JP2008275596A - エネルギー/物質変換方法及び構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エネルギーホールは、原子、イオン、分子、イオン及び分子複合物を含む参与種の間の少なくとも一つの電子の伝達によって設けられ、一つ以上の供与種から一つ以上の受容種へのt個の電子の伝達を具備する。これにより、電子供与種のイオン化エネルギー及び/又は電子親和力の合計から電子受容種のイオン化エネルギー及び/又は電子親和力の合計を控除した値は、「基底状態」遷移よりも低い原子(分子)水素に対して、約m×27.21eV(m×48.6)に等しい(ここでmとtは整数である)。遷移率を高めるために、放射源水素のエネルギーとシンクエネルギーホールを整合させる。エネルギー反応器は、電解セル、加圧水素ガスセル、及び水素ガス放電セルの一つを含む。
【選択図】図5
Description
(発明の分野)
本発明は、新原子モデルにより遷移を刺激するために放出された電子エネルギーと共鳴したエネルギーを除去するためのエネルギーシンク又は手段を設けることにより、電子が、「基底状態」よりも低いエネルギーレベルと小半径(小半長径及び半短径軸)に緩和するように刺激される時、水素原子(分子)からエネルギーを放出するための方法及び装置に関する。そのような各反応は、以後、収縮反応と呼ばれる。各遷移は、以後、収縮遷移と呼ばれる。各遷移を行うために放出された水素電子エネルギーと共鳴したエネルギーを除去するための各エネルギーシンク又は手段は、以後、エネルギーホールと呼ばれ、そして収縮遷移を行う又は刺激するためにエネルギーホールによって除去された電子エネルギーは、以後、共鳴収縮エネルギーと呼ばれる。本発明は、さらに、高熱的安定性の如く新規の特性を新材料に設けるために、収縮した原子(分子)を生成する収縮反応を繰り返すための方法と構造を具備する。
誤った仮定と不完全又は誤ったモデル及び理論の結果として、原子構造とエネルギー移動の正確な理解を必要とする有益又は機能的システム及び構造の展開は、抑止された。例えば、シュレーディンガー方程式は、本発明の一部である低エネルギー水素原子及び分子の生成により、炭酸カリウム電解液を有するある電解セルにおける水素からの異常放熱の現象を説明しない。こうして、原料及びエネルギー/物質変換における進歩は、商業的応用が限定又は最適下限にされた実験室の発見に大きく限定された。
新規の原子理論が、The Unification of Spacetime, the Forces,Matter, and Energy, Mills, R., Technomics Publishing Company, Lancaster, PA, U.S.A. (1992)と、The Grand Unified Theory, Mills, R. and Farrell, J., Science Press, Ephrata, PA, (1990)、Mills, R., Kneizys, S., Fusion Technology., 210, (1991), pp. 65-82と、その内容が1992年6月25日にWO 90/10838と1990年11月1日にWO 90/13126において公告された、"Energy/Matter Conversion Methods and Structures"と題する前述のU.S.特許出願において開示される。
第1原理(Unification of Spacetime, the Forces, Matter,and Energy, Milles, R., Technomics Publishing Company, Lancaster, PA, (1992))から導出された電子の新規なモデルにより、束縛電子が、ラジアルデルタ関数(f(r)=δ(r−rn))、2つの角関数(球調和関数)、及び時間調和関数の積である電荷密度(質量密度)関数によって記述される。こうして、電子は、核から特定距離のみにある束縛状態において存在する、電子軌道球体と呼ばれる、スピニング2次元球面にあり、この場合、殻における各点は、中心核の回りの大きな円軌道に従う。「基底状態」に対して、電界は、外側ではゼロの球形殻の内側の放射状中心場であり、この場合、殻の半径は、ボーア半径a0である。この半径において、電子は無放射性であり、そして力平衡が、陽子の中心場と電子の間に存在する。
水素の励起状態は、離散共鳴周波数の光子の捕獲から生ずる。束縛電子は、この球形殻の内側の球形共鳴器空洞の離散周波数の光子をトラップする。励起モードに対して、電界は、「基底状態」場と球座標におけるラプラシアンの時間調和解の合計である。電界は、膨張した共鳴器空洞の内側で非ゼロであり、この場合、無放射と力平衡が達せられる半径は、ボーア半径の整数倍である。これらのモードを励起する光子は、
2πr=nλ (2)
であり、この場合、nは整数である。許容半径と電子波長の間の関係は、
2π(nr1)=2πrn=nλ1=λn (3)
ここで、n=1
n=2、3、4、..
n=1/2、1/3、1/4、..
λ1はn=1に対する許容波長であり、r1はn=1に対する許容半径である。高位及び低位エネルギー状態は、同様に妥当である。両方の場合における光子定在波は、球座標におけるラプラシアンの解として与えられる。
1=1、2、..、n−1
m=−1、−1+1、..、0、..、+1
1=1、2、..、n−1
m=−1、−1+1、..、0、..、+1
方程式(5)により、「基底状態」内遷移に対応する中心場の大きさは、整数であり、そして「基底状態」内遷移のエネルギーは、
m×27.2eV (7)
であり、ここで、m=1、2、3、4、...である。ホールの共鳴吸収の後、軌道球体の半径a0は、a0/m+1に収縮し、そして共鳴収縮のpサイクルの後、半径はa0/mp+1である。
ポテンシャルエネルギーの関数としての電子軌道球体のサイズは、第2図に与えられる。
好ましい実施態様において、約27.21eVのエネルギーホールが、電子が「基底状態」よりも低い量子化ポテンシャルエネルギーレベルに緩和するように刺激される時、熱を水素原子から放出させる電気化学反応物(電気触媒対)を含む反応物の電子伝達反応によって設けられる。電子伝達反応によって除去されたエネルギー、エネルギーホールは、この遷移を刺激するために放出された水素エネルギーと共鳴する。水素原子源は、電解エネルギー反応器の場合に、水の電解中陰極の表面における生産物であり、そして加圧ガスエネルギー反応器又は気体放電エネルギー反応器の場合に、水素ガス又は水素化物である。
2つの水素原子は、二原子分子、水素分子を形成するために反応する。
A=πab (13)
である。ここで、2bは、半短径軸の長さであり、そして2aは、半長径軸の長さである。分子水素の幾何形状は、主軸として核間軸を有する楕円である。こうして、電子軌道は、2次元楕円面時間調和関数である。質量は、焦点における陽子の中心場によって決定された如く、測地時間に調和的に従う。核間軸の回りの回転対称性は、さらに、軌道が、長球であることを決定する。一般に、以後、楕円面分子軌道(M.O.'s)と呼ばれる分子結合の楕円体軌道は、
楕円体座標において、ラプラシアンは、
軌道球体の励起状態は、The Unification of Spacetime, the Forces, Matter, and Energy, Mills, R., Technomics Publishing Company, Lancaster, PA, (1992)のOne Electron Atom (Quantization) SectionのExcited Statesにおいて議論される。楕円体M.O.'sの場合に、励起電子状態は、離散周波数の光子がM.O.の楕円体共鳴体空洞においてトラップされる時、生成される。光子は、中心場が楕円体であるM.O.表面において有効な電荷を変化させる。力平衡は、基底状態楕円体と共焦の一連の楕円体等ポテンシャルの2次元表面において達成される。トラップされた光子は、方程式(15)の楕円体座標におけるラプラシアンの解である。
4aE=nλ (16)
である。ここで、nは整数であり、そして
n=1/2、1/3、1/4、...
ω1は、n=1に対する許容角周波数であり、
a1とb1は、n=1に対する許容半長及び半短軸である。
mp2×48.6eV (25)
であり、ここで、mとpは整数である。遷移中、楕円場が、大きさpから大きさp+mまで増大される。対応するポテンシャルエネルギー変化は、エネルギーホールによって吸収されたエネルギーに等しい。
いっそうのエネルギーが、核間距離が「収縮」する時、水素形分子によって放出される。遷移中に放出された全エネルギーETは、
水素形分子と分子イオンの全エネルギーウェルの概略図が、第3図において与えられる。一つのポテンシャルエネルギーレベルから「基底状態」内の低位レベルへの遷移に係わる発熱反応はまた、HECTER(Hydrogen Emission by Catalytic Thermal Electronic Relaxation)と呼ばれる。
言い換えれば、水素分子の楕円体「基底状態」場は、フーリエ成分の畳み込みと考えられる。エネルギー
m×48.6eV (31)
(ここでmは整数)の負フーリエ成分の除去は、各焦点における陽子の電荷のm倍だけ楕円体殻の内側の正電界を増大させる。合成電界は、楕円体座標におけるラプラシアンの時間調和解である。核間距離2c'=√2a0を有する水素分子は、「基底状態」内レベルへ遷移させられ、そして力平衡と無放射が達せられる核間距離は、2c'=√2a0/1+mである。「基底状態」からこの核間距離に崩壊する際に、全エネルギー
好ましい実施態様において、約m×48.6eVのエネルギーホールが、電子が「基底状態」よりも低い量子化ポテンシャルエネルギーレベルに緩和するために刺激される時、水素分子から熱を放出させる電気化学反応物(電気触媒対)を含む反応物の電子伝達反応によって設けられる。電子伝達反応によって除去されたエネルギー、エネルギーホールは、この遷移を刺激するために放出された水素エネルギーと共鳴する。水素分子源は、電解エネルギー反応器の場合に、水の電解中陰極の表面における生産物であり、そして加圧ガスエネルギー反応器又は気体放電エネルギー反応器の場合に、水素ガス又は水素化物である。
電界セルエネルギー反応器、加圧ガスエネルギー反応器と気体放電エネルギー反応器の本発明は、水素源を含有するための手段と、エネルギーホールの固体、溶融、液体又はガス溶液の一つと水素原子(分子)を接触させるための手段と、発熱収縮反応が平衡になるのを防止するために、低位エネルギー水素原子(分子)を除去するための手段とを具備する。収縮反応率と正味パワー出力は、共鳴収縮エネルギーに一致するようにエネルギーホールを順応させることにより増大される。一般に、パワー出力は、温度、水素ガスの圧力、エネルギーホールを設ける電気触媒対を含むエネルギーホール源、電気触媒対の対イオン、収縮反応が発生する表面の面積を制御することにより最適化される。電界セルの場合に、パワー出力は、時間の関数としての電解セルの電界、溶液のpH、陰極の表面積、陰極の電流密度、原料組成と陰極の構造を制御することにより最適化される。原子水素収縮の場合に、電解セルのいっそうの強化は、反応水素原子が生成される陰極の表面と、電気触媒対を含む溶液との間の水素ガス境界層の発生を防止することにより達成される。これは、振動又は超音波を陰極及び/又は電解溶液に印加し、電流が断続する電解回路の使用により達成される。
ここに挙げた各表は明細書の最後に添付されている。
表1は、実験#1〜#3のパワー入力及び出力パラメータである。
表2は、熱生成K2CO3セルとNa2CO3制御セルによるガス生成のファラデー効率である。
表3は、方程式(314)による星間空間の観察極紫外背景発光データである[Labov, S., Bowyer, S.,"Spectral observations of the extreme ultraviolet background", The Astrophysical Journal, 371, (1992), pp. 810-819]である。
表4は、方程式(312)による主量子数の関数としてヒドリノ原子の結合エネルギーである。
表5は、標準水素の変化するイオン化ポテンシャルによる質量スペクトル分析データである。
表7は、低温ろ過器のみからのガスの変化するイオン化ポテンシャルによる質量スペクトル分析データである。
表8は、ナトリウム電解セルから放出された低温ろ過された電解ガスの変化するイオン化ポテンシャルによる質量スペクトル分析データである。
表9は、カリウム電解セルから放出された低温ろ過された電解ガスの変化するイオン化ポテンシャルによる質量スペクトル分析データである。
(理論)
(水素原子の「基底状態」内遷移)
H(Znff=1;r1=a0) →
H(Znff=2;r1/2=0.5a0) (36)
に対してDE=−40.83eVである。即ち、約27.21eVは、エネルギーホールの吸収により失われ、そして約14eVは、エネルギーホールの吸収後、放出される。
m×27.2eV (37)
であり、ここで、m=1、2、3、4、..
