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JP2009024407A - 集合住宅 - Google Patents

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JP2009024407A
JP2009024407A JP2007189066A JP2007189066A JP2009024407A JP 2009024407 A JP2009024407 A JP 2009024407A JP 2007189066 A JP2007189066 A JP 2007189066A JP 2007189066 A JP2007189066 A JP 2007189066A JP 2009024407 A JP2009024407 A JP 2009024407A
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space
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ceiling
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Inventor
Eiji Tominaga
英二 富永
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TOMATO KENSETSU KK
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TOMATO KENSETSU KK
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Abstract

【課題】下階に収納スペースを確保しつつ、大幅なコストの増大を抑制することが可能な集合住宅を提供する。
【解決手段】集合住宅1は、1階10と2階20とを備えている。1階10には、玄関が設けられた1階入口スペース11と、1階入口スペース11の奥に位置し、1階入口スペース11より天井が低く形成された床下スペース12と、床下スペース12の上に位置し、1階入口スペース11より天井が高く形成された1階居間スペース13とが設けられている。2階20には、1階第1スペース11の上に位置し、玄関が設けられた2階入口スペース21と、1階居間スペース13上に位置し、2階入口スペース21より天井が高く形成された2階居間スペース22と、2階入口スペース21の上に位置したロフトスペース23とが設けられている。1階居間スペース13の外側に設けられたベランダ15の下を車両置き場16としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、下階と上階とを備えた集合住宅に関する。
住宅にとって収納スペースの確保は重要な問題である。例えば、特許文献1には、リビングの収納スペースを大きく、かつ収納スペースを有効に利用することができるリビングの物品収納室が記載されている。このリビングの物品収納室は、図4(A)および同図(B)に示すように、キッチン60の奥に、リビング61全体を床上げして床下全体に物品収納室62が形成されたものである。
実用新案登録第3110707号公報
しかし、特許文献1では、リビング61の床下を収納スペースとした物品収納室62とするためにリビング61全体が床上され、更にリビング61から梯子63によって上がるロフト64が設けられた1階の上に、2階部分の居室65および更にロフト66が形成されているため、住宅全体として高さが高くなってしまう。これは、2階のロフト66の床面の高さを十分に高くしないと、ロフト66の下方の空間67を、例えば集合住宅であれば、2階の玄関を設けたキッチンスペースなどに使用することができないためである。
住宅全体の高さを高くするためには木材、その他の建材を多く使用する必要があるので、住宅全体のコストを押し上げる要因となる。また、住宅の高さに制限がある土地では、1階に物品収納室62とロフト64とを設け、2階にロフト66を設けたような住宅を建築するのは困難なことが想定される。
従って、収納スペースを確保した下階上に上階を設けても、住宅の高さを大幅に高くなることを抑止する必要がある。
そこで本発明は、下階と上階とに収納スペースを広く確保しつつ、高さを抑えることができると共に、大幅なコストの増大を抑制することが可能な集合住宅を提供することを目的とする。
