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JP2009008850A - デュアルガイド光ファイバ - Google Patents

デュアルガイド光ファイバ Download PDF

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JP2009008850A JP2007169439A JP2007169439A JP2009008850A JP 2009008850 A JP2009008850 A JP 2009008850A JP 2007169439 A JP2007169439 A JP 2007169439A JP 2007169439 A JP2007169439 A JP 2007169439A JP 2009008850 A JP2009008850 A JP 2009008850A
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Abstract

【課題】光ファイバ母材作製を短時間に行い、低コストに曲げ損失の小さなシングルモード伝送可能なデュアルガイド光ファイバを提供すること。
【解決手段】本発明に係るデュアルガイド光ファイバは、コア111、第1クラッド121および第2クラッド131を備える。第1クラッド121の屈折率122はコア111の屈折率112よりも小さく、第2クラッド131の屈折率132は第1クラッド121の屈折率122よりも小さい。コア111の物理的な外径(2*a1)は、3.8μm≦(2*a1)<10μmであり、第1クラッド121の最外周位置(a2)は、5μm≦(a2)≦10μmであり、a2/a1は、1.14≦(a2/a1)<2.5の関係を満たしている。さらに、第2クラッドと第1クラッドとの比屈折率差Δ2は、−1.0%≦Δ2≦−0.2%である。
【選択図】図7

Description

本発明は、デュアルガイド光ファイバに関し、より詳細には、光ファイバ本体に対して小さな曲率半径で曲げを与えた際においても、シングルモードでの光信号の伝達を可能にするデュアルガイド光ファイバに関する。
光ファイバ本体に対して小さな曲率半径を与えた際にも、シングルモードでの光信号の伝送を可能にする公知の技術として、非特許文献1には、図1に示す「フォトニック結晶ファイバ」が開示されている。図1に示されるように、コア領域11の周囲には石英ガラス13が形成されている。そして、シングルモードのコア領域11を囲む形で、屈折率が「1」となる空気の孔12を複数備えることにより、実効的なクラッド領域がコア領域11と空気の孔の間に領域で形成される。
図2は、図1のフォトニック結晶ファイバの屈折率分布図である。図2において、符号14はコア領域11の屈折率であり、符号15は空気の穴12の屈折率であり、符号16は石英ガラス13の屈折率である。
図2から分かるように、上記クラッド領域の外側に極めて屈折率の低い空気の孔12が存在することによって、光ファイバ本体を曲げた際においても電界強度分布の閉じ込めを安定化させる構造となっている。
また、特許文献1には、電界強度分布の閉じ込めを安定化させた他の構造として、図3に示す「トレンチ型光ファイバ」が開示されている。
図3において、特許文献1に開示されたトレンチ型光ファイバでは、石英ガラス22に囲まれたシングルモードのコア21の中心から20μm離れた所に、低い屈折率を備えた材料(低屈折率材料)23を配置している。
図4は、図2のトレンチ型光ファイバの屈折率分布図である。図4において、符号24はコア21の屈折率であり、符号25は低屈折率材料23の屈折率であり、符号26は石英ガラス22の屈折率である。
図4から分かるように、特許文献1に開示されたトレンチ型光ファイバにおいては、コア21から20μm離れて配置された低屈折率材料23によって、光ファイバ本体を曲げた際における電界強度分布の閉じ込めの安定化を図っている。
さらに、特許文献2には、曲げによる損失が少なくて、一般的な伝送用光ファイバとの接続性が容易な光ファイバを提供することを目的として、図2と同様な屈折率分布を有する光ファイバであって、低屈折率材料23の屈折率体積、およびコア21の半径r1と、コア21の中心から低屈折率材料23までの距離r2との比r2/r1を所定の範囲内にすることが開示されている。
すなわち、特許文献2では、一般的な伝送用光ファイバとの接続を容易にするためのモードフィールド径の減少の抑制と、曲げによる損失の抑制とのために、上記屈折率体積を25%・μm2以上110%・μm2以下にし、比r2/r1を2.5以上4.5以下にすることが開示されている。
米国特許第7、164、835号明細書 特許第3853833号明細書 K.Tajima et al, "Low peak photonic crystal fibers", Proc.ECOC2003., Th4.1.6.
