JP2009049916A - リモートコントロールシステム、受信装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】別個の無線通信部を必要とせず、簡単な操作で認証コードを設定することを可能とする。
【解決手段】認証コードが作成され(S1)、認証コードに応じてLEDが発光し、ま
たは数字が表示される(S2)。提示されたもの対応するリモートコントローラのキーが
押され(S21)、複数回の操作で認証コードが入力され、キー入力確認パケットが送信される(S22)。確認パケットが受信され、作成した認証コードとの一致が検出される(S5)。一致しない場合は、認証失敗とされる(S14)。一致する場合には、認証コードを使用した暗号文を相手側に送信し、相手側が復号した平文を再度、認証コードで暗号化した暗号文を受信し、受信した暗号文を復号し、平文と一致するか否かが検証される。相互認証が完了した場合に認証コードを互いに共有する(S13)。
【選択図】図4
【解決手段】認証コードが作成され(S1)、認証コードに応じてLEDが発光し、ま
たは数字が表示される(S2)。提示されたもの対応するリモートコントローラのキーが
押され(S21)、複数回の操作で認証コードが入力され、キー入力確認パケットが送信される(S22)。確認パケットが受信され、作成した認証コードとの一致が検出される(S5)。一致しない場合は、認証失敗とされる(S14)。一致する場合には、認証コードを使用した暗号文を相手側に送信し、相手側が復号した平文を再度、認証コードで暗号化した暗号文を受信し、受信した暗号文を復号し、平文と一致するか否かが検証される。相互認証が完了した場合に認証コードを互いに共有する(S13)。
【選択図】図4
Description
この発明は、無線通信方式による電子機器のリモートコントロールに適用されるリモートコントロールシステム、受信装置および電子機器に関する。
家庭内の被制御装置例えばテレビジョン受像機をリモートコントロールするのに、例えば2.4GHz帯のISM(Industrial,Scientific and Medical use)バンドの無線通信を
使用すれば、赤外線方式に比して遮蔽物の影響が少なくなり、また、到達距離が延びる利点がある。さらに、ホームシアターのように、DVD(Digital Versatile Disc)再生装置、AVアンプ、プロジェクタ等の機器を部屋の別々の場所に設置した場合は、赤外線リモートコントローラをそれぞれの方向へ向ける煩雑さがあり、まして部屋の外に設置された機器については直接制御することができない。これに対して、ブルートゥース(BlueTooth) やIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.15.4(Zigbeeとも呼ばれる)のような無線を使用したリモートコントロールシステムの場合では、電波が広い角度に伝搬されるので、各電子機器の設置場所の制約が少なくなる利点がある。
使用すれば、赤外線方式に比して遮蔽物の影響が少なくなり、また、到達距離が延びる利点がある。さらに、ホームシアターのように、DVD(Digital Versatile Disc)再生装置、AVアンプ、プロジェクタ等の機器を部屋の別々の場所に設置した場合は、赤外線リモートコントローラをそれぞれの方向へ向ける煩雑さがあり、まして部屋の外に設置された機器については直接制御することができない。これに対して、ブルートゥース(BlueTooth) やIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.15.4(Zigbeeとも呼ばれる)のような無線を使用したリモートコントロールシステムの場合では、電波が広い角度に伝搬されるので、各電子機器の設置場所の制約が少なくなる利点がある。
このような利点がある反面、電波が無指向性であるため、近隣にいる他者によって送信データが読み取られ(スキミング)たり、偽のリモートコントローラをあたかも本物のように操作し、電子機器を操作する(なりすまし)のおそれがある。特に、最近では、テレビジョン受像機をインターネットと接続して銀行との取引が行われたり、ショッピングが行われ、現金やクレジットカードの情報がやりとりされることが多くなり、セキュリティを高める必要性が増している。
リモートコントローラと制御される電子機器との間で安全に通信を行うために、両者の間で共通鍵の交換(以下、適宜認証と称する)を行い、伝送時には、その共通鍵を使用して通信内容を暗号化する方法が採用される。鍵を機器に設定する最も単純な方法は、鍵情報を各機器にそれぞれ手動で入力する方法である。しかしながら、この方法は、間違いなく入力するためにユーザが鍵情報を覚えておく必要があり、ユーザに対して煩雑な操作を強いる問題がある。さらに、全ての機器に何らかのユーザ入力装置を設ける必要がある。
次に考えられる方法は、認証時のみケーブル例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブルを使用して共通鍵を交換する方法である。この方法によってユーザは煩雑な操作から解放されるが、本来通信に不要なケーブルを同梱しなければならず、ユーザは、次回以降の認証のためにケーブルを保管しておかなければならない。
さらに、通常の通信に使用する通信デバイスとは別に、例えば近距離無線通信デバイス、赤外線通信デバイス等を設け、これらの通信デバイスを使用して認証を行うことが例えば下記の特許文献1に記載されている。
しかしながら、テレビジョン受像機等の多くのAV機器用のリモートコントロールシステムは、非常にローコストで実現されており、認証のために通常の通信に使用するデバイスとは別の通信デバイスを使用することは、コストの点で困難である。
したがって、この発明の目的は、認証のために他の通信デバイスを使用せずに、簡単な操作によって認証を行うことが可能なリモートコントロールシステム、受信装置および電子機器を提供することにある。
上述の課題を解決するために、この発明は、リモートコントローラからの制御指示が無線で被制御装置としての電子機器と接続される受信装置に送信されるリモートコントロールシステムにおいて、
リモートコントローラは、無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、認証コード設定用キーを含むキー入力部と、制御部とを有し、
