JP2009018040A - Card displaying device for commodity displaying apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本願発明は、例えば棒状フック装置のような商品陳列装置に使用するカード類表示具に関するものである。 The present invention relates to a card display device used in a product display device such as a rod-like hook device.
商品陳列装置として商品を吊り下げて陳列する棒状フック装置があり、各種の店舗で広く使用されている。この棒状フック装置には、上段フック体と下段フック体とを有する2段方式と、商品吊り下げ用のフック体のみを有するシングル方式とがあり、前者は十手フックと称されて後者はシングルフックと称されている。 As a product display device, there is a rod-like hook device that hangs and displays products, and is widely used in various stores. This rod-shaped hook device includes a two-stage system having an upper hook body and a lower hook body, and a single system having only a hook body for hanging a product. The former is called a ten-hand hook and the latter is a single It is called a hook.
このうち十手フックは上段フック体をプライスカードの取り付けに使用するのものであり、上段フック体の先端は上向きに延びる上向き部になっていて、従来は、この上向き部を利用して合成樹脂製等のカードケースを取付けている。そして、従来のカードケースは基本的には単一構造になっており、その姿勢を変えることはできなかった。 Of these, the ten hooks use the upper hook body for attaching the price card, and the tip of the upper hook body is an upward portion extending upward, and conventionally, this upward portion is used to make synthetic resin. A card case made of product is installed. The conventional card case basically has a single structure, and its posture cannot be changed.
他方、カードケースの表示面は一般に陳列棚と対向した姿勢になっているが、例えば店舗の通路を買い物客が通行するにおいて方向性がある場合があり、そこで、買い物客に対して商品を強くアピールするためカードケースをその表示面が買い物客によく見えるように変えたいという要望がある。この要望に対して特許文献1では、水平姿勢を簡単に変更できる状態で十手フックの上段フック体に取付けできるようにしたカードケースが開示されている。
On the other hand, the display surface of the card case is generally facing the display shelf, but there are cases where there is a direction for the shopper to pass through the store passage, for example. In order to appeal, there is a desire to change the card case so that the display surface can be easily seen by shoppers. In response to this demand,
また、店舗からはカードケースを跳ね上げ回動できる構造にして欲しいとの要望もある。すなわち、商品を吊り下げているフック体の先端が人の顔に当たることが懸念されるため、商品吊り下げ用フック体の前方をカードケースで覆うことで安全性を確保すると共に、商品の出し入れの容易性を阻害しないようにカードケースを跳ね上げ回動できるようにして欲しいという要望がある。 In addition, there is a request from the store that the card case can be turned up and turned. That is, since there is a concern that the tip of the hook body that is hanging the product hits a human face, the front of the hook body for hanging the product is covered with a card case to ensure safety and There is a desire for the card case to be able to be flipped up and rotated so as not to impede ease.