このように、曲げに対する耐性の向上という面では、上述した技術を用いる方式が有力であるが、これら方式であっても、まだ改善しなければならない課題が残されている。特に、光ファイバ母材の作製時間の短縮や、より簡便な方法による作製など、曲げに強い光ファイバ作製のより低コスト化が求められている。
具体的には、非特許文献1に記載された「フォトニック結晶ファイバ」は、複数の孔を光ファイバのプリフォ−ムに備えさせるための特殊な製造方法が要求されるのが一般であり、これまでの光ファイバ製造方法のみで作製することが困難となっている。
また、特許文献1で開示された「トレンチ型光ファイバ」では、シングルモードのコア中心から比較的遠方の領域にクラッドとは別の低屈折率材料を備える必要があり、シングルモードコア、クラッド、そして低屈折率材料からなる、光ファイバ母材としてのプリフォ−ム作製に時間を要していた。
さらに、特許文献2では、上述のように、曲げ損失に強く、かつ一般的な伝送用光ファイバとの接続を容易にすることに主眼が置かれており、光ファイバ母材作製にかかる時間の短縮化については言及されていない。従って、よりユーザの利便性を向上させるために、光ファイバ母材をより短時間に作製することが望まれている。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、光ファイバ母材作製を短時間に行い、低コストに曲げ損失の小さなシングルモード伝送可能なデュアルガイド光ファイバを提供することにある。
このような目的を達成するために、請求項1記載の発明は、コア、第1のクラッドおよび第2のクラッドを備えるデュアルガイド光ファイバであって、前記デュアルガイド光ファイバの軸中心に配置された、第1の屈折率を有する第1の材料と、前記第1の材料の外周に配置された、前記第1の屈折率よりも小さい第2の屈折率を有する第2の材料と、前記第2の材料の外周に配置された、前記第2の屈折率よりも小さい第3の屈折率を有する第3の材料とを備え、前記第1の材料が前記コアであり、前記第2の材料が前記第1のクラッドであり、前記第3の材料が前記第2のクラッドであり、前記コアは、所定の波長帯で前記コアを励振した際に基本モードのみ励振される物理的な外径(2*a1)と、前記第1のクラッドとの比屈折率差Δ1を有しており、前記第1のクラッドの最外周位置(a2)は、前記デュアルガイド光ファイバの中心軸からの距離がa2であり、前記第2のクラッドは、前記第1のクラッドとの比屈折率差Δ2を有しており、前記コアの物理的な外径(2*a1)は、3.8μm≦(2*a1)<10μmであり、前記第1のクラッドの最外周位置(a2)は、5μm≦(a2)≦10μmであり、かつ、前記第2のクラッドの最外周位置(a2)と、前記a1の比であるa2/a1は、1.14≦(a2/a1)<2.5の関係を満たしており、前記比屈折率差Δ1は、0.1%≦Δ1≦0.4%であり、前記比屈折率差Δ2は、−1.0%≦Δ2≦−0.2%であることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、コア、第1のクラッドおよび第2のクラッドを備えるデュアルガイド光ファイバであって、前記デュアルガイド光ファイバの軸中心に配置された、第1の屈折率を有する第1の材料と、前記第1の材料の外周に配置された、前記第1の屈折率よりも小さい第2の屈折率を有する第2の材料と、前記第2の材料の外周に配置された、前記第2の屈折率よりも小さい第3の屈折率を有する第3の材料と、前記第3の材料の外周に配置された、前記第3の屈折率よりも高い第4の屈折率を有する第4の材料とを備え、前記第1の材料が前記コアであり、前記第2の材料が前記第1のクラッドであり、前記第3の材料が前記第2のクラッドであり、前記コアは、所定の波長帯で前記コアを励振した際に基本モードのみ励振される物理的な外径(2*a1)と、前記第1のクラッドとの比屈折率差Δ1を有しており、前記第1のクラッドの最外周位置(a2)は、前記デュアルガイド光ファイバの中心軸からの距離がa2であり、前記第2のクラッドの厚み(d)は、前記第1のクラッドの最外周位置(a2)と前記第2のクラッドの最外周位置(a3)との間の距離であり、前記第2のクラッドは、前記第1のクラッドとの比屈折率差Δ2を有しており、前記コアの物理的な外径(2*a1)は、3.8μm≦(2*a1)<10μmであり、前記第1のクラッドの最外周位置(a2)は、5μm≦(a2)≦10μmであり、かつ、前記第2のクラッドの最外周位置(a2)と、前記a1の比であるa2/a1は、1.14≦(a2/a1)<2.5の関係を満たしており、前記第2のクラッドの厚み(d)は、前記所定の波長の3倍の値≦d≦40μmであり、前記比屈折率差Δ1は、0.1%≦Δ1≦0.4%であり、前記比屈折率差Δ2は、−1.0%≦