受信装置は、無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、認証コードを提示するための1または複数の発光素子からなる表示部と、被制御装置としての電子機器とのインターフェースと、制御部とを有し、
認証設定時に、受信装置において認証コードを生成し、生成した認証コードに対応して表示部の発光素子の点灯を制御し、
リモートコントローラの発光素子の点灯に対応する認証コード設定用キーの操作によって、リモートコントローラに認証コードが設定される
リモートコントロールシステムである。
リモートコントローラは、無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、認証コード設定用キーを含むキー入力部と、制御部とを有し、
受信装置は、無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、認証コードを提示するための1または複数の発光素子からなる表示部と、被制御装置としての電子機器とのインターフェースと、制御部とを有し、
認証設定時に、受信装置において認証コードを生成し、生成した認証コードに対応して表示部の発光素子の点灯を制御し、
リモートコントローラの発光素子の点灯に対応する認証コード設定用キーの操作によって、リモートコントローラに認証コードが設定される
リモートコントロールシステムである。
この発明は、リモートコントローラからの制御指示が無線で被制御装置としての電子機器と接続される受信装置に送信されるリモートコントロールシステムにおいて、
リモートコントローラは、無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、数字キーを含むキー入力部と、制御部とを有し、
受信装置は、無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、表示部を備える被制御機器としての電子機器とのインターフェースと、制御部とを有し、
認証設定時に、受信装置において認証コードを生成し、生成した認証コードに対応して電子機器の表示部に認証コードの数字を表示するように制御し、
表示部に表示された数字に対応する数字をリモートコントローラの数字キーの操作によって、リモートコントローラに認証コードが設定される
リモートコントロールシステムである。
リモートコントローラは、無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、数字キーを含むキー入力部と、制御部とを有し、
受信装置は、無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、表示部を備える被制御機器としての電子機器とのインターフェースと、制御部とを有し、
認証設定時に、受信装置において認証コードを生成し、生成した認証コードに対応して電子機器の表示部に認証コードの数字を表示するように制御し、
表示部に表示された数字に対応する数字をリモートコントローラの数字キーの操作によって、リモートコントローラに認証コードが設定される
リモートコントロールシステムである。
この発明は、被制御装置としての電子機器と接続され、リモートコントローラからの制御指示が無線で送信されるリモートコントロールシステムの受信装置において、
無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、認証コードを提示するための1または複数の発光素子からなる表示部と、電子機器とのインターフェースと、制御部とを有し、
認証設定時に、認証コードを生成し、生成した認証コードに対応して表示部の発光素子の点灯を制御することによって、認証コードをリモートコントローラ側に提示する
リモートコントロールシステムの受信装置である。
無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、認証コードを提示するための1または複数の発光素子からなる表示部と、電子機器とのインターフェースと、制御部とを有し、
認証設定時に、認証コードを生成し、生成した認証コードに対応して表示部の発光素子の点灯を制御することによって、認証コードをリモートコントローラ側に提示する
リモートコントロールシステムの受信装置である。
この発明は、被制御装置としての電子機器と接続され、リモートコントローラからの制御指示が無線で送信されるリモートコントロールシステムの受信装置において、
無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、表示部を備える被制御機器としての電子機器とのインターフェースと、制御部とを有し、
認証設定時に、認証コードを生成し、生成した認証コードに対応して電子機器の表示部に認証コードの数字を表示することによって、認証コードをリモートコントローラ側に提示する
リモートコントロールシステムの受信装置である。
無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、表示部を備える被制御機器としての電子機器とのインターフェースと、制御部とを有し、
認証設定時に、認証コードを生成し、生成した認証コードに対応して電子機器の表示部に認証コードの数字を表示することによって、認証コードをリモートコントローラ側に提示する
リモートコントロールシステムの受信装置である。
この発明は、リモートコントローラからの制御指示が無線で受信装置に送信されるリモートコントロールシステムの受信装置を備える電子機器において、
受信装置は、
無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、認証コードを提示するための1または複数の発光素子からなる表示部と、電子機器とのインターフェースと、制御部とを有し、
認証設定時に、認証コードを生成し、生成した認証コードに対応して表示部の発光素子の点灯を制御することによって、認証コードをリモートコントローラ側に提示する
リモートコントロールシステムの受信装置を備える電子機器である。
受信装置は、
無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、認証コードを提示するための1または複数の発光素子からなる表示部と、電子機器とのインターフェースと、制御部とを有し、
