JP2008299014A - 画像形成装置、及び、画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】潜像を担持するための像担持体と、規則的に配置され、トナーを担持するための凹部、を表面に有し、該凹部に担持されたトナーで前記像担持体に担持された潜像を現像するトナー担持体と、前記潜像の現像のために現像電圧を前記トナー担持体に印加するための電圧印加部と、を備えた画像形成装置であって、前記電圧印加部により前記現像電圧が印加された前記トナー担持体が、前記凹部に担持されたトナーで前記像担持体に担持された潜像を現像した直後に、該凹部には、トナーが一層以上担持されていることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図15
Description
潜像を担持するための像担持体と、
規則的に配置され、トナーを担持するための凹部、を表面に有し、該凹部に担持されたトナーで前記像担持体に担持された潜像を現像するトナー担持体と、
前記潜像の現像のために現像電圧を前記トナー担持体に印加するための電圧印加部と、
を備えた画像形成装置であって、
前記電圧印加部により前記現像電圧が印加された前記トナー担持体が、前記凹部に担持されたトナーで前記像担持体に担持された潜像を現像した直後に、
該凹部には、トナーが一層以上担持されていることを特徴とする画像形成装置である。
規則的に配置され、トナーを担持するための凹部、を表面に有し、該凹部に担持されたトナーで前記像担持体に担持された潜像を現像するトナー担持体と、
前記潜像の現像のために現像電圧を前記トナー担持体に印加するための電圧印加部と、
を備えた画像形成装置であって、
前記電圧印加部により前記現像電圧が印加された前記トナー担持体が、前記凹部に担持されたトナーで前記像担持体に担持された潜像を現像した直後に、
該凹部には、トナーが一層以上担持されていることを特徴とする画像形成装置。このような画像形成装置によれば、現像直後の凹部と像担持体の間における放電を防止することが可能となる。
前記トナー担持体の前記表面に当接して、該トナー担持体に担持されたトナーの層厚を規制するための層厚規制部材、を備え、
前記凹部の深さは、前記トナーの体積平均粒径の3倍よりも小さいことが望ましい。かかる場合には、凹部に担持されたトナーを適切に帯電させることが可能となる。
前記凹部は、前記トナー担持体の周方向に対する傾斜角度が異なる2種類の螺旋状の溝部の底部、であり、
該2種類の螺旋状の溝部は、互いに交差して格子形状をなしていることが望ましい。かかる場合には、簡便に、規則的に配置された凹部を得ることができる。
前記トナー担持体は、
規則的に配置された複数の非凹部であって、各々、凸部と、該凸部と前記凹部とを繋ぐ側部と、を備え、各々の該非凹部の周囲が前記凹部に囲まれている複数の非凹部、
を前記表面に有し、
多孔性の発泡材からなる接触部にて前記トナー担持体の前記表面に接触して、前記潜像を現像した後の前記トナー担持体、から前記トナーを剥ぎ取る剥ぎ取り部材、
を備え、
複数の前記凸部のうちの互いに隣り合う凸部間の距離、の最大値が、
前記接触部の孔の開口間の平均距離よりも小さいことが望ましい。かかる場合には、現像直後に、凹部にトナーが一層以上担持されやすくなる。
前記トナー担持体は、
規則的に配置された複数の非凹部であって、各々、凸部と、該凸部と前記凹部とを繋ぐ側部と、を備え、各々の該非凹部の周囲が前記凹部に囲まれている複数の非凹部、
を前記表面に有し、
多孔性の発泡材からなる接触部にて前記トナー担持体の前記表面に接触して、前記潜像を現像した後の前記トナー担持体、から前記トナーを剥ぎ取る剥ぎ取り部材、
を備え、
前記非凹部の最大幅が、前記接触部の孔の開口の平均開口幅よりも大きく、または、前記凹部を基準とした前記非凹部の最大高さが、前記孔の開口の平均深さよりも大きいことが望ましい。かかる場合には、現像直後に、凹部にトナーが一層以上担持されやすくなる。
前記トナー担持体の表面の移動速さは、前記像担持体の表面の移動速さよりも大きいことが望ましい。かかる場合には、潜像の現像に供されるトナーの量が不足することを防止できる。
(B)このコンピュータに接続可能な画像形成装置であって、
潜像を担持するための像担持体と、
