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JP2008511708A - 色素の可溶化方法、色素組成物およびその使用方法 - Google Patents

色素の可溶化方法、色素組成物およびその使用方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、油溶性色素を含有する固形調製物の抽出によって、該油溶性色素を油または脂肪中に効率的に可溶化するための改良された方法に関し、該抽出は、水、食用油または食用脂肪および非イオン界面活性剤の存在下に行われる。本発明は、該抽出によって調製された組成物、および飼料ペレットを製造するためにこの組成物を動物飼料に使用する方法にも関する。水と非イオン界面活性剤との組み合わせは、抽出され可溶化される色素の量を増加する。詳細には、本発明の方法は、a)色素を含有する固形調製物を水、食用油または食用脂肪を含有する抽出媒体、および少なくとも6の炭素原子を有するヒドロカルビル基、アシル基、置換ヒドロカルビル基または置換アシル基を有する非イオン界面活性剤と混合すること、並びに、b)任意的に、該得られた混合物を遠心分離し、油相を分離することの段階を含む、油溶性色素を含有する固形調製物の抽出によって、該油溶性色素を油または脂肪中へと可溶化する方法に関する。当初に得られた混合物または分離された油相は、次に多孔性飼料ペレット前駆体に添加されて、飼料ペレットが製造されることができる。動物による摂取に利用できる、より多い量の油溶性色素を、これらのペレットは有するだろう。
【選択図】なし

Description

本発明は、油溶性色素を含有する固形調製物の抽出によって、該油溶性色素を油または脂肪中に効率的に可溶化するための改良された方法に関し、該抽出は、水、食用油または食用脂肪および非イオン界面活性剤の存在下に行われる。本発明は、該抽出によって調製された組成物、および飼料ペレットを製造するためにこの組成物を動物飼料に使用する方法にも関する。水と非イオン界面活性剤との組み合わせは、抽出され可溶化される色素の量を増加する。
動物飼料組成物では、該飼料を摂取する動物の肉や皮に魅力的な色を与えるために、色素がしばしば添加される。使用される色素は、天然品、合成品、または発酵品であることができ、通例、油溶性である。油溶性色素の一つの部類の例は、カロテノイド、たとえばアスタキサンチン、カンタキサンチンおよびβ−カロチンである。これらは、水に不溶性であり、かつ、有機溶媒、脂肪および油中への低い溶解度を有する。アスタキサンチンおよびカンタキサンチンは、一般に魚飼料に使用されて、サケ科魚の肉色を改良するだけでなく、健康上の効用も生み出す。動物飼料への色素の他の用途は、いくつかの海洋暖水魚または熱帯淡水魚、たとえばマダイの皮の着色用、並びにエビの殻および肉にピンク色を与えることである。これらの水産養殖用途に加えて、卵黄およびブロイラーの皮の着色は、その他の飼料用途分野である。
慣用の飼料ペレットは通常、固形原料物質から形成され、該固形原料物質は、魚肉のようなタンパク質に基づいたもの、またはデンプンのような炭水化物に基づいたものであることができ、かつ、その場合に該原料物質は、油脂の成分を混ぜられる。動物由来か、植物由来のどちらかであることができる該油脂は、原料物質から形成された飼料ペレット前駆体の孔中へと充填される。該油脂は、飼料のエネルギー含有量を増加する。飼料の他の成分は、たとえばビタミン、ミネラル、酵素および上述の色素である。これらの後者の成分並びに油脂は、好ましくはペレット化段階の後に添加される。というのは、油成分はペレット化工程を妨げ、色素の多くは、加熱されるとその活性を失うからである。影響を受けやすい色素の多く、たとえばCarophyll(商標)ピンクは、コーティングされた形態で入手でき、これは顆粒(beadlet)の形態で販売されている。酸化防止剤中に乳化され、ゼラチンと炭水化物とのマトリクス中に存在しているアスタキサンチンのコアから、この製品の顆粒は成り立っており、該コアはトウモロコシデンプンでコーティングされている。