JP2009020313A - 画像形成装置および画像形成プログラム - Google Patents

Abstract

【課題】 プリンタにおいて、確実な印刷を確保しつつ印刷時間を短縮できるようにする。
【解決手段】 印刷ジョブ受信部３は印刷ジョブを受信するとともにこの印刷ジョブ受信開始時に１次給紙を印刷エンジン７に要求する。画像形成部５は印刷ジョブ受信部３からの印刷ジョブに基づき印刷画像を形成して印刷エンジン７に出力するとともに、１次給紙後の２次給紙に先立ち印刷画像の掃出し開始を印刷エンジン７に要求する。印刷エンジン７は１次給紙要求によって給紙段から用紙１１を１次給紙し、印刷画像の掃出し開始要求によって印刷画像を吐出し開始処理してから、用紙１１を２次給紙して印刷画像を転写、定着する。
【選択図】 図１

Description

本発明は画像形成装置および画像形成プログラムに係り、例えば、プリンタや複合機において好適する画像形成装置および画像形成プログラムの改良に関する。

従来、プリンタ等で印刷処理を行う場合、ホストコンピュータから印刷データの送信を受け、データ受信部にて印刷データを受信してから画像形成部に対して画像形成を要求し、画像形成部ではそれを受けて画像形成するとともに印刷エンジンに対して用紙の給紙開始要求を出し、印刷エンジンでは給紙段から用紙を１次給紙してレジストローラに到達させた後、用紙を２次給紙して印刷定着処理を経て排出に至るシーケンスで制御をしていた。

しかも、プリンタ等においては、印刷処理を早めるために、図３に示すように、原稿の読み込み中（印刷ジョブ受信中）に１次給紙開始要求や画像形成要求を出して用紙を先行して１次給紙させることにより、１次給紙の搬送速度を速める技術も開示されている。

例えば、特開平３−１４３６７４号公報（特許文献１）も印刷処理速度を向上させるものである。
特開平３−１４３６７４号公報

しかしながら、上述した従来の画像形成装置では、原稿の読み込み中に１次給紙開始してコピー処理を早めるが、プリンタとして動作させる場合、受信する印刷ジョブの容量が小さいものから大きいものまで多様であり、何時の時点で１次給紙開始してコピー処理を早めたら好ましいか、特別の工夫が必要である。

さらに、上述した特許文献１は、全ての画像形成が完了してから１次給紙を開始する構成を提供するものであるから、同様に、印刷処理を早めるためには、改善の余地がある。

本発明はそのような課題を解決するためになされたもので、印刷機能において印刷時間を短縮することが容易な画像形成装置および画像形成プログラムの提供を目的とする。

そのような課題を解決するために本発明に係る画像形成装置は、給紙段から１次給紙した用紙を２次給紙するとともに、印刷画像を吐出してこれを２次給紙されたその用紙に転写、定着する印刷エンジンと、印刷ジョブを受信するとともにその印刷エンジンの１次給紙を開始制御する印刷ジョブ受信部と、この印刷ジョブ受信部で受信したその印刷ジョブから印刷画像を形成してその印刷エンジンに出力するとともにその１次給紙後の２次給紙に先立ちその印刷画像の吐出し開始を制御する画像形成部とを具備している。

そして、本発明では、上記印刷エンジンが、中間転写部に転写した画像をその印刷用紙に転写、定着する構成も可能である。

本発明の画像形成装置では、上記印刷エンジンが、カラー印刷画像を吐出して転写、定着する構成も可能である。

本発明の画像形成装置では、上記印刷エンジンがそのカラー印刷画像の構成色毎にタンデム配置された転写ドラムを有し、上記画像形成部がその転写ドラムに対する印刷画像の吐出し開始を制御する構成も可能である。

