JP2009033632A - WiMAXシステム、無線端末及び無線基地局 - Google Patents
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Abstract
【課題】Down Link通信のみが可能なエリアにおいてDown Linkサービスのみを行うWiMAXシステム、及びこれに用いる無線端末及び無線基地局を提供する。
【解決手段】WiMAX基地局3が測距信号をWiMAX機能搭載無線端末4から受信できない場合、又は、WiMAX機能搭載無線端末4が調整値情報に応じたパラメータの調整を所定回数行っても調整が完了しない場合には、WiMAX機能搭載無線端末4からWiMAX基地局3への上り通信に関しては異種網9を介してネゴシエーションを行って通信を確立させ、WiMAX基地局3からWiMAX機能搭載無線端末4への下り通信のみをWiMAX網を介して行う。
【選択図】図2
【解決手段】WiMAX基地局3が測距信号をWiMAX機能搭載無線端末4から受信できない場合、又は、WiMAX機能搭載無線端末4が調整値情報に応じたパラメータの調整を所定回数行っても調整が完了しない場合には、WiMAX機能搭載無線端末4からWiMAX基地局3への上り通信に関しては異種網9を介してネゴシエーションを行って通信を確立させ、WiMAX基地局3からWiMAX機能搭載無線端末4への下り通信のみをWiMAX網を介して行う。
【選択図】図2
Description
本発明はWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access[IEEE 802.16a])システム、及びそれに用いる無線端末並びに無線基地局に関する。
現状のWiMAXシステムにおいて、Down Link通信と比較して、Up Link通信は、通信エリアが狭い。これは、WiMAX基地局3とWiMAX機能搭載無線端末4との送信電力の非対称性や送受信タイミングが問題となるためである。
図10のように、WiMAX基地局3は、WiMAX機能搭載無線端末4からのCDMA Ranging Requestを受信することにより、パワー、タイミング、周波数の調整値をRanging ResponseによってWiMAX機能搭載無線端末4に通知し、許容の範囲内の値となったらRangingが完了したことをRanging ResponseによってWiMAX機能搭載無線端末4へ通知する。
WiMAX機能搭載無線端末4は、Rangingが完了したことを通知されるまでは、WiMAX基地局3からRanging Responseによって通知される調整値を参考にして規定の回数、繰り返してWiMAX基地局3へCDMA Ranging Requestを送信し、パワー、タイミング、周波数を調整する。しかし、規定の回数調整を行ってもRangingが完了したことがWiMAX基地局3からWiMAX機能搭載無線端末4に通知されない場合、すなわちいずれかの値が調整しきれない場合がある。これらのパラメータを調整しきれない場合には、Network Entryは失敗に終わり、該当のWiMAX機能搭載無線端末4は、Down Link/Up Linkともにサービスを受けられない。
CDMA Ranging Requestの規定の回数内において、許容の範囲内に調整しきれない原因として、一つ目にWiMAX基地局3の送信電力と比較して、WiMAX機能搭載無線端末4の送信電力が小さいことが挙げられる。
WiMAX機能搭載無線端末4は、PCなどの情報機器とともに用いるか、携帯電話端末のように単独で用いることが多く、これらの場合には省電力で動作する必要がある。そのため、WiMAX基地局3と比較すると、最大電力時であっても、WiMAX機能搭載無線端末4の消費電力の方が小さい。WiMAX基地局3が送信側となるDown Linkは、WiMAX機能搭載無線端末4が十分受信電界が良好な状態で受信できるエリアであっても、WiMAX機能搭載無線端末4が送信側となるUp Linkは十分な受信電界が得られない場合が多い。
WiMAX機能搭載無線端末4は、PCなどの情報機器とともに用いるか、携帯電話端末のように単独で用いることが多く、これらの場合には省電力で動作する必要がある。そのため、WiMAX基地局3と比較すると、最大電力時であっても、WiMAX機能搭載無線端末4の消費電力の方が小さい。WiMAX基地局3が送信側となるDown Linkは、WiMAX機能搭載無線端末4が十分受信電界が良好な状態で受信できるエリアであっても、WiMAX機能搭載無線端末4が送信側となるUp Linkは十分な受信電界が得られない場合が多い。
CDMA Ranging Requestの規定の回数内において、許容の範囲内に調整しきれない原因として、二つ目にCDMA Ranging Requestでは、パワー以外にタイミングの調整も行っており、Up Linkに関しては、複数台のWiMAX機能搭載無線端末4の送信をWiMAX基地局3が受信するために、それぞれの受信がずれるとSubchannel間の干渉を生み、復調に大きく影響することが挙げられる。
