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JP2009017453A - プレイリスト生成装置およびプレイリスト再生装置 - Google Patents

プレイリスト生成装置およびプレイリスト再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】動画特徴データにより生成したプレイリストに、動画特徴データに依存しない任意に作成されたプレイリストを組み合わせて、ユーザ嗜好的なプレイリストを生成するプレイリスト生成装置を提供する。
【解決手段】動画特徴データ6に基づいて、ユーザにより指示された再生時間内に収まるように再生区間を決定してダイジェストプレイリストデータ7を生成するダイジェストプレイリスト生成手段2と、再生区間を任意に設定して作成されたユーザプレイリストデータ8を取り込むユーザプレイリスト生成手段3とを有するプレイリスト生成装置であって、ダイジェストプレイリストデータ7の再生区間情報とユーザプレイリストデータ8の再生区間情報とを組み合わせたユーザダイジェストプレイリストデータ9を生成するユーザダイジェストプレイリスト生成手段4を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、HDDなどに録画保存された放送番組等を再生する再生装置に適用されるプレイリスト生成装置に関し、特に、録画済みタイトルに対し再生割合を指示して再生させる場合において、録画済みタイトルの動画データの映像情報や音声情報の特徴を解析した動画特徴データを利用して、再生割合にあった再生時間を持つ再生区間情報をプレイリストとして生成し、そのプレイリストに沿って動画データを再生することが可能な再生装置に適用されるプレイリスト生成装置に適用して有効な技術に関するものである。
近年普及しているDVD/HDDレコーダなどのTV番組録画再生装置には、録画済みタイトルの再生時の機能として、録画済みタイトルの動画データの映像情報や音声情報の特徴を解析した動画特徴データを利用したハイライト再生あるいはダイジェスト再生などと言われる再生機能が実装されている。
この機能は、例えば60分録画された録画済みタイトルを10分で視聴したいと指示すれば、10分に相当する再生区間をプレイリストとして生成し、そのプレイリストに沿って録画済みタイトルを再生するものである。この機能の利用方法は、例えばサッカーや野球などのスポーツ観戦番組では、音声の盛り上がりをゲームの盛り上がりと判断してその部分についてのプレイリストを生成し、プレイリストの再生区間のみを再生することで、当該録画済タイトルの中の面白い部分だけを視聴できるというものである。
この機能を実現する際の動画データの解析手法および動画特徴データ形式や動画特徴データから再生区間を決定する手法としては、例えば特開2006−332720号公報(特許文献1)のダイジェスト作成装置などが提案されている。
特開2006−332720号公報
しかし、録画済みタイトルの動画データを解析した動画特徴データは、例えば音声の盛り上がりや映像の画像パターンを基に抽出したものであり、視聴ユーザが当該録画済タイトルの中で面白いと思う部分と合致するとは限らない。また、動画特徴データを利用しても、例えば応援している選手のプレーを再生するといったユーザ嗜好的なプレイリスト生成にまでは至っていないので、視聴ユーザには不満の残る再生機能になってしまうという問題がある。
そこで本発明の目的は、従来の映像情報や音声情報の解析から得られた動画特徴データにより生成したプレイリストに、既に番組視聴済みであるユーザなどが作成した動画特徴データに依存しない任意に作成されたプレイリストを組み合わせて、ユーザ嗜好的なプレイリストを生成するプレイリスト生成装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明は、プレイリストによる再生対象である動画データについての映像・音声情報の特徴を保持する動画特徴データに基づいて、ユーザにより指示された再生時間内またはユーザにより指示された再生割合から決定される再生時間内に収まるように前記動画データにおける再生区間を決定してダイジェストプレイリストを生成するダイジェストプレイリスト生成手段と、前記動画データにおける再生区間を任意に設定して作成されたユーザプレイリストを取り込むユーザプレイリスト生成手段とを有するプレイリスト生成装置、および該プレイリスト生成装置を有するプレイリスト再生装置であって、前記ダイジェストプレイリストの再生区間情報と前記ユーザプレイリストの再生区間情報とを組み合わせたユーザダイジェストプレイリストを生成するユーザダイジェストプレイリスト生成手段を有することを特徴とするものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明によれば、動画データの解析により得た動画特徴データを利用して生成したダイジェストプレイリストに、動画特徴データに依存しないユーザプレイリストを取り込んで組み合わせたユーザダイジェストプレイリストを生成することができるため、従来技術における動画特徴データによる個別動画データ独自の特徴的再生区間を含みながら、ユーザ視点で主観的に作成されるようなユーザプレイリストの再生区間も含めたプレイリストを生成することができ、ユーザ毎に異なる独自のダイジェスト再生を楽しむことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1であるユーザダイジェストプレイリスト生成装置の構成を示すブロック図である。図1において、ユーザダイジェストプレイリスト生成装置は、プレイリスト生成情報設定手段1、ダイジェストプレイリスト生成手段2、ユーザプレイリスト生成手段3、ユーザダイジェストプレイリスト生成手段4、プレイリスト生成情報5、動画特徴データ6、ダイジェストプレイリストデータ7、ユーザプレイリストデータ8、ユーザダイジェストプレイリストデータ9から構成されている。
