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JP2008290313A - 流体吐出装置 - Google Patents

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寿宏 林
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Abstract

【課題】ワイパに付着した付着物を固化させることなく除去する。
【解決手段】
洗浄液槽60に浸漬しているワイパ46を回転軸50を中心に反時計回りに回転させて直立させてから、印刷ヘッド24をワイパ46に向けて移動させる(図6(a)参照)。このとき、ワイパ46がノズル形成面23aに当接するのでノズル形成面23aが払拭され、ワイパ46には払拭した際のインクや埃等が付着する(図6(b)参照)。そして、印刷ヘッド24がホームポジションに到達すると、ノズル形成面23aの払拭は完了するので(図6(c)参照)、ワイパ46を回転軸50を中心に時計回りに回転させて洗浄液槽60に浸漬させて蓋58を閉じてからワイパ46を揺動させる。こうすることにより、ワイパに付着した付着物を固化させることなく早く確実に除去することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、流体吐出装置に関する。
従来より、印刷ヘッドのノズル形成面を払拭するためのワイパを清掃することができる流体吐出装置が知られている。このようなワイパは、ノズル形成面を払拭したときにインクや埃等が付着するため、そのまま清掃を行わずに再びノズル形成面を払拭するとインクや埃等の付着物がノズル形成面に形成されたノズル内に詰まってしまうことがあり、印刷ヘッドの吐出不良等のトラブルを引き起こすおそれがある。そこで、例えば、特許文献1の流体吐出装置では、印刷ヘッドの隣に洗浄ヘッドを備えノズル形成面を払拭する直前に洗浄ヘッドからワイパに洗浄液を噴射してワイパを清掃するものが提案されている。
特開2001−253081号公報
しかしながら、この特許文献1の流体吐出装置では、ノズル形成面を払拭した後すぐにワイパを清掃しないので、払拭の間隔が長時間空いたときに付着物が固化してしまうことがあり、ノズル形成面を払拭する直前にワイパを清掃するのでは既に固化した付着物を除去しきれない場合があった。特に、粘度の高いインクを使用する印刷ヘッドでは、付着物が完全に固化する前であっても除去しきれない場合があった。
本発明の流体吐出装置は、このような課題に鑑みなされたものであり、ワイパに付着した付着物を固化させることなく除去できる流体吐出装置を提供することを主目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の流体吐出装置は、
流体をターゲットに吐出する複数のノズルが形成されているノズル形成面を有する吐出ヘッドと、
前記ノズル形成面に当接し前記吐出ヘッドと相対的に移動しながら該ノズル形成面を払拭するワイパと、
洗浄液を収容し前記ワイパを浸漬させて洗浄する洗浄液槽と、
前記ワイパを前記ノズル形成面に当接する位置と前記洗浄液槽に浸漬する位置との間で移動させる移動手段と、
を備えたものである。
この流体吐出装置では、ノズル形成面を払拭するときにはワイパをノズル形成面に当接する位置に移動させ、ワイパを洗浄するときにはワイパを洗浄液槽に浸漬する位置に移動させる。こうすることにより、ノズル形成面を払拭したときにワイパに付着した付着物を固化させることなく除去することができる。
本発明の流体吐出装置において、前記移動手段は、前記ワイパが前記洗浄液槽に浸漬しているときに該ワイパを揺動させるものとしてもよい。こうすれば、単に洗浄液槽に浸漬させる場合に比べて、ワイパに付着した付着物をより早く確実に除去することができる。
本発明の流体吐出装置において、前記ワイパが出入りする前記洗浄液槽の上面を開閉自在な蓋と、前記ワイパが前記ノズル形成面に当接するときは事前に該蓋を開状態とし、前記ワイパが前記洗浄液槽中に浸漬するときは該蓋を閉状態とする蓋開閉手段とを備えたものとしてもよい。こうすれば、ワイパを揺動させるときに洗浄液が周囲に飛散するのを防ぐと共に異物が洗浄液槽へ落下するのを防ぐことができる。
