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JP2008276083A - 画像形成方法、画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法、画像形成装置 Download PDF

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JP2008276083A
JP2008276083A JP2007122043A JP2007122043A JP2008276083A JP 2008276083 A JP2008276083 A JP 2008276083A JP 2007122043 A JP2007122043 A JP 2007122043A JP 2007122043 A JP2007122043 A JP 2007122043A JP 2008276083 A JP2008276083 A JP 2008276083A
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Kenichi Taguma
健一 田熊
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】単数であれ、複数であれ、すべての像担持体の表面摩擦係数を下げることにより、クリーニング性が向上し、小型でクリーニング不良の発生しにくい画像形成装置、方法を提供する。
【解決手段】中間転写体から感光体ドラム1へ潤滑剤を転写させる際の転写量は、クリーニングブレード14の離間時間、転写部材への印加バイアスの大きさやバイアス印加時間、感光体ドラム1の帯電量や帯電時間により制御される。クリーニングブレードの離間時間により中間転写体により感光体ドラム1へ搬送される粉体潤滑剤の量が調整され、転写部材への印加バイアスの大きさや感光体ドラム1の帯電量により粉体潤滑剤16が感光体ドラム1へ転写される(薄膜潤滑剤16aとなる)転写率が調整され、転写部材18へのバイアス印加時間や感光体ドラム1の帯電時間により粉体潤滑剤が感光体ドラム1へ転写される量が調整される。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置と、その画像形成方法に関する。
電子写真方式の画像形成は、光導電現象を利用して像担持体上に静電的な電荷の像(静電潜像)を形成し、この静電潜像に着色した帯電微粒子(トナー)を静電力で付着させて可視像とするプロセスである。この電子写真方式の画像形成装置においては、その主要部品である像担持体や中間転写ベルトに、各種ワックスやフッ素系樹脂(ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン等)や高級脂肪酸金属塩(ステアリン酸亜鉛等)を潤滑剤として塗布する技術が知られている。この技術は、電子写真のクリーニングプロセス、すなわち、像担持体や中間転写ベルトに残留したトナーや不純物をクリーニングブラシやクリーニングブレードで掻き取るというプロセスで起こる不具合を解消するために用いられるものである。
潤滑剤塗布による不具合解消は、像担持体表面からのトナーのクリーニング性の向上である。潤滑剤を表面に塗布することにより、表面の摩擦係数が減少し、表面に付着した付着物を表面から容易に除去することができる。すなわち、紙等の最終的な記録媒体に転写しきれず、像担持体や中間転写ベルト上に残留してしまったトナーを、容易に除去することができるようになる。近年、重合法により調整された球形状トナーが用いられ始めているが、これらは粒径分布が揃っており、かつ、小粒径化も効率良くおこなえることから、画質が向上することが明らかになっている一方で、像担持体上からのクリーニングが難しくなるという問題点もある。そのような技術的背景からも、潤滑剤を用いることによるクリーニング性向上は、今後、更に重要な技術となると考えられる。
さらに、潤滑剤塗布による不具合解消としては、像担持体表面の放電による酸化劣化を防止することである。像担持体に静電的な電荷の像(静電潜像)を形成するためには帯電手段によって像担持体表面を一様に帯電させる必要がある。具体的な帯電手段としては、近年では帯電ローラ部材に高電圧を印加して像担持体に直接放電させて帯電させる手段がある。しかしながら、像担持体に対して直接放電するため、像担持体表面が劣化するという問題が発生する。特に帯電ローラ部材を像担持体に接触させない、いわゆる非接触帯電ローラ方式においてはローラ部材に交流電圧を印加する必要があり、像担持体表面が劣化しやすいことが分かっている。劣化した像担持体表面は主にクリーニング部材であるクリーニングブラシやクリーニングブレードとの機械的摺擦により、摩耗しやすくなることが明らかになっている。
したがって、像担持体表面に潤滑剤を塗布する技術は放電による像担持体へのダメージを低減させるためにも重要な技術である。
一般的に、潤滑剤は微量ずつ粉体の形態で像担持体表面に供給されるが、その具体的な方法としては、ブラシなどの塗布手段によりブロック上に固形成形された潤滑剤を削り取って粉体とし、ブラシに保持した粉体状の潤滑剤を像担持体に接触させて塗布する方法がある。しかしながら、カラー画像形成装置など複数の作像ユニットを有する場合、作像ユニット個別に固形成形された潤滑剤を配置すると、画像形成装置を小型化することが困難である。さらに、複数の固形潤滑剤および塗布するための機構が必要となりコストが高くなってしまう。
そこで、例えば特許文献1では、感光体と当接するクリーニングブレードを有する感光体のクリーニング装置に関し、トナーの小粒子径化と重合トナー化に対するクリーニングを、装置の簡略化及び小型化に対応する潤滑剤塗布機構により実現する画像形成装置を提供するために、潤滑剤塗布手段はクリーニング手段の下流側で、かつ該クリーニング手段と均し手段との間に配設され、該均し手段は、該潤滑剤塗布手段に隣接した下流側で、かつ帯電手段の上流側に配設され、該均し手段に揺動可能な板状ブラシを採用することを特徴とする画像形成装置を提案している。
また例えば特許文献2では、感光体の表面状態を検出する表面状態センサの出力を、潤滑剤非塗布時出力と、潤滑剤塗布時の出力との比である相対値として読み取り、潤滑剤供給体の補給時期検出に用い、また、感光体上のカブリのない状態で、感光体の表面状態を検査して、カブリによる検出誤差を無くす技術が提案されている。