この点について本願出願人は、特許文献2においてシングルフック用のカード類表示具を開示した。すなわちこの特許文献2のカード類表示具は、フック体に取り付く本体とカード類が装着されるカードケースとが別部材になっており、カードケースの裏側に水平状の支軸を設ける一方、本体の前端には前記支軸を上下から挟む上下の挟持部を一体に設けたものであり、挟持部に、支軸が嵌まる凹溝を平面視で交叉姿勢にして3本形成することにより、カードケースの平面視姿勢を3通りに変更できるようになっている。
In this regard, the applicant of the present application disclosed a card display tool for single hook in
更に、十手フック用のカード類表示具として特許文献3には、十手フックの上段フックに取り付く本体にカードケースを跳ね上げ回動自在に取り付けることが開示されており、この特許文献2では、本体に上向き開口溝を形成して、カードケースに設けた支軸を本体の上向き開口溝に嵌め込むようになっている。
特許文献3のものは単にカードケースを跳ね上げ回動できるに過ぎず、カードケースの平面視での姿勢を変えることはできない。このため、買い物客の流れに応じた姿勢を採ることができない問題がある。これに対して特許文献2のものは、カードケースは平面姿勢を変更できると共に何れの姿勢においても上向きに跳ね上げ回動させることができるため、視認性と安全性との両方を確保できて好適である。
The thing of
本願発明はこの特許文献2の思想を踏襲しつつ、製造の容易性を向上させようとするものである。
The present invention is intended to improve the ease of manufacturing while following the idea of
本願発明のカード類表示具は、「陳列装置に取り付くホルダーと、前記ホルダーの手前に配置されたカードケースとを備えており、前記カードケースとホルダーとのうち何れか一方には、他方に向けて延びる左右のブラケットを介して横長の支軸が設けられており、前記カードケースとホルダーとのうち他方には、前記支軸を上下から挟んで保持する上挟持部と下挟持部とが共に片持ち梁の状態で延びるように設けられている」、という基本構成になっている。 The card display device of the present invention includes a holder that is attached to a display device, and a card case that is arranged in front of the holder, and one of the card case and the holder faces the other. A laterally long support shaft is provided via left and right brackets extending in parallel, and the other one of the card case and the holder is provided with an upper holding portion and a lower holding portion for holding the support shaft from above and below. It has a basic configuration of “provided to extend in a cantilever state”.
そして、請求項1の発明では、上記の基本構成に加えて、前記上挟持部と下挟持部とのうち一方の挟持部は平面視で上下に貫通した中心穴を有するリング状に形成されており、前記上挟持部と下挟持部とのうち他方の挟持部は、平面視において前記一方の挟持部で囲われており、両挟持部のうち何れか一方又は両方に、前記支軸が嵌まる位置決め用凹溝を形成しており、上下挟持部を互いの間隔が広がるように弾性変形させることで支軸を凹溝に嵌め込みできるようになっている。
In the invention according to
請求項2の発明は十手フックやシングルフックのような棒状フック装置に適用したものである。すなわち、請求項1において、前記ホルダーは樹脂製であって商品を吊り下げて陳列する棒状フック装置に取付けられるようになっており、カードケースに支軸が設けられている一方、ホルダーにリング状の下挟持部と平面視において下挟持部で囲われた上挟持部とが形成されており、下挟持部の上面に、前記支軸が嵌まる複数本の凹溝を平面視で交叉した姿勢に形成している。
The invention of
請求項3の発明は請求項1又は2をより好適に具体化したものであり、この発明では、前記凹溝は平面視交叉した方向に複数本形成されており、このためカードケースはその水平姿勢を変更可能になっており、かつ、支軸が凹溝に嵌まった状態で上下挟持部には弾性復元力が作用していない。
The invention of
本願発明において、ホルダー及びカードケースのうち少なくとも上下挟持部を有するものは樹脂を素材とした射出成形法によって製造されるが、その場合、本願発明では上下の挟持部は平面視で互いに重なり合っていないため、上下の挟持部は、単に密着・離反するに過ぎない一対の金型(現場用語で言うキャビとコア)を使用して、型抜きの容易性を損なうことなく成形することができる。従って、金型装置はスライド型を必要とせずに構造がシンプルになり、その結果、カード類表示具をコストを抑制することができる。 In the present invention, a holder and a card case having at least an upper and lower clamping part are manufactured by an injection molding method using a resin as a raw material. In this case, in the present invention, the upper and lower clamping parts do not overlap each other in plan view. Therefore, the upper and lower clamping parts can be molded without impairing the ease of die cutting by using a pair of molds (cavities and cores referred to in field terms) that are merely in close contact with and separated from each other. Therefore, the mold apparatus does not require a slide mold, and the structure becomes simple. As a result, the cost of the card display can be reduced.
