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JP2008520005A - 現場取付け光ファイバコネクタ - Google Patents

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JP2008520005A JP2007541207A JP2007541207A JP2008520005A JP 2008520005 A JP2008520005 A JP 2008520005A JP 2007541207 A JP2007541207 A JP 2007541207A JP 2007541207 A JP2007541207 A JP 2007541207A JP 2008520005 A JP2008520005 A JP 2008520005A
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Abstract

現場で取付け可能な光ファイバコネクタは、ハウジングと、ハウジングの後方端から挿入されるフェルールホルダとを有する。ハウジングに挿入されたバネ要素及びフェルールホルダに取り付けられたばね要素リテーナが、フェルールホルダを前方へ付勢する。光ファイバスタブが、対向したスプライス部材相互間に設けられ、現場ファイバが、スプライス部材相互間に挿入され、溝によって案内されて光ファイバスタブの端に当接する。フェルールホルダの周りに設けられたカムが、現場ファイバの挿入を容易にすると共に現場ファイバ及び光ファイバスタブをスプライス部材相互間にクランプするよう動くことができる。一実施形態では、トリガが、ハウジングに結合されている。トリガは、フェルールホルダの周りに設けられてこれに対して摺動し、それによりハウジングをフェルールホルダに対して前方へ付勢してコネクタをラッチ止めするのを助ける。

Description

本発明は、概略的には、光ファイバコネクタに関し、詳細には、現場取付け用の光ファイバコネクタに関する。
なお、本願は、2004年3月24日に出願された米国特許出願第10/808,057号の一部継続出願であり、この米国特許出願は、本願の譲受人に譲渡されている。
光ファイバは、種々の用途に広く用いられており、かかる用途としては、光ファイバを多くの電話及びデータ伝送用途に用いる電気通信業が挙げられる。少なくとも部分的には、光ファイバが可能とする極めて広い帯域幅及び低ノイズの作動のため、光ファイバの使用ならびに光ファイバが使用される種々の用途が増加し続けている。例えば、光ファイバは、遠距離信号伝送のための単なる媒体としての役目を持つにとどまらず、家庭に直接、或いは場合によってはデスク又は他の仕事場所に直接配線されることがますます多くなっている。
光ファイバの使用がますます増加し多様化するにつれ、光ファイバを他の光ファイバ、電話局又はオフィスビルディング内のパッチパネル、又は遠隔端末装置若しくは接続点保護箱(ペデスタル)に結合する効率的な方法が必要であることは明らかである。しかしながら、光ファイバのそれぞれにより伝送された信号を効率的に結合するためには、光ファイバコネクタは、伝送された信号をそれほど減衰させ又は変更してはならない。加えて、光ファイバコネクタは、比較的頑丈でなければならず、しかも、光ファイバ伝送経路中の変化に対応するために多くの回数、接続したり切り離されるように構成されていなければならない。
所望の信号伝送特性を提供するため、工場における組立てプロセスで光ファイバの端部に取り付けられる多数の光ファイバコネクタが開発された。工場における組立てプロセスの際、光ファイバコネクタを光ファイバ及び(又は)光ファイバケーブル(以下、「光ファイバ」という)に取り付けることにより、光ファイバコネクタの組立てを標準化でき、その結果、コネクタの現場取付けと関連した首尾一貫しない組立て及び他の問題が回避されるようになる。
しかしながら、光ファイバコネクタの工場における取付けは、あらゆる用途に関して満足のいくものでは全く無い。特に、光ファイバコネクタの工場取付けでは、現場で遭遇する多種多様な設計上のばらつきを計算に入れるための取付けプロセスがカスタマイズされない。例えば、光ファイバコネクタを工場で光ファイバの端部に取り付けることにより、コネクタ接続光ファイバの長さが固定され、この結果、あらゆる用途に関して十分な長さを保証するために過剰余長光ファイバが必要になると共にこれを収納する必要がある。加えて、多くの場合、1本の光ファイバを複数本の短い長さの光ファイバに切断することが望ましく、これら短い長さ分の光ファイバは各々、例えば光ファイバコネクタにより別の光ファイバ又はパッチパネル若しくは他形式の端末に個々に接続されなければならない。しかしながら、短い光ファイバのそれぞれの長さ分は、これら光ファイバが現場に布設されるまでは一般に決定できない。この結果、この場合、必要な光ファイバコネクタは、光ファイバの布設に先立って工場で光ファイバに取り付けることができない。さらに又、多くの場合、光ファイバコネクタの取付けに先立って光ファイバを包装して出荷することが望ましい。というのは、光ファイバコネクタは、一般に、それぞれの光ファイバよりも大きな直径を有し、光ファイバの包装及び出荷を不必要に複雑にする場合があるからである。
その結果、光ファイバの特定の用途がいったん決定されると、現場で光ファイバの端部に取り付けることができる数種類の光ファイバコネクタが開発された。例えば、1991年8月20日にマイケル・ド・ジョング等(Michael de Jong et al.)に付与され、本発明の譲受人に譲渡されている米国特許第5,040,867号明細書は、現場で取り付けることができるよう構成された光ファイバコネクタを開示している。米国特許第5,040,867号明細書の光ファイバコネクタの1つの商業的実施形態は、ノースカロライナ州ヒッコリー所在のコーニング・ケーブル・システムズ・エルエルシー(Corning Cable Systems LLC)により製造されて配給されているCamlite(登録商標)コネクタである。
Camlite(登録商標)コネクタは、ファイバをスプライス内に固定するカム部材によりV溝スプライスに取り付けられ、長手方向ボアが貫通して設けられた長さ方向に延びるフェルールを有している。一般的に光ファイバスタブと呼ばれている短い長さの光ファイバがフェルールのボア内に設けられた状態でV溝スプライス内に延びる。現場では、一般に現場光ファイバと呼ばれており、光ファイバコネクタが接続されるべき光ファイバの端部をフェルールの反対側の端からV溝スプライス内に挿入するのがよい。Camlite(登録商標)コネクタ内での長手方向に延びるV溝の正確な位置合わせにより、現場ファイバの端部は、光ファイバスタブと位置合わせされ、その後、カム部材を作動させることにより定位置に保持される。
Camlite(登録商標)コネクタは、フェルールと反対側のV溝の端に取り付けられる圧着チューブを更に有するのがよく、現場ファイバは、この圧着チューブを通って延びるようになる。圧着チューブを半径方向内方に圧縮して現場ファイバケーブルに接触させることにより、現場ファイバは、フェルール及び位置合わせ状態の光ファイバスタブに対して定位置に固定される。Camlite(登録商標)コネクタのフェルールは、標準型コネクタハウジングのどれにもその中に設けられるのがよい。例えば、Camlite(登録商標)コネクタのフェルールは、FC、ST又はSCコネクタハウジングに準拠し、この中に設けられるのがよい。次に、その結果得られたCamlite(登録商標)コネクタを例えばアダプタ又は結合スリーブにより、これまた端部に適当なコネクタが取り付けられている別の光ファイバの端部に接続するのがよい。変形例として、結果的に得られたCamlite(登録商標)コネクタをパッチパネル、遠隔端末装置又は接続点保護箱に接続してもよい。
Camlite(登録商標)コネクタは、当該技術分野において飛躍的に進歩したものであるが、Camlite(登録商標)コネクタは、現場ファイバとスタブファイバとの間にスプライスを作るために軸方向運動を利用するカム部材を用いる。この結果、光ファイバの突き合わせ状態の端面が互いに圧縮され、端面が損傷する可能性がある。加えて、コネクタを受け入れレセプタクル内に挿入してラッチ止めすることは、厄介であることが分かる場合がある。最後に、Camlite(登録商標)コネクタは、他の現場取付けコネクタの場合と同様、合格レベルのスプライスが作られたかどうかを容易且つ視覚的に判定する特徴を備えてはいない。
