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JP2008311702A - 携帯端末 - Google Patents

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JP2008311702A
JP2008311702A JP2007154753A JP2007154753A JP2008311702A JP 2008311702 A JP2008311702 A JP 2008311702A JP 2007154753 A JP2007154753 A JP 2007154753A JP 2007154753 A JP2007154753 A JP 2007154753A JP 2008311702 A JP2008311702 A JP 2008311702A
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Kazuaki Okamoto
一晃 岡本
Kyoichi Takano
恭一 高埜
Kosuke Tsujita
孝介 辻田
Kenji Oi
健治 大井
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】非常事態において早急な救援を要請する。
【解決手段】携帯端末100は、ユーザによる操作入力の一種として非常事態に陥ったことを示す非常入力を検出すると、自携帯端末100が所属する無線アドホックネットワークに非常信号をブロードキャストする。また、自携帯端末が所属する無線アドホックネットワークにおいて、他携帯端末からブロードキャストされた非常信号を受信すると、近隣において非常事態に陥っている他携帯端末のユーザが存在することを自携帯端末100のユーザに報知する。
【選択図】図2

Description

この発明は、非常事態に陥ったことを他者に報知するための技術、に関する。
暴漢に襲われたときや体調が悪くなったときには、一刻も早い救助が必要である。このような非常事態に対処するために、特許文献1には、携帯電話により警報を鳴らす技術が開示されている。また、携帯電話の所定ボタンを押下すると、あらかじめ登録されている連絡先に救助要請メールを送信するという方法も考えられる。
特開2000−184021号公報
しかし、特許文献1に開示される技術の場合、以下の問題がある。
1.雑音の大きな環境にあっては、警報音が伝わりにくい。
2.警報音が聞こえても、救助の必要性が認識されるとは限らない。
3.警報音の聞こえてくる方向がわかりにくい場合がある。
4.暴漢に襲われているときに警報音を鳴らすと、かえって暴漢を逆上させる可能性がある。
また、登録先に救援要請メールを送信するという方法にも、以下の問題がある。
1.連絡相手が近くにいなければ、緊急の救助を期待できない。たとえ、連絡先が警備会社であっても、警備員がすぐに駆けつけられるとは限らない。
2.連絡先となる相手が電子メールを受信可能な状態にあるとは限らない。
3.連絡先アドレスが変化すると、登録変更作業が発生する。
本発明は、上記課題に基づいて完成された発明であり、その主たる目的は、確実に早急な救援を要請するための技術、を提供することにある。
本発明のある態様は、携帯端末に関する。
この携帯端末は、非常事態に陥ったことを示す非常入力を検出すると、自携帯端末が所属する無線アドホックネットワークに所定の非常信号をブロードキャストする。また、自携帯端末が所属する無線アドホックネットワークにおいて、他携帯端末からブロードキャストされた非常信号を受信すると、近隣に救援要請者がいることを自携帯端末のユーザに報知する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明を方法、システム、記録媒体、コンピュータプログラムにより表現したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、非常事態において早急な救援を要請しやすくなる。
図1は、無線アドホックネットワークと非常報知の関係を示す概念図である。
近年、無線アドホックネットワークの研究が進展している。無線アドホック通信機能を搭載した携帯端末100は、基地局を経由することなく、直接的にP2P(Peer to Peer)にて近隣の携帯端末100と通信できる。図1中央の携帯端末100aは、携帯端末100b、100c、・・・、100hと直接的な無線アドホック通信が可能である。携帯端末100b、100c、・・・、100hが含まれる無線アドホック領域202は、携帯端末100aが直接的に無線アドホック通信可能な領域を示している。