請求項2のように構成すると、カードケースは水平姿勢を段階的に変更できると共に跳ね上げ回動させることもできるため、特許文献2と同様に店舗の要望に的確に応えることができる。更に、請求項3のように構成すると、カードケースを跳ね上げ回動させたり戻したりするに際して抵抗はないため、商品の出し入れを至極スムースに行うことができる利点がある。
If comprised like
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3では第1実施形態を示しており、まず、この第1実施形態から説明する。図1のうち(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は(B)のC−C視断面図、図2は図1(A)の II-II視断面図、図3は取付けの手順を示す断面図である。 Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 3 show the first embodiment. First, the first embodiment will be described. 1A is a plan view, FIG. 2B is a side view, FIG. 2C is a sectional view taken along the line CC of FIG. 1B, and FIG. 2 is a sectional view taken along the line II-II in FIG. 3 is a cross-sectional view showing a mounting procedure.
(1).フック装置
この実施形態は十手式のフック装置に適用したもので請求項1の具体例である。フック装置は従来から広く知られている市販品であり、側面視下向き開口コ字状のベース体1と、商品を吊り下げる棒状の下段フック体2と、カード類保持用の上段フック体3とから成っている。上下のフック体2,3は1本の丸線材から成っていて鉛直姿勢の後端部4を介して一連に繋がっており、下段フック体2の後端部がベース体1の上面に溶接によって固着されている。
(1). Hook Device This embodiment is applied to a ten-hand type hook device and is a specific example of
下段フック体2の先端部は緩い角度(水平に対して30°程度)の傾斜部2aになっており、他方は、上段フック体3の先端には上向き3aが形成されている。本実施形態の上向き部3aは鉛直姿勢になっているが、傾斜姿勢になっている場合もある。ベース体1は陳列装置の角パイプ製横バー5に上方から嵌まっている。ネット式の陳列棚もあり、この場合は上段フック体3と下段フック体2とを繋ぐ後端部4がベース体の前面に溶接されている。
The tip of the
(2).カード類表示具のホルダー
本願発明を具体化したカード類表示具11は、上段フック体3に装着される樹脂製のホルダー12と、ホルダー12に着脱自在な樹脂製のカードケース13とからなっている。
(2). Holder for Card Display Tool A
ホルダー12は上段フック体3の左右両側に位置する一対の側板12aを備えており、左右の側板12aで上段フック体3の上向き部3aを左右から挟むことにより、上段フック体3の軸心回りに回転することが阻止されている。また、左右側板12aの後部には上段フック体3の下面に当たる第1下ストッパー部14が一体に繋がっており、また、左右側板12aは、第1下ストッパー部14のやや手前に位置したブリッジ状の上ストッパー部15によっても一体に連結されており、更に、左右側板12aの下端は、上ストッパー部15よりもやや手前の部位において第2下ストッパー部16によっても一体に繋がっている。
The
ホルダー12は第1下ストッパー部14の箇所で上向きに開口した樋状になっている。そして、第1下ストッパー部14が上ストッパー部15よりも奥側に位置しているため、カード類表示具11はその先端部に下向きの外力が掛かっても脱落不能に保持される。第1下ストッパー部14と上ストッパー部15との間には、上段フック体3を差し込みできる程度の間隔(空間)が空いている。第1下ストッパー部14と第2下ストッパー部16との間の部位は下向きに開口した切欠き12cになっている。これは、射出成形法によって製造するに際しての上ストッパー部15の型抜きのためのものであり、型抜きの容易性を犠牲にすれば第1下ストッパー部14と第2下ストッパー部16を連続させることも可能である。
The
第2下ストッパー部16は、主として上向きの外力でカード類表示具11が跳ね上がることを防止するためのものであり、いわば補助的なものであるので、第2下ストッパー部16は、開口溝を挟んだ左右に分断して爪状に形成することも可能である。
The second
