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JP2008511200A - 移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法及びシステム - Google Patents

移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法及びシステム Download PDF

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Abstract

本発明は、移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法及びシステムに関するものである。本発明は、基地局伝送器と基地局制御器とを含み、接続を要請する端末機にCDMA−2000サービスを提供するCDMA−2000システム、RTS(Radio Transceiver Subsystem;以下、‘RTS’と称する)とRNS(Radio Network Controller;以下、‘RNS’と称する)を含み、前記接続を要請する端末機にWCDMAサービスを提供するWCDMAシステムを含む移動通信システムにおいて、マルチターゲットセルを用いてハンドオーバ成功率及び通話品質を向上させる移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法であって、(a)WCDMAモデムを介して前記WCDMAシステムから伝送されるWCDMA信号を受信してEc/Io(Energy of Carrier/Interference of Others;以下、‘Ec/Io’と称する)値を測定するステップと、(b)前記ステップ(a)の測定結果によってCDMA−2000モデムをオン(ON)状態に転換し、遊休状態に進入するステップと、(c)ハンドオーバするターゲットセルをモニタリングしてマルチターゲットセル情報を生成するステップと、(d)前記WCDMAシステムにハンドオーバを要請するステップと、(e)前記WCDMAシステムからハンドオーバコマンドを受信するステップと、(f)前記WCDMAモデムをオフ(OFF)状態に転換し、前記 CDMA−2000モデムを介して前記CDMA−2000システムに通話リンクをスイッチングするステップと、を含むことを特徴とする移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法を提供する。本発明によれば、ハンドオーバを試みるマルチモード−マルチバンド端末機は、遊休状態でハンドオーバを進行するとかセル信号が弱くなる場合、複数個のターゲットセルを選択的に用いるため、ハンドオーバ成功率を向上させ、通話品質を向上させる長所がある。

Description

本発明は、移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法及びシステムに関し、より詳しくは、CDMA−2000システム、WCDMAシステムを含む移動通信システムにおいて、マルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ遂行の際、マルチターゲットセルを用いることによりハンドオーバ成功率を高める移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法及びシステムに関する。
移動通信サービスは、1980年代後半からサービスされ始めたアナログセルラー方式のAMPS(Advanced Mobile Phone Service)で提供する低い品質の音声通話中心の第1世代の移動通信サービスから始めて持続的に発展している。 第2世代の移動通信サービスでは、デジタルセルラー方式のGSM(Global System for Mobile)、CDMA(Code Division Multiple Access)、TDMA(Time Division Multiple Access)などで提供する向上した音声通話及び低速(14.4Kbps)のデータサービスが可能であった。 また、第2.5世代の移動通信サービスでは、GHz帯の周波数確保と共に全世界的に使用可能なPCS(Personal Communication Service)が開発されて向上した音声通話、及び低速(144Kbps)であるがデータサービスも可能になった。
第2.5世代までの移動通信サービスのための移動通信網には、使用者端末機、基地局伝送器、基地局制御器、移動通信交換局、ホーム位置登録器(HLR:Home Location Register)、訪問者位置登録器(VLR:Visitor Location Register)などの各種通信装備が設けられている。
第3世代の移動通信サービスは、3GPP(3rd Generation Partnership Project)が主軸になって提案した非同期方式のWCDMAシステムと、3GPP2が主軸になって提案した同期方式のCDMA−2000システムとに分類されて提供されている。 特に、WCDMAシステムは、IMT−2000で勧告する無線プロトコルであって、全世界的に多い通信サービス事業者がサービスを提供しているとかサービス提供を準備している。
WCDMAシステムは、通話品質が優れるだけでなく、帯域拡散方式を利用しているので、大量のデータ伝送にも適するという長所を有する。 WCDMA通信方式は、音声コーディングのために、32Kbps ADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation)を採択したのであり、使用者が時速100Km位の速度で動いても通話が可能な程度の高い移動性を支援する。 また、WCDMA通信方式は最も多い国家が採択してあり、大韓民国、ヨーロッパ、日本、米国、中国などの多くの機関が構成した3GPPでWCDMAのための技術スペック(Specification)を持続的に発展させて行っている。