携帯端末100aは、無線アドホック領域202外にある携帯端末100iや携帯端末100jとは直接的に無線アドホック通信できない。しかし、無線アドホック領域202の中にある携帯端末100hは、携帯端末100iや携帯端末100jと直接的に無線アドホック通信可能である。そこで、携帯端末100aは、携帯端末100hに中継してもらうことにより、間接的に携帯端末100iや携帯端末100jと通信可能である。
本実施例における携帯端末100aのユーザは、非常事態に陥ったとき、あるいは、非常事態に陥りそうなときに携帯端末100aの非常ボタンを押下する。非常事態とは、たとえば、暴漢の襲撃、心臓発作や破水、事故、遭難等、他者の救援を要する事態を意味する。非常ボタンが押下されると、携帯端末100aは、無線アドホックネットワークに非常信号をブロードキャストする。本実施例においては、無線アドホック領域202に対して、非常信号をブロードキャストする。変形例として、無線アドホック領域202内の携帯端末100の中継により、更に広範囲に非常信号をブロードキャストしてもよい。
本実施例において、携帯端末100aの非常信号を受信するのは、無線アドホック領域202内にある携帯端末100b〜100hである。非常信号を受信した携帯端末100は、近くに救助要請者がいる旨を所有者に報知する(以下、このような報知のことを「非常報知」とよぶ)。
非常信号は2種類に分けることができる。
1.第1非常信号:携帯端末100aからの距離に関わらず、無線アドホック領域202全域の携帯端末100に非常報知させるための非常信号(図1では、携帯端末100b〜100hが通知先となる)。
2.第2非常信号:無線アドホック領域202のうち非報知領域200外にある携帯端末100のみに非常報知させるための非常信号(図1では、携帯端末100d〜100hが通知先となり、携帯端末100bや携帯端末100cにおいては非常報知がなされない)。
暴漢から襲撃されているときに、非常信号をブロードキャストしたとする。暴漢も携帯端末100を所有しており、暴漢の携帯端末100が非常信号に反応してしまうと、かえって暴漢を逆上させる可能性がある。このような場合には、第2非常信号を送信する。第2非常信号がブロードキャストされても、近くにいる暴漢の携帯端末100、いいかえれば、非報知領域200内にいる携帯端末100は非常報知しない。このような方法により、暴漢に気づかれないように救助を求めることができる。受信側の携帯端末100における非常報知の実行可否判定については、第1〜第4の処理方法として後に詳述する。
一方、交通事故発生時などの非常事態においては、第1非常信号を送信すればよい。このときには、非報知領域200に関わらず、無線アドホック領域202に所属する全ての携帯端末100に助けを求めることができる。
以下、第1非常信号と第2非常信号を特に区別しないときには、単に、「非常信号」とよぶ。また、本実施例における非常信号とは、非常信号を示すデータを含むパケットと同じ意味であるとして説明する。各携帯端末100は、基地局を介した通常通信機能と無線アドホック通信機能を備え、非常信号のブロードキャスト機能、非常信号の受信機能、非常報知実行機能を備えるものとする。
図2は、非常報知時における携帯端末100の画面図である。
携帯端末100は、他の携帯端末100から非常信号を受信すると、携帯画面204に救援要請者が近くにいる旨を示す非常報知画像を表示させる。矢印212は、救援要請者の所在する方向を示す。
携帯端末100の開始ボタン210を押しながら第1非常ボタン206を押下すると、第1非常信号がブロードキャストされる。以下、このような入力操作を「第1非常入力」とよぶ。開始ボタン210を押しながら第2非常ボタン208を押下すると、第2非常信号がブロードキャストされる。以下、このような入力操作を「第2非常入力」とよぶ。第1非常入力と第2非常入力を特に区別しないときには、単に「非常入力」とよぶ。
図3は、携帯端末100の機能ブロック図である。
ここに示す各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
ここでは、主として各機能ブロックの発揮すべき機能について述べ、その具体的な作用については、図4以降に関連して説明する。
携帯端末100は、ユーザインタフェース処理部110、通信部120、データ処理部140、位置検出部146、電波強度計測部148およびデータ保持部150を含む。
ユーザインタフェース処理部110は、ユーザからの入力処理やユーザに対する情報表示のようなユーザインタフェース全般に関する処理を担当する。通信部120は、他の携帯端末100との無線アドホック通信を実行する。また、通信部120は、基地局を介した通常の無線通信処理も実行可能である。