ホルダー12は前後方向に長く延びており、このため、上ストッパー部15の手前側において左右の側板12aは前後に長く延びている。そして、左右側板12aの内面に、上段フック体3の上向き部3aに係合する内向き突起17の対を前後適宜間隔で設けている。このため、カード類表示具11の前後位置を段階的に調節することができる。位置決め手段としては突起17に変えて溝(或いは平面視波形等の凹凸)を形成することも可能である。
The
フック装置はメーカーに上段フック体3の先端と下段フック体2の先端との間隔が異なるため、本実施形態のようにカード類表示具11の前後位置を段階的に調節できる構成にすると、カードケース13を常に下段フック体2の先端部近傍に位置させることができて好適である。いうまでないが、カード類表示具11は、ある程度の力をかけて押し引きすると、左右側板12aが撓み変形して前後位置を調節できる。
In the hook device, the distance between the front end of the
本実施形態ではホルダー12の側板12aは下向きに大きく抉られた形状になっており、このため上段フック体3の先端部は上向き部3aの上端部を除いて広い範囲で露出している。これは取付けの容易性や樹脂の節約等のためであり、図1(B)に一点鎖線18で示すように、ホルダー12の下面を水平状に延びる形態に形成することも可能である。
In the present embodiment, the
また、図2に一点鎖線で示すように、左右の側板12aを天板部12dで一体に繋ぐことも可能であり、このように天板部12dを設けるとホルダー12は全体の剛性を向上できる(剛性強化手段としては、一点鎖線18で示す部位に底板を形成することも可能であり、この場合は、底板は第2下ストッパー部16と一体に連続させても良い。)。また、天板部12dを上ストッパー部として機能させることも可能であり、この場合は、第1下ストッパー部14を無くすことも可能である。
In addition, as shown by the one-dot chain line in FIG. 2, the left and
左右側板12aの前端には前壁19が一体に繋がっており、この前壁19に、カードケース13を取り付けるための上挟持部20と下挟持部21とが一体に繋がっている。上挟持部20は円板形状であって前壁19とは細幅のブリッジ部22を介して繋がっている。このため、上挟持部20は弾性に抗して上向きに起こすことができる。
A
下挟持部21は基本的にはリング状の形態を成しており、かつ、図1(A)から理解できるように上挟持部20の外側に広がっている。換言すると、平面視において上挟持部20は下挟持部21で囲われた内側に位置している。更に換言すると、平面視で上挟持部20は下挟持部21の中心穴2aに重なっている。図2に示すように、下挟持部21の中心穴21aはブリッジ部22と平面視で重なるように奥側に延びている(従って、中心穴21aは鍵穴状の形態になっている。)。下挟持部21の外周面は下広がりのテーパ状になっている。なお、上挟持部20もリング状に形成することは可能である。
The
(3).カードケースの取付け構造
カードケース13は、プライスカードのようなカード類(図示せず)を挟む裏板23と表板24とを備えており、裏板23の裏面に左右一対のブラケット25を設け、左右ブラケット25に、上下挟持部20,21の間に入り込む水平姿勢の支軸26が一体に形成されている。支軸26は断面円形である。左右ブラケット25の間隔は下挟持部21の外径よりも僅かに大きい寸法である。また、ブラケット25の幅寸法は上下挟持部20,21の上下間隔よりも大きい寸法であり、このため、支軸26が上下挟持部20,21の間から軸方向に抜け出ることはない。
(3). Card Case Mounting Structure The
ホルダー12における下挟持部21の上面には、支軸26が嵌まる凹溝27を形成している。この場合、凹溝27は、平面視で上段フック体3と直交した姿勢のものと、上段フック体3の軸線に対して右に傾斜したものと、上段フック体3の軸線に対して左に傾斜したものとの3本を形成しており、このため、カードケース13の表示面は、上段フック体3と正面から対向した姿勢と右に傾いた姿勢と左に傾いた姿勢との3つの姿勢に変更することができる。傾斜姿勢は30°程度に設定している。
A
カードケース13の支軸26は、上下挟持部20,21の弾性変形を利用して凹溝27に嵌め込むことができ、また、上下挟持部20,21の弾性変形を利用してカードケース13の平面視姿勢を変えることができる。本実施形態では、一つの特徴として、カードケース13の支軸26が凹溝27に嵌まった状態では上下挟持部20,21の弾性復元力は作用しておらず、従って、カードケース13は摩擦抵抗を全く感じることなく支軸26を中心にして上向きに跳ね上げ回動させることができる。
The