Down Linkに関しては、WiMAX機能搭載無線端末4は、Down Link Subframeの先頭をPreambleにて識別するため、伝播によって遅延が生じても特に問題ないが、Up Linkに関しては、WiMAX基地局3はUp Link Subframeの先頭をDown Link Subframeの終了とのTTG(Transmit/Receive Transition Gap)で定義しているため、伝播による遅延が大きすぎると、WiMAX基地局3がCDMA Ranging Requestを受信できない場合がある。
Down Linkに関しては、WiMAX機能搭載無線端末4は、Down Link Subframeの先頭をPreambleにて識別するため、伝播によって遅延が生じても特に問題ないが、Up Linkに関しては、WiMAX基地局3はUp Link Subframeの先頭をDown Link Subframeの終了とのTTG(Transmit/Receive Transition Gap)で定義しているため、伝播による遅延が大きすぎると、WiMAX基地局3がCDMA Ranging Requestを受信できない場合がある。
Up Link通信が困難な場合や品質が悪い場合に、特許文献1のように移動網などの異種網へハンドオーバしたり、特許文献2のように中継器によって信号源を増幅するという手法もあるが、Down LinkサービスのみWiMAXシステムで通信を行うことは実現されていない。しかも、特許文献1に開示される発明は、WiMAXでのUp Linkサービスが不要でDown Linkサービスのみが必要な場合でも異種網へハンドオーバするため、異種網を介した通信料金の方が高額である場合には、ユーザは不必要に高い通信料金を負担しなければならなくなる。また、特許文献2に開示される発明は、中継器を設置するために設備投資が必要となるという問題がある。
Down Linkの通信に関連する技術として、特許文献3に開示される「通信システム」や、特許文献4に開示される「無線通信システムおよびその再送制御方式」がある。
特開2005−184820号公報
特開2006−196985号公報
特開2003−153238号公報
特開平8−274758号公報
しかし、特許文献3や特許文献4に開示される発明は、Down Linkサービスの通信システムが特定されておらず、WiMAXシステムを想定したものではない。しかも、これらの特許文献に開示される発明は、接続方法に関する開示がなされていない。
さらに、特許文献3に開示される発明は、Down Linkサービスが放送に限定される構成であり、放送以外のDown Linkサービスに適用可能な構成ではない。
よって、上記特許文献3や4に開示される発明は、Down LinkサービスのみWiMAXシステムで行うことはできなかった。
本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、Down Link通信のみが可能なエリアにおいてDown Linkサービスのみを行うWiMAXシステム、及びこれに用いる無線端末及び無線基地局を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、第1の態様として、WiMAX網及びこれとは異なる任意の通信網である異種網を介して接続される少なくとも一つの無線端末及び無線基地局と、異種網を介して無線基地局にアクセスする無線端末を認証する認証局とを有するWiMAXシステムであって、無線端末は、無線基地局との通信を確立するためにWiMAX網を介して無線基地局へ測距信号を送出する手段と、無線基地局からWiMAX網を介して受信した応答信号に含まれる調整値情報に応じて、測距信号の通信パラメータを調整する手段とを有し、無線基地局は、無線端末からWiMAX網を介して受信した測距信号のパラメータが、所定の範囲内にあるか否かを判断する手段と、測距信号のパラメータが所定の範囲内にある場合には完了通知を、所定の範囲内に無い場合には調整値情報を含んだ応答信号をWiMAX網を介して無線端末へ返信する手段とを有し、無線基地局が測距信号を無線端末から受信できない場合、又は、無線端末が調整値情報に応じたパラメータの調整を所定回数行っても調整が完了しない場合には、無線端末から無線基地局への上り通信に関しては異種網を介してネゴシエーションを行って通信を確立させ、無線基地局から無線端末への下り通信のみをWiMAX網を介して行うことを特徴とするWiMAXシステムを提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第2の態様として、WiMAX網を介して接続される少なくとも一つの無線端末及び無線基地局と、WiMAX網とは異なる任意の通信網である異種網を介して無線基地局にアクセスする無線端末を認証する認証局とを有するWiMAXシステムであって、無線端末は、接続された他の装置の備える通信機能を用いて異種網を介して無線基地局と通信する手段と、無線基地局との通信を確立するためにWiMAX網を介して無線基地局へ測距信号を送出する手段と、無線基地局からWiMAX網を介して受信した応答信号に含まれる調整値情報に応じて、測距信号の通信パラメータを調整する手段とを有し、無線基地局は、異種網を介して無線端末と通信する手段と、無線端末からWiMAX網を介して受信した測距信号のパラメータが、所定の範囲内にあるか否かを判断する手段と、測距信号のパラメータが所定の範囲内にある場合には完了通知を、所定の範囲内に無い場合には調整値情報を含んだ応答信号をWiMAX網を介して無線端末へ返信する手段とを有し、無線基地局が測距信号を無線端末から受信できない場合、又は、無線基地局が調整値情報に応じたパラメータの調整を所定回数行っても調整が完了しない場合には、無線端末から無線基地局への上り通信に関しては他の装置が備える通信機能を用いて異種網を介してネゴシエーションを行って通信を確立させ、無線基地局から無線端末への下り通信のみをWiMAX網を介して行うことを特徴とするWiMAXシステムを提供するものである。
上記本発明の第1又は第2の態様においては、認証局が設置された第1のネットワークと無線基地局が設置された第2のネットワークとを接続し、無線基地局を管理するゲートウェイを有し、ゲートウェイは、管理する全ての無線基地局と認証局とに、管理している無線基地局の情報を所定の間隔で配信することが好ましい。また、通信パラメータは、応答要求信号のパワー、タイミング及び周波数の少なくとも一つを含むことが好ましい。また、無線基地局は、無線端末への下り通信に関して異種網を介してネゴシエーションを行って通信を確立させる手段を有することが好ましい。また、無線基地局は、WiMAX網を介しての下り通信に関して、全ての無線端末に対して同じ帯域を割り当てることが好ましい。また、認証局の認証結果に基づいて、異種網を介してのWiMAX機能搭載無線端末からWiMAX基地局への上り通信に課金する課金手段をさらに有することが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第3の態様として、WiMAX網及びこれとは異なる任意の通信網である異種網を介して無線基地局と接続される無線端末であって、無線基地局との通信を確立するためにWiMAX網を介して無線基地局へ測距信号を送出する手段と、無線基地局からWiMAX網を介して受信した応答信号に含まれる調整値情報に応じて、測距信号の通信パラメータを調整する手段とを有し、調整値情報に応じたパラメータの調整を所定回数行っても調整が完了しない場合、又は、無線基地局が測距信号を受信できない場合には、無線基地局への上り通信に関しては異種網を介してネゴシエーションを行って通信を確立させ、無線基地局からの下り通信のみをWiMAX網を介して行うことを特徴とする無線端末を提供するものである。
本発明の第3の態様においては、通信パラメータは、応答要求信号のパワー、タイミング及び周波数の少なくとも一つを含むことが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第4の態様として、WiMAX網及びこれとは異なる任意の通信網である異種網を介して少なくとも一つの無線端末と接続される無線基地局であって、無線端末からWiMAX網を介して受信した測距信号のパラメータが、所定の範囲内にあるか否かを判断する手段と、測距信号のパラメータが所定の範囲内にある場合には完了通知を、所定の範囲内に無い場合には調整値情報を含んだ応答信号をWiMAX網を介して無線端末へ返信する手段とを有し、測距信号を無線端末から受信できない場合、又は、無線端末が調整値情報に応じたパラメータの調整を所定回数行っても調整が完了しない場合には、無線端末からの上り通信に関しては異種網を介してネゴシエーションを行って通信を確立させ、無線端末への下り通信のみをWiMAX網を介して行うことを特徴とする無線基地局を提供するものである。
本発明の第4の態様においては、無線端末への下り通信に関して異種網を介してネゴシエーションを行って通信を確立させる手段を有することが好ましい。また、WiMAX網を介しての下り通信に関して、全ての無線端末に対して同じ帯域を割り当てることが好ましい。
本発明によれば、Down Link通信のみが可能なエリアにおいてDown Linkサービスのみを行うWiMAXシステム、及びこれに用いる無線端末及び無線基地局を提供できる。
〔第1の実施形態〕
本発明を好適に実施した第1の実施形態について説明する。
WiMAXシステムにおいては、図1に示すようにDowm Link及びUp Linkの通信が可能なエリア1の他に、Down Link通信のみが可能なエリア2がエリア1の外側に存在する。本実施形態に係るWiMAXシステムは、Down Linkは受信電力やタイミングが良好であるが、Up Linkは受信電力やタイミングが十分でないDown Linkのみ通信可能なエリアにおいて、Down Linkのみのサービスを提供するためのものである。