本発明の流体吐出装置において、前記移動手段は、回転軸を中心として前記ワイパを回転移動させるものとしてもよい。こうすれば、比較的容易にワイパを移動させることができる。
本発明の流体吐出装置において、前記蓋開閉手段は、前記回転軸を中心として前記蓋を回転させて前記洗浄液槽の上面を開閉するものとしてもよい。こうすれば、ワイパと蓋の回転軸を共通なものとするので小スペース化を図ることができる。
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の流体吐出装置の一実施形態であるインクジェットプリンタ10の構成の概略を示す構成図であり、図2はワイパ装置45の説明図であり、図3は洗浄液槽60の斜視図である。
本実施形態のインクジェットプリンタ10は、図1に示すように、紙送りローラ35によりプラテン44上を図中奥から手前へと搬送される用紙Sにインク滴を吐出して印刷を行うプリンタ機構21と、プラテン44の右端近傍に設置されたワイパ装置45と、ワイパ装置45の右側に設置されたキャッピング装置40と、インクジェットプリンタ10全体をコントロールするコントローラ70と、ユーザが各種の指示を入力すると共にユーザに各種の情報を報知する操作パネル80とを備えている。
プリンタ機構21は、紙送りローラ35を回転駆動する駆動モータ33と、キャリッジベルト32とキャリッジモータ34とによりガイド28に沿って左右方向(主走査方向)に往復動するキャリッジ22と、このキャリッジ22に搭載されイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のインクを個別に収容したインクカートリッジ26と、各インクカートリッジ26から供給された各インクに圧力をかける印刷ヘッド24と、この印刷ヘッド24で加圧されたインク滴を用紙Sに吐出するノズル23とを備えている。キャリッジ22の背面には、キャリッジ22の位置を検出するリニア式エンコーダ25が配置されており、このリニア式エンコーダ25を用いてキャリッジ22の位置が管理可能となっている。なお、この印刷ヘッド24は、発熱抵抗体(例えばヒータなど)に電圧をかけインクを加熱して発生した気泡によりインクを加圧する方式を採用してもよい。
ワイパ装置45は、プラテン44の印刷可能領域から図1中の右側に外れた位置に設置されている。ワイパ装置45は、図2に示すように、合成ゴムなどの弾性部材からなる平板状のワイパ46と、ワイパ46を支持するプラスチック部材からなる支持部48と、ワイパ46の回転移動の中心となる回転軸50と、その回転軸50にベルト56で回転力を伝達しワイパ46を回転移動させると共に所定の位置で停止させることが可能なステッピングモータを用いたワイパ移動用モータ54と、洗浄液として純水を収容しワイパ46を浸漬させて洗浄する洗浄液槽60と、供給弁64を開いて洗浄液槽60に新たな洗浄液を供給する供給タンク62と、排出弁68を開いて洗浄液槽60から排出した洗浄液を受ける廃液タンク66とからなる。洗浄液槽60は、ワイパ46が出入りする上面を開閉可能な蓋58を備えている。この蓋58は、図3に示すように、回転軸50に設けられた突起52a,52b(図2参照)が突出するように一部を切り欠き成型された中空円筒部58cを有し、ここに回転軸50が挿通され、回転軸50の回転と独立して蓋58が回転できるよう構成されている。また、蓋58は、外表面58aに回転軸50の突起52aが当接した状態で回転軸50が図2で時計回りに回転することにより洗浄液槽60を閉じる方向に回転し、内表面58bに突起52bが当接した状態で回転軸50が図2で反時計回りに回転することにより洗浄液槽60を開ける方向に回転する。
キャッピング装置40は、図1に示すように、ワイパ装置45の右側に設置され略直方体で上部が開口した筐体を備えている。このキャッピング装置40は、印刷休止中などに印刷ヘッド24が乾燥するのを防止するために印刷ヘッド24を封止するときに利用されるものである。また、このキャッピング装置40は、ノズル23の先端でインクが乾燥して固化するのを防止するために定期的又は所定のタイミングで印刷データとは無関係にインク滴を吐出させる、いわゆるフラッシング動作を行うときにも利用される。なお、キャッピング装置40上の位置をホームポジションともいう。
