JP2009080200A - 表示パネル及びそれを備えた表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】柱状スペーサの穴構造への嵌り込みを抑制すると共に、柱状スペーサによる基板支持面積のばらつき低減を可能にする。
【解決手段】第1基板11は、各画素22毎に穴構造33が第2基板12側に開口して形成された層間絶縁膜32を有し、第2基板12には、表示媒体層13の厚みを規定する複数の柱状スペーサ14が設けられ、柱状スペーサ14は、第2基板12に平行な断面における最大幅が、穴構造33の開口部における第2基板12に平行な少なくとも1方向の幅よりも大きくなるように形成され、柱状スペーサ14と、柱状スペーサ14の最も近くに配置されている穴構造33との位置関係が、複数種類設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】第1基板11は、各画素22毎に穴構造33が第2基板12側に開口して形成された層間絶縁膜32を有し、第2基板12には、表示媒体層13の厚みを規定する複数の柱状スペーサ14が設けられ、柱状スペーサ14は、第2基板12に平行な断面における最大幅が、穴構造33の開口部における第2基板12に平行な少なくとも1方向の幅よりも大きくなるように形成され、柱状スペーサ14と、柱状スペーサ14の最も近くに配置されている穴構造33との位置関係が、複数種類設けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は、表示パネル及びそれを備えた表示装置に関するものである。
近年、液晶表示装置は、薄型で低消費電力であるという特徴を生かして、ワードプロセサやパーソナルコンピュータなどのOA機器、電子手帳などの携帯情報機器、あるいは液晶モニターを備えたカメラ一体型VTRなどに広く用いられている。
液晶表示装置は、一対の基板の間にシール材によって封止された液晶層を備えている。この一対の基板の間には、液晶層の厚み(いわゆるセルギャップ)を一定に維持するために、複数の柱状スペーサを設けることが一般に知られている。
セルギャップを一定に維持することは、表示品位を低下させないために重要であり、例えば、透過領域と反射領域とでセルギャップが異なる(いわゆるマルチギャップを有する)反射透過両用型の液晶表示装置等においても、重要な問題になっている。
ところで、上記基板には、例えば、TFT(薄膜トランジスタ)、TFTを覆う層間絶縁膜、及び層間絶縁膜上に形成された画素電極等が形成されている。さらに、上記層間絶縁膜には、例えばTFTのドレイン電極及び画素電極等を接続するための穴構造であるコンタクトホールが複数形成されている。
しかし、上記一対の基板を貼り合わせる際に、位置ずれが生じることによって、上記コンタクトホールに柱状スペーサが嵌り込む場合がある。その結果、所望のセルギャップを確実に維持することができないという問題がある。
そこで、特許文献1では、柱状スペーサを各画素で平行移動した位置に配置することによって、柱状スペーサが穴構造に嵌り込むことを抑制するようにしている。しかしながら、この特許文献1の構成では、柱状スペーサの穴構造への嵌り込み自体を防止することはできない。
これに対し、特許文献2では、柱状スペーサの径を大きくして、柱状スペーサがコンタクトホールに嵌り込まないようにしている。
特開2004−239982号公報
特開2005−107494号公報
上記特許文献2における柱状スペーサは、基板貼り合わせ時の位置ずれによってコンタクトホールに嵌り込むことはないものの、コンタクトホールに重なることにより、一対の基板を支持する面積が減少することとなる。すなわち、柱状スペーサによる基板の支持面積は、基板貼り合わせ時の位置ずれに応じて変動することが避けられない。
特に、上記特許文献2の液晶パネルでは、各柱状スペーサとコンタクトホールとがそれぞれ同じ位置関係になっているため、上記柱状スペーサによる基板の支持面積が、表示パネル毎に大きくばらついてしまうという問題がある。
本発明は、斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、柱状スペーサの穴構造への嵌り込みを抑制すると共に、柱状スペーサによる基板支持面積のばらつき低減を可能にしようとすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る表示パネルは、第1基板と、上記第1基板に対向して配置された第2基板と、上記第1基板及び上記第2基板の間に設けられた表示媒体層と、複数の画素からなる表示領域とを備えた表示パネルであって、上記第1基板は、上記各画素毎に穴構造が上記第2基板側に開口して形成された層間絶縁膜を有し、上記第2基板には、上記表示媒体層の厚みを規定する複数の柱状スペーサが設けられ、上記柱状スペーサは、上記第2基板に平行な断面における最大幅が、上記穴構造の開口部における上記第2基板に平行な少なくとも1方向の幅よりも大きくなるように形成され、上記柱状スペーサと、該柱状スペーサの最も近くに配置されている上記穴構造との位置関係が、複数種類設けられている。
上記柱状スペーサの最大幅は、上記穴構造の開口部における上記第2基板に平行な最大幅よりも大きいことが好ましい。
上記第1基板には、複数のスイッチング素子が形成されていてもよい。上記スイッチング素子は3端子素子であってもよく、2端子素子であってもよい。
上記第1基板は、上記層間絶縁膜に形成された共通電極と、該共通電極に電圧を印加するための共通電極用配線とを備えていてもよい。
上記第1基板は、補助容量を構成する補助容量対向電極を備えていてもよい。
上記柱状スペーサの少なくとも1つは、上記第2基板の法線方向から見て、上記穴構造の少なくとも一部に重なっていてもよい。
上記穴構造及び柱状スペーサの位置関係は2種類であり、各位置関係の数の比率は1:1であることが好ましい。
上記各穴構造は、該穴構造を有する画素に対して、それぞれ同じ位置関係で配置されていてもよい。
上記各柱状スペーサは、該柱状スペーサの最も近くに配置されている上記穴構造を有する画素に対して、それぞれ同じ位置関係で配置されていてもよい。
少なくとも1つの上記穴構造は、該穴構造が形成された画素に対する位置関係が、他の穴構造とは異なっており、且つ、上記位置関係が他と異なる穴構造の最も近くに配置された柱状スペーサは、該穴構造が形成された画素に対する位置関係が、他の柱状スペーサとは異なっていてもよい。
上記柱状スペーサの数は、上記画素の数よりも少ないことが好ましい。
上記第2基板には、遮光膜が形成され、上記柱状スペーサは、上記第2基板の表面の法線方向から見て、該柱状スペーサの少なくとも一部が上記遮光膜に重なるように配置されていることが好ましい。
上記各柱状スペーサは、上記第2基板の表面の法線方向から見て、それぞれ同じ面積だけ上記遮光膜からはみ出していてもよい。
上記柱状スペーサは、上記第2基板の表面の法線方向から見て、隣り合う画素同士の間の領域に重なるように配置されていることが好ましい。
上記第2基板は、複数の色のカラーフィルタを備えていてもよい。
上記柱状スペーサは、上記第2基板の表面の法線方向から見て、隣り合う上記カラーフィルタの境界領域に重なるように配置されていることが好ましい。
上記表示媒体層は、液晶層であってもよい。
上記表示媒体層は、EL発光層であってもよい。
上記層間絶縁膜は、上記スイッチング素子の少なくとも一部を覆っていてもよい。
上記層間絶縁膜は、上記共通電極用配線の少なくとも一部を覆っていてもよい。