このため、カードケース13を下段フック体2の手前部に位置させておいても、商品の出し入れには全く支障はない。図2に示すように、カードケース13をはね上げると、カードケース13の上端面がホルダー12の前壁19に当たるように設定している。買い物客がカードケース13をはね上げて商品を取り出す場合は、カードケース13が跳ね上がったままにならないように、自重でも戻るように、跳ね上げ切った状態で重心が支軸26の手前に位置するように設定しておくのが望ましい。
For this reason, even if the
他方、店員が商品を下段フック体2に補給するに際してカードケース13が邪魔になる場合は、カードケース13は跳ね上げきった状態に保持されているのが好ましい。この点については、前壁19とカードケース13、或いは支軸26と上下挟持部20,21等に、弾性に抗しての変形によって跳ね上げ状態が保持される係合手段を設けておいたら良い。
On the other hand, when the
図2に一点鎖線で示すように、ブリッジ部22の下面に、上挟持部20の下面よりも下向きに下がった段部を22aを形成して、支軸26を押し込むに際してのストッパー部と成すことも可能である。この場合は、ブリッジ部22は上面も段落ちさせて撓み変形を容易ならしめるのが好ましい。なお、ブリッジ部22は上挟持部20より薄くしても良いのである。
As shown by a one-dot chain line in FIG. 2, a stepped
本実施形態では、カードケース13の裏板23と表板24とは別部材に構成しており、爪28を利用して表板24を裏板23に取付けている。勿論、カードケース13は様々の構造を採用できる。例えば、表板24を蝶番式にして裏板23に一体化したり、或いは、裏板23と表板24とを側面視U字状に連続させて両者の間にカード類を差し込むようにしたり、或いは、表板24を無くして裏板23の前面にカード類を貼り付けるといったことも可能である。
In the present embodiment, the
(4).まとめ
カード類表示具11を上段フック体3に取り付けるのは、図3に示す手順で行う。すなわち、先ず、カード類表示具11を下ストッパー部14が下向きとなるように略鉛直状の姿勢にして下ストッパー部14と上ストッパー部15との間の部分を上段フック体3の上向き部3aに上方から差し込み、次いで、上ストッパー部15を上段フック体3の上面に沿って滑らせるようにしてカード類表示具11の姿勢を水平状に変えて行くのである。
(4) Summary The
図2に示すように、カードケース13は下段フック体2の手前に配置できるため、カードケース13を下段フック体2に対する保護部材として機能させることができ、このため、人が誤って下段フック体2の先端に顔を当てるような事故を防止できる。上ストッパー部15の先端と下段フック体2の先端との間隔寸法はメーカーによって違いがあるが、本実施形態のようにカード類表示具11を前後位置調節できる構成にすると、寸法の違いを吸収してカードケース13を常に下段フック体2の手前部に配置できる利点がある。
As shown in FIG. 2, since the
さて、カード類表示具のホルダー12は、図2において上下方向に相対動して密着・離反する金型を使用した射出成形法によって製造される。しかして、上下の挟持部20,21は平面視で互いに重なっていないため、一対の金型を相対動させるだけのシンプルな成形装置であっても、型抜きの容易性を損なうことなく上下挟持部20,21が成形される。このため成形装置(金型装置)のシンプル化してコストを抑制できる。
The
(5).第2実施形態の構造
図4〜図7では第2実施形態を示している。図4のうち(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は(A)のC−C視断面図、(D)は(B)のD−D視断面図、(E)は(B)のE−E視断面図、図5のうち(A)は部分的な分離平面図、(B)は(A)のB−B視断面図、図6のうち(A)は部分的な分離側面図、(B)は図4(A)のVI−VI視断面図、(C)は(B)のC−C視断面図、(D)は(B)のD−D視断面図、図7のうち(A)は取付けの手順を示す図、(B)は支持部の底面図、図8は取付けの手順を示す図である。