アスタキサンチンの量は、顆粒の少なくとも8%である。Carophyll(商標)ピンク 10% CWSと呼ばれる、同じような種類の他のアスタキサンチン製品もあり、マトリクスがリグニンスルホネートであることにおいてのみ、初めに述べられた製品と異なる。これらの顆粒がそのまま、予め形成されたペレットに添加されるならば、そのほとんどはペレットの表面のみに堆積される。飼料が水と接触したときに顆粒は洗い落とされるだろうから、特に水産養殖飼料にとって、これは不利である。また、色素が顆粒中に依然含まれたままだと、その生体利用効率は比較的小さいだろう。
欧州特許第839004号に、生物活性成分、たとえば色素を飼料ペレット中に充填する方法が開示されている。該生物活性成分の周りのゼラチンと炭水化物との保護シェルを酵素的に、または加水分解によって除去し、コーティングの剥がされた生物活性成分を脂肪または油と混合し、そして得られた混合物を多孔性飼料ペレット前駆体に充填して、飼料ペレットを製造する段階を、該方法は含む。
特開平7−16075号に、水溶性色素を脂肪中に可溶化させる方法が記載されている。まず、ポリオールが水に溶解され、水溶性色素と混合され、そして次に乳化剤を含有する油相が添加されて、油中水溶性色素の乳化物が得られる。
特開平7−23736号に、カロテノイド色素を水中に可溶化させる方法が記載され、該方法ではpHがアルカリ性にされ、シクロデキストリンが該水と該色素とに混合され、そして最後にpHが中性に戻される。
欧州特許出願公開第682874号は、生物活性飼料ペレットを開示し、該生物活性成分は、たとえば色素であることができる。脂肪成分中または食用油の混合物中の一次コーティングの分散物および/または乳化物および/または溶液の形態で、生物活性成分はペレットに施与され、当該脂肪成分または食用油は、35℃より高い融点を有するトリグリセリドおよび/またはその脂肪酸を含んでいる。油性製品の二次コーティング層が、次に施与される。添加されるべき生物活性化合物が、懸濁助剤と混和性でない場合には、混合特性を改良するために、分散剤または乳化剤が添加されることができる。挙げられるこのような乳化剤の例は、蒸留されたモノグリセリド、脂肪酸の多不飽和ポリグリセロールエステルおよびソルビタン脂肪酸エステルであり、飽和モノグリセリドが好まれる。
上で引用された参照文献から、固形調製物からの、たとえば上述の顆粒からの油溶性色素の抽出は、さらに改良の余地があることが明らかである。
欧州特許第839004号公報 特開平7−16075号公報 特開平7−23736号公報 欧州特許出願公開第682874号公報
水および非イオン界面活性剤の存在下に、疎水性抽出媒体、たとえば油または脂肪を用いて油溶性色素を含有する固形調製物の抽出を実施すると、該色素の抽出および可溶化が本質的に改良されることが、今驚いたことに発見された。
詳細には、本発明の方法は、
a)色素を含有する固形調製物を水、食用油または食用脂肪を含有する抽出媒体、および少なくとも6の炭素原子を有するヒドロカルビル基、アシル基、置換ヒドロカルビル基または置換アシル基を有する非イオン界面活性剤と混合すること、並びに
b)任意的に、該得られた混合物を遠心分離し、油相を分離すること
の段階を含む、油溶性色素を含有する固形調製物の抽出によって、該油溶性色素を油または脂肪中へと可溶化する方法に関する。
固形調製物からの色素のより効果的な抽出および油または脂肪中への色素のより効果的な可溶化を、この方法はもたらすだろう。当初に得られた混合物または分離された油相は、次に多孔性飼料ペレット前駆体に添加されて、飼料ペレットが製造されることができる。動物による摂取に利用できる、より多い量の油溶性色素を、これらのペレットは有するだろう。
固形色素調製物がコーティングされた色素、たとえば上記の顆粒である場合の本発明の方法の1の実施態様は、以下の段階を含む。すなわち、
