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JP2009020766A - テストチャートおよびテストパターン - Google Patents

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JP2009020766A JP2007183745A JP2007183745A JP2009020766A JP 2009020766 A JP2009020766 A JP 2009020766A JP 2007183745 A JP2007183745 A JP 2007183745A JP 2007183745 A JP2007183745 A JP 2007183745A JP 2009020766 A JP2009020766 A JP 2009020766A
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宗孝 太田
Shinichi Saijo
信一 西條
Hirohisa Araida
裕久 新井田
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Abstract

【課題】ユーザ個々の使用条件に合致した適切なバーコードの生成を、短時間に且つ最小限のインクや用紙の消耗で実現することができるバーコード生成システムに適したテストパターンおよびテストチャートを提供する。
【解決手段】テストチャート704は、1ドットきざみの複数のドット幅を有する複数の黒バーを配列したテストパターン401,402を含むポジ領域と、1ドットきざみの複数のドット幅を有する白バーを配列したテストパターン501,502を含むネガ領域とを有する。ポジ領域のテストパターン402は、縦方向に伸びる複数の黒バーを含み、テストパターン401は横方向に伸びる複数の黒バーを含む。ネガ領域のテストパターン502は、縦方向に伸びる複数の白バーを含み、テストパターン501は横方向に伸びる複数の白バーを含む。
【選択図】図7

Description

本発明は、インクジェット記録装置で記録されるバーコードの黒バー幅および白バー幅を補正するためのテストチャート、およびこれを構成するテストパターンに関する。
用紙等の記録媒体に対して画像を記録する記録装置として、インクジェット記録方式の記録ヘッドから記録媒体にインクを吐出して画像を形成するインクジェット記録装置(画像形成装置)が知られている。
インクジェット記録装置では、一般に、インクが吐出される複数のノズルが高密度に形成された小型の記録ヘッドを用いて高精細な画像を形成できる。また、この小型の記録ヘッドを複数配置して、各記録ヘッドに異なる色のインクを供給することにより、比較的安価で小型な装置構成でカラー画像を行うことができる。
インクジェット記録装置は上記のような利点を有するので、業務用、家庭用を問わず、プリンタ、ファクシミリ及び複写機など、様々な画像出力装置に用いられている。
近年、インクジェット記録装置は、高速印刷分野ではダイレクトメールやクレジットカード明細書等の宛名印刷機として幅広く使用されている。このような宛名印刷機では、記録媒体の宛名部に住所、氏名の他、バーコードを記録するのが一般的である。
しかし、インクジェット記録ヘッドを用いたバーコード生成システムでは、紙面上でインク滴が滲む現象により、バーコードの黒バー(つまり記録部)が太くなり、白バー(つまりは非記録部)が細くなる傾向にある。このバーの太り細りの現象はバーコードの読取り精度に大きく影響し、時には読取り不可能となってしまうという問題がある。
このような問題を解決するために、予めドットの滲みを見越してバーコードの白バー部分を大きくした構成にするバーコード補正方法が知られている。また、コード画像の外周を形成するドットの一部または全部を外周以外のドットよりも小さくすることにより黒バー部分を滲みにくくする方法が提案されている(特許文献1参照)。
インクの滲み度合いは、紙の物性に大きく依存するため、紙種の変更に伴い、同じ装置で記録したにも関わらずバーコードが読めなくなる場合がある、という問題もあった。
この問題を解決するために、紙種ごとに黒バーと白バーのドット数を予めテーブルとして用意しておき紙種によってドット数を切り替えることで、紙種の違いをカバーする方法が提案されている(特許文献2)。
さらには、インクの滲み具合には、紙の素材だけでなく、インクの種類や記録ヘッドの個体差、記録環境など様々な要因が関係しあっており、これらの使用条件の違いによってもバーコードが読めなくなる場合があるという問題もあった。
このような問題に対しては、太バー幅と細バー幅との各種比率に基づいて記録された各種バーコードをバーコード読取装置で読み取ることで個々の使用環境にあったバーコード生成を可能にする方法も提案されている(特許文献3)。
特開2003−237059号公報 特開平08−123886号公報 特開平08−044807号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、ドットの滲み具合が予め判っている場合は有効であるが、紙種の変更などに対応できないという課題が残っている。