プレイリスト生成情報設定手段1は、入力設定インターフェース部であり、プレイリスト生成対象とする録画済みタイトルの動画データと、再生割合と、取り込み対象のユーザプレイリストデータ8を特定する情報についてのユーザからの入力を受付けると共に、プレイリスト生成対象となった録画済みタイトルの動画データの解析により生成された動画特徴データ6を特定して、入力された情報と特定された情報とをプレイリスト生成情報5として保存する。
ダイジェストプレイリスト生成手段2は、プレイリスト生成情報5から取得した再生割合と動画特徴データ6を特定する情報とを利用して、再生割合に相当する再生時間を持つプレイリストを生成して、ダイジェストプレイリストデータ7として保存する。ユーザプレイリスト生成手段3は、プレイリスト生成情報5から取得したユーザプレイリストデータ8を特定する情報を元にユーザプレイリストデータ8を取り込んでユーザプレイリストとし、ユーザダイジェストプレイリスト生成手段4に送る。
ユーザダイジェストプレイリスト生成手段4は、ユーザプレイリスト生成手段3から送られたユーザプレイリストとダイジェストプレイリストデータ7とを組み合わせて1つのプレイリストを生成し、ユーザダイジェストプレイリストデータ9として保存する。なお上記各手段は、回路等により実現するものであっても、ソフトウェアとして実現されCPUによって処理されるものであっても良い。
次に本実施の形態によるユーザダイジェストプレイリスト生成装置の動作について説明する。まず、本実施の形態によるユーザダイジェストプレイリスト生成装置では、HDDなどの記憶装置に録画済みタイトルである動画データが保存されており、動画データの録画時、あるいは録画後や取得時に動画データを解析することで、動画データの映像情報や音声情報の特徴をデータ化した動画特徴データ6が作成済みであるとする。
なお、動画データの解析手法および動画特徴データ形式や動画特徴データから再生区間を決定する具体的な手法に関してはここでは言及しないが、例えば特許文献1に記載されているような従来技術を利用することができる。動画データと解析により得られた動画特徴データ6とは、ファイル名の拡張子部分が違う程度の類似性で関連付けが容易になっているものとする。
また、ユーザプレイリストデータ8は、再生区間として再生開始と再生終了の時間情報を一対で持つ再生区間情報が複数登録されているものであり、本実施の形態では再生区間情報の記述形式にテキスト形式を使用する。当該記述形式は、再生区間に関する時間情報を示すことができれば、バイナリ形式などどのような形式であってもよい。
ユーザプレイリストデータ8の作成方法は、例えばユーザが動画データの再生映像を視聴しながらテキスト入力して作成する方法を用いたり、視聴中に再生機器等の機能によってブックマークをポイントすることで、後に再生機器等によってブックマーク情報を元にユーザプレイリストデータ8が作成されるような機器支援を受ける形であってもよい。また、ユーザダイジェストプレイリスト生成装置上で作成されても、他の再生機器等で作成されてもよい。
作成されたユーザプレイリストデータ8は、ネットワーク経由やフラッシュメモリ媒体などを用いた外部インターフェース経由で移動可能なデータ形式であって、例えばユーザダイジェストプレイリスト生成装置の内蔵HDDなどへの保存も可能であり、ユーザダイジェストプレイリスト生成装置は、他の再生機器等で作成されたユーザプレイリストデータ8を取り込む場合には、当該装置内で取り扱うプレイリスト形式へ変換して使用できるものとする。
ユーザは、ユーザダイジェストプレイリスト生成装置の内蔵HDDなどの記憶装置に保存されている動画データとユーザプレイリストデータ8の一覧とを表示装置を介して閲覧可能であり、動画データ一覧からプレイリスト生成対象の動画データを選択し、その動画データに対する再生割合を設定する。ここで、再生割合とは、例えば録画時間が1時間の動画データに対して50%の再生割合を指定すると30分の再生区間情報を持ったプレイリスト生成を指示する情報である。本実施の形態では再生割合としてパーセンテージにより指定しているが、再生時間を直接指定する形式でも構わない。
選択された動画データに対し、動画データ解析によって生成されている動画特徴データ6の選択も自動的に行う。更に選択した動画データに対して採用するユーザプレイリストデータ8も選択する。ここで、選択した動画データ、動画特徴データ6およびユーザプレイリストデータ8を特定する情報と、再生割合の情報は、プレイリスト生成情報設定手段1によってプレイリスト生成情報5として保存される。
ダイジェストプレイリスト生成手段2では、プレイリスト生成情報5から取得した動画特徴データ6を特定する情報と再生割合の情報とから、動画特徴データ6を利用して再生割合に相当する分の再生区間情報を集めたプレイリストを生成してダイジェストプレイリストデータ7として保存する。次にユーザプレイリスト生成手段3では、プレイリスト生成情報5から得たユーザプレイリストデータ8を特定する情報に従い、ユーザプレイリストデータ8からユーザプレイリストを取り込み、ユーザダイジェストプレイリスト生成手段4へ送る。
ユーザダイジェストプレイリスト生成手段4では、ユーザプレイリスト生成手段3から送られたユーザプレイリストとダイジェストプレイリスト生成手段2が生成したダイジェストプレイリストデータ7の再生区間に関する情報を組み合わせて処理し、2つのプレイリストの再生区間を含んだものを新たな再生区間としたプレイリストを生成し、ユーザダイジェストプレイリストデータ9として保存する。
