JP2009039405A - 介護用オムツ及び介護用マット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】臍下付近を覆う腹当て部材21と臀部を覆う背当て部材22とを有し、これら腹当て部材21と背当て部材22との間に排泄物を収容する収容カップ23を備え、この収容カップ23には、当該収容カップ23内の排泄物を吸引する排泄物処理装置50と接続するための接続口を備えると共に、当該収容カップ23の周囲に弾力性及び伸縮性を有する漏れ防止部材41を設け、この漏れ防止部材41を介して腹当て部材21と背当て部材22とを連結した。
【選択図】図3
Description
この構成によれば、腹当て部材と背当て部材とが漏れ防止部材を介して連結されているため、オムツの装着時に漏れ防止部材を伸縮させることにより、当該漏れ防止部材を使用者の身体に十分フィットさせることができる。このため、収容カップの股間への密着性が向上し、この収容カップ内の排泄物の漏れを防止することができる。
この構成によれば、第1及び第2止着部を介して、漏れ防止部材を胸方向と胴回り方向との二段階に伸縮させた状態で、腹当て部材を背当て部材に止着することができるため、特に、足の付け根部分における身体と収容カップとの密着性が向上し、この収容カップ内の排泄物の漏れを防止することができる。
この構成によれば、使用者がオムツを装着して介護用マットに横たわる場合、オムツの収容カップが穴部に収容されることにより、使用者の体重が直接、収容カップにかかることが防止されるため、使用者が寝心地の悪さを感じることはない。さらに、この穴部に連通する溝部を備え、この溝部に上記ホースを配置することにより、このホースが介護用マット上で使用者の足下に延在することが防止される。このため、使用者が寝心地の悪さを感じることがなく、使用者の快適性を保持することができる。
また、本発明によれば、使用者がオムツを装着して介護用マットに横たわる場合、オムツの収容カップが穴部に収容されることにより、使用者の体重が直接、収容カップにかかることが防止されるため、使用者が寝心地の悪さを感じることはない。さらに、この穴部に連通する溝部を備え、この溝部に上記ホースを配置することにより、このホースが介護用マット上で使用者の足下に延在することが防止される。このため、使用者が寝心地の悪さを感じることがなく、使用者の快適性を保持することができる。
また、上記洗浄口30a、30bには、洗浄水のみならず送風ホース6を介して空気が供給される構成となっている。すなわち、洗浄水により使用者2の各部位を洗浄したあと、空気(乾燥空気)を吹き付けることにより、使用者2の各部位を乾燥させるようになっている。この場合、空気を供給するに先立って、洗浄水ホース5内に残留する洗浄水を吸引して水抜きを行うことが好ましい。
また、上記したチタンメタル特殊表面加工は、撥水効果とともに抗菌効果を有する。これによれば、カップ25の内面への汚水などの付着が防止されるため、このカップ25内でのバクテリア等の細菌の増殖が防止され、当該カップ25内を衛生的に保つことができる。
背当て部材22は、使用者2の腰回り方向に長く形成され、図2及び図3に示すように、使用者2がオムツ20を装着した場合、背当て部材22の左右の両端部22A、22Bは、それぞれ使用者2の腰に巻きつけられ、これら両端部22A、22B同士が当該使用者2の腹部の上で重ねられる。また、背当て部材22は、図3に示すように、汚物収集トレイ24側の縁部略中央に、この汚物収集トレイ24の背面部24Aの形状に合わせて形成された凹部22Cを備え、この凹部22Cと漏れ防止部材41の外面材42とが縫合もしくは接着されることにより、背当て部材22は漏れ防止部材41に固定される。
腹当て部材21及び背当て部材22は、伸縮性を有する漏れ防止部材41にそれぞれ固定されているため、この漏れ防止部材41を介して当該腹当て部材21及び背当て部材22が連結されることになる。これによれば、腹当て部材21と背当て部材22とが直接連結されないため、これら腹当て部材21及び背当て部材22によって漏れ防止部材41の伸縮が規制されることがない。従って、オムツ20の装着時に、漏れ防止部材41を伸縮させることにより、当該漏れ防止部材41を使用者2の身体に十分フィットさせることができる。
また、腹当て部材21は、上記第1止着部45A、45Bと第2止着部46A、46Bとの間に、第3止着部47A、47Bを備える。この第3止着部47A、47Bは、腹当て部材21を背当て部材22により強固に止着するためのものである。これら第2止着部46A、46B及び第3止着部47A、47Bは、腹当て部材21の該当部分にそれぞれベルクロファスナーのフック面を貼着して形成されている。