本発明の集合住宅は、下階と上階とを備えた集合住宅において、前記下階は、玄関が設けられた下階第1スペースと、前記下階第1スペースの奥に位置し、天井の位置が前記下階第1スペースの天井の位置より低く形成された下階収納スペースと、前記下階収納スペースの上に位置し、天井の位置が前記下階第1スペースの天井の位置より高く形成された下階第2スペースとを備え、前記上階は、前記下階第1スペースの上に位置し、玄関が設けられた上階第1スペースと、前記下階第2スペース上に位置し、天井の位置が前記上階第1スペースの天井の位置より高く形成された上階第2スペースと、前記上階第1スペースの上に位置した上階収納スペースとを備えたことを特徴とする。
下階には、下階第2スペースの床下に下階収納スペースが設けられている。この下階第2スペースの天井は、下階第1スペースの天井の位置より高く形成されている。従って、物品を収納する下階収納スペースが設けられていても、下階第2スペースの高さは十分に確保できる。また、上階には、下階第2スペース上に位置した上階第2スペースが、上階第1スペースより天井の位置が高く形成されているので、上階第2スペースの高さも十分に確保できる。そして、下階第1スペースの上に上階第1スペースが設けられているので、上階第2スペースと上階第1スペースとの天井面の差を、物品を収納する上階収納スペースとすることができる。つまり、下階では下階収納スペースが収納スペースとして確保でき、上階では上階収納スペースが収納スペースとして確保できる。そして、下階第1スペース、上階第1スペース、および上階収納スペースのそれぞれの高さの合計が下階および上階の合計の高さとなるので、高さが高くなることを抑制することができる。
前記下階が1階である場合に、前記下階第2スペースの外側に設けられたベランダの下を車両置き場とすることで、1階の居住者はベランダの下に自転車やバイクなどの車両を駐車することができる。従って、車両を一ヵ所に集める車両置き場の面積を少ないものとすることができるので、集合住宅が建設される土地の面積を減少させることができる。また、ベランダの下を車両置き場とすることでベランダを屋根の代わりにさせることができるので、雨や雪から車両を守ることができる。
前記下階収納スペースの床面を、前記下階第1スペースの床面より低い位置とすることで、下階収納スペースの床面は、下階第1スペースの床面より一段下がった位置となる。従って、下階収納スペースを低い位置から設けることができるので、下階収納スペースの高さをより高く確保することができる。
また、本発明の集合住宅は、下階と上階とを備えた集合住宅において、前記下階は、玄関が設けられた下階第1スペースと、前記下階第1スペースの奥に位置し、天井の位置が前記下階第1スペースの天井の位置より低く形成された下階第2スペースと、前記下階第2スペースの上に位置し、天井の位置が前記下階第1スペースの天井の位置より高く形成された下階収納スペースとを備え、前記上階は、前記下階第1スペースの上に位置し、玄関が設けられた上階第1スペースと、前記下階収納スペース上に位置し、天井の位置が前記上階第1スペースの天井の位置より高く形成された上階第2スペースと、前記上階第1スペースの上に位置した上階収納スペースとを備えたことを特徴とする。
このように構成しても、下階では下階収納スペースが上階では上階収納スペースが収納スペースとして確保できる。そして、下階第1スペース、上階第1スペース、および上階収納スペースのそれぞれの高さの合計が下階および上階の合計の高さとなるので、高さが高くなることを抑制することができる。
前記下階第2スペースの床面を、前記下階第1スペースの床面より低い位置とすることで、下階第2スペースの床面は、下階第1スペースの床面より一段下がった位置となる。従って、下階第2スペースを低い位置から設けることができるので、下階第2スペースの高さをより高く確保することができる。
前記下階収納スペースの外に面した壁に、開口部が設けられていると、窓にしたり出入り口にしたりすることができる。窓にすることで、採光や換気を容易に行うことができるので、湿気が溜まったり、居室内の空気が澱んだりすることを防止することができる。また、下階収納スペースが1階であれば、出入り口から車両や、収納物の搬入、搬出を行うことができる。
