JP2008300322A - プラズマ処理装置、プラズマ処理方法、整合器、及び整合器の動作方法 - Google Patents
プラズマ処理装置、プラズマ処理方法、整合器、及び整合器の動作方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】確実に放電の開始を補助し、かつ、放電が開始しないままインピーダンス整合動作に移行する事態を回避する。
【解決手段】プラズマ処理装置は、高周波電源と、その電力が印加される負荷と、その印加電力による高周波放電によりプラズマが生成されるプロセスチャンバーと、高周波電源と負荷との間に可変コンデンサC1、C2を有する整合器20とを備え、放電時に可変コンデンサC1、C2を制御して高周波電源と負荷との間のインピーダンス整合を行う。整合器20は、放電の開始前に、負荷側のピークトゥーピーク電圧(Vpp)が増大するように可変コンデンサC1、C2を制御する制御手段(コントローラ27)を有する。
【選択図】図2
【解決手段】プラズマ処理装置は、高周波電源と、その電力が印加される負荷と、その印加電力による高周波放電によりプラズマが生成されるプロセスチャンバーと、高周波電源と負荷との間に可変コンデンサC1、C2を有する整合器20とを備え、放電時に可変コンデンサC1、C2を制御して高周波電源と負荷との間のインピーダンス整合を行う。整合器20は、放電の開始前に、負荷側のピークトゥーピーク電圧(Vpp)が増大するように可変コンデンサC1、C2を制御する制御手段(コントローラ27)を有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、容量結合プラズマ(CCP)や誘導結合プラズマ(ICP)を用いた半導体製造装置、電子デバイス製造装置などのプラズマ処理装置、プラズマ処理方法、整合器、及び整合器の動作方法に係り、特に整合器動作によるプラズマ制御法に関する。
使用周波数が数百kHz〜数百MHzの高周波(RF)によるプラズマ生成には、容量結合プラズマ(CCP)や、誘導結合プラズマ(ICP)などが知られている。CCPでは、反応ガスが封入されたチャンバ内に2枚の平行平板電極が配置され、高周波電源からの電力印加によりその電極に形成される電界によって放電し、プラズマが生成される。ICPでは、反応室の外部にアンテナが配置され、高周波電源からの電力印加によりアンテナを流れる電流が作る磁界により反応室内で放電してプラズマが生成され、その磁界の時間変化で誘導される電界によりプラズマが維持される。
このようなCCPやICPを用いた高周波放電では、一般的に高周波電源と負荷(CCPでは電極、ICPではアンテナ)の間に整合器が配置される。これにより、整合器の可変コンデンサの容量を決める位置を駆動モータにより可変制御して、放電中にインピーダンス整合を行っている。この整合器によるインピーダンス整合動作は、負荷側の構成や放電条件により負荷インピーダンスが変化しても、高周波電源から負荷に効率よく電力を供給するためである。
特許文献1のプラズマ処理方法によると、高周波電源から出力されて整合器、電極を介して反応容器中に導入された高周波電力により、反応容器中に導入した原料ガスを分解し、その反応容器中に設置された被処理物に処理を施す。このとき、整合器によるプラズマ処理中のインピーダンス調整を予め定められたインピーダンス可変範囲内で制御し、プラズマ処理の進行に伴ってそのインピーダンス可変範囲を変更する。これにより、プラズマ処理特性の向上、その再現性向上、プラズマ処理コストの低減が可能とされている。
このような放電開始後のインピーダンス整合動作は、重要な動作であるが、放電の開始(着火)時には、着火を補助する動作が必要になる場合が多い。一般的に整合器には放電の開始を補助する機能が設けられている。この機能には、可変コンデンサを放電の開始しやすい位置で待機して電力印加後、しばらく保持する機能と、整合器に電力が投入されてから可変コンデンサを指定の位置に移動し、しばらく保持する機能とがある。以下の説明では、これらの機能を総称して、「プリセット機能」又は単に「プリセット」と呼ぶ。
上記の着火補助動作に関連した先行技術文献としては、以下の特許文献2、3がある。
