JP2008535226A - 矩形状にワイヤを巻く装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、半剛体の矩形状断面を有するワイヤを芯に巻付けることなく、ワイヤを巻付け、これにより自立するコイルを製造するように構成された巻付装置に関する。巻付装置は、ワイヤを選択的に固定するためのワイヤ保持組立体、及び前記ワイヤが前記ワイヤ保持組立体によって固定されている際に前記ワイヤの選択された部分を所定角度で曲げるためのワイヤ曲げ機構を備えているワイヤ曲げ機構と、連続的な送りから前記ワイヤを受容し、且つ、前記ワイヤの第1の長さを前記ワイヤ曲げ機構に搬送するためのワイヤ搬送機構と、前記ワイヤ曲げ機構に沿って所定角度で前記ワイヤを逐次的に曲げ、所定の形状を有するワイヤから成るコイルを製造するように、前記ワイヤ搬送機構と前記ワイヤ曲げ機構との動作を制御するために、前記ワイヤ曲げ機構と前記ワイヤ搬送機構とに結合された制御装置と、を備えている。
Description
本発明は巻付装置、より詳しくは、心材を利用せず半格子状のコイルを巻き付け、自立するコイルを製造するための装置に関する。
ワイヤ巻付装置は、本発明の属する技術分野でよく知られている。ワイヤ巻付装置は、通常、ワイヤが巻付けられる回転式芯を備えている。幾つかの場合には、芯は完成されて製品の一部を成している。この場合には、コイルは、所定の巻数が芯に巻付けられた際に完成する。
他の場合には、例えば空芯コイル(air coil)が製造される場合には、芯は完成された製品の一部を成していない。このような場合には、コイルは、芯から取り外されなくてはならない。このことを実現するために、多くの手法が確立されている。例えば、芯は、芯の形状を小さくし、これにより芯がコイルから容易に取り外すことができるように分離可能な部分から成っている。
このようなタイプの巻付装置は、比較的大きな矩形状断面を有するワイヤ又は他の非円状の半剛体のワイヤにはあまり適切ではない。特に、これらワイヤを回転式芯に維持するために必要な力のために、ワイヤの電気絶縁性能は低下するか、又は損なわれることとなり、使用不能なコイルとなってしまう。
従って、本発明の目的は、矩形状のワイヤ及び他の比較的大きな非円状のワイヤを巻付けるための、改善された巻付装置を提供することにある。
本発明の他の目的、利点、及び特徴は、添付図面のみを参照して例示的に示された実施例に関する以下の非制限的な説明を読むことにより明らかとなる。
より詳しくは、本発明の第1の実施態様においては、ワイヤを選択的に固定するためのワイヤ保持組立体、及び前記ワイヤが前記ワイヤ保持組立体によって固定されている際に前記ワイヤの選択された部分を所定角度で曲げるためのワイヤ曲げ組立体を備えているワイヤ曲げ機構と、連続的な送りから前記ワイヤを受容し、且つ、第1の長さの前記ワイヤを前記ワイヤ曲げ機構に搬送するためのワイヤ搬送機構と、前記ワイヤ曲げ機構に沿って所定角度で前記ワイヤを逐次的に曲げ、所定の形状を有するワイヤから成るコイルを製造するように、前記ワイヤ搬送機構及び前記ワイヤ曲げ機構の両方の動作を制御するために、前記ワイヤ曲げ機構及び前記ワイヤ搬送機構の両方に結合された制御装置とを備えているワイヤ巻付装置が提供される。
本発明の第2の実施態様においては、ワイヤを選択的に固定するためのワイヤ保持組立体と、前記ワイヤが前記ワイヤ保持組立体によって固定されている際に前記ワイヤの選択された部分を曲げるためのワイヤ曲げ組立体と、を含んでいるワイヤ曲げ機構と、前記ワイヤを連続的な送りから受容し、前記ワイヤを前記ワイヤ曲げ機構に搬送するためのワイヤ搬送機構と、前記ワイヤ搬送機構及び前記ワイヤ曲げ機構の両方の動作を制御し、これにより一連のワイヤの長さ及び曲げの中間角度によって特徴づけられる所定の形状を有する前記ワイヤから成るコイルを形成するために、前記ワイヤ搬送機構及び前記ワイヤ曲げ機構に結合されている制御装置とを備え、前記制御装置は、前記一連のワイヤの長さを2つの連続する前記ワイヤの長さの間で前記ワイヤ曲げ機構に逐次的に搬送するように前記ワイヤ搬送機構を制御し、且つ、対応する中間角度で前記ワイヤを曲げるように前記ワイヤ曲げ機構を制御するように構成されているワイヤ巻付装置が提供される。
本発明の第3の実施態様においては、選択的にワイヤを固定するためのワイヤ保持組立体と、前記ワイヤが前記ワイヤ保持組立体によって固定されている際に前記ワイヤの選択された部分を所定角度で曲げるためのワイヤ曲げ組立体とを含んでいるワイヤ曲げ機構と、前記ワイヤを連続的な送りから受容し、前記ワイヤの所定長さを前記ワイヤ曲げ機構に搬送するための前記ワイヤ搬送機構と、所定の順序に従って前記ワイヤ曲げ機構及び前記ワイヤ搬送機構を制御し、一連のワイヤの長さ及び曲げの中間角度によって特徴づけられている所定の形状を有するワイヤから成るコイルを製造するために、前記ワイヤ搬送機構及び前記ワイヤ曲げ機構に結合された制御装置とを備えているワイヤ巻付装置が提供される。
最後に、本発明の第4の実施態様においては、選択的にワイヤを固定するためのワイヤ固定手段と、前記ワイヤが前記ワイヤ固定手段によって固定されている際に前記ワイヤの選択された部分を所定角度で曲げるためのワイヤ曲げ手段と、前記ワイヤを連続的な送りから受容し、且つ、前記ワイヤの所定長さを前記ワイヤ曲げ手段に搬送するためのワイヤ搬送手段と、前記ワイヤ固定手段、前記ワイヤ曲げ手段、及び前記ワイヤ搬送手段に結合された制御手段であって、前記ワイヤを自身の長手方向に沿って所定位置で逐次的に曲げ、これにより所定の形状を有するワイヤから成るコイルを製造するために、前記ワイヤ搬送機構及び前記ワイヤ曲げ機構の両方の動作を制御するように構成されている前記制御手段とを備えているワイヤ巻付装置が提供される。
本発明の他の目的、利点、及び特徴は、添付図面のみを参照して例示的に付与された実施例に関する以下の非制限的な説明を読むことによってさらに明らかとなる。
本発明は、ワイヤを巻き付けるために芯を利用することなく半剛体のワイヤを巻き付け、自立したコイルを製造するように構成された巻付装置に関する。巻付装置は、ワイヤストリップ機構、ワイヤ搬送機構、及びワイヤ曲げ機構を含んでいる。これら機構のすべては、制御装置によって制御されている。動作時には、所定角度で曲げる前に、ワイヤストリップ機構からワイヤ曲げ機構に所定長さの連続的なワイヤを搬送するように制御される。このプロセスは、コイルが完成するまで繰り返される。
添付図面のうち図1〜図4は、本発明の第1の実施例における矩形状断面を有するワイヤのための巻付装置10を説明するものである。巻付装置10は、ワイヤストリップ機構12、ワイヤ搬送機構14、及びワイヤ曲げ機構16を含んでいる。これら機構のすべては、インターフェース19を備えた制御装置18によって制御されている。透明カバー20は、安全のためにワイヤ搬送機構14を覆うように取り外し可能に位置決めされている。