本発明の概略的な態様では、長手方向に貫通して延びるキャビティを画定すると共にキャビティに設けられたばね要素受座を備える内面を有し、更に、キャビティと連通状態にある前方開口部及びキャビティと連通状態にある後方開口部を有するハウジングを備えた光ファイバコネクタが提供される。このコネクタは、ハウジングの前方開口部を通ってキャビティに挿入されるばね要素と、ハウジングの後方開口部を通ってキャビティに挿入されるフェルールホルダとを更に有する。ばね要素リテーナが、フェルールホルダの前方端部周りに設けられ、ばね要素は、ばね要素受座とばね要素リテーナとの間に設けられ、それによりフェルールホルダを所定のばね力で前方へ押圧する。好ましくは、所定のばね力は、約1ポンド(約0.454kg)以上であり、より好ましくは約1ポンド〜約1.5ポンド(0.680kg)、最も好ましくは約1.1ポンド(0.499kg)〜約1.4ポンド(0.635kg)である。光ファイバコネクタは、フェルールホルダ内に設けられたフェルールと、フェルール内に設けられた光ファイバスタブとを有する。本発明の実施形態としての光ファイバコネクタは、光ファイバスタブとコネクタ内の別の光ファイバとの間のスプライスの品質の視覚表示を提供するビューポートを更に有する。
本発明の別の広義の特徴では、長手方向に延びるキャビティを画定すると共にキャビティに設けられたばね要素受座を備える内面を有し、更に、キャビティと連通状態にある前方開口部及びキャビティと連通状態にある後方開口部を有するハウジングを備えた光ファイバコネクタが提供される。本発明の実施形態としての光ファイバコネクタは、第1の端部及び第2の端部を備え、これら端部相互間に軸方向に設けられた通路を有するフェルールと、フェルール通路内に設けられた光ファイバスタブとを更に有する。フェルールホルダが、互いに反対側の第1の端と第2の端との間で長手方向に延び、これら相互間に長手方向に延びる通路を備えている。フェルールホルダの第1の端は、ハウジングの後方開口部に挿入され、ばね要素受座を越えて延びる。フェルールホルダは、フェルールを保持するよう構成されており、ハウジング内で長手方向に摺動可能である。ばね要素リテーナが、フェルールホルダの第1の端部のところに設けられる。第1及び第2の対向したスプライス部材が、フェルールホルダ内に設けられ、各スプライスホルダは、フェルールの第2の端部の近くの第1の端から反対側の第2の端まで長手方向に延びている。スプライス部材のうちの一方は、長手方向ファイバ位置合わせ溝を有し、光ファイバスタブは、溝内で対向したスプライス部材相互間に延び、スプライス部材の第1の端と第2の端との中間の位置で終端する。第1の端、第2の端、及び第1の端と第2の端との間で長手方向に延びる通路を備えたカム部材が、フェルールホルダの周りに設けられる。ばね要素が、ばね要素受座とばね要素リテーナとの間に設けられ、ばね要素は、フェルールホルダを所定のばね力で前方へ押圧する。フェルールホルダは、好ましくは、フェルールホルダの第1の端と第2の端との間の中間位置のところに設けられていて、ハウジングの後方開口部と協働するよう構成された停止部を有する。好ましくは、所定のばね力は、約1ポンド(約0.454kg)以上であり、より好ましくは約1ポンド〜約1.5ポンド(0.680kg)、最も好ましくは約1.1ポンド(0.499kg)〜約1.4ポンド(0.635kg)である。光ファイバコネクタは、好ましくは、光ファイバスタブと現場ファイバとの間のスプライスの品質の視覚表示を提供するポートを有する。
本発明の更に別の特徴では、光ファイバコネクタであって、このコネクタ内の第1の光ファイバと第2の光ファイバとの間のスプライスの品質の視覚表示を提供するビューポートを有する光ファイバコネクタが開示される。
本発明の更に別の広義の特徴では、光ファイバコネクタ内の第1の光ファイバと第2の光ファイバとの間のスプライスの品質を判定する方法が提案され、この方法は、可視光を光ファイバのうちの少なくとも1本に通すステップと、第1の光ファイバと第2の光ファイバとの間のスプライスの品質の視覚表示のためにコネクタに設けられたビューポートを視認するステップとを有する。好ましくは、可視光は、レーザ光又は発光ダイオード(LED)からの光である。視覚表示は、好ましくは、ビューポート内に可視光が存在しないが存在するかのいずれかである。
本発明の更に別の広義の特徴では、コネクタの取付けを容易にする付勢部材を備えた光ファイバコネクタが開示される。この実施形態によれば、コネクタは、長手方向に貫通して延びるキャビティを画定する内面及びキャビティに設けられたばね要素受座を備えたハウジングを有し、ハウジングは、キャビティと連通状態にある連通開口部及びキャビティと連通状態にある後方開口部を更に備えている。ばね要素が、ハウジングの前方開口部を通ってキャビティに挿入され、フェルールホルダが、ハウジングの後方開口部を通ってキャビティに挿入される。次に、トリガ部材が、ハウジングをフェルールホルダに対して前方へ選択的に付勢するためにハウジングに結合される。本明細書において開示する光ファイバコネクタは、一般に、LCコネクタとして説明されるが、LCコネクタの選択は、単に説明上の目的であるに過ぎず、本明細書において説明する原理は、他の光ファイバコネクタ、例えばSC、ST及びFCコネクタにも適用できる。
本発明の追加特徴及び利点は、以下の詳細な説明に記載されており、部分的に、この説明から当業者には容易に明らかであり又は以下の詳細な説明、特許請求の範囲及び添付の図面を含む本願で説明されているように本発明を実施することにより認識されよう。
上述の概要的説明と以下の詳細の説明の両方は、本発明の実施形態を提供し、本発明がクレーム請求される本発明の性質及び特徴を理解するための概観又は技術的思想の枠組を提供するようになっている。添付の図面は、本発明の一層の理解を可能にするために添付されており、本願に組み込まれてその一部となっている。図面は、本発明の種々の実施形態を記載しており、明細書と一緒になって、本発明の原理及び作用を説明するのに役立つ。
本発明を具体化した実施例が示されている図面を詳細に参照する。図面及び詳細な説明は、本発明の完全且つ詳細な説明並びに当業者が本発明を構成して利用できるように本発明を構成して利用する仕方及び方法並びに本発明の最適実施形態の完全且つ詳細な説明を提供する。しかしながら、図面及び詳細な説明に記載された実施例は、本発明の説明のために提供されており、本発明を限定するものではない。したがって、本発明は、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲及びその均等範囲に含まれる以下の実施形態のどのような改造例及び変形例をも含む。
詳細な説明は、図面の特徴を参照するために数値及び文字による表示を用いている。図面及び明細書中の同一又は類似の表示は、本発明又は類似の部分を示すために用いられている。
図1に示されているように、光ファイバケーブル12をレセプタクル(図示せず)、例えば別のコネクタ、コネクタアダプタ又は他の光デバイスに接続する光ファイバコネクタ10が提供されている。
図面を詳細に参照すると、コネクタ10は、光ファイバケーブル12の現場ファイバ14に取り付けられている。現場ファイバ14は、代表的には、約125μmのガラス直径を有している。現場ファイバ14は、この光ファイバの周りに施された1つ又は2つ以上のコーティングを更に有しているのが典型的である。1つ又は2つ以上のコーティングは、本発明の範囲から逸脱することなく、バッファ付き光ファイバについて約245μm〜約900μmの直径を含む種々の直径を有する場合がある。コネクタ10は、コネクタハウジング16と、フェルール18と、フェルールホルダ20と、ばね要素リテーナ22と、ばね要素24と、スプライス部材26,28と、カム部材30とを有している。
図2及び図3に詳細に示されているように、コネクタハウジング16は、ハウジング16内を長手方向に延びるキャビティ34を画定する内面32を備えている。ハウジング16は、キャビティ34と連通状態にある前方開口部36及びこれ又キャビティ34と連通状態ある後方開口部38を更に有している。後方開口部38は、フェルールホルダ20(図1)を受け入れるよう構成されている。キャビティ34の内面32は、ばね要素受座40を更に備え、その前方フェース42は、ばね要素24(図1)が当接することができる表面を提供している。ばね要素受座40は、一般に、後方開口部38の近くに設けられる。ばね要素受座40の後方フェース44は、ハウジングキャビティ34内へのフェルールホルダ20の前方運動を制限する確実な停止部としての役目を果たす。内面32は、後方開口部38のところでキャビティ34内に延びるキー46を有している。キー46は、構成が図2でより明らかに分かり、この図2は、ハウジング16を後方開口部38から前方開口部36に向かって前方に見た状態の図である。好ましくは、キー46は、ばね要素受座40の後方フェース44と開口部38との間に延びている。好ましくは、前方開口部36までばね要素受座40の前方に延びるキャビティ34の部分は、図2に最もよく示されているように、長手方向軸線48と直交する平面では円形の断面を有している。好ましくは、後方開口部38までばね要素受座40の後方に延びるキャビティ34の部分は、長手方向軸線48と直交する平面内おいて、フェルールホルダ20の少なくとも一部の断面形状を受け入れるようになった断面形状を有している。好ましくは、後方開口部38までばね要素受座40の後方に延びるキャビティ34の部分は、ハウジング16の長手方向軸線48と直交した平面では多角形の断面を有している。