認証設定時に、認証コードを生成し、生成した認証コードに対応して表示部の発光素子の点灯を制御することによって、認証コードをリモートコントローラ側に提示する
リモートコントロールシステムの受信装置を備える電子機器である。
この発明は、リモートコントローラからの制御指示が無線で受信装置に送信されるリモートコントロールシステムの受信装置を備える電子機器において、
受信装置は、
無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、表示部を備える被制御機器としての電子機器とのインターフェースと、制御部とを有し、
認証設定時に、認証コードを生成し、生成した認証コードに対応して電子機器の表示部に認証コードの数字を表示することによって、認証コードをリモートコントローラ側に提示する
リモートコントロールシステムの受信装置を備える電子機器である。
受信装置は、
無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、表示部を備える被制御機器としての電子機器とのインターフェースと、制御部とを有し、
認証設定時に、認証コードを生成し、生成した認証コードに対応して電子機器の表示部に認証コードの数字を表示することによって、認証コードをリモートコントローラ側に提示する
リモートコントロールシステムの受信装置を備える電子機器である。
この発明によれば、リモートコントローラとして既存のハードウェアの構成を使用でき、また、認証のために他の通信デバイスを使用する必要がなく、ローコストの構成とできる。また、認証のために、煩雑な操作をユーザが行う必要がない。さらに、ユーザの視覚による認証コードの確認作業によって認証を行うことができるリモートコントローラと電子機器の対を限定して認証を行うことができ、複数の電子機器が設置されている環境下でも電子機器を識別するためのハードウェアまたはソフトウェアを必要としない利点がある。
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。一実施の形態は、家庭内の電子機器をリモートコントロールするリモートコントロールシステムに対して適用されるものである。ユーザの操作に応じてリモートコントロール用指示データ(以下、コマンドと適宜称する)を送信する1つの送信装置(以下、リモートコントローラと適宜称する)と、送信されたコマンドを受信して指示された動作を行う1以上の被制御装置(受信装置および電子機器)とによってリモートコントロールシステムが構成されている。
電子機器は、テレビジョン受像機、ビデオ記録/再生装置(具体的には、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤー、ディスクレコーダ、VCR(Video Cassette Recorder)
等)、オーディオ記録/再生装置(具体的には、CDプレーヤー、MDレコーダ、オーディオアンプ、FMチューナ等)、プロジェクタ等のAV機器、冷蔵庫等の家庭電気製品等の電子機器である。リモートコントローラは、内蔵電源によって駆動され、電子機器は、例えば商用電源によって駆動される。
等)、オーディオ記録/再生装置(具体的には、CDプレーヤー、MDレコーダ、オーディオアンプ、FMチューナ等)、プロジェクタ等のAV機器、冷蔵庫等の家庭電気製品等の電子機器である。リモートコントローラは、内蔵電源によって駆動され、電子機器は、例えば商用電源によって駆動される。
図1は、リモートコントローラシステムの一実施の形態におけるリモートコントローラおよび受信装置(以下、受信モジュールと適宜称する)の構成をそれぞれ示す。図1Aに示すように、リモートコントローラ100は、無線電波を送受信するためのアンテナ101と、通信機能、アドレス記憶媒体の読み書き動作、各種キー入力に対応するプログラムを動作させる制御部としてのマイクロプロセッサ(以下、CPU(Central Processing Unit)と称する)102と、無線通信のための通信部103と、平文の通信情報を暗号化お
よび復号するDES(Data Encryption Standard)、3DES、AES(Advanced Encryption Standard)等の暗号化および復号を行う暗号化回路104と、暗号化回路104が暗号化および復号を行う際に使用する鍵情報を格納する記憶媒体105と、ランダムな数値を出力する乱数発生器106と、音量アップダウンボタン、チャンネルアップダウンボタン、テンキー、4色のボタン(青色キーKB、赤色キーKR、緑色キーKG、黄色キーKY)等のキーを有するキー入力部107とを有している。既存のテレビジョン受像機のリモートコントローラは、通常4色のボタンを有するので、リモートコントローラ100のハードウェアとして既存のものを使用できる。記憶媒体105が例えば不揮発性メモリによって構成されている。CPU102は、ROM(Read Only Memory )、RAM(Random Access Memory)などを含み、ROMなどに記憶されたプログラムを実行することにより、リモートコントローラ100の各部を統括的に制御する。
よび復号するDES(Data Encryption Standard)、3DES、AES(Advanced Encryption Standard)等の暗号化および復号を行う暗号化回路104と、暗号化回路104が暗号化および復号を行う際に使用する鍵情報を格納する記憶媒体105と、ランダムな数値を出力する乱数発生器106と、音量アップダウンボタン、チャンネルアップダウンボタン、テンキー、4色のボタン(青色キーKB、赤色キーKR、緑色キーKG、黄色キーKY)等のキーを有するキー入力部107とを有している。既存のテレビジョン受像機のリモートコントローラは、通常4色のボタンを有するので、リモートコントローラ100のハードウェアとして既存のものを使用できる。記憶媒体105が例えば不揮発性メモリによって構成されている。CPU102は、ROM(Read Only Memory )、RAM(Random Access Memory)などを含み、ROMなどに記憶されたプログラムを実行することにより、リモートコントローラ100の各部を統括的に制御する。