作成されたユーザダイジェストプレイリストデータ9は、動画特徴データ6を利用したことにより動画データ自体の映像情報や音声情報に関連して生成されたダイジェストプレイリストデータ7の再生区間情報と、動画データ自体の映像情報や音声情報に依存しないで任意に作成されるようなユーザプレイリストデータ8の再生区間情報を取り込んだプレイリストになっている。
以上により、動画データ独自の盛り上がり部分である特徴的再生区間を含みながら、ユーザが主観的に作成する多彩なユーザプレイリストデータ8の再生区間情報を含んだユーザダイジェストプレイリストデータ9により、ユーザ嗜好的な動画データのダイジェスト再生を行うことが可能となる。
<実施の形態2>
本発明の実施の形態2は、実施の形態1のユーザダイジェストプレイリスト生成装置の機能をDVD/HDDレコーダなどのデジタル映像録画再生装置に適用したものである。図2は、本実施の形態におけるユーザダイジェストプレイリスト生成装置が適用されたデジタル映像録画再生装置のハードウエア構成を示すブロック図であり、図3は本実施の形態におけるユーザダイジェストプレイリスト生成装置の機能的な構成を示すブロック図である。
図2において、デジタル映像録画再生装置は、TVチューナ回路10、MPEGエンコーダ11、MPEGデコーダ12、表示制御部13、CPU14、入力部15、記憶装置16、リムーバブルディスクドライブ17、外部メモリIF18、ネットワークコントローラ19を有する構成となっている。また、周辺の接続機器としてモニタ20、ネットワーク21、リモコン22が存在する。
TVチューナ回路10は、図示しないテレビ局の親局や中継局、衛星波からのテレビ放送を受信する部品、あるいはその部品や回路を含む基板である。本発明ではデジタル放送やアナログ放送といった放送方式については特定しない。
MPEGエンコーダ11は、映像・音声のデータをMPEGフォーマットの動画データに符号化する部品、あるいはその部品を含む回路や基板である。また、MPEGデコーダ12は、MPEGフォーマットで符号化されている、TVチューナ回路10で受信した番組コンテンツや、記憶装置16、リムーバブルディスクドライブ17に挿入された記録媒体および外部メモリIF18に接続した記録媒体に記録されている動画データや、ネットワーク21から受信する動画データを復号化する部品、あるいはその部品や回路を含む基板である。
表示制御部13は、MPEGデコーダ12が復号化した動画データや、記憶装置16内に保存されている動画データの一覧などを出力する部品、あるいはその部品を含む回路や基板である。CPU(Central Processing Unit)14は各ハードウエア装置の制御およびソフトウェアの処理を行う部品である。入力部15は、キーボード/マウスや、リモコン22からの赤外線や無線電波を受付ける部品、あるいはその部品や回路、周辺回路であり、入力結果はCPU14により処理され、処理内容の選択やデータの設定などに使用される。
記憶装置16は、例えばHDDなどが用いられ、録画した番組コンテンツの動画データや動画データを解析した動画特徴データ、プレイリストなどの保存に用いられる。リムーバブルディスクドライブ17は、DVD−ROM/RAMなどの記憶媒体にデータの読み書きを行うドライブであり、これらの記憶媒体は、動画データの保存や読み込み先、ユーザプレイリストの取り込み先として使用可能である。
外部メモリIF18は、例えばフラッシュメモリなどの携帯不揮発性メモリなどによる外部インターフェース部分であり、例えばユーザプレイリストをフラッシュメモリ経由で取得する場合などに使用可能である。ネットワークコントローラ19は、ネットワーク21経由での動画データやユーザプレイリスト取得を行うのに使用可能である。
次に、本実施の形態におけるユーザダイジェストプレイリスト生成装置を適用したデジタル映像録画再生装置の動作内容について説明する。
まず、図3のプレイリスト生成情報設定処理30では、再生対象とする動画データと再生割合、および利用するユーザプレイリストデータ8を特定する情報の設定を行う。その際、CPU14は、記憶装置16に記録されている動画データとユーザプレイリストデータ8の一覧を表示制御部13を介してモニタ20に表示する。ユーザは、例えばリモコン22を用いて再生したい動画データの選択と再生割合の設定、利用したいユーザプレイリストデータ8の選択を行う。プレイリスト生成情報設定処理30では、ユーザが選択・設定した情報をプレイリスト生成情報5として、記憶装置16などに他の処理で利用できるように保存する。
プレイリスト生成情報5の保存形式と具体的なデータの例を図4に示す。図4において、動画データファイル40は、再生対象とした動画データのファイル名である。録画時間41は、動画データの録画時間である。再生割合42は、動画データの録画時間に対して何パーセント分を再生するかを示す値である。動画特徴ファイル43は、動画データファイル40の動画データを解析して生成した動画特徴データ6のファイル名であり、動画データファイル40のファイル名が決まると拡張子を変更して自動的に決定する。ユーザプレイリストファイル44は、ユーザが選択したユーザプレイリストデータ8のファイル名である。
次に、図3のダイジェストプレイリスト生成処理31では、プレイリスト生成情報5の情報に基づいてプレイリストを生成し、ダイジェストプレイリストデータ7として保存する。図4の例では、録画時間41の14分という値と再生割合42の50(%)という値とから、再生区間の合計が7分になるプレイリスト生成が必要であると判断し、動画特徴ファイル43で特定された動画特徴データ6から再生区間の合計が7分になるように再生区間を選んでプレイリストを生成し、ダイジェストプレイリストデータ7として保存する。生成されたダイジェストプレイリストデータ7の再生区間情報の例を図5に示す。図5において、再生順序50は各再生区間の再生順序を示し、開始時間51は各再生区間の再生開始時間を示し、終了時間52は各再生区間の再生終了時間を示している。