また、特許文献2記載の技術は、紙種を考慮しているが、紙種が新規追加される度に、ソフトウェアのバーコード補正テーブルを追加しなければならないという問題があった。
さらに、特許文献3記載の技術は、実際に使用するバーコードの条件、つまりEAN128やCODE39などのバーコード種類や、バーコード化する数値の桁数やサイズなどの各パラメータに対して補正値を微調整した非常に多くのバーコードを作成して記録し、検証機による読取り結果を比較する手法であり、最適なバーコード条件を決定する為には記録に使用する用紙や時間を多く浪費するという問題があった。また、従来の条件と滲み率が大きく異なる用紙が追加されると、補正範囲を広げた検証用バーコードをさらに追加する必要があり、検証パターンのメンテナンス面での課題もあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザ個々の使用条件に合致した適切なバーコードの生成を、短時間に且つ最小限のインクや用紙の消耗で実現することができるバーコード生成システムに適したテストパターンおよびテストチャートを提供することにある。
本発明によるテストチャートは、インクジェット記録装置で記録されるバーコードの黒バー幅および白バー幅を補正するためのテストチャートを構成するテストパターンを記録媒体上に記録したテストチャートであって、1ドットきざみの複数のドット幅を有する黒バーを配列したポジ領域と、1ドットきざみの複数のドット幅を有する白バーを配列したネガ領域とを含むことを特徴とする。
このように黒バーと白バーの両方についての記録領域を設けることにより、その記録された黒バーと白バーの幅を実測することにより、実際にバーコードが記録媒体に記録されたときの黒バーと白バーの幅を高精度に推測することができる。したがって、その実測値に基づいて、正確な補正値を求めることが可能となる。
より具体的には、前記ポジ領域は、縦方向に伸びる複数の黒バーと横方向に伸びる複数の黒バーとを含み、前記ネガ領域は、縦方向に伸びる複数の白バーと横方向に伸びる複数の白バーとを含む。
本発明によるテストパターンは、インクジェット記録装置で記録されるバーコードの黒バー幅および白バー幅を補正するためのテストチャートを構成するテストパターンであって、1ドットきざみの複数のドット幅を有する黒バーを配列したポジ領域と、1ドットきざみの複数のドット幅を有する白バーを配列したネガ領域とを含むことを特徴とする。
なお、本明細書でいう「記録」(画像形成とも称する)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も含むものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる印刷媒体(シートとも称する)であり、紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、も含むものとする。さらに、本発明は、データ構造の一種としてのテストパターンを表す画像データをコンピュータにより読み出し可能に記録した記録媒体としても把握することができる。この場合の記録媒体は、電子的なデータ記録媒体であり、フレキシブルディスク、ハードディスク等の磁気記録媒体、CD、DVD等のレーザ光を利用する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の半導体による不揮発性記録媒体、等を含む。
さらに、「インク」とは、上記「記録」の定義と同様に広く解釈されるべきもので、印刷媒体としての記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を含むものとする。
本発明のテストパターンおよびテストチャートによれば、バーコードを構成する黒バーおよび白バーの幅の補正を、記録装置の設置環境や個体差、紙種などユーザ個々の条件に応じて行うことができるので、当該条件に最適なバーコード生成が、短時間且つ最小限のインクや用紙の消耗で実現可能となる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1に、本発明のバーコード生成システムの概略の構成例を示す。
このバーコード生成システムは、記録媒体に情報を記録するインクジェット記録装置200と、情報処理装置100と、イメージスキャナ110とにより構成される。情報処理装置100は、最適なバーコードを生成するために必要な黒バー、白バーのサイズを決定可能なテストチャートと、記録媒体に記録すべき情報をインクジェット記録装置200に供給する。情報処理装置100は、また、テストチャートの記録結果をもとに、所定のバーコードを最適な構成に補正し、記録媒体に記録する。
インクジェット記録装置200は、インクジェット記録方式の記録ヘッドを内蔵した記録ユニット101と、用紙を搬送する搬送部106、この搬送部106から記録速度を検出するエンコーダ104を備えている。エンコーダ104はここでは搬送ローラの回転軸に取り付けられたロータリエンコーダであるが、搬送ベルトに付されたマークやスリット等を検出するリニアエンコーダであってもよい。