一方、最近、前述したWCDMAシステムの長所により、CDMA−2000サービスを基本的に提供する大韓民国、米国、中国などの国でもWCDMAシステムを構築してWCDMAサービスを提供し始めた。
図1は、CDMA−2000システムが基本的に構築された通信環境におけるWCDMAサービスを提供するための移動通信システムを簡略に示す図である。
CDMA−2000サービスを提供するCDMA−2000地域120でWCDMAサービスはCDMA−2000地域120内の一部領域で提供されている。 後述する過程で、CDMA−2000地域120内でWCDMAサービスが提供される地域をオーバレイ地域130、140と仮定する。 即ち、移動通信加入者はオーバレイ地域130、140で、CDMA−2000サービス、WCDMAサービスのうち、希望する1つのサービスを選択的に提供受けることができる。 ここで、CDMA−2000サービス、WCDMAサービスを用いるためには、マルチモード−マルチバンド端末機110を必要とする。
マルチモード−マルチバンド(MM−MB:Multimode−Multiband)端末機110は、マルチモードとマルチバンドを全て支援する移動通信端末機である。 ここで、マルチモードは同期式モードと非同期式モードなどを含み、マルチバンドは800MHzの周波数バンドを用いる第2世代の移動通信サービス、1.8GHzの周波数バンドを用いる第2.5世代の移動通信サービス、略2GHzの周波数バンドを用いる第3世代の移動通信サービス、及び今後サービスされる第4世代の移動通信サービスの周波数バンドを含む。 マルチモード−マルチバンド端末機110は、自身が位置している地域で提供する通信サービスの種類によってWCDMAモードやCDMA−2000モードの間で転換して動作する。
移動通信加入者がオーバレイ地域130から外れてCDMA−2000地域120へ移動することになれば、マルチモード−マルチバンド端末機110はハンドオーバ(Hand-over)を遂行する。 ハンドオーバはサービス地域が変わってもマルチモード−マルチバンド端末機110と移動通信システムの相互間に通話リンクを維持することを意味する。
オーバレイ地域130でマルチモード−マルチバンド端末機110はWCDMAシステムと通話リンクを形成する。 しかしながら、CDMA−2000サービス地域120に進入することになれば、マルチモード−マルチバンド端末機110はWCDMAモデムとCDMA2000モデム間の切替によりCDMA−2000システムに通話リンクをスイッチングする。
しかしながら、従来のハンドオーバ過程において、マルチモード−マルチバンド端末機110は搭載されたCDMA−2000モデムを駆動して初期化作業を遂行し、遊休状態で通話リンクを形成するCDMA−2000サービス地域120のターゲットセル(Target Cell)を検索した。 従来には遊休状態でCDMA−2000モデムはハンドオーバを遂行するターゲットセルを1つだけ利用した。 ハンドオーバするターゲットセルを1つだけ用いる場合、マルチモード−マルチバンド端末機の移動により無線環境が急激に変わることになる場合、ハンドオーバの失敗をもたらす問題点があった。
前述した問題点を解決するために、本発明は、マルチモード−マルチバンド端末機を使用して移動通信サービスを提供受ける過程で、初期化作業を終えたCDMA−2000モデムがハンドオーバするターゲットセルを検索する過程で、マルチターゲットセルを用いるようにすることによって、ハンドオーバ成功率を向上させる移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法及びシステムを提供することをその目的とする。
本発明の第1の目的によれば、基地局伝送器と基地局制御器とを含み、接続を要請する端末機にCDMA−2000サービスを提供するCDMA−2000システム、RTS(Radio Transceiver Subsystem;以下、‘RTS’と称する)とRNS(Radio Network Controller;以下、‘RNS’と称する)を含み、前記接続を要請する端末機にWCDMAサービスを提供するWCDMAシステムを含む移動通信システムにおいて、マルチターゲットセルを用いてハンドオーバ成功率及び通話品質を向上させる移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法であって、(a)WCDMAモデムを介して前記WCDMAシステムから伝送されるWCDMA信号を受信してEc/Io(Energy of Carrier/Interference of Others;以下、‘Ec/Io’と称する)値を測定するステップと、(b)前記ステップ(a)の測定結果によってCDMA−2000モデムをオン(ON)状態に転換し、遊休状態に進入するステップと、(c)ハンドオーバするターゲットセルをモニタリングしてマルチターゲットセル情報を生成するステップと、(d)前記WCDMAシステムにハンドオーバを要請するステップと、(e)前記WCDMAシステムからハンドオーバコマンドを受信するステップと、(f)前記WCDMAモデムをオフ(OFF)状態に転換し、前記 CDMA−2000モデムを介して前記CDMA−2000システムに通話リンクをスイッチングするステップと、を含むことを特徴とする移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法を提供する。
