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JP2008507678A - 熱補償能力を有する軸受 - Google Patents

熱補償能力を有する軸受 Download PDF

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Abstract

アルミニウム合金製又は他の軽量素材製変速機ケース(1)で使用されるコロ軸受において、変速機は2つのダイレクトマウントされた円すいコロ軸受(8、9)により支持された鋼製軸(2)を含んでいて、2つの軸受(8、9)は軸(2)を径軸両方向に拘束している。変速機又はトランスアクスルが温度変動を受ける際のケースと鋼製軸(2)との間の膨張収縮の差を補償するために、ケース(1)又は軸(2)の熱膨張率よりも大きな熱膨張率を有する補償リング(34)が少なくとも一つの軸受のレース(20)に取付けられる。この結果、広い温度変動範囲にわたって軸受はほぼ均一の設定で動作する。

Description

関連出願の相互参照表示
本出願は、発明の名称を「熱補償型軸受」とする2004年9月17日にマーク・エイ・ジョキにより出願された米国仮出願第60/610、934号と、発明の名称を「熱補償能力を有する軸受」とする2004年7月26日にミーセア・グラデューにより出願された米国出願第10/899、348号とに由来し、これらの優先権を主張する。
本発明は、全体として軸受に関し、特に、軸受がその内部にマウントされる構造体と軸受の内部に配置される軸との間の熱膨張収縮の差を補償する能力を有する軸受に関する。
重量を削減する目的で、種々の機械式変速機のケースはマグネシウム合金又はアルミニウム合金等の軽量素材から製造される。しかし、鋼が高強度かつ耐摩耗性に優れていることは明らかなので、ケース内で回転するとともにトルクを伝達する歯車を保持する軸は鋼製のままである。
変速機及びトランスアクスルのケースの中に軸をマウントする種々の軸受配列があるが、最もコンパクトかつ耐久性のあるものは円すいコロ軸受を利用している。典型的なインライン変速機において、入力軸及び出力軸は、軸の方向が揃えられ、2つの単列円すいコロ軸受にケースの対向する端面で拘束されている。ここで、2つの単列円すいコロ軸受は、相互にダイレクトマウント、すなわち各軸受のコロの大端が内向きにケースの内面に向くとともに相互に向き合うように設けられている。また、入力軸は出力軸の端を受容するポケットを備えている。一方で、出力軸は「ポケット軸受」として知られる別の単列円すいコロ軸受を備えている。この円すいコロ軸受も出力軸の軸受に対してダイレクトマウントされている。これらの適用における円すいコロ軸受は、その寸法に対して極めて大きな荷重を担っている。また、円すいコロ軸受がラジアル荷重に加えて軸方向又はスラスト荷重を担うので、最小の数の軸受が軸の受ける全荷重を担っている。
理想的には、対向型円すいコロ軸受は、適用要件によって定まる最適設定範囲内で動作すべきである。一般的にいうと、本発明の目的は軸方向及び半径方向への軸の自由な動きを最小とすることである。なぜなら、このようにすることは軸受寿命を最大とし、騒音を減少させ、歯車のかみ合いを改善するからである。これらの整列された入力及び出力軸を実際に支持するダイレクトマウント軸受は、これらの軸を軸方向に拘束する。
軸及び軸受と同様に、変速機のケースが鋼製であったならば、ケース、軸及び軸受は温度変動に伴って同様に膨張し、広い温度範囲において各軸の軸受設定が急激に変化することはないであろう。しかし、現在のところ多数の変速機用ケースの製造に用いられるアルミニウム合金は、軸及び軸受の製作に用いられる鋼よりも熱膨張率が大きい。ダイレクトマウント軸受に軸方向あそびがない状態でこのような変速機が室温で組立てられたと仮定すると、温度が低下すると、ケースは軸よりも収縮するので、軸受は予圧を受けることになる。同様に、ケースは軸よりも膨張するので、温度が室温よりも上昇すると、軸受は軸方向あそびが生じるようになる。軸受の構造に起因する円すいコロ軸受の膨張収縮はケースと軸との間の膨張収縮の差の影響をある程度弱める傾向があるが、広い温度範囲にわたって軸受設定をほぼ一定に保つには不十分である。
組立て時の軸受内の過剰な予圧は、ケースの膨張によって生じる緩みをある程度補償することができるが、内部部品における摩擦量を増大させて、内部部品の磨耗量を増大させる。また、変速機の常温始動の間、軸の歯車を回転させるための労力が増大することになる。一方、変速機が加熱されると、軸方向の過剰なあそびは、荷重が伝達される経路となる軸受内のゾーンの寸法を減少させる。その結果、軸受部品間の空間及びギャップが減少して、軸受の寿命縮めることになる。軸方向あそびは、軸が径方向及び軸方向に変位することをある程度可能とするので、変速機の歯車がかみ合う位置を変化させることもある。