本発明は、下階では床下スペースを収納スペースとして、上階では上階収納スペースを収納スペースとして確保でき、下階第1スペース、上階第1スペース、および上階収納スペースのそれぞれの高さの合計が全体の高さとなるので、高さが高くなることを抑制することができる。よって、上階と下階とに収納スペースを確保しつつ、高さを抑えることができると共に、大幅なコスト増大を抑制することが可能である。また、幅広く下階収納スペースや上階収納スペースを確保することができるので、上階や下階を開放感のある居室とすることができる。
本発明の実施の形態に係る集合住宅を図1に基づいて説明する。図1は、本発明の実施に係る集合住宅を説明するための要部断面斜視図である。
図1に示す集合住宅1は、下階として1階10と、上階として2階20とを備えた2階建てのアパートである。
1階10は、1階入口スペース(下階第1スペース)11と床下スペース(下階収納スペース)12と、1階居間スペース(下階第2スペース)13とが設けられたスキップフロアである。
1階入口スペース11は、玄関11aと、台所11bと、ユニットバス11cが設けられ、高さが約2.4mで形成されている。図1においては、ユニットバス11cは扉11dの奥にある。
床下スペース12は、1階入口スペース11の奥であり、かつ1階居間スペース13の床下に位置し、1.4mの高さに形成されている。従って、床下スペース12の天井の位置は、1階入口スペース11の天井の位置より低く形成されている。床下スペース12は、床面12aが1階入口スペース11の床面11eより低い位置に設けられている。従って、床下スペース12へは、1階入口スペース11から進入するための階段12bが一段設けられている。床面12aが1階入口スペース11の床面11eより低い位置に設けられていることで、床下スペース12を低い位置から設けることができるので、床下スペース12の高さをより高く確保することができる。しかし、本実施の形態では、床下スペース12の高さを1.4m以下とすることで、床下スペース12は「階」として算入されないので、1.4mより高くしていない。
ただ、床下スペース12の高さを1.4mより高くすることで、床下スペース12が「階」として算入されても集合住宅1として問題がなければ、収納スペースとしてだけでなく居室としても使用できるよう、床下スペース12の高さを例えば1.8mとするなど1.4mより高くしてもよい。
床下スペース12には窓12cが設けられている。従って、床下スペース12への採光や換気を容易に行うことができるので、湿気が溜まったり、空気が澱んだりすることを防止することができるだけでなく、荷物の出し入れも可能である。この窓12cは、磨りガラスなどとするのが望ましい。床下スペース12の天井面12dには、照明(図示せず)が設けられている。本実施の形態では、床下スペース12に窓12cを設けているが、窓12cの代わりに出入り口を設けることも可能である。床下スペース12に出入り口を設けると、自転車やバイクなどの車両を床下スペース12内に進入させて収納することで、床下スペース12内での保管が可能である。従って、大事な車両を盗難から守ったり、風雪から守ったりすることができるので、魅力のあるアパートとすることができる。
1階入口スペース11から床下スペース12への出入り口12eは、1階入口スペース11に対して全面が開口しているので、1階入口スペース11と床下スペース12とが連続した空間となるので開放感を得られ、大型の荷物でも容易に出し入れ可能であるが、来訪者の視線が気になる場合には、カーテンなどで遮蔽するようにしてもよい。
1階居間スペース13は、1階入口スペース11から階段14を登り、出入り口13aから進入することができる。階段14の下を、床下スペース12側を荷物出し入れ口とした階段下収納スペースとすることができる。本実施の形態では、1階入口スペース11と1階居間スペース13とを繋ぐ階段14をかね折れ階段としているが、直階段とすることができる。
1階居間スペース13は、床下スペース12の上に位置し、床下スペース12より高い2.4mの高さに形成されている。そうすることで、1階居間スペース13の天井の位置は、1階入口スペース11の天井より高い位置となっている。1階居間スペース13には、掃き出し窓13bが設けられている。そして、1階居間スペース13の外側には、1階10のベランダ15が設けられている。ベランダ15は、高さが約1.4mの床下スペース12の上に位置する1階居間スペース13に設けられているので、ベランダ15の下方には、高さ約1.4m〜1.5mの空間ができている。従って、このベランダ15の下方は、自転車やバイクなどの車両置き場16として活用することができる。