また、本発明の第2の目的によれば、基地局伝送器と基地局制御器を含み、接続を要請する端末機にCDMA−2000サービスを提供するCDMA−2000システム、RTSとRNSを含み、前記接続を要請する端末機にWCDMAサービスを提供するWCDMAシステムを含む移動通信システムにおいて、マルチターゲットセルを用いてハンドオーバ成功率及び通話品質を向上させるマルチモード−マルチバンド端末機であって、エアーインターフェース(Air Interface)を介してRF信号を送受信するアンテナと、前記RF信号を送受信及び変復調するRF送受信部と、前記RF送受信部からCDMA−2000帯域のRF信号のうち、希望するCDMA信号のみを抽出するCDMA−2000フィルタと、前記CDMA信号をCDMA−2000に定義されたプロトコルによって呼処理(Call Processing)するCDMA−2000モデムと、前記RF送受信部からWCDMA帯域のRF信号のうち、希望するWCDMA信号のみを抽出するWCDMAフィルタと、前記WCDMA信号をWCDMAに定義されたプロトコルによって呼処理するWCDMAモデムと、WCDMAモードやCDMA−2000モードのうち、1つのモードを選択して動作するように制御する制御部と、リアルタイム処理OS(Real Time Operating System)、マルチターゲットセルモニタリングプログラムを搭載しているプログラム格納部と、を含むことを特徴とするマルチモード−マルチバンド端末機を提供する。
また、本発明の第3の目的によれば、マルチモード−マルチバンド端末機にCDMA−2000サービス及びWCDMAサービスを提供し、ターゲットセルを検索する時間を短縮することで、マルチターゲットセルを用いてハンドオーバ成功率及び通話品質を向上させる移動通信システムであって、セル(Cell)単位で配置されてあり、信号チャネルのうち、トラフィック(Traffic)チャネルを通じて前記CDMA−2000サービスを提供する無線接続網と、セル単位で配置されてあり、信号チャネルのうち、トラフィックチャネルを通じて前記WCDMAサービスを提供するRANと、基本及び付加サービス処理、加入者の着信及び発信呼処理、位置情報登録手順及びハンドオーバ手順処理、他網との連動機能を遂行し、前記無線接続網及び前記RANと連動される移動通信交換局と、を含むことを特徴とする移動通信システムを提供する。
本発明によれば、ハンドオーバを試みるマルチモード−マルチバンド端末機は、遊休状態でハンドオーバを進行するとかセル信号が弱くなる場合、複数個のターゲットセルを選択的に用いるため、ハンドオーバ成功率を向上させ、通話品質を向上させる長所がある。
以下、本発明の好ましい実施例を添付した図面を参照しつつ詳細に説明する。まず、各図面の構成要素への参照符号の付加において、同一な構成要素に対しては、たとえ他の図面上に表示されてもできる限り同一な符号が与えられていることに留意しなければならない。また、本発明の説明において、関連した公知構成または機能に対する具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にすることができると判断される場合にはその詳細な説明は省略する。
図2は、本発明の好ましい実施例に係るマルチモード−マルチバンド端末機の内部構成を簡略に示すブロック図である。
マルチモード−マルチバンド端末機は、アンテナ210、RF送受信部220、CDMAモデム部230、WCDMAモデム部240、制御部250、及びプログラム格納部260などを含む。
アンテナ210は、隣接地域の無線基地局から送信されるRF信号を受信してRF送受信部220に伝達し、RF送受信部220から変調されたRF信号を伝達受けて電波空間に送信する。
RF送受信部220は、アンテナ210から伝達受けたRF信号を復調し、復調されたRF信号をCDMAモデム部230のCDMA−2000フィルタ232、またはWCDMAモデム部240のWCDMAフィルタ242に伝達する。 勿論、RF送受信部220は、CDMAモデム部230、またはWCDMAモデム部240から送信しようとする送信データを伝達受けてRF信号に変調した後、変調されたRF信号をアンテナ210を介して電波空間に送信する機能も遂行する。
CDMAモデム部230は、CDMA−2000サービスのためのCDMA−2000フィルタ232及びCDMA−2000モデム234を含んでいる。 CDMA−2000フィルタ232は、マルチモード−マルチバンド端末機の動作モードによってRF送受信部220から復調されたRF信号の中、CDMA−2000帯域のデジタル信号のみを抽出してCDMA−2000モデム234に伝達する。 また、CDMA−2000モデム234は、CDMA−2000フィルタ232を通じて伝えられるCDMA−2000帯域のデジタル信号をCDMA−2000に定義されたプロトコルによって呼処理(Call Processing)を遂行する。
WCDMAモデム部240は、WCDMAサービスのためのWCDMAフィルタ242及びWCDMAモデム244を含んでいる。 WCDMAフィルタ242は、マルチモード−マルチバンド端末機の動作モードによってRF送受信部220から復調されたRF信号のうち、WCDMA帯域のデジタル信号のみを抽出してWCDMAモデム244に伝達する。 また、WCDMAモデム244は、WCDMAフィルタ242を通じて伝えられるWCDMA帯域のデジタル信号を処理し、WCDMAに定義されたプロトコルによって呼処理を遂行する。