米国特許公報第5、028、152号は、熱補償型軸受を備えた機械を開示していて、参照によりこの明細書に援用される。この装置では、軸受は特殊加工された軸受カップ(外レース)を必要とする。特殊加工には、カップ面にラベット溝(rabbet)を生成すことが含まれる。弾性補償リングがラベット溝内に配置され、軸受に支持された鋼製部品と軸受が内部に配置される軽量のアルミニウム製ケーシングを備えた機械との間の熱膨張差を補償している。しかし、この発明における軸受のラベット溝構成は特殊加工された軸受カップを必要とし、その結果、軸受のコストを増大させ、軸受組立をより困難としている。
本発明の軸受は、軸受カップの機械加工をほとんど必要としない円すいコロ軸受である。その代わりに、熱補償部品を、軸受に対する付加部品(アドオンアクセサリー)の形態で、軸受の背面及び/又は前面に接触するように配置することができる。この結果、組立がより単純なので、既存の軸受に熱補償部品を追加すること又はより少ない労力で軸受に熱補償部品を組み込むことを可能とする、より低コストの軸受が得られる。
また、本発明の軸受は、軸受及び軸の製造に使用される鋼よりも大きな熱膨張率を有するアルミニウム合金又は他の軽量素材から製作されるケースを備える変速機の軸の端にマウントしてもよい。この軸受の独自の構造は、ケースとケース内の軸受及び軸との間の熱膨張収縮の差を補償する能力を有する。結果として、軸受は、より広い動作温度にわたって、より均一な設定に維持される。
以下、本発明の特徴がさらに明示及び指摘される。
なお、複数の図面を通じて、対応する参照符号が使用される。
本発明の5実施形態が添付の図面及び以下の記述で説明されるが、示された実施形態は単に説明の目的のためのものであり、遭遇する状況に応じて本発明が最も有効に利用できるように、いかなる場合も本発明の精神及び意図から逸脱することなく、製造時に種々の構造変更をおこなってもよいことは明らかである。本発明は特許請求の範囲の記載によってのみ制限される。
ここで図面を参照すると、変速機A(図1)を含む本発明の一実施形態が示される。変速機Aはアルミニウム合金等の軽量金属から鋳造されたケース1を有している。変速機Aは入力軸2及び出力軸3も有していて、各軸はそれぞれ端4及び5を備えている。軸2及び3は歯車6及び7を支持し、これらの歯車は、入力軸2と出力軸3との間に異なる速度比を生じさせるように、異なる組合せでかみ合う。軸2及び3は鋼からマシニング加工される。軸上の歯車6及び7も同様である。
入力軸2は、ケース1の各端にある壁11に設けられた孔10内で、入力軸2に外周からはめられた2つの単列円すいコロ軸受8及び9を回転させる。軸受8及び9は、張出部(abutments)、すなわち、孔10の端の段部(shoulder)12と軸2上の別の段部13との間に配置される。入力軸2の端4はケース1の反対側の端の壁に設けられた孔14内に配置された別の単列円すいコロ軸受9を回転させる。単列円すいコロ軸受9も、孔14の端の段部15及び軸2上の裏あて面16の形態を有する張出部の間に配置される。出力軸3は、ケース1の壁に設けられた軸受17と18との間で同様に回転する。
軸受8、9、17、及び18の各々は、軸受が支持する軸2又は3の軸線Xと一致する回転軸Xを有する単列円すいコロ軸受である。軸受は、軸2又は3の一つに外周からはまるコーン19と、孔10又は14の一つにはまり込むカップ20と、コーン19とカップ20との間に一列に配列している円すいコロ21と、コロ21の間に適切な間隔を維持する保持器22とを含んでいる(図2)。カップ20は、基本的にケース1内で動かない。その一方で、コーン19は、その特定軸2又は3が回転軸Xの周りを回転する時に、ケース1内で回転する。
コーン19は孔23を有する(図2)。孔23はコーン19がその上にはまり込む軸2又は3よりも僅かに小さいので、コーン19とその軸との間にしまりばめが成立する。コーン19は、外向きにカップ20に向かって設けられたテーパ軌道24も有する。軌道24はスラストリブ25とリテーニングリブ26との間に位置し、スラストリブ25とリテーニングリブ26の両方は外向きに軌道24から突き出している。コーン19の両端は回転軸Xに対して垂直に切り落とされて、スラストリブ25側の端はコーンの背面27を形成している。
カップ20は外向きに設けられた円筒面28を有する。しまりばめ又はゆるみばめのいずれが所望されるかに応じて、円筒面28は、はまり込む孔10又は14よりも僅かに小さいか又は僅かに大きくてもよい。また、カップ20は、内向きにコーン19のテーパ軌道24に向かって設けられたテーパ軌道29を有する。カップ20の両端は軸線Xに対して垂直に切り落とされて、テーパ軌道29の小端側にあるより径の大きな端がカップの背面30を形成している