(5). Structure of Second Embodiment FIGS. 4 to 7 show the second embodiment. 4A is a plan view, FIG. 4B is a side view, FIG. 4C is a sectional view taken along the line CC in FIG. 4A, and FIG. 4D is a sectional view taken along the line DD in FIG. ) Is a cross-sectional view taken along line EE of (B), FIG. 5A is a partially separated plan view, FIG. 5B is a cross-sectional view taken along line BB of FIG. 6A, and FIG. Is a partially separated side view, (B) is a sectional view taken along line VI-VI in FIG. 4 (A), (C) is a sectional view taken along line CC in (B), and (D) is a sectional view taken along line D-- in (B). 7 is a cross-sectional view taken along the line D, FIG. 7A is a view showing the mounting procedure, FIG. 7B is a bottom view of the support portion, and FIG.
この第2実施形態はシングル式のフック装置に適用したものであり、フック装置は、ベース体1の上面に第1実施形態の下段フック体2と同様の形態のフック体6を溶接した構造になっている。フック体6の先端には傾斜部6aを形成している。
The second embodiment is applied to a single type hook device, and the hook device has a structure in which a
この実施形態のカード類表示具11は、フック装置の後端部に取り付けられる本体32と、本体32に取付けられるカードケースとからなっており、カードケース13は表示を省略しているが第1実施形態と同じものである。
The
本体32は、ベース体1から上向きに立ち上がる支持部33と、支持部33の上端から前向きに延びるアーム部34と、アーム部34の前端に設けた上下の挟持部20,21とを主要要素としており、上下の挟持部20,21は基本的には第1実施形態と同じ構造になっている。但し、本実施形態のアーム部34は第1実施形態のホルダー12よりは上下高さ寸法が小さいので、アーム部34の前端に上向きの支柱部22aを設けて、この支柱部22aにブリッジ部22を介して上挟持部20が設けられている。図4(B)に一点鎖線で示すように、柱部22aとアーム部34とを傾斜状のリブ22bで連結して強度を確保しても良い。
The
アーム部34は下向きに開口した樋状(チャンネル状)の形態になっており、その任意の部位とフック体6との間につっかい棒35をスライド自在に介在させることができる。つっかい棒35は、アーム部34の内部にスライド自在に嵌まる頭部34aと、フック体6を軽く挟持するクランプ部34bとを備えている。いうまでもないが、アーム部34は丸棒状や角棒状など任意の断面形状を採用できる。
The
支持部33は左右側板33aと前板33bと後面板33cと抱持部33dとを備えて中空の角形に形成されており、左右側板33aの下端にはベース体1の上に重なる左右の下板36が一体に形成されている。この下板36の存在により、支持部33はフック体6の軸心回りに回転しないように安定良く保持される。また、左右側板33aと抱持部33dとでトンネル状の形態を成しており、このため、フック体6は左右及び上方から抱持される。
The
図5(B)に示すように、フック体6は丸棒製であるため、フック体6の後部とベース体1の上面との間には前後長手の横向き開口溝7が形成されている。そこで、図6(D)に明示するように、支持体33の下端には、フック装置の横向き開口溝7に入り込む左右一対のリアストッパー部37を形成している。このリアストッパー部37は、支持部33の後部側に偏った状態で形成されている(その意義は後述する)。また、支持部33の後端はフック体6の後端よりも手前に位置しており、かつ、下板36とリアストッパー部37とは支持部33の後端よりも後方にはみ出ている。
As shown in FIG. 5B, since the
また、左右の下板36はベース体1の前面から手前に僅かにはみ出ており、左右のはみ出し部36aを利用してフック体6の下面に位置したフロントストッパー部38を形成している。支持部33における前板33bの下端とフロントストッパー部38との間(或いは、支持部33における抱持部33dの前端とフロントストッパー部38との間)には、フック体6に嵌め込み可能な間隔(空間)が空いている。
The left and right
リアストッパー部37の存在により、カード類表示具11は下向きに倒れない状態に保持されており、また、フロントストッパー部38の存在により、例えば商品を取り出すに際して誤ってアーム部34を上向きに大きく突き上げてもカード類表示具11が外れることはない。
Due to the presence of the
