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JP2008293102A - 情報提供システム、車両側装置、センタ側装置、ユーザ側装置及びプログラム - Google Patents

情報提供システム、車両側装置、センタ側装置、ユーザ側装置及びプログラム Download PDF

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JP2008293102A
JP2008293102A JP2007135558A JP2007135558A JP2008293102A JP 2008293102 A JP2008293102 A JP 2008293102A JP 2007135558 A JP2007135558 A JP 2007135558A JP 2007135558 A JP2007135558 A JP 2007135558A JP 2008293102 A JP2008293102 A JP 2008293102A
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Abstract

【課題】ユーザにとって有用な情報を提供可能で利便性の高い情報提供システムを実現する。
【解決手段】ユーザを識別可能な識別情報を含むユーザ情報が当該ユーザの携帯するユーザ側装置20に記憶されており、ユーザ側装置20から車載用ナビゲーション装置10へユーザ情報が送信される。車載用ナビゲーション装置10は、このユーザ情報と車両の位置情報とをセンタ側装置30へ送信する。センタ側装置30は、車載用ナビゲーション装置10から通知された情報に基づき、センタ側装置30で記憶している当該ユーザの属性情報と、車両の位置情報とに適合する施設等情報を施設等情報DB33から検索し、これを車載用ナビゲーション装置10へ送信する。車載用ナビゲーション装置10は、センタ側装置30から送信されてきた施設等情報をユーザに対して提示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、施設やイベント等に関する情報を車両のユーザに対して提供する情報提供システムに関する。
従来、車両のユーザに対して施設等の情報を提供する情報提供システムとしては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。具体的には、パーソナルコンピュータ(以下、パソコン)や車載端末といったユーザ端末を介してあるユーザがお気に入りとして情報センタに登録した施設情報を、情報センタから当該ユーザのユーザ端末へ提供する。また、あるユーザからの施設情報の問い合わせに応じて、当該要求のあったユーザと同一の属性を有する他のユーザ向けにお気に入り登録されている施設情報を、当該要求のあったユーザのユーザ端末へ提供する。
特開2004−70773号公報
しかしながら、特許文献1に記載の情報提供システムでは、ユーザが施設情報の提供を要求する際、情報センタ側で要求元のユーザ特定するためにユーザの識別情報(ID番号)やパスワードを入力する必要がある。例えばパソコンや、ユーザが所有する車両のユーザ端末、あるいは、レンタカー等の他者が所有する車両のユーザ端末等の、何れユーザ端末から施設情報の提供を要求する場合においても、必ずID番号やパスワードの入力するための操作を要するため、ユーザにとって大変煩わしい。
また、ユーザ自身がお気に入り登録した施設情報以外の未知の施設情報の中から、自分の嗜好や関心に適合する施設情報を検索しようとした場合は、自分と同一属性有する他のユーザによってお気に入りに登録された施設情報のみしか得られない。つまり、自分がお気に入り登録をしていない未知の施設情報については、他のユーザによってお気に入りに登録された施設情報以外は検索対象から外されるため、ユーザが得られる施設情報は限定されたものになる。このため、施設情報の提供を受けるユーザにとっては情報の選択の幅が非常に小さくなり、有用な情報を多く得たいという観点からすれば不利である。さらに、情報センタに対して施設情報を提供する者(例えば、施設の運営者)にとっては、自身が提供した施設情報がユーザに提供される機会が少なくなるため、広告効果の観点からすれば非常に不利である。
また、情報センタに登録されている施設情報に対してユーザからお気に入り登録を受けるまでには、多くのプロセスを経る必要があると考えられる。例えば、新規に情報センタに登録された施設情報について、ユーザがその施設情報を探し当てた上で、この情報を読んだり、実際にその施設を利用したりして、ユーザが当該施設情報あるいは施設を気に入った場合のみ、その施設情報を自身のお気に入りとして登録するといったプロセスを経ることになる。このようなプロセスを経て施設情報がユーザによってお気に入りに登録されるまでには、当該施設情報が情報センタに新規に登録されてから非常に長い時間を要する場合がある。
このような場合、当該施設情報が期間限定のイベントに関する情報であったとしたら、この施設情報があるユーザからお気に入りに登録されることで他のユーザへも提供可能になった頃には、そのイベントを利用可能な期間は終わってしまっているおそれもある。このようなことが起きれば当該施設情報の有用性は損なわれてしまい、ユーザにとって有用な情報を提供することができない。
本発明は、このような問題を鑑みなされており、ユーザにとって有用な情報を提供可能で利便性の高い情報提供システムを実現するための技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の情報提供システムは、以下のような特徴を有する。
ユーザを識別可能な識別情報を含むユーザ情報が当該ユーザの携帯するユーザ側装置に記憶されており、ユーザ側装置から車両側装置へユーザ情報が送信される。車両側装置は、このユーザ情報と車両の位置情報とをセンタ側装置へ送信する。センタ側装置は、車両側装置から通知された情報に基づき、センタ側装置で記憶している当該ユーザの属性情報と、車両の位置情報とに適合する施設等情報を施設等情報記憶手段から検索し、これを車両側装置へ送信する。車両側装置は、センタ側装置から送信されてきた施設等情報をユーザに対して提示する。具体的には、複数の施設等情報のうち、要求元のユーザの属性情報に適合し、かつ、車両の現在位置から所定範囲内にある施設やイベントに関する施設等情報のみを検索し、ユーザに提供するといった運用が考えられる。
このように構成された情報提供システムによれば、センタ側装置に対して施設やイベントに関する施設等情報の送信を要求する際に、ユーザ自身がID番号やパスワード等を入力する必要がないため、簡単に施設等情報を取得できて便利である。さらに、車両側装置に対してユーザが手動で識別情報を入力するといった構成を廃しているので、ユーザ側装置を持たない、すなわちユーザではない第三者が他人の識別情報を不正に入力してセンタ側装置へアクセスすることは困難であり、セキュリティの面も考慮した構成となっている。
また、センタ側装置からユーザに対して提供される施設等情報は、ユーザが搭乗する車両の現在位置や当該ユーザの識別情報に対応付けられている属性情報に適合するものとして検索されたものであり、ユーザにとって有用な情報である。
また、センタ側装置が提供可能な施設等情報としては、例えば飲食店や衣料店、病院、駐車場といった施設に関する情報だけでなく、展示会やバーゲンセールといった開催日時等の時限性があるイベント(催事)に関する情報も含まれる。本発明の情報提供システムでは、あるユーザによって特定の施設情報がお気に入りに登録されることで初めて他のユーザにも当該施設情報を提供可能になるといった回りくどいプロセス(特許文献1参照)を経る必要はない。よって、ユーザは、他のユーザからのお気に入り登録の有無に関係なくあらゆる施設等情報の中から検索された有用な情報を得ることができる。また、上述のような時限性のある情報も遅延なく取得できる。また、施設等情報をセンタ側装置へ提供する者(例えば、施設等の運営者)にとっては、自身が提供した施設等情報がユーザに広くあまねく提供されることになり、広告効果の観点から有利である。
なお、センタ側装置に格納されている施設等情報の具体的な内容については、例えば、施設又はイベントごとに、施設やイベントの名称、位置、日時、ジャンル、詳細情報、当該施設やイベントの対象者の年齢、性別、趣味、嗜好、関心事項等を示す情報等の種々の情報が挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、センタ側装置に格納されている各ユーザの属性情報の具体的な内容については、当該ユーザの年齢、性別、趣味、嗜好、関心事項、既往歴等、当該ユーザに関する種々の情報が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
一方、ユーザに関する属性情報をセンタ側装置ではなくユーザ側装置に記憶させておき、これを車両側装置を経由してセンタ側装置へ送信するような構成であってもよい。具体的には、請求項2に記載のように構成するとよい。
すなわち、ユーザに関する属性情報を含むユーザ情報が当該ユーザの携帯するユーザ側装置に記憶されており、ユーザ側装置から車両側装置へユーザ情報が送信される。車両側装置は、このユーザ情報と車両の位置情報とをセンタ側装置へ送信する。センタ側装置は、車両側装置から通知された情報に基づき、通知された当該ユーザの属性情報と、車両の位置情報とに適合する施設等情報を施設等情報記憶手段から検索し、これを車両側装置へ送信する。車両側装置は、センタ側装置から送信されてきた施設等情報をユーザに対して提示する。
このように構成された情報提供システムにおいても、前述の請求項1に記載の情報提供システムと同様の効果を得ることができる。
また、請求項3に記載の情報提供システムのように、ユーザ側装置がユーザの識別情報のみを記憶している場合と、ユーザ側装置がユーザの識別情報に加えて属性情報も記憶している場合との何れにおいても、センタ側装置からユーザに適合した施設等情報を提供可能な構成とすることが考えられる。
具体的には、ユーザ側装置が備えるユーザ情報記憶手段は、識別情報のみをユーザ情報として記憶する態様と、識別情報と当該識別情報が示すユーザに関する属性情報とをユーザ情報として記憶する態様との何れの態様でも記憶可能に構成に構成されている。そして、センタ側装置が備える検索手段は、車両側装置から送信されてきたユーザ情報に当該ユーザの属性情報が含まれている場合、この属性情報と車両側装置から送信されてきた位置情報とに応じた所定の条件に適合する施設等情報を施設等情報記憶手段から検索する。一方、ユーザ情報に当該ユーザに対応する属性情報が含まれてない場合、このユーザ情報に含まれる識別情報が示すユーザに対応する属性情報を属性情報記憶手段から取得し、この取得した属性情報と車両側装置から送信されてきた位置情報とに応じた所定の条件に適合する施設等情報を施設等情報記憶手段から検索する。
このように構成された情報提供システムによれば、ユーザ側装置にユーザの識別情報のみを記憶させておく態様でも、ユーザの識別情報と属性情報とを対応付けて記憶させておく態様でも、ユーザにとって有用な情報を提供可能であり、便利である。
ところで、ユーザ側装置と車両側装置との間のユーザ情報の送受信は、請求項4に記載のように、ユーザ側装置と車両側装置とが互いに所定の通信圏内に入ったときを契機に行われるように構成するとよい。ここで、所定の通信圏内とは、例えば少なくとも車両内を通信エリアに含む近距離無線通信にて通信可能な範囲とすることが考えられる。
このようにすれば、ユーザ側装置を所持するユーザが車両に搭乗するために接近したり、車両に搭乗することで、自動的にユーザ側装置と車両側装置との間のユーザ情報の送受信が行われるため、センタ側装置から施設等情報を効率よく取得することができる。
ところで、センタ側装置と車両側装置との間の通信に利用する通信方式としては、例えば携帯電話網やPHS網、狭域無線通信等の種々の通信において利用される通信方式が挙げられる。これらの各種通信方式には、通信速度、通信範囲、通信コスト等の種々の面でそれぞれ特徴が異なる。
そこで、請求項5に記載のように構成するとよい。具体的には、車両側装置とセンタ側装置とは、所定の大容量通信向けの通信方式と、所定の小容量通信向けの通信方式との2種類通信方式で通信可能に構成されている。そして、センタ側装置と車両側装置とが施設等情報の送受信を行う際、相対的に情報量の多い施設等情報については大容量通信向けの通信方式を用い、相対的に情報量の少ない施設等情報については小容量通信向けの通信方式を用いる。
なお、小容量通信向けの通信方式及び大容量通信向けの通信方式として、具体的にどのような通信方式を採用するかについては、各通信方式の利点・欠点を考慮してシステム運用上の意図に見合ったものを適宜選択すればよい。例えば、小容量通信向けの通信方式には通信速度が比較的遅くとも、通信範囲が広く通信コストが低い通信方式を採用し、大容量通信向けの通信方式には通信速度が比較的速い通信方式を採用することが考えられる。
このように構成された情報提供システムによれば、施設等情報の情報量の多少に応じて、それぞれに見合った通信方式で通信を行うため、施設等情報を効率よく送受信することができる。
また、センタ側装置についても、請求項6に記載のように、相対的に情報量の少ない施設等情報を第1の施設等情報記憶手段から検索し、これを小容量通信向けの通信方式で車両側装置へ送信する第1のセンタ側装置と、相対的に情報量の多い施設等情報を第2の施設等情報記憶手段から検索し、これを大容量通信向けの通信方式で車両側装置へ送信する第2のセンタ側装置とからなる構成にするとよい。このようにすることで、例えば、施設やイベントに関する見出し情報のような相対的に情報量の少ない施設等情報については第1のセンタ側装置で管理し、見出し情報に対応する詳細なテキストデータや画像データのような相対的に情報量の多い施設等情報については第2のセンタ側装置で管理するといった運用が可能になる。
ところで、センタ側装置から施設等情報を取得する際、車両の現在位置を基準とした検索範囲をユーザが指定でき、その指定された検索範囲内に限定した施設やイベントに関する施設等情報を得られるように構成することが考えられる。そこで、請求項7に記載のように構成するとよい。具体的には、車両側装置又はユーザ側装置は、車両の現在位置を基準とする距離的検索範囲又は時間的検索範囲の少なくとも何れか一方の検索範囲をユーザにより指定可能に構成されている。そして、車両側送信手段は、位置情報及びユーザ情報と共に、ユーザにより指定された検索範囲を示す検索範囲情報をセンタ側装置へ送信する。センタ側装置が備える検索手段は、ユーザの属性情報と位置情報と検索範囲情報とに基づく所定の条件に適合する施設等情報を検索する。