コントローラ70は、図1に示すように、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、ワイパ作動ルーチンなどの各種処理プログラムを記憶したROM73と、一時的にデータを記憶したりデータを保存したりするRAM74と、データを書き込み消去可能なフラッシュメモリ75と、外部機器との情報のやり取りを行うインタフェース(I/F)76と、計時する際に利用するタイマ77と、図示しない入出力ポートとを備えている。このコントローラ70には、リニア式エンコーダ25からの位置検出信号や操作パネル80からの制御信号、電源スイッチ82からのオンオフ信号などが図示しない入力ポートを介して入力されるほか、ユーザPC90から印刷ジョブなどがI/F76を介して入力される。また、コントローラ70からは、印刷ヘッド24への制御信号や駆動モータ33への制御信号、キャリッジモータ34への制御信号、ワイパ移動用モータ54への制御信号、操作パネル80への表示指令信号などが図示しない出力ポートを介して出力されるほか、印刷ステータス情報などがI/F76を介してユーザPC90へ出力される。
次に、こうして構成された本実施形態のインクジェットプリンタ10の機能、特にワイパ46を動かしてノズル形成面23aを払拭した後ワイパ46を清掃する動作について、図4〜図7に基づいて説明する。図4は、ワイパ作動ルーチンの一例を示すフローチャートであり、図5は、ワイパ46を浸漬位置から払拭位置まで移動させる説明図、図6は、ワイパ46がノズル形成面23aを払拭する説明図、図7は、ワイパ46を払拭位置から浸漬位置まで移動させて洗浄液槽60内で揺動させる説明図である。このワイパ作動ルーチンはROM73に記憶され、印刷ジョブの印刷中に所定時間を経過したときや、印刷物の状態からオペレータがノズル形成面23aの払拭が必要と判断し図示しないクリーニングボタンを押したときに実行される。
このルーチンが開始されると、CPU72は、まず、印刷ヘッド24が待機位置にあるか否かをリニア式エンコーダ25の値に基づいて判定する(ステップS100)。この待機位置は、蓋58が回転しても印刷ヘッド24に接触しない位置として(図6(a)参照)、予めROM73に記憶されている。印刷ヘッド24が待機位置にないときには、CPU72は、リニア式エンコーダ25の値に基づいて印刷ヘッド24が待機位置に移動するようキャリッジモータ34を制御する(ステップS110)。一方、印刷ヘッド24が待機位置にあるときには、ワイパ移動用モータ54を駆動させてワイパ46を浸漬位置から払拭位置に移動させる(ステップS120)。この浸漬位置は、ワイパ46の全体が洗浄液槽60に浸漬する位置であり(図5(a)参照)、払拭位置は、ワイパ46がノズル形成面23aに略垂直に当接する位置であり(図5(c)参照)、いずれも予めROM73に記憶されている。ワイパ46は、ワイパ移動用モータ54の駆動により浸漬位置から回転しながら立ち上がり(図5(b)参照)、ワイパ移動用モータ54の停止により払拭位置で停止する(図5(c)参照)。このとき、蓋58は、内表面58bに突起52bが当接することにより洗浄液槽60の上面を開ける方向に回転しているので、真っ直ぐ立ち上がった後は(図5(b)参照)、自重によって回転し(図5(c)参照)、外表面58aが突起52aに当接して停止する(図5(d)参照)。
次に、CPU72は、キャリッジモータ34を駆動させて印刷ヘッド24を待機位置から右方向へ移動させる(ステップS130)。このとき、ワイパ46がノズル形成面23aに当接するので、ノズル形成面23aは払拭されワイパ46には払拭した際のインクや埃等が付着する(図6(b)参照)。そして、印刷ヘッド24がホームポジションに到達したか否かを検出する(ステップS140)。ステップS140で印刷ヘッド24がホームポジションに到達していなければ、再びステップS130に戻り、到達していれば、ノズル形成面23aの払拭は完了しているので(図6(c)参照)、ワイパ移動用モータ54を駆動させ、ワイパ46を払拭位置から浸漬位置に移動させる(ステップS150)。ワイパ46は、ワイパ移動用モータ54の駆動により払拭位置から回転しながら移動し(図7(a)参照)、ワイパ移動用モータ54の停止により浸漬位置で停止する(図7(b)参照)。このとき、蓋58は、外表面58aに突起52aが当接することにより洗浄液槽60の上面を閉じる方向に回転しているので、真っ直ぐ立ち上がった後は(図7(b)参照)、自重によって回転し、内表面58bが洗浄液槽60に当接して停止する(図7(c)参照)。