本発明の画像形成装置では、上記印刷エンジンが、その印刷画像の吐出し完了情報に基づき２次給紙する構成も可能である。

本発明の画像形成装置では、上記印刷ジョブ受信部が、その印刷ジョブの受信開始時に１次給紙を開始制御する構成も可能である。

本発明の画像形成装置では、上記印刷ジョブ受信部が、その印刷ジョブの受信終了時に１次給紙を開始制御する構成も可能である。

そして、本発明の画像形成プログラムでは、給紙段から１次給紙した用紙を２次給紙して印刷画像を転写、定着する印刷エンジンに対し、印刷ジョブから形成した印刷画像のその用紙への印刷制御をする制御用コンピュータに対し、その印刷ジョブを受信するとともにその印刷エンジンの１次給紙を開始制御する印刷ジョブ受信処理と、この印刷ジョブ受信処理で受信した印刷ジョブからその印刷画像を形成してその印刷エンジンに出力する印刷画像処理と、その１次給紙後の２次給紙に先立ちその印刷エンジンにおける印刷画像の掃出し開始を制御する画像掃出制御処理とを実行させるものである。

このような本発明に係る画像形成装置および画像形成プログラムは、印刷ジョブ受信部が印刷ジョブを受信するとともに印刷エンジンの１次給紙を開始制御すると、印刷エンジンが給紙段から用紙を１次給紙し、印刷ジョブ受信部で受信したその印刷ジョブから画像形成部が印刷画像を形成して印刷エンジンに出力するとともに、画像形成部が１次給紙後の２次給紙に先立ちその印刷画像の吐出し開始を印刷エンジンに制御し、印刷エンジンが用紙を２次給紙するとともにその用紙に転写、定着するから、印刷機能において印刷時間を短縮することが容易である。

そして、本発明の画像形成装置において、上記印刷エンジンが中間転写部に転写した画像をその印刷用紙に転写、定着する構成では、特に、印刷時間の短縮が確実である。

本発明の画像形成装置において、上記印刷エンジンがカラー印刷画像を吐出して転写、定着する構成では、カラー印刷画像の吐出から転写に時間がかかり易いから、確実に印刷時間の短縮化が達成可能である。

本発明の画像形成装置において、上記印刷エンジンがそのカラー印刷画像の構成色毎にタンデム配置された転写ドラムを有し、上記画像形成部がその転写ドラムに対する印刷画像の吐出し開始を制御する構成では、特に、カラー印刷画像の吐出から転写に時間がかかり易いから、確実に印刷時間の短縮化が達成可能である。

本発明の画像形成装置において、上記印刷エンジンがその印刷画像の吐出し完了情報に基づき２次給紙する構成では、良好な画像転写を図りつつ印刷時間の短縮化が可能である。

本発明の画像形成装置において、上記印刷ジョブ受信部が、その印刷ジョブの受信開始時に１次給紙を開始制御する構成では、印刷時間をより短縮することが可能である。

本発明の画像形成装置において、上記印刷ジョブ受信部が、その印刷ジョブの受信終了時に１次給紙を開始制御する構成では、同様に、印刷時間をより短縮することが可能である。

以下、本発明に係る実施の形態を図面を参照して説明する。

図１は本発明に係る画像形成装置Ａの実施の形態を示す概略構成ブロック図である。本発明に係る画像形成プログラムは画像形成装置Ａを説明する過程で説明する。

図１において、画像形成装置Ａの本体ケース１内には、印刷ジョブ受信部３、画像形成部５、印刷エンジン７および操作表示部９の他、例えばプリンタや複合機を構成する構成要素が配置されている。

印刷ジョブ受信部３は、図示しない外部コンピュータ等から印刷ジョブを入力する入力ポート機能を有し、画像形成部５に接続されている。

印刷ジョブ受信部３は、印刷エンジン７にも接続されており、例えば印刷ジョブの受信開始時に印刷エンジン７に１次給紙の開始を指示する制御機能を有している。印刷エンジン７への１次給紙の開始指示は、全ての印刷ジョブの受信終了時に指示するよう形成可能である。