ここで、ユーザが指定する検索範囲としては、例えば、「現在位置から半径○km以内」といった距離的検索範囲や、「現在位置から○分以内に到達可能」といった時間的検索範囲等が挙げられる。例えば、「現在位置から半径○km以内」という検索範囲がユーザにより指定されれば、センタ側装置は、当該ユーザの属性情報に適合し、かつ指定された検索範囲内に所在する施設やイベントに関する施設等情報を検索し、これをユーザに対して提供するといった運用が考えられる。
このように構成された情報提供システムによれば、車両の現在位置を基準とした検索範囲をユーザが任意に指定することで、よりユーザの意図に沿った情報提供を行うことができるので好適である。
また、センタ側装置から施設等情報を取得する際、検索する施設やイベントのカテゴリ(種類)をユーザが指定でき、その指定されたカテゴリに適合する施設やイベントに関する施設等情報のみを得られるように構成することが考えられる。そこで、請求項8のように構成するとよい。具体的には、車両側装置又はユーザ側装置は、検索する施設又はイベントのカテゴリをユーザにより指定可能に構成されている。そして、車両側送信手段は、位置情報及びユーザ情報と共に、ユーザにより指定されたカテゴリを示すカテゴリ情報をセンタ側装置へ送信する。センタ側装置が備える検索手段は、属性情報と位置情報とカテゴリ情報とに基づく所定の条件に適合する施設等情報を検索する。
ここで、ユーザが指定するカテゴリとしては、例えば飲食店、衣料店、観光スポット、病院等といった種々のカテゴリが挙げられる。例えば、「飲食店」というカテゴリがユーザにより指定されれば、センタ側装置が、当該ユーザの属性情報や位置情報に適合し、かつ飲食店に該当する施設に関する施設等情報を検索し、これをユーザに対して提供するといった運用が考えられる。
このように構成された情報提供システムによれば、検索する施設やイベントのカテゴリをユーザが指定することで、よりユーザの意図に沿った情報提供を行うことができるので好適である。
一方、ユーザが、例えば旅行先等で目新しい情報を多く入手したいと考えているようなケースにおいては、ユーザの性別、年齢、趣味、嗜好といった属性情報に基づいて提供する情報を絞り込むよりは、むしろこれらの属性情報に関係なく、より多くの情報を提供することで、よりユーザの意図に沿った情報提供を行うことができると考えられる。
そこで、請求項9に記載のように構成するとよい。具体的には、車両側装置又はユーザ側装置は、施設等情報の検索においてユーザの属性情報を考慮するか否かをユーザにより選択可能に構成されている。車両側送信手段は、ユーザの属性情報を考慮しないと選択された場合、位置情報のみをセンタ側装置へ送信する。そして、センタ側装置が備える検索手段は、位置情報のみに応じた所定の条件に適合する施設等情報を施設等情報記憶手段から検索する。
このようにすることで、ユーザの属性情報を廃して施設等情報の検索を行う態様をユーザ自身が選択可能であり、その時々のユーザの事情に応じた柔軟な態様にて情報提供を行うことができる。
つぎに、請求項10に記載の情報提供システムは、当該情報提供システムによる一連の処理を開始させる指示をワンプッシュ操作にて入力可能な入力手段を、ユーザ側装置又は車両側装置の少なくとも何れ一方かに備え、入力手段によって開始指示が入力されたことを契機に、一連の処理を開始することを特徴とする。なお、入力手段は、メカニカルなキースイッチによって構成されるものであってもよいし、ディスプレイ等の表面に形成されるタッチパネルや、ポインティングデバイス等で操作可能なGUIによって構成されるものであってもよい。このように構成された情報提供システムによれば、ユーザの任意のタイミングで簡単に施設等情報を取得することができるため便利である。
ところで、センタ側装置から車両側装置へ送信された施設等情報が複数件ある場合、施設等情報の提示方法を工夫することで提示される情報の混雑を避け、ユーザがそれぞれの施設等情報の内容を確認し易くすることが肝要である。そこで、請求項11に記載のように構成するとよい。具体的には、車両側装置が備える情報提示手段は、センタ側装置から受信した施設等情報に基づき、各施設又はイベントごとに相対的に情報量が少ない施設等情報である見出し情報を提示し、この提示した見出し情報の中からユーザにより指定された見出し情報が示す施設又はイベントに関する相対的に情報量の多い施設等情報である詳細情報を提示する。
このように構成された情報提供システムによれば、複数件の施設等情報のうち、ユーザが興味を示した施設やイベントについてのみ詳細な情報が提示されるので、提示される情報の混雑を回避でき、ユーザが施設等情報の内容を確認しやすくなる。
また、請求項11に記載のように、センタ側装置は、初めに相対的に情報量が少ない施設等情報である見出し情報を車両側装置へ送信し、車両側装置は、ユーザにより指定された見出し情報が示す施設又はイベントに関する相対的に情報量の多い施設等情報である詳細情報の送信をセンタ側装置に対して改めて要求するような構成であってもよい。
このように構成することで、ユーザが興味を示さなかった施設やイベントについては見出し情報の送受信が行われるのみで詳細情報の送受信が行われないため、その分の通信コストを低減することができる。
また、請求項13に記載のように、センタ側装置において、ユーザにより前記詳細情報の提示を指定された施設又はイベントを示す情報を当該ユーザの提示履歴情報として記憶しておき、検索手段によって検索された施設等情報のうち、記憶している提示履歴情報に該当する施設等情報については、その旨を加味した所定の態様にて車両側装置へ送信するように構成するとよい。具体的には、例えば提示履歴情報で示される施設又はイベントに関する施設等情報については、車両側装置において強調表示されるような態様で送信したり、詳細情報を過去に提示した旨を示す情報を付加した態様で送信する等といった運用が考えられる。
このように構成された情報提供システムによれば、施設等情報をユーザに対して提供する際において、ユーザが詳細情報を参照した履歴に基づいて付加的なサービスを提供できるので、便利である。
また、請求項14に記載のように、センタ側装置において、ユーザへ提供した施設等情報が示す施設やイベントにユーザが実際に立ち寄ったことを示す情報を当該ユーザの立ち寄り履歴情報として記憶しておき、前記検索手段によって検索された施設等情報のうち、記憶されている当該ユーザの立ち寄り履歴情報に該当する施設等情報については、その旨を加味した所定の態様にて車両側装置へ送信するように構成することも考えられる。具体的には、例えば立ち寄り履歴情報で示される施設又はイベントに関する施設等情報については、車両側装置において強調表示されるような態様で送信したり、過去に当該施設又はイベントに立ち寄ったことがある旨を示す情報を付加して送信する等といった運用が考えられる。
このように構成された情報提供システムによれば、施設等情報をユーザに対して提供する際において、ユーザが実際に施設やイベントに立ち寄った履歴に基づいて付加的なサービスを提供できるので、便利である。
ところで、センタ側装置に格納されている施設等情報を、それぞれの施設やイベントを運営する者からセンタ側装置に対して登録されるように可能に構成ことが考えられる。そこで、請求項15に記載のように、センタ側装置をネットワークを介して複数の端末に対して通信可能に接続し、センタ側装置に対して施設等情報を提供する者の端末から、施設等情報を登録・更新可能に構成するとよい。センタ側装置と各端末とを接続するネットワークとしては、例えばインターネットのような世界規模のネットワークが挙げられる。
このように構成された情報提供システムによれば、例えばインターネットを介して多くの施設やイベントの運営者からセンタ側装置に対して施設等情報が寄せられることで、施設やイベントの運営者にとっては簡便にして効果的な宣伝を行うことができ、ユーザにとっては多くの施設等情報の中から検索された有用な情報を取得できる。よって、施設やイベントの運営者及びユーザの双方にとって非常に有用なサービスを提供可能である。
ところで、請求項16に記載のように、本発明の情報提供システムにおける車両側装置を、地図データに基づく経路案内を行ういわゆる車載用ナビゲーション装置で構成することが考えられる。このようにすることで、ナビゲーション装置が備える演算処理機能や、通信機能、情報表示機能、位置検出機能、地図データ等を利用して、本発明における車両側装置としての機能を実現可能である。また、センタ側装置から取得した施設等情報を、地図データや位置情報と関連付けてユーザに提示するといった応用も可能である。
一方、請求項17に記載のように、本発明の情報提供システムにおけるユーザ側装置を携帯電話機で構成することが考えられる。このようにすることで、携帯電話機が備える演算処理機能や、通信機能、記憶機能等を利用して、本発明におけるユーザ側装置としての機能を実現可能である。また、携帯電話機は、所持するユーザが特定されている状態での使用を前提とすれば、当該ユーザの識別情報や属性情報等を記憶させておく媒体として好適である。
あるいは、請求項18に記載のように、本発明の情報提供システムにおけるユーザ側装置を、無線通信により車両のドアの開錠/施錠及びエンジン動作のための認証を行う電子キーシステムに用いられる携帯機(いわゆるスマートキー)で構成することが考えられる。このようにすることで、電子キーシステムにおける携帯機が備える演算処理機能や、通信機能、記憶機能等を利用して、本発明におけるユーザ側装置としての機能を実現可能である。また、電子キーシステムにおける携帯機は車両を運転するユーザが必ず所持するものであるので、当該ユーザ(すなわち運転者)の識別情報や属性情報等を記憶させておく媒体として好適である。
つぎに、請求項19に記載の車両側装置によれば、請求項1〜18の何れかに記載の情報提供システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
つぎに、請求項20に記載のセンタ側装置によれば、請求項1〜18の何れかに記載の情報提供システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
つぎに、請求項21に記載のユーザ側装置によれば、請求項1〜18の何れかに記載の情報提供システムを構築することができ、これにより前述した効果を得ることができる。
つぎに、請求項22に記載の車両側装置用プログラムによれば、請求項1に記載の情報提供システムにおける車両側装置としてコンピュータを機能させることができ、これにより前述した効果を得ることができる。
つぎに、請求項23に記載の車両側装置用プログラムによれば、請求項2に記載の情報提供システムにおける車両側装置としてコンピュータを機能させることができ、これにより前述した効果を得ることができる。
つぎに、請求項24に記載のセンタ側装置用プログラムによれば、請求項1に記載の情報提供システムにおけるセンタ側装置としてコンピュータを機能させることができ、これにより前述した効果を得ることができる。
つぎに、請求項25に記載のセンタ側装置用プログラムによれば、請求項2に記載の情報提供システムにおけるセンタ側装置としてコンピュータを機能させることができ、これにより前述した効果を得ることができる。
つぎに、請求項26に記載のユーザ側装置用プログラムによれば、請求項1に記載の情報提供システムにおけるユーザ側装置としてコンピュータを機能させることができ、これにより前述した効果を得ることができる。
つぎに、請求項27に記載のユーザ側装置用プログラムによれば、請求項2に記載の情報提供システムにおけるユーザ側装置としてコンピュータを機能させることができ、これにより前述した効果を得ることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
[1.情報提供システムの構成の説明]
図1は、実施形態の情報提供システムの概略構成を示すブロック図である。この情報提供システムは、車両に搭載された車載用ナビゲーション装置10と、当該車両を運転するユーザが携帯するユーザ側装置20と、当該情報提供システムの運営者側の施設である情報センタに設置されたセンタ側装置30とを備える。
つぎに、情報提供システムを構成する各装置10,20,30の具体的な構成について説明する。
[1−1.車載用ナビゲーション装置10の構成の説明]
車載用ナビゲーション装置10は、目的地までの最適経路の探索及び走行案内等を行ういわゆるナビゲーションシステムを構成するものであり、特許請求の範囲における車両側装置として機能するように構成されている。この車載用ナビゲーション装置10は、車両に搭載された状態で用いられるものであり、情報提供システムを利用する車両が複数存在する場合には、各車両に1つずつ搭載される。
そして、車載用ナビゲーション装置10は、車載用ナビゲーション装置10全体の動作を制御する制御部11と、車両の現在位置を検出する位置検出部12と、ユーザからの操作を受け付ける操作部13と、各種データを記憶する記憶部14と、各種情報を表示するための表示部15及と、ユーザ側装置20及びセンタ側装置30との間で無線通信を行う通信部16とを備える。
制御部11は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらを接続するバスライン等からなる周知のコンピュータを中心に構成されており、ROMや外部記憶装置等に記憶されたプログラムに従って各種処理を実行する。例えば、ナビゲーション関係の処理としては、記憶部14に格納されている地図データに基づいて表示部15に地図を表示する地図表示処理、現在位置から目的地までの最適経路を探索する経路探索処理、探索した最適経路に沿って走行案内を行う走行案内処理等が挙げられる。
また、本発明における特徴的な処理として、ユーザ側装置20からユーザ情報を取得して、これを基にセンタ側装置30からユーザが利用可能な施設やイベント(以下、単に施設等と表記する)に関する施設等情報を取得し、ユーザに対して提示するための処理を実行する。この処理の詳細については後述する。
位置検出部12は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの送信電波をGPSアンテナを介して受信し、車両の位置等を検出するGPS受信機と、車両に加えられる回転運動の角速度に応じた検出信号を出力するジャイロスコープと、車両の速度に応じた検出信号を出力する速度センサ等から構成されている。そして、GPSアンテナ及び各センサは、各々が性質の異なる誤差を有しているため、互いに補完しながら使用するように構成されている。