本発明を好適に実施した第1の実施形態について説明する。
WiMAXシステムにおいては、図1に示すようにDowm Link及びUp Linkの通信が可能なエリア1の他に、Down Link通信のみが可能なエリア2がエリア1の外側に存在する。本実施形態に係るWiMAXシステムは、Down Linkは受信電力やタイミングが良好であるが、Up Linkは受信電力やタイミングが十分でないDown Linkのみ通信可能なエリアにおいて、Down Linkのみのサービスを提供するためのものである。
Down Link通信のみが可能なエリア2において、CDMA Rangingが成功しない場合に、図2に示すように、Ranging以外のNetwork EntryのためのマネージメントメッセージでのネゴシエーションをDown Linkに関してはWiMAX基地局3とWiMAX機能搭載無線端末4とで直接行い、Up Linkに関してはWiMAX基地局3とWiMAX機能搭載無線端末4とで直接は行わず、異種網9及びCSN(Connectivity Service Network)8のCA(Certificate Authority)6経由で行う。
異種網9とは、第3世代携帯電話網や第2世代携帯電話網(PDCやGSMなど)、PHS網、固定電話網、無線LAN、有線LANなどの通信網である。これらの異種網接続のデバイス(後述の異種網通信部104)は、WiMAX機能搭載無線端末4にWiMAX用の通信デバイス(後述のWiMAX通信部103)とデュアル又はマルチで搭載されている。
CDMA Rangingが完了しない場合、Ranging以外のNetwork EntryのためのマネージメントメッセージでのネゴシエーションをDown Linkに関してはWiMAX基地局3とWiMAX機能搭載無線端末4とで直接行い、Up Linkに関してはWiMAX基地局3とWiMAX機能搭載無線端末4とで直接行うのではなく、異種網9及びCSN8のCA6経由で行う。
すなわち、CDMA Rangingが完了しない場合には、WiMAXシステムは図3に示すシーケンスフローに従ってNetwork Entry及びデータパス生成を行う。ここで、CDMA Rangingが完了しない場合とは、規定の回数内にパワー、タイミング等を調整しきれないときを指している。
Up Linkに異種網9を用いることにより、WiMAXシステムのマネージメントメッセージの要求応答を行い、必要なネゴシエーションを行う。マネージメントメッセージとは、Ranging以外のWiMAXのマネージメントメッセージ全てであり、例として、SS Basic CapabilityやRegistrationやPrivacy Key Managementがある。
図4に、WiMAX機能搭載無線端末4の機能構成を示す。WiMAX機能搭載無線端末4は、制御部101、パラメータ調整部102、WiMAX通信部103、異種網通信部104を有する。制御部101は、WiMAX機能搭載無線端末4のWiMAX無線基地局3との通信に関する動作を制御する。パラメータ調整部102は、WiMAX無線基地局3からWiMAX網を介して受信したRanging Responseに含まれる調整値情報を抽出し、WiMAX通信におけるパラメータを調整する。WiMAX通信部103は、WiMAX網を介して情報を送受信するための機能部である。異種網通信部104は、異種網9を介して情報を送受信するための機能部である。なお、異種網通信部104は、2種類以上の通信網に対応できるように複数実装されていても良い。
図5に、WiMAX基地局3の機能構成を示す。WiMAX無線基地局3は、制御部201、パラメータ判断部202、調整値生成部2021、WiMAX通信部203、ネットワーク通信部204を有する。制御部201は、WiMAX基地局3のWiMAX機能搭載無線端末4との通信に関する動作を制御する。パラメータ判断部202は、WiMAX機能搭載無線端末4からWIMAX網を介して受信したRanging Requestを解析して、受信信号のパラメータが所定の値の範囲内にあるか否かを判断する。パラメータが所定の範囲内に無い場合、パラメータ判断部202は、Ranging Requestのパラメータを所定の範囲内とするための調整値を調整値生成部2021に生成させる。WiMAX通信部203は、WiMAX網を介して情報を送受信するための機能部である。ネットワーク通信部204は、ASN(Access Service Network)7を介して情報を送受信するための機能部である。
本実施形態に係るWiMAXシステムの動作の流れを説明する。
図1におけるDown Linkサービスのみ可能なエリア2にWiMAX機能搭載無線端末4が存在するとき、WiMAX機能搭載無線端末4は図6に示すフローに従ってWiMAX基地局3にNetwork Entry及びデータパス生成を行う。