さらに特許文献3では、少なくとも電子写真感光体(感光体)と、感光体の表面を一様に帯電する帯電装置と、一様帯電後に像露光を行い静電潜像を形成する像露光装置と、前記静電潜像にトナーを現像する現像装置と、現像像を転写する装置と、感光体の転写残トナーをクリーニングするクリーニング装置を具備する画像形成要素を複数配列したフルカラー電子写真装置において、感光体が、導電性基体上に下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を順次形成した感光層を有し、電荷発生層に含まれる電荷発生物質の少なくとも一つがジスアゾ顔料であり、かつ感光体が、感光体に当接する部材とトナーの両方から同種の滑剤の供給を受けることを特徴とするフルカラー電子写真装置が提案されている。
特開2004−354695号公報 特開2006−30743号公報 特開2006−18202号公報
特許文献1では、すべての感光体に潤滑剤塗布手段を装備しているため、画像装置の小型化に限界がある。また、中間転写体上に潤滑剤塗布手段を装備しているが、感光体に潤滑剤を塗布(転写)させる手段がないので、感光体に潤滑剤が塗布されない。
また、特許文献2や特許文献3の技術では、すべての感光体にトナーおよび潤滑剤塗布手段から潤滑剤を塗布する構成のため、画像装置の小型化に限界がある。
作像ユニットと中間転写体の接離を行うことにより、中間転写部材を介して各作像ユニットに潤滑剤の塗布を行う構成の装置もあるが、作像ユニットの接離を行うために各作像ユニットに接離機構が必要となり、機械の小型化や低コスト化が困難でとなっている。
本発明では、単数であれ、複数であれ、すべての像担持体の表面摩擦係数を下げることにより、クリーニング性が向上し、小型でクリーニング不良の発生しにくい画像形成装置、画像形成方法を提供することを目的とする。
本発明は、中間転写体に潤滑剤塗布装置を配置し、潤滑剤塗布装置で中間転写体に塗布した粉体状潤滑剤を中間転写体を駆動することにより像担持体へと搬送し、静電的な力によって粉体状の潤滑剤を像担持体上へと選択的に転写させ、像担持体上で潤滑剤を薄膜化させるものである。
具体的には、本発明の画像形成方法のうち請求項1に係るものは、少なくとも、一以上の像担持体、現像装置、帯電装置、クリーニング装置、トナー充填部および廃トナー回収保持スペース部からなる画像作像ユニットを有し、移動する中間転写体を介して前記一以上の像担持体と相対する一以上の転写部材を有し、前記中間転写体にトナーを転写して画像を形成する画像形成装置において用いる画像形成方法であって、前記中間転写体に潤滑剤を塗布し、前記中間転写体に塗布した粉体状潤滑剤を静電的な力によって前記像担持体に選択的に転写させ、前記像担持体上で潤滑剤を薄膜化することを特徴とする。
請求項2に係るものは、請求項1の画像形成方法において、前記中間転写体から前記複数の像担持体へ潤滑剤を転写させる際に、潤滑剤を転写をさせたい像担持体と相対する転写部材に潤滑剤の保持する極性とは同極性のバイアスを印加し、前記中間転写体から前記複数の像担持体へ選択的に潤滑剤を転写させることを特徴とする。
請求項3に係るものは、請求項1または2の画像形成方法において、前記中間転写体によって搬送されている潤滑剤が転写をさせたくない像担持体を通過する際に、転写させたくない前記像担持体と相対する前記転写部材に潤滑剤の保持する極性とは逆極性のバイアスを印加し、前記中間転写体から前記転写させたくない像担持体への潤滑剤の転写を抑制することを特徴とする。
請求項4に係るものは、請求項1から3のいずれかの画像形成方法において、前記中間転写体から複数の像担持体へ潤滑剤を転写させる際に、潤滑剤を転写をさせたい像担持体表面を潤滑剤の保持する極性と逆極性に帯電させ、前記中間転写体から前記複数の像担持体のいずれかへ選択的に潤滑剤を転写させることを特徴とする。
請求項5に係るものは、請求項1から4のいずれかの画像形成方法において、前記中間転写体によって搬送されている潤滑剤が転写をさせたくない像担持体を通過する際に、該転写させたくない像担持体表面を潤滑剤の保持する極性と同極性に帯電させ、前記中間転写体から該像担持体への潤滑剤の転写を抑制することを特徴とする。
請求項6に係るものは、請求項1〜7の画像形成方法において、前記中間転写体から前記像担持体への潤滑剤の転写量は、前記クリーニング装置のクリーニングブレードを前記中間転写体から離間させる時間、前記転写部材への印加バイアスの大きさやバイアス印加時間、前記像担持体表面の帯電量や帯電時間により制御することを特徴とする。
請求項7に係るものは、請求項1から6のいずれかの画像形成方法において、前記中間転写体から前記像担持体への粉体状潤滑剤の搬送、転写は、出力プリント枚数、帯電装置の積算オン時間、像担持体積算駆動距離のいずれかの規定条件を満たした時に行うことを特徴とする。
請求項8に係るものは、請求項1から7のいずれかの画像形成方法において、前記像担持体および前記中間転写体に潤滑剤を搬送、転写する動作を非作像時に行うことを特徴とする。
請求項9に係るものは、請求項1から8のいずれかの画像形成方法において、固形状潤滑剤であるステアリン酸亜鉛を用いることを特徴とする。
請求項10に係る画像形成装置は、少なくとも像担持体と、現像装置と、帯電装置と、クリーニング装置と、トナー充填部および廃トナー回収保持スペース部からなる画像作像ユニットを有し、移動する中間転写体を介して像担持体と相対する転写部材を有し、中間転写体トナーを転写して画像を形成する画像形成装置において、前記中間転写体に潤滑剤塗布装置を配置し、該潤滑剤塗布装置で前記中間転写体に塗布した粉体状潤滑剤を、静電的な力によって前記像担持体に選択的に転写させ、前記像担持体上で潤滑剤を薄膜化することを特徴とする。
請求項11に係るものは、請求項10の画像形成装置において、前記潤滑剤塗布装置は、固形潤滑剤と、固形潤滑剤を前記中間転写体に塗布する潤滑剤塗布ローラと、前記中間転写体の残留トナーを除去し、前記中間転写体に塗布された潤滑剤を薄膜化するためのクリーニング部材と、該クリーニング部材が備えるクリーニングブレードを前記中間転写体に接離させるための接離機構を備え、前記中間転写体から前記像担持体へ潤滑剤を搬送させる際には前記クリーニングブレードを前記中間転写体から離間させることを特徴とする。
