JP2008282460A - 光ディスク及び光ディスク装置及び光ディスク記録再生アプリケーションプログラム - Google Patents
光ディスク及び光ディスク装置及び光ディスク記録再生アプリケーションプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】
複数の記録層を有する光ディスクに対して、ユーザが複数層の中で所望の層を選択して、フォーマット処理、又はクローズ処理、又はファイナライズ処理、又はプロテクト処理を行うことができるようにする。
【解決手段】
複数の記録層を有する光ディスクであって、各層を独立に又は複数の層で、フォーマット処理、又はクローズ処理、又はファイナライズ処理、又はプロテクト処理に対応し、さらに、ディスク上に各処理が実施された状態を管理する管理領域を備える。また、光ディスク装置であって、前記複数の記録層を有する光ディスクに対して各処理を実施する手段を備える。
【選択図】 図5
複数の記録層を有する光ディスクに対して、ユーザが複数層の中で所望の層を選択して、フォーマット処理、又はクローズ処理、又はファイナライズ処理、又はプロテクト処理を行うことができるようにする。
【解決手段】
複数の記録層を有する光ディスクであって、各層を独立に又は複数の層で、フォーマット処理、又はクローズ処理、又はファイナライズ処理、又はプロテクト処理に対応し、さらに、ディスク上に各処理が実施された状態を管理する管理領域を備える。また、光ディスク装置であって、前記複数の記録層を有する光ディスクに対して各処理を実施する手段を備える。
【選択図】 図5
Description
本発明は、複数の記録層を有する光ディスク及びそれらに対して記録再生する光ディスク装置及び光ディスク記録再生アプリケーションプログラムに関する。
近年の映像情報やコンピュータデータ等の大容量化に伴い、それらを保存する光ディスク媒体として、CDやDVDに代わる大容量媒体であるBlu−ray DiscやHD DVDなどのディスクの開発と、それらのディスクに対して記録再生を行う光ディスク装置の開発が行われている。現在は、Blu−ray DiscやHD DVDにおいて、2層の記録再生層を持つディスクが市販されており、また今後は、さらなる大容量化を目的として3層以上の記録再生層を持つ多層ディスクの開発が行われることが予測される。
ここで、現在市販されている2層の記録層を持つDVDやBlu−ray Disc、HD DVDにおいては、ユーザがデータを記録する場合にデータを記録可能な状態にするフォーマット処理に対応している。また、ユーザがディスクにデータを追加して記録できない状態にするクローズ処理に対応している。また、ユーザが記録ディスクを再生専用ディスクのような状態にするファイナライズ処理に対応している。また、ユーザがディスクに対して一時的にデータを記録できない状態にするプロテクト処理に対応している。
一方、複数の記録層を備えた光ディスクに関する従来技術として、例えば以下の特許文献1によれば、複数の記録層を備えた光ディスクに対して適切な記録条件(記録波形パラメータ)を設定する方法として、光ビームの入射面から最も遠い記録層から順に選択してデータを試し書きし、この試し書きされたデータを再生して、上記波形パラメータを設定するものが知られている。
しかしながら、上記で述べた従来の2層の記録層を持つDVDやBlu−ray Disc、HD DVDにおいては、2層を一括でフォーマット処理、クローズ処理、ファイナライズ処理、プロテクト処理を行うようになっており、各層を独立させて、それぞれの処理を行うことができなかった。
そのため、例えば50GBの記録容量の光ディスクに対して、ユーザが40GBのデータを記録し、そのうちの20GBを保存しておき、新たに20GBのデータを記録するためのフォーマット処理を行うことができなかった。また、例えば50GB記録容量の光ディスクに対して、20GBのデータを記録したところでクローズ処理を行った場合に、残りの30GBの記録容量が無駄になっていた。また、例えば50GB記録容量の光ディスクに対して、20GBまでデータを記録したところでファイナライズ処理を行う場合には、残りの30GBの記録容量が無駄になっていた。また、例えば50GB記録容量の光ディスクに対して、記録された20GBのデータのうちの10GBのデータは消去せずにプロテクト処理をし、残りの10GBのデータを消去することはできなかった。
一方、複数の記録再生層を持つ光ディスクに対して記録又は再生を行う光ディスク装置においては、従来技術のように、挿入された光ディスクの種類を判定した後、データを記録、又は再生を行うまでに、ディスクの感度補正を行うためのサーボ学習やレーザパワー学習を実施することが必要になるが、すべての層に対して各学習を実施した後にデータの記録又は再生を開始する場合には、層数に比例してデータを記録又は再生するまでの時間が長くなってしまう。
そこで本発明の目的は、複数の記録層を持つ光ディスクであり、各層を独立に又は複数の層で、フォーマット処理、クローズ処理、ファイナライズ処理、プロテクト処理を行うことができるようにする。また、本発明の目的は、光ディスク装置であり、前記複数の記録層を持つ光ディスクに対して、記録再生を行うことができるようにする。さらに、本発明の目的は、光ディスク記録再生アプリケーションプログラムであり、ユーザが所望の層を選択して、フォーマット処理、クローズ処理、ファイナライズ処理、プロテクト処理、及びデータの記録再生を行うことができるようにすることである。
本発明による光ディスクは、複数の記録層を有する光ディスクであって、各層を独立に又は複数の層で、フォーマット処理、又はクローズ処理、又はファイナライズ処理、又はプロテクト処理に対応し、さらに、ディスク上に各処理が実施された状態を管理する管理領域を備える。また、光ディスク装置であって、前記複数の記録層を有する光ディスクに対して、各処理を各層独立に又は複数の層で実施する手段を備える。
本発明によれば、複数の記録層を有する光ディスクに対して、各層を独立に又は複数の層で、フォーマット処理、クローズ処理、ファイナライズ処理、プロテクト処理を行うことが可能な光ディスク装置及び光ディスク記録再生アプリケーションプログラムであって、ディスクの記録領域を有効に活用することができるので、ユーザにとっても良好な光ディスク及び光ディスク装置及び光ディスク記録再生アプリケーションプログラムを提供できる。