制御部250は、マルチモード−マルチバンド端末機の全般的な動作を制御する部分であって、受信するRF信号の種類(WCDMA信号やCDMA−2000信号)によってマルチモード−マルチバンド端末機をWCDMAモードやCDMA−2000モードのうち、1つのモードを選択して動作するように制御する。 また、特定の動作モードが選択されれば、CDMAモデム部230、またはWCDMAモデム部240に制御信号を伝送してCDMA−2000モデム234やWCDMAモデム244のうち、該当する特定のモデムが起動するように制御する。
プログラム格納部260は、読み書きが容易なEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)、及びRAM(Random Access Memory)などで構成され、マルチモード−マルチバンド端末機の内部回路基板(図示していない)に実装される。 フラッシュメモリにはリアルタイム処理OS(Real Time Operating System)、マルチターゲットセルモニタリングプログラムなどが搭載されてあり、これらのプログラムは、RAMにローディング(Loading)されて駆動される。
マルチターゲットセルモニタリングプログラムは、CDMA−2000モデム234の初期化作業が終わった後、遊休状態でハンドオーバするターゲットセルを1つだけ検索するのでなく、マルチモード−マルチバンド端末機の周辺に存在する複数個のターゲットセルを検索するように制御して、アンテナ210及びRF送受信部220を通じて受信されたCDMA−2000パイロット(Pilot)信号を用いてEc/Io値を算出して、算出された結果に基づいてEc/Io値の大きいパイロット信号を送信する無線基地局にハンドオーバを要請するソフトウェアを意味する。
ここで、Ec/Io(Energy of Carrier/Interference of Others)は受信される全ての雑音の大きさに対するパイロット信号の強さの割合であって、パイロット信号の品質を表す単位として利用される。 一般に、Ec/Io値は通話量が少なくて電波が重ならない地域では約−1〜−2dB、通話量が多くて電波が重なる地域では約−6〜−12dB、電波が重なる高層ビルの上層部などでは約−10dB位の値を有する。 また、Ec/Io値が−10〜−14dBで音断絶現象が発生し始めて、−14dB以下では通話不能状態となる。
即ち、本発明において、制御部250はプログラム格納部260に搭載されたマルチターゲットセルモニタリングプログラムを駆動して、駆動されたマルチターゲットセルモニタリングプログラムを通じてCDMA−2000モデム234の初期化作業が終了された後、ハンドオーバを要請する複数個のターゲットセルをモニタリングするように制御する。
図3は、本発明の好ましい実施例に係るマルチモード−マルチバンド端末機と通話リンクを形成する移動通信システムを簡単に示す図である。
本発明の好ましい実施例に係る移動通信システムは、マルチモード−マルチバンド端末機300、無線接続網310、RAN330、及び移動通信交換局320などを含む。
本発明において、マルチモード−マルチバンド端末機300は、マルチモードとマルチバンドを全て支援する移動通信端末機であって、マルチターゲットセルモニタリングプログラムを搭載している。 したがって、マルチモード−マルチバンド端末機300は、オーバレイ地域からCDMA−2000地域へ移動することになれば、CDMA−2000モデムをオン状態に転換し、初期化作業を遂行した後、遊休状態でハンドオーバするターゲットセルをモニタリングする。 但し、マルチモード−マルチバンド端末機300は、サービス境界地域で端末機の周辺に存在する複数個のターゲットセルをモニタリングする。
無線接続網310は、CDMA−2000サービスを支援する移動通信システムの構成要素であって、基地局伝送器312、基地局制御器314などを含み、移動通信交換局320と連結されている。
基地局伝送器312はセル(Cell)単位で配置されてあり、信号チャネルのうち、トラフィック(Traffic)チャネルを通じてマルチモード−マルチバンド端末機300からの通話要請信号を受信して、受信された通話要請信号を基地局制御器314に伝送するとか自身が所轄するセル領域に存在するマルチモード−マルチバンド端末機300の位置を把握する位置情報登録を遂行する。 また、基地局伝送器312は、基底帯域信号処理、有無線変換、無線信号の送受信などを遂行して、マルチモード−マルチバンド端末機300と直接的に連結される網終端(Endpoint)装置である。
基地局制御器314は、基地局伝送器312を制御して、マルチモード−マルチバンド端末機300に対する無線チャネル割当及び解除、マルチモード−マルチバンド端末機300及び基地局伝送器312の送信出力制御、セル間ソフトハンドオーバ(Soft Hand-over)及びハードハンドオーバ(Hard Hand-over)決定、トランスコーディング(Transcoding)及びボコーディング(Vocoding)、GPSクロック分配、及び基地局に対する運用及びメインテナンス機能を遂行する。
また、基地局制御器314は、位置登録されたマルチモード−マルチバンド端末機300の加入者情報を移動通信交換局320に伝送する。 基地局制御器314は、マルチモード−マルチバンド端末機300から基地局伝送器312を通じて伝えられた通話要請信号を移動通信交換局320に伝達し、逆に、基地局制御器314は、移動通信交換局320から伝えられた通話要請信号を基地局伝送器312を通じてマルチモード−マルチバンド端末機300に伝達する役割をする。
