JP2009076603A - 発電用熱電変換モジュールの製造方法および発電用熱電変換モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】製作コストが安価で製作効率の高い熱電変換モジュールを製造し、単位面積あたりの出力密度の高い熱電変換モジュールを得ることにある。
【解決手段】ハニカム成形型の上面開口部に0.2mm〜0.8mmの厚さの材料で組んだ格子状のハニカムスペーサーを挟み込み、このハニカムスペーサーにより上面開口部が格子状に仕切られたハニカム成形型内に各格子を通して0.5mm〜1.5mm角の棒状のP型及びN型熱電素子を交互に挿入する第1の工程と、このハニカム成形型内に一定の間隔を存して設置されたP型及びN型熱電素子相互間の間隙に絶縁樹脂を含浸硬化させてブロックとして成形する第2の工程と、このブロックを各素子の長手方向に対して直交する方向に所定の厚さ毎に切断してブロック片とする第3の工程と、このブロック片の両面側のP型及びN型熱電素子とが交互に電気的に直列接続されるようにメッキした後、直列接続された素子群の最先及び最終の素子に電極を半田付けする第4の工程とにより発電用熱電変換モジュールを製造する。
【選択図】 図1
【解決手段】ハニカム成形型の上面開口部に0.2mm〜0.8mmの厚さの材料で組んだ格子状のハニカムスペーサーを挟み込み、このハニカムスペーサーにより上面開口部が格子状に仕切られたハニカム成形型内に各格子を通して0.5mm〜1.5mm角の棒状のP型及びN型熱電素子を交互に挿入する第1の工程と、このハニカム成形型内に一定の間隔を存して設置されたP型及びN型熱電素子相互間の間隙に絶縁樹脂を含浸硬化させてブロックとして成形する第2の工程と、このブロックを各素子の長手方向に対して直交する方向に所定の厚さ毎に切断してブロック片とする第3の工程と、このブロック片の両面側のP型及びN型熱電素子とが交互に電気的に直列接続されるようにメッキした後、直列接続された素子群の最先及び最終の素子に電極を半田付けする第4の工程とにより発電用熱電変換モジュールを製造する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、温度差を電気に直接変換する発電用熱電変換モジュールの製造方法および発電用熱電変換モジュールに関する。
熱電材料は、ペルチェ効果を利用した温調素子と、ゼーベック効果を利用した発電素子 の2通りに応用される。
前者のペルチェ効果を利用した温調素子は、温度調節に使用され、可搬用温冷蔵庫のほか、光通信の普及により、レーザー発振子の冷却用として必要不可欠なものとなってきている。
その反面、後者のゼーベック効果を利用した発電素子については、産業排熱を利用した数W〜数十Wクラスの発電システムの検討がなされているが、熱電変換効率が低い、発電コストが高いなどの問題があり実用化に至っていない。
近年、工場内に設置されている発電機などにおいては、各種のセンサーを設置して遠隔監視/制御が行なわれている。これらのセンサーは、電池、若しくは100V電源から電気が供給されるが、電池を使用した場合には当然時間の経過に伴って消耗するため、一定期間ごとに電池交換を行なう必要があった。
ところで、センサーの駆動電力は種類にもよるが、一般に数十〜百数十mWであり、一方発電機の運転時は発熱していることから、発電機の発熱温度と外気温との温度差を利用すれば、熱電変換モジュールによりセンサーの駆動電源が得られる可能性はある。
図5は、従来の熱電変換モジュールを用いた熱電発電システムを模式的に示す図である。
この熱電発電システムは、図5に示すように熱電変換モジュール1の上面に熱伝導シート2を設け、その上面にヒートシンク3を配置する構成とし、熱電変換モジュール1より得られる発電電力を出力端子4より取出してDC/DCコンバータ5に与えて所望の電圧に変換している。
しかしながら、図5に示すような熱電発電システムの構成では、発電機から発生する熱量が少ないため、多数の熱電変換モジュールを直列に接続しなければ、センサーの駆動に必要な電力を得ることができず、しかも発電コストに費用が嵩むばかりでなく、満足な設置面積あたりの希望発電量を得ることができなかった。