操作部13は、ユーザからの操作を受け付けるためのものであり、表示部15と一体に構成され表示画面上に一体に構成されるタッチパネル及び表示部15の周囲に設けられたメカニカルなキースイッチ等が用いられる。
記憶部14は、位置検出精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データや、地図データ、経路案内用のデータ、車載用ナビゲーション装置10の作動のためのプログラム等を記憶する。
表示部15は、液晶ディスプレイ等の表示面を有するカラー表示装置である。表示部15は、制御部11からの映像信号の入力に応じて各種画像を表示面に表示可能である。例えば、車両が走行中においては、ナビゲーション画面として位置検出部12にて検出した車両の現在位置と記憶部14より入力された地図データとから特定した現在地を示すマーク、目的地までの誘導経路、名称、目印、各種ランドマークのシンボル等の付加データとが重ねて表示される。また、外部のセンタ側装置30から取得した施設等情報等の種々の情報も表示できる。
通信部16は、ユーザ側装置20及びセンタ側装置30との間で無線通信を行うものである。この通信部16は、ユーザ側装置20との無線通信においては、少なくとも当該車載用ナビゲーション装置10が搭載された車両の室内全域をカバーする通信エリア(近距離無線通信可能なエリア)内で通信可能に構成されている。なお、ユーザ側装置20との間の無線通信には、例えば、Bluetooth(登録商標)、無線LAN、微弱無線通信等を用いることが考えられる。
一方、センタ側装置30との無線通信においては、センタ側装置30との間の通信を中継する外部の無線基地局等がカバーする通信エリア(ユーザ側装置20との通信エリアより格段に広いエリア)において通信が可能なように構成されている。なお、センタ側装置30との間の無線通信には、例えば、携帯電話網(携帯電話の通信網)を介した無線データ通信や、狭域通信システム(DSRC:Dedicated Short Range Communication)による無線データ通信等を用いることが考えられる。また、通信先や送受信するデータ量に応じて通信方式を適宜選択できるように、これら複数の通信方式を併用可能に構成してもよい。
[1−2.ユーザ側装置20の構成の説明]
ユーザ側装置20は、車両に搭乗するユーザが携帯可能な可搬型端末であり、本情報提供システムを利用するユーザにより所持される。このユーザ側装置20は、ユーザ側装置20全体の動作を制御する制御部21と、ユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶部22と、ユーザからの操作を受け付ける操作部23と、車載用ナビゲーション装置10との間で無線通信を行う通信部24とを備える。
制御部21は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらを接続するバスライン等からなる周知のコンピュータを中心に構成されており、ROM等に記憶されたプログラムに従って各種処理を実行する。
ユーザ情報記憶部22は、各種情報を記憶可能に構成されており、当該ユーザ側装置20を所持するユーザの認証等に関する情報(ユーザ情報)が予め記録されている。
ここで、ユーザ情報記憶部22に記憶されているユーザ情報の具体的な内容について、図2に基づき説明する。図2は、ユーザ情報記憶部22に記憶されているユーザ情報の構成の一例を示す説明図である。
ユーザ情報記憶部22には、図2(a),(b)のそれぞれに示す態様のユーザ情報の何れか一方が記憶されているが、何れの態様でユーザ情報をユーザ情報記憶部22に記憶させるかはユーザの任意である。このうち、図2(a)に示すユーザ情報は、当該ユーザ側装置20を所持するユーザに固有の識別情報であるユーザIDのみで構成されている。
一方、図2(b)に示すユーザ情報は、ユーザに固有の識別情報であるユーザIDに加え、当該ユーザの各種属性を示す属性情報が付加されている。この属性情報には、ユーザの個人情報を示す「氏名」、「性別」、「年齢」、「住所」といった項目の情報や、ユーザの趣味や嗜好等の特徴を示す「属性A」,「属性B」…といった項目に対応する各種情報が含まれている。ここで、「属性A」、「属性B」…の各項目の情報が示す内容の具体例としては、ユーザの趣味、料理の嗜好(例えば和食、洋食、中華等)、衣服の嗜好(例えばカジュアル、トラッド等)、観光の嗜好(例えば美術館、寺社、動物園等)、既往歴(例えば循環器系、消化器系等)等が挙げられる。
図1の説明に戻る。操作部23は、ユーザからの操作を受け付けるためのものであり、ユーザ側装置20の本体に設けられたメカニカルなキースイッチ等が用いられる。
通信部24は、車載用ナビゲーション装置10との間で近距離無線通信を行うためのものであり、車載用ナビゲーション装置10が搭載された車両の車内全域をカバーする通信エリアにおいて車載用ナビゲーション装置10との間で無線通信が可能である。
なお、本実施形態の情報提供システムにおいて、ユーザ側装置20は携帯電話機を流用して構成されている。
[1−3.センタ側装置30の構成の説明]
センタ側装置30は、当該情報提供システムを利用するユーザに関する情報、及びユーザに対して提供する施設等情報を統括管理するためのものであり、当該情報提供システムの運営者側の施設である情報センタに設置される。なお、センタ側装置30は、複数の車載用ナビゲーション装置10に対して、1つものが共通して用いられる。
このセンタ側装置30は、センタ側装置30全体の動作を制御する制御部31と、ユーザの属性情報を記憶するデータベースであるユーザ登録データベース(DB)32と、施設やイベントに関する施設等情報を記憶するデータベースである施設等情報データベース(DB)33と、通信部34とを備える。
制御部31は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらを接続するバスライン等からなる周知のコンピュータを中心に構成されており、ROMや図示しない外部記憶装置等に記憶されたプログラムに従って各種処理を実行する。
ユーザ登録DB32は、各種情報を記憶可能なデータベースである。このユーザ登録DB32には、複数のユーザについて、個々のユーザごとの各種属性を示す属性情報や履歴情報が登録情報として記憶されている。各ユーザ用の属性情報及び履歴情報は、当該ユーザ個別の識別情報であるユーザIDに対応付けて登録されており、ユーザIDに基づいて当該ユーザの属性情報や履歴情報を特定可能となっている。ユーザ登録DB32に記憶されている各ユーザ用の登録情報は、当該情報提供システムを利用する複数のユーザについて、外部端末を介した各ユーザからの申告により予め登録される。
施設等情報DB33は、各種情報を記憶可能なデータベースである。この施設等情報DB33には、複数の施設等について、個々の施設等ごとに施設等情報のレコードが記憶されている。施設等情報DB33に記憶されている施設等情報は、インターネット100を介してセンタ側装置30と通信可能に接続された複数の情報提供者側端末40(各施設等の運営者側の端末)から、センタ側装置30に対して随時登録又は更新が可能となっている。
ここで、ユーザ登録DB32に記憶されている各ユーザ用の登録情報、及び施設等情報DB33に記憶されている施設等情報の具体的な内容について、図3に基づき説明する。図3(a)は、ユーザ登録DB32に記憶されている各ユーザ用の登録情報の構成の一例を示す説明図であり、図3(b)は、施設等情報DB33に記憶されている施設等情報の構成の一例を示す説明図である。
図3(a)に示す各ユーザ用の登録情報は、各ユーザに固有の識別情報であるユーザID対応付けて、当該ユーザの各種属性を示す属性情報及び履歴情報が付加されている。
属性情報には、ユーザの個人情報を示す「氏名」、「年齢」、「住所」といった項目の情報や、ユーザの趣味や嗜好等の特徴を示す「属性A」、「属性B」…といった項目に対応する各種情報が含まれている。この属性情報における各項目の内容については、ユーザ側装置20のユーザ情報として記憶されている属性情報(図2(b)参照)と同様のものである。
一方、履歴情報には、当該ユーザにおける施設等情報の閲覧履歴や実際に立ち寄った施設等の履歴を示す立ち寄り履歴を示す「履歴情報1」、「履歴情報2」といった項目に対応する各種情報が含まれている。なお、「履歴情報1,2…」の項目の内容については、後述の各種処理の説明に関連するものであるので、詳細な説明は後述する。
図3(b)に示す各施設等情報は、個々の施設等ごとに固有の識別情報である施設等IDに対応付けて、当該施設等に関する各種情報が付加されている。この施設等情報には、施設等に関する情報として「名称」、「カテゴリ」、「位置」、「利用時間」、「イベント情報」、「属性1」、「属性2」…、「見出し情報」、「詳細テキスト」、「詳細画像」等のといった項目に対応する各種情報が含まれている。
このうち、「名称」の項目は、当該施設等の名称を示す情報である。「カテゴリ」の項目は、当該施設等の属するカテゴリを示す情報である。このカテゴリの具体例としては、飲食店、衣料店、観光スポット、病院、公共施設、及びその他といったものが挙げられる。「位置」の項目は、当該施設等が所在する位置を示す情報である。「利用時間」の項目は、当該施設等を利用可能な時間を示す情報である。例えば、当該施設等情報が飲食店や販売店等に関するものであれば営業時間、イベントに関するものであれば、開催日程等が挙げられる。「イベント情報」の項目は、当該施設等で行われるイベントの具体的な内容を示す情報である。
「属性1,2…」の各項目は、当該施設の特徴や性質等の属性を示す情報であり、当該施設等とユーザの属性情報との適合を判断するための情報である。この「属性1,2…」…の項目には、例えば、「カテゴリ」の項目の内容を細分化する内容や、あるいは、上位の属性の内容を更に細分化する内容等が記述される。例えば、「カテゴリ」の項目が飲食店を示す場合、「属性1」の項目には飲食店を細分化した内容として、和食、洋食、中華料理、バー、喫茶店、及びその他といった内容等を記述することが考えられる。さらに、「属性1」の項目が和食を示す場合、「属性2」の項目には和食を細分化した内容として、会席料理、鍋料理、高級/お値打ち、静か/にぎやか、及びその他といった内容等を記述することが考えられる。
なお、この「属性1,2…」の項目には、上述のように、カテゴリ→属性1→属性2…の順に階層的に内容を細分化する構成の情報に限らず、当該施設等によるサービス対象となるユーザとの適合を図るための種々の情報を記述してもよい。
「見出し情報」の項目は、当該施設等情報をユーザに対して提示する際におけるヘッドライン(見出し)や表題等を構成する情報であり、後述の「詳細テキスト」や「詳細画像」に対して相対的にデータ量の少ない情報で構成される。一方、「詳細テキスト」の項目は、当該施設情報をユーザに対して提示する際における詳細な提示内容を構成する情報であり、文字データ等を中心に構成される。「詳細画像」の項目は、当該施設等情報をユーザに対して提示する際における詳細な提示内容を構成する情報であり、画像データを中心に構成される。
図1の説明に戻る。通信部34は、複数の車載用ナビゲーション装置10との間で携帯電話網を介した無線やDSRC等によるデータ通信を行うためのものである。また、インターネットを介して、複数の情報提供者側端末40(各施設等の運営者側の端末)との間でデータ通信を行う。
[1−4.特許請求の範囲との対応]
以上、情報提供システムの構成について説明したが、実施形態のおける情報提供システムの構成と、特許請求の範囲に記載した構成との対応は次のとおりである。
実施形態における車載用ナビゲーション装置10が特許請求の範囲における車両側装置に相当する。このうち、位置検出部12が位置検出手段に相当し、操作部13が入力手段に相当する。また、実施形態におけるユーザ側装置20のユーザ情報記憶部22がユーザ情報記憶手段に相当する。また、実施形態におけるセンタ側装置30のユーザ登録DB32が属性情報記憶手段に相当し、施設等情報DB33が施設等情報記憶手段に相当する。
なお、車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、及びセンタ側装置30が備える各制御部11,21,31と、特許請求の範囲に記載の構成との対応については後述する。
[2.情報提供システムで実行される処理]
つぎに、情報提供システムを構成する車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、及びセンタ側装置30の各装置で実行される処理について、個々の実施形態ごとに説明する。
[2−1.第1実施形態]
まず、車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、及びセンタ側装置30の各装置で実行される処理の第1実施形態について説明する。
[2−1−1.施設等情報提供処理(第1実施形態)の説明]
図4は、車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、及びセンタ側装置30の各制御部11,21,31が実行する「施設等情報提供処理(第1実施形態)」の手順を示すフローチャートである。なお、説明を簡潔にするために、以降においては各制御部11,21,31が実行する処理を、便宜上、車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20及びセンタ側装置30がそれぞれ行うものとして表記する。
この処理は、車載用ナビゲーション装置10が、本処理を開始するための所定のトリガを検知することで開始される(S101a)。
本処理を開始するためのトリガとしては、まず、車載用ナビゲーション装置10の通信エリア(近距離無線通信可能なエリア)内にユーザ側装置20が入ったことを検知したときが挙げられる。例えば、車載用ナビゲーション装置10は、近距離無線通信によってユーザ側装置20に対する通信開始要求を所定間隔で随時発信しておく。そして、ユーザ側装置20を所持するユーザがこの車両に搭乗することで車載用ナビゲーション装置10との通信エリア内に入ると、車載用ナビゲーション装置10から通信開始要求を受信したユーザ側装置20は、この通信開始要求に対して応答する。車載用ナビゲーション装置10は、ユーザ側装置20から通信開始要求に対する応答を受信した場合、通信エリア内にユーザ側装置20が入ったことを検知する。