移動通信交換局320は、基本及び付加サービス処理、加入者の着信及び発信呼処理、位置情報登録手順及びハンドオーバ手順処理、他網との連動機能などを遂行する。 IS−95/A/B/Cシステムの移動通信交換局320は、分散された呼処理の機能を遂行するASS(Access Switching Subsystem)、集中化された呼処理機能を遂行するINS(Interconnection Network Subsystem)、運用及び保全の集中化機能を担当するCCS(Central Control Subsystem)、及び移動加入者に対する情報の格納及び管理機能を遂行するLRS(Location Registration Subsystem)などのサブシステムを含む。
また、第3世代及び第4世代のための移動通信交換局320には、ATM(Asynchronous Transfer Mode)スイッチ(図示していない)が含まれるが、ATMスイッチはセル単位のパケット伝送により伝送速度と回線使用の効率を増大させる。
RAN(Radio Access Network;以下、‘RAN’と称する)330は、WCDMAサービスを支援する移動通信システムであって、RTS(Radio Transceiver Subsystem;以下、‘RTS’と称する)332、RNS(Radio Network Controller;以下、‘RNS’と称する)334などを含み、移動通信交換局320と連結されている。
RTS332は、基地局整合サブシステム(BIS:Basestation Intercommection Subsystem)、基底帯域サブシステム(BBS:Base Band Subsystem)、RFサブシステム(Radio Frequency Subsystem)などを含んであり、3GPP無線接続規格に従う端末機と無線接続終端機能を遂行して、音声、映像データをWCDMA方式で送受信する機能と送受信アンテナを介して端末機との情報を送受信する。
RNS(Radio Network Controller)334は、有無線チャネル管理(Resource Management)、端末機プロトコル整合、基地局プロトコル整合及び制御処理機能、ソフトハンドオーバ処理、核心網プロトコル処理、GPRS(General Packet Radio Service)及びlur接続、システムローディング、及び障害管理などのような無線基地局及び無線制御局管理機能を担当している。
本発明の全般的な動作は後述の通りであり、マルチモード−マルチバンド端末機300は、WCDMAサービスを提供するRAN330で最初に通話リンクを形成すると仮定する。 移動通信加入者がマルチモード−マルチバンド端末機300を動作させれば、マルチモード−マルチバンド端末機300は、自動的に受信状態になって333個のチャネル(運用帯域幅が10MHzの場合)の中で、信号チャネルと指定された21個の設定チャネル(Set-Up Channel)を順次に探索する。 この際、21個の設定チャネルのうち、比較的電波の勢いの大きい設定チャネルを選択して、そのチャネル周波数に同調する。 即ち、周辺にある無線基地局には、全て異なる設定チャネルが割り当てられているため、比較的電波の勢いの大きい設定チャネルに同調するということは、マルチモード−マルチバンド端末機300が最も近い無線基地局を通話リンク設定のための無線基地局と選択するということを意味する。
このような状態は、通話中ではないが、いつでも無線基地局からマルチモード−マルチバンド端末機300を呼び出すれば応答できる状態であると共に、加入者が通話をしようとする時、直ちに信号が伝送できる準備を整えた状態であり、加入者の意図とはかかわらず、自動的にマルチモード−マルチバンド端末機300の通話準備が完了している状態である。
以後、移動通信加入者がCDMA−2000サービスを提供する無線接続網310へ移動することになれば、マルチモード−マルチバンド端末機300は、WCDMAモデムとCDMA2000モデム間の切替によりWCDMAシステムで形成された通話リンクをCDMA−2000システムにスイッチングするハンドオーバを遂行することになる。
ここで、マルチモード−マルチバンド端末機300は、遊休状態でハンドオーバするターゲットセルをモニタリングすることになるが、従来にはハンドオーバするターゲットセルを1つだけ利用したが、本発明ではマルチターゲットセルモニタリングプログラムを通じて周辺に位置した複数個のターゲットセルを利用するようにマルチモード−マルチバンド端末機300の作動を制御する。
図4は、本発明の好ましい実施例に係るマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ過程を示す流れ図である。
後述する過程において、マルチモード−マルチバンド端末機300はオーバレイ地域110で通話リンクを形成し、CDMA−2000地域120へ移動することと仮定する。
マルチモード−マルチバンド端末機300がオーバレイ地域110からCDMA−2000サービス地域120へ移動する場合、WCDMAモードとCDMA−2000モードの間の切換が必要となる。 即ち、オーバレイ地域110でWCDMAサービスを提供受けていたマルチモード−マルチバンド端末機300は、CDMA−2000地域120へ移動すればWCDMAモードからCDMA−2000モードに転換することになる。
マルチモード−マルチバンド端末機300の制御部250は、CDMA−2000モデム234を起動するためのオンパラメータ(ON Parameter)を生成してCDMA−2000モデム234に伝達する(S400)。 オンパラメータを伝達受けたCDMA−2000モデム234は初期化作業を遂行する(S402)。 ここで、初期化作業は、マルチモード−マルチバンド端末機300の作動に必要となる情報をセッティングした後、遊休状態に遷移するための環境を作ることをいう。 初期化作業はシステム決定副状態(System Determination Substate)、パイロットチャネル獲得副状態(Pilot channel Acquisition Substate)、シンクチャネル獲得副状態(Sync Channel Acquisition Substate)などの順になされている。