特許文献2のインピーダンス整合方法および装置ならびに半導体製造装置によると、自動的に予め設定された着火ポイントにインピーダンス整合器のスタブを移動させ固定し、電力を印加する。このとき、投入した電力の反射波をモニタし、反射波がしきい値よりも低いと、プラズマが着火したと判断し、しきい値よりも高いと、未着火と判断する。未着火の場合、着火領域内で着火ポイントを中心に規則正しくインピーダンス整合の範囲を広げ、しきい値よりも反射波が低く、プラズマが着火したと判断されるまで、整合器のインピーダンスを規則的に変化させる。これにより、プラズマの着火ポイントがずれても自動的にインピーダンス整合を行い、プラズマを確実に着火させることが可能とされている。
また、特許文献3のプラズマ発生方法、プラズマ装置および半導体製造装置によると、あらかじめ、高周波発生部を制御してプラズマが発生する電力よりも小さい電力の高周波信号を処理室に供給する。その状態で高周波の進行波と反射波を測定し、進行波に対する反射波の比としての反射率を測定する。測定した反射率が規定値以下となる整合装置の整合条件をプリセット整合条件とする。そして、処理室内にプラズマを発生させる際に、プリセット整合条件を満たすように整合装置を制御した後に、高周波発生部を制御してプラズマが発生する電力の高周波信号を生成させて処理室に供給する。これにより、プラズマを効率よく、かつ確実に着火させることが可能とされている。
特開2003−249454号公報
特開平09−260096号公報
特開2004−152832号公報
しかしながら、プリセット機能による着火補助動作は、インピーダンス整合動作だけでは着火できない負荷に対しても、プリセットのパラメータを最適化すれば着火させることができる有効なものではあるが、以下の問題点がある。
1)整合器の整合位置をプリセット位置にして電力を投入しても、放電の開始が十分に行われない問題があった。放電が開始しなかったとき、整合器の整合位置を移動させて、電力を再投入し、放電を開始させようとする場合、整合器の整合位置を機械的規則的に移動させるため、効率が悪く、放電が開始し難い問題があった。
2)放電条件によって最適なプリセットのパラメータが異なるため、放電条件毎に最適なパラメータを求めて、その都度、整合器に指示しなければならない。
3)プリセット動作が時間的なタイミングだけで行われる場合、着火しなくてもインピーダンス整合動作に移行してしまう。すなわち、管理できる放電条件が同じでも着火の過程が全く同一とは限らず、着火しないでインピーダンス整合動作に移行してしまう可能性がある。
本発明の目的は、確実に放電の開始を補助し、かつ、放電が開始しないでインピーダンス整合動作に移行する事態を回避することができるプラズマ処理装置、プラズマ処理方法、整合器、及び整合器の動作方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るプラズマ処理装置は、高周波電源と、前記高周波電源からの電力が印加される負荷と、前記高周波電源から前記負荷への印加電力による高周波放電によりプラズマが生成される処理室と、前記高周波電源と前記負荷との間に可変コンデンサを有する整合器とを備え、放電時に前記可変コンデンサを制御して前記高周波電源と前記負荷との間のインピーダンス整合を行うプラズマ処理装置であって、前記放電の開始前に、前記負荷側のピークトゥーピーク電圧が増大するように前記可変コンデンサを制御する制御手段を有することを特徴とする。
本発明に係るプラズマ処理装置において、放電の開始を確認する着火確認センサをさらに備え、前記制御手段は、前記電力を印加してから放電の開始が確認されるまで、前記負荷側のピークトゥーピーク電圧が増大するように前記可変コンデンサを制御し、前記放電の開始が確認されたときに前記インピーダンス整合を行うように前記可変コンデンサを制御してもよい。この場合、前記制御手段は、放電開始時に前記高周波電源からの電力があらかじめ設定されたしきい値を超えてから前記放電の開始が確認されるまで前記負荷側のピークトゥーピーク電圧が増大するように前記可変コンデンサを制御し、前記放電の開始が確認されてから前記電力が前記しきい値を下回るまで前記インピーダンス整合を行うように前記可変コンデンサを制御してもよい。
本発明に係るプラズマ処理装置において、前記着火確認センサは、前記負荷側の直流電圧を検出する直流電圧検出器で構成されてもよい。前記着火確認センサは、プラズマの光量を検出する光検出器で構成されてもよい。