このインクジェット記録装置では、エンコーダ104から得られる搬送部106による搬送速度情報をもとに、搬送される記録紙103に情報処理装置100から送られた記録情報を記録ユニット101で記録する。記録内容は、例えば図示のようなバーコード105である。
なお、エンコーダ104を用いずに、記録ユニット101とは独立して記録紙103の搬送装置により用紙等の記録媒体をユーザが指定する任意の速度で搬送する構成であってもよい。
図2は、図1のシステムにおける情報処理装置100と記録装置200の制御ハードウェアの構成例を示すブロック図である。
情報処理装置100は、中央処理装置(CPU)等により構成される制御部111を備え、この制御部111により記憶部112に格納されている制御プログラムを実行し、各部を制御する。記憶部112は、ROM,RAM,HDD等を含みうる。表示部113はLCD,CRT等のディスプレイを含み、ユーザに対して情報を表示する。操作部114は、キーボード、マウス等を含み、ユーザからの操作や情報の入力を受け付ける。USBインタフェース115は、情報処理装置100を記録装置200と接続するためのプリンタインタフェースの一例として示してある。プリンタインタフェースはUSBに限るものではない。
記録装置200の制御部201は、中央処理装置(CPU)202を備え、このCPU202により不揮発性メモリ(ROM)203に格納されている制御プログラムを実行し、各部を制御する。また、制御部201は、CPU202により各種データ処理のワークエリアや受信バッファとして使用されるメモリ(RAM)204や、制御回路209を介して、画像展開部として使用されるイメージメモリ205を備える。更に、CPU202は、制御回路209を介して、記録ヘッド104〜107を駆動するヘッド駆動回路210や、各記録ヘッドを記録に最適な状態に保つためのクリーニング動作や記録動作を制御する各種モータ206を駆動するモータドライバ211、記録ヘッド下に給紙を行うための用紙搬送部207の入出力インターフェース制御部(I/O)212を制御する構成となっている。
また、記録装置200は、基本的に、外部装置である情報処理装置100から送信された画像データやクリーニングコマンドなどを、USBなどのインタフェースによるプリンタケーブル102を介して受信するUSBコントローラ208を有し、この受信した各種コマンド命令に従って動作する。
図3は、記録ユニットで、バーコードのような、黒バーと白スペースにて構成されたパターンを記録した場合の概略図である。黒バーは黒インクで記録された直線要素であり、白スペースは記録の空白部で構成される直線要素であり、白バーともいう。この図において、ライン21,22,23の順で、記録を行ったものである。以下、バーコードの記録部である黒バーを単にバーと呼び、隣接する黒バーと黒バーの間の非記録部である白バーを単にスペースと呼ぶ。図3の例では、ライン21により細バーを構成し、ライン22,23により太バーを構成している。
インクジェット記録装置では、通常、ある範囲内の使用環境を想定し、対記録媒体との関係から吐出量を設定し、インクのドットサイズを決定している。しかし、産業用途等の過酷な記録条件や設置環境、ヘッドの個体差、紙種などの影響で、にじみ、吐出量が変化する。その結果、図3にケース1、ケース2として示すようにドットサイズが変化することがある。ドットサイズが変化すると、ドット間のスペースが規定値に対し増減することとなり、その結果、バーコードの読取り不良や、最悪ケースでは読めなくなるといった場合が生じる。
本発明は、このような問題に対応すべく、バーコードを構成するバー、スペースのドット数と実記録結果の関係を簡単に得られるパターンを用い、その結果をもとにバーコードを補正することで、記録環境が変化しても安定して読取り可能なバーコードを記録可能とした。
次に、本実施の形態による、バーコード補正値決定のためのテストパターンおよび、補正の方法について説明する。
図4は、本実施の形態における黒バーの太り細りの状態を確認可能とするために記録されるテストパターンの一例を示し、本発明における「1ドットきざみの複数のドット幅を有する複数の黒バーを配列したポジ領域」に対応する。このテストパターン400は、ドット数とバー幅(記録部)およびドット径の関係を得るためのパターンであり、用紙搬送方向調整テストパターン401と用紙搬送垂直方向調整テストパターン402、およびドット径確認パターン403で構成されている。用紙搬送方向調整テストパターン401は、各黒バーが用紙搬送方向に対して垂直なストレート方向に延びた黒バー群からなる。用紙搬送垂直方向調整テストパターン402は、各黒バーが用紙搬送方向と平行なコンベックス方向に延びた黒バー群からなる。テストパターン401,402は、図の例ではそれぞれ1〜10ドットの幅(ドットサイズ幅)を有する10本の黒バー群からなる。ドット径確認パターン403は、孤立した黒1ドットのドット径を確認するためのパターンである。
