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JP2008543976A - ペメトレキセド二酸の医薬上許容される凍結乾燥塩の調製方法 - Google Patents

ペメトレキセド二酸の医薬上許容される凍結乾燥塩の調製方法 Download PDF

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JP2008543976A JP2008530049A JP2008530049A JP2008543976A JP 2008543976 A JP2008543976 A JP 2008543976A JP 2008530049 A JP2008530049 A JP 2008530049A JP 2008530049 A JP2008530049 A JP 2008530049A JP 2008543976 A JP2008543976 A JP 2008543976A
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ブソッリ,ジョナサン
ディウルゲロフ,ニコラ
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ピルケス,モラン
ポンティロリ,アレッサンドロ
ビラ,マルコ
ハレル,ズビ
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シコール インコーポレイティド
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Abstract

ペメトレキセド二酸またはその塩から直接的に、即ち、凍結乾燥を行う前に得られたペメトレキセド塩を単離せずに、ペメトレキセドの医薬上許容される凍結乾燥塩、特に二ナトリウム塩を調製する方法が提供される。
【選択図】なし

Description

本発明は、ペメトレキセド二酸またはその塩から直接的に、即ち、得られたペメトレキセド塩を凍結乾燥前に単離することなく、ペメトレキセド二酸の医薬上許容される凍結乾燥塩、特にペメトレキセド二ナトリウム塩を調製する方法に関する。
発明の背景
葉酸拮抗活性を有する化合物は、癌の治療のための化学療法薬として十分認識されている。特に、葉酸化合物群は、それらがデヒドロ葉酸レダクターゼ、葉酸ポリグルタミン酸シンセターゼ、グリシンアミドリボヌクレオチドホルミルトランスフェラーゼおよびチミジレートシンセターゼといった酵素を阻害することから、酵素レベルで多様な活性を有する。
最近、一連の4-ヒドロキシピロロ〔2,3-d〕ピリミジン-L-グルタミン酸誘導体が例えば欧州特許公報第0434426号において開示されており、それらの中でも、式Iのペメトレキセド二ナトリウム七水和物が特に有用な葉酸拮抗剤であることが示されている:
Figure 2008543976
ペメトレキセド二ナトリウム塩七水和物は、Eli Lilly and Companyにより商品名ALIMTA(登録商標)のもと、静脈投与用無菌凍結乾燥粉末として市販されている。葉酸化合物群のこの一員は、悪性胸膜中皮腫の治療や非小細胞肺癌の二次治療用に承認されている。Physicians'Desk Reference, 第60版,pp. 1722-1728 (2006)を参照のこと。市販品はペメトレキセド二ナトリウム七水和物とマンニトールの凍結乾燥粉末である。
米国特許第7,138,521号明細書は、結晶性ペメトレキセド二ナトリウム七水和物を開示している。この七水和物形は、N-〔4-〔2-(2-アミノ-4,7-ジヒドロ-4-オキソ-3H-ピロロ〔2,3-d〕ピリミジン-5-イル)エチル〕ベンゾイル〕-L-グルタミン酸ジエチルエステルp-トルエンスルホン酸塩から調製され、その塩を2.5〜3.5のpHにてけん化すると、下記式IIのN-〔4-〔2-(2-アミノ-4,7-ジヒドロ-4-オキソ-1H-ピロロ〔2,3-d〕ピリミジン-5-イル)エチル〕ベンゾイル〕-L-グルタミン酸(“ペメトレキセド二酸”)
Figure 2008543976
を与える。このペメトレキセド二酸は湿潤ケークとして単離され、次いで7〜9のpHで2〜3当量の水酸化ナトリウムと化合せしめられる。次いで、アセトンを使った沈澱により、生成したペメトレキセド二ナトリウム七水和物を反応混合物から単離する。次いで、単離されたペメトレキセド二ナトリウム七水和物を医薬組成物の調製に用いる。