図1Bに示すように、リモートコントロールシステムの受信モジュール110は、無線電波を送受信するためのアンテナ111と、通信機能、アドレス記憶媒体の読み書き動作、各種キー入力に対応するプログラムを動作させるCPU112と、無線通信のための通信部113と、平文の通信情報を暗号化および復号するDES、3DES、AES等の暗号化および復号を行う暗号化回路114と、暗号化回路114が暗号化および復号を行う際に使用する鍵情報を格納する記憶媒体115と、ランダムな数値を出力する乱数発生器116と、受信モジュール110が取り付けられた電子機器との間でデータをやりとりする通信インターフェース117と、4色の発光部例えばLED(Light Emitting Diode)(青色LEDLB、赤色LEDLR、緑色LEDLG、黄色LEDLY)を有するLED表示部118とを有している。記憶媒体115が例えば不揮発性メモリによって構成されている。CPU112は、ROM、RAMなどを含み、ROMなどに記憶されたプログラムを実行することにより、受信モジュール110の各部を統括的に制御する。
上述した一実施の形態において、受信モジュール110におけるLED表示部118は、認証時に設定を行うための表示として使用される。しかしながら、受信モジュールが取り付けられた電子機器がディスプレイを備えている場合には、LED表示部118を設けずに、ディスプレイ上に認証コードを表示する構成とできる。そのようなリモートコントロールシステムの第2の実施の形態に適用できるリモートコントローラ200および受信モジュール210の構成を図2Aおよび図2Bにそれぞれ示す。
図2Aに示すように、リモートコントローラ200は、無線電波を送受信するためのアンテナ201と、通信機能、アドレス記憶媒体の読み書き動作、各種キー入力に対応するプログラムを動作させる制御部としてのCPU202と、無線通信のための通信部203と、平文の通信情報を暗号化および復号するDES、3DES、AES等の暗号化回路204と、暗号化回路204が暗号化および復号を行う際に使用する鍵情報としての認証コードを格納する記憶媒体205と、ランダムな数値を出力する乱数発生器206と、音量アップダウンボタン、チャンネルアップダウンボタン、テンキー、4色のボタン(青色キーKB、赤色キーKR、緑色キーKG、黄色キーKY)等のキーを有するキー入力部207とを有している。記憶媒体205が例えば不揮発性メモリによって構成されている。CPU202は、ROM、RAMなどを含み、ROMなどに記憶されたプログラムを実行することにより、リモートコントローラ200の各部を統括的に制御する。
図2Bに示すように、リモートコントロールシステムの受信モジュール210は、無線電波を送受信するためのアンテナ211と、通信機能、アドレス記憶媒体の読み書き動作、各種キー入力に対応するプログラムを動作させるCPU212と、無線通信のための通信部213と、平文の通信情報を暗号化および復号するDES、3DES、AES等の暗号化回路214と、暗号化回路214が暗号化および復号を行う際に使用する鍵情報としての認証コードを格納する記憶媒体215と、ランダムな数値を出力する乱数発生器216と、受信モジュール210が取り付けられた電子機器との間でデータをやりとりする通信インターフェース217とを有している。受信モジュール210の記憶媒体215が例えば不揮発性メモリによって構成されている。CPU212は、ROM、RAMなどを含み、ROMなどに記憶されたプログラムを実行することにより、受信モジュール210の各部を統括的に制御する。
リモートコントローラ100、200の通信部103、203および受信モジュール110、210の通信部113、213は、所定の無線通信方式で双方向通信を行う。通信方式としては、ブルートゥース、IEEE802.15.4、IEEE802.11(無線LAN)等を使用できる。通信インターフェース117、217のそれぞれは、例えば既存の赤外線リモートコントロールシステムによって実現される。すなわち、受信モジュール110、210は、無線から赤外線へのフローチャート変換装置として機能する。具体的には、既存の電子機器の赤外線リモートコントロール信号の受光部に対して、通信インターフェース117、217のそれぞれの赤外線発光部を対向させることによって、既存の電子機器を無線通信によるリモートコントローラシステムに変更することが可能となる。
図3は、この発明の一実施の形態が適用される視聴システム(視聴環境)の一例を示す。プロジェクタ310に対して受信モジュール311が取り付けられている。受信モジュール311は、プロジェクタ310内部のシステムコントローラに対して受信したリモートコントロール信号を供給し、また、送信信号を電波として送出する。受信モジュール311は、図1Bに示す構成を有し、
受信モジュール311のLED表示部118が機器の前面パネルに設けられ、LB(青色)、LR(赤色)、LB(緑色)、LY(黄色)のLEDの発光(オン)/消灯(オフ)の状態がリモートコントローラ300を操作するユーザが視認可能とされている。プロジェクタ310は、本来、表示部を有しないので、初期設定時にLED表示部118の各LEDが認証コードに応じて発光し、ユーザがこのLED表示部118の各LEDの発光にしたがって、リモートコントローラ300の4色ボタンKB〜KYを押すことによって認証設定がなされる。
プロジェクタ310以外に同じ部屋に他のAV機器例えばテレビジョン受像機320およびDVD再生装置330が設置されている。テレビジョン受像機320に対して受信モジュール321が接続されている。テレビジョン受像機320は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示画面322を有する。DVD再生装置330に対して受信モジュー
ル331が取り付けられる。DVD再生装置330は、LCDの小型の表示部332を有する。受信モジュール321、331は、テレビジョン受像機320、DVD再生装置330のそれぞれのシステムコントローラに対して受信したリモートコントロール信号を供給し、また、送信信号を電波として送出する。受信モジュール321および331は、図2Bに示す構成を有する。
ル331が取り付けられる。DVD再生装置330は、LCDの小型の表示部332を有する。受信モジュール321、331は、テレビジョン受像機320、DVD再生装置330のそれぞれのシステムコントローラに対して受信したリモートコントロール信号を供給し、また、送信信号を電波として送出する。受信モジュール321および331は、図2Bに示す構成を有する。