上記層間絶縁膜は、上記補助容量対向電極の少なくとも一部を覆っていてもよい。
上記層間絶縁膜は有機膜であってもよい。
上記層間絶縁膜は無機膜であってもよい。
上記層間絶縁膜は、有機膜及び無機膜が2層以上積層された積層構造を有していてもよい。
上記層間絶縁膜の表面には、凹凸が形成されていてもよい。
上記層間絶縁膜には、画素電極が形成されていてもよい。
上記画素電極は、透明電極により構成されていてもよい。
上記画素電極は、反射電極を構成していてもよい。
上記画素電極は、反射電極及び透明電極が2層以上積層された積層構造を有していてもよい。
上記共通電極は、櫛歯状に形成されていてもよい。
上記層間絶縁膜には、画素電極が形成され、上記穴構造は、上記画素電極と、上記スイッチング素子の電極又は上記スイッチング素子から引き出された引き出し電極とを導通させるコンタクトホールであってもよい。
上記層間絶縁膜には、画素電極が形成され、上記穴構造は、上記画素電極と上記補助容量対向電極とを導通させるコンタクトホールであってもよい。
上記層間絶縁膜の表面には、共通電極が形成され、上記穴構造は、上記共通電極と上記共通電極用配線とを導通させるコンタクトホールであってもよい。
上記第1基板は、補助容量を構成する補助容量配線を備え、上記穴構造は、上記第1基板の表面の法線方向から見て、上記補助容量配線に重なるように配置されていてもよい。
上記第1基板には、上記スイッチング素子に接続された走査線が形成され、上記穴構造は、上記第1基板の表面の法線方向から見て、上記走査線に重なるように配置されていてもよい。
上記穴構造は、上記反射電極が形成されている領域に配置されていてもよい。
また、本発明に係る表示装置は、上記表示パネルが搭載されている。
本発明によれば、柱状スペーサの最大幅が穴構造の開口部の少なくとも1方向の幅よりも大きいため、柱状スペーサの穴構造への嵌り込みを抑制することができる。そのことに加え、柱状スペーサと、その柱状スペーサの最も近くに配置されている穴構造との位置関係が、複数種類となっていることから、第1基板と第2基板とを貼り合わせる際に位置ずれが生じて、柱状スペーサと穴構造とが重なることにより柱状スペーサによる基板支持面積が変化してしまっても、その基板支持面積の変化のばらつきを低減することが可能になる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《発明の実施形態1》
図1及び2は、本発明の実施形態1を示している。本実施形態1では、表示装置として液晶表示装置を例に挙げて説明する。図1は、本実施形態1における液晶表示パネル1の一部を拡大して示す平面図である。図2は、図1におけるII−II線断面図である。
図1及び2は、本発明の実施形態1を示している。本実施形態1では、表示装置として液晶表示装置を例に挙げて説明する。図1は、本実施形態1における液晶表示パネル1の一部を拡大して示す平面図である。図2は、図1におけるII−II線断面図である。
液晶表示装置Sは、詳細な図示を省略するが、アクティブマトリクス型の液晶表示装置であって、表示パネルとしての液晶表示パネル1が搭載されている。液晶表示パネル1は、図2に示すように、第1基板であるTFT基板11と、TFT基板11に対向して配置された第2基板である対向基板12と、上記対向基板12及び上記TFT基板11の間に設けられた表示媒体層である液晶層13とを備えている。液晶表示パネル1は、複数の画素22からなる表示領域10と、表示領域10の周りに形成され、表示に寄与しない非表示領域である額縁領域(図示省略)とを有している。
対向基板12は、図2に示すように、透明基板であるガラス基板15と、ガラス基板15に画素毎にパターン形成された複数の色のカラーフィルタ16と、隣り合うカラーフィルタ同士の境界を遮光するための遮光膜であるブラックマトリクス17と、カラーフィルタの液晶層13側に積層されたオーバーコート層18と、液晶層13に所定の電圧を印加するための対向電極である共通電極19と、共通電極19の液晶層13側に形成された配向膜20とを備えている。また、対向基板12には、液晶層13の厚み(すなわち、TFT基板11と対向基板12との間のセルギャップ)を規定する複数の柱状スペーサ14が形成されている。
一方、TFT基板11は、いわゆるアクティブマトリクス基板に構成されている。その一部を図1に示すように、TFT基板11には、表示の単位領域である画素22がマトリクス状に複数配置されている。TFT基板11には、複数のゲート配線(走査線)23が互いに平行に延びて形成されている。また、TFT基板11には、複数のソース配線(信号線)24が互いに平行に形成されており、上記ゲート配線23と直交するように配置されている。
さらに、TFT基板11には、複数の補助容量配線25がゲート配線23と平行に延びるように形成されている。これら補助容量配線25及びゲート配線23は、交互に且つ平行に並ぶように配置されている。そのことにより、TFT基板11には、ゲート配線23、ソース配線24及び補助容量配線25からなる配線群が格子状にパターン形成されている。
各画素22は、例えば、上記ソース配線24と補助容量配線25とによって区画される矩形状の領域により形成されている。各画素22には、液晶層13を駆動するための画素電極26が矩形状に形成されている。また、各画素22には、画素電極26をスイッチング駆動する3端子素子のスイッチング素子であるTFT(薄膜トランジスタ)27がそれぞれ設けられている。
さらに、各画素22には、補助容量(補助容量素子)30がそれぞれ形成されている。補助容量30は、TFT27のドレイン電極に接続された補助容量対向電極28と、上記補助容量対向電極28に対向する補助容量電極29とにより構成されている。補助容量電極29は、補助容量配線25が局部的に幅広に形成されることによって構成されている。つまり、補助容量電極29は、補助容量配線25の一部により構成されている。そして、補助容量対向電極28は、これを覆う層間絶縁膜32に形成された穴構造であるコンタクトホール33を介して上記画素電極26に接続されている。
図2の断面図を参照して、TFT基板11の説明を続ける。TFT基板11は、透明基板であるガラス基板35と、ガラス基板35の液晶層13側に形成された補助容量配線25(補助容量電極29を含む)及びゲート配線23と、これら補助容量配線25及びゲート配線23を覆う絶縁膜36と、絶縁膜36に形成された補助容量対向電極28及びソース配線24と、これら補助容量対向電極28及びソース配線24を覆う保護膜37と、保護膜37を覆う層間絶縁膜32と、層間絶縁膜32を覆う画素電極26と、画素電極を覆う配向膜38とを備えている。
上記画素電極26は、反射電極及び透明電極が2層以上積層された積層構造を有している。すなわち、画素電極26は、層間絶縁膜32の表面に形成された透明電極である第1電極層41と、第1電極層41の表面に形成された反射電極である第2電極層42とにより構成されている。尚、画素電極26は、透明電極及び反射電極の何れか一方によって構成してもよく、透明電極及び反射電極の2層で構成する場合でも、各電極の面積が異なっていてもよいし、各電極が一部のみにおいて重なっていてもよい。
上記コンタクトホール33は、画素22毎に形成されると共に、対向基板12側に開口するように層間絶縁膜32に形成されている。また、コンタクトホール33は、層間絶縁膜32だけでなく保護膜37を貫通することにより、補助容量対向電極28の表面まで達している。そのことによって、補助容量対向電極28は、コンタクトホール33を介して画素電極26に導通されている。このコンタクトホール33は、第2電極層42が形成されている領域に配置され、特に、補助容量対向電極28に重なるように配置されている。