a)コーティングされた色素が4〜100℃の温度において水中で撹拌され、得られた混合物に、非イオン界面活性剤を含んでいる食用油または食用脂肪が、該油または脂肪の融点〜100℃の温度で撹拌下に添加されること、または
コーティングされた色素および非イオン界面活性剤が4〜100℃の温度において水中で撹拌され、該色素−界面活性剤混合物に、食用油または食用脂肪が、該油または脂肪の融点〜100℃の温度で撹拌下に添加されること、
b)任意的に、得られた混合物が遠心分離され、油相が分離されること、および
c)段階a)で得られた混合物または段階b)で得られた分離された油相が、多孔性飼料ペレット前駆体に添加されて、飼料ペレットが製造されること。
本発明の方法を使用するいくつかの利点がある。色素を抽出し可溶化するのに、従来技術の方法よりも該方法は効果的であり、その結果、より大きい割合の色素が固形調製物から抽出され、油相中に存在することになる。色素の周りのゼラチンと炭水化物との保護シェルを水の存在下に酵素的に破壊して、色素を固形調製物(顆粒)から解放する欧州特許第839004号の方法が、水と非イオン界面活性剤との添加が色素をもっと効果的に解放する本発明の方法と比較される実施例において、これは証明される。色素の抽出および可溶化がより効果的であるので、本発明の方法は、油中により高い濃度の色素をもたらすだろう。すると次に、この油または脂肪を充填されるペレット中に保持される、より大きい割合の色素を、これはもたらすだろう。さらに、該油相は、処理されていない顆粒ほど容易には洗い落とされない。また、色素が油中により大きい程度まで可溶化されると、より良好な生体利用効率が生じるだろう(Bjerkeng,B.ら、「ニジマス(Oncorhynchus mykiss)内での総E−アスタキサンチンおよびアスタキサンチンのZ−異性体の生体利用効率」、Aquaculture誌、第157巻、63〜82ページを参照せよ)。
該分散物または油相は、食用油または食用脂肪、1以上の油溶性色素および1以上の非イオン界面活性剤を含んでおり、動物飼料として使用されるべきペレットに充填することに使用するのに適したこのような組成物にも、本発明は関する。好適な組成物は、1以上の界面活性剤0.25〜15重量%、好ましくは2〜10重量%、最も好ましくは4〜10重量%を含んでいる食用油または食用脂肪(ここで、該界面活性剤は、エステル、エステルのアルコキシレート若しくはアルコールのアルコキシレートであり、好ましくは、エチレンオキシド2〜40モル、好ましくは2〜25モル、最も好ましくは4〜20モルを有するヒマシ油エトキシレート、またはモノおよび/若しくはジグリセリドのジアセチル酒石酸エステルである。);1以上の油溶性色素0.0005〜1重量%、好ましくは0.0005〜0.3重量%、より好ましくは0.0005〜0.2重量%、最も好ましくは0.0005〜0.1重量%;並びに他の成分、たとえば水0〜20重量%であるだろう。該他の成分は、ビタミン、酵素、酸化防止剤、顆粒のゼラチンおよび炭水化物からの残渣、ミネラル、予防薬、薬理的活性化合物、芳香剤、保存剤および他の一般的な飼料添加剤であることができる。組成物中に存在する水は、界面活性剤によって油中に溶解されまたは乳化され、通常、0.1〜15重量%の範囲にあるだろう。
食用油または食用脂肪は、魚油、たとえばメンハーデン油、ニシン油、イワシ油、イカナゴ油若しくはカラフトシシャモ油、水素化魚油、ヒマシ油、ナタネ油、水素化ナタネ油、トウモロコシ油、ダイズ油、水素化ダイズ油、ヒマワリ油、水素化ヒマワリ油、オリーブ油、水素化オリーブ油、ヤシ油、水素化ヤシ油、ココナツ油、水素化ココナツ油、獣脂または豚油であることができる。油脂の全量が高いときに、たとえば魚飼料中の油脂の全量が(全ペレット重量当たりで計算されて)26重量%以上の場合に、水素化油は通常、必要とされる。これらのペレット中に存在する水素化油脂量は通常、油脂の全量の0.2〜10重量%である。