国際PCT公報WO 01/14379号は、結晶性ペメトレキセド二ナトリウム水和物と、カルボキシ保護されたN-〔4-〔2-(2-アミノ-4,7-ジヒドロ-4-オキソ-3H-ピロロ〔2,3-d〕ピリミジン-5-イル)エチル〕ベンゾイル〕-L-グルタミン酸からのそれの調製方法を開示している。該方法は、カルボキシ保護されたペメトレキセド二酸を水酸化ナトリウムと反応させ、“猛毒であり”そして“特別な処理手段と装置を必要とする”と言及されているペメトレキセド二酸を経由しそして単離する必要なしに、ペメトレキセド二ナトリウムを得ることを含んで成る。得られたペメトレキセド二ナトリウムは、次いで医薬組成物の調製に用いられる。
ペメトレキセド二酸から直接的に、即ち、ペメトレキセド二酸の二ナトリウム塩を単離することなく、ペメトレキセド二酸の凍結乾燥二ナトリウム塩を製造する方法が、当業界で必要とされている。
発明の要約
一態様では、本発明は、ペメトレキセドの医薬上許容される凍結乾燥塩を調製する方法であって、ペメトレキセド二酸またはその塩、ペメトレキセドの医薬上許容される塩を形成することのできる剤、並びに水または水と凍結乾燥に適当な溶剤との混合物を含んでなる溶剤を混合し、ペメトレキセドの医薬上許容される塩を含む混合物を得;そして凍結乾燥により前記溶剤を除去してペメトレキセドの医薬上許容される凍結乾燥塩を得;ここで前記ペメトレキセドの医薬上許容される塩は凍結乾燥工程の前に単離されず;そして前記ペメトレキセドの医薬上許容される塩がペメトレキセドの二塩基付加塩であり、ただしペメトレキセドの二塩基付加塩が出発のペメトレキセド二酸の塩と同一でないことを前提とする方法に関する。
発明の詳細な説明
本発明は、凍結乾燥前に、得られたペメトレキセドの医薬上許容される塩を単離する必要なしに、ペメトレキセド二酸またはその塩から直接的に、ペメトレキセドの医薬上許容される凍結乾燥塩、特に二ナトリウム塩、を調製する方法を提供することにより、当業界のニーズを満たす。得られたペメトレキセドの医薬上許容される凍結乾燥塩は、製剤品としてまたは製剤の最中に賦形剤と組み合わせることができる。
ペメトレキセドの医薬上許容される凍結乾燥塩は、好ましくは実質的に純粋である。得られた医薬上許容される塩を凍結乾燥前に単離しないということは、ペメトレキセドが時間と共に分解を受けるために、有利である。よって、製品を製造するのに要する工程の数を減らすことは有利であり、何故なら、工程数の削減は、分解の可能性を減らすからである。
本明細書中で用いる時、異なって定義されない限り、ペメトレキセドの医薬上許容される塩に関して言及する時の“実質的に純粋”なる用語は、99.6%以上の純度を有するペメトレキセドの医薬上許容される塩に関する。好ましくは、ペメトレキセドの医薬上許容される塩は、99.7%以上、より好ましくは99.8%以上、最も好ましくは99.9%以上の純度を有する。該純度はHPLCによる面積%単位により、尺度を示すことができる。
一態様では、本発明は、ペメトレキセドの医薬上許容される凍結乾燥塩を調製する方法であって、ペメトレキセド二酸またはその塩、ペメトレキセドの医薬上許容される塩を形成することのできる剤、並びに水または水と凍結乾燥に適当な溶剤との混合物を含んでなる溶剤を混合し、ペメトレキセドの医薬上許容される塩を含有する混合物を得;そして凍結乾燥により前記溶剤を除去してペメトレキセドの医薬上許容される凍結乾燥塩を得;ここで前記ペメトレキセドの医薬上許容される塩は凍結乾燥工程の前に単離されず;そして前記ペメトレキセドの医薬上許容される塩がペメトレキセドの二塩基付加塩であり、ただしペメトレキセドの二塩基付加塩が出発のペメトレキセド二酸塩と同一でないことを前提とする方法に関する。
本明細書中で用いる時、異なって定義されない限り、“ペメトレキセドの医薬上許容される塩を形成することのできる剤”とは、ペメトレキセドの塩基付加塩を形成することができる剤のことを言う。塩基付加塩としては、非限定的に、アルカリ金属またはアルカリ土類金属塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩およびカルシウム塩が挙げられる。