初期化作業を終えたCDMA−2000モデム234は、CDMA−2000地域120に位置した多数の無線基地局から送信されるパイロット信号をモニタリングし、電波の勢いの大きい無線基地局を感知する(S404)。 ここで、本発明のマルチモード−マルチバンド端末機400は、マルチターゲットセルモニタリングプログラムを通じて周辺に位置したターゲットセルをモニタリングし、モニタリングした結果に従ってハンドオーバする複数個のターゲットセルを決定した後、複数個のターゲットセル情報を含むハンドオーバ開始パラメータを生成してWCDMAモデム244に伝送する(S406)。
ハンドオーバ開始パラメータを伝達受けたWCDMAモデム244は、ハンドオーバ遂行を決定し、WCDMAシステムに複数個のターゲットセル情報を含むハンドオーバ開始パラメータを伝達することによりハンドオーバを要請する(S408)。 マルチモード−マルチバンド端末機300から複数個のターゲットセル情報を含むハンドオーバ開始パラメータを伝送されたWCDMAシステムは、複数個のターゲットセル情報を含むハンドオーバコマンドを生成してマルチモード−マルチバンド端末機300に伝送し(S410)、マルチモード−マルチバンド端末機300は、CDMA−2000モデム234を遊休状態からトラフィック状態に転換されるように制御する(S412)。 ここで、WCDMAシステムとマルチモード−マルチバンド端末機300の相互間にはハンドオーバする複数個のターゲットセル情報が伝送されるため、マルチモード−マルチバンド端末機300は、複数個のターゲットセルを用いてハンドオーバを進行することになる。 したがって、マルチモード−マルチバンド端末機300は、遊休状態で遊休ハンドオーバを進行する場合、又は、ターゲットセルのセル信号が小さくなる場合、複数個のターゲットセルを選択的に利用できるため、ハンドオーバの失敗を減らす長所がある。
CDMA−2000モデム234は、トラフィック状態に転換するためのトラフィックチャネル初期化作業を遂行し(S414)、通話リンクを形成しようとする無線基地局と逆方向リンクを通じて同期化作業を進行する(S416)。 ステップS416において、該当無線基地局と同期化を終えたCDMA−2000モデム234は、ハンドオーバを終えたことを知らせるハンドオーバ終了メッセージ(HCM:Handover Completion Message)を生成して無線基地局に伝送する(S418)。 CDMA−2000システムと同期化を終えたマルチモード−マルチバンド端末機400は、WCDMAモデム244の起動をオフさせ、ボコーダ(Vocoder)をCDMA−2000モデム234に連動させることによって、CDMA−2000モデム234を通じて通話を始めるようになる(S420)。
以上の説明は、本発明を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から外れない範囲で多様な変形が可能である。したがって、本明細書に開示された実施例は本発明を限定するためのものでなく、説明するためのものであり、このような実施例により本発明の思想と範囲が限るのではない。本発明の範囲は下記の請求範囲により解されなければならなくて、それと同等な範囲内にある全ての技術は本発明の権利範囲に含まれることと解されているべきである。
CDMA−2000システムが基本的に構築された通信環境におけるWCDMAサービスを提供するための移動通信システムを簡略に示す図である。 本発明の好ましい実施例に係るマルチモード−マルチバンド端末機の内部構成を簡略に示すブロック図である。 本発明の好ましい実施例に係るマルチモード−マルチバンド端末機と通話リンクを形成する移動通信システムを簡単に示す図である。 本発明の好ましい実施例に係るマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ過程を示す流れ図である。

Claims (23)

  1. 基地局伝送器と基地局制御器とを含み、接続を要請する端末機にCDMA−2000サービスを提供するCDMA−2000システム、RTS(Radio Transceiver Subsystem;以下、‘RTS’と称する)とRNS(Radio Network Controller;以下、‘RNS’と称する)を含み、前記接続を要請する端末機にWCDMAサービスを提供するWCDMAシステムを含む移動通信システムにおいて、マルチターゲットセルを用いてハンドオーバ成功率及び通話品質を向上させる移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法であって、
    (a)WCDMAモデムを介して前記WCDMAシステムから伝送されるWCDMA信号を受信してEc/Io(Energy of Carrier/Interference of Others;以下、‘Ec/Io’と称する)値を測定するステップと、
    (b)前記ステップ(a)の測定結果によってCDMA−2000モデムをオン(ON)状態に転換し、遊休状態に進入するステップと、
    (c)ハンドオーバするターゲットセルをモニタリングしてマルチターゲットセル情報を生成するステップと、
    (d)前記WCDMAシステムにハンドオーバを要請するステップと、
    (e)前記WCDMAシステムからハンドオーバコマンドを受信するステップと、