以下、本発明を光ディスク装置に採用した実施の形態である幾つかの実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施例1における複数の記録層を有する光ディスクの一例であり、記録層はA層からD層までの4層構造となっている。
図1に示す光ディスクは、各層を独立に又は複数の層で、データを記録可能な状態にするフォーマット処理に対応する。この場合はB層が独立にフォーマット処理されている。なお、B層がフォーマット処理されている情報は、光ディスク上のフォーマット管理領域101に記録される。
なお、本実施例1の場合は、フォーマット管理領域101はA層に配置されているが、他の層にあってもよい。また、フォーマット管理領域101は、光ディスク上のどの半径位置にあってもよい。さらに、フォーマット管理領域101は、光ディスク上に複数あってもよい。
以上実施例1では、各層を独立に又は複数の層にてフォーマット処理に対応することで、ユーザは記録するデータの容量に応じてディスクを有効利用することができるため、多層ディスクのユーザの使い勝手を向上することができる。
図2は、実施例2における複数の記録層を有する光ディスクの一例であり、記録層はA層からD層までの4層構造となっている。
図2に示す光ディスクは、各層を独立に又は複数の層で、データを追加記録できない状態にするクローズ処理に対応する。この場合はA層が独立にクローズ処理されている。なお、A層がクローズ処理されている情報は、光ディスク上のクローズ管理領域102に記録される。
なお、本実施例2の場合は、クローズ管理領域102はA層に配置されているが、他の層にあってもよい。また、クローズ管理領域102は、光ディスク上のどの半径位置にあってもよい。さらに、クローズ管理領域102は、光ディスク上に複数あってもよい。
以上実施例2では、各層を独立に又は複数の層においてクローズ処理に対応することで、ユーザは必要なデータを保存することができるため、多層ディスクのユーザの使い勝手を向上することができる。
図3は、実施例3における複数の記録層を有する光ディスクの一例であり、記録層はA層からD層までの4層構造となっている。
図3に示す光ディスクは、各層を独立に又は複数の層で、再生専用ディスクのような状態にするファイナライズ処理に対応する。この場合はC層が独立にファイナライズ処理されている。なお、C層がファイナライズ処理されている情報は、光ディスク上のファイナライズ管理領域103に記録される。
なお、本実施例3の場合は、ファイナライズ管理領域103はA層に配置されているが、他の層にあってもよい。また、ファイナライズ管理領域103は、光ディスク上のどの半径位置にあってもよい。さらに、ファイナライズ管理領域103は、光ディスク上に複数あってもよい。
以上実施例3では、各層を独立に又は複数の層においてファイナライズ処理に対応することで、ユーザは必要なデータを保存することができるため、多層ディスクのユーザの使い勝手を向上することができる。
図4は、実施例4における複数の記録層を有する光ディスクの一例であり、記録層はA層からD層までの4層構造となっている。
図4に示す光ディスクは、各層を独立に又は複数の層で、一時的にデータを記録できない状態にするプロテクト処理に対応する。この場合はC層とD層が独立にプロテクト処理されている。なお、C層とD層がプロテクト処理されている情報は、光ディスク上のプロテクト管理領域104に記録される。
なお、本実施例4の場合は、プロテクト管理領域104はA層に配置されているが、他の層にあってもよい。また、プロテクト管理領域104は、光ディスク上のどの半径位置にあってもよい。さらに、プロテクト管理領域104は、光ディスク上に複数あってもよい。
以上実施例4では、各層を独立に又は複数の層においてプロテクト処理に対応することで、ユーザは必要なデータを一時的に保存することができるため、多層ディスクのユーザの使い勝手を向上することができる。
図5は、実施例5における光ディスク装置のブロック図である。
図5において、1は実施例1から実施例4で説明した複数の記録層を有する光ディスクである。光学機構である光ピックアップ2は、レーザを発光するレーザ光源3と、光ディスク1に対してレーザ光源3からのレーザ光を集光させる対物レンズ5と、光ディスク1からの反射光を受光するディテクタ6と、光ピックアップ2の収差を補正する収差補正機構7と、対物レンズ5を光ディスク1の垂直方向に駆動させるフォーカスアクチュエータ10と、対物レンズ5を光ディスク1の半径方向に駆動させるトラッキングアクチュエータ13と、対物レンズ5を光ディスク1のチルト方向に駆動させるチルトアクチュエータ16とから構成されている。
また、レーザ発光制御回路4は、レーザ光源3から発光するレーザの発光パワーを制御する。
収差補正機構制御回路8は、対物レンズ5の収差を補正するように、収差補正機構用ドライバ9を介して収差補正機構7を駆動する。フォーカス制御回路11は、ディテクタ6における受光信号に基づいて対物レンズ5が光ディスク1との合焦点距離を維持するためのフォーカスサーボ信号を生成し、フォーカスアクチュエータドライバ12を介してフォーカスアクチュエータ10を駆動する。トラッキング制御回路14は、ディテクタ6における受光信号に基づいて対物レンズ5が光ディスク1上のトラックを追従するためのトラッキングサーボ信号を生成し、トラッキングアクチュエータドライバ15を介してトラッキングアクチュエータ13を駆動する。チルト制御回路17は、対物レンズ5が光ディスク1の各記録層の反り量に合わせて動作するためのチルトサーボ信号を生成し、チルトアクチュエータドライバ18を介してチルトアクチュエータ16を駆動する。
ディスク回転制御回路20は、光ディスク1が所定の回転数で回転するように、ディスクモータドライバ21を介してディスクモータ19を駆動する。スライダ制御回路24は、スライダ駆動ドライバ23を解して光ピックアップ2を光ディスク1の半径方向に移動させるためのスライダ機構22を駆動する。媒体判定回路25は、ディテクタ6における受光信号に基づいて光ディスク1の種類を判定する。