ホールの共鳴吸収の後、軌道球体の半径a0は、a0/m+1に収縮し、そしてpサイクルの共鳴収縮の後、半径はa0/mp+1である。
同一エネルギーホールは、収縮サイクルを継続する。一般に、エネルギーホールの吸収は、軌道球体に一つの安定無放射半径から別の安定無放射半径への遷移を経させる。電気力は、引力であり、こうして、軌道球体は、有効核電荷が増大する時収縮する。軌道球体は、無放射条件
n=2、3、4、...
1=1、2、..、n−1
m=−1、−1+1、..、0、..、+1
である。そして、電子の量子数は、n、1、m(m1)、及びmsである。
半径、エネルギー、エネルギーホール、及び幾つかの水素状態に対して放出されたエネルギー
(単一電子伝達)
エネルギーホールは、原子、イオン、分子、イオン及び分子複合物を含む参与種の間の電子の伝達によって設けられる。一つの実施態様において、エネルギーホールは、一つの種から別の種への電子の伝達を具備し、これにより、電子供与種のイオン化エネルギーの合計から電子受容種のイオン化エネルギー又は電子親和力を差し引いた差は、約m×27.21eV(ここでmは整数)に等しい。
3つの共鳴器空洞のカプリングによる効率的な触媒システムは、カリウムを含む。例えば、カリウムの第2イオン化エネルギーは、31.63eVである。このエネルギーホールは、明らかに、共鳴吸収に対して高すぎる。しかし、K+は、それがKに還元される時、4.34eVを放出する。K+からK2+とK+からKの組み合わせは、27.28eVの正味エネルギー変化を有する。方程式(37)
Na++Na++42.15eV → Na+Na2+ (46)
エネルギーホールは、真空エネルギーレベルへの原子、イオン、分子、イオン及び分子複合物を含む参与種からの電子のイオン化によって設けられる。一つの実施態様において、エネルギーホールは、一つの種から真空エネルギーレベルへの電子のイオン化を具備し、これにより、電子供与種のイオン化エネルギーは、約m×27.21eV(ここでmは整数)に等しい。
エネルギーホールは、原子、イオン、分子、イオン及び分子複合物を含む参与種の間の多重電子の伝達によって設けられる。一つの実施態様において、エネルギーホールは、一つ以上の種から別の一つ以上の種へのt個の電子の伝達を具備し、これにより、電子供与種のイオン化エネルギー及び/又は電子親和力の合計から電子アクセプタ種のイオン化エネルギー及び/又は電子親和力の合計を差し引いた差は、約m×27.21eV(ここでmとtは整数)に等しい。
好ましい実施態様において、電子アクセプタ種は、MnOx、AIOx、SiOxの如く酸化物である。好ましい分子電子アクセプタは、酸素O2である。
実施態様において、2つのイオン化エネルギーの合計が約27.21eVである如く、原子、イオン又は分子から真空エネルギーレベルへの2つの電子のイオン化によるエネルギーホールを設ける。亜鉛は、第1及び第2イオン化エネルギーが27.358eV、方程式(37)においてm=1であるために、共鳴収縮を生ずる触媒の一つである。こうして、第p番目のサイクルに対する収縮カスケードは、
別の実施態様において、エネルギーホールを設ける触媒システムは、参与原子、イオン、及び/又は分子の2つのイオン化エネルギーの合計から2つの電子親和力の合計を差し引いた差は、約27.21eVである如く、原子、イオン又は分子から別の原子又は分子への2つの電子の伝達による。原子から分子への2つの電子の伝達による触媒システムは、パラジウムと酸素を含む。例えば、パラジウムの第1及び第2イオン化エネルギーは、それぞれ、8.34eVと19.43eVである。そして、酸素分子の第1及び第2電子親和力は、それぞれ、0.45eVと0.11eVである。2電子伝達から生ずるエネルギーホールは、共鳴吸収のために適切である。PdからPd2+とO2からO2 2−の組み合わせは、27.21eVの正味エネルギー変化を有する。
別の実施態様において、エネルギーホールを設ける触媒システムは、参与原子、イオン、及び/又は分子の2つのイオン化エネルギーの合計から1つのイオン化エネルギーと1つの電子親和力の合計を差し引いた差は、約27.21eVである如く、原子、イオン又は分子から別の原子、イオン又は分子への2つの電子の伝達による。原子からイオンへの2つの電子の伝達による触媒系は、キセノンとリチウムである。例えば、キセノンの第1及び第2イオン化エネルギーは、それぞれ、12.13eVと21.21eVである。そして、リチウムの第1イオン化エネルギーと第1電子親和力は、それぞれ、5.39eVと0.62eVである。2電子伝達から生ずるエネルギーホールは、共鳴吸収のために適切である。この時、XeからXe2+とLi+からLi−の組み合わせは、27.33eVの正味エネルギー変化を有する。
別の実施態様において、エネルギーホールを設ける触媒システムは、参与原子及び/又は分子の2つのイオン化エネルギーの合計から2つのイオン化エネルギーの合計を差し引いた差は、約27.21eVである如く、原子、イオン又は分子から別の原子、イオン又は分子への2つの電子の伝達による。第1イオンから第2イオンへの2つの電子の伝達による触媒系は、銀(Ag+)と銀(Ag2+)を含む。例えば、銀の第2及び第3イオン化エネルギーは、それぞれ、21.49eVと34.83eVである。そして、銀の第2及び第1イオン化エネルギーは、それぞれ、21.49eVと7.58eVである。2電子伝達から生ずるエネルギーホールは、共鳴吸収のために適切である。この時、Ag+からAg3+とAg2+からAgの組み合わせは、27.25eVの正味エネルギー変化を有する。
別の実施態様において、エネルギーホールを設ける触媒システムは、第1イオンの電子親和力と2つのイオン化エネルギーの合計から第2イオンの3つのイオン化エネルギーの合計を控除した値は、約27.21eVである如く、イオンから別のイオンへの3つの電子の伝達による。イオンから第2イオンへの3つの電子の伝達による触媒システムは、Li−とCr3+である。例えば、リチウムの電子親和力、第1イオン化エネルギー、及び第2イオン化エネルギーホールは、それぞれ、0.62eV、5.392eVと75.638eVである。そして、Cr3+の第3、第2及び第1イオン化エネルギーは、それぞれ、30.96eV、16.50eVと6.766eVである。3電子伝達から生ずるエネルギーホールは、共鳴吸収のために適切である。Li−からLi2+とCr3+からCrの組み合わせは、27.42eVの正味エネルギー変化を有する。
別の実施態様において、エネルギーホールを設ける触媒システムは、電子供与種の3つに連続イオン化エネルギーの合計から電子受容種の3つの連続イオン化エネルギーの合計を控除した値が、約27.21eVである如く、原子、イオン又は分子から別の原子、イオン又は分子への3つの電子の伝達による。原子からイオンへの3つの電子の伝達による触媒系は、AgとCe3+を含む。例えば、銀の第1、第2及び第3イオン化エネルギーは、それぞれ、7.58eV、21.49eVと34.83eVである。そして、Ce3+の第3、第2及び第1イオン化エネルギーは、それぞれ、20.20eV、10.85eVと5.47eVである。3電子伝達から生ずるエネルギーホールは、共鳴吸収のために適切である。この時、AgからAg3+とCe3+からCeの組み合わせは、27.38eVの正味エネルギー変化を有する。
そして、全反応は、
(単一電子伝達)
一層の実施態様において、水素原子の「基底状態」内電子遷移に対して放出された全エネルギーに等しいエネルギーのエネルギーホールは、原子、イオン、分子、イオン及び分子複合物を含む参与種の間の電子の伝達によって設けられる。一つの実施態様において、エネルギーホールは、一つの種から別の種への電子の伝達を具備し、これにより、電子供与種のイオン化エネルギーの合計から電子受容種のイオン化エネルギー又は電子親和力を控除した値は、約m/2×27.21eV(ここでmは整数)に等しい。
エネルギーホールは、原子、イオン、分子、イオン及び分子複合物を含む参与種の間の多重電子の伝達によって設けられる。一つの実施態様において、エネルギーホールは、一つ以上の種から別の一つ以上の種へのt個の電子の伝達を具備し、これにより、電子供与種のイオン化エネルギー及び/又は電子親和力の合計から電子アクセプタ種のイオン化エネルギー及び/又は電子親和力の合計を控除した値は、約m/2×27.21eV(ここでmとtは整数)に等しい。
2つの水素原子は、二原子分子、水素分子を形成するために反応する。
各水素形分子イオンは、2つの光子と電子を具備し、この場合、電子の運動方程式は、各焦点における光子のそれのp倍である中心場によって決定される(pは、水素分子イオンに対して1であり、そしてpは、各ジヒドリノ分子イオンに対して1よりも大きな整数である)。中心場の場合における微分運動方程式は、
E<0、e<1 閉軌道(楕円又は円)
E=0、e=1 放物線軌道
E>0、e>1 双曲線軌道
E=T+Vで一定であるために、閉軌道は、T<|V|となるものであり、そして開軌道は、T≧|V|となるものである。逆二乗場における楕円運動に対する運動エネルギー<T>の時間平均は、ポテンシャルエネルギー<V>の時間平均の1/2であり、<T>=1/2<V>である。
A=πab (101)
であり、そして2bは、半短径軸の長さであり、2aは、半長径軸の長さである。分子水素の幾何形状は、半長径軸の長さである。分子水素の幾何形状は、主軸として核間軸を有する楕円である。こうして、電子軌道は、2次元楕円体時間調和関数である。質量は、焦点において光子の中心場によって決定される如く、測地時間に調和的に従う。核間軸の回りの回転対称性は、さらに、軌道が長球面であることを決定する。一般に、以後楕円体分子軌道(M.O.'s)と呼ばれる、分子結合の楕円体軌道は、一般方程式
楕円体座標において、ラプラシアンは、