本発明に係るプラズマ処理装置において、前記制御手段は、前記ピークトゥーピーク電圧に代えて、前記高周波電源と前記負荷との間の反射率が低下するように前記可変コンデンサを制御してもよい。
本発明に係るプラズマ処理方法は、高周波電源と、前記高周波電源からの電力が印加される負荷と、前記高周波電源から前記負荷への印加電力による高周波放電によりプラズマが生成される処理室と、前記高周波電源と前記負荷との間に可変コンデンサを有する整合器とを備え、放電時に前記可変コンデンサを制御して前記高周波電源と前記負荷との間のインピーダンス整合を行うプラズマ処理方法であって、前記放電の開始前に、前記負荷側のピークトゥーピーク電圧が増大するように前記可変コンデンサを制御することを特徴とする。
本発明に係るプラズマ処理方法において、前記電力を印加してから放電の開始が確認されるまで、前記負荷側のピークトゥーピーク電圧が増大するように前記可変コンデンサを制御し、前記放電の開始が確認されたときに前記インピーダンス整合を行うように前記可変コンデンサを制御してもよい。
本発明に係る整合器は、高周波電源と、前記高周波電源からの電力が印加される負荷と、前記高周波電源から前記負荷への印加電力による高周波放電によりプラズマが生成される処理室とを有するプラズマ処理装置で用いられ、前記高周波電源と前記負荷との間に可変コンデンサを有し、放電時に前記可変コンデンサを制御して前記高周波電源と前記負荷との間のインピーダンス整合を行う整合器であって、前記放電の開始前に、前記負荷側のピークトゥーピーク電圧が増大するように前記可変コンデンサを制御する制御手段を有することを特徴とする。
本発明に係る整合器において、放電の開始を確認する着火確認センサをさらに備え、前記制御手段は、前記電力を印加してから放電開始時に前記放電の開始が確認されるまで、前記負荷側のピークトゥーピーク電圧が増大するように前記可変コンデンサを制御し、前記放電の開始が確認されたときに前記インピーダンス整合を行うように前記可変コンデンサを制御してもよい。前記制御手段は、前記ピークトゥーピーク電圧に代えて、前記高周波電源と前記負荷との間の反射率が低下するように前記可変コンデンサを制御してもよい。
本発明に係る整合器の動作方法は、高周波電源と、前記高周波電源からの電力が印加される負荷と、前記高周波電源から前記負荷への印加電力による高周波放電によりプラズマが生成される処理室とを有するプラズマ処理装置で用いられ、前記高周波電源と前記負荷との間に可変コンデンサを有し、放電時に前記可変コンデンサを制御して前記高周波電源と前記負荷との間のインピーダンス整合を行う整合器の動作方法であって、前記放電の開始前に、前記負荷側のピークトゥーピーク電圧が増大するように前記可変コンデンサを制御することを特徴とする。
本発明に係る整合器の動作方法において、前記電力を印加してから放電の開始が確認されるまで、前記負荷側のピークトゥーピーク電圧が増大するように前記可変コンデンサを制御し、前記着火が確認されたときに前記インピーダンス整合を行うように前記可変コンデンサを制御してもよい。
本発明によれば、確実に放電の開始を補助し、かつ、放電が開始しないでインピーダンス整合動作に移行する事態を回避することができるプラズマ処理装置、プラズマ処理方法、整合器、及び整合器の動作方法を提供することができる。
以下、本発明に係るプラズマ処理装置、プラズマ処理方法、整合器、及び整合器の動作方法を実施するための最良の形態について、図1〜図5を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施例に係るプラズマ処理装置の全体構成を示す。同図に示すプラズマ処理装置は、例えばCCPやICPなどを用いた半導体製造装置や電子デバイス製造装置などに適用されるものである。
同図に示すプラズマ処理装置は、高周波電源10と、その高周波電源10に電気的に接続され、高周波(RF)電力が印加される負荷30と、その負荷30が配設されるプロセスチャンバー(処理室又は反応室)40とを有している。プロセスチャンバー40には、高周波電源10から負荷30への印加電力による高周波放電によりプラズマが生成される。