円すいコロ21は、コーン19及びカップ20の軌道24と29との間に一列に、それぞれの大端がコーン19のスラストリブ25に接触するように位置する。スラストリブ25は、ラジアル荷重がコロ21を介して伝達される際に2つの軌道24と29との間の空間からコロ21が外れることを防止する。また、コロ21は、それぞれの側面が頂点にまで延びていたとしたら頂点が軸線X上の共通の点に位置するという意味で、頂点が一致している。また、2つの軌道24及び29についても同じことが当てはまる。
コーン軌道24及びカップ軌道29のテーパは、これらの間にはまるコロ21のテーパとともに、軸受8、9、17及び18(図1)がラジアル荷重及び軸方向荷重を伝達することを可能とする。後者(軸方向荷重)は、孔10及び14の端の段部12及び15並びに軸2及び3上の段部13及び16によって抵抗を受ける。この点、軸受8のコーン19(図2)は、その背面27が段部13に接触するようにして、入力軸3の外周からきつくはまっている。この軸受のカップ20は孔10にぴったりとはまっている。他方の軸受9(図1)のコーン19が入力軸2に外周からぴったりとはまっている一方で、その軸受のカップは、その背面が孔14の端の段部15に向いているが接触しないように孔14にゆるくはまっている。同様に、出力軸3の2つの軸受17及び18のコーンは、その背面が出力軸3上の段部31に接触するようにして、出力軸3の外周からぴったりとはまっている。軸受17のカップは軸受の孔32にぴったりとはまり込み、カップの背面は孔32の端の段部33に接触している。一方、軸受18のカップはその孔41にゆるくはまり込んでいる。その背面は孔の端の段部35に向けられているが、実際には段部35と接触していない。軸受8、9、17及び18の各々の保持器22は、カップ20からコーン19が取り外されたときに、隣り合うコロ21の間の僅かな間隔を維持する。保持器22は、さらにコーン軌道24の周りにコロ21を保持する。
入力軸2の軸受8及び9並びに出力軸3の軸受17及び18は入出力軸2及び3に共通する軸線X上に配置され、ある設定で動作している。この設定は、変速機のケース1内の2つの軸受8及び9又は17及び18のカップ20(図2)の位置に依存するか、あるいは、カップ20の位置によって少なくとも制御される。例えば、カップ20が離れ過ぎているならば、軸2及び3はカップ20の間でゆるく、又は換言すると、軸受8及び9又は17及び18がクリアランスを含み、そして軸方向あそびがある状態となる。一方で、カップ20が接近しすぎていると、軸受8及び9又は17及び18並びにこれらの間にある軸2及び3の部分は圧縮状態にあり、又は換言すると、軸受は予圧状態となる。
温度変動を受けると、高い熱膨張率を有するアルミニウム合金等の軽量素材から形成されたケース1は、鋼から形成された軸2及び3よりも寸法が大きく変化する。実際に、アルミニウム合金は、鋼の約2倍の熱膨張率である。したがって、変速機A全体の温度上昇は、ケース1の端の壁をさらに広げるように離す。当然、これらの壁は軸受8、9、17及び18のカップ20の位置を決める段部12及び15並びに33及び35を壁とともに外側に移動させる。また、軸2及び3も増大して、整列された軸2及び3上の裏あて段部13及び16並びに31をさらに広げる。しかし、アルミニウム合金と鋼との間の熱膨張率の実質的な差に起因して、孔10及び14の段部12と15との間の距離の増加は軸2及び3上の裏あて段部13と16との間及び31の間の距離の増加の約2倍となりうる。本発明の補償リング34(図2)がなければ、この膨張の差は軸受8、9、17及び18の設定を著しく変えるであろう。
具体的には、本実施形態では、環状U字支持リング35は、環状U字支持リング35の底37がカップ20の前面38に対するように、カップ20の前面38に配置される。本実施形態において、環状U字支持リング35は鋼製であり、軸線Xをその中心とした環状である。補償リング34は、断面形状がほぼ長方形であり、補償リング34の上端面39が環状U字支持リング35のフランジ40の間となるように環状U字支持リング35の内部に配置される。本実施形態の補償リング34弾性素材から製作される。ある種のポリマーがこの目的に適していて、それにはエラストマーであるポリマーが含まれている。このようなエラストマーの一つはデュポン社(E. I. DuPont de Nemours)により商標バイトン(VITON、登録商標)の下で販売されている。このエラストマーは約12O x 10-6(インチ/°F)の熱膨張率を有する。熱膨張率が変速機Aのケース1の製造に使用される素材の熱膨張率よりも大きければ、他の弾性素材を使用してもよい。