ワイヤストリップ機構12は、略一定且つ適度な張力でワイヤをワイヤ搬送機構14に供給するために、スプール22から所定長さのワイヤを真っ直ぐに伸ばすことを目的として設けられている。その後、ワイヤ搬送機構14は、所定の制御可能な角度でワイヤを正確に曲げるワイヤ曲げ機構16に正確な長さのワイヤを搬送する。制御装置18は、所定のシーケンスを続けて、例えば図21に表わすコイル132のような所望の仕様及び形状を有するコイルを製造するように、これら機構を制御している。
図2及び図3に表わされるように、ワイヤストリップ機構12は、スプール22が取り付けられた軸24を含んでいる。軸24は、2つのピローブロック28,30を介して巻付装置10のフレーム26に保持されている。軸24は、駆動ベルト29を介して軸24をモータ27に接続するために利用されるプーリー25を含んでいる。モータ27は、制御装置18に結合され、これによりモータ27によってスプール22から出たワイヤを真っ直ぐに伸ばすように制御される。軸24、モータ27、及び駆動ベルト29は、部分的若しくは完全に交換可能とされ、又は制御装置18によって制御可能な他のスプールを駆動する手段によって補完可能される。
ワイヤストリップ機構12は、キャリッジ32がスプール22に対して相対的に長手方向(矢印38を参照)に移動可能となるように、リニアベアリング36を介してレール34に取り付けられた可動式キャリッジ32も含んでいる。可動式キャリッジ32は、ローラ46によって離隔された2つの平行なプレート44を有する弓状のワイヤガイド42を含んでいる。空気圧式シリンダ40は、スプール22から離間するように可動式キャリッジ32を付勢し、該キャリッジに作用する張力を維持している。シリンダ40は閉回路とされる。リミットスイッチ(図示しない)は、キャリッジの位置データを制御装置18に供給するために利用される。
当業者にとって、ワイヤがキャリッジ32によって相対的に一定の高さで(at a constant level)ワイヤ搬送機構14に供給可能とされることは言うまでもない。可動式キャリッジ32は、自身がワイヤに作用する張力を自動的に調整し、且つ、スプール22が所定長さのワイヤを伸ばすことによって、動作時に略一定且つ適度な張力でワイヤをワイヤ搬送組立体14に供給することをさらに可能とする。リミットスイッチ(図示しない)がキャリッジ32のリミット位置を検知した場合に、信号が他の所定長さのワイヤを伸ばすためにモータ27を動作させる制御装置18に送信される。このプロセスは、ワイヤ搬送機構14が自身の動作中に十分な長さのワイヤを有しているように繰り返される。さらに、キャリッジ32は、ワイヤ搬送組立体14がスプール22の最大負荷又は変動負荷でワイヤを引っ張ることを防止することもできる。
図4は、ワイヤストリップ機構12は引き出されたワイヤをワイヤ搬送機構14に供給する前に真っ直ぐにする調整式ワイヤストレートナー48(adjustable wire straightener)も含んでいることを表わしている。調整式ワイヤストレートナー48は、底部ローラ50と底部ローラ50に向かって調整可能に付勢されている頂部ローラ52とを含んでいる。このタイプのワイヤストレートナーは、本発明の属する技術分野で知られているので、本明細書では詳細には説明しない。ワイヤストレートナーは、ワイヤを真っ直ぐにすることができる他の形態とされる場合があることは言うまでもない。
当業者にとって、モータ27がスプール22を回転させた場合に、ワイヤが前記スプールから解かれることは言うまでもない。この場合には、キャリッジ32は、引き出されたワイヤに作用する張力を保った状態で、シリンダ40によって前記スプールから離間するように付勢されている。
本発明の第1の実施例における前記ワイヤストリップ機構が上述の張力調整機能及び高さ調整機能(leveling function)の両方を備えたキャリッジ32を含んでいる場合であっても、本発明のさらなる実施例におけるワイヤストリップ機構には、2つの独立した機構が設けられている場合がある。一方の機構はスプール22から引き出されたワイヤの高さを調整するために設けられ、他方の機構はスプール22から引き出されたワイヤに作用する張力を調整するために設けられている。例えば、フレームに適切に取り付けられた任意の付勢プーリーは、確実にワイヤがワイヤ搬送機構14と同じ高さに位置するように利用される。ワイヤストレートナー48は、このような高さ調整装置としての役割も果たす。
図5は、ワイヤ搬送機構14及びワイヤ曲げ機構16を表わす。ワイヤ搬送機構14は、所定形状のコイルを製造するために、制御装置18によって制御されている状態で所定長さのワイヤをワイヤ曲げ機構16に繰り返し搬送することを目的として設けられている。
ワイヤ搬送機構14は、ワイヤストリップ機構14からワイヤ曲げ機構16及びワイヤフィーダー53にワイヤ70を案内するために、細長いワイヤガイド72を含んでいる。細長いワイヤガイド72は、ワイヤ70を受容するような構成及び大きさとされたスロット73を含んでいる。
ワイヤフィーダー53は、電気サーボモータによって動作する直動式テーブル54を含んでいる。例えば、THK株式会社製の直動式テーブルが適切であることは言うまでもない。従って、テーブル54は、制御装置18によって制御されている状態で矢印55の方向に移動可能とされる。図5では、直動式テーブル54は最も左側の位置に位置している。
把持アーム56は、直動式テーブル54に回動可能に取り付けられている。より詳しくは、把持アーム56は、直動式テーブル54に固定されている2つのピローブロック60(1つのみを図示する)に回動可能に取り付けられた軸58に固定された状態で取り付けられている。
把持アーム56の第1の端部62は、直動式テーブル54に回動可能に取り付けられたアクチュエータ64にさらに回動可能に取り付けられている。従って、アクチュエータ64は、軸58を中心として把持アーム54を回動させることができる(図6の矢印59を参照)。
図6は、把持アーム56が図6に破線で表わされるワイヤ把持位置(wire gripping position)に位置している場合に、把持アーム56の第2の端部66がワイヤ70をワイヤガイド72に積極的に摩擦係合するように構成された摩擦パッド68を含んでいることを表わしている。
把持アーム56が図6に破線で表わされるワイヤ把持位置に位置し、且つ、直動式テーブル54が移動不可能になっている場合には、ワイヤ70は、ワイヤ曲げ機構16に向かって移動することを防止され、ワイヤストリップ機構12は、ワイヤ曲げ機構16に望ましくない長さのワイヤを搬送することなく、モータ27が動作している状態でスプール22からワイヤを引き出すことができる。