好ましくは、ペメトレキセドの医薬上許容される塩を形成することのできる剤は、アルカリ金属(好ましくはナトリウム)またはアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、リン酸塩、または硫酸塩である。より好ましくは、ペメトレキセドの医薬上許容される塩を形成することのできる剤は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物であり、最も好ましくは水酸化ナトリウムである。
出発のペメトレキセド二酸塩は、酸付加塩または塩基付加塩であることができる。その塩は、二(ジ)塩または一(モノ)塩であることができる。好ましくは、出発のペメトレキセド二酸塩は一塩である。
本明細書中で用いる時、異なって定義されない限り、ペメトレキセド二酸塩に関する“一(モノ)”なる用語は、唯一の対カチオンまたは対アニオンを有する塩のことを言う。前記塩が塩基性である時、対カチオンは塩基に由来する。前記塩が酸性である時、対アニオンは酸に由来する。
ペメトレキセド二酸の一塩基付加塩の例としては、非限定的に、アルカリ金属またはアルカリ土類金属塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩およびカルシウム塩が挙げられる。好ましくは、モノ塩基付加塩は次の式のナトリウム塩である:
Figure 2008543976
ペメトレキセドの一酸付加塩の例としては、非限定的に、HBr、HCl、H2SO4、H3PO4およびCH3SO3H塩が挙げられる。好ましくは、一酸付加塩は次の式のHCl塩である:
Figure 2008543976
本明細書中で用いる時、異なって定義されない限り、ペメトレキセド二酸塩に関する“二(ジ)”なる用語は、2つの対カチオンを有する塩のことを言う。好ましくは、前記二塩は、それらのカチオンが少なくとも1つの塩基に由来する二塩基付加塩である。
好ましくは、ペメトレキセド二酸の二塩は、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩およびカルシウム塩から選択される。より好ましくは、前記二塩は二ナトリウム塩である。
出発のペメトレキセド二酸またはその塩の純度は、得られるペメトレキセドの医薬上許容される凍結乾燥塩の品質に影響を及ぼし得る。よって、出発のペメトレキセド二酸またはその塩は、好ましくは純粋である。本明細書中で使用する時、異なって定義されない限り、ペメトレキセド二酸またはその塩との関連で用いる“純粋”という用語は、少なくとも約98%の純度を有する。好ましくは、ペメトレキセド二酸またはその塩は少なくとも約99%、より好ましくは実質的に純粋である。ペメトレキセド二酸またはその塩の純度は、HPLCによる面積%の単位によりその尺度を示すことができる。
ペメトレキセド二酸は、当業者に周知の任意方法によって得ることができる。例えば、Org.Proc. Res. Dev. 2005, pp.738-742に開示された方法に従って、または2007年8月14日出願の同時係属米国出願第11/---,---号(番号未付与)(“高度に純粋なペメトレキセド二酸およびその調製方法”という発明の名称の出願人書類番号13150/48105)並びに2006年8月15日出願の米国仮出願第60/837,637号;2006年11月21日出願の同第60/860,554号;2007年1月11日出願の同第60/880,178号;2007年7月3日出願の同第60/958,213号、これらはすべて参考として本明細書中に組み込まれる)に開示された方法により、調製することができる。
その方法は、アミド、ピロリジノン、スルホキシドおよびその混合物から成る群より選ばれた溶剤と、アルコール、エステル、ケトン、水、ハロゲン化炭化水素、芳香族炭化水素、エーテルおよびその混合物から成る群より選ばれた抗溶剤とを含有する混合物から、ペメトレキセド二酸を結晶化することを含んで成り、ここで出発のペメトレキセド二酸は少なくとも約98%の純度を有する。
好ましい態様では、まず最初に、ペメトレキセド二酸またはその塩を前記溶剤と混合して第一の混合物を与える。好ましくは前記溶剤が水である。凍結乾燥に適当な溶剤と水との混合物を用いる場合、凍結乾燥に適当な溶剤としては、非限定的に、tert-ブタノール、ジメチルスルホキシドまたは1,4-ジオキサンである。好ましくは、凍結乾燥に適当な溶剤はtert-ブタノールである。