図1におけるDown Linkサービスのみ可能なエリア2にWiMAX機能搭載無線端末4が存在するとき、WiMAX機能搭載無線端末4は図6に示すフローに従ってWiMAX基地局3にNetwork Entry及びデータパス生成を行う。
WiMAX基地局3から定期的に送信されるWiMAXのOFDMA信号をWiMAX通信部103を用いて受信及び復調可能であり、かつDL-MAPとUL-MAPとを復号可能な環境であるWiMAX機能搭載無線端末4は、Network Entryする際に、DL-MAPとUL-MAPとをWiMAX基地局3からWiMAX網を介して受信する(ステップS1)。WiMAX機能搭載無線端末4の制御部101は、DL-MAPとUL-MAPとをWiMAX基地局3から受信すると、WiMAX通信部103を用いてCDMA Ranging RequestをWiMAX基地局3へ送信する(ステップS2)。
CDMA Rangingが成功したならば(ステップS3/No)、WiMAX基地局3の制御部201は、図10に示したようにRanging ResponseをWiMAX機能搭載無線端末4へWiMAX通信部203を用いて送信し、Rangingが完了したことをWiMAX機能搭載無線端末4へ通知する(ステップS9)。そして、WiMAX無線基地局3及びWiMAX機能搭載無線端末4のそれぞれの制御部101及び201は、一般的なWiMAXシステムとしてのNetwork Enrtyの処理(DL及びULの両方の通信サービスを提供するための処理)を行う(ステップS10)。
CDMA Rangingが成功しなかった場合、換言すると下記(a)、(b)のいずれかに該当する場合(ステップS3/Yes)、WiMAX機能搭載無線端末4の制御部101は、図3に示すシーケンスのように異種網通信部104を用いて異種網9を介してCA6にアクセスする(ステップS4)。
(a)距離や遅延の問題でWiMAX基地局3がCDMA Ranging Requestを受信できず、WiMAX基地局3がRanging Responseを送信できない場合
(b)CDMA Ranging Requestを受信したWiMAX基地局3が、Ranging Responseに調整値の情報を載せてWiMAX機能搭載無線端末4に送信することを規定の回数繰り返したが、WiMAX機能搭載無線端末4が調整しきれない場合
WiMAX機能搭載無線端末4の制御部101は、DL-MAPからWiMAX基地局3のBSIDを取得しており、異種網通信部104を用いて異種網9を経由してCA6にBSIDとMSIDとの情報を送信する(ステップS5)。
(a)距離や遅延の問題でWiMAX基地局3がCDMA Ranging Requestを受信できず、WiMAX基地局3がRanging Responseを送信できない場合
(b)CDMA Ranging Requestを受信したWiMAX基地局3が、Ranging Responseに調整値の情報を載せてWiMAX機能搭載無線端末4に送信することを規定の回数繰り返したが、WiMAX機能搭載無線端末4が調整しきれない場合
WiMAX機能搭載無線端末4の制御部101は、DL-MAPからWiMAX基地局3のBSIDを取得しており、異種網通信部104を用いて異種網9を経由してCA6にBSIDとMSIDとの情報を送信する(ステップS5)。
ASN-GW(Access Service Network-Gateway)5は、所定の間隔ごとにRRM(Ratio Resource Management)を行うために、図7に示すように配下のWiMAX基地局3にSpare Capacity Requestを送信し、これを受けたWiMAX基地局3の制御部201はネットワーク通信部204を用いてSpare Capacity ReportをASN-GW5に送信する。ここで、Spare Capacity Reportには、BSID情報が含まれている。通常、ASN-GW5は、配下のWiMAX基地局3の情報をまとめて、配下のWiMAX基地局3全てにNeighbor BS Resource Status Updateを送信する。本実施形態に係るWiMAXシステムは従来のシステムとは異なり、ASN-GW5は、WiMAX基地局3に加えて、CA6にもNeighbor BS Resouce Status Updateを送信する(ステップS6)。
CA6は、ASN-GW5から受信したNeighbor BS Resource Status Updateの情報を基に、WiMAX機能搭載無線端末4からインプットされたBSIDを検索し、WiMAX基地局3がどのASN-GW5の管理下になっているかを識別する(ステップS7)。
図8に示すように、CA6は、ASN-GW5経由でWiMAX基地局3にMSIDの情報を伝える。同時に、CA6はWiMAX機能搭載無線端末4に対し、WiMAX基地局3を発見しWiMAXのマネージメントメッセージのネゴシエーションが可能な状態となったことを通知する。
