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JP2008283363A - 圏外通信システム、方法、およびプログラム - Google Patents

圏外通信システム、方法、およびプログラム Download PDF

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JP2008283363A JP2007124500A JP2007124500A JP2008283363A JP 2008283363 A JP2008283363 A JP 2008283363A JP 2007124500 A JP2007124500 A JP 2007124500A JP 2007124500 A JP2007124500 A JP 2007124500A JP 2008283363 A JP2008283363 A JP 2008283363A
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Abstract

【課題】圏外である場合の着信情報の送信先をユーザが自身で簡単に登録することができ、圏外であっても携帯端末装置に着信情報を受信することができるようにする。
【解決手段】メッセージサーバ5は、電話網から電話が転送されると、圏外にいる旨のメッセージを呼び出し元の携帯電話8に送信し、呼び出し先の電話番号を基に、位置情報DB53を検索する。呼び出し先の電話番号が位置情報DB53に登録されている場合、この検索結果に基づいて、対応する送受信装置2宛に、呼び出し元の電話番号含んだ着信通知(「090-xxxx-xxxx宛に090-xxxx-xxxxから電話がありました」など)をメッセージ中継装置1に送信する。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えばメールや音声通話などで携帯端末装置間に通信を行わせる機能を備えた圏外通信システム、方法、およびプログラムに関する。
従来より、携帯電話が基地局からの通信サービス圏外(以下、圏外)にある時の着信履歴を、その携帯電話が基地局からの通信サービス圏内(以下、圏内)に入った時に、メール等を使用して通知するサービスがある(例えば、特許文献1参照)。
また、着信情報を通知するシステムの例として、自己のエリアに存在する携帯電話と近距離無線通信可能な中継端末を備え、中継管理装置がサービスセンターから携帯電話の着信通知を受信した時、中継端末に着信通知し、近距離無線通信により携帯電話に着信を通知し、通話を可能にするものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、着信情報を通知するシステムの例として、移動通信端末が移動通信網のサービス圏外にあると判断した時、近距離無線通信手段を用いてサーチを行い、固定通信端末との間で近距離リンクを確立し、中継サーバが、着信があった時に固定通信端末を経由して移動通信端末に対して着信を中継するものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開2002−374353号公報 特開2003−244772号公報 特開2005−204213号公報
しかしながら、上述した特許文献1のものでは、圏外時の着信履歴をサーバに保持し、圏内に移動した際にメールなどを使用し着信履歴を通知する。すなわち、圏内に移動しないと、圏外時の着信履歴を知ることができなかった。
また、上述した特許文献2のものは、サービスセンターに携帯電話の端末番号を登録する手段を中継管理装置が有するものであり、ユーザが自身で簡単に登録できるようにすることについてまで考慮されたものではなかった。