次いで、前記第一の混合物をアルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物と混合して、ペメトレキセドの医薬上許容される塩、および所望により、出発材料に依存して、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物とペメトレキセド二酸の一酸付加塩との反応から生じた塩、を含んで成る混合物を得る。出発材料がペメトレキセド二酸の一酸付加塩である場合、ペメトレキセドの医薬上許容される塩を含んで成る混合物は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物とペメトレキセド二酸の一酸付加塩との反応から生じた塩(これも医薬上許容される塩である)も更に含んで成る。
好ましくは、前記アルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物はNaOH, KOH, LiOHまたはCa(OH)2であり、より好ましくはNaOHである。従って、アルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物とペメトレキセド二酸の一酸付加塩との反応から生じた塩は、好ましくは、NaBr, NaCl, KBr, KCl, LiBr, LiCl, CaBr2またはCaCl2である。
好ましくは、前記アルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物は前記第一の混合物に添加される。好ましくは、該混合物は溶液である。
典型的には、ペメトレキセド二酸またはその塩からペメトレキセドの医薬上許容される塩を得るためには、出発のペメトレキセド二酸またはその塩のモル当量あたり、少なくとも約1モル当量のアルカリまたはアルカリ土類金属水酸化物が使われる。好ましくは、前記アルカリ金属水酸化物は、出発のペメトレキセド二酸またはその塩のモル当量あたり約1〜約3モル当量において使用される。
アルカリ金属水酸化物は溶液または固体の形であることができる。好ましくは、該アルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物は水溶液の形である。好ましくは、アルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物の水溶液は標準溶液である。本明細書中で用いる時、異なって定義されない限り、“標準溶液”なる用語は、既知濃度を有する溶液のことを指し、その濃度は、当業者に周知の様々な方法により測定することができる。好ましくは、アルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物の標準溶液は約0.5M〜約4M、より好ましくは約2Mの濃度を有する。
好ましくは、前記第一の混合物とアルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物の溶液との混合は、約1℃〜約100℃、より好ましくは約10℃〜約60℃、最も好ましくは約15℃〜約40℃の温度で実施される。
当業者が認識するように、完全な溶解、または約7.0〜7.5、より好ましくは7.1〜7.2の安定pH値が、該反応が完了したことの指標である。
ペメトレキセドの医薬上許容される凍結乾燥塩を調製する方法は、ペメトレキセドの医薬上許容される塩を含有する溶液を凍結乾燥する前に、該pHを調整して約7.0〜約10.0、好ましくは約7.0〜約9.0、より好ましくは約7.0〜約8.0、最も好ましくは約7.0〜約7.5のpHを得るという工程を更に含んでもよい。pHは、ペメトレキセドの医薬上許容される塩と、所望により追加の医薬上許容される塩を含有する溶液を、アルカリ水酸化物または出発材料のいずれか1つ、即ちペメトレキセド二酸、および(該溶液のpHに依存して)その塩、と混合することにより調整することができる。典型的には、pHメーターを使うことによりpH測定が行われる。
上述したように、ペメトレキセド二ナトリウム製剤は、賦形剤を使用せずにその塩を凍結乾燥することにより調製することができる。所望により、溶剤を除去する前に、混合物に分散剤を添加してもよい。好ましくは、分散剤は糖、例えば乳糖、果糖またはマンニトールである。好ましくは前記糖がマンニトールである。好ましくは、前記分散剤が、ペメトレキセドの医薬上許容される塩の量に関して、等モル重量で存在する。