色素は、好ましくはカロテノイドであり、該カロテノイドは下位群のカロチンかキサントフィルのいずれかに属することができる。好適なキサントフィルは、ルテイン、ゼアキサンチン、カンタキサンチン、アスタキサンチンまたはβ−クリプトキサンチンであり、好適なカロチンは、β−カロチン、アルファ−カロチンおよびリコピンである。これらの色素を含有する市販製品の例は、Carophyll(商標)ピンク(Hoffman LaRoche社、最小アスタキサンチン量8重量%)、Lucantin(商標)ピンク(BASF社、最小アスタキサンチン量10重量%)、Lucarotin(商標)10%飼料(BASF社、最小β−カロチン量10重量%)、Lucantin(商標)レッド(BASF社、最小カンタキサンチン量10重量%)およびRovimix(Hoffman LaRoche社、最小β−カロチン量10重量%)である。
界面活性剤は、非イオン界面活性剤、たとえばエステル、エステルのアルコキシレートまたはアルコールのアルコキシレートでなければならない。好まれる非イオン界面活性剤は、ソルビタンエステル、エトキシル化ソルビタンエステル、モノおよびジグリセリドの酒石酸エステル、アルコキシル化された脂肪、油または他のエステル、並びにアルコキシル化アルコールである。最も好まれる非イオン界面活性剤は、ヒマシ油エトキシレート、好ましくはヒマシ油モル当たりエチレンオキシド2〜40モル、より好ましくは2〜25モル、最も好ましくは4〜20モルを有するヒマシ油エトキシレートである。イオン性界面活性剤、たとえば天然レシチンを使用する実験も行われたが、結果は非イオン界面活性剤を使用するときほど良好でなかった。ある非イオン物は、ある色素と組み合わせると性能がより良好である。たとえば、ヒマシ油エトキシレートは、アスタキサンチンおよびカンタキサンチンの可溶化に使用されるのにとりわけ適しており、一方、モノおよびジグリセリドのジアセチル酒石酸エステルは、β−カロチンの可溶化に使用されるのにとりわけ適している。種々の量のエチレンオキシド、したがって種々のHLB価を有する、いくつかのヒマシ油エトキシレートと、同じHLB価を有する、ソルビタンモノオレエート+20EOおよびソルビタンモノオレエートの対応する混合物との間の比較は、アスタキサンチンを可溶化するのに、エチレンオキシド25モルまでを有するヒマシ油エトキシレートが、はるかにより効率的であることを示す。
任意の従来技術、たとえば押出によって、および任意の普通に使用される物質、たとえば炭水化物またはタンパク質から、多孔性飼料ペレット前駆体は製造されることができる。飼料ペレット前駆体に充填するときに、脂肪または油を液体状態に保つのに十分な程度に、温度は高くなければならないが、色素の分解温度より上ではない。好適な温度は、脂肪または油の融点〜60℃である。飼料ペレットへの色素含有油の充填は、混合、浸漬、スプレー、コーティングまたは他の普通に使用される手段によって実施されることができる。
飼料ペレット前駆体に上述の油または脂肪の組成物を充填することによって得られた好適なペレット組成物は、充填された飼料ペレットの重量当たり1〜50%、好ましくは3〜45%、最も好ましくは5〜40%の量の油を有する。
本発明は、以下の実施例によってさらに例証される。
Carophyll(商標)ピンク10重量%が水90重量%と撹拌下に60℃の温度で混合された。室温へ冷却後、該混合物7.5重量%および界面活性剤/魚油混合物92.5重量%を含有する配合物が作られ(サンプルタイプA)、該配合物は約45℃の温度で2分間撹拌され、そして翌日5000rpm(G=34000m/秒)で5分間遠心分離された。注射器でサンプルが取られ、0.2μmのミクロ細孔フィルターを通してろ過された。数日後にサンプルが取られた場合には、配合物を遠心分離する必要はなくて、サンプルは油相から直接取られろ過されることができた。サンプルはそれから所望の濃度までアセトンで希釈され、吸光度が474nmにおいて測定された。表1に種々のサンプルの吸光度値が示され、これは種々の界面活性剤がアスタキサンチン色素を可溶化する能力の尺度である。まず界面活性剤を色素/水混合物と混合し、次に魚油と混合することによっても、該配合物は作られることができた(サンプルタイプB)。