また、上述した特許文献3のものは、移動通信端末に対する着信があった時に移動端末識別情報を用いて端末識別情報データベースを検索し、着信した通話を中継するものであり、ユーザが携帯端末装置から送受信装置を介してデータベースに登録し、着信情報を受信できるようにすることについてまで考慮されたものではなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザが携帯端末装置から送受信装置を介して着信情報の送信先を登録できるようにすることで、圏外である場合の着信情報の送信先をユーザが自身で簡単に登録することができ、圏外であっても携帯端末装置に着信情報を受信することができる圏外通信システム、方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明に係る圏外通信システムは、携帯端末装置を特定する端末特定情報に送受信装置の特定情報を関連付けて格納する装置情報格納手段と、着信を受けた際に当該着信による呼び出し先装置が通信サービス圏外である場合に、上記装置情報格納手段を照会し、該装置情報格納手段で該呼び出し先装置の端末特定情報に関連付けられた送受信装置宛の着信情報を送信する着信情報送信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る圏外通信方法は、携帯端末装置を特定する端末特定情報に送受信装置の特定情報を関連付けて格納する装置情報格納工程と、着信を受けた際に当該着信による呼び出し先装置が通信サービス圏外である場合に、上記装置情報格納工程で該呼び出し先装置の端末特定情報に関連付けて格納した送受信装置宛の着信情報を送信する着信情報送信工程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る圏外通信プログラムは、携帯端末装置を特定する端末特定情報に送受信装置の特定情報を関連付けて格納する装置情報格納処理と、着信を受けた際に当該着信による呼び出し先装置が通信サービス圏外である場合に、上記装置情報格納処理で該呼び出し先装置の端末特定情報に関連付けて格納した送受信装置宛の着信情報を送信する着信情報送信処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、ユーザが携帯端末装置から送受信装置を介して着信情報の送信先を登録でき、このため、圏外である場合の着信情報の送信先をユーザが自身で簡単に登録することができ、圏外であっても携帯端末装置に着信情報を受信することができる。
次に、本発明に係る圏外通信システム、方法、およびプログラムを携帯電話に適用した一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
まず、本実施形態の概略について説明する。
本実施形態は、携帯電話が圏外にある場合であっても、あらかじめ赤外線通信搭載携帯電話の赤外線通信を使って位置情報を圏外通知システムのDB(Database)に登録しておくことで、圏外時の着信通知を圏外通知システムを使用して通知するようにしたものである。
このように、本実施形態は、着信があった時点で呼び出し先の携帯電話が圏外である場合にも、着信情報として着信通知を送信できるようにする機能を提供するものである。
本実施形態としての圏外通信システムは、図1に示すように、メッセージサーバ5と、メッセージサーバ5と送受信装置2間のメッセージの送受信を行うメッセージ中継装置1と、赤外線通信搭載携帯電話と赤外線通信でメッセージ送受信を行う赤外線通信可能な送受信装置2とを含んで構成される。このメッセージサーバ5は、携帯電話の位置情報を保持し、圏外時に交換機から着信通知を受け取り、位置情報が登録されている携帯電話に着信通知を送信する。
図1に示す構成例では、メッセージサーバ5はインターネット網4を介してメッセージ中継装置1に接続される。また、メッセージサーバ5は、電話網6により交換機61に接続され、この電話網6の交換機61を介して基地局7に接続される。このことにより、メッセージサーバ5は、基地局7に無線通信で接続された呼び出し元の携帯電話8に接続されることとなる。
本実施形態では、こうした構成により、携帯端末装置から送受信装置を介して着信情報の送信先登録を受け、メッセージサーバ5の位置情報DB(装置情報格納手段)53に登録し、圏外であっても携帯端末装置に着信情報を送信することができるようにしている。
〔メッセージ中継装置1〕
次に、図1に示す構成の各部について、詳細に説明する。
メッセージ中継装置1は、携帯電話情報登録の動作として、送受信装置2から端末登録情報を受信するとメッセージサーバ5に端末登録情報を送信する。
また、メッセージ中継装置1は、圏外時メッセージ通知として、メッセージサーバ5から着信通知を受信すると、送信先のアドレスを基にメッセージDB(着信情報格納手段)13に保存し、送受信装置2に着信通知受信メッセージを送信する。
メッセージ中継装置1によるメッセージ受信動作について説明する。