規則的に配置され、トナーを担持するための凹部、を表面に有し、該凹部に担持されたトナーで前記像担持体に担持された潜像を現像するトナー担持体と、
前記潜像の現像のために現像電圧を前記トナー担持体に印加するための電圧印加部と、
を備え、
前記電圧印加部により前記現像電圧が印加された前記トナー担持体が、前記凹部に担持されたトナーで前記像担持体に担持された潜像を現像した直後に、
該凹部には、トナーが一層以上担持されている画像形成装置、
(C)を具備したことを特徴とする画像形成システム。このような画像形成システムによれば、現像直後の凹部と像担持体の間における放電を防止することが可能となる。
次に、図1を用いて、『画像形成装置』としてレーザビームプリンタ(以下、プリンタともいう)10を例にとって、その概要について説明する。図1は、プリンタ10を構成する主要構成要素を示した図である。なお、図1には、矢印にて上下方向を示しており、例えば、給紙トレイ92は、プリンタ10の下部に配置されており、定着ユニット90は、プリンタ10の上部に配置されている。
帯電ユニット30は、感光体20を帯電するための装置であり、露光ユニット40は、レーザを照射することによって帯電された感光体20上に潜像を形成する装置である。この露光ユニット40は、半導体レーザ、ポリゴンミラー、F−θレンズ等を有しており、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等の不図示のホストコンピュータから入力された画像信号に基づいて、変調されたレーザを帯電された感光体20上に照射する。
この中間転写体70は、PETフィルムの表面に錫蒸着層を設けさらにその表層に半導電塗料を形成、積層したエンドレスのベルトであり、感光体20とほぼ同じ周速度にて回転駆動される。
二次転写ユニット80は、中間転写体70上に形成された単色トナー像やフルカラートナー像を紙、フィルム、布等の媒体に転写するための装置である。
定着ユニット90は、媒体上に転写された単色トナー像やフルカラートナー像を媒体に融着させて永久像とするための装置である。
まず、不図示のホストコンピュータからの画像信号及び制御信号がインターフェイス(I/F)112を介してプリンタ10のメインコントローラ101に入力されると、このメインコントローラ101からの指令に基づくユニットコントローラ102の制御により感光体20、及び、中間転写体70が回転する。感光体20は、回転しながら、帯電位置において帯電ユニット30により順次帯電される。
感光体20上に形成されたイエロートナー像は、感光体20の回転に伴って一次転写位置に至り、一次転写ユニット60によって、中間転写体70に転写される。この際、一次転写ユニット60には、トナーTの帯電極性とは逆の極性の一次転写電圧が印加される。なお、この間、感光体20と中間転写体70とは接触しており、また、二次転写ユニット80は、中間転写体70から離間している。
媒体に転写されたフルカラートナー像は、定着ユニット90によって加熱加圧されて媒体に融着される。
次に、制御ユニット100の構成について図2を参照しつつ説明する。制御ユニット100のメインコントローラ101は、インターフェイス112を介してホストコンピュータと電気的に接続され、このホストコンピュータから入力された画像信号を記憶するための画像メモリ113を備えている。ユニットコントローラ102は、装置本体の各ユニット(帯電ユニット30、露光ユニット40、YMCK現像ユニット50、一次転写ユニット60、クリーニングユニット75、二次転写ユニット80、定着ユニット90、表示ユニット95)と電気的に接続され、それらが備えるセンサからの信号を受信することによって、各ユニットの状態を検出しつつ、メインコントローラ101から入力される信号に基づいて、各ユニットを制御する。