また、本処理を開始するための別のトリガとしては、車載用ナビゲーション装置10の操作部13やユーザ側装置20の操作部23を介して、ユーザから処理開始のための指示が入力されたことを検知したときが挙げられる。なお、本実施形態では、処理を開始するための指示の入力は、ワンタッチで行えるように構成されている。
具体的には、図5(a)に示すように、本処理の開始を指示するための操作手段として、車載用ナビゲーション装置10の表示部15のディスプレイに表示されるタッチパネルスイッチ131や、ディスプレイ周辺に配置される機械式スイッチ132が設けられている。そして、これらのスイッチ131,132をユーザが押下するだけで本処理が開始されるように構成されている。
また、図5(b)に示すように、本発明を開始するための操作手段として、ユーザ側装置20(携帯電話機)のディスプレイに表示されるアイコン231や、ユーザ側装置20の本体に配置される機械式スイッチ232が設けられている。そして、アイコン231をクリック(アイコン等にカーソルやポインタを合わせて決定ボタンを押下する操作を指す)したり、機械式スイッチ232を押下するだけで本処理が開始されるように構成されている。この場合、ユーザ側装置20においてアイコン231や機械式スイッチ232が操作されることで、ユーザ側装置20から車載用ナビゲーション装置10に対して処理を開始する旨の指示が送信され、これをトリガとして本処理を開始するように構成されている。
図4の説明に戻る。車載用ナビゲーション装置10の処理におけるS101aで開始トリガを検知した後、車載用ナビゲーション装置10は、通信部16を介してユーザ側装置20に対してユーザ情報の送信を指示する(S102a)。
ユーザ側装置20は、S102aで車載用ナビゲーション装置10から送信されたユーザ情報の送信指示を受信する(S201a)。そして、ユーザ情報記憶部22に記憶されているユーザ情報(図2参照)を、通信部24を介して車載用ナビゲーション装置10へ送信する(S202a)。なお、ここで送信するユーザ情報は、ユーザIDのみを含むユーザ情報(図2(a)参照)ものか、ユーザIDとユーザの属性情報とを含むもの(図2(b)参照)の何れかである。
車載用ナビゲーション装置10は、S202aでユーザ側装置20から送信されたユーザ情報を受信する(S103a)。つづいて、位置検出部12からの検出信号に基づいて、車両の現在位置を取得する(S104a)。そして、ユーザ側装置20から受信したユーザ情報とS104aで取得した現在位置を示す位置情報とを、通信部16を介してセンタ側装置30へ送信する(S105a)。
センタ側装置30は、S105aで車載用ナビゲーション装置10から送信されたユーザ情報及び位置情報を受信する(S301a)。そして、施設等情報DB33に記憶されている施設等情報(図3(b)参照)の中から、受信した位置情報が示す車両の現在位置から所定範囲内に所在する施設等に対応する施設等情報を抽出する(S302a)。具体的には、各施設等情報が示す当該施設等の所在地に基づき、車両の現在地から例えば半径○km以内に所在する施設等に該当する施設等情報を検索する。
つぎに、受信したユーザ情報に当該ユーザの属性情報が含まれているか否かを判定する(S303a)。ここで、ユーザ情報に属性情報が含まれていないと判定した場合(S303a:NO)、受信したユーザ情報に含まれるユーザIDに基づいてユーザ登録DB32から当該ユーザに対応する属性情報を読み出す(S304a)。そして、S302aで抽出した施設等情報の中から、読み出した属性情報に適合する施設等情報を抽出する(S305a)。具体的には、施設等情報における「属性1,2…」の項目の内容とユーザの属性情報における各項目の内容とを比較し、内容が一致する項目がある施設等情報をユーザの属性情報に適合するものとして抽出する。
一方、S303aでユーザ情報に属性情報が含まれていると判定した場合(S303a:YES)、S302aで抽出した施設等情報の中から、ユーザ情報における属性情報に適合する属性情報を抽出する(S305a)。
そして、S306aでは、S305aにおいて抽出した施設等情報を、通信部34を介して要求元である車載用ナビゲーション装置10へ送信する。
車載用ナビゲーション装置10は、S306aでセンタ側装置30から送信された施設等情報を受信する(S106a)。そして、受信した施設等情報に基づいて、表示部15に当該施設等情報の内容を表示させる(S107a)。具体的には、施設等情報に含まれる見出し情報や、詳細テキスト、詳細画像等の各種データに基づく情報を表示したり、名称、カテゴリ、位置、利用時間、イベント情報、属性1,2…等の各種情報を表示するようにしてもよい。また、施設等情報の位置情報に基づいて、当該施設等の所在地を表示部15に表示した地図画像上に重ねて表示したり、施設等情報そのものを地図画像上における当該施設等の所在地に重ねて表示させてもよい。
[2−1−2.効果]
「施設等情報提供処理(第1実施形態)」を実行する情報提供システムによれば、次のような効果を奏する。
(1)センタ側装置30に対して施設等情報の送信を要求する際に、ユーザ自身がID番号やパスワード等を入力する必要がないため、簡単に施設等情報を取得できて便利である。
(2)車載用ナビゲーション装置10に対してユーザが手動でユーザIDを入力するといった構成を廃しているので、ユーザ側装置20を持たない、すなわちユーザではない第三者が他人のユーザIDを不正に入力してセンタ側装置30へアクセスすることは困難であり、セキュリティの面も考慮した構成となっている。
(3)センタ側装置30からユーザに対して提供される施設等情報は、ユーザが搭乗する車両の現在位置及び当該ユーザの属性情報に適合するものとして検索されたものである。これにより、ユーザは自身の事情に適合した有用な情報を取得できる。
(4)ユーザ側装置20にユーザIDのみを記憶させておく態様でも、ユーザIDと属性情報とを対応付けて記憶させておく態様でも、何れの態様においても、ユーザの属性に適合した施設等情報を検索可能であり、便利である。
(5)車載用ナビゲーション装置10とユーザ側装置20とが互いに通信エリア圏内に入ったときをトリガにして本処理を開始することで、ユーザが車両に搭乗するだけで施設等情報を効率よく取得することができる。
(6)本処理を開始させる指示を、車載用ナビゲーション装置10又はユーザ側装置20におけるワンプッシュ操作にて入力可能にしたことで、ユーザの任意のタイミングで簡単に施設等情報を取得することができるため便利である。
[2−1−3.特許請求の範囲との対応]
上記第1実施形態における車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、センタ側装置30の各制御部11,21,31が実行する処理と、特許請求の範囲に記載した構成との対応は、次のとおりである。
「施設等情報提供処理(第1実施形態)」(図4参照)におけるS202aの処理を実行するユーザ側装置20の制御部21が、ユーザ側送信手段に相当する。
また、S105aの処理を実行する車載用ナビゲーション装置10の制御部11が、車両側送信手段に相当し、S107aの処理を実行する車載用ナビゲーション装置10の制御部11が、情報提示手段に相当する。
また、S302a〜S305aの処理を実行するセンタ側装置30の制御部31が、検索手段に相当し、S306aの処理を実行するセンタ側装置30の制御部31が、センタ側送信手段に相当する。
[2−2.第2実施形態]
つぎに、車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、及びセンタ側装置30の各装置で実行される処理の第2実施形態について説明する。
[2−2−1.施設等情報提供処理(第2実施形態)の説明]
図6は、車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、及びセンタ側装置30の各装置が実行する「施設等情報提供処理(第2実施形態)」の手順を示すフローチャートである。
この「施設等情報提供処理(第2実施形態)」は、第1実施形態(図4参照)のものと比較すると、以下の点が異なる。まず、車載用ナビゲーション装置10の処理においてはS102b,S103bの処理が追加され、図4のS105aに代えてS107bの処理を行う。また、センタ側装置30の処理においては、図4のS301a,S302aの処理に代えて、S301b,S302bの処理を行う。なお、その他の各処理内容は、図4における各処理内容と同様であるため、これらの処理内容についての説明は省略する。
まず、車載用ナビゲーション装置10の処理におけるS101bでは、図4のS101aと同様に処理を開始するためのトリガを検出する。そして、S101bで開始トリガを検知した後、車載用ナビゲーション装置10は、ユーザから施設等情報の検索範囲の指定を受け付け、これに応じてユーザによって検索範囲が指定されたか否かを判定する(S102b)。なお、ユーザが指定可能な検索範囲としては、例えば「現在位置から半径○km以内」といった距離的検索範囲や、「現在位置から○分以内に到達可能」といった時間的検索範囲等が挙げられる。また、検索範囲の指定は、車載用ナビゲーション装置10の操作部13を介して入力したり、ユーザ側装置20の操作部23を介して入力するように構成すればよい。後者の場合、指定された検索範囲は、ユーザ側装置20から車載用ナビゲーション装置10へ無線通信により送信される。
S102bにおいて、ユーザが検索範囲を指定しなかったと判定した場合(S102b:NO)、所定(デフォルト)の検索範囲に設定し(S103b)、S104bへ移行する。一方、ユーザが検索範囲を指定したと判定した場合(S102b:YES)、S104bへ移行する。
S104b,S201b,S202b,S105b,S106bの各処理は、図4のS102a,S201a,S202a,S103a,S104aの各処理と同様である。
S107bでは、ユーザ側装置20から受信したユーザ情報と、S106bで取得した現在位置を示す位置情報と、検索範囲(ユーザからの指定又はデフォルトの設定)を示す情報とを、通信部16を介してセンタ側装置30へ送信する。
センタ側装置30は、S107bで車載用ナビゲーション装置10から送信されたユーザ情報、位置情報、及び検索範囲を受信する(S301b)。そして、施設等情報DB33に記憶されている施設等情報(図3(b)参照)の中から、受信した位置情報が示す車両の現在位置を基準として、受信した検索範囲内に所在する施設等に対応する施設等情報を抽出する(S302b)。例えば、検索範囲として「現在位置から半径○km以内」という条件が設定されている場合、各施設の位置情報を基に、車両の現在位置を中心とした半径○km以内に所在する施設等に該当する施設等情報を検索する。また、検索範囲として「現在位置から○分以内に到達可能」という条件が設定されている場合、車両の現在位置と所定の標準速度とから算出される移動時間を基に、指定された時間内に到達可能な施設等に該当する施設等情報を検索する。
S303b〜S306b,S108b,S109bの各処理は、図4のS303a〜S306a,S106a,107aの各処理と同様である。
[2−2−2.効果]
「施設等情報提供処理(第2実施形態)」を実行する情報提供システムによれば、第1実施形態の効果に加え、更に次のような効果を奏する。
(7)車両の現在位置を基準とした距離的検索範囲や時間的検索範囲をユーザが任意に指定可能とすることで、よりユーザの意図に沿った情報提供を行うことができる。
[2−2−3.特許請求の範囲との対応]
上記第2実施形態における車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、センタ側装置30の各制御部11,21,31が実行する処理と、特許請求の範囲に記載した構成との対応は、次のとおりである。
「施設等情報提供処理(第2実施形態)」(図6参照)におけるS202bの処理を実行するユーザ側装置20の制御部21が、ユーザ側送信手段に相当する。
また、S107bの処理を実行する車載用ナビゲーション装置10の制御部11が、車両側送信手段に相当し、S109bの処理を実行する車載用ナビゲーション装置10の制御部11が、情報提示手段に相当する。
また、S302b〜S305bの処理を実行するセンタ側装置30の制御部31が、検索手段に相当し、S306bの処理を実行するセンタ側装置30の制御部31が、センタ側送信手段に相当する。
[2−3.第3実施形態]
つぎに、車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、及びセンタ側装置30の各装置で実行される処理の第3実施形態について説明する。
[2−3−1.施設等情報提供処理(第3実施形態)の説明]
図7は、車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、及びセンタ側装置30の各装置が実行する「施設等情報提供処理(第3実施形態)」の手順を示すフローチャートである。
この「施設等情報提供処理(第3実施形態)」は、第1実施形態(図4参照)のものと比較すると、以下の点が異なる。まず、車載用ナビゲーション装置10の処理においてはS102c,S103cの処理が追加され、図4のS105aに代えてS107cの処理を行う。また、センタ側装置30の処理においては、図4のS301a,S305aの処理に代えて、S301c,S305cの処理を行う。なお、その他の各処理内容は、図4における各処理内容と同様であるため、これらの処理内容についての説明は省略する。
まず、車載用ナビゲーション装置10の処理におけるS101cでは、図4のS101aと同様に処理を開始するためのトリガを検出する。そして、S101cで開始トリガを検知した後、車載用ナビゲーション装置10は、ユーザから検索対象となるカテゴリの指定を受け付け、これに応じてユーザによってカテゴリが指定されたか否かを判定する(S102c)。なお、ユーザが指定するカテゴリとしては、例えば、飲食店、衣料店、観光スポット、病院、公共施設、及びその他といった施設等の分類を示すものが挙げられる。また、カテゴリの指定は、車載用ナビゲーション装置10の操作部13を介して入力したり、ユーザ側装置20の操作部23を介して入力するように構成すればよい。後者の場合、指定されたカテゴリは、ユーザ側装置20から車載用ナビゲーション装置10へ無線通信により送信される。
S102cにおいて、ユーザがカテゴリを指定しなかったと判定した場合(S102c:NO)、カテゴリを「指定なし」に設定し(S103c)、S104cへ移行する。一方、ユーザがカテゴリを指定したと判定した場合(S102c:YES)、S104cへ移行する。