位置検出部146は、GPS(Global Positioning System)により、携帯端末100の現在位置を検出する。位置検出部146は、後述する第1の処理方法を採用するときに必要となる。電波強度計測部148は、無線アドホック通信時において、非常信号送信元の携帯端末100から発生する電波の強度を計測する。電波強度計測部148は、後述する第2の処理方法を採用するときに必要となる。
データ処理部140は、ユーザインタフェース処理部110や通信部120、位置検出部146、電波強度計測部148から取得されたデータをもとにして各種のデータ処理を実行する。データ処理部140は、ユーザインタフェース処理部110、通信部120、位置検出部146、電波強度計測部148およびデータ保持部150の間のインタフェースの役割も果たす。
データ保持部150は、あらかじめ用意された各種の設定データや、データ処理部140から受け取ったデータを格納する。データ保持部150は、近隣ID一時保持部152と近隣ID確定保持部154を含む。
ユーザインタフェース処理部110は、入力部112と表示部116を含む。入力部112はユーザからの入力操作を受け付ける。入力部112に含まれる非常入力部114は、開始ボタン210や第1非常ボタン206、第2非常ボタン208の押下による非常入力を検出する。表示部116は、携帯画面204に各種画像を表示させる。
通信部120は、非常通信部122とID通信部128を含む。非常通信部122は、非常信号に関する通信処理を担当する。
非常通信部122は、配信部124と受信部126を含む。配信部124は、自端末が所属する無線アドホックネットワークに非常信号をブロードキャストする。本実施例においては、自端末の無線アドホック領域202に所属する他の携帯端末100を対象として非常信号をブロードキャストする。受信部126は、他の携帯端末100からブロードキャストされた非常信号を受信する。
ID通信部128は、端末IDを送受する。各携帯端末には、端末を識別するための「端末ID」が付与されている。MACアドレス(Media Access Control address)を端末IDとしてもよい。ID通信部128は、送信部130と受信部132を含む。送信部130は、定期的に、たとえば、1分ごとに自端末の端末IDを無線アドホックネットワークにブロードキャストする。一方、受信部132は、他の携帯端末100の端末IDを取得する。このように各携帯端末100は、互いに端末IDを定期的に通知し合う。このうち、自端末の近くにいる他端末の端末IDは「近隣ID」として近隣ID一時保持部152に登録される。
たとえば、ID通信部128の送信部130は、端末IDだけでなく位置検出部146により検出された自端末の位置情報を通知してもよい。データ処理部140は、自端末から所定距離以内にある他端末から受信した端末IDだけを近隣IDとして近隣ID一時保持部152に記録する。近隣ID一時保持部152は定期的に更新されることになる。ID通信部128は、後述する第3および第4の処理方法を採用するときに必要となる。
あるいは、端末IDを受信したときの電波強度を電波強度計測部148により計測し、その電波強度が所定値以上であれば、端末IDを近隣IDとして登録してもよい。通常、発信源に近いほど電波強度が大きくなるからである。
データ処理部140は、非常報知判定部142と近隣ID記録部144を含む。
非常報知判定部142は、第2非常信号受信時に、非常報知の実行可否を判定する。判定方法については、第1〜第4の処理方法としてそれぞれについて後述する。近隣ID記録部144は、非常入力時における近隣IDとその日時を近隣ID確定保持部154に記録する。近隣ID記録部144や近隣ID確定保持部154は、第3および第4の処理方法を採用するときに必要となる。近隣ID一時保持部152は電源投入時のみデータが保持されるメモリにより構成され、近隣ID確定保持部154は電源を切った後にもデータが保持される不揮発性メモリにより構成される。近隣ID確定保持部154は、携帯端末100に内蔵される記録媒体に限る必要はなく、外部データベースとして構成されてもよい。
以下においては、非常信号のブロードキャストから非常報知までの流れを第1〜第4の処理方法のそれぞれについてシーケンス図を参照しながら説明する。
[第1の処理方法]
図4は、第1の処理方法における非常報知過程を示すシーケンス図である。
以下においては、携帯端末100a(送信側)のユーザが非常事態に陥り、携帯端末100b(受信側)のユーザに非常報知がなされるものとして説明する。図5以降に示す第2〜第4の処理方法についても同様である。