さらに、把持アーム56がワイヤ把持位置に位置し、且つ、直動式テーブル54がワイヤ曲げ機構16に向かって移動される場合には、ワイヤ70はワイヤ曲げ機構16に搬送される。直動式テーブル54のアクチュエータは非常に高精度の動作を実現することができるので、所定長さのワイヤをワイヤ曲げ機構16に高精度で搬送することができる。
ワイヤ曲げ機構16について、図7を参照してさらに詳細に説明する。ワイヤ曲げ機構16は、曲げ工程の際に選択的にワイヤ70を停止させるためのワイヤ保持組立体74、及びワイヤ70の選択された部分を曲げるためのワイヤ曲げ組立体76を含んでいる。
ワイヤ保持組立体74は、ワイヤ受容支持体を形成し、ピストン82を備えたアクチュエータ80を取り付けられ、且つ、可動式摩擦要素を形成しているブラケット78を含み、ブラケット78の開口部を通じて滑動可能とされる。ワイヤ保持組立体74は、ワイヤ70を受容する構成及び大きさとされ、且つ固定式摩擦要素を形成する長手方向の溝85を備えた溝要素84、及び溝要素84とブラケット78とを相互接続する上部プレート86も含んでいる。
ピストン82がブラケット78の開口部を通じて延在し、且つ、ワイヤ70がピストン82によって摩擦係合された場合に、ワイヤ70は移動防止される。
ワイヤ保持組立体74は、ワイヤ曲げ組立体76に対して図7に示す方向と異なる方向に向いている場合がある。例えば、図7に表わすワイヤ保持組立体74は上下逆転していても良い。
ワイヤ曲げ組立体76は、フレーム26に固定されたベース87、ベース87に固定された状態で取り付けられた固定式ローラ88、及び固定式ローラ88に形成された回動軸を中心として回動可能な回動式ローラ90を含んでいる。より詳しくは、回動式ローラ90は、ベース87に取り付けられたアクチュエータ92に固定された状態で取り付けられている。固定式ローラ88及び回動式ローラ90のそれぞれが、ワイヤ70をぴったりと受容する大きさとされた円周状の溝89,91を含んでいる。
図8〜図20は、図21に示す一巻きのコイル132を製造するステップを参照して、ワイヤ搬送組立体14及びワイヤ曲げ組立体16の動作を説明するものである。
以下に詳細に説明されるように、所定の形状をしたコイルは、所定の長さのワイヤを連続的に搬送し、所定の角度でワイヤを曲げて、その後に必要に応じてこれらステップを一連の長さ及び角度で繰り返すことによって製造される。
図8は、ワイヤ搬送機構14によって第1の所定長さのワイヤを搬送するステップ(矢印94を参照)を表わす。搬送された第1の長さのワイヤは、コイルの第1の長脚(long leg)にコイルのリード長(length of the lead)を加えた長さに等しい。高精度な長さのワイヤが搬送された場合には、ワイヤ搬送機構14は停止し、ピストン82がワイヤの移動を防止するために動作する。
その後、図9に表わすように、回動式ローラ90は、第1の曲げをコイルに実施するために第1の所定角度で回動される(矢印96を参照)。この曲げの曲率半径は、固定式ローラ88の前記円周状の溝の半径に等しいことに留意すべきである。また、円周状の溝89を含む固定式ローラ88と円周状の溝91を含む回動式ローラ90との間の間隙は、高精度な曲げを可能とするために、ワイヤ70が2つのローラ88,90の間で中間嵌めされるようになっている。
図10に表わすステップでは、回動式ローラ90は、アクチュエータ92によって自身の待機位置(resting place)に復帰され(矢印98を参照)、ピストン82は自身の待機位置に復帰し、第2の所定長さのワイヤ70がワイヤ搬送機構14によって搬送される(矢印100を参照)。再度、高精度な長さのワイヤが搬送された場合には、ワイヤ搬送機構14は停止し、ピストン82がワイヤの移動を防止するために動作する。この最後のステップは、ワイヤ曲げ機構16に搬送されたワイヤの第2の所定長さがワイヤの第1の所定長さと相違することのみを除き、図8に示すステップに類似していることに留意すべきである。
ピストン82は、曲げ工程の際にワイヤの移動を防止するために動作され、ワイヤがワイヤ曲げ機構に搬送される間に自身の待機位置に復帰することは、当業者にとって言うまでもない。簡単のために、アクチュエータ80のピストン82の上述の動作について、本明細書では以下に説明を繰り返さない。
図11は、コイルの第2の曲げについての曲げステップを表わす。この第2の曲げを実施するために、回動式ローラ90が第2の所定角度で回動される(矢印102を参照)。固定式ローラ88が曲げ半径を決定するので、第2の曲げの曲げ半径は第1の曲げの曲げ半径と同一である一方、回動式ローラ90の移動量は第2の曲げの方が大きいので、第2の曲げによって形成される角度は第1の曲げによって形成される角度よりも小さい。
図12に表わされるように、回動式ローラ90が自身の初期位置に復帰し(矢印104を参照)、第3の所定長さのワイヤが搬送される(矢印106を参照)。
その後、第3の曲げは、回動式ローラ90の移動によって実施される(図13の矢印108を参照)
第3の所定長さは第2の所定長さに等しく、第3の曲げは図21に示すようにコイル132を製造するための第1の曲げと同一であることに留意すべきである。
コイル132は対称形であるので、図8〜図13に示す動作手順がコイル132の第2の半体を形成するために繰り返されることは明白である。第2の半体を形成するための動作手順を図14〜図19を参照して簡潔に説明する。
図14では、回動式ローラ90が復帰して(矢印110)、第4の所定長さのワイヤが搬送される(矢印112)。
図15では、第4の曲げの曲げが実施される(矢印114)。
図16では、回動式ローラ90が復帰して(矢印116)、第5の所定長さのワイヤが搬送される(矢印118)。
図17では、第5の曲げの曲げが実施される(矢印120)。
図18では、回動式ローラ90が復帰して(矢印122)、第6の所定長さのワイヤが搬送される(矢印124)。
図19では、第6の曲げの曲げが実施される(矢印126)。
図14では、回動式ローラ90が復帰して(矢印110)、第4の所定長さのワイヤが搬送される(矢印112)。
図15では、第4の曲げの曲げが実施される(矢印114)。
図16では、回動式ローラ90が復帰して(矢印116)、第5の所定長さのワイヤが搬送される(矢印118)。
図17では、第5の曲げの曲げが実施される(矢印120)。
図18では、回動式ローラ90が復帰して(矢印122)、第6の所定長さのワイヤが搬送される(矢印124)。
図19では、第6の曲げの曲げが実施される(矢印126)。