次に、図3のユーザプレイリスト生成処理32では、プレイリスト生成情報5の情報に基づいてユーザプレイリストデータ8を取り込んでユーザプレイリストを生成し、ユーザダイジェストプレイリスト生成処理33に送る。図4の例におけるユーザプレイリストファイル44で特定されるファイルを、ユーザプレイリストデータ8から図5の例に示すダイジェストプレイリストデータ7と同様のデータ構成に変換しながら取り込み、ユーザプレイリストとして次処理のユーザダイジェストプレイリスト生成処理33に送る。
取り込むユーザプレイリストデータ8の記述形式と具体的なデータの例を図6に示す。行601の<USER_PLAY_LIST>タグから行614の</USER_PLAY_LIST>タグまでの間に記述されている内容がユーザプレイリストの再生区間のリスト情報である。<PLAY_AREA>タグから</PLAY_AREA>タグまでが1つの再生区間であり、図6では行602、行606、行610の<PLAY_AREA>タグによって3つの再生区間が記述されている。
また、再生区間内の<START>タグと<END>タグが再生区間の時間情報であり、行602の<PLAY_AREA>タグで示される再生区間を例にすると、行603の<START>タグと</START>タグとの間に記述されている情報は、当該再生区間の再生開始時間を表しており、行604の<END>タグと</END>タグとの間に記述されている情報は、当該再生区間の再生終了時間を表している。
次に、図3のユーザダイジェストプレイリスト生成処理33では、ダイジェストプレイリストデータ7とユーザプレイリスト生成処理32が生成したユーザプレイリストとを組み合わせてユーザダイジェストプレイリストデータ9を生成する。
ユーザダイジェストプレイリストデータ9の生成例を図7を用いて説明する。図7では時間を横軸にしている。図5の例におけるダイジェストプレイリストデータ7の再生区間情報が、図7におけるダイジェストプレイリスト70のA1、A2、A3として図示されている。図4の例におけるプレイリスト生成情報5において、録画時間41に示される録画時間14分の動画データに対し、再生割合42で50%の再生割合が指定されているので、A1とA2とA3で図示される再生区間の合計値は7分間となっている。
ユーザプレイリスト71には、図6の例における行601の<USER_PLAY_LIST>タグで示されるプレイリストのうち、行602、行606、行610の<PLAY_AREA>タグで示される再生区間の情報が、図7におけるユーザプレイリスト71のB1、B2、B3として図示されている。
ユーザダイジェストプレイリスト72の再生区間は、ダイジェストプレイリスト70とユーザプレイリスト71の再生区間とを単純に組み合わせることで作成している。従って、ユーザダイジェストプレイリスト72の再生区間であるC1はA1が、C2はB1がそのまま引き継がれる。また、C3はA2とB2の少なくともどちらか一方に属する区間として再生区間を形成し、C4はB3の再生区間がA3の再生区間を越えないため、そのままA3の再生区間がC4になっている。ユーザダイジェストプレイリスト生成処理33は、このように生成されたユーザダイジェストプレイリスト72に示されるような再生区間を持つプレイリストをユーザダイジェストプレイリストデータ9として保存する。
その後、図3のプレイリスト再生処理34では、図2のCPU14によって、記憶装置16などに保存されている動画データをユーザダイジェストプレイリストデータ9の再生区間情報に従って順次MPEGデコーダ12にて復号化し、表示制御部13を介してモニタ20に表示させることでユーザダイジェストプレイリストデータ9によるダイジェスト再生を実現する。
以上により、デジタル映像録画再生装置等の実際の機器において、実施の形態1と同様に動画データ独自の盛り上がり部分である特徴的再生区間を含みながら、ユーザが主観的に作成する多彩なユーザプレイリストデータ8の再生区間情報を含んだユーザダイジェストプレイリストデータ9による、ユーザ嗜好的な動画データのダイジェスト再生を行うことが可能となる。
<実施の形態3>
本発明の実施の形態3は、実施の形態2におけるユーザダイジェストプレイリスト生成装置を適用したデジタル映像録画再生装置において、ユーザの指定した再生割合によって決まる再生時間での再生を、ユーザダイジェストプレイリストデータ9によるダイジェスト再生においても実現するための手段を有するものである。
実施の形態2におけるユーザダイジェストプレイリストデータ9の再生時間は、図4のプレイリスト生成情報5の例では、ユーザによる指示が14分の動画データに対する再生割合50%の指定であるため7分となるはずであるが、最終的に生成されたユーザダイジェストプレイリストデータ9は、図7のユーザダイジェストプレイリスト72が示すように再生区間C1、C2、C3、C4の再生合計時間が10分となっている。つまり、ユーザプレイリストデータ8を取り込むことによって、ユーザが指示する再生時間を超えるユーザダイジェストプレイリストデータ9を生成したことになる。
そこで、本実施の形態では、実施の形態2の図3に示すユーザダイジェストプレイリスト生成装置の機能において、ユーザダイジェストプレイリスト生成処理33とプレイリスト再生処理34との間に、図8に示すように、再生時間判定処理80とダイジェストプレイリスト再生成処理81の2つの処理を追加する。
再生時間判定処理80では、ユーザダイジェストプレイリスト生成処理33によって生成されたユーザダイジェストプレイリストデータ9の再生区間情報が、図4のプレイリスト生成情報5における録画時間41と再生割合42の指定から決定される再生時間内に収まったかどうかを判定し、再生時間内に収まっている場合にはプレイリスト再生処理34に進んで、ユーザダイジェストプレイリストデータ9によるダイジェスト再生を実行する。再生時間内に収まっていないと判定した場合は、図4のプレイリスト生成情報5における動画特徴ファイル43を指定してダイジェストプレイリスト再生成処理81に進む。