請求項12に係るものは、請求項10または11の画像形成装置において、前記像担持体を複数備え、前記中間転写体から該複数の像担持体へ潤滑剤を転写させる際に、潤滑剤を転写をさせたい像担持体と相対する転写部材に潤滑剤の保持する極性とは同極性のバイアスを印加し、前記中間転写体から前記複数の像担持体へ選択的に潤滑剤を転写させることを特徴とする。
請求項13に係るものは、請求項12の画像形成装置において、前記中間転写体によって搬送されている潤滑剤が転写をさせたくない像担持体を通過する際に、転写させたくない像担持体と相対する転写部材に潤滑剤の保持する極性とは逆極性のバイアスを印加し、前記中間転写体から該像担持体への潤滑剤の転写を抑制することを特徴とする。
請求項14に係るものは、請求項12または13の画像形成装置において、前記中間転写体から複数の像担持体へ潤滑剤を転写させる際に、潤滑剤を転写をさせたい像担持体表面を潤滑剤の保持する極性と逆極性に帯電させ、前記中間転写体から複数の像担持体へ選択的に潤滑剤を転写させることを特徴とする。
請求項15に係るものは、請求項12または14の画像形成装置において、前記中間転写体によって搬送されている潤滑剤が転写をさせたくない像担持体を通過する際に、転写させたくない像担持体表面を潤滑剤の保持する極性と同極性に帯電させ、前記中間転写体から該像担持体への潤滑剤の転写を抑制することを特徴とする。
請求項16に係るものは、請求項10から15のいずれかの画像形成装置において、前記作像ユニットは、前記像担持体と前記中間転写体の間に形成されるニップ部より前記中間転写体の移動方向下流側と前記像担持体表面を帯電させる前記帯電装置の前記中間転写体の移動方向上流側の間に、前記像担持体表面の電荷を除電する除電装置を備え、潤滑剤転写時には該除電装置を作動させることを特徴とする。
請求項17に係るものは、請求項10から16のいずれかの画像形成装置において、前記中間転写体から前記像担持体への潤滑剤の転写量は、クリーニングブレードの離間時間、前記転写部材への印加バイアスの大きさやバイアス印加時間、前記像担持体表面の帯電量や帯電時間により制御することを特徴とする。
請求項18に係るものは、請求項10から17のいずれかの画像形成装置において、前記中間転写体から前記像担持体への粉体状潤滑剤の搬送、転写は、出力プリント枚数、前記帯電装置の積算オン時間、前記像担持体積算駆動距離のいずれかの規定条件を満たした時に行うことを特徴とする。
請求項19に係るものは、請求項10から18の画像形成装置において、前記像担持体および前記中間転写体に潤滑剤を搬送、転写する動作は非作像時に行うことを特徴とする。
請求項20に係るものは、請求項10から19のいずれかの画像形成装置において、前記固形状潤滑剤がステアリン酸亜鉛であることを特徴とする。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。
図1は、本発明の実施対象となる画像形成装置の一例であるカラー画像形成装置の要部構成を示した図である。本発明はこの例の装置構成のものに限定されるものではないが、図示のカラー画像形成装置は、複数の画像作像ユニット(a、b、c、d)と中間転写体eと潤滑剤塗布装置fを有している。画像作像ユニット(a、b、c、d)には、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー色のトナーが充填され、フルカラーの画像を形成するが、画像作像ユニットのトナー色の順番は特にこれに限ったものでなくてもよい。また既に述べたように、本発明は図示の例に限定されず、作像ユニットが1つであるモノクロの画像形成装置も本発明の範囲内のものである。
複数の画像作像ユニット(a、b、c、d)により作像された各色のトナーは、画像作像ユニット(a、b、c、d)と対向して設定された第一の転写装置18a〜18dに転写バイアスを印加することによって、図中矢印B方向に回転する中間転写体e上で重ねられ、複数色のトナーで形成された画像パターンとなる。中間転写体eには第二の転写装置19が配置され、転写装置19に転写バイアスを印加することにより、図中矢印C方向に移動する紙などの転写材Pに中間転写体e上のトナー像が転写される。
転写装置19は、弾性ローラ部材等の転写部材を用いることができ、中間転写体eの表面に所定の押圧力で接触させ、その転写部材と中間転写体eとの間で転写ニップを形成する。この転写ニップで転写材Pを挟み込んだ状態で、転写バイアス電源からトナーとは逆極性の転写バイアスを転写部材に印加することによって形成される転写電界により、中間転写体e表面上のトナー像を転写材P上へ転写させる。このようにしてトナー像が転写された転写材Pは、図示していない定着装置へ搬送され、ここでトナー像が定着された後、画像装置機外へ排出される。
図2は、画像作像ユニットの概略構成を示す断面図である。画像作像ユニット(a、b、c、d)は、図中矢印A方向に回転する像担持体としての感光体ドラム1を備えている。感光体ドラム1は、アルミニウム基体の外周面に有機感光体からなる感光層を形成したものを用い、そのドラム表層がポリカーボネート製のものである。
この感光体ドラム1の周囲には、帯電手段としての帯電装置2と、現像手段としての現像装置3、クリーニング手段としてのクリーニング装置4、感光体の残電位を除電する除電装置17が配置されている。
現像装置3は、感光体ドラム1の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させて現像を行うものである。この現像装置3は、現像剤担持体としての現像ローラ5と現像ローラ5にトナーを供給するトナー供給ローラ6を備えている。さらに現像装置の上部にはトナー充填部および廃トナー回収保持スペース部7を備えている。
あらかじめトナー充填部7に充填したトナーが自重によって現像装置3下部に補給され、補給されたトナーが回転するトナー供給ローラ6に供給され、トナー供給ローラ6によってトナーが現像ローラ5に供給され保持される。