続いて、腹当て部材21の両端部21D、21Eをそれぞれ胴回り方向に引張り、漏れ防止部材41を当該胴回り方向に伸縮させた状態で、第2止着部46A、46Bを背当て部材22に止着する。最後に第3止着部47A、47Bを背当て部材22に止着し、オムツ20の装着を終了する。
排泄物処理装置50は、図5に示すように、排泄タンク51を備える。この排泄タンク51は、排泄物および汚物(洗浄水など)を貯留するものであり、汚物吸引ホース4を介してオムツ20の汚物吸引ホース接続口26(図2)に接続されている。排泄タンク51の内部には、このタンク51内に貯留された排泄物等の液面位置を検出する液面センサ51aが設けられており、排泄タンク51に貯留されている排泄物等の量が検出される。
符号52は、送風ブロワである。また、排泄タンク51の上部の出口には、液体を除去し気体のみを通過させるセパレータ51bが設けられ、このセパレータ51b(すなわち、排泄タンク51の出口)は、空気管61、脱臭・除菌器53、空気管62を経て送風ブロワ52の吸込口に接続されている。
一方、送風ブロワ52の吐出口には、空気管63、分岐管64、空気管65が順次接続され、空気管65が、送風ホース6を介して送風ホース接続口28(図2)に接続される。これによって、洗浄口34を通ってオムツ20内に空気が供給される。また上記分岐管64の分岐先には、空気管66、二方弁67、空気管68及び分岐管69が順次接続されている。
洗浄水タンク54の上部には、図示せぬ注入口が設けられており、この洗浄水タンク54に洗浄水を給水する場合には、その注入口から注入する。また、洗浄水タンク54の下部には、水抜コック(活栓)72aを備える水管72が接続されており、洗浄水タンク54から洗浄水を抜く場合には、水抜コック72aを開き、水管72から洗浄水を外部に流出させる。さらに、洗浄水タンク54の底部に設けられた水出口には、水管71、ウォータポンプ54e、水管73、分岐管69、水管74が順次接続される。この水管74が、洗浄水ホース5を介して洗浄水ホース接続口27(図2)に接続される。これにより洗浄口30a、30bを通じてオムツ20内に洗浄水が供給される。
まず、吸引工程は、オムツ20から排泄物等を吸引する動作であり、制御部75は、二方弁67を開き、送風ブロワ52を動作させる。これにより、排泄タンク51内は、送風ブロワ52によって空気が吸引されて負圧に保たれ、汚物収集トレイ24に設けられた汚物吸引ホース接続口26より汚物吸引ホース4、排泄タンク51、送風ブロワ52に向かって空気が流れる一方、送風ブロワ52の吐出口から空気管63、空気管65、送風ホース6、洗浄口34を通って、オムツ20内に空気が循環する。
このとき、制御部75がウォータポンプ54eを運転させることにより、洗浄水タンク54内の洗浄水が水管71、水管73、分岐管69、二方弁67を経て空気管65へと流入する。これは、上述のように、洗浄口34の開口面積が、洗浄口30a、30bより大きな面積を有するため、圧損が低いからである。そして、この空気管65内で上記洗浄水と空気とが混合された状態で、送風ホース6を介してオムツ20に送水され、洗浄口34から噴射されることで汚物の流動性を高めることにより汚物の吸引を行うものである。
さらに詳述すると、送風ブロワ52が運転すると、排泄タンク51が負圧に保たれ、セパレータ51bにより、排泄タンク51内の空気だけが空気管61に導かれ、脱臭・除菌器53によって空気に含まれる臭気の除去と、殺菌とが行われ、送風ブロワ52の吸込口に流入する。また、送風ブロワ52の吐出口から吐出された空気は、上記のように臭気と除菌が行われてオムツ20内に導かれ、オムツ20内が衛生に保たれる。
このとき、ウォータポンプ54eを運転させることにより、洗浄水タンク54から洗浄水が水管71、水管73、分岐管69、洗浄水ホース5を経てオムツ20の洗浄口30a、30bから噴射される。つまり、この洗浄工程にあっては、オムツ20内から洗浄水を吸引するために、上述した吸引工程における空気の循環と同様の空気の循環も合わせて行われる。
しかしながら、従来のものでは、収容カップと排泄物処理装置とを接続するホースが介護用マット上の使用者の足下に延在していたため、使用者が違和感を覚え、快適性を損なうといった問題があった。
そこで、本発明は、ホースを介して排泄物処理装置と接続されたオムツを装着した場合であっても、使用者が快適性を保つことのできる介護用マットを提供することにある。