ダイジェストプレイリスト再生成処理81では、再生時間判定処理80で指定された動画特徴ファイル43によって特定される動画特徴データ6を利用して、現在のダイジェストプレイリストデータ7が持つ再生区間の合計時間より少ない合計時間となる新たなダイジェストプレイリストデータ7を生成して上書き保存する。ここで、現在のダイジェストプレイリストデータ7が持つ再生区間の合計時間より少ない合計時間とは、例えば現在のダイジェストプレイリストデータ7が持つ再生区間の合計時間が7分であった場合には、動画特徴データ6を利用して、再生区間の合計時間が6分の新たなダイジェストプレイリストデータ7を生成するという意味である。その後、処理をユーザダイジェストプレイリスト生成処理33に戻して、新たなダイジェストプレイリストデータ7を用いて処理を継続する。
再生時間判定処理80およびダイジェストプレイリスト再生成処理81での処理によって生成されたダイジェストプレイリストデータ7の再生区間の合計時間が4分に達した場合の、ユーザダイジェストプレイリスト生成処理33でのユーザダイジェストプレイリストデータ9の生成例を図9を用いて説明する。
図9において、ダイジェストプレイリスト再生成処理81が再生区間の合計時間を4分として生成したダイジェストプレイリストデータ7をダイジェストプレイリスト90として図示している。ユーザプレイリスト91は実施の形態2の図7におけるユーザプレイリスト71と同値のままである。ダイジェストプレイリスト90とユーザプレイリスト91の再生区間について実施の形態2の図7における例と同様の組み合わせ処理をすることで、再生区間の合計時間が7分のユーザダイジェストプレイリスト92が生成されており、目的の再生時間を有するユーザダイジェストプレイリストデータ9が生成できたことになる。この後、再生時間判定処理80では、ユーザダイジェストプレイリストデータ9の再生時間がユーザ指定の再生時間に収まっているという判定になるため、プレイリスト再生処理34へ処理が移る。
以上により、ダイジェストプレイリストデータ7とユーザプレイリストデータ8とを組み合わせて生成したユーザダイジェストプレイリストデータ9によるダイジェスト再生においても、ユーザの指定した再生時間を満足するダイジェスト再生が可能となる。
<実施の形態4>
本発明の実施の形態4は、実施の形態3におけるユーザダイジェストプレイリスト生成装置を適用したデジタル映像録画再生装置において、さらに2つ以上のユーザプレイリストを取り込む場合、あるいはユーザプレイリストの再生区間情報に種々の情報を付加して拡張する場合のプレイリスト生成方法やユーザダイジェストプレイリストを利用した再生方法に関するものである。
まず、図3のユーザプレイリスト生成処理32で、2つ以上の複数のユーザプレイリストデータ8を取り込む場合の処理について説明する。例えば2つのユーザプレイリストデータ8を取り込み、処理用のユーザプレイリストを生成する場合について図10を用いて説明する。
図10において、取り込む2つのユーザプレイリストデータ8の再生区間情報を、ユーザプレイリストA100およびユーザプレイリストB101として図示している。これら2つのユーザプレイリストデータ8から処理用のユーザプレイリストを生成する方法として、2通りの方法を以下に示す。
1つ目は、2つのユーザプレイリストデータ8の重なる再生区間のみをプレイリストとして採用する方法である。図10において、ユーザプレイリストA100とユーザプレイリストB101の再生区間に対し、A2とB2の再生区間の重なる部分がC1として、A3とB3の再生区間の重なる部分がC2として採用され、処理用のユーザプレイリストとしてユーザプレイリスト(AND)102が生成される。
2つ目は、2つのユーザプレイリストデータ8の再生区間をすべてプレイリストとして採用する方法である。図10において、ユーザプレイリストA100とユーザプレイリストB101の再生区間に対し、A1からB1へ継続する再生区間がD1として、A2とB2を合わせた再生区間がD2として、A3とB3を合わせた再生区間がD3として採用され、処理用のユーザプレイリストとしてユーザプレイリスト(OR)103が生成される。なお、上記2通りのユーザプレイリストの生成方法のどちらを使うかは自由に決定することができ、例えばユーザによって決める方法などが考えられる。
次に、図3のユーザプレイリスト生成処理32で、取り込むユーザプレイリストデータ8内の各再生区間にプライオリティ情報を付加した場合のプレイリストの生成方法について、図11と図12を用いて説明する。
図11は、ユーザプレイリストデータ8にプライオリティ情報を付加する場合の記述形式と具体的なデータの例を表した図である。図11では、実施の形態2の図6で説明した基本的なプレイリストの記述形式に加え、<PRIORITY>タグから</PRIORITY>タグの間で、プライオリティ値である重要度をパーセントで記述できるように拡張している。例えば、行1105の<PRIORITY>タグで記述している70という値は、行1102の<PLAY_AREA>タグで示される再生区間の重要度を70%と設定していることを表している。
図12は、ダイジェストプレイリストデータ7と、プライオリティ情報を有するユーザプレイリストデータ8とから、ユーザダイジェストプレイリストデータ9を生成する場合の例を表した図である。ユーザプレイリスト121では、図11の例に示される3つの再生区間をB1、B2、B3の再生区間として図示し、各再生区間の重要度も図示している。また、ダイジェストプレイリスト120は、ある動画データを再生割合50%で指定した場合の再生区間の例を図示したものである。