現像ローラ5は、表面にトナーを担持しながら回転することによって、トナーを感光体ドラム1と対向する現像領域へ搬送する。現像ローラ5には、現像バイアス電源から現像バイアスが印加される。これにより、現像領域において、現像ローラ5表面の電位と感光体ドラム1表面の静電潜像部分における電位との間に電位差が生じ、この電位差によって形成される現像電界の作用を受けて、トナーが静電潜像へ付着する。これにより、感光体ドラム1上の静電潜像がトナー像になる。
なお本実施形態では、キャリアを用いないトナーのみからなる一成分現像剤を用いて説明するが、本発明は特に一成分現像剤に限ったものではなく、キャリアとトナーを混合させた二成分現像剤を用いた現像装置を使用してもよい。
帯電装置2は、感光体ドラム1の表面を一様に帯電するものである。この帯電装置2は、帯電部材を感光体ドラム1の表面に接触させ、又は感光体ドラム1の表面と微小な空隙を空けて配置し、これに帯電バイアスを印加することによって感光体ドラム1表面を所望の極性及び所望の電位に一様帯電する。この帯電部材としては、弾性体からなる帯電ローラを用いることができる。
クリーニング装置4は、転写されずに感光体ドラム1の表面に残留した転写残トナーを感光体ドラム1の表面から除去するものである。クリーニング装置4としては、感光体ドラム1表面上の転写残トナーを掻き取って除去するためのクリーニングブレード部材を用いている。クリーニングブレード部材はポリウレタンのブレード部材を金属支持体に貼り付けたものを用い、感光体ドラム1との当接方法は感光体ドラム1の回転方向Aに対してカウンタ方向に接触させる。クリーニングブレード部材に関しては感光体ドラム1からのトナー除去のみならず、記録材として紙を使用したときの紙粉、帯電装置2によって感光体ドラム1を放電により生成する放電生成物、トナーに添加されている添加剤などの不純物を感光体ドラム1から除去する機能も有している。
感光体ドラム1から除去したトナーは、トナー搬送部材8により画像作像ユニットの端部に搬送され、廃トナー回収保持スペース部7に搬送される。このとき除去したトナーは、一成分現像剤を用いた場合は再び現像するトナーとして使用しないが、二成分現像剤を用いた場合は再び現像トナーとして使用することが可能である。
除電装置17は、感光体上に残留する転写後の残留電位を除電する為に存在する。この除電装置17はLEDであり、クリーニング装置4を通過してきた感光体表面に光照射を行ない、表面を除電された感光体は次の帯電に備える。除電を行うことで感光体上の帯電電位がリフレッシュされ、前回の帯電履歴の影響を取り除かれる。除電装置17としては、LEDの他にもLDや除電針、除電ブラシ、除電ローラといったものが挙げられる。
トナーに関しては、本実施形態では画質向上のために、円形度が0.98以上の球形トナーを使用することが好ましい。なお、ここでいう「円形度」とは、フロー式粒子像分析装置FPIA−2000(東亜医用電子株式会社製、商品名)により計測した平均円形度である。具体的には、容器中の予め不純固形物を除去した水100〜150(ml)中に、分散剤として界面活性剤好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩を0.1〜0.5(ml)加え、更に測定試料(トナー)を0.1〜0.5(g)程度加える。その後、このトナーが分散した懸濁液を、超音波分散器で約1〜3分間分散処理し、分散液濃度が3000〜1(万個/μl)となるようにしたものを上記分析装置にセットして、トナーの形状及び分布を測定する。
球形トナーとしては、従来から広く用いられている粉砕法により形状が歪な異形のトナー(粉砕トナー)を加熱処理等して球形化したものや、重合法により製造されたトナーなどを用いることができ、その製造方法に限定されない。
このような球形トナーにおいては、粉砕トナーを感光体ドラム1表面から除去するために用いられていた従来のクリーニングブレードあるいはクリーニングブラシでは、その球形トナーを感光体ドラム1表面から十分に除去しきれない。
したがって、本発明は感光体ドラム1からのトナー剥離性(除去性)を向上させるために中間転写体eを介して潤滑剤塗布装置fにより、画像作像ユニット(a、b、c、d)のそれぞれの感光体ドラム1に潤滑剤を塗布し、クリーニング性を向上させる構成となっている。
図3は、潤滑剤塗布装置fの概略構成を示す断面図である。潤滑剤塗布装置fは、図中矢印E方向に回転するローラ形状の潤滑剤塗布部材9と、固形潤滑剤10と、固形潤滑剤10をローラ形状の潤滑剤塗布部材9に押圧する押圧部材11を有している。さらに、中間転写体e表面の残留トナーおよび不純物の除去すると同時に潤滑剤塗布部材9により塗布された粉体潤滑剤を中間転写体eに薄膜化するブレード部材14とブレード部材14を中間転写体eと接離させる接離手段(不図示)を有している。中間転写体eは駆動ローラ15が図中矢印D方向に回転することにより、図中矢印B方向に移動する。
図4は、中間転写体eと潤滑剤塗布部材9の接触部の拡大図である。潤滑剤塗布部材9は固形潤滑剤10と接触するように設置され、潤滑剤塗布部材9が矢印E方向に回転することにより固形潤滑剤10をローラ表面部で削り取る。このとき、粉体となった粉体潤滑剤16は潤滑剤塗布部材9を構成するローラ表面に付着して保持され、中間転写体eに塗布される。
ローラ形状の潤滑剤塗布部材9は、金属からなる芯金に長さ0.2〜20(mm)好ましくは0.5〜10(mm)の範囲のブラシ毛が基布上に植毛されたブラシをスパイラル上に巻き付けて構成している。ブラシ毛の長さが20(mm)以上では、中間転写体eの稼動時間とともに固形潤滑剤10およびブラシ部材9との繰り返し摺擦により、ブラシ体の逆方向の傾斜角が減少して倒毛し、固形潤滑剤10のかき取り性、中間転写体eへの潤滑剤塗布性が低下する。ブラシの毛の長さが、0.2(mm)以下では、固形潤滑剤10に対する物理的な力が不足する。したがって、0.2〜20(mm)好ましくは0.5〜10(mm)の範囲にすることが好ましい。
ローラ形状の潤滑剤塗布部材9の材料としては、ナイロン、レーヨン、アクリル、ビニロン、ポリエステル、塩ビ等の樹脂繊維から構成されており、必要に応じては前述の樹脂繊維にカーボン等の導電付与剤を混ぜた導電繊維を使用してもよい。また、潤滑剤塗布部材9はブラシに限らず、ウレタンフォームなどからなるスポンジローラでも構わない。