裏あてリング36は補償リング34とケース1の段部12との間に配置される。本実施形態において、裏あてリング36は鋼製である。裏あてリング36は、環状U字支持リング35の2つのフランジ40の間にはまる寸法であり、2つのフランジ40の間のはめ合いは、補償リング34を適切に保持するために2つのフランジ40の間に裏あてリング36を留めることができる程度に十分にきついが、より高温に温められて補償リング34が膨張した際に裏あてリング36が環状U字支持リング35から押しはずされることが可能な程度に十分にゆるくなっている。
補償リング34は、2つの軸2及び3上の全ての軸受8、9、17及び18を広い温度変動範囲にわたってほぼ均一の設定に維持する。変速機Aが温度の上昇を受けると、そのケース1は2つの軸2及び3よりも膨張する。しかし、補償リング34の熱膨張率はケース1のものよりも大きいので、補償リング34は2つの軸受8と9との間又は17と18との間の広がりを軸方向に整列された2つの軸2及び3の膨張による広がりに一致するように維持しようとする。この目的を達成するために、ケース1が膨張して軸受8及び9又は17及び18のカップ20を拘束する段部12及び15又は33及び35が離れるように動くとき、補償リング34も同様に軸方向に膨張して軸受8及び17のカップ20段部12及び33からより遠ざかるようにする。軸受のカップ20が変位する距離は、2つの軸受8及び9又は17及び18の間の領域で測定されるケース1と2つの軸2及び3との間の膨張の差におおまかに対応するが、軸受内の軸方向の膨張によって生じる軸方向の任意のオフセットにはほとんど対応しない。
当然ながら、変速機Aがその動作温度の低下を受けると、逆のことが生じる。補償リング34はケース1と2つの軸3及び4との収縮の間の差とほぼ同じだけ、軸受の収縮により生じる軸方向オフセットよりも少なく軸方向に収縮するので、軸受の設定は基本的に同一に維持される。つまり、補償リング34は、ケース1とケース1内部にある軸方向に整列された軸2及び3との間の熱膨張収縮の差を補償する。
2つの軸受8及び17の補償リング34によって提供される熱補償の結果として、整列された軸3及び4上の軸受は、低温で過剰な予圧を受けない。また、補償リング34は、より高温の動作温度において、軸受8、9、17及び18の軸方向の過剰なあそびを取り除いて、軸受内の荷重分布を改善し、その寿命を延ばし、かつ機械の信頼性を改善する。また、補償リング34は径方向に僅かではあるが膨張して、補償リングがその中に配置されるところのカップ20がカップ20の孔10、14、32及び41内において回転することを防止する役割がある。また、補償リング34は軸2及び3の振動を減衰させる働きをしてもよく、これと軸方向あそびの減少とあいまって変速機Aにより生じる騒音を減少させる。
本発明の実施形態は、熱補償リングを備えるものとして軸受8、9、17及び18のみを示しているが、他の実施形態においては、特定の目的に応じて入力軸2及び出力軸3の軸受が熱補償リングを備えてもよい。
補償リング34の長さlは、ケースの段部12と15との間又は33と35との間の距離(dc)、軸の段部13、16又は31と裏あて面27との間の距離(ds)、ケース1のアルミニウム合金の熱膨張率(CAl)、軸2又は3の鋼の熱膨張率(CSt)、補償リング34の熱膨張率(Cp)、温度差(AT)、及び軸受の構造を含む多数の要因に依存する。この長さlを決定するためには、まず、室温からの温度の最大変化に起因する最大設定変化(MSC)を計算する。この計算はケース1と軸2及び3との間の膨張の差だけでなく、軸受8及び9又は17及び18のスタンド(stands)におけるオフセットの差も考慮している。オフセットの差は軸受自体の内部の径及び軸方向の膨張によって主として生じる。この点、単列円すいコロ軸受の構造は、温度の上昇に起因する径及び軸方向の膨張は軸受のスタンドを拡大しようとするというようなものである。すなわち、軸受はそのコーン19の背面27とそのカップ20の背面37との間の距離の増加(b)を受けることになる。円すいコロ軸受のスタンドの増加(b)を計算するためには、軸受技術者に周知の式がある。
最大設定変化(MSC)は次式を使用して計算される。
Figure 2008507678
ここで、S?b は、(i.)軸2及び3のケース1の軸受8及び9のスタンドの変化の和、又は(ii.)17及び18のスタンドの変化の和である。
挿入部分(insert)の長さlは次式から導出される:
Figure 2008507678
一例として、鋼製入力軸2上の軸受8及び9がカップの背面37が13.00インチ離れるように設定し、コーンの背面27間の距離が10.00インチであり、室温が70°Fであり、通常の動作温度が220°Fであり、及び補償リング34の膨張率(Cp)が120 x 10-6インチ/°Fであることを仮定する。アルミニウムの膨張率(CAl)は13 x 10-6インチ/°Fである一方、鋼の膨張率(CSt)は6.5 x 10-6インチ/°Fである。また、2つの軸受8及び9のスタンドの変化量の和(S?b)が0.005インチになると仮定する。変速機Aの温度が70°Fから220°Fまで上昇すると、最大設定変化(MSC)は次のようになる:
Figure 2008507678
補償リング34は、長さlでなければならない。
Figure 2008507678
補償リング34は軸方向及び径方向に拘束され、実際に変速機Aが常温のとき補償リング34は軸方向に圧縮された状態で保持されているので、補償リング34の素材の体積膨張は実際に線膨張に変換される。換言すると、補償リング34は径及び周の両方向に拘束されていて、温度の上昇から軸方向の膨張のみを受ける。そうでなければ径及び周方向の膨張として生じるものは線膨張として現れる。つまり、径方向の拘束が体積条件を生じさせ、そこでは線膨張率が増大する。補償の容積原理を利用するためには、挿入部分の素材は多少柔軟であるべきであり、この理由から、一般に、商標VITONの下で販売されているエラストマー等のエラストマーが、より硬いポリマーよりも適している。
したがって、前例における補償リング34の長さlは容積基準で計算されて次のようになる。
Figure 2008507678
図3は、補償リング50が変速機AのL字支持リング51、裏あてリング52、及びケース1の間にはまり、かつそれらに取り込まれている本発明の別の実施形態を示す。補償リング50、L字支持リング51、及び裏あてリング52に使用される素材及び動作は、上記第1実施形態のものと同一である。また、上記式はこの第2実施形態について使用されてもよい。
図4は、補償リング60が円筒状支持リング61及び裏あてリング62によって適切な位置に保持される本発明の別の実施形態を示す。また、この第3実施形態で使用される素材、動作及び必要な計算は第1実施形態のものと同じである。
図5は、補償リング64が支持リング66によって適切な位置に保持される本発明の別の実施形態を示す。この実施形態において用いられる素材、動作、及び必要な計算は第1実施形態のものと同じでもよい。図5を参照すると、円すいコロ軸受67はアルミニウム又はマグネシウム製ハウジング70の中で軸68を支持している。軸受はカップ72の形態を有する外レースを有する。カップ72は第1及び第2円筒状外周面74、76を備えている。第1及び第2円筒状外周面74、76はその径がかなり異なっていてもよい。一方で、これらの面74、76は突起部78を形成する。カップ72は突起部78を備えるように形成されてもよい。あるいは、突起部78はカップ72に単にマシニング加工されてもよい。突起部78は、ある程度の深さと長さとを備えているが、カップ72の構造健全性を損なうほど大きくはない。支持リング66がカップ72に圧入されるように実施してもよい。
支持リング66は、その厚さがほぼ均一であり、カップ72の第1面76と接触する少なくとも一つの面80を有する。支持リング66の別の面82はマウント孔84と接触している。封止のためにカップ72はマウント孔84内にマウントされている。支持リング66は面80、82の形態をそれぞれ有する2つのフランジと補償リング64の前面85に配置された底とを備える環状U字からなり、この環状U字支持リング66の底が軸受のハウジング70に接触するようになっていてもよい。支持リング66の湾曲部分は、補償リング64の前面85を覆うように位置する。
補償リング64は、支持リング66、カップ72及び突起部78により定まる空間を充填する。補償リング64の一部は第1及び第2円筒状外周面74、76と面接触するように圧入される一方で、その前面85は支持リング66の底と同一面となるように圧入される。ある実施形態では、支持リング66の面80は支持リング66の厚さよりもかなり大きくてもよい。熱補償リング64は、通常、鋼の30〜40倍の線膨張率を有するフッ素系エラストマーからなる。フッ素系エラストマーは、温度上昇が上昇すると軸受クリアランスを取り去る傾向があり、軸受のクリアランスを増加させるケースの傾向とは逆に働く。補償リング64は支持リング66、カップ72及び突起部78により定まる空間に適合させられる。温度/圧力が上昇したときに、補償リング64はカップ72の圧入及びカップ72に働く圧力で閉じられるカップ72とハウジング孔84との間の密なクリアランスによって逃げられないように拘束される。
図6を参照すると、補償リング64の製造ステップが示されている。このステップの間、補償リング64は打抜き鋼製支持リング66中に配置される。支持リング66は加熱されるために炉中に置かれる。打抜き加工された支持リング66の内周は軸受の外レースのあわせ面よりも際立って小さく、取り付けの間、塑性変形は支持リング66の内周と同じ大きさである。支持リング66の面80、82(図5)の内周は支持リング66の底に向かって細くなっている。打抜き加工された支持リング66の外周はハウジングの孔に精密嵌合している。