WiMAX機能搭載無線端末4の制御部101は、必要に応じて、SS Basic CapabilityやRegistrationやPrivacy Key Managementやデータパスを生成するためのネゴシエーションを行い、Down Linkサービスを受けるためのコネクション状況を構築する。なお、MBSサービスを受けるネゴシエーションも必要に応じて行う(ステップS8)。
本実施形態に係るWiMAXシステムは、Down Linkは受信電力が良好であるが、Up Linkは受信電力やタイミングが十分ではなく、Down Link通信のみが可能なエリアにおいて、Down Linkのみのサービスを提供することによって、通信エリアが拡大される。
また、Down Link通信のみが可能なエリアにおいて、MBS(Multicast Broadcast Service)により、接続しているWiMAX機能搭載無線端末4単位にDown Linkの帯域を割り当てのではなく、全てのWiMAX機能搭載無線端末4に同じDown Linkの帯域を割り当ててサービスを行えるため、帯域利用が効率的である。
また、Down Link通信のみが可能なエリアにおいて、MBS(Multicast Broadcast Service)により、接続しているWiMAX機能搭載無線端末4単位にDown Linkの帯域を割り当てのではなく、全てのWiMAX機能搭載無線端末4に同じDown Linkの帯域を割り当ててサービスを行えるため、帯域利用が効率的である。
なお、ここではWiMAX機能搭載無線端末4に、異種網9へのアクセスデバイスが実装されている場合を例として説明したが、WiMAX機能搭載無線端末4に異種網9へのアクセスデバイスがマルチ搭載されていない場合でも、インタフェースを介して接続された他の装置(PCやPDAなど)が搭載する通信機能を用いることにより、アクセスデバイスがマルチ搭載されている場合と同様に異種網9経由でCA6へアクセス可能である。
〔第2の実施形態〕
本発明を好適に実施した第2の実施形態について説明する。WiMAXシステムの構成は第1の実施形態と同様である。
本実施形態においては、Up Linkの受信電界とタイミングとが不十分なだけでなく、Down Linkの受信電界も不十分なエリアにおいて、WiMAX機能搭載無線端末4がWiMAX基地局3のBSIDを認知している環境であれば、Ranging以外のNetwork Entryのためのマネージメントメッセージでのネゴシエーションの際、図9に示すようにDown Link及びUp LinkともにWiMAX基地局3とWiMAX機能搭載無線端末4で直接行わず、異種網9及びCSN8のCA6経由で行う。なお、Down Linkの受信電界が不十分なエリアであるか否かは、WiMAX機能搭載無線端末4の制御部101が、RSSIに基づいて判断するなどすればよい。また、制御部101は、受信強度が所定の閾値を下回った回数が既定値に達した場合にDown Linkの受信電界が不十分であると判断しても良い。
本発明を好適に実施した第2の実施形態について説明する。WiMAXシステムの構成は第1の実施形態と同様である。
本実施形態においては、Up Linkの受信電界とタイミングとが不十分なだけでなく、Down Linkの受信電界も不十分なエリアにおいて、WiMAX機能搭載無線端末4がWiMAX基地局3のBSIDを認知している環境であれば、Ranging以外のNetwork Entryのためのマネージメントメッセージでのネゴシエーションの際、図9に示すようにDown Link及びUp LinkともにWiMAX基地局3とWiMAX機能搭載無線端末4で直接行わず、異種網9及びCSN8のCA6経由で行う。なお、Down Linkの受信電界が不十分なエリアであるか否かは、WiMAX機能搭載無線端末4の制御部101が、RSSIに基づいて判断するなどすればよい。また、制御部101は、受信強度が所定の閾値を下回った回数が既定値に達した場合にDown Linkの受信電界が不十分であると判断しても良い。
BSIDの認知は、Down Linkの受信電力が十分な自宅などの居住エリア、また頻繁に利用する場所にて事前に登録しておくことによって行う。
Down Linkの受信電界が不十分なエリアにおいて、Down Link及びUp Linkともに異種網9及びCSN8のCA6経由でWiMAXシステムのNetwork Entryを行っておくことにより、異種網9からのハンドオーバを高速に行うことが可能となる。
〔第3の実施形態〕
本発明を好適に実施した第3の実施形態について説明する。WiMAXシステムの構成は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態においては、WiMAX基地局3の制御部201は、Down Link通信のみが可能なエリアにおいて、すべてのWiMAX機能搭載無線端末4に同じDown Linkの帯域を割り当ててMBS(Multicast Broadcast Service)を行う。MBSには、Single BS MBSとMulti BS MBSとがあり、どちらのシステムにも対応が可能である。MBSを用いるサービスとしては、放送などがあげられる。なお、コンテンツの変更の際には、WiMAX機能搭載無線端末4の制御部101は、WiMAXシステムのUp Linkの代わりに異種網9及びCSN8経由でCSN8上に存在する不図示のアプリケーションサーバへアクセスし、変更を行う。