CCPを用いた高周波放電の場合、負荷30は、反応ガスが封入されたプロセスチャンバー40内に配設される電極である。この場合には、高周波電源10からのRF電力印加によりその電極に形成される電界によって放電し、プラズマが生成される。また、ICPを用いた高周波放電の場合、負荷30は、プロセスチャンバー40外に配設されるアンテナである。この場合には、高周波電源10からのRF電力印加によりアンテナを流れる電流が作る磁界によりプロセスチャンバー40内で放電してプラズマが生成され、その磁界の時間変化で誘導される電界によりプラズマが維持される。
図1に示すプラズマ処理装置には、高周波電源10と負荷30との間に整合器20が配置される。整合器20は、負荷30側の構成や放電条件により負荷インピーダンスが変化しても、高周波電源10から負荷30に効率よくRF電力を供給するため、高周波放電時に高周波電源10と負荷30との間のインピーダンス整合を行うものである。
図2は、整合器20の内部構成を示す。
図2に示す整合器20は、高周波電源10側に接続された入力端子RF INと、負荷30側に接続された出力端子RF OUTとの間に、2つの可変コンデンサC1、C2と、コイルLとが設けられている。このうち、コイルLは、入力端子RF INと出力端子RF OUTとの間に直列接続される。整合器20の可変コンデンサC1、C2の位置調整による放電中のインピーダンス整合動作は、公知技術(例えば特許文献1参照)が適用可能であるため、その詳細については省略する。
図2に示す整合器20には、インピーダンス検出器23、電力検出器24、ピークトゥーピーク電圧検出器(以下、Vpp検出器)25、及び直流電圧検出器(以下、Vdc検出器)26が配設される。これら検出器23〜26及び可変コンデンサ駆動用モータ21、22には、コントローラ(制御手段)27が接続される。さらに、整合器20の外部には、フォトセンサ(光検出器)28が設けられ、そのフォトセンサ28の出力側がコントローラ27に接続されている。
インピーダンス検出器23は、入力端子RF INとコイルLとの間に接続され、可変コンデンサC1、C2の値を可変制御してインピーダンス整合を行うためのインピーダンス値を検出し、そのインピーダンス値をコントローラ27に出力する。
電力検出器24は、入力端子RF INとコイルLとの間に接続され、整合器20の動作開始及び停止を判断するためのRF電力値を検出し、そのRF電力値をコントローラ27に出力する。
Vpp検出器25は、可変コンデンサC2と出力端子RF OUTとの間に接続され、放電開始時の着火を補助するため、負荷30側のピークトゥーピーク電圧(以下、Vpp)を検出し、そのVppをコントローラ27に出力する。
Vdc検出器26は、可変コンデンサC2と出力端子RF OUTとの間に接続され、着火確認センサとして、プラズマが発生した際に負荷30側に生じる直流電圧成分(以下、Vdc)を検出し、そのVdcをコントローラ27に出力する。
フォトセンサ28は、着火確認センサとして、負荷30側の放電中にプロセスチャンバー40内で生成されるプラズマの発光を検出し、その検出信号をコントローラ27に出力する。
コントローラ27は、各種検出器23〜26及びフォトセンサ28からの入力をもとに可変コンデンサC1、C2の制御を行う。このコントローラ27は、本実施例では、通常のインピーダンス整合動作の制御に加え、放電開始時に着火補助動作として負荷30側のVppを増大させるように可変コンデンサC1、C2の値を増減させる制御(以下、「Vpp増大制御」と呼ぶ)を行う。その詳細は後述する。
次に、図3〜図5を参照して、本実施例のプラズマ処理装置の整合器20の動作について、説明する。
図3及び図4は、Vpp増大制御による着火補助を適用した整合器20の動作フロー及びそのタイミングチャートをそれぞれ示す。図3に示す動作フローは、本実施例では、コントローラ27のコンピュータ(CPU)により実行可能な命令から成る制御プログラムとしてコントローラ27のメモリ(ROM等)にあらかじめ実装されている。
図3において、プラズマ処理装置の放電に際し、コントローラ27は、可変コンデンサ駆動用モータ21、22の駆動を制御して、可変コンデンサC1、C2をあらかじめ指定された待機位置に移動させる(ステップSt1)。このときのRF電力、Vpp、Vdc又は光量の状態は、図4の時刻T1以前の「待機」状態に対応する。