第6の曲げが実施されると、コイルの第1の巻が完了する。その後、このプロセスが所定巻数のコイルを製造するために所定回数繰り返される。前記プロセスがさらなる巻を形成するために繰り返される場合には、コイルのリード長をさらに必要としないので、ワイヤ曲げ機構16に搬送された第1の所定長さのワイヤが第1の巻よりも短いことは言うまでもない。
図20に表わされるように、所定の巻数のワイヤが巻き付けられると、所定長さのワイヤが、コイルを完成させるために搬送される(矢印130)。その後、ワイヤは、図21に示すコイル132を製造するために自動又は手動を問わず切断される(図示しない)。
図22〜図24は、本発明の第2の実施例における矩形状断面を有するコイルの巻付装置134を表わす。巻付装置134は装置10に非常に類似しているので、簡潔のため、巻付装置10と巻付装置134との相違のみを以下に詳細に説明する。
ワイヤ巻付装置134は、ワイヤストリップ機構12、ワイヤ搬送機構14、ワイヤ曲げ機構16、及び制御装置18に加えて、ワイヤストリップ機構136及びワイヤ切断機構138をさらに備えている。
ワイヤストリップ機構136は、ワイヤストリップ機構12とワイヤ搬送機構14との間でフレーム26に取り付けられている。しかしながら、以下の説明から明白なように、ワイヤストリップ機構136は、スプール22から下流方向且つワイヤ切断機構138から上流方向の任意の位置に配置することができる。ワイヤストリップ機構136も、ワイヤに対して操作可能な位置に配置されていることは言うまでもない。
ワイヤストリップ機構136について、図25〜図29を参照して詳細に説明する。
ワイヤストリップ機構136は、ビーム141の形態をしたフレーム部材に滑動可能に取り付けられた共通するストリップ爪動作機構140に取り付けられた2つの対向するストリップ爪138(stripping claw)、それぞれが各ストリップ爪に取り付けられた2つのフィンガーグレータ142、ビーム141に固定されたワイヤ把持機構144、選択的にビーム141に沿ってストリップ爪動作機構140を移動させるためのリニアアクチュエータ146、及び吸引装置(図示しない)を含んでいる。
ビーム141は、ワイヤ搬送機構14の細長いワイヤガイド72に対して平行とされる。
各ストリップ爪138は、待機位置とワイヤ係合位置との間で揃って回動運動するために、各インターロックギア150を介してストリップ爪動作機構140の一部である取付組立体148に回動可能に取り付けられている。ストリップ爪138は、ワイヤ70に対して互いに対称に面しているようにワイヤの搬送経路に対して位置決めされている。各ストリップ爪138は、自身の遠位端に刃先139(cutting edge)を含んでいる。
ストリップ爪動作機構140は、2つのストリップ爪138のうち一方のストリップ爪に一体に取り付けられたレバーアーム152と、レバーアーム152に機能的に結合された、シリンダ154の形態をしたアクチュエータをさらに含んでいる。より詳しくは、レバーアーム152の遠位端156は、シリンダ154のピストン158に回動可能に取り付けられている。シリンダ154は、L字状ブラケット160を介して取付組立体148に取り付けられている。
図26をさらに参照すると、ストリップ爪動作機構140は、ビーム141に固定された滑動要素162,164と取付組立体148を滑動要素164に固定するL字状ブラケット166とを介して、ビーム141に滑動可能に取り付けられている。
リニアアクチュエータ146は、滑動要素162,164が選択的に相反する相対運動をするように、自身のピストン168が滑動要素164に結合されているシリンダ167を含んでいる。より詳しくは、ピストン168は、細長いプレート172の第1の長手端170に固定された状態で取り付けられている。細長いプレート172の第2の端部は、長さ調整可能なボルト174を介して滑動要素164に固定されている。2つの機械的なストッパ176,178は、ストリップ爪動作機構140の軌道をビーム141に沿って制限するためにビーム141に固定されている。
各グレーターフィンガー142は、その遠位端にブレード180を含んでいる。各グレーターフィンガー142は、ストリップ爪138がワイヤ係合位置に位置している場合に、前記グレーターフィンガーのブレード180がストリップ爪138の刃先139と同じ高さとされるように各ストリップ爪138に取り付けられている。
ワイヤ把持機構144は、ビーム141に固定された状態で取り付けられた第1の摩擦板182と、把持アクチュエータ組立体186によって第1の摩擦板182に選択的に当接するための第2の摩擦板184とを含んでいる。把持アクチュエータ組立体186は、取付ブラケット190を介してビーム141に取り付けられたシリンダ188を含んでいる。シリンダ188のピストン192は、長さ調整可能な組立体194を介して第2の摩擦板184に結合されている。このような長さ調整可能な組立体は当業者にとって想到可能なものなので、簡単のため、本明細書では詳述しない。
ストリップ爪動作機構136、ワイヤ把持機構144、及びリニアアクチュエータ146のすべては、制御装置18によって制御されている。
ワイヤストリップ機構136の動作について、図27〜図30を参照して詳細に説明する。
図27は、ストリップ爪138同士の間を通過するワイヤ70、及び待機位置に位置しているワイヤストリップ機構136を表わしている。この位置においては、ストリップ爪動作機構140のシリンダ154は完全に伸展し、ストリップ爪138は互いに離間し、リニアアクチュエータ146のシリンダ167及びワイヤ把持機構144のシリンダ167,192はそれぞれ完全に収納される。
制御装置18はワイヤ70がストリップされる位置(図28)を検知した場合には、ワイヤ把持機構144は、第1の摩擦板182に接触し(矢印196を参照)、これによりワイヤ70を把持し固定するまで第2の摩擦板184を第1の摩擦板182に向かって移動させるように動作する。
ストリップ爪動作機構140も、シリンダ154のピストンが収納されるように動作する(矢印198を参照)。このことによって、レバーアーム152が持ち上げられ、2つのストリップ爪138が共に接近し、ワイヤ70に接触する(矢印200を参照)。
図29及び図30を参照すると、リニアアクチュエータ146が動作することによって、シリンダ167が伸長し(矢印202を参照)、ワイヤ把持機構144、ひいてはストリップ爪138が自身に取り付けられたグレーターフィンガー142と共に移動する。ワイヤ70の所定長さ全体に亘って直線的に移動することによって、ワイヤ70の対応する長さがストリップされる。グレーターフィンガー142は、ストリップ移動に関連するストリップ爪の後方に位置決めされているので、ストリップ工程の結果として余分な外皮(sheath)及び心材206を取り除くことができる。さらに、吸引装置(図29の破線部を参照)によって、残余物が取り除かれる。