図6は、マット3の構成を示す外観斜視図である。本構成にかかるマット3は、ウレタンフォームで形成されたいわゆるウレタンマットであり、図6に示すように、マット3は持ち運ぶ際に便利なように、それぞれ略矩形状に形成された3つのパーツ(例えば頭部マット81、臀部マット82、脚部マット83)に区分けされている。
頭部マット81と臀部マット82との間には、これら頭部マット81及び臀部マット82を連結する第1連結具84が設けられている。この第1連結具84は、一端84Aが頭部マット81又は臀部マット82の一方(例えば臀部マット82)に縫合されており、他端84Bには、頭部マット81又は臀部マット82の他方(例えば頭部マット81)とベルクロファスナー等で止着する止着面が形成されている。
また、臀部マット82と脚部マット83との間には、これら臀部マット82及び脚部マット83を連結する第2連結具85が設けられている。この第2連結具85は、一端85Aが臀部マット82又は脚部マット83の一方(例えば臀部マット82)に縫合されており、他端85Bには、臀部マット82又は脚部マット83の他方(例えば脚部マット83)とベルクロファスナー等で止着する止着面が形成されている。本実施形態では、脚部マット83は、所定の間隔Wを設けて臀部マット82に連結されている。
また、マット3は、収容貫通穴86に連通し、当該マット3の短手方向に沿って形成される溝部87を備える。この溝部87は、収容貫通穴86に収容される収容カップ23と排泄物処理装置50とを接続する上記各ホース4乃至6が配置されるためのものであり、本実施形態では、臀部マット82と脚部マット83との間に設けられた矩形状の間隔Wが溝部87として機能する。この所定の間隔Wは、各ホース4乃至6を配置するのに十分な幅を有すれば良い。
また、この溝部87は、使用者がマット3に横たわった際に、このマット3における使用者の大腿部から膝部の間に対応する位置に形成されている。これは、人がマットに横たわった場合、大腿部から膝部の間に対応する位置には、体圧がほとんどかからないためである。このように、本構成では、マット3における使用者の大腿部から膝部の間に対応する位置に収容貫通穴86に連通する溝部87を形成し、この溝部87に上記各ホース4乃至6を配置することにより、これら各ホース4乃至6がマット3上の使用者の足下に延在することが防止される。このため、使用者が寝心地の悪さを感じることがなく、使用者の快適性を保持することができる。
さらに、溝部87は上方が開口しているため、ホース4乃至6がオムツ20の収容カップ23と排泄物処理装置50とに接続された状態であっても、このホースを外すことなく、溝部87内に配置することができる。
第1カバー部材90は、この第1カバー部材90の長手方向に沿って形成された凹部90Aを備えて断面略コ字状に形成されている。この第1カバー部材90は、凹部90Aを下に向けて、排泄物処理装置50が配置される側、すなわち、各ホース4乃至6が導出される側の溝部87に配置される。これによれば、各ホース4乃至6は、第2連結具85と凹部90Aとで囲まれる空間内を通じてマット3の外部に導出されるため、各ホース4乃至6がマット3上に延在することを防止できるとともに、当該溝部87により生じる段差を解消することができる。また、第2カバー部材91は略直方体形状に形成されており、上記第1カバー部材90が配置されない側の溝部87に配置されるため、当該溝部87により生じる段差を解消することができる。
また、第1カバー部材90及び第2カバー部材91は溝部87に着脱自在に配置されているため、使用者がマット3に横たわり、各ホース4乃至6を溝部87に配置した後であっても、簡単に第1カバー部材90及び第2カバー部材91を溝部87に嵌めることができる。さらに、排泄物処理装置50の位置に応じて当該第1カバー部材90及び第2カバー部材91の位置を簡単に交換することができる。
本構成では、マット3の収容貫通穴86の深さ(すなわちマット3の厚み)Hは、使用者2の上体を起こした場合にも、汚物吸引ホース4が介護用ベッド7のフレームに当接しない深さ(具体的には、約130mm)に設定されている。このため、汚物吸引ホース4がベッド7のフレームに当接することにより使用者に違和感が生じることを防止して、使用者の快適性を保つことができる。
マット3(頭部マット81)は、硬さの異なる複数(本実施形態では3つ)のウレタンマットを積層配置して構成されている。本構成では、下層マット81Aが最も硬い素材(例えばチップウレタン)で形成されており、この下層マット81Aから中層マット81B(例えば高弾性ウレタン)、上層マット81C(例えば低反発ウレタン)となるに従い順次柔らかくなるようになっている。また、本構成では、下層マット81A、中層マット81B、上層マット81Cの厚みt1、t2、t3の比率を略2:2:9となるように設定されている。