次いで、コントローラ27は、電力検出器24により検出されたRF電力が、あらかじめ指定された動作電力しきい値(図4参照)を超えたか否かを判断する(ステップSt2)。動作電力しきい値は、コントローラ27のメモリにあらかじめ指定しておく。この判断は、YESになるまで繰り返し行われる。
次いで、ステップSt2でYESと判断された場合、コントローラ27は、Vpp増大制御を開始し、Vpp検出器25により検出されるVppが増大するように可変コンデンサC1、C2を可変制御し、着火しやすい状態を作る(ステップSt3)。このときのRF電力、Vpp、Vdc又は光量の状態は、図4の時刻T1〜T2の「Vpp増大制御」状態に対応する。
図5は、ステップSt3によるVpp増大制御の動作フローの詳細を示す。図5に示す動作フローも、本実施例では、図3と同様にコントローラ27のコンピュータにより実行可能な命令から成る制御プログラムとしてコントローラ27のメモリにあらかじめ実装されている。
図5において、Vpp増大制御の開始に際し、コントローラ27は、可変コンデンサC1の位置(容量)を固定とし、可変コンデンサC2の位置(容量)をスキャン(増減)するように可変コンデンサ駆動用モータ21、22の駆動を制御する(ステップSt11)。
次いで、コントローラ27は、Vpp検出器25により検出されるVppが極大点か否かを判断する(ステップSt12)。その結果、NOの場合は、ステップSt11に戻り、同様の処理を繰り返し実行する。一方、YESの場合、コントローラ27は、可変コンデンサC2の位置(容量)を固定とし、可変コンデンサC1の位置(容量)をスキャン(増減)するように可変コンデンサ駆動用モータ21、22の駆動を制御する(ステップSt13)。
次いで、コントローラ27は、Vpp検出器25により検出されるVppが極大点か否かを判断する(ステップSt14)。その結果、NOの場合は、ステップSt13に戻り、同様の処理を繰り返し実行する。一方、YESの場合は、ステップSt11に戻り、以後、同様の処理を繰り返し実行する。
図3に戻り説明を続けると、上記のVpp増大制御が行われている間、コントローラ27は、フォトセンサ28により検出されたプラズマの光量、あるいはVdc検出器26により検出されたVdcに基づいて、着火したか否かを判断する(ステップSt4)。その結果、NO(着火していない)の場合は、インピーダンス整合動作に移行せずに、ステップSt3(Vpp増大制御)に戻り、同様の処理を繰り返し実行する。一方、YES(着火した)の場合は、インピーダンス整合動作を開始し、高周波電源10から負荷30に効率よくRF電力を送り込める状態を作る(ステップSt5)。このときのRF電力、Vpp、Vdc又は光量の状態は、図4の時刻T2〜T3の「インピーダンス整合」状態に対応する。
次いで、コントローラ27は、電力検出器24により検出されたRF電力が、あらかじめ指定された動作電力しきい値(図4参照)を下回ったか否かを判断する(ステップSt6)。その結果、NOの場合は、インピーダンス整合動作を停止せずに、ステップSt5(インピーダンス整合動作)に戻り、同様の処理を繰り返し実行する。一方、YESの場合は、インピーダンス整合動作を停止し、ステップSt1(コンデンサ待機位置移動)に戻り、同様の処理を繰り返し実行する。このときのRF電力、Vpp、Vdc又は光量の状態は、図4の時刻T3以後の「待機」状態に対応する。
このようにして、本実施例では、負荷30側のVppを測定し、RF電力が印加されてから(投入電力が動作電力のしきい値を超えてから)着火するまでの間は、Vppが増大する方向に可変コンデンサC1、C2を制御して着火を補助する。そして、着火の判定には、プラズマが発生した際に負荷30側に生じるVdcを検出し、しきい値との比較で判定したり、プラズマの発光強度を検出し、しきい値との比較で判定したりする。着火後は、通常のインピーダンス整合動作を行い、投入電力が動作電力を下回れば、可変コンデンサC1、C2を待機位置に移動させる。
すなわち、本実施例では、放電の開始前に、負荷30側のVppが増大するように可変コンデンサC1、C2を制御するコントローラ27を設けている。これにより、負荷30側のVppを増大させるように可変コンデンサC1、C2を制御(Vpp増大制御)し、着火しやすい状態を自動で作っている。このため、先行技術のようにプリセットのパラメータを決定する有効な指標がないために可変コンデンサC1、C2の最適な位置を実験などで見つけなくてはならないといった事態を回避することができる。