制御装置18はワイヤストリップ機構12、ワイヤ搬送機構14、及びワイヤ曲げ機構18の動作、並びにこれらの相対的な位置を正確に制御するので、ワイヤ70がストリップされるべき相対位置を容易に決定することができる点に留意すべきである。
このステップに続いて、ワイヤストリップ機構136は、図27の待機位置に復帰する。
異なる取付装置は、本発明の技術的思想及び技術的範囲から逸脱することなく、ワイヤストリップ機構136の異なる構成部品を備えることができる。
ストリップ爪138は、ワイヤ70の薄い層を正確に切除可能であれば、他の形態とすることもできる。また、本発明におけるワイヤストリップ機構の用途は、矩形状ワイヤに限定される訳ではない。ストリップ爪は、他の形状を有するワイヤをストリップするように適合されている場合がある。
ストリップ爪動作機構は、2つのストリップ爪138を選択的に離合可能であれば、他の形態とすることができる。さらに、2つのストリップ爪138は、共通する動作機構に取り付けられているか、又は共通するリニアアクチュエータによって移動可能とされる必要はない。従って、独立した機構を設けることもできる。
ストリップ爪138は、部分的又は完全にワイヤ70をその周囲に亘ってストリップするような構成及び大きさとされる。
図22〜図24を参照すると、ワイヤ切除機構138は、ワイヤ曲げ機構16の近傍でフレーム26に取り付けられている。
図31〜図34は、ワイヤ切除機構138をより詳しく示している。
ワイヤ切除機構138は、ワイヤ曲げ機構16に対して相対的に収納された位置とワイヤ70を切除するための伸展位置との間で移動可能とされるように、フレーム26に取り付けられたカッター208を含んでいる。カッター208は、制御装置18によって操作可能な顎切除要素209を含んでいる。ワイヤ切除機構138は、ワイヤ切除機構138が伸展位置に位置している場合に、カッター208の切除要素209がワイヤ曲げ機構16の溝要素84の溝、ひいてはワイヤ70の経路によって形成された軸線と交差するように構成され、且つワイヤ曲げ機構16に対して位置決めされている。
カッター208は、支持ブラケット210に回動可能に取り付けられている。この支持ブラケットは、滑動要素214,216を介してフレーム部材212に滑動可能に取り付けられている。より詳しくは、カッター208は、ポスト218に固定された状態で取り付けられている。ポスト218は、回動ピン220を介して支持ブラケット210に回動可能に取り付けられている。第1のシリンダ222は支持ブラケット210に取り付けられた近位端224を有し、前記第1のシリンダのピストン228はポスト218に回動可能に取り付けられているので、カッター208は回動可能とされる。第2のシリンダ230はフレーム部材212に固定されているので、支持ブラケット210はフレーム部材212に沿って移動可能とされる。第1のシリンダ222及び第2のシリンダ230は、制御装置18によって制御されている。
ワイヤ切除機構138の動作については、図33及び図34を参照して説明する。
ワイヤ切除機構138は、図33及び図34に実線で示すように、最初にワイヤ曲げ機構16に対する収納位置に位置している。この位置に位置している際には、カッター208の頂部は、ワイヤ曲げ機構16の動作のための空隙を設けるために、細長いワイヤガイド73よりも低く、ワイヤ70と略同一の高さに位置している。カッター208とワイヤ曲げ機構16との相対的な位置は、図24に良く表わされている。
ワイヤ曲げ機構16が一工程を完全に終了し、且つ、コイル132が完全に形成された場合に(図34の破線を参照)、ワイヤ切除機構138の第2のシリンダ230が最初にカッター208を持ち上げるように動作し(矢印232を参照)、その後に第1のシリンダがカッター208をコイル132に向かって回動させるように動作する(矢印234を参照)。その後、切除要素209はワイヤ70を切断するために閉じる(図33の矢印236及び破線を参照)。その後、ワイヤ切除機構138は図24及び図31に示す自身の収納位置に復帰する。
図34に良く表わされるように、カッター208は、ワイヤ70の経路と所定角度を成すようにワイヤ70の経路によって形成された軸線に対してさらに位置決めされる。
ワイヤ切除組立体138は、フレーム26に取り付けられるか、又は独立した支持構造体(図示しない)を備えている。ワイヤストリップ機構12、ワイヤ搬送機構14、及びワイヤ曲げ機構16、制御装置18、及びワイヤストリップ機構136についても、同様のことが言える。
本明細書に記載の装置は、ワイヤと接触する様々な要素の大きさを変更することによって、異なる大きさの矩形状断面を有するワイヤに容易に適用することができることは当業者にとって言うまでもないことである。
同様に、コイルの形状及び大きさは、制御装置18のインターフェース19を介して曲げ角度及び送り長さを変更することによって容易に調整可能である。
本発明におけるワイヤ巻付装置が矩形状断面のワイヤを用いて説明されているが、巻付装置10又は巻付装置134を異なる形状を有するワイヤのために適用させることができることを示す本発明を利用することは、当業者にとって容易に想到することができることである。
また、本明細書に記載のアクチュエータが空気圧式アクチュエータであるが、例えば油圧式アクチュエータや電気式アクチュエータのような他の技術を利用することができることは、当業者にとっては容易に想到することができることである。
ワイヤ巻付装置10、134の両方がワイヤ引抜装置12の動作を制御する単一の制御装置18を有していると記載されていても、ワイヤ搬送機構14、ワイヤ曲げ機構16、ワイヤ割り機構136、ワイヤ切除機構138、及び複数の制御装置(図示しない)を動作させるためにこれらを利用することができる。中央制御装置(図示しない)は、これらの動作を調整するために利用されるか、又は通信プロトコルが利用される。
最後に、ワイヤストリップ機構、ワイヤ搬送機構、ワイヤ曲げ機構、ワイヤ切除機構、及びワイヤ割り機構を含むワイヤ曲げ機構が本明細書に記載されていても、これら機構のうち幾つかの機構を改良するか、又は省略することができる。
本発明は実施例によって本明細書に記載されるが、特許請求の範囲によって規定される本発明の技術的思想及び目的を逸脱することなく、本発明を改良することができる。
10 巻付装置
12 ワイヤストリップ機構
14 ワイヤ搬送機構
16 ワイヤ曲げ機構
18 制御装置
19 インターフェース
20 透明カバー
22 スプール
24 軸
26 フレーム
27 モータ
28 ピローブロック
29 駆動ベルト
30 ピローブロック
32 キャリッジ
34
36 リニアベアリング
38 矢印
40 空気圧式シリンダ
42 ワイヤガイド
44 プレート
46 ローラ