上記層間絶縁膜32は、有機膜により構成されている。尚、層間絶縁膜32は無機膜によって構成してもよく、有機膜及び無機膜が2層以上積層された積層構造を有していてもい。そうして、層間絶縁膜32は、TFT27及び補助容量対向電極28のそれぞれ少なくとも一部を覆っている。
そして、上記柱状スペーサ14の数は、画素22の数よりも少なくなっており、各柱状スペーサ14が表示領域10に分散して配置されている。図1では、説明のために、隣接する2つのコンタクトホール33の近傍に、柱状スペーサ14をそれぞれ図示している。尚、以降の各実施形態において説明する平面図についても、同様に柱状スペーサ14を図示している。
柱状スペーサ14は、対向基板12に平行な断面における最大幅が、コンタクトホール33の開口部における対向基板12に平行な少なくとも1方向の幅よりも大きくなるように形成されている。そのことにより、柱状スペーサ14がコンタクトホール33の内部に嵌り込みにくくなっている。また、柱状スペーサ14は、コンタクトホール33の近傍に配置されている。特に、上記柱状スペーサ14の最大幅を、コンタクトホール33の開口部における対向基板12に平行な最大幅よりも大きくすることも可能である。そうすれば、基板貼り合わせ時の位置ずれ方向に拘わらず、柱状スペーサ14のコンタクトホール33内部への嵌り込みを、確実に防止することができる。
さらに、本実施形態1の表示パネル1には、図1に示すように、柱状スペーサ14と、この柱状スペーサ14の最も近くに配置されているコンタクトホール33との位置関係が、複数種類設けられている。
本実施形態1における柱状スペーサ14とコンタクトホール33との位置関係は、2種類になっている。すなわち、各柱状スペーサ14は、図1に示すように、その柱状スペーサの14の最も近くに配置されているコンタクトホール33を有する画素22に対して、それぞれ同じ位置関係で配置されている。したがって、対向基板12表面の法線方向から見て、各柱状スペーサ14は、補助容量対向電極28の略中央にそれぞれ配置されている。
一方、コンタクトホール33は、各画素22において2種類の位置の何れかに配置され、そのことによって、上記柱状スペーサ14との位置関係が2種類になるように構成されている。例えば、コンタクトホール33は、図1で補助容量対向電極28の左隅部分又は右隅部分に、表示領域10の全体で同じ数ずつ配置されている。したがって、上記柱状スペーサ14とコンタクトホール33との位置関係の数の比率は1:1になっている。
対向基板12の表面の法線方向から見て、隣り合うカラーフィルタ16の境界領域には、遮光膜であるブラックマトリクス17が形成されている。TFT基板11と対向基板12とを貼り合わせる際に位置ずれが生じると、カラーフィルタ16が隣接する2つの画素電極26に跨って対向する場合がある。隣接するカラーフィルタ16が互いに異なる色である場合には、いわゆる混色が発生し、所望する色とは異なる色が表示されるために、表示品位が低下する。ブラックマトリクス17は、この混色を回避するために配置されている。ブラックマトリクス17が配置された領域は、表示に寄与しない領域であり、柱状スペーサ14を配置する領域も、表示に寄与しない領域である。柱状スペーサ14をブラックマトリクス17と重ねて配置し、表示に寄与しない領域を重ねることで、有効表示領域を大きくできるという効果が得られる。
このとき、さらに、各柱状スペーサ14は、対向基板12の表面の法線方向から見て、それぞれ同じ面積だけブラックマトリクス17からはみ出していてもよい。そうすれば、特定の画素22において、液晶分子の配向乱れ領域が大きくなったり、有効表示領域が狭くなることを回避でき、各画素22毎で均一化が図れるため、表示品位の低下を抑制できる。
なお、柱状スペーサ14の少なくとも1つは、対向基板12の法線方向から見て、コンタクトホール33の少なくとも一部に重なっていてもよい。すなわち、製造段階の基板貼り合わせ工程において位置ずれが生じたときに、柱状スペーサ14とコンタクトホール33とが重なり得る。
−製造方法−
上記液晶表示パネル1を製造する場合には、例えば、複数のTFT基板11がマトリクス状に配置されてなるTFT基板母材(図示省略)と、複数の対向基板12が同じくマトリクス状に配置された対向基板母材(図示省略)とをそれぞれ製造する。
上記液晶表示パネル1を製造する場合には、例えば、複数のTFT基板11がマトリクス状に配置されてなるTFT基板母材(図示省略)と、複数の対向基板12が同じくマトリクス状に配置された対向基板母材(図示省略)とをそれぞれ製造する。
対向基板母材を形成する工程では、ガラス基板母材上に、ブラックマトリクス17及びカラーフィルタ16をパターン形成し、さらに、オーバーコート層18、共通電極19及び配向膜20をこの順に積層する。その後、複数の柱状スペーサ14を、各表示領域10に分散配置されるように形成する。柱状スペーサ14は、例えばフォトレジストや、カラーフィルタ16と同じ材料を積層することによって形成することができる。
TFT基板母材を形成する工程では、ゲート配線23及び補助容量配線25を形成した後に、絶縁膜36を形成する。続いて、絶縁膜36に半導体層(図示省略)、半導体層上にコンタクト層(図示省略)を形成し、さらに補助容量対向電極28及びソース配線24を形成すると共に、TFT27を形成する。その後、保護膜37及び層間絶縁膜32を一様に形成した後に、これらを貫通するコンタクトホール33を各画素22毎に形成する。次に、第1電極層41及び第2電極層42からなる画素電極26と、配向膜38をこの順に積層して形成する。
その後に行う貼り合わせ工程では、各パネル形成領域毎に枠状に形成されたシール部材を介して、上記TFT基板母材と対向基板母材とを互いに貼り合わせ、これら基板母材の間に上記シール部材によって液晶層を上記パネル形成領域毎に封入する。このとき、シール部材には、例えば熱硬化性樹脂等を適用し、加圧加熱することにより硬化させる。その後、上記貼り合わせられて形成された貼合せ基板母材をホイールカッター等により分断して、複数の液晶表示パネル1を製造する。
−実施形態1の効果−
したがって、この実施形態1によると、柱状スペーサ14の最大幅をコンタクトホール33の開口部の少なくとも1方向の幅よりも大きくしたので、柱状スペーサ14のコンタクトホール33への嵌り込みを抑制することができる。そのことに加え、柱状スペーサ14と、その柱状スペーサ14の最も近くに配置されているコンタクトホール33との位置関係が、2種類となっていることから、TFT基板11と対向基板12とを貼り合わせる際、すなわちTFT基板母材と対向基板母材とを貼り合わせる際に、基板同士の間に位置ずれが生じる結果、柱状スペーサ14とコンタクトホール33とが重なることにより柱状スペーサ14による基板支持面積が変化してしまっても、その基板支持面積の変化のばらつきを低減することができる。
したがって、この実施形態1によると、柱状スペーサ14の最大幅をコンタクトホール33の開口部の少なくとも1方向の幅よりも大きくしたので、柱状スペーサ14のコンタクトホール33への嵌り込みを抑制することができる。そのことに加え、柱状スペーサ14と、その柱状スペーサ14の最も近くに配置されているコンタクトホール33との位置関係が、2種類となっていることから、TFT基板11と対向基板12とを貼り合わせる際、すなわちTFT基板母材と対向基板母材とを貼り合わせる際に、基板同士の間に位置ずれが生じる結果、柱状スペーサ14とコンタクトホール33とが重なることにより柱状スペーサ14による基板支持面積が変化してしまっても、その基板支持面積の変化のばらつきを低減することができる。
