JP2008301517A - ルータ装置及びパケット転送制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 インターネット内に設けられたディストリビューションルータ(DR)は、ユーザネットワークを宛先とする(P(X)を宛先に含む)パケットを受信すると、冗長パケットを作成し、例えば、受信したパケットをあるプロバイダネットワーク(ISP−A)がユーザネットワークに提供する接続(リンクA)を通ってユーザネットワークの境界ルータ(UR)に到達する経路へ、作成した冗長パケットを別のプロバイダネットワーク(ISP−B)がユーザネットワークに提供する接続(リンクB)を通ってURに到達する経路へ、転送するため、いずれかの経路でパケットロスが起きても、ユーザネットワークでは、紛失したパケットを別の経路で受信もしくは復元することができる。
【選択図】 図2
Description
一つのISPとの間のリンクがダウンしても、他のISPとの間のリンクによりインターネット接続性を確保することができるものである。
ンターネットにおいてルーティング情報を交換するためのプロトコルの一つ)により、ルーティング情報を共有している。そして、それぞれのユーザ境界ルータは、インターネットに対し、ルーティングプロトコルBGPを用いて、アドレスの広告(アナウンス)を行う。
−AからプレフィックスBを広告するが、その広告は、ISP−Bの境界ルータに対して、間接的な(ISP−Aの境界ルータを介する)BGPによって行われる。すると、プレフィックスB宛のパケットは、ISP−Bを経由した後、ISP−Bの境界ルータからISP−Aをトンネルすることにより、ISP−Aとの間のリンクを通ってユーザネットワークに到達することになる。
T. Bates et al., "RFC 2260: Scalable Support for Multi-homed Multi-provider Connectivity," January 1998, Internet Engineering Task Force (IETF) <URL: http://www.ietf.org/rfc/rfc2260.txt?number=2260> J. Hagino et al., "RFC 3178: IPv6 Multihoming Support at Site Exit Routers," October 2001, IETF <URL: http://www.ietf.org/rfc/rfc3178.txt?number=3178>
る。さらに、本発明に係るルータにおいて、受信したパケット及び作成した重複パケットに同一のパケット識別子を付与してから、転送してもよい。すると、ユーザネットワークが、両方の経路(複数の接続)からパケットロスなく重複するパケットを受信した場合には、各パケットに付与されているパケット識別子を用いて、複数の同一のパケットのうちの一つを残して他を廃棄することができる。
の経路に多くのパケットを、帯域の小さな方の経路に残りのパケットを、転送することが可能になる。
、ラベルを取り除き、パケットの宛先アドレスをネットワーク層で参照することにより、宛先ホストへパケットを転送する。なお、ラベルスイッチングパスは、各接続を提供するプロバイダがユーザルータに割り当てたアドレスに従って設定され、ユーザルータは、ラベルスイッチングパスの設定のときに、そのラベルスイッチングパスの出発点となるルータ(本発明に係るルータ)のアドレスを通知されているため、受信したパケットに付与されているラベルを参照すれば、本発明に係るルータのアドレスを獲得できる。
に対応して割り当てられたアドレスのうち自装置に割り当てられたアドレス(自装置が提供されている接続に対応するアドレス)に関する情報とを送信し、ユーザネットワークを宛先とするパケットを、複数の接続のうち自装置に提供されている接続に対応するアドレスに従った経路で受信する。この受信に用いられる経路は、インターネットを構成する、上述した本発明に係るルータにより特定された少なくとも二つの接続のうちの少なくとも一つであり、受信されるパケットは、上述した本発明に係るルータにより転送された冗長性を有するパケット群のうちの少なくとも一部である。本発明に係るユーザルータが、上記の情報を送信することにより、本発明に係るルータは、特定の対象となる各経路の情報を得ることができる。