図7を参照すると、別の製造ステップが示されている。このステップの間、加熱された支持リング66及び補償リング64は空隙を充填しようとする上ポンチ88と下ポンチ90との間に加えられた力を受けながら金型86内に置かれる。このプロセスは、閉じ込められた容積から余分な素材を金型86内の逃げチャネルを通して排出する。上ポンチ88は下ポンチ90に対して固定された位置で停止し、支持リング66所望の外レースの幅となるように押しやる。あるいは、熱補償リング64を、金型86、カップ72、及び支持リング66により定まる空隙の中に射出成形することができる。
図8を参照すると、支持リング92は、そのほぼ円筒状の部分がカップ72の部分に圧入するところの断面がL字にもできる。第5実施形態に使用される素材、動作及び必要な計算は第4実施形態のものと同じでもよい。支持リング92は補償素材94の前面に配置されてもよい。支持リング92の外周はハウジング70の孔にわずかなクリアランスではまり込む。
上記実施形態の各々の補償リングは、軸受カップ、裏あてリング、又は支持リングのいずれかに取付けられる一つの面を有していてもよい。補償リングが再配置されることを防止し、軸受部品のいずれかの間に補償リングが割り込む可能性を減少させるために、この取り付けは補償リングをアセンブリ内部に留める。補償リングを保持する方法は、接着、化学溶接、ねじ加工された又はねじ未加工の締結具、又は、補償リングがその好適位置から動くことを防止するその他の機械的方法を使用して実現され得る。
上記説明は本発明の種々の実施形態を説明しているが、本発明は熱補償能力を有する軸受が必要とされる任意の構成にむしろ容易に適合させることができることは明白であろう。熱補償能力は、コロ軸受、自動調心コロ軸受、及びアンギュラーコンタクト軸受等及びこれらに制限されることのない多様な軸受に適合させて、組み込んで、及び/又は一体化される。円すいコロ軸受と同様に、これらの軸受は内外レースを有し、軸受軸線に対して傾いた軌道及び軌道上の転動体を有していてもよい。
本発明の範囲を逸脱することなく上記構成を種々に変形することができるので、上記明細書に含まれ、あるいは添付の図面に示されている全ての事項は、例示目的として理解され、制限する意味では理解されないものである。
変速機にマウントされたとしたときの本発明の軸受の一実施形態の断面図である。 熱補償部品を有する円すいコロ軸受を示す本発明の軸受の一実施形態の断面図である。 熱補償部品を有する円すいコロ軸受を示す本発明の第2実施形態の軸受の断面図である。 熱補償部品を有する円すいコロ軸受を示す本発明の第3実施形態の軸受の断面図である。 熱補償部品を有する円すいコロ軸受を示す本発明の第4実施形態の軸受の断面図である。 図5の熱補償部品を製造するステップを示す断面図である。 本発明の熱補償部品を製造する別のステップを示す断面図である。 熱補償部品を有する円すいコロ軸受を示す本発明の軸受の第5実施形態の断面図である。

Claims (30)

  1. 張出部(abutments)を有するケースに、
    前記ケースの中の少なくとも一つの軸において、前記ケースの前記張出部に向けられるとともに軸方向に距離を空けて配置された張出部を有し、前記ケースの素材とは異なる熱膨張率を有する素材から形成された少なくとも一つの軸と、
    前記ケースの中の前記少なくとも一つの軸を支持する少なくとも二つの軸受において、軸径両方向の荷重を担うように構成され、前記ケースの中で、前記ケースと前記少なくとも一つの軸の前記張出部との間で互いに向き合うように前記少なくとも一つの軸にマウントされることで、前記軸受が前記少なくとも一つの軸を軸径両方向について前記ケースの中に拘束し、前記張出部の一つに面するように各々設けられ、前記軸受の他方のレースの前記軌道に面する軌道を備えた内外レースを有する少なくとも二つの軸受と、
    前記軌道上を転がる転動体と、
    が組み合わさった組み合わせにおいて、さらに
    前記ケースの前記張出部と前記少なくとも一つの軸の前記張出部との間に配置される支持リングと、止めリングと、補償リングとを有し、
    前記補償リングが、前記ケース、前記軸受、又は前記軸の少なくともいずれか一つの温度変化に応答して前記軸と前記ケースとの間の熱膨張収縮の差を補償して広い温度変動範囲にわたって前記軸受がより均一な設定に維持されるように配置される
    組み合わせ。
  2. 前記補償リングが、前記ケース及び前記少なくとも一つの軸の双方よりもかなり大きい熱膨張率を有している請求項1に記載の組合せ。
  3. 前記補償リングはその少なくとも一部がポリマーから形成される請求項2に記載の組合せ。
  4. 前記補償リングはその少なくとも一部がエラストマーから形成された請求項2に記載の組合せ。