ハウジング16は、ラッチ止めアーム50及び図4により明確に示されているように、ハウジング16から延びていて、コネクタ10を定位置にラッチ止めする互いに反対側に位置するラッチ止め出張り52,54、例えばコネクタ10を受け入れるようになったアダプタを更に有している。好ましくは、ラッチ止めアーム50は、ラッチ止めアーム50を押し下げることができ、ラッチ止めアーム50を放したときにはラッシ止めアーム50がその非押し下げ位置に戻ることができるのに十分な弾性のものである。好ましくは、ハウジング16、ラッチ止めアーム50、ラッチ止め出張り52,54、ばね要素受座40、及びキー46は、適当なプラスチック材料で構成され、このプラスチック材料から一部品の状態に成形される。
図5及び図6に示すように、フェルールホルダ20は、第1の端56と第2の端58との間で長手方向に延び、長手方向に延びる通路60を備えている。フェルールホルダ20の第1の端56の近くの通路60は、フェルール18を受け入れるよう寸法決めされており、このフェルールは、任意適当な耐摩耗性材料、例えばセラミック、ガラス、金属、ガラス繊維強化エポキシ、又はポリマープラスチックで作られるのがよい。図7に示すフェルール18は、第1の端62及び第2の端64を有すると共にこれらの端を貫通して軸方向に延びるボア66を備えている。光ファイバスタブ68が、光ファイバスタブ68の第2の端69がフェルール18の第2の端64を越えて延びるようにボア66内に設けられている。好ましくは、光ファイバスタブ68の第2の端69は、フェルール18の第2の端64を越えて少なくとも約5mm、より好ましくは少なくとも約10mm延びる。光ファイバスタブ68は、好ましくは、接着剤、例えばエポキシ系接着剤でボア66内に固定される。光ファイバスタブ68の第2の端69は、好ましくは、良好な仕上げが施された状態で劈開されており、劈開角度は、好ましくは、約1°以下である。光ファイバスタブ68の第1の端69は、好ましくは、これを通る光伝送を容易にするよう研磨されている。
図6を参照すると、フェルールホルダ20は、通路60と連通状態にあり、スプライス部材26,28(図1)を収容するキャビティ70を更に備えている。フェルールホルダ20は、フェルールホルダ20の外面74に設けられた肩72又は停止部を有し、この肩又は停止部は、コーナーハウジング16の後方開口部38に受け入れられるよう形作られている。停止部72の少なくとも一部に沿って長手方向に延びる溝76(図8により明確に示されている)が、ハウジング16内でのフェルールホルダ20の正確な向きを可能にするようキー46と摺動自在に係合するよう形作られている。好ましくは、フェルールホルダ20は、外面72からスタブファイバ28と現場ファイバ14との間の機械的突き合わせ部の場所の近くのところまでキャビティ70内に延びるビューポート78を更に備えている。コネクタ10の操作の際、現場ファイバ14とスタブファイバ68をビューポート78の近くで突き合わせ、可視光、例えばHeNeレーザ又はLEDからの可視光を現場ファイバ14又はスタブファイバ68のうちの少なくとも一方を通して案内する。不正確な突き合わせ状態が生じている場合、光ファイバスタブ68又は現場ファイバ14により案内される光は、反対側の端面のところで散乱され、ビューポート78を介してこれが見える。許容限度内の突き合わせ状態又はスプライスが得られている場合、光は、光ファイバスタブ68と現場ファイバ14との間で実質的に案内され、その突き合わせ部のところでの散乱はほとんど無く、レーザ又はLEDからの光は、もはやビューポート78から見えない。したがって、ビューポート78は、光ファイバスタブ68と現場ファイバ14との間の許容限度内のメカニカルスプライス(突き合わせ状態)の視覚表示を提供する。ビューポート78は又、光ファイバスタブ48と現場ファイバ14との間の光結合具合を向上させるために光結合材料又は屈折率整合ゲルをキャビティ70内に注入する接近箇所としても使用できる。
フェルールホルダ20は、下側スプライス部品28の一部を受け入れるように外面74とキャビティ70との間に延びるスロット又は窓80を更に有している。窓80は、一般に、ビューポート78の反対側に設けられる。フェルールホルダ20の第2の端58は、現場ファイバ14をスプライス部材26,28相互間でキャビティ70内に案内する図9〜図12に示す引き込みチューブ84を受け入れるようになっている。好ましくは、キャビティ70の内面86は、引き込みチューブ84の外面92に設けられたキー90を受け入れる軸方向溝88を画定している。引き込みチューブ84がフェルールホルダ20の第2の端58内に挿入されると、溝88は、キー90に摺動自在に係合してフェルールホルダ20内での引き込みチューブ84の回転を阻止する。引き込みチューブ84は、引き込みチューブ84の第1の端96と第2の端98との間に軸方向に延びていて、現場ファイバ14を受け入れる通路94(図11及び図12)を備えている。引き込みチューブ84を接着剤、例えばエポキシ系接着剤によりフェルールホルダ20内に固定するのがよい。変形例として、引き込みチューブ84をフェルールホルダ20内に圧力嵌めしてもよく、或いは、引き込みチューブ84は、図21〜図23に示されると共に以下に説明される協働する保持要素と類似した協働する保持要素によってフェルールホルダ20内に固定してもよい。好ましくは、通路94の第2の端98は、圧着チューブ132(図1)を受け入れるよう寸法決めされている。好ましくは、第1の端96の近くの通路94の一部は、現場ファイバ14を引き込みチューブ84の第1の端96のところで開口部100を通って案内するために全体として円錐形になっている。
スプライス部材26,28は、第2の端58を通ってフェルールホルダ20のキャビティ70内へビューポート78及び窓80の近くまで挿入される。第1のスプライス部材26は、一般に、ビューポート78に隣接して位置し、第2のスプライス部材28は、一般に、窓80に隣接して位置する。図13に最もよく示されているように第1のスプライス部材26は、第2のスプライス部材28と対向した平らなフェース102を備えている。第2のスプライス部材28は、スプライス部材28をフェルールホルダ20のキャビティ70に挿入したときに窓80から突き出る突出部又はキール部分104を有している。図5及び図6に示すようにフェルールホルダ20の第2の端58から窓80まで延びるチャネル81が、キール部分104を窓80まで案内し、それにより、第2の端58を通って第2のスプライス部材8をキャビティ70内に挿入しやすくすると共に窓80を通ってキール104を更に挿入しやすくしている。第2のスプライス部材28は、キール部分104と反対側であって第1のスプライス部材又はコンポーネント26と対向した側106に溝108を有し、この溝は、第2のスプライス部材28の長さに沿って長手方向に延びている。図13に示すような溝108は、全体としてV字形であるが、溝108は、光ファイバスタブ68を支持する任意他の形状、例えばU字形の溝であってもよい。変形例として、溝108を第1のスプライス部材又はコンポーネント26の対向フェースに形成し、平らなフェースを第2のスプライス部材又はコンポーネント28の対向フェースに形成してもよい。スプライス部材26,28は、キャビティ70が通路60と連通状態にある箇所の近く肩10によりフェルールホルダ20内のキャビティ70内で前方に運動するのが阻止される。光ファイバスタブ68を収納したフェルール18をフェルールホルダ20の第1の端部56内に位置決めすると、フェルール18から突き出た光ファイバスタブ68の端部は、溝108により受け入れられ、第1のスプライス部材26と第2のスプライス部材28との間で全体として中間位置に位置する。引き込みチューブ84をフェルールホルダ20の第2の端部58内に挿入すると、スプライス部材26,28は、引き込みチューブ84が存在しているのでキャビティ70内で後方に運動するのが阻止される。この結果、スプライス部材26,28は、一般に、肩110及び引き込みチューブ84によってキャビティ70内における軸方向運動が阻止される。
