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JP2009039251A - 栞兼用傘入れ、およびその製造方法 - Google Patents

栞兼用傘入れ、およびその製造方法 Download PDF

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JP2009039251A
JP2009039251A JP2007206390A JP2007206390A JP2009039251A JP 2009039251 A JP2009039251 A JP 2009039251A JP 2007206390 A JP2007206390 A JP 2007206390A JP 2007206390 A JP2007206390 A JP 2007206390A JP 2009039251 A JP2009039251 A JP 2009039251A
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JP
Japan
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umbrella
bag
umbrella bag
folded
holder body
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JP2007206390A
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Inventor
Kazuaki Takahashi
一明 高橋
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NAADA KK
Original Assignee
NAADA KK
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Abstract

【課題】傘を差し込む段階で常に傘の石突きが袋にあたる部分が一重にならないように工夫することにより傘袋の破断を防止し、水滴の収容が確実であって、かつ、製作操作が容易な傘入れを経済的に提供すると共に、通常は栞として使用しながら携行できる傘入れ、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の栞兼用の傘入れは、2つ折りして栞形状となる板状のホルダ体10と、該2つ折りしたホルダ体に折り畳まれて挟持される傘袋20を有する。傘袋20は、薄い合成樹脂製有底筒状袋であって、開口部は2つの開口傘袋部20Tが形成されており、傘袋は該開口傘袋部20Tを残して底部25を巻き上げ中心としてロール状に巻かれると共に、該開口傘袋部連接面を内側として2つ折りされ、ロール状の傘袋上縁をカバーする開口傘袋部20Tをホルダ体10に貼着して挟持された構成を具備する。
【選択図】図5