中間転写体eに塗布された粉体潤滑剤16は、潤滑剤塗布部材9が固形潤滑剤10をローラ表面部で削り取る際に、潤滑剤塗布部材9との摩擦帯電により帯電し極性を得る。この時の帯電量の大きさと極性は、潤滑剤塗布部材9と固形潤滑剤10の材料の組み合わせやその場の環境(温湿度)条件によって決まる。極性を備えた粉体潤滑剤16は、中間転写体eへの塗布され、ブレード部材14が当接している場合にはブレード部材14により中間転写体e上で薄膜化され、ブレード部材14を中間転写体eと接離させる接離手段(不図示)によってブレード部材14が離間している場合には中間転写体eによって図中矢印B方向に運ばれ、やがて各画像作像ユニット(a、b、c、d)の転写部に搬送される。
図5は、中間転写体eによって搬送された極性を帯びた粉体潤滑剤16が感光体ドラム1との静電的な力により感光体ドラム1に転写され、クリーニング装置4であるブレード部材により薄膜化される一連の動作を示した図である。
本実施例では、粉体潤滑剤16は、潤滑剤塗布部材9との摩擦帯電により、マイナスの極性を帯びて画像作像ユニット(a、b、c、d)の転写部に搬送されている。粉体潤滑剤16を感光体上に転写させる際には、転写部材18に電源13によりマイナスの電圧あるいは電流を印加することで、感光体ドラム1と転写部材18間での電界が生じ、粉体潤滑剤16は感光体ドラム1に引き付けられ、転写部において感光体ドラム1に転写されることになる。また、帯電装置2により感光体上をプラスに帯電することにより、粉体潤滑剤16は感光体ドラム1との間に静電的な引力が働き、転写部において感光体ドラム1に転写されることになる。本実施例では、転写部材18と帯電装置2の両方を用いて粉体潤滑剤16を転写させているが、どちらか一方だけでも粉体潤滑剤16を充分に転写させることができる。
逆に粉体潤滑剤16を感光体上に転写させる際には、転写部材18に電源13によりプラスの電圧あるいは電流を印加することで、感光体ドラム1と転写部材18間での電界が生じ、粉体潤滑剤16は中間転写体eに引き付けられ、転写部を未転写で通過し、下流側の画像作像ユニットへと搬送されることとなる。また、帯電装置2により感光体上をマイナスに帯電することにより、粉体潤滑剤16は感光体ドラム1との間に静電的な斥力が働き、転写部を未転写で通過し、下流側の画像作像ユニットへ供給されることとなる。本実施例では、転写部材18と帯電装置2の両方を用いて粉体潤滑剤16を未転写で転写部を通過させているが、どちらか一方だけでも粉体潤滑剤16を未転写で転写部を通過させることができる。
このようにして、転写部材18や帯電装置2に印加するバイアスの極性を選択的に決定することで、粉体潤滑剤16を感光体ドラム1に転写するか、転写部を通過させて下流の画像作像ユニットへ供給するかを選択的に行うことができる。
また、中間転写体eから感光体ドラム1の潤滑剤の転写/未転写の一連の動作を行う際に除電装置17のLEDを動作させる。LEDは感光体上の残留電位を除去し、繰り返し帯電の帯電ムラを抑制することができる。LEDによる除電が無い場合には、繰り返し帯電による帯電履歴が影響して感光体表面に適正な帯電量が得られなくなり、潤滑剤の転写ムラが発生しやすくなる。
これらの動作は、転写部材18に備えられるクリーニングブレード14を離間する必要があることから非作像時に行われる。クリーニングブレード14を離間して作像時に動作を行った場合、転写残トナーと粉体潤滑剤が転写部材上で混在して潤滑剤の塗布効率が低下する。また、作像する画像面積率で潤滑剤の塗布効率にムラが生じ、潤滑剤の塗布ムラが生じる。
図6は感光体ドラム1とクリーニング装置4としてのクリーニング部材が接触している拡大図である。クリーニング部材は感光体ドラム1上の残留トナー、不純物を除去するものであるが、本発明では粉状潤滑剤16を薄膜化する手段を兼ねている。クリーニング部材は上述したように、短冊形状の弾性体であるゴム部材を用いる。ゴム部材を用いることにより、感光体ドラム1にある量食込ませて(押し込んで)接触させることができ、クリーニング部材と感光体ドラム1はニップを形成することができる。粉状潤滑剤16はトナーと同じようにクリーニング部材のニップ部に滞留し、クリーニング部材からの圧力によって感光体ドラム1表面に薄膜潤滑剤16aとなって通過する。
潤滑剤塗布装置fにより塗布する粉体状の潤滑剤は微粉であるほどクリーニング部材により感光体ドラム1表面上に分子膜レベルで薄膜化できる。潤滑剤の皮膜化が進行することで潤滑剤はその潤滑性を十分に発揮できるようになる。逆に潤滑剤が粗い粉状態でクリーニング部材のニップ部に進入してくると感光体ドラム1上に膜化する量以上の余った潤滑剤が残留してしまい、やがてニップ部を粉状体ですり抜けて感光体ドラム1に付着し、帯電手段の汚染の原因となってしまう。さらには、感光体ドラム1表面の潤滑膜ムラが発生し、現像、転写、クリーニングに対して悪影響が発生する。
本実施形態では、上述したように感光体ドラム1は図中矢印A方向に回転し、クリーニング部材であるゴム部材は回転方向Aに対してカウンタで接触するように配置している。カウンタで接触させたほうがクリーニング部材とのニップ部で均一に圧力が加わり、潤滑剤を感光体ドラム1に効果的に薄膜状態となって付着させることができる。
中間転写体eから感光体ドラム1へ潤滑剤を転写させる際のその転写量は、中間転写体eに備えられるクリーニングブレード14の離間時間、転写部材18への印加バイアスの大きさやバイアス印加時間、感光体ドラム1の帯電量や帯電時間により制御される。クリーニングブレード14の離間時間により中間転写体eにより感光体ドラムへ搬送される粉体潤滑剤の量が調整され、転写部材18への印加バイアスの大きさや感光体ドラム1の帯電量により粉体潤滑剤が感光体ドラム1へ転写される転写率が調整され、転写部材18へのバイアス印加時間や感光体ドラム1の帯電時間により粉体潤滑剤が感光体ドラム1へ転写される量が調整される(図7参照)。
上述の装置における、中間転写体から像担持体への粉体状潤滑剤の搬送、転写動作は、出力プリント枚数、帯電装置の積算オン時間、像担持体積算駆動距離のいずれかの規定条件を満たした時に行う。本実施形態では、例えば出力プリント枚数=200(枚)、帯電装置の積算オン時間=1000(秒)、像担持体積算駆動距離=60000(mm)のとき行うものとした(図8参照)。