48 調整式ワイヤストレートナー
50 底部ローラ
52 頂部ローラ
53 ワイヤフィーダー
54 テーブル
55 矢印
56 把持アーム
58 軸
60 ピローブロック
62 第1の端部
64 アクチュエータ
66 第2の端部
68 摩擦パッド
70 ワイヤ
72 ワイヤガイド
73 スロット
74 ワイヤ保持組立体
76 ワイヤ曲げ組立体
78 ブラケット
80 アクチュエータ
82 ピストン
84 溝要素
85 溝
86 上部プレート
87 ベース
88 固定式ローラ
89 溝
90 回動式ローラ
91 溝
92 アクチュエータ
94 矢印
96 矢印
102 矢印
104 矢印
106 矢印
108 矢印
110 矢印
112 矢印
114 矢印
116 矢印
118 矢印
132 コイル
134 巻付装置
136 ワイヤストリップ機構
138 ワイヤ切断機構(ストリップ爪)
139 刃先
140 ストリップ爪動作機構
141 ビーム
142 フィンガーグレータ
144 ワイヤ把持機構
146 リニアアクチュエータ
148 取付組立体
150 インターロックギア
152 レバーアーム
154 シリンダ
156 遠位端
158 ピストン
160 L字状ブラケット
162 滑動要素
164 滑動要素
166 L字状ブラケット
167 シリンダ
168 ピストン
170 第1の長手端
172 プレート
174 長さ調整可能なボルト
176 機械的なストッパ
178 機械的なストッパ
180 ブレード
182 第1の摩擦板
184 第2の摩擦板
186 把持アクチュエータ組立体
188 シリンダ
190 取付ブラケット
192 ピストン
194 長さ調整可能な組立体
196 矢印
198 矢印
200 矢印
206 心材
208 カッター
209 顎切除要素
210 支持ブラケット
212 フレーム部材
214 滑動要素
216 滑動要素
218 ポスト
220 回動ピン
222 第1のシリンダ
224 近位端
228 ピストン
230 第2のシリンダ
232 矢印
234 矢印
236 矢印
12 ワイヤストリップ機構
14 ワイヤ搬送機構
16 ワイヤ曲げ機構
18 制御装置
19 インターフェース
20 透明カバー
22 スプール
24 軸
26 フレーム
27 モータ
28 ピローブロック
29 駆動ベルト
30 ピローブロック
32 キャリッジ
34
36 リニアベアリング
38 矢印
40 空気圧式シリンダ
42 ワイヤガイド
44 プレート
46 ローラ
48 調整式ワイヤストレートナー
50 底部ローラ
52 頂部ローラ
53 ワイヤフィーダー
54 テーブル
55 矢印
56 把持アーム
58 軸
60 ピローブロック
62 第1の端部
64 アクチュエータ
66 第2の端部
68 摩擦パッド
70 ワイヤ
72 ワイヤガイド
73 スロット
74 ワイヤ保持組立体
76 ワイヤ曲げ組立体
78 ブラケット
80 アクチュエータ
82 ピストン
84 溝要素
85 溝
86 上部プレート
87 ベース
88 固定式ローラ
89 溝
90 回動式ローラ
91 溝
92 アクチュエータ
94 矢印
96 矢印
102 矢印
104 矢印
106 矢印
108 矢印
110 矢印
112 矢印
114 矢印
116 矢印
118 矢印
132 コイル
134 巻付装置
136 ワイヤストリップ機構
138 ワイヤ切断機構(ストリップ爪)
139 刃先
140 ストリップ爪動作機構
141 ビーム
142 フィンガーグレータ
144 ワイヤ把持機構
146 リニアアクチュエータ
148 取付組立体
150 インターロックギア
152 レバーアーム
154 シリンダ
156 遠位端
158 ピストン
160 L字状ブラケット
162 滑動要素
164 滑動要素
166 L字状ブラケット
167 シリンダ
168 ピストン
170 第1の長手端
172 プレート
174 長さ調整可能なボルト
176 機械的なストッパ
178 機械的なストッパ
180 ブレード
182 第1の摩擦板
184 第2の摩擦板
186 把持アクチュエータ組立体
188 シリンダ
190 取付ブラケット
192 ピストン
194 長さ調整可能な組立体
196 矢印
198 矢印
200 矢印
206 心材
208 カッター
209 顎切除要素
210 支持ブラケット
212 フレーム部材
214 滑動要素
216 滑動要素
218 ポスト
220 回動ピン
222 第1のシリンダ
224 近位端
228 ピストン
230 第2のシリンダ
232 矢印
234 矢印
236 矢印
Claims (37)
- ワイヤを選択的に固定するためのワイヤ保持組立体、及び前記ワイヤが前記ワイヤ保持組立体によって固定されている際に前記ワイヤの選択された部分を所定角度で曲げるためのワイヤ曲げ組立体を備えているワイヤ曲げ機構と、
連続的な送りから前記ワイヤを受容し、且つ、第1の長さの前記ワイヤを前記ワイヤ曲げ機構に搬送するためのワイヤ搬送機構と、
前記ワイヤ曲げ機構に沿って所定角度で前記ワイヤを逐次的に曲げ、所定の形状を有するワイヤから成るコイルを形成するように、前記ワイヤ搬送機構及び前記ワイヤ曲げ機構の両方の動作を制御するために、前記ワイヤ曲げ機構及び前記ワイヤ搬送機構の両方に結合された制御装置と、
を備えていることを特徴とするワイヤ巻付装置。 - 前記ワイヤのスプールを受容し、前記スプールから前記ワイヤを解き、前記連続的な送りとして前記ワイヤ搬送機構に供給するために、ワイヤストリップ機構をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ巻付装置。
- 前記ワイヤストリップ機構は、前記ワイヤの前記スプールを受容するためのスプール軸と、前記スプール軸を固定するために前記スプール軸に結合されたスプール駆動手段とを含み、
前記スプール駆動手段は、前記制御装置が制御している状態において、前記ワイヤの前記スプールを正確に解くために前記制御装置にさらに結合されていることを特徴とする請求項2に記載のワイヤ巻付装置。 - 前記スプール駆動手段は、モータと、前記スプール軸を前記モータに結合するためのプーリー組立体とを含んでいることを特徴とする請求項3に記載のワイヤ巻付装置。
- 前記ワイヤストリップ機構は、略一定の張力で前記ワイヤの所定の第2の長さを前記ワイヤ搬送組立体に供給するために、前記スプール軸から下流方向且つ前記ワイヤ搬送機構から上流方向に位置している自己引張組立体をさらに含み、
前記自己引張組立体は、前記制御装置に制御可能に結合されていることを特徴とする請求項3に記載のワイヤ巻付装置。 - 前記スプール軸は、フレームに取り付けられ、