次に、CPU72は、ワイパ移動用モータ54を駆動させて所定の揺動条件に基づいてワイパ46を揺動させると共にタイマ77により経過時間の計時を行う(ステップS160)。この所定の揺動条件は、ワイパ移動用モータ54の回転速度(揺動速度)や正転逆転周期、ワイパ46の振幅、揺動時間等からなり、予め実験等により求めROM73に記憶されている。ここで、揺動時間は、一定の揺動速度に対して、ワイパ46に付着した付着物の量や乾燥の程度に応じた必要な時間として実験等により複数求めて記憶しており、前回の本ルーチン実行時からの時間間隔からワイパ46に付着するであろう付着物の量や乾燥の程度を想定して最適な揺動時間が決定される。そして、所定の揺動時間が経過したか否かをタイマ77の値に基づいて判定し(ステップS170)、所定の揺動時間が経過していないときには、再びステップS160に戻り、経過していれば、ワイパ移動用モータ54の駆動を停止しワイパ46の揺動を停止させて(ステップS180)、本ルーチンを終了する。このように、洗浄液槽60の中でワイパ46が揺動されるので(図7(d)参照)、ワイパ46に付着したインクや埃等の付着物を固化させることなく早く確実に除去することができる(図7(e)参照)。
また、CPU72は、上記ワイパ作動ルーチンを実行した累積回数をフラッシュメモリ75に記憶し、所定回数になったときは排出弁68と供給弁64の開閉を制御して、洗浄液槽60の洗浄液を廃液タンク66へ排出し供給タンク62から新たな洗浄液を供給する。なお、この所定回数は、洗浄液が汚れて十分な洗浄能力を発揮できない回数を予め実験等により求めROM73に記憶されている。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のインクジェットプリンタ10が本発明の流体吐出装置に相当し、印刷ヘッド24が吐出ヘッドに相当し、ワイパ移動用モータ54が移動手段に相当し、インク滴が流体に相当し、用紙Sがターゲットに相当する。
以上詳述した本実施形態のインクジェットプリンタ10によれば、ノズル形成面23aを払拭するときにはワイパ移動用モータ54がワイパ46を払拭位置に移動させ、ワイパ46を洗浄するときにはワイパ移動用モータ54がワイパ46を浸漬位置に移動させてから揺動させるので、ワイパ46に付着した付着物を固化させることなく早く確実に除去することができる。
また、ワイパ46を揺動させるときには洗浄液槽60の蓋58が閉じているので、洗浄液が周囲に飛散するのを防ぐと共に異物が洗浄液槽60へ落下するのを防ぐことができる。
更に、回転軸50を中心としてワイパ46と蓋58を回転移動させるので、比較的容易にワイパ46を移動させることができると共に小スペース化を図ることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、ワイパ46の揺動をタイマ77により計時して終了させるものとしたが、浸漬中は常時行うものとしてもよい。また、ワイパ作動ルーチンの実施回数に応じて揺動を行うものとしてもよい。このようにしても、上述した実施形態と同様の効果が得られる。
上述した実施形態では、ワイパ46の揺動時間を可変させるものとしたが、揺動速度を可変させてもよい。ここで、揺動速度は、一定の揺動時間に対して、ワイパ46に付着した付着物の量や乾燥の程度に応じた必要な速度として実験等により複数求めて記憶しており、前回の本ルーチン実行時からの時間間隔からワイパ46に付着するであろう付着物の量や乾燥の程度を想定して最適な揺動速度が決定される。こうすれば、揺動時間が短時間という制約を受ける場合でもワイパ46に付着した付着物を確実に除去することができる。
上述した実施形態では、ワイパ46を揺動させることで付着物を除去しやすくするものとしたが、洗浄液槽60の洗浄液に超音波を伝播させる超音波洗浄を行うことによりワイパ46の付着物を除去しやすくするものとしてもよい。
上述した実施形態では、洗浄液として純水を用いたが、インクの溶媒を主成分としてインクに含まれる界面活性剤を添加したものを用いてもよい。また、洗浄液を加温して洗浄力を上げるものとしてもよい。