ここでダイジェストプレイリスト120とユーザプレイリスト121の再生区間を組み合わせてプレイリストを生成する場合、ダイジェストプレイリスト120を50%の再生割合指定で生成しているので、ユーザプレイリスト121においても50%以上の重要度を持つ再生区間であるB1とB3のみを採用するようにする。
その結果、ユーザダイジェストプレイリスト122においては、A1はC1に、B1はC2に、B2はA2と重なるがB2の再生区間の重要度が20%であるため採用されず、A2の再生区間のみがC3に、B3を含むA3をC4としたユーザダイジェストプレイリスト122が生成される。再生割合の指定値(%)とプライオリティ情報の重要度(%)との間に相関性を持たせることで、ユーザダイジェストプレイリストデータ9の生成方法を変えることができる。
次に、図3のユーザプレイリスト生成処理32で、取り込むユーザプレイリストデータ8内の各再生区間に文字情報を付加した場合のプレイリストデータの生成方法について、図13を用いて説明する。
図13は、ユーザプレイリストデータ8に文字情報を付加する場合の記述形式と具体的なデータの例を表した図である。図13では、実施の形態2の図6で説明した基本的なプレイリストの記述形式に加え、<NARRATOR>タグから</NARRATOR>タグの間で、再生区間に関する文字情報が記載できるように拡張している。行1305の<NARRATOR>タグ内で記述している文字情報は、行1302の<PLAY_AREA>タグで示される再生区間に文字情報を与える。
行1305の<NARRATOR>タグと行1310の</NARRATOR>タグの間における、行1306の<NAVI>タグから</NAVI>タグの間に記述される内容は、再生区間の再生が始まってから文字情報の提供を始めるタイミングを示しており、図13の例では当該再生区間の再生を始めてから1分後に文字情報の提供を始めることを示している。また、ここでの文字情報とは、行1307の<CAPTION>タグから行1309の</CAPTION>タグの間に文字列として記述されている内容である。
これらの<NARRATOR>タグ内の記述情報がユーザプレイリスト生成処理32で取り込まれ、ユーザダイジェストプレイリスト生成処理33で継続保持されれば、プレイリスト再生処理34での再生処理において、行1307の<CAPTION>タグと行1309の</CAPTION>タグとの間の行1308の文字列を、行1306の<NAVI>タグで指示された時間から、動画データを映像化した画面上に例えば字幕として表示させることが可能となる。また、例えば再生機器に文字列の音声変換機能がある場合には、文字情報を音声に変換して動画データの音声情報にミックスして出力させるといった方法を採用することも可能である。
次に、図3のユーザプレイリスト生成処理32で、取り込むユーザプレイリストデータ8内の各再生区間に再生順番を制御する情報を付加した場合のプレイリストの生成方法について、図14を用いて説明する。
図14は、ユーザプレイリストデータ8に各再生区間の再生順番を制御する情報を付加する場合の記述形式と具体的なデータの例を表した図である。図14では、実施の形態2の図6で説明した基本的なプレイリストの記述形式に加え、<ORDER>タグから</ORDER>タグの間で、再生順番を制御する情報が記載できるように拡張している。行1403の<ORDER>タグと</ORDER>タグの間に記述されている値は、行1402の<PLAY_AREA>タグで示される再生区間が再生される順番を示している。
これらの<ORDER>タグの情報がユーザプレイリスト生成処理32で取り込まれ、ユーザダイジェストプレイリスト生成処理33での再生区間の整列処理時に利用することによって、プレイリスト再生処理34の再生処理において、ユーザプレイリストデータ8の記載の時系列に関係無く、再生区間を組み替えた再生が可能となる。
次に、図3のユーザプレイリスト生成処理32で、取り込むユーザプレイリストデータ8に再生しない区間の情報を付加した場合のプレイリストの生成方法について、図15と図16を用いて説明する。
図15は、ユーザプレイリストデータ8に再生しない区間の情報を付加する場合の記述形式と具体的なデータの例を表した図である。図15では、実施の形態2の図6で説明した基本的なプレイリストの記述形式に加え、<NOT_PLAY_AREA>タグから</NOT_PLAY_AREA>タグの間で、再生しない区間を指定できるように拡張している。行1506の<NOT_PLAY_AREA>タグから行1509の</NOT_PLAY_AREA>タグの間において、行1507の<START>タグから</START>タグの間に記載されている時間から、行1508の<END>タグから</END>タグの間に記載されている時間までが再生しない区間の時間情報を示している。
図16は、ダイジェストプレイリストデータ7と、再生しない区間の情報を有するユーザプレイリストデータ8とから、ユーザダイジェストプレイリストデータ9を生成する場合の例を表した図である。ユーザプレイリスト161では、図15に示したユーザプレイリストデータ8の再生(しない)区間情報を図示している。ここで、B2は行1506の<NOT_PLAY_AREA>で示される再生しない区間に該当する。
ダイジェストプレイリスト160に対し、ユーザプレイリスト161の再生(しない)区間を組み合わせてユーザダイジェストプレイリスト162を生成しようとする場合、A1はC1に、B1はC2になるが、B2は再生しない区間を示しているので、A2の再生区間に対してB2が重なる部分を除いた再生区間がC3となり、さらにB3を含むA3をC4としたユーザダイジェストプレイリスト162が生成される。
以上のように<NOT_PLAY_AREA>タグの記載によって、再生しない区間情報の記載を可能にすることで、再生したくない区間を排除したユーザダイジェストプレイリストデータ9の生成が可能となる。