S104c,S201c,S202c,S105c,S106cの各処理は、図4のS102a,S201a,S202a,S103a,S104aの各処理と同様である。
S107cでは、ユーザ側装置20から受信したユーザ情報と、S106cで取得した現在位置を示す位置情報と、カテゴリ(ユーザからの指定又は「指定なし」の設定)を示す情報とを、通信部16を介してセンタ側装置30へ送信する。
センタ側装置30は、S107cで車載用ナビゲーション装置10から送信されたユーザ情報、位置情報、及びカテゴリ情報を受信する(S301c)。S302c〜S304cの各処理は、図4のS302a〜S304aの各処理と同様である。
S305cでは、S302cで抽出した施設等情報の中から、当該ユーザの属性情報及び受信したカテゴリ情報に適合する属性情報を抽出する(S305c)。なお、カテゴリが適合するか否かについては、施設等情報(図3(b)参照)における「カテゴリ」の項目の内容と、受信したカテゴリ情報の内容とを比較し、内容が一致する施設等情報をユーザが指定したカテゴリに適合するものとして抽出する。また、受信したカテゴリ情報が、「指定なし」を示すものであれば、全てのカテゴリの施設等情報を適合するものと判断すればよい。
S306c,S108c,S109cの各処理は、図4のS306c,S106c,107cの各処理と同様である。
[2−3−2.効果]
「施設等情報提供処理(第3実施形態)」を実行する情報提供システムによれば、第1実施形態の効果に加え、更に次のような効果を奏する。
(8)検索する施設やイベントのカテゴリをユーザにより指定可能とすることで、よりユーザの意図に沿った情報提供を行うことができる。
[2−3−3.特許請求の範囲との対応]
上記第3実施形態における車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、センタ側装置30の各制御部11,21,31が実行する処理と、特許請求の範囲に記載した構成との対応は、次のとおりである。
「施設等情報提供処理(第3実施形態)」(図7参照)におけるS202cの処理を実行するユーザ側装置20の制御部21が、ユーザ側送信手段に相当する。
また、S107cの処理を実行する車載用ナビゲーション装置10の制御部11が、車両側送信手段に相当し、S109cの処理を実行する車載用ナビゲーション装置10の制御部11が、情報提示手段に相当する。
また、S302c〜S305cの処理を実行するセンタ側装置30の制御部31が、検索手段に相当し、S306cの処理を実行するセンタ側装置30の制御部31が、センタ側送信手段に相当する。
[2−4.第4実施形態]
つぎに、車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、及びセンタ側装置30の各装置で実行される処理の第4実施形態について説明する。
[2−4−1.施設等情報提供処理(第4実施形態)の説明]
図8は、車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、及びセンタ側装置30の各装置が実行する「施設等情報提供処理(第4実施形態)」の手順を示すフローチャートである。
この「施設等情報提供処理(第4実施形態)」は、第1実施形態(図4参照)のものと比較すると、以下の点が異なる。まず、車載用ナビゲーション装置10の処理においては、S103d〜S107dの処理が追加されている。また、センタ側装置30の処理においては、S301d〜S303dの処理が追加されている。なお、図8のフローチャートにおいては、図4のフローチャートから新たに追加された処理を中心に図示しており、図4のフローチャートと共通の処理の大半については図示を省略している。図示をしていない部分の処理内容の説明については省略する。
まず、車載用ナビゲーション装置10の処理におけるS101dでは、図4のS101aと同様に処理を開始するためのトリガを検出する。そして、S101dで開始トリガを検知した後、車載用ナビゲーション装置10は、ユーザの属性情報と施設等情報とのマッチングを行うか否かをユーザから受け付け、それに対する回答からユーザがマッチング希望しているか否かを判定する(S103d)。属性情報と施設等情報とのマッチングの要否を指定するための指示は、車載用ナビゲーション装置10の操作部13を介して入力したり、ユーザ側装置20の操作部23を介して入力するように構成すればよい。後者の場合、入力された指示は、ユーザ側装置20から車載用ナビゲーション装置10へ無線通信により送信される。
S103dで、ユーザが属性情報とのマッチングを希望していると判定した場合(S103:YES)、図4のS102aと同様に、通信部16を介してユーザ側装置20に対してユーザ情報の送信を指示する(S102d)。これ以降は、図4のフローチャートにおけるS103a以降の処理(ユーザ側装置20及びセンタ側装置30の処理も含む)と同様の処理が実行される。
一方、S103dで、ユーザが属性情報とのマッチングを希望していないと判定した場合(S103d:NO)、位置検出部12からの検出信号に基づいて、車両の現在位置を取得する(S104d)。そして、この取得した現在位置を示す位置情報を、通信部16を介してセンタ側装置30へ送信する(S105d)。
センタ側装置30は、S105dで車載用ナビゲーション装置10から送信された位置情報を受信する(S301d)。そして、施設等情報DB33に記憶されている施設等情報(図3(b)参照)の中から、受信した位置情報が示す車両の現在位置から所定範囲内に所在する施設等に対応する施設等情報を抽出する(S302d)。具体的には、各施設等情報が示す当該施設等の所在地に基づき、車両の現在地から例えば半径○km以内に所在する施設等に該当する施設等情報を検索する。
そして、S302aにおいて抽出した施設等情報を、通信部34を介して要求元である車載用ナビゲーション装置10へ送信する(S303d)。
車載用ナビゲーション装置10は、S303dでセンタ側装置30から送信された施設等情報を受信する(S106d)。そして、受信した施設等情報に基づいて、表示部15に当該施設等情報の内容を表示させる(S107d)。
[2−4−2.効果]
「施設等情報提供処理(第4実施形態)」を実行する情報提供システムによれば、第1実施形態の効果に加え、更に次のような効果を奏する。
(9)ユーザの属性情報とのマッチングを行わないで施設等情報の検索を行う態様をユーザ自身が選択可能であり、その時々のユーザの事情に応じた情報提供を行うことができる。例えば、旅行先等で目新しい情報を多く入手したいと考えているようなケースにおいては、ユーザの属性情報に基づいて提供する情報を絞り込むよりは、むしろ属性情報に関係なく、より多くの情報を提供することができる。
[2−4−3.特許請求の範囲との対応]
上記第4実施形態における車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、センタ側装置30の各制御部11,21,31が実行する処理と、特許請求の範囲に記載した構成との対応は、次のとおりである。
「施設等情報提供処理(第4実施形態)」(図8参照)におけるS105dの処理を実行する車載用ナビゲーション装置10の制御部11が、車両側送信手段に相当し、S107dの処理を実行する車載用ナビゲーション装置10の制御部11が、情報提示手段に相当する。
また、S302dの処理を実行するセンタ側装置30の制御部31が、検索手段に相当し、S303dの処理を実行するセンタ側装置30の制御部31が、センタ側送信手段に相当する。
[2−5.第5実施形態]
つぎに、車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、及びセンタ側装置30の各装置で実行される処理の第5実施形態について説明する。
[2−5−1.施設等情報提供処理(第5実施形態)の説明]
図9は、車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、及びセンタ側装置30の各装置が実行する「施設等情報提供処理(第5実施形態)」の手順を示すフローチャートである。
この「施設等情報提供処理(第5実施形態)」は、第1実施形態(図4参照)のものと比較すると、以下の点が異なる。まず、車載用ナビゲーション装置10の処理においては、図4のS106a,S107aの処理に代えてS106e,S107eの処理を行い、さらに、S108e〜S111eの処理が追加されている。また、センタ側装置30の処理においては、図4のS306aの処理に代えてS306eの処理を行い、さらに、S307eの処理が追加されている。なお、その他の各処理内容は、図4における各処理内容と同様であるため、これらの処理内容についての説明は省略する。
まず、車載用ナビゲーション装置10の処理におけるS101e〜S105e、ユーザ側装置20の処理におけるS201e,S202e、及びセンタ側装置30の処理におけるS301e〜S305eの各処理については、図4のS101a〜S105a、S201a,S202a、S301a〜S305aの各処理と同様である。
S306eでは、センタ側装置30は、S305aにおいて抽出した各施設等情報の中から、少なくとも「施設等ID」及び「見出し情報」の項目を含み「詳細テキスト」及び「詳細画像」の項目を含まない、相対的に情報量の少ない一部情報(以下、少量情報)を抽出し、これを要求元の車載用ナビゲーション装置10へ送信する。
車載用ナビゲーション装置10は、S306eでセンタ側装置30から送信された施設等情報(少量情報)を受信する(S106e)。そして、受信した少量情報に基づいて、表示部15に当該少量情報に含まれる見出し情報の内容を表示させる(S107e)。
つぎに、表示部15に表示した見出し情報の中から、何れかの見出し情報に対応する詳細な情報を表示するための指示がユーザによって入力されたか否かを判定する(S108e)。ここで、ある見出し情報について、詳細な情報を表示するための指示が入力されたと判定した場合(S108e:YES)、当該見出し情報に対応する施設等IDに基づき、当該見出し情報が示す施設等に関する詳細な情報の送信をセンタ側装置30へ要求する(S109e)。
センタ側装置30は、S109eで車載用ナビゲーション装置10から要求のあった施設等IDに基づき、この施設等IDに対応する施設等情報の中から、少なくとも「詳細テキスト」及び「詳細画像」の項目を含む、相対的に情報量の多い一部情報(以下、多量情報)を抽出し、これを要求元の車載用ナビゲーション装置10へ送信する(S307e)。
車載用ナビゲーション装置10は、S307eでセンタ側装置30から送信された施設等情報(多量情報)を受信する(S110e)。そして、受信した多量情報に基づいて、表示部15に当該多量情報に含まれる詳細テキストや詳細画像の内容を表示させる(S111e)。一方、S108eで、詳細な情報を表示するための指示が入力されなかった判定した場合(S108e:NO)、本処理を終了する。
ここで、上述の「施設等情報提供処理(第5実施形態)」における施設等情報の表示態様の具体例について、図10に基づき説明する。図10(a)は、上述のS107eにおける施設等情報(見出し情報)の表示態様の一例を模式的に示す説明図であり、図10(b)は、上述のS111eにおける施設等情報(詳細テキスト、詳細画像)の表示態様の一例を模式的に示す説明図である。
図10(a)に示すように、車載用ナビゲーション装置10の表示部15には、車両の現在位置を示す現在位置マークを中心とした地図上に、複数の見出し情報A〜Eが、それぞれの施設等の所在地に対応した位置に表示されている。表示部15に表示された各見出し情報A〜Eは、それ自体がタッチパネルと連動したアイコンとして機能するものであり、ユーザがディスプレイ上で所望の見出し情報を押下することで、当該見出し情報に対応する詳細な情報の表示させるための指示を入力できる。
図10(a)に示す状況においてユーザが見出し情報Aのアイコンを押下した場合、図10(b)に示すように、見出し情報Aに対応する詳細テキスト及び詳細画像が表示部15の地図画像上に表示される。
[2−5−2.効果]
「施設等情報提供処理(第5実施形態)」を実行する情報提供システムによれば、第1実施形態の効果に加え、更に次のような効果を奏する。
(10)表示された複数件の見出し情報のうち、ユーザが興味を示した施設等についてのみ詳細な情報が表示されるので、表示される情報の混雑を回避でき、ユーザが施設等情報の内容を確認しやすくなる。
(11)ユーザが興味を示さなかった施設等については、見出し情報を含む少量情報の送受信が行われるのみで、詳細テキストや詳細画像を含む多量情報の送受信は行われないため、その分の通信コストを低減することができる。
[2−5−3.特許請求の範囲との対応]
上記第5実施形態における車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、センタ側装置30の各制御部11,21,31が実行する処理と、特許請求の範囲に記載した構成との対応は、次のとおりである。
「施設等情報提供処理(第5実施形態)」(図9参照)におけるS105eの処理を実行する車載用ナビゲーション装置10の制御部11が、車両側送信手段に相当し、S107e,S111eの処理を実行する車載用ナビゲーション装置10の制御部11が、情報提示手段に相当する。
また、S302e〜S305eの処理を実行するセンタ側装置30の制御部31が、検索手段に相当し、S306e,S307eの処理を実行するセンタ側装置30の制御部31が、センタ側送信手段に相当する。
[2−5−4.第5実施形態の変形例]
ここで、第5実施形態の変形例について図11に基づいて説明する。図11は、第5実施形態の変形例である情報提供システムの概略構成、及び当該情報提供システムが実行する処理の手順を模式的に示す説明図である。
図11に示す第5実施形態の変形例においては、ユーザに対して施設等情報を提供するための施設として、統括的な役割を果たす中央情報センタと地域ごとの詳細な情報の提供に特化した地域情報センタがあり、それぞれにセンタ側装置30a,30bを備えることを特徴とする。なお、センタ側装置30a,30bの構成については、図1に示すセンタ側装置30の構成と同様である。以下、上述の第5実施形態と相違する部分を中心に説明し、共通する部分については同一の符号を用いるとともに説明を省略する。