を用いても良い。前者の場合は、本発明に係るルータは、ルータ登録情報を直接的に得ることができるが、インターネット内に誤ったルーティング情報が混入することがないように、ユーザルータから申告されたユーザネットワークのアドレスに誤りがないかを確認することが望ましい。後者の場合は、本発明に係るルータは、ユーザルータから送信された識別子に基づいて、ユーザネットワークのアドレスを求めることにより、ルータ登録情報を得る。
るのでも良いが、さらに細かい粒度のパケットフローに対応させて、様々なLSPを必要に応じて設定するのでも良い。
がトンネルに入る前後で変化することがなく、追加ヘッダの分入らなくなったデータを多数のパケットに分割して送らなければならなくなることもないことである。
トンネルの宛先としてベストマッチしたプレフィックスBが出力され、セカンドベストマッチであるプレフィックスAも出力される。そして、両方の経路のそれぞれにおいて、図4(c)の方式でパケットが転送される。
2の対応が設定されている。なお、ここでは、DR4から直接DR2へ、P(X)宛のパケットが転送される例を挙げたが、DR4からDR3へパケットが転送され、さらにDR3からDR2へパケットが転送されるようにしても良い。そのためには、DR2がP(X)とDR2の対応を他の全てのDRに通知するのではなく、近くのDR(例えばDR3)に通知し、これを受けたDR3がさらに近くのDR(例えばDR4)に、P(X)と自身(DR3)の対応を通知すれば良い。
対応を、リンクB(第2のインタフェース)からは、第2のインタフェースのアドレスURbとP(X)の対応を送信するやり方である。もう一つは、URが、いずれか一つのリンク(例えばリンクA)を選択し、選択したリンクから複数のアドレス(URaとURb)とP(X)の対応を送信するやり方である。
(X)とURa及びURbの対応を登録メッセージとして送出するのを止め、P(X)とURaの対応だけを登録メッセージとして送出する。すると、P(X)とURbの対応情報は、各DRから削除され、各DRの検索テーブルは、残っているリンクAの経路を指し示すようになる。
たDRにおいて、自身が担当するユーザネットワークの正しいプレフィックスP(X)を予め記憶しておき、登録メッセージに含まれるP(X)と自身が記憶しているP(X)とが一致しているかどうかを検査することが望ましい。検査の結果、一致していれば、P(X)とURaまたはURbとの対応の登録処理を開始するが、不一致であれば、登録メッセージの送信元のURへ、エラーメッセージを返す。
リンクBに変更するように、指示することができる。この指示は、例えば、トラフィックを観測したURで、経路を変更するパケットフローの特定まで行なって、この特定されたパケットフローを規定する情報を含む指示メッセージをURからDRへ送出することで、実現できる。他の例として、観測されたトラフィックの値を含む通信環境通知メッセージをURがDRへ送出し、このメッセージの情報を基に、DRが経路を変更するパケットフローの特定を行なうこともできる。
最小のトンネルで送る等を設定し、これを指示メッセージとしてDRに送信する方法もあり得る。これは、例えば、DRもしくは図7の登録情報サーバがWebサーバとしての機能を有し、URがWebクライアントとしての機能を備えていれば、Webページにオペレータがポリシーを入力することによっても、実現できる。DRがWebサーバとして機能する場合には、そのDRがURからの指示メッセージを受け、その内容を他のDRへ転送する。図7の登録情報サーバがWebサーバとして機能する場合には、図7の登録情報サーバが、URからの指示メッセージの内容を他のDRへ配送する。
理を行う。図4(c)の場合は、アドレス変換部206が、登録情報記憶部210に記憶されているP(X)とA及びBの対応を参照して、アドレス変換する。そして、受信したパケットから生成された元のパケットに基づいて、冗長パケット削除部230が、冗長パケットを削除する処理を行ない、その後パケット送信部208が宛先ホストへ転送する。冗長パケットの削除は、冗長パケットが複製パケットである場合は、各パケットに付与されたパケット識別子を参照して、重複パケットを廃棄することにより行う。冗長パケットが誤り訂正パケットである場合は、冗長パケット削除部230は、各パケットのシーケンス番号を調べて、受信されるべき元パケットが受信されていないことを確認すると、受信されなかった元パケットの数だけ誤り訂正パケットを用いて、誤り訂正を行い、受信された元パケットと復元された元パケットを、パケット送信部208に渡す。このとき、不要となった誤り訂正パケットは廃棄する。