前記自己引張組立体は、前記スプール軸に対して相対的に長手方向に移動するために前記フレームに取り付けられたキャリッジと、前記キャリッジを前記スプール軸から付勢し、解かれた前記ワイヤに作用する前記略一定の張力を保持するために前記スプール軸及び前記キャリッジの両方に取り付けられたシリンダとを含み、
前記キャリッジは、前記スプールから前記解かれた前記ワイヤを受容し、前記解かれたワイヤを前記ワイヤ搬送機構に供給するためのものであることを特徴とする請求項5に記載のワイヤ巻付装置。 - 前記ワイヤストリップ機構は、前記制御装置に前記キャリッジの位置を知らせるために前記制御装置に結合されたリミットスイッチをさらに備えていることを特徴とする請求項6に記載のワイヤ巻付装置。
- 前記ワイヤ搬送機構は、前記ワイヤストリップ機構から前記ワイヤ曲げ機構に前記ワイヤを案内するために細長いワイヤガイドを含み、
前記キャリッジは、前記細長いワイヤガイドと同じ高さとされる前記解かれたワイヤを供給するように構成され、且つ、前記細長いワイヤガイドに対して相対的に位置決めされていることを特徴とする請求項6に記載のワイヤ巻付装置。 - 前記ワイヤストリップ機構は、前記スプールの前記ワイヤを解くことによって直線状のワイヤを製造し、前記直線状のワイヤを前記ワイヤ搬送機構に供給するためにワイヤストレートナーをさらに含んでいることを特徴とする請求項2に記載のワイヤ巻付装置。
- 前記ワイヤ搬送機構は、前記連続的な送りから前記ワイヤ曲げ機構に前記ワイヤを案内するために細長いワイヤガイドを含んでいることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ巻付装置。
- 前記細長いワイヤガイドは、前記ワイヤを受容するためにスロットを含んでいることを特徴とする請求項10に記載のワイヤ巻付装置。
- 前記ワイヤ搬送機構は、前記細長いワイヤガイドに沿って移動可能なテーブルと、前記テーブルに取り付けられ、待機位置とワイヤ把持位置との間で移動可能な把持アームと、を含み、
前記把持アームは、前記細長いワイヤガイドに前記ワイヤを把持し、
前記テーブル及び前記把持アームの両方が、前記制御装置に制御可能に結合され、
動作の際に、第2の長さのワイヤを前記ワイヤ曲げ機構に搬送する前記ワイヤ搬送機構は、i)前記連続的な送りを停止する機能と、ii)前記把持アームが前記細長いワイヤガイドに前記ワイヤを把持する機能と、iii)前記テーブルが前記第2の長さに対応する所定距離から前記ワイヤ曲げ機構に向かって移動する機能とを含んでいることを特徴とする請求項10に記載のワイヤ巻付装置。 - 前記把持アームは、前記細長いワイヤガイドに前記ワイヤと係合するための摩擦パッドを備えた第1の端部と、第2の端部とを含み、
前記把持アームは、前記第1の端部と前記第2の端部との間に支点を形成する中間点を通じて前記テーブルに回動可能に取り付けられ、
前記把持アームは、前記待機位置と前記ワイヤ把持位置との間で前記支点を中心として前記把持アームを回動させるために、前記第2の端部を前記テーブルに取り付けたアクチュエータをさらに備え、
前記アクチュエータは、前記制御装置に制御可能に結合されていることを特徴とする請求項12に記載のワイヤ巻付装置。 - 前記ワイヤ保持組立体は、i)前記ワイヤ搬送機構から搬送された前記ワイヤを受容するために開口部を有しているワイヤ受容支持体と、ii)前記ワイヤ受容支持体の一側に取り付けられた固定式摩擦要素と、iii)前記ワイヤ受容支持体内で前記ワイヤを受容する前記開口部と前記固定式摩擦要素とを通じて選択的に係合するための可動式摩擦要素を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ巻付装置。
- 前記ワイヤ曲げ組立体は、ベースと、該ベースに取り付けられた固定式ローラと、該固定式ローラを中心として回動するように前記ベースに取り付けられた回動式ローラとを含んでいることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ巻付装置。
- 前記回動式ローラは、前記ベースに回動可能に取り付けられたアクチュエータに固定された状態で取り付けられていることを特徴とする請求項15に記載のワイヤ巻付装置。
- 前記固定式ローラ及び前記回動式ローラの両方が、前記ワイヤをぴったりと受容する大きさとされた円周状の溝を含み、
前記固定式ローラ及び前記回動式ローラは、これらの間に前記ワイヤをぴったりと受容するように離間されていることを特徴とする請求項15に記載のワイヤ巻付装置。 - 前記連続的な送りから搬送された第2の長さの前記ワイヤをストリップするために、ワイヤストリップ機構をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ巻付装置。
- 前記ワイヤストリップ機構は、制御可能に前記制御装置に結合され、これにより前記第2の長さが前記制御装置によって決定されることを特徴とする請求項18に記載のワイヤ巻付装置。
- 前記ワイヤストリップ機構は、少なくとも1つのストリップ爪、前記ワイヤに対する待機位置とワイヤ係合位置との間で前記少なくとも1つのストリップ爪を移動させるためのストリップ爪動作機構、選択的に前記ワイヤを固定するためのワイヤ把持機構、及び前記ワイヤが前記ワイヤ把持機構によって固定されている際に、前記少なくとも1つのストリップ爪を前記第2の長さの間において前記ワイヤに沿って移動させるためのリニアアクチュエータをさらに含み、
前記ストリップ爪動作機構、前記ワイヤ把持機構、及び前記リニアアクチュエータが、前記制御装置に制御可能に結合されていることを特徴とする請求項18に記載のワイヤ巻付装置。 - 前記少なくとも1つのストリップ爪は、刃先を含み、
前記ワイヤストリップ機構は、ブレードを有する少なくとも1つのグレーターフィンガーを含み、前記ワイヤストリップ機構が前記ワイヤ係合位置に位置している場合に前記ブレード及び前記刃先が同じ高さに位置しているように、前記少なくとも1つのストリップ爪のそれぞれに取り付けられていることを特徴とする請求項20に記載のワイヤ巻付装置。 - 前記ワイヤストリップ機構は、前記少なくとも1つのストリップ爪を前記ストリップ爪動作機構に取り付けるための取付組立体と、前記少なくとも1つのストリップ爪のそれぞれを前記取付組立体に回動可能に取り付けるための少なくとも1つのレバーアームとをさらに含み、
前記ストリップ爪動作機構は、前記取付組立体に固定され、前記レバーアームに機能的に結合され、且つ前記制御装置に制御可能に結合されている第1のシリンダを含んでいることを特徴とする請求項20に記載のワイヤ巻付装置。 - 前記ワイヤストリップ機構は、前記第2の長さに対して平行に位置決めされたフレーム部材を含むフレームに取り付けられ、