中央情報センタに設置されたセンタ側装置30aの施設等情報DB33には、図3(b)に示す施設等情報の内容から「詳細テキスト」及び「詳細画像」の項目を除いた、相対的に情報量の少ない少量情報が施設等情報として格納されている。また、センタ側装置30aは、携帯電話網を介した無線データ通信により各車両に搭載された車載用ナビゲーション装置10との間で通信を行うように構成されている。
一方、地域情報センタに設置されたセンタ側装置30bの施設等情報DB33には、図3(b)に示す施設等情報における「詳細テキスト」及び「詳細画像」の項目を含む相対的に情報量の多い多量情報が施設等情報として格納されている。また、センタ側装置30bは、狭域通信システム(DSRC)を介した無線データ通信により各車両に搭載された車載用ナビゲーション装置10と通信を行うように構成されている。
なお、センタ側装置30a,30bは、適宜な通信回線を介して互いに通信可能に接続されている。また、中央情報センタに設置されたセンタ側装置30aが、特許請求の範囲における第1のセンタ側装置に相当し、地域情報センタに設置されたセンタ側装置30bが、第2のセンタ側装置に相当する。
つづいて、第5実施形態の変形例である情報提供システムが実行する処理の手順を図11に基づいて説明する。
まず、車載用ナビゲーション装置10は、図9のS101e〜S104eの処理と同様にして取得したユーザ情報と位置情報とを、携帯電話網を介した無線データ通信によってセンタ側装置30aへ送信する(S101f)。
センタ側装置30aは、S101fで車載用ナビゲーション装置10から送信されたユーザ情報及び位置情報に基づき、図9のS302e〜S305eの処理と同様にして、ユーザの属性情報及び位置情報に適合する施設等情報(少量情報)を施設等情報DB33から抽出し、この抽出した施設等情報(少量情報)を、携帯電話網を介した無線データ通信によって要求元の車載用ナビゲーション装置10へ送信する(S301f)。
車載用ナビゲーション装置10は、センタ側装置30aから受信した施設等情報(少量情報)に基づき、図9の107e〜108eと同様にして見出し情報を表示し、ユーザから詳細な情報の表示指示を受け付ける。ここで、ある見出し情報について、詳細な情報の表示指示がユーザから入力された場合、当該見出し情報に対応する施設等に関する詳細な情報の送信を、携帯電話網を介した無線データ通信によってセンタ側装置30aへ要求する(S102f)。
センタ側装置30aは、S102fで車載用ナビゲーション装置10から要求のあった施設等に対応する施設等情報(多量情報)の送信を、地域情報センタに配置されたセンタ側装置30bへ指示する(S302f)。
センタ側装置30bは、センタ側装置30aからの指示に対応する施設等情報(多量情報)を施設等情報DB33から抽出し、この抽出した施設等情報(多量情報)を、狭域通信システム(DSRC)を介した無線データ通信により要求元の車載用ナビゲーション装置10へ送信する(S303f)。
車載用ナビゲーション装置10は、センタ側装置30bから受信した施設等情報(多量情報)に基づき、図9のS111eと同様にして詳細テキスト及び詳細画像を表示する。
[2−6.第6実施形態]
つぎに、車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、及びセンタ側装置30の各装置で実行される処理の第6実施形態について説明する。
[2−6−1.立ち寄り履歴登録処理の説明]
図12は、車載用ナビゲーション装置10及びセンタ側装置30が実行する「立ち寄り履歴登録処理」の手順を示すフローチャートである。この立ち寄り履歴登録処理は、「施設等情報提供処理」において、車載用ナビゲーション装置10がセンタ側装置30から施設等情報を取得することで開始される。
まず、車載用ナビゲーション装置10の処理におけるS101gでは、位置検出部12からの検出信号に基づく現在位置の検出結果から、ユーザが立ち寄ったと推定される地点を検出する。具体的には、車両が同一地点に所定時間以上停車した場合に、その地点に立ち寄ったものと判定することが考えられる。
つぎに、S101gで検出したユーザの立ち寄り地点が、既に取得した施設等情報が示す施設等の所在地と合致するか否かを判定する(S102g)。ここで、ユーザの立ち寄り地点が施設等の所在地と合致すると判定した場合(S102g:YES)、該当する施設等の施設等ID及びユーザIDに基づいて、ユーザが当該施設に立ち寄った旨を示す立ち寄り履歴情報をセンタ側装置30へ送信する(S103g)。一方、ユーザの立ち寄り地点が施設等の所在地としないと判定した場合(S102g:NO)、本処理を終了する。
センタ側装置30は、S103gで車載用ナビゲーション装置10から送信された立ち寄り履歴情報を受信する(S301g)。そして、この受信した立ち寄り履歴情報を、ユーザ登録DB32(図3(a)参照)における該当のユーザの登録情報に、履歴情報として記憶する(S302g)。
[2−6−2.施設等情報提供処理(第6実施形態)の説明]
つぎに、図13は、車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、及びセンタ側装置30の各装置が実行する「施設等情報提供処理(第6実施形態)」の手順を示すフローチャートである。
この「施設等情報提供処理(第6実施形態)」は、第1実施形態(図4参照)のものと比較すると、センタ側装置30の処理において、図4のS303a〜S305aの処理に代えてS313g〜S316gの処理を実行する点が異なる。なお、車載用ナビゲーション装置10及びユーザ側装置20の処理は、第1実施形態(図4参照)のものと同一であるため、図13のフローチャートにおいては、センタ側装置30の処理のみを図示し、車載用ナビゲーション装置10及びユーザ側装置20の処理については図示を省略している。図示をしていない部分の処理内容の説明については省略する。
センタ側装置30は、車載用ナビゲーション装置10から送信されたユーザ情報及び位置情報を受信する(S311g)。そして、施設等情報DB33に記憶されている施設等情報(図3(b)参照)の中から、受信した位置情報が示す車両の現在位置から所定範囲内に所在する施設等に対応する施設等情報を抽出する(S312g)。具体的には、各施設等情報が示す当該施設等の所在地に基づき、車両の現在地から例えば半径○km以内に所在する施設等に該当する施設等情報を検索する。
つぎに、受信したユーザ情報に含まれるユーザIDに基づいて、ユーザ登録DB32から当該ユーザに対応する属性情報と履歴情報とを読み出す(S313g)。そして、S312gで抽出した施設等情報の中から、読み出した属性情報に適合する施設等情報を抽出する(S314g)。具体的には、施設等情報における「属性1,2…」の項目の内容とユーザの属性情報における各項目の内容とを比較し、内容が一致する項目がある施設等情報をユーザの属性情報に適合するものとして抽出する。
つぎに、S313gで読み出した履歴情報に、当該ユーザの立ち寄り履歴情報が含まれているか否かを判定する(S315g)。この立ち寄り履歴情報は、上述の「立ち寄り履歴登録処理」(図12参照)において登録されるものである。
ここで、履歴情報に当該ユーザの立ち寄り履歴情報が含まれると判定した場合(S315g:YES)、S314gで抽出した施設等情報のうち、立ち寄り履歴情報が示す施設等に該当するものを所定の強調表示仕様に加工する(S316g)。具体的には、立ち寄り履歴情報が示す施設等に該当する施設等情報に対して、他の施設等情報とは異なる色や文字の大きさ等で表示させるための情報を付加したり、ユーザが過去に立ち寄ったことがある旨のメッセージを表示させるための情報を付加したりすることが考えられる。
つぎに、S317gでは、S314gで抽出した施設等情報(S316gで加工した施設等情報も含む)を要求元の車載用ナビゲーション装置10へ送信する。
一方、S315gで、履歴情報に当該ユーザの立ち寄り履歴情報が含まれていないと判定した場合(S315g:NO)、S314gで抽出した施設等情報を要求元の車載用ナビゲーション装置10へ送信する(S317g)。
[2−6−3.効果]
第6実施形態における各処理を実行する情報提供システムによれば、第1実施形態の効果に加え、更に次のような効果を奏する。
(13)施設等情報をユーザに対して提供する際において、ユーザが実際に施設やイベントに立ち寄った履歴情報に基づいて付加的なサービスを提供できる。
[2−6−4.特許請求の範囲との対応]
上記第6実施形態における車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、センタ側装置30の各制御部11,21,31が実行する処理と、特許請求の範囲に記載した構成との対応は、次のとおりである。
「立ち寄り履歴登録処理」(図12参照)におけるS101g〜S103gの処理を実行する車載用ナビゲーション装置10の制御部11が、立ち寄り履歴送信手段に相当する。また、S302gの処理を実行するセンタ側装置30の制御部31が、立ち寄り履歴情報記録手段に相当する。
「施設等情報提供処理(第6実施形態)」(図13参照)におけるS312g〜S314gの処理を実行するセンタ側装置30の制御部31が、検索手段に相当し、S315g〜S317gの処理を実行するセンタ側装置30の制御部31が、センタ側送信手段に相当する。
[2−7.第7実施形態]
つぎに、車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、及びセンタ側装置30の各装置で実行される処理の第7実施形態について説明する。
[2−7−1.詳細要求履歴登録処理の説明]
図14は、車載用ナビゲーション装置10及びセンタ側装置30が実行する「詳細要求履歴登録処理」の手順を示すフローチャートである。この「詳細要求履歴登録処理」は、「施設等情報提供処理」に並行して実行される。なお、ここでいう「施設等情報提供処理」は、上述の第5実施形態(図9参照)のように、車載用ナビゲーション装置10に表示された見出し情報をユーザが選択することで、当該見出し情報に対応する詳細情報の送信をセンタ側装置30に対して要求する構成を有することを前提とする。
まず、車載用ナビゲーション装置10の処理におけるS101hでは、「施設等情報提供処理」においてユーザから詳細情報を表示するための指示がなされた(すなわち、画面上で見出し情報が選択された)施設等情報を検出する。そして、検出した施設等情報における施設等ID及びユーザIDに基づいて、ユーザが当該施設に関する詳細情報の送信を要求した旨を示す詳細要求履歴情報をセンタ側装置30へ送信する(S102h)。
センタ側装置30は、S102hで車載用ナビゲーション装置10から送信された詳細要求履歴情報を受信する(S301h)。そして、この受信した詳細要求履歴情報を、ユーザ登録DB32(図3(a)参照)における該当のユーザの登録情報に、履歴情報として記憶する(S302h)。
[2−7−2.施設等情報提供処理(第7実施形態)の説明]
つぎに、図15は、車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、及びセンタ側装置30の各装置が実行する「施設等情報提供処理(第7実施形態)」の手順を示すフローチャートである。
この「施設等情報提供処理(第7実施形態)」は、第5実施形態(図9参照)のように、車載用ナビゲーション装置10に表示された見出し情報をユーザが選択することで、当該見出し情報に対応する詳細情報の送信をセンタ側装置30に対して要求する構成を有することを前提とするが、第5実施形態(図9参照)のものと比較すると次の点が異なる。この第7実施形態では、センタ側装置30の処理において、図9のS303e〜S306eの処理に代えてS313h〜S317hの処理を実行する。
なお、車載用ナビゲーション装置10及びユーザ側装置20の処理は、第5実施形態(図9参照)のものと同一であるため、図15のフローチャートにおいては、センタ側装置30の処理のみを図示し、車載用ナビゲーション装置10及びユーザ側装置20の処理については図示を省略している。図示をしていない部分の処理内容の説明については省略する。
センタ側装置30は、車載用ナビゲーション装置10から送信されたユーザ情報及び位置情報を受信する(S311h)。そして、施設等情報DB33に記憶されている施設等情報(図3(b)参照)の中から、受信した位置情報が示す車両の現在位置から所定範囲内に所在する施設等に対応する施設等情報を抽出する(S312h)。具体的には、各施設等情報が示す当該施設等の所在地に基づき、車両の現在地から例えば半径○km以内に所在する施設等に該当する施設等情報を検索する。
つぎに、受信したユーザ情報に含まれるユーザIDに基づいて、ユーザ登録DB32から当該ユーザに対応する属性情報と履歴情報とを読み出す(S313h)。そして、S312hで抽出した施設等情報の中から、読み出した属性情報に適合する施設等情報を抽出する(S314h)。具体的には、施設等情報における「属性1,2…」の項目の内容とユーザの属性情報における各項目の内容とを比較し、内容が一致する項目がある施設等情報をユーザの属性情報に適合するものとして抽出する。
つぎに、S313hで読み出した履歴情報に、当該ユーザの詳細要求履歴情報が含まれているか否かを判定する(S315h)。この詳細要求履歴情報は、上述の「詳細要求履歴登録処理」(図14参照)において登録されるものである。
ここで、履歴情報に当該ユーザの詳細要求履歴情報が含まれると判定した場合(S315h:YES)、S314hで抽出した施設等情報のうち、詳細要求履歴情報が示す施設等に該当するものを所定の強調表示仕様に加工する(S316h)。具体的には、詳細要求履歴情報が示す施設等に該当する施設等情報に対して、他の施設等情報とは異なる色や文字の大きさ等で表示させるための情報を付加したり、ユーザが過去に詳細情報を要求したことがある旨のメッセージを表示させるための情報を付加したりすることが考えられる。
つぎに、S317hでは、S314hで抽出した施設等情報(S316hで加工した施設等情報も含む)の中から、少なくとも「施設等ID」及び「見出し情報」の項目を含み「詳細テキスト」及び「詳細画像」の項目を含まない、相対的に情報量の少ない少量情報を抽出し、これを要求元の車載用ナビゲーション装置10へ送信する。
一方、S315hで、履歴情報に当該ユーザの詳細要求歴情報が含まれていないと判定した場合(S315h:NO)、S314gで抽出した施設等情報の中から相対的に情報量の少ない少量情報を抽出し、これを要求元の車載用ナビゲーション装置10へ送信する(S317g)。
つぎに、S318hでは、車載用ナビゲーション装置10から要求のあった施設等IDに基づき、この施設等IDに対応する施設等情報の中から、少なくとも「詳細テキスト」及び「詳細画像」の項目を含む、相対的に情報量の多い多量情報を抽出し、これを要求元の車載用ナビゲーション装置10へ送信する。