ープアライブを送信する間隔よりも短くなる。
とにより、トンネルの帯域が推測できる。回帰曲線の傾きから、帯域が推定でき、回帰曲線が示すパケットサイズが0のときのRTTから、伝播遅延が推定できる。
パケットの一部は、それを受信したUR−Bからホストへ転送されても構わない。
102 パケット受信部
104 経路選択部
106 パケット送信部
108 UR登録受信部
110 登録情報更新部
112 登録情報記憶部
114 UR観測受信部
116 通信環境検出部
118 UR指示受信部
120 ポリシー記憶部
122 検索テーブル更新部
124 検索テーブル記憶部
126 DR制御情報送受信部
130 プレフィックス記憶部
132 確認パケット送信部
134 返答パケット受信部
136 送信間隔制御部
140 冗長パケット作成部
200 本実施形態に係るユーザルータ装置UR
202 ISP−Aからのパケット受信部
204 ISP−Bからのパケット受信部
128、206 アドレス変換部(オプショナル)
208 パケット送信部
210 登録情報記憶部
212 登録情報送信部
214 通信環境観測部
216 観測情報送信部
218 指示情報生成部
220 指示情報送信部
230 冗長パケット削除部
Claims (30)
- インターネットを構成するルータにおいて、パケットの転送を制御する方法であって、
インターネットとの接続を複数提供されるユーザネットワークを宛先とするパケットを受信し、
受信した前記パケットの冗長パケットを作成し、
前記ユーザネットワークのアドレスを含む前記パケットに基づいて、前記ユーザネットワークに提供される複数の接続のうちの少なくとも二つを特定し、
受信した前記パケット及び作成した前記冗長パケットのうちの一部を、前記特定した接続のうちの一つに対応するアドレスに従ってパケットが前記ルータから前記ユーザネットワークへ転送される経路へ、転送し、
受信した前記パケット及び作成した前記冗長パケットのうちの他の一部を、前記特定した接続のうちの他の一つに対応するアドレスに従ってパケットが前記ルータから前記ユーザネットワークへ転送される経路へ、転送することを特徴とするパケット転送制御方法。 - 受信した前記パケットの宛先アドレスフィールドには前記ユーザネットワークのアドレスが、前記パケットの送信元フィールドには送信元のネットワークのアドレスが、それぞれ書き込まれており、
前記接続に対応するアドレスに従ったパケットの転送は、前記接続を提供するプロバイダが前記接続に対応して割り当てたアドレスを宛先として、前記ルータのアドレスを送信元として、それぞれ用いて前記パケットをカプセル化することにより、行われるものであることを特徴とする請求項1記載のパケット転送制御方法。 - 前記ルータを出発点とし前記複数の接続のうちの一つを利用することにより前記ユーザネットワークへ至る経路に沿って、ネットワーク層より下位層の情報であるラベルに基づいてパケットが転送されるラベルスイッチングパスが設定されており、
前記接続に対応するアドレスに従ったパケットの転送は、前記接続に対応するラベルスイッチングパスのラベルを前記パケットに付与することにより、行われるものであることを特徴とする請求項1記載のパケット転送制御方法。 - 受信した前記パケットの宛先アドレスフィールドには前記ユーザネットワークのアドレスが、前記パケットの送信元フィールドには送信元のネットワークのアドレスが、それぞれ書き込まれており、
前記接続に対応するアドレスに従ったパケットの転送は、前記接続を提供するプロバイダが前記接続に対応して割り当てたアドレスに基づいて、前記宛先アドレスフィールドを書き換えることにより、行うことを特徴とする請求項1記載のパケット転送制御方法。 - 前記冗長パケットの作成は、受信した前記パケットを複製し、重複パケットを作成することにより、行い、
受信した前記パケット及び作成した前記冗長パケットの転送は、受信した前記パケットと作成した前記重複パケットとが異なる経路で転送されるように、行うことを特徴とする請求項1記載のパケット転送制御方法。 - 前記ユーザネットワークにおいて複数の接続から重複するパケットを受信した場合に一方を廃棄できるように、受信した前記パケット及び作成した前記重複パケットに同一のパケット識別子を付与することを特徴とする請求項5記載のパケット転送制御方法。