本発明を好適に実施した第3の実施形態について説明する。WiMAXシステムの構成は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態においては、WiMAX基地局3の制御部201は、Down Link通信のみが可能なエリアにおいて、すべてのWiMAX機能搭載無線端末4に同じDown Linkの帯域を割り当ててMBS(Multicast Broadcast Service)を行う。MBSには、Single BS MBSとMulti BS MBSとがあり、どちらのシステムにも対応が可能である。MBSを用いるサービスとしては、放送などがあげられる。なお、コンテンツの変更の際には、WiMAX機能搭載無線端末4の制御部101は、WiMAXシステムのUp Linkの代わりに異種網9及びCSN8経由でCSN8上に存在する不図示のアプリケーションサーバへアクセスし、変更を行う。
なお、上記各実施形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明はこれに限定されることはない。
例えば、上記各実施形態においては、システム中にCA6を備えているため、WiMAX機能搭載無線端末4が異種網9を介しての上り通信を行う場合に、CA6での認証の記録に基づいてWiMAX機能搭載無線端末4に課金することも可能である。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
例えば、上記各実施形態においては、システム中にCA6を備えているため、WiMAX機能搭載無線端末4が異種網9を介しての上り通信を行う場合に、CA6での認証の記録に基づいてWiMAX機能搭載無線端末4に課金することも可能である。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
1 Up Linkの通信が可能なエリア
2 Down Link通信のみが可能なエリア
3 WiMAX基地局(BS)
4 WiMAX機能搭載無線端末(MS)
5 ASN−GW
6 CA
7 ASN
8 CSN
9 異種網
101、201 制御部
102、パラメータ調整部
103、203 WiMAX通信部
104 異種網通信部
202 パラメータ判断部
204 ネットワーク通信部
2021 調整値生成部
2 Down Link通信のみが可能なエリア
3 WiMAX基地局(BS)
4 WiMAX機能搭載無線端末(MS)
5 ASN−GW
6 CA
7 ASN
8 CSN
9 異種網
101、201 制御部
102、パラメータ調整部
103、203 WiMAX通信部
104 異種網通信部
202 パラメータ判断部
204 ネットワーク通信部
2021 調整値生成部
Claims (12)
- WiMAX網及びこれとは異なる任意の通信網である異種網を介して接続される少なくとも一つの無線端末及び無線基地局と、前記異種網を介して前記無線基地局にアクセスする前記無線端末を認証する認証局とを有するWiMAXシステムであって、
前記無線端末は、
前記無線基地局との通信を確立するために前記WiMAX網を介して前記無線基地局へ測距信号を送出する手段と、
前記無線基地局から前記WiMAX網を介して受信した応答信号に含まれる調整値情報に応じて、前記測距信号の通信パラメータを調整する手段とを有し、
前記無線基地局は、
前記無線端末から前記WiMAX網を介して受信した前記測距信号のパラメータが、所定の範囲内にあるか否かを判断する手段と、
前記測距信号のパラメータが所定の範囲内にある場合には完了通知を、所定の範囲内に無い場合には前記調整値情報を含んだ前記応答信号を前記WiMAX網を介して前記無線端末へ返信する手段とを有し、
前記無線基地局が前記測距信号を前記無線端末から受信できない場合、又は、前記無線端末が前記調整値情報に応じた前記パラメータの調整を所定回数行っても調整が完了しない場合には、前記無線端末から前記無線基地局への上り通信に関しては前記異種網を介してネゴシエーションを行って通信を確立させ、前記無線基地局から前記無線端末への下り通信のみを前記WiMAX網を介して行うことを特徴とするWiMAXシステム。 - WiMAX網を介して接続される少なくとも一つの無線端末及び無線基地局と、前記WiMAX網とは異なる任意の通信網である異種網を介して前記無線基地局にアクセスする前記無線端末を認証する認証局とを有するWiMAXシステムであって、
前記無線端末は、
接続された他の装置の備える通信機能を用いて前記異種網を介して前記無線基地局と通信する手段と、