まず、送受信装置2から着信通知取得メッセージを受信すると、端末情報を基にメッセージDB13から着信通知を取得し、送受信装置2に取得した着信通知を送信する。送受信装置2から着信通知送信完了メッセージを受信すると、送信完了した着信通知をメッセージDB13から削除する。
また、メッセージ中継装置1は、終了動作として、送受信装置2から終了メッセージを受信すると、送受信装置番号を基にメッセージDB13から該当する着信通知を削除し、終了メッセージをメッセージサーバ5に送信する。
また、メッセージ中継装置1は、自動削除動作として、最終アクセスから予め定められた時間経つと、自動的にメッセージDB13から着信通知を削除する。
次に、メッセージ中継装置1の制御部11について説明する。
制御部11は、携帯電話情報登録動作として、送受信装置2から端末登録情報を受信すると、メッセージサーバ5に端末登録情報を送信する。
また、制御部11は、圏外時メッセージ通知動作として、メッセージサーバ5から着信通知を受信すると、送信先のアドレスを基にメッセージDB13に保存し、送受信装置2に着信通知受信メッセージを送信する。
制御部11は、メッセージ受信動作として、送受信装置2から着信通知取得メッセージを受信すると、端末情報を基にメッセージDB13から着信通知を取得し、送受信装置2に取得した着信通知を送信する。送受信装置2から着信通知送信完了メッセージを受信すると送信完了した着信通知をメッセージDB13から削除する。
制御部11は、終了動作として、送受信装置2から終了メッセージを受信すると送受信装置番号を基にメッセージDB13から該当する着信通知を削除し、終了メッセージをメッセージサーバ5に送信する。
制御部11は、自動削除動作として、最終アクセスから予め定められた時間経つと、自動的にメッセージDB13から着信通知を削除する。
次に、メッセージ中継装置1の送受信部12について説明する。
送受信部12は、携帯電話情報登録動作として、送受信装置2との間で端末登録メッセージを受信する。また、メッセージサーバ5との間で端末登録メッセージを送信する。
送受信部12は、圏外時メッセージ通知動作として、メッセージサーバ5との間で着信通知を受信する。また、送受信装置2との間で着信通知受信メッセージを送信する。
送受信部12は、メッセージ受信動作として、送受信装置2との間で着信通知取得メッセージを受信する。また、送受信装置2との間で着信通知を送信する。また、送受信装置2との間で着信通知送信完了メッセージを受信する。
送受信部12は、終了動作として、送受信装置2との間で終了メッセージを受信する。
メッセージ中継装置1のメッセージDB13は、着信通知を保存する。
〔送受信装置2〕
次に、送受信装置2について説明する。
送受信装置2は、携帯電話情報登録動作として、赤外線通信搭載携帯電話から端末登録メッセージを受信すると、メッセージ中継装置1に端末登録メッセージを送信する。
送受信装置2は、圏外メッセージ通知動作として、メッセージ中継装置1から着信通知受信メッセージを受信すると、受信点灯ランプを点灯する。
送受信装置2によるメッセージ受信動作について説明する。まず、赤外線通信搭載携帯電話3から赤外線受信を検知すると、メッセージ中継装置1に着信通知取得メッセージを送信する。また、着信通知を受信すると、赤外線通信搭載携帯電話3へ送信する。着信通知送信完了後、メッセージ中継装置1に着信通知送信完了メッセージを送信し、受信点灯ランプを消す。
また、送受信装置2は、終了動作として、終了入力部から入力を基に、終了メッセージをメッセージ中継装置1に送信し、受信点灯ランプを消す。
この送受信装置2は、図1に示すように、終了ボタンにより押下入力を受け、位置情報DB53内の登録情報削除、着信通知削除を行うための終了入力部21と、受信メッセージ有りの時に点灯する受信点灯ランプ22と、送受信部23と、制御部24と、赤外線送受信部25とを備える。
次に、送受信装置2の送受信部23について説明する。
送受信部23は、携帯電話情報登録動作として、メッセージ中継装置1との間で端末登録メッセージを送信する。
送受信部23は、圏外時メッセージ通知動作として、メッセージ中継装置1との間で着信通知受信メッセージを受信する。
送受信部23は、メッセージ受信動作として、メッセージ中継装置1との間で着信通知取得メッセージを送信する。また、メッセージ中継装置1との間で着信通知を受信し、着信通知送信完了メッセージを送信する。
送受信部23は、終了動作として、メッセージ中継装置1との間で終了メッセージを送信する。