携帯端末100aの非常入力部114が非常入力を検出すると(S10)、位置検出部146は携帯端末100aの現在位置を検出する(S12)。非常通信部122の配信部124は、非常信号を無線アドホックネットワークにブロードキャストする(S14)。第2非常信号のパケットには、携帯端末100aの位置、たとえば、経度・緯度を示す位置情報も含まれる。無線アドホック領域202に属する携帯端末100bや携帯端末100c、100d、・・・、100hは、非常信号を受信する。
第1非常信号が受信されたときには(S16のY)、非常報知判定部142は表示部116に非常報知させる(S22)。このとき、非常信号が発信された方向を示す情報、たとえば、図2に示したような矢印212が画面表示される。第1非常信号ではなく第2非常信号が受信されたときには(S16のN)、携帯端末100bの位置検出部146は、携帯端末100bの現在位置を検出する(S18)。非常報知判定部142は、携帯端末100aの位置と携帯端末100bの位置を比較して、お互いの距離が所定距離、たとえば、10メートル以上であれば(S20のN)、非常報知する(S22)。一方、携帯端末100aと携帯端末100bの距離が所定距離以内であるときには(S20のY)、携帯端末100bは非報知領域200内にあるものとして、非常報知を実行しない。なお、第1非常入力時には、S12の処理は省略されてもよい。
[第2の処理方法]
図5は、第2の処理方法における非常報知過程を示すシーケンス図である。
携帯端末100aの非常入力部114が非常入力を検出すると(S30)、配信部124は、非常信号をブロードキャストする(S32)。無線アドホック領域202に属する携帯端末100bは、非常信号を受信する。
第1非常信号が受信されたときには(S34のY)、非常報知判定部142は表示部116に非常報知させる(S40)。第1非常信号ではなく第2非常信号が受信されたときには(S34のN)、携帯端末100bの電波強度計測部148は、携帯端末100aが第2非常信号を送信した電波の強度を計測する(S36)。電波強度が所定の閾値T以下であれば(S38のN)、非常報知する(S40)。電波強度が閾値T以下であるということは、携帯端末100aと携帯端末100bがある程度離れており、携帯端末100bは携帯端末100aの非報知領域200外にあるとの判断に基づく。一方、電波強度が閾値Tより大きければ(S38のY)、携帯端末100bが非報知領域200内にあるものとして、非常報知を実行しない。
[第3の処理方法]
図6は、第3の処理方法における非常報知過程を示すシーケンス図である。
第3および第4の処理方法においては、ID通信部128は定期的に端末IDを互いに送信し合い、各携帯端末100の近隣ID一時保持部152には近隣IDが保持される。
携帯端末100aの非常入力部114が非常入力を検出すると(S50)、配信部124は、非常信号をブロードキャストする(S52)。第2非常信号のパケットには、携帯端末100aの端末IDも含まれる。無線アドホック領域202に属する携帯端末100bは、非常信号を受信する。
第1非常信号が受信されたときには(S54のY)、非常報知判定部142は表示部116を介して非常報知する(S58)。第1非常信号ではなく第2非常信号が受信されたときには(S54のN)、非常報知判定部142は、S52において受信された端末IDを近隣IDとして保持しているか判定する(S56)。近隣IDとして保持されていなければ(S56のN)、非常報知する(S58)。近隣IDとして保持されていないということは、携帯端末100aと携帯端末100bがある程度離れており、携帯端末100bは携帯端末100aの非報知領域200外にあるとの判断に基づく。一方、近隣IDに登録されていれば(S56のY)、携帯端末100bが非報知領域200内にあるものとして、非常報知を実行しない。
なお、携帯端末100aにおいて非常入力がなされると(S50)、近隣ID記録部144は、近隣ID一時保持部152にある近隣IDを近隣ID確定保持部154に記録する(S60)。たとえば、暴漢襲撃や当て逃げ等による非常事態の場合、後日、近隣ID確定保持部154を解析すれば、犯人や目撃者を探し出しやすくなる。
[第4の処理方法]
図7は、第4の処理方法における非常報知過程を示すシーケンス図である。
第4の処理方法においても、ID通信部128は定期的に端末IDを互いに送信し、各携帯端末100は近隣IDを保持する。