次に、図3乃至図12を用いて、現像装置の構成例について説明する。図3は、現像装置の概念図である。図4は、現像装置の主要構成要素を示した断面図である。図5は、現像ローラ510の斜視模式図である。図6は、現像ローラ510の正面模式図である。図7は、凸部512、凹部515等の形状を示した模式図であり、図7の下図は、図7の上図のA−A断面の断面形状を表したものである。図8は、規制ブレード560及びブレード支持部材564の斜視図である。図9は、現像ローラ510に当接する規制ブレード560、の先端560b周辺の様子を示した拡大模式図である。図10は、ホルダー526の斜視図である。図11は、ホルダー526に、上シール520、現像ローラ510、規制ブレード560及びブレード支持部材564が組み付けられている様子を示した斜視図である。図12は、ホルダー526が、ハウジング540に取付けられている様子を示した斜視図である。図13は、トナー供給ローラ550の表面を拡大した模式図である。なお、図4に示す断面図は、図3に示す長手方向に垂直な面で現像装置を切り取った断面を表したものである。また、図4においては、図1同様、矢印にて上下方向を示しており、例えば、現像ローラ510の中心軸は、感光体20の中心軸よりも下方にある。また、図4では、イエロー現像装置54が、感光体20と対向する現像位置に位置している状態にて示されている。また、図5乃至図7、図8においては、図を分かりやすくするために、凸部512等のスケールが実際のものと異なっている。また、図8においては、規制ブレード560の長手方向と短手方向が、図9においては、規制ブレード560の短手方向と厚み方向が、それぞれ矢印にて示されている。
次に、本実施の形態に係るプリンタ10に用いられるトナーの構成について説明する。
本実施の形態に係るプリンタ10において用いられるトナーについては、最終的に得られる画像の画質を良好なものとする(ドットの再現性を良くする)ことを重視して、トナーの粒径が、従来一般的に使用されてきたトナーの粒径(体積平均粒径が5μmより大きい)よりも小さくなっている(すなわち、体積平均粒径が5μm以下)。より具体的には、前述したとおり、その体積平均粒径Aveが、約3μmとなっている。なお、前記体積平均粒径とは、粒径Ri(i=1...,n)のトナーの体積占有率が、それぞれPi(i=1...,n、P1からPnまでの総和は1)のときに、RiとPiとの積の、i=1からnまでの総和により算出される値である。
本実施の形態に係るプリンタ10において用いられるトナーについては、一次転写や二次転写における転写性を重視して、トナーの円形度が、従来一般的に使用されてきたトナーの円形度(円形度が0.950未満)よりも大きくなっている(真円に近くなっている。円形度は、0.950以上)。より具体的には、その円形度が、約0.960〜0.985となっている。
本実施の形態に係るプリンタ10において用いられるトナーには、帯電制御剤(CCA)が含有されていない。
本実施の形態に係るプリンタ10において用いられるトナーについては、トナーの粒径が小さいことを考慮して、トナーに含まれる着色剤(着色顔料)の量を、従来一般的に使用されてきたトナーに含まれる着色剤(着色顔料)の量(10wt%未満)よりも多くしている(すなわち、10wt%以上)。すなわち、トナーの粒径が小さい場合には、紙等の媒体に最終的に付着するトナーの量が少なくなるため、画像の濃度が薄くなる傾向にある。したがって、本実施の形態においては、これを補うために、着色剤(着色顔料)を多く入れている。
前述したように、本実施の形態に係るトナーの体積平均粒径は約3μmである。また、該トナーが担持される現像ローラ510の表面形状おいて、凸部512の幅L1(頂面の一辺の長さ)は約50μmであり、非凸部513(溝部)の幅L2は約50μmであり、凹部515の深さdは約8μmである。以下においては、どのような設計思想に基づいて、トナーの体積平均粒径Ave、凸部512の幅L1、非凸部513(溝部)の幅L2、及び、凹部515の深さdが定まったかについて、図14を用いて説明する。図14は、現像ローラ510の表面の一部を拡大した図である。なお、図14では、説明の便宜上、側部514が省略されている。
上述したように、本実施の形態に係るプリンタ10は、現像バイアス印加部121により現像バイアスが印加された現像ローラ510が、凹部515に担持されたトナーで感光体20に担持された潜像を現像した直後に、凹部515には、トナーが一層以上担持されている。これにより、現像直後の凹部515と感光体20の間における放電、を防止することが可能となる。かかる点について、以下において詳細に説明する。