次に、図3のユーザプレイリスト生成処理32で、取り込むユーザプレイリストデータ8内の各再生区間にキーワード情報を付加した場合のプレイリストの生成方法について、図17を用いて説明する。
図17は、ユーザプレイリストデータ8にキーワード情報を付加する場合の記述形式と具体的なデータの例を表した図である。図17では、実施の形態2の図6で説明した基本的なプレイリストの記述形式に加え、<KEYWORD>タグから</KEYWORD>タグの間で、再生区間に関するキーワード情報を記載できるように拡張している。行1705の<KEYWORD>タグから</KEYWORD>タグの間に記載される内容は、行1702の<PLAY_AREA>タグで示される再生区間に関するキーワード情報である。
これらの<KEYWORD>タグ内の記述情報がユーザプレイリスト生成処理32で取り込まれ、ユーザダイジェストプレイリスト生成処理33で継続保持されれば、ユーザによるキーワード指定によって選別された再生区間について、プレイリスト再生処理34でのダイジェスト再生が可能となる。
最後に、図3のユーザプレイリスト生成処理32で、複数のユーザプレイリストデータ8を取り込んだ場合に、単純に重なり合う再生区間のみを採用したり、すべての再生区間を採用するといった方法ではなく、再生区間の重なる領域毎に重複回数情報を保持して制御する場合のプレイリストの生成方法について、図18を用いて説明する。
図18は、複数のユーザプレイリストデータ8を取り込んで、処理用のユーザプレイリストデータ8を生成する際に、再生区間の重複回数情報を保持する場合の例を表した図である。図18において、取り込むユーザプレイリストデータ8は、ユーザプレイリストA180、ユーザプレイリストB181、ユーザプレイリストC182の3つである。これら3つのユーザプレイリストから生成した処理用のユーザプレイリストデータ8をユーザプレイリストT183として図示する。
ユーザプレイリストT183の再生区間T1はA1の再生区間をそのまま引き継いだものであり、他の再生区間と重複していないので重複回数は1となっている。ここでカッコ内の数字は重複回数を表している。同様に、T2もB1の再生区間をそのまま引き継いでおり、重複回数は1である。一方、A2、B2、C1の各再生区間ではそれぞれ重複が発生しており、ユーザプレイリストT183上ではT3、T4、T5の3つの再生区間として形成されている。T3は、A2において他の再生区間と重複が発生しなかった再生区間を引き継いでおり、重複回数は1となっている。またT4は、A2とB2が重複した再生区間に対応しており、重複回数は2となっている。同様にT5は、B2とC1が重複した区間に対応しており、重複回数は2となっている。
また、A3、B3、C2においても各再生区間に重複が発生しており、T6は、A3とB3とC2が重複した再生区間に対応しており、重複回数は3となっている。T7は、A3において他の再生区間と重複しなかった再生区間がそのまま引き継がれている。
ユーザプレイリストT183で保持されている重複回数の情報は、例えば、ユーザによって3つのユーザプレイリストデータ8によって選択されている再生区間から処理用のユーザプレイリストデータ8を生成するように指定された場合に、重複回数が3以上に該当するT6の再生区間のみをユーザプレイリストデータ8として採用するといった方法に使用することができる。
なお、本実施の形態で説明したユーザプレイリストデータ8およびユーザダイジェストプレイリストデータ9の生成方法は、当然ながらそれぞれを組み合わせて用いることができる。
以上により、ユーザダイジェストプレイリストデータ9を生成する際に複数のユーザプレイリストデータ8を取り込んで、各再生区間の優先度や重複回数、キーワード情報などに基づいて、より柔軟に再生区間を決定したユーザダイジェストプレイリストデータ9を生成することが可能となる。さらに、各再生区間に文字情報など再生区間に関する情報以外の情報を付加することで、多種多様なユーザダイジェストプレイリストデータ9を生成することが可能となり、より一層ユーザ嗜好的な動画データのダイジェスト再生が可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、HDDなどに録画保存された放送番組等を再生する再生装置に適用されるプレイリスト生成装置に利用可能であり、特に、録画済みタイトルに対し再生割合を指示して再生させる場合において、録画済みタイトルの動画データの映像情報や音声情報の特徴を解析した動画特徴データを利用して、再生割合にあった再生時間を持つ再生区間情報をプレイリストとして生成し、そのプレイリストに沿って動画データを再生することが可能な再生装置に適用されるプレイリスト生成装置に利用可能である。
本発明の実施の形態1であるユーザダイジェストプレイリスト生成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2におけるデジタル映像録画再生装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2におけるユーザダイジェストプレイリスト生成装置の機能的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2におけるプレイリスト生成情報の保存形式と具体的なデータの例を示す図である。 本発明の実施の形態2におけるダイジェストプレイリストデータの再生区間情報の例を示す図である。 本発明の実施の形態2におけるユーザプレイリストデータの記述形式と具体的なデータの例を示す図である。 本発明の実施の形態2におけるユーザダイジェストプレイリストデータの生成例を示す図である。 