Description

本発明は軽量で嵩ばらず、製造が簡単で使用後の破棄が可能であって、廃棄・燃焼時、大気を汚染せず、通常は栞として使用できる携帯用傘入れに関する。
雨天時に使用の濡れた傘は、車内・ビル内への持込の際、雫の落下による床濡れを発生させた。濡れた床は滑りやすく歩行者には危険であった。
そこで、店舗・公共施設・ホテルなどでは入り口に簡易傘袋を用意している場合が多い。しかし、電車・バス内での不都合は解消されていない。
そのような不便を解消すべく、下記の文献に簡易傘入れが提案されている。
下記特許文献1には、開口部分が露呈するように折り畳んだ、あるいは巻かれた軟質プラスチック製の傘袋が開示され、特許文献2には、濡れた傘を収納する細長い袋状カバー体の開口部に結び部を形成した構成が開示されている。
特開平9−252817号公報 実開昭62−75712号公報
これらの開示されている簡易傘袋は袋内に傘を挿入する場合、傘の石突きが当たる袋の先端部分が一重となる構造のため、収納する段階で袋の先端部分を傘の先で突いて袋を破断してしまう不都合があった。そして、破れている部分から収容した水滴が洩れてしまい雨滴収容の役目を果たさなかった。また、筒状の薄いフイルム製の傘袋と筒状のホルダ体との接着作業は困難な作業であった。
また、この種傘入れは常時携行しているものとは限らず、急の雨などに役立たない場合が多かった。さらに一度使用して水滴が付着してしまうと再度使用することがなく、ほとんどの場合使い捨てとなっていた。廃棄された傘入れは焼却処分されるが石油系の合成樹脂で作成されている場合には燃焼により排ガスを排出するので、大気を汚染する危惧があった。
そこで、この発明の傘入れは、傘を差し込む段階で常に傘の石突きが袋にあたる部分が一重にならないように工夫することにより傘袋の破断を防止し、水滴の収容が確実であって、かつ、製作操作が容易な傘入れを経済的に提供すると共に、通常は栞として使用しながら携行できる傘入れ、およびその製造方法を提供する。
上記課題を解決するため、本発明の栞兼用の傘入れは、2つ折りして栞形状となる板状のホルダ体と、該2つ折りしたホルダ体に折り畳まれて挟持される傘袋、を有する。
そして、傘袋は、薄い合成樹脂製有底筒状袋であって、開口部は長手方向に伸びる切込みにより形成される2つの開口傘袋部が形成されており、傘袋は該開口傘袋部を残して底部を巻き上げ中心としてロール状に巻かれると共に、該開口傘袋部連接面を内側として2つ折りされている。さらに、切込み部から傘袋を折り返してロール状傘袋の上縁をカバーする開口傘袋部をホルダ体に貼着して挟持された構成を具備する。
本発明の2つ折りして栞形状となる板状のホルダ体と、該2つ折りしたホルダ体に折り畳まれて挟持される傘袋を有する栞兼用傘入れの製造方法は、薄い合成樹脂製有底筒状の傘袋の開口部分に一対の切込みを入れる工程と、傘袋を該切込み部分を残して底を巻き中心として傘袋をロール状に巻く工程と、ロール状に巻かれた傘袋を、巻き残されている切込み部の連接側を内側として2つ折りする工程と、切込みから傘袋を折り返してロール状傘袋の上縁をカバーする工程と、折り返した傘袋とホルダ体とを貼着する工程とを有し、
ホルダ体の端縁上部に紐・リボンなどの綴じ道具を取り付けホルダ体の2つ折を綴じ合わせる構成を具備する。
本発明の栞兼用傘入れは、栞として常時携行でき、降雨時での傘入れとしての使用においては、傘を差し込む段階で常に傘の石突きが袋にあたる部分が一重にならないので傘収納時、傘袋の破断の危惧がなく、水滴の収容が確実である。
本発明の栞兼用傘入れの製造方法は、製作操作が容易で経済的に提供できる。
本発明の実施の形態例を図面を参照して説明する。
図1は本発明の栞兼用傘入れの斜視図、図2は図1線a−a断面説明図である。
栞兼用傘入れ100はホルダ体10と、ホルダ体10に貼着される傘袋20とを有する。傘袋20は折り畳まれてホルダ体10内に収納されている。
ホルダ体10は、図3に示すように、横長でその長さ寸法を寸法N、幅寸法を寸法Mとする1枚の紙、あるいは生分解性を有する合成樹脂などより形成される矩形板状体である。ホルダ体10は一枚の横長矩形板状体の長手方向を半分に折って傘袋20を挟持する構成を有し、端縁15は開放状態としている。
端縁15の上部には小穴13を穿孔している。そして、2つ折りしたとき、小穴13は重なってリボンなどの綴じ道具を通して結ぶことにより、折ったホルダが拡開しないようにすることができる。さらに、ホルダ体10を2つ折りしたとき、ほぼ5〜6cm×10〜11cmの大きさとなり、栞として利用できる大きさとしている。
図4は傘袋20の構成を示している。傘袋20は、薄い合成樹脂フイルムよりなる底部25を有する筒状体であって、上端縁を開口して開口部20Aとなっている。傘袋20は生分解性を有する、例えばポリ乳酸などよりなる樹脂フイルムなどで形成することにより廃棄処理による環境汚染を防止することができる。
傘袋20の開口部20Aには長手方向に伸びる切断した切り込み部21を形成している。この切込み部21は開口部20Aの対向位置に2箇所(一対)形成され、長さはホルダ体10の幅寸法Mの1/2〜2/3程度の寸法としている。
この傘袋20は、折り畳まれた状態でホルダ体10に収納される。
次に、傘袋20の折り畳み方を図5を参照して説明する。図5は構成説明の便宜上誇大、模型化して表示している。
傘袋20は底部25を巻き中心として巻き始め、ロール状に巻き上げる。このときの巻き幅はほぼホルダ体10の幅寸法Mの2倍弱とする。巻き終わりは開口部20Aを巻き込まずに、切込み21を残した状態とする。傘袋は残された切込み部分により傘袋20上部に2つの開口傘袋部20Tが形成される。巻き終わり側の開口傘袋部20Tは、図5(a)に示すように、ロール状の傘袋から突出している。
次に、この状態の傘袋20をホルダ体10に収容・挟持されるように折り畳む。
ロール状に巻き上げた傘袋20の巻き終わり側、開口傘袋部20Tを連接している側を内側面となるように、ロール形状に巻かれている傘袋を中心位置20Hから2つ折りする。・・・図5(b)参照
次に、開口傘袋部20Tを切込み部21から折り返すと、開口傘袋部20Tは2つ折りされたロール状の傘袋20の上縁をそれぞれカバーする。
このように折り畳まれた傘袋20をホルダ体10に取り付ける。・・図6参照
先ず、開口傘袋部20Tを切り込み部21,21から反転して、折り畳まれている傘袋20のそれぞれの上部を被覆する。この状態で傘入れ100の開口29が形成される。
次に、ホルダ体10の長手方向半面、例えば折り曲げた半面を10A、他の面を10Bとすると、ホルダ体半面10A(あるいは10B)に折り畳んだ傘袋20を貼着する。切込み部21を反転させた開口傘袋部20Tに接着剤30を付ける。そして、ホルダ体の半面10A(あるいは10B)の傘袋を取り付ける位置に接着剤30を塗布し傘袋20を貼着する。
そして、ホルダ体10の残りの半分の部分10B(あるいは10A)を折り曲げて、傘袋20の反対面の半面に貼着する。
この貼着時において、開口傘袋部20Tの上部のみを糊代とすると、開口傘袋部20Tの上部のみがホルダ体10の上部に貼着され、開口傘袋部20Tの下側半分は接着剤が付いていないので、接着剤のはみ出しがあってもホルダ体と折り畳まれている傘袋20とを接着する危惧がなくなる。
この栞兼用の傘入れの製作は、ロール状に巻き上げた袋を2つ折りすることによりホルダ体への収容形態となり、傘袋の折り畳み操作が簡素化される。さらに、折り畳んだ傘袋20の開口傘袋部20Tを折り返してロール状傘袋の上縁をカバーする動作と、板状のホルダ体10に片面を貼着し、反対面の開口傘袋部20Tにホルダ体10を折り重ねる動作でホルダ体10と傘袋20の固着が完了する。
そして、小穴13に綴じ道具である細巾リボン40などの紐を通して結ぶと、2つ折りしたホルダ体が開くことがなく、ホルダ体10に収容、折り畳まれて挟持されている傘袋が不用意に飛び出して拡開してしまうことがなくなる。さらに、傘袋を収容したホルダ体は嵩張らず、ほぼ栞の寸法を有しているので、通常は栞として携行し、使用することができる。
このように構成することにより、2つ折のホルダ体10に、上部の開口傘袋部20Tのみが貼着されると共に開口29を形成した折り畳まれた傘袋20が収容され、栞兼用の携帯傘入れ100が完成する。
また、ホルダ体10の表面に広告文章60、例えば「アイ会社」などを記載することにより、宣伝効果を付加することができる。
次に、栞兼用携帯傘入れ100の使用法を説明する。・・図7、図8参照
携行時は栞として本の間に挟む、あるいはバッグなどに入れて所持する。
傘入れとして使用時には、傘50の石突き部53を携帯傘入れ100の傘袋20の開口部29に挿入する。挿入に従って石突き部53が2つ折り部20Hに突き当たる。このときの傘袋20は重なりあっている。さらに石突き部53を深く挿入すると、傘袋20のロール巻きが解かれてゆき伸ばされてゆく。さらに石突き部53を押し込んでも、石突き部53が当たっている部分は傘袋20の底部25に到達するまで多重となっており、傘袋20を石突き部53で突き破ることが無い。
図8は使用状態を示す。傘袋20は栞(ホルダ体10)に上端を固定した状態で傘50を被覆することができる。また、栞兼用傘入れ100を傘50を挿入して所持することにより、広告文字60が露出して宣伝効果を発揮する。
本発明の栞兼用傘入れの斜視図 図1の線a−a断面図 ホルダ体の平面説明図 傘袋の斜視図 傘袋の畳み方の説明図 傘袋のホルダへの取り付け工程説明図 傘挿入時の使用状態説明図 栞兼用傘入れの使用状態説明図
符号の説明
10 ホルダ体
20 傘袋
20T 開口傘袋部
21 切込み部
25 底部
30 接着剤
40 リボン
50 傘
53 石突き部
60 広告
100 栞兼用傘入れ