すなわち、TFT基板11と対向基板12とを貼り合わせる工程において、これら基板同士で位置ずれが生じた場合、従来のように柱状スペーサ14とコンタクトホール33との位置関係が、全ての画素において同じである(つまり位置関係が1種類である)と、その基板の位置ずれによって、柱状スペーサ14とコンタクトホール33とが重なり合う面積(柱状スペーサ14による基板支持面積)が大きく低減してしまう。これは、各柱状スペーサ14及びコンタクトホール33の全てが、それぞれ一様に同じ面積で重なってしまうためである。これに対して、本実施形態1では、上記位置関係が2種類であるために、複数の柱状スペーサ14のうちの半数については、コンタクトホール33に重なるものの、他の半数については重ならないようにすることが可能になる結果、柱状スペーサ14による基板支持面積の低減を抑制できるためである。
貼り合わせ工程において加重加熱を行なう場合、柱状スペーサ14の基板支持面積によって、柱状スペーサ14の変形の態様や程度が異なる。また、柱状スペーサ14の基板支持面積が小さい状態で過度に加重された場合には、TFT基板11の構成物である例えば配向膜38や画素電極26等を破壊してしまう虞れがある。
したがって、本実施形態1によれば、貼り合わせ工程の加重加熱条件等の製造条件を詳細に規定することなく、安定して所望のセルギャップを有する液晶表示パネル1を得ることができる。さらに、セルギャップが安定して得られる結果、表示品位の低下を抑制できることとなる。
さらに、液晶表示パネル1の完成後も、パネル外部からの加圧に対するセルギャップ保持性能のばらつきを抑制できるため、貼り合わせ工程において加重加熱を行なわない場合であっても、好ましい効果を奏する。例えば、液晶表示パネル1の表面にタッチパネルを貼り付けた製品において、加圧した箇所の表示品位の低下を抑制することができる。
さらに、柱状スペーサ14をブラックマトリクス17及び画素22同士の間の補助容量配線25に重なるように配置したので、表示に寄与しない領域を重ねることで、有効表示領域の面積の低下を抑制することができる。
また、柱状スペーサ14の形成にあたっては、その下地、例えばブラックマトリクス17の膜厚による段差などの影響を受けて、高さや大きさが変動する。しかし、本実施形態では、柱状スペーサ14については、各画素22に対する位置関係がそれぞれ同じになっているため、製造を比較的容易且つ正確に行うことが可能になる。
加えて、柱状スペーサ14とコンタクトホール33とを互いに近接して配置するようにしたので、配向乱れが生じる領域を低減して、表示品位を高めることが可能になる。すなわち、柱状スペーサ14及びコンタクトホール33が形成される領域の近傍では、それぞれ、液晶分子の配向が乱れることが避けられない。本実施形態1では、これらを互いに近接して配置したので、配向乱れが生じる領域を重ねて小さい面積にすることができる。
<実施例>
次に、本発明について具体的に実施した実施例を、液晶表示パネルの一部を拡大して示す平面図である図3〜図14を参照して説明する。ここで、図3〜図5は比較例を示し、図6〜図14は実施例を示している。
次に、本発明について具体的に実施した実施例を、液晶表示パネルの一部を拡大して示す平面図である図3〜図14を参照して説明する。ここで、図3〜図5は比較例を示し、図6〜図14は実施例を示している。
−比較例−
図3〜図5は、比較例である液晶表示パネル101の一部を拡大して示す平面図である。液晶表示パネル101は、柱状スペーサ114とコンタクトホール133との位置関係が1種類であって、各画素22について同じ位置関係になっている。例えば、図3に示すように、対向基板12表面の法線方向から見て、コンタクトホール133は、柱状スペーサ114の右斜め上に配置されている。また、この液晶表示パネル101は、上記位置関係以外については、実施形態1と同様の構成になっている。
図3〜図5は、比較例である液晶表示パネル101の一部を拡大して示す平面図である。液晶表示パネル101は、柱状スペーサ114とコンタクトホール133との位置関係が1種類であって、各画素22について同じ位置関係になっている。例えば、図3に示すように、対向基板12表面の法線方向から見て、コンタクトホール133は、柱状スペーサ114の右斜め上に配置されている。また、この液晶表示パネル101は、上記位置関係以外については、実施形態1と同様の構成になっている。
ここで、コンタクトホール133の開口部は13μm×8μmの長方形であり、柱状スペーサ114は八角形をしており(厳密には正八角形ではない。その八角形を構成する8辺のうちの4辺は例えば6.5μmであり、6.5μmの辺に挟まれる残りの4辺は例えば6.72μmである。)、その外径の最大幅は16μmであり、基板貼り合わせの位置ずれがない場合(図3)、右上に5μm位置ずれした場合(図4)、及び下方に5μm位置ずれした場合(図5)について、それぞれ柱状スペーサ114による基板支持面積を測定した。
図3に示す位置ずれがない場合には、基板支持面積は1画素当たり209.75μm2であった。また、図4に示す右上に5μm位置ずれした場合には、各柱状スペーサ114がそれぞれコンタクトホール133に重なるため、基板支持面積は1画素当たり156.28μm2となって、大きく低減した。さらに、図5に示す下方に5μm位置ずれした場合には、何れの柱状スペーサ114もコンタクトホール133に重ならないため、図3の場合と略同じとなり、基板支持面積は1画素当たり210.88μm2になった。
以上から、柱状スペーサ114による基板支持面積は、156.28μm2〜210.88μm2と比較的大きくばらつくことがわかった。
−実施例1−
図6〜図8は、実施例1である液晶表示パネル1の一部を拡大して示す平面図である。液晶表示パネル1は、柱状スペーサ14とコンタクトホール33との位置関係が2種類であって、上記実施形態1で説明した構成に相当する。
図6〜図8は、実施例1である液晶表示パネル1の一部を拡大して示す平面図である。液晶表示パネル1は、柱状スペーサ14とコンタクトホール33との位置関係が2種類であって、上記実施形態1で説明した構成に相当する。
柱状スペーサ14の外径の最大幅は16μmであり、基板貼り合わせの位置ずれがない場合(図6)、右上に5μm位置ずれした場合(図7)、及び下方に5μm位置ずれした場合(図8)について、それぞれ柱状スペーサ14による基板支持面積を測定した。
図6に示す位置ずれがない場合には、基板支持面積は1画素当たり209.75μm2であった。また、図7に示す右上に5μm位置ずれした場合には、半数の柱状スペーサ14がそれぞれコンタクトホール33に重なるため、基板支持面積は1画素当たり183.58μm2となって、やや低減した。さらに、図8に示す下方に5μm位置ずれした場合には、何れの柱状スペーサ14もコンタクトホール33に重ならないため、図6の場合と略同じとなり、基板支持面積は1画素当たり210.88μm2になった。
以上から、柱状スペーサ14による基板支持面積のばらつきは、183.58μm2〜210.88μm2と少なくなることが確認された。