また、本実施例では、放電条件が変わっても着火しやすい状態を自動で作っている。このため、先行技術のように放電条件によって最適なプリセットのパラメータが異なるために放電条件毎に最適なパラメータを求めて、その都度、整合器に指示しなければならないといった事態を回避することができる。
さらに、本実施例では、着火確認センサ(Vdc検出器26、フォトセンサ28)を備え、このセンサにより着火が確認されるまではVpp増大制御を行い、着火確認後はインピーダンス整合動作に移行している。このため、先行技術のようにプリセット動作が時間的なタイミングだけで行われる場合、着火しなくてもインピーダンス整合動作に移行してしまうといった事態を回避することができる。
従って、本実施例によれば、従来プリセット機能で着火補助していた部分をVpp増大制御に置き換え、Vppを積極的に制御して着火をコントロールする構成を採用している。これにより、プリセットによる着火補助動作を用いないで確実に着火を補助し、かつ、着火しないでインピーダンス整合動作に移行する事態を回避することができるプラズマ処理装置及び方法を提供することができる。
なお、上記実施例では、放電開始時に負荷30側のVppを検出し、Vppが増大するように可変コンデンサC1、C2を制御するVpp増大制御を行っているが、本発明は必ずしもこれに限定されない。例えば、高周波電源10とプロセスチャンバー40との間で投入電力の進行波に対する反射波の比(反射率)を測定し、その反射率が低下するように可変コンデンサC1、C2を制御してもよい。この場合も、Vpp増大制御を行う場合と同様の効果が得られる。
また、上記実施例では、コントローラ27によるVpp増大制御の一例として、C1を固定してC2をスキャンし、Vppが極大になると、これとは逆にC2を固定してC1をスキャンしているが、本発明は必ずしもこの制御シーケンスに限定されない。例えば、上記とは反対に、最初にC2を固定してC1をスキャンし、Vppが極大になると、これとは逆にC1を固定してC2をスキャンしてもよい。要するに、放電開始時にVppが増大するようにC1、C2を可変制御可能であれば、いずれの制御シーケンスを用いてもよい。
また、上記実施例では、コントローラ27の制御プログラムにより図3及び図5に示す動作を実現しているが、本発明はこれに限らず、制御プログラムの少なくとも一部の処理(機能)を回路(ハードウェア)を用いて実現してもよい。
本発明は、容量結合プラズマ(CCP)や誘導結合プラズマ(ICP)を用いた半導体製造装置、電子デバイス製造装置などのプラズマ処理装置及び方法に適用できる。
10 高周波電源
20 整合器
21、22 可変コンデンサ駆動用モータ
23 インピーダンス検出器
24 電力検出器
25 Vpp検出器
26 Vdc検出器
27 コントローラ
28 フォトセンサ
30 負荷
40 プロセスチャンバー
C1、C2 可変コンデンサ
L コイル
RF IN 入力端子
RF OUT 出力端子
20 整合器
21、22 可変コンデンサ駆動用モータ
23 インピーダンス検出器
24 電力検出器
25 Vpp検出器
26 Vdc検出器
27 コントローラ
28 フォトセンサ
30 負荷
40 プロセスチャンバー
C1、C2 可変コンデンサ
L コイル
RF IN 入力端子
RF OUT 出力端子
Claims (13)
- 高周波電源と、
前記高周波電源からの電力が印加される負荷と、
前記高周波電源から前記負荷への印加電力による高周波放電によりプラズマが生成される処理室と、
前記高周波電源と前記負荷との間に可変コンデンサを有する整合器とを備え、
放電時に前記可変コンデンサを制御して前記高周波電源と前記負荷との間のインピーダンス整合を行うプラズマ処理装置であって、
前記放電の開始前に、前記負荷側のピークトゥーピーク電圧が増大するように前記可変コンデンサを制御する制御手段を有することを特徴とするプラズマ処理装置。 - 放電の開始を確認する着火確認センサをさらに備え、