掃き出し窓13bは、床下スペース12の高さほど高い位置にあり、かつベランダ15が設けられているので、通行人から1階居間スペース13内が見られることがない。従って、掃き出し窓13bを透明なガラスとしても、居住者が生活を覗かれる心配がない。ベランダ15の下方を、車両置き場16として活用する場合には、床下スペース12からは窓12cが磨りガラスであっても置いてある車両の影は認識できる。従って、居住者は、床下スペース12から車両へのいたずらや盗難などをいち早く発見することができる。
2階20は、2階入口スペース(上階第1スペース)21と2階居間スペース(上階第2スペース)22と、ロフトスペース(上階収納スペース)23が設けられたスキップフロアである。
2階入口スペース21は、1階入口スペース11と同様、玄関21aと、台所21bと、ユニットバス21cが設けられ、高さが約2.4mで形成されている。従って、2階入口スペース21の天井の位置は、1階居間スペース13の天井の位置より高くなっている。
2階居間スペース22は、2階入口スペース21から階段24を登り、出入り口22aから進入することができる。2階居間スペース22は、1階居間スペース13の上に位置している。従って、2階居間スペース22の床面22bは2階入口スペース21の床面21dより高い位置となっている。2階居間スペース22は、1階居間スペース13と同じ約2.4mの高さに形成され、掃き出し窓22cと、欄間窓22dとが設けられている。そして、2階居間スペース22の外側には2階20のベランダ25が設けられている。
2階20のベランダ25と1階10のベランダ15とは、1階居間スペース13ほどの高低差となっているため、図4に示す従来の建物と同じである。従って、2階20の居住者は、ベランダ15,25を伝って避難などする場合でも、従来通りにベランダ25からベランダ15へ移動すればよい。
ロフトスペース23は、2階入口スペース21の上に位置し、2階居間スペース22と同じ天井面で、高さは1.4mで形成された天井裏スペースである。つまり、ロフトスペース23は、2階居間スペース22と2階入口スペース21との天井面の差によってできる空間である。ロフトスペース23の高さを1.4m以下とすることで、ロフトスペース23は「階」として算入されないので、ロフトスペース23の高さを1.4mとしている。しかし、床下スペース12と同様に、ロフトスペース23が「階」として算入されても集合住宅1として問題がなければ、収納スペースとしてだけでなく居室としても使用できるよう、ロフトスペース23の高さを例えば1.8mとするなど1.4mより高くしてもよい。
ロフトスペース23を2階居間スペース22と同じ天井面23aとすることで、ロフトスペース23の床面23bは、2階居間スペース22の高さの中間位置となる。つまり、ロフトスペース23の床面23bと、2階居間スペース22の床面22bとは高低差が約約1mなので、居住者は階段26によって容易に昇降することができる。
ここで、本実施の形態では、ロフトスペース23を2階居間スペース22と同じ天井面としているが、屋根形状に応じて、ロフトスペース23の天井面を傾斜面とすることも可能である。なお、本実施の形態では、例えば、1階入口スペース11、1階居間スペース13、2階入口スペース21、および2階居間スペース22のそれぞれの高さを約2.4mとしているが、適宜変更することは可能である。
このように、集合住宅1は、2階20の2階入口スペース21を1階入口スペース11の上に設けることで、1階入口スペース11、2階入口スペース21、およびロフトスペース23のそれぞれの高さの合計が1階10および2階20の合計の高さとなるので、2階20にロフトスペース23を設けても、全体として図4に示す従来の住宅とロフト64の部分ほど低く形成することができる。従って、集合住宅1は、1階10と2階20とに収納スペースを確保しつつ、高さを抑えることができると共に、大幅なコスト増大を抑制することが可能である。また、集合住宅1は、住宅の高さに制限がある土地でも、建築を可能とすることができる。
また、2階20の玄関が、図4に示す従来の建物より低い位置となるので、地上から2階20への階段を短くすることができる。従って、2階20の住居者の昇降が楽である。また、収納スペースは、1階10では床下スペース12を、2階20ではロフトスペース23を割り当てることができるので、それぞれの居住者に対して十分に確保することができる。