軌道球体の励起状態は、The Unification of Spacetime, the Forces, Matter, and Energy, Mills, R., Technomics Publishing Company, Lancaster, PA, (1992)のOne Electron Atom (Quantization) SectionのExcited Statesにおいて議論される。楕円体M.O.'sの場合に、励起電子状態は、離散周波数の光子がM.O.の楕円体共鳴器空洞においてトラップされる時、生成される。光子は、M.O.表面における有効電荷を変化させ、この場合、中心場は、楕円体であり、光子とM.O.の焦点においてトラップされた光子の有効電荷から生ずる。力平衡は、基底状態楕円体と共焦の一連の楕円体等ポテンシャルの2次元表面において達成される。トラップされた光子は、方程式(103)において、楕円体座標におけるラプラシアンの解である。
4aE=nλ (104)
であり、ここで、nは整数であり、そして
n=1/2、1/3、1/4、
w1は、n=1に対する許容角周波数であり、a1とb1は、n=1に対する許容半長径及び半短径軸である。
正規微分を獲得するために、我々は、曲線座標u1に沿った距離が、du1ではなく、h1du1により測定されることを想起しなければならない。楕円体座標において、
水素形分子及び分子イオンの場合に、核間軸の回りの回転対称性は、軸の2つが等しいことを必要とする。こうして、M.O.は、偏球であり、そして方程式(112)は、基本関数の項において積分される。a>b=cならば、偏球は、長球であり、そして我々は、ポテンシャル
(電気力)
偏球M.O.は、ξ=0に対して方程式(121)によって与えられた一定ポテンシャルの2次元表面である。孤立電子M.O.に対して、内側の電界は、ガウスの法則
電子M.O.の各微小点質量は、その偏心角θが、一定率において変化するようにして、偏球M.O.の測地軌道に沿って移動する。それは、時間tにおいてθ=ωtであり、ここで、ωは定数である。そして
Fc=ma=−mω2r(t) (129)
である。無放射は、方程式(106)によって与えられた、ω=定数である時、生ずる。方程式(106)によって与えられたωの方程式(129)への代入は、
D=2ab2X (132)
となる。電気力と求心力の間の力平衡は、
方程式(106)から、「基底状態」内水素形分子に対応する楕円場の大きさは、整数である。焦点(ξ=0)における陽子のp倍の大きさの場における電子M.O.のポテンシャルエネルギーVcは、
逆二乗力によって決定された軌道の摂動は、軌道の単純調和振動運動を生ずる。半径aの円形軌道の場合に対して、この振動の角周波数の近似は、
m=mp (163)
そして、Xは2aである。こうして、振動エネルギーは、
軌道球体の励起状態は、The Unification of Spacetime, the Forces, Matter, and Energy, Mills, R., Technomics Publishing Company, Lancaster, PA, (1992)のOne Electron Atom (Quantization) SectionのExcited Statesにおいて議論される。楕円体M.O.の場合に、励起電子状態は、離散周波数の光子がM.O.の楕円体共鳴器空洞においてトラップされる時、生成される。光子は、M.O.表面において有効電荷を変化させ、この場合、中心場は、楕円体であり、陽子と、M.O.の焦点においてトラップされた光子の有効電荷から生ずる。力平衡は、基底状態楕円体と共焦の一連の楕円体の等ポテンシャルの2次元表面において達成される。トラップされた光子は、方程式(103)の楕円体座標におけるラプラシアンの解である。
現ループの磁気双極子モーメントμは、
μ=iA (168)
である。楕円の面積は、方程式(101)によって与えられる。中心場による任意の楕円軌道に対して、周波数fは、
(楕円体M.O.の磁界)
磁界は、一様に磁化された楕円体に等価な静磁気境界値問題として解決される(Stratton, J. A., Electromagnetic Theory McGraw-Hill Book Company, (1941), P.257を参照せよ。)。楕円体M.O.の内側の磁気スカラーポテンシャルΦ−は、
(力平衡)
水素形分子は、楕円場によって結合された2つの識別可能な電子を具備する。各電子は、遠心力を受け、そして平衡する求心力(各電子における)は、電子と楕円電界の間の電気力と、2つの電子の間の磁気力によって発生され、電子を対にする。水素形分子の本場合において、偏心率が1/√2に等しいならば、電子の間の磁気力のベクトル投影、The Unification of Spacetime, the Forces, Matter, and Energy, Mills, R., Technomics Publishing Company, Lancaster, PA, (1992)のTwo Electron Atom Sectionの方程式(3.15)の√3/4は、1である。分子は、自己一貫性により解かれる。e=1/√2を仮定せよ。その時、The Unification of Spacetime, the Forces, Matter, and Energy, Mills, R., Technomics Publishing Company, Lancaster, PA, (1992)のTwo Electron Atom Sectionの方程式(3.18)と方程式(133)によって与えられた力平衡方程式は、
方程式(178)に2を掛算することにより与えられた核間距離は、a0√2/pである。
方程式(149−153)で分子イオンに対して前に規定されたエネルギー成分は、対応する分子の場合にあてはまる。そして、各分子エネルギー成分は、方程式(175)において対応する力の積分により与えられ、ここで、各エネルギー成分は、2つの等価電子に対する総和である。パラメータaとbは、それぞれ、方程式(177)と(179)によって与えられる。
電気力と求心力の間の力平衡は、方程式(133)によって与えられ、ここで、p=1である。
a=2a0 (192)
である時、方程式(127)によって与えられるパラメータ解を有する。半長径軸aはまた、方程式(134)によって与えられ、ここで、p=1である。焦点の間の距離である核間距離2c’は、方程式(143)によって与えられ、ここで、p=1である。
実験的核間距離は、2a0である。半短径軸は、方程式(145)によって与えられ、ここで、p=1である。
焦点(x=0)における陽子の場における電子M.O.のポテンシャルエネルギーVeは、方程式(135)によって与えられ、ここで、p=1である。
逆二乗力によって決定された軌道の摂動は、軌道の単純調和振動運動を生ずることが示される。零次振動は、状態が無放射性であり、エネルギー最小であるために生ずる。時間平均核間距離は、零次振動によって増大される。半長径軸における0.1%増大と半短径軸における相反減少は、振動エネルギーだけETを減少させ、振動エネルギーの半分に等しいエネルギーを放出する。振動エネルギーの半分だけの全エネルギーの縮小により、方程式(196)、(197)、(198)、(204)と(206)へのa=2.002a0とb=1.7303a0の代入は、
Evib=0.147eV (208)
である。
(力平衡)
水素分子に対する力平衡方程式は、方程式(175)によって与えられ、ここで、p=1である。
a=a0 (210)
である時、方程式(127)によって与えられるパラメータ解を有する。半長径軸aはまた、方程式(177)によって与えられ、ここで、p=1である。焦点の間の距離である核間距離2c’は、方程式(178)によって与えられ、ここで、p=1である。
実験的核間距離は、√2a0である。半短径軸は、方程式(179)によって与えられ、ここで、p=1である。
e=1/√2 (213)
水素分子のエネルギーは、方程式(181−187)によって与えられ、ここで、p=1である。
ED=E(2H[a0]・ET=4.43eV (221)
水素分子イオンの場合における如く、時間平均核間距離は、零次分子振動によって増大される。半長径軸における0.7%増大と半短径軸における相反減少は、振動エネルギーの半分に等しいエネルギーを放出させる。振動エネルギーの半分だけの全エネルギーの縮小により、方程式(214−221)へのa=1.007a0とb=0.702a0の代入は、
Evib=0.582eV (223)
である。第1振動遷移の実験値による量子調和振動子近似を使用して算出される実験値は、0.55eVである。
電気力と求心力の間の力平衡は、方程式(133)によって与えられ、ここで、p=2である。
a=a0 (225)
である時、方程式(127)によって与えられるパラメータ解を有する。半長径軸aはまた、方程式(134)によって与えられ、ここで、p=2である。焦点の間の距離である核間距離2c’は、方程式(143)によって与えられ、ここで、p=2である。
半短径軸は、方程式(145)によって与えられ、ここで、p=2である。
e=1/2 (228)
焦点(x=0)における陽子の2倍の大きさの場における電子M.O.のポテンシャルエネルギーVeは、方程式(135)によって与えられ、ここでp=2である。
ED=E(H[a0/2])−ET=10.69eV (238)
方程式(232−238)は、方程式(149−154)と等価であり、ここで、p=2である。
逆二乗力によって決定された軌道の摂動は、軌道の単純調和振動運動を生ずることが示される。零次振動は、状態が無放射性であり、エネルギー最小であるために生ずる。時間平均核間距離は、零次振動によって増大される。半長径軸における0.15%増大と半短径軸における相反減少は、振動エネルギーだけETを減少させ、振動エネルキーの半分に等しいエネルギーを放出する。振動エネルギーの半分だけの全エネルギーの縮小により、方程式(229)、(230)、(231)、(236)と(238)へのa=1.0015a0とb=0.8647a0の代入は、
Evib=0.588eV (240)
である。
(力平衡)
ジヒドリノ分子H*2[2c’=a0/√2]に対する力平衡方程式は、方程式(175)によって与えられ、ここで、p=2である。