すなわち、プリントジョブに入り(Print Job IN:ステップ1:以下、ステップを単にSと記載する)、プリントジョブを終了すると(Printo Job OUT:ステップ2)、積算プリント枚数、帯電装置積算オン時間、像担持体積算駆動距離についての条件のいずれかを満たすか否かを判断し、条件を満たせば(S3でYES)、潤滑剤の塗布を上述のように実行し(S4)、条件を満たさなければ(S3でNO)、プリント待機状態に戻る(S6)。そして、潤滑剤の塗布を実行した後、積算プリント枚数、帯電装置積算オン時間、像担持体積算駆動距離についての条件をリセットし(ステップ5)、プリント待機状態に戻る(S6)。
本実施例で用いている固形潤滑剤10としては、ステアリン酸亜鉛を主成分とする潤滑油添加剤を溶解したもので、十分な潤滑性があるものを用いる。ステアリン酸亜鉛は膜状になるとラメラ結晶構造を形成する。ラメラ結晶は両親媒性分子が自己組織化した層状構造を有しており、剪断力が加わると層間にそって結晶が割れて滑りやすくなる。感光体ドラム1に付着したステアリン酸亜鉛膜は、上記で説明した作用により少量であっても剪断力を受けて低摩擦係数化につながり、感光体ドラム1表面を覆うことが出来る。この低摩擦係数化によって、クリーニング装置4としてのブレード部材がそのクリーニング性能を発揮することができる。同様に中間転写体eのブレード部材14もクリーニング性能を発揮することができる。
ステアリン酸亜鉛の他にも、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸鉄、ステアリン酸ニッケル、ステアリン酸コバルト、ステアリン酸銅、ステアリン酸ストロンチュウム、ステアリン酸カルシウム等のステアリン酸基を持つものを使用することが出来る。また、同じ脂肪酸基であるオレイン酸亜鉛、オレイン酸バリウム、オレイン酸鉛、以下、ステアリン酸と同様や、パルチミン酸亜鉛、パルチミン酸バリウム、パルチミン酸鉛、以下、ステアリン酸と同様を使用して良い。
すなわち、カラー画像形成方法の小型化、低コスト化のために、少なくとも像担持体と、現像装置と、帯電装置と、クリーニング装置と、トナー充填部および廃トナー回収保持スペース部からなる画像作像ユニットを有し、中間転写体を介して像担持体と相対する転写部材を有し、中間転写体トナーを転写して画像を形成する画像形成装置において、中間転写体に潤滑剤塗布装置を配置し、潤滑剤塗布装置で中間転写体に塗布した粉体状潤滑剤を、静電的な力によって像担持体に選択的に転写させ、像担持体上で潤滑剤を薄膜化する。画像形成方法は高画質を要求されているため、トナーを小粒径化する。そのためクリーニング不良が発生しやすくなるため像担持体の表面摩擦係数を下げることが有効である。本発明は中間転写体から潤滑剤を用いて、それぞれの像担持体の表面摩擦係数を下げることができ、すべての画像作像ユニットに潤滑剤塗布装置を配置させる必要がなくなる。したがって、小型でクリーニング不良の発生しにくい画像形成方法を安価に提供することができる。
また中間転写体から画像作像ユニットの像担持体表面への粉体状潤滑剤の搬送については、潤滑剤塗布装置は、固形潤滑剤と、固形潤滑剤を中間転写体に塗布する潤滑剤塗布ローラと中間転写体の残留トナーを除去し、中間転写体に塗布された潤滑剤を薄膜化するためのクリーニング部材と、クリーニングブレードを中間転写体に接離させる為の接離機構を備え、中間転写体から画像作像ユニットの像担持体へ潤滑剤を搬送させる際にはクリーニングブレードを中間転写体から離間させる。中間転写体から各画像形成ユニットへ潤滑剤を回り込ませる際に、クリーニング部材を中間転写体から離間させることで、中間転写体表面に粉体状へ塗布された潤滑剤をクリーニングブレードが薄膜状することがないので、粉体状の潤滑剤を画像作像ユニットの像担持体へ搬送することができる。
また、中間転写体から複数の像担持体へ潤滑剤を転写させる際に、潤滑剤を転写をさせたい像担持体と相対する転写部材に潤滑剤の保持する極性とは同極性のバイアスを印加し、中間転写体から複数の像担持体へ選択的に潤滑剤を転写させるために、中間転写体から像担持体へ潤滑剤が搬送される際に、潤滑剤を転写させたい像担持体と相対する転写部材に潤滑剤と同極性のバイアスを印加することで、潤滑剤と転写部材の間に静電的な斥力を発生させ、潤滑剤を効率良く像担持体へ転写させることができる。また、転写部材へのバイアス印加を選択的に行うことで、複数の像担持体へ潤滑剤の転写を選択的に行うことができる。
また中間転写体から画像作像ユニットの像担持体表面への粉体状潤滑剤の転写の抑制のために、中間転写体によって搬送されている潤滑剤が転写をさせたくない像担持体を通過する際に、転写させたくない像担持体と相対する転写部材に潤滑剤の保持する極性とは逆極性のバイアスを印加し、中間転写体から像担持体への潤滑剤の転写を抑制する。中間転写体から像担持体へ潤滑剤が搬送される際に、潤滑剤を転写させたくない像担持体と相対する転写部材に潤滑剤と逆極性のバイアスを印加することで、潤滑剤と転写部材の間に静電的な引力を発生させて中間転写体上に潤滑剤を静電的に保持することで、潤滑剤の像担持体への転写を抑制することができる。また、転写部材へのバイアス印加を選択的に行うことで、潤滑剤の像担持体への不必要な転写を選択的に抑制することができる。
中間転写体から画像作像ユニットの像担持体表面への粉体状潤滑剤の転写については、中間転写体から複数の像担持体へ潤滑剤を転写させる際に、潤滑剤を転写をさせたい像担持体表面を潤滑剤の保持する極性と逆極性に帯電させ、中間転写体から複数の像担持体へ選択的に潤滑剤を転写させる。中間転写体から像担持体へ潤滑剤が搬送される際に、潤滑剤を転写させたい像担持体表面を潤滑剤が保持する極性と逆極性に帯電させることで、潤滑剤と像担持体の間に静電的な引力を発生させ、潤滑剤を効率良く像担持体へ転写させることができる。また、像担持体表面の帯電を選択的に行うことで、複数の像担持体へ潤滑剤の転写を選択的に行うことができる。
中間転写体から画像作像ユニットの像担持体表面への粉体状潤滑剤の転写の抑制については、中間転写体によって搬送されている潤滑剤が転写をさせたくない像担持体を通過する際に、転写させたくない像担持体表面を潤滑剤の保持する極性と同極性に帯電させ、中間転写体から像担持体への潤滑剤の転写を抑制し得る。中間転写体から像担持体へ潤滑剤が搬送される際に、潤滑剤を転写させたくない像担持体表面を潤滑剤が保持する極性と逆極性に帯電することで、潤滑剤と像担持体表面の間に静電的な斥力を発生させ、潤滑剤の像担持体への転写を抑制することができる。また、像担持体表面の帯電を選択的に行うことで、潤滑剤の像担持体への不必要な転写を選択的に抑制することができる。