    (f)前記WCDMAモデムをオフ(OFF)状態に転換し、前記 CDMA−2000モデムを介して前記CDMA−2000システムに通話リンクをスイッチングするステップと、
    を含むことを特徴とする移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法。
  2. 前記マルチモード−マルチバンド端末機は、マルチターゲットセルモニタリングプログラムを搭載してあり、サービス地域移動の際、前記WCDMAモデムと前記CDMA−2000モデム間の切替により通話リンクをスイッチングすることを特徴とする請求項1記載の移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法。
  3. 前記マルチターゲットセルモニタリングプログラムは、前記Ec/Io値をチェックして、チェックされた結果に基づいてハンドオーバを決定し、前記CDMA−2000システム、または前記WCDMAシステムにハンドオーバを要請する前記ターゲットセルを複数個にモニタリングして、前記マルチターゲットセル情報を生成することを特徴とする請求項1または2記載の移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法。
  4. 前記ステップ(a)において、
    前記マルチモード−マルチバンド端末機は、前記WCDMAシステムの共同パイロットチャネル(CPICH:Common Pilot Channel)を周期的に検索して前記WCDMA信号を受信することを特徴とする請求項1記載の移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法。
  5. 前記ステップ(a)において、
    前記WCDMAモデムは、前記Ec/Io値を測定して、測定結果によって前記CDMA−2000モデムの起動を要請するオンパラメータを生成することを特徴とする請求項1記載の移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法。
  6. 前記測定結果は、前記Ec/Io値が前記CDMA−2000モデムをオンさせることに必要とする条件時間を維持したままに持続される場合であることを特徴とする請求項5記載の移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法。
  7. 前記ステップ(b)は、
    (b1)前記WCDMAモデムからオンパラメータを伝送されるステップと、
    (b2)前記CDMA−2000モデムの初期化作業を遂行するステップと、
    (b3)前記初期化作業遂行の後、前記CDMA−2000システムから送信されるCDMA信号をモニタリングし、電波の勢いの大きい前記CDMA信号を送信するセルの無線基地局を感知するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項1記載の移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法。
  8. 前記ステップ(b2)において、
    前記初期化作業は、システム決定副状態(System Determination Substate)、パイロットチャネル獲得副状態(Pilot channel Acquisition Substate)及びシンクチャネル獲得副状態(Sync Channel Acquisition Substate)を経て遂行されることを特徴とする請求項7記載の移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法。
  9. 前記ステップ(c)は、
    前記マルチターゲットセル情報を含んで、ハンドオーバ開始パラメータを生成した後、前記WCDMAシステムに伝送することを特徴とする請求項1記載の移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法。
  10. 前記ステップ(d)において、
    前記CDMA−2000システムと同期化を終えた後、ハンドオーバを終えたことを知らせるハンドオーバ終了メッセージ(HCM:Handover Completion Message)を生成して前記CDMA−2000システムに伝送することを特徴とする請求項1記載の移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法。
  11. 前記ステップ(d)において、
    前記マルチモード−マルチバンド端末機は、搭載されたボコーダ(Vocoder)を前記CDMA−2000モデムにスイッチングして通話リンクを維持することを特徴とする請求項1記載の移動通信環境におけるマルチターゲットセルを用いたマルチモード−マルチバンド端末機のハンドオーバ方法。
  12. 基地局伝送器と基地局制御器を含み、接続を要請する端末機にCDMA−2000サービスを提供するCDMA−2000システム、RTSとRNSを含み、前記接続を要請する端末機にWCDMAサービスを提供するWCDMAシステムを含む移動通信システムにおいて、マルチターゲットセルを用いてハンドオーバ成功率及び通話品質を向上させるマルチモード−マルチバンド端末機であって、
    エアーインターフェース(Air Interface)を介してRF信号を送受信するアンテナと、
    前記RF信号を送受信及び変復調するRF送受信部と、
    前記RF送受信部からCDMA−2000帯域のRF信号のうち、希望するCDMA信号のみを抽出するCDMA−2000フィルタと、