a=a0/2 (242)
である時、方程式(127)によって与えられるパラメータ解を有する。半長径軸aはまた、方程式(177)によって与えられ、ここで、p=2である。焦点の間の距離である核間距離2c’は、方程式(178)によって与えられ、ここで、p=2である。
e=1/√2 (245)
ジヒドリノ分子H*2[2c’=a0/√2]のエネルギーは、方程式(181−187)によって与えられ、ここで、p=2である。
Evib=2.33eV (255)
である。
(ジヒドリノ分子の第1イオン化エネルギーIP1)
IP2=65.39eV (259)
ヒドリノ原子は、ジヒドリノ分子を形成するために電子とさらに反応するヒドリノ分子イオンを形成するために、水素、重水素、又は三重水素核と反応する。
E=E(H[a0/p])−ET (261)
である。ここで、ETは、方程式(254)で零次振動により、方程式(250)によって与えられる。
E=E(H[a0/p])+E(H[a0])−ET (263)
である。ここで、ETは、方程式(254)で零次振動により、方程式(250)によって与えられる。
軌道球体の励起状態は、The Unification of Spacetime, the Forces, Matter, and Energy, Mills, R., Technomics Publishing Company, Lancaster, PA, (1992)のOne Electron Atom (Quantization) SectionのExcited Statesにおいて議論される。楕円体M.O.の場合に、励起電子状態は、離散周波数の光子がM.O.の楕円体共鳴器空洞においてトラップされる時、生成される。光子は、M.O.表面において有効電荷を変化させ、ここで、中心力は、楕円体であり、陽子と、M.O.の焦点におけるトラップされた光子の有効電荷とから生ずる。力平衡は、基底状態楕円体と共焦の一連の楕円体等ポテンシャルの2次元表面において達成される。トラップされた光子は、方程式(103)の楕円体座標におけるラプラシアンの解である。
4aE=nλ (264)
であり、ここで、nは整数であり、そして
n=1/2、1/3、1/4、..
ω1は、n=1に対する許容角周波数であり、
a1とb1は、n=1に対する許容半長径及び半短径軸である。
方程式(266)から、水素分子の「基底状態」内遷移に対応する楕円場の大きさは、整数である。水素形分子のポテンシャルエネルギー方程式は、
mp2×48.6eV (273)
であり、ここで、mとpは整数である。遷移中、楕円場は、大きさpから大きさp+mに増大される。対応するポテンシャルエネルギー変化は、エネルギーホールによって吸収されたエネルギーに等しい。
一層のエネルギーは、核間距離が「収縮」する時、水素形分子によって放出される。遷移中に放出された全エネルギーETは、
水素形分子及び分子イオンの全エネルギーウェルの概略図が、第3図において与えられる。一つのポテンシャルエネルギーレベルから下位レベルへの遷移に係わる発熱反応はまた、以後、HECTER(Hydrogen Emission by Catalytic Thermal Electronic Relaxation)と呼ばれる。
言い換えれば、水素分子の楕円「基底状態」場は、フーリエ成分の重ね合わせと考えられる。エネルギー
m×48.6eV (279)
(ここでmは整数)の負フーリエ成分の除去は、各焦点における陽子のm倍だけ楕円体殻の内側の正楕円場を増大させる。合成楕円場は、楕円体座標においてラプラシアンの時間調和解である。対応するポテンシャルエネルギー変化は、エネルギーホールによって吸収されたエネルギーに等しい。
一層のエネルギーは、核間距離が「収縮」する時、水素分子によって放出される。核間距離2c’=√2a0を有する水素分子は、「基底状態」内レベルへの遷移を経させられ、そして力平衡と無放射が達成される核間距離は、2c’=√2a0/1+mである。「基底状態」からこの核間距離へ崩壊する際に、
(単一電子伝達)
エネルギーホールは、原子、イオン、分子、イオン及び分子複合物を含む参与種の間の電子の伝達によって設けられる。一つの実施態様において、エネルギーホールは、一つの種から別の種への電子の伝達を具備し、これにより、電子供与種のイオン化エネルギーの合計から電子受容種のイオン化エネルギー又は電子親和力を差し引いた差は、約mp2×48.6eVに等しい(ここでmとpは整数である)。
3つの共鳴器空洞のカプリングによる効率的な触媒系は、鉄とリチウムを含む。例えば、鉄の第4イオン化エネルギーは、54.8eVである。このエネルギーホールは、明らかに、共鳴吸収に対して高すぎる。しかし、Li+は、Liに還元される時、5.392eVを放出する。この時、Fe3+からFe4+とLi+からLiの組み合わせは、49.4eVの正味エネルギー変化を有する。
3つの共鳴器空洞のカプリングによる効率的な触媒系は、スカンジウムを含む。例えば、スカンジウムの第4イオン化エネルギーは、73.47eVである。このエネルギーホールは、明らかに、共鳴吸収のためには高すぎる。しかし、Sc3+は、Sc2+に還元される時、24.76eVを放出する。この時、Sc3+からSc4+とSc3+からSc2+の組み合わせは、48.7eVの正味エネルギー変化を有する。
原子、イオン、分子、およびイオンまたは分子化合物を含む関与種から電子が真空エネルギーレベルにイオン化することによってエネルギーホールが与えられる。1つの態様において、このエネルギーホールは、1つの種から電子が真空エネルギーレベルにイオン化することを含み、それによるその電子供与種のイオン化エネルギーは約mp2×48.6eVに等しく、ここで、mおよびpは整数である。原子またはイオンから1つの電子が水素分子を収縮させるエネルギーホールを作り出し得る真空エネルギーレベルに移動することで働く触媒系を以下に表に挙げる。原子記号の後の数字(n)はこの原子が有するn番目のイオン化エネルギーである。即ち、例えばNa++47.29eV=Na2++e−。
原子、イオン、分子、およびイオンおよび分子化合物を含む関与種間で多数の電子が移動することによってエネルギーホールが与えられる。1つの態様において、このエネルギーホールは、1つ以上の種から1つ以上の種にt個の電子が移動することを含み、それによるその電子供与種のイオン化エネルギーおよび/または電子親和力の合計からその電子受容種のイオン化エネルギーおよび/または電子親和力の合計を引いた値は約mp2×48.6eVに等しく、ここで、m、pおよびtは整数である。
1つの態様において、エネルギーホールを与える触媒系は、2つのイオン化エネルギーの合計が約mp2×48.6eV[ここで、mおよびpは整数である]になるように原子、イオンまたは分子から2個の電子が真空エネルギーレベルにイオン化することで働く。
別の態様において、エネルギーホールを与える触媒系は、関与する原子、イオンおよび/または分子が有する2つのイオン化エネルギーの合計から2つの電子親和力の合計を引いた値が約mp2×48.6eV[ここで、mおよびpは整数である]になるように2個の電子が原子、イオンまたは分子から別の原子または分子に移動することで働く。
別の態様において、エネルギーホールを与える触媒系は、関与する原子、イオンおよび/または分子が有する2つのイオン化エネルギーの合計から1つのイオン化エネルギーと1つの電子親和力の合計を引いた値が約mp2×48.6eV[ここで、mおよびpは整数である]になるように2個の電子が原子、イオンまたは分子から別の原子、イオンまたは分子に移動することで働く。
別の態様では、反応体[電気化学反応体(類)(電気触媒カップル(類))を含む]の電子移動反応によって、各々が方程式(276)
図5に本発明に従うエネルギー反応槽50を示し、これは、エネルギー反応混合物54を入れる容器52、熱交換器60および蒸気発生器62を含む。この熱交換器60は、収縮し得る材料で構成させた反応混合物が収縮する時の収縮反応で放出される熱を吸収する。これらの熱交換器は、交換器60から熱を吸収する蒸気発生器62と熱を交換して蒸気を作り出す。このエネルギー反応槽50は更に、蒸気発生器62から蒸気を受け取って機械力を発電機80に供給するタービン70を含み、この発電機80は、蒸気エネルギーを電気エネルギーに変換し、このエネルギーは負荷90によって受け取られて仕事を生み出すか或は散逸する。
本発明の電解セルエネルギー反応槽、加圧ガスエネルギー反応槽およびガス放電エネルギー反応槽は、水素源を入れるための手段、エネルギーホールの固溶体、溶融溶体、液状溶体または気体状溶体の1つに水素原子(分子)を接触させるための手段、および発熱収縮反応が平衡にならないように低エネルギーの水素原子(分子)を除去するための手段を含む。このエネルギーに関する発明は、私が以前に1989年4月28日、1990年12月12日および1993年6月11日付けで提出した表題が「Energy/Matter Conversion Methods and Structures」の米国特許出願および私の出版物であるMills, R., Kneizys, S., Fusion Technology., 210, (1991) 65-81頁(これらは引用することによって本明細書に組み入れられる)の中に更に記述されている。
電解エネルギー反応槽は、私が以前に1989年4月28日、1990年12月12日および1993年6月11日付けで提出した表題が「Energy/Matter Conversion Methods and Structures」の米国特許出願(これらは引用することによって本明細書に組み入れられる)の中に記述されている。本発明のエネルギー反応槽の好適な態様は、図5の反応容器52を形成する電解セルを含み、これには、溶融電解セルが含まれる。この電解セル100を一般的に図6に示す。電源110で電力を供給する電源制御装置108を通して陽極104および陰極106に電圧をかけることによって、共鳴収縮エネルギーに等しいエネルギーホールを与える電気触媒カップル(これには、私が以前に1989年4月28日付けで提出した表題が「Energy/Matter Conversion Methods and Structures」の米国特許出願(これは引用することによって本明細書に組み入れられる)に記述した触媒カップルが含まれる)が入っている電解溶液102に電流を通す。また、振動手段112を用いて超音波または機械エネルギーを陰極106および電解溶液102に与えてもよい。ヒーター114を用いて熱を電解溶液102にかける。このセルを密封する場合、圧力調節手段116を用いて電解セル100の圧力を調節する。この反応槽は更に、発熱収縮反応が平衡にならないように低エネルギーの水素を除去する手段101、例えば選択的排気用バルブを含む。