すなわち、比較例(図3〜図5)におけるばらつき範囲が210.88μm2〜156.28μm2=54.6μm2であるのに対して、210.88μm2〜183.58μm2=27.3μm2であり、ばらつきの範囲が半減した。
−実施例2−
図9〜図11は、実施例2である液晶表示パネル1の一部を拡大して示す平面図である。液晶表示パネル1は、柱状スペーサ14とコンタクトホール33との位置関係が2種類であり、上記実施例1において柱状スペーサ14の径を小さくしたものである。
図9〜図11は、実施例2である液晶表示パネル1の一部を拡大して示す平面図である。液晶表示パネル1は、柱状スペーサ14とコンタクトホール33との位置関係が2種類であり、上記実施例1において柱状スペーサ14の径を小さくしたものである。
柱状スペーサ14の外径の最大幅は15μmであり、基板貼り合わせの位置ずれがない場合(図9)、右上に5μm位置ずれした場合(図10)、及び下方に5μm位置ずれした場合(図10)について、それぞれ柱状スペーサ14による基板支持面積を測定した。
図9に示す位置ずれがない場合には、基板支持面積は1画素当たり184.22μm2であった。また、図10に示す右上に5μm位置ずれした場合には、半数の柱状スペーサ14がそれぞれコンタクトホール33に重なるため、基板支持面積は1画素当たり160.565μm2となって、やや低減した。さらに、図11に示す下方に5μm位置ずれした場合には、何れの柱状スペーサ14もコンタクトホール33に重ならないため、図9の場合と略同じとなり、基板支持面積は1画素当たり184.50μm2になった。
以上から、柱状スペーサ14による基板支持面積のばらつきは、160.565μm2〜184.50μm2と少なくなることが確認された。この実施例2のように、柱状スペーサ14の外径を小さくしても、比較例における最小の基板支持面積を確保できると共に、外径を小さくした分、液晶分子の配向乱れ領域を縮小することができる。加えて、柱状スペーサ14の外径が小さくなることにより、TFT基板11と対向基板12との間の摩擦力を低減して、基板の位置合わせを容易に行うことが可能になる。
−実施例3−
図12〜図14は、実施例3である液晶表示パネル1の一部を拡大して示す平面図である。液晶表示パネル1は、柱状スペーサ14とコンタクトホール33との位置関係が2種類であり、上記実施例1において柱状スペーサ14とコンタクトホール33とをさらに互いに近付けて配置させたものである。
図12〜図14は、実施例3である液晶表示パネル1の一部を拡大して示す平面図である。液晶表示パネル1は、柱状スペーサ14とコンタクトホール33との位置関係が2種類であり、上記実施例1において柱状スペーサ14とコンタクトホール33とをさらに互いに近付けて配置させたものである。
柱状スペーサ14の外径の最大幅は16μmであり、基板貼り合わせの位置ずれがない場合(図12)、右上に5μm位置ずれした場合(図13)、及び下方に5μm位置ずれした場合(図14)について、それぞれ柱状スペーサ14による基板支持面積を測定した。
図12に示す位置ずれがない場合には、基板支持面積は1画素当たり196.78μm2であった。また、図13に示す右上に5μm位置ずれした場合には、各柱状スペーサ14がそれぞれコンタクトホール33に重なるため、基板支持面積は1画素当たり156.28μm2と低減した。さらに、図14に示す下方に5μm位置ずれした場合には、何れの柱状スペーサ14もコンタクトホール33に重ならないため、図12の場合と略同じとなり、基板支持面積は1画素当たり210.88μm2になった。
以上から、柱状スペーサ14による基板支持面積のばらつきは、156.28μm2〜210.88μm2となることが確認された。この実施例3のようにしても、比較例における最小の基板支持面積を確保できると共に、柱状スペーサ14周りの配向乱れ領域と、コンタクトホール33周りの配向乱れ領域とをさらに大きく重ねることができるため、全体としての配向乱れ領域をさらに縮小することができる。
《発明の実施形態2》
図15は、本発明の実施形態2を示している。図15は、本実施形態2における液晶表示パネル1の一部を拡大して示す平面図である。尚、以降の各実施形態では、図1〜図2と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図15は、本発明の実施形態2を示している。図15は、本実施形態2における液晶表示パネル1の一部を拡大して示す平面図である。尚、以降の各実施形態では、図1〜図2と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
上記実施形態1では、画素22に対する柱状スペーサ14の位置関係を同じにしたが、本実施形態2では、その柱状スペーサ14の位置関係についてもそれぞれ異なるようにしたものである。
すなわち、少なくとも1つのコンタクトホール33は、そのコンタクトホール33が形成された画素22に対する位置関係が、他のコンタクトホール33とは異なっており、且つ、上記位置関係が他と異なるコンタクトホール33の最も近くに配置された柱状スペーサ14は、そのコンタクトホール33が形成された画素22に対する位置関係が、他の柱状スペーサ14とは異なっている。そのことにより、柱状スペーサ14とコンタクトホール33との位置関係が複数となるようにしている。
コンタクトホール33及び柱状スペーサ14の配置は、図15に示すように、それぞれ2種類あり、図15で上側におけるコンタクトホール33及び柱状スペーサ14の位置関係と、同図で下側における上記位置関係との2種類が表示領域10に設けられている。
対向基板12表面の法線方向から見て、コンタクトホール33が補助容量対向電極28における左右方向中央に配置されている場合には、このコンタクトホール33の近傍に、柱状スペーサ14が、補助容量対向電極28の右側領域に重なるように配置されている。一方、対向基板12表面の法線方向から見て、コンタクトホール33が補助容量対向電極28の右側領域に配置されている場合には、このコンタクトホール33の近傍に、柱状スペーサ14が、補助容量対向電極28における左右方向中央に配置されている。
本実施形態2のように構成しても、上記実施形態1と同様に製造できると共に、上記実施形態1と同様の効果を得ることができる。
《発明の実施形態3》
図16は、本発明の実施形態3を示している。図16は、本実施形態3における液晶表示パネル1の一部を拡大して示す平面図である。
図16は、本発明の実施形態3を示している。図16は、本実施形態3における液晶表示パネル1の一部を拡大して示す平面図である。
上記実施形態1では、画素22に対する柱状スペーサ14の位置関係を同じにしたが、本実施形態3では、それとは逆に、画素22に対するコンタクトホール33の位置関係を同じにしたものである。
すなわち、コンタクトホール33は、そのコンタクトホール33を有する画素22に対して、それぞれ同じ位置関係で配置されている。そのことにより、柱状スペーサ14とコンタクトホール33との位置関係が複数となるようにしている。
図16に示すように、各画素22に対するコンタクトホール33の配置は1種類である一方、柱状スペーサ14の配置は2種類であり、図16で上側の柱状スペーサ14のように、対向基板12表面の法線方向から見て、補助容量対向電極28の右側領域に重なるように配置される場合と、補助容量対向電極28における左右方向中央に配置されている場合とがある。
