドレス入力端子7、コマンド入力端子10、動作制御回路11、データ入出力端子12、入出力回路13、消去電圧発生回路14、ベリファイ電圧発生回路15は、図1と同じである。24は図3のEEPROMセルアレイのようにワード線に沿ってロウ方向、ビット線に沿ってカラム方向にそれぞれ配列された予備セルアレイ、25は予備セルアレイ24のワード線の選択及びワード線電圧を制御する冗長ロウ制御回路、26はアドレス情報と、冗長置換するか書込み条件を変更するかを選択する置換/条件変更選択情報とを記憶するアドレス記憶部、27はアドレス入力端子7からの入力アドレスとアドレス記憶部26のアドレス情報とを比較するとともに、更に置換/条件変更選択情報を読み出すアドレス/選択判定回路、28は書込み電圧発生回路4が発生するワード線電圧をロウ制御回路2又は冗長ロウ制御回路25への印加を選択する選択回路である。予備セルアレイ24のビット線、ソース線はメモリセルアレイ1のビット線、ソース線の延長線上に接続されている。
アドレス記憶部26に記憶される置換/条件変更選択情報は、冗長置換するのか、冗長置換せずに書込み条件を変更するのかを選択する情報である。通常のEEPROMセルの書き込み電圧より高い書込み電圧で書込むことで通常EEPROMセルと同様の書込み時間で書き込める場合は、書込み条件を変更する。しかし、通常のEEPROMセルの書き込み電圧より高い書込み電圧で書込みを行っても書込み時間が長い場合は、冗長置換を実施することで書込み時間を短くできる。すなわち、書込みが極端に遅いEEPROMセルは冗長置換し、書込みが少し遅いEEPROMセルは書込み条件を変更することで、従来例では書込みの遅いEEPROMセルを全て冗長置換するより、予備セルアレイ24のビットサイズを小さくできるのでチップサイズの縮小化は可能である。
次に、不揮発性半導体記憶装置に書込みを実施する場合の動作を説明する。書込みを行う場合、コマンド入力端子10より、書込みコマンドを入力するとともに、書込み実施するアドレスをアドレス入力端子7より、書込みデータをデータ入出力端子12より入力を行う。
アドレス入力端子7から入力されたアドレスは、アドレス/選択判定回路27にてアドレス記憶部26に登録されているアドレス情報と比較されるとともに、置換/条件変更選択情報が確認される。
アドレスが一致、かつ置換/条件変更選択情報が“1”データの場合には、選択回路28に冗長置換選択信号が出力される。選択回路28は書込み電圧発生回路4が発生するワード線電圧をロウ制御回路2に代えて冗長ロウ制御回路25へ印加し、予備セルアレイ24のEEPROMセルへの書込みを実施する。
アドレスが一致、かつ置換/条件変更選択情報が“0”データの場合には、選択回路28に冗長置換選択信号が出力されず、選択回路28は書込み電圧発生回路4が発生するワード線電圧をロウ制御回路2へ印加する。この時、書込み電圧発生回路4にはアドレス/選択判定回路27からアドレス一致信号が出力され、表1のアドレス一致時の書込み電圧を発生する。これにより、メモリセルアレイ1のEEPROMセルへ通常セルより高い書込み電圧で書込みを実施され書込みを高速にできる。
アドレスが不一致の場合には、選択回路28に冗長置換選択信号が出力されず、選択回路28は書込み電圧発生回路4が発生するワード線電圧をロウ制御回路2へ印加する。この時、書込み電圧発生回路4にはアドレス/選択判定回路27からアドレス不一致信号が出力され、表1のアドレス不一致時の書込み電圧を発生し、通常EEPROMセルの書込み条件で書込みを実施する。
以上の本発明の実施形態5により、極端に遅いEEPROMセルは冗長置換し、書込みが少し遅いEEPROMセルは書込み条件を変更することで、従来例では書込みの遅いEEPROMセルを全て冗長置換するより、予備セルアレイのビットサイズを小さくできるのでチップサイズの縮小化が可能である。
なお、本実施形態5では書込みについて説明したが、消去時も同様に実施することができる。
以上説明してきたとおり、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、チップ面積の増加を抑え、かつ歩留向上を達成しつつ、製造工程中の異常ビットを救済する技術として有用である。
本発明における実施形態1の不揮発性半導体記憶装置のブロック図である。 図1中のメモリセルアレイにおけるEEPROMセルの断面図である。 図1中のメモリセルアレイの主要部における詳細回路図である。 図1の記憶装置における出荷検査時のアドレス登録フロー図である。 図1の記憶装置におけるEEPROMセル書込みフロー図である。 図1の記憶装置におけるEEPROMセルの閾値分布図である。 本発明における実施形態2の不揮発性半導体記憶装置のブロック図である。 本発明における実施形態3の不揮発性半導体記憶装置のブロック図である。 本発明における実施形態4の不揮発性半導体記憶装置のブロック図である。 本発明における実施形態5の不揮発性半導体記憶装置のブロック図である。
符号の説明
1 メモリセルアレイ
2 ロウ制御回路
3 カラム制御回路
4 書込み電圧発生回路
5 タイマー
7 アドレス入力端子
8 アドレス記憶部
9 アドレス判定回路
10 コマンド入力端子
11 動作制御回路
12 データ入出力端子