Pt<Pd<<Ti,Fe<Ni
この順は、上記材料が水素原子を吸収する時に放出するエネルギーの順と反対である。従って、このようなカップルの場合、水素原子を吸収する度合が低い陰極を用いると反応率が高くなり、それらの電子エネルギー摂動はほとんど起こらない。
水素収縮の場合、陰極106表面の所で水素原子が水素ガスを形成し、これによって、その陰極表面上に泡が生じ得る。この泡はその水素原子と電気触媒カップルとの間の境界層として作用する。この陰極および/または電解液102を振動させるか或は振動手段112を用いて超音波をかけることによってこの境界を改善することができ、そしてこの電解液102に湿潤剤を添加してその水の表面張力を下げることで泡が発生しないようにすることにより、この境界を改善することができる。滑らかな表面を有する陰極またはワイヤー状の陰極を用いると気体の粘着が防止される。並びに、電源制御装置108のオンオフ回路を用いて間欠電流を与えると、水素ガス発生に続いて溶液内に拡散することで逸散する水素原子が周期的に補給される一方、境界層を生じ得る過剰な水素ガス生成が防止される。
OH−<PO4 3−,HPO4 2−<SO4 2−<<CO3 2−
従って、このK+/K+電気触媒カップルの対イオンとしては、K+イオンを近くに並列させるところの、K+のための結合部位を少なくとも2つ有するマイナス2に帯電した平面オキシアニオンが好適であり、これには炭酸塩が含まれる。この炭酸塩対イオンはまたRb+カップルにとっても好適な対イオンである。
加圧ガスエネルギー反応槽は水素源が入る図7の第一容器200を含み、この水素源には、金属−水素溶体由来の水素、水素化物由来の水素、水の電解由来の水素または水素ガスが含まれる。水素原子を収縮させる反応槽の場合、この反応槽に更に、分子状の水素を原子状の水素に解離させる手段、例えば遷移元素および内部遷移元素を含む解離用材料[これらには、鉄、白金、パラジウム、ジルコニウム、バナジウム、ニッケル、チタン、Sc、Cr、Mn、Co、Cu、Zn、Y、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Ag、Cd、La、Hf、Ta、W、Re、Os、Ir、Au、Hg、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Oy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、Th、PaおよびUが含まれる]または電磁放射線[これには、光子源205で与えるUV光が含まれる]を含め、その結果として解離した水素原子(分子)をエネルギーホールの溶融溶体、液状溶体または固溶体に接触させる(これには、私が以前に1989年4月28日付けで提出した表題が「Energy/Matter Conversion Methods and Structures」(引用することによって本明細書に組み入れられる)の米国特許出願の中に記述した触媒カップルが含まれる)。この加圧ガスエネルギー反応槽に更に、発熱収縮反応が平衡にならないように低エネルギーの水素を除去する手段201、例えば選択的排気用バルブなどを含める。1つの態様では、冷えている地点に低エネルギー水素排気用バルブを有する図5の熱交換器60としてヒートパイプを含める。
この加圧ガスエネルギー反応槽の好適な態様では、エネルギーホール源を内側表面240および外側表面245の中に組み込むが、この組み込みを、冷加工でその表面材料の中にエネルギーホール源を入れることを含む機械的方法、該エネルギーホール源を溶融させて該表面材料の中に入れそしてエネルギーホール源の溶液を該表面材料に接触させて蒸発させることを含む熱的方法、および電着、イオン衝撃および真空蒸着を含む静電方法で行う。この内側表面240および外側表面245(ニッケル表面が含まれる)を奇麗にする好適な方法は、約0.57MのX2CO3(Xは、電解液のアルカリカチオンであり、これにはKが含まれる)を含む塩基性電解液でその内側容器および外側容器を満たしそしてH2O2の希釈溶液でその内側容器および外側容器を満たす方法である。次に、その内側容器および外側容器の各々を蒸留水で完全に濯ぐ。1つの態様では、その後、容器200または容器220の少なくとも1つをエネルギーホールの溶体(約0.57MのK2CO3溶液が含まれる)で満たす。
ガス放電エネルギー反応槽には、水素同位体ガスで満たされている図8のグロー放電真空チャンバ300、コントロールバルブ325を通してチャンバ300に水素を供給する水素給源322、および陰極305と陽極320の間に電流を流すための電流源330を含める。この陰極に更に、原子状水素の「収縮」を引き起こす約m×27.21eVのエネルギーホール源(これには、私が以前に1989年4月28日付けで提出した表題が「Energy/Matter Conversion Methods and Structures」(引用することによって本明細書に組み入れられる)の米国特許出願の中に記述した触媒カップルが含まれる)および/または分子状水素の「収縮」を引き起こす約m×48.6eV[ここで、mは整数である]のエネルギーホール源を含める。水素原子を収縮させるに好適な陰極305はパラジウム陰極であり、これを用いて、パラジウムから電子を放電電流にイオン化させることによって共鳴エネルギーホールを与える。水素原子を収縮させる好適な第二陰極305は、放電電流への電子移動によるエネルギーホール源を含み、これらには、ベリリウム、銅、白金、亜鉛およびテルルの少なくとも1つ、並びに水素解離用手段、例えば電磁放射線源(これには光子源350で与えるUV光が含まれる)または遷移元素および内部遷移元素を含む水素解離用材料[これらには、鉄、白金、パラジウム、ジルコニウム、バナジウム、ニッケル、チタン、Sc、Cr、Mn、Co、Cu、Zn、Y、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Ag、Cd、La、Hf、Ta、W、Re、Os、Ir、Au、Hg、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Oy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、Th、PaおよびUが含まれる]が含まれる。この反応槽に更に、電子供与種から電子を移動させて水素原子(分子)のためのエネルギーホールを与える時に放電電流内に逸散するエネルギーを調節する手段を含めるが、これには圧力調節手段325および電流(電圧)源330が含まれる。このガス放電エネルギー反応槽に更に、発熱収縮反応が平衡にならないように低エネルギーの水素を除去するための手段301、例えば選択的排気用バルブなどを含める。
本発明のさらなる態様は冷蔵手段を包含し、これには、本発明の図6の電解セル、図7の加圧水素ガスセル、および図8の水素ガス放電セルを含め、ここでは、通常の水素源ではなく低エネルギーの原子状(分子状)水素源を供給する。低エネルギーの水素原子は、方程式(43−45);(47−49);(50−52);(53−55);(56−58);(59−61);(62−64);(65−67);(68−70);(71−73)および(74−76)で与える如き触媒収縮反応の逆に従って熱エネルギーを吸収しながら反応して、より高いエネルギー状態になる。低エネルギーの水素分子は、方程式(282−284);(285−287);(288−290);(292−294)および(295−297)で与える如き触媒収縮反応の逆に従って熱エネルギーを吸収しながら反応して、より高いエネルギー状態になる。この態様において、図6、7および8それぞれの手段101、201および301は、通常の水素を取り出す働きをし、例えばこの吸熱反応が平衡になるのを防止する選択的排気用バルブの如く働く。
(軽水熱量測定実験)
我々は、炭酸カリウム水溶液の電解中には余分な熱が観察されるが(K+/K+電気触媒カップル)、炭酸ナトリウム水溶液の電解中には余分な熱が観察されないことを報告する。この実験結果は、水素原子の電子が「基底状態」より低い量子化エネルギーレベルに下がるのを、カリウムイオン対(K+/K+電気触媒カップル)が、このような遷移を刺激する27.28eVを各々が有するエネルギーホールを与えることで誘発すると、水素原子から熱エネルギーが放出されることと一致する。この収支反応を方程式(43−45)で与える。K2CO3をNa2CO3に置き換えると余分の熱は全く観察されなかった。ナトリウムまたはナトリウムイオンの場合、約27.21eVの電気触媒反応、即ち方程式(46)は全く起こり得ない。
ジャケット付き単一セル銀メッキジュワーびんを用いて、炭酸カリウム(K+/K+電気触媒カップル)水溶液の電解中に余分な熱が生じることに関する研究を実施した。上記セルの較正を簡潔化する目的で、熱損失を主に伝導性にするようにこれらを作成した。このようにして、線形較正曲線を得た。2つの示差熱量測定方法を用いてセル定数を測定し、この定数を用いて、過剰エンタルピーを計算した。最初に、内部抵抗ヒーターをオフおよびオンに切り替えてヒーター有り無しにおける損失間の差からセル定数を推測することによって、実験中のセル定数を計算した(オン・ザ・フライ式較正(on-the-fly-calibration))。次に、撹拌が充分に行われているジュワーセルに関して内部抵抗ヒーターをオフおよびオンに切り替えてヒーター有り無しにおける損失間の差からセル定数を推測することによって、電解過程が生じていない時のセル定数を決定した。この方法では、気体流(これは熱損失を増す)が存在していないことから、セル定数の過剰な見積もりがもたらされる。