因みに、P型及びN型熱電半導体材料を用いて、ゼーベック効果による温度差発電やペルチェ効果による電子冷却・発熱を可能とする熱電素子の製造方法としては、一対の基板に挟まれるように柱状のP型熱電材料とN型熱電材料を電気的に交互に接合するに際して、基板にパターンニングされた電極に有する凹部に熱電材料を設置するようにしたもの(特許文献1)や、P型熱電材料及びN型熱電材料切断・削除することによってP型熱電材料が接合された基板とN型熱電材料が接合された基板を向い合せて組立る際に、第1の基板及び第2の基板とP型熱電材料とN型熱電材料とを接合剤を用いて仮装着するようにしたもの(特許文献2)があるが、いずれも基板と熱電材料との設置又は装着するときの課題をテーマにしたものであり、単位面積当たりの発電量を多くするためのものではない。
特開2006−278352
特開2006−261152
一般に市販されている熱電変換モジュールは、ペルチェ素子として使用することを前提として作製されており、通常1.5mm〜2.0mm角のビスマス・テルル系材料をサイコロ状に切断した多数の素子を1〜1.5mmの間隔で直列に配列したものである。
このような熱電変換モジュールを製造するには、まず20〜40mmの棒状に作製したビスマス・テルル一方向凝固棒材を厚さ1〜2mm程度のウェハ形状にワイヤーソーなどを利用して切断した後、ダイシングソーにて所定のサイコロ形状に切断される。
その後、サイコロ状の熱電変換素材をP,N交互に直列となるように並べ、半田で電極に接続することによって熱電変換モジュールを製造していた。この場合、ダイシングソーの精度で言えば、素子寸法は1mm以下とすることができる。
しかしながら、ビスマス・テルル系熱電変換材料は脆性材料であり、1mm以下とすることによりチッピングにより使用できない素材の発生率が高くなる、素子の位置決め治具の精度が厳密となる、素子の組立のコストが上がるなどの問題が生じる。
さらに、機械を用いた熱電変換モジュールの組立工程に特有な問題として、半田付け時の余剰な半田による素子相互間の短絡があり、この短絡を防止する目的で素子相互間を1〜1.5mmの間隔をとって作製している。
このようにして製造された熱電変換モジュールをセンサー用などの電源として使用する場合、昇圧電気回路(DC/DCコンバータ)の最低入力電圧を発電する必要がある。
また、熱電変換モジュールの設置面積は限られているため、出力密度の高いモジュールが必要となる。この場合、単位面積あたりの起電圧は、単位面積あたりにP型素子とN型素子の素子対が何組あるかで決定され、この素子対が多いほど、起電圧が大きくなる。
しかしながら、従来の熱電変換モジュールでは、素子寸法が大きく、素子間隔が広いため、使用希望条件にて十分な起電圧を得ることができなかった。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたもので、単位面積あたりの起電圧が高く、かつ製作コストが安価で製作効率の高い発電用熱電変換モジュールの製造方法および発電用熱電変換モジュールを提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するため、ハニカム成形型の上面開口部に0.2mm〜0.8mmの厚さの板材で組まれた格子状のハニカムスペーサーを挟み込み、このハニカムスペーサーにより上面開口部が格子状に仕切られたハニカム成形型内に各格子を通して0.5mm〜1.5mm角の棒状のP型熱電素子及びN型熱電素子を交互に挿入する第1の工程と、このハニカム成形型内に一定の間隔を存して設置されたP型熱電素子及びN型熱電素子相互間の間隙に絶縁樹脂を含浸硬化させてブロックとして成形する第2の工程と、この第2の工程で成形されたブロックを各素子の長手方向に対して直交する方向に所定の厚さ毎に切断してブロック片とする第3の工程と、この第3の工程で切断されたブロック片の両面側のP型熱電素子とN型熱電素子とが交互に電気的に直列接続されるようにメッキした後、直列接続された素子群の最先及び最終の素子に出力端子となる電極を半田付けする第4の工程とにより発電用熱電変換モジュールを製造する。
本発明によれば、製作コストが安価で製作効率の高い熱電変換モジュールを製造することができ、単位面積あたりの出力密度の高い熱電変換モジュールを得ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明による発電用熱電変換モジュールの製造方法を説明するための第1の実施形態を示す工程図である。