上述した実施形態では、ワイパ46の回転軸50に突起52a,52bを設けることにより蓋58を回転させるものとしたが、蓋58に蓋回転用軸92を設け蓋回転用モータ94とベルト96により蓋58を回転させるものとしてもよい(図8参照)。なお、図8において上述した実施形態と同じ構成要素については、同じ符号を付し、その説明を省略する。また、回転させずに巻取り式のシャッターやスライド式の蓋を採用して洗浄液槽60の上面を開閉するものとしてもよい。
上述した実施形態では、ワイパ46は回転軸50を中心として回転移動させるものとしたが、昇降機構を用いてワイパ46を上下に昇降移動させるものとしてもよい。
上述した実施形態では、CPU72の制御によりワイパ移動用モータ54を駆動させてワイパ46を移動させたり揺動させたりするものとしたが、オペレータが手動でスイッチを押すことによりワイパ移動用モータ54を駆動させてワイパ46を移動させたり揺動させたりするものとしてもよい。あるいはオペレータが手動で直接ワイパ46を移動させたり揺動させたりするものとしてもよい。
上述した実施形態では、印刷ヘッド24が移動しながらノズル形成面23aをワイパ46が清掃するものとしたが、ワイパ46が移動するものとしてもよい。また、インクジェットプリンタ10はシリアルプリンタとして説明したが、用紙幅と同じ長さにノズルが並んでいるラインヘッド型のプリンタとしてもよい。
上述した実施形態では、用紙Sにインクを吐出するものとしたが、CDやDVDなどの各種ディスクやガラス板,金属板などの如何なるターゲットに如何なる流体を吐出して印刷を行なうものとしてもよい。
インクジェットプリンタ10の構成の概略を示す構成図。 ワイパ装置45の説明図。 洗浄液槽60の斜視図。 ワイパ作動ルーチンの一例を表す説明図。 ワイパ46を移動させる説明図。 ワイパ46がノズル形成面23aを払拭する説明図。 ワイパ46を移動させて揺動させる説明図。 ワイパ装置45の別例の説明図。
符号の説明
10 インクジェットプリンタ、21 プリンタ機構、22 キャリッジ、23 ノズル、23a ノズル形成面、24 印刷ヘッド、25 リニア式エンコーダ、26 インクカートリッジ、28 ガイド、32 キャリッジベルト、33 駆動モータ、34 キャリッジモータ、35 紙送りローラ、40 キャッピング装置、44 プラテン、45 ワイパ装置、46 ワイパ、48 支持部、50 回転軸、52a,52b 突起、54 ワイパ移動用モータ、56 ベルト、58 蓋、58a 外表面、58b 内表面、58c 中空円筒部、60 洗浄液槽、62 供給タンク、64 供給弁、66 廃液タンク、68 排出弁、70 コントローラ、72 CPU、73 ROM、74 RAM、75 フラッシュメモリ、76 インタフェース(I/F)、77 タイマ、80 操作パネル、82 電源スイッチ、90 ユーザPC、92 蓋回転用軸、94 蓋回転用モータ、96 ベルト。

Claims (5)

  1. 流体をターゲットに吐出する複数のノズルが形成されているノズル形成面を有する吐出ヘッドと、
    前記ノズル形成面に当接し前記吐出ヘッドと相対的に移動しながら該ノズル形成面を払拭するワイパと、
    洗浄液を収容し前記ワイパを浸漬させて洗浄する洗浄液槽と、
    前記ワイパを前記ノズル形成面に当接する位置と前記洗浄液槽に浸漬する位置との間で移動させる移動手段と、
    を備えた流体吐出装置。
  2. 前記移動手段は、前記ワイパが前記洗浄液槽に浸漬しているときに該ワイパを揺動させる、
    請求項1に記載の流体吐出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の流体吐出装置であって、
    前記ワイパが出入りする前記洗浄液槽の上面を開閉自在な蓋と、
    前記ワイパが前記ノズル形成面に当接するときは事前に該蓋を開状態とし、前記ワイパが前記洗浄液槽中に浸漬するときは該蓋を閉状態とする蓋開閉手段と、
    を備えた流体吐出装置。
  4. 前記移動手段は、回転軸を中心として前記ワイパを回転移動させる、
    請求項1〜3のいずれかに記載の流体吐出装置。
  5. 前記蓋開閉手段は、前記回転軸を中心として前記蓋を回転させて前記洗浄液槽の上面を開閉する、
    請求項4に記載の流体吐出装置。
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