カム部材30は、図9に示すようにスプライス部材26,28に全体として近接した初期位置ではフェルールホルダ20の周りに設けられる。図15〜図17に示すように、カム部材30は、第1の端118と第2の端120との間に長手方向に延びる通路112を備え、この通路は、フェルールホルダ20を受け入れ、したがって、これと嵌合するよう寸法決めされている。スプライス部材26,28を作動させるために、カム部材30に設けられた通路112の一部は、好ましくは、非円形であり、図15に示すように長軸114及び短軸116を有している。図16に最もよく示されているように、端118まで肩121の前方に延びるカム部材30の部分は、非円形であり、長軸114及び短軸116を有している。端120まで肩121の後方に延びるカム部材30の部分は、全体として円形であり、カム部材30とフェルールホルダ20の係合を容易にする。このように、肩121は、通路112の円形部分から通路112の非円形部分への移行部を示している。図16に示すと共に端118のところでのカム部材30の長軸114にすぐ隣接した薄い側壁によって明らかなように、長軸114に隣接した通路112の部分は、短軸116にすぐ隣接した通路112の部分の半径よりも小さな半径を有している。さらに、通路112は、長軸114にすぐ隣接した通路112の小さな半径部が、短軸116にすぐ隣接した通路112の大きな半径部にスムーズに移行するようカム部材30に設けられている。好ましくは、カム部材30は更に、カム部材30をフェルールホルダ20回りに回転させるツール(図示せず)と協働するようになった外面を端120のところに有している。図15〜図17に示す有利な実施形態では、カム部材30は、好ましくは、バレル122によって互いに分離された第1の端部118と第2の端部120を有している。第2の端部120のところのカム部材30の外面は、端部120のこの外面がカム部材30をフェルールホルダ20回りに回転させるツール、例えばベンチと協働的に係合することができるよう多角形として形成されているのがよい。しかしながら、理解されるべきこととして、端部120の外面は、作動ツールの1つ又は2つ以上の相補形状の係合面と協働可能な他の形状、例えば切欠き付きの、円形形状を取っていてもよい。第1の端部118は、好ましくは、ハウジング16の後方部分の寸法形状に一致する寸法形状に形成されている。カム部材30は、好ましくは、カム部材30の回転位置及びスプライス部材26,28の状態(即ち、作動状態又は非作動状態)を指示するインジケータ又は標識要素、例えば図17に最もよく示されている溝123を有する。例えば、視覚インジケータ123がラッチ止めアーム50と位置合わせされている場合、スプライス部材26,28は、作動されている。
先ず最初に図19に示されているように、この有利な実施形態のカム部材30は、通路112の非円形部分が全体としてフェルールホルダ20内に収納され、第2のスプライス部材28の露出キール部分104が通路112の長軸114と位置合わせされるようにフェルールホルダ20に取り付けられる。その結果、カム部材30をフェルールホルダ20に容易に取り付けることができる一方で、スプライス部材26,28は、非作動状態のままである。しかしながら、次に図20に示すように、カム部材30がいったんフェルールホルダ20に取り付けられると、カム部材30をフェルールホルダ20に対し第1の非作動位置から第2の作動位置に回転させることができ、それにより、第2のスプライス部材28の露出キール部分104を通路112の主軸114に沿う位置から通路112の短軸116に沿う位置まで動かすことができる。短軸116に沿う通路112の寸法が小さいので、カム部材30は、フェルールホルダ20に対するカム部材30の回転に続き、第2のスプライス部材28の露出キール部分104に作動可能に接触する。この接触の結果として、カム部材30は、例えば、スプライス部材26,28を互いに向かって押圧することによりスプライス部材26,28を作動させて光ファイバスタブ68と現場ファイバ14をこれらの間にメカニカルスプライス接続する。
図15及び図16に最もよく示されているように、本発明の有利な一実施形態のカム部材30は、内方に延びる突出部124を有している。内方に延びる突出部124は、図示の実施形態ではカム部材30の一端部に隣接して位置しているが、内方に延びる突出部124を所望ならば長さ方向に延びる通路122に沿う他の箇所に位置決めしてもよい。図8に示すように、この有利な実施形態のフェルールホルダ20の外面72も又、好ましくは、内方に延びる突出部124を受け入れる溝126を有している。内方に延びる突出部124を溝126内に収納することにより、フェルールホルダ20は、カム部材30をフェルールホルダ20に最初に取り付けたときに、即ち、フェルールホルダ20に対して長さ方向に摺動させたとき、又、カム部材30をその後フェルールホルダ20に対して第1の非作動位置から第2の作動位置に案内させているときに、カム部材30を案内することができる。好ましくは、カム部材30は、スタブファイバ68と現場ファイバ14の適正な突き合わせ状態(スプライスの品質)が得られているかどうかについてコネクタ10を試験する際にビューポート78から出る光がカム部材30を介して見ることができるように透明又は半透明の材料作られる。
図示の実施形態では、フェルールホルダ20に設けられた溝126は、全体としてL字形である。したがって、溝126は、フェルールホルダ20の一部に沿ってフェルールホルダの第2の端58からフェルールホルダ20の中間部分まで長さ方向に延びる第1の区分128を有している。加えて、溝126は、フェルールホルダ20の一部分、例えば1/4部分周りに周方向に延びる第2の区分130を有している。したがって、カム部材30の内方に延びる突出部124は、カム部材30をフェルールホルダ20に取り付けるときにカム部材30をフェルールホルダ20に対して長さ方向に滑らしているときに溝126の第1の区分128中に通される。しかる後、カム部材30の内方に延びる突出部124は、カム部材30をフェルールホルダ20に対して回転させているときに溝126の第2の区分130に通される。この実施形態の溝126の第1の区分128,130は、好ましくは、互いに直交しており、カム部材30をフェルールホルダ20にいったん完全に取り付けると、カム部材30をフェルールホルダ20に対して回転させることができるようフェルールホルダ20の中間部分で互いに交差する。図18の詳細図に最もよく示されているように、溝126の第2の区分130は、第2の区分130の幅の端から端まで延びていて、カム部材30をフェルールホルダ20に対して第2の作動位置まで回転させた後、カム部材30を定位置に保持する隆起部131を更に有している。内方に延びる突出部124を溝126の第2の区分130に沿って動かすと、内方に延びる突出部124は、隆起部131に「スナップ装着」され、それにより、カム部材30をフェルールホルダ20から偶発的に外れることがないよう妨害的に拘束する。
上述したように、カム部材30は、溝126の第1の区分128を通って内方に延びる突出部124を動かすことによりカム部材30をフェルールホルダ20に取り付けるとき、第1の非作動位置にある。また、上述したように、カム部材30は、溝126の第2の区分130を通って内方に延びる突出部124を動かすことによりカム部材30をフェルールホルダ20に対して回転させているとき、第1の非作動位置から第2の作動位置に移行する。カム部材30の通路112が長軸114及び短軸116を有している実施形態では、カム部材30及びフェルールホルダ20は、好ましくは、溝126の第1の区分128を通ってカム部材30の内方に延びる突出部124を動かしているとき、第2のスプライス部材28の露出キール部分104がカム部材30の通路112の長軸114と位置合わせされるよう設計されている。これに対応して、この有利な実施形態のカム部材30及びフェルールホルダ20も又、好ましくは、溝126の第2の区分130を通ってこれに沿って内方に延びる突出部124を動かしているとき、第2のスプライス部材28の露出キール部分104がカム部材30の内面に沿って通路112の長軸114との位置合わせ状態から通路112の短軸116との位置合わせ状態に動かされるよう設計されている。通路112の短軸116に沿って第2のスプライス部材28の露出キール部分104とカム部材30の内面を係合させることにより、例えば、第1のスプライス部材26と第2のスプライス部材28を互いに向かって押圧することによりスプライス部材又はコンポーネント26,28を作動させて上述したように光ファイバスタブ68と現場ファイバ14をメカニカルスプライス接続する。