- 前記冗長パケットの作成は、受信した前記パケットに含まれるデータを誤り訂正符号化し、誤り訂正パケットを作成することにより、行うことを特徴とする請求項1記載のパケット転送制御方法。
- 前記特定は、前記少なくとも二つの接続のうち、一つを本来の経路として、他の少なくとも一つをバックアップの経路として、特定するものであり、
受信した前記パケット及び作成した前記冗長パケットの転送は、受信した前記パケットが前記本来の経路で転送され、作成した前記誤り訂正パケットが前記バックアップの経路で転送されるように、行うことを特徴とする請求項7記載のパケット転送制御方法。 - 前記各接続を利用して前記ユーザネットワークに提供される通信環境に基づいて、受信した前記パケット及び作成した前記冗長パケットのうちのどの一部を、前記特定した接続のうちのどの一つに対応するアドレスに従ってパケットが前記ルータから前記ユーザネットワークへ転送される経路へ、転送すべきかを選択することを特徴とする請求項1記載のパケット転送制御方法。
- 前記ルータを出発点とし前記複数の接続のうちのある一つを利用することにより前記ユーザネットワークへ至る経路におけるパケット転送の通信品質と、前記ルータを出発点とし前記複数の接続のうちの他の一つを利用することにより前記ユーザネットワークへ至る経路におけるパケット転送の通信品質とを計測し、
前記選択は、計測した各通信品質を、前記各接続を利用して前記ユーザネットワークに提供される通信環境として用いることにより、行うことを特徴とする請求項9記載のパケット転送制御方法。 - 前記ユーザネットワークが観測した、前記複数の接続のうちのある一つによるインターネットと前記ユーザネットワークとの間のパケットトラフィック及び前記複数の接続のうちの他の一つによるインターネットと前記ユーザネットワークとの間のパケットトラフィックに関する情報を、受信し、
前記選択は、受信した各トラフィックに関する情報を、前記各接続を利用して前記ユーザネットワークに提供される通信環境として用いることにより、行うことを特徴とする請求項9記載のパケット転送制御方法。 - 前記ユーザネットワークに提供される各接続について、その接続を利用して前記ルータから前記ユーザネットワークへの転送が行われる経路が、正常に動作しているか否かを確認し、
前記特定は、前記特定した接続のうちの少なくとも一つが、正常に動作していることを確認した経路であるように、行うことを特徴とする請求項1記載のパケット転送制御方法。 - 前記確認は、前記ルータから前記各接続へ向けて所定間隔毎に確認メッセージを送信することにより、行い、
前記確認メッセージを送信する間隔を、前記各接続を利用して転送が行われる経路の通信品質に基づいて、変更することを特徴とする請求項12記載のパケット転送制御方法。 - 前記ユーザネットワークのアドレスと各接続を提供するプロバイダが前記各接続に対応して割り当てたアドレスとの対応を表わす情報を記憶し、
前記特定は、記憶した前記情報に基づいて、行うものであり、
記憶した前記情報、もしくは、前記ユーザネットワークのアドレスと前記ルータのアドレスとの対応を表わす情報を、他のルータへ送信することを特徴とする請求項1記載のパケット転送制御方法。 - 前記ユーザネットワークから、前記ユーザネットワークの識別情報と各接続を提供するプロバイダが前記各接続に対応して割り当てたアドレスに関する情報とを受信し、
受信した前記識別情報から前記ユーザネットワークのアドレスを求め、
前記ユーザネットワークのアドレスと各接続を提供するプロバイダが前記各接続に対応して割り当てたアドレスとの対応を表わす情報を記憶し、
前記特定は、記憶した前記情報に基づいて、行うことを特徴とする請求項1記載のパケット転送制御方法。 - インターネットとの接続を複数提供されるユーザネットワークの、インターネットとの接続点に設けられたユーザルータにおいて、パケットの転送を制御する方法であって、
インターネット内に設けられたルータであって前記ユーザネットワークに提供される複数の接続のうち少なくとも二つの接続を利用して冗長性を有するパケット群を転送する機能を備えるルータに対し、前記ユーザネットワークの識別情報と前記複数の接続のそれぞれに対応して割り当てられたアドレスのうち前記ユーザルータに割り当てられたアドレスに関する情報とを送信し、