さらに、状態コントローラ26は、光ディスク1に対してフォーマット処理を行うためのプログラムP1、及びクローズ処理を行うためのプログラムP2、及びファイナライズ処理を行うためのプログラムP3、及びプロテクト処理を行うためのプログラムP4を内蔵する。また、プログラムP1は、フォーマット処理後に光ディスク1上のフォーマット管理領域の情報を更新し、プログラムP2は、クローズ処理後に光ディスク1上のクローズ管理領域の情報を更新し、プログラムP3は、ファイナライズ処理後に光ディスク1上のファイナライズ管理領域の情報を更新し、プログラムP4は、プロテクト処理後に光ディスク1上のプロテクト管理領域の情報を更新する。
ここで、状態コントローラ26が、レーザ発光制御回路4、収差補正機構制御回路8、フォーカス制御回路11、トラッキング制御回路14、チルト制御回路17、ディスク回転制御回路20、スライダ制御回路24に指令を送ることにより、フォーマット処理プログラムP1、又はクローズ処理プログラムP2、又はファイナライズ処理プログラムP3、又はプロテクト処理プログラムP4を実行する。
続いて、図5に示す光ディスク装置においいてフォーマット処理、又はクローズ処理、又はファイナライズ処理、又はプロテクト処理が実行される際の動作について、図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、光ディスク装置に光ディスク1が挿入されると、媒体判定回路25において光ディスク1の種類を判定される(S601)。
次に、光ディスク装置が所望の層でフォーマット処理、又はクローズ処理、又はファイナライズ処理、又はプロテクト処理の指令を受信すると(S602)、状態コントローラ26はディスク回転制御回路20に対してディスクモータ19を所定の回転数で回転させる(S603)ように指令を送り、また、状態コントローラ26はレーザ発光制御回路4に対してレーザ発光を所定の状態にさせる(S604)ように指令を送る。さらに、状態コントローラ26は、フォーカス制御回路11、及びトラッキング制御回路14、及びチルト制御回路17、及び収差補正機構制御回路8、及びスライダ制御回路24に対して、それぞれフォーカスアクチュエータ10、及びトラッキングアクチュエータ13、及びチルトアクチュエータ16、及び収差補正機構7、及びスライダ移動機構22を所定の位置に移動させる(S605)ように指令を送る。
その後、状態コントローラ26はプログラムP1からP4により、フォーマット処理、又はクローズ処理、又はファイナライズ処理、又はプロテクト処理を実行し(S606)、最後にフォーマット管理領域、又はクローズ管理領域、又はファイナライズ管理領域、又はプロテクト管理領域が更新される(S607)。
なお、ディスク上の各管理領域が更新されるタイミングは、フォーマット処理、又はクローズ処理、又はファイナライズ処理、又はプロテクト処理が実行される前と実行された後でもよい。
また、本実施例5の光ディスク装置では、フォーマット処理を行うためのプログラムP1、及びクローズ処理を行うためのプログラムP2、及びファイナライズ処理を行うためのプログラムP3、及びプロテクト処理を行うためのプログラムP4を内蔵しているが、P1からP4のうち少なくと1つのプログラムを内蔵していてもよい。
以上実施例5では、複数の記録層を有する光ディスクに対して、各層を独立に又は複数の層で、フォーマット処理、クローズ処理、ファイナライズ処理、プロテクト処理を行う光ディスク装置を提供することで、ユーザは記録するデータの容量に応じてディスクを有効利用することができ、必要な記録データを保存することができるため、多層ディスクのユーザの使い勝手を向上することができる。
図7は、実施例6における光ディスク装置のブロック図であり、符号1から26までの動作及び機能については、前記実施例5における図5の符号1から26の説明と同様であるため、それらの説明については省略する。
図7において、ディスク情報再生回路27は、光ディスク1上の前記フォーマット管理領域に記録されている情報を読み出すフォーマット情報再生回路R1、及び前記クローズ管理領域に記録されている情報を読み出すクローズ情報再生回路R2、及び前記ファイナライズ管理領域に記録されている情報を読み出すファイナライズ情報再生回路R3、及び前記プロテクト管理領域に記録されている情報を読み出すプロテクト情報再生回路R4を備える。
また、ディスク状態判定回路28では、ディスク情報再生回路17にて各管理領域を再生した結果より、光ディスク1のどの層に対してフォーマット処理が実施されているか否かを判定するフォーマット状態判定回路J1、及びどの層に対してクローズ処理が実施されているか否かを判定するクローズ状態判定回路J2、及びどの層に対してファイナライズ処理が実施されているか否かを判定するファイナライズ状態判定回路J3、及びどの層に対してプロテクト処理が実施されているか否かを判定するプロテクト状態判定回路J4を備える。
さらに、学習コントローラ29は、レーザ発光制御回路4、又は収差補正機構制御回路8、又はフォーカス制御回路11、又はトラッキング制御回路14、又はチルト制御回路17に対して、光ディスク1の各記録層にて感度補正を行うための学習プログラムP5を内蔵する。
ここで、学習コントローラ29は、ディスク状態判定回路28の判定結果に基づいて、フォーマット処理、又はクローズ処理、又はファイナライズ処理、又はプロテクト処理が実施される層あるいは実施された層に対して学習プログラムP5を実行する。
続いて、図7に示す光ディスク装置において学習プログラムが実行される際の動作について、図8のフローチャートを用いて説明する。
まず、光ディスク装置に光ディスク1が挿入されると、媒体判定回路25において光ディスク1の種類を判定される(S801)。
次に、状態コントローラ26はディスク回転制御回路20に対してディスクモータ19を所定の回転数で回転させる(S802)ように指令を送り、また、状態コントローラ26はレーザ発光制御回路4に対してレーザ発光を所定の状態にさせる(S803)ように指令を送る。さらに、状態コントローラ26は、フォーカス制御回路11、及びトラッキング制御回路14、及びチルト制御回路17、及び収差補正機構制御回路8、及びスライダ制御回路24に対して、それぞれフォーカスアクチュエータ10、及びトラッキングアクチュエータ13、及びチルトアクチュエータ16、及び収差補正機構7、及びスライダ移動機構22を所定の位置に移動させる(S804)ように指令を送る。