カム部材30の内方に延びる突出部124を全体としてL字形の溝126内に収納することにより、本発明のこの有利な実施形態の光ファイバコネクタ10は、スプライス部材26,28を作動させる前に、カム部材30をフェルールホルダ20に対して回転させることによりカム部材30をフェルールホルダ20に完全に取り付け、それにより、スプライス部材26,28の完全又は十分な作動が得られるようにする。加えて、この有利な実施形態の光ファイバコネクタ10は、カム部材30がカム部材30をフェルールホルダ20に対して逆方向に回転させて内方に延びる突出部124をスプライス部材26,28が作動される溝126の第2の区分130からスプライス部材26,28が非作動状態にある溝126の第1の区分128まで動かすことにより先ず最初に非作動位置に動かされることなくフェルールホルダ20から外れるのを阻止する。隆起部131は、内方に延びる突出部124と協働して、カム部材30の不用意な取り外しを阻止する。このように、この有利な実施形態の光ファイバコネクタ10は、もしそのように構成していなければ、作動位置にあるときにカム部材30をフェルールホルダ20から取り外すことにより引き起こされる場合のある光ファイバコネクタのコンポーネントへの偶発的な損傷を阻止する。スプライス部材26,28を、例えばカム部材30をフェルールホルダ20に取り付け、しかる後カム部材30をフェルールホルダ20に対して回転させることによりスプライス部材26,28をいったん作動させると、光ファイバコネクタの残りのコンポーネントを組み立てることができる。
図1及び図14に示すように、光ファイバコネクタ10は、引き込みチューブ84の後方端部内に設けられる圧着チューブ132を有している。圧着バンド132を本発明の目的にとって適した任意の材料で作ることができ、かかる材料としては、銅、ステンレス鋼又は真鍮が挙げられる。現場ファイバ14を圧着チューブ132内に挿入するため、現場ファイバ14を包囲している場合のあるコーティングの一部を除去して、現場ファイバの裸ガラスを露出させる。十分なコーティング材料を現場ファイバ14から除去して現場ファイバ14がコネクタ10内に延びてスプライス部材26,28相互間の光ファイバスタブ68に当接するようにするのがよい。現場ファイバ14を圧着チューブ132内に挿入すると、圧着チューブ132を現場ファイバ14の被覆部分周りに圧着することにより現場ファイバ14の被覆部分をしっかりと圧着チューブ132に係合させるのがよい。
また、図1及び図14に示すように、光ファイバコネクタ10は、カム部材30の近くでフェルールホルダ20の後方端部58に取り付けられた環状圧着バンド134を有するのがよい。圧着バンド134を本発明の目的にとって適した任意の材料で作ることができ、かかる材料としては、銅、ステンレス鋼又は真鍮が挙げられる。現場ファイバ14が抗張力部材136、例えば、図1に示すような光ファイバケーブル12のフィラメント状抗張力部材と関連している実施形態では、抗張力部材136を圧着バンド134とフェルールホルダ20との間に位置決めし、当業者に知られているように圧着バンド134をフェルールホルダ20周りに圧着することにより抗張力部材136をこれらにしっかりと係合させるのがよい。光ファイバケーブル12の抗張力部材は、例えば、アラミドフィラメント又はヤーンから成るのがよい。しかる後、既に現場ファイバ14に取り付けられているブーツ138を圧着バンド134に被せて現場ファイバ14に対して歪取り作用を与えるのがよい。
図1及び図14に示すように、フェルールホルダ20をハウジング16の後方開口部38内に挿入してフェルールホルダ20の第1の端部56及びフェルール18がばね要素受座40を越えて前方に延びるようにする。ばね要素リテーナ22がフェルールホルダ20の第1の端部56に係合している状態で、ばね要素24をフェルールホルダ20の第1の端部56に嵌めてこれを所定のばね力に応じてばね要素受座40の前方フェース42とばね要素リテーナ22との間で圧縮する。この結果、フェルールホルダ20及びフェルール18は、ハウジング16内でピストンのように軸方向に並進するようになる。ばね要素リテーナ22を当該技術分野において知られている任意適当な方法でフェルールホルダ20の第1の端部56に係合させることができる。図6及び図8に最もよく示されているように、フェルールホルダ20は、端部56の近くに位置したねじ山140を備えている。図21に最もよく示されているように、ばね要素リテーナ22の内面に設けられた対応のねじ山は、フェルールホルダ20のねじ山140と噛み合うよう形作られており、それにより、ばね要素リテーナ22をフェルールホルダ20の端部56に螺着することによりばね要素リテーナ22をフェルールホルダ20の端部56に取り外し可能に締結することができる。変形例として、端部56及びばね要素リテーナ22は、ばね要素リテーナ22を端部56のところでフェルールホルダ20にスナップ嵌めすることができるよう設計されていてもよい。例えば、図22及び図23に示すように、溝139(図23)を端部56の近くでフェルールホルダ20の周囲に沿ってぐるりと形成してもよい。ばねリテーナ22の内周部に沿ってぐるりと形成された対応の隆起部129(図22)は、溝139と嵌合するよう形作られている。次に、ばね要素リテーナ22をフェルールホルダ20の端部56上の定位置にスナップ装着するのがよい。変形例として、溝をばね要素リテーナ22の内周部にそってぐるりと形成し、対応の隆起部を端部56の近くでフェルールホルダ20周りにぐるりと形成してもよい。
ばね要素24は、フェルールホルダ20の停止部72をハウジング16から完全に取り外す前にばね要素24を十分に圧縮し、この結果、ハウジング16内でのフェルールホルダ20の長手方向運動を制限するよう構成されている。コネクタ10を組み立てると、ばね要素24は、好ましくは、約1〜1.5ポンド(0.454〜0.680kg)、より好ましくは約1.1〜1.4ポンド(0.499〜0.635kg)のばね力をばねリテーナ22に及ぼす。
本発明の一実施形態によれば、図24に広義に示すように、トリガ部材142が、カム部材30に取り外し可能に取り付けられている。トリガ部材142は、第1の部材又は要素144及び第2の部材又は要素146を有している。トリガ部材142は、第1の要素144を介してカム部材30に取り外し可能に取り付けられている。第1の要素144は、好ましくは、長手方向に延びる開口部148を備え、この開口部は、カムバレル122(図17)を受け入れ、トリガ部材142をカム部材30にスナップ装着し、それによりトリガ部材142をカム部材30に取り付けることができるよう形作られている。具体的に説明すると、開口部148は、トリガ部材142をカムバレル122に半径方向にスナップ装着できるよう形作られている。したがって、スロット150が、第1の要素144に設けられている。スロット150は、バレル122がスロットを通過することができるほど幅が広くあるべきである。この結果、第1の部材144は、カム部材30のバレル122にぴったりと嵌着するよう実質的にU字形であるのがよい。図示していないが、バレル122が円筒形以外の形状(例えば、断面が正方形、矩形等)である場合、トリガ部材142は、これと対応した形態を有することになる。
第1の要素144をハウジングに解除自在に取り付けると共に軸方向に固定するためにカム部材30及び第1の要素144にはそれぞれ互いに嵌合する取付け要素が設けられている。好ましくは、嵌合取付け要素は、トリガ部材142に設けられたスナップ部材152と、カム部材30に設けられた溝153とから成る。スナップ部材152と溝153の配設場所を取り替えてもよい。スナップ部材152は、トリガ部材142をカム部材30に容易にスナップ嵌めできるよう面取り縁部154を有するのがよい。変形例として、嵌合取付け要素は、本発明の範囲内で他の相補する形状、例えば、隆起部、ディンプル、弧状部、球形区分等を有してもよい。
また、第1の要素144をカム部材30に対して回転可能に固定する嵌合位置合わせ要素が設けられている。位置合わせ要素は、カム部材30に対するトリガ部材30の実質的な回転を妨害的に阻止する任意の様々な非円周方向表面を有するのがよい。位置合わせ要素は、例えば、トリガ部材142をカム部材30に取り付けたときに互いに接触する図17及び図24に示すような平らな表面156,158から成るのがよい。図示のように、位置合わせ要素158は、カム部材30に設けられ、位置合わせ要素156は、トリガ部材30の第1の要素144に設けられている。変形例として、位置合わせ要素は、スナップ部材152の端部のところに設けられた平らな表面160と、溝153の底部のところに設けられた対応関係にある平らな表面とから成っていてもよい。また、位置合わせ要素は、平らな形状以外の本発明の範囲に属する形状、例えば、長円形、楕円形、不規則な形状等を有していてもよい。位置合わせ要素を位置合わせすると、第2の部材146も又、ラッチ止めアーム50と位置合わせされる(もしトリガ部材142が逆さに取り付けられていなければ)。所望ならば、取付け要素及び位置合わせ要素は、カム部材30に対するトリガ部材142の不用意な位置合わせ不良状態の取付けは、例えば、取付け要素又は位置合わせ要素を非対称又は何らかの仕方で不規則で作ることにより困難であり又は不可能であるように構成できる。