前記複数の接続のうち前記ユーザルータに提供される接続に対応するアドレスに従った経路で転送された前記ユーザネットワーク宛のパケットを受信することを特徴とするパケット転送制御方法。 - 送信される前記ユーザネットワークの識別情報は、前記ユーザネットワークのアドレス情報、もしくは、前記機能を備えるルータにより前記ユーザネットワークのアドレスに変換可能な情報であることを特徴とする請求項16記載のパケット転送制御方法。
- 前記複数の接続のうち前記ユーザルータに提供される接続を介して前記ユーザネットワークに提供される通信環境を観測し、観測により得られた情報を、前記機能を備えるルータへ送信することを特徴とする請求項16記載のパケット転送制御方法。
- 前記少なくとも二つの接続から前記ユーザネットワーク宛のパケットが重複して受信された場合、複数の同一パケットのうちいずれか一つのパケットを残して他のパケットを廃棄することを特徴とする請求項16記載のパケット転送制御方法。
- 前記少なくとも二つの接続から前記ユーザネットワーク宛のパケット及び誤り訂正パケットが受信され、受信されるべき前記ユーザネットワーク宛の別のパケットの紛失が検出された場合、前記誤り訂正パケットを用いて紛失したパケットを復元することを特徴とする請求項16記載のパケット転送制御方法。
- 受信した前記パケットの宛先アドレスフィールドには前記選択された接続に対応するアドレスが書き込まれており、
前記宛先アドレスフィールドを、前記ユーザネットワークのアドレスに基づいて書き換えて、受信した前記パケットを前記ユーザネットワーク内のノードへ転送することを特徴とする請求項16記載のパケット転送制御方法。 - 前記送信は、前記ユーザネットワークの識別情報及び各接続に対応して割り当てられたアドレスに関する情報を、前記複数の接続のうちの一つを利用して送信するものであり、
前記複数の接続のうちの他の少なくとも一つが切断された場合には、該他の少なくとも一つの接続に対応して割り当てられたアドレスに関する情報の送信を停止することを特徴とする請求項16記載のパケット転送制御方法。 - 前記ユーザネットワークの識別情報及び前記ユーザルータに割り当てられたアドレスに関する情報の送信は、前記複数の接続のうち前記ユーザルータに割り当てられたアドレスが対応する接続を利用して行うことを特徴とする請求項16記載のパケット転送制御方法。
- インターネットを構成するルータとして機能するコンピュータにおいて実行される、パケットの転送を制御するためのプログラムであって、
前記ルータが、インターネットとの接続を複数提供されるユーザネットワークのアドレスを宛先に含むパケットを受信すると、前記パケットに基づいて、前記ユーザネットワークに提供される複数の接続のうちの少なくとも二つを特定し、
前記パケットの冗長パケットを作成し、
前記ルータに、前記特定した接続のうちの一つに対応するアドレスに従ってパケットが前記ユーザネットワークへ転送される経路へ、受信した前記パケット及び作成した前記冗長パケットのうちの一部を転送させるとともに、記特定した接続のうちの他の一つに対応するアドレスに従ってパケットが前記ユーザネットワークへ転送される経路へ、受信した前記パケット及び作成した前記冗長パケットのうちの他の一部を転送させることを特徴とするパケット転送制御プログラム。 - インターネットとの接続を複数提供されるユーザネットワークの、インターネットとの接続点に設けられたユーザルータとして機能するコンピュータにおいて実行される、パケットの転送を制御するためのプログラムであって、
前記ユーザルータに、インターネット内に設けられたルータであって前記ユーザネットワークに提供される複数の接続のうち少なくとも二つの接続を利用して冗長性を有するパケット群を転送する機能を備えるルータに対し、前記ユーザネットワークの識別情報と前記複数の接続のそれぞれに対応して割り当てられたアドレスのうち前記ユーザルータに割り当てられたアドレスに関する情報とを送信させ、
前記ユーザルータに、前記複数の接続のうち前記ユーザルータに提供される接続に対応するアドレスに従った経路で転送された前記ユーザネットワーク宛のパケットを受信させることを特徴とするパケット転送制御プログラム。 - インターネットとの接続が複数提供されるユーザネットワークを宛先とするパケットを受信する受信手段と、