0=Pappl+Qhtr+Qxs−Pgas−Qloss (298)
であり、ここで、Papplは電解パワーであり、Qhtrはヒーターへのパワーインプットであり、Qxsは水素収縮過程で発生する余分な熱パワーであり、PgasはH2およびO2ガスが発生する結果として取り出されるパワーであり、そしてQlossはこのセルからの熱パワー損失である。水溶液の電解を行って水素と酸素ガスを遊離させる場合、電解パワーPappl(=EapplI)は下記の如く2つの項に分割可能である:
Pappl=EapplI=Pcell+Pgas (299)
Pgas(=EgasI)に関する式は、下記のように、水がそれの元素から生成する公知エンタルピーから容易に得られ:
Pcell=(Eappl−1.48V)I (302)
になる。定常電解を維持しながら内部抵抗ヒーターをオフおよびオンに切り替えてヒーター有り無しにおける損失間の差からセル伝導定数を推測することによって、熱損失が主にジュワーびんの上部による伝導損失である場合の熱損失に関してセルの較正を行った。このヒーターをオフにした時の損失は、
で与えられ、ここで、cは伝導熱損失係数であり、Tbは周囲温度であり、そしてTcはセル温度である。このヒーターをオンにして新しい定常状態を確立すると、この損失は、
c(Tc’−Tb)=P’appl+Qhtr+Q’xs−P’gas (304)
に変化し、ここで、主肩文字は、ヒーターをオンにした時に変化した値を示す。下記の仮定を適用すると、
Qxs=Q’xs;Pappl=P’appl;Pgas=P’gas (305)
結果として、セル定数または加熱係数a、即ち伝導損失係数(c)の逆数が得られる:
a=(Tc’−Tc)/Qhtr (306)
Qhtr=EhtrIhtr (307)
サイクルの高電圧インターバルの間にのみ電流を流す間欠方形波電解の場合、ピーク電圧とピーク電流と衝撃周波Dc(これは周期で割ったパルス長である)の積として方程式(299)のPapplを計算する。
Pappl=(EapplI)Dc=(Pcell+Pgas)Dc (308)
サイクルの高電圧インターバルの間にのみ電流を流す間欠方形波電解の場合、ガス発生の正味ファラデー効率が不変であると仮定すると、方程式(302)のPcellは
Pcell=((Eappl−1.48V)I)Dc (309)
になる。
真空ジャケット付き350mLの銀被覆ジュワーびんの同じものを2つ用い、この2つの間の温度差ΔT1=T(電解のみ)−T(ブランク)およびΔT2=T(抵抗器加熱のみ)−T(ブランク)(単位インプットパワーを指す)を観察して比較することによって、本実験を実施した。同じ量の電解液、同じ電極(ニッケル陰極およびPt陽極)、抵抗器−ヒーターおよびサーミスターが入っていて同じ速度で撹拌している、同じ構造を有する熱量測定用ジュワーびんの1つを、ブランクとして用いた。このジュワーびんでは、電解も抵抗器による加熱も行わなかった。また、前の実験で作動ジュワーびんとして用いたものをブランク用ジュワーびんとして用いて実験を実施し、そしてその逆も行った。この使用した2つの特定ジュワーびんが示す熱特性に何らかの差があることが原因で影響が生じることがないことを保証する目的で、このような交換を行った。真空ジャケット付き350mLの銀メッキジュワーびん(Cole Palmer Model #8600)を用い、その7cmの開口部を、パラフィルム(Parafilm)を内張りした0.75インチ厚のスチロフォーム(Styrofoam)ストッパーで覆うことで、各セルを組み立てた。
24メートルの直径が0.127mmのニッケルワイヤー(99%Alfa#10249、冷延伸した奇麗なNiワイヤー)で陰極を構成させ、これを中心のPt陽極の回りにコイル状に巻いた。この陰極を0.57MのK2CO3/3%のH2O2が入っているビーカーの中に30分間入れた後これを蒸留水で濯ぐことで、この陰極の洗浄を行った。発生して来るガスの再結合が起こらないようにする目的で、テフロン管の中にリード線を挿入した。
陰極と陽極が離れている距離は1cmであった。
電気化学で通常なように、このシステムの中に不純物、特に有機物質が入り込まないようにする方策を取った。我々は、不純物のレベルをできるだけ最小限にすることによってのみ水素過電圧の再現性に関する公知問題を克服することができることをここに特記する。過剰熱効果を再現する目的で以下の手順を適用した。実験を始める前に、Alconoxおよび0.1Mの硝酸を用いて電解用ジュワーびんを洗浄した後、蒸留水で完全に濯ぐことで、全ての有機汚染物を除去した。Pt陽極を鋼ウールで機械的にすり磨き、濃HNO3の中に一晩浸漬した後、蒸留水で濯いだ。有機物質がニッケル表面に移行しないように、ゴム手袋を用いてニッケル陰極をそれの容器から取り出し、切断して折り畳んだ。このニッケル陰極を電解電流下で使用液の中に浸漬し、電解電流を流さないでその使用液の中に入れたままにすることはしなかった。
7mm×2cmの長球磁気撹拌棒を用い、これを、上記ジュワーびんの下で750RPMで回転するオープンシャフトに取り付けた長さが6cmのオープン磁石で回転させることで、この電解液の撹拌を行った。このシャフトはオープン混合モーター(Flexa-Mix Model 76、Fisher)のシャフトであった。
水素原子の電子が低量子状態(fractional quantum states)に相当する低いエネルギーレベルに下がる遷移を刺激するエネルギーホールを与えることでこのような遷移を刺激する発熱触媒反応は、K2CO3軽水溶液の電解中に生じるが、Na2CO3軽水溶液の電解中には生じないことを、Millsの理論[Mills, R. 「Unification of Spacetime, The Forces, Matter, and Energy」、Technomics Publishing Company, Lancaster, PA (1992)]は予測している。K2CO3に関する、83mAの定電流でニッケルワイヤー陰極を用いた電解運転およびヒーター運転の結果を図10および表1に示す。ヒーター運転(較正)の加熱係数は41℃/Wである一方、電解運転の加熱係数は87℃/Wであった。エンタルピーが過剰に作り出されることを観察した。加熱係数を高くすればするほど、この過程で放出される熱量が多くなった。
電解実験はほとんど全部、約27.21eVのエネルギーホールを与えないNa2CO3(方程式(46))の場合に類似している。余分な熱が生じるのは、数組の電解液/電極組み合わせ、例えば約27.21eVのエネルギーホールを与えるK2CO3(方程式(43−45))の場合などのみである。
(ヒドリノ原子(hydrino atoms)の極紫外スペクトル)
分数量子数(Fractional Quantum Munbers)(式(6))に対応する「基底状態」より下の電子エネルギー準位への水素遷移は、星間空間の極紫外バックグラウンドのスペクトル線に正確に一致する。
水素の304Å(40.8eV)遷移は星間中性ヘリウムにより散乱され、584Å(21.21eV)に中心を有する広がったHeI放射及び約634(19.6eV)における広がった散乱水素放射を生ずる。同様に、水素の114(108.8eV)遷移は、星間中性ヘリウムにより散乱され、584(21.21eV)に中心を有する広がったHeI放射及び約141(87.6eV)における広がった散乱水素放射を生ずる。又、水素の182.3(68eV)遷移は星間中性ヘリウムにより散乱され、584(21.21eV)に中心を有する広がったHeI放射及び約265(46.8eV)における広がった散乱水素放射を生ずる。
そしてこのモデルに従うと、明るさとニュートリノフラックスは両方共、核反応に基づいているので、それらの間には強いカップリング(coupling)が存在する。この問題の解明において我々は、太陽により放射されるエネルギーの大部分が、核エネルギーに匹敵するエネルギーを原子当たりに生ずることができる「基底状態」より下のエネルギー準位への水素の電子遷移に由来することを提案する。この仮定(tenant)を強力に支持するデータは、304線のHeII遷移への指定が除外されるHeIIの256(48.3eV)線の不在下における、水素の1→1/2遷移に対応する強い304(40.8eV)の太陽放射線の、Labov及びBowyerによる観察である。
我々は、電気化学反応物(K+/K+電気化学触媒カップル(electrocatalytic couple)によりそれぞれ約27.21eVのエネルギーホールが与えられ、それが、水素原子の電子が刺激され、「基底状態」のエルギー準位より下の量子化されたポテンシャルエネルギー準位に緩和する時に、水素原子から熱を放出させる、発熱反応の生成物原子を報告する。エネルギーホールにより除去されるエネルギーは、放出される水素エネルギーと共鳴しており、この遷移を刺激する。炭酸カリウム水溶液((K+/K+電気化学触媒カップル)の電気分解の間に過剰の熱が観察されたが、炭酸ナトリウム水溶液の電気分解の間には過剰の熱が観察されなかった。炭酸カリウム槽及び炭酸ナトリウム電気分解槽の陰極の試料をESCA(化学分析のための電子分光法(Electron Spectroscopy for Chemical Analysis))により分析した。炭酸カリウム槽の場合のみに、広がった54.4eVのピークが存在した。1/2の量子状態にその電子を有する予測低−エネルギー水素原子であるH*(1/2)の結合エネルギーは54.4eVである。データは、これらの遷移を刺激するエネルギーホールを与える電気化学的反応物K+及びK+を介し、水素原子の電子が刺激されて「基底状態」のエネルギー準位より下の量子化されたポテンシャルエネルギー準位に緩和する発熱反応の生成物としてのH*(1/2)への、広がった54.4eVピークの指定と一致した。