[2−7−3.効果]
第7実施形態における各処理を実行する情報提供システムによれば、第5実施形態の効果に加え、更に次のような効果を奏する。
(14)施設等情報をユーザに対して提供する際において、ユーザが施設等に関する詳細な情報の送信を要求した履歴情報に基づいて付加的なサービスを提供できる。
[2−7−4.特許請求の範囲との対応]
上記第7実施形態における車載用ナビゲーション装置10、ユーザ側装置20、センタ側装置30の各制御部11,21,31が実行する処理と、特許請求の範囲に記載した構成との対応は、次のとおりである。
「詳細要求履歴登録処理」(図14参照)におけるS101h,S102hの処理を実行する車載用ナビゲーション装置10の制御部11が、詳細要求歴送信手段に相当する。また、S302hの処理を実行するセンタ側装置30の制御部31が、詳細履歴情報記録手段に相当する。
「施設等情報提供処理(第7実施形態)」(図17参照)におけるS312h〜S314hの処理を実行するセンタ側装置30の制御部31が、検索手段に相当し、S315h〜S318hの処理を実行するセンタ側装置30の制御部31が、センタ側送信手段に相当する。
[3.その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上述の各実施形態の情報提供システムの構成においては、ユーザ側装置20として携帯電話機を流用した事例について説明したが、携帯電話機に限らず、例えば、無線通信により車両のドアの開錠/施錠及びエンジン動作のための認証を行う電子キーシステムに用いられる携帯機(いわゆるスマートキー)を流用してもよい。このようにすることで、スマートキーが備える演算処理機能や、通信機能、記憶機能等を利用して、ユーザ側装置20としての機能を実現可能である。また、スマートキー以外にも、通信機能を有するPDA(Personal Digital Assistant)や、携帯型のゲーム機、RFIDタグ等を用いてもよい。
(2)上述の各実施形態においては、ユーザ側装置20のユーザ情報記憶部22に記憶されているユーザ情報がユーザIDのみを含む場合(図2(a)参照)は、センタ側装置30のユーザ登録DB32内に記憶されている属性情報(図3(a)参照)に適合する施設等情報を検索し、ユーザ情報記憶部22に記憶されているユーザ情報がユーザIDと属性情報とを含む場合(図2(b)参照)は、このユーザ情報に含まれる属性情報に適合する施設等情報を検索する構成となっている。
これに対し、ユーザ側装置20のユーザ情報記憶部22に、ユーザ情報として属性情報を少なくとも記憶するようにし、センタ側装置30のユーザ登録DB32を備えないような構成としてもよい。すなわち、このような構成では、センタ側装置30において個々のユーザの属性情報をデータベースとして記憶することなく、個々のユーザの属性情報は各ユーザが所持するユーザ側装置20にのみ記憶されることになる。
実施形態の情報提供システムの概略構成を示すブロック図である。 ユーザ情報記憶部22に記憶されているユーザ情報の構成の一例を示す説明図である。 (a)は、各ユーザ用の登録情報の構成の一例を示す説明図であり、(b)は、施設等情報の構成の一例を示す説明図である。 施設等情報提供処理(第1実施形態)の手順を示すフローチャートである。 (a)は、車載用ナビゲーション装置10の表示部15に設けられたスイッチの一例を模式的に示す説明図であり、(b)は、ユーザ側装置20に設けられたアイコン及びスイッチの一例を模式的に示す説明図である。 施設等情報提供処理(第2実施形態)の手順を示すフローチャートである。 施設等情報提供処理(第3実施形態)の手順を示すフローチャートである。 施設等情報提供処理(第4実施形態)の手順を示すフローチャートである。 施設等情報提供処理(第5実施形態)の手順を示すフローチャートである。 (a)は、施設等情報(見出し情報)の表示態様の一例を模式的に示す説明図であり、(b)は、施設等情報(詳細テキスト、詳細画像)の表示態様の一例を模式的に示す説明図である。 第5実施形態の変形例である情報提供システムの概略構成、及び当該情報提供システムが実行する処理の手順を模式的に示す説明図である。 立ち寄り履歴登録処理の手順を示すフローチャートである。 施設等情報提供処理(第6実施形態)の手順を示すフローチャートである。 詳細要求履歴登録処理の手順を示すフローチャートである。 施設等情報提供処理(第7実施形態)の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10…車載用ナビゲーション装置、11…制御部、12…位置検出部、13…操作部、14…記憶部、15…表示部、16…通信部、20…ユーザ側装置、21…制御部、22…ユーザ情報記憶部、23…操作部、24…通信部、30…センタ側装置、31…制御部、32…ユーザ登録データベース、33…施設等情報データベース、34…通信部、40…情報提供者側端末、100…インターネット。

Claims (27)

  1. 車両に搭載される車両側装置と、当該車両を運転するユーザが携帯するユーザ側装置と、外部の情報センタに設けられるセンタ側装置とを備え、前記車両側装置と、前記ユーザ側装置及びセンタ側装置とが互いに通信可能に構成された情報提供システムであって、
    前記ユーザ側装置は、
    当該ユーザ側装置を携帯するユーザを識別可能な識別情報を少なくとも含むユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記ユーザ情報記憶手段に記憶されているユーザ情報を前記車両側装置へ送信するユーザ側送信手段とを備え、
    前記車両側装置は、
    車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段によって検出された現在位置を示す位置情報と、前記ユーザ側装置から送信されてきたユーザ情報とを前記センタ側装置へ送信する車両側送信手段と、
    前記センタ側装置から送信されてきた施設等情報に基づき、ユーザに対して情報を提示する情報提示手段とを備え、
    前記センタ側装置は、
    複数の施設又はイベントについて、各施設又はイベントに関する施設等情報を記憶する施設等情報記憶手段と、
    複数のユーザについて、各ユーザを識別可能な識別情報と、各識別情報が示すユーザに関する属性情報とをそれぞれ対応付けて記憶する属性情報記憶手段と、
    前記車両側装置から送信されてきたユーザ情報に含まれる識別情報が示すユーザに対応する属性情報を前記属性情報記憶手段から取得し、この取得した属性情報と前記車両側装置から送信されてきた位置情報とに応じた所定の条件に適合する施設等情報を前記施設等情報記憶手段から検索する検索手段と、
    前記検索手段によって検索された施設等情報を前記車両側装置へ送信するセンタ側送信手段とを備えること
    を特徴とする情報提供システム。
  2. 車両に搭載される車両側装置と、当該車両を運転するユーザが携帯するユーザ側装置と、外部の情報センタに設けられるセンタ側装置とを備え、前記車両側装置と、前記ユーザ側装置及びセンタ側装置とが互いに通信可能に構成された情報提供システムであって、
    前記ユーザ側装置は、
    当該ユーザ側装置を携帯するユーザに関する属性情報を少なくとも含むユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記ユーザ情報記憶手段に記憶されているユーザ情報を前記車両側装置へ送信するユーザ側送信手段とを備え、
    前記車両側装置は、
    車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段によって検出された現在位置を示す位置情報と、前記ユーザ側装置から送信されてきたユーザ情報とを前記センタ側装置へ送信する車両側送信手段と、
    前記センタ側装置から送信されてきた施設等情報に基づき、ユーザに対して情報を提示する情報提示手段とを備え、
    前記センタ側装置は、
    複数の施設又はイベントについて、各施設又はイベントに関する施設等情報を記憶する施設等情報記憶手段と、
    前記車両側装置から送信されてきたユーザ情報に含まれる属性情報と位置情報とに応じた所定の条件に適合する施設等情報を前記施設等情報記憶手段から検索する検索手段と、
    前記検索手段によって検索された施設等情報を前記車両側装置へ送信するセンタ側送信手段とを備えること
    を特徴とする情報提供システム。
  3. 請求項1に記載の情報提供システムにおいて、
    前記ユーザ側装置が備えるユーザ情報記憶手段は、前記識別情報のみを前記ユーザ情報として記憶する態様と、前記識別情報と前記識別情報が示すユーザに関する属性情報とを前記ユーザ情報として記憶する態様との何れの態様でも記憶可能に構成されており、
    前記センタ側装置が備える検索手段は、前記車両側装置から送信されてきたユーザ情報に当該ユーザの属性情報が含まれている場合、この属性情報と前記車両側装置から送信されてきた位置情報とに応じた所定の条件に適合する施設等情報を前記施設等情報記憶手段から検索し、前記ユーザ情報に当該ユーザに対応する属性情報が含まれてない場合、このユーザ情報に含まれる識別情報が示すユーザに対応する属性情報を前記属性情報記憶手段から取得し、この取得した属性情報と前記車両側装置から送信されてきた位置情報とに応じた所定の条件に適合する施設等情報を前記施設等情報記憶手段から検索すること
    を特徴とする情報提供システム。
  4. 請求項1又は請求項3に記載の情報提供システムにおいて、
    前記ユーザ側装置と前記車両側装置とは、無線通信により互いに通信可能に構成されており、
    前記車両側装置は、前記ユーザ側装置と前記車両側装置とが互いに所定の通信圏内に入ったときを契機に、前記ユーザ側装置から前記ユーザ情報を受信すること
    を特徴とする情報提供システム。
  5. 請求項1、請求項3又は請求項4の何れか1項に記載の情報提供システムにおいて、
    前記車両側装置と前記センタ側装置とは、所定の大容量通信向けの通信方式と、所定の小容量通信向けの通信方式との2種類通信方式で通信可能に構成されており、
    前記センタ側装置と前記車両側装置とが前記施設等情報の送受信を行う際、相対的に情報量の多い施設等情報については前記大容量通信向けの通信方式を用い、相対的に情報量の少ない施設等情報については前記小容量通信向けの通信方式を用いること
    を特徴とする情報提供システム。
  6. 請求項5に記載の情報提供システムにおいて、
    前記センタ側装置は、前記属性情報及び前記位置情報に適合する相対的に情報量の少ない施設等情報を第1の前記施設等情報記憶手段から検索し、これを前記小容量通信向けの通信方式で前記車両側装置へ送信する第1のセンタ側装置と、前記第1のセンタ側装置によって検索された施設等情報が示す施設又はイベントに関する相対的に情報量の多い施設等情報を第2の前記施設等情報記憶手段から検索し、これを前記大容量通信向けの通信方式で前記車両側装置へ送信する第2のセンタ側装置とからなること
    を特徴とする情報提供システム。
  7. 請求項1又は請求項3〜6の何れか1項に記載の情報提供システムにおいて、
    前記車両側装置又はユーザ側装置は、車両の現在位置を基準とする距離的検索範囲又は時間的検索範囲の少なくとも何れか一方の検索範囲をユーザにより指定可能に構成されており、
    前記車両側送信手段は、前記位置情報及び前記ユーザ情報と共に、ユーザにより指定された検索範囲を示す検索範囲情報を前記センタ側装置へ送信し、
    前記センタ側装置が備える検索手段は、前記属性情報と前記位置情報と前記検索範囲情報で示される検索範囲とに基づく所定の条件に適合する施設等情報を前記施設等情報記憶手段から検索すること
    を特徴とする情報提供システム。
  8. 請求項1又は請求項3〜7の何れか1項に記載の情報提供システムにおいて、
    前記車両側装置又はユーザ側装置は、検索する施設又はイベントのカテゴリをユーザにより指定可能に構成されており、
    前記車両側送信手段は、前記位置情報及び前記ユーザ情報と共に、ユーザにより指定されたカテゴリを示すカテゴリ情報を前記センタ側装置へ送信し、
    前記センタ側装置が備える検索手段は、前記属性情報と前記位置情報とカテゴリ情報とに基づく所定の条件に適合する施設等情報を前記施設等情報記憶手段から検索すること
    を特徴とする情報提供システム。
  9. 請求項1又は請求項3〜8の何れか1項に記載の情報提供システムにおいて、
    前記車両側装置又はユーザ側装置は、施設等情報の検索においてユーザの属性情報を考慮するか否かをユーザにより選択可能に構成されており、
    前記車両側送信手段は、ユーザの属性情報を考慮しないと選択された場合、前記位置情報のみを前記センタ側装置へ送信し、
    前記センタ側装置が備える検索手段は、前記位置情報のみに応じた所定の条件に適合する施設等情報を前記施設等情報記憶手段から検索すること
    を特徴とする情報提供システム。
  10. 請求項1又は請求項3〜9の何れか1項に記載の情報提供システムにおいて、
    当該情報提供システムによる一連の処理を開始させる指示をワンプッシュ操作にて入力可能な入力手段を、前記ユーザ側装置又は車両側装置の少なくとも何れ一方かに備え、
    前記入力手段によって開始指示が入力されたことを契機に、前記一連の処理を開始すること
    を特徴とする情報提供システム。
  11. 請求項1又は請求項3〜10の何れか1項に記載の情報提供システムにおいて、
    前記車両側装置が備える情報提示手段は、前記センタ側装置から受信した施設等情報に基づき、各施設又はイベントごとに相対的に情報量が少ない施設等情報である見出し情報を提示し、この提示した見出し情報の中からユーザにより指定された見出し情報が示す施設又はイベントに関する相対的に情報量の多い施設等情報である詳細情報を提示すること
    を特徴とする情報提供システム。
  12. 請求項11に記載の情報提供システムにおいて、
    前記センタ側装置が備えるセンタ側送信手段は、初めに前記見出し情報を前記車両側装置へ送信し、
    前記車両側装置は、前記情報提示手段によって提示した前記見出し情報の中からユーザにより指定された見出し情報が示す施設又はイベントに関する前記詳細情報の送信を前記センタ側装置に対して要求し、