図5は、本実施の形態における白スペースの太り細りの状態を確認可能とするために記録されるテストパターンの一例を示し、本発明における「1ドットきざみの複数のドット幅を有する複数の白バーを配列したネガ領域」に対応する。テストパターン500は、ドット数とスペース幅(非記録部)およびドット径の関係を得るためのパターンであり、用紙搬送方向調整テストパターン501と用紙搬送垂直方向調整テストパターン502、およびドット径確認パターン503で構成されている。用紙搬送方向調整テストパターン501は、各白スペースが用紙搬送方向に対して垂直なストレート方向に延びた白スペース群からなる。用紙搬送垂直方向調整テストパターン502は、各白スペースが用紙搬送方向と平行なコンベックス方向に延びた白スペース群からなる。テストパターン501,502は、図の例ではそれぞれ1〜10ドットの幅を有する10本の白スペース群からなる。ドット径確認パターン503は、孤立した白1ドットのドット径を確認するためのパターンである。
また、幅の変動範囲は1ドットから10ドットとしたが、これに限定されるものではない。
具体的には、実際の装置、記録環境、使用記録媒体にてテストパターンを記録する。その後、例えば顕微鏡を用いバー、スペースの幅を測定し、各ドット数におけるバー、スペース幅を明らかにする。この結果より、実際の記録環境におけるドット数とバー、スペースの補正値を決定することが可能となる。また、ドット径を測定することで、記録環境における滲みの状態を確認することが可能となる。
バーコード生成システムは、バーコードを記録するためのバーコードデータを生成するものであって、バーコード用の黒バーおよび白バーを、それぞれ複数の異なるドット数の幅で記録するためのテストチャートの画像データを記憶する手段(記憶部112)と、テストチャートの画像データに基づいて特定の記録装置200で記録されたテストチャートのイメージに基づいて、バーコード用の黒バーおよび白バーの幅を測定する測定手段(イメージスキャナ110)と、この測定手段の測定結果に基づいて、記録後のバーコードの黒バー幅と白バー幅が規定の大きさとなるように、記録時に設定されるべき黒バー幅と白バー幅のドット数をバーコード補正値として求めるバー幅補正手段(制御部111)とを備える。
測定手段により、ある記録装置およびある種類の用紙等の条件下で記録されたテストチャートから、さまざまなドット幅(指示値)で記録したバー要素(黒バーおよび白バー)の実際の幅の実測値を得ることにより、その条件下でのドット幅と実際の幅の関係が把握される。この関係から、例えば、5ドットで構成された黒バー幅と8ドットで構成された白スペース幅が、紙面上の実サイズとしては同じになる、というような事実が判明する。そこで、バー幅補正手段は、記録後のバーコードの黒バー幅と白バー幅が規定の大きさとなるように、記録時に設定されるべき黒バー幅と白バー幅のドット数をバーコード補正値として求めることができる。このバーコード補正値を用いて、当該条件下でバーコードを記録すれば、バーコードの要素幅にドットの滲み等の幅変動要因があっても、適正な要素幅でのバーコードを記録することが可能となる。
バーコードは、大別して、マルチレベル、バイナリレベルの2種類に分類できる。マルチレベルのバーコードとは、4種類のバーと4種類のスペースとから構成されたバーコードであり、それぞれの4種類は1:2:3:4の比率で構成される。代表的なバーコードとして、JAN、EAN128、code128などがある。バイナリレベルのバーコードとは、2種類のバーと2種類のスペースから構成されたバーコードであり、2種類は1:2の比率で構成される。代表的なバーコードとしては、code39、ITFなどがある。
例えば、マルチレベルのバーコードを補正する場合、前記ドットとバー、スペースの関係から、1:2:3:4となるドット数を選びバーコードを補正することで、最適なバーコードを作成することが可能である。
図6(a)(b)は、それぞれ、図4および図5に示したテストチャートが記録されたときの黒バーおよび白スペースの紙面上の各ドットサイズ(バー幅およびスペース幅)を実測することにより得られた、記録されたバーのドット数と紙面上の実ドットサイズ(実測値)の関係を示したグラフである。つまり、実際の使用条件(装置、環境、用紙等)で本実施の形態のテストチャートを記録すれば、記録ヘッドの個体差に起因する吐出量の違いや、用紙の種類に起因する滲み率の違いを考慮した実ドットサイズを知ることができ、その実ドットサイズに応じて黒バー/白スペースのサイズを補正したバーコードデータを生成することが可能である。テストチャートの解析手法に関しては後述する。
例えば、マルチレベルのバーコードを最小バー、スペース100μmの構成で作成する場合、バー構成は、2ドット:4ドット:6ドット:9ドットとなり、スペース構成は、3ドット:6ドット:8ドット:11ドットとなる。
上記結果を、情報処理装置100にバーコード補正値として登録する。よって、ある特定のバーコードのみに有効ではなく、あらゆるバーコードが安定して記録可能となる。