認証設定時には、通信インターフェース217(図2B参照)を介して表示画面322に生成した認証コードの数字を表示する。ユーザがその数字を視認し、リモートコントローラ300の対応する数字キーを押すことによってその数字を入力する。数字入力操作を繰り返すことによって認証コードを入力することができる。認証コードを10進数に変換し、10進数の1桁毎に認証コードが入力される。リモートコントローラ300では、入力された数字列が認証コードに変換される。入力した認証コードが正しいと検証された場合に、その認証コードが記憶媒体105、205に記憶される。
各電子機器に対して取り付けられている受信モジュール311、321および331は、機器の電源ボタンの状態に依存しないで、常に電源が供給されている。但し、メイン電源スイッチを切断した場合では、受信モジュールに対する電源供給が断たれる。受信モジュール311、321および331は、各電子機器に対して付加される部品として別個に製造され、製造時に機器固有のアドレスであるMACアドレスを有する。リモートコントローラ300に対しても固有のアドレスであるMACアドレスが製造時に付与される。リモートコントローラ300は、受信モジュール311、321および331のそれぞれとペアリングの処理が完了しており、互いに無線通信を行うことができる状態に設定されている。
認証動作について図4を参照して声明する。図4のフローチャートにおいて、ステップS1〜S12は、受信モジュール311、321および331における処理であり、ステップS21〜S28がリモートコントローラ300における処理である。リモートコントローラ300における処理は、CPU102、202の制御の下で実行され、受信モジュール200における処理は、CPU112、212の制御の下で実行される。
最初に、ステップS1において、受信モジュール110,210において、乱数発生器106、206によって認証コード(共通鍵Kc1)を作成する。作成された認証コードが一時的に記憶されると共に、リモートコントローラを持ったユーザに対して提示される。図3におけるプロジェクタ310に取り付けられた受信モジュール311(図1Bに示す構成を有する)は、LED表示部を認証コードに応じて発光させる。すなわち、認証コードが2Nビットを有する場合、最上位(または最下位)の2ビットを切り出し、2ビットのパターンに応じて4色のLEDの内の1つのLEDを発光させる。一例として、2ビットが(00)の場合は、青のLEDLBを発光させる。同様に、2ビットが(01)(10)(11)のそれぞれの場合に、赤のLEDLR、緑のLEDLG、黄のLEDLYが発光する。
テレビジョン受像機320の場合では、認証コードを10進数に変換した後に、最大桁(または最小桁)に位置する1桁の数字を切り出し、切り出された1桁の数字を通信インターフェース217を介して接続されたテレビジョン受像機320に伝送する。テレビジョン受像機320は、受け取った数字を表示画面322に表示する。図3の例では、数字の「3」が表示画面322に表示される例が示されている。DVD再生装置330においても、同様に表示部332に認証コードの1桁の数字が表示される。
ユーザがLED表示部118を視認して発光しているLEDと同じ色のボタンが押されるか、または表示されている認証コードの1桁の数字と同じ数字キーが押される(ステップS21)。CPU102、202は、このキー内容(押された色のボタンまたは数字キー)の一時記憶を行い、キー内容を示すコードの情報を含むキー入力確認パケットを作成し、通信部103、203およびアンテナ101、201によって受信モジュール110、210へ送信する。
送受信されるパケットは、通常、ヘッダとペイロードとからなり、ヘッダに対して送信元アドレス、送信先アドレス等が挿入される。ペイロードには、コマンドの種類を示すコマンドIDと、コマンドとが配置される。認証成立後にリモートコントローラから送信されるパケットのペイロードには、コマンドIDとコマンドとが含まれる。コマンドに対応する信号フォーマットとしては、例えば既存の赤外線リモートコントローラに関するものと同様のフォーマットが使用される。
受信モジュールがステップS3において、アンテナ111、211および通信部113、213を通じて入力確認パケットを受信し、入力確認パケットに含まれる認証コード(一部)を抽出し、記憶する。ステップS4において、認証コードの全ビットまたは全桁の数字を受信したか否かが判定される。2ビットをLEDの色に割り当てる場合では、N回の受信を行った場合に、全ビットを受信したと判定される。受信回数がNに達するまで、ステップS2、S3が繰り返される。認証コードの数字を提示する方法の場合では、10進数に変換された数字の全桁(例えばN桁)を受信したか否かがステップS4において判定される。ステップS4の結果が肯定となることは、リモートコントローラにおいて認証コードの入力が完了したことを意味する。リモートコントローラが入力した認証コード(共通鍵Kc2)を記憶する。
ステップS4において、認証コードの全ビットまたは全桁の数字を受信したと判定されると、ステップS5において、受信モジュールが発生した認証コード(共通鍵Kc1)とリモートコントローラから受信された認証コード(共通鍵Kc2)とが一致するか否かが判定される。若し、一致しないと判定されると、ステップS14において、認証が失敗したものと判定され、それ以降の処理がなされない。
上述した処理において、ユーザの視認結果と、視認結果に基づくキー入力とに誤りがなければ、(Kc1=Kc2)のはずであり、互いに認証コードを共有しているはずである(ステップS6)。このことを検証するための処理が行われ、誤った共通鍵が記憶媒体に格納されることが回避される。
ステップS7において、受信モジュール110、210が乱数発生器116、216によって平文R1を作成し、暗号化回路114、214において、共通鍵Kc1を使用して平文R1を暗号化し、暗号文パケットPR11が作成され、暗号文パケットPR11が通信部113、213およびアンテナ111、211を通じてリモートコントローラ100、200に対して送信される。