次に、送受信装置2の制御部24について説明する。
制御部24は、携帯電話情報登録動作として、赤外線通信搭載携帯電話から端末登録メッセージを受信すると、メッセージ中継装置1に端末登録メッセージを送信する。
制御部24は、圏外メッセージ通知動作として、メッセージ中継装置1から着信通知受信メッセージを受信すると、受信点灯ランプを点灯する。
制御部24によるメッセージ受信動作について説明する。
赤外線通信搭載携帯電話から赤外線受信を検知すると、メッセージ中継装置1に着信通知取得メッセージを送信する。着信通知を受信すると、赤外線通信搭載携帯電話へ送信する。着信通知送信完了後、メッセージ中継装置1に着信通知送信完了メッセージを送信し、受信点灯ランプを消す。
また、制御部24は、終了動作として、終了入力部から入力を基に、終了メッセージをメッセージ中継装置1に送信し、受信点灯ランプを消す。
次に、送受信装置2の赤外線送受信部25について説明する。
この赤外線送受信部25は、携帯電話3との間で常に送信と受信可能な状態であることとする。
赤外線送受信部25は、携帯電話情報登録動作として、赤外線通信搭載携帯電話との間で端末登録メッセージを受信する。
赤外線送受信部25は、メッセージ受信動作として、赤外線通信搭載携帯電話との間で着信通知を受信する。
〔携帯電話3〕
次に、赤外線通信機能を備えた携帯電話3について説明する。
携帯電話3は、携帯電話情報登録動作として、送受信装置2との間で端末登録メッセージを送信する。
また、携帯電話3は、メッセージ受信動作として、送受信装置2との間で着信通知を受信する。
〔メッセージサーバ5〕
次に、メッセージサーバ5について説明する。
メッセージサーバ5は、携帯電話情報登録動作として、メッセージ中継装置1から端末登録メッセージを受信すると端末登録情報を位置情報DB53に登録する。
メッセージサーバ5による圏外時メッセージ通知動作について説明する。
電話網から電話が転送されると、圏外にいる旨のメッセージを呼び出し元の携帯電話8に送信し、呼び出し先の電話番号を基に、位置情報DB53を検索する。呼び出し先の電話番号が位置情報DB53に登録されている場合、この検索結果に基づいて、対応する送受信装置2宛に、呼び出し元の電話番号含んだ着信通知(「090-xxxx-xxxx宛に090-xxxx-xxxxから電話がありました」など)をメッセージ中継装置1に送信する。
また、メッセージサーバ5は、削除動作として、メッセージ中継装置1から削除メッセージを受信すると、送受信装置2を基に位置情報DB53から登録情報を削除する。
また、メッセージサーバ5は、自動削除動作として、携帯電話情報登録をしてから一定時間経つと自動的に位置情報DB53から登録情報を削除する。
次に、メッセージサーバ5の制御部51について説明する。
制御部51は、携帯電話情報登録動作として、メッセージ中継装置1から端末登録メッセージを受信すると端末登録情報を位置情報DB53に登録する。
制御部51による圏外時メッセージ通知動作について説明する。
電話網から電話が転送されると、圏外にいる旨のメッセージを呼び出し元の携帯電話8に送信し、呼び出し先の電話番号を基に、位置情報DB53を検索する。呼び出し先の電話番号が位置情報DB53に登録されている場合、この検索結果に基づいて、対応する送受信装置2宛に、呼び出し元の電話番号含んだ着信通知(「090-xxxx-xxxx宛に090-xxxx-xxxxから電話がありました」など)をメッセージ中継装置1に送信する。
また、制御部51は、削除動作として、メッセージ中継装置1から削除メッセージを受信すると、送受信装置2を基に位置情報DB53から登録情報を削除する。
また、制御部51は、自動削除動作として、携帯電話情報登録をしてから一定時間経つと自動的に位置情報DB53から登録情報を削除する。
メッセージサーバ5の位置情報DB53は、図2に例示するように、携帯電話の電話番号(端末特定情報)に、その携帯電話と通信する送受信装置を関連付けて構成される。換言すれば、位置情報DB53のレコードは、携帯電話の電話番号と位置情報(送受信装置の特定情報)を含むものとして構成される。
携帯電話の電話番号はユニークなキーであり、同じ電話番号で位置情報を登録する場合は最新状態が上書きされることとなる。図2における項番5は、同じ電話番号で位置情報を2つ登録できないことを例示するものである。