  5. 前記補償リングは、前記補償リングが径の内側又は外側に膨張しないように前記支持リング及び前記裏あてリングによって強固かつぴったりと径方向に拘束される柔軟素材においてその体積膨張収縮が軸方向にのみ現れて熱膨張率に帰せられるものよりも大きい柔軟素材を含む請求項2に記載の組合せ。
  6. 前記軸受は、外向きに設けられた軌道を備えるコーンと内向きに設けられた軌道を備えるカップと前記カップ及びコーンの軌道の間に位置する円すいコロとを有する円すいコロ軸受である請求項5に記載の組合せ。
  7. 前記支持リングは2つのフランジ及び底を有する環状U字を有し、前記環状U字は、環状U字支持リングの前記底が前記軸受の前記外レースの前面に接触するように前記軸受の前記外レースの前記前面に配置される請求項6に記載の組合せ。
  8. 前記裏あてリングが前記環状U字支持リングの前記2つのフランジの間にはまる寸法であり、前記2つのフランジの間のはめ合いは、前記補償リングを適切に保持するために前記2つのフランジの間に前記裏あてリングを留めることができる程度に十分きついが、より高温に温められて前記補償リングが膨張した際に前記裏あてリングが前記環状U字支持リングから押しはずされることが可能な程度に十分にゆるくなっている請求項7に記載の組合せ。
  9. 前記補償リングは、径の内側又は外側に膨張しないように前記支持リング、前記裏あてリング、及び前記変速機の前記ケース及び前記裏あてリングによって強固かつぴったりと径方向に拘束される柔軟素材において体積膨張収縮が軸方向にのみ現れて熱膨張率に帰せられるものよりも大きい柔軟素材を含む請求項2に記載の組合せ。
  10. 前記支持リングは、径方向垂直面及び軸方向水平面を備えるL字支持リングにおいて、その前記径方向垂直面が前記軸受の前記外レースの前面に接触するように前記軸受の前記外レースの前記前面に配置される前記L字支持リングである請求項9に記載の組合せ
  11. 前記裏あてリングが前記L字支持リングの前記水平軸方向面と前記変速機の前記ケースとの間にはまる寸法であり、前記はめ合いは、前記補償リングを適切に保持するために前記L字支持リングと前記変速機の前記ケースとの間に前記裏あてリングを留めることができる程度に十分きついが、より高温に温められて前記補償リングが膨張した際に前記裏あてリングが前記L字支持リングから押しはずされることが可能な程度に十分にゆるくなっている請求項10に記載の組合せ。
  12. 前記支持リングが内周及び外周を有するリング状支持リングである請求項9に記載の組合せ。
  13. 前記裏あてリングが前記支持リングの前記外周と前記変速機の前記ケースとの間にはまる寸法であり、前記はめ合いは、前記補償リングを適切に保持するために前記支持リングと前記変速機の前記ケースとの間に前記裏あてリングを留めることができる程度に十分きついが、より高温に温められて前記補償リングが膨張した際に前記裏あてリングが前記支持リングから押しはずされることが可能な程度に十分にゆるくなっている請求項12に記載の組合せ
  14. 外向きに設けられたテーパ軌道及び前記軌道の大端を超えて配置された背面とを備えるコーンの形態を有する第1レースと、
    前記コーンの周りに配置されるとともに内向きに設けられた軌道及び前記軌道の小端に背面を備えるカップの形態を有する第2レースと、
    を備え、前記第1レース又は前記第2レースのいずれか一つが、その背面と同一の向きに設けられた裏あて面をさらに備え、
    カップとコーンの軌道の間に一列に配置される円すいコロと、
    支持リング及び裏あてリングにより実質的に保持された補償リングと、
    を備え、前記補償リング、前記支持リング、又は前記裏あてリングのいずれか一つが、そのレースの前記裏あて面と接触するように配置され、前記補償リングが高熱膨張率を有する素材から製作・形成される
    円すいコロ軸受。
  15. 前記補償リングが主に高熱膨張率を有するエラストマーから形成される請求項14に記載の円すいコロ軸受。
  16. 前記補償リングが主に高熱膨張率を有する素材から形成される請求項14に記載の円すいコロ軸受。
  17. 前記補償リングは、前記補償リングが径の内側又は外側に拡張しないように前記支持リング、前記裏あてリング、及び前記変速機の前記ケースによって強固かつぴったりと径方向に拘束された柔軟素材においてその体積膨張収縮が軸方向にのみ現れて熱膨張率に帰せられるものよりも大きい柔軟素材を含む請求項14に記載の円すいコロ軸受。
  18. 前記支持リングが、2つのフランジ及び底を有する環状U字形状であり、
    前記支持リングは、前記環状U字形状の前記底が前記軸受の前記外レースの前面に接触するように、前記軸受の前記外レースの前面に配置される