中間転写体から像担持体への潤滑剤の転写の際に行う転写部材へのバイアス印加や像担持体の帯電で発生した像担持体上の残留電荷を取り除くために、像担持体と中間転写体間のニップ部下流側と像担持体表面を帯電させる帯電装置の上流側の間に像担持体表面の電荷を除電する除電装置を備え、潤滑剤転写時には除電装置が働くようにすることができる。中間転写体から像担持体への潤滑剤の転写の際に発生する像担持体上の電荷を残したまま次の像担持体の帯電を行うと、残留電荷の影響により像担持体表面の帯電が不均一となり潤滑剤やトナーの転写ムラの発生につながる。このため、帯電の前に像担持体上の残留電荷の除電を行ない像担持体の表面の電荷を除去してから帯電を行うことにより、感光体表面の帯電電位を均一にでき、画像の濃度ムラを抑制することができる。
中間転写体から像担持体へ転写する潤滑剤の量を制御するために、中間転写体から像担持体への潤滑剤の転写量は、クリーニングブレードの離間時間、転写部材への印加バイアスの大きさやバイアス印加時間、像担持体表面の帯電量や帯電時間により制御するで、中間転写体から像担持体へ転写する際に、クリーニングブレードの離間時間により中間転写体から像担持体へ搬送する潤滑剤の量を規制し、転写部材への印加バイアスの大きさや像担持体表面の帯電量により中間転写体から像担持体への潤滑剤の転写効率を決定し、バイアス印加時間や像担持体の帯電時間により中間転写体から像担持体への潤滑剤の転写時間を決定し、中間転写体から像担持体へ転写する潤滑剤の量を制御することができる。
像担持体上に潤滑剤の搬送/塗布を適時に行うために、中間転写体から像担持体への粉体状潤滑剤の搬送/転写は、出力プリント枚数、帯電装置の積算オン時間、像担持体積算駆動距離のいずれかの規定条件を満たした時に行われるようにする。像担持体表面に塗布された潤滑剤の薄膜は作像プロセスの過程で劣化し経時で減少し、クリーニング性の低下や帯電保護層としての役割を果たさなくなるため、像担持体表面の潤滑剤薄膜が減少する条件を満たした時に、潤滑剤を像担持体上へ搬送/転写を行うことで、像担持体表面の潤滑剤の不足を無くす事ができる。また、像担持体表面の潤滑剤が減少した時だけ搬送、転写を行うので、像担持体上の潤滑剤を過剰に塗布することを抑制することにも繋がる。
効率的に潤滑剤を像担持体および中間転写体に塗布する、像担持体および中間転写体に潤滑剤を搬送/転写する動作は非作像時に行うようにし、作像動作時ではトナーの影響や、画像形成パターンにより塗布ムラが発生する。そこで、非作像時にそれぞれの画像作像ユニット内の像担持体、および中間転写体自体に潤滑剤を塗布し、膜化させてクリーニング性の向上、転写性の向上を可能とする。
少量の潤滑剤によって効果的に像担持体表面を覆い潤滑性を発揮させるために、固形状潤滑剤にはステアリン酸亜鉛を用いるとよい。ステアリン酸亜鉛は代表的なラメラ結晶紛体である。ラメラ結晶は両親媒性分子が自己組織化した層状構造を有しており、せん断力が加わると層間にそって結晶が割れて滑りやすい。この作用が低摩擦係数化に効果があり、せん断力を受けて均一に第一潤滑剤塗布部材から像担持体表面に移行することができる。また、ラメラ結晶の特性は少量の潤滑剤で効果的に像担持体および中間転写体表面を覆うことができる。
なお以上説明してきたように、本発明に係る画像形成方法を用いれば、カラー画像形成装置でも小型化、低コスト化を図れる。すなわち、画像形成装置は高画質を要求されているため、トナーを小粒径化する。そのためクリーニング不良が発生しやすくなるため像担持体の表面摩擦係数を下げることが有効である。本発明は中間転写体から潤滑剤を用いて、それぞれの像担持体の表面摩擦係数を下げることができ、すべての画像作像ユニットに潤滑剤塗布装置を配置させる必要がなくなる。したがって、小型でクリーニング不良の発生しにくい画像形成装置を安価に提供することができる。
本発明の実施対象となる画像形成装置の一例であるカラー画像形成装置の要部構成を示した図 画像作像ユニットの概略構成を示す断面図 潤滑剤塗布装置の概略構成を示す断面図 中間転写体と潤滑剤塗布部材の接触部の拡大図 中間転写体によって搬送された極性を帯びた粉体潤滑剤がブレード部材により薄膜化される一連の動作を示した図 感光体ドラムとクリーニング装置としてのクリーニング部材が接触している拡大図 粉体潤滑剤の転写量決定パラメータを示す図 潤滑剤塗布の塗布、搬送動作オンのシーケンスを示すフローチャート
符号の説明
a、b、c、d:画像作像ユニット
e:中間転写体
f:潤滑剤塗布装置
P:転写材
1:感光体ドラム
2:帯電装置
3:現像装置
4:クリーニング装置
5:現像ローラ
6:トナー供給ローラ
7:廃トナー回収保持スペース部
8:トナー搬送部材
9:潤滑剤塗布部材
10:固形潤滑剤
11:押圧部材
14:ブレード部材
16:粉体潤滑剤
16a:薄膜潤滑剤
17:除電装置
18:転写部材
19:転写装置

Claims (20)

  1. 少なくとも、一以上の像担持体、現像装置、帯電装置、クリーニング装置、トナー充填部および廃トナー回収保持スペース部からなる画像作像ユニットを有し、移動する中間転写体を介して前記一以上の像担持体と相対する一以上の転写部材を有し、前記中間転写体にトナーを転写して画像を形成する画像形成装置において用いる画像形成方法であって、前記中間転写体に潤滑剤を塗布し、前記中間転写体に塗布した粉体状潤滑剤を静電的な力によって前記像担持体に選択的に転写させ、前記像担持体上で潤滑剤を薄膜化することを特徴とする画像形成方法。
  2. 請求項1の画像形成方法において、前記中間転写体から前記複数の像担持体へ潤滑剤を転写させる際に、潤滑剤を転写をさせたい像担持体と相対する転写部材に潤滑剤の保持する極性とは同極性のバイアスを印加し、前記中間転写体から前記複数の像担持体へ選択的に潤滑剤を転写させることを特徴とする画像形成方法。
  3. 請求項1または2の画像形成方法において、前記中間転写体によって搬送されている潤滑剤が転写をさせたくない像担持体を通過する際に、転写させたくない前記像担持体と相対する前記転写部材に潤滑剤の保持する極性とは逆極性のバイアスを印加し、前記中間転写体から前記転写させたくない像担持体への潤滑剤の転写を抑制することを特徴とする画像形成方法。