ペメトレキセドの医薬上許容される塩は工程の最中に単離されず、よって精製されないけれども、結果として得られる凍結乾燥塩は好ましくは純粋である。より好ましくは、結果として得られる凍結乾燥塩は実質的に純粋である。
上記方法により得られるペメトレキセドの医薬上許容される凍結乾燥塩は、少なくとも1つのペメトレキセドの医薬上許容される凍結乾燥塩と、所望により、少なくとも1つの医薬上許容される賦形剤とを含んで成る医薬組成物に製剤化することができる。適当な賦形剤としては、非限定的に、希釈剤、担体、充填剤、増量剤、結合剤、崩壊剤、崩壊抑制剤、吸収促進剤、湿潤剤、潤滑剤、流動促進剤、界面活性剤、矯味矯臭剤等が挙げられる。賦形剤および使用量の選択は、標準手順および当業界で既知の参考資料を鑑みて、熟練した製剤学者により容易に決定することができる。
医薬組成物は、患者への投与用に固体または液体剤形に製剤化することができる。剤形としては、非限定的に、錠剤、カプセル剤、粉剤、シロップ剤、懸濁液剤、乳液、注射剤などが挙げられる。好ましくは、剤形は注射剤である。
上記方法により得られたペメトレキセドの医薬上許容される凍結乾燥塩を含んで成る医薬組成物は、悪性胸膜中皮腫の治療や非小細胞肺癌の治療方法に用いることができる。特に、当該治療方法は、本発明の方法により得られた少なくとも1つのペメトレキセドの医薬上許容される凍結乾燥塩と、所望により、少なくとも1つの医薬上許容される賦形剤とを含んで成る医薬組成物の治療有効量を、治療が必要な患者に投与することにより、悪性胸膜中皮腫または非小細胞肺癌を治療することを含む。
本発明を幾つかの好ましい態様に関して記載してきたが、当業者には本明細書の考察から別の態様も明らかになるであろう。本発明は下記実施例により更に明示される。本発明の範囲から逸脱することなく、材料と方法の両方に様々な変更を行えることは、当業者に明白であろう。
Figure 2008543976
検出限界:0.003%面積。
必要な系最適性を得るために、移動相組成と流速は変更してもよい。
実施例1:凍結乾燥形N-〔4-〔2-(2-アミノ-4,7-ジヒドロ-4-オキソ-1H-ピロロ〔2,3-d〕ピリミジン-5-イル)エチル〕ベンゾイル〕-L-グルタミン酸二ナトリウム塩
5gのN-〔4-〔2-(2-アミノ-4,7-ジヒドロ-4-オキソ-1H-ピロロ〔2,3-d〕ピリミジン-5-イル)エチル〕ベンゾイル〕-L-グルタミン酸(HPLCによる純度99.6%)を1Lの蒸留水に溶解し、該溶液に2.0M水酸化ナトリウム溶液11.698mLを添加した。この溶液にマンニトール(10g)を添加し、溶解させた。次いで細菌フィルターを通して該溶液を濾過し、凍結乾燥装置中で乾燥させて、マンニトールと混合した白色固体として表題化合物を得た(15.5g、HPLCによる純度99.6%面積)。
実施例2:凍結乾燥形N-〔4-〔2-(2-アミノ-4,7-ジヒドロ-4-オキソ-1H-ピロロ〔2,3-d〕ピリミジン-5-イル)エチル〕ベンゾイル〕-L-グルタミン酸二ナトリウム塩
2.5gのN-〔4-〔2-(2-アミノ-4,7-ジヒドロ-4-オキソ-1H-ピロロ〔2,3-d〕ピリミジン-5-イル)エチル〕ベンゾイル〕-L-グルタミン酸(HPLCによる純度99.6%)を、2.0Mの水酸化ナトリウム標準溶液 5.849mLが添加された蒸留水0.5Lを添加した。この溶液のpHを、希水酸化ナトリウム水溶液および同溶剤中のN-〔4-〔2-(2-アミノ-4,7-ジヒドロ-4-オキソ-1H-ピロロ-〔2,3-d〕ピリミジン-5-イル)エチル〕ベンゾイル〕-L-グルタミン酸の懸濁液の添加により、7.14に調整した。得られた溶液を凍結乾燥装置中で乾燥させて、白色固体として表題化合物を得た(2.8g、HPLCによる純度99.6%面積)。最終生成物の酸滴定分析は、残留水酸化ナトリウムとペメトレキセド二酸が存在しないことを確証した。
実施例3:凍結乾燥形N-〔4-〔2-(2-アミノ-4,7-ジヒドロ-4-オキソ-1H-ピロロ〔2,3-d〕ピリミジン-5-イル)エチル〕ベンゾイル〕-L-グルタミン酸二ナトリウム塩