    前記センタ側装置が備えるセンタ側送信手段は、前記車両側装置からの前記詳細情報の要求に応じて、当該要求に該当する施設又はイベントに対応する前記詳細情報を前記車両側装置へ送信すること
    を特徴とする情報提供システム。
  13. 請求項11又は12に記載の情報提供システムにおいて、
    前記車両側装置は、ユーザにより前記詳細情報の提示を指定された施設又はイベントを示す情報を提示履歴情報として前記センタ側装置へ送信する提示履歴送信手段を更に備え、
    前記センタ側装置は、
    前記車両側装置から送信されてきた提示履歴情報を、前記属性情報記憶手段における当該ユーザのレコードに対応付けて記録する提示履歴情報記録手段を更に備え、
    前記センタ側送信手段は、前記検索手段によって検索された施設等情報のうち、
    前記属性情報記憶手段に記憶されている当該ユーザの提示履歴情報に該当する施設等情報については、その旨を加味した所定の態様にて送信を行うこと
    を特徴とする情報提供システム。
  14. 請求項1又は請求項3〜13の何れか1項に記載の情報提供システムにおいて、
    前記車両側装置は、
    前記位置検出手段による検出結果に基づき、前記センタ側装置から取得した施設等情報が示す施設又はイベントへの立ち寄りを検出し、当該施設又はイベントに立ち寄ったことを示す情報を当該ユーザの立ち寄り履歴情報として前記センタ側装置へ送信する立ち寄り履歴送信手段を更に備え、
    前記センタ側装置は、
    前記車両側装置から送信されてきた立ち寄り履歴情報を、前記属性情報記憶手段における当該ユーザのレコードに対応付けて記録する立ち寄り履歴情報記録手段を更に備え、
    前記センタ側送信手段は、前記検索手段によって検索された施設等情報のうち、
    前記属性情報記憶手段に記憶されている当該ユーザの立ち寄り履歴情報に該当する施設等情報については、その旨を加味した所定の態様にて送信を行うこと
    を特徴とする情報提供システム。
  15. 請求項1又は請求項3〜13の何れか1項に記載の情報提供システムにおいて、
    前記センタ側装置は、ネットワークを介して複数の端末に対して通信可能に接続されており、前記センタ側装置に対して前記施設等情報を提供する者の端末から、前記施設等情報を登録・更新可能に構成されていること
    を特徴とする情報提供システム。
  16. 請求項1〜15の何れか1項に記載の情報提供システムにおいて、
    前記車両側装置は、地図データに基づく経路案内を行う車載用ナビゲーション装置であること
    を特徴とする情報提供システム。
  17. 請求項1〜16の何れか1項に記載の情報提供システムにおいて、
    前記ユーザ側装置は、携帯電話機であること
    を特徴とする情報提供システム。
  18. 請求項1〜17の何れか1項に記載の情報提供システムにおいて、
    前記ユーザ側装置は、無線通信により車両のドアの開錠/施錠及びエンジン動作のための認証を行う電子キーシステムに用いられる携帯機であること
    を特徴とする情報提供システム。
  19. 請求項1〜18の何れか1項に記載の情報提供システムを構成する車両側装置について記載した構成を備えることを特徴とする車両側装置。
  20. 請求項1〜18の何れか1項に記載の情報提供システムを構成するセンタ側装置について記載した構成を備えることを特徴とするセンタ側装置。
  21. 請求項1〜18の何れか1項に記載の情報提供システムを構成するユーザ側装置について記載した構成を備えることを特徴とするユーザ側装置。
  22. 車両に搭載される車両側装置と、
    車両を運転するユーザが携帯するユーザ側装置であって、当該ユーザ側装置を携帯するユーザを識別可能な識別情報を少なくとも含むユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、このユーザ情報記憶手段に記憶されているユーザ情報を前記車両側装置へ送信するユーザ側送信手段とを備えるユーザ側装置と、
    外部の情報センタに設けられるセンタ側装置であって、複数の施設又はイベントについて、各施設又はイベントに関する施設等情報を記憶する施設等情報記憶手段と、複数のユーザについて、各ユーザを識別可能な識別情報と、各識別情報が示すユーザに関する属性情報とをそれぞれ対応付けて記憶する属性情報記憶手段と、前記車両側装置から送信されてきたユーザ情報に含まれる識別情報が示すユーザに対応する属性情報を前記属性情報記憶手段から取得し、この取得した属性情報と前記車両側装置から送信されてきた位置情報とに応じた所定の条件に適合する施設等情報を前記施設等情報記憶手段から検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された施設等情報を前記車両側装置へ送信するセンタ側送信手段とを備えるセンタ側装置とを備え、
    前記車両側装置と、前記ユーザ側装置及びセンタ側装置とが互いに通信可能に構成された情報提供システムに用いられる前記車両側装置としてコンピュータを機能させるための車両側装置用プログラムであって、
    車両の現在位置を示す位置情報と、前記ユーザ側装置から送信されてきたユーザ情報とを前記センタ側装置へ送信する車両側送信手段と、
    前記センタ側装置から送信されてきた施設等情報に基づき、ユーザに対して情報を提示する情報提示手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする車両側装置用プログラム。
  23. 車両に搭載される車両側装置と、
    車両を運転するユーザが携帯するユーザ側装置であって、当該ユーザ側装置を携帯するユーザに関する属性情報を少なくとも含むユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、このユーザ情報記憶手段に記憶されているユーザ情報を前記車両側装置へ送信するユーザ側送信手段とを備えるユーザ側装置と、
    外部の情報センタに設けられるセンタ側装置であって、複数の施設又はイベントについて、各施設又はイベントに関する施設等情報を記憶する施設等情報記憶手段と、前記車両側装置から送信されてきたユーザ情報に含まれる属性情報と位置情報とに応じた所定の条件に適合する施設等情報を前記施設等情報記憶手段から検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された施設等情報を前記車両側装置へ送信するセンタ側送信手段とを備えるセンタ側装置とを備え、
    前記車両側装置と、前記ユーザ側装置及びセンタ側装置とが互いに通信可能に構成された情報提供システムに用いられる前記車両側装置としてコンピュータを機能させるための車両側装置用プログラムであって、
    車両の現在位置を示す位置情報と、前記ユーザ側装置から送信されてきたユーザ情報とを前記センタ側装置へ送信する車両側送信手段と、
    前記センタ側装置から送信されてきた施設等情報に基づき、ユーザに対して情報を提示する情報提示手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする車両側装置用プログラム。
  24. 車両を運転するユーザが携帯するユーザ側装置であって、当該ユーザ側装置を携帯するユーザを識別可能な識別情報を少なくとも含むユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、このユーザ情報記憶手段に記憶されているユーザ情報を車両側装置へ送信するユーザ側送信手段とを備えるユーザ側装置と、
    車両に搭載される車両側装置であって、車両の現在位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段によって検出された現在位置を示す位置情報と、前記ユーザ側装置から送信されてきたユーザ情報とを前記センタ側装置へ送信する車両側送信手段と、前記センタ側装置から送信されてきた施設等情報に基づき、ユーザに対して情報を提示する情報提示手段とを備える車両側装置と、
    外部の情報センタに設けられるセンタ側装置とを備え、
    前記車両側装置と、前記ユーザ側装置及びセンタ側装置とが互いに通信可能に構成された情報提供システムに用いられる前記センタ側装置としてコンピュータを機能させるためのセンタ側装置用プログラムであって、
    前記車両側装置から送信されてきたユーザ情報に含まれる識別情報が示すユーザに対応する属性情報を当該センタ側装置が備える属性情報記憶手段から取得し、この取得した属性情報と前記車両側装置から送信されてきた位置情報とに応じた所定の条件に適合する施設等情報を当該センタ側装置が備える施設等情報記憶手段から検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された施設等情報を前記車両側装置へ送信するセンタ側送信手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とするセンタ側装置用プログラム。
  25. 車両を運転するユーザが携帯するユーザ側装置であって、当該ユーザ側装置を携帯するユーザに関する属性情報を少なくとも含むユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、このユーザ情報記憶手段に記憶されているユーザ情報を前記車両側装置へ送信するユーザ側送信手段とを備えるユーザ側装置と、
    車両に搭載される車両側装置であって、車両の現在位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段によって検出された現在位置を示す位置情報と、前記ユーザ側装置から送信されてきたユーザ情報とを前記センタ側装置へ送信する車両側送信手段と、前記センタ側装置から送信されてきた施設等情報に基づき、ユーザに対して情報を提示する情報提示手段とを備える車両側装置と、
    外部の情報センタに設けられるセンタ側装置とを備え、
    前記車両側装置と、前記ユーザ側装置及びセンタ側装置とが互いに通信可能に構成された情報提供システムに用いられる前記センタ側装置としてコンピュータを機能させるためのセンタ側装置用プログラムであって、
    前記車両側装置から送信されてきたユーザ情報に含まれる属性情報と位置情報とに応じた所定の条件に適合する施設等情報を当該センタ側装置が備える施設等情報記憶手段から検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された施設等情報を前記車両側装置へ送信するセンタ側送信手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とするセンタ側装置用プログラム。
  26. 車両を運転するユーザが携帯するユーザ側装置と、
    車両に搭載される車両側装置であって、車両の現在位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段によって検出された現在位置を示す位置情報と、前記ユーザ側装置から送信されてきたユーザ情報とを前記センタ側装置へ送信する車両側送信手段と、前記センタ側装置から送信されてきた施設等情報に基づき、ユーザに対して情報を提示する情報提示手段とを備える車両側装置と、
    外部の情報センタに設けられるセンタ側装置であって、複数の施設又はイベントについて、各施設又はイベントに関する施設等情報を記憶する施設等情報記憶手段と、複数のユーザについて、各ユーザを識別可能な識別情報と、各識別情報が示すユーザに関する属性情報とをそれぞれ対応付けて記憶する属性情報記憶手段と、前記車両側装置から送信されてきたユーザ情報に含まれる識別情報が示すユーザに対応する属性情報を前記属性情報記憶手段から取得し、この取得した属性情報と前記車両側装置から送信されてきた位置情報とに応じた所定の条件に適合する施設等情報を前記施設等情報記憶手段から検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された施設等情報を前記車両側装置へ送信するセンタ側送信手段とを備えるセンタ側装置とを備え、
    前記車両側装置と、前記ユーザ側装置及びセンタ側装置とが互いに通信可能に構成された情報提供システムに用いられる前記ユーザ側装置としてコンピュータを機能させるためのユーザ側装置用プログラムであって、
    当該ユーザ側装置が備えるユーザ情報記憶手段に記憶されている、当該ユーザ側装置を携帯するユーザを識別可能な識別情報を少なくとも含むユーザ情報を前記車両側装置へ送信するユーザ側送信手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とするユーザ側装置用プログラム。
  27. 車両を運転するユーザが携帯するユーザ側装置と、
    車両に搭載される車両側装置であって、車両の現在位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段によって検出された現在位置を示す位置情報と、前記ユーザ側装置から送信されてきたユーザ情報とを前記センタ側装置へ送信する車両側送信手段と、前記センタ側装置から送信されてきた施設等情報に基づき、ユーザに対して情報を提示する情報提示手段とを備える車両側装置と、
    外部の情報センタに設けられるセンタ側装置であって、複数の施設又はイベントについて、各施設又はイベントに関する施設等情報を記憶する施設等情報記憶手段と、前記車両側装置から送信されてきたユーザ情報に含まれる属性情報と位置情報とに応じた所定の条件に適合する施設等情報を前記施設等情報記憶手段から検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された施設等情報を前記車両側装置へ送信するセンタ側送信手段とを備えるセンタ側装置とを備え、
    前記車両側装置と、前記ユーザ側装置及びセンタ側装置とが互いに通信可能に構成された情報提供システムに用いられる前記ユーザ側装置としてコンピュータを機能させるためのユーザ側装置用プログラムであって、
    当該ユーザ側装置が備えるユーザ情報記憶手段に記憶されている、当該ユーザ側装置を携帯するユーザに関する属性情報を少なくとも含むユーザ情報を前記車両側装置へ送信するユーザ側送信手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とするユーザ側装置用プログラム。
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