その後、ディスク状態判定回路28では、ディスク情報再生回路27にて各管理領域を再生した結果より、光ディスク1のどの層に対してフォーマット処理、又はクローズ処理、又はファイナライズ処理、又はプロテクト処理が実施されているか否かを判定する(S805)。
最後に、学習コントローラ29は、ディスク状態判定回路28からの判定に基づいて学習プログラムP5を実行することで、レーザ発光制御回路4、又は収差補正機構制御回路8、又はフォーカス制御回路11、又はトラッキング制御回路14、又はチルト制御回路17に対して、フォーマット処理、又はクローズ処理、又はファイナライズ処理、又はプロテクト処理が実施される層あるいは実施された層において感度補正を行う(S806)。
また、本実施例6の光ディスク装置では、フォーマット処理を行うためのプログラムP1とフォーマット情報再生回路R1とフォーマット状態判定回路J1、及びクローズ処理を行うためのプログラムP2とクローズ情報再生回路R2とクローズ状態判定回路J2、及びファイナライズ処理を行うためのプログラムP3とファイナライズ情報再生回路R3とファイナライズ状態判定回路J3、及びプロテクト処理を行うためのプログラムP4とプロテクト情報再生回路R4とプロテクト状態判定回路J4を備えているが、P1とR1とJ1からP4とR4とJ4の組み合わせうち、少なくと1つの組み合わせが実装されていてもよい。
以上実施例6では、複数の記録層を有する光ディスクに対して、各層を独立に又は複数の層で、フォーマット処理、クローズ処理、ファイナライズ処理、プロテクト処理を行う光ディスク装置において、光ディスクのどの層に対して各処理が実施されているか否かを判定し、各処理が実施される層あるいは実施された層に対して感度補正を行うための学習プログラム備えることで、光ディスクからデータを再生、又は光ディスクにデータを記録するまでに時間を従来の方式よりも短縮することができ、また、ユーザは記録するデータの容量に応じてディスクを有効利用することができ、必要な記録データを保存することができるため、多層ディスクのユーザの使い勝手を向上することができる。
図9は、前記実施例1から実施例4において説明したA層からD層までの記録層を有する光ディスク、及び前記実施例5又は実施例6において説明した光ディスク装置に対応する光ディスク記録再生アプリケーションプログラムのフォーマットに関するユーザ操作画面の一例である。ここで、本実施例7の光ディスク記録再生アプリケーションプログラムは、光ディスク装置を認識して、光ディスク装置において判定した光ディスク情報を受信する機能を備える。
図9のユーザ操作画面(901)においては、受信した光ディスク情報に基づき、ユーザに対してディスクの各層の情報を開示する(902)。例えば本実施例7では、B層は既にフォーマットされた状態であり、D層は既にプロテクト処理がされた状態である。
また、ユーザがフォーマットする層を選択できるように選択画面を表示する(903)。
さらに、本実施例7では、A層とB層とC層に対してはフォーマット処理することができるが、D層はプロテクトされた状態であるため、D層に対してはフォーマット処理ができないようになっている。
以上実施例7では、ユーザは複数の層のうち利用したい層を選択して、フォーマット処理をすることができるため、多層ディスクのユーザの使い勝手を向上することができる。
図10は、前記実施例1から実施例4において説明したA層からD層までの記録層を有する光ディスク、及び前記実施例5又は実施例6において説明した光ディスク装置に対応する光ディスク記録再生アプリケーションプログラムのクローズに関するユーザ操作画面の一例である。ここで、本実施例8の光ディスク記録再生アプリケーションプログラムは、光ディスク装置を認識して、光ディスク装置において判定した光ディスク情報を受信する機能を備える。
図10のユーザ操作画面(1001)においては、受信した光ディスク情報に基づき、ユーザに対してディスクの各層の情報を開示する(1002)。例えば本実施例8では、A層は既にクローズ処理がされた状態であり、D層はプロテクト処理がされた状態である。
また、ユーザがクローズする層を選択できるように選択画面を表示する(1003)。本実施例8では、B層とC層に対してはクローズ処理することができるが、A層がクローズされた状態であるために、A層に対しては再度クローズ処理することができないようになっている。また、D層はプロテクトされた状態であるため、D層に対してはクローズ処理ができないようになっている。
以上実施例8では、ユーザは複数の層のうち利用したい層を選択して、クローズ処理をすることができるため、多層ディスクのユーザの使い勝手を向上することができる。
図11は、前記実施例1から実施例4において説明したA層からD層までの記録層を有する光ディスク、及び前記実施例5又は実施例6において説明した光ディスク装置に対応する光ディスク記録再生アプリケーションプログラムのファイナライズに関するユーザ操作画面の一例である。ここで、本実施例9の光ディスク記録再生アプリケーションプログラムは、光ディスク装置を認識して、光ディスク装置において判定した光ディスク情報を受信する機能を備える。
図11のユーザ操作画面(1101)においては、受信した光ディスク情報に基づき、ユーザに対してディスクの各層の情報を開示する(1102)。例えば本実施例9では、C層はファイナライズ処理がされて状態であり、D層はプロテクト処理がされた状態である。
また、ユーザがファイナライズする層を選択できるように選択画面を表示する(1103)。本実施例9では、A層とB層に対してはファイナライズ処理することができるが、C層がファイナライズ処理された状態であるために、C層に対しては再度ファイナライズ処理することができないようになっている。また、D層はプロテクトされた状態であるため、D層に対してはファイナライズ処理できないようになっている。
以上実施例9では、ユーザは複数の層のうち利用したい層を選択して、ファイナライズ処理をすることができるため、多層ディスクのユーザの使い勝手を向上することができる。