13 入出力回路
14 消去電圧発生回路
15 ベリファイ電圧発生回路
16 書込みタイマー
17 書込み電圧発生回路
18 アドレス記憶部
19 アドレス/動作判定回路
20 消去電圧発生回路
21 アドレス記憶部
22 アドレス/条件判定回路
23 書込み電圧発生回路
24 予備セルアレイ
25 冗長ロウ制御回路
26 アドレス記憶部
27 アドレス/選択判定回路
28 選択回路
101 書込みパルス印加ステップ
102 ベリファイステップ
103 書込みパルス回数を計数するステップ
104 書込みパルス回数が所定以下かどうかを確認するステップ
105 アドレス登録するステップ
200 P型の半導体基板
201 ソース領域
202 ドレイン領域
203 ゲート絶縁膜
204 浮遊ゲート
205 層間絶縁膜
206 制御ゲート電極
207 EEPROMセル
210 ワード線
211 ソース線
212 ビット線
301 書込みパルス印加ステップ
302 ベリファイ実施ステップ
303 書込みパルス回数を計数するステップ

Claims (15)

  1. 少なくとも1つのメモリセルを含むメモリセルアレイと、
    アドレス情報を含むアドレス記憶部と、
    入力アドレスと前記アドレス記憶部内のアドレス情報との一致を判定しその結果を出力するアドレス判定部と、
    前記メモリセルへの書込み又は消去の条件を制御する制御部とを有し、
    前記制御部は、前記アドレス判定部からの出力結果を受けて、書込み又は消去条件を変更することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記制御部は、前記メモリセルアレイへの書込み電圧又は消去電圧を制御することを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記制御部で制御される電圧が前記メモリセルアレイの基板電圧であることを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記制御部で制御される電圧が前記メモリセルアレイのワード線電圧であることを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記制御部で制御される電圧が前記メモリセルアレイのビット線電圧であることを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記制御部は、前記メモリセルアレイへの書込みパルス時間又は消去パルス時間を制御することを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 前記制御部で制御される書込みパルス時間又は消去パルス時間は前記メモリセルアレイの基板電位へ印加される時間であることを特徴とする請求項6記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 前記制御部で制御される書込みパルス時間又は消去パルス時間は前記メモリセルアレイのワード線電位へ印加される時間であることを特徴とする請求項6記載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 前記制御部で制御される書込みパルス時間又は消去パルス時間は前記メモリセルアレイのビット線電位へ印加される時間であることを特徴とする請求項6記載の不揮発性半導体記憶装置。
  10. 前記アドレス記憶部には書込み時間の長いアドレス又は消去時間の長いアドレスを記憶することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  11. 前記アドレス記憶部には書込みパルス数が所定値を超えたアドレスを登録することを特徴とする請求項10記載の不揮発性半導体記憶装置。
  12. 前記アドレス記憶部には一定パルス印加して前記メモリセルの閾値電圧が所定値に達しないアドレスを登録することを特徴とする請求項10記載の不揮発性半導体記憶装置。
  13. 前記アドレス記憶部は、書き込み条件変更有無の情報と消去条件変更有無の情報とを記憶し、前記アドレス判定部の結果と、更に書込み動作時は前記書き込み条件変更有無の情報に応じて書込み条件を変更し、消去動作時は前記消去条件変更有無の情報に応じて消去条件を変更することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  14. 前記制御部は書込み又は消去条件を3つ以上有し、
    前記アドレス記憶部は、前記制御部の書込み又は消去条件の1つを選択する情報を有することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  15. 更に、少なくとも1つの冗長置換用メモリセルアレイを有し、
    前記アドレス記憶部は、アドレス情報に対して前記冗長置換用メモリセルアレイと置換するか、前記制御部の書込み又は消去の条件を変更するかの選択情報を有することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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