Figure 2008511708
界面活性剤が添加されない対照配合物についてよりも、界面活性剤が配合物に添加されたときに、色素の可溶化ははるかに効果的であった。
この実施例に使用された色素は、Carophyll(商標)ピンクであった。実施された手順は、実施例1についてと同じであった。
製造者の保証があるアスタキサンチン量であるアスタキサンチン8%をCarophyll(商標)ピンク製品は含有するという仮定に、回収率の値は基づいている。
Figure 2008511708
検討された範囲内で、界面活性剤の量は非常に重要というわけではない。
Figure 2008511708
この範囲内で、使用された界面活性剤の量と可溶化された色素の量との間に相関関係がある。
この実験では、可溶化されるべき色素の量は、全混合物当たりで計算されて約25ppmから750ppmまで変えられ、使用される界面活性剤(ヒマシ油+6EO)の量も変えられる。
Lucantin(商標)ピンク CWDの5〜10重量%が水95〜90重量%と撹拌下に室温で混合された。該混合物約0.5〜7.5重量%および界面活性剤/魚油混合物約99.5〜92.5重量%を含有する配合物が作られた。該配合物は45℃の温度で2分間撹拌され、それから5000rpmで5分間遠心分離された。サンプルは、0.2μmのミクロ細孔フィルターを通してろ過され、ろ液0.400mlが、100mlまでアセトンで希釈された。
Figure 2008511708
色素量23〜136ppmでは、界面活性剤と油との2/98の低い重量比においてさえも全体の量が容易に可溶化され、一方、750ppmのより高い量では、より高い重量比が要求されることを、この実験は示す。しかし、8/92より高い重量比は、可溶化される色素量の何らの増加ももたらさない。
実施された手順は、実施例1についてと同じであった。
Figure 2008511708
Lucantin(商標)ピンク CWDは、アスタキサンチン色素を少なくとも10%含有する、BASF社によって製造された製品である。該製品中の色素のこの量に、回収率の値は基づいている。
この実験では、ヒマシ油エトキシレートが、他の種類の界面活性剤と比較された。使用された色素は、Carophyll(商標)ピンクであった。実施された手順は、実施例1についてと同じであった。
Figure 2008511708
この試験では、ヒマシ油エトキシレートが最も良い効果を有していたが、ソルビタンエステルおよびそのエトキシレートもアスタキサンチン色素の可溶化を促進する能力がある。このレシチンのみでは効果は小さかった。
この実施例では、ヒマシ油エトキシレートおよび該ヒマシ油エトキシレートと同じHLB値を有するTween 80/Span 80混合物について、可溶化能力へのHLB値の効果が検討される。使用された色素はLucantin(商標)ピンク CWDであり、油はイカナゴ魚油であった。色素が室温で水と混合され撹拌されたことを除いて、手順は実施例1におけるのと同じであった。すべてのサンプルがタイプAのものであった。配合物は、特定の界面活性剤または界面活性剤混合物2gを含有し、界面活性剤:魚油の重量比は6:94であった。色素/水混合物の量は2.57gであった。
Figure 2008511708
ヒマシ油エトキシレートについては、HLB値11の辺りで可溶化能力の著しい減少があり、一方、Tween 80/Span 80混合物については、そのレベルは全ての混合物についておおよそ同じであり、全般にヒマシ油エトキシレートについてよりも低い。しかし、どちらのタイプの化合物もアスタキサンチン色素の可溶化に効果がある。
この実験のすべてのサンプルは、タイプAのものであった。アスタキサンチンを含有する2の製品およびカンタキサンチンを含有する1の製品を用いて、試験が行われた。Carophyll(商標)ピンク CWSおよびLucantin(商標)レッド CWDが、室温で水と混合され撹拌されたことを除いて、実施例1に記載されたのと同じ手順によって、サンプルは調製された。