図12は、前記実施例1から実施例4において説明したA層からD層までの記録層を有する光ディスク、及び前記実施例5及び実施例6において説明した光ディスク装置に対応した光ディスク記録再生アプリケーションプログラムのプロテクトに関するユーザ操作画面の一例である。ここで、本実施例10の光ディスク記録再生アプリケーションプログラムは、光ディスク装置を認識して、光ディスク装置において判定した光ディスク情報を受信する機能を備える。
図12のユーザ操作画面(1201)においては、受信した光ディスク情報に基づき、ユーザに対してディスクの各層の情報を開示する(1202)。例えば本実施例10では、C層とD層はプロテクト処理がされた状態である。
また、ユーザがプロテクトする層を選択できるように選択画面を表示する(1203)。本実施例9では、A層とB層に対してはプロテクト処理することができるが、C層とD層がプロテクトされた状態であるため、C層とD層に対してはプロテクトを解除するかどうか選択することができる。
以上実施例4では、ユーザは複数の層のうち利用したい層を選択して、プロテクト処理をすることができるため、多層ディスクのユーザの使い勝手を向上することができる。
図13は、前記実施例1から実施例4において説明したA層からD層までの記録層を有する光ディスク、及び前記実施例5及び実施例6において説明した光ディスク装置に対応した光ディスク記録再生アプリケーションプログラムのデータの記録再生に関するユーザ操作画面の一例である。ここで、本実施例11の光ディスク記録再生アプリケーションプログラムは、光ディスク装置を認識して、光ディスク装置において判定した光ディスク情報を受信し、光ディスクにデータを記録及び再生する機能を備える。
図13のユーザ操作画面(1301)においては、受信した光ディスク情報に基づき、ユーザに対してディスクの各層の情報を開示する(1302)。例えば本実施例11では、A層は記録容量25GBのうち20GBのデータが記録されており、B層は記録容量25GBのうち5GBのデータが記録されており、C層はファイナライズ処理がされた状態であり、D層はフォーマット処理がされていない未フォーマット状態である。
また、ユーザがデータを記録する層を選択できるように選択画面を表示する(1303)。本実施例では、C層がファイナライズ処理された状態であるために、C層に対してはデータが記録できないようになっている。また、D層は未フォーマットの状態であるため、D層に対してはフォーマット処理が実施されないとデータが記録できないようになっている。
さらに、ユーザがデータを再生する層を選択できるように選択画面を表示する(1304)。本実施例では、D層は未フォーマットの状態であるため、D層に対しては再生が選択できないようになっている。
一方、ユーザが記録する層を要求しない場合に、光ディスク記録再生アプリケーションプログラムが自動的に記録するための選択画面を表示する(1305)。また、ユーザが再生する層を要求しない場合に、光ディスク記録再生アプリケーションプログラムが自動的に再生するための選択画面を表示する(1306)。
以上実施例11では、ユーザは複数の層のうち利用したい層を選択して、データを記録及び再生することができるため、多層ディスクのユーザの使い勝手を向上することができる。
1・・・光ディスク、2・・・光ピックアップ、3・・・レーザ光源、4・・・レーザ発光制御回路、5・・・対物レンズ、6・・・ディテクタ、7・・・収差補正機構、8・・・収差補正機構制御回路、9・・・収差補正機構用ドライバ、10・・・フォーカスアクチュエータ、
11・・・フォーカス制御回路、12・・・フォーカスアクチュエータドライバ、
13・・・トラッキングアクチュエータ、14・・・トラッキング制御回路、
15・・・トラッキングアクチュエータドライバ、16・・・チルトアクチュエータ、
17・・・チルト制御回路、18・・・チルトアクチュエータドライバ、19・・・ディスクモータ、20・・・ディスク回転制御回路、21・・・ディスクモータドライバ、22・・・スライダ機構、23・・・スライダ駆動ドライバ、24・・・スライダ制御回路、25・・・媒体判別回路、
26・・・状態コントローラ、27・・・ディスク情報再生回路、28・・・ディスク状態判定回路、29・・・学習コントローラ。
P1・・・フォーマット処理プログラム、P2・・・クローズ処理プログラム、
P3・・・ファイナライズ処理プログラム、P4・・・プロテクト処理プログラム、
R1・・・フォーマット情報再生回路、R2・・・クローズ情報再生回路、
R3・・・ファイナライズ情報再生回路、R4・・・プロテクト情報再生回路、
J1・・・フォーマット状態判定回路、J2・・・クローズ状態判定回路、
J3・・・ファイナライズ状態判定回路、J4・・・プロテクト状態判定回路、
P5・・・学習プログラム。
11・・・フォーカス制御回路、12・・・フォーカスアクチュエータドライバ、
13・・・トラッキングアクチュエータ、14・・・トラッキング制御回路、
15・・・トラッキングアクチュエータドライバ、16・・・チルトアクチュエータ、
17・・・チルト制御回路、18・・・チルトアクチュエータドライバ、19・・・ディスクモータ、20・・・ディスク回転制御回路、21・・・ディスクモータドライバ、22・・・スライダ機構、23・・・スライダ駆動ドライバ、24・・・スライダ制御回路、25・・・媒体判別回路、
26・・・状態コントローラ、27・・・ディスク情報再生回路、28・・・ディスク状態判定回路、29・・・学習コントローラ。
P1・・・フォーマット処理プログラム、P2・・・クローズ処理プログラム、
P3・・・ファイナライズ処理プログラム、P4・・・プロテクト処理プログラム、
R1・・・フォーマット情報再生回路、R2・・・クローズ情報再生回路、
R3・・・ファイナライズ情報再生回路、R4・・・プロテクト情報再生回路、
J1・・・フォーマット状態判定回路、J2・・・クローズ状態判定回路、
J3・・・ファイナライズ状態判定回路、J4・・・プロテクト状態判定回路、
P5・・・学習プログラム。
Claims (20)
- 複数の記録層を有する光ディスクにおいて、
各層を独立に、又は複数の層で、データを記録可能な状態にするフォーマット処理に対応した層とし、
前記フォーマット処理された状態であることを管理するためのフォーマット管理領域を備えることを特徴とする光ディスク。 - 複数の記録層を有する光ディスクにおいて、