更に、集合住宅では、居住スペースの1/2までは収納スペースとすることができるので、例えば1階10であれば、1階入口スペース11と1階居間スペース13とを同じ面積とすることで、1階居間スペース13の床下全体を、床下スペース12とすることができる。また、2階20であれば、2階入口スペース21と2階居間スペース22とを同じ面積とすることで、2階入口スペース21の天井裏全体を、ロフトスペース23とすることができる。しかし、図4に示す従来の建物では、ロフト64と物品収納室62とが収納スペースとなるため、リビング61の床下全体を物品収納室62とすると収納スペースが居住スペースの1/2を超えてしまう。従って、本実施の形態に係る集合住宅1は、それぞれの階に連続した広い面積の収納スペースを確保することができる。
次に、本発明の他の実施の形態に係る集合住宅を図2に基づいて説明する。図2は、本発明の他の実施の形態に係る集合住宅を説明するための要部断面斜視図である。なお、図2においては、図1と同様の構成は同符号を付して説明を省略する。
図2に示す集合住宅2は、1階30の1階居間スペース13が1階入口スペース11の奥に位置し、1階天井裏スペース(下階収納スペース)17が1階居間スペース13の上に位置している。このように集合住宅2を構成しても、1階天井裏スペース17の高さを、図1に示す床下スペース12の高さと同じ1.4mとすることで、1階30としては、1階天井裏スペース17と1階居間スペース13との合計の高さが、図1に示す1階10の高さ(床下スペース12と1階居間スペース13との合計の高さ)と変わらない。
従って、図2に示す集合住宅2は、図1に示す集合住宅1と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施の形態では、集合住宅1,2として2階建てのアパートを例に説明したが、下階として3階と上階として4階とした組み合わせとしたり、5階と6階との組み合わせとしたり、それ以上の階の組み合わせとしたりすることが可能である。また、1階にテナントが入る集合住宅では、下階として偶数階、上階として奇数階とする組み合わせとすることも可能である。従って、本発明の集合住宅は、アパートだけでなくマンションなどにも適用することが可能である。
また、本実施の形態に係る集合住宅1,2では、1階10および2階20が1DKであるが、居間が1部屋だけでなく、2部屋以上あっても同様に形成することができる。例えば、変形例として図3に示す。図3(A)から同図(C)は、本発明の実施の形態に係る集合住宅の下階の変形例を示す図である。
図3(A)に示す集合住宅3は、玄関31aが設けられた1階入口スペース31と、2つの1階居間スペース32a,32bとで直線状に形成されている。そして、1階入口スペース31および1階居間スペース32aを同じ広さとし、1階居間スペース32bを2倍の広さとしている。従って、1階居間スペース32bの下を床下スペース33(斜線部分)とすることで、集合住宅3の1階の居住スペースの1/2の広さを収納スペースとしている。図示してない2階は、1階入口スペース31の上を2階入口スペースとし、1階居間スペース32a,32bのそれぞれの上を2つの2階居間スペースとし、2階入口スペースおよび2階入口スペースに続く2階居間スペースの1部屋の上をロフトスペースとすることで、2階部分も居住スペースの1/2の広さを収納スペースとすることができる。
図3(B)に示す集合住宅4は、玄関41aが設けられた1階入口スペース41と、3つの1階居間スペース42a〜42cとで正方形状に形成されている。そして、1階入口スペース41および1階居間スペース42a〜42cをそれぞれ同じ広さとしている。従って2つの1階居間スペース42a,42bの下を床下スペース43(斜線部分)とすることで、集合住宅4の居住スペースの1/2の広さの収納スペースとしている。図示してない2階は、1階入口スペース41の上を2階入口スペースとし、1階居間スペース42a〜42cのそれぞれの上を3つの2階居間スペースとし、2階入口スペースおよび2階入口スペースの右側に位置する2階居間スペースの上をロフトスペースとすることで、2階部分も居住スペースの1/2の広さを収納スペースとすることができる。
また、図3(C)に示す集合住宅5は、玄関51aが設けられた1階入口スペース51と、左右と奥に位置する4つの1階居間スペース52a〜52dとで長方形状に形成されている。そして、1階入口スペース51および1階居間スペース52a〜52cを同じ広さとし、1階居間スペース52dを2倍の広さとしている。従って1階居間スペース52cと52dとの下を床下スペース53(斜線部分)とすることで、集合住宅5の1階の居住スペースの1/2の広さを収納スペースとしている。図示してない2階は、1階入口スペース51の上を2階入口スペースとし、1階居間スペース52a〜52dのそれぞれの上を4つの2階居間スペースとし、2階入口スペースおよび2階入口スペースの左右に位置する2階居間スペースの上をロフトスペースとすることで、2階部分も居住スペースの1/2の広さを収納スペースとすることができる。