ここで、情報処理装置にバーコード補正値を登録しその情報をもとにバーコードを作成するとしたが、記録ユニット101にバーコード補正値情報を登録し、記録ユニット内でバーコードを作成し記録した場合でも、同様の効果を得られる。
以上述べたように、テストパターンを用い最適なドットとバー、スペースの関係を明らかに、その結果をもとにバーコード補正値を決定し記録することで、記録環境に適したバーコードを記録可能となる。
図7は、本実施の形態におけるバーコード生成システムの構成図を示す。
図4および図5で示したテストパターン401,402およびテストパターン501,502を併せて記録媒体上に記録したテストチャート704を得るためには、情報処理装置100の記憶部112に格納された、テストパターン401,402,501,502に対応するテストチャート画像データ706が、情報処理装置100からUSBケーブル705を介して記録装置200に転送される。記録装置200における記録ユニット101(図1)によるテストチャート704の記録は、前述したように、実際の使用条件(記録装置、記録環境、使用用紙等)と同じ条件下で行うことによって、最大限の効果が得られる。用紙上に記録出力されたテストチャート704はイメージスキャナ110にセットされて読み取られる。情報処理装置100はこの読み取られたイメージ情報をUSBケーブル705を介して受信し、制御部111が、テストチャート704の各幅のバー要素の記録による実ドットサイズ情報を得る。制御部111はまた、バー幅補正手段として、この実ドットサイズ情報に基づいて後述するバーコード補正値707を生成し、記憶部112に格納する。記憶部112には、後述する関係テーブル800も記憶される。
図8は、テストチャート704から得られた、ドット数と黒バー幅および白スペース幅との関係を示す関係テーブル800を例示したものである。このデータは、テストチャート704をイメージスキャナ110で読み取ることにより得られた画像データ上の各ドット数(単位ドット)について、実際に紙面上に着弾し滲んだ黒バー幅および白スペース幅の実ドットサイズ(単位はマイクロメートル)を測定することによって得られた結果を示している。したがって、関係テーブル800は実際の異なる使用条件毎に作成される。具体的には、例えば、10ドットで構成した黒バー幅は、紙面上で465μmであり、同じ10ドットの白スペース幅は335μmになっていることが示されている。なお、図8に示したデータは図6に示したグラフの結果と一致するべきものであるが、本例では便宜上、その整合性を図ってはいない。
上述したように、1次元バーコードは、大きく分けてバイナリレベルとマルチレベルの2種類に分類できる。バイナリレベルのバーコードとは、2種類の黒バーと2種類の白スペースで構成されたバーコードである。2種類の黒バーの幅は1:2の比率で構成される。白バーについても同様である。代表的なバイナリレベルのバーコードとしては、Code39、ITFなどがある。マルチレベルのバーコードとは、4種類の黒バーと4種類の白スペースで構成されたバーコードである。4種類の黒バーの幅は、1:2:3:4の比率で構成される。白バーについても同様である。代表的なマルチレベルのバーコードとしては、JAN、EAN128、Code128などがある。
例えば、マルチレベルのバーコードを補正する場合、図8で示した黒バーと白スペースの関係から、実ドットサイズが1:2:3:4となる黒バーのドット数を選び、且つ黒バーと白スペースの実サイズ幅が同じとなるドット数を選ぶことによって読取り品位の高い最適なバーコードを作成することが可能である。
尚、ドット数は整数のため、目的とする幅が整数とならない場合は、近い方の整数を補正値として使用する。
以下、図8および図9を用いて、バイナリレベルのバーコードCode39およびマルチレベルのバーコードEAN128の補正値決定方法をそれぞれ具体的に説明する。
図9は、図7のバーコード補正値707の例としての、補正値テーブル901,902を示している。図9(a)に示した補正値テーブル901は、規格上、細バー幅(NB)5ドットのCode39の補正されたドット構成を示す。この補正ドット構成は次のようにして得られる。細バー幅5ドットは、図8に示した関係テーブル800から、その黒バー幅は250μmである。細スペースは、細バーと同じ250μmとなるドット数を関係テーブル800から探し出すことにより、8ドットと決定される。これにより、5ドットで構成された黒バー幅と8ドットで構成された白スペース幅が、紙面上の実サイズとしては同じになる。太バーおよび太スペースは、細太比1:2により、250μm×2=500μmに最も近い幅に対応するドット数を関係テーブル800から探し出し、実際の黒バー幅が500μmに最も近い505μmである太バー11ドット、実際の白スペース幅が500μmに最も近い505μmである太スペース14ドットと決定される。これにより、バーコード読取り率の重要ファクターの一つである『細バー×2=太バー』および『黒バー幅=白スペース』という規格条件を紙面上の実サイズで保証することができる。