Δ2≦−0.2%であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記第4の材料は、前記デュアルガイド光ファイバの強度保持体であることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記第4の材料は、純粋石英からなる強度保持体であることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記第4の材料は、前記第4の屈折率を有する樹脂であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明において、前記第1の材料はGe、P、Sn、B元素の少なくとも一つが添加された石英であり、前記第2の材料は純粋石英であり、前記第3の材料はF元素、またはB元素、またはその2つの元素が混在して添加された石英であることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、前記デュアルガイド光ファイバの本体の外径が、55μm以上かつ125μm以下であることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載の発明において、前記所定の波長帯は、波長1.31μm帯であることを特徴とする。
本発明によれば、シングルモードコアの外周に第1クラッドと第2クラッドとが順次配置されたデュアルガイド光ファイバにおいて、シングルモードコアの中心から比較的近くの領域に、第1クラッドとは別の低屈折率材料である第2クラッドを配置し、かつ第1クラッドと第2クラッドとの比屈折率差を大きく設定しているので、光ファイバ母材作製を短時間に行い、低コストに曲げ損失の小さなシングルモード伝送可能なデュアルガイド光ファイバを提供することが可能である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下で説明する図面で、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
(第1の実施形態)
図5は、シングルモード光ファイバにおけるシングルモードの電界分布を波長1.31μmで測定した図である。ガウシアンフィッティング曲線と比較して、実際に測定したシングルモード電界分布の方が半値幅が狭い。シングルモード光ファイバのカットオフ波長と同じ波長で同様な測定を行えば、ガウシアンフィッティング曲線と同等の半値幅が得られる。しかし、実際の光通信で使用する波長はカットオフ波長から離れるため、上記の結果が再現性良く得られる。これにより、光ファイバを曲げることを考慮し、クラッドの外側に備える低屈折領域は、コアの中心から比較的近傍に備えさせれば、光ファイバを曲げた際においても、シングルモードを保持したまま、光信号を伝送可能であることが分かる。また、製造コストを要する屈折率「1」の空気の孔を備えることもない。
すなわち、本発明の一実施形態では、後述のようなパラメータを設定することにより、低屈折率領域をコアの中心から比較的近傍に配置しても、曲げによる過剰損失を抑え、図5に示すような良好なシングルモード(基本モード)の電界分布を得ることができる。よって、上記過剰損失を低減し、良好なシングルモード伝送を可能にしつつ、光ファイバ母材の体積の縮小化を図ることができ、コストダウンに繋がる。特に、伝送距離が10km程度の光ファイバに対して威力を発揮する。
図6は、第1の実施形態に基づくデュアルガイド光ファイバの断面図である。また、図7は、第1の実施形態に基づくデュアルガイド光ファイバの屈折率分布図である。
図6において、中心にシングルモード伝送用の、第1の材料としてのコア111が備えられている。また、本実施形態に係るデュアルガイド光ファイバの軸中心に配置されたコア111の外側に順次、第2の材料としての第1クラッド121、第3の材料としての第2クラッド131が備えられる。本実施形態では、コア111と第1クラッド121とが光ファイバ母材となる。なお、コア111、第1クラッド121、第2クラッド131は、例えば石英系ガラスや、ポリマー、アクリルなどの有機物など、通常、光ファイバに用いられる材料を用いることができる。
図7において、符号112はコア111の屈折率であり、符号122は第1クラッド121の屈折率であり、符号132は第2クラッド131の屈折率である。図7から分かるように、第1クラッド121の屈折率122はコア111の屈折率112よりも小さく、第2クラッド131の屈折率132は第1クラッド121の屈折率122よりも小さい。