前記ユーザネットワークのアドレスに対応して、前記複数の接続のそれぞれに対応するアドレスを記憶する記憶手段と、
前記受信手段により受信されたパケットの冗長パケットを作成する作成手段と、
前記受信手段により受信されたパケットに基づいて、前記記憶手段に記憶された複数のアドレスのうちいずれのアドレスに従った経路で前記パケット及び前記冗長パケットのそれぞれが転送されるべきかを決定する制御手段と、
前記制御手段により決定された前記ユーザネットワークへ至る経路のそれぞれに、前記パケット及び前記冗長パケットのそれぞれを転送する転送手段とを具備したことを特徴とするルータ装置。 - インターネットとの接続が複数提供されるユーザネットワークに属する自装置に、前記複数の接続のうち少なくとも一つに対応して割り当てられた、少なくとも一つのアドレスを記憶する記憶手段と、
インターネット内に設けられたルータであって前記複数の接続のうち少なくとも二つの接続を利用して冗長性を有するパケット群を転送する機能を備えるルータに対し、前記ユーザネットワークの識別情報と前記自装置に割り当てられたアドレスに関する情報とを送信する送信手段と、
前記複数の接続のうち自装置に提供される接続に対応するアドレスに従った経路で転送された前記ユーザネットワーク宛のパケットを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信したパケットから前記冗長性を除いて前記ユーザネットワーク内のノードに転送する転送手段とを具備したことを特徴とするユーザルータ装置。 - 前記冗長性を有するパケット群のうち一部が前記受信手段により受信され、他の一部が前記複数の接続のうち他のユーザルータ装置に提供される接続を利用して転送される場合に、前記他のユーザルータ装置により受信された各パケットについての識別情報を受信する手段を更に備え、
前記転送手段は、受信した前記識別情報を用いて前記冗長性を除くものであることを特徴とする請求項27記載のユーザルータ装置。 - インターネットとの接続を複数提供されるユーザネットワークの、インターネットとの接続点に設けられたユーザルータにおいて、パケットの転送を制御する方法であって、
前記ユーザネットワーク内のノードからインターネットへのパケットを受信し、
受信した前記パケットの冗長パケットを作成し、
受信した前記パケット及び作成した前記冗長パケットのうちの一部を、前記複数の接続のうちの一つを通って、インターネット内に設けられたルータであって冗長性を有するパケット群を受信すると該冗長性を除く機能を備えるルータのアドレスへ向けてパケットが転送される経路へ、転送し、
受信した前記パケット及び作成した前記冗長パケットのうちの他の一部を、前記複数の接続のうちの他の一つを通って、前記ルータのアドレスへ向けてパケットが転送される経路へ、転送することを特徴とするパケット転送制御方法。 - 自装置の属するユーザネットワークに複数提供されるインターネットとの接続のうちの少なくとも一つに接続する接続手段と、
前記ユーザネットワーク内のノードからインターネットへのパケットを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信したパケットの冗長パケットを作成する作成手段と、
前記パケット及び前記冗長パケットのうちの一部を、前記接続手段が接続する接続を通って、インターネット内に設けられたルータであって冗長性を有するパケット群を受信すると該冗長性を除く機能を備えるルータのアドレスへ向けてパケットが転送される経路へ、転送する転送手段と、
前記パケット及び前記冗長パケットのうちの他の一部は、前記複数の接続のうちの他の一つを通って、前記ルータのアドレスへ向けてパケットが転送される経路へ転送されるように、制御する制御手段とを具備したことを特徴とするユーザルータ装置。
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- 2008-08-08 JP JP2008206103A patent/JP2008301517A/ja active Pending
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