  4. 請求項1から3のいずれかの画像形成方法において、前記中間転写体から複数の像担持体へ潤滑剤を転写させる際に、潤滑剤を転写をさせたい像担持体表面を潤滑剤の保持する極性と逆極性に帯電させ、前記中間転写体から前記複数の像担持体のいずれかへ選択的に潤滑剤を転写させることを特徴とする画像形成方法。
  5. 請求項1から4のいずれかの画像形成方法において、前記中間転写体によって搬送されている潤滑剤が転写をさせたくない像担持体を通過する際に、該転写させたくない像担持体表面を潤滑剤の保持する極性と同極性に帯電させ、前記中間転写体から該像担持体への潤滑剤の転写を抑制することを特徴とする画像形成方法。
  6. 請求項1〜7の画像形成方法において、前記中間転写体から前記像担持体への潤滑剤の転写量は、前記クリーニング装置のクリーニングブレードを前記中間転写体から離間させる時間、前記転写部材への印加バイアスの大きさやバイアス印加時間、前記像担持体表面の帯電量や帯電時間により制御することを特徴とする画像形成方法。
  7. 請求項1から6のいずれかの画像形成方法において、前記中間転写体から前記像担持体への粉体状潤滑剤の搬送、転写は、出力プリント枚数、帯電装置の積算オン時間、像担持体積算駆動距離のいずれかの規定条件を満たした時に行うことを特徴とする画像形成方法。
  8. 請求項1から7のいずれかの画像形成方法において、前記像担持体および前記中間転写体に潤滑剤を搬送、転写する動作を非作像時に行うことを特徴とする画像形成方法。
  9. 請求項1から8のいずれかの画像形成方法において、固形状潤滑剤であるステアリン酸亜鉛を用いることを特徴とする画像形成方法。
  10. 少なくとも像担持体と、現像装置と、帯電装置と、クリーニング装置と、トナー充填部および廃トナー回収保持スペース部からなる画像作像ユニットを有し、移動する中間転写体を介して像担持体と相対する転写部材を有し、中間転写体トナーを転写して画像を形成する画像形成装置において、前記中間転写体に潤滑剤塗布装置を配置し、該潤滑剤塗布装置で前記中間転写体に塗布した粉体状潤滑剤を、静電的な力によって前記像担持体に選択的に転写させ、前記像担持体上で潤滑剤を薄膜化することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項10の画像形成装置において、前記潤滑剤塗布装置は、固形潤滑剤と、固形潤滑剤を前記中間転写体に塗布する潤滑剤塗布ローラと、前記中間転写体の残留トナーを除去し、前記中間転写体に塗布された潤滑剤を薄膜化するためのクリーニング部材と、該クリーニング部材が備えるクリーニングブレードを前記中間転写体に接離させるための接離機構を備え、前記中間転写体から前記像担持体へ潤滑剤を搬送させる際には前記クリーニングブレードを前記中間転写体から離間させることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項10または11の画像形成装置において、前記像担持体を複数備え、前記中間転写体から該複数の像担持体へ潤滑剤を転写させる際に、潤滑剤を転写をさせたい像担持体と相対する転写部材に潤滑剤の保持する極性とは同極性のバイアスを印加し、前記中間転写体から前記複数の像担持体へ選択的に潤滑剤を転写させることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項12の画像形成装置において、前記中間転写体によって搬送されている潤滑剤が転写をさせたくない像担持体を通過する際に、転写させたくない像担持体と相対する転写部材に潤滑剤の保持する極性とは逆極性のバイアスを印加し、前記中間転写体から該像担持体への潤滑剤の転写を抑制することを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項12または13の画像形成装置において、前記中間転写体から複数の像担持体へ潤滑剤を転写させる際に、潤滑剤を転写をさせたい像担持体表面を潤滑剤の保持する極性と逆極性に帯電させ、前記中間転写体から複数の像担持体へ選択的に潤滑剤を転写させることを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項12または14の画像形成装置において、前記中間転写体によって搬送されている潤滑剤が転写をさせたくない像担持体を通過する際に、転写させたくない像担持体表面を潤滑剤の保持する極性と同極性に帯電させ、前記中間転写体から該像担持体への潤滑剤の転写を抑制することを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項10から15のいずれかの画像形成装置において、前記作像ユニットは、前記像担持体と前記中間転写体の間に形成されるニップ部より前記中間転写体の移動方向下流側と前記像担持体表面を帯電させる前記帯電装置の前記中間転写体の移動方向上流側の間に、前記像担持体表面の電荷を除電する除電装置を備え、潤滑剤転写時には該除電装置を作動させることを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項10から16のいずれかの画像形成装置において、前記中間転写体から前記像担持体への潤滑剤の転写量は、クリーニングブレードの離間時間、前記転写部材への印加バイアスの大きさやバイアス印加時間、前記像担持体表面の帯電量や帯電時間により制御することを特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項10から17のいずれかの画像形成装置において、前記中間転写体から前記像担持体への粉体状潤滑剤の搬送、転写は、出力プリント枚数、前記帯電装置の積算オン時間、前記像担持体積算駆動距離のいずれかの規定条件を満たした時に行うことを特徴とする画像形成装置。
  19. 請求項10から18の画像形成装置において、前記像担持体および前記中間転写体に潤滑剤を搬送、転写する動作は非作像時に行うことを特徴とする画像形成装置。
  20. 請求項10から19のいずれかの画像形成装置において、前記固形状潤滑剤がステアリン酸亜鉛であることを特徴とする画像形成装置。
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