Figure 2008511708
Figure 2008511708
この実験のすべてのサンプルは、タイプAのものであった。β−カロチンを含有する1の製品、カンタキサンチンを含有する1の製品およびアスタキサンチンを含有する1の製品を用いて、試験が行われた。Lucantin(商標)ピンク CWDおよびLucantin(商標)レッド CWDが、室温で水と混合され撹拌されたことを除いて、実施例1に記載されたのと同じ手順によって、サンプルは調製された。
Figure 2008511708
Lucarotin(商標)10%飼料(β−カロチン)に対しては、DATEM乳化剤(モノおよびジグリセリドのジアセチル酒石酸エステル)が、可溶化剤としてとりわけ良好である。
表10の実験では、アスタキサンチン色素を可溶化するときに、油成分としてダイズ油およびナタネ油が試験された。
Figure 2008511708
Figure 2008511708
Lucantin(商標)ピンク CWD(アスタキサンチン)の可溶化については、ナタネ油を含有するサンプル群と比較してダイズ油を含有するサンプル群の間には大きい差はない。
Lucantin(商標)ピンク CWDおよびLucantin(商標)レッド CWDが、室温で水と混合され撹拌されたことを除いて、実施例1に記載されたのと同じ手順によって、サンプルが調製された。すべてのサンプルが、タイプAのものであった。
Figure 2008511708
ヒマシ油エトキシレートを使用すると、顆粒中に存在するアスタキサンチン色素量の回収率は非常に高い。ソルビタンモノオレエート+20EOを使用しても、この色素についての回収率は良い。
表12の実験では、カンタキサンチン色素の可溶化について多数の乳化剤が試験された。
Figure 2008511708
表13の実験では、β−カロチン色素の可溶化について多数の乳化剤が試験された。
Figure 2008511708
表14の実験では、アスタキサンチン色素の可溶化について多数の乳化剤が試験された。
Figure 2008511708
Lucantin ピンク(商標)CWDが、室温で水と混合され撹拌されたことを除いて、実施例1に記載されたのと同じ手順によって、サンプルが調製された。
Figure 2008511708
ヒマシ油モル当たりEO 2〜10モルを有するヒマシ油エトキシレートの可溶化効率は非常に良好であり、検討された全ての生成物についておおよそ等しいことを、この実施例は示す。
この実施例では、従来技術で記載された酵素的方法との比較が行われる。酵素的方法の手順は以下の通りであった。即ち、緩衝液によってpH7.5とされ、プロテアーゼ(プロテアーゼストレプトマイセスグリセウス、CAS番号9036−06−0、5.6単位/固形粉体mg)0.5mg/mlを含有する水に、撹拌下に55℃の温度でLucantin(商標)ピンクが10重量%混合された。この色素/水/酵素混合物は、次に45℃で90分間撹拌された。室温に冷却後、該混合物7.4重量%および魚油92.6重量%を含有する配合物が作られ、該配合物は約45℃の温度で2分間撹拌され、そして翌日5000rpm(G=34000m/秒)で5分間遠心分離された。サンプルが注射器で取られ、0.2μmミクロ細孔フィルターを通してろ過された。ろ過されたサンプル0.400mlが、次に100mlまでアセトンで希釈され、474nmにおける吸光度が測定された。本発明に従うサンプルがプロテアーゼを含有せず、ヒマシ油+6EO/魚油混合物92.6重量%とともに混合することによって配合物が作られたことを除いて、本発明に従うサンプルが同じ様式で処理された。表16に各種のサンプルの吸光度値が示され、これはアスタキサンチン色素を可溶化する各種の方法の能力の尺度である。
Figure 2008511708
従来技術で開示された酵素的手順を使用することによってよりも、本発明の方法を使用することによって、はるかに多くのアスタキサンチンが可溶化されることができることを、この比較は明らかにする。