各層を独立に、又は複数の層で、データを追加記録できない状態にするクローズ処理に対応した層とし、
前記クローズ処理された状態であることを管理するためのクローズ管理領域を備えることを特徴とする光ディスク。 - 複数の記録層を有する光ディスクにおいて、
各層を独立に、又は複数の層で、再生専用ディスクにするファイナライズ処理に対応した層とし、
前記ファイナライズ処理された状態であることを管理するためのファイナライズ管理領域を備えることを特徴とする光ディスク。 - 複数の記録層を有する光ディスクにおいて、
各層を独立に、又は複数の層で、一時的にデータを記録できない状態にするプロテクト処理に対応した層とし、
前記プロテクト処理された状態であることを管理するためのプロテクト管理領域を備えることを特徴とする光ディスク。 - 複数の記録層を有し、各層を独立に、又は複数の層で、データを記録可能な状態にするフォーマット処理に対応した層とし、前記フォーマット処理された状態であることを管理するためのフォーマット管理領域を備える光ディスクにデータを記録再生する光ディスク装置において、
前記光ディスクの記録層にレーザを集光させる対物レンズを含む光学機構と、
前記光学機構の収差を補正する収差補正機構と、
前記収差補正機構を所定位置に制御する収差補正手段と、
前記レーザの発光を制御するレーザ発光制御手段と、
前記光ディスクに対して前記対物レンズを垂直方向に移動するフォーカスアクチュエータと、
前記光ディスクの各記録層に対して前記フォーカスアクチュエータを合焦点位置に制御するフォーカス制御手段と、
前記光ディスクに対して前記対物レンズを水平方向に移動するトラッキングアクチュエータと、
前記光ディスクの記録トラックに対して前記トラッキングアクチュエータを追従位置に制御するトラッキング制御手段と、
前記光ディスクに対して前記対物レンズをチルト方向に移動するチルトアクチュエータと、
前記光ディスクの各記録層の反り量に応じて前記チルトアクチュエータを制御するチルト制御手段と、
前記光ディスクを判定する媒体判定手段と、
前記光ディスクに対して前記フォーマット処理を行い、前記フォーマット管理領域の管理情報を更新するプログラムを内蔵した状態コントローラとを備え、
前記状態コントローラからの指令により、前記レーザ発光制御手段、及び前記フォーカス制御手段、及び前記トラッキング制御手段、及び前記チルト制御手段、及び収差補正手段は、前記レーザの発光状態、及び前記フォーカスアクチュエータ、及び前記トラッキングアクチュエータ、及び前記チルトアクチュエータ、及び前記収差補正機構をそれぞれ所定の位置に位置付け、さらに、前記状態コントローラから指令により、前記フォーマット処理を実施することを特徴とする光ディスク装置。 - 請求項5に記載の光ディスク装置において、
前記光ディスク上の前記フォーマット管理領域に記録されている情報を読み出すフォーマット情報再生手段と、
前記フォーマット情報再生手段にて前記フォーマット管理領域を再生した結果より、前記光ディスクのどの層に対して前記フォーマット処理が実施されているか否かを判定するフォーマット状態判定手段と、
前記フォーカス制御手段、又はトラッキング制御手段、又は前記チルト制御手段、又は収差補正手段、又はレーザ発光制御手段に対して、前記光ディスクの感度補正を行うための学習プログラムを内蔵した学習コントローラとを備え、
前記フォーマット状態判定手段の判定結果に基づいて前記学習コントローラは、前記フォーマット処理が実施される層あるいは実施された層に対して、前記学習プログラムを適用することを特徴とする光ディスク装置。 - 複数の記録層を有し、各層を独立に、又は複数の層で、データを追加記録できない状態にするクローズ処理に対応した層とし、前記クローズ処理された状態であることを管理するためのクローズ管理領域を備える光ディスクにデータを記録再生する光ディスク装置において、
前記光ディスクの記録層にレーザを集光させる対物レンズを含む光学機構と、
前記光学機構の収差を補正する収差補正機構と、
前記収差補正機構を所定位置に制御する収差補正手段と、
前記レーザの発光を制御するレーザ発光制御手段と、
前記光ディスクに対して前記対物レンズを垂直方向に移動するフォーカスアクチュエータと、
前記光ディスクの各記録層に対して前記フォーカスアクチュエータを合焦点位置に制御するフォーカス制御手段と、
前記光ディスクに対して前記対物レンズを水平方向に移動するトラッキングアクチュエータと、
前記光ディスクの記録トラックに対して前記トラッキングアクチュエータを追従位置に制御するトラッキング制御手段と、
前記光ディスクに対して前記対物レンズをチルト方向に移動するチルトアクチュエータと、
前記光ディスクの各記録層の反り量に応じて前記チルトアクチュエータを制御するチルト制御手段と、
前記光ディスクを判定する媒体判定手段と、
前記光ディスクに対して前記クローズ処理を行い、前記クローズ管理領域の管理情報を更新するプログラムを内蔵した状態コントローラとを備え、
前記状態コントローラからの指令により、前記レーザ発光制御手段、及び前記フォーカス制御手段、及び前記トラッキング制御手段、及び前記チルト制御手段、及び収差補正手段は、前記レーザの発光状態、及び前記フォーカスアクチュエータ、及び前記トラッキングアクチュエータ、及び前記チルトアクチュエータ、及び前記収差補正機構をそれぞれ所定の位置に位置付け、さらに、前記状態コントローラから指令により、前記クローズ処理を実施することを特徴とする光ディスク装置。 - 請求項7に記載の光ディスク装置において、
前記光ディスク上の前記クローズ管理領域に記録されている情報を読み出すクローズ情報再生手段と、
前記クローズ情報再生手段にて前記クローズ管理領域を再生した結果より、前記光ディスクのどの層に対して前記クローズ処理が実施されているか否かを判定するクローズ状態判定手段と、
前記フォーカス制御手段、又はトラッキング制御手段、又は前記チルト制御手段、又は収差補正手段、又はレーザ発光制御手段に対して、前記光ディスクの感度補正を行うための学習プログラムを内蔵した学習コントローラとを備え、