2.5gのN-〔4-〔2-(2-アミノ-4,7-ジヒドロ-4-オキソ-1H-ピロロ〔2,3-d〕ピリミジン-5-イル)エチル〕ベンゾイル〕-L-グルタミン酸(HPLCによる純度99.6%)を、2.0M標準水酸化ナトリウム溶液 5.849mLの添加を伴って、蒸留水0.3Lとt-ブタノール0.2Lの混合物中に溶解した。この溶液のpHを、希水酸化ナトリウム水溶液および同溶剤中のN-〔4-〔2-(2-アミノ-4,7-ジヒドロ-4-オキソ-1H-ピロロ〔2,3-d〕ピリミジン-5-イル)エチル〕ベンゾイル〕-L-グルタミン酸の懸濁液の添加により、7.14に調整した。得られた溶液を凍結乾燥装置中で乾燥させて、白色固体として表題化合物を得た(2.7g、HPLCによる純度99.6%面積)。最終生成物の酸滴定分析は、残留水酸化ナトリウムとペメトレキセド二酸が存在しないことを確証した。
実施例4:凍結乾燥形N-〔4-〔2-(2-アミノ-4,7-ジヒドロ-4-オキソ-1H-ピロロ〔2,3-d〕ピリミジン-5-イル)エチル〕ベンゾイル〕-L-グルタミン酸二ナトリウム塩
5gのN-〔4-〔2-(2-アミノ-4,7-ジヒドロ-4-オキソ-1H-ピロロ〔2,3-d〕ピリミジン-5-イル)エチル〕ベンゾイル〕-L-グルタミン酸一ナトリウム塩(HPLCによる純度99.7%)を蒸留水1Lに溶解し、該溶液に2.0Mの標準水酸化ナトリウム溶液 5.563mLを添加した。次いでこの溶液にマンニトール(10g)を添加し、溶解させた。細菌フィルターを通して該溶液を濾過し、凍結乾燥装置中で乾燥させて、マンニトールと混合した白色固体として表題化合物を得た(15.2g、HPLCによる純度99.7%面積)。
実施例5:凍結乾燥形N-〔4-〔2-(2-アミノ-4,7-ジヒドロ-4-オキソ-1H-ピロロ〔2,3-d〕ピリミジン-5-イル)エチル〕ベンゾイル〕-L-グルタミン酸二ナトリウム塩
5gのN-〔4-〔2-(2-アミノ-4,7-ジヒドロ-4-オキソ-1H-ピロロ〔2,3-d〕ピリミジン-5-イル)エチル〕ベンゾイル〕-L-グルタミン酸塩酸塩(HPLCによる純度99.4%)を蒸留水1Lに溶解し、該溶液に2.0M水酸化ナトリウム溶液 16.168mLを添加した。次いでこの溶液にマンニトール(10g)を添加し、溶解させた。次いで細菌フィルターを通して該溶液を濾過し、凍結乾燥器中で乾燥させて、マンニトールおよび塩化ナトリウムと混合した白色固体として表題化合物を得た(15.6g、HPLCによる純度99.4%面積)。
実施例6:N-〔4-〔2-(2-アミノ-4,7-ジヒドロ-4-オキソ-1H-ピロロ〔2,3-d〕ピリミジン-5-イル)エチル〕ベンゾイル〕-L-グルタミン酸の精製
フラスコに、N-〔4-〔2-(2-アミノ-4,7-ジヒドロ-4-オキソ-1H-ピロロ〔2,3-d〕ピリミジン-5-イル)エチル〕ベンゾイル〕-L-グルタミン酸(HPLC純度99.07%)(2.25g)とジメチルスルホキシド(6.75ml)を装填し、45℃に加熱し、そして完全に溶解するまで攪拌した。次いで無水エタノール(20.25mL)を約2時間かけて滴下添加し、得られた懸濁液を45℃で1時間攪拌し、次いで約2時間かけて30℃に冷却した。懸濁液を濾過し、固体を水洗した(20.25mL)。湿潤固体を45℃にて1時間無水エタノール(20.25mL)中にスラリー化し、30℃に冷却し、濾過した。40℃で約16時間真空乾燥(18ミリバール)した後、99.81%純度(HPLC)にて表題化合物を得た。

Claims (25)

  1. ペメトレキセドの医薬上許容される凍結乾燥塩の調製方法であって、
    a)(i) ペメトレキセド二酸またはその塩、(ii) ペメトレキセドの医薬上許容される塩を形成することのできる剤、および(iii) 水または水と凍結乾燥に適当な溶剤との混合物を含んでなる溶剤、を混合してペメトレキセドの医薬上許容される塩を含有する混合物を得;そして
    b)凍結乾燥により前記溶剤を除去してペメトレキセドの医薬上許容される凍結乾燥塩を得;
    ここで前記ペメトレキセドの医薬上許容される塩は凍結乾燥工程の前に単離されず;そして前記ペメトレキセドの医薬上許容される塩がペメトレキセドの二塩基付加塩であり、ただし該ペメトレキセドの二塩基付加塩が段階a)(i)のペメトレキセド二酸塩と同一でないことを前提とする方法。