コア111は、波長1.31μm帯でコアを励振した際に基本モードのみ励振される物理的な外径(2*a1)と上記第1クラッド121との比屈折率差Δ1を有している。また、第1クラッド121の最外周位置(a2)は、上記デュアルガイド光ファイバの中心軸からの距離がa2である。さらに、第2クラッド131の最外周位置(a3)は、上記デュアルガイド光ファイバの外径位置と等しく、第1クラッド121との比屈折率差Δ2を有している。
物理的な配置関係については、以下の通りである。
コア111の物理的な外径(2*a1)は、3.8μm≦(2*a1)<10μmが好ましく、第1クラッド121の最外周位置(a2)は、5μm≦(a2)≦10μmが好ましく、かつ、上記第2クラッド131の最外周位置(a2)と、上記a1の比であるa2/a1は、1.14≦(a2/a1)<2.5の関係を満たしていることが好ましい。
これにより、第2クラッド131はコア111に比較的近い領域に備えることが可能になる。
また、それぞれの屈折率関係は、比屈折率差Δ1は、0.1%以上、0.4%以下が好ましく、比屈折率差Δ2は、−1.0%以上であり−0.2%以下の値が好ましい。これにより、Δ1によってシングルモード条件が整い、負の値を有するΔ2によって、曲げた際にも光信号をガイドすることが可能となる。
なお、本実施形態では、コア111に添加される添加物(例えば、Ge、P、Sn、B元素)は、石英等のベースとなる材料の屈折率を上げるように選択される。また、第1クラッド121は純粋石英である。
また、本実施形態では、第2クラッド131について、石英にF元素を添加しているが、これに限定されない。例えば、B元素など、石英の屈折率を下げることが可能な添加物ならいずれを用いても良い。本実施形態では、第2クラッド131にF元素に加えてB元素を添加することにより、より屈折率を低下させることができる。
このような構成において、コア111がシングルモード伝送用のコアとして機能し、デュアルガイド光ファイバを曲げない際は、第1クラッド121がクラッドとして機能し、曲げた際においては、第2クラッド131が2番目のクラッドとして機能し、デュアルガイド構造が得られる。
なお、本実施形態では、シングルモード伝送用光信号波長(コア111の規定モードを励振しシングルモード伝送する光信号の波長)をC−Band帯域(1530nm〜1560nm)、あるいはL−Band帯域(1570nm〜1610nm)、またあるいは1300nm帯域のいずれでも設計可能である。また、モードフィールド径を、8.0〜10.0μmとすることができる。すなわち、上述の規定モードのモードフィールド径を8.0〜10.0μmにすることができる。
また、デュアルガイド光ファイバの外径を、55μm以上、125μm以下とすることができる。
本実施形態では、曲げ損失を低減するための低屈折率領域として機能する第2クラッド131を、コア111の中心に対して比較的近傍に配置している。従って、曲げ損失の低減を実現しつつ、コア111および第1クラッド121からなる光ファイバ母材の体積を小さくすることができる。このように、光ファイバ母材の体積を小さくすることができるので、光ファイバ母材の作製時間を短縮することができる。また、低屈折率材料としての第2クラッド131は、一般的なガラスとすることができるので、光ファイバ母材の周囲に簡単に形成することができる。よって、本実施形態に係るデュアルガイド光ファイバを、曲げ損失に強い状態で、より短時間、かつ簡単に作製することができる。
また、上述のように、光ファイバ母材を小さくできるので、従来と同等の曲げ損失の低減効果を得つつ、デュアルガイド光ファイバを細くすることができる。
本実施形態で重要なことは、光ファイバ母材の作製時間を短縮するために、曲げ損失低減に寄与する、低屈折率材料である第2クラッド131をコア111中心になるべく近くに配置する、すなわち、第2クラッド131の最外周位置(a2)をなるべく小さくすることである。つまり、本光ファイバがデュアルガイド構造として良好に機能しながら、第2クラッド131の最外周位置(a2)をなるべく小さくすることが重要となる。
本実施形態では、Δ2を−1.0%以上、−0.2%以下と大きな値としているので、第2クラッド131の最外周位置(a2)を小さくすることができ、結果として、光ファイバ母材の体積を小さくすることができるのである。
このように、光ファイバ母材の体積を小さくするという観点において、Δ2を−1.0%以上、−0.2%以下に設定することは重要であり、なおかつ、曲げ損失の低減という観点において、コアのなるべく近傍に低屈折率材料を配置することが重要である。本実施形態では、このような構成を実現するために、3.8μm≦(2*a1)<10μm、5μm≦(a2)≦10μm、1.14≦(a2/a1)<2.5の関係を満たすことが好適なのである。