図1において、棒状のP型素子6及びN型素子7は、等方性高密度黒鉛素材(例えば東洋炭素(株)製ISO−88等)により所望の棒状形状になるような2分割鋳型を作製し、これらを組合せた鋳型内に溶解したビスマス・テルルを注湯し、凝固させた後、鋳型を元の2分割鋳型に分離することによって、棒状のビスマス・テルル素材として作製したものである(図示せず)。この棒状のビスマス・テルル素材は0.5mm〜1.5mm角、または0.8mm〜1.1mmφで100mm長さ以上のものを容易に得ることができる。
次に角形絶縁箱らなるハニカム成形型8の上面開口部に0.2mm〜0.8mm、ここでは例えば0.5mmの厚さの板材で格子状に組んだハニカムスペーサー9を挟み込み、このハニカムスペーサー9により上面開口部が格子状に仕切られたハニカム成形型8内に各格子を通して上述した例えば0.5mm角の棒状のP型素子6及びN型素子7を交互に挿入することで、各素子は縦及び横方向に一定の間隔(0.5mmの間隔)で配置される。
このハニカム成形型8内に設置されたP型素子6及びN型素子7相互間に存する間隙に容器10内に収容された絶縁樹脂を含浸硬化させ、全体が一体化されたプロック11を成形する。
次にこのブロック11を各素子の長手方向に対して直交する方向に所定の厚さ毎にカッター12により切断してブロック片とし、その両面側(切断面)のP型素子とN型素子とが交互に電気的に直列接続されるようにメッキした後、通電の出入口となる最先端及び最終端の素子にマイクロソルダリング技術により図示しない電極を半田付けし、熱電変換モジュール13を製作する。
このような製造方法によれば、各素子相互間がハニカムスペーサー9の厚み、ここでは0.5mmの厚みに相当する間隔でP型素子6とN型素子7が配置されるので、素材にチッピングを生じさせることなく単位面積当たりの本数が40本/cm2以上の実装密度の高い熱電変換モジュールを効率的に作製することができる。また、大量生産品においても素子間隔を0.5mm以下とすることが可能である。
因みに、一般に市販されている熱電変換モジュールは、機械を用いた組立工程の都合から、通常1.5mm〜2.0mm角の素子を1mm〜1.5mmの間隔で組立られていることから、単位面積当たりの実装密度が本発明に比べて低く、単位面積あたりの起電圧を高めることに限界があった。
上記表1において、代表的な使用条件としては、低温側温度25℃、入熱0.28W/cm2である。また、発明モジュールが設置面積42mm角(1764mm2)でP/N対が392対であるのに対して、従来モジュールが設置面積40mm角(1600mm2)でP/N対が127対である。
発明モジュールの単位面積あたりの素子対数は44.8本/cm2と従来モジュールの15.8本/cm2に対し、約2.8倍となっている。また、熱起電圧は素子数にほぼ比例するため、発明モジュールの起電圧は1.61Vと従来品に対して3倍以上になっている。
ところで、現状のDC/DCコンバーターの最小起動電圧は、0.9V(例えばリニアテクノロジー社リニアレギュレーターIC LTC3025等を使用した場合)必要である。
上記表1から明らかなように、代表的な使用条件(低温側温度25℃、入熱0.28W/cm2、センサー設置面積40〜42mm四方角)において、従来モジュールではDC/DCコンバーターを起動するために十分な電圧を得ることができないが、発明モジュールではDC/DCコンバーターを起動するために十分な電圧が得られることが分かる。
図2〜図4に本発明により作製した熱電変換モジュールを熱源に設置した状態を示す模式図である。
図2〜図4において、いずれも設置される熱源側鋼板14は板表面の研削を行い、平面度が0.02mm以下となるよう調整している。
図2は熱源側板14がフェライトもしくはマルテンサイト系鋼板等の磁石が吸着する材料を用いた場合の設置例(以下、設置例1と呼ぶ)を示している。すなわち、図2に示すように熱源側鋼板14に熱伝導を良好にするための熱伝導シート15を貼付け、その上面に前述した図1に示す工程により製作された熱電変換モジュール13とその上に熱伝導シート2を介してヒートシンク3を設けた構成の発電機を設置し、この発電機のヒートシンク3に鋼板からなる枠体の下面周囲部に磁石16を張付けた押え治具17の開口部を挿通させ、ヒートシンク3の熱伝導シート2側に有するフランジ部を上から押え付けるようにして磁石16を熱源側鋼板14に吸着させることで、小型発電機を熱源側鋼板14に密着させた状態で固定するものである。