ステップS23において、リモートコントローラ100、200が暗号文パケットPR11を受信し、ステップS24において、暗号文をKc2を使用して暗号化回路104、204で復号し、復号した結果の平文を再度、暗号化回路104、204で暗号化する。その結果、暗号文PR12が得られる。ステップS25において、得られた暗号文PR12が通信部103、203およびアンテナ101、201を通じて相手側の受信モジュール110、210に対して送信される。
リモートコントローラ100、200からの暗号文を受信し、暗号文を暗号化回路114、214において、Kc1を使用して復号する(ステップS8)。復号された平文がもともと受信モジュールが送信した平文R1と一致するか否かが判定される(ステップS9)。一致しない場合には、認証失敗と判定し、ステップS14に処理が移行する。復号された平文がもともと受信モジュールが送信した平文R1と一致する場合には、認証が成功したものと判断し、次に同様の処理がリモートコントローラと受信モジュールとを入れ替えて行われる。
ステップS26において、リモートコントローラ100、200が乱数発生器106、206によって平文R2を作成し、暗号化回路104、204において、共通鍵Kc2を使用して平文R2を暗号化し、暗号文パケットPR21が作成され、暗号文パケットPR21が通信部103、203およびアンテナ101、201を通じて受信モジュール110、210に対して送信される。
ステップS10において、受信モジュール110、210が暗号文パケットPR21を受信し、ステップS11において、暗号文をKc1を使用して暗号化回路114、214で復号し、復号した結果の平文を再度、暗号化回路114、214で暗号化する。その結果、暗号文PR22が得られる。ステップS12において、得られた暗号文PR22が通信部113、213およびアンテナ111、211を通じて相手側のリモートコントローラ100、200に対して送信される。
受信モジュール110、210からの暗号文を受信し、暗号文を暗号化回路104、204において、Kc1を使用して復号する(ステップS27)。復号された平文がもともと受信モジュールが送信した平文R2と一致するか否かが判定される(ステップS28)。一致しない場合には、認証失敗と判定し、ステップS29に処理が移行する。復号された平文がもともと受信モジュールが送信した平文R2と一致する場合には、認証が成功したものと判断する。
上述した処理によって、リモートコントローラ100、200と受信モジュール110、210の両方において、共通鍵の判定が成功した場合に、相互認証の完了状態となる(ステップS13)。ここで、共通鍵が記憶媒体105、115、205、215にそれぞれ記憶される。
このように認証が成功して終了した場合に、どのようにリモートコントロールシステムにおける無線伝送情報のセキュリティが保たれるのかを説明する。なお、認証が終了した後では、図1の構成および図2の構成の何れの処理も同様であるので、図1の構成のリモートコントロールシステムを例に説明する。
ユーザがチャンネル切り替え、音量調整等の機器操作をリモートコントローラ100のキー入力部107を通じて行う。キー入力を検知したCPU102がキーに対応するコマンドのコードを選択し、コマンドコード(平文)を暗号化回路104に送る。暗号化回路104には、記憶媒体105に格納された認証コード(共通鍵)Kc1が予め設定されており、この共通鍵を使用して暗号化処理がなされる。
暗号化回路104からの暗号文がCPU102を経由して通信部103に供給される。通信部103は、暗号文を含むパケットを変調した後、アップコンバートした後、高周波搬送波に重畳してアンテナ101から受信モジュール110に対して送信される。
受信モジュール110は、アンテナ111で受信した信号を通信部113に供給し、搬送波を取り除いた後、ダウンンコバートを行い、復調処理を行い、暗号文を受け取る。この暗号文がCPU112を経由して暗号化回路114に供給される。暗号化回路114には、記憶媒体115に格納された認証コード(共通鍵)Kc2が予め設定されており、この共通鍵を使用して復号処理がなされる。復号処理の結果、平文(リモートコントロール用のコマンドコード)が取り出される。
上述した一連の送受信処理において、無線電波上では、全てのコマンドコードが暗号化されており、この暗号文を復号できるのは、共通鍵を有する機器のみであり、セキュリティを保つことができる。
リモートコントローラ100、200が備える通信部103、203および受信モジュール110、210が備える通信部113、213は、例えばIEEE802.15.4の物理層を使用することができる。IEEE802.15.4は、PAN(Personal Area Network)またはW(Wireless)PANと呼ばれる短距離無線ネットワーク規格の名称であ
る。
る。
この規格の通信レートは、数10k〜数100kbpsであり、通信距離は、数10m〜
数100mになる。また、通信は、フレームの単位で行われる。1フレームは、ペイロード(0〜127バイト)にヘッダ(6バイト)で、最大133バイトのサイズとされる。この通信方式では、送受信方法として複数の形態が可能であるが、リモートコントロールシステムの場合では、リモートコントローラから受信モジュールに対してコマンドを送信し、受信モジュールからの応答をリモートコントローラが受け取る方法が採用される。但し、より複雑な送受信方法を使用することができる。
数100mになる。また、通信は、フレームの単位で行われる。1フレームは、ペイロード(0〜127バイト)にヘッダ(6バイト)で、最大133バイトのサイズとされる。この通信方式では、送受信方法として複数の形態が可能であるが、リモートコントロールシステムの場合では、リモートコントローラから受信モジュールに対してコマンドを送信し、受信モジュールからの応答をリモートコントローラが受け取る方法が採用される。但し、より複雑な送受信方法を使用することができる。
図5は、通信部に含まれる送信機の構成を示す。送信データがQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調器51に供給され、QPSK変調される。QPSK変調器51の
出力信号が拡散変調器52に供給される。拡散変調器52に対して符号発生器53で発生した拡散符号が供給され、DSSS(Direct Sequence Spread Spectrum)方式で拡散され