逆に、送受信装置に対しては複数の携帯電話番号を登録することができる。図2の例では、項番1から3にあるように、電話番号090-0000-0001、090-0000-0002、090-0000-0003の3つの電話番号が同じ送受信装置2aが登録されている。
ここで、メッセージサーバ5がメッセージDB13からメッセージを取得しようとする場合、電話番号と位置情報をキーとしてメッセージDB13にアクセスすることとなる。このため、問題なく上記3つの電話番号ごとにメッセージを受信できる。
次に、メッセージサーバ5の送受信部52について説明する。
送受信部52は、携帯電話情報登録動作として、メッセージ中継装置1との間で端末登録メッセージを受信する。
送受信部52は、圏外時メッセージ通知動作として、メッセージ中継装置1との間で着信通知を送信する。
送受信部52は、削除動作として、メッセージ中継装置1との間で削除メッセージを受信する。
〔動作〕
次に、本実施形態としての圏外通信システムの各動作について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、ユーザは圏外時転送電話サービスを利用するために、登録を行う。
この登録動作では、ユーザが圏外時転送電話サービスに加入すると、キャリアの交換機61に、そのユーザの携帯電話3への着信時における転送先をASP(Application Service Provider)として設定する。
次に、携帯電話情報の登録動作について、図3を参照して説明する。
登録を行うユーザは、赤外線通信搭載携帯電話3で専用アプリを起動し、端末登録メッセージを自分が使用する送受信装置2に向けて赤外線送信する(ステップS1)(登録要求手段)。
送受信装置2は赤外線通信で端末登録メッセージを受信すると、メッセージ中継装置1に送信する。メッセージ中継装置1は端末登録メッセージを受信すると、メッセージサーバ5に端末登録メッセージを送信する(ステップS2)。
こうして送受信装置2がメッセージ中継装置1を介して登録情報をメッセージサーバ5に送信する機能が、この送受信装置2の登録情報送信手段として実現される。
メッセージサーバ5で端末登録メッセージを受信すると、位置情報DB53に携帯電話の情報と登録する送受信装置2の情報を登録する(ステップS3)。
ここで図2の例を参照して上述したように位置情報DB53が構成されるため、1つの携帯電話番号につき1つの位置情報が登録されることとなる。また、送受信装置2に対しては複数の携帯電話番号が登録されてもよい。
次に、圏外時メッセージ通知動作について、図4を参照して説明する。
まず、呼び出し元の携帯電話8が、呼び出し先の携帯電話3に電話をかける(ステップS11)。
交換機61により送信先が圏外にいると判定され(ステップS12;Yes)、かつ圏外時転送電話サービスに加入している場合(ステップS14;Yes)、交換機61は設定されたメッセージサーバ5に電話の呼び出しを転送する。
メッセージサーバ5は転送電話を受信すると、圏外にいる旨のメッセージを呼び出し元の携帯電話8に流す。
メッセージサーバ5は、送信先携帯電話3の電話番号を基に位置情報DB53を検索する(ステップS15)。
位置情報DB53に送信先の電話番号が登録されていた場合(ステップS17;Yes)、登録されている送受信装置2宛に送信元電話番号の情報を含む予め定められた着信通知(例えば、「090-xxxx-xxxx宛に090-xxxx-xxxxから電話がありました」など)をメッセージ中継装置1に送信する(ステップS18)(着信情報送信手段)。
メッセージ中継装置1は、着信通知を受信するとメッセージDB13に着信通知を保存し、着信通知受信メッセージを送受信装置2に送信する(ステップS19)。
送受信装置2は、着信通知受信メッセージを受信すると、受信メッセージ有りを示す受信点灯ランプ22を点灯させる(ステップS20)。
次に、メッセージ受信動作について、図5を参照して説明する。
ユーザは、赤外線送受信部25を備えた送受信装置2がある店舗に携帯電話を持ってきて、送受信装置2の受信点灯ランプ22が受信メッセージ有りとして点灯していることを確認した上で、着信通知の受信操作を開始する。
ユーザは赤外線通信搭載携帯電話3で、専用アプリを起動し、自分が使用する送受信装置2に向けて赤外線受信を行う(ステップS21)。
送受信装置2は、赤外線通信搭載携帯電話3からの赤外線受信を検知すると(ステップS22)、メッセージ中継装置1に着信通知取得メッセージを送信する(ステップS23)。