本実施形態3のように構成しても、上記実施形態1と同様に製造できると共に、上記実施形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、コンタクトホール33の形成にあたっては、その下地、例えば補助容量対向電極28の膜厚による段差や、フォトリソ工程における反射光の影響を受けて、その大きさやテーパー形状が変動するが、本実施形態3ではコンタクトホール33が各画素22において同じ位置にあるので、そのコンタクトホール33を容易且つ正確に形成することが可能になる。
《発明の実施形態4》
図17及び図18は、本発明の実施形態4を示している。図17は、本実施形態4における液晶表示パネル1の一部を拡大して示す平面図である。図18は、図17におけるXVIII−XVIII線断面図である。
図17及び図18は、本発明の実施形態4を示している。図17は、本実施形態4における液晶表示パネル1の一部を拡大して示す平面図である。図18は、図17におけるXVIII−XVIII線断面図である。
上記実施形態1では、画素22が補助容量配線25とソース配線24とにより区画された領域によって構成されていたのに対し、本実施形態4の画素22は、ゲート配線23とソース配線24とによって区画されている点で相違する。
すなわち、本実施形態4においても、コンタクトホール33は、TFT基板11の表面の法線方向から見て、補助容量配線25に重なるように配置されている。また、図17に示すように、コンタクトホール33及び柱状スペーサ14の双方が、補助容量対向電極28に重なっている。
図17に示すように、各画素22に対するコンタクトホール33の配置は1種類である一方、柱状スペーサ14の配置は2種類であり、図17で左側の柱状スペーサ14のように、対向基板12表面の法線方向から見て、補助容量対向電極28の上側領域に重なるように配置される場合と、図17で右側の柱状スペーサ14のように、補助容量対向電極28における下側領域に重なるように配置されている場合とがある。
本実施形態4のように構成しても、上記実施形態1と同様に製造できると共に、上記実施形態1と同様の効果を得ることができる。
《発明の実施形態5》
図19及び図20は、本発明の実施形態5を示している。図19は、本実施形態5における液晶表示パネル1の一部を拡大して示す平面図である。図20は、図19におけるXX−XX線断面図である。
図19及び図20は、本発明の実施形態5を示している。図19は、本実施形態5における液晶表示パネル1の一部を拡大して示す平面図である。図20は、図19におけるXX−XX線断面図である。
上記実施形態4では、補助容量配線25をゲート配線23と平行に配置したのに対し、本実施形態5では、ゲート配線23が補助容量配線25を兼ねている点で相違している。
すなわち、画素22は、ゲート配線23及びソース配線24によって矩形状に区画されており、矩形状の画素電極26が、それぞれゲート配線23及びソース配線24に一部重なるようにして設けられている。画素電極26は、図19で下側の側部が、コンタクトホール33bを介してTFT27のドレイン電極21に接続されている。一方、画素電極26の図19で上側の側部は、コンタクトホール33aを介して補助容量対向電極28に接続されている。コンタクトホール33aは、TFT基板11の表面の法線方向から見て、ゲート配線23に重なるように配置されている。
補助容量対向電極28は、図20に示すように、ゲート配線23に重なるように配置されることにより、ゲート配線23の一部と補助容量30を構成している。柱状スペーサ14は、対向基板12表面の法線方向から見て、補助容量対向電極28に重なるように配置されている。このような構成により、TFT27及びコンタクトホール33bを介して画素電極26に印加された電圧は、コンタクトホール33aを介して補助容量対向電極28にも印加され、補助容量30に電荷が貯えられることとなる。そうして、コンタクトホール33aが、柱状スペーサ14に最も近くに配置されているコンタクトホールになっている。
そして、この実施形態5においても上記柱状スペーサ14とコンタクトホール33aとの位置関係は2種類ある。図19に示すように、各画素22に対するコンタクトホール33aの配置は1種類である一方、コンタクトホール33aに対する柱状スペーサ14の配置は2種類であり、図19で下側の柱状スペーサ14のように、対向基板12表面の法線方向から見て、補助容量対向電極28の右側領域に重なるように配置される場合と、図19で上側の柱状スペーサ14のように、補助容量対向電極28の左側領域に重なるように配置されている場合とがある。
本実施形態5のように構成しても、上記実施形態1と同様に製造できると共に、上記実施形態1と同様の効果を得ることができる。
《発明の実施形態6》
図21及び図22は、本発明の実施形態6を示している。図21は、本実施形態6における液晶表示パネル1の一部を拡大して示す平面図である。図22は、図21におけるXXII−XXII線断面図である。
図21及び図22は、本発明の実施形態6を示している。図21は、本実施形態6における液晶表示パネル1の一部を拡大して示す平面図である。図22は、図21におけるXXII−XXII線断面図である。
本実施形態6は、所謂IPS型の液晶表示パネル1に本発明を適用したものである。すなわち、図21及び図22に示すように、対向基板12は、ガラス基板15に対し、例えばブラックマトリクス17、カラーフィルタ16及び配向膜20がこの順に積層されて構成されている。一方、TFT基板11は、層間絶縁膜32に形成された画素電極26及び共通電極19と、その共通電極19に電圧を印加するための共通電極用配線45とを備えている。
共通電極用配線45は、ゲート配線23と共にガラス基板35の表面に形成されると共に、ゲート配線23に平行に延びるように形成されている。共通電極19は、TFT基板11表面の法線方向から見て、櫛歯状に形成されている。また、画素電極26は、この共通電極19に噛み合うように配置された二股形状になっている。
上記共通電極用配線45及びゲート配線23は、絶縁膜36によって覆われており、この絶縁膜36の表面にソース配線24と、TFT27のドレイン電極21からなる補助容量対向電極28とが形成されている。これら補助容量対向電極28及びソース配線24は、さらに保護膜37によって覆われている。保護膜37は、さらに層間絶縁膜32によって覆われている。すなわち、層間絶縁膜32は、共通電極用配線45の少なくとも一部を覆っている。
層間絶縁膜32には、画素電極26とドレイン電極21からなる補助容量対向電極28とを接続するためのコンタクトホール33bと、共通電極19と共通電極用配線45とを接続するためのコンタクトホール33aとが形成されている。
柱状スペーサ14は、上記コンタクトホール33aの近傍に配置されている。言い換えれば、柱状スペーサ14の最も近くに配置されているコンタクトホールは、上記コンタクトホール33aである。
この実施形態6においても上記柱状スペーサ14とコンタクトホール33aとの位置関係は2種類ある。図21に示すように、各画素22に対するコンタクトホール33aの配置は1種類である一方、コンタクトホール33aに対する柱状スペーサ14の配置は2種類であり、図21で右下側の柱状スペーサ14のように、対向基板12表面の法線方向から見て、コンタクトホール33aの右上に配置される場合と、図21で右上側の柱状スペーサ14のように、コンタクトホール33aの右下に配置されている場合とがある。
本実施形態6のように構成しても、上記実施形態1と同様に製造できると共に、上記実施形態1と同様の効果を得ることができる。
《その他の実施形態》