    請求項17に記載の円すいコロ軸受。
  19. 前記裏あてリングが前記環状U字支持リングの前記2つのフランジの間にはまる寸法であり、前記はめ合いは、前記補償リングを適切に保持するために前記2つのフランジの間に前記裏あてリングを留めることができる程度に十分きついが、より高温に温められて前記補償リングが膨張した際に前記裏あてリングが前記補償リングにより前記環状U字支持リングから押しはずされることが可能な程度に十分にゆるくなっている請求項18に記載の円すいコロ軸受。
  20. 前記支持リングは、垂直径方向面及び水平軸方向面を有するL字支持リングにおいて前記L字支持リングの前記垂直径方向面が前記軸受の前記外レースの前面に対するように前記軸受の前記外レースの前面に配置されたL字支持リングである請求項17に記載の円すいコロ軸受。
  21. 前記裏あてリングが前記L字支持リングの前記水平軸方向面と前記変速機の前記ケースとの間にはまる寸法であり、前記はめ合いは、前記補償リングを適切に保持するために前記L字支持リングと前記変速機の前記ケースとの間に前記裏あてリングを留めることができる程度に十分きついが、より高温に温められて前記補償リングが膨張した際に前記裏あてリングが前記補償リングにより前記L字支持リングから押しはずされることが可能な程度に十分にゆるくなっている請求項20に記載の円すいコロ軸受。
  22. 前記支持リングが内周及び外周を有するリング状支持リングである請求項17に記載の円すいコロ軸受。
  23. 前記裏あてリングが前記支持リングの外周と前記変速機の前記ケースとの間にはまる寸法であり、前記はめ合いは、前記補償リングを適切に保持するために前記支持リングと前記変速機の前記ケースとの間に前記裏あてリングを留めることができる程度に十分きついが、より高温に温められて前記補償リングが膨張した際に前記裏あてリングが前記補償リングにより前記支持リングから押しはずされることが可能な程度に十分にゆるくなっている請求項22に記載の円すいコロ軸受。
  24. 張出部(abutments)を有するケースに、
    前記ケースの中の少なくとも一つの軸において、前記ケースの張出部に向かって前記ケースの張出部から軸方向に距離を空けて配置された張出部を有し、前記ケースの素材とは異なる熱膨張率を有する素材から形成された少なくとも一つの軸と、
    前記ケースの中の前記少なくとも一つの軸を支持する少なくとも二つの軸受において、軸径両方向の荷重を担うように構成され、前記ケースの中で前記ケース及び前記少なくとも一つの軸の前記張出部の間で前記少なくとも一つの軸にマウントされ、そこでは互いに逆向きとなり、前記軸受が前記少なくとも一つの軸を軸径両方向について前記ケースの中に拘束し、前記張出部の一つに面するように各々設けられ、前記軸受の他方のレースの前記軌道に面する軌道を備えた内外レースを有する少なくとも二つの軸受と、
    前記軌道上を転がる転動体と、
    が組み合わさった組み合わせにおいて、
    前記軸と前記ケースとの間の熱膨張収縮の差を補償して前記軸受が広い温度変動範囲にわたってより均一な設定に維持されるように、前記ケース、前記軸受、又は前記軸のいずれかの少なくとも一つの温度変化に対応する手段と
    を有する組み合わせ。
  25. コーンの形態を有する内レース、
    コロと、
    カップの形態を有する外レースと、
    支持リングと、
    補償リングと、
    を有する円すいコロ軸受において、
    前記外レースが第1及び第2外周面を備え、
    前記第1及び第2外周面の径がかなり異なっていて突起部を形成し、
    前記支持リングは、ほぼ均一な厚みを有し、
    前記支持リングは、前記カップの前記第1面と接触する少なくとも一つの面を有し、
    前記支持リングの前記少なくとも一つの面は、前記支持リングの厚さよりもかなり大きく、
    前記補償リングは、前記支持リング、前記外レース、及び前記外レースの前記突起部によって定まる空間に適合する.
  26. 前記支持リングが外レースに圧入されている請求項25の装置。
  27. 前記支持リングが前記補償リングの前面に配置される請求項25に記載の装置。
  28. 前記支持リングの前記少なくとも一つの面は前記支持リングよりもかなり厚い第1及び第2面を含み、
    前記第1面が前記外レースと封止のために接触し、
    前記第2面は内部に前記外レースがマウントされている取り付け孔と封止のために接触する請求項25に記載の装置。
  29. 前記第1面及び第2面が互いに向かって細くなる請求項28に記載の装置。
  30. 前記補償リングが前記第1及び第2外周面と同一平面にある請求項25に記載の装置。
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