メッセージ中継装置1が着信通知取得メッセージを受信すると、端末情報と送受信装置2の番号を基にメッセージDB13に入っていた着信通知をすべて受信し(ステップS24)、取得した着信通知を送受信装置2に送信する(ステップS25)。
送受信装置2が着信通知を取得すると、赤外線搭載携帯電話3に着信通知を送信する(ステップS26)(端末宛送信手段)。赤外線搭載携帯電話3は、着信通知を受信する(ステップS27)。
送受信装置2はメッセージ送信完了後、着信通知送信完了メッセージをメッセージ中継装置1に送信する(ステップS28)。
メッセージ中継装置1は、着信通知送信完了メッセージを受信すると、送信した着信通知をメッセージDB13から削除する(ステップS29)。
メッセージ中継装置1で着信通知が削除された後、削除完了通知が送受信装置2に送信される(ステップS30)。送受信装置2は削除完了通知メッセージを受信すると、受信点灯ランプ22を消灯させる(ステップS31)。
次に、終了動作について説明する。
ユーザは、送受信装置2の終了入力部21に、受信操作終了の旨を入力する。送受信装置2は終了入力を受けると、終了メッセージをメッセージ中継装置1に送信する。
メッセージ中継装置1が終了メッセージを受信すると、送信元の送受信装置2の特定情報を基にメッセージDB13を検索し、存在する場合には着信通知をすべて削除する。
メッセージ中継装置1は、メッセージサーバ5に終了メッセージを通知する。
メッセージサーバ5は、終了メッセージを受信すると、通知された送受信装置2を基に位置情報DB53を検索し、登録データが存在する場合にはそのデータを位置情報DB53から削除する。
着信通知が削除された通知をメッセージサーバ5から受信した後、送受信装置2は受信点灯ランプ22を消灯させる。
次に、自動削除動作について説明する。
メッセージ中継装置1は、呼び出し先の携帯電話3からアクセスがないまま予め定められた時間経過すると、その携帯電話3宛の着信通知をメッセージDB13から削除する(着信情報削除手段)。
また、メッセージサーバ5は、呼び出し先の携帯電話3からアクセスがないまま予め定められた時間経過すると、その携帯電話3について登録された位置情報を位置情報DB53から削除する(装置情報削除手段)。
携帯電話3が圏内エリアに入った場合は、通常の携帯電話として使用できる。位置情報や着信通知の削除を行わないまま別の場所で圏外になったときは以前登録した送受信装置2にメッセージが届くが、本実施形態としての圏外通信システムでは、携帯電話情報と送受信装置2の情報とに基づいてメッセージDB13を検索してメッセージを受信させるため、セキュリティ上問題ない。また、上述のように所定時間経過すると自動削除することで、削除を忘れた場合も問題ない。
以上のように、上述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
第1の効果は、圏外時にも着信通知をリアルタイムに知ることができることにある。
その理由は、事前にメッセージサーバ5に携帯電話の位置情報を登録しておくことで、圏外時に着信通知を送受信装置2から赤外線通信を使用してメッセージを受信するためである。
第2の効果は、マルチキャリアに対応することができることにある。
その理由は、メッセージサーバ5をASPに設置し、キャリア内でメッセージサーバ5に転送するように転送電話の設定することで、すべてのキャリアで使用可能となるためである。
このように、上述した実施形態では、ユーザが携帯端末装置から送受信装置を介して着信通知の送信先である送受信装置2を登録することができる。このため、圏外である場合の着信通知の送信先をユーザが自身で簡単に登録することができ、圏外であっても送受信装置2を用いることで、携帯電話3に着信情報を受信することができる。
なお、上述した各実施形態は本発明の好適な実施形態であり、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した実施形態では着信通知として述べたが、上述した説明における電話番号をメールアドレスに(端末特定情報)、着信通知をメールデータに(着信情報)置き換えることで、上述した実施形態は、圏外時に受信したメールデータをメールサーバからリアルタイムに受信できるシステムとして実現することもできる。