特に、本発明の一実施形態において、比a2/a1を2.5未満にすることは重要である。本実施形態では、上述に示されるように、1.9μm≦a1<5μmにおいて、光ファイバ母材の体積を小さくするためには、比a2/a1をなるべく小さくする必要がある。このように、光ファイバ母材の体積を小さくすることを考慮すると、比a2/a1を2.5未満にするのが好適なのである。
また、本実施形態では、コアと第1クラッドとの間に比屈折率差Δ1を与えるために、例えば、第1クラッドに石英を用いた場合、コアにGe等を添加している。そして、比屈折率差Δ1を小さくすると、比a2/a1は小さくなる。このとき、比屈折率差Δ1を小さくしようとすると、上記Ge等をコアに添加する際に該添加量を厳密に小さな値で制御しなければならない。すなわち、比a2/a1を小さくするには、コアへの添加物の厳密な制御が必要となる。よって、本発明の一実施形態では、このような厳密な制御を考慮して、比a2/a1を1.14以上に設定するのが好ましい。
本発明の一実施形態において、1.14≦a2/a1<2.5とすることにより、良好なシングルモードの電界分布特性、および曲げによる過剰損失を低減することができ、かつ、光ファイバ母材の体積を小型化することができる。よって、コストダウンを図ることができる。
すなわち、本実施形態で重要なことは、光ファイバ母材の体積を小さくすることによって、光ファイバ母材の作製時間の短縮化や光ファイバ作製工程の簡略化である。そのために、本実施形態に係るパラメータに設定することによって、低曲げ損失、および良好なシングルモードの実現を達成しつつ、コアの比較的近傍に低屈折率領域を配置することができ、光ファイバ母材の体積を小さくすることができるのである。
(第2の実施形態)
本実施形態では、光ファイバの耐湿性を向上するために、第2クラッドの外周に強度保持体を配置している。F元素やB元素は、湿度に弱い、あるいは機械的強度が比較的少ないと言われているが、石英は湿度に強い材料であるので、上記強度保持体としてF元素やB元素を添加していない純粋な石英を用いることによって、耐湿性を向上することが可能となる。よって、使用環境の幅を広げることができる。
本実施形態では、強度保持体等の部材を第2クラッドの外周に配置する構成であり、光ファイバ母材は、コア、第1クラッド、および第2クラッドとなる。
第1の実施形態では、コアの比較的近傍に低屈折率材料である第2クラッドを配置して曲げ損失の低減を図り、かつ、第1クラッドと第2クラッドとの比屈折率差Δ2を大きくすることによって光ファイバ母材の体積を小さくしている。本実施形態では、上記構成に加えて、コア、第1クラッド、および第2クラッドからなる光ファイバ母材の体積を小さくするために、第2クラッドの厚み(幅)を最適にしている。
図8は、第2の実施形態に基づくデュアルガイド光ファイバの断面図である。また、図9は、第2の実施形態に基づくデュアルガイド光ファイバの屈折率分布図である。
図8において、中心にシングルモード伝送用の、第1の材料としてのコア111が備えられ、コア111の外側に順次、第2の材料としての第1クラッド121、第3の材料としての第2クラッド131が備えられ、そして最後に第4の材料として強度保持体141が備えられる。本実施形態では、コア111、第1クラッド121、および第2クラッド131が光ファイバ母材となる。なお、コア111、第1クラッド、第2クラッド、そして強度保持体は、例えば石英系ガラスや、ポリマー、アクリルなどの有機物など、通常、光ファイバに用いられる材料を用いることができる。
図9において、符号112はコア111の屈折率であり、符号122は第1クラッド121の屈折率であり、符号132は第2クラッド131の屈折率であり、符号142は強度保持体141の屈折率である。図9から分かるように、第1クラッド121の屈折率122はコア111の屈折率112よりも小さく、第2クラッド131の屈折率132は第1クラッド121の屈折率122よりも小さい。そして、強度保持体141の屈折率142は、第1クラッド121の屈折率122と等価である。
なお、本実施形態では、強度保持体141と第1クラッドとの屈折率を等価にしているが、これに限定されない。本実施形態では、一例として、強度保持体141が、耐湿性向上のために純粋石英からなり、第1クラッド121も純粋石英からなるので、強度保持体141と第1クラッド121との屈折率が等価になっているのであり、第1クラッド121がドープされた石英である場合は、当然、第1クラッド121と強度保持体141との屈折率は等価ではなくなる。
コア111は、波長1.31μm帯でコアを励振した際に基本モードのみ励振される物理的な外径(2*a1)と上記第1クラッド121との比屈折率差Δ1を有している。また、第1クラッド121の最外周位置(a2)は、上記デュアルガイド光ファイバの中心軸からの距離がa2である。さらに、第2クラッド131の最外周位置(a3)は、上記デュアルガイド光ファイバの中心軸からの距離がa3であり、第1クラッド121との比屈折率差Δ2を有している。