前記無線基地局との通信を確立するために前記WiMAX網を介して前記無線基地局へ測距信号を送出する手段と、
前記無線基地局から前記WiMAX網を介して受信した応答信号に含まれる調整値情報に応じて、前記測距信号の通信パラメータを調整する手段とを有し、
前記無線基地局は、
前記異種網を介して前記無線端末と通信する手段と、
前記無線端末から前記WiMAX網を介して受信した前記測距信号のパラメータが、所定の範囲内にあるか否かを判断する手段と、
前記測距信号のパラメータが所定の範囲内にある場合には完了通知を、所定の範囲内に無い場合には前記調整値情報を含んだ前記応答信号を前記WiMAX網を介して前記無線端末へ返信する手段とを有し、
前記無線基地局が前記測距信号を前記無線端末から受信できない場合、又は、前記無線基地局が前記調整値情報に応じた前記パラメータの調整を所定回数行っても調整が完了しない場合には、前記無線端末から前記無線基地局への上り通信に関しては前記他の装置が備える通信機能を用いて前記異種網を介してネゴシエーションを行って通信を確立させ、前記無線基地局から前記無線端末への下り通信のみを前記WiMAX網を介して行うことを特徴とするWiMAXシステム。 - 前記認証局が設置された第1のネットワークと前記無線基地局が設置された第2のネットワークとを接続し、前記無線基地局を管理するゲートウェイを有し、
前記ゲートウェイは、管理する全ての前記無線基地局と前記認証局とに、管理している前記無線基地局の情報を所定の間隔で配信することを特徴とする請求項1又は2記載のWiMAXシステム。 - 前記通信パラメータは、前記応答要求信号のパワー、タイミング及び周波数の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のWiMAXシステム。
- 前記無線基地局は、前記無線端末への下り通信に関して前記異種網を介してネゴシエーションを行って通信を確立させる手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のWiMAXシステム。
- 前記無線基地局は、前記WiMAX網を介しての下り通信に関して、全ての前記無線端末に対して同じ帯域を割り当てることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載のWiMAXシステム。
- 前記認証局の認証結果に基づいて、前記異種網を介しての前記WiMAX機能搭載無線端末から前記WiMAX基地局への上り通信に課金する課金手段をさらに有することを特徴する請求項1から6のいずれか1項記載のWiMAXシステム。
- WiMAX網及びこれとは異なる任意の通信網である異種網を介して無線基地局と接続される無線端末であって、
前記無線基地局との通信を確立するために前記WiMAX網を介して前記無線基地局へ測距信号を送出する手段と、
前記無線基地局から前記WiMAX網を介して受信した応答信号に含まれる調整値情報に応じて、前記測距信号の通信パラメータを調整する手段とを有し、
前記調整値情報に応じた前記パラメータの調整を所定回数行っても調整が完了しない場合、又は、前記無線基地局が前記測距信号を受信できない場合には、前記無線基地局への上り通信に関しては前記異種網を介してネゴシエーションを行って通信を確立させ、前記無線基地局からの下り通信のみを前記WiMAX網を介して行うことを特徴とする無線端末。 - 前記通信パラメータは、前記応答要求信号のパワー、タイミング及び周波数の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項8記載の無線端末。
- WiMAX網及びこれとは異なる任意の通信網である異種網を介して少なくとも一つの無線端末と接続される無線基地局であって、
前記無線端末から前記WiMAX網を介して受信した測距信号のパラメータが、所定の範囲内にあるか否かを判断する手段と、
前記測距信号のパラメータが所定の範囲内にある場合には完了通知を、所定の範囲内に無い場合には前記調整値情報を含んだ前記応答信号を前記WiMAX網を介して前記無線端末へ返信する手段とを有し、
前記測距信号を前記無線端末から受信できない場合、又は、前記無線端末が前記調整値情報に応じた前記パラメータの調整を所定回数行っても調整が完了しない場合には、前記無線端末からの上り通信に関しては前記異種網を介してネゴシエーションを行って通信を確立させ、前記無線端末への下り通信のみを前記WiMAX網を介して行うことを特徴とする無線基地局。 - 前記無線端末への下り通信に関して前記異種網を介してネゴシエーションを行って通信を確立させる手段を有することを特徴とする請求項10記載の無線基地局。
- 前記WiMAX網を介しての下り通信に関して、全ての前記無線端末に対して同じ帯域を割り当てることを特徴とする請求項10又は11記載の無線基地局。
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