図3(A)〜同図(C)では、収納スペースを居住スペースの1/2となるようにしているが、1/2未満となるようにしてもよい。また、収納スペースが居住スペースの1/2以下であれば、それぞれの部屋の広さは同じ広さでなくても、適宜、変更することは可能である。
本発明は、アパート、マンションなどの共有廊下を有する共同住宅や、共有部分のない長屋、多世代住宅などの2階以上を有する集合住宅に好適である。
本発明の実施に係る集合住宅を説明するための要部断面斜視図である。 本発明の他の実施の形態に係る集合住宅を説明するための要部断面斜視図である。 (A)から(C)は、本発明の実施の形態に係る集合住宅の下階の変形例を示す図である。 従来の住宅を示す図であり、(A)は一部を断面で示す斜視図、(B)は縦断面図である。
符号の説明
1,2 集合住宅
10,30 1階
11 1階入口スペース
11a 玄関
11b 台所
11c ユニットバス
11d 扉
11e 床面
12 床下スペース
12a 床面
12b 階段
12c 窓
12d 天井面
12e 出入り口
13 1階居間スペース
13a 出入り口
13b 掃き出し窓
14 階段
15 ベランダ
16 車両置き場
17 1階天井裏スペース
20 2階
21 2階入口スペース
21a 玄関
21b 台所
21c ユニットバス
21d 床面
22 2階居間スペース
22a 出入り口
22b 床面
22c 掃き出し窓
22d 欄間窓
23 ロフトスペース
23a 天井面
23b 床面
24 階段
25 ベランダ
26 階段
3 集合住宅
31 1階入口スペース
31a 玄関
32a,32b 1階居間スペース
33 床下スペース
4 集合住宅
41 1階入口スペース
41a 玄関
42a〜42c 1階居間スペース
43 床下スペース
5 集合住宅
51 1階入口スペース
51a 玄関
52a〜52d 1階居間スペース
53 床下スペース

Claims (6)

  1. 下階と上階とを備えた集合住宅において、
    前記下階は、
    玄関が設けられた下階第1スペースと、
    前記下階第1スペースの奥に位置し、天井の位置が前記下階第1スペースの天井の位置より低く形成された下階収納スペースと、
    前記下階収納スペースの上に位置し、天井の位置が前記下階第1スペースの天井の位置より高く形成された下階第2スペースとを備え、
    前記上階は、
    前記下階第1スペースの上に位置し、玄関が設けられた上階第1スペースと、
    前記下階第2スペース上に位置し、天井の位置が前記上階第1スペースの天井の位置より高く形成された上階第2スペースと、
    前記上階第1スペースの上に位置した上階収納スペースとを備えた集合住宅。
  2. 前記下階が1階である場合に、前記下階第2スペースの外側に設けられたベランダの下を車両置き場とした請求項1記載の集合住宅。
  3. 前記下階収納スペースの床面は、前記下階第1スペースの床面より低い位置とした請求項1または2記載の集合住宅。
  4. 下階と上階とを備えた集合住宅において、
    前記下階は、
    玄関が設けられた下階第1スペースと、
    前記下階第1スペースの奥に位置し、天井の位置が前記下階第1スペースの天井の位置より低く形成された下階第2スペースと、
    前記下階第2スペースの上に位置し、天井の位置が前記下階第1スペースの天井の位置より高く形成された下階収納スペースとを備え、
    前記上階は、
    前記下階第1スペースの上に位置し、玄関が設けられた上階第1スペースと、
    前記下階収納スペース上に位置し、天井の位置が前記上階第1スペースの天井の位置より高く形成された上階第2スペースと、
    前記上階第1スペースの上に位置した上階収納スペースとを備えた集合住宅。
  5. 前記下階第2スペースの床面は、前記下階第1スペースの床面より低い位置とした請求項4記載の集合住宅。
  6. 前記下階収納スペースの外に面した壁に、開口部が設けられている請求項1から5のいずれかの項に記載の集合住宅。
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