図3は発電機を熱源側鋼板14に設置してボルトにより固定した例(以下設置例2と呼ぶ)を示している。すなわち、図3に示すように熱源側鋼板14に熱伝導を良好にするための熱伝導シート15を貼付け、その上面に熱電変換モジュール13とその上に熱伝導シート2を介してヒートシンク3を設けた構成の発電機を設置し、この発電機のヒートシンク部に枠状の鋼板からなる押え治具18の開口部を挿通させ、ヒートシンク3の熱伝導シート2側に有するフランジ部を上から押え付けるようにして予め押え治具18及び熱源側鋼板14にそれぞれ設けられたタップもしくはネジ穴19にボルト20を螺挿することで、発電機を熱源側鋼板14に密着させた状態で固定するものである。
図4は発電機を熱源側鋼板14に設置して真空脱気によって固定した例(以下設置例3と呼ぶ)を示している。すなわち、図4に示すように熱源側鋼板14に熱伝導を良好にするための熱伝導シート15を貼付け、その上面に熱電変換モジュール13とその上に熱伝導シート2を介してヒートシンク3を設けた構成の発電機を設置し、この発電機のヒートシンク部に鋼板からなる枠体の下面周囲部に真空パッキング21を設けた押え治具22の開口部を挿通させ、ヒートシンク3の熱伝導シート2側に有するフランジ部を上から押え付けて真空パッキング21を真空引きすることで、発電機を熱源側鋼板14に密着させた状態で固定するものである。
表2は、設置例1〜3において、熱電変換モジュールにP/N対が392個、モジュール寸法が42mm角、モジュール高さ3mmのものを使用し、気温25℃で入熱を0.28W/cm2与えたときのDC/DCコンバータの入力前後の発生電圧(平均値)を示すものである。
上記表2から分かるように、従来例ではDC/DCコンバータ入力後の起電圧が0Vであるのに対し、本発明による設置例ではいずれも3.0Vの出力が得られることが確認できた。
2…熱伝導シート、3…ヒートシンク、5…DC/DCコンバータ、6…P型素子、7…N型素子、8…ハニカム成形型、9…ハニカムスペーサー、10…容器、11…ブロック、12…カッター、13…熱電変換モジュール、14…熱源側鋼板、15…熱伝導シート、16…磁石、17,18,22…押え治具、19…ネジ穴、20…ボルト、21…真空パッキング
Claims (4)
- ハニカム成形型の上面開口部に0.2mm〜0.8mmの厚さの板材で組まれた格子状のハニカムスペーサーを挟み込み、このハニカムスペーサーにより上面開口部が格子状に仕切られたハニカム成形型内に各格子を通して0.5mm〜1.5mm角の棒状のP型熱電素子及びN型熱電素子を交互に挿入する第1の工程と、
このハニカム成形型内に一定の間隔を存して設置されたP型熱電素子及びN型熱電素子相互間の間隙に絶縁樹脂を含浸硬化させてブロックとして成形する第2の工程と、
この第2の工程で成形されたブロックを各素子の長手方向に対して直交する方向に所定の厚さ毎に切断してブロック片とする第3の工程と、
この第3の工程で切断されたブロック片の両面側のP型熱電素子とN型熱電素子とが交互に電気的に直列接続されるようにメッキした後、直列接続された素子群の最先及び最終の素子に出力端子となる電極を半田付けする第4の工程と
からなる発電用熱電モジュールの製造方法。 - 請求項1記載の発電用モジュールの製造方法において、
P型熱電素子とN型熱電素子の材料としてビスマスおよびテルルを含む材料を用いることを特徴とする発電用熱電変換モジュールの製造方法。 - 請求項1又は請求項2記載の発電用熱電変換モジュールの製造方法において、
前記熱電変換素子の単位面積当たりの本数が40本/cm2以上であることを特徴とする発電用熱電変換モジュールの製造方法。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の方法により製造されたことを特徴とする発電用熱電変換モジュール。
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Legal Events
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