画像形成部５は、印刷ジョブ受信部３からの印刷ジョブを解析し、例えば１頁毎のビットイメージデータからなる印刷画像（画像データ）を展開形成し、印刷エンジン７に出力する機能を有している。

画像形成部５は、印刷画像を形成してから、印刷エンジン７に対し後述する印刷画像の吐出し開始を指示する制御機能を有するとともに、印刷ジョブ中又は操作表示部９等からの印刷画像の拡大、縮小又は回転処理等の指示があれば、それらの画像処理をしてから印刷エンジン７に印刷画像の吐出し開始を指示するようになっている。

印刷エンジン７は、用紙１１がセットされた給紙段（給紙カセット）１３、この給紙段１３から用紙１１を１次給紙するローラ１５、１次給紙した用紙を途中で送りタイミング制御するとともに位置補整するレジストローラ１７、このレジストローラ１７への用紙１１の到達を検出するレジストセンサ１９、カラー画像転写部２１、このカラー画像転写部２１から画像転写された用紙１１を加熱加圧する加熱ローラ２３と加圧ローラ２５の定着部、これらを駆動制御する電子回路や駆動機構（図示せず。）を有して形成されている。

印刷エンジン７において、理解を容易にするために、用紙１１、給紙段１３、ローラ１５、レジストローラ１７、検出センサ１９、画像転写部２１、加熱ローラ２３、加圧ローラ２５は、便宜上、印刷エンジン７から抜き出して図示している。

カラー画像転写部２１は、画像形成部５から得られたカラー印刷画像に基づきレーザ光等を発光する図示しない発光部や、外周面が帯電された４個の転写ドラム２７であってそのレーザ光によってカラー印刷画像を潜像形成してからトナーで現像する転写ドラム２７と、これらの転写ドラム２７に現像された画像を転写して転写画像を形成する中間転写部（中間転写ベルト）２９を有して形成されているが、公知の構成であるから詳細な図示を省略する。

４個の転写ドラム２７は、カラー印刷画像の構成色毎、すなわちＣＭＹＫ（シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック）に該当してタンデム配置されており、上述した発光部も４個の転写ドラム２３に対応して４個配置されており、印刷画像の吐出しが完了すると完了情報を出力するようになっている。

中間転写部２９は、トナー現像された４個の転写ドラム２７から個別に転写された構成色毎のカラー画像を合成してカラー画像を再現する公知の搬送ベルト状のものである。

そして、本発明における印刷画像の吐出しとは、例えば画像形成部５からのカラー印刷画像に基づき転写ドラム２７に潜像形成、現像することである。

印刷エンジン７は、１次給紙の開始指示を受けると、ローラ１５が給紙段１３から用紙１１を１次給紙してレジストローラ１７まで搬送し、印刷画像の吐出し開始指示を受けると、印刷画像に基づき転写ドラム２３に潜像形成、現像し、中間転写帯２３への画像転写準備が整うと吐出し完了情報を形成し、これによってレジストローラ１７が待機中の用紙１１を２次給紙し、中間転写部２９から用紙１１に画像を転写するとともに、加熱ローラ２３と加圧ローラ２５によって画像を定着し排紙部３１から排紙する。

なお、画像形成部５および印刷エンジン７の一部で実施される諸機能は、ソフトウエアによって実現される。

次に、上述した画像形成装置の動作を図２を参照して簡単に説明する。

ホストコンピュータから印刷ジョブが送信されると、印刷ジョブ受信部３でそれを受信するとともに受信開始タイミングで１次給紙の開始指示を印刷エンジン７へ要求し、印刷エンジン７では１次給紙の開始指示を受けて用紙１１の１次給紙を開始処理（印刷ジョブ受信処理）する。

一方、印刷ジョブ受信部３では印刷ジョブの受信を継続し、全ての印刷ジョブの受信が終了すると、印刷ジョブ受信部３が印刷ジョブを画像形成部５へ出力して画像形成要求をする。