上記各実施形態では、スイッチング素子として薄膜トランジスタを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば2端子素子である薄膜ダイオードを適用してもよい。
上記各実施形態では、スイッチング素子として薄膜トランジスタを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば2端子素子である薄膜ダイオードを適用してもよい。
また、第1基板をTFT基板11とし、第2基板を対向基板12として説明したが、これらを逆の関係としてもよい。つまり、第1基板を対向基板12とし、第2基板をTFT基板11としてもよい。
また、柱状スペーサ14は、対向基板12の表面の法線方向から見て、その柱状スペーサの少なくとも一部が、対向基板12に形成された遮光膜に重なるように配置されていてもよい。
また、上記液晶表示パネル1は、反射型の液晶表示を行うものであってもよい。そのとき、画素電極26は反射電極を構成し、層間絶縁膜32の表面には凹凸が形成されていることが好ましい。そのことにより、画素電極26の表面を凹凸状にして、表示品位を高めることが可能になる。
また、柱状スペーサ14の近傍に配置されるコンタクトホール33として、画素電極26と、TFT27の電極又はTFT27から引き出された引き出し電極とを導通させるコンタクトホールを適用するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、柱状スペーサ14とコンタクトホール33との位置関係が2種類である場合について説明したが、本発明はこれに限らず、3種類以上の複数種類の位置関係を有するようにしてもよい。
また、オーバーコート層18やブラックマトリクス17は無くてもよく、カラーフィルタ16及びブラックマトリクス17の積層順序は異なっていてもよい。さらに、カラーフィルタ16がTFT基板側に形成されていてもよく、層間絶縁膜32が着色されており、カラーフィルタとしての機能を持っていてもよい。
また、対向基板12表面の法線方向から見た柱状スペーサ14の形状は、八角形でなくてもよく、他の多角形や円や楕円であってもよい。さらに、柱状スペーサ14の対向基板12と接触する側の断面形状とTFT基板11と接触する側の断面形状は同じでなくてもよい。
また、上記各実施形態では、液晶表示パネル1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、表示媒体層がEL発光層であるEL表示パネル等の他の表示パネルについても、同様に適用することが可能である。尚、ELとしては、有機EL又は無機ELを適用することができる。
以上説明したように、本発明は、表示パネル及びそれを備えた表示装置について有用であり、特に、柱状スペーサの穴構造への嵌り込みや、柱状スペーサによる基板支持面積のばらつきを低減する場合に適している。
S 液晶表示装置
1 液晶表示パネル
11 TFT基板(第1基板)
12 対向基板(第2基板)
13 液晶層(表示媒体層)
14 柱状スペーサ
19 共通電極
21 ドレイン電極
22 画素
23 ゲート配線
24 ソース配線
25 補助容量配線
26 画素電極
27 TFT(スイッチング素子)
28 補助容量対向電極
29 補助容量電極
30 補助容量
32 層間絶縁膜
33,33a コンタクトホール(穴構造)
41 第1電極層(画素電極)
42 第2電極層(画素電極)
45 共通電極用配線
1 液晶表示パネル
11 TFT基板(第1基板)
12 対向基板(第2基板)
13 液晶層(表示媒体層)
14 柱状スペーサ
19 共通電極
21 ドレイン電極
22 画素
23 ゲート配線
24 ソース配線
25 補助容量配線
26 画素電極
27 TFT(スイッチング素子)
28 補助容量対向電極
29 補助容量電極
30 補助容量
32 層間絶縁膜
33,33a コンタクトホール(穴構造)
41 第1電極層(画素電極)
42 第2電極層(画素電極)
45 共通電極用配線
Claims (39)
- 第1基板と、
上記第1基板に対向して配置された第2基板と、
上記第1基板及び上記第2基板の間に設けられた表示媒体層と、
複数の画素からなる表示領域とを備えた表示パネルであって、
上記第1基板は、上記各画素毎に穴構造が上記第2基板側に開口して形成された層間絶縁膜を有し、
上記第2基板には、上記表示媒体層の厚みを規定する複数の柱状スペーサが設けられ、
上記柱状スペーサは、上記第2基板に平行な断面における最大幅が、上記穴構造の開口部における上記第2基板に平行な少なくとも1方向の幅よりも大きくなるように形成され、
上記柱状スペーサと、該柱状スペーサの最も近くに配置されている上記穴構造との位置関係が、複数種類設けられている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルにおいて、
上記柱状スペーサの最大幅は、上記穴構造の開口部における上記第2基板に平行な最大幅よりも大きい
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルにおいて、
上記第1基板には、複数のスイッチング素子が形成されている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項3に記載の表示パネルにおいて、
上記スイッチング素子は3端子素子である
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項3に記載の表示パネルにおいて、
上記スイッチング素子は2端子素子である
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項3に記載の表示パネルにおいて、
上記第1基板は、上記層間絶縁膜に形成された共通電極と、該共通電極に電圧を印加するための共通電極用配線とを備えている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項3に記載の表示パネルにおいて、
上記第1基板は、補助容量を構成する補助容量対向電極を備えている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルにおいて、
上記柱状スペーサの少なくとも1つは、上記第2基板の法線方向から見て、上記穴構造の少なくとも一部に重なっている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルにおいて、
上記穴構造及び柱状スペーサの位置関係は2種類であり、各位置関係の数の比率は1:1である
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルにおいて、
上記各穴構造は、該穴構造を有する画素に対して、それぞれ同じ位置関係で配置されている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルにおいて、
上記各柱状スペーサは、該柱状スペーサの最も近くに配置されている上記穴構造を有する画素に対して、それぞれ同じ位置関係で配置されている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルにおいて、
少なくとも1つの上記穴構造は、該穴構造が形成された画素に対する位置関係が、他の穴構造とは異なっており、且つ、
上記位置関係が他と異なる穴構造の最も近くに配置された柱状スペーサは、該穴構造が形成された画素に対する位置関係が、他の柱状スペーサとは異なっている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルにおいて、