次に、現像直後(凹部515が現像位置を通過した直後)も凹部515にトナーを一層以上担持させることを実現するための方策について、説明する。当該方策として、(1)トナー供給ローラ550によるトナーの剥ぎ取りに関係する方策、(2)トナーの粒径に関係する方策、(3)現像バイアスの大きさに関係する方策、がある。これら3つの方策のうちのいずれかの方策を実行しても、凹部515にトナーを一層以上担持させることが可能な場合もあるが、より確実に凹部515にトナーを一層以上担持させるためには、3つの方策を全て実行する方が望ましい。そして、本実施の形態に係るプリンタ10においては、これら3つの方策が、全て実行されている。以下においては、各方策について具体的に説明する。
上述したように、トナー供給ローラ550に形成された複数の孔550aに囲まれた壁領域550b(図13において、斜線が施されている部分)は、現像ローラ510と接触することにより、現像ローラ510に残存しているトナーを剥ぎ取る。
トナーの粒径と、ファンデルワールス力に基づく該トナーの現像ローラ510への付着力に、一定の傾向があることが知られている。すなわち、図18に示すように、トナーの粒径が大きい場合(5μmより大きい場合)には、ファンデルワールス力によるトナーの現像ローラ510の付着力が、あまり変化しないが、トナーの粒径が小さい場合(5μm以下である場合)には、該付着力が大きく変化する。そして、トナーの粒径が5μm以下の場合には、トナーの粒径が小さくなるほど該付着力が大きくなる。なお、図18は、トナーの粒径の大きさと、ファンデルワールス力による付着力との関係を示したグラフである。このグラフの横軸はトナーの粒径の大きさを示し、縦軸は前記付着力の大きさを示している。
上述したように、現像ローラ510には、現像バイアス印加部121(図2)から現像バイアスが印加される。この現像バイアスは直流電圧に交流電圧が重畳されており、この現像バイアスによって感光体20と現像ローラ510の間に電界が形成され、トナーが、該電界によって感光体20と現像ローラ510の間を移動する。
次に、現像装置の製造方法について、図19A乃至図21を用いて説明する。図19A乃至図19Eは、現像ローラ510の製造工程における、現像ローラ510の変遷を示した模式図である。図20は、現像ローラ510の転造加工を説明するための説明図である。図21は、イエロー現像装置54の組み立て方法を説明するためのフローチャートである。なお、現像装置を製造する際には、前述したハウジング540、ホルダー526、現像ローラ510、トナー供給ローラ550、規制ブレード560等がそれぞれ製造された後に、これらの部材を用いて現像装置の組み立てが実施される。本項では、これらの部材の製造方法のうち現像ローラ510の製造方法について先ず説明し、その後、現像装置の組み立て方法について説明する。なお、以下では、ブラック現像装置51、マゼンタ現像装置52、シアン現像装置53、及び、イエロー現像装置54のうち、イエロー現像装置54を例に挙げて、説明する。
ここでは、現像ローラ510の製造方法について、図19A乃至図20を用いて説明する。
次に、イエロー現像装置54の組み立て方法について、図21を用いて説明する。
先ず、前述したハウジング540、ホルダー526、現像ローラ510、規制ブレード560及びブレード支持部材564等を準備する(ステップS2)。
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る画像形成装置等を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
ただし、以下に説明するように、非凸部513に担持されたトナーが適切に帯電される点で、上記実施の形態の方がより望ましい。非凸部513に担持されたトナーは、側部514や凹部515に接触しながら転動することにより更に帯電され、また、規制ブレード560による規制の際に該規制ブレード560に接触することにより更に帯電されて、適切な帯電量となる。このため、凹部515の深さがトナーの体積平均粒径の3倍よりも大きい場合には、側部514、凹部515及び規制ブレード560に接触しないために適切な帯電量とならないトナーが増える。一方で、凹部515の深さがトナーの体積平均粒径の3倍よりも小さい場合には、該トナーが、側部514、凹部515、規制ブレード560の何れかに接触するため、適切な帯電量となる。
ただし、転造等により第一溝部516及び第二溝部518を形成するだけで、簡便に、規則的に配置された凹部515を得ることができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