図9(b)に示した補正値テーブル902は、規格上、細バー幅(NB)4ドットのEAN128の補正されたドット構成を示す。この補正ドット構成は次のようにして得られる。細バー幅4ドットは、関係テーブル800から実際の黒バー幅で210μmなので、1:2:3:4となる4値の各黒バーのドットサイズは、計算上、それぞれ210μm、420μm、630μm、840μmである。そこで、上記と同様の手法で、図8の関係テーブル800から各々のドットサイズとなるドット数は、4ドット、9ドット、14ドット、19ドットと決定される。同様に、210μm、420μm、630μm,840μmのスペース幅は、7ドット、12ドット、17ドット、22ドットと決定できる。これにより、バーコード読取り率の重要ファクターの一つである『1:2:3:4の比率』および『黒バー幅=白スペース』という規格条件を、紙面上の実サイズで保証することができる。
情報処理装置100の記憶部112に、これらの補正値テーブル901,902はバーコードの種別情報ととともに保存される。
図10は、本実施の形態のバーコード生成システムの動作を説明する為の図である。
情報処理装置100上で実行されるバーコード作成アプリケーションの入力画面1000は、バーコードの種類を選択肢の中から選択するバーコード種類選択欄1001と、基準となるバーの幅情報としての細バー(ナローバー)のドット数を入力するドット数入力欄1002と、テストチャート704を読み取ることを指示する「チャート読込」ボタン1003と、「バーコード生成」ボタン1004と、「終了」ボタンとで構成される。バーコード作成アプリケーションは、「チャート読込」ボタン1003がユーザにより指示されると、イメージスキャナ110にセットされたテストチャート704の記録出力を読み取り、読み取ったイメージに基づく各要素幅のドット数と実測値に基づいて図8に示したような関係テーブル800を作成する。さらに、「バーコード生成」ボタン1004がユーザにより指示されると、入力画面1000でユーザが指定したバーコード種類と細バーのドット数に合致した最適なバーコード補正値を求めて、バーコード補正値画面1005を出力する。バーコード補正値画面1005は、バイナリレベルのバーコードの場合は、細バー1006、細スペース1007、太バー(ワイドバー)1008、太スペース(ワイドスペース)1009の各表示欄に最適な構成ドット数を表示する。バーコード作成アプリケーションがバーコード記録機能も備える場合には、情報処理装置100内の記憶部112に当該最適な構成ドット数が記憶され、以降のバーコード記録に利用される。また、バーコード補正値画面1005上の各表示欄はユーザによる修正入力を受け付けるようにしてもよい。例えば、バーコードの品位は低下するが、バーコードの小サイズ化のためにユーザがドット幅を例えば1ドット小さくするような微調整入力を行えるようにしてもよい。
なお、バーコード作成アプリケーションがバーコード記録機能を備えない場合には、バーコード補正値画面1005はユーザが補正値を確認するために利用することができる。確認した後は、一般的なバーコード生成ソフトウェアのドット構成入力欄(図示せず)に、それらのバー幅およびスペース幅を設定することができる。その結果、読取り率の高い最適なバーコード生成が可能となる。
マルチレベルのバーコードの場合には、図示しないが同様に、4値の各バー/スペースの表示欄に最適な構成ドット数を表示する。
図11は、本実施の形態のバーコード生成システムによる最適バーコード生成処理を表したフローチャートを示す。この処理は、情報処理装置100の制御部111が記憶部112に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。この処理は、バーコードの記録の度に行う必要はなく、バーコードの記録機や紙種の変更などの実使用環境の変更時のみ行えば足りる。
この処理は、ユーザの指示に応じて開始され、まず、実使用環境におけるテストチャートを記録出力する(S11)。記録したテストチャートはユーザによりイメージスキャナ110にセットされる。記録装置200がスキャナ機能を備える場合にはユーザによるこの作業は不要である。このテストチャートはイメージスキャナで読み込まれる(S12)。
ついで、バーコード作成アプリケーションの入力画面1000(図10)からユーザによるバーコードの種類(1001)や細バーの条件(1002)を入力を受け付けて、これらの条件を設定する(S13)。ユーザによるバーコードの読取指示(「チャート読込」ボタン1003の指示)があれば(S14,Yes)、イメージスキャナによりテストチャートの画像が読み取られる。そこで、読取結果(イメージ)を解析して関係テーブル800を生成し、記憶部112内に保存する(S16)。その後、バーコード生成の指示(「バーコード生成」ボタン1004の指示)があれば(S17,Yes)、上記指定された条件のバーコードが、読取り可能な品位として生成可能かどうか判断する(S18)。この判断はバーコードのランク(読取りランク)の判定に基づいて行われる。ランクの判定の詳細については後述する。バーコード全体のサイズに関しては予め固定か、ユーザが指定できるものとする。ユーザが指定する場合には、例えば入力画面1000においてその入力欄を追加し、ステップS13において入力を受け付けるようにしてもよい。
