JP2009063213A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】
燃焼暖房器は燃焼した空気を排出する穴が燃焼暖房器背面の壁に開いているが位置は燃焼暖房器の上方となっている。空気調和機は室内機と室外機を繋ぐ配管と電源ケーブルとドレンホースを通す穴が上方となるとドレンホース内を通る凝縮水が排水できない問題がある。また、配管やドレンホースは室内機の下方から上方の穴へと引き回すため、室内機と壁の間にはスペースが必要であり外観的な問題がある。
【解決手段】
本発明は、上記課題を解決するために、床置型室内機にドレンポンプを具備し凝縮水を強制的に排水する。また、接続の配管やドレンポンプが引き回せるスペースを室内機の背面内に設けることである。
【選択図】図3
燃焼暖房器は燃焼した空気を排出する穴が燃焼暖房器背面の壁に開いているが位置は燃焼暖房器の上方となっている。空気調和機は室内機と室外機を繋ぐ配管と電源ケーブルとドレンホースを通す穴が上方となるとドレンホース内を通る凝縮水が排水できない問題がある。また、配管やドレンホースは室内機の下方から上方の穴へと引き回すため、室内機と壁の間にはスペースが必要であり外観的な問題がある。
【解決手段】
本発明は、上記課題を解決するために、床置型室内機にドレンポンプを具備し凝縮水を強制的に排水する。また、接続の配管やドレンポンプが引き回せるスペースを室内機の背面内に設けることである。
【選択図】図3
Description
本発明は床置型の空気調和機において熱交換器で発生する凝縮水をドレンポンプによって排水する空気調和機に関するものである。
従来の床置型の空気調和機は熱交換器で発生した凝縮水は水受皿で受け、水受皿にはドレンホースが付いている。据付時には室内機と室外機を繋ぐ配管と電源ケーブルと前記ドレンホースを通す接続配管穴を壁に設けるが、接続配管穴は凝縮水が流れるように勾配を考慮した位置とするために特にドレンポンプは必要としていなかった。
ドレンポンプを使用した空気調和機では天井埋込型のタイプやダクトタイプで知られている。室外へ凝縮水を排水するためにドレンポンプを使用し排水の勾配を確保している。例えば天井埋込型空気調和機では特開2003−28455号公報である。
燃焼暖房機器からヒートポンプ式の空気調和機への買い替えに際し、燃焼暖房器は床置であるためその場所を利用し床置型室内機を据付けられることが最良である。燃焼暖房器は燃焼した空気を排出する穴が燃焼暖房器背面の壁に開いているが位置は燃焼暖房器の上方となっている。空気調和機は室内機と室外機を繋ぐ配管と電源ケーブルとドレンホースを通す穴が上方となるとドレンホース内を通る凝縮水が排水できない問題がある。
また、配管やドレンホースは室内機の下方から上方の穴へと引き回すため、室内機と壁の間にはスペースが必要であり外観的な問題がある。
本発明は、上記課題を解決するために、床置型室内機にドレンポンプを具備し凝縮水を強制的に排水する。また、接続の配管やドレンポンプが引き回せるスペースを室内機の背面内に設けることである。
よって上記手段とすることで、買い替え時、既設の燃焼暖房機器の排気口を利用して空気調和機の配管穴として使用することが可能となり、室内機背面のどの位置にあっても接続可能となる。しいては燃焼暖房機器の買い替えとして空気調和機の需要の拡大に繋がることが出来る。
また、室内機背面の美観を損ねることが無くなる。
図1は本発明の床置型室内機の概観である。図3を用いて本発明の実施例を示す。床置型空気調和機4は室内側1の床に置き、室外側2との間の壁3に据付けする。床置型空気調和機4は送風機5と熱交換器6、前記熱交換器6から発生する凝縮水を受ける水受皿10で構成され、更に前記水受皿10の凝縮水を排水するためにドレンポンプ12が付いている前記ドレンポンプ12からドレンホース8により室外へと排水する。
据付時には、前記熱交換器6から出ている配管に高圧バルブ11aと低圧バルブ11bが付いていて、前記高圧バルブ11a部と低圧バルブ11b部に高圧配管9aと低圧配管9bを接続する。また、ドレンポンプ12にドレンホース8を接続する。
従来は図2の通り、壁3には接続配管穴7を開ける場合はドレンホース8の勾配が取れるように水受皿より下方に設ける。従ってドレンポンプ12は必要が無かった。しかしながら燃焼暖房機器の買い替え等により既に壁に穴が設けられている場合には必ずしも水受皿より下方に無いため、排水可能となるドレンポンプ12が必要となる。よって、買い替え時、既設の燃焼暖房機器の排気口を利用して空気調和機の配管穴として使用することが可能となり、室内機背面のどの位置にあっても接続可能となる。