Claims (3)

  1. 2つ折りして栞形状となる板状のホルダ体と、
    該2つ折りしたホルダ体に折り畳まれて挟持される傘袋、を有する栞兼用傘入れであって、
    前記傘袋は、薄い合成樹脂製有底筒状袋であって、開口部は長手方向に伸びる切込みにより形成される2つの開口傘袋部が形成されており、
    傘袋は該開口傘袋部を残して底部を巻き上げ中心としてロール状に巻かれると共に、該開口傘袋部連接面を内側として2つ折りされ、
    切込み部から傘袋を折り返してロール状傘袋の上縁をカバーする開口傘袋部をホルダ体に貼着して挟持されている栞兼用傘入れ。
  2. 前記ホルダ体の端縁上部には紐・リボンなどの綴じ手段を配設し、収容する傘袋の飛び出しを防止してなる請求項1記載の栞兼用傘入れ。
  3. 2つ折りして栞形状となる板状のホルダ体と、該2つ折りしたホルダ体に折り畳まれて挟持される傘袋を有する栞兼用傘入れの製造方法であって、
    薄い合成樹脂製有底筒状の傘袋の開口部分に一対の切込みを入れる工程と、
    前記傘袋を該切込み部分を残して底を巻き中心として傘袋をロール状に巻く工程と、
    ロール状に巻かれた傘袋を、巻き残されている切込み部の連接側を内側として2つ折りする工程と、
    前記切込みから傘袋を折り返してロール状傘袋の上縁をカバーする工程と、
    該折り返した傘袋とホルダ体とを貼着する工程とを有し、
    ホルダ体の端縁上部に紐・リボンなどの綴じ道具を取り付けホルダ体の2つ折を綴じ合わせた栞兼用傘入れの製造方法。
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