本発明の実施の形態3におけるユーザダイジェストプレイリスト生成装置の機能的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3におけるユーザダイジェストプレイリストデータの生成例を示す図である。 本発明の実施の形態4における2つのユーザプレイリストデータを取り込み、処理用のユーザプレイリストを生成する場合の生成例を示す図である。 本発明の実施の形態4におけるユーザプレイリストデータにプライオリティ情報を付加する場合の記述形式と具体的なデータの例を表した図である。 本発明の実施の形態4におけるユーザダイジェストプレイリストデータを生成する場合の例を表した図である。 本発明の実施の形態4におけるユーザプレイリストデータに文字情報を付加する場合の記述形式と具体的なデータの例を表した図である。 本発明の実施の形態4におけるユーザプレイリストデータに各再生区間の再生順番を制御する情報を付加する場合の記述形式と具体的なデータの例を表した図である。 本発明の実施の形態4におけるユーザプレイリストデータに再生しない区間の情報を付加する場合の記述形式と具体的なデータの例を表した図である。 本発明の実施の形態4におけるユーザダイジェストプレイリストデータを生成する場合の例を表した図である。 本発明の実施の形態4におけるユーザプレイリストデータにキーワード情報を付加する場合の記述形式と具体的なデータの例を表した図である。 本発明の実施の形態4における再生区間の重複回数情報を保持する場合の例を表した図である。
符号の説明
1…プレイリスト生成情報設定手段、2…ダイジェストプレイリスト生成手段、3…ユーザプレイリスト生成手段、4…ユーザダイジェストプレイリスト生成手段、5…プレイリスト生成情報、6…動画特徴データ、7…ダイジェストプレイリストデータ、8…ユーザプレイリストデータ、9…ユーザダイジェストプレイリストデータ、
10…TVチューナ回路、11…MPEGエンコーダ、12…MPEGデコーダ、13…表示制御部、14…CPU、15…入力部、16…記憶装置、17…リムーバブルディスクドライブ、18…外部メモリIF、19…ネットワークコントローラ、20…モニタ、21…ネットワーク、22…リモコン。

Claims (6)

  1. プレイリストによる再生対象である動画データについての映像・音声情報の特徴を保持する動画特徴データに基づいて、ユーザにより指示された再生時間内またはユーザにより指示された再生割合から決定される再生時間内に収まるように前記動画データにおける再生区間を決定してダイジェストプレイリストを生成するダイジェストプレイリスト生成手段と、前記動画データにおける再生区間を任意に設定して作成されたユーザプレイリストを取り込むユーザプレイリスト生成手段とを有するプレイリスト生成装置であって、
    前記ダイジェストプレイリストの再生区間情報と前記ユーザプレイリストの再生区間情報とを組み合わせたユーザダイジェストプレイリストを生成するユーザダイジェストプレイリスト生成手段を有することを特徴とするプレイリスト生成装置。
  2. 請求項1記載のプレイリスト生成装置において、
    前記ユーザダイジェストプレイリスト生成手段によって生成された前記ユーザダイジェストプレイリストにおける再生区間の再生時間の合計が、ユーザにより指示された再生時間またはユーザにより指示された再生割合から決定される再生時間を超える場合に、ユーザにより指示された再生時間内またはユーザにより指示された再生割合から決定される再生時間内に収まるように、前記動画特徴データに基づいて前記動画データにおける再生区間を決定して前記ダイジェストプレイリストを再生成することを特徴とするプレイリスト生成装置。
  3. 請求項1または2記載のプレイリスト生成装置において、
    前記ユーザプレイリスト生成手段は、複数の前記ユーザプレイリストを取り込み、該複数の前記ユーザプレイリストで指定されている再生区間の全てを再生区間として決定する、または該複数の前記ユーザプレイリストで指定されている再生区間において重複している範囲のみを再生区間として決定することを特徴とするプレイリスト生成装置。
  4. 請求項3記載のプレイリスト生成装置において、
    前記ユーザプレイリスト生成手段は、複数の前記ユーザプレイリストで指定されている再生区間の重複する範囲についての重複回数の情報を保持し、該重複回数の情報に基づいて再生区間を決定することを特徴とするプレイリスト生成装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載のプレイリスト生成装置において、
    前記ユーザプレイリストには付加情報として、再生区間の優先度または/および再生区間についてのキーワード情報または/および再生しない区間の情報または/および再生区間の再生順序の情報を記述することが可能であり、前記ユーザプレイリスト生成手段および前記ユーザダイジェストプレイリスト生成手段は、該付加情報に基づいて再生区間を決定し、前記ユーザダイジェストプレイリストを生成することを特徴とするプレイリスト生成装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項記載のプレイリスト生成装置を有し、該プレイリスト生成装置によって生成された前記ユーザダイジェストプレイリストに従って動画データを再生するプレイリスト再生装置であって、
    前記ユーザプレイリストには付加情報として、再生区間に関する文字情報および該文字情報が利用されるタイミングを記述することが可能であり、該プレイリスト再生装置は、前記ユーザダイジェストプレイリスト内の再生区間に関する該文字情報および該文字情報が利用されるタイミングの情報に基づいて、映像と同時に該文字情報を表示することまたは音声に変換して出力することを特徴とするプレイリスト再生装置。
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