ただし、以下に説明するように、現像直後に凹部515にトナーが一層以上担持されやすくなる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。隣り合う凸部512間の距離の最大値が前記平均距離Daveよりも小さい場合には、孔550aの開口間の壁領域550bが、現像ローラ510に接触する際に非凸部513に入り込み難いため、凹部515に接触しているトナー(一層以上のトナー)を剥ぎ取り難くなる。そして、剥ぎ取られなかったトナーは、凹部515に滞留することにより更に帯電されて、現像の際に感光体20に移動し難くなる。この結果、該トナーは、現像直後も、凹部515に担持された状態を維持しやすくなる。
ただし、以下に説明するように、現像直後に凹部515にトナーが一層以上担持されやすくなる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。前記非凹部の最大幅が前記開口の平均幅Eaveよりも大きい場合や、前記非凹部の(凸部512と側部514)最大高さが前記開口の平均深さよりも大きい場合には、孔550aが非凹部を完全に覆わない。このため、孔550aの開口間の壁領域550bが、凹部515に接触するまで非凸部513に入り込まないので、凹部515に接触しているトナー(一層以上のトナー)を剥ぎ取り難くなる。そして、剥ぎ取られなかったトナーは、凹部515に滞留することにより更に帯電されて、現像の際に感光体20に移動し難くなる。この結果、該トナーは、現像直後も、凹部515に担持された状態を維持しやすくなる。
ただし、以下に説明するように、潜像の現像に供されるトナー量が不足することを防止できる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。現像直後に凹部515にトナーを一層以上残すように現像が行われると、非凸部513に担持されたトナーの一部のみが感光体20に移動するから、現像に供されるトナーの量が不足する恐れがある。これに対して、現像ローラ510の表面の移動速さが感光体20の表面の移動速さよりも大きい場合には、感光体20上の周方向のある長さの潜像を現像する際に、現像ローラ510の周方向の、該長さよりも長い部分に担持されたトナーが現像に供されることとなる。この結果、現像直後に凹部515にトナーが一層以上残るように現像が行われても、該現像に供されるトナー量が不足することを防止できる。
次に、本発明に係る実施の形態の一例である『画像形成システム』の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
40 露光ユニット、50 YMCK現像ユニット、50a 中心軸、
51 ブラック現像装置、52 マゼンタ現像装置、53 シアン現像装置、
54 イエロー現像装置、55a 保持部、55b 保持部、
55c 保持部、55d 保持部、60 一次転写ユニット、
70 中間転写体、75 クリーニングユニット、76 クリーニングブレード、
80 二次転写ユニット、90 定着ユニット、92 給紙トレイ、
94 給紙ローラ、95 表示ユニット、96 レジローラ、
100 制御ユニット、101 メインコントローラ、
102 ユニットコントローラ、112 インターフェイス、
113 画像メモリ、121 現像バイアス印加部、
510 現像ローラ、510a 中央部、510b 軸部、512 凸部、
512a 対向部、513 非凸部、514 側部、515 凹部、
516 第一溝部、518 第二溝部、520 上シール、
520a 短手方向端部、520b 当接面、520c 反対面、
524 上シール付勢部材、526 ホルダー、526a 上シール支持部、
526b 現像ローラ支持部、526c 規制ブレード支持部、
530 トナー収容体、530a 第一トナー収容部、
530b 第二トナー収容部、540 ハウジング、542 上ハウジング部、
544 下ハウジング部、545 仕切り壁、546 ハウジングシール、
550 トナー供給ローラ、550a 接触部、560 規制ブレード、
560a 当接部、560b 先端、564 ブレード支持部材、
564a 薄板、564b 薄板支持部、564c 長手方向両端部、