生成したバーコードの読取り品位があるレベルに達しないと判断された場合には、ユーザにその旨を報知する(S19)。この報知は、テキストや記号、画像等、任意のメッセージの表示または音によるものが考えられる。読取り品位があるレベル以上となると判断された場合には、最適なバーコードを生成するためのバーコード補正値(構成ドット数)を求めて、バーコード補正値画面1005を表示する(S20)。また、このアプリケーションがバーコード記録機能を有する場合にはこのバーコード補正値を、以後のバーコードの記録に反映するよう記憶部112に保存する。
実使用環境が変わらず、バーコード種別やナローバー幅のみの変更の場合には、テストチャートの記録やスキャンは不要であり、ステップS13のバーコード種類、ナローバー設定から実行すればよい。
ここで、バーコードのランクについて簡単に説明する。
上記の説明から推測されるように、関係テーブル800で整数値のドット数を決定する際にはバー幅の理論値と完全に一致する実測値のドット数が存在するとは限らない。すなわち、選択されたドット数は最大0.5ドットの誤差が存在しうる。したがって、「最適な補正値」といっても誤差があり、実際には1:2:3:4の比率が理想であっても例えば0.9:2.1:3.0:3.9など理想に近い補正値を提示しているに過ぎない。このような観点から、生成されるバーコードのランクを推測しうる。ランクの詳細はISO/IEC15416,ANSI X3.182,JIS X0520などに記載されている。実際には、反射率やデコーダビリティなど幾つもの評価項目から決定されている。
一般に、バーコード品位は、読取りランク0.0〜4.0で表現される。また読取りランク0.0〜4.0を5段階に分割してA,B,C,D,Fとアルファベットで表現する場合もある。ランクの品質としては、一般的には下記のような目安となっている。
ランクA:1回のスキャンだけで読める品質
ランクB:同一場所を複数スキャンで読める品質
ランクC:異なる場所をスキャンすることにより読める品質
ランクD: 異なる場所を複数回スキャンして読める品質、リーダーによっては読めない場合もある。
ランクF: 欠陥バーコード。リーダーによってはその能力で読める場合もあるが、システムには利用しない方がよい。
以上説明した実施の形態に示したテストチャートでは、1〜10ドットで構成された黒バーおよび白スペースを例に挙げたが、ドット数と実サイズの関係は、図6に示したように概略比例関係にあり、例えば5ドット、10ドットなど、黒バーおよび白スペースの各々について実測値は少なくとも2点あれば図6のグラフが得られる。もちろん、ドット構成範囲内のすべてのドット数について実測値を求めてもよい。より品位の高いバーコードを生成する為にドット構成範囲を1〜100ドットなどと広げてもよい。
また、図10のドット数入力欄1002で示したようにナローバーサイズを入力してバーコードを生成したが、図12に示したようにバーコード1201の描画範囲(描画領域)1202を指定し、指定された領域内に収まる最適なバーコードを生成するようにしてもよい。この際、入力された領域内では読取りランクを満足し得るバーコードが生成できない場合には、その旨をユーザに報知することが望ましい。
さらに、図10のバーコード補正値画面1005に示したように、出力情報としてバーコードの構成ドット数を用いる例を挙げたが、バーコードの画像そのものを表すビットマップデータを出力するようにしてもよい。この場合、図10のバーコード作成アプリケーションの入力画面1000には、バーコードで表す文字列、バーコードの領域のサイズ(バーコードの高さおよび長さに対応)を入力する入力欄を設けてもよい。ユーザは、表示されたバーコードの画像をコピー&ペースト等の操作により利用することが可能である。
上記の実施の形態では、テストパターンから得られたドット数情報を入力しバーコード補正を行ったが、テストパターンから得られたバーとスペースの比率情報を入力することで補正値を決定することも可能である。
具体的には、記録したテストパターンから、バーおよびスペース情報をもとにバー/スペースの比率情報を導き出し、その結果を補正値として入力しバーコードを作成する。例えば、記録したテストパターンをイメージスキャナにてスキャンし、スキャンデータからドット数とバー、スペースの幅を解析する。その後は、第1の実施の形態と同様の方法でグラフ化し、目的とする比率にてバーコード補正値を決定する。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。例えば、読み取り装置としてイメージスキャナを採用したが、バーコードリーダやバーコード検証機などバーコードに特化した光学的な検出器を用いてもよい。あるいは、人間が顕微鏡を用い実測しドットとバー、スペースの関係を明らかにしてもよい。
2次元バーコードの場合には、単位矩形のサイズが最小の基本サイズとみなせるので、次元の増加に対応すれば、上記と同様に本発明を適用することが可能である。したがって、本発明のバーコードには2次元バーコードも含みうる。