物理的な配置関係については、
コア111の物理的な外径(2*a1)は、3.8μm≦(2*a1)<10μmが好ましく、第1クラッド121の最外周位置(a2)は、5μm≦(a2)≦10μmが好ましい。第2クラッド131の厚み(d)は、3.93μm≦d≦40μmが好ましく、さらに好ましくは、{24−0.8*a2}μm≦d≦40μmである。上記第2クラッド131の最外周位置(a2)と、上記a1の比であるa2/a1は、1.14≦(a2/a1)<2.5の関係を満たしていることが好ましい。また、強度保持体141の最外周位置(a4)は、上記デュアルガイド光ファイバの外径位置と等しくなっている。この構造によって、第2クラッド131はコア111に比較的近い領域に備えることが可能になる。
本実施形態において、第2クラッドの厚みdは、少なくとも、用いる光の波長の3倍あるのが好ましい。本実施形態では、1.31μmの波長の光を用いているので、幅dは、3.93μm以上が好ましいのである。
なお、本実施形態では、上述のように、1.31μmの波長の光を用いているので、幅dの好ましい最低値は3.93μmとなるが、伝送すべき、シングルモード伝送用光信号波長に応じて上記最低値が決まることは言うまでも無い。例えば、1.55μmの波長の光を伝送させるように設計する場合、好ましい幅dの最低値は、4.65(3×1.55μm)μmとなる。
また、本実施形態に係る光ファイバにおいて、強度保持体141が無い形態を考慮すると、幅dは40μm以下であることが好ましい。
また、それぞれの屈折率関係は、比屈折率差Δ1は、0.1%〜0.4%が好ましく、比屈折率差Δ2は、−1.0%〜−0.2%が好ましい。これにより、Δ1によってシングルモード条件が整い、負の値を有するΔ2によって、曲げた際にも光信号をガイドすることが可能となる。
図10は、本実施形態に基づいた基本モードの分布を算出した事例を示す図である。Δ1=0.36%、Δ2=−0.4%とし、a1=4.4μm、a2=10μm、a2/a1=2.27とし、変化させるパラメータとして第2クラッド131の厚み(d=a3−a2)を10μm、20μmとしている。図10から分かるように、d=10μm、20μm双方とも、良好な基本モード分布を示している。さらに、半値幅についても、基本モードと変わらないので、通常の光ファイバtの接続性も問題無い。
なお、20μmの数値は、先に示した、より好ましい幅dの範囲である、{24−0.8*a2}μm≦d≦40μmに含まれるが、10μmは含まれない。図10から明らかなように、基本モードの分布は上記第2クラッド131の厚みが20μmである場合の方が、より閉じ込めが強くなっていることが明らかであり、この状態で光ファイバを曲げた際でも閉じ込めが強いため、より曲げによる過剰損失が低くなるので、上記範囲がより好ましいのである。
また、図11は、本実施形態に係る、過剰損失と曲げられた光ファイバ中を光が伝搬する距離との関係を示す図である。図11において、Rは、曲げられた光ファイバの曲率半径であり、Δ1=0.36%、Δ2=−0.4%とし、a1=4.4μm、a2=10μm、a2/a1=2.27とし、第2クラッド131の厚み(d=a3−a2)を15μmとしている。
図11より、曲率半径Rが3〜8mmの間で変化しても、曲げによる過剰損失に変化がほとんど無く、本発明に特徴的な各パラメータに設定した光ファイバを用いれば、該光ファイバを曲げた場合でもほぼロス無しで光を伝搬可能であることがわかる。
本実施形態では、上述のように第2クラッドの幅を設定することにより、図10、11から分かるように、良好なシングルモードを得つつ、曲げによる過剰損失を低減することができる。
なお、本実施形態では、コア111に添加される添加物(例えば、Ge、P、Sn、B元素)は、石英等のベースとなる材料の屈折率を上げるように選択される。また、第1クラッド121、強度保持体141はそれぞれ純粋石英である。
また、本実施形態では、第2クラッド131について、石英にF元素を添加しているが、これに限定されない。例えば、B元素など、石英の屈折率を下げることが可能な添加物ならいずれを用いても良い。本実施形態では、第2クラッド131にF元素に加えてB元素を添加することにより、より屈折率を低下させることができる。
このような構成において、コア111がシングルモード伝送用のコアとして機能し、デュアルガイドファイバを曲げない際は、第1クラッド121がクラッドとして機能し、曲げた際においては、第2クラッド131が2番目のクラッドとして機能し、デュアルガイド構造が得られる。