トリガ部材142の第2の要素146は、第1の要素144に取り付けられた近位端部162及び第1の要素から延びる遠位端部164を有している。第2の要素146は、少なくとも2つの機能を実行する。第1に、第2の要素146は、ラッチ止めアーム50と同様回動可能であり、この第2の要素は、ラッチ止めアームに係合してラッチを下方に回動させる。この係合により、ラッチ止めアーム50の遠位端部166(図3)は、下方に動いてハウジング16をレセプタクルから選択可能に解除する。第2の要素146は、ラッチ止めアーム50の先端部172(図3)に接触し、第2の要素146を押し下げたときにラッチ止めアーム50を下方に回動させるのを助ける異形表面170を有している。この結果、第2の要素146は、トリガ要素となり、このトリガ要素は、これを押し下げたときにラッチ止めアーム50を解除する。実行される第2の機能は、ケーブル12を後方へ引っ張った場合、第2の要素146は、ラッチ止めアーム50が引き回し経路に沿って他のケーブル、コーナー部又は他の取付け具に引っ掛かる恐れを減少させるということにある。というのは、第2の要素は、ラッチ止めアーム50の先端部172に向かって鋭角をなして延びると共にこれを越えて延びているからである。好ましくは、第1及び第2の要素144,146は、適当なプラスチック材料で構成され、かかるプラスチック材料から一体品の状態で成形される。
フェルールホルダ20を組み立ててハウジング16の状態にすると共にカム部材30をフェルールホルダ20に十分に取り付けると、トリガ部材142は、好ましくは、カム部材30に取り付けられてスナップ部材152がカム部材30に設けられている対応の凹部又は溝153と嵌合できるようになっている。スナップ部材152と溝153の嵌合により、トリガ部材142は、カム部材30を中心として回転するのが阻止されると共に第2のトリガ部材144は、カム部材30を第2の作動位置に回転させてもラッチ止めアーム50と位置合わせ状態に保たれる。
本発明の光ファイバコネクタの現場組立てに当たり、第2の光ファイバ、例えば現場ファイバ14を現場ファイバ14が光ファイバスタブ68に当てられるまで引き込みチューブ84の後方開口部内に挿入する。好ましくは、コネクタ10内に挿入された現場ファイバ14の端部は、このファイバを通る伝送を容易にするために良好な端面を備えた状態で、好ましくは、約1°以下の劈開角度を有する状態で劈開されている。光、例えば可視レーザ光又はLEDからの光を光ファイバスタブ68の第1の端部に導入し、次に、カム部材30をスプライス部材26,28を互いに押圧する方向に回し、それにより光ファイバスタブ68及び現場ファイバ14の当接端部をこれらを通る伝送を容易にする位置に固定する。例えば、ツール(図示せず)を用いてツールと係合するようになったカム部材30の一部に係合させ、次に、カム部材30を回転させてスプライス部材26,28を互いに押圧する。次に、上述したように光ファイバスタブ68と現場ファイバ14との間のスプライスの品質の指示を得るためにビューポート78を観察するのがよい。カム部材30を回転させ、ビューポート78から光が無いことにより良好なスプライスであることが指示されている場合、トリガ部材142を上述したようにカム部材30にスナップ装着するのがよい。
上述したように、本発明の光ファイバコネクタ10を容易に製作することができる。特に、フェルールを形成し、光ファイバスタブ68を工場設備内でフェルール内に設けて、光ファイバスタブ68の第1の端部をフェルール18の第1の端部内に配置した状態で研磨するのがよい。しかる後、第2の光ファイバ、例えば現場ファイバ14の端部を、引き込みチューブ84に通してスプライス部材26,28相互間のキャビティ70内に挿入するのがよく、次に、カム部材30を回転させてスプライス部材26,28を作動させるのがよい。スプライス部材26,28は、作動時に、光ファイバスタブ68の第2の端部69及び現場ファイバ14を固定してこれらを通る伝送を容易にする。光ファイバスタブ68及び現場ファイバ14をスプライス部材26,28によっていったん固定すると、コネクタ10の種々の残りのコンポーネント、例えば圧着バンド134及びブーツ138を光ファイバコネクタ10に組み付けるのがよい。
本発明の光ファイバコネクタの別の好ましい実施形態が、図25に示されている。図25に示すように、光ファイバコネクタ200は、先の実施形態の場合と同一のコンポーネントのうち多くのものを有し、かかるコンポーネントとしては、フェルール18、フェルールホルダ20、ばね要素24、ばね要素リテーナ22、スプライス部品又はコンポーネント26,28、光ファイバスタブ68、圧着チューブ132及び圧着バンド134が挙げられる。ばね要素リテーナ22は、フェルールホルダ20の前方端部の周りに設けられ、ばね用要素24は、ばね要素受座40とばね要素リテーナ22との間に配置され、それによりフェルールホルダ20を所定のばね力で前方に押圧する。好ましくは、所定のばね力は、約1ポンド(約0.454kg)以上であり、より好ましくは約1ポンド〜約1.5ポンド(0.680kg)、最も好ましくは約1.1ポンド(0.499kg)〜約1.4ポンド(0.635kg)である。フェルール18、フェルールホルダ20、ばね要素24、ばね要素リテーナ22、スプライス部品又はコンポーネント26,28、光ファイバスタブ68、圧着チューブ132及び圧着バンド134の作用は、先の実施形態の場合と同一なので、これ以上説明しない。
上述の部品に加えて、光ファイバコネクタ200は、コネクタハウジング202、カム部材204、トリガ部材206、及び歪取りブーツ208を更に有している。図26〜図29に示すように、ハウジング202は、第1の端部210、第2の端部212、及びこれら相互間に長手方向に延びる通路214を有している。片持ち式ラッチ止めアーム216が、ハウジング202に近位端部218のところで取り付けられている。ラッチ止めアーム216は、トリガ部材206に係合する先端部222を備えた遠位端部220を更に有している。加えて、ハウジング202は、以下に説明するようにトリガ部材206と嵌合するラッチ開口部224を更に有している。スナップ隆起部226(図29)が、ラッチ開口部224に隣接してその後方に設けられている。先の実施形態の場合と同様、ラッチ止めアーム216は、コネクタ200を光ファイバコネクタアダプタ、光デバイス、又は光ファイバ機器の他の部品に取り付けるためのラッチ止め出張り228(図27及び図28)を有している。後方の第2の端部212のところに設けられたスロット229(図28及び図29)は、上述したように光ファイバスタ68と現場ファイバ14との間のスプライスの品質の指示を得るためにフェルールホルダ20のビューポート78を観察することができるように寸法決めされると共に位置決めされている。
本発明のこの実施形態によれば、図25に広義に示されているように、トリガ部材206は、ハウジング202に取り外し可能に取り付けられている。トリガ部材206は、図30に詳細に示されているように、第1の要素230及び第2の要素232を有している。トリガ部材206は、第1の要素230を介してハウジング202に取り外し可能に取り付けられている。第1の要素230をハウジングに解除自在に取り付けると共に軸方向に固定するためにハウジング202及び第1の要素230にはそれぞれ互いに嵌合する取付け要素が設けられている。好ましくは、互いに嵌合する取付け要素は、トリガ部材206に設けられたスナップ部材234(図33及び図34で最もよく分かる)と、ハウジング202に設けられたラッチ開口部224とから成っている。スナップ部材234とラッチ開口部224の配設場所を取り替えることができる。さらに、ラッチ開口部224は、ハウジング202の側壁を貫通した開口部として示されているが、この壁を貫通する必要はなく、その代わりに、ハウジング202の側壁を完全には貫通していない凹部であってもよい。スナップ部材234は、図示のように、トリガ部材206をスナップ隆起部226に容易にスナップ装着でき、しかる後、ラッチ開口部224と嵌合できるよう面取り縁部236を有するのがよい。
第1の要素230は、少なくとも1つの付勢部材238を更に有している。コネクタ200を組み立ててトリガ部材206をコネクタに取り付けると、少なくとも1つの付勢部材238は、ハウジング202の方向へ前方に延びる。付勢部材238は、第1の要素230に取り付けられた近位端部240及び第1の要素230から前方に延びる遠位端部242を有している。
組立て状態のコネクタと光ファイバアダプタ、光デバイス又は光ファイバ機器の他の部品、例えばトランシーバとの結合中、遠位端部242は、ハウジング202の接触部分244に当接するのがよい。接触部分244の少なくとも一部は、付勢部材の遠位端部242のなす角度とそれぞれ実質的に相補する角度をなしている。実質的に相補すると言う表現は、ハウジングの接触部部分244の角度θが180°から遠位端部242の角度φを引いた角度に実質的に等しいことを意味する。好ましくは、遠位端部242の少なくとも一部の角度φは、90°未満であり、接触部分244の角度θは、90°よりも大きい。例えば、角度θは、約100°であるのがよく、角度φは、約80°である。しかしながら、この実施形態についてこの選択は限定的ではない。というのは、遠位端部242の少なくとも一部の角度φが、90°よりも大きく、接触部分244の角度θが、90°よりも小さいということも又許容できるからである。望ましさは幾分低いが、角度θは、角度φに等しいものであってもよく、即ち、角度θと角度φの両方が、90°に等しい。