前記ストリップ爪動作機構は、前記フレーム部材に滑動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項20に記載のワイヤ巻付装置。 - 前記リニアアクチュエータは、前記フレーム部材に固定され、且つ、前記制御装置に制御可能に結合されている第2のシリンダを含み、
前記第2のシリンダは、前記フレーム部材に沿って前記ストリップ爪動作機構が相反する運動をするために、前記ストリップ爪動作機構に固定された可動式ピストンを有していることを特徴とする請求項23に記載のワイヤ巻付装置。 - 前記ワイヤストリップ機構は、前記ストリップ爪動作機構の前記フレーム部材に沿った移動を制限するために、前記フレーム部材に固定された2つの機械的ストッパをさらに含んでいることを特徴とする請求項24に記載のワイヤ巻付装置。
- 前記ワイヤストリップ機構は、前記第2の長さに対して平行に位置決めされたフレーム部材を含むフレームに取り付けられ、
前記ワイヤストリップ機構は、前記フレーム部材に固定された状態で取り付けられた第1の摩擦板、及び前記フレームに固定された把持アクチュエータによって前記第1の摩擦板に対して選択的に当接し、且つ、前記第1の摩擦板と第2の摩擦板との間に前記ワイヤを固定するための前記第2の摩擦板を含んでいることを特徴とする請求項20に記載のワイヤ巻付装置。 - 前記把持アクチュエータは、前記制御装置に制御可能に結合され、前記第2の摩擦板が前記第1の摩擦板に向かって及び前記第1の摩擦板から離間するように相反する運動をすることができるように、前記第2の摩擦板に機能的に結合されたシリンダを含んでいることを特徴とする請求項26に記載のワイヤ巻付装置。
- 前記ワイヤストリップ機構は、前記ワイヤストリップ機構によって生じる前記ワイヤの残存物を取り除くために吸引装置を含んでいることを特徴とする請求項18に記載のワイヤ巻付装置。
- 前記ワイヤを切断するためにワイヤ切断機構をさらに備え、
前記ワイヤ切断機構は、前記ワイヤ曲げ機構の近傍でフレームに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ巻付装置。 - 前記ワイヤ切断機構は、前記ワイヤ曲げ機構に対する待機位置と前記ワイヤを切断するための伸展位置との間で移動可能とされるように、前記フレームに取り付けられたカッターを含み、
前記カッターは、前記制御装置に制御可能に結合されていることを特徴とする請求項29に記載のワイヤ巻付装置。 - 前記カッターは、ポストに固定された状態で取り付けられ、
前記ポストは、支持ブラケットに回動可能に取り付けられ、
前記支持ブラケットは、前記フレームのフレーム部材に滑動可能に取り付けられ、
前記ワイヤ切断組立体は、前記ワイヤ曲げ機構に向かって及び前記ワイヤ曲げ機構から離間するように前記フレーム部材に沿って前記支持ブラケットを選択的に滑動させるように、前記フレーム部材に固定された状態で取り付けられた第1のシリンダと、前記支持ブラケットに固定された第2のシリンダであって、前記ワイヤ曲げ機構に向かって及び前記ワイヤ曲げ機構から離間するように選択的に前記ポストを回動させるように、前記ポストに固定された可動式ピストンを有している前記第2のシリンダとをさらに含み、
前記第1のシリンダ及び前記第2のシリンダの両方が、共に前記制御装置に制御可能に結合されていることを特徴とする請求項30に記載のワイヤ巻付装置。 - 前記制御装置は、前記ワイヤ搬送機構の動作を制御するために前記ワイヤ搬送機構に結合された第1の制御装置と、前記ワイヤ曲げ機構の動作を制御するために前記ワイヤ曲げ機構及び前記ワイヤ搬送機構に結合された第2の制御装置とを含んでいることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ巻付装置。
- 前記ワイヤは、半剛体のワイヤとされることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ巻付装置。
- 前記ワイヤは、矩形状の断面を有しているワイヤとされることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ巻付装置。
- ワイヤを選択的に固定するためのワイヤ保持組立体と、前記ワイヤが前記ワイヤ保持組立体によって固定されている際に前記ワイヤの選択された部分を曲げるためのワイヤ曲げ組立体と、を含んでいるワイヤ曲げ機構と、
前記ワイヤを連続的な送りから受容し、前記ワイヤを前記ワイヤ曲げ機構に搬送するためのワイヤ搬送機構と、
前記ワイヤ搬送機構及び前記ワイヤ曲げ機構の両方の動作を制御し、これにより一連のワイヤの長さ及び曲げの中間角度によって特徴づけられる所定の形状を有する前記ワイヤから成るコイルを形成するために、前記ワイヤ搬送機構及び前記ワイヤ曲げ機構に結合されている制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記一連のワイヤの長さを2つの連続する前記ワイヤの長さの間で前記ワイヤ曲げ機構に逐次的に搬送するように前記ワイヤ搬送機構を制御し、且つ、対応する中間角度で前記ワイヤを曲げるように前記ワイヤ曲げ機構を制御するように構成されていることを特徴とするワイヤ巻付装置。 - 選択的にワイヤを固定するためのワイヤ保持組立体と、前記ワイヤが前記ワイヤ保持組立体によって固定されている際に前記ワイヤの選択された部分を所定角度で曲げるためのワイヤ曲げ組立体とを含んでいるワイヤ曲げ機構と、
前記ワイヤを連続的な送りから受容し、前記ワイヤの所定長さを前記ワイヤ曲げ機構に搬送するための前記ワイヤ搬送機構と、
所定の順序に従って前記ワイヤ曲げ機構及び前記ワイヤ搬送機構を制御し、一連のワイヤの長さ及び曲げの中間角度によって特徴づけられている所定の形状を有するワイヤから成るコイルを製造するために、前記ワイヤ搬送機構及び前記ワイヤ曲げ機構に結合された制御装置と、
を備えていることを特徴とするワイヤ巻付装置。 - 選択的にワイヤを固定するためのワイヤ固定手段と、
前記ワイヤが前記ワイヤ固定手段によって固定されている際に前記ワイヤの選択された部分を所定角度で曲げるためのワイヤ曲げ手段と、
前記ワイヤを連続的な送りから受容し、且つ、前記ワイヤの所定長さを前記ワイヤ曲げ手段に搬送するためのワイヤ搬送手段と、
前記ワイヤ固定手段、前記ワイヤ曲げ手段、及び前記ワイヤ搬送手段に結合された制御手段であって、前記ワイヤを自身の長手方向に沿って所定位置で逐次的に曲げ、これにより所定の形状を有するワイヤから成るコイルを製造するために、前記ワイヤ搬送機構及び前記ワイヤ曲げ機構の両方の動作を制御するように構成されている前記制御手段と、
を備えていることを特徴とするワイヤ巻付装置。
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