なお、本実施形態では、シングルモード伝送用光信号波長(コア111の規定モードを励振しシングルモード伝送する光信号の波長)をC−Band帯域(1530nm〜1560nm)、あるいはL−Band帯域(1570nm〜1610nm)、またあるいは1300nm帯域のいずれでも設計可能である。また、モードフィールド径を、8.0〜10.0μmとすることができる。すなわち、上述の規定モードのモードフィールド径を8.0〜10.0μmにすることができる。
本実施形態では、第1の実施形態と同様に、曲げ損失を低減するための低屈折率領域として機能する第2クラッド131を、コア111の中心に対して比較的近傍に配置している。さらに、本実施形態では、コア111、第1クラッド121、および第2クラッド131からなる光ファイバ母材の体積を小さくするために、第1の実施形態と同様に、Δ2を−1.0%以上、−0.2%以下と大きな値に設定すると共に、第クラッド131の幅である厚みdをなるべく細くしている。このようにΔ2と厚みdとを制御することによって、光ファイバ母材の体積を小さくすることができ、よって、光ファイバ母材の作製時間を短縮することができる。
また、強度保持体141は、一般的な純粋石英とすることができるので、光ファイバ母材の周囲に簡単に形成することができる。よって、本実施形態に係るデュアルガイド光ファイバを、曲げ損失に強い状態で、より短時間、かつ簡単に作製することができる。
本実施形態で重要なことは、第1の実施形態と同様に、曲げ損失を低減しつつ、光ファイバ母材(本実施形態では、コア111、第1クラッド121、および第2クラッド)の体積をより小さくすることである。
本実施形態に係る光ファイバ母材の体積を小さくするためには、低屈折率材料である第2クラッド131の幅を小さくすれば良い。しかしながら、第2クラッド131の幅を小さくすると光ファイバ母材の体積は小さくなるが、比屈折率差Δ2を大きくしないと、第2クラッド131が光ファイバを曲げた際の実質的なクラッドとして機能しなくなる場合がある。よって、比屈折率差Δ2が小さい場合は、第2クラッド131を良好に機能させるために、第2クラッド131の幅である厚みdを大きくする必要がある。特許文献2では、本実施形態の第2クラッドに相当する比屈折率差を小さく設定しているので、第2クラッドに相当する部材の厚み(幅)を大きくとる必要があり、特許文献2に開示された光ファイバでは、光ファイバ母材の体積の縮小化には限界がある。
しかしながら、本実施形態では、光ファイバ母材の体積を小さくしたいという要望に答え、第2クラッド131の厚みdを小さくし、かつ該厚みdを小さくしてもデュアルガイド構造を良好に保つためにΔ2を−1.0%以上、−0.2%以下と大きな値に設定することによって、光ファイバ母材の体積を小さくしつつ、第2クラッドを良好に機能させ、曲げ損失を減少させることができる。
なお、本実施形態では、第2クラッド131の外周に配置する部材として、強度保持体141を用いているが、これに限定されない。本実施形態では、光ファイバを曲げた際に場合によってはクラッドとして機能する第2クラッド131よりも高い屈折率を有する部材が第2クラッド131の外周に配置されている場合に、光ファイバ母材の体積を小さくしつつ、光ファイバを曲げた際に第2クラッド131を実質的なクラッドとして機能させるために、第2クラッド131の幅をより小さくし、かつ比屈折率差Δ2を大きくすることである。よって、第2クラッド131の外周に配置される部材は、例えば、ドープされた石英や樹脂など、第2クラッド131よりも高い屈折率を有するものであればいずれの材料であっても良い。
従来のフォトニック結晶ファイバの断面図である。 従来のフォトニック結晶ファイバの屈折率分布図である。 従来のトレンチ型光ファイバの断面図である。 従来のトレンチ型光ファイバの屈折率分布図である。 本発明の一実施形態に係るシングルモード電界分布(実測とガウシアンフィッティング)図である。 本発明の第1の実施形態に基づくデュアルガイド光ファイバの断面図である。 本発明の第1の実施形態に基づくデュアルガイド光ファイバの屈折率分布図である。 本発明の第2の実施形態に基づくデュアルガイド光ファイバの断面図である。 本発明の第2の実施形態に基づくデュアルガイド光ファイバの屈折率分布図である。 本発明の第2の実施形態に基づく基本モードの強度と第2クラッドの厚みdとの関係を示す図である。 本発明の第2の実施形態に基づく過剰損失と曲げられた光ファイバ中を光が伝搬する距離との関係を示す図である。
符号の説明
111 コア
121 第1クラッド
131 第2クラッド
141 強度保持体

Claims (8)

  1. コア、第1のクラッドおよび第2のクラッドを備えるデュアルガイド光ファイバであって、
    前記デュアルガイド光ファイバの軸中心に配置された、第1の屈折率を有する第1の材料と、