これを受けて画像形成部５では、印刷ジョブから印刷画像を形成するとともに拡大、縮小又は回転等の必要な画像処理を行い、その印刷画像を印刷エンジン７へ送る（印刷画像処理）。

また、画像形成部５では、１次給紙後の２次給紙に先立ち印刷画像の掃出し開始要求を印刷エンジン７へ送る（画像掃出制御処理）。

印刷エンジン７では、印刷画像の掃出し開始指示に基づき印刷画像を転写ドラム２３に吐出し処理をして中間転写部２９へ画像転写するとともに、吐出し完了情報に基づきレジストローラ１７を制御し、上述したように用紙１１への２次給紙、画像転写、画像定着処理がなされる。

このように、本発明に係る画像形成装置では、給紙段１３から１次給紙した用紙１１を所定条件の下で２次給紙するとともに、印刷画像を吐出してこれを２次給紙されたその用紙に転写、定着する印刷エンジン７に加えて、印刷ジョブを受信するとともにその印刷エンジンの１次給紙を開始制御する印刷ジョブ受信部３と、この印刷ジョブ受信部３で受信したその印刷ジョブから印刷画像を形成してその印刷エンジン７に出力するとともに、その１次給紙後の所定条件としてその２次給紙に先立ちその印刷画像の吐出し開始を制御する画像形成部５とを具備している。

そのため、印刷ジョブの受信開始と同時に印刷エンジン７での１次給紙の開始を制御するから、印刷機能において、印刷ジョブの受信開始時といった必然的に発生するタイミングを起動タイミングに有効に利用し、印刷時間を短縮することが容易である。

さらに、２次給紙以前の段階で印刷エンジン７に対して印刷画像の吐出し開始を制御し、印刷エンジン７では印刷画像の吐出し動作実行といった条件の下で２次給紙するから、印刷画像の吐出しや画像転写に時間が必要であったり長短のばらつきがあっても、それを考慮した２次給紙が可能となり、用紙１１に対して確実な画像転写が可能とある。

しかも、画像形成部５が印刷エンジン７に対して印刷画像の吐出し開始を制御した後は、印刷エンジン７内で画像転写や２次給紙が処理され、画像形成部５と印刷エンジン７間のプログラム処理構成も複雑化しない。

また、印刷エンジン７が中間転写部２９に転写した画像を用紙１１に転写、定着する構成、更に、印刷エンジン７がカラー印刷画像を吐出して転写、定着する構成では、特に、印刷画像の吐出から転写に時間がかかり易いから、２次給紙に先立って印刷画像の吐出の開始を制御することにより、確実に印刷時間の短縮化が達成可能である。

特に、印刷エンジン７がカラー印刷画像の構成色毎にタンデム配置された転写ドラムを有する構成では、印刷時間の短縮化の効果が著しい。

なお、印刷エンジン７のカラー画像転写部２１はこれに限定されず、モノクロ画像転写部であっても実施可能である。

また、印刷エンジン７が印刷画像の吐出し完了情報に基づき２次給紙するから、良好な画像転写を図りつつ印刷時間の短縮化が可能である。

さらに、本発明の画像形成装置では、その印刷ジョブの受信終了時にその１次給紙を開始制御するよう印刷ジョブ受信部３を形成すれば、印刷ジョブの容量の大小に拘わらず、１次給紙された用紙の２次給紙待機期間が一定となり易く、確実な印刷を確保しつつ印刷時間の短縮化が可能となるが、その印刷ジョブの受信時にその１次給紙を開始制御するよう印刷ジョブ受信部３を形成すれば、一般的により印刷時間の短縮化が可能となる。

なお、本発明に係る画像形成装置は、プリンタ、コピー機、ファクシミリ又はこれらを組合わせた複合機に限らず種々の印刷機器に適応可能であるが、特に、個々の印刷ジョブの容量が異なり易いプリンタにおいて好適する。