前記制御手段は、前記電力を印加してから放電の開始が確認されるまで、前記負荷側のピークトゥーピーク電圧が増大するように前記可変コンデンサを制御し、前記放電の開始が確認されたときに前記インピーダンス整合を行うように前記可変コンデンサを制御することを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。 - 前記制御手段は、放電開始時に前記高周波電源からの電力があらかじめ設定されたしきい値を超えてから前記放電の開始が確認されるまで前記負荷側のピークトゥーピーク電圧が増大するように前記可変コンデンサを制御し、前記放電の開始が確認されてから前記電力が前記しきい値を下回るまで前記インピーダンス整合を行うように前記可変コンデンサを制御することを特徴とする請求項2に記載のプラズマ処理装置。
- 前記着火確認センサは、前記負荷側の直流電圧を検出する直流電圧検出器で構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
- 前記着火確認センサは、プラズマの光量を検出する光検出器で構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
- 前記制御手段は、前記ピークトゥーピーク電圧に代えて、前記高周波電源と前記負荷との間の反射率が低下するように前記可変コンデンサを制御することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
- 高周波電源と、
前記高周波電源からの電力が印加される負荷と、
前記高周波電源から前記負荷への印加電力による高周波放電によりプラズマが生成される処理室と、
前記高周波電源と前記負荷との間に可変コンデンサを有する整合器とを備え、
放電時に前記可変コンデンサを制御して前記高周波電源と前記負荷との間のインピーダンス整合を行うプラズマ処理方法であって、
前記放電の開始前に、前記負荷側のピークトゥーピーク電圧が増大するように前記可変コンデンサを制御することを特徴とするプラズマ処理方法。 - 前記電力を印加してから放電の開始が確認されるまで、前記負荷側のピークトゥーピーク電圧が増大するように前記可変コンデンサを制御し、
前記放電の開始が確認されたときに前記インピーダンス整合を行うように前記可変コンデンサを制御することを特徴とする請求項7に記載のプラズマ処理方法。 - 高周波電源と、前記高周波電源からの電力が印加される負荷と、前記高周波電源から前記負荷への印加電力による高周波放電によりプラズマが生成される処理室とを有するプラズマ処理装置で用いられ、
前記高周波電源と前記負荷との間に可変コンデンサを有し、放電時に前記可変コンデンサを制御して前記高周波電源と前記負荷との間のインピーダンス整合を行う整合器であって、
前記放電の開始前に、前記負荷側のピークトゥーピーク電圧が増大するように前記可変コンデンサを制御する制御手段を有することを特徴とする整合器。 - 放電の開始を確認する着火確認センサをさらに備え、
前記制御手段は、前記電力を印加してから放電の開始が確認されるまで、前記負荷側のピークトゥーピーク電圧が増大するように前記可変コンデンサを制御し、前記放電の開始が確認されたときに前記インピーダンス整合を行うように前記可変コンデンサを制御することを特徴とする請求項9に記載の整合器。 - 前記制御手段は、前記ピークトゥーピーク電圧に代えて、前記高周波電源と前記負荷との間の反射率が低下するように前記可変コンデンサを制御することを特徴とする請求項9又は10に記載の整合器。
- 高周波電源と、前記高周波電源からの電力が印加される負荷と、前記高周波電源から前記負荷への印加電力による高周波放電によりプラズマが生成される処理室とを有するプラズマ処理装置で用いられ、
前記高周波電源と前記負荷との間に可変コンデンサを有し、放電時に前記可変コンデンサを制御して前記高周波電源と前記負荷との間のインピーダンス整合を行う整合器の動作方法であって、
前記放電の開始前に、前記負荷側のピークトゥーピーク電圧が増大するように前記可変コンデンサを制御することを特徴とする整合器の動作方法。 - 前記電力を印加してから放電の開始が確認されるまで、前記負荷側のピークトゥーピーク電圧が増大するように前記可変コンデンサを制御し、
前記放電の開始が確認されたときに前記インピーダンス整合を行うように前記可変コンデンサを制御することを特徴とする請求項12に記載の整合器の動作方法。
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