前記クローズ状態判定手段の判定結果に基づいて前記学習コントローラは、前記クローズ処理が実施される層あるいは実施された層に対して、前記学習プログラムを適用することを特徴とする光ディスク装置。 - 複数の記録層を有し、各層を独立に、又は複数の層で、再生専用ディスクにするファイナライズ処理に対応した層とし、前記ファイナライズ処理された状態であることを管理するためのファイナライズ管理領域を備える光ディスクにデータを記録再生する光ディスク装置において、
前記光ディスクの記録層にレーザを集光させる対物レンズを含む光学機構と、
前記光学機構の収差を補正する収差補正機構と、
前記収差補正機構を所定位置に制御する収差補正手段と、
前記レーザの発光を制御するレーザ発光制御手段と、
前記光ディスクに対して前記対物レンズを垂直方向に移動するフォーカスアクチュエータと、
前記光ディスクの各記録層に対して前記フォーカスアクチュエータを合焦点位置に制御するフォーカス制御手段と、
前記光ディスクに対して前記対物レンズを水平方向に移動するトラッキングアクチュエータと、
前記光ディスクの記録トラックに対して前記トラッキングアクチュエータを追従位置に制御するトラッキング制御手段と、
前記光ディスクに対して前記対物レンズをチルト方向に移動するチルトアクチュエータと、
前記光ディスクの各記録層の反り量に応じて前記チルトアクチュエータを制御するチルト制御手段と、
前記光ディスクを判定する媒体判定手段と、
前記光ディスクに対して前記ファイナライズ処理を行い、前記ファイナライズ管理領域の管理情報を更新するプログラムを内蔵した状態コントローラとを備え、
前記状態コントローラからの指令により、前記レーザ発光制御手段、及び前記フォーカス制御手段、及び前記トラッキング制御手段、及び前記チルト制御手段、及び収差補正手段は、前記レーザの発光状態、及び前記フォーカスアクチュエータ、及び前記トラッキングアクチュエータ、及び前記チルトアクチュエータ、及び前記収差補正機構をそれぞれ所定の位置に位置付け、さらに、前記状態コントローラから指令により、前記ファイナライズ処理を実施することを特徴とする光ディスク装置。 - 請求項9に記載の光ディスク装置において、
前記光ディスク上の前記ファイナライズ管理領域に記録されている情報を読み出すファイナライズ情報再生手段と、
前記ファイナライズ情報再生手段にて前記ファイナライズ管理領域を再生した結果より、前記光ディスクのどの層に対して前記ファイナライズ処理が実施されているか否かを判定するファイナライズ状態判定手段と、
前記フォーカス制御手段、又はトラッキング制御手段、又は前記チルト制御手段、又は収差補正手段、又はレーザ発光制御手段に対して、前記光ディスクの感度補正を行うための学習プログラムを内蔵した学習コントローラとを備え、
前記ファイナライズ状態判定手段の判定結果に基づいて前記学習コントローラは、前記ファイナライズ処理が実施される層あるいは実施された層に対して、前記学習プログラムを適用することを特徴とする光ディスク装置。 - 複数の記録層を有し、各層を独立に、又は複数の層で、一時的にデータを記録できない状態にするプロテクト処理に対応した層とし、前記プロテクト処理された状態であることを管理するためのプロテクト管理領域を備える光ディスクにデータを記録再生する光ディスク装置において、
前記光ディスクの記録層にレーザを集光させる対物レンズを含む光学機構と、
前記光学機構の収差を補正する収差補正機構と、
前記収差補正機構を所定位置に制御する収差補正手段と、
前記レーザの発光を制御するレーザ発光制御手段と、
前記光ディスクに対して前記対物レンズを垂直方向に移動するフォーカスアクチュエータと、
前記光ディスクの各記録層に対して前記フォーカスアクチュエータを合焦点位置に制御するフォーカス制御手段と、
前記光ディスクに対して前記対物レンズを水平方向に移動するトラッキングアクチュエータと、
前記光ディスクの記録トラックに対して前記トラッキングアクチュエータを追従位置に制御するトラッキング制御手段と、
前記光ディスクに対して前記対物レンズをチルト方向に移動するチルトアクチュエータと、
前記光ディスクの各記録層の反り量に応じて前記チルトアクチュエータを制御するチルト制御手段と、
前記光ディスクを判定する媒体判定手段と、
前記光ディスクに対して前記プロテクト処理を行い、前記プロテクト管理領域の管理情報を更新するプログラムを内蔵した状態コントローラとを備え、
前記状態コントローラからの指令により、前記レーザ発光制御手段、及び前記フォーカス制御手段、及び前記トラッキング制御手段、及び前記チルト制御手段、及び収差補正手段は、前記レーザの発光状態、及び前記フォーカスアクチュエータ、及び前記トラッキングアクチュエータ、及び前記チルトアクチュエータ、及び前記収差補正機構をそれぞれ所定の位置に位置付け、さらに、前記状態コントローラから指令により、前記プロテクト処理を実施することを特徴とする光ディスク装置。 - 請求項11に記載の光ディスク装置において、
前記光ディスク上の前記プロテクト管理領域に記録されている情報を読み出すプロテクト情報再生手段と、
前記プロテクト情報再生手段にて前記プロテクト管理領域を再生した結果より、前記光ディスクのどの層に対して前記プロテクト処理が実施されているか否かを判定するプロテクト状態判定手段と、
前記フォーカス制御手段、又はトラッキング制御手段、又は前記チルト制御手段、又は収差補正手段、又はレーザ発光制御手段に対して、前記光ディスクの感度補正を行うための学習プログラムを内蔵した学習コントローラとを備え、
前記プロテクト状態判定手段の判定結果に基づいて前記学習コントローラは、前記プロテクト処理が実施される層あるいは実施された層に対して、前記学習プログラムを適用することを特徴とする光ディスク装置。 - 請求項5に記載の光ディスク装置に対応した光ディスク記録再生アプリケーションプログラムであって、
前記光ディスク装置を認識する機能と、
前記光ディスク装置から前記光ディスクの判定情報を受信する機能と、
前記光ディスク装置に対して前記フォーマット処理を行う指令を与えることを特徴とする光ディスク記録再生アプリケーションプログラム。 - 請求項13に記載の光ディスク装置に対応した光ディスク記録再生アプリケーションプログラムにおいて、
使用者が記録層、又は再生層を選択する機能と、
使用者に対して記録可能な層、または再生可能な層を開示する機能と、
使用者から記録又は再生する層の要求がない場合に、自動的に記録する又は自動的に再生する層を選択する機能とを備え、