ESCA((化学分析のための電子分光法(Electron Spectroscopy for Chemical Analysis))によりヒドリノ原子が同定された。我々は、ニッケル陰極及び軽水K2CO3電解質を含む電気分解槽の陰極のESCAにより同定されるH*(1/2)生成を報告する。
Ekinetic=Ehn−Eb−Er (313)
ここでEbは電子の結合エネルギーであり、Erは無視し得る反跳エネルギー(recoil energy)である。放射される電子の運動エネルギーは、それらに検出器をヒットさせるのに必要な磁場強度の測定により測定される。Ekinetic及びEhnは実験的に既知であるので、Ebを算出することができる。すべての原子及び実験の材料の結合エネルギーは既知であるか、又は参照標準を用いて測定することができ;かくしてESCA分析は原子の争う余地のない同定を与えることができる。種々のヒドリノ状態の結合エネルギーは既知であり、予想されるESCAヒドリノスペクトルを予測することができる。結合エネルギーは
炭酸カリウム水溶液(K+/K+電気化学触媒カップル)の電気分解の直後のニッケル陰極における、水素の低−エネルギー原子形態であるヒドリノ原子の探索を、炭酸ナトリウム電気分解槽の陰極を参照標準としてESCAを用いて行った。
電気化学における通常通り、系における不純物、特に有機物質を避けるための手段をとった。ここで我々は、可能な限り低量の不純物を保証することによってのみ克服することができる、水素過電圧(overpotential)の再現性に伴う既知の問題に注意する。過剰熱効果(excess heat effect)の再現のために以下の方法を適用した。実験を開始する前に、電気分解ジュワーびんを最初にAlconoxで清浄化し、蒸留水で濯ぎ、次いで0.1Mの硝酸で清浄化し、蒸留水で十分に濯いですべての有機汚染物を除去した。Pt陽極はスチールウールを用いて機械的に磨き、濃HNO3に終夜浸け、蒸留水で濯いだ。ニッケル陰極はゴム手袋を用いてその容器から取り出し、有機物質がニッケル表面に移らないような方法で切断し、折り曲げた。ニッケル陰極は、電気分解電流下で作用溶液(working solution)中に浸し、電気分解電流なしで作用溶液に残すことはしなかった。
[炭酸カリウム及び炭酸ナトリウム電気分解溶液の電気分解の間の、軽水熱量測定の方法、実験及び結果を、軽水熱量測定の節において示す。]
参照標準ニッケルシートのESCA分析の結果を図13に示す。
炭酸カリウム水溶液電気分解槽及び参照標準炭酸ナトリウム水溶液電気分解槽のそれぞれからのニッケル陰極の試料のESCA分析の結果を図14A〜14Dに並べて示す。
図14AのESCA分析は、炭酸カリウム槽からの陰極の場合に54.4eVの結合エネルギーにおける広がったピーク、及び炭酸ナトリウム槽からの陰極の場合のこのピークの不在を示す。この領域に結合エネルギーを有する電子を持つ、電気分解槽に存在した既知の原子はない。表4に示す通り、1/2量子状態にその電子を有するヒドリノ原子であるH*(1/2)の結合エネルギーは、54.4eVである。データは、式(43〜45)に従い水素原子の電子の遷移を刺激するエネルギーホールを与える電気化学反応物K+及びK+を介し、水素原子の電子が刺激されて「基底状態」のエネルギー準位より下の量子化されたポテンシャルエネルギー準位に緩和する発熱反応の生成物としてのH*(1/2)への、広がった54.4eVピークの指定と一致する。
(ジヒドリノ分子の質量スペクトル分析による同定)
我々は、電気化学反応物(K+/K+電気化学触媒カップル)によりそれぞれ約27.21eVのエネルギーホールが与えられ、それが、水素原子の電子が刺激され、「基底状態」のエルギー準位より下の量子化されたポテンシャルエネルギー準位に緩和する時に、水素原子から熱を放出させる、発熱反応の生成物分子を報告する。エネルギーホールにより除去されるエネルギーは、放出される水素エネルギーと共鳴しており、この遷移を刺激する。ニッケル陰極を有する炭酸カリウム水溶液(K+/K+電気化学触媒カップル)のパルス状及び連続電流電気分解、ならびに同一の参照標準炭酸ナトリウム電気分解槽の電気分解から電気分解気体を集めた。パルス状カリウム電気分解槽の場合、以前に報告されている[Mills, R., Good, W., Shaubach, R., "Dihydrino Molecule Identification", Fusion Technology, 進行中]41ワットという過剰電力が、電気分解電圧及び電流の積により与えられる合計投入電力を8倍以上で越えた。炭酸ナトリウム電気分解槽により過剰電力は与えられなかった。発熱反応の生成物は、「基底状態」より下のエネルギーの電子を有する水素原子であり、それは分子を生成すると予測される。予測される分子を極低温濾過(cryofiltration)により電気分解気体から精製した。質量スペクトル分析は、水素分子のイオン化ポテンシャルより高いイオン化ポテンシャルを有する、質量対電荷の比率が2の化学種を示した。
分数量子数に対応する「基底状態」エネルギー準位より下にその電子を有する水素原子であるヒドリノ原子は、不対電子を有し、ニッケル陰極に結合するであろう。結合水素原子はEELS(電子エネルギー損失スペクトル分析(Electron Energy Loss Spectroscopy))により示される通り、高度の移動度(mobility)を示す[Nieminen, R., Nature, Vol.365, March, (1992), pp.289-290]。ヒドリノ原子は、続く収縮反応(shrinkage reaction)及びジヒドリノ分子生成反応の可能性を許す高度の移動度を有すると予測される。ジヒドリノ分子生成反応は、匹敵し得る量子状態にあるヒドリノの間、ならびにヒドリノ、及びプロトンと電子の間、ならびにヒドリノと水素原子の間で起こり得る。
ジヒドリノ分子の同定のための好ましい方法は、極低温濾過及びその後の質量スペクトル分析の異常例(anomalies)の探索を介する方法である。
ジヒドリノ分子を質量スペクトル分析により同定した。我々は、ニッケル陰極及び軽水K2CO3電解質を含む電気分解槽から発生され、極低温濾過された気体の質量スペクトル分析により同定される、H*2[2c'=a0/√2]生成を報告する。ジヒドリノ分子はスピン対合しており(spin paired)、水素原子より小さく、H2より高いイオン化エネルギーを有し、H2より低い液化温度を有すると予測される。電気化学触媒カップル、K+/K+の電解質を有する電気分解槽から発生される気体に存在するジヒドリノ分子を極低温濾過により正常な水素から分離した。極低温濾過に続き、ジヒドリノ分子を質量スペクトル分析を用いて正常な分子状水素と区別した。質量スペクトル分析は、2つの試料に関する、イオン化ポテンシャルの関数として異なるイオン生成効率、及び与えられたイオン化ポテンシャルにおける異なるイオン生成効率を示すことにより、H2を含む試料に対してジヒドリノ分子を含む試料を区別した。
イオン化ポテンシャルを変化させた、標準水素の質量スペクトル分析の結果を表5に示す。独立した実験において、イオン化ポテンシャルを変化させた標準水素の質量スペクトル分析の結果は、質量スペクトル分析計の感度及び試料圧に依存しなかったことが決定された。
イオン化ポテンシャルを変化させた、極低温濾過器のみからの気体の質量スペクトル分析の結果を表7に示す。
イオン化ポテンシャルを変化させた、ナトリウム電気分解槽から発生した極低温濾過電気分解気体の質量スペクトル分析の結果を表8に示す。
イオン化ポテンシャルを変化させた、カリウム電気分解槽から発生した極低温濾過電気分解気体の質量スペクトル分析の結果を表9及び図16に示す。
ジヒドリノ分子、H*2[2c'=a0/√2]は、H2より高いイオン化エネルギーを有する。これは質量スペクトル分析計のイオン化ポテンシャル(IP)を変化させながらm/e=1及びm/e=2の強度を測定することにより観察された。H2のイオン化反応は、
H2(g) → H2(g)++e− IE=15.46e (315)
である。水のイオン化エネルギーは12.61、14.8、18.8及び32eVである。表9及び図16のデータは、表5に示される分子状水素のイオン化に関する閾値より上のイオン化ポテンシャルにおいてm/e=2が存在しないが、63eVという有意に高いイオン化ポテンシャルにおいてm/e=2ピークが存在することを示している。表6のデータにより示される通り、極低温濾過器は、本質的にすべての標準水素を除去する。表7のデータにより示される通り、極低温濾過器は質量対電荷比が2の異常な化学種を放出しない。表8のデータにより示される通り、炭酸ナトリウム槽からの極低温濾過電気分解気体は、質量対電荷比が2の異常な化学種を含んでいない。
Claims (42)
- その電子が分数量子数に対応する「基底状態」エネルギー準位より低い状態であるという性質を有する水素原子。
- 極低温濾過を介して水素原子を単離し;
質量スペクトル分析の異常例を探索することにより水素原子を同定する段階を含む、請求の範囲第1項に記載の水素原子を単離する方法。 - 核及び第1電子軌道に配置された少なくとも1つの電子を有する物質元素(element of matter)を選択し;
電子軌道の共鳴収縮エネルギー(resonance shrink age energy)、及び少なくとも1つの電子を刺激して共鳴収縮遷移させ、該物質元素の「基底状態」のエネルギー準位より低い量子化されたポテンシャルエネルギー準位に緩和させるエネルギーホールを決定し、かくして該第1電子軌道より小さい寸法の第2電子軌道を限定し;
物質元素の共鳴収縮エネルギーと実質的に同等の該エネルギーホールを与え;
該物質元素と該エネルギーホールを並ばせ;
それにより物質元素の少なくとも1つの電子を該エネルギーホールにより刺激し、少なくとも1つの収縮を行わせ、かくしてエネルギーを放出する段階を含むエネルギーを放出する方法。 - エネルギーホールを与える段階が、少なくとも1つの電子が第1原子、イオン及び分子の1つから第2原子、イオン及び分子の1つに転移される触媒系を与えることを含む、請求の範囲第3項に記載の方法。