図32は、接触部分244及び付勢部材238の付勢部分の遠位端部242の拡大図である。図32を参照すると、破線246は、接触部分244の少なくとも一部に平行な平面の端縁を表している。破線248は、遠位端部242の少なくとも一部に平行な平面の端縁を表している。破線250は、平面246,248の両方を横切る平面の端縁を表している。角度θは、平面246が平面246,250相互間の交点の全てのところにおいて平面250となす角度である。角度φは、平面248が平面248,250相互間の交点の全てに沿って平面250となす角度である。このように、好ましくは、平面246は、実質的に平面248に平行であり、平面250は、長手方向軸線251(図25)に少なくとも実質的に平行である。接触部分244と遠位端部242との間の傾斜した又は角度のある構造は、トリガ部材206を前方に付勢したときに付勢部材238が接触部分244と係合状態のままであるのを助ける。
トリガ部材206の第2の要素232は、第1の要素230に取り付けられた近位端部252及び第1の要素230から延びる遠位端部254を有している。第2の要素232は、少なくとも2つの機能を実行する。第1に、第2の要素232は、ラッチ止めアーム216と同様可動であり、この第2の要素は、ラッチ止めアームに係合してラッチを下方に回動させる。この係合により、ラッチ止めアーム216の遠位端部220(図26)は、下方に動いてハウジング202をレセプタクルから選択可能に解除する。第2の要素232は、ラッチ止めアーム216の先端部222(図26)に接触し、第2の要素232を押し下げたときにラッチ止めアーム216を下方に回動させるのを助ける異形表面256を有している。この結果、第2の要素232は、トリガ要素206の第2の要素232を押し下げたときにラッチ止めアーム216を解除するトリガとして役立つ。実行される第2の機能は、ケーブル12(コネクタ200を取り付けることができる)を後方へ引っ張った場合、第2の要素232は、ラッチ止めアーム216が引き回し経路に沿って他のケーブル、コーナー部又は他の取付け具に引っ掛かる恐れを減少させるということにある。というのは、第2の要素232は、ラッチ止めアーム216の先端部222に向かって鋭角をなして延びると共にこれを越えて延びているからである。好ましくは、第1及び第2の要素230,232並びに付勢部材238及びスナップ部材234は、適当なプラスチック材料で構成され、かかるプラスチック材料から単一のコンポーネント部品の状態で成形される。
図35に正面側斜視図で示されたカム部材204は、形態及び機能に関して先の実施形態のカム部材30と実質的に同一であり、かかるほぼ同じ特徴についてはこれ以上説明しない。しかしながら、これらカム部材が光ファイバコネクタ200に関係する限りにおいては幾つかの外見上の相違について説明する。カム部材204は、その外面に設けられたキー止め部分258を有しており、このキー止め部分は、スナップ要素逃げ部260及び付勢部分逃げ部262から成っている。キー止め部分258は、2つの目的にかなっている。第1に、キー止め部分258は、カム部材204をフェルールホルダ20に対して回転させる適当なツール(図示せず)に係合するような全体的形状になっている。例えば、キー止め部分258は、例えば図37に示す破線の矩形のボックス264により指示された多角形の形状を有するのがよく、それにより、適当なレンチと協働するようになっているのがよい。推奨されないが、キー止め部分258を設置者が掴んでこれを手でフェルールホルダ20に対して回転させるようにしてもよい。第2に、スナップ要素逃げ部260及び付勢部分逃げ部262は、トリガ部材206をたった1つの向きでのみカム部材204に取り付けることができ、この結果、トリガ部材206をカム部材204に対して位置合わせするよう機能する。例えば、図示のコネクタ200の場合、キー止め部分258は、3つの逃げ部、即ち、単一の付勢部分逃げ部262及び1対の互いに反対側のスナップ部材逃げ部260を備えた4つの側部を有する。トリガ部材206を正確な位置合わせ(スナップ部材及び付勢部材の各々がこれらのそれぞれの逃げ部と摺動自在に係合する)状態の以外の状態で取り付けようとする試みは、不正確であることが容易に分かることになる。というのは、トリガスナップ部材又は付勢部材のうちの一方がカム部材204に対応の逃げ部が無いことに直面するからである。上述したように、カム部材204を透明又は半透明な材料で作ってスプライスの品質の指示を観察できるようにすることが好ましい。例えば、カム部材204は、透明又は半透明なプラスチックから一体品の状態で形成されるのがよい。
コネクタ200の組立てを以下のようにして達成するのがよい。フェルール18、フェルールホルダ20、スプライス部材又はコンポーネント26,28、ばね要素24、ばね要素リテーナ22、及び圧着チューブ132をハウジング202内でいったん組み立てると、カム部材204を後方の第2の端部212からハウジング202内に挿入し、そしてフェルールホルダ20の少なくとも一部に嵌める。次に、現場ファイバ14(図1)をスプライス部材26,28相互間の中間位置まで挿入し、そして光ファイバスタブ68に当接させ、次にカム部材204をフェルールホルダ20に対して回転させるのがよく、この結果、スプライス部材26,28を作動させて現場ファイバ14及び光ファイバスタブ68をこれらの間に固定する。現場ファイバ14と光ファイバスタブ68とのスプライスの品質をハウジング202のスロット229を介してフェルールホルダ20のビューポート78から視認することができる。
抗張力部材が現場ファイバ14と関連している場合、抗張力部材をフェルールホルダ20の後方端部に被せ、圧着バンド134を抗張力部材の上に嵌めて圧着することにより抗張力部材をフェルールホルダの後方端部にクランプするのがよく、この結果、抗張力部材は、圧着バンド134とフェルールホルダ20との間に捕捉される。
次に、あらかじめ現場ファイバ14の周りに取り付けられているトリガ部材206を圧着バンド134及びカム部材204上でこれに沿って摺動させてスナップ要素234がそれぞれのスナップ部材逃げ部260と摺動自在に嵌合し、ハウジングスナップ隆起部226にスナップ嵌着すると共にハウジングラッチ開口部224と嵌合する。ラッチ開口部224は、好ましくは、トリガ部材206とハウジング202との間に長手方向軸線251(図25及び図38)に沿う幾分かの長手方向運動があるように寸法決めされている。したがって、ラッチ開口部224は、好ましくは、開口部と嵌合しているスナップ要素234の部分よりも十分に大きく、したがって、トリガ部材206がハウジング202にルーズに結合されるようになっている。「ルーズに結合され」という表現は、トリガ部材206により相当大きな力をハウジング202に及ぼすことができる前にトリガ部材206をハウジング202に対して軸線251に沿って長手方向に短い距離動くことができるということを意味している。これは、図38の縦断面図で一層明確に分かり、この場合、各ハウジング突出部272とそれぞれのスナップ部材234との間には僅かな隙間のあることが分かる。図38は、トリガ206を非付勢位置で、即ち、フェルールホルダ20に対して前方に動かされていない状態で示している。トリガ部材206をハウジング202にいったん結合すると、これまたあらかじめ現場ファイバ14に取り付けられている歪取りブーツ208を現場ファイバ14上でこれに沿って前方へ摺動させ、その一部をトリガキャビティ268(図30及び図33)に挿入し、圧着バンド134に嵌める。
コネクタ200を光デバイス又は光ファイバ機器の他の部品、例えばトランシーバにラッチ止めする際、設置者は、前向きの力をトリガ部材206に加え、すると、トリガ部材206は、フェルールホルダ20及びカム部材204に対して前方に摺動し、ついには、付勢部材の遠位端部242がハウジング接触部分244に当接するようになる。付勢部材238は、トリガ部材206がカム部材204に対して前方に摺動しているときに逃げ部262内で摺動する。同時に、スナップ部材134は、逃げ部260内で前方に摺動し、スナップ部材の接触面270は、ハウジング突出部272(図33及び図38)の後方表面に当接する。この結果、トリガ部材206は、好ましくは、ハウジング202上の付勢部材238の接触箇所のところ及びハウジング202上のスナップ部材134の接触箇所のところでハウジング202に接触し、付勢部材238とスナップ部材134の両方が前向きの力をハウジング202に及ぼすようになっている。その結果、ハウジング202は、フェルールホルダ20(及びフェルールホルダ20に剛結されているコネクタ200のコンポーネント)に対して前方に摺動し、ラッチ止めアーム216及びラッチ止め出張り228を介して受け入れレセプタクルと嵌合する。