    前記CDMA信号をCDMA−2000に定義されたプロトコルによって呼処理(Call Processing)するCDMA−2000モデムと、
    前記RF送受信部からWCDMA帯域のRF信号のうち、希望するWCDMA信号のみを抽出するWCDMAフィルタと、
    前記WCDMA信号をWCDMAに定義されたプロトコルによって呼処理するWCDMAモデムと、
    WCDMAモードやCDMA−2000モードのうち、1つのモードを選択して動作するように制御する制御部と、
    リアルタイム処理OS(Real Time Operating System)、マルチターゲットセルモニタリングプログラムを搭載しているプログラム格納部と、
    を含むことを特徴とするマルチモード−マルチバンド端末機。
  13. 前記制御部は、前記CDMA−2000モデムが起動する間、前記WCDMAモデムをオフ状態に転換し、前記WCDMAモデムが起動する間、前記CDMA−2000モデムをオフ状態に転換することを特徴とする請求項12記載のマルチモード−マルチバンド端末機。
  14. 前記マルチターゲットセルモニタリングプログラムは、前記WCDMAシステムから送信するパイロット信号を受信してEc/Io値をチェックして、チェックされた結果に基づいて前記CDMA−2000モデムを起動してハンドオーバを遂行し、かつ、複数個のターゲットセルを検索してマルチターゲットセル情報を生成することを特徴とする請求項12記載のマルチモード−マルチバンド端末機。
  15. 前記ターゲットセルモニタリングプログラムは、前記CDMA−2000モデムの初期化作業の後、マルチターゲットセル情報を含むハンドオーバ開始パラメータを生成して前記CDMA−2000システムまたは前記WCDMAシステムに伝送することを特徴とする請求項12記載のマルチモード−マルチバンド端末機。
  16. 前記CDMA−2000モデムは、前記CDMA−2000システムにハンドオーバする場合、初期化作業を遂行し、前記初期化作業は、システム決定副状態、パイロットチャネル獲得副状態、及びシンクチャネル獲得副状態を経て遂行されることを特徴とする請求項12記載のマルチモード−マルチバンド端末機。
  17. マルチモード−マルチバンド端末機にCDMA−2000サービス及びWCDMAサービスを提供し、ターゲットセルを検索する時間を短縮することで、マルチターゲットセルを用いてハンドオーバ成功率及び通話品質を向上させる移動通信システムであって、
    セル(Cell)単位で配置されてあり、信号チャネルのうち、トラフィック(Traffic)チャネルを通じて前記CDMA−2000サービスを提供する無線接続網と、
    セル単位で配置されてあり、信号チャネルのうち、トラフィックチャネルを通じて前記WCDMAサービスを提供するRANと、
    基本及び付加サービス処理、加入者の着信及び発信呼処理、位置情報登録手順及びハンドオーバ手順処理、他網との連動機能を遂行し、前記無線接続網及び前記RANと連動される移動通信交換局と、
    を含むことを特徴とする移動通信システム。
  18. 前記マルチモード−マルチバンド端末機は、
    エアーインターフェースを介してRF信号を送受信するアンテナと、
    前記RF信号を送受信及び変復調するRF送受信部と、
    前記RF送受信部からCDMA−2000帯域のRF信号のうち、希望するCDMA信号のみを抽出するCDMA−2000フィルタと、
    前記CDMA信号をCDMA−2000に定義されたプロトコルによって呼処理するCDMA−2000モデムと、
    前記RF送受信部からWCDMA帯域のRF信号のうち、希望するWCDMA信号のみを抽出するWCDMAフィルタと、
    前記WCDMA信号をWCDMAに定義されたプロトコルによって呼処理するWCDMAモデムと、
    WCDMAモードやCDMA−2000モードのうち、1つのモードを選択して動作するように制御する制御部と、
    リアルタイム処理OS、マルチターゲットセルモニタリングプログラムを搭載しているプログラム格納部と、
    を含むことを特徴とする請求項17記載の移動通信システム。
  19. 前記マルチモード−マルチバンド端末機は、前記RANから送信される前記WCDMA信号が弱くなることを感知する場合、前記無線接続網に初期化作業を遂行することを特徴とする請求項17または18記載の移動通信システム。
  20. 前記初期化作業は、システム決定副状態、パイロットチャネル獲得副状態、及びシンクチャネル獲得副状態を経て遂行されることを特徴とする請求項19記載の移動通信システム。
  21. 前記マルチモード−マルチバンド端末機は、前記マルチターゲットセルモニタリングプログラムを駆動し、ハンドオーバするターゲットセルを複数個にモニタリングしてマルチターゲットセル情報を生成することを特徴とする請求項17記載の移動通信システム。
  22. 前記ターゲットセルモニタリングプログラムは、前記RANからパイロット(Pilot)信号を受信してEc/Io値をチェックして、チェックされた結果に基づいて前記CDMA−2000モデムを起動してハンドオーバを遂行し、かつ、マルチターゲットセル情報を生成して前記WCDMAシステムに伝送することを特徴とする請求項17または18記載の移動通信システム。
  23. 前記マルチモード−マルチバンド端末機は、前記無線接続網と同期化を終えた後、ハンドオーバを終えたことを知らせるハンドオーバ終了メッセージを生成して前記無線接続網に伝送することを特徴とする請求項17または18記載の移動通信システム。
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