ところで、本発明に係る画像形成プログラムでは、給紙段から１次給紙した用紙を２次給紙して印刷画像を転写、定着する印刷エンジン７に対して、印刷ジョブから形成した印刷画像の用紙への印刷制御をする制御用コンピュータに対し、その印刷ジョブを受信するとともにその印刷エンジン７の１次給紙を開始制御する印刷ジョブ受信処理と、この印刷ジョブ受信処理で受信した印刷ジョブからその印刷画像を形成してその印刷エンジン７に出力する印刷画像処理と、その１次給紙後の２次給紙に先立ちその印刷エンジンにおける印刷画像の掃出し開始を制御する画像掃出制御処理とを実行させるものであり、上述した画像形成装置と同様の効果を得ることが可能である。

本発明に係る画像形成装置の実施の一形態を示すブロック図である。 図１に係る画像形成装置の動作を説明する図である。 従来の画像形成装置の動作を説明する図である。

符号の説明

１ 本体ケース
３ 印刷ジョブ受信部
５ 画像形成部
７ 印刷エンジン
９ 操作表示部
１１ 用紙
１３ 給紙段（給紙カセット、印刷エンジン）
１５ ローラ（印刷エンジン）
１７ レジストローラ（印刷エンジン）
１９ レジストセンサ
２１ 画像転写部（カラー画像転写部、印刷エンジン）
２３ 加熱ローラ（定着部、印刷エンジン）
２５ 加圧ローラ（定着部、印刷エンジン）
２７ 転写ドラム（印刷エンジン）
２９ 中間転写部（印刷エンジン）
３１ 排紙部
Ａ 画像形成装置

Claims (8)

1. 給紙段から１次給紙した用紙を２次給紙するとともに、印刷画像を吐出してこれを前記２次給紙された前記用紙に転写、定着する印刷エンジンと、
   印刷ジョブを受信するとともに前記印刷エンジンの１次給紙を開始制御する印刷ジョブ受信部と、
   この印刷ジョブ受信部で受信した前記印刷ジョブから前記印刷画像を形成して前記印刷エンジンに出力するとともに、前記１次給紙後の前記２次給紙に先立ち前記印刷画像の前記掃出し開始を制御する画像形成部と、
   を具備することを特徴とする画像形成装置。
2. 前記印刷エンジンは、中間転写部に転写した画像を前記用紙に転写、定着する請求項１記載の画像形成装置。
3. 前記印刷エンジンは、カラー印刷画像を吐出して転写、定着する請求項１又は２記載の画像形成装置。
4. 前記印刷エンジンは前記カラー印刷画像の構成色毎にタンデム配置された転写ドラムを有し、前記画像形成部は前記転写ドラムに対する前記印刷画像の吐出し開始を制御する請求項３記載の画像形成装置。
5. 前記印刷エンジンは、前記印刷画像の吐出し完了情報に基づき前記２次給紙する請求項１〜４いずれか１記載の画像形成装置。
6. 前記印刷ジョブ受信部は、前記印刷ジョブの受信開始時に前記１次給紙を開始制御する請求項１〜５いずれか１記載の画像形成装置。
7. 前記印刷ジョブ受信部は、前記印刷ジョブの受信終了時に前記１次給紙を開始制御する請求項１〜５いずれか１記載の画像形成装置。
8. 給紙段から１次給紙した用紙を２次給紙して印刷画像を転写、定着する印刷エンジンに対し、印刷ジョブから形成した前記印刷画像の前記用紙への印刷制御をする制御用コンピュータに対し、
   前記印刷ジョブを受信するとともに前記印刷エンジンの１次給紙を開始制御する印刷ジョブ受信処理と、
   この印刷ジョブ受信処理で受信した前記印刷ジョブから前記印刷画像を形成して前記印刷エンジンに出力する印刷画像処理と、
   前記１次給紙後の前記２次給紙に先立ち前記印刷エンジンにおける前記印刷画像の前記掃出し開始を制御する画像掃出制御処理と、
   を実行させる画像形成プログラム。

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