このように、本実施形態に係る圏外通信システムで送受信装置2から呼び出し先の携帯電話3に送信する着信情報は、着信通知に限定されず、メールデータなどであっても同様に実現することができる。
また、上述した実施形態では、送受信装置および携帯電話の間での通信を赤外線通信により行うこととして説明したが、通信可能であればこのものに限定されず、例えばBluetooth(登録商標)等による近距離無線通信や、USB(登録商標)等のケーブル接続によるものであっても、本発明は同様に適用可能である。
また、上述した実施形態では、ユーザが用いる携帯端末装置が携帯電話であることとして説明したが、このものに限定されず、例えばPDA(Personal Digital Assistant)などであってもよい。
また、上述した各実施形態としての圏外通信システムを実現するための処理手順をプログラムとして記録媒体に記録することにより、本発明の各実施形態による上述した各機能を、その記録媒体から供給されるプログラムによって、システムを構成するコンピュータのCPUに処理を行わせて実現させることができる。
この場合、上記の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
すなわち、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体および該記録媒体から読み出された信号は本発明を構成することになる。
この記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROM等を用いてよい。
この本発明に係るプログラムによれば、当該プログラムによって制御されるコンピュータに、上述した本発明に係る各実施形態としての圏外通信システムにおける各機能を実現させることができる。
本発明によれば、圏外の飲食店(地下)など長時間滞在する場所に、基地局を設置する代わりに本発明に係る送受信装置を設置して、本発明に係るシステムとして接続することで、圏外着信通知やメール送受信を行うといった用途に適用できる。
さらに、上述した実施形態におけるメッセージサーバ5がASPに設置されることで、マルチキャリアに対応したシステムとして実現することができる。
本発明の実施形態としての圏外通信システムの構成例を示すブロック図である。 位置情報DB53の構成を説明するための図である。 携帯電話情報の登録動作を示すフローチャートである。 圏外時のメッセージ通知動作を示すフローチャートである。 メッセージ受信動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 メッセージ中継装置
2 送受信装置
3 携帯電話(呼び出し先装置の一例)
5 メッセージサーバ
61 交換機
7 基地局
8 携帯電話(呼び出し元装置の一例)

Claims (17)

  1. 携帯端末装置を特定する端末特定情報に送受信装置の特定情報を関連付けて格納する装置情報格納手段と、
    着信を受けた際に当該着信による呼び出し先装置が通信サービス圏外である場合に、前記装置情報格納手段を照会し、該装置情報格納手段で該呼び出し先装置の端末特定情報に関連付けられた送受信装置宛の着信情報を送信する着信情報送信手段と、を備えたことを特徴とする圏外通信システム。
  2. 前記携帯端末装置は、当該携帯端末装置の情報を前記装置情報格納手段に登録要求する登録要求手段を備え、
    前記送受信装置は、前記登録要求手段からの登録要求を受信すると、当該登録要求を発信した携帯端末装置の端末特定情報および該送受信装置の特定情報を前記装置情報格納手段に送信する登録情報送信手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の圏外通信システム。
  3. 前記送受信装置は、着信情報を受信した時に当該着信による呼び出し先装置である携帯端末装置に該着信情報を送信する端末宛送信手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の圏外通信システム。
  4. 前記着信情報を格納する着信情報格納手段を備え、前記着信情報格納手段に格納した後に前記送受信装置に着信情報を送信することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の圏外通信システム。