また、上記説明では、イメージスキャナで読み取られたテストチャートの画像の解析およびバーコード補正値の決定は、情報処理装置100の機能として説明したが、この機能を記録装置自体が備えてもよい。
さらには、バーコードのみならず、罫線や枠線などのドットサイズ幅にも応用できる。
また、インクジェット記録装置の機械的構成としては、記録ヘッドを搭載したキャリッジを移動させる間に記録を行うシリアル記録方式であっても、記録媒体の幅に対応した長さの記録ヘッドに対して記録媒体を相対的に移動させつつ記録を行うフルライン記録方式であってもよい。
記録装置の記録ヘッドは4本用いる例を示したが、個数は1本でも4本以外の複数本でもよい。
インクジェット記録方式としては、インクを吐出する為のエネルギーとして発熱素子から発生される熱エネルギーを用いた、いわゆるバブルジェット(登録商標)記録方式に限らず、他の方式(例えば、圧電素子を用いた方式等)のインクジェット記録ヘッドにも適用できる。
さらには、記録方式としてはインクジェット以外にも、本発明は、記録サイズが使用条件によって異なるような任意の記録方式に適用可能である。
本発明のバーコード生成システムの概略の構成例を示す図である。 図1のシステムにおける情報処理装置と記録装置の制御ハードウェアの構成例を示すブロック図である。 図1に示した記録装置で、バーコードのような、黒バーと白スペースにて構成されたパターンを記録した場合の概略図である。 本発明の実施の形態において黒バーの太り細りの状態を確認可能とするために印刷されるテストチャートの一例を示す図である。 本発明の実施の形態における白スペースの太り細りの状態を確認可能とするために印刷されるテストチャートの一例を示す図である。 図4および図5に示したテストチャートに基づいて得られた、記録されたドット数と紙面上の実ドットサイズの関係を示したグラフである。 本発明の実施の形態におけるバーコード生成システムの構成図である。 本発明の実施の形態におけるテストチャートから得られた、ドット数と黒バー幅および白スペース幅との関係を示す関係テーブルの構成例を示した図である。 図7のバーコード補正値の例としての、2種類のバーコードの補正値テーブルを示す図である。 本発明の実施の形態のバーコード生成システムの動作を説明する為の図である。 本発明の実施の形態のバーコード生成システムによる最適バーコード生成処理を表したフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるバーコードの描画領域を示す図である。
符号の説明
100…情報処理装置
101…記録ユニット
102…プリンタケーブル
103…記録紙(記録媒体)
104…エンコーダ
105…バーコード
106…搬送部
110…イメージスキャナ
111…制御部
112…記憶部
113…表示部
114…操作部
115…USBインタフェース
200…インクジェット記録装置
201…制御部
205…イメージメモリ
206…各種モータ
207…用紙搬送部
208…コントローラ
209…制御回路
210…ヘッド駆動回路
211…モータドライバ
400,401,402,500,501,502…テストパターン
403,503…ドット径確認パターン
704…テストチャート
705…ケーブル
706…テストチャート画像データ
707…バーコード補正値
800…関係テーブル
901,902…補正値テーブル
1000…入力画面
1001…バーコード種類選択欄
1002…ドット数入力欄
1003…「チャート読込」ボタン
1004…「バーコード生成」ボタン
1005…バーコード補正値画面
1006…細バー
1007…細スペース
1201…バーコード

Claims (4)

  1. インクジェット記録装置で記録されるバーコードの黒バー幅および白バー幅を補正するためのテストチャートを構成するテストパターンを記録媒体上に記録したテストチャートであって、
    1ドットきざみの複数のドット幅を有する黒バーを配列したポジ領域と、1ドットきざみの複数のドット幅を有する白バーを配列したネガ領域とを含むことを特徴とするテストチャート。
  2. 前記ポジ領域は、縦方向に伸びる複数の黒バーと横方向に伸びる複数の黒バーとを含み、前記ネガ領域は、縦方向に伸びる複数の白バーと横方向に伸びる複数の白バーとを含むことを特徴とする請求項1に記載のテストチャート。
  3. インクジェット記録装置で記録されるバーコードの黒バー幅および白バー幅を補正するためのテストチャートを構成するテストパターンであって、
    1ドットきざみの複数のドット幅を有する黒バーを配列したポジ領域と、1ドットきざみの複数のドット幅を有する白バーを配列したネガ領域とを含むことを特徴とするテストパターン。
  4. 前記ポジ領域は、縦方向に伸びる複数の黒バーと横方向に伸びる複数の黒バーとを含み、前記ネガ領域は、縦方向に伸びる複数の白バーと横方向に伸びる複数の白バーとを含むことを特徴とする請求項3に記載のテストパターン。
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