前記光ディスク装置に対してデータの記録再生を行う指令を与えることを特徴とする光ディスク記録再生アプリケーションプログラム。 - 請求項7に記載の光ディスク装置に対応した光ディスク記録再生アプリケーションプログラムであって、
前記光ディスク装置を認識する機能と、
前記光ディスク装置から前記光ディスクの判定情報を受信する機能と、
前記光ディスク装置に対して前記クローズ処理を行う指令を与えることを特徴とする光ディスク記録再生アプリケーションプログラム。 - 請求項15に記載の光ディスク装置に対応した光ディスク記録再生アプリケーションプログラムにおいて、
使用者が記録層、又は再生層を選択する機能と、
使用者に対して記録可能な層、または再生可能な層を開示する機能と、
使用者から記録又は再生する層の要求がない場合に、自動的に記録する又は自動的に再生する層を選択する機能とを備え、
前記光ディスク装置に対してデータの記録再生を行う指令を与えることを特徴とする光ディスク記録再生アプリケーションプログラム。 - 請求項9に記載の光ディスク装置に対応した光ディスク記録再生アプリケーションプログラムであって、
前記光ディスク装置を認識する機能と、
前記光ディスク装置から前記光ディスクの判定情報を受信する機能と、
前記光ディスク装置に対して前記ファイナライズ処理を行う指令を与えることを特徴とする光ディスク記録再生アプリケーションプログラム。 - 請求項17に記載の光ディスク装置に対応した光ディスク記録再生アプリケーションプログラムにおいて、
使用者が記録層、又は再生層を選択する機能と、
使用者に対して記録可能な層、または再生可能な層を開示する機能と、
使用者から記録又は再生する層の要求がない場合に、自動的に記録又は自動的に再生する層を選択する機能とを備え、
前記光ディスク装置に対してデータの記録再生を行う指令を与えることを特徴とする光ディスク記録再生アプリケーションプログラム。 - 請求項11に記載の光ディスク装置に対応した光ディスク記録再生アプリケーションプログラムであって、
前記光ディスク装置を認識する機能と、
前記光ディスク装置から前記光ディスクの判定情報を受信する機能と、
前記光ディスク装置に対して前記プロテクト処理を行う指令を与えることを特徴とする光ディスク記録再生アプリケーションプログラム。 - 請求項19に記載の光ディスク装置に対応した光ディスク記録再生アプリケーションプログラムにおいて、
使用者が記録層、又は再生層を選択する機能と、
使用者に対して記録可能な層、または再生可能な層を開示する機能と、
使用者から記録又は再生する層の要求がない場合に、自動的に記録する又は自動的に再生する層を選択する機能とを備え、
前記光ディスク装置に対してデータの記録再生を行う指令を与えることを特徴とする光ディスク記録再生アプリケーションプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007124083A JP2008282460A (ja) | 2007-05-09 | 2007-05-09 | 光ディスク及び光ディスク装置及び光ディスク記録再生アプリケーションプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007124083A JP2008282460A (ja) | 2007-05-09 | 2007-05-09 | 光ディスク及び光ディスク装置及び光ディスク記録再生アプリケーションプログラム |
Publications (1)
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JP2008282460A true JP2008282460A (ja) | 2008-11-20 |
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ID=40143154
Family Applications (1)
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JP2007124083A Pending JP2008282460A (ja) | 2007-05-09 | 2007-05-09 | 光ディスク及び光ディスク装置及び光ディスク記録再生アプリケーションプログラム |
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JP (1) | JP2008282460A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103514900A (zh) * | 2012-06-22 | 2014-01-15 | 索尼公司 | 记录管理装置、记录管理方法及程序 |
CN103514904A (zh) * | 2012-06-22 | 2014-01-15 | 索尼公司 | 记录管理装置、记录管理方法及程序 |
-
2007
- 2007-05-09 JP JP2007124083A patent/JP2008282460A/ja active Pending
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CN103514900A (zh) * | 2012-06-22 | 2014-01-15 | 索尼公司 | 记录管理装置、记录管理方法及程序 |
CN103514904A (zh) * | 2012-06-22 | 2014-01-15 | 索尼公司 | 记录管理装置、记录管理方法及程序 |
JP2014006945A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Sony Corp | 記録管理装置、記録管理方法、プログラム |
JP2014006943A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Sony Corp | 記録管理装置、記録管理方法、プログラム |
CN103514904B (zh) * | 2012-06-22 | 2017-05-03 | 索尼公司 | 记录管理装置及记录管理方法 |
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