    前記第1の材料の外周に配置された、前記第1の屈折率よりも小さい第2の屈折率を有する第2の材料と、
    前記第2の材料の外周に配置された、前記第2の屈折率よりも小さい第3の屈折率を有する第3の材料とを備え、
    前記第1の材料が前記コアであり、
    前記第2の材料が前記第1のクラッドであり、
    前記第3の材料が前記第2のクラッドであり、
    前記コアは、所定の波長帯で前記コアを励振した際に基本モードのみ励振される物理的な外径(2*a1)と、前記第1のクラッドとの比屈折率差Δ1を有しており、
    前記第1のクラッドの最外周位置(a2)は、前記デュアルガイド光ファイバの中心軸からの距離がa2であり、
    前記第2のクラッドは、前記第1のクラッドとの比屈折率差Δ2を有しており、
    前記コアの物理的な外径(2*a1)は、3.8μm≦(2*a1)<10μmであり、
    前記第1のクラッドの最外周位置(a2)は、5μm≦(a2)≦10μmであり、
    かつ、前記第2のクラッドの最外周位置(a2)と、前記a1の比であるa2/a1は、1.14≦(a2/a1)<2.5の関係を満たしており、
    前記比屈折率差Δ1は、0.1%≦Δ1≦0.4%であり、
    前記比屈折率差Δ2は、−1.0%≦Δ2≦−0.2%であることを特徴とするデュアルガイド光ファイバ。
  2. コア、第1のクラッドおよび第2のクラッドを備えるデュアルガイド光ファイバであって、
    前記デュアルガイド光ファイバの軸中心に配置された、第1の屈折率を有する第1の材料と、
    前記第1の材料の外周に配置された、前記第1の屈折率よりも小さい第2の屈折率を有する第2の材料と、
    前記第2の材料の外周に配置された、前記第2の屈折率よりも小さい第3の屈折率を有する第3の材料と、
    前記第3の材料の外周に配置された、前記第3の屈折率よりも高い第4の屈折率を有する第4の材料とを備え、
    前記第1の材料が前記コアであり、
    前記第2の材料が前記第1のクラッドであり、
    前記第3の材料が前記第2のクラッドであり、
    前記コアは、所定の波長帯で前記コアを励振した際に基本モードのみ励振される物理的な外径(2*a1)と、前記第1のクラッドとの比屈折率差Δ1を有しており、
    前記第1のクラッドの最外周位置(a2)は、前記デュアルガイド光ファイバの中心軸からの距離がa2であり、
    前記第2のクラッドの厚み(d)は、前記第1のクラッドの最外周位置(a2)と前記第2のクラッドの最外周位置(a3)との間の距離であり、
    前記第2のクラッドは、前記第1のクラッドとの比屈折率差Δ2を有しており、
    前記コアの物理的な外径(2*a1)は、3.8μm≦(2*a1)<10μmであり、
    前記第1のクラッドの最外周位置(a2)は、5μm≦(a2)≦10μmであり、
    かつ、前記第2のクラッドの最外周位置(a2)と、前記a1の比であるa2/a1は、1.14≦(a2/a1)<2.5の関係を満たしており、
    前記第2のクラッドの厚み(d)は、前記所定の波長の3倍の値≦d≦40μmであり、
    前記比屈折率差Δ1は、0.1%≦Δ1≦0.4%であり、
    前記比屈折率差Δ2は、−1.0%≦Δ2≦−0.2%であることを特徴とするデュアルガイド光ファイバ。
  3. 前記第4の材料は、前記デュアルガイド光ファイバの強度保持体であることを特徴とする請求項2記載のデュアルガイド光ファイバ。
  4. 前記第4の材料は、純粋石英からなる強度保持体であることを特徴とする請求項3記載のデュアルガイド光ファイバ。
  5. 前記第4の材料は、前記第4の屈折率を有する樹脂であることを特徴とする請求項3記載のデュアルガイド光ファイバ。
  6. 前記第1の材料はGe、P、Sn、B元素の少なくとも一つが添加された石英であり、
    前記第2の材料は純粋石英であり、
    前記第3の材料はF元素、またはB元素、またはその2つの元素が混在して添加された石英であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のデュアルガイド光ファイバ。
  7. 前記デュアルガイド光ファイバの本体の外径が、55μm以上かつ125μm以下であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のデュアルガイド光ファイバ。
  8. 前記所定の波長帯は、波長1.31μm帯であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のデュアルガイド光ファイバ。
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