- 該第2原子、イオン又は分子の2つのイオン化エネルギーの合計を引いた、該第1原子、イオン又は分子の2つのイオン化エネルギーの合計が約27.21eVである、請求の範囲第4項に記載の方法。
- エネルギーホールを与える段階が、全反応が
- 水素源を入れるための手段;
水素を原子状水素に解離させるための手段;
解離した水素原子をエネルギーホールの溶融、液体又は固体溶液の1つと接触させるための手段;及び
発熱収縮反応が平衡に達するのを防ぐために低−エネルギー水素を除去する手段を含む加圧気体エネルギー反応器。 - その電子が分数量子数に対応する「基底状態」エネルギー準位より低い状態であるという性質を有する水素分子。
- 極低温濾過を介して水素原子を単離し;
質量スペクトル分析の異常例を探索することにより水素分子を同定する段階を含む、請求の範囲第8項に記載の水素分子を単離する方法。 - 少なくとも2つの核及び第1電子軌道に配置された少なくとも2つの電子を有する物質元素を選択し;
電子軌道の共鳴収縮エネルギー、及び少なくとも2つの電子を刺激して共鳴収縮遷移させ、該物質元素の「基底状態」のエネルギー準位より低い量子化されたポテンシャルエネルギー準位に緩和させるエネルギーホールを決定し、かくして該第1電子軌道より小さい寸法の第2電子軌道を限定し;
物質元素の共鳴収縮エネルギーと実質的に同等の該エネルギーホールを与え;
該物質元素と該エネルギーホールを並ばせ;
それにより物質元素の少なくとも2つの電子を該エネルギーホールにより刺激し、少なくとも1つの収縮を行わせ、かくしてエネルギーを放出する段階を含むエネルギーを放出する方法。 - エネルギーホールを与える段階が、少なくとも1つの電子が第1原子、イオン及び分子の1つから第2原子、イオン及び分子の1つに転移される触媒系を与えることを含む、請求の範囲第10項に記載の方法。
- 該第2原子、イオン又は分子のイオン化エネルギーを引いた、該第1原子、イオン又は分子のイオン化エネルギーが約m×48.6eVである、請求の範囲第11項に記載の方法。
- エネルギーホールを与える段階が、全反応が
エネルギーホールはmp2×48.6eVであり、ここでm及びpは整数であり;
遷移の間に楕円場(elliptic field)がpの大きさからp+mの大きさに増加し;
遷移の間に放出される合計エネルギー、ETが
- 水素源を入れるための手段;
水素分子をエネルギーホールの固体、溶融、液体又は気体溶液の1つと接触させるための手段;及び
発熱収縮反応が平衡に達するのを防ぐために低−エネルギー水素を除去する手段を含む電気分解槽エネルギー反応器、加圧気体エネルギー反応器及び気体放電エネルギー反応器。 - 核及び第1電子軌道に配置された少なくとも1つの電子を有する物質元素を選択し;
電子軌道の共鳴収縮エネルギー、及び電子を刺激して共鳴収縮遷移させ、該物質元素の「基底状態」のエネルギー準位より低い量子化されたポテンシャルエネルギー準位に緩和させるエネルギーホールを決定し、物質元素の収縮軌道を形成する該第1電子軌道より小さい寸法の第2電子軌道を限定し;
物質元素の共鳴収縮エネルギーと実質的に同等の該エネルギーホールを与え;
該物質元素と該エネルギーホールを並ばせ、それにより物質元素の電子を該エネルギーホールにより刺激し、少なくとも1つの収縮遷移を行わせ、それによりエネルギーを放出する段階を含むエネルギーを放出する方法。 - エネルギーホールを与える段階が、少なくとも1つのカチオン及びアニオンを含む電気化学反応物を含む触媒系を与えることを含む、請求の範囲第15項に記載の方法。
- 該エネルギーホールを与える段階が、該第1物質元素の共鳴収縮エネルギーと実質的に同等のイオン化エネルギーを有する第2の物質元素を選択することを含む、請求の範囲第15項に記載の方法。
- 核及び、共鳴収縮エネルギーを有する第1電子軌道に配置された少なくとも1つの電子を有する物質元素を選択された体積で与える手段;ならびに
該物質元素と並んだ、該共鳴収縮エネルギーと実質的に同等の大きさを有するエネルギーホールを与えるための、該選択された体積中に導入された手段を含み、ここで:
物質元素の電子がエネルギーホールにより触媒されて少なくとも1つの収縮遷移を行い、それによりエネルギーを放出するエネルギーの放出を与える装置。 - エネルギーホールを与える該手段が、該第1物質元素の共鳴収縮エネルギーと実質的に同等のイオン化エネルギーを有する少なくとも1つの第2物質元素を含む物質である、請求の範囲第18項に記載の装置。
- エネルギーホールを与える該手段が、少なくとも1つのカチオン及びアニオンを含む電気化学反応物を含む触媒系を含む、請求の範囲第18項に記載の装置。
- 該第1物質元素が1H;2H及び3Hを含み、該第2物質元素がK+及びK+を含む、請求の範囲第19項に記載の装置。
- 少なくとも1つの陰極;陽極;電解質溶液;容器;電流を与える電力供給;該電流を制御する手段;外部エネルギー源:コンピューター化監視及び制御系;及び容器の圧力を制御する手段を含む電気分解槽をさらに含む、請求の範囲第19項に記載の装置。
- 陰極がニッケルである、請求の範囲第22項に記載の装置。
- 陽極が白金又はニッケルである、請求の範囲第22項に記載の装置。
- 電解質溶液が炭酸カリウム水溶液である、請求の範囲第22項に記載の装置。
- 電解質水溶液が塩基性である、請求の範囲第22項に記載の装置。
- 電流制御手段が、約2.5ボルト〜2.2ボルトの補償電圧;約3ボルト〜2.75ボルトのピーク電圧;約40%のデューティーサイクルにおいて約175mAのピーク電流;及び約300Hz〜1500Hzの周波数を有する断続矩形波の断続電流を与える、請求の範囲第22項に記載の装置。
- 電気分解槽が室温より高い温度で運転される、請求の範囲第22項に記載の装置。
- エネルギーホールの源が1つのカチオン、中性原子又はアニオン、あるいはカチオン、中性分子又はアニオンである1つの分子であるか、あるいは該化学種の組み合わせであり、ここで該エネルギーホールが実質的にn/2 27.21eVと同等であり、ここでnは整数である、請求の範囲第19項に記載の装置。
- エネルギーホールを与える該手段が、該第2元素のイオン化エネルギーと組み合わされて該第1物質元素の共鳴収縮エネルギーと実質的に同等の該エネルギーホールを与えるイオン化エネルギーを有する少なくとも1つの追加の物質元素を含む、請求の範囲第18項に記載の装置。
- 該第1物質元素が水素の同位体を含み、該第2元素が:
- 該第1物質元素が水素の同位体を含み、該第2及び該追加の物質元素が
(1)
(2)
(3)
- エネルギーホールを与える該手段が、それぞれイオン化エネルギーを有する複数の物質元素を含む物質であり、ここで該複数の物質元素のそれぞれが、該第1物質元素の共鳴収縮エネルギーと実質的に同等の、イオン化エネルギーにおける差を与えるように選択される、請求の範囲第18項に記載の装置。
- 該エネルギーホールが以下の3−イオンカップル:
- 水素源を含む少なくとも1つの第1容器;容器の圧力を制御するための手段;分子状水素を原子状水素に解離させるための手段;エネルギーホールの溶融、液体又は固体溶液;フォトン源;第2容器;電流を与える電力供給;該電流を制御するための手段;外部エネルギー源;加熱手段;コンピューター化監視及び制御系;ならびに発熱収縮反応が平衡に達するのを防ぐための選択的排気バルブなどの低−エネルギー水素を除去するための手段を含む加圧気体エネルギー反応器をさらに含む、請求の範囲第18項に記載の装置。
- 第1容器の内部表面がニッケル、白金又はパラジウムの1つ又はそれ以上のコーティングを含み;第1容器の外部表面が銅、テルル、ひ素、セシウム、白金又はパラジウム及びCuOx、PtOx、PdOx、MnOx、AlOx、SiOxなどの酸化物の1つ又はそれ以上でコーティングされている、請求の範囲第35項に記載の装置。
- 第1容器の内部表面が銅、テルル、ひ素、セシウム、白金又はパラジウム及びCuOx、PtOx、PdOx、MnOx、AlOx、SiOxなどの酸化物の1つ又はそれ以上でコーティングされている、請求の範囲第35項に記載の装置。
- エネルギーホールの源が炭酸カリウムである、請求の範囲第35項に記載の装置。
- 少なくとも1つの水素気体充填グロー放電真空室;水素源;水素源から気体放電室への水素流を制御する制御弁;エネルギーホールの溶融、液体又は固体溶液;フォトン源;陰極;陽極;電流を与える電力供給;該電流を制御するための手段;外部エネルギー源;加熱手段;コンピューター化監視及び制御系;ならびに発熱収縮反応が平衡に達するのを防ぐための選択的排気バルブなどの低−エネルギー水素を除去する手段を含む気体放電エネルギー反応器をさらに含む、請求の範囲第18項に記載の装置。
- 陰極がパラジウムであり、エネルギーホールがパラジウムから放電電流への2つの電子の転移により与えられる、請求の範囲第39項に記載の装置。
- 核及び、共鳴収縮エネルギーを有する、「基底状態」より低いエネルギー準位の軌道を構成する少なくとも1つの電子を有する物質元素を選択された体積で与える手段;ならびに
該物質元素を並ばされ、該共鳴収縮エネルギーと実質的に同等の大きさを有するエネルギーホールを与えるための、該選択された体積中に挿入された手段を含み、ここで
該エネルギーホールによる軌道エネルギーの吸収により該物質元素の軌道が増す時に該物質元素にエネルギーが放出され、物質元素の電子が刺激されて少なくとも1つの収縮遷移の逆を行うことを可能にし、エネルギーの吸収を与えるエネルギーの吸収を与えるための装置。 - 低−エネルギー水素の源;エネルギーホールの源;熱源;及び発熱反応が平衡に達するのを防ぐための選択的排気バルブなどの正常な水素を除去する手段を含む電気分解エネルギー反応器;加圧気体エネルギー反応器;ならびに気体放電エネルギー反応器をさらに含む、請求の範囲第41項に記載の装置。
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