当業者であれば、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく本発明に種々の改造及び変形を施すことができることは明らかであろう。この結果、本発明の改造例及び変形例が特許請求の範囲に記載された本発明の範囲及びその均等範囲に属することを条件として本発明のかかる改造例及び変形例を包含するものである。
本発明の実施形態としての光ファイバコネクタの分解組立て図である。 位置合わせキーを示す図1のコネクタハウジングの後方端部の端面図である。 図1のコネクタハウジングに関する図2の3−3線矢視縦断面図である。 ラッチ止めアーム及びラッチ止め出張りを示す図1のコネクタハウジングの斜視図である。 図1のフェルールホルダの後方端部の端面図である。 図1のフェルールホルダに関する図5の6−6線矢視縦断面図である。 図1のフェルール及び光ファイバスタブの縦断面図である。 光ファイバスタブと現場ファイバとの間のスプライスの品質の視覚表示を提供するビューポートを示すと共にカム部材を案内するL字形溝を示す図1のフェルールホルダの斜視図である。 図1の引き込みチューブの端面図である。 図1の引き込みチューブの斜視図である。 図1の引き込みチューブに関する図9の11−11線矢視縦断面図である。 図1の引き込みチューブに関する図9の12−12線矢視縦断面図である。 光ファイバスタブと現場ファイバを位置合わする溝を示す図1の第1及び第2のスプライス部材の斜視図である。 完全組立て形態で示された図1の光ファイバコネクタの縦断面図である。 長軸及び短軸を示す図1のカム部材の端面図である。 図1のカム部材に関する図15の16−16線矢視縦断面図である。 図1のカム部材の斜視図である。 カム部材の内方に延びる突出部を保持する隆起部を示す図8のフェルールホルダのL字形溝の詳細図である。 スプライス部材がフェルールホルダ内に位置決めされ、カム部材がフェルールホルダ上に位置決めされ、第2のスプライス部材のキール部分が、カム部材の長軸に沿って位置合わせされている状態を示す端面図である。 スプライス部材がフェルールホルダ内に位置決めされ、カム部材がフェルールホルダ上に位置決めされ、第2のスプライス部材のキール部分が、カム部材の短軸に沿って位置合わせされている状態を示す端面図である。 ねじ山によるばね部材リテーナの例示の取付け状態を示すフェルールホルダの第1の端部の部分縦断面図である。 隆起条と溝によるばね要素リテーナの例示の取付け状態を示すフェルールホルダの第1の端部の部分縦断面図である。 変形形態の隆起条と溝によるばね要素リテーナの例示の取付け状態を示すフェルールホルダの第1の端部の部分縦断面図である。 図1のトリガ部材の斜視図である。 本発明の光ファイバコネクタの別の実施形態の縦断面図である。 図25の光ファイバコネクタのコネクタハウジングの縦断面図である。 図26のコネクタハウジングの正面図である。 図26のコネクタハウジングの正面側斜視図である。 図26のコネクタハウジングの別の縦断面図である。 図25の光ファイバコネクタのトリガ部材の縦断面図である。 図30のトリガ部材の正面図である。 図25の光ファイバコネクタのコネクタハウジングとトリガ部材との間の傾斜した合致又は結合面の拡大図である。 図25の光ファイバコネクタのトリガ部材の別の縦断面図である。 図30のトリガ部材の正面側斜視図である。 図25の光ファイバコネクタのカム部材の斜視図である。 図25の光ファイバコネクタの正面図である。 図35のカム部材の正面図である。 図25の光ファイバコネクタの別の縦断面図である。

Claims (22)

  1. 光ファイバコネクタであって、
    長手方向に延びるキャビティを画定する内面を備え、前記キャビティと連通状態にある前方開口部と、前記キャビティと連通状態にある後方開口部とを更に備えたハウジングと、
    前記ハウジングの前記前方開口部を通って前記キャビティに挿入されたばね要素と、
    前記ハウジングの後方開口部を通って前記キャビティに挿入されたフェルールホルダと、
    前記ハウジングに作動的に結合されたトリガ部材とを備え、
    前記トリガ部材は、前記ハウジングを前記フェルールホルダに対して前方へ付勢する少なくとも1つの付勢部材を有する、
    ことを特徴とする光ファイバコネクタ。
  2. 前記トリガ部材は、前記フェルールホルダに対して長手方向に摺動する、
    請求項1に記載の光ファイバコネクタ。
  3. 前記トリガ部材は、
    第1の要素と、
    前記第1の要素から延び、前記ハウジングに係合する少なくとも1つのスナップ部材とを有する、
    請求項1に記載の光ファイバコネクタ。
  4. 前記トリガ部材は、歪取りブーツを受け入れるキャビティを有する、
    請求項1に記載の光ファイバコネクタ。
  5. 前記ハウジングは、前記トリガ部材の前記少なくとも1つのスナップ部材と嵌合する少なくとも1つのラッチ開口部を有する、
    請求項3に記載の光ファイバコネクタ。
  6. 前記フェルールホルダの前方端部周りに設けられたばね要素リテーナを更に有し、前記ばね要素は、ばね要素受座と前記ばね要素リテーナとの間に設けられ、前記フェルールホルダを所定のばね力で前方へ押圧する、
    請求項1に記載の光ファイバコネクタ。
  7. 前記所定のばね力は、約1ポンド(約0.454kg)以上である、
    請求項6に記載の光ファイバコネクタ。
  8. 前記フェルールホルダは、光ファイバスタブと現場ファイバの間のスプライスの品質の視覚表示を提供するビューポートを更に有する、
    請求項1に記載の光ファイバコネクタ。
  9. 前記ハウジングは、前記ビューポートを視認するためのスロットを有する、
    請求項8に記載の光ファイバコネクタ。
  10. 前記フェルールホルダの周りに設けられたカム部材を更に有する、
    請求項1に記載の光ファイバコネクタ。
  11. 前記カム部材は、前記フェルールホルダに固定され、前記トリガ部材は、前記カム部材に対して摺動する、請求項10に記載の光ファイバコネクタ。
  12. 前記カム部材は、前記少なくとも1つの付勢部材を摺動自在に受け入れる逃げ部を有する、
    請求項10に記載の光ファイバコネクタ。
  13. カム部材を更に有し、前記カム部材は、前記少なくとも1つのスナップ部材を摺動自在に受け入れる少なくとも1つの逃げ部を有する、
    請求項3に記載の光ファイバコネクタ。
  14. 前記少なくとも1つの付勢部材は、前記ハウジングの接触部分に当接し、前記付勢部材の少なくとも一部と前記接触部分の少なくとも一部は、前記ハウジングの長手方向軸線に対して余角をなす、
    請求項1に記載の光ファイバコネクタ。
  15. 前記余角は、各々90°である、
    請求項14に記載の光ファイバコネクタ。
  16. 前記カム部材は、その外面に設けられていて、前記トリガ部材を前記カム部材に対して位置合わせするキー止め部分を有する、
    請求項10に記載の光ファイバコネクタ。
  17. 光ファイバコネクタであって、
    接触部分を備えたハウジングと、
    前記ハウジング内に設けられたフェルールホルダと、
    前記ハウジングに作動的に結合されたトリガ部材とを有し、前記トリガ部材は、前記ハウジングを前記フェルールホルダに対して前方へ付勢する少なくとも1つの付勢部材を有し、
    前記少なくとも1つの付勢部材は、前記ハウジングの前記接触部分に当接する、
    光ファイバコネクタ。
  18. 前記トリガ部材は、前記ハウジングに設けられたラッチ開口部にそれぞれ嵌合する少なくとも1つのスナップ部材を有する、
    請求項17に記載の光ファイバコネクタ。
  19. 前記フェルールホルダの周りに設けられたカム部材を更に有し、前記カム部材は、前記付勢部材を摺動自在に受け入れる逃げ部を有する、
    請求項18に記載の光ファイバコネクタ。
  20. 前記カム部材は、前記少なくとも1つのスナップ部材を摺動自在に受け入れる少なくとも1つの逃げ部を有する、
    請求項19に記載の光ファイバコネクタ。
  21. 前記トリガ部材は、前記フェルールホルダの周りに設けられ、前記フェルールホルダに対して長手方向に摺動する、
    請求項17に記載の光ファイバコネクタ。
  22. 前記付勢部材の少なくとも一部と前記接触部分の少なくとも一部は、前記コネクタの長手方向軸線に対して実質的に余角をなす、
    請求項17に記載の光ファイバコネクタ。
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