564d 短手方向一端部、564e 短手方向他端部、572 開口、
574 端部シール、576 軸受け、600 パイプ材、
602 フランジ圧入部、604 フランジ、
650 丸ダイス、650a 凸部、652 丸ダイス、652a 凸部、
680 溝、700 画像形成システム、702 コンピュータ、
704 表示装置、706 プリンタ、
708 入力装置、708A キーボード、708B マウス、
710 読取装置、710A フレキシブルディスクドライブ装置、
710B CD−ROMドライブ装置、
802 内部メモリ、804 ハードディスクドライブユニット、T トナー
Claims (7)
- 潜像を担持するための像担持体と、
規則的に配置され、トナーを担持するための凹部、を表面に有し、該凹部に担持されたトナーで前記像担持体に担持された潜像を現像するトナー担持体と、
前記潜像の現像のために現像電圧を前記トナー担持体に印加するための電圧印加部と、
を備えた画像形成装置であって、
前記電圧印加部により前記現像電圧が印加された前記トナー担持体が、前記凹部に担持されたトナーで前記像担持体に担持された潜像を現像した直後に、
該凹部には、トナーが一層以上担持されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記トナー担持体の前記表面に当接して、該トナー担持体に担持されたトナーの層厚を規制するための層厚規制部材、を備え、
前記凹部の深さは、前記トナーの体積平均粒径の3倍よりも小さいことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記凹部は、前記トナー担持体の周方向に対する傾斜角度が異なる2種類の螺旋状の溝部の底部、であり、
該2種類の螺旋状の溝部は、互いに交差して格子形状をなしていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3に記載の画像形成装置であって、
前記トナー担持体は、
規則的に配置された複数の非凹部であって、各々、凸部と、該凸部と前記凹部とを繋ぐ側部と、を備え、各々の該非凹部の周囲が前記凹部に囲まれている複数の非凹部、
を前記表面に有し、
多孔性の発泡材からなる接触部にて前記トナー担持体の前記表面に接触して、前記潜像を現像した後の前記トナー担持体、から前記トナーを剥ぎ取る剥ぎ取り部材、
を備え、
複数の前記凸部のうちの互いに隣り合う凸部間の距離、の最大値が、
前記接触部の孔の開口間の平均距離よりも小さいことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3または請求項4に記載の画像形成装置であって、
前記トナー担持体は、
規則的に配置された複数の非凹部であって、各々、凸部と、該凸部と前記凹部とを繋ぐ側部と、を備え、各々の該非凹部の周囲が前記凹部に囲まれている複数の非凹部、
を前記表面に有し、
多孔性の発泡材からなる接触部にて前記トナー担持体の前記表面に接触して、前記潜像を現像した後の前記トナー担持体、から前記トナーを剥ぎ取る剥ぎ取り部材、
を備え、
前記非凹部の最大幅が、前記接触部の孔の開口の平均開口幅よりも大きく、または、前記凹部を基準とした前記非凹部の最大高さが、前記孔の開口の平均深さよりも大きいことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像形成装置であって、
前記トナー担持体の表面の移動速さは、前記像担持体の表面の移動速さよりも大きいことを特徴とする画像形成装置。 - (A)コンピュータ、及び、
(B)このコンピュータに接続可能な画像形成装置であって、
潜像を担持するための像担持体と、
規則的に配置され、トナーを担持するための凹部、を表面に有し、該凹部に担持されたトナーで前記像担持体に担持された潜像を現像するトナー担持体と、
前記潜像の現像のために現像電圧を前記トナー担持体に印加するための電圧印加部と、
を備え、
前記電圧印加部により前記現像電圧が印加された前記トナー担持体が、前記凹部に担持されたトナーで前記像担持体に担持された潜像を現像した直後に、
該凹部には、トナーが一層以上担持されている画像形成装置、
(C)を具備したことを特徴とする画像形成システム。
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