携帯端末100aの非常入力部114が非常入力を検出すると(S70)、配信部124は、非常信号をブロードキャストする(S72)。第2非常信号のパケットには、携帯端末100aの保持する近隣IDも含まれる。このときの近隣IDは複数となる場合もある。無線アドホック領域202に属する携帯端末100bは、非常信号を受信する。
第1非常信号が受信されたときには(S74のY)、非常報知判定部142は表示部116を介して非常報知する(S78)。第1非常信号ではなく第2非常信号が受信されたときには(S74のN)、非常報知判定部142は、受信された近隣IDのいずれかと携帯端末100b自身の端末IDが一致するかを判定する(S76)。一致しなければ(S76のN)、非常報知する(S78)。近隣IDと一致しないということは、携帯端末100aと携帯端末100bがある程度離れているとの判断に基づく。一方、近隣IDと一致すれば(S76のY)、携帯端末100bが非報知領域200内にあるものとして、非常報知を実行しない。
なお、非常入力がなされると(S70)、携帯端末100aの近隣ID記録部144は、そのときの近隣IDを近隣ID確定保持部154に記録する(S80)。
以上、本実施例に示した携帯端末100によれば、雑音などの外的な影響に左右されにくいかたちで、広範囲に非常信号を発信し、救助要請を正しく伝達できる。無線アドホックネットワークへのブロードキャストに基づくため、連絡先を特定しなくても、非常事態発生時において近くにいる他者に助けを求めることができる。更に、第2非常信号によれば、近距離にいる他者に気づかれないように非常報知させることができる。このため、身近な危険人物に気づかれないように助けを求めることができる。第3および第4の処理方法においては、非常事態発生時における近隣IDを確定的に保存しておくことにより、後日の原因究明に資することができる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
請求項に記載の非常報知部の機能は、本実施例においては、主として非常報知判定部142と表示部116の連携により実現されている。
このほかにも、請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、本実施例において示された各機能ブロックの単体もしくはそれらの連係によって実現されることも当業者には理解されるところである。
無線アドホックネットワークと非常報知との関係を示す概念図である。 非常報知時における携帯端末の画面図である。 携帯端末の機能ブロック図である。 第1の処理方法における非常報知過程を示すシーケンス図である。 第2の処理方法における非常報知過程を示すシーケンス図である。 第3の処理方法における非常報知過程を示すシーケンス図である。 第4の処理方法における非常報知過程を示すシーケンス図である。
符号の説明
100 携帯端末、 110 ユーザインタフェース処理部、 112 入力部、 114 非常入力部、 116 表示部、 120 通信部、 122 非常通信部、 124 配信部、 126 受信部、 128 ID通信部、 130 送信部、 132 受信部、 140 データ処理部、 142 非常報知判定部、 144 近隣ID記録部、 146 位置検出部、 148 電波強度計測部、 150 データ保持部、 152 近隣ID一時保持部、 154 近隣ID確定保持部、 200 非報知領域、 202 無線アドホック領域、 204 携帯画面、 206 第1非常ボタン、 208 第2非常ボタン、 210 開始ボタン。

Claims (8)

  1. ユーザによる操作入力の一種として、非常事態に陥ったことを示す非常入力を検出する非常入力部と、
    非常入力の検出時において、自携帯端末が所属する無線アドホックネットワークに所定の非常信号をブロードキャストする非常信号配信部とからなる送信手段と、
    自携帯端末が所属する無線アドホックネットワークにおいて、他携帯端末からブロードキャストされた非常信号を受信する非常信号受信部と、
    他携帯端末からの非常信号が受信されたとき、近隣において非常事態に陥っている他携帯端末のユーザが存在することを自携帯端末のユーザに報知する非常報知部とからなる受信手段と、
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記非常報知部は、非常信号配信元の他携帯端末から所定距離以内に自携帯端末が位置するときには、前記報知を抑制することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 自携帯端末の所在位置を検出する位置検出部、を更に備え、
    前記非常信号配信部は、非常信号に加えて、自携帯端末の所在位置を示す位置情報もブロードキャストし、