(6).第2実施形態の取付け手順・まとめ
第2実施形態のカード類表示具11を取り付けるに当たっては、まず、図7に示すように、カード類表示具11を上下ひっくり返してなおかつカードケースが上になるように斜めの姿勢にして、その状態でフロントストッパー部38と前板33bとの間の空間をフック体6の先端に嵌め入れ、フック体6のカーブに沿って姿勢を変えながら奥に押し込むことで支持部33をフック体6の水平部まで移動させる。
(6). Installation procedure / summary of the second embodiment In attaching the
そして、フロントストッパー部38がフック体6の水平部に移動すると、アーム部34とフック体6とは平行になるので、図8に示すように、カード類表示具11をフック体6の軸心回りに回動させることでアーム部34が上になるように姿勢を変えて、それから、支持部33がベース体1の上面に重なるようにスライドさせる。すると、リアストッパー部37がフック装置の横向き開口溝7に嵌まり込むと共に、フロントストッパー部38がフック体6の下面箇所に位置して、取付けが完了する。取り外しは逆の手順で行う。
When the
上記の取付け方法では、カード類表示具11は殆ど抵抗無しでフック装置に取付けることができるが、図7に一点鎖線で示すように、支持部33を上向きにした姿勢でフック体6の前端部に嵌め込むことも可能である。この場合は支持部33を若干弾性変形させる必要がある。
In the above attachment method, the
フック装置は、フック体6の長さが相違するものが何種類かあるが、1種類のカード類表示具11でフック体6の長さの違いに対応するには、アーム部34をインナー部材とアウター部材とがスライド自在に嵌まり合った2パーツ式としたら良い。
There are several types of hook devices in which the length of the
(7).第3実施形態
図9では第3実施形態を示している。(A)は側面図、(B)は(A)のB−B視断面図、(C)は(A)のC−C視断面図である。
(7) Third Embodiment FIG. 9 shows a third embodiment. (A) is a side view, (B) is a sectional view taken along line BB of (A), and (C) is a sectional view taken along line CC of (A).
この実施形態は十手方式のフック装置とシングル方式のフック装置との両方に兼用できるようにしたものであり、ホルダー32は第2実施形態と良く似ているが、第2実施形態とは、アーム部34が上向き開口の樋状である点と、シングル方式のフック装置への取付け手段としては専ら支持部33の下端に設けたリアストッパー部37に依っている点とが相違している。従って、第2実施形態のフロントストッパー38は備えていない。カードケースは第1実施形態と同じものが使用される。
This embodiment can be used for both a ten-hand hook device and a single hook device, and the
(8).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体できる。例えば、上下の挟持部をカードケースに設けたり、上挟持部をリング状に形成して下挟持部を小さい面積と成したりすることが可能である。上下下挟持部の平面視形状は円形である必要はなく例えば多角形や楕円形とすることも可能である。上下の挟持部に凹溝を形成することも可能である。
(8). Others The present invention can be embodied in various ways other than the above embodiment. For example, the upper and lower clamping portions can be provided in the card case, or the upper clamping portion can be formed in a ring shape so that the lower clamping portion has a small area. The plan view shape of the upper and lower clamping parts does not have to be circular, and may be, for example, a polygon or an ellipse. It is also possible to form concave grooves in the upper and lower clamping portions.