る。拡散符号として擬似雑音系列が使用される。DS(直接拡散)方式は、高速の拡散符号で位相変調を行い、信号のスペクトルを拡散するSS(スペクトル拡散)方式である。
出力信号が拡散変調器52に供給される。拡散変調器52に対して符号発生器53で発生した拡散符号が供給され、DSSS(Direct Sequence Spread Spectrum)方式で拡散され
る。拡散符号として擬似雑音系列が使用される。DS(直接拡散)方式は、高速の拡散符号で位相変調を行い、信号のスペクトルを拡散するSS(スペクトル拡散)方式である。
拡散変調器52の出力信号が帯域フィルタ54を介して乗算器55に供給される。乗算器55に対してPLLの構成の局部発振器56からの局部発振信号が供給され、乗算器55からは、2.4GHzの周波数帯域にアップコンバートされた送信信号が発生する。送信信号がアンプ57を介してアンテナ58に供給され、送信される。アンプ57のゲインを制御することによって送信出力を可変することができる。
通信チャンネルとしては、2.405GHzから2.410GHz,2.415GHz,・・・・,2.480GHzと、5MHz間隔で16個のチャンネルが設定されている。一実施の形態では、16個のチャンネルの内で、無線LANで使用される可能性のある周波数等となるべく重ならない周波数のチャンネルが複数個例えば3個使用される。局部発振器56が出力する局部発振周波数をチャンネル選択信号SL1によって設定することで、チャンネル設定がなされる。選択信号SL1は、制御部60から出力される。
制御部60は、例えば、CPU、ROM、RAMなどから構成されるマイクロコンピュータであり、ROMなどに記憶されたプログラムを実行することにより、送信機の各部を統括的に制御する。
リモートコントローラの送信機においては、リモートコントロールのためのキー、スイッチ、ボタン、タッチパネル等の入力部59が設けられ、入力部59の操作と対応したコマンドが電子機器に対して送信される。電子機器は、コマンドを正常に受信した場合には、応答をリモートコントローラに対して送信する。
図6は、通信部に含まれる受信機の構成を示す。アンテナ71により受信された信号がLNA(Low Noise Amplifier:低雑音アンプ)72に供給される。アンテナ71は、通常
、送信機のアンテナ58と共用され、送信機および受信機が送受切り換えスイッチによって切り換えられる構成とされる。LNA72の出力信号が乗算器73に供給される。乗算器73に対してPLLの構成の局部発振器74からの局部発振信号が供給され、乗算器73からダウンコンバートされた中間周波数信号(IF(Intermediate Frequency)信号)が発生する。
、送信機のアンテナ58と共用され、送信機および受信機が送受切り換えスイッチによって切り換えられる構成とされる。LNA72の出力信号が乗算器73に供給される。乗算器73に対してPLLの構成の局部発振器74からの局部発振信号が供給され、乗算器73からダウンコンバートされた中間周波数信号(IF(Intermediate Frequency)信号)が発生する。
IF信号が中間周波数アンプ75を介して逆拡散部(拡散復調部)76に供給される。逆拡散部76は、受信信号と受信側で発生した参照拡散符号の相関をとることによって復調を行う。受信信号と参照拡散符号とのタイミングが正確に合っていないと正しい相関値がえられない。通信の開始時に受信側でタイミングを探し、探したタイミングを保持するようになされる。タイミングを探すために、マッチドフィルタ(matced filter)等の相関
器が使用される。
器が使用される。
逆拡散部76の復調信号がQPSK復調器77に供給され、QPSK復調がなされる。QPSK復調器77から受信データが得られる。電子機器の場合では、受信データがコマンドであって、コマンドが電子機器のシステムコントローラ80に供給され、電子機器の動作の制御に使用される。リモートコントローラの場合では、受信データが応答であり、受信した応答が制御部79に供給される。
制御部79は、例えば、CPU、ROM、RAMなどから構成されるマイクロコンピュータであり、ROMなどに記憶されたプログラムを実行することにより、受信機の各部を統括的に制御する。実際には、送信機の制御部60および受信機の制御部79は、共通の構成とされている。
逆拡散部76からの復調信号とLNA72からの出力信号とが受信状態検出部78に供給される。受信状態検出部78は、フレーム例えば認証時のリクエスト信号を受信した場合に、信号自体の強度とノイズ干渉の強度からリンク品質通知(LQI:Link Quality Indicator)を計算し、物理層の上位に通知する機能を有する。LQIは、IEEE802.15.4の物理層において規定されたもので、ディジタルデータの値で示される。LQIは、エラーレートに対応した値となる。LQIが制御部79に対して供給される。電子機器の受信機の受信状態検出部78が演算したLQIが応答と共に、リモートコントローラに対して送信される。
制御部79が発生するチャンネル選択信号SL2が局部発振器74を制御し、例えば複数の異なる周波数のチャンネルの中で、電子レンジの干渉波の影響が少ない所定周波数のチャンネルを選択するようになされる。
この発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、無線通信の方法としては、IEEE802.15.4以外の無線方式を使用しても良い。
100,200・・・・リモートコントローラ
102,112、202、212・・・・CPU
103,113、203、213・・・・通信部
104,114、204、214・・・・暗号化(復号)回路
105,115、205、215・・・・認証コードを記憶する記憶媒体
107、207・・・・キー入力部
110、210・・・受信モジュール
117、217・・・・通信インターフェース
102,112、202、212・・・・CPU
103,113、203、213・・・・通信部
104,114、204、214・・・・暗号化(復号)回路
105,115、205、215・・・・認証コードを記憶する記憶媒体
107、207・・・・キー入力部
110、210・・・受信モジュール
117、217・・・・通信インターフェース
Claims (13)