上記柱状スペーサの数は、上記画素の数よりも少ない
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルにおいて、
上記第2基板には、遮光膜が形成され、
上記柱状スペーサは、上記第2基板の表面の法線方向から見て、該柱状スペーサの少なくとも一部が上記遮光膜に重なるように配置されている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項14に記載の表示パネルにおいて、
上記各柱状スペーサは、上記第2基板の表面の法線方向から見て、それぞれ同じ面積だけ上記遮光膜からはみ出している
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルにおいて、
上記柱状スペーサは、上記第2基板の表面の法線方向から見て、隣り合う画素同士の間の領域に重なるように配置されている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルにおいて、
上記第2基板は、複数の色のカラーフィルタを備えている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項17に記載の表示パネルにおいて、
上記柱状スペーサは、上記第2基板の表面の法線方向から見て、隣り合う上記カラーフィルタの境界領域に重なるように配置されている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルにおいて、
上記表示媒体層は、液晶層である
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルにおいて、
上記表示媒体層は、EL発光層である
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項3に記載の表示パネルにおいて、
上記層間絶縁膜は、上記スイッチング素子の少なくとも一部を覆っている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項6に記載の表示パネルにおいて、
上記層間絶縁膜は、上記共通電極用配線の少なくとも一部を覆っている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項7に記載の表示パネルにおいて、
上記層間絶縁膜は、上記補助容量対向電極の少なくとも一部を覆っている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルにおいて、
上記層間絶縁膜は有機膜である
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルにおいて、
上記層間絶縁膜は無機膜である
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルにおいて、
上記層間絶縁膜は、有機膜及び無機膜が2層以上積層された積層構造を有している
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルにおいて、
上記層間絶縁膜の表面には、凹凸が形成されている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルにおいて、
上記層間絶縁膜には、画素電極が形成されている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項28に記載の表示パネルにおいて、
上記画素電極は、透明電極により構成されている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項28に記載の表示パネルにおいて、
上記画素電極は、反射電極を構成している
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項28に記載の表示パネルにおいて、
上記画素電極は、反射電極及び透明電極が2層以上積層された積層構造を有している
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項6に記載の表示パネルにおいて、
上記共通電極は、櫛歯状に形成されている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項3に記載の表示パネルにおいて、
上記層間絶縁膜には、画素電極が形成され、
上記穴構造は、上記画素電極と、上記スイッチング素子の電極又は上記スイッチング素子から引き出された引き出し電極とを導通させるコンタクトホールである
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項7に記載の表示パネルにおいて、
上記層間絶縁膜には、画素電極が形成され、
上記穴構造は、上記画素電極と上記補助容量対向電極とを導通させるコンタクトホールである
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項6に記載の表示パネルにおいて、
上記層間絶縁膜の表面には、共通電極が形成され、
上記穴構造は、上記共通電極と上記共通電極用配線とを導通させるコンタクトホールである
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項7に記載の表示パネルにおいて、
上記第1基板は、補助容量を構成する補助容量配線を備え、
上記穴構造は、上記第1基板の表面の法線方向から見て、上記補助容量配線に重なるように配置されている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項3に記載の表示パネルにおいて、
上記第1基板には、上記スイッチング素子に接続された走査線が形成され、
上記穴構造は、上記第1基板の表面の法線方向から見て、上記走査線に重なるように配置されている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項30に記載の表示パネルにおいて、
上記穴構造は、上記反射電極が形成されている領域に配置されている
ことを特徴とする表示パネル。 - 請求項1に記載の表示パネルが搭載されている
ことを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007248000A JP2009080200A (ja) | 2007-09-25 | 2007-09-25 | 表示パネル及びそれを備えた表示装置 |
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---|---|---|---|
JP2007248000A JP2009080200A (ja) | 2007-09-25 | 2007-09-25 | 表示パネル及びそれを備えた表示装置 |
Publications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2007
- 2007-09-25 JP JP2007248000A patent/JP2009080200A/ja active Pending
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