    前記非常信号受信部は、非常信号に加えて、非常信号配信元の他携帯端末の位置情報も受信し、
    前記非常報知部は、非常信号配信元の他携帯端末の所在位置と自携帯端末の所在位置を比較して、非常信号配信元の他携帯端末から前記所定距離以内に自携帯端末が位置するときには、前記報知を抑制することを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  4. 他携帯端末から発信される電波の強度を計測する電波強度計測部、を更に備え、
    前記非常報知部は、非常信号配信元の他携帯端末から発信される電波の強度が所定の閾値よりも大きいときには、前記報知を抑制することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  5. 自携帯端末が所属する無線アドホックネットワークにおいて、自携帯端末を一意に識別するための端末IDを他携帯端末に適宜送信する端末ID送信部と、
    自携帯端末が所属する無線アドホックネットワークにおいて、他携帯端末を一意に識別するための端末IDを他携帯端末から適宜受信する端末ID受信部と、
    自携帯端末から所定距離以内に位置する他携帯端末の端末IDを近隣IDとして保持する近隣ID保持部と、を更に備え、
    前記非常信号配信部は、非常信号に加えて、自携帯端末の端末IDもブロードキャストし、
    前記非常信号受信部は、非常信号に加えて、非常信号配信元の他携帯端末の端末IDも受信し、
    前記非常報知部は、非常信号配信元の他携帯端末の端末IDが近隣IDとして登録されているときには、前記報知を抑制することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  6. 自携帯端末が所属する無線アドホックネットワークにおいて、自携帯端末を一意に識別するための端末IDを他携帯端末に適宜送信する端末ID送信部と、
    自携帯端末が所属する無線アドホックネットワークにおいて、他携帯端末を一意に識別するための端末IDを他携帯端末から適宜受信する端末ID受信部と、
    自携帯端末から所定距離以内に位置する他携帯端末の端末IDを近隣IDとして保持する近隣ID保持部と、を更に備え、
    前記非常信号配信部は、非常信号に加えて、保持されている近隣IDもブロードキャストし、
    前記非常信号受信部は、非常信号に加えて、非常信号配信元の他携帯端末からブロードキャストされた近隣IDも受信し、
    前記非常報知部は、非常信号配信元の他携帯端末から受信された近隣IDと自携帯端末の端末IDが一致するとき、前記報知を抑制することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  7. 自携帯端末が所属する無線アドホックネットワークにおいて、自携帯端末を一意に識別するための端末IDを他携帯端末に適宜送信する端末ID送信部と、
    自携帯端末が所属する無線アドホックネットワークにおいて、他携帯端末を一意に識別するための端末IDを他携帯端末から適宜受信する端末ID受信部と、
    自携帯端末から所定距離以内に位置する他携帯端末の端末IDを近隣IDとしてメモリに保持する近隣ID保持部と、
    非常入力が検出されたことを条件として、前記メモリに保持されている近隣IDを前記メモリとは異なる記録媒体に記録する近隣ID記録部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  8. 前記非常入力部は、非常事態に陥ったことを示す非常入力として、第1非常入力と第2非常入力の2種類の非常入力のいずれかを検出し、
    前記非常信号配信部は、自携帯端末が所属する無線アドホックネットワークにおいて、第1非常入力が検出されたときに所定の第1非常信号をブロードキャストし、第2非常入力が検出されたときに所定の第2非常信号をブロードキャストし、
    前記非常信号受信部は、自携帯端末が所属する無線アドホックネットワークにおいて、他携帯端末からブロードキャストされた第1非常信号および第2非常信号を受信し、
    前記非常報知部は、第1非常信号が受信されたときには第1非常信号配信元の他携帯端末と自携帯端末との位置関係に関わらず前記報知を実行し、第2非常信号が受信されたときには第2非常信号配信元の他携帯端末と自携帯端末の距離が所定距離より大きいことを条件として前記報知を実行することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
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