- リモートコントローラからの制御指示が無線で被制御装置としての電子機器と接続される受信装置に送信されるリモートコントロールシステムにおいて、
リモートコントローラは、無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、認証コード設定用キーを含むキー入力部と、制御部とを有し、
受信装置は、無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、認証コードを提示するための1または複数の発光素子からなる表示部と、被制御装置としての電子機器とのインターフェースと、制御部とを有し、
認証設定時に、上記受信装置において認証コードを生成し、生成した上記認証コードに対応して上記表示部の発光素子の点灯を制御し、
上記リモートコントローラの上記発光素子の点灯に対応する上記認証コード設定用キーの操作によって、上記リモートコントローラに認証コードが設定される
リモートコントロールシステム。 - 上記表示部の発光素子が複数の色の発光素子であり、上記認証コード設定用キーが上記複数の色のキーである請求項1記載のリモートコントロールシステム。
- 上記複数の色が上記認証コードの1または複数ビットの値と対応付けられた請求項2記載のリモートコントロールシステム。
- 上記リモートコントローラに設定される上記認証コードが上記受信モジュールが生成した認証コードと一致することを確認する処理を行う請求項1記載のリモートコントロールシステム。
- 上記電子機器とのインターフェースが赤外線通信である請求項1記載のリモートコントロールシステム。
- リモートコントローラからの制御指示が無線で被制御装置としての電子機器と接続される受信装置に送信されるリモートコントロールシステムにおいて、
リモートコントローラは、無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、数字キーを含むキー入力部と、制御部とを有し、
受信装置は、無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、表示部を備える被制御機器としての電子機器とのインターフェースと、制御部とを有し、
認証設定時に、上記受信装置において認証コードを生成し、生成した上記認証コードに対応して上記電子機器の上記表示部に上記認証コードの数字を表示するように制御し、
上記表示部に表示された上記数字に対応する数字を上記リモートコントローラの上記数字キーの操作によって、上記リモートコントローラに認証コードが設定される
リモートコントロールシステム。 - 上記認証コードの数字は、該認証コードを10進数に変換し、該10進数の1桁の数字と対応付けられた請求項6記載のリモートコントロールシステム。
- 上記リモートコントローラに設定される上記認証コードが上記受信モジュールが生成した認証コードと一致することを確認する処理を行う請求項6記載のリモートコントロールシステム。
- 上記電子機器とのインターフェースが赤外線通信である請求項6記載のリモートコントロールシステム。
- 被制御装置としての電子機器と接続され、リモートコントローラからの制御指示が無線で送信されるリモートコントロールシステムの受信装置において、
無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、認証コードを提示するための1または複数の発光素子からなる表示部と、電子機器とのインターフェースと、制御部とを有し、
認証設定時に、上記認証コードを生成し、生成した上記認証コードに対応して上記表示部の発光素子の点灯を制御することによって、認証コードをリモートコントローラ側に提示する
リモートコントロールシステムの受信装置。 - 被制御装置としての電子機器と接続され、リモートコントローラからの制御指示が無線で送信されるリモートコントロールシステムの受信装置において、
無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、表示部を備える被制御機器としての電子機器とのインターフェースと、制御部とを有し、
認証設定時に、上記認証コードを生成し、生成した上記認証コードに対応して上記電子機器の上記表示部に上記認証コードの数字を表示することによって、認証コードをリモートコントローラ側に提示する
リモートコントロールシステムの受信装置。 - リモートコントローラからの制御指示が無線で受信装置に送信されるリモートコントロールシステムの受信装置を備える電子機器において、
上記受信装置は、
無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、認証コードを提示するための1または複数の発光素子からなる表示部と、電子機器とのインターフェースと、制御部とを有し、
認証設定時に、上記認証コードを生成し、生成した上記認証コードに対応して上記表示部の発光素子の点灯を制御することによって、認証コードをリモートコントローラ側に提示する
リモートコントロールシステムの受信装置を備える電子機器。 - リモートコントローラからの制御指示が無線で受信装置に送信されるリモートコントロールシステムの受信装置を備える電子機器において、
上記受信装置は、
無線通信部と、認証コードを記憶する記憶部と、暗号化/復号回路と、表示部を備える被制御機器としての電子機器とのインターフェースと、制御部とを有し、
認証設定時に、上記認証コードを生成し、生成した上記認証コードに対応して上記電子機器の上記表示部に上記認証コードの数字を表示することによって、認証コードをリモートコントローラ側に提示する
リモートコントロールシステムの受信装置を備える電子機器。
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JP2007216283A JP2009049916A (ja) | 2007-08-22 | 2007-08-22 | リモートコントロールシステム、受信装置および電子機器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2007-08-22 JP JP2007216283A patent/JP2009049916A/ja active Pending
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