この実施例も、従来技術で記載された酵素的方法との比較である。水が、緩衝液によってpH9.5とされ、プロテアーゼ(Genencor International社によって製造されたProtex 6L、活性580000DU/g)1.0mg/mlまたは0.35mg/mlを含有していたことを除いて、その手順は実施例11におけるのと同じであった。
Figure 2008511708
より高いpH、別のプロテアーゼ、およびより高い濃度のプロテアーゼのこれらの条件に際しても、従来技術で開示された酵素的手順を使用することによってよりも、本発明の方法を使用することによって、はるかに多くのアスタキサンチンが可溶化されることができることを、この比較は明らかにする。

Claims (14)

  1. a)色素を含有する固形調製物を、水;食用油または食用脂肪を含有する抽出媒体;および、少なくとも6の炭素原子を有するヒドロカルビル基、アシル基、置換ヒドロカルビル基または置換アシル基を有する非イオン界面活性剤と混合すること、並びに
    b)任意的に、該得られた混合物を遠心分離し、油相を分離すること
    の段階を含む、油溶性色素を含有する固形調製物の抽出によって、該油溶性色素を油または脂肪中へと可溶化する方法。
  2. 色素を含有する固形調製物がコーティングされた色素であり、かつ、a)該コーティングされた色素が4〜100℃の温度において水中で撹拌され、得られた混合物に、非イオン界面活性剤を含んでいる食用油または食用脂肪が、該油または脂肪の融点〜100℃の温度で撹拌下に添加される、または、該コーティングされた色素および非イオン界面活性剤が4〜100℃の温度において水中で撹拌され、該色素−界面活性剤混合物に、食用油または食用脂肪が、該油または脂肪の融点〜100℃の温度で撹拌下に添加される、請求項1に従う方法。
  3. 非イオン界面活性剤が、エステル、エステルのアルコキシレートまたはアルコールのアルコキシレートである、請求項1または2に従う方法。
  4. 界面活性剤が、エチレンオキシド2〜25モルを有するヒマシ油エトキシレートまたはモノおよび/若しくはジグリセリドのジアセチル酒石酸エステルである、請求項3に従う方法。
  5. 色素がカロテノイドである、請求項1〜4のいずれか1項に従う方法。
  6. 色素が、アスタキサンチン、カンタキサンチンおよびβ−カロチンの群から選択される、請求項1〜5のいずれか1項に従う方法。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項に従う非イオン界面活性剤の1以上0.25〜15重量%、1以上の油溶性色素0.0005〜1重量%、および他の成分、たとえば水0〜20重量%を含んでいる、食用油組成物または食用脂肪組成物。
  8. 色素がカロテノイドである、請求項7に従う組成物。
  9. 油が、ヒマシ油、魚油、ナタネ油、トウモロコシ油およびダイズ油の群から選択される、請求項7または8に従う組成物。
  10. 請求項1〜6のいずれか1項で得られた可溶化された油溶性色素と多孔性飼料ペレット前駆体とを一緒にすることによって、飼料ペレットを製造する方法。
  11. エステル、エステルのアルコキシレートまたはアルコールのアルコキシレートである非イオン界面活性剤を、食用油中への油溶性色素の可溶化剤として使用する方法。
  12. 請求項11に従う界面活性剤を使用する方法において、該界面活性剤が、エチレンオキシド2〜25モルを有するヒマシ油エトキシレートまたはモノおよび/若しくはジグリセリドのジアセチル酒石酸エステルである、上記方法。
  13. 動物飼料用ペレットの製造のために、請求項7〜9のいずれか1項に従う組成物を使用する方法。
  14. 請求項7〜9のいずれか1項に従う組成物を飼料ペレット前駆体に充填することによって得られたものであり、かつ油の量が該充填された飼料ペレットの1〜50重量%であることを特徴とするペレット組成物。
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