ドレンポンプ12は、例えば別売で設定し据付状態に応じて使用したり使用しなかったりすることが可能である。
接続配管穴7の位置について、床置型空気調和機4から接続高圧配管9aと接続低圧配管9bとドレンホース8を引出口14から引き出し接続配管穴7を通すが、背面はその配管類が引き回せるように据付空間13を設けている。これにより床置型空気調和機を壁に隙間を開けることなく据付けが出来、美観を損ねることがなくなる。
1 室内側
2 室外側
3 壁
4 床置型空気調和機
5 送風機
6 熱交換器
7 接続配管穴
8 ドレンホース
9a 接続高圧配管
9b 接続低圧配管
10 水受皿
11a 高圧バルブ
11b 低圧バルブ
12 ドレンポンプ
13 据付空間
2 室外側
3 壁
4 床置型空気調和機
5 送風機
6 熱交換器
7 接続配管穴
8 ドレンホース
9a 接続高圧配管
9b 接続低圧配管
10 水受皿
11a 高圧バルブ
11b 低圧バルブ
12 ドレンポンプ
13 据付空間
Claims (3)
- 室内機と室外機を接続しサイクルを構成する空気調和機において、前記室内機は床置型であって送風手段と、熱交換器、前記熱交換器で発生する凝縮水を受ける水受皿で構成され、前記室外機との接続について前記室内機の背面のどの位置に接続配管穴を設けても可能である、前記凝縮水を排出するドレンポンプを具備していることを特徴とする空気調和機。
- 前記空気調和機の接続配管穴の位置により前記水受皿より直接排出させるドレンホースを使うか或いはドレンポンプを使うか選択可能なことを特徴とする請求項1の空気調和機。
- 前記空気調和機の背面は接続の配管やドレンポンプのホースが引き回すことが可能である空間を有することを特徴とする請求項1の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007230916A JP2009063213A (ja) | 2007-09-06 | 2007-09-06 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007230916A JP2009063213A (ja) | 2007-09-06 | 2007-09-06 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009063213A true JP2009063213A (ja) | 2009-03-26 |
Family
ID=40557944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007230916A Withdrawn JP2009063213A (ja) | 2007-09-06 | 2007-09-06 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009063213A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015099006A (ja) * | 2013-10-16 | 2015-05-28 | 三菱電機株式会社 | 床置き形空気調和機の据付器具及びこれを用いた空気調和システム |
EP4394263A1 (en) * | 2022-12-26 | 2024-07-03 | LG Electronics Inc. | Air conditioner |
-
2007
- 2007-09-06 JP JP2007230916A patent/JP2009063213A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015099006A (ja) * | 2013-10-16 | 2015-05-28 | 三菱電機株式会社 | 床置き形空気調和機の据付器具及びこれを用いた空気調和システム |
JP2015099005A (ja) * | 2013-10-16 | 2015-05-28 | 三菱電機株式会社 | 床置き形空気調和機の据付器具及びこれを用いた空気調和システム |
EP4394263A1 (en) * | 2022-12-26 | 2024-07-03 | LG Electronics Inc. | Air conditioner |
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Legal Events
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