これら各マット81A、81B、81Cの硬さ及び厚みの比率は、数々の実験に基づいて決定されている。このように、マット3は、下層マット81A、中層マット81B、上層マット81Cを備え、これら各マット81A〜81Cを上層になるに従い、順次柔らかくなるように形成することにより、体圧の分散性が高まり、使用者がマットで寝そべった際に床ずれが生じにくくなる。
また、マット3は、硬さの異なる複数のウレタンマットを積層配置して形成されているため、マット3にかかる体圧を効果的に分散させることができる。また、このマット3はウレタンマットであるため、収容貫通穴86及び溝部87を容易に形成することができる。
例えば、本実施形態では、漏れ防止部材41のクッション材43として、低反発ウレタン素材を用いているが、これに限らず、柔軟性を有するゴム材(ドライポリマ)、ゲル状の蓄冷材(高分子吸水ポリマ)であっても良い。さらに、クッション材として空気(窒素)を用いて、必要に応じて、外面材42内に空気を封入して、漏れ防止部材を使用者の身体に密着させる構成としても良い。
また、本実施形態では、マット3は、分割された臀部マット82及び脚部マット83を備え、この脚部マット83は、所定の間隔Wを設けて臀部マット82に連結することにより、この間隔Wを溝部87として機能させているが、これに限らず、マット上に溝部を形成する構成としても良い。
4 汚物吸引ホース
20 オムツ
21 腹当て部材
22 背当て部材
23 収容カップ
24 汚物収集トレイ
25 カップ
26 汚物吸引ホース接続口
27 洗浄水ホース接続口
28 送風ホース接続口
41 漏れ防止部材
42 外面材
43 クッション材
45A 第1止着部
45A 第1止着部
46A 第2止着部
47A 第3止着部
50 排泄物処理装置
81A〜83A 下層マット
81B〜83B 中層マット
81C〜83C 上層マット
86 収容貫通穴(穴部)
87 溝部
90 第1カバー部材(カバー部材)
90A 凹部
91 第2カバー部材
Claims (9)
- 臍下付近を覆う腹当て部材と臀部を覆う背当て部材とを有し、これら腹当て部材と背当て部材との間に排泄物を収容する収容カップを備え、この収容カップには、当該収容カップ内の排泄物を吸引する排泄物処理装置と接続するための接続口を備えると共に、当該収容カップの周囲に弾力性及び伸縮性を有する漏れ防止部材を設け、この漏れ防止部材を介して前記腹当て部材と前記背当て部材とを連結したことを特徴とする介護用オムツ。
- 前記腹当て部材は、この腹当て部材の胸側に設けられ、前記漏れ防止部材を当該胸方向に伸縮させた状態で前記背当て部材に止着される第1止着部と、前記収容カップ側に設けられ、前記漏れ防止部材を胴回り方向に伸縮させた状態で前記背当て部材に止着される第2止着部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の介護用オムツ。
- 前記第2止着部は、前記第1止着部よりも胴回り方向に突出して形成されていることを特徴とする請求項2に記載の介護用オムツ。
- 前記漏れ防止部材は、発泡合成樹脂素材の内部にクッション材を備えて構成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の介護用オムツ。
- 前記クッション材は、低反発ウレタンフォームで形成されていることを特徴とする請求項4に記載の介護用オムツ。
- 股間にあてがわれる収容カップを備え、この収容カップには、ホースを介して、当該収容カップ内の排泄物を吸引する排泄物処理装置が接続されるオムツを装着した使用者が横たわる介護用マットにおいて、
前記収容カップを収容する穴部と、この穴部に連通し、前記収容カップに接続された前記ホースが配置される溝部とを備えることを特徴とする介護用マット。 - 前記溝部は、前記使用者の大腿部から膝部の間に対応する位置に、当該マットの短手方向に沿って設けられることを特徴とする請求項6に記載の介護用マット。
- 前記溝部には、前記ホースが配置された状態で当該溝部を覆うカバー部材が配置されることを特徴とする請求項6または7に記載の介護用マット。
- 硬さの異なる複数のウレタンマットを積層配置して形成されていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の介護用マット。
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