  5. 前記着信情報格納手段に格納された情報を、当該情報にアクセスがないまま予め定められた時間経過した時点で削除する着信情報削除手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の圏外通信システム。
  6. 前記装置情報格納手段に格納された情報を、当該情報にアクセスがないまま予め定められた時間経過した時点で削除する装置情報削除手段を備えたことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の圏外通信システム。
  7. 前記携帯端末装置は携帯電話であり、
    前記端末特定情報は携帯電話の電話番号であり、
    前記着信情報は、携帯電話への着信通知情報であることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の圏外通信システム。
  8. 前記携帯端末装置はメール送受信機能を備え、
    前記端末特定情報はメールアドレスであり、
    前記着信情報は、受信したメールデータであることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の圏外通信システム。
  9. 携帯端末装置を特定する端末特定情報に送受信装置の特定情報を関連付けて格納する装置情報格納工程と、
    着信を受けた際に当該着信による呼び出し先装置が通信サービス圏外である場合に、前記装置情報格納工程で該呼び出し先装置の端末特定情報に関連付けて格納した送受信装置宛の着信情報を送信する着信情報送信工程と、を備えることを特徴とする圏外通信方法。
  10. 前記携帯端末装置が当該携帯端末装置の情報を登録要求する登録要求工程を備え、
    前記送受信装置が前記登録要求工程での登録要求を受信した時、当該登録要求を発信した携帯端末装置の端末特定情報および該送受信装置の特定情報を該送受信装置が登録先装置に送信することで前記装置情報格納工程が行われることを特徴とする請求項9記載の圏外通信方法。
  11. 前記送受信装置が着信情報を受信した時に当該着信による呼び出し先装置である携帯端末装置に該着信情報を送信する端末宛送信工程を前記着信情報送信工程の後に備えることを特徴とする請求項9または10記載の圏外通信方法。
  12. 前記着信情報送信工程の後に前記着信情報を格納する着信情報格納工程を備え、
    前記着信情報格納工程で格納した後に前記送受信装置に着信情報を送信し、前記端末宛送信工程を行うことを特徴とする請求項11記載の圏外通信方法。
  13. 前記着信情報格納工程で格納された情報にアクセスがないまま予め定められた時間経過した時、該情報を削除する着信情報削除工程を備えたことを特徴とする請求項12記載の圏外通信方法。
  14. 前記装置情報格納工程で格納された情報にアクセスがないまま予め定められた時間経過した時、該情報を削除する装置情報削除工程を備えたことを特徴とする請求項9から13の何れか1項に記載の圏外通信方法。
  15. 前記携帯端末装置は携帯電話であり、
    前記端末特定情報は携帯電話の電話番号であり、
    前記着信情報は、携帯電話への着信通知情報であることを特徴とする請求項9から14の何れか1項に記載の圏外通信方法。
  16. 前記携帯端末装置はメール送受信機能を備え、
    前記端末特定情報はメールアドレスであり、
    前記着信情報は、受信したメールデータであることを特徴とする請求項9から14の何れか1項に記載の圏外通信方法。
  17. 携帯端末装置を特定する端末特定情報に送受信装置の特定情報を関連付けて格納する装置情報格納処理と、
    着信を受けた際に当該着信による呼び出し先装置が通信サービス圏外である場合に、前記装置情報格納処理で該呼び出し先装置の端末特定情報に関連付けて格納した送受信装置宛の着信情報を送信する着信情報送信処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする圏外通信プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013034131A (ja) * 2011-08-02 2013-02-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信サービス制御方法、通信サービス制御システムおよび発信履歴流通装置

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