  2. 前記ペメトレキセドの医薬上許容される塩を形成することのできる剤が、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、リン酸塩、または硫酸塩である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ペメトレキセドの医薬上許容される塩を形成することのできる剤が、アルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記アルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物がNaOH, KOH, LiOHまたはCa(OH)2である、請求項2または3に記載の方法。
  5. 前記アルカリ金属水酸化物がNaOHである、請求項2〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記段階a)(i)のペメトレキセド二酸塩が酸付加塩である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記酸付加塩が一塩(モノ塩)である、請求項6に記載の方法。
  8. 前記一塩がHBr, HCl, H2SO4, H3PO4またはCH3SO3H塩である、請求項7に記載の方法。
  9. 前記段階a)(i)のペメトレキセド二酸塩が塩基付加塩である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前期塩基付加塩が一塩(モノ塩)である、請求項9に記載の方法。
  11. 前記一塩がアルカリ金属またはアルカリ土類金属塩である、請求項10に記載の方法。
  12. 前記アルカリ金属またはアルカリ土類金属塩がナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩またはカルシウム塩である、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ペメトレキセドの医薬上許容される塩が、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩およびカルシウム塩から成る群より選択される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記ペメトレキセドの医薬上許容される塩が二ナトリウム塩である、請求項13に記載の方法。
  15. 前記凍結乾燥に適当な溶剤がtert-ブタノール、ジメチルスルホキシドまたは1,4-ジオキサンである、請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記溶剤が水または水とtert-ブタノールとの混合物である、請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記ペメトレキセドの医薬上許容される塩を形成することのできる剤が、ペメトレキセド二酸またはその塩1モル当量あたり少なくとも約1モル当量の量で存在する、請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記ペメトレキセドの医薬上許容される塩を形成することのできる剤と混合する前に、前記ペメトレキセド二酸またはその塩を溶剤と混合して第一の混合物を提供する、請求項1〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記第一の混合物が、約1℃〜約100℃の温度で、前記ペメトレキセドの医薬上許容される塩を形成することのできる剤と混合せしめられる、請求項18に記載の方法。
  20. 凍結乾燥により溶剤を除去する前に、前記ペメトレキセドの医薬上許容される塩を含有する混合物のpHを約7.0〜約10.0に調整することを更に含んで成る、請求項1〜19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記pHが約7.0〜約9.0に調整される、請求項20に記載の方法。
  22. 前記pHが約7.0〜約8.0に調整される、請求項20に記載の方法。
  23. 凍結乾燥により溶剤を除去する前に、前記ペメトレキセドの医薬上許容される塩を含有する混合物に、分散剤を添加することを更に含んで成る、請求項1〜22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記分散剤が糖である、請求項23に記載の方法。
  25. 前記糖が乳糖、果糖またはマンニトールである、請求項24に記載の方法。
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