更に、本願発明は棒状フック装置のみならず、他の方式の陳列装置にも適用できるのであり、その場合はホルダーの形態を陳列装置の形態に適合するようにアレンジしたら良い。ホルダーとカードケースとのうち上下挟持部を設けているもののみを独立項となすことも担保されている。 Furthermore, the present invention can be applied not only to the rod-shaped hook device but also to other types of display devices. In that case, the shape of the holder may be arranged to match the shape of the display device. It is also guaranteed that only the holder and the card case provided with the upper and lower clamping parts become independent items.
1 フック装置のベース体
2 下段フック体
3 上段フック体
3a 上向き部
11 カード類表示具
12,32 ホルダー
12a 側板
13 カードケース
20 上挟持部
21 下挟持部
23 裏板
24 表板
25 ブラケット
26 支軸
DESCRIPTION OF
Claims (3)
という基本構成であって、更に、
前記上挟持部と下挟持部とのうち一方の挟持部は平面視で上下に貫通した中心穴を有するリング状に形成されており、前記上挟持部と下挟持部とのうち他方の挟持部は、平面視において前記一方の挟持部で囲われており、両挟持部のうち何れか一方又は両方に、前記支軸が嵌まる位置決め用凹溝を形成しており、上下挟持部を互いの間隔が広がるように弾性変形させることで支軸を凹溝に嵌め込みできるようになっている、
商品陳列装置用のカード類表示具。 A holder attached to the display device, and a card case disposed in front of the holder, wherein one of the card case and the holder is horizontally long via a left and right bracket extending toward the other. A support shaft is provided, and the other one of the card case and the holder is provided with an upper holding portion and a lower holding portion that hold the support shaft sandwiched from above and below so as to extend in a cantilever state. Being
In addition,
One clamping part of the upper clamping part and the lower clamping part is formed in a ring shape having a center hole penetrating vertically in a plan view, and the other clamping part of the upper clamping part and the lower clamping part Is surrounded by the one clamping part in plan view, and a positioning ditch for fitting the support shaft is formed in either one or both of the clamping parts, and the upper and lower clamping parts are connected to each other. The support shaft can be fitted into the groove by elastically deforming so that the interval is widened.
Card display for product display device.
請求項1に記載した商品陳列装置用のカード類表示具。 The holder is made of resin and can be attached to a rod-like hook device that suspends and displays products. The card case is provided with a support shaft, while the holder has a ring-shaped lower clamping portion and a plan view. The upper sandwiching portion surrounded by the lower sandwiching portion is formed, and on the upper surface of the lower sandwiching portion, a plurality of concave grooves into which the support shafts are fitted are formed in a posture crossed in a plan view.
A card display for the commodity display device according to claim 1.
請求項1又は2に記載した商品陳列装置用のカード類表示具。 A plurality of the concave grooves are formed in the direction intersecting in plan view, so that the card case can be changed in its horizontal position, and the support shaft is fitted in the concave grooves in the upper and lower clamping parts. Has no elastic restoring force,
A card display for the commodity display device according to claim 1 or 2.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007183247A JP2009018040A (en) | 2007-07-12 | 2007-07-12 | Card displaying device for commodity displaying apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007183247A JP2009018040A (en) | 2007-07-12 | 2007-07-12 | Card displaying device for commodity displaying apparatus |
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---|---|
JP2009018040A true JP2009018040A (en) | 2009-01-29 |
Family
ID=40358196
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009018040A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015085093A (en) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | 株式会社ジャパーナ | Bulletin device |
-
2007
- 2007-07-12 JP JP2007183247A patent/JP2009018040A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015085093A (en) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | 株式会社ジャパーナ | Bulletin device |
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